JP7254263B2 - コントローラ、制御回路、記憶媒体およびリソース割当方法 - Google Patents

コントローラ、制御回路、記憶媒体およびリソース割当方法 Download PDF

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Description

本開示は、無線アクセスネットワークのコントローラ、制御回路、記憶媒体およびリソース割当方法に関する。
将来的に、通信に対する要求条件が異なる複数のサービス、例えば、高データレートが要求されるモバイルブロードバンドサービス、高信頼性および低遅延が要求されるミッションクリティカルサービス、高密度デバイスの収容が要求されるセンサ情報収集サービスなどを、1つの通信ネットワークで収容することが想定される。現在、これらの通信サービスを、同じ物理ネットワーク上、または仮想ネットワーク上に生成されるスライスに割り当て、混在収容する方式が検討されている。
スライスは、論理的に分割された論理ネットワークである。スライスを管理するコントローラは、ネットワーク上に存在する各装置の利用可能なリソースから、要求された通信サービスに必要なリソースを装置ごとに確保して、スライスに割り当てる。しかしながら、多数のサービスを収容する場合、同時に複数のスライス要求を処理するケース、また、作成したスライスに対して実際の使用状況、通信品質などを監視し、使用状況、通信品質などに応じて適切なリソース量への調整を短い時間間隔で行うケースなどが想定される。
要求された通信サービスを実現するために必要なリソースをスライスに割り当てるために、各装置が保有する通信リソース情報を正確に、かつ効率よく収集して管理する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、コントローラが、各装置の保有するリソース情報および各装置間の接続情報をテーブル形式で保持し、スライスの生成要求があった際、通信経路の途中に存在する各装置のリソース情報および各装置間の接続情報のテーブルを順次参照する技術が開示されている。
特開2016-116184号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、コントローラは、スライスを形成する経路上に存在する全ての装置のリソース情報を順次参照して、利用可能なリソースから割り当てを行う。そのため、スライスを生成する際に、コントローラに高い負荷がかかる、という問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、スライスを生成する際の負荷を抑制しつつ、無線アクセスネットワークの各装置のリソース量を正確に把握し、サービス要求を満たすリソース割り当てを行うことが可能なコントローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示のコントローラは、無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する物理ネットワーク情報取得部と、装置のリソース情報および装置間の接続情報に基づいて、装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出する物理パス算出部と、物理パスリソース情報に基づいて、物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出する抽象パスリソース算出部と、抽象パスリソース情報、および抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成する抽象パス相関算出部と、を備える。また、コントローラは、抽象パスリソース情報および相関情報を保持するリソースプールと、リソースプールに保持されている情報である抽象パスリソース情報および相関情報を一時的に保持するテンポラリリソースプールと、スライス要求を取得すると、テンポラリリソースプールに保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示する抽象リソース割当部と、抽象リソース割当部によって抽象パスからスライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、テンポラリリソースプールの情報を更新するテンポラリリソース算出部と、を備えることを特徴とする。
本開示に係るコントローラは、スライスを生成する際の負荷を抑制しつつ、無線アクセスネットワークの各装置のリソース量を正確に把握し、サービス要求を満たすリソース割り当てを行うことができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る無線アクセスネットワークの構成例を示す図 実施の形態1に係るコントローラの構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る物理ネットワーク情報取得部によって取得される各装置のリソース情報の一例を示す図 実施の形態1に係る物理ネットワーク情報取得部によって取得される各装置間の接続情報の一例を示す図 実施の形態1に係る物理パス算出部によって算出される、上位装置と下位装置との間の物理パスリソース情報の一例を示す図 実施の形態1に係る抽象パスリソース算出部によって算出される、抽象パスリソース情報の一例を示す図 実施の形態1に係る抽象パス相関算出部によって生成される、相関情報の一例を示す第1の図 実施の形態1に係る抽象パス相関算出部によって生成される、相関情報の一例を示す第2の図 実施の形態1に係るコントローラの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るコントローラが備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態1に係るコントローラが備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図 実施の形態2に係る無線アクセスネットワークの構成例を示す第1の図 実施の形態2に係る無線アクセスネットワークの構成例を示す第2の図 実施の形態2に係る抽象パス相関算出部によって生成される、相関情報の追加情報を示す図
