JP6865384B2 - 生体情報検出装置 - Google Patents
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Description
被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、
前記被検部から到達した光を検出し、前記光に対応する電気信号を出力する光検出器と、
前記電気信号に基づいて、前記被検部内の対象領域における血流に関する生体情報の信号を生成する演算回路と、
を備え、
前記光検出器は、イメージセンサであり、
前記電気信号は、前記イメージセンサによって取得される画像信号を含み、
前記演算回路は、前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出し、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域を決定する、
生体情報検出装置。
前記演算回路は、前記対象領域の形状、および前記被検部における前記対象領域の位置からなる群から選択される少なくとも1つを決定する、
項目1に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、さらに、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したか否かを判定し、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したと判定された場合、変化後の前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域の形状を変化させる、
項目1に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、さらに、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したか否かを判定し、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したと判定された場合、変化後の前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検部における前記対象領域の位置を変化させる、
項目1に記載の生体情報検出装置。
前記被検者は複数の特徴点を有しており、
前記演算回路は、
前記画像信号から前記複数の特徴点を抽出し、
前記画像信号における前記複数の特徴点の位置に基づいて、前記被検部の向きの傾きの大きさを検出する、
項目1に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、
前記被検部の向きの傾きの大きさに基づいて、前記被検部の内部における前記光の伝播経路を予測し、
予測した前記伝播経路に基づいて、前記対象領域を決定する、
項目5に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、
前記被検部の向きの傾きの大きさおよび予測した前記伝播経路からなる群から選択される少なくとも一方に基づいて、前記被検部から出射する前記光の強度または前記光の強度の基準値からの変化の割合を予測し、
予測した前記光の強度または前記光の強度の変化の割合が第1の値よりも小さいとき、前記生体情報の前記信号の強度を大きくする、
項目6に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、予測した前記光の強度または前記光の強度の変化の割合が第2の値よりも大きいとき、前記生体情報の前記信号の強度を小さくする、
項目7に記載の生体情報検出装置。
前記光検出器は、複数の時刻において、前記電気信号を出力し、
前記演算回路は、前記複数の時刻において前記光検出器から出力された前記電気信号に基づいて、経時的に前記生体情報の前記信号を生成する、
項目1から8のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、さらに、前記電気信号に基づいて、前記被検部と前記光検出器との距離を検出し、
前記演算回路は、前記距離が所定の距離よりも長いとき、前記生体情報の前記信号の強度を大きくする、
項目1に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、前記距離が前記所定の距離よりも短いとき、前記生体情報の前記信号の強度を小さくする、
項目10に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、さらに、前記距離が変化したか否かを判定し、前記距離が変化したと判定された場合、前記生体情報の前記信号の強度を、前記距離が大きいほど大きい値に変化させる、
項目10に記載の生体情報検出装置。
前記演算回路は、前記イメージセンサによって取得された前記画像信号のうち、前記被検部に相当する画像信号に含まれる1つまたはそれ以上の画素ごとに、前記距離の検出、前記生体情報の前記信号の生成、および前記生体情報の前記信号の強度の調整を行う、
項目10に記載の生体情報検出装置。
前記所定の距離は、ある時点において前記演算回路により検出された前記距離である、
項目10から13のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記所定の距離は、前記生体情報の前記信号の生成を開始した時点において前記演算回路により検出された前記距離である、
項目10から13のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記照射光はパルス光であり、
前記演算回路は、前記光源が前記パルス光を出射してから前記光検出器が前記パルス光を検出するまでの時間に基づいて、前記距離を検出する、
