JP6865543B2 - X線ct装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は、X線CT装置に関し、特にデュアルエネルギー(dual-energy)撮影を実現させる技術に関する。
X線CT装置(X-ray Computed Tomography System)を用いる撮影法として、ビュー方向にX線管電圧を切り換えてデータ収集を行なうデュアルエネルギー撮影法と呼ばれる撮影法が知られている(例えば、特許文献1、2等参照)。
この撮影法は、物質によってX線エネルギーの吸収スペクトル(spectrum)が異なることを利用して、被検体における特定の物質が強調あるいは抑制(除去)された画像を得る撮影法である。具体的には、例えば、第1物質と第2物質とを含む被検体に、エネルギースペクトルが互いに異なる第1X線と第2X線とを照射して複数ビュー(view)に対応する第1X線投影データ(data)と第2X線投影データとを収集する。そして、第1X線投影データに基づいて第1の密度画像を画像再構成するとともに、第2X線投影データに基づいて第2の密度画像を画像再構成し、第1の密度画像と第2の密度画像とに基づいて、ある物質の密度分布を示す密度分布画像、またはあるエネルギースペクトルの画像であるモノクロマチック画像であるデュアルエネルギー画像を得る。
なお、上記のような第1X線投影データと第2X線投影データとを収集する方法としては、例えば、1ビューごとに、すなわち、X線CT装置のガントリが1ビュー分回転するごとに、X線管電圧を第1管電圧と第2管電圧とに交互に切り換えながら投影データを収集する方法が考えられる。
特開2004−65975号公報 特開2009−153829号公報
上述のように、X線管電圧を第1管電圧と第2管電圧とに交互に切り換えながら投影データを収集すると、第1X線投影データが収集された時のX線焦点のビュー方向における位置と、第2X線投影データが収集された時のX線焦点のビュー方向における位置が異なっている。従って、第1X線投影データが存在するビューにおいては第2X線投影データが存在せず、一方で第2X線投影データが存在するビューにおいては第1X線投影データが存在しない。このため、各ビューにおいて補間処理を行なった上でデュアルエネルギー画像を得ているため、得られた画像について、画像劣化が生じる懸念がある。
上述の課題を解決するためになされた一の観点の発明は、第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御部と、前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御部であって、前記第1X線が照射されている時のビュー方向における前記第1X線焦点の位置と、前記第2X線が照射されている時のビュー方向における前記第2X線焦点の位置とが重なる範囲を有するように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御部と、を備えることを特徴とするX線CT装置である。
また、他の観点の発明は、第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御部と、前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御部であって、前記第1X線のビーム方向と前記第2X線のビーム方向とが同一方向になるように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御部と、を備えることを特徴とするX線CT装置である。
上記一の観点の発明によれば、前記X線管における前記X線焦点がビュー方向に移動することにより、前記第1X線が照射されている時のビュー方向における前記X線焦点の位置と、前記第2X線が照射されている時のビュー方向における前記X線焦点の位置とが重なる範囲を有するので、補間処理を行なうことなく、第1X線を照射して得られたデータと第2X線を照射して得られたデータとに基づく画像を作成することができる。従って、得られた画像の画像劣化を防ぐことができる。
また、他の観点の発明によれば、前記X線管における前記X線焦点がビュー方向に移動することにより、前記第1X線のビーム方向と前記第2X線のビーム方向とが同一方向になるので、第1X線を照射して得られたデータと第2X線を照射して得られたデータとの間で、ビュー方向におけるデータの一致性が向上する。従って、補間処理を行なうことなく、第1X線を照射して得られたデータと第2X線を照射して得られたデータとに基づいて作成された画像は、画像劣化を防ぐことができる。
本実施形態に係るX線CTシステムの構成を概略的に示す図である。 X線管およびX線検出部の要部の構成を示す図である。 スキャン制御部の機能を示す機能ブロック図である。 管電圧の時間変化のグラフ及び管電流の時間変化のグラフを示す図である。 X線管における第1X線焦点及び第2X線焦点を示す図である。 ビュー方向における第1X線焦点の位置とビュー方向における第2X線焦点の位置とが重なる範囲を有することを説明する図である。 ビュー方向における第1X線焦点及び第2X線焦点の位置を説明する図である。 変形例における第1X線焦点及び第2X線焦点を示す図である。 第1X線のビーム方向と第2X線のビーム方向とを説明する図である。 変形例において、ビュー方向における第1X線焦点及び第2X線焦点の位置を説明する図である。
