JP6866926B2 - 付着力に優れた導波管エッジ遮光用組成物 - Google Patents

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Description

本願は、2017年11月28日付の韓国特許出願第10−2017−0160204号に基づいた優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されたあらゆる内容は、本明細書の一部として含まれる。
本発明は、付着力に優れた導波管エッジ遮光用組成物に係り、より具体的には、光漏れ及び外光流入を抑制するために、導波管に形成される遮光層に使用するための組成物に関する。また、本発明は、該組成物を使用して遮光層を形成した導波管、該導波管を含む導波管モジュール及び該導波管の製造方法に関する。
拡張現実(AR)メガネに代表されるウェアラブル拡張現実装置は、デジタルイメージをユーザの目に伝達するために、近眼ディスプレイ(Near−Eye Display、NED)が必要であり、NEDの構成要素の1つとして平板導波管(waveguide)が使われる。このような導波管に入射された光線は、導波管面に平行な方向に伝達されて格子(grating)またはハーフミラー(half−mirror)などに反射後、ユーザの目に到逹するが、この際、一部光線は、導波管の先端部まで伝播され、導波管の縁部に発散されて、NED駆動時に、図1から見られる光漏れ現象を引き起こす。このような光漏れ現象は、製品駆動時に、ユーザの便宜と美観とを阻害するために改善しなければならない事項である。また、導波管の縁部から導波管内に流入される外光は、意図していない光干渉を誘発して、イメージ品質の低下をもたらしうる。
したがって、導波管の縁部の切断部に遮光コーティングすれば、このような外光流入を抑制して、NEDから出力されるイメージ品質の低下を抑制することができて、従来には、導波管にプラスチックケースを被せるか、フレームにテープを貼り付けて遮光する方法などを使用した。
しかし、前記方法は、遮光層の厚さが、例えば、数百μm〜数十mmに厚く、遮光コーティングの幅を数百nm〜数百μmのレベルに薄くかつ精巧に調節するのが困難であった。
大韓民国公開特許公報第10−2012−0076973 A号
遮光膜の形成にインクを使用する方式において、従来の接触式印刷方式であるスクリーンプリンティングなどの手段としては、導波管の狭い切断面にコーティングしにくく、導波管の切断面が曲面または傾斜面に加工された場合、さらに従来の方式で精巧に遮光層をコーティングすることが困難であった。しかし、インクジェットプリンティング方式は、非接触式印刷方式であって、曲面または傾斜面の加工になっている狭い切断部領域にも、精巧な印刷が可能である。
これにより、本発明の目的は、従来技術の問題点を解決するために、導波管の切断面に着色剤を含む組成物をコーティングして遮光膜を形成することにより、導波管フレームで発生する光漏れ現象及び導波管内への外光流入を防止するための導波管エッジ遮光用紫外線硬化用組成物及びそれを使用して遮光膜を形成した導波管を提供することを目的とする。
前記目的を果たすために、本発明は、着色剤、アクリレートモノマー、ウレタンアクリレートオリゴマー、有機シラン及び光重合開始剤を含み、硬化後のガラス基材に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(microscratch test:MST)で1500mN以上である導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物を提供する。
また、本発明は、前記組成物を使用して、平板導波管のフレーム側に遮光膜コーティング層を形成する段階;及びb)前記遮光膜パターンを硬化して、1.5以上の光学密度(Optical Density、OD)を有する遮光膜を形成する段階;を含む導波管の製造方法を提供する。
また、本発明は、平板導波管のフレーム側切断面に遮光膜が形成された導波管であって、前記遮光膜の厚さは、2〜120μmであり、前記遮光膜の導波管に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上である導波管、及び前記導波管を含む導波管モジュールを提供する。
本発明によれば、薄肉の遮光膜を形成するにも拘らず、優れた光学密度と優れた付着力とを有するために、導波管フレームで発生する光漏れ現象及び導波管内への外光流入を防止することができるという長所がある。
導波管の使用及び光漏れ現象を示す模式図である。 本発明の導波管による光の移動経路を示す模式図である。 本発明の導波管の遮光膜の形成過程を示す模式図である。 本発明の導波管の切断面の形態による形成方法を示す模式図である。 本発明の実施例によって製造された導波管の断面を示す模式図である。 本発明の実施例によって製造された導波管の正面を示す模式図である。 本発明による一実施例(右側)及び比較例(左側)の組成物によってクロスカット程度が変わる形状を示す図面である。
以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明は、着色剤、アクリレートモノマー、ウレタンアクリレートオリゴマー、有機シラン及び光重合開始剤を含み、硬化後のガラス基材に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上である導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物を提供する。