以下に、本開示の実施の形態に係るコントローラ、制御回路、記憶媒体およびリソース割当方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る無線アクセスネットワーク200の構成例を示す図である。無線アクセスネットワーク200は、下位装置11~13と、ONU(Optical Network Unit)21~23と、OLT(Optical Line Terminal)31,32と、CU(Central Unit)41と、スイッチ(以下、SWと表記する。)51~55と、上位装置61と、コントローラ70と、オーケストレータ80と、を備える。無線アクセスネットワーク200は、物理ネットワークを構成するネットワーク装置と、ネットワーク装置の設定および管理を行うコントローラ70と、ユーザーからのサービス要求を受け付け、スライス要求を生成するオーケストレータ80と、から構成される。ネットワーク装置には、下位装置11~13、ONU21~23、OLT31,32、CU41、SW51~55、および上位装置61が含まれる。
下位装置11~13は、ユーザー端末、センサなど、データを生成、送信、または受信する装置である。または、下位装置11~13は、データを中継するネットワーク装置である。下位装置11~13は、コントローラ70による通信用のリソース、計算用のリソースなどの設定、管理などが行われなくてもよい。
上位装置61は、アプリケーションサーバなど、データを生成、送信、または受信する装置である。または、上位装置61は、データを中継するネットワーク装置である。上位装置61は、コントローラ70による通信用のリソース、計算用のリソースなどの設定、管理などが行われなくてもよい。
ONU21~23は、加入者側の光回線終端装置である。OLT31,32は、事業者側の光回線終端装置である。CU41は、図示しない無線基地局のデータ処理などを行う集約基地局である。SW51~55は、複数のポートを有し、データを中継する中継装置である。
ネットワーク装置のうち、ONU21~23、OLT31,32、CU41、およびSW51~55は、データを中継するため、データの特性に応じて転送処理を行う機能、通信プロトコルの処理を行う機能、アプリケーションの処理を行う機能などを持つ。これらのネットワーク装置は、前述の機能に必要な通信帯域、データ蓄積用のメモリ、CPU(Central Processing Unit)などの計算機能をリソースとして保有し、コントローラ70からの制御によってこれらのリソースの確保、解除などを行う。以降の説明において、ネットワーク装置のことを単に装置と称することがある。
コントローラ70は、物理ネットワークの装置と接続し、各装置が保有するリソース量を把握し、オーケストレータ80からのスライスの生成要求であるスライス要求に応じて、スライスに対してリソースの割り当てを行う。なお、図1に示す無線アクセスネットワーク200では、コントローラ70と各装置との接続線は省略している。
オーケストレータ80は、ユーザーからのサービス要求に応じて、スライスの接続先、要件などを生成し、コントローラ70に対してスライス要求を行う。
無線アクセスネットワーク200において、コントローラ70またはオーケストレータ80は、サービスごと、またはスライスごとの通信量、通信品質などを監視し、スライスへ割り当てたリソースの増減などの調整を行う。
次に、コントローラ70の詳細な構成および動作について説明する。図2は、実施の形態1に係るコントローラ70の構成例を示すブロック図である。コントローラ70は、物理ネットワーク情報取得部701と、物理パス算出部702と、抽象パスリソース算出部703と、抽象パス相関算出部704と、リソースプール705と、テンポラリリソースプール706と、抽象リソース割当部707と、テンポラリリソース算出部708と、物理パス割当部709と、物理装置設定部710と、を備える。なお、図2において、図中の矢印はデータの流れを表している。
(物理ネットワーク情報取得部701)
物理ネットワーク情報取得部701は、無線アクセスネットワーク200上、すなわち物理ネットワーク上の各装置から、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報を取得する。
図3は、実施の形態1に係る物理ネットワーク情報取得部701によって取得される各装置のリソース情報の一例を示す図である。図3において、例えば、SW51は、4つのポート1~4を有していることを表しており、ポート1~3の最大帯域は1Gbps、ポート4の最大帯域は10Gbpsである。図3において、装置遅延は、各装置のポート間の転送遅延である。