以下、発明の実施形態について説明する。なお、これにより発明は限定されない。
図1は、本実施形態におけるX線CT装置100の構成を示すブロック(block)図である。このX線CT装置100は、操作コンソール(console)1と、撮影テーブル(table)10と、走査ガントリ(gantry)20とを具備している。
操作コンソール1は、コンピュータとしての構成を備える。具体的には、操作コンソール1は、操作者の入力を受け付けるキーボード(keyboard)またはマウス(mouse)などの入力装置2と、スキャン(scan)制御処理、前処理、画像生成処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で収集したX線検出器データを収集するデータ収集バッファ(buffer)5とを具備している。さらに、操作コンソール1は、画像生成処理によって生成されたデュアルエネルギー画像などを表示するモニタ(monitor)6と、プログラム(program)、X線検出器データ、X線投影データ(投影データ)、デュアルエネルギー画像等を記憶する記憶装置7とを具備している。撮影条件は、入力装置2から入力され記憶装置7に記憶される。
撮影テーブル10は、被検体71を載せて走査ガントリ20の後述する開口部20aに出し入れするクレードル(cradle)12を具備している。クレードル12は撮影テーブル10に内蔵するモータ(motor)で昇降および水平直線移動する。
走査ガントリ20は、撮影対象である被検体71が搬送される開口部20aを有している。また、走査ガントリ20は、X線管21と、X線管21におけるX線管電圧やX線照射タイミング(timing)等を制御するX線制御部22と、X線管21から照射されたX線を扇状のX線ビーム81に整形する開口を有するコリメータ(collimator)23とを有する。さらに、走査ガントリ20は、コリメータ23の開口を制御するコリメータ制御部27と、X線管21から照射されたX線を検出するX線検出器24と、X線検出器24の出力からX線検出器データ(生データとも言う)を収集するデータ収集装置(DAS:Data Acquisition System)25とを有する。
また、走査ガントリ20は、X線管21、コリメータ23、およびX線検出器24を保持し、被検体71の体軸の回りに回転するガントリ回転部15と、ガントリ回転部15を制御する回転制御部26とをさらに有する。さらに、走査ガントリ20は、操作コンソール1とX線制御部22、回転制御部26及び撮影テーブル10などとの間で、制御信号をやり取りするガントリ制御部29を有している。なお、実装では、走査ガントリ20は、X線ビーム81の線量を空間的に制御するビーム形成X線フィルタ(filter)と、X線ビーム81の線質を制御するX線フィルタとを具備し、ガントリ回転部15が、これらのフィルタをコリメータ23と開口部20aとの間に保持する構成であるが、ここでは図示および詳細な説明を省略する。
図2は、X線管21およびX線検出部24の要部の構成を示す図である。ここで、鉛直方向をy軸方向、撮影テーブル10の搬送方向(通常、X線ビーム81の厚み方向、あるいは、被検体71の体軸方向に一致する)をz軸方向、y軸方向およびz軸方向に垂直な方向(チャネル方向)をx軸方向と定義する。
これらの構成要素は、ガントリ回転部15の所定の基部に支持されて図示のような位置関係を維持している。すなわち、X線管21とX線検出器24とは、開口部20aを挟んで相対向して配置されている。そして、X線管21から放射されたX線が、図2では図示しないコリメータ23によって形成されるスリットを通過することによって、所定の厚み(コーン角)と広がり(ファン角)を有する扇状のX線ビーム81が形成される。
X線管21は、集束電極および陰極フィラメントを内蔵する陰極スリーブ21sと、回転するターゲット電極21tとをハウジング21hに収容した構造であり、X線焦点Fから発散するX線を発生する。
X線検出部24は、X線検出素子24aをチャネル方向CH(X線ビーム81の広がり方向)に複数個、例えば1,000個配列してなる検出素子列を、z軸方向(X線ビーム81の厚み方向)に複数個、例えば64個配設してなる、いわゆる多列X線検出器である。ここでは、各検出素子列には端から1,2,3,・・・,64の番号を付す。これにより、いわゆる64列マルチスライスX線CTを実現する。もっとも、ここで64列の検出素子列は一例であり、本発明はこれに限られるものではない。X線検出器24は、これら複数のX線検出素子24aにより、被検体71を透過したX線ビーム81を検出するX線検出面24sを形成する。X線検出素子24aは、例えば、シンチレータとフォトダイオードとの組合せにより、いわゆる固体検出器として構成される。
