JP6869498B2 - 肋骨矯正ベルト - Google Patents

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Description

本発明は、姿勢の矯正などをするために人体の肋骨付近に装着するために肋骨矯正ベルトに関する。
姿勢を矯正するためのベルトとして種々のものがあるが、例えば、特許文献1には、背中側から両肩にたすき掛けしたベルトにより肩を後方に引くことにより、姿勢を矯正する姿勢矯正ベルトが開示されている。また、特許文献2には、背当て部、肩ベルト及び胸ベルトなどにより上半身を包囲し、姿勢を矯正する姿勢矯正ベルトが開示されている。
特開2014−150809号公報 特開2011−62245号公報
しかし、特許文献1に開示されている姿勢矯正ベルトの場合、両肩を後方に引くことにより猫背を或る程度矯正する効果を奏するものの、背骨(特に、胸骨)に対しては殆ど作用を与えず、姿勢を抜本的に矯正することはできない。
また、特許文献2に開示されている姿勢矯正ベルトの場合、肩ベルトに相当な張力がかかり、これにより肩が不自然に上から押されるようになってしまい、肩こりの原因になりかねない。
そこで、本発明は、姿勢を抜本的に矯正し、また肩などの負荷がかかると困る部分には負荷をかけない肋骨矯正ベルトを提供することを目的とする。
本発明によれば、
少なくともV字型部を含む背当部と、
前記背当部のV字型部の上側両先端部を接続する上側接続部と、
前記背当部のV字型部の左側中央下端部と右側中央下端部を接続する下側接続部と、
を備え、
人体に肋骨矯正ベルトを取り付けた場合に、前記背当部が、前記V字型部の中央下端部を下にして、少なくとも前記人体の第5胸椎を含む背中に当接し、前記上側接続部が、前記人体の第5肋骨より上側にある1以上の肋骨に当接し、前記下側接続部が、前記人体の前記第5肋骨よりも下側にある1以上の肋骨に当接し、前記V字型部の前記上側両先端部が、前記人体の両腕の脇の下に配置され、前記背当部に含まれる前記V字型部と前記上側接続部により、前記人体の前記第5肋骨よりも上側にある1以上の肋骨付近を包囲し、少なくとも前記背当部に含まれる前記V字型部の前記中央下端部と前記下側接続部により、前記人体の前記第5肋骨よりも下側にある1以上の肋骨付近を包囲することを特徴とする肋骨矯正ベルトが提供される。
本発明によれば、姿勢を抜本的に矯正することができ、また、肩などの負荷がかかると困る部分には負荷をかけないようにすることができる。
本発明の実施形態による肋骨矯正ベルトの原理を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトの展開状態の平面図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトの装着時の形態における内面を示す見取図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトの装着時の形態における背面を示す見取図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体正面図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体背面図である。 本発明の第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体側面図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトの展開状態の平面図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトの装着時の形態における内面を示す見取図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトの装着時の形態における背面を示す見取図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体正面図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体背面図である。 本発明の第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトを人体へ装着した状態を示す人体側面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
まず、本実施形態による肋骨矯正ベルトの原理について説明する。
図1は、人体300において、第5胸椎301、第1乃至第4胸椎(「上部胸椎グループ」ということにする。)303、第6乃至第10胸椎(「下部胸椎グループ」ということにする。)305、第1乃至第5肋骨(「上部肋骨グループ」ということにする。)307、第6乃至第10肋骨(「下部肋骨グループ」ということにする。)309を模式的に示す。
