JP6864408B1 - モバイルバッテリユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車に固定されたホルダへの着脱が容易であり、安定してホルダに保持することができるとともに、ユーザが持ち運ぶことができるモバイルバッテリユニットを提供すること。通信手段を有し、自転車に固定されたホルダへの着脱が容易であり、安定してホルダに保持することができるとともに、ユーザが持ち運ぶことができるモバイルバッテリユニットを提供すること。【解決手段】モバイルバッテリユニットは、自転車に固定されたホルダに着脱可能に保持されるモバイルバッテリユニットであって、バッテリと、バッテリを収容する外装筐体と、バッテリと電気的に接続された接続端子部と、を含み、外装筐体は、ホルダに支持される底面およびホルダに付勢される側面を含み、側面には、ホルダと係合する溝部が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、モバイルバッテリユニットに関する。とくに、自転車に固定されたホルダに、着脱可能に保持されるモバイルバッテリユニットに関する。
スマートフォン、タブレット、またはスマートウォッチなど、ユーザが持ち運び可能なモバイルデバイスには、充電式のバッテリが内蔵されているが、近年のモバイルデバイスの高機能化によってバッテリの容量が不足し、バッテリ駆動時間が短くなりがちである。こまめにモバイルデバイスのバッテリを充電すればよいが、ユーザが外出した場合などでは、外出先でモバイルデバイスの充電が難しい場合も少なくない。そのため、ユーザは、モバイルデバイスとともに、モバイルデバイスを充電するためのモバイルバッテリを持ち運んでいることも多い。しかしながら、ユーザ個人で持ち運べるモバイルバッテリの大きさには限度がある。
バッテリの持ち運びという観点に着目してみると、モータが搭載された自転車、いわゆる電動自転車は、走行しながらモータに対して電力を供給するバッテリを運んでいるということもできる。しかも、電動自転車に搭載されるバッテリは、個人が持ち運ぶモバイルバッテリよりも大きなものである。電動自転車用のバッテリは、必ずしもモータ近傍に配置されなくてもよく、例えば、特許文献1には、ダウンチューブに固定されたバッテリケースにバッテリが収容された電動自転車が開示されている。また、特許文献2には、ダウンチューブに相当するダウンフレーム内にバッテリが収容された電動自転車が開示されている。
特開平9−58563号公報 特開2020−40465号公報
以上のことから考えると、ユーザが自転車で外出する場合には、自転車にモバイルバッテリを積載することで、より大きなモバイルバッテリ(大きさだけでなく容量も大きなバッテリ)を持ち運ぶことが可能であるといえる。しかも、自転車を走行しながら、モバイルデバイスを充電し、かつ、自転車に対してモバイルバッテリを使用することも可能である。例えば、電動自転車であれば、電動自転車用バッテリの補助バッテリとしてモバイルバッテリを使用すれば、走行距離を長くすることが可能である。
一方で、モバイルバッテリは自転車から取り外しても使用するところ、モバイルバッテリは自転車に対して簡単に着脱可能であることが好ましい。すなわち、ユーザの利便性を考慮すると、可能な限り汎用性の高いモバイルバッテリであることが好ましい。
その点でいえば、従来の電動自転車に搭載されたバッテリは、着脱可能に電動自転車に収容されるものの、必ずしも汎用性の高いものではなく、とくに、ユーザが持ち運び、目的地においてモバイルバッテリとして利用されることはなかった。さらには、従来の電動自転車に搭載されたバッテリに通信手段が内蔵され、例えば、モバイルルータとして利用されることもなかった。
したがって、本発明は、自転車に固定されたホルダへの着脱が容易であり、安定してホルダに保持することができるとともに、ユーザが持ち運ぶことができるモバイルバッテリユニットを提供することを課題の一つとする。また、本発明は、通信手段を有し、自転車に固定されたホルダへの着脱が容易であり、安定してホルダに保持することができるとともに、ユーザが持ち運ぶことができるモバイルバッテリユニットを提供することを課題の一つとする。
本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットは、自転車に固定されたホルダに着脱可能に保持されるモバイルバッテリユニットであって、バッテリと、バッテリを収容する外装筐体と、バッテリと電気的に接続された接続端子部と、を含み、外装筐体は、ホルダに支持される底面およびホルダに付勢される側面を含み、側面には、ホルダと係合する溝部が設けられている。
接続端子部は、バッテリからの給電が可能な第1の端子と、バッテリへの充電が可能な第2の端子と、を含んでいてもよい。また、第1の端子は、ホルダに設けられた第1の接続端子と電気的に接続され、バッテリから自転車に給電してもよい。さらに、第1の端子は、溝部に設けられてもよい。第2の端子は、ホルダに設けられた第2の接続端子と電気的に接続され、自転車からバッテリに充電してもよい。第2の端子は、底面に設けられてもよい。
接続端子部と電気的に接続された傾斜センサを含んでいてもよい。また、接続端子部は、傾斜センサと電気的に接続された第3の端子を含んでいてもよい。また、バッテリは、傾斜センサを介して、接続端子部と電気的に接続されてもよい。また、ワイヤを含み、ワイヤが溝部と係合して施錠される鍵部を含んでいてもよい。
情報通信端末と通信接続する通信部を含んでいてもよい。情報通信端末の操作によって、バッテリからの給電またはバッテリへの充電が制御されてもよい。
ワイヤを含み、ワイヤが溝部と係合して施錠される鍵部を含み、情報通信端末の操作によって、鍵部が制御されてもよい。
自転車は、電動自転車であってもよい。
本発明に係るモバイルバッテリユニットは、自転車に固定されたホルダへの着脱が容易であり、モバイルバッテリとしてのユーザの利便性が向上する。また、本発明に係るモバイルバッテリユニットを電動自転車と接続し、電動自転車のバッテリを増設することができる。そのため、電動自転車の走行距離を長くすることができる。さらに、本発明に係るモバイルバッテリユニットは、通信手段を有しているため、モバイルバッテリとしてだけでなく、例えば、モバイルルータとしても利用することができる。
本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットを搭載した電動自転車の模式図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットを保持するホルダの側面図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットを保持するホルダの上面図、正面図、および底面図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの模式図およびモバイルバッテリユニットと電動自転車との関係を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの模式図およびモバイルバッテリユニットと電動自転車との関係を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの側面図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの側面図および上面図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットおよびホルダの側面図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットを説明する概念図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの模式図およびモバイルバッテリユニットと電動自転車との関係を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットの模式図およびモバイルバッテリユニットと電動自転車との関係を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニットを説明する模式図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施形態または実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。