図4は、実施の形態1に係る物理ネットワーク情報取得部701によって取得される各装置間の接続情報の一例を示す図である。図4において、例えば、リンクL1は、ONU21のポート1とOLT31のポート1との接続を表しており、伝送遅延は100マイクロ秒、最大帯域は1Gbps、現在の利用可能帯域は1Gbpsである。なお、物理ネットワーク情報取得部701は、各装置間の接続情報について、通信の方向に応じて別々に管理してもよい。
物理ネットワーク情報取得部701が図3に示す各装置のリソース情報、および図4に示す各装置間の接続情報を取得する具体的な方法としては、各装置への問い合わせ、経路探索プロトコルの利用、ネットワーク管理者の保有する情報の読み込みなどの方法で行うことができる。
(物理パス算出部702)
物理パス算出部702は、物理ネットワーク情報取得部701によって取得された、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報に基づいて、各装置間の物理経路、すなわち物理パスのリソース情報である、物理パスリソース情報を算出する。
詳細には、まず、物理パス算出部702は、物理ネットワーク情報取得部701によって取得された、図4の各装置間の接続情報に基づいて、規定された2装置間の物理パスを算出する。物理パス算出部702によって算出される物理パスは、少なくとも、上位装置61に接続される装置と下位装置11~13のいずれかに接続される装置との間の物理パスを含んでいる。また、物理パス算出部702によって算出される物理パスは、特に指定された装置間の物理パスをさらに含んでいてもよいし、全ての装置間の物理パスを含んでいてもよい。
次に、物理パス算出部702は、先に算出した2装置間の物理パス、図3に示される各装置のリソース情報、および図4に示される各装置間の接続情報に基づいて、物理パスリソース情報を算出する。物理パスリソース情報とは、2装置間の物理パスのリソース情報である。物理パス算出部702によって算出される物理パスリソース情報は、例えば、遅延量、最大帯域、稼働率、利用可能帯域などである。
図5は、実施の形態1に係る物理パス算出部702によって算出される、上位装置61と下位装置11との間の物理パスリソース情報の一例を示す図である。途中のSWの経路によって2つの物理パスが存在し、各物理パスで使用可能な最大帯域、および物理パスごとに積算した遅延量が抽出される。図5において、遅延量は、物理パス上に存在する各装置の装置遅延および各装置間の伝送遅延を積算することによって算出される。最大帯域は、対象の物理パスで得ることができる最大の帯域であり、ボトルネックとなる装置がある場合、ボトルネックとなる装置によって制限される。すなわち、最大帯域は、物理パス上に存在する各装置の最大帯域および各装置間の最大帯域の中で最小のものである。利用可能帯域は、物理パス上に存在する各装置間の利用可能帯域の中で最小のものである。
(抽象パスリソース算出部703)
抽象パスリソース算出部703は、物理パス算出部702によって算出された物理パスリソース情報に基づいて、2装置間の複数の物理パスリソースを代表して表現する、抽象パスリソース情報を算出する。
図6は、実施の形態1に係る抽象パスリソース算出部703によって算出される、抽象パスリソース情報の一例を示す図である。抽象パスは、図6の端点1および端点2で示される物理パスに対応するものである。図6において、例えば、抽象パス1は、図5に示される物理パスリソース情報の中から、最小遅延量、最小遅延量時の最大帯域、遅延を考慮しない最大帯域、および最大稼働率が抽出される。図6において、最小遅延量は、物理パスの各遅延量の中で最小のものである。最小遅延量時の最大帯域は、遅延量が最小の物理パスの利用可能帯域である。遅延を考慮しない最大帯域は、物理パスの各最大帯域の中で最大のものである。最大稼働率は、物理パスの各稼働率の中で最大のものである。
(抽象パス相関算出部704)
抽象パス相関算出部704は、抽象パスリソース算出部703が抽象パスリソース情報を算出する際に用いられた、各抽象パスにおいて最小遅延量時の最大帯域の基となったボトルネックリンク情報を収集する。抽象パス相関算出部704は、各抽象パスのボトルネックリンク情報を用いて、抽象パス間で同じボトルネックリンク情報を持つ抽象パスを抽出し、図7のように相関情報を生成する。すなわち、抽象パス相関算出部704は、抽象パスリソース情報、および抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成する。図7は、実施の形態1に係る抽象パス相関算出部704によって生成される、相関情報の一例を示す第1の図である。図7では、影響のある抽象パスにフラグ“1”を立てる。また、抽象パス相関算出部704は、図8のように各抽象パスと相関のある抽象パスを列挙してもよい。図8は、実施の形態1に係る抽象パス相関算出部704によって生成される、相関情報の一例を示す第2の図である。なお、抽象パス相関算出部704は、ボトルネックとなるリンクを示す識別子を抽象パスごとに通知してもよい。
(リソースプール705)
リソースプール705は、抽象パスリソース算出部703で算出された抽象パスリソース情報、および抽象パス相関算出部704で生成された相関情報を保持する機能を持つ。
なお、抽象パスリソース算出部703で算出される抽象パスリソース情報の更新、および抽象パス相関算出部704で生成される相関情報の更新は、例えば、コントローラ70において、物理ネットワーク情報取得部701が各装置からリソース情報および各装置間の接続情報を取得した場合、または後述する物理パス割当部709が物理パスの設定を行った場合に行われる。
(テンポラリリソースプール706)
テンポラリリソースプール706は、リソースプール705が新規に抽象パスリソース情報および相関情報を保持した際、またはリソースプール705が保持する抽象パスリソース情報および相関情報が更新された際に、リソースプール705から抽象パスリソース情報および相関情報を取り込む。すなわち、テンポラリリソースプール706は、抽象パスリソース算出部703で抽象パスリソース情報が算出され、抽象パス相関算出部704で相関情報が生成され、リソースプール705に抽象パスリソース情報および相関情報が保持されるごとに、リソースプール705から抽象パスリソース情報および相関情報を取得する。テンポラリリソースプール706は、リソースプール705に保持されている情報である抽象パスリソース情報および相関情報を一時的に保持する。テンポラリリソースプール706に取り込まれた抽象パスリソース情報および相関情報は、テンポラリリソース算出部708によって更新される。
(抽象リソース割当部707)
抽象リソース割当部707は、オーケストレータ80から取得したスライス要求に対して、テンポラリリソースプール706に取り込まれた抽象パスリソース情報を用いて、要求された遅延、帯域などに応じて、スライスに抽象パスの抽象リソースの割り当てを行う。具体的には、抽象リソース割当部707は、スライス要求を取得すると、テンポラリリソースプール706に保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定する。抽象リソース割当部707は、要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合、物理パス割当部709に対して物理パスの確保を指示する。
(テンポラリリソース算出部708)
テンポラリリソース算出部708は、抽象リソース割当部707がスライスに抽象パスの抽象リソースの割り当てを行った場合、対象の抽象パスから、スライスに割り当てられた抽象リソースの割当量を減算または加算する。テンポラリリソース算出部708は、テンポラリリソースプール706に取り込まれた図7または図8の相関情報を用いて、相関のある抽象パスの抽象リソースについても減算または加算する。すなわち、テンポラリリソース算出部708は、抽象リソース割当部707によって抽象パスからスライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、テンポラリリソースプール706の情報を更新する。テンポラリリソース算出部708は、抽象リソース割当部707による抽象リソースの割り当て結果に基づいて、割り当てが行われた抽象パスの抽象リソースを更新し、さらに相関情報に基づいて、影響のある抽象パスの抽象リソースを更新する。
(物理パス割当部709)
物理パス割当部709は、抽象リソース割当部707においてスライスに対する抽象リソースの割り当てが行われ、割当量が確定した場合、スライスに対する抽象リソースの割当量を実現するため、抽象リソース割当部707の指示に基づいて、物理パスの確保、すなわち物理パスの設定および物理リソースの確保を行う。
(物理装置設定部710)
物理装置設定部710は、物理パス割当部709による物理パスの設定に基づいて、物理ネットワーク上の各装置に対して、利用可能帯域などの設定を行う。
図9は、実施の形態1に係るコントローラ70の動作を示すフローチャートである。コントローラ70において、抽象リソース割当部707は、オーケストレータ80からスライス要求を取得する(ステップS1)。抽象リソース割当部707は、テンポラリリソースプール706に保持されている抽象パスリソース情報を参照し、各抽象パスにおいてスライスに割り当て可能な抽象リソース、すなわち残リソースと、スライス要求で要求された遅延、帯域などとの比較を行う(ステップS2)。抽象リソース割当部707は、各抽象パスにおいてスライスに割り当て可能な抽象リソース、すなわち残リソースから、スライスに対して抽象リソースの割り当てを行う(ステップS3)。テンポラリリソース算出部708は、抽象リソース割当部707がスライスに抽象パスの抽象リソースの割り当てを行った場合、テンポラリリソースプール706に保持されている抽象パスリソース情報において該当する抽象パスの抽象リソースを仮更新する(ステップS4)。
オーケストレータ80から取得したスライス要求のうち、スライスに抽象リソースの割り当てを行っていない残スライス要求がある場合(ステップS5:No)、抽象リソース割当部707は、ステップS1に戻って前述と同様の動作を行う。なお、抽象リソース割当部707は、既に複数のスライス要求を取得していてさらにスライス要求を取得することが無い場合、ステップS1の動作を省略してもよい。残スライス要求数が0の場合(ステップS5:Yes)、抽象リソース割当部707は、物理パス割当部709に対して、スライスに割り当てた抽象リソース、対象の抽象パスなどの情報を通知し、物理リソースの確保を指示する(ステップS6)。物理パス割当部709および物理装置設定部710は、物理ネットワーク上の各装置に対して、利用可能帯域などの設定を行う。これにより、物理ネットワーク上の各装置のリソース情報が変化する。
