JP6866570B2 - 燃焼装置及びガスタービン - Google Patents

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本発明は、燃焼装置及びガスタービンに関する。
アンモニアは輸送、水素に比べて貯留コストが安く、燃焼させた際に二酸化炭素が発生しないという点において、ガスタービンの燃料として注目されている。一方、アンモニアは難燃性である為、燃焼効率が低く、また、アンモニアを燃焼させた場合に有害なNOxが発生することが知られている。
特許文献1には、このようなアンモニアを燃料として使用した場合において、燃焼器内を領域分割することにより、燃焼器から排出される燃焼排ガス中の窒素酸化物(NOx)の量を従来よりも低減させる燃焼装置及びガスタービンが開示されている。
特開2015−94496号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている燃焼装置及びガスタービンは、難燃性のアンモニアを燃焼させることが出来るものの、燃焼性のさらなる向上を図る必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、アンモニアの燃焼性を従来よりも向上させることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、燃焼装置に係る第1の解決手段として、液体状態のアンモニアを燃焼室の燃焼熱によって熱分解し、当該熱分解によって生成した熱分解ガスを気体燃料として前記燃焼室に供給する、という手段を採用する。
本発明では、燃焼装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、燃焼器ライナの外側に触媒を設けた分解空間を形成し、当該分解空間内で前記アンモニアを熱分解する、という手段を採用する。
本発明では、燃焼装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記分解空間には複数のピンまたは/及びフィンが設けられ、前記触媒が前記ピンまたは/及び前記フィンの表面に塗布されている、という手段を採用する。
本発明では、燃焼装置に係る第4の解決手段として、上記第2または第3の解決手段において、前記燃焼器ライナに前記熱分解ガスが通過する開口を複数形成し、当該開口から前記熱分解ガスと燃焼用空気とを前記燃焼室に供給する、という手段を採用する。
本発明では、ガスタービンに係る解決手段として、上記第1〜第4のいずれかの解決手段に係る燃焼装置を備える、という手段を採用する。
本発明によれば、液体状態のアンモニアを液体燃料として燃焼室に供給するのではなく、燃焼室の燃焼熱によって熱分解して熱分解ガスとして燃焼室に供給するので、液体状態のアンモニアを燃焼させる従来技術よりもアンモニアの燃焼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るガスタービンの全体構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る側面分解部の第1変形例の横断面図(a)及び縦断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る側面分解部の第2変形例の横断面図(a)及び縦断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る側面分解部の第3変形例の横断面図(a)及び縦断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る側面分解部の第4変形例の模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態に係るガスタービンAは、図1に示すように、圧縮機(コンプレッサー)1、アンモニア供給部2、燃焼器3及びタービン4を備える。なお、図示しないが、このガスタービンAは、専用の制御装置(エンジン制御装置)によって動作が制御される。
このような構成要素のうち、アンモニア供給部2は、燃料タンク5、第1バルブ6、第2バルブ11及び気化器12を備えている。また、燃焼器3は、ケーシング7、ライナ8(燃焼器ライナ)、側面分解部9及び中央供給部10等を備えている。なお、上記アンモニア供給部2及び燃焼器3は、本発明に係る燃焼装置を構成している。
圧縮機(コンプレッサー)1は、回転軸がタービン4の出力軸と軸結合した軸流式圧縮機であり、タービン4を動力源として回転することにより大気から取り込んだ空気を所定圧まで圧縮し、当該圧縮によって得られた空気(圧縮空気)を中央供給部10に供給する。すなわち、圧縮機1は、圧縮空気を燃焼用空気PAとして中央供給部10に供給する。
