JP6865658B2 - 光モジュールの製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光モジュールの製造方法および製造装置に関する。より具体的に言うと、互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な複数のレーザ装置と、複数のレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための複数のコリメータと、複数のコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器と、を備えた光モジュールの製造方法および製造装置に関する。
近年、光ネットワークの通信量(またはトラフィック)が増大している。したがって、通信速度が大きく、小型で、かつ消費電力の低い光通信モジュール(以下、単に光モジュールということがある)が求められている。小型で消費電力の低い光モジュールを得るために、その集積化が進められている。
例えば、互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な複数のレーザ装置を1つの光モジュール内に集積し、この複数のレーザ装置から出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するように構成された光モジュールが開発されている。この光モジュールは、高い通信速度を有することが知られている。この光モジュールには、一般的に、複数のレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための複数のコリメータと、複数のコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とが設けられている。レーザ装置間での光損失ばらつきを小さくするためには、各レーザ装置から出射したレーザ光の光軸調整を正確に行うことが求められる。
特許文献1には、青色LD(レーザダイオード)素子、緑色LD素子および青色LD素子から出射したレーザ光を合波して出力する光モジュールの製造方法が開示されている。この光モジュールには、各LDから出射したレーザ光を平行化するための3つのコリメートレンズと、それぞれ特定波長のレーザ光のみを透過させ、それ以外の波長のレーザ光を反射する2つのフィルタとが設けられている。この光モジュールでは、2つのフィルタが合波器として機能するように配置されている。
この光モジュールの製造方法は、光軸調整プロセスとして、3つのLD素子の位置を調整して固定するステップと、3つのコリメートレンズの位置を調整して固定するステップと、第1のLDから出射したレーザ光の光軸に第2のLDから出射したレーザ光の光軸が近づくように第1のフィルタの位置を調整して固定するステップと、第1のLDから出射したレーザ光の光軸に第3のLDから出射したレーザ光の光軸が近づくように第2のフィルタの位置を調整して固定するステップとを含んでいる。
特開2015−29139号公報
特許文献1に記載の光モジュールでは、レーザ装置(LD素子)の数に応じてコリメートレンズとフィルタの数が増加する。特許文献1に記載の方法では、コリメートレンズの位置とフィルタの位置とを個別に調整しているので、レーザ装置の数に応じてコリメートレンズとフィルタの位置調整回数が増加し、これにより光軸調整プロセスに要する時間が長くなるという問題がある。また、コリメートレンズについて最適な位置調整および固定を行った後にフィルタを移動させるので、各レーザ装置から出射したレーザ光の光軸調整を高精度に行うことができないという問題がある。
この発明は、互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な複数のレーザ装置と、複数のレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための複数のコリメータと、複数のコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とを備えた光モジュールの製造方法であって、複数のレーザ装置から出射したレーザ光の光軸調整を短時間でかつ高精度に行うことが可能な方法を提供することである。
本発明の一態様に係る光モジュールの製造方法は、
互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な第1、第2、・・・第nレーザ装置と、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための第1、第2・・・第nコリメータと、前記第1、第2、・・・第nコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とを備えた光モジュールの製造方法であって、nは2以上の整数であり、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置からのレーザ光の出射方向は、第1方向に平行であり、
(a)前記第1レーザ装置を作動させた状態で測定した、前記合波器から出射したレーザ光の角度を基に、前記第1方向に対して垂直な第2、第3方向における前記第1コリメータの移動量を決定するステップと、
(b)前記ステップ(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させたときの、前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を決定するステップと、
(c)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記ステップ(a),(b)を繰り返すステップと、
(d)前記ステップ(b)で決定した前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を補償することが可能な、前記第3、第2方向に延びる軸周りの前記合波器の回転角度を決定するステップと、
(e)前記ステップ(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させ、かつ、前記ステップ(d)で決定した回転角度だけ前記第3、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ前記合波器を回転させるステップと、を含む、
光モジュールの製造方法に関する。
本発明の他の態様に係る光モジュールの製造装置は、
互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な第1、第2、・・・第nレーザ装置と、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための第1、第2・・・第nコリメータと、前記第1、第2、・・・第nコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とを備えた光モジュールの製造装置であって、nは2以上の整数であり、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置からのレーザ光の出射方向は、第1方向に平行であり、