また、本発明の紫外線硬化型組成物は、光増減剤、密着増進剤、及び界面活性剤からなる群から選択される1つ以上をさらに含みうる。
本発明の紫外線硬化型組成物の利点は、前記各成分の組合わせによって極大化される。以下、前記紫外線硬化型組成物の各成分について詳しく説明する。
本発明の紫外線硬化型組成物は、重合性不飽和化合物であって、アクリレートモノマーとウレタンアクリレートオリゴマーとを含みうる。本発明の紫外線硬化型組成物は、ウレタンアクリレートオリゴマーを混合して使用することにより、硬化後の適切な靭性(toughness)及び基材に対する適切な付着力を果たしながら、顔料の分散性を保護しうる。
前記アクリレートモノマーは、硬化時に、前記ウレタンアクリレートオリゴマーと化学的に反応して適切な硬化度を具現する役割を行う。
前記アクリレートモノマーは、1個のアクリレート官能基を含む単官能性アクリレートモノマー、2個のアクリレート官能基を含む2官能性アクリレートモノマー、及び3個以上のアクリレート官能基を含む多官能性アクリレートモノマーからなる群から選択される1つ以上を含みうる。
前記単官能性アクリレートモノマーは、炭素数1〜14の線形または分岐型アルキル基を有するアルキルアクリレートを含みうる。前記炭素数範囲のアルキル基を通じて、前記光硬化性組成物が適切な粘度を確保し、硬化以後に、適切な硬化度及び硬度を具現することができる。
例えば、前記アルキルアクリレートは、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルブチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、及びこれらの組合わせからなる群から選択された1つを含みうる。
また、前記単官能性アクリレートモノマーは、カルボキシル基含有(メタ)アクリレートモノマーまたはヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートモノマーをさらに含みうる。このように、カルボキシル基またはヒドロキシ基を通じて適切な接着力を付与することができる。例えば、前記カルボキシル基またはヒドロキシ基を含有する(メタ)アクリレートモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシ酢酸、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル酸、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、8−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチレングリコール(メタ)アクリレートまたは2−ヒドロキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、及びこれらの組合わせからなる群から選択される何れか1つを含みうる。一具現例で、前記単官能性(メタ)アクリレートモノマーは、ガラス転移温度(Tg)が約−60〜100℃であり得る。前記範囲のガラス転移温度(Tg)を有する単官能性アクリレート光硬化性モノマーを使用して、本発明による組成物が低い硬化収縮率を具現することができる。
2個以上のアクリレート官能基を含むモノマーとしては、プロピレングリコールジアクリレートなどの2官能性モノマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートなどの3官能性モノマー、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートなどの6官能性モノマーなどを例として挙げられるが、これに限定されるものではない。比較的弾性率が低い硬化物が要求される場合には、単官能性化合物を使用することが望ましいが、2個以上のアクリレート官能基を含む化合物を適当な比率で併用して硬化物の弾性率を調節することもできる。
一態様において、前記アクリレートモノマーは、テトラヒドロフルフリルアクリレート、サイクリックトリメチロールプロパンホルマールアクリレート、ビスフェノールAエポキシジアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート及びジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレートであって、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートからなる群から選択される1つ以上を含みうる。
一態様において、単官能アクリレートモノマー含量が、全体インク組成物の総重量に対して5〜40重量%であることが望ましい。前記含量が5重量%以下である場合、開始剤の溶解度が低下し、コーティング層の硬化収縮率が増加し、40含量%以上であれば、硬化物の硬度が低下し、スティッキング(sticking)現象が発生するという問題がある。
一態様において、2官能以上のアクリレートモノマー含量は、全体インク組成物の総重量に対して10〜70重量%であることが望ましく、例えば、15〜50重量%であり得る。前記含量が10重量%以下である場合、コーティング層の硬度が低下し、70重量%以上である場合、収縮率が増加し、基材の付着力が低下する。
前記ウレタンアクリレートオリゴマーは、ポリエーテルポリオール、水酸基含有アクリル誘導体及びジイソシアネート化合物を重合させて製造した化合物であり、両末端には、炭素−炭素二重結合を有する。ポリエーテルポリオールとしては、数平均分子量が300〜30,000であるものを使用し、より望ましくは、分子量が500〜10,000であるものを使用する。ジイソシアネート化合物は、通常のウレタン合成時に使われるものであって、脂肪族または芳香族ジイソシアネートをいずれも使用することができる。
