JP4958242B2 - リンクの可用率に基づく経路制御方法、装置及びプログラム - Google Patents

リンクの可用率に基づく経路制御方法、装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ルーティングプロトコルを用いた経路制御方法、装置及びプログラムに関する。
複数のルータ(ノード装置)がメッシュ状に接続されたネットワークシステムでは、送信元ノード装置から宛先ノード装置まで、最適な経路を選択することが重要となる。最適経路を選択するためのルーティングプロトコルとして、代表的にダイナミックルーティングがある。ダイナミックルーティングは、ルータ同士が経路情報を交換し合うことによって、自動的にルータ内のルーティングテーブルが作成され、動的に経路変更が可能となる。そのダイナミックルーティングの1つに、OSPF(Open Shortest Path First)がある。
OSPFは、ルータ同士の間でリンクステートメッセージを交換することによって、ルーティングテーブルが素早く収束されると共に、コストに基づいて経路を選択することができる(例えば特許文献1参照)。リンクステートメッセージには、ルータ間のリンクにおける状態、ネットワークアドレス、コスト等の情報が含まれる。
OSPFによれば、送信元ルータから宛先ルータまでの距離を表すパラメータとして「メトリック」を用いる。複数の経路の中で、メトリックが最も小さい経路が選択される。また、OSPFでは、そのメトリックに「コスト」を設定することができる。コストは、ネットワーク管理者によって設定される。例えば、現用経路には低いコストを設定し、予備経路(バックアップ経路)には高いコストを設定することができる。OSPFでは、各リンクに割り当てられたコストに基づいて、ダイクストラ法のアルゴリズムを用いて、宛先ルータまでのコストが最小となる経路を選択することができる。
特開2005−323129号公報
しかしながら、既存のOSPFによれば、ネットワーク管理者によって予め割り当てられたコストを用いるために、ネットワーク環境によっては、不安定なリンクを優先的に選択する場合がある。不安定なリンクとは、通常、可用状態にあるにも関わらず、時折、非可用状態となるようなものをいう。このような不安定なリンクに、低いコストが割り当てられている場合、そのリンクを優先的に選択し、結局、不安定な経路を選択することとなる。
そこで、本発明は、可用状態が安定したリンクを最適経路として選択することができる経路制御方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数のノード装置がメッシュ状に接続されたネットワークシステムにおけるノード装置の経路制御方法において、
リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視する第1のステップと、
リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時すると共に、リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する第2のステップと、
リンク毎に、評価時間に対する累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、可用率を低減させる第3のステップと、
複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する第4のステップと、
積算可用率を用いて、複数の経路の中で、積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する第5のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の経路制御方法における他の実施形態によれば、リンクステートメッセージは、OSPFにおけるLSA(Link Statement Advertisement)メッセージであることも好ましい。
本発明の経路制御方法における他の実施形態によれば、
第4のステップが、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、可用率の逆数とを積算した積算コストを算出し、
第5のステップが、積算コストを用いて、複数の経路の中で、積算コストが最小となる経路を選択した経路テーブルを作成することも好ましい。
本発明によれば、複数のノード装置がメッシュ状に接続されたネットワークシステムに接続される経路制御装置において、
リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視するリンクステート受信監視手段と、
リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時する累積可用時間計時手段と、
リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する状態変化回数計測手段と、
リンク毎に、評価時間に対する累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、可用率を低減させる可用率算出手段と、
複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する積算可用率算出手段と、
積算可用率を用いて、複数の経路の中で、積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する経路テーブル作成手段と
を有することを特徴とする。
本発明の経路制御装置における他の実施形態によれば、リンクステートメッセージは、OSPFにおけるLSAメッセージであることも好ましい。
本発明の経路制御装置における他の実施形態によれば、
積算可用率算出手段に代えて、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、可用率の逆数とを積算した積算コストを算出する積算コスト算出手段を更に有し、
