JP6863269B2 - 使い捨ておむつおよび使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、外側シート部が外側弾性部を構成するシートと一体のシート要素であるので、部品点数の削減と生産効率の向上を実現できる。
上記構成によれば、内側弾性部と吸収性本体の端部領域との間に、排泄物が浸入するポケットが設けられ、接合部の上下方向の引き裂きの誘導を可能としつつ、その開口端を、下部弾性部材の収縮力によって塞いでしまうことを防ぐことができる。
〔第1実施形態〕
図1および図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつ10(以下、単に「おむつ10」という。)は、人体の腹部形状に追従する形状を有する前身頃10Fと、人体の背部形状に追従する形状を有する後身頃10Rと、前身頃10Fおよび後身頃10Rを繋ぐ股下部10Cとを備える。
したがって、第1外装体12Fおよび第2外装体12Rの胴周り方向Xの両端部を接合する接合部11は、上部領域12Uにおいて、最内と最外に位置する2枚の外側シート部26およびシート27Aが一体化されることによって構成される。
また、接合部11は、下部領域12Dにおいて、外側の1枚の外側シート部26およびシート28Aが一体化されることによって構成される。
さらに、重複領域28Yの中でも上部領域12Uの下端27Xの位置は、上部領域12Uと下部領域12Dとの境界部分となる。この境界部分においても、外側シート部26およびシート28Aの先端28P(下部領域12Dの上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、強度が増すことになる。これにより、接合部11を胴周り方向Xの横裂けが生じることなく上下方向に確実に破ることができる。
(1−1)接合部11は、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xの位置において、外側シート部26およびシート28Aの先端28P(上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、境界部分における引き裂きに対する強度が増すことになる。これにより、接合部11における上部領域12Uと下部領域12Dとの境界部分において、胴周り方向Xの横裂けが生じることを抑えることができる。したがって、接合部11での上下方向の引き裂きを確実に誘導することができる。すなわち、接合部11を上下方向に引き裂く作業を、横裂けによって途切れることなく一連に行うことができる。
(1−5)一連の外側シート部26が上部領域12Uと下部領域12Dとに跨って設けられるので、部品点数の削減と生産効率の向上を実現できる。
図4に示すように、第2実施形態のおむつ40は、外側シート部26が最も外側に位置し、上部弾性部材15Uが一連のシート27Aで挟み込まれた構成を有している。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、シート28Aの1つの先端によって構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、シート27Aの2つの先端27Pによって構成されている。なお、図5において、右側がおむつ装着者の肌側となる。以下、おむつ40の製造方法を説明する。
(2−1)接合部11は、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xの位置において、外側シート部26およびシート28Aの先端28P(上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、引き裂きに対する強度が増すことになる。これにより、接合部11を上下方向に引き裂く作業を、胴周り方向Xの横裂けによって途切れることなく一連に行うことができる。
図6に示すように、第3実施形態のおむつ50は、上部弾性部材15Uを別々の2枚のシート27A,27Bで挟み込み、さらに、当該2枚のシート27A,27Bは、ともに外側シート部26と別々になっている。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、シート27A,27Bの2つの先端27Pによって構成されている。下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、シート28Aの1つの先端によって構成されている。なお、図6において、右側がおむつ装着者の肌側となる。以下、おむつ50の製造方法を説明する。
(3−1)接合部11は、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xの位置において、外側シート部26およびシート28Aの先端28P(上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、引き裂きに対する強度が増すことになる。これにより、接合部11を上下方向に引き裂く作業を、胴周り方向Xの横裂けによって途切れることなく一連に行うことができる。
(3−3)外側シート部26、シート27Aおよびシート27Bを別々に使用しているので、外側シート部26、シート27Aおよびシート27Bのそれぞれを有効に利用することができる。例えば、外側シート部26、シート27Aおよびシート27Bに異なる材質のシートを使用することができる。この場合、一例として、肌と接するシート27Bには、柔らかいシートを使用し、外側シート部26やシート27Aには、耐水性や耐久性に富む硬めのシートを使用することができる。