項目10から15のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記被検部までの距離を検出する測距センサをさらに備え、
前記演算回路は、前記測距センサによって検出された前記距離に基づいて、前記生体情報の前記信号の強度を調整する、
項目10から15のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記光は、650nm以上950nm以下の波長の成分を含む、
項目1から17のいずれかに記載の生体情報検出装置。
前記被検部は前記被検者の額であり、
前記生体情報は、前記被検者の大脳皮質における血流に関する情報である、
項目1から18のいずれかに記載の生体情報検出装置。
生体情報検出装置であって、
被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサとを備えた装置から受け取った前記画像信号に基づいて、前記被検部内の対象領域における血流に関する生体情報の信号を生成する演算回路を備え、
前記演算回路は、前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出し、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域を決定する、
生体情報検出装置。
被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサと、を備えた装置に電気的に接続されて使用される生体情報検出装置の制御方法であって、前記生体情報検出装置に、
前記イメージセンサから出力された前記画像信号に基づいて、前記被検部における血流に関する生体情報を生成させ、
前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出させ、
前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検部における前記生体情報を生成する対象領域を決定させる、
制御方法。
被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサと、を備えた装置に電気的に接続されて使用される生体情報検出装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
前記イメージセンサから出力された前記画像信号に基づいて、前記被検部における血流に関する生体情報を生成させ、
前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出させ、
前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検部における前記生体情報を生成する対象領域を決定させる、
プログラム。
まず、本開示の実施の形態1における生体情報検出装置を説明する。本実施形態における生体情報検出装置100は、被検者の被検部における脳血流を非接触で計測する。
(1)光検出器140と被検部との距離が所定の距離よりも長いとき、生体情報の信号強度を大きくして出力する。
(2)光検出器140と被検部との距離が当該所定の距離よりも短いとき、生体情報の信号強度を小さくして出力する。
図1Bは、本実施形態における生体情報検出装置100のより詳細な構成例を示す図である。この例における生体情報検出装置100は、前述した光源110、光検出器140、演算回路200に加えて、光源110から出射された光の経路を変更する光学素子120と、被検者Oからの光を集光する光学系130と、光検出器140から出力された信号を処理し、光源110および光学素子120を制御する処理装置150とを備えている。演算回路200は処理装置150の内部に設けられている。図1Bには、生体情報検出装置100の外部の要素であるディスプレイ(表示装置)160も示されている。ディスプレイ160は、処理装置150に接続され、処理結果を表示する。
次に、本実施形態における生体情報検出装置100の動作を説明する。以下の説明では、光検出器140が、画像信号を出力するイメージセンサであるものとする。
図4Aは、ある時刻T1に光検出器140によって取得された画像情報を示している。演算回路200は、顔検知機能を有し、光検出器140から出力された画像情報に人の顔が含まれているかを検出する。演算回路200は、顔を構成する特徴点(目、鼻、口など)の位置に基づいて、生体情報を計測する対象領域である額領域(図中の破線枠内の領域)を決定する。
図4Cは、ある時刻T3に光検出器140によって取得された画像情報を示している。時刻T3において、被検者Oは、時刻T1に比べて光検出器140から遠ざかっている。時刻T3において、演算回路200は、顔を構成する特徴点の位置の変化を検出し、生体情報を計測する対象領域の位置およびサイズを変更する。さらに、演算回路200は、距離の変化に伴う生体情報の信号強度の減衰を予測し、信号強度を補正する。
図4Dは、ある時刻T4に光検出器140によって取得された画像情報を示している。時刻T4においては、被検者Oは、時刻T1に比べて鉛直方向の軸の周りに回転しており、被検部である額領域は、画像取得面に対して傾斜している。このため、画像信号中で額領域に相当する領域の形状が変化している。演算回路200は、顔を構成する複数の特徴点の位置の変化に基づき、額領域の形状の変化を検出し、その変化に応じて生体情報を計測する対象領域を変更する。この例では、額領域のうち、奥に位置する図中の左側の領域は、光検出器140からの距離が相対的に大きい。このため、時刻T1において長方形であった対象領域は、時刻T4では左側の縦幅が狭い形状に変形する。さらに、対象領域内の各点における光検出器140からの距離が変化しているため、演算回路200は、対象領域の点ごとに生体情報の信号強度を補正する。この補正は、画素ごとに行ってもよいし、近接する複数の画素のまとまり(画素群)ごとに行ってもよい。生体情報の補正に際しては、光源の照度分布データ、環境光の照度分布データ、および被検者Oと生体情報検出装置100との距離分布の情報が取得できれば精緻な補正が可能である。