本明細書において、「自転車」とは、道路交通法上の「軽車両」に該当する一般的な自転車だけでなく、「電動自転車」を含む。
本明細書において、「電動自転車」とは、モータなどの電動機が搭載され、電動機、ペダル、または電動機およびペダルの両方によって走行可能な自転車をいう。なお、「電動自転車」は、電動アシスト自転車を含む。
本明細書において、「情報通信端末」とは、ネットワークを通じて情報にアクセスすることができる情報機器をいう。「情報通信端末」としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、またはパソコンなどであるが、これに限られない。
<第1実施形態>
[1.電動自転車]
図1を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100が積載された電動自転車300について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100を積載した電動自転車300の模式図である。図1に示すように、電動自転車300は、ハンドル310、ブレーキ320、フロントホイール(前輪)330F、リアホイール(後輪)330R、サドル(シート)340、ペダル350、駆動ユニット360、駆動軸362、チェーン370、ヘッドチューブ380a、トップチューブ380b、ダウンチューブ380c、シートチューブ380d、シートポスト380e、シートステー380f、チェーンステー380g、フロントフォーク382、および接続ケーブル390を含む。なお、ペダル350、フロントフォーク382、シートステー380f、およびチェーンステー380gのそれぞれは、電動自転車300の左右両側に設けられている。
ヘッドチューブ380a、トップチューブ380b、ダウンチューブ380c、シートチューブ380d、シートステー380f、チェーンステー380g、およびフロントフォーク382は、電動自転車300の車体フレームを構成し、フロントホイール330Fおよびリアホイール330Rを連結するとともに、電動自転車300に乗車するユーザの体重を支持する機能を有する。車体フレームを構成する部材として、例えば、スチール、アルミニウム、チタン、またはカーボンなどを用いることができる。
ヘッドチューブ380aの一端は、フロントフォーク382を回転可能に支持するようにフロントフォーク382の一端に連結され、ヘッドチューブ380aの他端は、ハンドル310を回転可能に支持するようにハンドル310に連結されている。また、フロントフォーク382の他端は、フロントホイール330Fの中心軸と連結されている。フロントフォーク382とハンドル310とは、ヘッドチューブ380a内で連結されており、ハンドル310の動きに追従してフロントフォーク382が動き、フロントホイール330Fの向きを変えることができる。
ヘッドチューブ380aには、トップチューブ380bの一端およびダウンチューブ380cの一端が、溶接などにより一体化されるように連結されている。トップチューブ380bの他端は、シートチューブ380dと溶接などにより一体化されるように連結されている。シートポスト380eの一端は、シートチューブ380dの一端に挿入され、シートポスト380eの長さが調整可能にシートチューブ380dによって支持されている。シートポスト380eの他端にはサドル340が取り付けられ、シートポスト380eの長さを調節することで、サドル340の高さを調整することができる。
シートステー380fの一端は、シートチューブ380dと溶接などにより一体化されるように連結され、シートステー380fの他端は、リアホイール330Rの中心軸に連結されている。また、チェーンステー380gの一端も、リアホイール330Rの中心軸に連結されている。
なお、ダウンチューブ380cの他端、シートチューブ380dの他端、およびチェーンステー380gの他端は、溶接などにより一体化されるように連結され、その連結部には、左右のペダル350が連結された駆動軸362が挿通されている。
駆動軸362は、ペダル350の回転によって、回転することができる。また、駆動軸362は、駆動ユニット360から駆動力によって回転することもできる。駆動軸362の回転は、チェーン370を介して、リアホイール330Rに伝達される。駆動ユニット360からの駆動力は、ペダル350の回転を補助するものであってもよい。
駆動ユニット360は、電動機として、例えば、モータを含む。モータは、駆動ユニット360に含まれるバッテリから電力が供給されて駆動することができる。さらに、駆動ユニット360のモータは、後述するモバイルバッテリユニット100からも電力が供給されて駆動することができる。モバイルバッテリユニット100は、電動自転車300に対して着脱可能であり、駆動ユニット360は、接続ケーブル390を介して、モバイルバッテリユニット100と電気的に接続される。モバイルバッテリユニット100から電力が供給されることで、電動自転車300の走行距離を長くすることができる。また、駆動ユニット360は、トルクセンサまたはスピードセンサなどのセンサを含んでいてもよい。トルクセンサおよびスピードセンサによって検出された情報に基づいて、モータに適切な電流を流すように制御してもよい。図示しないが、駆動ユニット360は、回生ユニットを含んでいてもよい。回生ユニットは、ブレーキ320がかけられたとき、電動自転車300が坂道を下るとき、またはペダル350を逆回転させたときなどに、モータを回転させて電気を発生させることができる。モータによって発生した電気は、駆動ユニット360に含まれるバッテリまたはモバイルバッテリユニット100に充電することができる。
電動自転車300は、折り畳むことができる、いわゆる折り畳み式電動自転車であってもよい。また、電動自転車300は、1つのフロントホイール330Fおよび1つのリアホイール330Rが設けられた二輪自転車だけでなく、1つのフロントホイール330Fおよび2つのリアホイール330Rが設けられた三輪自転車であってもよい。
電動自転車300には、モバイルバッテリユニット100を保持するためのホルダ200が設置され、固定されている。図1に示すように、ホルダ200を、ダウンチューブ380cに設置することができるが、これに限られない。ホルダ200を、例えば、ヘッドチューブ380a、トップチューブ380b、またはシートチューブ380dなどに設置することもできる。電動自転車300の重量バランスを考慮すると、ホルダ200は、電動自転車300の中心軸上にあるヘッドチューブ380a、トップチューブ380b、ダウンチューブ380c、またはシートチューブ380dに設置されることが好ましいが、フロントフォーク382またはシートステー380fに設置されてもよい。