コントローラ70において、物理ネットワーク情報取得部701は、物理ネットワーク上の各装置からリソース情報および各装置間の接続情報を取得する。物理パス算出部702は、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報に基づいて、物理パスリソース情報を算出する。抽象パスリソース算出部703は、物理パスリソース情報に基づいて、抽象パスリソース情報を算出する。抽象パス相関算出部704は、各抽象パスのボトルネックリンク情報に基づいて、相関情報を生成する。リソースプール705は、抽象パスリソース算出部703で算出された抽象パスリソース情報、および抽象パス相関算出部704で生成された相関情報によって、保持していた抽象パスリソース情報および相関情報を更新する。テンポラリリソースプール706は、リソースプール705で保持する抽象パスリソース情報および相関情報が更新されると、リソースプール705から抽象パスリソース情報および相関情報を取り込み、保持していた抽象パスリソース情報および相関情報を更新する。
コントローラ70は、テンポラリリソースプール706が更新されていない場合(ステップS7:No)、上記動作を行い、テンポラリリソースプール706が更新された場合(ステップS7:Yes)、動作を終了する。
なお、抽象パスリソース算出部703は、物理パスを一部でも共有している抽象パス同士の物理パスの各リンクのリソース量を比較し、抽象パス間での変更可能リソース量を算出してもよい。この場合、リソースプール705は、抽象パスリソース算出部703で算出された変更可能リソース量を保持する。テンポラリリソースプール706は、リソースプール705から変更可能リソース量を取得して保持する。
つづいて、コントローラ70のハードウェア構成について説明する。コントローラ70において、物理ネットワーク情報取得部701、物理パス算出部702、抽象パスリソース算出部703、抽象パス相関算出部704、リソースプール705、テンポラリリソースプール706、抽象リソース割当部707、テンポラリリソース算出部708、物理パス割当部709、および物理装置設定部710は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図10は、実施の形態1に係るコントローラ70が備える処理回路をプロセッサ301およびメモリ302で実現する場合の処理回路300の構成例を示す図である。図10に示す処理回路300は制御回路であり、プロセッサ301およびメモリ302を備える。処理回路300がプロセッサ301およびメモリ302で構成される場合、処理回路300の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ302に格納される。処理回路300では、メモリ302に記憶されたプログラムをプロセッサ301が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路300は、コントローラ70の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ302を備える。このプログラムは、処理回路300により実現される各機能をコントローラ70に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
上記プログラムは、物理ネットワーク情報取得部701が、無線アクセスネットワーク200上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する第1のステップと、物理パス算出部702が、装置のリソース情報および装置間の接続情報に基づいて、装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出する第2のステップと、抽象パスリソース算出部703が、物理パスリソース情報に基づいて、物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出する第3のステップと、抽象パス相関算出部704が、抽象パスリソース情報、および抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成する第4のステップと、リソースプール705が、抽象パスリソース情報および相関情報を保持する第5のステップと、テンポラリリソースプール706が、リソースプール705に保持されている情報である抽象パスリソース情報および相関情報を一時的に保持する第6のステップと、抽象リソース割当部707が、スライス要求を取得すると、テンポラリリソースプール706に保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示する第7のステップと、テンポラリリソース算出部708が、抽象リソース割当部707によって抽象パスからスライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、テンポラリリソースプール706の情報を更新する第8のステップと、をコントローラ70に実行させるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ301は、例えば、CPU、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ302は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図11は、実施の形態1に係るコントローラ70が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路303の例を示す図である。図11に示す処理回路303は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、コントローラ70は、オーケストレータ80からスライス要求を取得すると、テンポラリリソースプール706に保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合、抽象リソースの割当量を基にテンポラリリソースプール706の更新を行い、次のスライス要求の処理を行う。