また、圧縮機1で生成された圧縮空気は冷却用空気CAとしても機能する。すなわち、冷却用空気CAは、ケーシング7とライナ8との間つまりライナ8の外側を通過して中央供給部10に供給されるのでライナ8の外側を冷却すると共に、ライナ8に複数形成された細孔を介してライナ8の内側に流れることによりライナ8の内側を冷却する。
アンモニア供給部2は、側面分解部9に液体状態のアンモニア(液体燃料)を供給する燃料供給部である。アンモニア供給部2の燃料タンク5は、加圧状態のアンモニア(液体燃料)を貯留する所定容量の燃料容器である。第1バルブ6は、燃料タンク5から供給されたアンモニア(液体燃料)の流量を調節して側面分解部9に供給する。また、第2バルブ11は、燃料タンク5から供給されたアンモニア(液体燃料)の流量を調節して気化器12に供給する。気化器12は、アンモニア(液体燃料)を気化させることにより気体状態のアンモニア(気体燃料)を生成して中央供給部10に供給する。なお、上記第1バルブ6及び第2バルブ11は、上述したエンジン制御装置によって開閉動作が制御される。
燃焼器3は、気化器12から供給されたアンモニア(気体燃料)または後述する側面分解部9から供給された混合ガス(気体燃料)を圧縮機1から供給された燃焼用空気PAを用いて燃焼させる。また、この燃焼器3では、図示するようにライナ8の左側に中央供給部10が設けられており、ライナ8によって形成された燃焼室N内に中央供給部10から混合ガス(気体燃料)と燃焼用空気PAとを供給することにより燃焼させる。したがって、この燃焼器3における燃焼ガスCGの流れ方向は左から右であり、左側が本実施形態における上流側、右側が下流側となる。
ケーシング7は、ライナ8、側面分解部9及び中央供給部10を収容する容器であり、図示しない支持構造によってライナ8、側面分解部9及び中央供給部10を図示する状態に支持する。ライナ8は、略中空円筒状の部材であり、内側が燃焼室Nを形成する。
側面分解部9は、上記燃焼ガスCGの流れ方向においてライナ8の上流側に設けられ、当該ライナ8と区画部材9aからなる二重壁構造部であり、触媒9bを備えている。この側面分解部9の内部空間は、ライナ8の外周に形成されると共に燃焼室Nに隣接する円環状の空間(分解空間B)である。この分解空間Bでは、燃焼室Nで発生する燃焼熱によって加熱されたライナ8と熱交換することによって液体状態のアンモニアが気化し、また触媒9bの存在下で燃焼熱が作用することによって気体状態のアンモニアが熱分解する。
すなわち、この分解空間Bでは、図2に示すようにアンモニア供給部2から下流側に供給された液体状態のアンモニアが気化して気体状態となり、当該気体状態のアンモニアの一部が以下の反応式に示すように熱分解(吸熱反応)することにより、水素及び窒素が生成される。この水素と窒素とからなる熱分解ガス及び熱分解されなかったアンモニアの混合ガスは、気体燃料として側面分解部9(分解空間B)の上流側から中央供給部10に向けて排出される。
2NH+92(kJ/mol)=N+3H
また、側面分解部9におけるライナ8には、燃料開口9cがライナ8の周方向に所定間隔で複数形成されている。また、側面分解部9の区画部材9aには、上記燃料開口9cに一致する部位に空気開口9dが形成されている。さらに、上記触媒9bは側面分解部9の下流側から燃料開口9cの間に充填されている。
すなわち、アンモニア供給部2から側面分解部9の下流側に供給された液体状態のアンモニアの一部は、ライナ8内の燃焼室Nで発生する燃焼熱によって加熱されたライナ8と熱交換することによって気化し、触媒9bを通過することによって熱分解し、混合ガス(気体燃料)となって上流側から中央供給部10に供給される。また、側面分解部9で生成された混合ガス(気体燃料)の一部は、燃料開口9cを経由して燃焼室Nに供給される。さらに、この混合ガス(気体燃料)の一部と一緒に空気開口9dを経由して燃焼用空気PAが燃焼室Nに供給される。そして、このように燃料開口9cから燃焼室Nに供給された混合ガス(気体燃料)は、空気開口9dから燃焼室Nに供給された燃焼用空気PAを酸化剤として燃焼する。
中央供給部10は、メインバルブ10a、バーナ10b及び整流器10cを備えている。メインバルブ10aは、側面分解部9からバーナ10bに供給される混合ガス(気体燃料)及び気化器12からバーナ10bに供給されるアンモニア(気体燃料)の流量を調節する制御弁である。バーナ10bは、メインバルブ10aから供給された混合ガス(気体燃料)及びアンモニア(気体燃料)を燃焼室N内に噴射する。整流器10cは、圧縮機1から供給された燃焼用空気PAを所望の流れ形態、例えば旋回流に整流して燃焼室Nに供給する。