以上、自転車の一例として電動自転車300について説明したが、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100は、電動自転車以外の一般的な自転車でも利用することができる。一般的な自転車の場合では、積載されたモバイルバッテリユニット100を利用し、自転車に搭載されたライトまたは鍵などに電力を供給することができる。
[2.ホルダ]
続いて、図2および図3を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100を保持するホルダ200について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100を保持するホルダ200の側面図である。具体的には、図2(A)は、ダウンチューブ380cに設置されたホルダ200にモバイルバッテリユニット100が保持された状態を示し、図2(B)は、ホルダ200からモバイルバッテリユニット100が取り出された状態を示す。また、図3は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100を保持するホルダ200の上面図(図3(A))、正面図(図3(B))、および底面図(図3(C))である。
図2(B)〜図3(C)に示すように、ホルダ200は、支持部210、底部220、腕部230、押圧部240、および係合部250を含む。ホルダ200は、支持部210がダウンチューブ380cに沿うようにして固定されている。図示しないが、例えば、ホルダ200は、支持部210に形成された貫通孔にネジを挿通し、ダウンチューブ380cに形成されたネジ穴と挿通したネジを螺合することによって、ダウンチューブ380cに固定することができる。
図2(A)〜図3(C)に示す支持部210は長手方向を有する板状であるが、支持部210の形状はこれに限られない。支持部210の外周面(ダウンチューブ380cと接する面)は、ダウンチューブ380cの外周面と整合するように曲面を有していてもよい。また、支持部210の長手方向における上部と下部とで幅(長手方向と直交する方向の長さ)が異なっていてもよい。
図2(A)〜図3(C)に示す底部220、腕部230、押圧部240、および係合部250のそれぞれの形状は棒状であるが、底部220、腕部230、押圧部240、および係合部250のそれぞれの形状はこれに限られない。底部220、腕部230、押圧部240、および係合部250のそれぞれの形状は、帯状であってもよく、板状であってもよい。また、底部220、腕部230、押圧部240、および係合部250の断面形状は、円形または楕円形であってもよく、多角形であってもよい。
支持部210の一端には、支持部210と角度を有して連結する係合部250が設けられている。詳細は後述するが、モバイルバッテリユニット100には溝部が設けられている。モバイルバッテリユニット100がホルダ200に置かれると、係合部250がモバイルバッテリユニット100の溝部に入り込み、支持部210の長手方向において、ホルダ200からモバイルバッテリユニット100が飛び出さないようにモバイルバッテリユニット100を保持することができる。換言すれば、係合部250は、ホルダ200内でのモバイルバッテリユニット100の位置を固定することができる。
支持部210の他端には、支持部210と概ね直交するように底部220の一端が連結されている。底部220は、モバイルバッテリユニット100の底面を支持することができる。底部220は、モバイルバッテリユニット100がホルダ200から抜け落ちないようにするため、モバイルバッテリユニット100の底面の範囲内に収まる位置に設けられる。
底部220の他端には、支持部210に近づくように支持部210の長手方向に延伸し、モバイルバッテリユニット100の外周面に沿って湾曲する腕部230の一端が連結されている。また、腕部230の他端には、モバイルバッテリユニット100の外周面に沿って湾曲する押圧部240が連結されている。腕部230および押圧部240は、モバイルバッテリユニット100の側面を支持することができる。モバイルバッテリユニット100がホルダ200に置かれたとき、腕部230は、モバイルバッテリユニット100の側面と接しなくてもよいが、押圧部240は、外装筐体110の側面と接していることが好ましい。また、押圧部240は、外装筐体110の側面に対して若干の圧力が加わっていることが好ましい。換言すれば、押圧部240によって、モバイルバッテリユニット100の側面が付勢されている状態であることが好ましい。このような構成にすることで、モバイルバッテリユニット100の支持部の長手方向と直交する方向において、モバイルバッテリユニット100の位置が固定される。押圧部240の付勢力は、腕部230の復元力、すなわち、底部220に対する腕部230の角度を調整することにより制御することができる。
ホルダ200は、金属パイプを折り曲げて加工されてもよい。また、ホルダ200を構成するそれぞれの部位を加工し、溶接などを用いて連結してもよい。また、必要に応じて、ホルダ200を構成する部位が樹脂材料で被覆されていてもよい。ホルダ200は、モバイルバッテリユニット100を着脱可能に保持できる構成であればよい。
以上、ホルダ200について説明したが、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100を保持するホルダとしては、従来のサイクルボトル用のホルダを利用することもできる。すなわち、モバイルバッテリユニット100は、従来のサイクルボトル用のホルダを利用して保持することができるため、汎用性が高く、あらゆる自転車に対して積載することができる。
[3.モバイルバッテリユニット]
続いて、図4を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100の模式図(図4(A))およびモバイルバッテリユニット100と電動自転車300との関係を説明するブロック図(図4(A)および図4(B))である。図4(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100は、外装筐体110、バッテリ120、接続端子部130、および配線140を含む。外装筐体110内には、バッテリ120が収容され、外装筐体110の上面には、接続端子部130が設けられている。接続端子部130には、第1の端子131および第2の端子132が設けられ、第1の端子131および第2の端子132の各々は、配線140を介して、バッテリ120と電気的に接続されている。
外装筐体110は、図4(A)に示すような略円筒状(略円柱状)であるが、これに限られない。外装筐体110は、例えば、多角柱状であってもよい。また、外装筐体110の側面には、溝部111が設けられている。換言すれば、外装筐体110の側面には、窪みが設けられているということもできる。なお、溝部111は、外装筐体110の側面を一周するように設けることができるが、これに限られない。溝部111は、外装筐体110の側面の一部に設けられていてもよい。また、溝部111が外装筐体110の側面の一部に設けられる場合、1ヶ所に設けられていてもよく、複数個所に設けられていてもよい。
モバイルバッテリユニット100がホルダ200に置かれると、ホルダ200の係合部250が溝部111に入り込む。換言すると、外装筐体110の側面に設けられた溝部111は、ホルダ200の係合部250と係合する。これにより、モバイルバッテリユニット100は、ホルダ200内から飛び出さないようにホルダ200の支持部210の長手方向における位置が固定される。したがって、モバイルバッテリユニット100は、溝部111が設けられていることにより、ホルダ200内で安定して保持されることができる。