前記第1、第2、・・・第nコリメータを、前記第1方向に対して垂直な第2、第3方向にそれぞれ移動させることが可能なコリメータ調整機構と、
前記合波器を、前記第1、第2軸周りにそれぞれ回転させることが可能な合波器調整機構と、
前記コリメータ調整機構および前記合波器調整機構を制御するためのコントローラと、
前記合波器から出射したレーザ光の角度を測定可能なレーザ光測定部とを備え、
前記コントローラは、
(a)前記第1レーザ装置を作動させた状態で前記レーザ光測定部により測定した、前記合波器から出射したレーザ光の角度を基に、前記第2、第3方向における前記第1コリメータの移動量を決定する動作と、
(b)前記動作(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させたときの、前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を決定する動作と、
(c)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記動作(a),(b)を繰り返す動作と、
(d)前記動作(b)で決定した前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を補償することが可能な、前記第3、第2方向に延びる軸周りの前記合波器の回転角度を決定する動作と、
(e)前記動作(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータが前記第2、第3方向にそれぞれ移動し、かつ、前記動作(d)で決定した回転角度だけ前記第3、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ前記合波器が回転するように前記コリメータ調整機構および前記合波器調整機構を制御する動作と、を実行するように構成されている、
光モジュールの製造装置に関する。
本発明の一態様に係る光モジュールの製造方法によれば、コリメータを移動させたときに生じるレーザ光の位置の変化量が合波器の回転により補償されるので、光軸調整を高精度に行うことができる。また、各レーザ装置を作動させた状態で合波器から出射したレーザ光の角度の情報に基づいて、すべてのレーザ装置についてコリメータの移動量と合波器の回転角度が決定されるので、従来よりも光軸調整を短時間で行うことができる。
本発明の実施形態に従って製造される光モジュールを示す斜視図である。 本発明の実施形態に従って製造される光モジュールを示す平面図である。 本発明の実施形態に従って製造される光モジュールに備えられる合波器を示す斜視図である。 本発明の実施形態に従って製造される光モジュールに備えられる合波器を示す平面図である。 実施形態1に係る光モジュールの製造装置の概略を示すブロック図である。 実施形態1に係る光モジュールの製造装置の概略を示す斜視図である。 実施形態1に係る光モジュールの製造方法を示すフローチャートである。 実施形態1に係る光モジュールの製造方法のうち光軸調整プロセスを示すフローチャートである。 第1レーザ装置について、Z方向における第1コリメータの位置調整方法を示すグラフである。 第2〜第4レーザ装置について、Z方向における第1コリメータの位置調整方法を示すグラフである。 X方向における第1コリメータの位置(横軸)と、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光のビーム角度θX(縦軸)との関係を示すグラフである。 X方向における第2〜第4コリメータの位置(横軸)と、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光のビーム角度θX(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向における第1コリメータの位置(横軸)と、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光のビーム角度θY(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向における第2〜第4コリメータの位置(横軸)と、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光のビーム角度θY(縦軸)との関係を示すグラフである。 X方向におけるコリメータの位置(横軸)と、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。 X方向におけるコリメータの位置(横軸)と、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向におけるコリメータの位置(横軸)と、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向におけるコリメータの位置(横軸)と、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向に延びる軸周りの合波器の回転角度θYと、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。 Y方向に延びる軸周りの合波器の回転角度θYと、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。 X方向に延びる軸周りの合波器の回転角度θX(横軸)と、第1レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。 X方向に延びる軸周りの合波器の回転角度θX(横軸)と、第2〜第4レーザ装置について合波器から出射したレーザ光の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。 実施形態2に係る光モジュールの製造装置の概略を示すブロック図を示す。 実施形態2に係る光モジュールの製造装置の概略を示す斜視図を示す。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。各図において、同一または同様の構成要素には同一の符号を付している。また、説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするため、既に知られた事項の詳細な説明を省略することがある。
実施の形態1.
[1.光モジュール10]
図1、図2は、本発明の実施形態に従って製造される光モジュール10を示す斜視図、平面図である。光モジュール10は、複数のレーザ装置11、複数のコリメータ12、1つの合波器13および筐体14を備えている。複数のレーザ装置11、複数のコリメータ12および合波器13は、これらを実装するためのベースとして機能する筐体14内に固定されている。筐体14には開口部141が設けられている。開口部141には、導波路を有するレセプタクル(図示せず)が設けられてもよい。
複数のレーザ装置11は、一直線上に並べて配置されている。複数のレーザ装置11は、各レーザ装置11から出射するレーザ光の光軸が互いに平行であるように配置されている。
複数のレーザ装置11は、互いに異なる波長のレーザ光を放射することができるように構成されている。図示していないが、レーザ装置11は、レーザ素子とペルチェ素子を有している。レーザ素子は半導体レーザ素子(レーザダイオード)であってよいし、固体レーザ素子であってもよいし、ガスレーザ素子であってもよい。レーザ装置11は、面発光レーザであってもよいし、端面発光レーザであってもよい。
