JP6869785B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収手段と、用紙に光を照射して用紙を介した光を受光する光検知手段を有する画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収ローラを備えているものがある。特許文献1の画像形成装置では、紙粉回収ローラを帯電させ用紙と接触させることで、用紙に付着した紙粉を回収している。
また、特許文献2には、用紙に光を照射して用紙の表面画像を撮像することにより、用紙の種類を判別するための光センサを有する画像形成装置が記載されている。光センサはガラス等によって形成された透明なカバー部材に覆われており、このカバー部材を介して用紙の表面画像を撮像している。また、用紙はこのカバー部材に沿って搬送されるため、カバー部材は用紙のガイド部材としても機能する。
特開2010−222107号公報 特開2014−114131号公報
ここで、上記の紙粉回収ローラと光センサの両方を備えた画像形成装置においては、以下の課題が生じる。
紙粉回収ローラと接触して紙粉が回収された用紙は、紙粉回収ローラと同じ極性に帯電される。そして、その帯電された用紙が光センサへと搬送されると、用紙がガイド部材と接触して擦れることによって、ガイド部材が用紙と同じ極性に帯電されてしまう。印刷動作が終了してこの状態が長い時間続くと、画像形成装置内を浮遊する塵埃等がガイド部材に吸着される。その結果、光センサの検知精度が低下するおそれがある。
本発明は、紙粉回収手段と光検知手段を有する画像形成装置において、光検知手段の検知精度の低下を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、電圧が印加されることで用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収手段と、前記紙粉回収手段よりも用紙の搬送方向において下流側に設けられ、用紙に光を照射して用紙を介した光を受光する光検知手段と、搬送される用紙と接触して前記用紙をガイドするガイド部材であって、前記光検知手段から用紙へと向かう光または用紙から前記光検知手段へと向かう光の少なくともいずれか一方が透過するガイド部材と、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えて、前記紙粉回収手段を介して帯電された用紙を前記ガイド部材へと搬送させる制御手段と、を有し、前記制御手段は、画像形成の対象である1枚の用紙が前記紙粉回収手段を通過している間に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、紙粉回収手段と光検知手段を有する画像形成装置において、光検知手段の検知精度の低下を抑制することが可能となる。
レーザビームプリンタの構成を示す図である。 光センサの構成を示す図である。 実施例1における紙粉回収ローラの配置及び概略構成を説明する図である。 実施例1における紙粉回収ローラの動作タイミングを示すグラフである。 実施例1における光センサの動作タイミングを示すグラフである。 実施例2における紙粉回収ローラの配置及び概略構成を説明する図である。 実施例2における紙粉回収ローラの動作タイミングを示すグラフである。 実施例3における紙粉回収ローラの動作タイミングを示すグラフである。
[実施例1]
本実施例では、画像形成装置として電子写真方式のレーザビームプリンタ100(以下、プリンタ100と表記する)を示す。図1は、プリンタ100の構成を示す図である。
プリンタ100は、給紙カセット15と、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のステーションに対応した感光ドラム1、帯電ローラ2、レーザスキャナ11、現像器8、一次転写ローラ4を備えている。さらに、プリンタ100は、中間転写ベルト24、中間転写ベルト24を駆動する駆動ローラ23、張架ローラ13、二次転写ローラ25、二次転写対向ローラ26、定着器21、そしてこれらの部材を制御する制御部10(CPU)を備えている。なお、特定の色に対応する部材の説明を行う場合を除き、以下、Y、M、C、Bkの符号は省略する。
感光ドラム1は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層が塗布された感光体であり、不図示のモータの駆動力を受けて図1の矢印方向に回転する。制御部10が画像信号を受け取り、画像形成を開始すると、給紙ローラ19が給紙カセット15に載置されている用紙Pを給紙する。給紙ローラ19により給紙された用紙Pは、搬送ローラ17を介し、高圧バイアス生成部80より高圧バイアス(電圧)が印加されている紙粉回収ローラ18aへと搬送される。中間転写ベルト24に形成されるトナー像とタイミングを合わせるため、紙粉回収ローラ18aはレジストレーションローラ18bと共に形成するニップ部において用紙Pを挟持し、用紙Pの搬送を一旦停止させた後、待機する。