なお、詳細は図示しないが、モバイルバッテリユニット100がホルダ200から飛び出した場合に備え、モバイルバッテリユニット100の外装筐体110に孔または環状の吊り具が設けられ、孔または吊り具にベルトが取り付けられていてもよい。ホルダ200または電動自転車300にベルトを引っ掛けておくことにより、走行中の電動自転車300のホルダ200からモバイルバッテリユニット100が飛び出しても、モバイルバッテリユニット100が電動自転車300から落下することを防止することができる。
バッテリ120は、例えば、リチウムイオンバッテリであるが、これに限られない。また、バッテリ120は、1つのバッテリセルで構成されていてもよく、複数のバッテリセルが直列または並列に接続されて構成されていてもよい。
接続端子部130には、第1の端子131および第2の端子132が設けられている。第1の端子131は、バッテリ120から電力を供給(給電)するための給電用接続端子であり、第2の端子132は、バッテリ120へ充電するための充電用接続端子である。例えば、図4(B)に示すように、接続ケーブル390を介して、電動自転車300の駆動ユニット360と第1の端子131とが電気的に接続されることにより、バッテリ120から駆動ユニット360への給電が可能となる。一方、外部の充電用ケーブルと第2の端子132とが電気的に接続されることにより、外部からバッテリ120への充電が可能となる。また、電動自転車300が回生ユニットを搭載している場合、接続ケーブル391を介して、回生ユニットと第2の端子132とが電気的に接続されることにより、回生ユニットからバッテリ120への充電が可能となる。
第1の端子131および第2の端子132は、例えば、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)であってもよい。また、第1の端子131および第2の端子の各々は、1つだけでなく、複数設けられていてもよい。なお、複数の第1の端子131または第2の端子が設けられる場合には、それぞれが規格の異なる端子であってもよい。
図4では、接続端子部130が外装筐体110の上面に設けられている構成を示したが、接続端子部130の配置はこれに限られない。接続端子部130は、外装筐体110の底面に設けられていてもよく、外装筐体110の側面に設けられていてもよい。また、接続端子部130は、複数の箇所に設けられていてもよい。例えば、第1の端子131が、外装筐体110の上面に設けられ、第2の端子132が、外装筐体110の底面に設けられていてもよい。
モバイルバッテリユニット100は、さらに、バッテリマネジメントシステム(BMS)が設けられていてもよい。BMSが設けられていることにより、バッテリ120からの給電およびバッテリ120への充電を適切に管理することができる。
以上、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100は、外装筐体110の側面に溝部111が設けられ、電動自転車300に固定されたホルダ200の係合部250と係合することにより、電動自転車300の走行中であってもホルダ200内で安定して保持される。また、ホルダ200は、図2および図3で説明したような簡便なものであり、モバイルバッテリユニット100は、ホルダ200への着脱は容易である。したがって、ユーザは、特別な作業をすることなく、電動自転車300を用いてモバイルバッテリユニット100を持ち運ぶことができる。また、モバイルバッテリユニット100を電動自転車300と接続することにより、電動自転車300のバッテリを増設することができる。そのため、電動自転車300の走行距離を長くすることができる。
<変形例1>
図5を参照して、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100の変形例であるモバイルバッテリユニット100Aについて説明する。但し、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100の変形例は、モバイルバッテリユニット100Aに限られない。なお、モバイルバッテリユニット100Aの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Aの模式図(図5(A))およびモバイルバッテリユニット100Aと電動自転車300との関係を説明するブロック図(図5(B))である。
図5(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100Aは、外装筐体110、バッテリ120、接続端子部130A、および配線140を含む。接続端子部130Aには、配線140を介してバッテリ120と電気的に接続された端子133が設けられている。電動自転車300の接続ケーブル390は、端子133に挿入することができる。接続ケーブル390が端子133に挿入されると、電動自転車300においてモバイルバッテリユニット100Aが利用することができるようになる。すなわち、図5(B)に示すように、モバイルバッテリユニット100Aのバッテリ120から電動自転車300の駆動ユニット360に給電することができるだけでなく、電動自転車300の回生システムからバッテリ120に充電することもできるようになる。換言すれば、端子133は、給電端子と充電端子が1つにまとめられた端子であるということもできる。
以上、本変形例に係るモバイルバッテリユニット100Aでは、接続端子部130Aに、給電および充電が可能である端子133が1つ設けられている。電動自転車300の接続ケーブル390を挿入する端子133が1つであるため、ユーザは、接続ケーブル390を挿入する端子を誤ることがない。また、電動自転車300は、1つの端子133に対応する1つの接続ケーブル390のみを具備すればよく、電動自転車300のケーブルの数が増加しないため、電動自転車300におけるケーブルの配置が複雑になることを抑制することができる。さらに、接続ケーブル390の数が増加すると、接続ケーブル390が断線する確率が増加するが、モバイルバッテリユニット100Aでは、1つの接続ケーブル390のみであるため、接続ケーブル390が断線する確率を低減することができる。
<変形例2>
図6を参照して、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100のさらなる変形例であるモバイルバッテリユニット100Bについて説明する。但し、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100の変形例は、モバイルバッテリユニット100Bに限られない。なお、モバイルバッテリユニット100Bの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Bの側面図である。具体的には、図6(A)は、ダウンチューブ380cに設置されたホルダ200に保持されたモバイルバッテリユニット100Bを示し、図6(B)は、ホルダ200から取り出されたモバイルバッテリユニット100Bを示す。
図6(B)に示すように、モバイルバッテリユニット100Bは、外装筐体110Bに、第1の溝部111B−1および第2の溝部111B−2が設けられている。第2の溝部111B−2は、モバイルバッテリユニット100Bの底面と第1の溝部111B−1との間に位置している。