中央処理装置3は、スキャン制御部32、前処理部34、画像生成部35を有している。中央処理装置3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサー(Processor)である。中央処理装置3は、記憶装置7に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、スキャン制御部32、前処理部34、画像生成部35の機能を実行する。前記プログラムは、本発明に係る制御プログラムの実施の一例である。
スキャン制御部32は、被検体71のデュアルエネルギー撮影を行うよう、X線制御部22、回転制御部26、コリメータ制御部27および撮影テーブル10を、ガントリ制御部29を介して制御する。具体的には、スキャン制御部32は、上記各部を制御してX線管21とX線検出器24とを被検体71の周りに回転させX線投影データを収集する。また、スキャン制御部32は、図3に示す切換制御部321と焦点制御部322の機能を実行する。ただし、図3にはスキャン制御部32の一部の機能のみが図示され、他の機能については図示省略する。
切換制御部321は、X線管電圧Vを複数の目的管電圧の間で1ビューごとに順次切り換えるべく、X線制御部22を、ガントリ制御部29を介して制御する。本実施形態では、目的管電圧は、第1管電圧V1と、第2管電圧V2である。例えば、第1管電圧V1は80kVであり、第2管電圧V2は140kVである。切換制御部321は、本発明における切換制御部の実施の形態の一例である。また、切換制御部321の機能は、本発明における切換制御機能の実施の形態の一例である。
X線管21の管電圧が第1管電圧V1である場合に照射されるX線を第1X線とし、第2管電圧V2である場合に照射されるX線を第2X線とする。第1X線と第2X線は、互いに管電圧が異なっているので、第1X線の第1エネルギースペクトルと第2X線の第2エネルギースペクトルは異なるスペクトルになっている。
切換制御部321により、X線管電圧Vが1ビューごとに切り換えられながら、画像再構成に必要なビュー数分のX線投影データ(180°+ファン角αまたは360°分に相当する複数ビューのX線投影データ)が収集される。これにより、第1管電圧V1に対応する第1X線投影データp1と第2管電圧V2に対応する第2X線投影データp2とが収集される。
焦点制御部322は、X線管21におけるX線焦点の位置を制御する。詳細は後述する。焦点制御部322は、本発明における焦点制御部の実施の形態の一例である。また、焦点制御部322の機能は、本発明における焦点制御機能の実施の形態の一例である。
前処理部34は、上記デュアルエネルギー撮影により得られたX線投影データに対して前処理を施す。具体的には、第1X線投影データp1と第2X線投影データp2に対して、オフセット(off-set)補正、対数変換、データ収集装置25で収集された生データに対してチャネル(channel)間の感度不均一を補正する感度補正、金属部などのX線強吸収体による極端な信号強度の低下または信号脱落を補正するX線量補正、X線ビームハードニング(beam-hardening)補正等の前処理を施す。また、前処理として、第1X線投影データp1と第2X線投影データp2に対し、ファンビーム(fan beam)X線を平行ビームX線に変換するファンパラ(Fan-Para)変換が行われる。ファンパラ変換としては、例えば特開昭62−49831に開示された手法を用いることにより、画像劣化を防ぐことができる。
画像生成部35は、前処理部34で前処理された第1X線投影データp1および第2X線投影データp2に基づいて、特定の物質が強調または抑制されたデュアルエネルギー画像DEを生成する。
デュアルエネルギー画像DEを生成する方法としては、画像データ空間で加重減算処理を行う方法と投影データ空間で加重減算処理を行う方法とが考えられるが、いずれの方法を採用してもよい。
画像データ空間で加重減算処理を行ってデュアルエネルギー画像DEを生成する方法では、第1X線投影データp1に基づいて第1画像P1を画像再構成するとともに、第2X線投影データp2に基づいて第2画像P2を画像再構成し、第1画像P1と第2画像P2との間で加重減算処理を行ってデュアルエネルギー画像DEを生成する。一方、投影データ空間で加重減算処理を行ってデュアルエネルギー画像DEを生成する方法では、第1X線投影データp1と第2X線投影データp2との間においてビュー単位で加重減算処理を行い、その結果得られた処理済X線投影データに基づいてデュアルエネルギー画像DEを画像再構成する。
画像再構成は、例えば、従来公知のフェルドカンプ(Feldkamp)法による三次元画像再構成法、他の三次元画像再構成法、あるいは二次元画像再構成法等を用いて行うことができ、例えば、次のような手順により行われる。まず、これらのX線投影データに対して、周波数領域に変換する高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を施し、それに再構成関数Kernel(j)を乗算し、逆フーリエ変換する。そして、再構成関数Kernel(j)を乗算処理したX線投影データに対して逆投影処理を行い、被検体71を体軸方向(z軸方向)にスライス(slice)したときの同一スライスに対応する断層像(xy平面)を求める。