レーザ装置11の数をn(nは2以上の整数)とする。つまり、複数のレーザ装置11は、第1、第2、・・・第nレーザ装置である。この実施形態では、4つのレーザ装置11a,11b,11c,11dが設けられている(n=4)である。以下の説明では、レーザ装置11a,11b,11c,11dをそれぞれ第1、第2、第3、第4レーザ装置と称することがあるが、これに限定されることなく、例えばレーザ装置11aは第2、第3または第4レーザ装置であってもよい。一例では、第1、第2、第3、第4レーザ装置11a,11b,11c,11dから出射するレーザ光100a,100b,100c,100dの波長帯域中心はそれぞれλa:1295.5nm、λb:1300.0nm、λc:1304.5nm、λd:1309.0nmであってよい。
ここで、筐体14の実装面14a(レーザ装置11、コリメータ12および合波器13が固定された面)の面内方向を水平方向と称す。各レーザ装置11から出射するレーザ光の光軸(互いに平行である)は、水平方向のうちZ方向に平行な方向であるとする。このZ方向を、レーザ光の出射方向または第1方向と称す。水平方向のうち、レーザ光の出射方向(Z方向)に対して垂直な方向、つまり複数のレーザ装置11が並べられている方向を、レーザ装置11の配列方向、X方向と称す。水平方向に対して垂直な方向、つまり実装面14aの面直方向を鉛直方向またはY方向と称す。これらの方向は単に説明を簡単にするために記載しているのであって、これらの方向により本発明が限定されると理解するべきではない。
複数のコリメータ12は、複数のレーザ装置11から出射したレーザ光をそれぞれ平行化(コリメート)する機能を有する。レーザ装置11の数がnである場合、コリメータ12の数もnである。第1、第2、・・・第nレーザ装置に対応するコリメータを、第1、第2、・・・第nコリメータとする。第1、第2、・・・第nコリメータは、第1、第2、・・・第nレーザ装置からレーザ光の出射方向(Z方向)にそれぞれ所定の距離を隔てて配置されている。第1、第2、・・・第nレーザ装置が一直線上(X方向)に並べて配置されていることに対応して、第1、第2、・・・第nコリメータも一直線上(X方向に対して平行な方向)に並べて配置されている。
この実施形態では、第1、第2、第3、第4レーザ装置11a,11b,11c,11dが設けられていることに対応して、第1、第2、第3、第4コリメータ12a,12b,12c,12dが設けられている。図面では、各コリメータ12は別個の光学素子(またはレンズ)であるように示しているが、本発明はこれに限定されることなく、各コリメータ12はコリメートレンズアレイであってもよい。また、図面では、各コリメータ12は1つのレンズであるように示しているが、本発明はこれに限定されることなく、複数のレンズで構成されていてもよい。
コリメータ12について要求される例示的な位置決め精度は、レーザ装置11の配列方向(X方向)と鉛直方向(Y方向)では0.1μm、レーザ光の出射方向(Z方向)では1.0μmである。
図3、図4は、本発明の実施形態に従って製造される光モジュール10に備えられる合波器13を示す斜視図、平面図である。合波器13は、複数のコリメータ12から出射したレーザ光を合波する機能を有する。複数のレーザ装置11からそれぞれ波長の異なるレーザ光が出射することにより、合波器13から(つまり光モジュール10から)は波長多重レーザ光101が出力される。
合波器13は、フィルタブロック131、バンドパスフィルタ132およびミラー133を有している。フィルタブロック131は、平行六面体形状(または直方体形状)を有している。フィルタブロック131はガラス材料で作られていてよい。バンドパスフィルタ132とミラー133は、フィルタブロック131の対向する面に接着剤で貼り付けられ、これにより対向配置されている。バンドパスフィルタ132は誘電体多層膜であってよい。バンドパスフィルタ132の数は、レーザ装置11の数より1つ少なくてよい。この実施形態では、4つのレーザ装置11が設けられていることに対応して、3つのバンドパスフィルタ132a,132b,132cが設けられている。
バンドパスフィルタ132a,132b,132cはそれぞれ、レーザ装置11a,11b,11cから出射する波長帯域のレーザ光を透過させ、それ以外の波長帯域のレーザ光を反射するように構成されている。例えば、レーザ装置11a,11b,11c,11dから出射するレーザ光100a,100b,100c,100dの波長がそれぞれλa:1295.5nm、λb:1300.0nm、λc:1304.5nm、λd:1309.0nmである場合、バンドパスフィルタ132a,132b,132cの透過波長帯域はそれぞれ1293.5nm以上1297.5nm以下、1298.0nm以上1302.0nm以下、1302.5nm以上1306.5nm以下であってもよい。
ミラー133は、レーザ装置11a,11b,11c,11dから出射する波長帯域のレーザ光をすべて反射させるように構成されている。ミラー133は、表面に多層膜コート、金コートなどが設けられていてもよい。
[2.光モジュール10の動作]
レーザ装置11a,11b,11c,11dから出射したレーザ光100a,100b,100c,100dは、コリメータ12a,12b,12c,12dによりそれぞれ平行化され、合波器13に入射する。レーザ装置11a,11b,11cはバンドパスフィルタ132a,132b,132cを透過してフィルタブロック131に入射し、レーザ装置11dは直接にフィルタブロック131に入射する。フィルタブロック131に入射した各レーザ光は、ミラー133とバンドパスフィルタ132a,132b,132c(ここでは、図4に示すように反射ミラーとして機能する)により順次反射される。例えば、レーザ光100cは、レーザ装置11cを透過してフィルタブロック131に入射した後、ミラー133、バンドパスフィルタ132b、ミラー133およびバンドパスフィルタ132aの順で順次反射される。そして、レーザ光100a,100b,100c,100dは合波されて波長多重レーザ光101として筐体14の開口部141から出射する。
[3.光モジュール10の製造装置20]
図5、図6は、実施形態1に係る光モジュール10の製造装置20の概略を示すブロック図、斜視図を示す。製造装置20は、ステージ21、給電装置22、撮像装置23、コリメータ調整機構24、合波器調整機構25、レーザ光測定部26およびコントローラ27を備えている。
ステージ21の上には、光モジュール10の半製品の筐体14が載置される。この半製品は、筐体14内に実装されたレーザ装置11を有している。給電装置22は、リード221を介して複数のレーザ装置11に接続されており、レーザ装置11のレーザ素子とペルチェ素子にそれぞれ独立した電流を供給できるようにされている。撮像装置23は、レーザ装置11を撮影するように構成されている。撮像装置23はCCDカメラであってもよいし、CMOSカメラであってもよい。