ホルダ200の係合部250が第1の溝部111B−1に入り込み、係合部250が第1の溝部111B−1と係合することによって、モバイルバッテリユニット100Bは、ホルダ200内の支持部210の長手方向における位置が固定される。また、ホルダ200の押圧部240が第2の溝部111B−2に入り込み、押圧部240が第2の溝部111B−2と係合することによっても、モバイルバッテリユニット100Bは、ホルダ200内の支持部210の長手方向における位置が固定される。モバイルバッテリユニット100Bが置かれる際、押圧部240は、ホルダ200内のスペースを拡張するために、ホルダ200の支持部から離れる方向に動かされる。そのため、ホルダ200内にモバイルバッテリユニット100Bが保持された状態では、押圧部240の復元力によって、モバイルバッテリユニット100Bがホルダ200の支持部210に押し付けられる。
以上、本変形例に係るモバイルバッテリユニット100Bでは、第1の溝部111B−1および第2の溝部111B−2が、それぞれホルダ200の係合部250および押圧部240と係合することによって、ホルダ200内におけるモバイルバッテリユニット100Bの位置が固定される。モバイルバッテリユニット100Bの位置が複数個所で固定されているため、モバイルバッテリユニット100Bは、強固に、かつ、安定してホルダ200内に保持される。また、押圧部240は、第2の溝部111B−2と係合するとともに、復元力によってモバイルバッテリユニット100Bを支持部210に押し付けているため、押圧部240は、第2の溝部111B−2から外れにくい。したがって、モバイルバッテリユニット100Bは、電動自転車300の走行中においても、安定してホルダ200内に保持される。
<第2実施形態>
図7を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Cについて説明する。なお、モバイルバッテリユニット100Cの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Cの側面図(図7(A))および上面図(図7(B))である。
図7(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100Cは、外部筐体110Cの外側に鍵部150Cが設けられている。鍵部150Cは、ワイヤ151Cおよび挿入孔152Cを含む。鍵部150Cは、挿入孔152Cに鍵を挿入して施錠することができ、鍵部150Cが施錠されると、挿入孔152Cから鍵を外すことができてもよい。また、鍵部150Cは、挿入孔152Cに鍵を挿入して解錠することができる。なお、挿入孔152Cに鍵を挿入した後、鍵を回転することによって、鍵部150Cを解錠してもよい。
鍵部150Cの施錠において、ワイヤ151Cは、電動自転車300のダウンチューブ380cおよびモバイルバッテリユニット100Cを挟持するように巻かれ、実質的にたわみが生じていない状態で保持される。ワイヤ151Cは、長さが調整できることが好ましい。また、鍵部150Cが施錠されると、ワイヤ151Cは、閉じた輪を形成し、溝部111と係合される。このとき、溝部111がワイヤ151Cのストッパとなるため、ワイヤ151Cを溝部111から取り外すことが難しく、モバイルバッテリユニット100Cの盗難を防止することができる。さらに、鍵部150Cの施錠により、モバイルバッテリユニット100Cが強固に電動自転車300に固定されるため、モバイルバッテリユニット100Cが電動自転車300から落下することを防止することができる。
ただし、鍵部150Cはこれに限られず、モバイルバッテリユニット100Cの盗難を防止できるようなものであればよい。
さらに、鍵部150Cは、挿入孔152Cに鍵が差し込まれることなくモバイルバッテリユニット100Cが取り外されると、アラームが鳴るようにしてもよい。アラームを鳴らすことで、モバイルバッテリユニット100Cの盗難だけでなく、電動自転車300の盗難も防止することができる。
以上、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Cは、鍵部150Cが設けられ、鍵部150Cを施錠すると、モバイルバッテリユニット100Cをホルダ200から取り外すことができなくなる。とくに、鍵部150Cは、鍵部150Cの一部がモバイルバッテリユニット100Dの溝部111と係合しながら電動自転車300のダウンチューブ380cに固定されているため、モバイルバッテリユニット100Cをホルダ200から取り外すことが難しい。したがって、モバイルバッテリユニット100Cは、鍵部150Cを含むことより、モバイルバッテリユニット100Cの盗難を防止することができる。
<第3実施形態>
図8を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Dについて説明する。なお、モバイルバッテリユニット100Dの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Dおよびホルダ200Dの側面図である。具体的には、図8(A)は、モバイルバッテリユニット100Dの側面図を示し、図8(B)は、ホルダ200Dの側面図を示し、図8(C)は、ホルダ200Dに保持されたモバイルバッテリユニット100Dを示し、図8(D)は、図8(C)に示す点線の円で囲まれた領域のモバイルバッテリユニット100Dおよびホルダ200Dの拡大図を示す。
図8(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100Dは、外装筐体110Dおよび接続端子部130Dを含む。外装筐体110Dの側面には溝部111Dが設けられ、接続端子部130Dは、溝部111Dに設けられている。また、接続端子部130Dには、第1の端子131Dが設けられている。すなわち、モバイルバッテリユニット100Dでは、溝部111Dに第1の端子131Dが設けられている。一方、図8(B)に示すように、ホルダ200Dは、支持部210、底部220、腕部230、押圧部240、係合部250、および接続端子260Dを含む。
モバイルバッテリユニット100Dにおいて、バッテリ120(図示せず)は、外装筐体110D内に収容されており、第1の端子131Dは、バッテリ120と電気的に接続されている。一方、ホルダ200Dにおいて、係合部250から突出して接続端子260Dが配置されている。図示しないが、接続端子260Dは、電動自転車300の駆動ユニット360と電気的に接続されている。図8(C)および図8(D)に示すように、モバイルバッテリユニット100Dがホルダ200Dに置かれると、接続端子260Dが第1の端子131Dに挿入され、モバイルバッテリユニット100Dのバッテリ120と電動自転車300の駆動ユニット360とが電気的に接続される。すなわち、接続端子260Dと第1の端子131とが電気的に接続されることにより、バッテリ120と駆動ユニット360とが電気的に接続され、バッテリ120から駆動ユニット360に給電することができるようになる。
図8では、モバイルバッテリユニット100Dの第1の端子131Dが溝部111Dに設けられているが、第1の端子131Dは、溝部111D以外の外装筐体110Dの側面または底面に設けられていてもよい。また、ホルダ200Dの接続端子260Dは、第1の端子131Dの位置に合わせて、支持部210、底部220、腕部230、または押圧部240、もしくはこれらの連結部に設けられていてもよい。