前記ウレタンアクリレートオリゴマーは、数平均分子量が500〜40,000であるものを使用することが望ましく、数平均分子量が500〜30,000であるものを使用することがより望ましい。数平均分子量が500未満である場合には、本発明が目的する特性改善を果たすことが困難であるという問題点があり、40,000を超過する場合には、全体的な光硬化性とアルカリ現象性とに悪影響を及ぼすという問題点がある。
前記ウレタンアクリレートオリゴマーは、組成物総重量に対して0.5〜30重量%(溶媒を除いた固形分の重量%を意味する。以下、同一である)の含量で使われることが望ましい。0.5重量%未満に使われる場合には、本発明が目的する特性改善の効果を得にくく、30重量%を超過して使用する場合には、光硬化性に問題をもたらす。
また、本発明の組成物は、アクリレートモノマーとウレタンアクリレートオリゴマーとを2:1〜8:1の重量比で含みうる。さらに他の態様において、アクリレートモノマー対ウレタンアクリレートオリゴマーの重量比は、2:1〜6:1であるか、または3:1〜5:1であり得る。
本発明の組成物は、光照射によって硬化反応を行うために、光重合開始剤をさらに含みうる。前記光重合開始剤は、ヒドロキシケトン系化合物、フェニルグリオキシル酸系化合物、ベンジルジメチルケタール系化合物、α−アミノケトン系化合物、モノアシルホスフィン系化合物、ビスアシルホスフィン系化合物、ホスフィンオキシド系化合物、メタロセン系化合物、ヨードニウム塩、及びこれらの組合わせからなる群から選択された1つを含みうるが、これに制限されるものではない。
前記光重合開始剤は、紫外線硬化型組成物の総重量に対して0.5〜10重量%に含まれることが望ましい。光重合開始剤の含量が0.5重量%未満であれば、硬化反応が十分ではなく、10重量%超過であれば、いずれも溶解されないか、粘度が増加して、コーティング性が低下する。
本発明による硬化型インク組成物は、溶剤を含まないこともある。
前記硬化型インク組成物は、着色剤を含む。前記着色剤としては、1種以上の着色剤、染料またはこれらの混合物を含む着色剤分散液の形態で使用し、必要による色を発現することができるならば、特に限定するものではない。
一具現例で、前記着色剤としてカーボンブラック、黒鉛、金属酸化物、有機ブラック着色剤などを使用することができる。
カーボンブラックの例としては、シスト5HIISAF−HS、シストKH、シスト3HHAF−HS、シストNH、シスト3M、シスト300HAF−LS、シスト116HMMAF−HS、シスト116MAF、シストFMFEF−HS、シストSOFEF、シストVGPF、シストSVHSRF−HS及びシストSSRF(東海カーボン(株));ダイヤグラムブラックII、ダイヤグラムブラックN339、ダイヤグラムブラックSH、ダイヤグラムブラックH、ダイヤグラムLH、ダイヤグラムHA、ダイヤグラムSF、ダイヤグラムN550M、ダイヤグラムM、ダイヤグラムE、ダイヤグラムG、ダイヤグラムR、ダイヤグラムN760M、ダイヤグラムLR、#2700、#2600、#2400、#2350、#2300、#2200、#1000、#980、#900、MCF88、#52、#50、#47、#45、#45L、#25、#CF9、#95、#3030、#3050、MA7、MA77、MA8、MA11、MA100、MA40、OIL7B、OIL9B、OIL11B、OIL30B及びOIL31B(三菱化学(株));PRINTEX−U、PRINTEX−V、PRINTEX−140U、PRINTEX−140V、PRINTEX−95、PRINTEX−85、PRINTEX−75、PRINTEX−55、PRINTEX−45、PRINTEX−300、PRINTEX−35、PRINTEX−25、PRINTEX−200、PRINTEX−40、PRINTEX−30、PRINTEX−3、PRINTEX−A、SPECIAL BLACK−550、SPECIAL BLACK−350、SPECIAL BLACK−250、SPECIAL BLACK−100、及びLAMP BLACK−101(テクサ(株));RAVEN−1100ULTRA、RAVEN−1080ULTRA、RAVEN−1060ULTRA、RAVEN−1040、RAVEN−1035、RAVEN−1020、RAVEN−1000、RAVEN−890H、RAVEN−890、RAVEN−880ULTRA、RAVEN−860ULTRA、RAVEN−850、RAVEN−820、RAVEN−790ULTRA、RAVEN−780ULTRA、RAVEN−760ULTRA、RAVEN−520、RAVEN−500、RAVEN−460、RAVEN−450、RAVEN−430ULTRA、RAVEN−420、RAVEN−410、RAVEN−2500ULTRA、RAVEN−2000、RAVEN−1500、RAVEN−1255、RAVEN−1250、RAVEN−1200、RAVEN−1190ULTRA、及びRAVEN−1170(コロンビアカーボン(株))またはこれらの混合物などが挙げられる。
前記有機ブラック顔料としてアニリンブラック、ラクタムブラックまたはペリレンブラック系などを使用することができるが、これらに限定するものではない。