本実施例においては、レジストレーションローラ18bに対向する位置に、用紙Pに付着した紙粉を回収する紙粉回収ローラ18aを配置している。このように構成することで、レジストレーションローラ対と紙粉回収ローラ対をそれぞれ独立して配置する構成に比べて、コストダウンや小型化を図ることができる。また、本実施例において、用紙Pの幅方向における紙粉回収ローラ18aの長さは、用紙Pの表面全体をカバーできるように最大通紙サイズの用紙Pの幅よりも長く設定されている。しかし、これに限定されない。給紙ローラ19などが用紙Pと接触する幅方向における中央部は特に紙粉が付着しやすいことから、紙粉回収ローラ18aの長さは用紙Pの幅よりも短く、この中央部に対応する長さに設定されていてもよい。
帯電ローラ2は感光ドラム1の表面を一定の電位に帯電する。制御部10は、受け取った画像信号に応じて、レーザスキャナ11からレーザ光を照射させ、感光ドラム1の表面に静電潜像を形成する。現像器8は静電潜像をトナーによって可視化する。現像器8には現像スリーブ5が設けられており、静電潜像を可視化するための現像バイアスが印加されている。各色のステーションにおいて、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像は、現像器8の作用により単色トナー像として現像される。なお、各色のステーションにおける感光ドラム1、帯電ローラ2、現像器8は、プリンタ100の装置本体から脱着可能なトナーカートリッジ31として一体化されている。
中間転写ベルト24は、各色の感光ドラム1に接触しており、図1の矢印方向に各色の感光ドラム1の回転と同期して回転する。現像された単色トナー像は、一次転写ローラ4に印加された一次転写バイアスの作用により順次、中間転写ベルト24へ転写され、多色トナー像となる。その後、中間転写ベルト24に形成された多色トナー像は、二次転写ローラ25と二次転写対向ローラ26によって形成される二次転写ニップ部に搬送される。これと同時に、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって挟持された状態で待機していた用紙Pが、中間転写ベルト24の多色トナー像の先端と同期を取りながら二次転写ニップ部へと搬送される。そして、中間転写ベルト24の多色トナー像が二次転写ローラ25に印加された二次転写バイアスの作用により、用紙Pへ一括転写される。
定着器21は、用紙Pを搬送させながら、多色トナー像を用紙Pに溶融定着させるものであり、用紙Pを加熱する定着ローラ21aと用紙Pを定着ローラ21aに対して圧接させる加圧ローラ21bを備えている。定着ローラ21aと加圧ローラ21bは中空状に形成され、それぞれヒータ21ah、21bhが内蔵されている。多色トナー像が転写された用紙Pは、定着ローラ21aと加圧ローラ21bによって形成される定着ニップ部において搬送されるとともに、熱および圧力が加えられることで、トナー像が用紙Pの表面に定着される。トナー像が定着された後の用紙Pは、排紙ローラ20によって排紙トレイ16へと排紙され、画像形成動作が終了する。このような一連の画像形成動作は制御部10によって制御される。
また、クリーニングブレード28は、用紙Pに転写されずに中間転写ベルト24に残ったトナーをクリーニングするものであり、ここで回収された転写残トナーは廃トナーとして廃トナー容器29に蓄えられる。手差しトレイ32は給紙カセット15とは異なる用紙Pの給紙口であり、手差しトレイ32に載置された用紙Pは手差し給紙ローラ33によって給紙される。手差しトレイ32から給紙される用紙Pの搬送路と、給紙カセット15から給紙される用紙Pの搬送路は、用紙Pの搬送方向において紙粉回収ローラ18aよりも上流側の位置で合流する。
図1のプリンタ100において、光センサ50は紙粉回収ローラ18aよりも用紙Pの搬送方向において下流側に配置されている。光センサ50は給紙カセット15または手差しトレイ32から搬送された用紙Pの表面状態を反映した情報を検知することが可能である。また、用紙Pの搬送路を挟んで光センサ50と対向する位置には、ローラ形状の従動コロ51が配置されている。従動コロ51(回転部材)は、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって搬送される用紙Pによって従動して回転する。これにより、光センサ50における用紙Pの搬送を円滑に行い、用紙Pの搬送ばたつきを抑制することができる。用紙Pの搬送ばたつきが抑制されることで、光センサ50は用紙Pの表面状態を反映した情報を精度良く検知することができる。
光センサ50による用紙Pの検知動作は、用紙Pの先端が光センサ50を通過してから二次転写ローラ25へ到達する直前までの期間において行われる。制御部10は、光センサ50によって検知された用紙Pの表面状態に基づいて、用紙Pの種類(平滑紙、普通紙、ラフ紙など)を判別する。そして、制御部10は用紙Pの種類に対応して画像形成条件を変更する。つまり、制御部10は光センサ50の検知結果に基づいて画像形成条件を変更する。画像形成条件とは具体的には、用紙Pの搬送速度、二次転写ローラ25に印加される転写バイアス、定着ローラ21aと加圧ローラ21bのヒータ21ah、21bhによる定着温度などが挙げられる。なお、本実施例ではヒータ21ah、21bhと複数のヒータを用いて説明しているが、1つのヒータを用いて定着器21を構成してもよい。