本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Dは、ホルダ200D内に置かれるだけで、第1の端子131Dと接続端子260Dとを電気的に接続することができ、電動自転車300の駆動ユニット360に給電することができる。したがって、ユーザは、別途接続ケーブル390を第1の端子131Dに挿入する作業がなくなるため、ユーザの利便性が向上する。
<第4実施形態>
図9を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Eについて説明する。なお、モバイルバッテリユニット100Eの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Eを説明する概念図である。具体的には、図9(A)は、情報通信端末400とモバイルバッテリユニット100Eとの通信接続を示し、図9(B)は、モバイルバッテリユニット100Eおよび電動自転車300のブロック図を示す。
図9(A)に示すように、情報通信端末400は、ネットワーク500を通じて、電動自転車300と接続することができる。より具体的には、情報通信端末400は、ネットワーク500を通じて、電動自転車300に搭載されたモバイルバッテリユニット100Eと接続することができる。
図9(B)に示すように、モバイルバッテリユニット100Eは、バッテリ120、接続端子部130、制御部160、および通信部170を含む。また、電動自転車300は、駆動ユニット360、接続ケーブル390〜392、回生ユニット364、およびセンサユニット366を含む。また、情報通信端末400は、表示部410、処理部420、および通信部430を含む。
センサユニット366には、電動自転車300の走行状態を検出するセンサが設けられている。このようなセンサとしては、例えば、トルクセンサ、スピードセンサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、またはGPSセンサなどであるが、これに限られない。なお、センサユニット366は、駆動ユニット360または回生ユニット364の一部であってもよい。
制御部160は、バッテリ120からの給電およびバッテリ120への充電を制御することができる。制御部160としては、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、NAND型フラッシュメモリ、またはNOR型フラッシュメモリなどの電子デバイスを用いることができる。制御部160のより具体的な例としては、BMSである。
通信部170と通信部430とは、ネットワーク500を介して、通信接続することができる。ネットワーク500としては、例えば、インターネット、WiFi、Bluetooth(登録商標)、またはLPWANなどであるが、これらに限られない。ネットワーク500は、少なくとも情報通信端末400とモバイルバッテリユニット100Eとの間において、無線で通信接続できるものであればよい。モバイルバッテリユニット100Eの通信部170として、例えば、1つまたは複数のSIMカードを用いることができる。
まず、モバイルバッテリユニット100Eと電動自転車300との接続関係について説明する。
接続ケーブル390〜392は、それぞれ駆動ユニット360、回生ユニット364、およびセンサユニット366と電気的に接続されている。駆動ユニット360は、接続ケーブル390が接続端子部130の第1の端子131に挿入され、バッテリ120と電気的に接続されている。また、回生ユニット364は、接続ケーブル391が接続端子部130の第2の端子132に挿入され、バッテリ120と電気的に接続されている。そのため、接続ケーブル390を介して、バッテリ120から駆動ユニット360に給電し、接続ケーブル391を介して、回生ユニット364からバッテリ120に充電することができる。一方、センサユニット366は、接続ケーブル392が接続端子部130の第3の端子134に挿入され、制御部160と電気的に接続されている。そのため、制御部160は、接続ケーブル392を介して、センサユニット366で検出されたセンサ情報を蓄積し、センサ情報に基づいてバッテリ120を制御することができる。なお、制御部160は、通信部170と電気的に接続されているため、センサ情報を、通信部170を介して送信することができる。
続いて、モバイルバッテリユニット100Eと情報通信端末400との接続関係について説明する。
情報通信端末400の通信部430は、ネットワーク500と通信接続し、センサ情報を受信することができる。処理部420は、通信部430で受信したセンサ情報を画像データに変換して表示部410に表示させることができる。また、処理部420は、センサ情報を解析することで、電動自転車300の走行状態に関する情報またはモバイルバッテリユニット100Eの状態に関する情報を生成することができる。また、情報通信端末400のプログラムを用いて、ユーザが、電動自転車300の走行状態またはモバイルバッテリユニット100Eを監視し、管理することができるようにしてもよい。例えば、電動自転車300に乗車するユーザは、情報通信端末400を操作して、電動自転車300の走行状態(例えば、駆動ユニット360に電力を多く供給するパワーモード、または駆動ユニット360への電力の供給を低減するエコモードなど)を変えることができる。すなわち、制御部160によるバッテリ120の制御ではなく、ユーザによる情報通信端末400の操作に基づいて、バッテリ120からの給電またはバッテリ120への充電を制御することができる。
ユーザは、情報通信端末400を操作して、モバイルバッテリユニット100Eの電源をオンまたはオフにすることもできる。また、モバイルバッテリユニット100Eが鍵部を具備する場合、ユーザは、情報通信端末400を操作によって、鍵部を施錠し、または解錠するように制御することもできる。
さらに、ユーザは、情報通信端末400を操作して、モバイルバッテリユニット100Eの位置を確認することもできる。モバイルバッテリユニット100は電動自転車300に積載されているため、例えば、電動自転車300に乗車するユーザが情報通信端末400を操作し、駐輪した電動自転車を探すことが可能である。また、例えば、電動自転車300を貸し出す業者は、電動自転車300ともにモバイルバッテリユニット100Eを貸し出すことにより、業者の情報通信端末400を通じて、貸し出した電動自転車300の位置を確認することができる。さらに、業者は、モバイルバッテリユニット100Eの通信部430を通じて、電動自転車300に乗車するユーザの情報通信端末400に、時間または返却場所などの情報を送信することもできる。したがって、モバイルバッテリユニット100Eを積載した電動自転車300は、走行距離が長くなるだけでなく、通信部430を利用してユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Eは、バッテリ120だけでなく、通信部430を具備しているため、モバイルバッテリユニット100Eを用いた無線通信を利用することができる。そのため、モバイルバッテリユニット100Eは、電動自転車300から独立したモバイルバッテリとして利用することができるとともに、モバイルバッテリユニット100Eをモバイルルータとして利用することもできる。ユーザは、モバイルバッテリユニット100Eを搭載した電動自転車300で外出し、外出先において簡単にネットワークに接続することができる。
<第5実施形態>