上部肋骨グループ307に属する第1番乃至第5番の肋骨は、背骨から胸骨(図示せず。)までの間で一本ずつ分離しており、下部肋骨グループ309に属する第6番乃至第10番の肋骨は途中から繋がっている。従って、胸骨と連動する上部肋骨グループ307と一部で肋骨が繋がっている下部肋骨グループ309は、相異なった動きをする。
胸椎は、上部肋骨グループ307に対応する上部胸椎グループ303と下部肋骨グループ309に対応する下部胸椎グループ305に分類することができるが、上部胸椎グループ303と下部胸椎グループ305との境界にある第5胸椎301を境として、クの字が開閉するような動きをする。
図1(b)に示すように、人体の胸側に突出するような屈折部を持つクの字が胸骨301、303、305により形成され、上部胸椎グループ303に接続されている上部肋骨グループ307の肋骨が、前方に向かって斜め上を向き、下部胸椎グループ305に接続されている下部肋骨グループ309の肋骨が、前方に向かって斜め下を向くようになるのが、本来の正しい胸骨の並びの生理的曲線である。
上部肋骨グループ307の高さの位置には、肺(図示せず。)があり、下部肋骨グループ309の高さの位置には、横隔膜(図示せず。)がある。従って、上部肋骨グループ307は、空気を吸うことに対応し、下部肋骨グループ309は、空気を吐くことに対応する。そのような呼吸に合わせて肋軟骨は、形成されている。そして、肋軟骨は、胸骨に接続されている。これらは、肋骨の並びが本来の正しい生理的曲線を形成している時(つまり、図1(b)に示すようなクの字が形成されている時)に正常に機能する。正常に機能していれば、吸う時には、肋軟骨とそれに接続されている上部肋骨グループ307の胸骨が上昇し、肋軟骨に接続されていない下部肋骨グループ309の肋骨が下降する。また、正常に機能していれば、横隔膜を上昇させることにより、息を吐くことができるが、わざわざ横隔膜を下げることにより息を吸う必要性は殆ど生じない。
しかし、重力の影響などにより、胸椎のクの字が正しく形成されず、人によっては、図1(a)に示すように、胸椎のクの字が逆に屈折したものになり(つまり、人体の背中側に突出するような屈折部を持つクの字が胸椎により形成され)、これにより、上部胸椎グループ303に接続されている上部肋骨グループ307の肋骨が、前方に向かって斜め下を向き、下部胸椎グループ305に接続されている下部肋骨グループ309の肋骨が、前方に向かって斜め上を向くようになってしまう。この状態では、第5番の肋骨と第6番の肋骨との隙間が非常に狭くなっている。つまり、正常ならば図1(b)に示すように十分な空間311Aが形成されるが、正常でないならば図1(a)に示すように狭い空間311Bしか形成されない。そのような場合、肺の容量が減り、また、横隔膜の動きが不十分となるので、人は呼吸を充分にすることができなくなってしまう。特に、肋軟骨とそれに接続されている胸骨により、充分に息を吸うことができなくなり、横隔膜により息を吸う腹式呼吸をせざるを得なくなる。このように腹式呼吸に頼ることは人体にとっては負荷が大きい。
そこで、本実施形態では、肋骨矯正ベルトにより、第5胸椎が後方から前方に移動するような力321を第5胸椎などにかけ、これにより、胸椎に図1(b)に示すような正常時のクの字を形成させる。また、図1(a)におけるクの字の頂角よりも、図1(b)におけるクの字の頂角が大きいならば頭部を上に持ち上げることができる。そうでなくても、頭が前方に垂れ下がるようなことがなくなる。
[第1の実施の形態]
次に、図2乃至7を参照して、第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトの説明をする。
本実施形態による肋骨矯正ベルト100は、
少なくともV字型部(101a)を含む背当部(101)と、
前記背当部(101)のV字型部(101a)の両先端部(101b、101c)を接続する上側接続部(103)と、
前記背当部(101)のV字型部(101a)の左側中央下端部(101d)付近と右側中央下端部(101e)付近を接続する下側接続部(105)と、
を備え、
人体(300)に当該肋骨矯正ベルト(100)を取り付けた場合に、
前記背当部(101)が、前記V字型部(101a)の中央下端部(101f)を下にして、少なくとも前記人体の第5胸椎(301)を含む背中付近に当接し、
前記背当部(101)に含まれる前記V字型部(101a)と前記上側接続部(103)により、前記人体の前記第5胸椎(301)よりも上側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(307)付近を包囲し、
前記背当部(101)に含まれる前記V字型部(101a)の前記中央下端部(101f)と前記下側接続部(105)により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(309)付近を包囲する。
また、本実施形態による肋骨矯正ベルト100では、
