JP6864692B2 - アセット追跡のための方法およびモバイル送受信機 - Google Patents

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Description

本開示は、概して、モバイル送受信機に関し、より具体的には、アセット追跡のための方法およびモバイル送受信機に関する。
全地球測位システム(GPS)追跡デバイス等の全地球航法衛星システム(GNSS)追跡デバイスは、物体または人物(「キャリア」)によって携行されるデバイスであり、デバイスは、規則的間隔においてGNSSを使用して、キャリアの場所を測定し、典型的には、その場所を内部メモリ内に記憶する。GNSS追跡デバイスのタイプの例は、データロガー、データプッシャ、およびデータプラーを含む。データロガーは、後のダウンロードおよび分析のために、測定された場所データを内部メモリ内に記憶し得る。データプッシャ(ビーコンとしても知られる)は、所定のパラメータに従って、内部メモリ内に記憶された場所データをサーバまたは他のデバイスに送信し得る。データプラー(トランスポンダとしても知られる)は、場所データを内部メモリ内に記憶し、サーバまたは他のデバイスからのクエリに応答して、場所データを提供し得る。GNSS追跡デバイスは、限定された電力および/または限定された処理リソースを有し得る。故に、GNSS追跡デバイスを効率的に動作させ、展開する方法が、望ましくあり得る。
本開示は、実施形態が示される、添付の図面を参照して行われる。しかしながら、多くの異なる実施形態が、使用され得、したがって、説明は、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全となるであろうように提供される。同様の番号は、全体を通して同様の要素を指し、ダッシュ記号は、代替実施形態における類似要素、動作、またはステップを示すために使用される。別個のボックスまたは図示されるシステムおよびデバイスの機能要素の例証される分離は、そのような要素間の通信が、任意のそのような物理的分離を伴わずに、メッセージング、機能コール、共有メモリ空間等を用いて生じ得るので、必ずしも、そのような機能の物理的分離を要求するものではない。したがって、機能は、物理的または論理的に分離されたプラットフォーム内に実装される必要はないが、それらは、本明細書における説明を容易にするために、別個に図示される。異なるデバイスは、いくつかのデバイスが、いくつかの機能を固定機能ハードウェア内に実装する一方、他のデバイスが、機械読み取り可能な媒体から得られたコードとともにそのような機能をプログラマブルプロセッサ内に実装し得るように、異なる設計を有することができる。
本開示は、輸送中、無線キャリアおよびネットワークサービス範囲境界を越える場合でも、全地球的かつ長距離で輸送中のアセットが追跡され得る、全地球的かつ長距離の追跡用途を可能にし得るモバイル送受信機を提供する。全地球的かつ長距離の追跡用途では、モバイル送受信機および追跡されているアセットは、輸送中、無線キャリアおよびネットワークサービス範囲境界を越え得る。例えば、出荷用コンテナが、中国本土から出発し、北米を最終目的地として、南アフリカを巡ることは、珍しいことではない。本開示のモバイル送受信機は、モバイル送受信機が、輸送中、随時、4G LTE、3G、2G、WLAN/Wi−Fi、および/またはBluetooth(登録商標)等のいくつかの無線サービスのうちの1つを使用して通信し、利用可能であり得る種々の無線サービスを考慮することを可能にし得る1つ以上の無線送受信機を含む。
本開示は、電力効率的であり、モバイル送受信機のバッテリの期待寿命を延長させる、全地球的かつ長距離の追跡のためのモバイル送受信機(例えば、追跡デバイス)を動作させる方法も提供する。モバイル送受信機が、ある非活動期間後、ウェイクアップしたとき、場所を報告するために最後に使用された無線サービスが、もはや利用可能ではないこともある。加えて、大陸境界および国境を越える場合、無線アクセス技術ならびにRFバンドは、典型的には、重ならない。本開示は、とりわけ、最小電力を使用して、ログデータをアセット追跡サービスに通信するための無線サービスを選択し、それによって、モバイル送受信機のバッテリの期待寿命を延長させる、モバイル送受信機を動作させる方法を提供する。これは、モバイル送受信機が非再充電可能バッテリを具備するとき、特に有利である。
本開示の一側面の例示的実施形態によると、モバイル送受信機を動作させる方法が、提供され、モバイル送受信機は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備え、方法は、モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、無線送受信機を介して、無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索することと、2つ以上の無線サービスが利用可能であり、モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるとき、利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することと、1つの無線サービスのみが利用可能であるとき、利用可能な無線サービスを選択することと、選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することとを含む。
本開示の一側面の別の例示的実施形態によると、モバイル送受信機を動作させる方法が、提供され、モバイル送受信機は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備え、方法は、無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、無線送受信機を介して、無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索することと、2つ以上の無線サービスが利用可能であり、モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるとき、利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することと、1つの無線サービスが利用可能であるとき、利用可能な無線サービスを選択することと、選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することとを含む。
本開示の別の側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、プロセッサに結合された衛星受信機と、プロセッサに結合された無線送受信機とを備えているモバイル送受信機が、提供され、モバイル送受信機は、本明細書に説明される方法を行うために構成される。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備えている、モバイル送受信機のプロセッサによって実行されると、モバイル送受信機に本明細書に説明される方法を行わせる、その上に有形に記憶された実行可能命令を有する非一過性機械読み取り可能な媒体が、提供される。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
モバイル送受信機を動作させる方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備え、前記方法は、
前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索することと、
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるとき、前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することと、
1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
前記選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
を含む、方法。
(項目2)