経路テーブル作成手段は、積算コストを用いて、複数の経路の中で、積算コストが最小となる経路を選択した経路テーブルを作成することも好ましい。
本発明によれば、複数のノード装置がメッシュ状に接続されたネットワークシステムに接続される経路制御装置に搭載されるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視するリンクステート受信監視手段と、
リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時する累積可用時間計時手段と、
リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する状態変化回数計測手段と、
リンク毎に、評価時間に対する累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、可用率を低減させる可用率算出手段と、
複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する積算可用率算出手段と、
積算可用率を用いて、複数の経路の中で、積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する経路テーブル作成手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の経路制御方法、装置及びプログラムによれば、リンクの可用率に基づいて経路を選択するために、可用状態が安定したリンクを最適経路として選択することができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、対象例となるネットワーク構成図である。
図1によれば、ノード装置1同士の間がリンクによって接続され、複数のノード装置1がメッシュ状に接続されている。ノード装置1は、経路制御装置であって、例えばルータである。ルータは、OSPFプロトコルを機能させており、他のルータとの間でリンクステートメッセージを送受信する。尚、リンクL3〜L6については、既存のOSPFコストも表されている。
また、図1のネットワークには、経路制御装置2が別途接続されていてもよい。経路制御装置2は、稼働中のネットワーク全体のトポロジを管理している。また、経路制御装置2が、ネットワークから受信したリンクステートメッセージを蓄積し、その後、バッチ処理でOSPFトポロジを再現し、最適経路を導出するものであってもよい。
図2は、本発明におけるルータ及び経路制御装置の機能構成図である。
ルータ1は、リンクステート受信監視部111と、累積可用時間計時部112と、可用率算出部113と、積算可用率算出部114と、経路テーブル作成部115と、状態変化回数計測部116と、積算コスト算出部117とを更に有する。これら機能構成部は、ルータに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
リンクステート受信監視部111は、リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視する。リンクステートメッセージは、OSPFパケットのLink-state Updateパケットに含まれるLink-State Advertisement(リンクステート広告)である。OSPFによれば、LSAメッセージは少なくとも30分周期で送信される。リンクステート受信監視部111は、リンク毎に、リンクステートメッセージを受信した旨を、累積可用時間計時部112へ通知する。
累積可用時間計時部112は、リンクステートメッセージによって、「評価時間」に対する「累積可用時間」を計時する。以下の表1によれば、評価時間7200秒に対して、リンクステートメッセージが正常に受信された累積可用時間が計時されている。「評価調整時間」とは、評価時間内に当該リンクが追加された場合、評価時間の開始時刻から当該リンクの追加時刻を差し引いた時間である。即ち、当該リンクについては、評価時間から評価調整時間を差し引いた時間が、真の評価時間となる。
Figure 0004958242
可用率算出部113は、リンク毎に、評価時間に対する累積可用時間によって可用率を算出する。可用率は、以下の式によって表される。
リンク可用率 =累積可用時間/(評価時間−評価調整時間)
L1:1.0 = 7200秒/ 7200秒
L2:1.0 = 6000秒/(7200秒−1200秒)
L3:0.5 = 3600秒/ 7200秒
L4:0.25= 1800秒/ 7200秒
L5:0.8 = 5760秒/ 7200秒
L6:0.7 = 5040秒/ 7200秒
L7:0.4 = 2880秒/ 7200秒
L8:0.9 = 6480秒/ 7200秒
尚、リンクL4は可用率0.25であるが、最終更新日時から一定時間だけ非可用状態が継続した場合、又は、可用率が所定閾値以下となった場合、評価テーブルからそのエントリを削除することも好ましい。
これによって、以下の表2のような評価テーブルが作成される。
Figure 0004958242
尚、可用率算出部113は、新たに出現したリンクに対しては、評価テーブルに新規のエントリを作成する。既存のリンクである場合は、該当するエントリを更新する。不要となったリンク、又は、一定時間だけリンクステートメッセージを受信しなかったリンクは、評価テーブルから削除する。
積算可用率算出部114は、複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する。例えば、リンクL1(可用率1.0)、L5(可用率0.8)及びL6(可用率0.7)を経由した経路は、積算可用率を0.56(=1.0×0.8×0.7)とする。
積算コスト算出部117は、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、可用率の逆数とを積算した積算コストを算出する。