本発明において、硬化型インク組成物は、紫外線(一例として、250または450nm)、より望ましくは、長波長の紫外線(一例として、360〜410nm)の照射によって硬化されて、一定レベルのOD(Optical Density)を有することを特徴とする。このために、前記着色剤の含量は、硬化型インク組成物の全体重量に対して0.1〜15重量%であることが望ましく、さらに他の態様において、0.5〜8重量%であり得る。着色剤の含量が0.1重量%未満である場合、遮光膜に適用するほどのレベルのODが表われず、15重量%超過である場合、過量の着色剤がインクに分散されず、沈殿物が形成されるか、コーティング後、フィルム内に紫外線透過が難しくて、フィルム深部まで十分に硬化にならないこともある。
前記硬化型インク組成物は、添加剤として密着増進剤をさらに含みうる。導波管の切断面に付着された遮光膜は、温度と湿度など使用条件によって収縮と膨張とを繰り返すことにより、遮光膜に応力が加えられて遮光膜が導波管から脱落されうる。それを防止するために、密着増進剤としてエポキシシラン系化合物、アミノシラン系化合物、メタクリロキシシラン系化合物、ビニルシラン系化合物、メルカプトシラン系化合物、アクリロキシシラン系化合物、イソシアネートシラン系化合物からなる群から選択される1種以上のシラン系化合物を使用する場合、優れた結果を示す。
そのうちでも、アミノシラン系化合物が、本発明の密着増進剤として望ましい。例えば、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシランなどが使われる。
本発明のさらに他の態様において、密着増進剤としてエポキシシラン系化合物が使われ、例えば、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、メタアクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、メタアクリロイルオキシプロピルジメトキシシラン、メタアクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、メタアクリロイルオキシプロピルジメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシランなどが使われる。
前記密着増進剤は、インク組成物総重量に対して0.1〜15重量%に含まれることが望ましく、さらに他の態様において、2〜10重量%に含まれる。0.1重量%未満である場合には、遮光膜が導波管の切断面からの剥離を防止することができず、15重量%超過である場合には、インク溶液の粘度が上昇し、分散性が低いという問題点がある。
前記紫外線硬化型組成物は、組成物の表面張力を低める界面活性剤をさらに含みうる。
前記界面活性剤としては、販売品を使用し、例えば、DIC(DaiNippon Ink & Chemicals)社のMegafack F−444、F−475、F−478、F−479、F−484、F−550、F−552、F−553、F−555、F−570、RS−75、または旭ガラス社のSurflon S−111、S−112、S−113、S−121、S−131、S−132、S−141及びS−145、または住友スリーエム社のFluorad FC−93、FC−95、FC−98、FC−129、FC−135、FC−170C、FC−430及びFC−4430、またはデュポン社のZonyl FS−300、FSN、FSN−100及びFSO、及びBYK社のBYK−306、BYK−310、BYK−320、BYK−331、BYK−333、BYK−342、BYK−350、BYK−354、BYK−355、BYK−356、BYK−358N、BYK−359、BYK−361N、BYK−381、BYK−370、BYK−371、BYK−378、BYK−388、BYK−392、BYK−394、BYK−399、BYK−3440、BYK−3441、BYKETOL−AQ、BYK−DYNWET 800、BYK−SILCLEAN 3700及びBYK−UV 3570、またはテゴ社のRad 2100、Rad 2011、Glide 100、Glide 410、Glide 450、Flow 370及びFlow 425などからなる群から選択されるものを使用することができる。
前記界面活性剤は、硬化型インク組成物総重量に対して0.1〜5.0重量%に含まれることが望ましく、さらに他の態様において、0.5〜3.0重量%に含まれる。前記界面活性剤の含量が0.1重量%未満である場合には、組成物の表面張力を低める効果が十分ではなくて、基材に組成物をコーティング時に、コーティング不良が発生し、5.0重量%を超過する場合には、界面活性剤が過量で使われて組成物の相溶性及び消泡性がむしろ減少するという問題点がある。
前記硬化型インク組成物は、長波長の活性エネルギー線での硬化性を補完するために、光増減剤をさらに含みうる。
前記光増減剤は、アントラセン、9,10−ジブトキシアントラセン、9,10−ジメトキシアントラセン、9,10−ジエトキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジメトキシアントラセンなどのアントラセン系化合物;ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルアミノベンゾフェノン、メチル−o−ベンゾイル安息香酸、3,3−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、3,3,4,4−テトラ(t−ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系化合物;アセトフェノン;ジメトキシアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、プロパノンなどのケトン系化合物;ペリレン;9−フルオレノン、2−クロロ−9−フルオレノン、2−メチル−9−フルオレノンなどのフルオレノン系化合物;チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロピルオキシチオキサントン、イソプロピルチオキサントン(ITX)、ジイソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン系化合物;キサントン、2−メチルキサントンなどのキサントン系化合物;アントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、t−ブチルアントラキノン、2,6−ジクロロ−9,10−アントラキノンなどのアントラキノン系化合物;9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9−アクリジニル)ヘプタン、1,5−ビス(9−アクリジニルペンタン)、1,3−ビス(9−アクリジニル)プロパンなどのアクリジン系化合物;ベンジル、1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2,2,1]ヘプタン−2,3−ジオン、9,10−フェナントレンキノンなどのジカルボニル化合物;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシドなどのホスフィンオキシド系化合物;メチル−4−(ジメチルアミノ)安息香酸、エチル−4−(ジメチルアミノ)安息香酸、2−n−ブトキシエチル−4−(ジメチルアミノ)安息香酸などの安息香酸系化合物;2,5−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクロペンタノン、2,6−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクロヘキサノン、2,6−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)−4−メチル−シクロペンタノンなどのアミノシナジスト;3,3−カルボニルビニル−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−(2−ベンゾチアゾリル)−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−ベンゾイル−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−ベンゾイル−7−メトキシ−クマリン、10,10−カルボニルビス[1,1,7,7−テトラメチル−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H,5H,11H−C1]−ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン−11−オンなどのクマリン系化合物;4−ジエチルアミノカルコン、4−アジドベンザルアセトフェノンなどのカルコン化合物;2−ベンゾイルメチレン;及び3−メチル−b−ナフトチアゾリンからなる群から選択される1種であり得る。
前記光増減剤は、光重合開始剤100重量部に対して、1〜200重量部で含まれることが望ましく、さらに望ましくは、10〜100重量部で含まれる。1重量部未満である場合には、所望の波長での硬化感度の上昇作用を期待することができず、200重量部超過である場合、光増減剤が溶解されず、パターンの接着力及び架橋密度を低下させる問題点がある。
本発明で使用する硬化型インク組成物は、優れた塗膜の特性を示し、硬化されて優れた接着特性を示す。前記硬化型インク組成物は、硬化ドーズ量が1〜10,000mJ/cm、望ましくは、80〜3,000mJ/cmである。前記硬化型インク組成物は、250〜450nm、望ましくは、360〜410nmの波長範囲で紫外線を吸収して硬化される。
前記紫外線硬化型組成物は、一例として、25℃で10〜10,000mPa・sの粘度、または、100〜10,000mPa・sの粘度を有することにより、ディスペンサ工程に適している。前記の粘度範囲を有する紫外線硬化型組成物は、工程温度での吐出が良好である。前記工程温度は、紫外線硬化型組成物の粘度が低くなるように加熱した温度を意味する。工程温度は、10〜100℃であり、望ましくは、20〜70℃であり得る。
また、前記硬化型インク組成物は、一例として、35℃の対流オーブンで蒸発させた時、2時間経過後の残余質量が85%以上であって、蒸発速度は低いながらも、硬化速度及び膜の特性が不良ではない。
本発明の紫外線硬化型組成物は、硬化後のガラス基材に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上に付着力と硬度とに優れている。
本発明は、平板導波管のフレーム側切断面に遮光膜が形成されている導波管を提供する。平板導波管を使用する場合、光が入射して導波管の内部の壁を反射して移動するが、この際、切断面に何らの適切な遮光膜が形成されていなければ、内光が発散されるという問題(光漏れ現象)が発生するか、外部から不要な光が流入されるという問題が発生する。これにより、本発明の導波管は、図2に示すように、平板導波管のフレーム側切断面に、薄肉の、優れた光学密度(OD)を有する遮光膜を形成して、内光発散を遮断し、また、外光流入を遮断することができる。
前記遮光膜が形成されている導波管の切断面は、平面、曲面または傾斜面に加工されている。本発明は、後述する製造方法によって製造することにより、多様な形状に対して遮光膜を形成しうる。
