JP6871133B2 - 温水システム設計方法、および、温水システム設計方法を用いて設計された温水システム - Google Patents
温水システム設計方法、および、温水システム設計方法を用いて設計された温水システム Download PDFInfo
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Description
給湯出力[kW]=給湯流量[m3/h]×(給湯温度[℃]−給水温度[℃])×(水の密度[kg/m3])×(水の比熱[kJ/(kg・℃)])/3600[h/s] ・・・(1)
上記実施形態において、測定工程S100で測定される給水温度は、夏と冬とで異なる。このため、夏に測定した給水温度を用いて導出された給湯出力は、冬に測定した給水温度を用いて導出された給湯出力に比べ、低くなるおそれがある。そこで、給水温度をどの季節に測定しても、既設の温水システム100における最大の給湯出力を導出することができるように、給湯出力を補正してもよい。
補正された給湯出力[kW]=給湯出力[kW]×(末端の給湯温度[℃]−真冬の給水温度[℃])/(末端の給湯温度[℃]−給水温度[℃]) ・・・(2)
上記実施形態では、熱源機10の能力を設定してから貯湯槽20の容量を導出していた。しかし、貯湯槽20の容量を設定してから熱源機10の能力を導出してもよい。
上記実施形態では、熱源機能力設定工程S200と貯湯槽容量導出工程S210とを繰り返して、熱源機10の能力と貯湯槽20の容量との関連付けを示す曲線が導出されていた。しかし、この変形例3では、図13に示すように、熱源機能力設定工程S200と貯湯槽容量導出工程S210とを繰り返さず、曲線を導出することなく、熱源機10の能力および貯湯槽20の容量を決定してもよい。
上記の変形例2では、貯湯槽容量設定工程S300と熱源機能力導出工程S310とを繰り返して、熱源機10の能力と貯湯槽20の容量との関連付けを示す曲線が導出されていた。しかし、この変形例4では、図14に示すように、貯湯槽容量設定工程S300と熱源機能力導出工程S310とを繰り返さず、曲線を導出することなく、熱源機10の能力および貯湯槽20の容量を決定してもよい。
上記実施形態の貯湯槽容量導出工程S210では、貯湯槽20内の熱量の最大値を基準値「0」として貯湯槽20内の熱量の推移を求めて、貯湯槽20の容量を導出していた。しかし、貯湯槽20の容量の導出方法は、この態様に限らない。
10 熱源機
20 貯湯槽
S100 測定工程
S110 給湯出力導出工程
S200 曲線導出工程(熱源機能力設定工程)
S210 曲線導出工程(貯湯槽容量導出工程)
S220 曲線導出工程
S230 曲線導出工程
S240 曲線導出工程
S250 決定工程
Claims (8)
- 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法であって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を任意に設定し、設定された前記熱源機の能力および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記熱源機の能力に対応する前記貯湯槽の容量を導出し、前記熱源機の能力の設定を異ならせて前記貯湯槽の容量を導出するまでの処理を繰り返し、前記熱源機の能力と前記貯湯槽の容量との関連付けを示す曲線を導出する曲線導出工程と、
前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量のいずれか一方と、前記曲線とから、前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量の他方を決定する決定工程と、
を有する温水システム設計方法。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法であって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を任意に設定する熱源機能力設定工程と、
設定された前記熱源機の能力および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記熱源機の能力に対応する前記貯湯槽の容量を導出する貯湯槽容量導出工程と、
を有する温水システム設計方法。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法であって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記貯湯槽の容量を任意に設定し、設定された前記貯湯槽の容量に基づいて、前記貯湯槽で貯留することが可能な熱量の最大値を導出し、導出された熱量の最大値および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記貯湯槽の容量に対応する、前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を導出し、前記貯湯槽の容量の設定を異ならせて前記熱源機の能力を導出するまでの処理を繰り返し、前記熱源機の能力と前記貯湯槽の容量との関連付けを示す曲線を導出する曲線導出工程と、
前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量のいずれか一方と、前記曲線とから、前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量の他方を決定する決定工程と、
を有する温水システム設計方法。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法であって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記貯湯槽の容量を任意に設定する貯湯槽容量設定工程と、
設定された前記貯湯槽の容量に基づいて、前記貯湯槽で貯留することが可能な熱量の最大値を導出し、導出された熱量の最大値および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記貯湯槽の容量に対応する、前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を導出する熱源機能力導出工程と、
を有する温水システム設計方法。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法を用いて設計された温水システムであって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を任意に設定し、設定された前記熱源機の能力および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記熱源機の能力に対応する前記貯湯槽の容量を導出し、前記熱源機の能力の設定を異ならせて前記貯湯槽の容量を導出するまでの処理を繰り返し、前記熱源機の能力と前記貯湯槽の容量との関連付けを示す曲線を導出する曲線導出工程と、
前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量のいずれか一方と、前記曲線とから、前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量の他方を決定する決定工程と、
を有する温水システム設計方法を用いて設計された温水システム。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法を用いて設計された温水システムであって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を任意に設定する熱源機能力設定工程と、
設定された前記熱源機の能力および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記熱源機の能力に対応する前記貯湯槽の容量を導出する貯湯槽容量導出工程と、
を有する温水システム設計方法を用いて設計された温水システム。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法を用いて設計された温水システムであって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記貯湯槽の容量を任意に設定し、設定された前記貯湯槽の容量に基づいて、前記貯湯槽で貯留することが可能な熱量の最大値を導出し、導出された熱量の最大値および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記貯湯槽の容量に対応する、前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を導出し、前記貯湯槽の容量の設定を異ならせて前記熱源機の能力を導出するまでの処理を繰り返し、前記熱源機の能力と前記貯湯槽の容量との関連付けを示す曲線を導出する曲線導出工程と、
前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量のいずれか一方と、前記曲線とから、前記熱源機の能力および前記貯湯槽の容量の他方を決定する決定工程と、
を有する温水システム設計方法を用いて設計された温水システム。 - 熱源機と、前記熱源機で生成された湯を貯留する貯湯槽とを含む温水システムを設計する温水システム設計方法を用いて設計された温水システムであって、
前記温水システムから送出される湯の流量である給湯流量または前記温水システムに流入される水の流量である給水流量、前記温水システムに流入される水の温度である給水温度、および、前記温水システムから送出される湯の温度である給湯温度の推移を所定期間において測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、単位時間当たりに送出される湯の熱量を示す給湯出力の推移を導出する給湯出力導出工程と、
前記貯湯槽の容量を任意に設定する貯湯槽容量設定工程と、
設定された前記貯湯槽の容量に基づいて、前記貯湯槽で貯留することが可能な熱量の最大値を導出し、導出された熱量の最大値および前記給湯出力の推移に基づいて前記貯湯槽内の熱量の推移を導出し、導出された熱量の最大値と最小値との差分の絶対値以上の熱量に基づいて、前記貯湯槽の容量に対応する、前記熱源機における湯を生成する性能である前記熱源機の能力を導出する熱源機能力導出工程と、
を有する温水システム設計方法を用いて設計された温水システム。
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JP2017211402A JP6871133B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 温水システム設計方法、および、温水システム設計方法を用いて設計された温水システム |
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JP2017211402A Active JP6871133B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 温水システム設計方法、および、温水システム設計方法を用いて設計された温水システム |
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