図8(a)は、第4実施形態におけるパンツ型使い捨ておむつの展開状態を示す平面図、(b)は、(a)のa−a断面図、(c)は、接着領域を(a)に対応して示す平面図である。なお、図8(b)において、右側がおむつ装着者の肌側となる。
以上のように構成されたパンツ型使い捨ておむつ60においても、上述したパンツ型使い捨ておむつと同様な作用効果を達成することができる。
図9に示すように、第5実施形態のおむつ70は、1枚の外側シート部26が上部弾性部材15Uおよび下部弾性部材15Dを挟み込んでいる。さらに、外側シート部26は、肌とは反対側の最も外側に位置するとともに、胴周り開口部10Aで折り返されて最も肌側に位置している。最も外側では、下部領域12Dから上部領域12Uに亘って延在し、外側弾性部28の股下部10C側の端部で内側に折り曲げられている。肌側の内側では、内側弾性部27の股下部10C側の端部分で内側に折り曲げられている。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、上部弾性部材15Uを挟み込むために折り返された外側シート部26の折返部27Yで構成されており、下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、下部弾性部材15Dを挟み込むために折り返された外側シート部26の先端28Pで構成されている。なお、図9において、右側がおむつ装着者の肌側となる。以下、おむつ70の製造方法を説明する。
(5−1)接合部11は、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xの位置において、外側シート部26および下部第1領域32Aの先端28P(上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、引き裂きに対する強度が増すことになる。これにより、接合部11を上下方向に引き裂く作業を、胴周り方向Xの横裂けによって途切れることなく一連に行うことができる。
図11に示すように、第6実施形態のおむつ80は、第5実施形態のおむつ70では1枚の外側シート部26を谷折りしているのに対して(図10(a)参照)、1枚の外側シート部26を山折りして構成している。この結果、外側シート部26の一端部は、内側弾性部27の部分で、肌と接する最内に位置し、他端部は、外側弾性部28の部分で、肌とは反対の最外に位置している。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、上部弾性部材15Uを挟み込むために折り返された外側シート部26の折返部27Yで構成されており、下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、下部弾性部材15Dを挟み込むために折り返された外側シート部26の先端28Pで構成されている。なお、図11において、右側がおむつ装着者の肌側となる。
以上のように構成されたパンツ型使い捨ておむつ80においても、上述したパンツ型使い捨ておむつと同様な作用効果を達成することができる。
第7実施形態は、図9に示した第5実施形態のおむつ70の別の製造方法である。図13(a)に示すように、外側シート部26を用意する。ここで用意する外側シート部26も、上部領域相当部分31と、下部領域相当部分32とを備えている。そして、上部領域相当部分31は、上部第1領域31Aと、上部第2領域31Bと、上部第3領域31Cとを備えている。また、下部領域相当部分32は、下部第1領域32Aと、下部第2領域32Bとを備えている。
以上のような製造方法によっても、第5実施形態のおむつ70を製造することができる。
第8実施形態は、図11に示した第6実施形態のおむつ80の別の製造方法である。図14(a)に示すように、外側シート部26を用意する。ここで用意する外側シート部26も、上部領域相当部分31と、下部領域相当部分32とを備えている。そして、上部領域相当部分31は、上部第1領域31Aと、上部第2領域31Bと、上部第3領域31Cとを備えている。また、下部領域相当部分32は、下部第1領域32Aと、下部第2領域32Bとを備えている。
以上のような製造方法によっても、第6実施形態のおむつ80を製造することができる。
図15に示すように、第9実施形態のおむつ90は、図4に示した第2実施形態のおむつ40の変形例であり、外側シート部26が最も外側に位置し、下部弾性部材15Dを挟み込む構成を有している。また、内側弾性部27は、1枚のシート27Aによって挟まれ、股下部10Cに近い部分で折り返されている。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、上部弾性部材15Uを挟み込むために折り返された外側シート部26の折返部27Yで構成されており、下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、下部弾性部材15Dを挟み込むために折り返された外側シート部26の先端28Pで構成されている。なお、図15において、右側がおむつ装着者の肌側となる。以下、おむつ90の製造方法を説明する。
(9−1)接合部11は、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xの位置において、外側シート部26および下部第1領域32Aの先端28P(上端28X)を含む先端領域の2枚のシート要素が重なることになり、引き裂きに対する強度が増すことになる。これにより、接合部11を上下方向に引き裂く作業を、胴周り方向Xの横裂けによって途切れることなく一連に行うことができる。