コントローラ70は、抽象リソースを用いることで、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報を参照することなく、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定することができる。また、コントローラ70は、テンポラリリソースプール706に相関情報も保持することによって、スライスを生成する際の利用可能なリソース量の把握精度が向上する。
また、コントローラ70は、スライス要求の処理を行うごとに、物理パスを更新する必要が無い、すなわち物理ネットワーク情報取得部701、物理パス算出部702、抽象パスリソース算出部703、および抽象パス相関算出部704による処理を行う必要が無い。そのため、コントローラ70は、迅速な抽象リソースの割り当てができるとともに、負荷を抑制することができる。
このように、コントローラ70は、スライスを生成する際の負荷を抑制しつつ、無線アクセスネットワーク200の各装置のリソース量を正確に把握し、サービス要求を満たすリソース割り当てを行うことができる。
なお、コントローラ70は、図9に示すフローチャートにおいて、残スライス要求数が0になるまでスライス要求の処理を行うこととしているが、これに限定されない。コントローラ70は、あらかじめ設定された残スライス要求数Nまで処理を行うようにしてもよい。すなわち、コントローラ70は、残スライス要求数=Nになった場合、ステップS6の動作を行う。これにより、コントローラ70は、テンポラリリソースプール706とその時点での真のリソースプール705との乖離を抑える効果を得ることができる。コントローラ70において、抽象リソース割当部707は、スライス要求の残数である残スライス要求数が0または設定値より大きい場合、連続して抽象リソースの割り当てを行い、残スライス要求数が0または設定値の場合、物理パス割当部709に対して物理パスの割り当てを指示する。
また、コントローラ70が備える、各機能を実現する各構成は、単一の装置内に含まれていなくてもよい。すなわち、図1に示す無線アクセスネットワーク200の中に、物理ネットワーク情報取得部701、物理パス算出部702、抽象パスリソース算出部703、抽象パス相関算出部704、リソースプール705、テンポラリリソースプール706、抽象リソース割当部707、テンポラリリソース算出部708、物理パス割当部709、および物理装置設定部710が含まれていればよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、相関情報の追加情報について説明する。実施の形態2において、コントローラ70の構成は、図2に示す実施の形態1のときの構成と同様とする。
図12は、実施の形態2に係る無線アクセスネットワーク201の構成例を示す第1の図である。図13は、実施の形態2に係る無線アクセスネットワーク201の構成例を示す第2の図である。無線アクセスネットワーク201は、ONU21~24と、OLT31,32と、SW51と、ER(Edge Router)91~95と、Server101と、コントローラ70と、オーケストレータ80と、を備える。実施の形態2において、ネットワーク装置には、ONU21~24、OLT31,32、SW51、ER91~95、およびServer101が含まれる。ここで、リソースの抽象化により、ONU21とServer101との間に抽象パス1が、ONU22とServer101との間に抽象パス2が、ONU23とServer101との間に抽象パス3が、ONU24とServer101との間に抽象パス4が生成されたとする。実際の物理パスは、図13の破線で示される経路となっており、ONU21およびONU24は、Server101までの経路においてL8を共有している。L8は、抽象パス1および抽象パス4のリソースとなるボトルネックリンクとなっている。
このようなケースにおいて、コントローラ70の抽象パス相関算出部704は、実施の形態1で説明したように、図7または図8のような相関情報を生成する。さらに、実施の形態2では、抽象パス相関算出部704は、図7または図8の相関情報の追加情報として、図14に示す追加情報を生成する。図14は、実施の形態2に係る抽象パス相関算出部704によって生成される、相関情報の追加情報を示す図である。図14に示す追加情報は、割当パスである抽象パスへの抽象リソースの割り当て量により、他の抽象パスに影響を与える閾値を示している。すなわち、抽象パス相関算出部704は、ある抽象パスにおいて抽象リソースの増減が発生した際に影響を受ける抽象パスを示す追加情報を生成する。図14は、例えば、抽象パス1の抽象リソースからスライスに、帯域200Mbpsを割り当てると抽象パス4のボトルネックリンクが変化することを表しており、帯域400Mbpsを割り当てると抽象パス2のボトルネックリンクが変化することを表している。ボトルネックリンクの変化とは、例えば、ボトルネックリンクがL7からL5に変化することである。