光センサ50を図1の位置に配置する理由を説明する。まず、給紙カセット15や手差しトレイ32などの各給紙口に光センサ50をそれぞれ設けると、コストアップとなるため、本実施例においては各給紙口からの搬送路が合流する位置以降に光センサ50を配置している。これにより、給紙カセット15から給紙される用紙Pと手差しトレイ32から給紙される用紙Pを1つの光センサ50によって検知することができる。また、各給紙口からの搬送路が合流する位置から紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部までの範囲に光センサ50を配置すると、用紙Pの搬送ばたつきが大きく、光センサ50の検知精度が低下してしまう。従って、本実施例においては、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bにより用紙Pがしっかりとニップされ、安定して搬送されている状態において用紙Pが検知されるように、光センサ50を図1の位置に配置している。
図2を用いて光センサ50の構成について説明する。図2(a)は光センサ50の断面図であり、用紙Pの搬送方向とは直交する方向(用紙Pの幅方向)から光センサ50を見た図を示している。図2(b)は光センサ50の上面図であり、用紙Pの表面に対して垂直な方向から光センサ50を見た図を示している。なお、図2(b)においては、光源等の位置を分かり易くするために上部のフタを一部透視図として示している。
まず、図2(a)に示す通り、光センサ50は基板45に設置されたチップLED41(照射部)を光源として、折り返し反射部48を介した光路46に沿ってカバー部材52の内側に光を照射する。カバー部材52は、用紙Pと接触して用紙Pをガイドすると共に、光センサ50の内部への塵埃の侵入を防止する透明な部材(材質としては透明なアクリルないしはガラス等)である。カバー部材52の内側から照射された光は、カバー部材52を透過し、用紙Pの表面に対して10°乃至15°程度の浅い角度で用紙Pに照射される。
用紙Pの表面で乱反射した光は集光素子(ロッドレンズアレイ)42で集光され、基板45に設置された撮像素子(CMOSラインセンサ)43によって用紙Pの表面画像として撮像される。また、カバー部材52の表面及び用紙Pの表面で正反射した光は、光トラップ部47へ入射し、光トラップ部47の中で自己減衰される。これにより、撮像素子43への迷光を防止することができる。さらに、従動コロ51は用紙Pの搬送性を向上させるとともに、用紙Pの搬送ばたつきを抑制している。従動コロ51はカバー部材52とニップ部を形成し、そのニップ部で用紙Pを挟持しながら用紙Pに対して従動回転する。このように、カバー部材52は用紙Pと接触して用紙Pをガイドするガイド部材としても機能する。
図3を用いて、紙粉回収ローラ18aに高圧バイアスを印加するためのバイアス回路構成について説明する。所定の極性の高圧バイアスが印加されることで、紙粉回収ローラ18aは接触している用紙Pから所定の極性とは反対の極性の紙粉を回収することができる。紙粉回収ローラ18aの外周部には、紙粉回収部70と紙粉掻き取り部71が設置されている。紙粉回収ローラ18aで回収された紙粉は紙粉掻き取り部71により掻き取られ、紙粉回収部70へ蓄積される。紙粉回収ローラ18aには高圧バイアス生成部80が接続されており、高圧バイアス生成部80により生成された高圧バイアスが印加されるように構成されている。高圧バイアス生成部80は正負の極性の異なる2つの高圧バイアス回路82、83(出力回路)から高圧バイアスを生成することが可能であり、高圧バイアス切り換え部81によって出力する高圧バイアスの極性を切り換える。高圧バイアス切り換え部81や、高圧バイアス回路82、83は、制御部10から通知される制御信号によって制御される。
図4を用いて、紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加タイミングについて説明する。図4のグラフ1段目は、図1で説明したプリンタ100の印刷状況、グラフ2段目は紙粉回収ローラ18aの回転状況、グラフ3段目は用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過しているか否かを示している。さらに、グラフ4段目は高圧バイアス切り換え部81の切り換え状況、グラフ5段目及び6段目は各極性の高圧バイアス回路82、83の動作状況、グラフ7段目は紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加状況を示している。
それでは時間(t)に沿って各タイミングを説明する。まず、制御部10はタイミングT1で印刷動作を開始する。次のタイミングT2で、制御部10は不図示のモータの駆動を開始させ、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転を開始させる。これと同時に、制御部10からの制御信号により負極性の高圧バイアス回路82がONとなり、負極性の高圧バイアスが立ち上がる。また、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部81がOFFの位置から負極性の高圧バイアス側に切り換わる。