次に、本実施形態に係るガスタービンA、特にアンモニア供給部2及び燃焼器3から構成された燃焼装置の動作について詳しく説明する。
このガスタービンAは、アンモニア供給部2から燃焼器3に供給された混合ガス(気体燃料)を燃焼用空気PAを用いて燃焼させることにより燃焼ガスCGを発生させ、当該燃焼ガスCGを駆動流体としてタービン4に供給することによって回転動力を発生させる。また、このガスタービンAは、タービン4によって圧縮機1が回転駆動されることによって圧縮空気を生成し、当該圧縮空気を燃焼用空気PAとして燃焼器3に供給する。このようなガスタービンAの動作は、エンジン制御装置によって制御されている。
ここで、エンジン制御装置は、ガスタービンAの起動時つまり燃焼室Nから分解空間Bに十分な燃焼熱が伝達されない状態では、第2バルブ11を開状態かつ第1バルブ6を閉状態とすることにより、気化器12から出力される気体状態のアンモニア(気体燃料)を燃料として燃焼器3に専ら供給させる。そして、エンジン制御装置は、燃焼室Nから分解空間Bに十分な燃焼熱が伝達される定常運転時には、第1バルブ6を閉状態から開状態にすることにより、側面分解部9から出力される混合ガス(気体燃料)を燃料として燃焼器3に供給させる。
すなわち、アンモニア供給部2は、ガスタービンAの起動時において、燃料タンク5から供給された加圧状態のアンモニア(液体燃料)を第2バルブ11で流量調節して気化器12に供給し、アンモニア(気体燃料)として中央供給部10に供給する。そして、アンモニア供給部2は、ガスタービンAの定常運転時には、上記気化器12を経由したアンモニア(気体燃料)の中央供給部10への供給に加えて、燃料タンク5から供給された加圧状態のアンモニア(液体燃料)を第1バルブ6で流量調節して側面分解部9に供給することにより混合ガス(気体燃料)を中央供給部10に供給する。
なお、定常運転時における燃料タンク5から気化器12へのアンモニア(液体燃料)の供給量と燃料タンク5から側面分解部9へのアンモニア(液体燃料)の供給量との比率は、第1バルブ6及び第2バルブ11の開口度によって適宜設定される。つまり、第1バルブ6の開口度と第2バルブ11の開口度とを適宜設定することにより、気化器12から燃焼器3に出力されるアンモニア(気体燃料)の流量と側面分解部9から燃焼器3に出力される混合ガス(気体燃料)の流量との関係を調節(可変)することが可能である。
燃焼器3に供給されたアンモニア(気体燃料)及び混合ガス(気体燃料)は、メインバルブ10aを経由することにより最終的に流量調節されてバーナ10bに供給される。そして、アンモニア(気体燃料)及び混合ガス(気体燃料)は、バーナ10bから燃焼室N内に供給され、整流器10cを介して燃焼器内に供給された燃焼用空気PAを酸化剤として燃焼する。
一方、側面分解部9に供給されたアンモニア(液体燃料)は、分解空間Bを下流側から上流側に流れる間に、隣接する燃焼室Nの燃焼熱が作用することによって気化して気体状態のアンモニア(気体燃料)となり、さらに触媒9bの存在下で燃焼熱が作用することによって熱分解されてアンモニア、水素及び窒素の混合ガス(気体燃料)となる。そして、このような混合ガス(気体燃料)は、側面分解部9からメインバルブ10a及びバーナ10bを経て燃焼室N内に供給され、整流器10cを介して燃焼器内に供給された燃焼用空気PAを酸化剤として燃焼する。
触媒9bは、気体状態のアンモニアを水素及び窒素に熱分解する熱分解反応を促進する働きを有するものである。触媒9bとしては、気体状態のアンモニアを水素と窒素に分解する触媒であれば何れの触媒でもよく、例えばNi/Al及びRu/Pr11等が挙げられる。
ここで、アンモニアは、比較的液化し易い化合物であり、常温(20℃)では0.857MPa(8.46気圧)で液化するので、液体状態のアンモニア(液体燃料)として市場に流通している。一方、液体アンモニアの蒸発潜熱は、1372kJ/kgであり、一般的な燃料として知られる炭化水素よりも蒸発潜熱が大幅に高い。例えば、メタンの蒸発潜熱は510kJ/kgであり、プロパンの蒸発潜熱は426kJ/kgである。したがって、アンモニア(液体燃料)を液体状態のまま燃焼器3で燃焼させる場合、蒸発潜熱の高さが原因で十分に蒸発させることができず、燃焼性が低下する可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る燃焼装置及びガスタービンAでは、アンモニア(液体燃料)を燃焼室Nの燃焼熱を利用して気化及び熱分解することによって、アンモニア、水素及び窒素の混合ガス(気体燃料)に変換して燃焼器3に供給するので、アンモニアの燃焼性を従来よりも向上させることができる。