本実施形態によるX線CT装置100の動作について説明する。X線管21及びX線検出器24が、被検体の体軸の周りを回転して投影データが収集される。この時、切換制御部321は、図4のグラフG1に示すように、X線管21のX線管電圧を、第1管電圧V1と第2管電圧V2に切り換える。グラフG1において、横軸は時間、縦軸は管電圧である。これにより、X線管21は、被検体の体軸の周りを回転しながら、第1X線と第2X線とを交互に照射する。
切換制御部321は、図4のグラフG2に示すように、X線管21のX線管電流Aを、第1管電流A1と第2管電流に切り換える。第1管電流A1は、X線管21が第1管電圧V1である時の管電流であり、第2管電流A2は、X線管21が第2管電圧V2である時の管電流である。例えば、第1管電流A1は300mA、第2管電流A2は100mAである。
切換制御部321は、X線管21が第1管電圧V1である状態において、X線管電流Aを、第1管電流A1よりも低減させた後、第1管電圧V1から第2管電圧V2に切り換える。そして、切換制御部321は、第2管電圧に切り換えた後、管電流Aを第2管電流A2とする。また、切換制御部321は、X線管21が第2管電圧V2である状態において、X線管電流Aを、第2管電流A1よりも低減させた後、第1管電圧V1から第2管電圧V2に切り換える。そして、切換制御部321は、第1管電圧に切り換えた後、管電流Aを第1管電流A1とする。図4では、第1管電圧V1から第2管電圧V2に切り換わるタイミングと第2管電圧V2から第1管電圧V1に切り換わるタイミング(切換タイミング)を、符号Tsで示している。
本例では、切換タイミングTsにおいては、管電流Aは零である。ただし、切換タイミングTsにおける管電流Aは零でなくてもよい。例えば、切換タイミングTsにおける管電流Aは、第1管電流A1及び第2管電流A2の100分の1程度の管電流であってもよい。
焦点制御部322は、X線管電圧Vが第1X線管電圧V1である場合、X線焦点Fの位置をX線管21における第1の位置とする。第1の位置におけるX線焦点Fを第1X線焦点F1とする。また、焦点制御部322は、X線管電圧Vが第2X線管電圧V2である場合、X線焦点Fの位置をX線管21において第1の位置とは異なる第2の位置とする。第2の位置におけるX線焦点Fを第2X線焦点F2とする。
図5にターゲット電極21tにおける第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2を示す。第1X線焦点F1からは第1のX線が照射され、第2X線焦点F2からは第2のX線が照射される。第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2の位置は、x方向において異なっている。x方向はビュー方向と一致する。
図5において、符号Bはターゲット電極21tにおける基準位置を示す。基準位置Bは、従来のデュアルエネルギー撮影におけるX線焦点の位置を示す。基準位置Bは、本発明における基準位置の実施の形態の一例である。第1X線焦点F1は、基準位置Bに対して正のビュー方向+Vdに移動した位置であり、第2X線焦点F2は、基準位置Bに対して前記正のビュー方向+Vdとは逆方向である負のビュー方向−Vdに移動した位置である。ただし、図における基準位置B、第1X線焦点F1の位置及び第2X線焦点F2の位置は一例であり、図示されたものに限られない。
基準位置Bと第1X線焦点F1とのターゲット電極21tにおける距離D1及び基準位置Bと第2X線焦点F2とのターゲット電極21tにおける距離D1は、X線管21が回転する円周の長さを、第1管電圧V1と第2管電圧V2との切換回数で除して得られる距離D2の2分の1である。第1X線焦点F1と第2X線焦点との距離D3は、距離D2である(D3=D2=D1×2)。基準位置B1、第1X線焦点F1及び第2X線焦点F3が、上述のような位置関係にあることにより、図6に示すように第1X線が照射されている時のビュー方向における第1X線焦点F1の位置と、第2X線が照射されている時のビュー方向における第2X線焦点F2の位置とが重なる範囲を有する。
ちなみに、X線管21は円軌道Cを描きながら第1X線及び第2X線を照射するので、図6に示すように、第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2はビュー方向に移動する。図6では、第1X線焦点F1の軌跡及び第2X線焦点F2の軌跡が実線の矢印で示されており、これら第1X線焦点F1の軌跡及び第2X線焦点F2の軌跡が、ビュー方向において重なっている。また、第1X線焦点F1の軌跡及び第2X線焦点F2の軌跡は、実空間においても重なっている。ただし、第1X線焦点F1の軌跡及び第2X線焦点F2の軌跡は、実際には同じ円軌道上に位置するが、図6では説明の便宜上、上下方向にずらして示されている。