実施の形態2において、コントローラ70は、リソースプール705のテーブルサイズが実施の形態1と比較して大きくなるが、抽象リソース割当の割当量に応じてリソースプール705の更新判断を行うことが可能となる。これにより、コントローラ70は、無駄なリソースプール705の更新による処理負荷増大を抑制しつつ、抽象リソースを用いた迅速な割当可否判断が可能となる。実施の形態2において、コントローラ70は、抽象パスからスライスに対して、図14の追加情報で示される閾値を超える抽象リソースの割り当てを行った場合、物理パスの割り当てを行い、リソースプール705の更新を行う。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
11~13 下位装置、21~24 ONU、31,32 OLT、41 CU、51~55 SW、61 上位装置、70 コントローラ、80 オーケストレータ、91~95 ER、101 Server、200,201 無線アクセスネットワーク、701 物理ネットワーク情報取得部、702 物理パス算出部、703 抽象パスリソース算出部、704 抽象パス相関算出部、705 リソースプール、706 テンポラリリソースプール、707 抽象リソース割当部、708 テンポラリリソース算出部、709 物理パス割当部、710 物理装置設定部。

Claims (11)

  1. 無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する物理ネットワーク情報取得部と、
    前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出する物理パス算出部と、
    前記物理パスリソース情報に基づいて、前記物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出する抽象パスリソース算出部と、
    前記抽象パスリソース情報、および前記抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成する抽象パス相関算出部と、
    前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を保持するリソースプールと、
    前記リソースプールに保持されている情報である前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を一時的に保持するテンポラリリソースプールと、
    スライス要求を取得すると、前記テンポラリリソースプールに保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、前記要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示する抽象リソース割当部と、
    前記抽象リソース割当部によって前記抽象パスから前記スライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、前記テンポラリリソースプールの情報を更新するテンポラリリソース算出部と、
    を備えることを特徴とするコントローラ。
  2. 前記抽象パス相関算出部は、前記抽象パスリソース算出部で前記抽象パスリソース情報を算出する際に用いられたボトルネックのリンク情報を用いて、抽象パス間で同じボトルネックリンクを持つものを抽出し、前記相関情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記抽象パス相関算出部は、ある抽象パスにおいて前記抽象リソースの増減が発生した際に影響を受ける抽象パスを示す追加情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコントローラ。
  4. 前記テンポラリリソースプールは、前記抽象パスリソース算出部で前記抽象パスリソース情報が算出され、前記抽象パス相関算出部で前記相関情報が生成され、前記リソースプールに前記抽象パスリソース情報および前記相関情報が保持されるごとに、前記リソースプールから前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のコントローラ。
  5. 前記テンポラリリソース算出部は、前記抽象リソース割当部による前記抽象リソースの割り当て結果に基づいて、割り当てが行われた前記抽象パスの抽象リソースを更新し、さらに前記相関情報に基づいて、影響のある前記抽象パスの抽象リソースを更新する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のコントローラ。
  6. 前記抽象パスリソース算出部は、前記物理パスを一部でも共有している抽象パス同士の前記物理パスの各リンクのリソース量を比較し、抽象パス間での変更可能リソース量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のコントローラ。
  7. 前記リソースプールは、前記抽象パスリソース算出部で算出された前記変更可能リソース量を保持し、
    前記テンポラリリソースプールは、前記変更可能リソース量を保持する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のコントローラ。
  8. 前記抽象リソース割当部は、前記スライス要求の残数である残スライス要求数が0または設定値より大きい場合、連続して抽象リソースの割り当てを行い、前記残スライス要求数が0または設定値の場合、前記物理パスの割り当てを指示する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載のコントローラ。