演算回路200は、光検出器140から出力された画像信号に基づいて、被検者Oの被検部(額)の位置、および光検出器140と額との間の距離を検出する。具体的には、演算回路200は、光検出器140から出力されたフレーム画像中に被検者Oの額があるか否か、およびその位置を画像認識によって特定する。演算回路200は、顔を構成する特徴点(目、鼻、口など)の位置に基づいて、額の有無を検出し、その位置を特定する。この際、人の額に関連付けられたテンプレートを用いたパターンマッチングによって額の位置を特定してもよい。テンプレートは、例えばROM152に予め格納される。画像認識には、公知の手法を広く用いることができ、特定の方法に限定されない。演算回路200は、さらに、光源110から出射される光の位相と、光検出器140によって検出された光の位相との差に基づいて、被検部の各点までの距離を計測(測距)する。演算回路200は、この距離の計測を、画像中の被検部に相当する領域における画素ごと、または近接する複数の画素からなる画素群ごとに行う。
演算回路200は、光検出器140から出力された画像信号に基づいて被検者Oの被検部に相当する画像中の対象領域における生体情報を生成する。例えば演算回路200は、脳内の血液中の酸化ヘモグロビン濃度および還元ヘモグロビン濃度を示す情報を生体情報として生成する。演算回路200は、この生体情報の生成を、画像中の被検部に相当する領域における画素ごと、または近接する画素群ごとに行う。
酸素飽和度=C(HbO2)/[C(HbO2)+C(Hb)]×100(%)
演算回路200は、生成した生体情報の信号強度を、対象領域内の画素または画素群の距離に応じて補正する。演算回路200は、図4A〜4D、5A〜5Bを参照して説明した方法で、被検部の動きに応じて信号強度が適切なレベルになるように補正する。これにより、被検部が動いたとしても、異なる時刻に取得された生体情報の比較が容易になる。
演算回路200は、生体情報に基づいて被検者の心理状態を推定する。例えば、演算回路200は、ヘモグロビンの酸素状態から、被検者Oの集中度、感情などの心理状態を推定する。
上述したように、例えば被検者Oがある課題を解いて学習しているとする。その際、被検者Oの頭部、つまり、被検部である額が計測中に動くことが想定される。そこで、演算回路200は、常時、被検者(特に頭部)が動いたか否かを監視する。例えば、演算回路200は、連続したフレーム画像間で動きベクトルを算出する。演算回路200は、その動きベクトルの大きさが閾値以上である場合、被検者Oが動いたと判定し、動きベクトルの大きさが閾値未満である場合、被検者Oが動かなかったと判定する。例えば、その閾値は予めROM152に格納されている。
次に、本開示の実施の形態2を説明する。
演算回路200は、光検出器140から出力された画像信号に基づいて、被検者Oの被検部(額)の向きを検出する。ここで、被検部の向きは、例えば、被検者の額の中心の法線方向である。具体的には、演算回路200は、光検出器140から出力されたフレーム画像中の被検者Oの額があるか否か、およびその位置を画像認識によって特定する。演算回路200は、被検者Oの顔を構成する特徴点(目、鼻、口など)の位置に基づいて、被検部の位置および被検部の向きを検出する。検出した被検部の向きに基づいて、被検部の傾きの大きさを算出する。被検部の傾きの大きさは、被検部の向きが基準の向き(正面方向)から傾いている大きさである。
演算回路200は、ステップS601において算出した被検部の傾きの大きさに基づいて、被検部において生体情報を生成する対象領域を決定する。既に対象領域が設定されている場合は、新たに検出された被検部の傾きの大きさに応じて、対象領域が変更される。演算回路200は、対象領域の位置を変更してもよいし、対象領域の形状を変更してもよい。
演算回路200は、光検出器140から出力された画像信号に基づいて、ステップS602において決定/変更された画像中の対象領域における生体情報を生成する。具体的な処理はステップS501と同じであるため、説明を省略する。
演算回路200は、生体情報に基づいて被検者の心理状態を推定する。具体的な処理はステップS503と同じであるため、説明を省略する。
上述したように、例えば被検者Oがある課題を解いて学習しているとする。その際、被検者Oの頭部、つまり、被検部である額が計測中に動くことが想定される。動くことによって、被検部の向きが変化する。そこで、演算回路200は、常時、被検部の向きを監視する。例えば、演算回路200は、光検出器140から出力される画像信号に基づいて、継続して被検部の向きを検出する。
演算回路200は、ステップS605において監視している被検部の向きが変化したか否かを判定する。被検部の向きが変化していないと判断された場合(ステップS606のNo)、ステップS603に処理を進め、ステップS602において決定された対象領域における生体情報を生成する。被検部の向きが変化していないと判断された場合(ステップS606のYes)、ステップS601へ処理を進め、被検部の傾きの大きさを検出する。その後、フローに従って、処理を進め、傾きの大きさに応じて対象領域を変更する。
(1)被検者Oの顔検知を行い、顔の向きを特定する。
(2)測定したい大脳皮質の位置を推定する。
(3)近赤外光の波長および入射角度、ならびに生体組織の光学パラメータ(屈折率、散乱係数、吸収係数、異方散乱パラメータ等)に基づいて、近赤外光が伝播する光路と、皮膚表面から放出される確率および分布とを算出する。