すなわち、本実施形態に係る燃焼装置及びガスタービンAでは、側面分解部9を設け、気体状態のアンモニアを燃焼室Nに供給する前に燃焼熱を利用して気化及び熱分解して混合ガス(気体燃料)とするので、アンモニアの燃焼性を従来よりも向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、触媒9bと燃焼熱とによってアンモニアを気化及び熱分解したが、本発明はこれに限定されない。触媒9bを省略し、分解空間Bに伝熱する燃焼室Nの燃焼熱のみによってアンモニアを気化及び熱分解させてもよい。
(2)上記実施形態では、アンモニア供給部2から分解空間Bに供給されたアンモニアの一部を気化及び熱分解させたが、本発明はこれに限定されない。分解空間Bにおけるアンモニアの滞留時間や触媒性能あるいは/及び燃焼熱の熱量を調節することによりアンモニア供給部2から分解空間Bに供給されたアンモニアの全部を気化及び熱分解させてもよい。
(3)上記実施形態では、固体状態の触媒9bを分解空間Bに充填したが、本発明はこれに限定されない。図2(a)及び(b)に示すように、上記分解空間B内に、側面分解部9のライナ8と区画部材9aを結ぶように、複数の支柱(ピン)9eを所定間隔で設置し、各ピン9eの表面に触媒9bを塗布しても良い。つまり、本変形例においては、塗布型の触媒9bが用いられる。このような構成を採用することによって、気体状態のアンモニアが支柱9eと衝突することによって、気体状態のアンモニアの熱分解が効率良く行われる。
(4)また、上記支柱(ピン)9eの代わりに、図3(a)、(b)や図4(a)、(b)に示すように、分解空間B内にライナ8と区画部材9aを結ぶように、複数のフィン9fを所定の間隔を空けて設置させてもよい。つまり、図3(a)、(b)に示すように、アンモニアの通過方向とフィン9fの長手方向が一致するように、または図4(a)、(b)に示すように、アンモニアの通過方向とフィン9fの長手方向が交差(垂直)になるようにフィン9fを設置する。各フィン9fの表面に触媒9bが塗布される。このようなフィン9fを採用することにより、アンモニアがフィン9fに衝突することによって、気体状態のアンモニアを効率良く熱分解することができる。
(5)上記実施形態では、側面分解部9内の分解空間Bをライナ8の外周に形成された単純な円環状の空間としたが、本発明はこれに限定されない。図5に示すように、分解空間Bに代えて、例えば、ライナ8の外周に螺旋状に形成された分解空間Baを採用してもよい。このような分解空間Baでは、アンモニアの通過経路長が分解空間Bよりも長くなり、アンモニアの熱分解が促進される。
(6)上記実施形態では、側面分解部9の触媒9bよりも上流側に燃料開口9cが設けられているが、本発明はこれに限定されない。触媒9bよりも下流側に燃料開口9cを設けてもよい。燃料開口9cから燃焼室Nにアンモニア(気体燃料)を供給し、バーナ10bから燃焼室N内に噴射されたアンモニア(気体燃料)が燃焼して発生した窒素酸化物に対して還元剤として作用する。すなわち、側面分解部9から燃焼室N内に噴射されたアンモニア(気体燃料)は、燃焼室N内における窒素酸化物の濃度を低減させる。
1 圧縮機
2 アンモニア供給部
3 燃焼器
4 タービン
5 燃料タンク
6 第1バルブ
7 ケーシング
8 ライナ(燃焼器ライナ)
9 側面分解部
9a 区画部材
9b 触媒
10 中央供給部
11 第2バルブ
12 気化器
B 分解空間
N 燃焼室

Claims (3)

  1. 燃焼器ライナの外側に螺旋状に形成されると共に液体状態のアンモニアを加熱する分解空間を形成し、当該分解空間において前記アンモニアを燃焼室の燃焼熱によって熱分解し、当該熱分解によって生成した熱分解ガスを気体燃料として前記燃焼室に供給することを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記分解空間には複数のピンまたは/及びフィンが設けられ、
    触媒が前記ピンまたは/及び前記フィンの表面に塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 前記燃焼器ライナに前記熱分解ガスが通過する開口を複数形成し、当該開口から前記熱分解ガスと燃焼用空気とを前記燃焼室に供給することを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
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