タイミングT3は給紙ローラ19によって給紙された用紙Pの先端が、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部に到達したタイミングを示す。タイミングT4では制御部10からの制御信号により正極性の高圧バイアス回路83がONとなり、正極性の高圧バイアスが立ち上がる。その後、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を用紙Pが通過中のタイミングT5で、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部81が正極性の高圧バイアス側に切り換わる。次のタイミングT6で、制御部10は負極性の高圧バイアス回路82をOFFとし、負極性バイアスの出力を止める。
その後、タイミングT7は、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を用紙Pの後端が抜けたタイミングを示している。タイミングT8で制御部10からの制御信号により不図示のモータの駆動が停止し、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転が停止する。そして、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部81がOFFの位置へと切り換わる。次のタイミングT9で、制御部10は正極性の高圧バイアス回路83をOFFとし、正極性バイアスの出力を止める。用紙Pには画像が形成され、タイミングT10は印刷動作が終了したことを示している。
以上説明した通り、本実施例においてはタイミングT2から負極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加され、タイミングT5から正極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加される。用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過する期間はタイミングT3からタイミングT7までなので、制御部10は1枚の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過している間に高圧バイアスの極性を切り換えている。
ここで、紙粉回収ローラ18aに印加する高圧バイアスの極性を切り換えるタイミングT5においては、一時的に紙粉回収ローラ18aによる紙粉の回収能力が低下する。そのため、高圧バイアスの極性を切り換えるタイミングT5は、用紙Pの表面において、給紙ローラ19が用紙Pと接触していた位置が紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を抜けたタイミング以降に設定すると良い。これは上述した通り、用紙Pの表面において、特に紙粉が付着しやすい位置は給紙ローラ19が用紙Pと接触する位置であるためである。
なお、本実施例においては、制御部10からの制御信号により正負極性の高圧バイアス回路82及び83は異なるタイミングでON/OFF制御を行ったが、同じタイミングで高圧バイアス回路82及び83のON/OFF制御を行ってもよい。また、本実施例において、高圧バイアス切り換え部81はOFF位置を含む3極の位置に切り換え可能であると説明したが、OFF位置を持たない正極性側もしくは負極性側のみの2極であってもよい。また、正負極性の高圧バイアスを重畳出来る回路構成の場合には、高圧バイアス切り換え部81の代用として機能させることも可能である。
次に、図5を用いて、光センサ50のカバー部材52の帯電状況について説明する。図5のグラフ1段目は、用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過しているか否かを示している。グラフ2段目は用紙Pが光センサ50を通過しているか否かを示している。グラフ3段目は光センサ50が用紙Pを検知しているか否かを示している。グラフ4段目はカバー部材52の帯電状況を示している。
それでは時間(t’)に沿って各タイミングを説明する。まず、タイミングT1’は、用紙Pの先端が紙粉回収ローラ18aに到達したタイミングである。次のタイミングT2’は、用紙Pの先端が光センサ50の検知範囲に到達したタイミングである。つまり、用紙Pの先端がカバー部材52と接触したタイミングである。その後、タイミングT3’からタイミングT4’の間に、光センサ50は搬送中の用紙Pの検知、すなわち用紙Pの表面画像の撮像を行う。
タイミングT5’は、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を用紙Pの後端が通過したタイミングである。タイミングT6’は、用紙Pの帯電極性の異なる部分が光センサの検知範囲に到達したタイミングである。つまり、用紙Pの帯電極性の異なる部分がカバー部材52と接触したタイミングである。タイミングT7’は、用紙Pの後端が光センサ50の検知範囲を通過したタイミングである。なお、タイミングT5’とT6’は、紙粉回収ローラ18aと光センサ50の距離によって、順番が逆転しても問題はない。
図5に記載されている通り、紙粉回収ローラ18aによって帯電された用紙Pが光センサ50を通過する際に、カバー部材52と用紙Pが接触して擦れることによってカバー部材52は帯電される。しかし、紙粉回収ローラ18aへの印加バイアスの極性を制御し、用紙Pの表面に両極性の帯電分布を持たせることにより、搬送中の用紙Pによりカバー部材52への帯電強度を除電もしくは抑制することができる。これにより、プリンタ100内を浮遊する塵埃等がカバー部材52に吸着されることを防ぎ、光センサ50の検知精度が低下することを抑制できる。