前記背当部(101)の前記V字型部(101a)は、所定の頂角度のV字の形状を有する下辺部(101g)と、前記所定の頂角度よりも所定角度だけ少ない頂角度のV字型の形状を有する上辺部(101h)を有し、両先端部(101b、101c)に向かうほど細くなる形状を有する。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト100では、
前記上側接続部(103)及び前記下側接続部(105)の双方は、前記背当部(101)に対して取り外し可能に接続できる。但し、前記上側接続部(103)及び前記下側接続部(105)の一方又は双方は、前記背当部(101)と一体化されていてもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト100では、
前記上側接続部(103)及び前記下側接続部の双方は、長さが調整可能であるが、前記上側接続部(103)及び前記下側接続部(105)の一方又は双方は、長さが調整不可能であってもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト100では、
前記下側接続部(105)は、複数(3つ)の部分に分割可能であるが、分割不可能であってもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト100では、
前記背当部の人体の第5胸椎付近に当接する部分に補強用の部材(101r)が追加されているが、追加されていなくてもよい。
第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトによれば、下記の効果が奏される。
前記背当部(101)に含まれる前記V字型部(101a)と前記上側接続部(103)により、前記人体の前記第5胸椎(301)よりも上側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(307)付近を包囲するので、これらにより、第5胸椎が後方から前方に移動するような力321を第5胸椎などにかけ、これにより、胸骨は、図1(b)に示すようなクの字を形成するようになる。また、上部肋骨グループ307に対する拘束が解かれ、これにより、肋軟骨とそれに接続されている胸骨により、息を吸うことが容易になる。つまり、肋軟骨とそれに接続されている上部肋骨グループ307の胸骨が上昇することにより息を吸うことができるようになり、また、これにより、わざわざ横隔膜を下げることにより息を吸う必要性は殆ど生じなくなる。
また、前記背当部(101)に含まれる前記V字型部(101a)の前記中央下端部(101f)と前記下側接続部(105)により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(309)付近を包囲するので、下部肋骨グループ309に属する肋骨が拡がらず、横隔膜が下がることが規制されるので、横隔膜を下げることにより息を吸う動き(腹式呼吸)を抑えることができる。
更に、前記背当部(101)に含まれる前記V字型部(101a)の前記中央下端部(101f)と前記下側接続部(105)により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(309)付近を包囲するので、下部肋骨グループ309に属する肋骨が狭まるように作用し、横隔膜が上がることが補助されるので、横隔膜を上げることにより息を吐く動きを補助することができる。
なお、下側接続部(105)を肋軟骨の下端付近に高さを調整して取り付けるのが好ましい。
また、肋骨矯正ベルトは、図7に示すように、人体に装着されるので、装着状態においても、人は、動き易く、従って、デスクワーク、スポーツにも適する。特に、図7から明らかなように、腹部に非装着部が生じるので、体を前屈させる動きが規制されず、また、図5、図6から明らかなように、脇腹に非装着部が生じるので、身体を側面方向に曲げる動きが規制されない。更に、図5乃至図7から明らかなように、腹部と脇腹部に連通した非装着部が生じるので身体の捩じりも規制されない。
第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトによれば、下記の効果が更に奏される。
・姿勢が改善される。従って、肩こり、腰痛が軽減する。
・体幹を作ることができる。
・呼吸を改善することができる。肺活量が上がったことと同様の効果を奏する。呼吸時に肋骨、胸骨、肋軟骨、横隔膜が人間本来の動きをするようになる。腹式呼吸を抑えることができるので、腹式呼吸による体に対する負担を軽減することができる。
・上側のベルトが斜め上方から第5胸椎を引くことになるので、第5胸椎を確実に引くことができるようになる。
・上側のベルトと下側のベルトとが、側腹部において、すでに分離しているので、動き易い。姿勢が変わっても、上側のベルトが第5胸椎を前に引く効果と、下側のベルトが下部肋骨グループに対して作用して、吸いにくく吐きやすいという効果を維持することができる。