また、前記遮光膜は、導波管の切断面の横面及びフレームに形成されうる。単純に横面だけではなく、フレーム(エッジ含む)にも遮光膜を形成することにより、内光発散を遮断し、また、外光流入を遮断することができる。
前記遮光膜は、カーボンブラック、黒鉛、金属酸化物、及び有機ブラック着色剤からなる群から選択される1つ以上のブラックインク着色剤を含みうる。
カーボンブラックの例としては、シスト5HIISAF−HS、シストKH、シスト3HHAF−HS、シストNH、シスト3M、シスト300HAF−LS、シスト116HMMAF−HS、シスト116MAF、シストFMFEF−HS、シストSOFEF、シストVGPF、シストSVHSRF−HS及びシストSSRF(東海カーボン(株));ダイヤグラムブラックII、ダイヤグラムブラックN339、ダイヤグラムブラックSH、ダイヤグラムブラックH、ダイヤグラムLH、ダイヤグラムHA、ダイヤグラムSF、ダイヤグラムN550M、ダイヤグラムM、ダイヤグラムE、ダイヤグラムG、ダイヤグラムR、ダイヤグラムN760M、ダイヤグラムLR、#2700、#2600、#2400、#2350、#2300、#2200、#1000、#980、#900、MCF88、#52、#50、#47、#45、#45L、#25、#CF9、#95、#3030、#3050、MA7、MA77、MA8、MA11、MA100、MA40、OIL7B、OIL9B、OIL11B、OIL30B及びOIL31B(三菱化学(株));PRINTEX−U、PRINTEX−V、PRINTEX−140U、PRINTEX−140V、PRINTEX−95、PRINTEX−85、PRINTEX−75、PRINTEX−55、PRINTEX−45、PRINTEX−300、PRINTEX−35、PRINTEX−25、PRINTEX−200、PRINTEX−40、PRINTEX−30、PRINTEX−3、PRINTEX−A、SPECIAL BLACK−550、SPECIAL BLACK−350、SPECIAL BLACK−250、SPECIAL BLACK−100、及びLAMP BLACK−101(テクサ(株));RAVEN−1100ULTRA、RAVEN−1080ULTRA、RAVEN−1060ULTRA、RAVEN−1040、RAVEN−1035、RAVEN−1020、RAVEN−1000、RAVEN−890H、RAVEN−890、RAVEN−880ULTRA、RAVEN−860ULTRA、RAVEN−850、RAVEN−820、RAVEN−790ULTRA、RAVEN−780ULTRA、RAVEN−760ULTRA、RAVEN−520、RAVEN−500、RAVEN−460、RAVEN−450、RAVEN−430ULTRA、RAVEN−420、RAVEN−410、RAVEN−2500ULTRA、RAVEN−2000、RAVEN−1500、RAVEN−1255、RAVEN−1250、RAVEN−1200、RAVEN−1190ULTRA、及びRAVEN−1170(コロンビアカーボン(株))またはこれらの混合物などが挙げられる。
前記有機ブラック着色剤としてアニリンブラック、ラクタムブラックまたはペリレンブラック系などを使用することができるが、これらに限定するものではない。
前記ブラックインク着色剤の含量は、前記遮光膜の総重量に対して0.1〜15重量%に含まれる。前記ブラックインク着色剤の含量が、前記範囲を満足して初めて、インクの分散安定性及び保存安全性を確保し、フィルムの紫外線硬化を阻害しなながら、高い厚さ当たり光学密度を有する遮光膜を製造することができるという長所がある。
本発明の導波管は、図3でのように、導波管のフレーム側切断面に遮光膜を形成することにより、光漏れを抑制し、外光の流入を遮断することができる。
また、本発明の導波管は、光漏れを抑制し、外光の流入を遮断するために、前記遮光膜の全体光学密度(OD)は、1.5以上にすることができる。本発明による一例において、前記遮光膜の全体光学密度は、6を超過しない。
また、本発明の一態様において、前記遮光膜の導波管に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上であって、付着力及びコーティング性に優れている。
また、本発明は、前記導波管を含む導波管モジュールを提供する。前記導波管モジュールは、本発明の導波管が使われるものであれば、特に制限はないが、拡張現実(Augmented reality、AR)メガネなどに使われる。
本発明は、a)前記紫外線硬化型組成物を使用して、平板導波管のフレーム側に遮光膜コーティング層を形成する段階;及びb)前記遮光膜パターンを硬化して、1.5以上の光学密度(OD)を有する遮光膜を形成する段階;を含む導波管の製造方法を提供する。
前記a)段階で平板導波管のフレーム側切断面に遮光膜コーティング層を形成する方法は、ディスペンサ工程またはインクジェット(Inkjet)印刷を利用することができる。前記インクジェット印刷方法は、通常の方法で使用し、ディスペンサ工程は、微細吐出装置は空圧または圧電を利用したディスペンシング弁を利用することができるが、望ましくは、ディスペンサ印刷方法を使用することができる。
前記印刷方法で遮光膜コーティング層を形成すれば、図4に記載されたように、平面(図4の(a))だけではなく、傾斜面(図4の(b))または曲面(図4の(c))に加工された導波管のフレーム側切断面にも、効果的に遮光膜コーティング層を形成させうる。
前記b)段階の硬化は、紫外線硬化であり得る。前記紫外線硬化時に、250〜450nmの光源を、より望ましくは、360〜410nmの光を光源として使用することができる。