以上より、本実施例によれば、紙粉回収手段と光検知手段を有する画像形成装置において、光検知手段の検知精度の低下を抑制することが可能となる。
[実施例2]
実施例1の高圧バイアス生成部80は、極性の異なる2つの高圧バイアス回路82、83を有し、その2つの回路から出力される高圧バイアスを切り換えることで、紙粉回収ローラ18aに印加するバイアスの極性を切り換えていた。本実施例では、紙粉回収ローラ18aと接触して紙粉回収ローラ18aを摩擦帯電させる帯電部材と1つの高圧バイアス回路を用いて、紙粉回収ローラ18aに印加するバイアスの極性を切り換える構成について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
図6を用いて、本実施例における紙粉回収ローラ18aに高圧バイアスを印加するためのバイアス回路構成について説明する。紙粉回収ローラ18aの外周部には、紙粉回収部90とセルフ帯電部91が設置されている。紙粉回収ローラ18aで回収された紙粉はセルフ帯電部91により掻き取られ、紙粉回収部90へ蓄積される。セルフ帯電部91は実施例1の紙粉掻き取り部71とは異なり、紙粉を掻き取りつつ紙粉回収ローラ18aと接触して、紙粉回収ローラ18aを負極性に摩擦帯電させる。負極性に摩擦帯電させるために、本実施例においてはセルフ帯電部91の材質としてポリエステルを採用する。なお、これに類する特性を持つ材質であれば他の材質であってもよい。
さらに紙粉回収ローラ18aの外周部には、セルフ帯電部91の下流に導電ブラシ92が設置されている。これは紙粉回収ローラ18aの表面を、任意のタイミングで正極性へ再帯電させるためのものであり、高圧バイアス生成部93から生成された高圧バイアスを紙粉回収ローラ18aに印加できるよう接続されている。高圧バイアス生成部93は正極性の高圧バイアス回路94から高圧バイアスを生成することが可能であり、高圧バイアス切り換え部95によって高圧バイアス回路94を紙粉回収ローラ18aに対して接続または遮断するよう切り換える。高圧バイアス切り換え部95や、高圧バイアス回路94は、制御部10から通知される制御信号によって制御される。
なお、本実施例において高圧バイアス回路94は正極性バイアスを印加しない場合には、紙粉回収ローラ18aの表面の帯電を阻害しない目的で、絶縁と導通を切り換え可能な構成としている。しかしながら、高抵抗等を介して十分な正極性の高圧バイアスを印加できる機構を有する場合は、高圧バイアス切り換え部95はなくてもよい。
図7を用いて、本実施例における紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加タイミングについて説明する。図7のグラフ1段目は、図1で説明したプリンタ100の印刷状況、グラフ2段目は紙粉回収ローラ18の回転状況、グラフ3段目は用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過しているか否かを示している。さらに、グラフ4段目は高圧バイアス切り換え部95の切り換え状況、グラフ5段目は正極性の高圧バイアス回路94の動作状況、グラフ6段目は紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加状況を示している。
それでは時間(t2)に沿って各タイミングを説明する。まず、制御部10はタイミングT1で印刷動作を開始する。次のタイミングT2で、制御部10は不図示のモータの駆動を開始させ、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転を開始させる。これと同時に、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部95がOFFの位置に切り換わり、負極性セルフバイアスが立ち上がる。
タイミングT3は給紙ローラ19によって給紙された用紙Pの先端が、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部に到達したタイミングを示す。タイミングT4では制御部10からの制御信号により正極性の高圧バイアス回路94がONとなり、正極性の高圧バイアスが立ち上がる。その後、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を用紙Pが通過中のタイミングT5で、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部95が正極性の高圧バイアス側に切り換わる。
タイミングT6は、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を用紙Pの後端が抜けたタイミングを示している。同じタイミングで、制御部10は正極性の高圧バイアス回路94をOFFとし、正極性バイアスの出力を止める。その後のタイミングT7で制御部10からの制御信号により不図示のモータの駆動が停止し、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転が停止する。用紙Pには画像が形成され、タイミングT8は印刷動作が終了したことを示している。