図10を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Fについて説明する。なお、モバイルバッテリユニット100Fの説明において、モバイルバッテリユニット100と同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100と異なる構成について説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Fの模式図(図10(A))およびモバイルバッテリユニット100Fと電動自転車300との関係を説明するブロック図(図10(B))である。図10(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100Fは、外装筐体110、バッテリ120、接続端子部130F、配線140、および傾斜センサ180Fを含む。接続端子部130Fには、第1の端子131、第2の端子132、および第3の端子135が設けられている。第1の端子131および第2の端子132の各々は、配線140を介して、バッテリ120と電気的に接続されている。また、第3の端子135は、傾斜センサ180Fと電気的に接続されている。
傾斜センサ180Fは、モバイルバッテリユニット100Fの傾き(傾斜角)を検出することができるが、モバイルバッテリユニット100Fは、電動自転車300に固定されたホルダ200内に設置されて使用されるため、結果として、傾斜センサ180Fは、電動自転車300の傾きを検出することができる。そのため、傾斜センサ180Fは、電動自転車300が坂道を上るときに、電動自転車300の傾きを検出することができる。傾斜センサ180Fとして、例えば、電解液の傾きを利用したセンサ、またはMEMSを利用したセンサなどを用いることができる。また、傾斜センサ180Fは、地磁気センサおよび加速度センサ(またはジャイロセンサ)を含み、これらのセンサで検出された値から電動自転車300の傾きを算出するものであってもよい。さらに、傾斜センサ180Fは、外装筐体110内の所定の位置に設置された水準器の角度を基に、電動自転車300の傾きを算出するものであってもよい。水準器を傾斜センサ180Fとして用いる場合においては、水準器内の液体を導電性流体とし、水準器を介して電気が流れる場合と流れない場合とを識別し、電動自転車300の傾きを算出するものであってもよい。
なお、図10(A)に示す傾斜センサ180Fは、外装筐体110内に設けられているが、傾斜センサ180Fは、外装筐体110外に設けられていてもよい。
第3の端子135に接続ケーブル390が接続されると、図10(B)に示すように、第3の端子135は、電動自転車300の駆動ユニット360と電気的に接続される。すなわち、傾斜センサ180Fは、接続ケーブル390を介して、駆動ユニット360と電気的に接続され、傾斜センサ180Fで検出した傾きを、傾き信号として駆動ユニット360に送信することができる。傾斜センサ180Fから傾き信号を受信した駆動ユニット360は、モータの回転数を調整する。換言すると、駆動ユニット360は、駆動軸362に伝達する駆動力を、傾斜センサ180Fからの傾き信号に応じて変化させる。例えば、駆動ユニット360は、電動自転車300が坂道を上ることを傾斜センサ180Fによって検知し、駆動軸362に伝達する駆動力を大きくすることができる。これにより、ユーザは、少ない力でペダル350を回転させることができる。
以上、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Fは、傾斜センサ180Fを具備する。モバイルバッテリユニット100Fは電動自転車300のホルダ200内に固定して使用するため、モバイルバッテリユニット100Fの傾斜センサを利用して電動自転車の傾きを検出し、電動自転車300の駆動ユニット360が必要とする駆動力に応じて、モバイルバッテリユニット100Fから駆動ユニット360に電力を供給することができる。
<第6実施形態>
図11および図12を参照して、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Gについて説明する。なお、モバイルバッテリユニット100Gの説明において、モバイルバッテリユニット100またはモバイルバッテリユニット100Fと同様の構成については説明を省略し、主に、モバイルバッテリユニット100またはモバイルバッテリユニット100Fと異なる構成について説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Gの模式図(図11(A))およびモバイルバッテリユニット100Gと電動自転車300との関係を説明するブロック図(図11(B))である。図11(A)に示すように、モバイルバッテリユニット100Gは、外装筐体110、バッテリ120、接続端子部130A、配線140G、および傾斜センサ180Gを含む。接続端子部130Aに設けられた端子133は、配線140Gを介して、バッテリ120と電気的に接続されるが、配線140Gには、傾斜センサ180Gが設けられている。すなわち、端子133は、傾斜センサ180Gを介して、バッテリ120と電気的に接続されている。
図12は、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Gの傾斜センサ180Gを説明する模式図である。図12(A)に示すように、傾斜センサ180Gは、本体181G、第1の回転支持体182G、第1の回転リング183G、第1の摺動リング184G、第2の回転支持体185G、第2の回転リング186G、第2の摺動リング187G、固定軸188G、および傾斜検知部189Gを含む。
第1の回転支持体182Gは、本体181G内に固定され、第1の回転リング183Gを回転可能に軸支している。第1の回転リング183Gには、第1の摺動リング184Gが挿通されている。第1の摺動リング184Gは、第1の回転リング183Gをガイドとして動くことができる。また、第2の回転支持体185Gは、第1の摺動リング184Gに固定され、第2の回転リング186Gを回転可能に軸支している。第2の回転リング186Gには、第2の摺動リング187Gが挿通されている。第2の摺動リング187Gは、第2の回転リング186Gをガイドとして動くことができる。傾斜検知部189Gは、固定軸188Gを介して、第2の摺動リング187Gに固定されている。傾斜検知部189Gの形状は、例えば、円板状または球状であるが、これらに限られない。また、傾斜検知部189Gには、バッテリ120と接続された第1の配線140G−1および端子133と接続された第2の配線140G−2が接続されている。
第1の回転支持体182G、第1の回転リング183G、および第2の回転リング186Gの各々は、対向した一対で設けられることが好ましいが、これに限られない。
図12(B)は、傾斜検知部189Gの模式的な断面図である。傾斜検知部189Gは、本体189G−1、おもり189G−2、導電性流体189G−3、第1の接続端子189G−4、および第2の接続端子189G−5を含む。おもり189G−2および導電性流体189G−3は、本体189G−1内に収容されている。また、第1の接続端子189G−4および第2の接続端子189G−5は、本体189G−1に設けられている。第1の接続端子189G−4および第2の接続端子189G−5は、それぞれ、第1の配線140G−1および第2の配線140G−2が接続されている。
おもり189G−2は、第1の接続端子189G−4側で固定されている。おもり189G−2は、傾斜検知部189Gの第1の接続端子189G−4側が常に鉛直方向に向くように調整することができる。