また、前記方法で製造された遮光膜の導波管に対する付着力は、ASTM D3359規格で5B以上及び/またはマイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上であり得る。
以下、本発明を実施例を挙げて詳細に説明する。
実施例
製造例1
Figure 0006866926
CN8887:Sartomer USA、LLC(サートマー)
PU256:ミウォンスペシャリティケミカル(株)
CN9021:Sartomer USA、LLC(サートマー)
CN8888:Sartomer USA、LLC(サートマー)
Figure 0006866926
前記実施例1から実施例6、比較例1、及び比較例1及び比較例2の組成によって混合して製造した遮光膜形成用組成物を洗浄された導波管の上面に硬化後、遮光膜のODが約1.5になるように、スピンコーティング方法でコーティングした。異物の付着を防止するために、コーティング後、1分以内にコーティング層を下記の条件で紫外線(395nm)を照射して硬化することにより、遮光膜コーティング層を形成した。紫外線照射器は、395nm波長のLEDランプを使用し、2500mJ/cmの光量で照射した。
実験例1:遮光膜のOD評価
前記形成した遮光膜コーティング層に対して、ODをX−rite社のOD測定器を用いて測定して、下記に示した。
実験例2:クロスカットテスト(Cross−cut test)
前記導波管平面上に同じ厚さに製造された遮光膜をクロスカット試験基準であるASTM D3359の規格に準拠して、クロスカットテストを行った。具体的に、試片を1mmの間隔で横及び縦方向にそれぞれ11列ずつ刀で切りつけて横と縦とがそれぞれ1mmである100個の正方形格子を形成した。その後、Nichiban社のCT−24接着テープを前記裁断面に付着した後、取り外す時に、共に剥がされる面の状態を測定して、下記の基準に評価して、下記表3に示した。
<クロスハッチ接着力評価基準>
5B:剥がされた面がない場合
4B:剥がされた面が総面積に比べて、5%以内である場合
3B:剥がされた面が総面積に比べて、5〜15%である場合
2B:剥がされた面が総面積に比べて、15〜35%である場合
1B:剥がされた面が総面積に比べて、35〜65%である場合
0B:ほとんどが剥がされる場合
Figure 0006866926
前記表3及び図7の結果から、実施例1から実施例6で製造した遮光層の場合、別途の熱処理なしも、5Bレベルの付着力を示すが、ウレタンアクリレートオリゴマーを添加していない比較例1と比較例2とで製造した遮光層の場合、それぞれ0Bレベルの付着力を示して、実施例1から実施例6から製造された遮光層が、従来の材料よりも優れた付着力を果たすことを確認することができた。
製造例2
Figure 0006866926
Figure 0006866926
前記実施例7及び実施例8、比較例3から比較例5の組成によって混合して製造した遮光膜形成用組成物を洗浄された導波管の上面に硬化後、遮光膜の厚さが10μmになるように、スピンコーティング方法でコーティングした。異物の付着を防止するために、コーティング後、1分以内にコーティング層を下記の条件で紫外線(395nm)を照射して硬化することにより、遮光膜コーティング層を形成した。紫外線照射器は、395nm波長のLEDランプを使用し、2500mJ/cmの光量で照射した。
実験例3:クロスカットテスト
前記導波管平面上に同じ厚さに製造された遮光膜をクロスカット試験基準であるASTM D3359の規格に準拠して、クロスカットテストを行った。具体的に、試片を1mmの間隔で横及び縦方向にそれぞれ11列ずつ刀で切りつけて横と縦とがそれぞれ1mmである100個の正方形格子を形成した。その後、Nichiban社のCT−24接着テープを前記裁断面に付着した後、取り外す時に、共に剥がされる面の状態を測定して、下記表6に示した。
実験例4:マイクロスクラッチテスト(MST)
前記導波管平面上に同じ厚さに製造された遮光膜に対して、下記の条件によってマイクロスクラッチテストした。チップ先端の直径が200μmであるRockwellダイヤモンドチップで0から10Nまで荷重を増加させながら、5000mN/sの速度でコーティング層の表面を掻いた時、基材の表面が現われる地点での荷重を測定し、それをadhesion critical loadで判定した。その結果を下記表6に示した。
Microscratch test(MST)条件
Indenter type:Rockwell
Material:Diamond
Radius:200μm
Force contact:10mN
Force speed:5000mN/s
Load:0→10N
Figure 0006866926
前記表6の結果から、クロスカットテストを通じる付着力の評価では、実施例7及び実施例8と比較例3から比較例5の組成物が、いずれも5Bと判定されて、付着力の優位が比較されていない。クロスカットテストでは、使用するテープの接着力を超過する範囲の付着力を比較評価することができないという限界点がある。したがって、マイクロスクラッチテストを用いて付着力の数値化比較を実施し、その結果、実施例7及び実施例8で製造した遮光層の場合、adhesion critical forceが約2500mNに高く表われたが、比較例3から比較例5の組成物の場合、著しく低い付着力を示すことが確認することができた。
以上、本発明を実施例を通じて詳しく記述したところ、当業者において、このような具体的な記述は、単に望ましい実施態様であり、これにより、本発明の範囲が制限されるものではないという点は明白である。したがって、本発明の実質的な範囲は、下記の特許請求の範囲とそれらの等価物とによって定義される。