前記モバイル送受信機によってサポートされる各無線サービスのための前記基本電力プロファイルは、前記メモリ内に記憶されており、前記基本電力プロファイルは、前記モバイル送受信機によってサポートされる各無線サービスのための電力効率インジケータを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、前記モバイル送受信機が前記バッテリ給電モードにないとき、
前記利用可能な無線サービスの各々のための拡張電力プロファイルを生成することであって、各拡張電力プロファイルは、前記無線サービスのための電力効率インジケータ、信号強度インジケータ、電力出力、および無線周波数バンドを含むいくつかのパラメータを含む、ことと、
前記利用可能な無線サービスの前記拡張電力プロファイルに基づいて、無線サービスを選択することと
をさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記パラメータの各々は、優先順位が割り当てられ、前記無線サービスは、前記拡張電力プロファイル内の各パラメータに割り当てられた優先順位および選択アルゴリズムに従って、前記利用可能な無線サービスから選択される、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記無線サービスは、前記拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに対する最適値を有する前記利用可能な無線サービスを選択するために、前記拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに従って、前記利用可能な無線サービスから選択される、項目3また
は項目4に記載の方法。
(項目6)
無線サービスが利用可能ではないとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うことをさらに含む、項目1から5のいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
前記データロギングを行うことは、
前記衛星受信機を介して、前記モバイル送受信機の場所を決定することと、
前記場所および前記場所に関連付けられた時間を前記メモリ内に記憶されているデータログに記憶することと
を含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記データロギングを行うことは、
1つ以上のセンサを介して、前記モバイル送受信機の環境を感知することと、
前記センサを介して得られたセンサデータおよび前記センサデータが得られた時間を前記メモリ内に記憶されているデータログに記憶することと
をさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記無線送受信機および/または衛星受信機のために低電力モードを始動させることをさらに含む、項目1から8のいずれか1項に記載の方法。
(項目10)
前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスは、4Gロングタームエボリューション(LTE)、3Gセルラーデータサービス、および2Gセルラーデータサービスを含む、項目1から9のいずれか1項に記載の方法。
(項目11)
前記モバイル送受信機は、複数の無線送受信機を備え、前記複数の無線送受信機は、セルラー送受信機と、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)送受信機とを備え、前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスは、4G LTEセルラーデータサービス、3Gセルラーデータサービス、2Gセルラーデータサービス、およびWLANデータサービスを含む、項目1から10のいずれか1項に記載の方法。
(項目12)
前記無線送受信機は、Bluetooth(登録商標)送受信機をさらに備え、前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスは、Bluetooth(登録商標)データサービスをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記モバイル送受信機が前記バッテリ給電モードにあるとき、バッテリ電力モードタイプを決定することをさらに含む、項目1から12のいずれか1項に記載の方法。
(項目14)
無線送受信機故障のインジケータが存在するとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うことをさらに含む、項目1から13のいずれか1項に記載の方法。
(項目15)
モバイル送受信機であって、前記モバイル送受信機は、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
前記プロセッサに結合された無線送受信機と
を備え、
前記モバイル送受信機は、
前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索することと、
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるとき、前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することと、
1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
前記選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
を行うために構成されている、モバイル送受信機。
(項目16)
前記モバイル送受信機によってサポートされる各無線サービスのための前記基本電力プロファイルは、前記メモリ内に記憶されており、前記基本電力プロファイルは、前記モバイル送受信機によってサポートされる各無線サービスのための電力効率インジケータを含む、項目15に記載のモバイル送受信機。
(項目17)
前記モバイル送受信機は、
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにないとき、
前記利用可能な各無線サービスのための拡張電力プロファイルを生成することであって、各拡張電力プロファイルは、少なくとも前記無線サービスのための電力効率インジケータ、信号強度インジケータ、電力出力、および無線周波数バンドを含む、ことと、
前記利用可能な無線サービスの前記拡張電力プロファイルに基づいて、無線サービスを選択することと
を行うためにさらに構成されている、項目16に記載のモバイル送受信機。
(項目18)
前記モバイル送受信機は、
無線サービスが利用可能ではないとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うためにさらに構成されている、項目15から17のいずれか1項に記載のモバイル送
受信機。
(項目19)
前記モバイル送受信機は、全地球航法衛星システム(GNSS)追跡デバイスである、項目15から18のいずれか1項に記載のモバイル送受信機。
(項目20)
実行可能命令を有形に記憶している非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備えているモバイル送受信機の前記プロセッサによって実行されると、
前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索することと、
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるとき、前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することと、
1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
前記選択された無線サービスを使用して、前記データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
を前記モバイル送受信機に行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目21)
モバイル送受信機であって、前記モバイル送受信機は、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
前記プロセッサに結合された無線送受信機と
を備え、