(4)測定したい大脳皮質の部位の情報を得た近赤外光が放射される光出射部を推定して生体情報を取得する画像上の対象領域を決定する。
(5)光出射部から放射される近赤外光の信号強度が、光の入射角度が0度である場合の信号強度に対して増減する割合(増減率)を、画素ごとまたは画素群ごとに予測する。
(6)決定した対象領域における生体情報を生成する。
(7)予測した増減率に従って、生体情報を補正する。
図10は、本開示の実施形態3の生体情報検出装置100の構成を模式的に示す図である。本実施形態における生体情報検出装置は、2つの光源110、111を備えている。2つの光源110、111は演算回路200に接続されている。
PWV=D/ΔT 式(1)
次に、実施形態4における生体情報計測モジュールを説明する。本実施形態における生体情報計測モジュールは、例えばタブレット端末、スマートフォン、またはノートPC(ラップトップ)などの汎用の携帯電子機器に外付けして使用されるアタッチメントである。以下、実施形態1による生体情報検出装置100と異なる点を中心に説明し、共通する部分の説明は省略する。
次に、本開示の技術を適用した学習システムの実施形態を説明する。
次に、実施形態6における対話型ロボットを説明する。
図18は、実施形態7による車両600の車内を模式的に示している。
図19は、実施形態8による環境制御装置700の外観を模式的に示している。
12 計測対象部位
13 光出射部
22 計測対象部位
23 光出射部
24 光出射部
100 生体情報検出装置
110 光源
120 光学素子
130 光学系
140 光検出器
150 装置本体
180 CPU
152 ROM
153 RAM
160 表示装置
170 光源ユニット
200 演算回路
250 出力I/F
300 生体情報計測モジュール
400 電子機器
500 ロボット
600 車両
700 環境制御装置
Claims (22)
- 被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、
前記被検部から到達した光を検出し、前記光に対応する電気信号を出力する光検出器と、
前記電気信号に基づいて、前記被検部内の対象領域における血流に関する生体情報の信号を生成する演算回路と、
を備え、
前記被検部は前記被検者の額であり、
前記光検出器は、イメージセンサであり、
前記電気信号は、前記イメージセンサによって取得される画像信号を含み、
前記演算回路は、前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出し、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域を決定し、
前記基準の向きからの前記被検部の傾きが大きくなった場合、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検者の額における前記対象領域の位置を前記光検出器に近づく方向に変化させる、
生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、前記対象領域の形状、および前記被検部における前記対象領域の位置からなる群から選択される少なくとも1つを決定する、
請求項1に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、さらに、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したか否かを判定し、前記被検部の向きの傾きの大きさが変化したと判定された場合、変化後の前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域の形状を変化させる、
請求項1に記載の生体情報検出装置。 - 前記被検者は複数の特徴点を有しており、
前記演算回路は、
前記画像信号から前記複数の特徴点を抽出し、
前記画像信号における前記複数の特徴点の位置に基づいて、前記被検部の向きの傾きの大きさを検出する、
請求項1に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、
前記被検部の向きの傾きの大きさに基づいて、前記被検部の内部における前記光の伝播経路を予測し、
予測した前記伝播経路に基づいて、前記対象領域を決定する、
請求項4に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、
前記被検部の向きの傾きの大きさおよび予測した前記伝播経路からなる群から選択される少なくとも一方に基づいて、前記被検部から出射する前記光の強度または前記光の強度の基準値からの変化の割合を予測し、
予測した前記光の強度または前記光の強度の変化の割合が第1の値よりも小さいとき、前記生体情報の前記信号の強度を大きくする、
請求項5に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、予測した前記光の強度または前記光の強度の変化の割合が第2の値よりも大きいとき、前記生体情報の前記信号の強度を小さくする、
請求項6に記載の生体情報検出装置。 - 前記光検出器は、複数の時刻において、前記電気信号を出力し、
前記演算回路は、前記複数の時刻において前記光検出器から出力された前記電気信号に基づいて、経時的に前記生体情報の前記信号を生成する、
請求項1から7のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、さらに、前記電気信号に基づいて、前記被検部と前記光検出器との距離を検出し、
前記演算回路は、前記距離が所定の距離よりも長いとき、前記生体情報の前記信号の強度を大きくする、