一方、図6において、破線の矢印は、X線管電圧Vが第1管電圧V1である場合と第2管電圧V2である場合に、X線焦点の位置が基準位置Bである場合のX線焦点の軌跡を示している。符号BF1は、第1管電圧V1で第1X線を照射する第1X線焦点であり、符号BF2は、第2管電圧V2で第2X線を照射する第2X線焦点である。このように、従来においては、第1X線焦点BF1及び第2X線焦点BF2は、ビュー方向において重なっていなかった。本例における第1X線焦点F1は、従来の第1X線焦点BF1に対して正のビュー方向に移動した位置であり、本例における第2X線焦点F2は、従来の第2X線焦点BF2に対して負のビュー方向に移動した位置となっており、これにより第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2は、ビュー方向において重なっている。
第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2の位置について、図7に基づいてもう少し詳しく説明する。図7には、X線管21のビュー方向における位置、X線管21(ターゲット電極21t)における第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2が示されている。X線管21の位置は、実際には同じ円軌道上に位置するが、図7では説明の便宜上、上下方向にずらして示されている。また、図7では、X線管電圧Vが第1管電圧V1に切り換わってから所要の時点tにおけるX線管21−1の位置と、X線管電圧Vが第2管電圧V2に切り換わってから所要の時点tにおけるX線管21−2の位置とが示されている。すなわち、X線管電圧Vが切り換わってから同じ時点におけるX線管21の位置が示されている。また、ビュー方向に距離D2ごとのX線管21の位置が示されている。すなわち、図7において隣り合うX線管21−1、21−2の距離は、距離D2である。
距離D2の位置関係にあるX線管(ターゲット電極)21−1、21−2における第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2のビュー方向における位置は、同じ位置になっている。従って、ビュー方向における同じ位置に照射される第1X線のビームXB1及び第2X線のビームXB2が存在する。ビュー方向における同じ位置に照射された第1X線のビームXB1及び第2X線のビームXB2に対応する第1X線投影データp1と第2X線投影データp2とが、同じビューの投影データを構成する。従って、全てのビューの各々について、第1X線投影データp1と第2X線投影データp2が存在しているので、補間処理を行なうことなく、デュアルエネルギー画像DEを作成することができる。
以上説明した本例によれば、補間処理を行なうことなく、デュアルエネルギー画像DEを作成することができるので、デュアルエネルギー画像の画像劣化を防ぐことができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。この変形例では、焦点制御部322は、前記第1X線のビームXB1の方向と前記第2X線のビームXB2の方向とが同一方向になるように、第1X線焦点F1と第2X線焦点F2を、X線管21においてビュー方向に異なる位置に配置する。
第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2の位置について具体的に説明する。図8に示すように、基準位置Bと第1X線焦点F1とのターゲット電極21tにおける距離D1′及び基準位置Bと第2X線焦点F2とのターゲット電極21tにおける距離D1′は、前記X線管21が回転する円周の長さを、第1管電圧V1と第2管電圧V2との切換回数で除して得られる距離D2である。すなわち、距離D1′は、上述の実施形態における距離D1の2倍である。また、第1X線焦点F1と第2X線焦点F2との距離D3は、距離D2の2倍である(D3=D2×2)。
基準位置B1、第1X線焦点F1及び第2X線焦点F3が、上述のような位置関係にあることにより、図9に示すように、第1X線のビームXB1の方向と第2X線のビームXB2の方向は、互いに平行であり、同一方向になっている。図9には、X線管21の円軌道Cを体軸方向から見た状態が示されている。
第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2の位置について、図10に基づいてもう少し詳しく説明する。図10は、第1X線焦点F1及び第2X線焦点F2の位置がこの変形例における位置となっている点を除いて、図7と同一の図である。X線管21−1における第1X線焦点F1の位置は、X線管21−2における基準位置Bとビュー方向において同じ位置になっている。また、X線管21−2における第2X線焦点F2の位置は、X線管21−1における基準位置Bとビュー方向において同じ位置になっている。
図9に戻り、符号24−1は、第1X線焦点F1からの第1X線を検出する時のX線検出部を示し、符号24−2は、第2X線焦点F2からの第2X線を検出する時のX線検出部を示す。なお、X線検出部24−1,24−2は、簡略化されて線分で示されている。第1X線のビームXB1は、X線検出部24−1におけるチャネル方向(図9における水平方向)の中心部に入射し、第2X線のビームXB2は、X線検出部24−2におけるチャネル方向の中心部に入射する。