前記メモリは、実行可能命令を有形に記憶しており、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、項目1から14のいずれか1項に記載の方法を前記モバイル送受信機に行わせる、モバイル送受信機。
(項目22)
実行可能命令を有形に記憶している非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備えているモバイル送受信機の前記プロセッサによって実行されると、項目1から14のいずれか1項に記載の方法を前記モバイル送受信機に行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
図1は、本開示による、モバイル送受信機を動作させるために好適な通信システムを図示するブロック図である。 図2は、本開示の例示的実施形態による、モバイル送受信機を図示するブロック図である。 図3は、本開示の例示的実施形態による、無線通信サブシステムを図示するブロック図である。 図4は、本開示の一実施形態による、モバイル送受信機を動作させる方法の例示的実施形態を図示するフローチャートである。
図1および2を参照すると、本開示のモバイル送受信機102の例示的実施形態が、説明されるであろう。モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102の動作全体を制御する少なくとも1つのプロセッサ104を備えている。プロセッサ104は、コンポーネントとプロセッサ104との間に通信経路を提供する通信バス(図示せず)を介して、複数のコンポーネントに結合される。モバイル送受信機102は、ランダムアクセスメモリ(RAM)108と、読み取り専用メモリ(ROM)110と、フラッシュ消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)(「フラッシュメモリ」)または他の好適な形態のメモリであり得る永続性(不揮発性)メモリ112と、シリアルデータポート(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)データポート)等のデータポート122と、モバイル送受信機102の環境を感知するための複数の環境センサ130とも備えている。センサ130は、光センサ131と、温度センサ132と、圧力センサ133と、湿度センサ134と、ジャイロスコープ135と、加速度計136と、1つ以上の飛行時間(ToF)センサ137と、おそらく、ドア接触スイッチ(図示せず)等の他のセンサとを備え得る。
モバイル送受信機102は、衛星ネットワーク180から衛星信号を受信するための衛星受信機120も備え、衛星ネットワークは、全地球または地域的衛星ナビゲーションシステムの一部である複数の衛星を備えている。いくつかの実施形態では、衛星信号の受信および送信の両方が可能である衛星送受信機が、衛星信号を受信することしかできない衛星受信機の代わりに提供され得る。
モバイル送受信機102は、衛星受信機120によって衛星ネットワーク180内の複数の衛星から受信された信号を使用して、その位置を決定することができる。少なくともいくつかの実施形態では、衛星ネットワーク180は、全地球的サービス範囲を伴う自律的地理空間測位を提供する少なくとも1つの全地球航法衛星システム(GNSS)の一部である複数の衛星を備えている。例えば、衛星ネットワーク180は、GNSS衛星の集合であり得る。例示的GNSSは、米国のNAVSTAR全地球測位システム(GPS)またはロシアの全地球航法衛星システム(GLONASS)を含む。展開されている他の衛星ナビゲーションシステム、または開発中である他の衛星ナビゲーションシステムは、欧州連合のGalileo測位システム、中国のBeiDou衛星測位システム(BDS)、インドの地域的衛星測位システム、および日本の衛星測位システムを含む。
モバイル送受信機102は、少なくともデータ通信を交換するための1つ以上の無線送受信機を備えている。無線送受信機は、少なくとも、異なる無線データ通信プロトコルおよび規格を使用して、セルラーネットワーク160等の複数の異なる無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのセルラー(RF)送受信機114を備えている。モバイル送受信機102は、その地理的サービスエリア内のセルラーネットワーク160の複数の固定送受信機基地局(そのうちの1つが、図1に示される)のうちの任意の1つと通信し得る。モバイル送受信機102は、要求されたネットワーク登録および/またはアクティブ化プロシージャが完了した後、セルラーネットワーク160を経由して、信号を送信および受信し得る。説明される実施形態では、セルラー送受信機114は、例えば、スイスのu−blox Holding AGからのTOBY−L2シリーズ無線送受信機等、例えば、複数の4Gロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンストバンドならびにグローバル3Gおよび2Gバンドを含み得る複数の無線周波数をサポートするマルチバンド送受信機である。他の実施形態では、複数の専用送受信機が、4G LTE、3G、および2G無線サービス等の異なる無線サービスをサポートするために提供され得る。
セルラー送受信機114によって使用され得る技術の例は、LTE、LTEアドバンスト、汎用パケット無線サービス(GPRS)、MobitexTM、およびData TACTMを含む。セルラー送受信機114によって使用され得る他の例示的技術は、高度携帯電話システム(AMPS)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)、パーソナル通信サービス(PCS)、GSM(登録商標)(モバイル通信のためのグローバルシステム)、セルラーデジタルパケットデータ(CDPD)、統合デジタル拡張ネットワーク(iDEN)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSPDA)、エボリューションデータオプティマイズド(EvDO)、GSM(登録商標)エボリューションのための拡張データレート(EDGE)等を含む。別個および統合された他のタイプの通信ネットワークも、モバイル送受信機102と共に使用され得る。モバイル送受信機102は、3GSM(登録商標)、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、4G等の他の通信規格に準拠し得る。前述の技術は、例によって使用され、排他的ではない。説明される実施形態は、RANの任意の特定の特性または能力に依存しない。
無線送受信機は、WLANアクセスポイント(AP)を介してWLAN150と通信するための無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)送受信機116も備え得る。WLAN150は、IEEE802.11x規格(時として、Wi−Fi(登録商標)とも称される)に準拠するWi−Fi無線ネットワークを備え得る。他の通信プロトコルも、他の実施形態では、WLAN104のために使用され得る。
無線送受信機は、コンピュータ240と通信するために、Bluetooth(登録商標)送受信機118等の短距離無線送受信機も備え得る。モバイル送受信機102は、代替として、データポート122(例えば、USBポート)等の物理的リンクを使用して、コンピュータ240と通信し得る。Bluetooth(登録商標)送受信機118は、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(Bluetooth(登録商標) Smart)を含む任意の好適なバージョンのBluetooth(登録商標)プロトコルと適合性があり得る。Bluetooth(登録商標)の代わりに、またはそれに加え、限定ではないが、近距離通信(NFC)、IEEE802.15.3a(超広帯域無線(UWB)とも称される)、Z−Wave、ZigBee(登録商標)、ANT/ANT+、または赤外線(例えば、Infrared Data Association(IrDA)通信)を含む他の短距離無線通信技術も、提供され得る。
モバイル送受信機102によって受信されたデータは、デコーダ(図示せず)によって解凍および解読され得る。モバイル送受信機102の通信サブシステムは、1つ以上のアンテナと、デジタル信号プロセッサ(DSP)等のプロセッサと、局部発振器(LO)とも含む。通信サブシステムの具体的設計および実装は、モバイル送受信機102によって実装される無線通信技術に依存する。