・股関節が楽になる。
・肩を上げ易くなる。
・体幹が整うので、重い物を持ち易くなる。
・特に、女性の場合、肋間が開くのでバストアップすることができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトは、第1の実施の形態による肋骨矯正ベルトを変形したものである。
図8乃至13を参照して、第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトの説明をする。
本実施形態による肋骨矯正ベルト200は、
少なくともV字型部(201a)を含む背当部(201)と、
前記背当部(201)のV字型部(201a)の両先端部(201b、201c)を接続する上側接続部(203)と、
前記背当部(201)のV字型部(201a)の左側中央下端部(201d)付近と右側中央下端部(201e)付近を接続する下側接続部(205)と、
を備え、
人体(300)に当該肋骨矯正ベルト(200)を取り付けた場合に、
前記背当部(201)が、前記V字型部(201a)の中央下端部(201f)を下にして、少なくとも前記人体の第5胸椎(301)を含む背中付近に当接し、
前記背当部(201)に含まれる前記V字型部(201a)と前記上側接続部(203)により、前記人体の前記第5胸椎(301)よりも上側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(307)付近を包囲し、
少なくとも前記背当部(201)に含まれる前記V字型部(201a)の前記中央下端部(201f)と前記下側接続部(205)により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(309)付近を包囲する。
また、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記背当部(201)の前記V字型部(201a)は、所定の頂角度のV字の形状を有するV字型側下辺部(201g)と、前記所定の頂角度よりも所定角度だけ少ない頂角度のV字型の形状を有するV字型側上辺部(201h)を有し、両先端部(201b、201c)に向かうほど細くなる形状を有する。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記背当部(201)は、前記V字型部(201a)と平面的に見た場合に中央部が重なる逆V字型部(201j)を更に含み、
前記下側接続部(205)は、前記背当部(201)の前記逆V字型部(201j)の両先端部(201m,201n)を接続し、
前記背当部(201)に含まれる前記V字型部(201a)の前記中央下端部(201f)と前記逆V字型部(201j)と前記下側接続部(205)により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨(309)付近を包囲する。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記背当部(201)の前記逆V字型部(201j)は、所定の頂角度のV字の形状を有する逆V字型側上辺部(201p)と、前記所定の頂角度よりも所定角度だけ少ない頂角度のV字型の形状を有する逆V字型側下辺部(201q)を有し、両先端部(201m,201n)に向かうほど細くなる形状を有する。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記上側接続部(203)及び前記下側接続部(205)の双方は、前記背当部(201)に対して取り外し可能に接続できる。但し、前記上側接続部(203)及び前記下側接続部(205)の一方又は双方は、前記背当部(201)と一体化されていてもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記上側接続部(203)及び前記下側接続部の双方は、長さが調整可能であるが、前記上側接続部(203)及び前記下側接続部(205)の一方又は双方は、長さが調整不可能であってもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記下側接続部(205)は、複数の部分に分割可能であってもよい。
更に、本実施形態による肋骨矯正ベルト200では、
前記背当部の人体の第5胸椎付近に当接する部分に補強用の部材(201r)が追加されているが、追加されていなくてもよい。
第2の実施の形態による肋骨矯正ベルトによれば、第1の実施の形態による効果と同様な効果が奏される。
次に、肋骨矯正ベルトの身体への取付方法の説明をする。
・非装着者は、ベッドなどに横になる。
・背中の下に丸めたタオルなどを敷いて、背中のS字カーブを形成する。このとき、肋間が十分開くようにする。
・肩を回してから緩める。脚や、頭なども緩める。
・背当部を背中から両脇腹にかけて装着する。