また、図9において、符号XBi1は、X線管電圧Vが第1管電圧V1である場合のX線管21、すなわちX線管21−1において基準位置BにあるX線焦点からのX線ビーム(以下、「仮想第1X線のビーム」という)の方向を示す。符号XBi2は、X線管電圧Vが第2管電圧V2である場合のX線管21、すなわちX線管21−2において基準位置BにあるX線焦点からのX線ビーム(以下、「仮想第2X線のビーム」という)の方向を示す。また、符号ISは、アイソセンター(Isocenter)を示す。仮想第1X線のビームXBi1は、X線管21−1における基準位置Bから照射され、アイソセンターISを通り、X線検出部24−1のチャネル方向の中心部に入射されるX線ビームである。また、仮想第2X線のビームXBi2は、X線管21−2における基準位置Bから照射され、アイソセンターISを通り、X線検出部24−2のチャネル方向の中心部に入射されるX線ビームである。
X線検出部24−1において、仮想第1X線のビームXBi1が入射するチャンネルには、第1X線焦点F1からの第1X線のビームXB1が入射する。また、X線検出部24−2において、仮想第2X線のビームXBi2が入射するチャンネルには、第2X線焦点F2からの第2X線のビームXB2が入射する。言い換えれば、第1X線のビームXB1は、第1X線焦点F1から照射され、X線検出部24−1において仮想第1X線のビームXBi1が入射するチャネルに入射するX線ビームである。また、第2X線のビーム方向XB2は、第2X線焦点F2から照射され、X線検出部24−2において仮想第2X線のビームXBi2が入射するチャネルに入射するX線ビームである。
この変形例では、同一の方向である第1X線のビームXB1及び第2X線のビームXB2に対応する第1X線投影データと第2X線投影データとが、同じビューの投影データを構成する。従って、上記実施形態と同様に、全てのビューの各々について、第1X線投影データp1と第2X線投影データp2が存在しているので、補間処理を行なうことなく、デュアルエネルギー画像DEを作成することができる。また、この変形例によれば、第1X線のビームXB1及び第2X線のビームXB2は、ビュー方向において若干の位置ずれがあるものの、従来のように補間処理を行なう場合と比べれば、画像の劣化度を抑制することができる。そして、この変形例によれば、前記第1X線のビームXB1の方向と前記第2X線のビームXB2の方向とが同一方向なので、ビュー方向におけるデータの一致性を向上させることができる。
なお、発明は本実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、コンピュータを上記X線CT装置における制御や処理を行う各手段として機能させるためのプログラムもまた、発明の実施形態の一例である。
1 X線CT装置
3 中央処理装置
21 X線管
321 切換制御部
322 焦点制御部
F1 第1X線焦点
F2 第2X線焦点

Claims (9)

  1. 第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、
    前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御部と、
    前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御部であって、前記第1X線が照射されている時のビュー方向における前記第1X線焦点の位置と、前記第2X線が照射されている時のビュー方向における前記第2X線焦点の位置とが重なる範囲を有するように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御部と、
    を備え
    前記切換制御部は、前記X線管の管電流を、前記第1X線が照射されている時の第1管電流よりも低減させた後、前記第1X線から前記第2X線に切り換え、なおかつ前記第2X線が照射されている時の第2管電流よりも低減させた後、前記第2X線から前記第1X線に切り換える
    ことを特徴とするX線CT装置。
  2. 第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、
    前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御部と、
    前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御部であって、前記第1X線のビーム方向と前記第2X線のビーム方向とが同一方向になるように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御部と、
    を備え
    前記切換制御部は、前記X線管の管電流を、前記第1X線が照射されている時の第1管電流よりも低減させた後、前記第1X線から前記第2X線に切り換え、なおかつ前記第2X線が照射されている時の第2管電流よりも低減させた後、前記第2X線から前記第1X線に切り換える
    ことを特徴とするX線CT装置。
  3. 前記第1X線は、前記X線管が第1管電圧である場合に照射され、前記第2X線は、前記X線管が前記第1管電圧とは異なる第2管電圧である場合に照射され、