ネットワークアクセス要件は、セルラーネットワーク160のタイプに応じて変動する。説明される実施形態では、モバイル送受信機102は、プロセッサ104によってデータを記憶し、読み取るために、スマートカード142を受け取るためのスマートカードインターフェース140を含む。スマートカード142は、GSM(登録商標)ネットワークにおいて使用するためのサブスクライバ識別モジュール(SIM)カード、または無線ネットワークアクセスを提供する関連無線ネットワークタイプにおいて使用するための他のタイプのスマートカードであり得る。少なくともいくつかの実施形態では、スマートカード142は、少なくともSIMと、USIMアプリケーションとを含むユニバーサル集積回路カード(UICC)である。UICCは、大部分の現代のGSM(登録商標)およびUMTSネットワークにおいて使用されるスマートカードである。GSM(登録商標)ネットワークのためのSIMカードが、例として説明されるが、用語「スマートカード」は、ユニバーサルサブスクライバ識別モジュール(USIM)、取り外し可能ユーザ識別モジュール(R−UIM)、またはCDMAサブスクライバ識別モジュール(CSIM)、もしくはUMTSおよびCDMAネットワークにおいて使用される他の類似技術を提供するためのあらゆるタイプのスマートカードおよび他の類似技術を包含することが意図される。
モバイル送受信機102は、バッテリ146も電源として含む。バッテリ146は、再充電可能または非再充電可能バッテリであり得る。バッテリ146は、電力をモバイル送受信機102のコンポーネントのうちの少なくともいくつかに提供する。バッテリインターフェース144は、バッテリ146のための機械的および電気的接続を提供する。バッテリインターフェース144は、電力V+をモバイル送受信機102の回路に提供するレギュレータ(図示せず)に結合され得る。いくつかの実施形態では、バッテリ146は、5〜7年の活サービス等、比較的に長い耐用年数を有することが期待される大容量の非再充電可能なシールされたバッテリである。
モバイル送受信機102は、交流電流(AC)電源アダプタ等の外部電源152に接続するための電源ポート等、電源インターフェースを含み得る。モバイル送受信機102は、バッテリ146ではなく、外部電源152を使用することもできる。バッテリ146が再充電可能である場合、外部電源152は、バッテリ146を再充電するために使用され得る。
再び図1を参照すると、本開示のモバイル送受信機102が動作し得る例示的通信システム100が、説明されるであろう。モバイル送受信機102は、典型的には、セルラーネットワーク160を使用して、アセット追跡サービス(例えば、サーバまたはフリート管理システム)200にアクセスする。アセット追跡サービス200は、1つ以上のサーバモジュールとして実装され、典型的には、ファイアウォール210の背後に位置し得る。アセット追跡サービス200は、複数の管理されるモバイル送受信機102に対する運営制御および管理能力を提供する。アセット追跡サービス200は、種々の構成としてハードウェアまたはソフトウェア内に具現化され得、種々の構成は、API場所および機能定義以外、ハードウェアまたは構成情報が機能性にアクセスするために必要とされないようにアセット追跡サービス200の機能性のアクセスおよび抽象化を提供するサーバベースのシステム、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、および/またはエンドポイントを含む。
アセット追跡サービス200は、アセット追跡サービス200と複数の管理されるモバイル送受信機102との間で交換されるデータのセキュアな伝送を提供する。アセット追跡サービス200とモバイル送受信機102との間の通信は、例えば、高度暗号化規格(AES)または三重データ暗号化規格(三重DES)暗号化を使用して、暗号化され得る。
モバイル送受信機102は、衛星受信機120によって衛星ネットワーク180内の複数の衛星から受信された信号を使用して、その位置を決定する。例えば、モバイル送受信機102は、他の可能性の中でもとりわけ、規則的間隔において、所定のスケジュールに従って、またはトリガイベントに応答して衛星受信機120を使用して、その場所を決定し得る。場所が決定される頻度またはスケジュールは、固定されるか、もしくは構成可能であり得る。モバイル送受信機102は、典型的には緯度および経度の観点からの決定された場所と、その場所が決定された時間とをモバイル送受信機102のメモリ112内に記憶されるデータログに記憶する。したがって、データログは、アセット追跡ログを提供する。
モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102の環境を感知または測定するために、センサ130のうちの1つ以上のものも使用し得る。例えば、センサ130は、他のパラメータの中でもとりわけ、温度、圧力、および湿度、ならびにドア開放または移動イベントを測定するために使用され得る。センサ130を介して得られるセンサデータおよびセンサデータが得られた時間も、データログ(すなわち、アセット追跡ログ)に記憶され、データログは、メモリ112内に記憶される。場所データと同様に、モバイル送受信機102は、他の可能性の中でもとりわけ、規則的間隔において、所定のスケジュールに従って、またはトリガイベントに応答してセンサデータを収集し得る。センサデータが得られる頻度またはスケジュールは、固定されるか、もしくは構成可能であり得る。
モバイル送受信機102は、他の可能性の中でもとりわけ、規則的間隔において、所定のスケジュールに従って、またはトリガイベントに応答して、アセット追跡サービス200に接続し、アセット追跡ログ内に記憶される場所および/またはセンサデータを報告することを試みる。モバイル送受信機102がアセット追跡サービス200に接続することを試みる頻度またはスケジュールは、固定されるか、もしくは構成可能であり得る。モバイル送受信機102は、典型的には、セルラー送受信機114等の無線送受信機を使用して、アセット追跡サービス200に接続することを試みる。モバイル送受信機102は、複数の無線送受信機を介する複数の無線サービスへのアクセスを有し、それらの各々は、1つ以上の無線サービスへのアクセスを提供する。説明される実施形態では、複数の無線送受信機は、セルラー送受信機114と、WLAN送受信機116と、Bluetooth(登録商標)送受信機118とを備えている。無線送受信機は、いくつかの実施形態では、複数のセルラー送受信機114を含み得、それらは、マルチバンドセルラー送受信機114であり得る。モバイル送受信機102は、直接的または間接的のいずれかにおいてコンピュータ240を介して、物理的リンクを使用して、アセット追跡サービス200に接続することを試み得る。モバイル送受信機102によってサポートされる各無線サービスは、規格または仕様によって定義され得る。無線サービスの非限定的例は、本開示のいずれかに説明され、4Gロングタームエボリューション(LTE)、3G、および2G、WLAN、ならびにBluetooth(登録商標)を含む。
モバイル送受信機102が、セルラーネットワーク160、WLAN150、または、Bluetooth(登録商標)および/またはUSBを介してコンピュータ240に接続すると、モバイル送受信機102は、通信ネットワーク230を使用して、ファイアウォール210を通して、データログまたはデータログの一部(すなわち、データログの報告されていない部分)をアセット追跡サービス200に送信することができる。データログ情報は、例えば、専用メッセージフォーマットを含む任意の好適なメッセージフォーマットを使用して送信され得る。モバイル送受信機102データログは、典型的には、報告されたデータログ内のデータおよび報告されていないデータログ内のデータに関するインジケータを含む。例えば、いくつかの実施形態では、データログは、記録識別子(ID)を含み、それによって識別される一連の記録を備えている。各記録は、記録が行われた時間、場所データおよび/またはセンサデータ、ならびに記録がアセット追跡サービス200に報告されたかどうかを示す報告ステータスも含む。報告されていない記録がアセット追跡サービス200に報告された後、データログ内のその対応する報告ステータスフィールドは、更新される。
モバイル送受信機102は、使用されていないとき、あるデバイスコンポーネントの電源を落とし、バッテリ電力を節約する。例えば、モバイル送受信機102は、報告時間/サイクル後、セルラー送受信機114のための低電力モードを始動する。低電力モードは、セルラー送受信機114が給電されないオフモード(オフ状態としても知られる)または低電力消費を伴うスリープモード(スタンバイモードまたは動作一時停止モードとしても知られる)であり得る。セルラー送受信機114は、次いで、次の報告時間/サイクルにおいて、低電力モードからアクティブにされる。任意の他の無線送受信機も同様に、報告時間/サイクル後、低電力モードに置かれる。衛星受信機120およびセンサ130も、場所またはセンサデータを得ていないとき、低電力モードに置かれ、次いで、次の測定時間/サイクルにおいて、低電力モードからアクティブにされ得る。
データロギングとデータ報告とのサイクルは、典型的には、異なり、一致する必要はないが、サイクルは、典型的には、様々な程度に重なる。例えば、各報告サイクルは、典型的には、各々が場所データおよび/またはセンサデータを含むデータログのいくつかの記録を報告することを伴う。サイクルは、場所データおよび/またはセンサデータがある時間において共通プロセスの一部として捕捉され得るか、または、ログデータをアセット追跡サービス200に報告する直前に行われる別個のプロセスの一部として捕捉され得るという点において重なり得る。例えば、無線送受信機は、衛星受信機120および/またはセンサ130がウェイクアップされ、場所データならびに/もしくはセンサデータが捕捉されると同時に、またはその直後に、報告するためにウェイクアップされ得る。
通信システム100は、例証目的のためだけに提供される。通信システム100は、モバイル送受信機102との使用のための多数の可能な通信ネットワーク構成のうちの1つの可能な構成にすぎない。好適な変形例が、当業者に理解され、本開示の範囲内にあることが意図される。例えば、個々のネットワークが、便宜上、表されるが、各タイプの複数のネットワークおよび示されるネットワークに接続される中間ネットワークも提供され得ることを理解されたい。さらに、図1に表される通信リンクは、X.25またはインターネットプロトコル(IP)ベースのアドレス指定およびルーティング技法等のパケットデータ技術を使用して通信し得るパブリックおよび/またはプライベートネットワークを使用して実装されることができる。いくつかの接続は、例えば、仮想プライベートネットワーク(VPN)技術を使用して、セキュアな接続として実装されることができる。
ここで図3を参照すると、本開示の例示的実施形態による、無線通信サブシステム300が、説明されるであろう。無線通信サブシステム300は、デジタルベースバンドプロセッサ304を含み、デジタルベースバンドプロセッサは、アンテナと、参照番号306a、306b、・・・306nによって個々に表される複数の無線送受信機および/または受信機306とを必要とする機能を管理する。無線送受信機/受信機306の各々は、参照番号308a、308b、・・・308nによって個々に表されるスイッチ308に結合され、スイッチは、参照番号310a、310b、・・・310nによって個々に表される内部アンテナ310と、参照番号312a、312b、・・・312nによって個々に表される外部アンテナ312とに結合される。外部アンテナ312は、典型的には、出荷用コンテナ400の外側に位置することに関連付けられた低減されたRF干渉により、一次アンテナとしての役割を果たす一方、内部アンテナ310は、典型的には、出荷用コンテナ400の内側に位置することに関連付けられた増加されたRF干渉により、二次アンテナとしての役割を果たす。
少なくともいくつかの実施形態では、外部アンテナ312は、共通外部アンテナモジュール内に提供され、外部アンテナモジュールの接地ピンは、プロセッサ104の汎用入力/出力(GPIO)ピンに接続され、例えば、モバイル送受信機102がウェイクアップしているとき監視され得る。外部アンテナモジュールの接地ピンが検出されないとき、これは、外部アンテナモジュールが接続解除されており、電子故障が外部アンテナモジュール内で生じているか、もしくは外部アンテナ312および/または外部筐体モジュール504が別様に損傷もしくは不正開封されていることの指示である。他の実施形態では、各外部アンテナ312の接地ピンは、プロセッサ104のGPIOピンに個々に接続され得る。
前述のように、無線送受信機/受信機306は、例えば、複数の4Gロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンストバンドならびにグローバル3Gおよび2Gバンドを含み得る複数の無線周波数バンドをサポートするマルチバンドセルラー送受信機等の少なくとも1つのセルラー送受信機114と、少なくとも1つの衛星受信機120とを含む。
セルラー送受信機114および衛星受信機120のための共通ベースバンドプロセッサ304が説明されるが、他の実施形態では、別個のベースバンドプロセッサが、衛星受信機120およびセルラー送受信機114のために提供され得る。無線通信サブシステム300では、セルラー送受信機114および衛星受信機120は、個々に切り替えられ、独立して動作可能である。その結果、衛星受信機120は、外部アンテナ312を使用する一方、セルラー送受信機114は、内部アンテナ310を使用するか、またはその逆であることができ、衛星受信機120およびセルラー送受信機114の両方が、外部アンテナ312を使用することができるか、または衛星受信機120およびセルラー送受信機114の両方が、内部アンテナ30を使用することができる。ベースバンドプロセッサ304またはメインプロセッサ104は、センサ130からの信号品質および補助情報等の要因に応じて、衛星受信機120およびセルラー送受信機114のために、内部アンテナ310または外部アンテナ312のいずれかを選択する。無線送受信機/受信機306(例えば、衛星受信機120およびセルラー送受信機114)の各々は、別個に、電源オンにされるか、電源オフにされるか、またはスリープモードに置かれ得る。
説明される実施形態で使用される用語「スイッチ」および「切り替え」は、アクティブアンテナを変化させることに制限されることを意図するものではない。代わりに、この用語は、特定のアンテナがまだアクティブアンテナではない場合、特定のアンテナをアクティブアンテナにするようにそれぞれのスイッチ308に命令することを含むことが意図される。
示されないが、無線送受信機/受信機306の各々は、概して、アンテナとデジタルベースバンドプロセッサ304との間の全てのコンポーネントを含むRFフロントエンド回路(送受信機モジュール/受信機モジュールとしても知られる)を有する。例えば、セルラー送受信機のRFフロントエンド回路は、受信機と、送信機と、局部発振器(LO)とを含む。受信機は、信号増幅、周波数下方変換、フィルタ処理、チャネル選択等、ならびにアナログ/デジタル変換(ADC)のような一般的受信機機能を行う。受信された信号のADCは、デジタルベースバンドプロセッサ304によって行われるべき復調およびデコード等のより複雑な通信機能を可能にする。類似様式において、伝送されるべき信号は、例えば、デジタルベースバンドプロセッサ304によって、変調およびエンコーディングを含め、処理される。処理された信号は、アンテナを介して、デジタル/アナログ変換(DAC)、周波数上方変換、フィルタ処理、増幅、および伝送のために、送信機に入力される。伝送機能を欠いている受信機は、典型的には、受信するために要求されるコンポーネントを省略する。
図4は、本開示の一例示的実施形態による、GNSS追跡デバイス等のモバイル送受信機102を動作させる方法400の例示的フローチャートを示す。方法は、モバイル送受信機102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実施され得る。そのような方法400を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本開示を前提として、当業者の範囲内である。方法400は、追加のプロセス、または図示および/または説明されるものより少ないプロセスを含み得、他の実施形態では、異なる順序で行われ得る。プロセッサによって方法400を行うために実行可能な機械読み取り可能なコードは、モバイル送受信機102のメモリ等の機械読み取り可能な媒体内に記憶され得る。