以上説明した通り、本実施例においてはタイミングT2から負極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加され、タイミングT5から正極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加される。用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過する期間はタイミングT3からタイミングT6までなので、制御部10は1枚の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過している間に高圧バイアスの極性を切り換えている。
実施例1と同様に、紙粉回収ローラ18aによって帯電された用紙Pが光センサ50を通過する際に、カバー部材52と用紙Pが接触して擦れることによってカバー部材52は帯電される。しかし、紙粉回収ローラ18aへの印加バイアスの極性を制御し、用紙Pの表面に両極性の帯電分布を持たせることにより、搬送中の用紙Pによりカバー部材52への帯電強度を除電もしくは抑制することができる。これにより、プリンタ100内を浮遊する塵埃等がカバー部材52に吸着されることを防ぎ、光センサ50の検知精度が低下することを抑制できる。
以上より、本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、高圧バイアスを印加するための回路構成を簡素化することができるという効果がある。
[実施例3]
実施例1や実施例2では1枚の用紙Pを対象としたバイアス切り換え制御について説明したが、本実施例では2枚以上の用紙Pを対象としたバイアス切り換え制御について説明する。主な部分の説明は実施例2と同様であり、ここでは実施例2と異なる部分のみを説明する。
図8を用いて、本実施例における紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加タイミングについて説明する。図8のグラフ1段目は、図1で説明したプリンタ100の印刷状況、グラフ2段目は紙粉回収ローラ18の回転状況、グラフ3段目は用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過しているか否かを示している。さらに、グラフ4段目は高圧バイアス切り換え部95の切り換え状況、グラフ5段目は正極性の高圧バイアス回路94の動作状況、グラフ6段目は紙粉回収ローラ18aへの高圧バイアスの印加状況を示している。また、図8では4枚の連続印刷の場合を説明する。
それでは時間(t3)に沿って各タイミングを説明する。まず、制御部10はタイミングT1で印刷動作を開始する。次のタイミングT2で、制御部10は不図示のモータの駆動を開始させ、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転を開始させる。これと同時に、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部95がOFFの位置に切り換わり、負極性セルフバイアスが立ち上がる。
タイミングT3は給紙ローラ19によって給紙された1枚目の用紙Pの先端が、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部に到達したタイミングを示す。次のタイミングT4は1枚目の用紙Pの後端が、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部を通過したタイミングを示す。タイミングT5は給紙ローラ19によって給紙された2枚目の用紙Pの先端が、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bによって形成されるニップ部に到達したタイミングを示す。
同様に連続印刷が行われ、最後の4枚目の用紙Pの搬送中に、タイミングT6で制御部10からの制御信号により正極性の高圧バイアス回路94がONとなり、正極性の高圧バイアスが立ち上がる。その後、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を4枚目の用紙Pが通過中のタイミングT7で、制御部10からの制御信号により高圧バイアス切り換え部95が正極性の高圧バイアス側に切り換わる。
タイミングT8は、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの間を4枚目の用紙Pの後端が抜けたタイミングを示している。タイミングT9で制御部10は正極性の高圧バイアス回路94をOFFとし、正極性バイアスの出力を止める。同時に制御部10からの制御信号により不図示のモータの駆動が停止し、紙粉回収ローラ18aとレジストレーションローラ18bの回転が停止する。4枚目の用紙Pには画像が形成され、タイミングT10は印刷動作が終了したことを示している。
以上説明した通り、本実施例においてはタイミングT2から負極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加され、タイミングT7から正極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加される。制御部10は、1枚目から3枚目の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過する間は高圧バイアスの極性を切り換えず、4枚目の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過している間に高圧バイアスの極性を切り換えている。