コリメータ調整機構24は、コリメータ12を把持するためのコリメータ把持部241と、コリメータ把持部241に加わる鉛直方向(Y方向)の力(重力)を測定する荷重検知部242とを有する。コリメータ調整機構24は、レーザ装置11の配列方向(X方向)、鉛直方向(Y方向)およびレーザ光の出射方向(Z方向)にそれぞれ独立して移動可能なモータステージ(図示せず)を有しており、これにより、コリメータ調整機構24は各コリメータ12をX,Y,Z方向に移動させることができる。当該モータステージは、コリメータ調整機構24内に収容されていてよい。
合波器調整機構25は、合波器13を把持するための合波器把持部251と、合波器把持部251に加わる鉛直方向(Y方向)の力(重力)を測定する荷重検知部252とを有する。合波器調整機構25は、レーザ装置11の配列方向(X方向)、鉛直方向(Y方向)およびレーザ光の出射方向(Z方向)にそれぞれ独立して移動可能なモータステージ(図示せず)を有している。また、このモータステージは、レーザ光の出射方向(Z方向)に対して垂直な2つの方向、つまりレーザ装置11の配列方向(X方向)と鉛直方向(Y方向)に延びる軸周りにそれぞれ独立して回転可能である。これらの回転方向を、それぞれθX方向とθY方向と称し、ある方向を基準としたθX方向とθY方向の角度をθX,θYと称す。これにより、合波器調整機構25は合波器13をθX方向とθY方向に回転させることができる。当該モータステージは、合波器調整機構25内に収容されていてよい。
レーザ光測定部26は、合波器13から出射したレーザ光102の光量を測定するための光量測定装置261と、当該レーザ光102の位置を測定する位置測定装置262と、当該レーザ光102の角度を測定する角度測定装置263とを有する。レーザ光102は、レーザ装置11a,11b,11c,11dから出射したレーザ光100a,100b,100c,100dのいずれかに由来するレーザ光である。レーザ光102の位置は、位置測定装置262が有する検出面においてレーザ光102が入射する座標(重心座標)により求められる。レーザ光102の角度は、角度測定装置263が有する、レーザ光102の進行方向に並べて配置された複数のマイクロレンズアレイにおいてレーザ光102が入射する座標同士を比較することにより求められる。
光量測定装置261は、パワーメータであってもよいし、画像処理によりレーザ光の面積演算を行うためのプロセッサがメモリに記憶された任意のコンピュータであってもよい。位置測定装置262は、画像処理によりレーザ光の重心演算を行うためのプロセッサがメモリに記憶された任意のコンピュータであってもよい。角度測定装置263は波面センサ、例えばシャックハルトマン(Shack−Hartmann)型波面センサであってもよい。
この実施形態では、レーザ光測定部26はビームスプリッタ264,265を有している。ビームスプリッタ264,265は、合波器13から出射したレーザ光102を分割して光量測定装置261、位置測定装置262および角度測定装置263に入射させる機能を有している。ビームスプリッタ264,265はハーフミラーであってよい。
コントローラ27は、CPU(中央処理装置)およびメモリを有しており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実施することにより、本明細書に記載された演算、比較などの処理を実行することが可能である。図5に示すように、コントローラ27は、給電装置22、撮像装置23、コリメータ調整機構24、合波器調整機構25、光量測定装置261、位置測定装置262および角度測定装置263に接続されている。
[4.光モジュール10の製造方法]
図7は、実施形態1に係る光モジュール10の製造方法を示すフローチャートである。この方法は、ステップ301〜307を有している。光モジュール10の製造装置20に備えられたコントローラ27は、ステップ301〜307を実施するように動作可能である。ステップ301〜307はこの順に実施する。
ステップ301では、筐体14の実装面14aにレーザ装置11が実装された光モジュール10の半製品を準備し、オペレータが、この半製品の筐体14をステージ21の上に載置する。レーザ装置11は、任意の方法で筐体14内に実装してよいが、例えば特開第2004−77381号公報に開示された方法を用いて筐体14内に実装してもよい。具体的には、レーザ装置11と筐体14の実装面14aに計測用の光を照射して、それぞれの反射光の干渉具合からレーザ装置11の検出高さを検出する。レーザ装置11の位置計測結果を用いて筐体14の実装面14aに精度良く実装することで、レーザ光軸の位置調整を行うことができる。
ステップ302では、筐体14内での、レーザ装置11の配列方向(X方向)およびレーザ光の出射方向(Z方向)におけるコリメータ12の位置を仮調整するためのX,Z方向の移動量を決定する。
具体的には、まず、複数のレーザ装置11を撮像装置23で撮影する。撮像装置23で撮影したレーザ装置11の画像は、コントローラ27に送信される。コントローラ27は、メモリに記憶された画像処理プログラムを用いて、レーザ装置11の位置を検出する。レーザ装置11の位置は、レーザ装置11の出射面の位置であってもよい。画像処理プログラムは、パターンマッチングおよびエッジ認識を含んでいてもよい。そして、コントローラ27は、検出した位置と、メモリに記憶されたレーザ装置11のリファレンス位置との差分を計算し、この差分をレーザ装置11の配列方向(X方向)およびレーザ光の出射方向(Z方向)におけるコリメータ12の移動量とする。そして、コントローラ27が、コリメータ調整機構24のコリメータ把持部241を制御し、決定した移動量だけコリメータ12を移動させる。
なお、コリメータ12の位置が所望の範囲内にあることが予めわかっている場合、ステップ302を省略してもよい。
ステップ303では、コリメータ12の鉛直方向(Y方向)の位置を調整する。まず、コリメータ調整機構24の荷重検知部242により、コリメータ12の鉛直方向の現在の位置を検出する。検出された鉛直方向の現在の位置はコントローラ27にフィードバックされる。コントローラ27は、コリメータ調整機構24のコリメータ把持部241を制御し、コリメータ12を所定の位置まで鉛直方向(Y方向)に移動させる。この所定の位置は、荷重検知部252により検知されたコリメータ12の荷重がゼロより大きくなる位置であってもよいし、コリメータ12の荷重が(ゼロより大きい)所定値より大きくなる位置であってもよい。
ステップ302,303では、第1レーザ装置11aを作動させた状態で第1コリメータ12aについてステップ302,303を連続的に実施した後、作動させるレーザ装置を残りの第2、第3、第4レーザ装置11b,11c,11dに切り替えつつ、第2、第3、第4コリメータ12b,12c,12dについてステップ302,303を連続的に実施してよい。
ステップ304では、筐体14内での、レーザ装置11の配列方向(X方向)およびレーザ光の出射方向(Z方向)における合波器13の位置、および、配列方向(X方向)と鉛直方向(Y方向)に延びる軸周りの向きを仮調整する。具体的には、まず、ステップ303で仮調整がされたコリメータ12の位置がコントローラ27にフィードバックされ、コントローラ27はその位置を基に、合波器13の移動量を決定する。そして、コントローラ27が、合波器調整機構25の合波器把持部251を制御し、決定した移動量だけ合波器13をX方向、Z方向に移動させるとともに、決定した回転角度だけ合波器13を回転させる。
なお、合波器13の位置および向きが所望の範囲内にあることが予めわかっている場合、ステップ304を省略してもよい。