402では、モバイル送受信機102は、1つ以上の無線送受信機を低電力モードからアクティブにする。例えば、モバイル送受信機102は、1つ以上の無線送受信機をスリープモードからウェイクアップし得る。前述のように、無線送受信機は、少なくともセルラー送受信機114と、おそらく、WLAN送受信機116および/またはBluetooth(登録商標)送受信機とを備えている。随意に、モバイル送受信機102は、衛星受信機120を低電力モードからアクティブにする。例えば、モバイル送受信機102は、衛星受信機120をスリープモードからウェイクアップし得る。無線送受信機および随意に衛星受信機120のアクティブ化は、実施形態に応じて、タイマの時間切れまたは他のトリガによって生じ得る。無線送受信機および随意に衛星受信機120のアクティブ化は、実施形態に応じて、メインプロセッサ104またはベースバンドプロセッサ304によって行われ得る。
衛星受信機120が低電力モードから始動される場合、モバイル送受信機102は、衛星受信機120を介して、モバイル送受信機102の場所を決定し、決定された場所および決定された場所に関連付けられた時間をメモリ112内に記憶されるデータログに記憶し得る。センサ130が、低電力モードから始動される場合、センサ130は、センサ130のうちの1つ以上のものを介して、モバイル送受信機102の環境を感知し、センサ130を介して得られるセンサデータおよびセンサデータが得られた時間をメモリ122内に記憶されるデータログに記憶するために使用され得る。
404では、無線送受信機は、無線送受信機によってサポートされる無線サービスを検索する。無線送受信機は、以下により完全に説明されるプロファイル効率テーブルまたはデータベース等のサポートされる無線サービスの記憶されたテーブルに基づいて、利用可能な無線信号を検索し得る。例えば、4G LTE、3G、および2Gをサポートするマルチバンドセルラー送受信機114を備えている無線送受信機がモバイル送受信機102によって携行されるとき、セルラー送受信機114は、4G LTE、3Gセルラーデータサービス、および2Gセルラーデータサービスを検索(例えば、走査)する。無線送受信機が、WLAN送受信機116をさらに備えているとき、WLAN送受信機116は、WLANデータサービスを検索(例えば、走査)する。無線送受信機は、Bluetooth(登録商標)送受信機118をさらに備えているとき、Bluetooth(登録商標)送受信機118は、Bluetooth(登録商標)データサービスを検索(例えば、走査)する。
406では、モバイル送受信機102は、利用可能な無線サービスから受信された応答に従って、利用可能な無線サービスの数を決定する。複数の無線サービスが利用可能であるとき、処理は、408に進み、モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102がバッテリ給電されているかどうかを決定する。「バッテリ給電されている」とは、種々のバッテリ給電モードまたはバッテリ電力モードタイプを含み得る。一例は、モバイル送受信機102が、正常に動いて使用されており、保守がかなりの時間(例えば、数年)にわたって予期されていないときに使用され得る長期バッテリ給電モードである。代替バッテリ給電モードは、モバイル送受信機102が最初に据え付けられ、バッテリ電力が、短時間にわたって、構成を有効にするために殆ど考慮されないときに使用され得るような初期構成モードを含む。別の代替バッテリ給電モードは、出荷方法、場所、および他の要因(例えば、既知の良好な通信場所にあるとき、通信が最適ではなく、したがって、あらゆる利用可能な通信チャネルを試すとき、診断モードにあるとき、または高優先順位機能プロファイルがアクティブであるときの伝送)に基づいて有効にされ得る。バッテリ電力モードタイプは、電力節約を最適化すること、または目的地もしくは中間地点に到達したときに緊急通信すること、または問題を通信すること等を行うために、または、更新が必要とされるとき、デバイスの所望の機能性と相互作用し得る。
モバイル送受信機102がバッテリ給電されているかどうかを決定する方法は、実施形態に応じて、デバイス情報、バッテリ146および/または随意の電源152の検出、もしくはそれらの組み合わせに基づくことができる。例えば、モバイル送受信機102は、ROM110またはメモリ112等のメモリ内に記憶されるデバイス情報を考慮して、デバイスが非再充電可能を装備しているか、再充電可能バッテリを装備しているか、または外部電源152に接続するためのモバイル送受信機102が電源インターフェース150を含むかどうかを決定し得る。デバイス情報は、概して、デバイス型番もしくはデバイス製造番号等のモバイル送受信機102、バッテリ型番もしくはバッテリ製造番号等のバッテリ情報、または電源システムについての他の情報に関し得る。電源インターフェース150が提供されないとき、モバイル送受信機102は、常時、バッテリ給電される。しかしながら、電源インターフェース150が提供される場合、モバイル送受信機102は、バッテリタイプにかかわらず、バッテリ給電されないこともある。
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、モバイル送受信機102がバッテリ給電されるとき、処理は、410に進み、モバイル送受信機102は、メモリ112等のメモリ内に記憶される利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択し、それにアクセスまたは接続する。基本電力プロファイル情報は、電力プロファイル効率テーブル内に記憶され得、その例は、以下に示される。
Figure 0006864692
電力プロファイル効率テーブルは、モバイル送受信機102によってサポートされる各無線サービスのための基本電力プロファイルを含む。基本電力プロファイルは、モバイル送受信機によってサポートされる各無線サービスのための電力効率インジケータを含む。示される例では、電力効率インジケータは、「低」、「中」、または「高」格付けの形態における定性的インジケータである。しかしながら、精度を増加させるために提供されるように、1から10の数値格付け等の他の定性的インジケータも、他の実施形態では使用され得る。代替として、定量的インジケータも、他の実施形態では使用され得る。プロファイル効率テーブルは、いくつかの実施形態では、無線サービス利用可能性を反映させるように更新され得、その例は、以下に示される。
Figure 0006864692
2つ以上の無線サービスが利用可能であり、モバイル送受信機102がバッテリ給電されるとき、処理は、412に進み、モバイル送受信機102は、利用可能な無線サービスの各々のために、拡張電力プロファイルを生成する。各拡張電力プロファイルは、無線サービスに対する電力効率インジケータ、信号強度インジケータ、電力出力、および無線周波数バンドを含むいくつかのパラメータを含む。信号強度インジケータは、受信された信号強度インジケータ(RSSI)であり得、電力出力は、mWまたはdBmで示され得、周波数バンドは、他の可能性の中でもとりわけ、一般的名称、数字、または周波数バンド(MHz)によって示され得る。アセット追跡サービス200に提供されるべき報告データは、典型的には、小サイズであり、したがって、2G、3Gは、報告目的のために十分過ぎる。Wi−FiおよびBluetooth(登録商標)も、データ速度ならびに帯域幅の観点から十分であるが、これらの無線サービスは、典型的には、あまり電力効率的ではない。
414では、モバイル送受信機102は、利用可能な無線サービスの拡張電力プロファイルに基づいて、無線サービスを利用可能な無線サービスから選択し、それにアクセスまたは接続する。いくつかの実施形態では、パラメータの各々は、優先順位が割り当てられ、無線サービスは、拡張電力プロファイル内の各パラメータに割り当てられた優先順位および多因子選択アルゴリズムに従って、利用可能な無線サービスから選択される。他の実施形態では、無線サービスは、例えば、拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに対する最適値(例えば、パラメータに応じて、最高または最低値)を有する利用可能な無線サービスを選択するために、拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに従って、利用可能な無線サービスから選択される。無線サービスを選択するために使用される拡張電力プロファイル内の特定のパラメータは、アセット追跡サービス200によって規定され得る。アセット追跡サービス200は、アセット追跡サービス200に送信され、それによって受信されるメッセージ内で使用されるべきパラメータを規定し得る。選択中に使用されるべき拡張電力プロファイル内の特定のパラメータは、アセット追跡サービス200によって受信されたメッセージから読み出され、方法400において使用するためのメモリ112等のローカルメモリ内に記憶され得る。