つまり、紙粉回収ローラ18aによって帯電された1枚目から3枚目の用紙Pが光センサ50を通過する際に、カバー部材52と1枚目から3枚目の用紙Pがそれぞれ接触して擦れることによってカバー部材52は帯電される。しかし、紙粉回収ローラ18aへの印加バイアスの極性を制御し、4枚目の用紙Pの表面に両極性の帯電分布を持たせることにより、搬送中の4枚目の用紙Pによりカバー部材52への帯電強度を除電もしくは抑制することができる。これにより、プリンタ100内を浮遊する塵埃等がカバー部材52に吸着されることを防ぎ、光センサ50の検知精度が低下することを抑制できる。
以上より、本実施例によれば、実施例2に比べて高圧バイアスを切り換える回数が少なく済むため、切り換え制御を簡素化できるという効果がある。
なお、本実施例では、4枚目の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過している間に高圧バイアスの極性を切り換える制御について説明したが、これに限定されない。例えば、4枚目の用紙Pの先端が紙粉回収ローラ18aに到達する直前で高圧バイアスの極性を切り換えてもよい。この場合、4枚目の用紙Pは全体的に正極性に帯電される。
また、本実施例では、連続印刷を行う場合の最後の用紙Pを対象としたバイアス切り換え制御を説明したが、最後の用紙Pでなくてもよい。例えば3枚目の用紙Pが紙粉回収ローラ18aを通過している間に高圧バイアスの極性を切り換えてもよい。
また、本実施例では図6に記載された実施例2のバイアス回路構成を例に説明を行ったが、図3に記載された実施例1のバイアス回路構成で同様の制御を行ってもよい。
上記の実施例1乃至3においては、紙粉回収ローラ18aを負極性に帯電させた状態から正極性に帯電させた状態に切り換えていたが、この順番は逆でもよい。負極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加されると、正極性の紙粉が回収され、正極性の高圧バイアスが紙粉回収ローラ18aに印加されると、負極性の紙粉が回収されることになるが、極性の違いによる紙粉の回収能力に差はないためである。
また、上記の実施例1乃至3においては、画像形成の対象である用紙Pを搬送中にバイアスを切り換える制御について説明したが、これに限定されない。例えば、画像形成が終了した後に、画像形成の対象でない用紙Pを給紙して、バイアスを切り換える制御を行ってもよい。つまり、この画像形成の対象でない用紙Pによってカバー部材52を除電するようにしてもよい。この時、画像形成の対象でない用紙Pには画像を形成することなく白紙の状態で排紙してもよいし、画像形成の対象でない旨のメッセージを印刷した状態で排紙してもよい。
また、上記の実施例1乃至3において、光センサ50は用紙Pの表面画像を撮像するセンサとして説明したが、これに限定されない。用紙Pからの反射光量を受光して、用紙Pの表面状態を検知するセンサであってもよい。用紙Pの透過光を画像として撮像する、もしくは用紙Pの透過光量を受光して、用紙Pの厚みを検知するセンサであってもよい。
なお、透過光検知タイプの光センサ50の場合は、チップLED41などの照射部から用紙Pへと向かう光または用紙Pから撮像素子43などの撮像部、受光部へと向かう光の少なくともいずれか一方がカバー部材52を透過する構成となっているとする。
また、上記の実施例1乃至3において、光センサ50は用紙Pの種類を判別するために用いられる、いわゆるメディアセンサであったが、光センサ50としてはこれに限定されない。例えば、光センサ50は用紙Pからの反射光を受光することで、センサからの用紙Pの距離、すなわち用紙Pのループ量を検知するための測距センサであってもよい。制御部10は、測距センサによって検知された用紙Pのループ量に基づいて、用紙Pの搬送速度(画像形成条件)を制御する。これにより、ローラ間で用紙Pに過大なループが形成されることを防ぐことができる。
10 制御部
18a 紙粉回収ローラ
50 光センサ
52 カバー部材

Claims (11)

  1. 電圧が印加されることで用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収手段と、
    前記紙粉回収手段よりも用紙の搬送方向において下流側に設けられ、用紙に光を照射して用紙を介した光を受光する光検知手段と、
    搬送される用紙と接触して前記用紙をガイドするガイド部材であって、前記光検知手段から用紙へと向かう光または用紙から前記光検知手段へと向かう光の少なくともいずれか一方が透過するガイド部材と、