ステップ305では、合波器13の鉛直方向(Y方向)の位置を調整する。まず、合波器調整機構25の荷重検知部252により、合波器13の鉛直方向の現在の位置を検出する。検出した鉛直方向の現在の位置はコントローラ27にフィードバックされる。コントローラ27が、合波器調整機構25の合波器把持部251を制御し、合波器13を所定の位置まで鉛直方向(Y方向)に移動させる。この所定の位置は、荷重検知部252により検知された合波器13の荷重がゼロより大きくなる位置であってもよいし、合波器13の荷重が(ゼロより大きい)所定値より大きくなる位置であってもよい。
ステップ306では、コリメータ12の位置と合波器13の位置および向きを調整し、複数のレーザ装置11から放射されるレーザ光について光軸調整プロセスを実施する。この光軸調整プロセスについて、詳しくは後述する。
ステップ307では、ステップ306で調整された位置および向きの状態で、光モジュール10の筐体14の実装面14aに対してコリメータ12と合波器13を固定する。具体的には、まず、ステップ306で調整されたコリメータ12の位置と合波器13の位置および向きをコントローラ27のメモリに記憶させる。ここで、コントローラ27のメモリが記憶する位置および向きは、コントローラ27からコリメータ調整機構24と合波器調整機構25へ送信した制御信号の履歴に基づいて計算してもよいし、ステップ306が終了した時点でコリメータ調整機構24と合波器調整機構25からコントローラ27に送信してもよい。
次に、コントローラ27がコリメータ調整機構24と合波器調整機構25を制御して、コリメータ12と合波器13を、ステップ306で調整された位置から一時的に他の位置へ移動させる。その状態で、コリメータ12と合波器13の所定箇所(例えば一面)に紫外線硬化性樹脂を塗布する。そして、コリメータ12と合波器13を、コントローラ27のメモリに記憶された元の位置に移動させ、紫外線を照射することにより、コリメータ12と合波器13を紫外線硬化性樹脂ごと筐体14の実装面14aに接着固定する。コリメータ12と合波器13は、熱硬化性樹脂により筐体14の実装面14aに接着固定してもよいし、他の方法で固定してもよい。
[5.光モジュール10の光軸調整プロセス]
図8は、実施形態1に係る光モジュール10の製造方法のうち光軸調整プロセスを示すフローチャートである。光モジュール10の光軸調整を行うステップ306は、以下のステップ311〜324を含んでいる。ステップ311〜324はこの順で実施する。
ステップ311では、給電装置22を用いて、複数のレーザ装置11のうち1つのレーザ装置のレーザ素子とペルチェ素子に給電する。レーザ素子に供給される電流の大きさに応じて、レーザ装置11から出射するレーザ光の強度が変化する。レーザ素子11の温度に応じて、つまり、ペルチェ素子に供給される電流の大きさに応じて、放射されるレーザ光の波長帯域が変化する。したがって、コントローラ27が給電装置22からレーザ装置11のレーザ素子とペルチェ素子に供給される電流の大きさを制御することにより、所望の強度と波長を有するレーザ光をレーザ装置11から放射させることができる。
ステップ312では、レーザ光測定部26の光量測定装置261、位置測定装置262および角度測定装置263から、それぞれ、合波器13から出射したレーザ光102の光量、位置および角度をコントローラ27で取得する。なお、合波器13から出射したレーザ光102とは、光モジュール10の半製品において筐体14の開口部を透過したレーザ光である。この後のステップにおいて、合波器13から出射したレーザ光102の光量、位置および角度は、コントローラ27に連続的に出力される。
ステップ313では、ステップ312で取得したレーザ光の光量、位置および角度が規定の範囲内であるか否かを決定する。既定の範囲内であると決定した場合は、ステップ323,324を実施する。既定の範囲内でないと決定した場合は、ステップ314〜322を実施する。
以下の説明では、第1レーザ装置11a、第2レーザ装置11b、・・・第nレーザ装置の順に光軸調整プロセスを実施しているが、本発明はこれに限定されることなく、複数のレーザ装置11について任意の順序で光軸調整プロセスを実施してよい。
図9Aは、第1レーザ装置11aについて、レーザ光の出射方向(Z方向)における第1コリメータ12aの位置調整方法を示すグラフである。グラフの横軸は、Z方向での第1コリメータ12aの変位量を示す。グラフの縦軸は、光量測定装置261により測定された、合波器13から出射したレーザ光の光量に対応するビームフォーカスを示す。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、コリメータ12の位置をZ方向に所定距離ずつ移動させて取得した、合波器13から出射したレーザ光のビームフォーカスの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、ビームフォーカスの目標値である。
ステップ314では、合波器13から出射したレーザ光のビームフォーカスの、目標値に対するずれがなくなるように、レーザ光の出射方向(Z方向)における第1コリメータ12aの移動量ΔZaを決定する。
次に、給電装置22をコントローラ27で制御することにより、作動させるレーザ装置11を第2、第3、第4レーザ装置11b,11c,11dに切り替えて、ステップ314を繰り返して行う。レーザ光の出射方向(Z方向)における第2、第3、第4コリメータ12b,12c,12dの移動量ΔZb,ΔZc,ΔZdは、図9Bに示すとおりである。
ステップ315では、コントローラ27が、コリメータ調整機構24のコリメータ把持部241を制御し、ステップ314で決定した移動量ΔZa,ΔZb,ΔZc,ΔZdだけコリメータ12a,12b,12c,12dをレーザ光の出射方向(Z方向)へ移動させる。Z方向においてレーザ装置11側にコリメータ12を移動させた場合、レーザ装置11から出射したレーザ光はより小さい拡がり角でコリメータ12に入射し、これによりコリメータ12から出射するレーザ光のビーム径が小さくなる。
ステップ314,315は、レーザ装置11から出射したレーザ光が光量測定装置261、位置測定装置262および角度測定装置263の検出面内に入るようにコリメータ12の位置を調節するために行われる。したがって、ステップ314,315を実施しなくてもレーザ装置11から出射したレーザ光が前記検出面内に入っていることが予め判っている場合、ステップ314,315を省略してもよい。
図10Aは、レーザ装置11の配列方向(X方向)における第1コリメータ12aの位置(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102のビーム角度θX(縦軸)との関係を示すグラフである。ビーム角度θXは、角度測定装置263により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、コリメータ12の位置をX方向に所定距離ずつ移動させて取得した、合波器13から出射したレーザ光のビーム角度θXの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、ビーム角度θXの目標値である。