  9. 無線アクセスネットワークのコントローラを制御するための制御回路であって、
    無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得、
    前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出、
    前記物理パスリソース情報に基づいて、前記物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出、
    前記抽象パスリソース情報、および前記抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成、
    リソースプールが前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を保持、
    テンポラリリソースプールが前記リソースプールに保持されている情報である前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を一時的に保持、
    スライス要求を取得すると、前記テンポラリリソースプールに保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、前記要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示、
    前記抽象パスから前記スライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、前記テンポラリリソースプールの情報を更新、
    を前記コントローラに実施させることを特徴とする制御回路。
  10. 無線アクセスネットワークのコントローラを制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得、
    前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出、
    前記物理パスリソース情報に基づいて、前記物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出、
    前記抽象パスリソース情報、および前記抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成、
    リソースプールが前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を保持、
    テンポラリリソースプールが前記リソースプールに保持されている情報である前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を一時的に保持、
    スライス要求を取得すると、前記テンポラリリソースプールに保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、前記要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示、
    前記抽象パスから前記スライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、前記テンポラリリソースプールの情報を更新、
    を前記コントローラに実施させることを特徴とする記憶媒体。
  11. 無線アクセスネットワークのコントローラのリソース割当方法であって、
    物理ネットワーク情報取得部が、無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する第1のステップと、
    物理パス算出部が、前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理パスのリソース情報である物理パスリソース情報を算出する第2のステップと、
    抽象パスリソース算出部が、前記物理パスリソース情報に基づいて、前記物理パスリソース情報を代表して表現する抽象パスリソース情報を算出する第3のステップと、
    抽象パス相関算出部が、前記抽象パスリソース情報、および前記抽象パスリソース情報として抽出したリソース情報に関連するリンク情報に基づいて、抽象パス間の相関情報を生成する第4のステップと、
    リソースプールが、前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を保持する第5のステップと、
    テンポラリリソースプールが、前記リソースプールに保持されている情報である前記抽象パスリソース情報および前記相関情報を一時的に保持する第6のステップと、
    抽象リソース割当部が、スライス要求を取得すると、前記テンポラリリソースプールに保持されている情報に基づいて、要求条件を満たすスライスを生成可能か否か判定し、前記要求条件を満たすスライスを生成可能と判定した場合に物理パスの確保を指示する第7のステップと、
    テンポラリリソース算出部が、前記抽象リソース割当部によって前記抽象パスから前記スライスに割り当てられた抽象リソースに基づいて、前記テンポラリリソースプールの情報を更新する第8のステップと、
    を含むことを特徴とするリソース割当方法。
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