    前記切換制御部は、第1管電圧と第2管電圧とを切り換える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のX線CT装置。
  4. 前記第1X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して正のビュー方向に移動した位置であり、
    前記第2X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して前記正のビュー方向とは逆方向である負のビュー方向に移動した位置である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  5. 前記第1X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して正のビュー方向に移動した位置であり、
    前記第2X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して前記正のビュー方向とは逆方向である負のビュー方向に移動した位置であり、
    前記基準位置と前記第1X線焦点との距離及び前記基準位置と前記第2X線焦点との距離は、前記X線管が回転する円周の長さを、前記第1X線と前記第2X線との切換回数で除して得られる距離の2分の1であることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  6. 前記第1X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して正のビュー方向に移動した位置であり、
    前記第2X線焦点は、前記X線管における基準位置に対して前記正のビュー方向とは逆方向である負のビュー方向に移動した位置であり、
    前記基準位置と前記第1X線焦点との距離及び前記基準位置と前記第2X線焦点との距離は、前記X線管が回転する円周の長さを、前記第1X線と前記第2X線との切換回数で除して得られる距離であることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  7. 前記ビュー方向において重なる範囲を有する前記第1X線焦点及び前記第2X線焦点の各々から前記第1X線及び前記第2X線が照射されて得られた第1投影データ及び第2投影データは、同じビューの投影データを構成することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  8. 第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、
    プロセッサーと、
    を備えるX線CT装置の制御プログラムであって、
    前記プロセッサーに、
    前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御機能と、
    前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御機能であって、前記第1X線が照射されている時のビュー方向における前記第1X線焦点の位置と、前記第2X線が照射されている時のビュー方向における前記第2X線焦点の位置とが重なる範囲を有するように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御機能と、
    を実行させ
    前記切換制御機能は、前記X線管の管電流を、前記第1X線が照射されている時の第1管電流よりも低減させた後、前記第1X線から前記第2X線に切り換え、なおかつ前記第2X線が照射されている時の第2管電流よりも低減させた後、前記第2X線から前記第1X線に切り換える
    ことを特徴とするX線CT装置の制御プログラム。
  9. 第1エネルギースペクトルを有する第1X線と前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有する第2X線とを、被検体の体軸の周りを回転しながら該被検体に対して照射するX線管と、
    プロセッサーと、
    を備えるX線CT装置の制御プログラムであって、
    前記プロセッサーに、
    前記第1X線と前記第2X線とを1ビューごとに切り換える切換制御機能と、
    前記X線管において前記第1のX線が照射される第1X線焦点の位置と、前記X線管において前記第2のX線が照射される第2X線焦点の位置とを制御する焦点制御機能であって、前記第1X線のビーム方向と前記第2X線のビーム方向とが同一方向になるように、前記第1X線焦点と前記第2X線焦点を、前記X線管のターゲット電極上においてビュー方向に異なる位置に配置する焦点制御機能と、
    を実行させ
    前記切換制御機能は、前記X線管の管電流を、前記第1X線が照射されている時の第1管電流よりも低減させた後、前記第1X線から前記第2X線に切り換え、なおかつ前記第2X線が照射されている時の第2管電流よりも低減させた後、前記第2X線から前記第1X線に切り換える
    ことを特徴とするX線CT装置の制御プログラム。
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