ステップ316では、(ステップ315でコリメータ12を移動させた後に測定された)合波器13から出射したレーザ光102のビーム角度θXの、目標値に対するずれがなくなるように、レーザ装置11の配列方向(X方向)における第1コリメータ12aの移動量ΔXaを決定する。
次に、給電装置22をコントローラ27で制御することにより、作動させるレーザ装置11を第2、第3、第4レーザ装置11b,11c,11dに切り替えて、ステップ316を繰り返して行う。レーザ装置11の配列方向(X方向)における第2、第3、第4コリメータ12b,12c,12dの移動量ΔXb,ΔXc,ΔXdは、図10Bに示すとおりである。
図11Aは、鉛直方向(Y方向)における第1コリメータ12aの位置(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102のビーム角度θY(縦軸)との関係を示すグラフである。ビーム角度θYは、角度測定装置263により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、コリメータ12の位置をY方向に所定距離ずつ移動させて取得した、合波器13から出射したレーザ光のビーム角度θYの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、ビーム角度θYの目標値である。
ステップ317では、合波器13から出射したレーザ光102のビーム角度θYの、目標値に対するずれがなくなるように、鉛直方向における第1コリメータ12aの移動量ΔYaを決定する。
次に、給電装置22をコントローラ27で制御することにより、作動させるレーザ装置11を第2、第3、第4レーザ装置11b,11c,11dに切り替えて、ステップ317を繰り返して行う。鉛直方向(Y方向)における第2、第3、第4コリメータ12b,12c,12dの移動量ΔYb,ΔYc,ΔYdは、図11Bに示すとおりである。
図12Aは、レーザ装置11の配列方向(X方向)におけるコリメータ12の位置(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。レーザ光の位置Xは、位置測定装置262により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、コリメータ12の位置をX方向に所定距離ずつ移動させて取得したレーザ光の位置Xの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、レーザ光の位置Xの目標値である。
ステップ318では、ステップ316で決定した移動量ΔXaだけ第1コリメータ12aをレーザ装置11の配列方向(X方向)に移動させたときのレーザ光の位置Xの予測変化量∂Xaを決定する。
図12Bは、第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについて、図11Aに対応するグラフである。第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについてステップ317を繰り返し、ステップ316で決定した移動量ΔXb,ΔXc,ΔXdだけ第2、第3、第3コリメータ12b,12c,12dをそれぞれレーザ装置11の配列方向(X方向)に移動させたときのレーザ光の位置Xの予測変化量∂Xb,∂Xc,∂Xdを決定する。
図13Aは、鉛直方向(Y方向)におけるコリメータ12の位置(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。レーザ光の位置Xは、位置測定装置262により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、コリメータ12の位置をY方向に所定距離ずつ移動させて取得したレーザ光の位置Yの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、レーザ光の位置Yの目標値である。
ステップ319では、ステップ318で決定した移動量ΔYaだけ第1コリメータ12aを鉛直方向(X方向)に移動させたときのレーザ光の位置Yの予測変化量∂Yaを決定する。
図13Bは、第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについて、図13Aに対応するグラフである。第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについてステップ319を繰り返し、ステップ318で決定した移動量ΔYb,ΔYc,ΔYdだけ第2、第3、第3コリメータ12b,12c,12dをそれぞれ鉛直(Y方向)に移動させたときのレーザ光の位置Yの予測変化量∂Yb,∂Yc,∂Ydを決定する。
図14Aは、鉛直方向(Y方向)に延びる軸周りの合波器13の回転角度θY(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102の位置X(縦軸)との関係を示すグラフである。レーザ光の位置Xは、位置測定装置262により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、合波器13をθY方向に所定角度ずつ回転させて取得したレーザ光の位置Xの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、レーザ光の位置Xの目標値である。
ステップ320では、ステップ317で決定したレーザ光の位置Xの予測変化量∂Xaを補償することが可能な、合波器13の回転角度ΔθYaを決定する。
図14Bは、第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについて、図14Aに対応するグラフである。第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについてステップ320を繰り返し、ステップ317で決定したレーザ光の位置Xの予測変化量∂Xb,∂Xc,∂Xdを補償することが可能な、合波器13の回転角度ΔθYb,ΔθYc,ΔθYdを決定する。
図15Aは、レーザ装置11の配列方向(X方向)に延びる軸周りの合波器13の回転角度θX(横軸)と、第1レーザ装置11aについて合波器13から出射するレーザ光102の位置Y(縦軸)との関係を示すグラフである。レーザ光の位置Yは、位置測定装置262により測定された値である。グラフに示された実線は相関関係を示す。この相関関係は、光モジュール10においてコリメータ12と合波器13を最適な位置に調整した後に、合波器13をθX方向に所定角度ずつ回転させて取得したレーザ光の位置Yの実測値である。グラフの原点の縦軸の値(ゼロ:0)は、レーザ光の位置Yの目標値である。
ステップ321では、ステップ319で決定したレーザ光の位置Yの予測変化量∂Yaを補償することが可能な、合波器13の回転角度ΔθXaを決定する。
図15Bは、第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについて、図15Aに対応するグラフである。第2、第3、第3レーザ装置11b,11c,11dについてステップ321を繰り返し、ステップ319で決定したレーザ光の位置Yの予測変化量∂Yb,∂Yc,∂Ydを補償することが可能な、合波器13の回転角度ΔθXb,ΔθXc,ΔθXdを決定する。