請求項1に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、前記距離が前記所定の距離よりも短いとき、前記生体情報の前記信号の強度を小さくする、
請求項9に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、さらに、前記距離が変化したか否かを判定し、前記距離が変化したと判定された場合、前記生体情報の前記信号の強度を、前記距離が大きいほど大きい値に変化させる、
請求項9に記載の生体情報検出装置。 - 前記演算回路は、前記イメージセンサによって取得された前記画像信号のうち、前記被検部に相当する画像信号に含まれる1つまたはそれ以上の画素ごとに、前記距離の検出、前記生体情報の前記信号の生成、および前記生体情報の前記信号の強度の調整を行う、
請求項9に記載の生体情報検出装置。 - 前記所定の距離は、ある時点において前記演算回路により検出された前記距離である、
請求項9から12のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記所定の距離は、前記生体情報の前記信号の生成を開始した時点において前記演算回路により検出された前記距離である、
請求項9から12のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記照射光はパルス光であり、
前記演算回路は、前記光源が前記パルス光を出射してから前記光検出器が前記パルス光を検出するまでの時間に基づいて、前記距離を検出する、
請求項9から14のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記被検部までの距離を検出する測距センサをさらに備え、
前記演算回路は、前記測距センサによって検出された前記距離に基づいて、前記生体情報の前記信号の強度を調整する、
請求項9から14のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記光は、650nm以上950nm以下の波長の成分を含む、
請求項1から16のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 前記生体情報は、前記被検者の大脳皮質における血流に関する情報である、
請求項1から17のいずれかに記載の生体情報検出装置。 - 生体情報検出装置であって、
被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサとを備えた装置から受け取った前記画像信号に基づいて、前記被検部内の対象領域における血流に関する生体情報の信号を生成する演算回路を備え、
前記被検部は前記被検者の額であり、
前記演算回路は、前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出し、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記対象領域を決定し、
前記基準の向きからの前記被検部の傾きが大きくなった場合、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検者の額における前記対象領域の位置を前記イメージセンサに近づく方向に変化させる、
生体情報検出装置。 - 被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサと、を備えた装置に電気的に接続されて使用される生体情報検出装置の制御方法であって、
前記被検部は前記被検者の額であり、
前記生体情報検出装置に、
前記イメージセンサから出力された前記画像信号に基づいて、前記被検部における血流に関する生体情報を生成させ、
前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出させ、
前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検部における前記生体情報を生成する対象領域を決定させ、
前記基準の向きからの前記被検部の傾きが大きくなった場合、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検者の額における前記対象領域の位置を前記イメージセンサに近づく方向に変化させる、
制御方法。 - 被検者の被検部に照射するための照射光を出射する光源と、前記被検部から到達した光を検出して前記被検部の画像信号を出力するイメージセンサと、を備えた装置に電気的に接続されて使用される生体情報検出装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記被検部は前記被検者の額であり、
前記コンピュータに、
前記イメージセンサから出力された前記画像信号に基づいて、前記被検部における血流に関する生体情報を生成させ、
前記画像信号に基づく画像認識によって、基準の向きからの前記被検部の向きの傾きの大きさを検出させ、
前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検部における前記生体情報を生成する対象領域を決定させ、
前記基準の向きからの前記被検部の傾きが大きくなった場合、前記被検部の向きの傾きの大きさに応じて、前記被検者の額における前記対象領域の位置を前記イメージセンサに近づく方向に変化させる、
プログラム。 - 前記イメージセンサは電子シャッターの機能を有し、
前記演算回路は前記電子シャッターのシャッタータイミングを制御することにより、前記被検部の内部で散乱された光を前記イメージセンサに検出させる、
請求項1に記載の生体情報検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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