導電性流体189G−3は、液体金属に限らず、導電性微粒子を含む液体であってもよい。導電性流体189G−3は、導電性を有し、傾斜検知部189Gの傾きに追随して液面が略水平となるように、本体189G−1内で移動することができるものであればよい。また、導電性流体189G−3は、本体189G−1内で移動し、第1の接続端子189G−4と第2の接続端子189G−5とを電気的に接続することができる。そのため、導電性流体189G−3は、第1の接続端子189G−4と第2の接続端子189G−5とが電気的に接続できる程度の量が本体189G−1内に充填されている。
モバイルバッテリユニット100Gは、ホルダ200内に設置されて使用されるが、電動自転車300が平坦な道を走行するときは、第1の接続端子189G−4と第2の接続端子189G−5とが電気的に接続されていない。一方、電動自転車300が坂道を走行するときは、傾斜検知部189Gの導電性流体189G−3が移動し、第1の接続端子189G−4と第2の接続端子189G−5とを電気的に接続することができる。すなわち電動自転車300が坂道を走行すると、バッテリ120と駆動ユニット360とが電気的に接続される。
以上、本発明の一実施形態に係るモバイルバッテリユニット100Gでは、電動自転車300が坂道を上るとき、または坂道を下るときに、バッテリ120と駆動ユニット360とが電気的に接続される。そのため、電動自転車300が駆動力を必要とするときにバッテリ120から電力を供給し、または発生した電気を効率良くバッテリ120に充電することができる。また、傾斜センサ180Gは、電動自転車300が傾斜したときのみに、バッテリ120と駆動ユニット360とを電気的に接続するため、余分な電力を必要とせず、省電力である。
本発明の一実施形態は、相互に矛盾しない限りにおいて、適宜構成要素を組み合わせて実施することができる。また、本発明の一実施形態を基にして、当業者が適宜構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略もしくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、本発明の一実施形態によりもたらされる作用効果とは異なる他の作用効果であっても、本明細書の記載から明らかなもの、または、当業者において容易に予測し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
100、100A、100B、100C、100D、100E:モバイルバッテリユニット、 110、110B、110C、110D:外装筐体、 111、110D:溝部、 111B−1:第1の溝部、 111B−2:第2の溝部、 120:バッテリ、 130、130A、130D、130F:接続端子部、 131:第1の端子、 132:第2の端子、 133:端子、 134:第3の端子、 140、140G:配線、 150C:鍵部、 151C:ワイヤ、 152C:挿入孔、 160:制御部、 170:通信部、 180F、180G:傾斜センサ、 181G:本体、 182G:第1の回転支持体、 183G:第1の回転リング、 184G:第1の摺動リング、 第2の回転支持体、 186G:第2の回転リング、 187G:第2の摺動リング、 188G:固定軸、 189G:傾斜検知部、 本体:189G−1、 おもり:189G−2、 導電性流体189G−3、 第1の接続端子189G−4、 第2の接続端子189G−5、 200、200D:ホルダ、 210:支持部、 220:底部、 230:腕部、 240:押圧部、 250:係合部、 260D:接続端子、 300:電動自転車、 310:ハンドル、 320:ブレーキ、 330F:フロントホイール(前輪)、 330R:リアホイール(後輪)、 340:サドル(シート)、 350:ペダル、 360:駆動ユニット、 362:駆動軸、 364:回生ユニット、 366:センサユニット、 370:チェーン、 380a:ヘッドチューブ、 380b:トップチューブ、 380c:ダウンチューブ、 380d:シートチューブ、 380e:シートポスト、 380f:シートステー、 380g:チェーンステー、 382:フロントフォーク、 390、391、392:接続ケーブル、 400:情報通信端末、 410:表示部、 420:処理部、 430:通信部、 500:ネットワーク

Claims (11)

  1. 電動自転車に固定されたホルダに着脱可能に保持されるモバイルバッテリユニットであって、
    バッテリと、
    前記バッテリを収容する外装筐体と、
    前記外装筐体内に設けられた傾斜センサと、
    第1の端子、第2の端子、および第3の端子を含む接続端子部と、を含み、
    前記第1の端子および前記第3の端子は、前記電動自転車の駆動ユニットと電気的に接続されるための端子であり、
    前記第1の端子および前記第2の端子は、前記バッテリと電気的に接続され、
    前記第3の端子は、前記傾斜センサと電気的に接続され、
    前記外装筐体は、前記ホルダに支持される底面および前記ホルダに付勢される側面を含み、
    前記側面には、前記ホルダと係合する溝部が設けられているモバイルバッテリユニット。
  2. 前記第1の端子は前記バッテリからの給電用端子であり、
    前記第2の端子は前記バッテリへの充電用端子である、請求項1に記載のモバイルバッテリユニット。
  3. 前記第1の端子は、前記ホルダに設けられた第1の接続端子を介して前記電動自転車の前記駆動ユニットと電気的に接続される、請求項2に記載のモバイルバッテリユニット。
  4. 前記第1の端子は、前記溝部に設けられる、請求項3に記載のモバイルバッテリユニット。
  5. 前記第2の端子は、前記ホルダに設けられた第2の接続端子を介して前記電動自転車の前記駆動ユニットと電気的に接続される、請求項3または請求項4に記載のモバイルバッテリユニット。
  6. 前記第2の端子は、前記底面に設けられる、請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載のモバイルバッテリユニット。
  7. 電動自転車に固定されたホルダに着脱可能に保持されるモバイルバッテリユニットであって、
    バッテリと、
    前記バッテリを収容する外装筐体と、
    前記外装筐体内設けられた傾斜センサと、
    前記電動自転車の駆動ユニットと電気的に接続するための端子を含む接続端子部と、を含み、
    前記端子は、前記傾斜センサを介して前記バッテリと電気的に接続され、
    前記外装筐体は、前記ホルダに支持される底面および前記ホルダに付勢される側面を含み、
    前記側面には、前記ホルダと係合する溝部が設けられているモバイルバッテリユニット。
  8. ワイヤを含み、前記ワイヤが前記溝部に巻かれて施錠される鍵部を含む、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のモバイルバッテリユニット。
  9. 情報通信端末と通信接続する通信部を含む、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のモバイルバッテリユニット。
  10. 前記情報通信端末の操作によって、前記バッテリからの給電または前記バッテリへの充電が制御される、請求項9に記載のモバイルバッテリユニット。
  11. ワイヤを含み、前記ワイヤが前記溝部に巻かれて施錠される鍵部を含み、
    前記情報通信端末の操作によって前記鍵部が制御される、請求項9または請求項10に記載のモバイルバッテリユニット。
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