ステップ322では、まず、コントローラ27が、ステップ316で決定した移動量ΔXa,ΔXb,ΔXc,ΔXdの平均移動量ΔXm、および、ステップ317で決定した移動量ΔYa,ΔYb,ΔYc,ΔYdの平均移動量ΔYmを計算する。平均移動量は、移動量の単純平均であってもよいし、加重平均であってもよい。
ステップ322では、次に、コントローラ27が、コリメータ調整機構24のコリメータ把持部241を制御し、計算した平均移動量ΔXm、ΔYmだけ第1、第2、第3、第4コリメータ12a,12a,12c,12dをレーザ装置11の配列方向(X方向)および鉛直方向(Y方向)にそれぞれ移動させる。また、コントローラ27が、合波器調整機構25の合波器把持部251を制御し、ステップ321で決定した回転角度ΔθYa,ΔθYb,ΔθYc,ΔθYdだけ、鉛直方向(Y方向)に延びる軸周りに合波器13を回転させ、ステップ321で決定した回転角度ΔθXa,ΔθXb,ΔθXc,ΔθXdだけ、レーザ装置11の配列方向(X方向)に延びる軸周りに合波器13を回転させる。
このように、コリメータ12を移動させたときに生じる、レーザ装置11の配列方向(X方向)におけるレーザ光の位置の変化量(δXa,δXb,δXc,δXd)、および鉛直方向(Y方向)におけるレーザ光の位置の変化量(δYa,δYb,δYc,δYd)は、合波器13のY方向の回転、およびX方向の回転により補償され、ステップ322の後には生じない。これにより、レーザ装置11から出射するレーザ光の光軸調整を高精度に行うことが可能である。
図8には示していないが、ステップ314〜322は、レーザ光測定部26の光量測定装置261、位置測定装置262および角度測定装置263により取得された、合波器13から出射したレーザ光の光量、位置および角度が規定の範囲内の値となるまで繰り返し実施される。合波器13から出射したレーザ光の光量、位置および角度が規定の範囲内の値となる(ステップ313:YES)と、任意のステップ323,324が実施される。
任意のステップ323では、(ステップ323でコリメータ12の位置と合波器13の位置、向きを調整した後に測定された)合波器13から出射したレーザ光102の位置の、目標値に対するずれがなくなるように、鉛直方向(Y方向)に延びる軸周りの合波器13の回転角度θY、および、レーザ装置11の配列方向(X方向)に延びる軸周りの合波器13の回転角度θXを決定する。
次に、給電装置22をコントローラ27で制御することにより、作動させるレーザ装置11を第2、第3、第4レーザ装置11b,11c,11dに切り替えて、ステップ323を繰り返して行う。
次のステップ324では、コントローラ27が、合波器調整機構25の合波器把持部251を制御し、ステップ321で決定した回転角度だけ鉛直方向(Y方向)に延びる軸周り、およびレーザ装置11の配列方向(X方向)に延びる軸周りに合波器13を回転させる。
実施の形態2.
図16、図17は、実施形態2に係る光モジュール10の製造装置220の概略を示すブロック図、斜視図を示す。製造装置220は、レーザ光測定部26の構成において、実施形態1に係る製造装置20と異なる。他の構成において、製造装置220は製造装置20と同一であり、これらの共通する構成には製造装置20で用いた符号と同じ符号を付して説明を省略する。
製造装置220は、レーザ光測定部26に対応するレーザ光測定装置226を備えている。レーザ光測定装置226は、合波器13から出射したレーザ光の光量を測定する機能、当該レーザ光の位置を測定する機能、当該レーザ光の角度を測定する機能を実施可能である。このレーザ光測定装置226は、例えば特開2017−32430に記載されたセンサであってもよい。
実施形態2に係る製造装置220によれば、より簡易な構成により、実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
以上、複数の実施形態を挙げて本発明について説明したが、各実施形態に記載された特徴は、自由に組み合わせられてよい。また、上述の実施形態には、種々の改良、設計上の変更および削除が加えられてよく、本発明にはさまざまな変形例が存在する。
10 光モジュール、 11、11a〜11d レーザ装置、 12、12a〜12d コリメータ、 13 合波器、 14 筐体、 20,220 光モジュールの製造装置、 21 ステージ、 22 給電装置、 23 撮像装置、 24 コリメータ調整機構、 25 合波器調整機構、 26 レーザ光測定部、 27 コントローラ、 100a〜100d レーザ光、 101 波長多重レーザ光、 102 レーザ光、 131 フィルタブロック、 132、132a〜132c バンドパスフィルタ、 133 ミラー、 141 開口部、 221 リード、 226 レーザ光測定装置、 241 コリメータ把持部、 242 荷重検知部、 251 合波器把持部、 252 荷重検知部、 261 光量測定装置、 262 位置測定装置、 263 角度測定装置、 264,265 ビームスプリッタ

Claims (9)

  1. 互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な第1、第2、・・・第nレーザ装置と、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための第1、第2・・・第nコリメータと、前記第1、第2、・・・第nコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とを備えた光モジュールの製造方法であって、nは2以上の整数であり、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置からのレーザ光の出射方向は、第1方向に平行であり、
    (a)前記第1レーザ装置を作動させた状態で測定した、前記合波器から出射したレーザ光の角度を基に、前記第1方向に対して垂直な第2、第3方向における前記第1コリメータの移動量を決定するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させたときの、前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を決定するステップと、
    (c)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記ステップ(a),(b)を繰り返すステップと、
    (d)前記ステップ(b)で決定した前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を補償することが可能な、前記第3、第2方向に延びる軸周りの前記合波器の回転角度を決定するステップと、
    (e)前記ステップ(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させ、かつ、前記ステップ(d)で決定した回転角度だけ前記第3、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ前記合波器を回転させるステップと、を含む、
    光モジュールの製造方法。
  2. (f)前記ステップ(a)の前に、前記第1レーザ装置を作動させた状態で測定した、前記合波器から出射したレーザ光の強度を基に、前記出射方向における第1コリメータの移動量を決定するステップと、