・上側接続部の片端を背当部のV字の片端部付近に取り付けたならば、深呼吸をして、呼気が終了したならば、上側接続部の他端を背当部のV字の他端部付近にきつめに取り付ける。高さはアンダーバスト付近にする。
・下側接続部の片端を背当部のV字の片側中央下端部付近に取り付けたならば、もう一度、深呼吸をして、呼気が終了したならば、下側接続部の他端を背当部のV字の他方側中央下端部付近に緩め取り付ける。高さは肋軟骨の下端付近にする。
・更に、深呼吸をして、呼気が終了したならば、上側接続部を強く締めなおす。つまり、上側接続部の何れかの端部を背当部のV字のそれに対応する端部に本人の前方における背当部の両端部の間隔が狭くなるように付け直す。
・更に、深呼吸をして、呼気が終了したならば、下側接続部を強く締めなおす。つまり、下側接続部の何れかの端部を背当部のV字のそれに対応する側の中央下端部付近に本人の前方における背当部の両端部の間隔が狭くなるように付け直す。
本発明は、人体の姿勢を矯正するために利用することができる。
100、200 肋骨矯正ベルト
101、201 背当部
103、203 上側接続部
105、205 下側接続部
101a、201a V字型部
201j 逆V字型部

Claims (8)

  1. 少なくともV字型部を含む背当部と、
    前記背当部のV字型部の上側両先端部を接続する上側接続部と、
    前記背当部のV字型部の左側中央下端部と右側中央下端部を接続する下側接続部と、
    を備え、
    人体に肋骨矯正ベルトを取り付けた場合に、前記背当部が、前記V字型部の中央下端部を下にして、少なくとも前記人体の第5胸椎を含む背中に当接し、前記上側接続部が、前記人体の第5肋骨より上側にある1以上の肋骨に当接し、前記下側接続部が、前記人体の前記第5肋骨よりも下側にある1以上の肋骨に当接し、前記V字型部の前記上側両先端部が、前記人体の両腕の脇の下に配置され、前記背当部に含まれる前記V字型部と前記上側接続部により、前記人体の前記第5肋骨よりも上側にある1以上の肋骨付近を包囲し、少なくとも前記背当部に含まれる前記V字型部の前記中央下端部と前記下側接続部により、前記人体の前記第5肋骨よりも下側にある1以上の肋骨付近を包囲することを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  2. 請求項1に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記背当部の前記V字型部は、所定の頂角度のV字の形状を有するV字型側下辺部と、前記所定の頂角度よりも所定角度だけ少ない頂角度のV字型の形状を有するV字型側上辺部を有し、前記上側両先端部に向かうほど細くなる形状を有することを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  3. 請求項1又は2に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記背当部は、平面的に見た場合に前記V字型部と中央部が重なる逆V字型部を更に含み、
    前記下側接続部は、前記背当部の前記逆V字型部の下側両先端部を接続し、
    前記背当部に含まれる前記V字型部の前記中央下端部と前記逆V字型部と前記下側接続部により、前記人体の前記第5胸椎よりも下側にある1以上の胸椎にそれぞれ対応する1以上の肋骨を包囲することを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  4. 請求項3に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記背当部の前記逆V字型部は、所定の頂角度のV字の形状を有する逆V字型側上辺部と、前記所定の頂角度よりも所定角度だけ少ない頂角度のV字型の形状を有する逆V字型側下辺部を有し、前記下側両先端部に向かうほど細くなる形状を有することを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記上側接続部及び前記下側接続部の一方又は双方は、前記背当部と一体化され、又は、前記背当部に対して取り外し可能に接続できることを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記上側接続部及び前記下側接続部の一方又は双方は、長さが調整可能であることを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記下側接続部は、複数の部分に分割可能であることを特徴とする肋骨矯正ベルト。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の肋骨矯正ベルトであって、
    前記背当部の人体の第5胸椎に当接する部分に補強用の部材が追加されていることを特徴とする肋骨矯正ベルト。
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