Claims (15)

  1. 着色剤、アクリレートモノマー、ウレタンアクリレートオリゴマー、有機シラン及び光重合開始剤を含み、
    前記着色剤の含量は、導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物の総重量に対して0.1〜15重量%であり、
    前記アクリレートモノマーは、単官能性アクリレートモノマー、2官能性アクリレートモノマー、及び多官能性アクリレートモノマーを含み、
    前記導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物の総重量に対して、前記単官能性アクリレートモノマーの含量は、5〜40重量%であり、前記2官能性アクリレートモノマーと前記多官能性アクリレートモノマーとの含量は、10〜70重量%であり、
    前記ウレタンアクリレートオリゴマーの含量は、前記導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物の総重量に対して0.5〜30重量%であり、
    前記アクリレートモノマー対前記ウレタンアクリレートオリゴマーの重量比は、2:1〜6:1であり、
    硬化後のガラス基材に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上であり、マイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上である導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物。
  2. 前記導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物は、光増減剤及び界面活性剤からなる群から選択される1つ以上をさらに含む請求項1に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物。
  3. 前記アクリレートモノマーは、テトラヒドロフルフリルアクリレート、サイクリックトリメチロールプロパンホルマールアクリレート、ビスフェノールAエポキシジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート,及びジペンタエリスリトールヘキサアクリレートからなる群から選択される1つ以上を含む請求項1または2に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物。
  4. 前記導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物は、250〜450nmの波長範囲の紫外線を吸収して硬化される請求項1からのいずれか一項に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物。
  5. 前記導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物は、360〜410nmの波長範囲の紫外線を吸収して硬化される請求項1からのいずれか一項に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物。
  6. 平板導波管のフレーム側切断面に請求項1から5のいずれか一項に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物を硬化した遮光膜が形成された導波管であって、
    前記遮光膜の全体光学密度(OD)は、1.5以上であり、前記遮光膜の導波管に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上であり、マイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上である導波管。
  7. 前記遮光膜は、カーボンブラック、黒鉛、金属酸化物、及び有機ブラック顔料からなる群から選択される1つ以上のブラックインク顔料を含む請求項に記載の導波管。
  8. 前記ブラックインク顔料の含量は、前記遮光膜の総重量に対して0.1〜15重量%である請求項に記載の導波管。
  9. 請求項からのいずれか一項に記載の導波管を含む導波管モジュール。
  10. a)請求項1からのいずれか一項に記載の導波管エッジ遮光用紫外線硬化型組成物を使用して、平板導波管のフレーム側に遮光膜コーティング層を形成する段階と、
    b)前記遮光膜コーティング層を硬化して、1.5以上の光学密度(OD)を有する遮光膜を形成する段階と、
    を含む導波管の製造方法。
  11. 前記a)段階で平板導波管のフレーム側切断面に遮光膜コーティング層を形成する方法は、ディスペンサ工程またはインクジェット印刷を利用する請求項10に記載の導波管の製造方法。
  12. 前記b)段階の硬化は、紫外線硬化である請求項10または11に記載の導波管の製造方法。
  13. 前記遮光膜の導波管に対する付着力が、ASTM D3359規格で5B以上であり、マイクロスクラッチテスト(MST)で1500mN以上である請求項10から12のいずれか一項に記載の導波管の製造方法。
  14. 遮光膜が形成されている導波管の切断面は、平面、曲面または傾斜面に加工された請求項10から13のいずれか一項に記載の導波管の製造方法。
  15. 前記遮光膜は、導波管の切断面の横面及びフレームに形成された請求項10から14のいずれか一項に記載の導波管の製造方法。
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