    (g)前記ステップ(f)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記出射方向に移動させるステップと、
    (h)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記ステップ(f),(g)を繰り返すステップと、をさらに含む、
    請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  3. (i)前記ステップ(e)の後、前記第1レーザ装置を作動させた状態で測定した、前記合波器から出射したレーザ光の位置を基に、前記合波器の前記第1、第2方向に延びる軸周りの回転角度を決定するステップと、
    (j)前記ステップ(i)で決定した回転角度だけ、前記合波器を前記第1、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ回転させるステップと、
    (k)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記ステップ(i)、(j)を繰り返すステップと、をさらに含む、
    請求項1または2に記載の光モジュールの製造方法。
  4. (l)前記ステップ(a)の前に、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置の位置を取得するステップと、
    (m)前記ステップ(l)で取得した前記第1、第2、・・・第nレーザ装置の位置と、予め取得した前記第1、第2、・・・第nレーザ装置のリファレンス位置との差分だけ、前記第1、第2、・・・第nコリメータを移動させるステップと、をさらに含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  5. 互いに波長の異なるレーザ光を放射することが可能な第1、第2、・・・第nレーザ装置と、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置から出射したレーザ光をそれぞれ平行化するための第1、第2・・・第nコリメータと、前記第1、第2、・・・第nコリメータから出射したレーザ光を合波して波長多重レーザ光を出力するための合波器とを備えた光モジュールの製造装置であって、nは2以上の整数であり、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置からのレーザ光の出射方向は、第1方向に平行であり、
    前記第1、第2、・・・第nコリメータを、前記第1方向に対して垂直な第2、第3方向にそれぞれ移動させることが可能なコリメータ調整機構と、
    前記合波器を、前記第1、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ回転させることが可能な合波器調整機構と、
    前記コリメータ調整機構および前記合波器調整機構を制御するためのコントローラと、
    前記合波器から出射したレーザ光の角度を測定可能なレーザ光測定部とを備え、
    前記コントローラは、
    (a)前記第1レーザ装置を作動させた状態で前記レーザ光測定部により測定した、前記合波器から出射したレーザ光の角度を基に、前記第2、第3方向における前記第1コリメータの移動量を決定する動作と、
    (b)前記動作(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータを前記第2、第3方向にそれぞれ移動させたときの、前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を決定する動作と、
    (c)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記動作(a),(b)を繰り返す動作と、
    (d)前記動作(b)で決定した前記第2、第3方向におけるレーザ光の位置の予測変化量を補償することが可能な、前記第3、第2方向に延びる軸周りの前記合波器の回転角度を決定する動作と、
    (e)前記動作(a)で決定した移動量だけ前記第1コリメータが前記第2、第3方向にそれぞれ移動し、かつ、前記動作(d)で決定した回転角度だけ前記第3、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ前記合波器が回転するように前記コリメータ調整機構および前記合波器調整機構を制御する動作と、を実行するように構成されている、
    光モジュールの製造装置。
  6. 前記コリメータ調整機構は、さらに、前記第1、第2、・・・第nコリメータを前記出射方向に移動させることが可能であり、
    前記レーザ光測定部は、さらに、前記合波器から出射したレーザ光の強度を測定可能であり、
    前記コントローラは、さらに、
    (f)前記動作(a)の前に、前記第1レーザ装置を作動させた状態で前記レーザ光測定部により測定した、前記合波器から出射したレーザ光の強度を基に、前記出射方向における第1コリメータの移動量を決定する動作と、
    (g)前記動作(f)で決定した移動量だけ前記第1コリメータが前記出射方向に移動するように前記コリメータ調整機構を制御する動作と、
    (h)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記動作(f),(g)を繰り返す動作と、を実行するように構成されている、
    請求項5に記載の光モジュールの製造装置。
  7. 前記レーザ光測定部は、さらに、前記合波器から出射したレーザ光の位置を測定可能であり、
    前記コントローラは、さらに、
    (i)前記動作(e)の後、前記第1レーザ装置を作動させた状態で前記レーザ光測定部により測定した、前記合波器から出射したレーザ光の位置を基に、前記合波器の前記第1、第2方向に延びる軸周りの回転角度を決定する動作と、
    (j)前記動作(i)で決定した回転角度だけ、前記合波器が前記第1、第2方向に延びる軸周りにそれぞれ回転するように前記合波器調整機構を制御する動作と、
    (k)前記第2、・・・第nレーザ装置について前記動作(i)、(j)を繰り返す動作と、を実行するように構成されている、
    請求項5または6に記載の光モジュールの製造装置。
  8. 前記コリメータ調整機構は、さらに、前記第1、第2、・・・第nコリメータを前記出射方向に移動させることが可能であり、
    前記コントローラは、さらに、
    (l)前記動作(a)の前に、前記第1、第2、・・・第nレーザ装置の位置を取得する動作と、
    (m)前記動作(l)で取得した前記第1、第2、・・・第nレーザ装置の位置と、予め取得した前記第1、第2、・・・第nレーザ装置のリファレンス位置との差分だけ、前記第1、第2、・・・第nコリメータが移動するように前記コリメータ調整機構を制御する動作と、を実行する、
    請求項5から7のいずれか1項に記載の光モジュールの製造装置。
  9. 前記レーザ光測定部は、前記合波器から出射したレーザ光の強度、位置および角度を測定可能なセンサである、
    請求項5から8のいずれか1項に記載の光モジュールの製造装置。
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