積算コスト=OSPFの現在のコスト×可用率の逆数
図1によれば、リンクL3〜L6には、OSPFコストも表されている。このとき、ルータR2からルータR5への経路は、ルータR3を経由(L3+L5=40)しても、ルータ4を経由(L4+L6=40)しても、コストは同値である。本発明によれば、以下の表3のように、積算コストを算出する。
Figure 0004958242
表1によれば、ルータR2からルータR5への経路は、ルータR3を経由(L3+L5=72.5)した積算コストは、ルータ4を経由(L4+L6=82.85)した積算コストよりも小さい。この場合、積算コストが小さくなる、ルータR2->ルータR3->ルータR5の経路が選択される。
経路テーブル作成部115は、ダイクストラ法を用いて、各ノードへの経路を順番に計算して、最適経路を導出する。積算可用率を用いる場合、複数の経路の中で、積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルが作成される。また、積算コストを用いる場合、複数の経路の中で、積算コストが最小となる経路を選択した経路テーブルが作成される。作成された経路テーブルは、経路制御部101によって参照される。
状態変化回数計測部116は、リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する。そして、所定時間内に、可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、その可用率を低減させる。可用状態/非可用状態が繰り返される場合、たとえ累積可用時間が長くても、安定したリンクとはいえないからである。
また、ルータ1は、経路制御部101と、物理ポート102とを有する。経路制御部101は、経路テーブルを参照し、既存のルータにおけるパケットの経路制御処理を実行する。また、物理ポート102は、他のルータとの間のリンクに接続されるものであり、例えばイーサネット(登録商標)ケーブルが接続される。
ネットワーク全体を管理する経路制御装置2の場合、前述したルータ1の機能に加えて、リンクステート受信部121と、経路テーブル送信部122とを更に有する。リンクステート受信部121は、リンクステートメッセージをリンクステート受信監視部111へ通知する。経路テーブル送信部122は、経路テーブルをルータ1へ送信する。
図3は、本発明におけるフローチャートである。
最初に、ルータによって、リンク毎に、リンクステートメッセージが受信されたとする。リンクステートメッセージは、OSPFにおけるLSAメッセージである。
(S301)リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時する。ここで、リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態も計測する。
(S302)リンク毎に、評価時間に対する累積可用時間によって可用率を算出する。尚、所定時間内に、可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、可用率を低減させることも好ましい。
(S303)複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する。また、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、可用率の逆数とを積算した積算コストを算出するものであってもよい。
(S304)リンク毎に積算可用率/積算コストを用いて、ダイクストラ法によって、経路テーブルを作成する。積算可用率を用いる場合、複数の経路の中で、積算可用率が最大となる経路を選択する。また、積算コストを用いる場合、複数の経路の中で、積算コストが最小となる経路を選択する。
以下の図4〜図9は、ネットワークにおける最適経路が構築されていく説明図である。
図4は、第1の最適経路制御を表す説明図である。リンク毎に、前述した表2に基づく可用率が表されている。
図5は、第2の最適経路制御を表す説明図である。
R1−(L1)−R3:可用率1.0
R1−(L2)−R2:可用率1.0
従って、ルータR1は、リンクL1及びリンクL2を最適経路候補とする。
図6は、第3の最適経路制御を表す説明図である。
R2−(L3)−R3:可用率0.5
R2−(L2)−R1−(L2)−R3:積算可用率1.0
従って、リンクL3は、最適経路候補とならず、削除される。更に、以下のリンクが仮の最適経路候補として導出される。
R2−(L4)−R4:可用率0.25
R3−(L5)−R5:可用率0.8
図7は、第4の最適経路制御を表す説明図である。
R1−(L1)−R3−(L5)−R5−(L6)−R4:積算可用率0.56
R1−(L2)−R2−(L4)−R4:積算可用率0.25
従って、リンクL4は、最適経路候補とならず、削除される。
図8は、第5の最適経路制御を表す説明図である。以下のリンクが仮の最適経路候補として導出される。
R5−(L8)−R6:可用率1.0
図9は、第6の経路制御を表す説明図である。
R1−(L1)−R3−(L5)−R5−(L8)−R6−(L7)−R4
:積算可用率0.32
R1−(L1)−R3−(L5)−R5−(L6)−R4:積算可用率0.56
従って、リンクL7は、最適経路候補とならず、削除される。
以上、詳細に説明したように、本発明の経路制御方法、装置及びプログラムによれば、リンクの可用率に基づいて経路を選択するために、可用状態が安定したリンクを最適経路として選択することができる。
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
対象例となるネットワーク構成図である。 本発明におけるルータ及び経路制御装置の機能構成図である。 本発明におけるフローチャートである。 第1の最適経路を表す説明図である。 第2の最適経路を表す説明図である。 第3の最適経路を表す説明図である。 第4の最適経路を表す説明図である。 第5の最適経路を表す説明図である。 第6の最適経路を表す説明図である。