406に戻ると、1つの無線サービスが利用可能であるとき、処理は、416に進み、モバイル送受信機102は、デフォルトによって、利用可能な無線サービスを選択し、それにアクセスまたは接続する。
430では、無線サービスが利用可能ではないとき、モバイル送受信機102は、無線サービスにアクセスするための次の試行、すなわち、次の報告サイクルまで、衛星受信機120を介して、データロギングを行う。いくつかの実施形態では、データロギングは、衛星受信機120を介して、モバイル送受信機102の場所を決定することと、決定された場所および決定された場所に関連付けられた時間をメモリ112内に記憶されるデータログに記憶することとを含む。データロギングは、センサ130のうちの1つ以上のものを介して、モバイル送受信機102の環境を感知することと、センサ130を介して得られるセンサデータおよびセンサデータが得られた時間をメモリ122内に記憶されるデータログに記憶することとをさらに含み得る。
モバイル送受信機102が、無線サービスが利用可能であるはずである場所にあるとき、無線サービス利用可能性の欠如は、無線送受信機故障のインジケータであり得る。いくつかの実施形態では、モバイル送受信機102は、無線送受信機故障のインジケータが存在するとき、無線送受信機故障が疑われると、例えば、モバイル送受信機102が、無線サービスが利用可能であるはずである場所にあるときに無線サービスが利用可能ではないと、衛星受信機120を介して、データロギングを行い得る。
440では、データロギングを行うこと、および/またはログデータを報告することの後、低電力モードが、次の報告ならびに/もしくはロギングサイクルまで、無線送受信機および/または衛星受信機のために始動され得る。
前述の方法は、電力消費を低減させ、モバイル送受信機のバッテリの期待される寿命を延長させる電力効率的全地球的かつ長距離の追跡方法を提供する。説明される実施形態によると、モバイル送受信機は、無線サービスを検索する。2つ以上の無線サービスが、利用可能であり、モバイル送受信機は、バッテリ給電されているとき、最も電力効率的無線サービスが、利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って選択される。1つの無線サービスが利用可能であるとき、その利用可能な無線サービスが、選択される。2つ以上の無線サービスが利用可能であり、モバイル送受信機がバッテリ給電されていないとき、無線サービスは、利用可能な無線サービスの拡張電力プロファイルに基づいて選択される。前述のモバイル送受信機を動作させる方法は、モバイル送受信機が非再充電可能バッテリを具備するとき、特に有利である。前述のモバイル送受信機を動作させる方法は、モバイル送受信機が、衛星受信機を使用してその場所を決定してからある期間が経過したとき、例えば、モバイル送受信機が、少なくとも衛星受信機および無線送受信機が低電力モードにあったある非活動期間後、ウェイクアップするときにも特に有利である。
本明細書に説明されるフローチャートならびに図面内のステップおよび/または動作は、例目的のためだけのものである。本開示の教示から逸脱することなく、これらのステップおよび/または動作の多くの変形例が存在し得る。例えば、ステップは、異なる順序で行われ得る、またはステップは、追加される、削除される、もしくは修正され得る。
本開示は、少なくとも部分的に、方法の観点から説明されるが、当業者は、本開示がまた、説明される方法の側面および特徴のうちの少なくともいくつかを、ハードウェアコンポーネント、ソフトウェア、またはその2つの任意の組み合わせを用いて、もしくは任意の他の様式において行うための種々のコンポーネントを対象とすることを理解するであろう。さらに、本開示はまた、本明細書に説明される方法を行うためのその上に記憶されるプログラム命令を含む、事前に記録された記憶デバイスまたは他の類似機械読み取り可能な媒体も対象とする。
本開示は、請求項の主題から逸脱することなく、他の具体的形態で具現化され得る。説明される例示的実施形態は、あらゆる点において、例証にすぎず、制限ではないと見なされるべきである。本開示は、本技術における全ての好適な変更を網羅および包含することを意図する。本開示の範囲は、したがって、前述の説明によってではなく、添付の請求項によって説明される。請求項の範囲は、例に記載される実施形態によって限定されるべきではなく、全体として本説明に一致する最も広義な解釈が与えられるべきである。

Claims (20)

  1. モバイル送受信機を動作させる方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサメモリ衛星受信機少なくとも1つの無線送受信機とを備え、前記方法は、
    前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
    前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
    前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスを検索することと、
    2つ以上の無線サービスが利用可能であるとき、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるという決定に応答して、前記メモリ内に記憶されている前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することであって、前記基本電力プロファイルは、前記モバイル送受信機によってサポートされている前記利用可能な無線サービスの各々の無線アクセス技術の電力効率格付けインジケータを含む、ことと、
    1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
    前記選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
    を含む、方法。
  2. 2つ以上の無線サービスが利用可能であり、かつ、前記モバイル送受信機が前記バッテリ給電モードにないとき、
    前記利用可能な無線サービスの各々のための拡張電力プロファイルを生成することであって、各拡張電力プロファイルは、前記無線サービスのための電力効率格付けインジケータ信号強度インジケータ電力出力無線周波数バンドを含むいくつかのパラメータを含む、ことと、
    前記利用可能な無線サービスの前記拡張電力プロファイルに基づいて、無線サービスを選択することと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記パラメータの各々は、優先順位が割り当てられ、前記無線サービスは、前記拡張電力プロファイル内の各パラメータに割り当てられた優先順位および選択アルゴリズムに従って、前記利用可能な無線サービスから選択される、請求項に記載の方法。
  4. 前記無線サービスは、前記拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに対する最適値を有する前記利用可能な無線サービスを選択するために、前記拡張電力プロファイル内の特定のパラメータに従って、前記利用可能な無線サービスから選択される、請求項または請求項に記載の方法。
  5. 前記方法は、無線サービスが利用可能ではないとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うことをさらに含む、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記データロギングを行うことは、
    前記衛星受信機を介して、前記モバイル送受信機の場所を決定することと、
    前記場所および前記場所に関連付けられた時間を前記メモリ内に記憶されているデータログに記憶することと