    前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えて、前記紙粉回収手段を介して帯電された用紙を前記ガイド部材へと搬送させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、画像形成の対象である1枚の用紙が前記紙粉回収手段を通過している間に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 2枚以上の用紙に連続して画像を形成する場合、前記制御手段は、第1の用紙が前記紙粉回収手段を通過している間に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えず、前記第1の用紙の後に搬送される第2の用紙が前記紙粉回収手段を通過している間に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 電圧が印加されることで用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収手段と、
    前記紙粉回収手段よりも用紙の搬送方向において下流側に設けられ、用紙に光を照射して用紙を介した光を受光する光検知手段と、
    搬送される用紙と接触して前記用紙をガイドするガイド部材であって、前記光検知手段から用紙へと向かう光または用紙から前記光検知手段へと向かう光の少なくともいずれか一方が透過するガイド部材と、
    前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えて、前記紙粉回収手段を介して帯電された用紙を前記ガイド部材へと搬送させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、2枚以上の用紙に連続して画像を形成する場合、第1の用紙が前記紙粉回収手段を通過している間に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えず、前記第1の用紙の後に搬送される第2の用紙の先端が前記紙粉回収手段に到達する前に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第2の用紙は、連続して画像が形成される2枚以上の用紙のうち最後に画像が形成される用紙であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 電圧が印加されることで用紙に付着した紙粉を回収する紙粉回収手段と、
    前記紙粉回収手段よりも用紙の搬送方向において下流側に設けられ、用紙に光を照射して用紙を介した光を受光する光検知手段と、
    搬送される用紙と接触して前記用紙をガイドするガイド部材であって、前記光検知手段から用紙へと向かう光または用紙から前記光検知手段へと向かう光の少なくともいずれか一方が透過するガイド部材と、
    前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えて、前記紙粉回収手段を介して帯電された用紙を前記ガイド部材へと搬送させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、用紙への画像形成が終了した後、画像形成の対象でない用紙を前記紙粉回収手段へと搬送させ、画像形成の対象でない前記用紙が前記紙粉回収手段を通過している間または画像形成の対象でない前記用紙の先端が前記紙粉回収手段に到達する前に、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 正極性のバイアスを出力する第1の出力回路と、
    負極性のバイアスを出力する第2の出力回路と、
    前記第1の出力回路と前記第2の出力回路のいずれか一方を前記紙粉回収手段と接続させる切り換え部と、を有し、
    前記制御手段は前記切り換え部を制御することにより、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 回転する前記紙粉回収手段と接触することで、前記紙粉回収手段を所定の極性に摩擦帯電させる帯電部材と、
    前記所定の極性とは反対の極性のバイアスを出力する出力回路と、
    前記出力回路を前記紙粉回収手段に対して接続または遮断する切り換え部と、を有し、
    前記制御手段は前記切り換え部を制御することにより、前記紙粉回収手段に印加される電圧の極性を切り換えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ガイド部材とニップ部を形成し、前記ニップ部において用紙を挟持しつつ回転する回転部材を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記ガイド部材は、ガラス又は透明なアクリルによって形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記光検知手段は、用紙に光を照射する照射部と、前記用紙で反射した光を表面画像として撮像する撮像部を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記光検知手段の検知結果に基づいて、用紙の搬送速度、用紙にトナー像を転写する際の転写バイアス、用紙に転写されたトナー像を用紙に定着する際の定着温度の少なくともいずれか一つを変更することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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