符号の説明
1 ルータ、ノード装置
101 経路制御部
102 物理ポート
111 リンクステート受信監視部
112 累積可用時間計時部
113 可用率算出部
114 積算可用率算出部
115 経路テーブル作成部
116 状態変化回数計測部
117 積算コスト算出部
121 リンクステート受信部
122 経路テーブル送信部
2 経路制御装置

Claims (7)

  1. 複数のノード装置がメッシュ状に接続されネットワークシステムにおける前記ノード装置の経路制御方法において、
    リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視する第1のステップと、
    前記リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時すると共に、前記リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する第2のステップと、
    リンク毎に、前記評価時間に対する前記累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、前記可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、前記可用率を低減させる第3のステップと、
    複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する第4のステップと、
    前記積算可用率を用いて、複数の経路の中で、前記積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する第5のステップと
    を有することを特徴とする経路制御方法。
  2. 前記リンクステートメッセージは、OSPF(Open Shortest Path First)におけるLSA(Link Statement Advertisement)メッセージであることを特徴とする請求項1に記載の経路制御方法。
  3. 第4のステップが、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、前記可用率の逆数とを積算した積算コストを算出し、
    第5のステップが、前記積算コストを用いて、複数の経路の中で、前記積算コストが最小となる経路を選択した経路テーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の経路制御方法。
  4. 複数のノード装置がメッシュ状に接続されたネットワークシステムに接続される経路制御装置において、
    リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視するリンクステート受信監視手段と、
    前記リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時する累積可用時間計時手段と、
    前記リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する状態変化回数計測手段と、
    リンク毎に、前記評価時間に対する前記累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、前記可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、前記可用率を低減させる可用率算出手段と、
    複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する積算可用率算出手段と、
    前記積算可用率を用いて、複数の経路の中で、前記積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する経路テーブル作成手段と
    を有することを特徴とする経路制御装置。
  5. 前記リンクステートメッセージは、OSPFにおけるLSAメッセージであることを特徴とする請求項に記載の経路制御装置。
  6. 前記積算可用率算出手段に代えて、OSPFによって予め設定されたリンクのコストと、前記可用率の逆数とを積算した積算コストを算出する積算コスト算出手段を更に有し、
    前記経路テーブル作成手段は、前記積算コストを用いて、複数の経路の中で、前記積算コストが最小となる経路を選択した経路テーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の経路制御装置。
  7. 複数のノード装置がメッシュ状に接続されたネットワークシステムに接続される経路制御装置に搭載されるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    リンク毎に、定期的に受信されるリンクステートメッセージを監視するリンクステート受信監視手段と、
    前記リンクステートメッセージによって、評価時間に対する累積可用時間を計時する累積可用時間計時手段と、
    前記リンクステートメッセージが定期的に受信されているか否かによって可用状態/非可用状態を計測する状態変化回数計測手段と、
    リンク毎に、前記評価時間に対する前記累積可用時間によって可用率を算出すると共に、所定時間内に、前記可用状態/非可用状態が所定閾値回数以上繰り返された場合、前記可用率を低減させる可用率算出手段と、
    複数のリンクを経由する経路毎に、各リンクの可用率を積算した積算可用率を算出する積算可用率算出手段と、
    前記積算可用率を用いて、複数の経路の中で、前記積算可用率が最大となる経路を選択した経路テーブルを作成する経路テーブル作成手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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