    を含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記データロギングを行うことは、
    1つ以上のセンサを介して、前記モバイル送受信機の環境を感知することと、
    前記センサを介して得られたセンサデータおよび前記センサデータが得られた時間を前記メモリ内に記憶されているデータログに記憶することと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記無線送受信機および/または衛星受信機のために低電力モードを始動させることをさらに含む、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスは、4Gロングタームエボリューション(LTE)と、3Gセルラーデータサービスと、2Gセルラーデータサービスを含む、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記モバイル送受信機は、複数の無線送受信機を備え、前記複数の無線送受信機は、セルラー送受信機と、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)送受信機とを備え、前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスは、4G LTEセルラーデータサービスと、3Gセルラーデータサービスと、2Gセルラーデータサービスと、WLANデータサービスを含む、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記無線送受信機は、Bluetooth(登録商標)送受信機をさらに備え、前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスは、Bluetooth(登録商標)データサービスをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法は、前記モバイル送受信機が前記バッテリ給電モードにあるとき、バッテリ電力モードタイプを決定することをさらに含む、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記方法は、無線送受信機故障のインジケータが存在するとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うことをさらに含む、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. モバイル送受信機であって、前記モバイル送受信機は、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、
    前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
    前記プロセッサに結合された無線送受信機と
    を備え、
    前記モバイル送受信機は、
    前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
    前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
    前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスを検索することと、
    2つ以上の無線サービスが利用可能であるとき、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるという決定に応答して、前記メモリ内に記憶されている前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することであって、前記基本電力プロファイルは、前記モバイル送受信機によってサポートされている前記利用可能な無線サービスの各々の無線アクセス技術の電力効率格付けインジケータを含む、ことと、
    1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
    前記選択された無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
    を行うために構成されている、モバイル送受信機。
  15. 前記モバイル送受信機は、
    2つ以上の無線サービスが利用可能であり、かつ、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにないとき、
    前記利用可能な各無線サービスのための拡張電力プロファイルを生成することであって、各拡張電力プロファイルは、少なくとも前記無線サービスのための電力効率格付けインジケータ信号強度インジケータ電力出力無線周波数バンドを含む、ことと、
    前記利用可能な無線サービスの前記拡張電力プロファイルに基づいて、無線サービスを選択することと
    を行うためにさらに構成されている、請求項14に記載のモバイル送受信機。
  16. 前記モバイル送受信機は、
    無線サービスが利用可能ではないとき、前記衛星受信機を介して、データロギングを行うためにさらに構成されている、請求項14から15のいずれか1項に記載のモバイル送受信機。
  17. 前記モバイル送受信機は、全地球航法衛星システム(GNSS)追跡デバイスである、請求項14から16のいずれか1項に記載のモバイル送受信機。
  18. 実行可能命令を有形に記憶している非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は、プロセッサメモリ衛星受信機少なくとも1つの無線送受信機とを備えているモバイル送受信機の前記プロセッサによって実行されると、
    前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるかどうかを決定することと、
    前記無線送受信機を低電力モードからアクティブにすることと、
    前記無線送受信機を介して、前記無線送受信機によってサポートされている無線サービスを検索することと、
    2つ以上の無線サービスが利用可能であるとき、前記モバイル送受信機がバッテリ給電モードにあるという決定に応答して、前記メモリ内に記憶されている前記利用可能な無線サービスの基本電力プロファイルに従って、最も電力効率的無線サービスを選択することであって、前記基本電力プロファイルは、前記モバイル送受信機によってサポートされている前記利用可能な無線サービスの各々の無線アクセス技術の電力効率格付けインジケータを含む、ことと、
    1つのみの無線サービスが利用可能であるとき、前記利用可能な無線サービスを選択することと、
    前記選択された無線サービスを使用して、前記データログの少なくとも一部をアセット追跡サービスに送信することと
    を前記モバイル送受信機に行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
  19. モバイル送受信機であって、前記モバイル送受信機は、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、
    前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
    前記プロセッサに結合された無線送受信機と
    を備え、
    前記メモリは、実行可能命令を有形に記憶しており、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を実行することを前記モバイル送受信機に行わせる、モバイル送受信機。
  20. 実行可能命令を有形に記憶している非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は、プロセッサメモリ衛星受信機少なくとも1つの無線送受信機とを備えているモバイル送受信機の前記プロセッサによって実行されると、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を実行することを前記モバイル送受信機に行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
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