(9−3)1枚のシート27Aで上部弾性部材15Uを挟み込むので、内側弾性部27の部品点数の削減と生産効率の向上を実現できる。また、1枚の外側シート部26によって外側弾性部28が構成されるので、外側弾性部28の部品点数の削減と生産効率の向上を実現できる。
図17に示すように、第10実施形態のおむつ91は、第9実施形態のおむつ90の内側弾性部27の向きを逆にしたものであり、折曲されたシート27Aの折れ目を胴周り開口部10A側にし、折れ目と反対側の端部を股下部10C側にしたものである。そして、重複領域28Yは、上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xよりも下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xが上側に位置して構成されている。上部領域12U(内側弾性部27)の下端27Xは、上部弾性部材15Uを挟み込むために折り返された外側シート部26の2つの先端27Pで構成されており、下部領域12D(外側弾性部28)の上端28Xは、下部弾性部材15Dを挟み込むために折り返された外側シート部26の先端28Pで構成されている。なお、図17において、右側がおむつ装着者の肌側となる。このようなおむつ91によっても、第9実施形態のおむつ90と同様な効果を得ることができる。
第11実施形態は、第1実施形態のおむつ10の製造方法であって、図3に示したおむつ10の製造方法とは別の製造方法である。図18(a)に示すように、外側シート部26を用意する。ここで用意する外側シート部26は、上部領域相当部分31と、下部領域相当部分32とを備えている。そして、上部領域相当部分31は、上部第1領域31Aと、上部第2領域31Bとを備えている。
(11−1)図3に示したおむつ10の製造方法と比較して、上部弾性部材15Uを外側シート部26の上部第1領域31Aに直接配置してから、吸収性本体16の端部領域16Aを外側シート部26に載置するようにしている。したがって、端部領域16Aによって形成される段差に影響されることなく、上部弾性部材15Uを整列された状態で上部第1領域31Aに配置することができる(図18(a)参照)。すなわち、図3(e)では、上部弾性部材15Uが吸収性本体16の端部領域16Aの上に配置されることから、端部領域16Aの部分とそれ以外の部分との間で段差が形成され、段差上に上部弾性部材15Uを配置する必要があり、この点で、上部弾性部材15Uを整列した状態で配置することが困難である。この点、本実施形態では、吸収性本体16の端部領域16Aが配置される前に上部弾性部材15Uが外側シート部26の上部第1領域31Aに配置されるので、上部弾性部材15Uを一層簡易に整列させて配置することができる。
以上説明した第1実施形態のおむつ10では、胴周り開口部10Aの周辺において、帯状領域34を設けている(図2(a),(c)参照)。図19(a)〜(d)に示すように、第13実施形態のおむつ110では、端部領域16Aの前後方向Yの先端部を胴周り開口部10Aの開口端に沿う位置に配置する。これにより、ポケット30を深いものとすることができ、より多くの排泄物を受容することができる。このようなおむつは、上述したおむつ40,50,60,70,80,90,91にも適用可能である。
・ポケット30の形状は、股下部10C側に開口端を備えていれば、それ以外の形状は特に限定されるものではない。例えば、ポケット30は、例えばポケット30の開口端の幅が狭まった全体がΩ形状を有し、開口端が股下部10C側を向いていてもよい。これにより、一度ポケット30に入った排泄物が逆戻りすることを抑制することができる。また、ポケット30の開口端の幅が胴周り開口部10A側の辺より広くてもよい。これにより、ポケット30に対して排泄物を入りやすくすることができる。
・ポケット30は、第1外装体12Fと第2外装体12Rの両方に設けられることが好ましいが、少なくとも一方に設けられているだけでもよい。
・重複領域28Yは、上部領域12U側のシート要素を下部領域12D側に延長して設けるようにしてもよい。
・乳幼児用又は介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の使い捨ておむつであってもよい。また、ペット用であってもよい。
・外装体12を構成する外側シート部26、内側弾性部27を構成するシート、および、外側弾性部28を構成するシートは、液不透過性であってもよいし、液透過性であってもよい。
Claims (3)
- 前身頃を構成する第1外装体と、後身頃を構成する第2外装体と、前後方向における端部領域が前記第1外装体および前記第2外装体と重なる吸収性本体とを備え、胴周り方向における前記第1外装体の各端部および前記第2外装体の各端部同士が接合された使い捨ておむつであって、
前記第1外装体と前記第2外装体のうちの少なくとも1つの外装体は、上部領域と下部領域とを備え、前記上部領域の下端よりも前記下部領域の上端が上側に位置し、
前記上部領域は、前記胴周り方向に伸縮する上部弾性部材をシートで挟み込み、前記吸収性本体より肌に近い内側に位置する内側弾性部であって、前記端部領域の肌に向き合う面に対して非接着であり、外側シート部に対して前記端部領域の周囲が前記端部領域における開口端が股下部を向くように接着された前記内側弾性部を備え、
前記下部領域は、前記胴周り方向に伸縮する下部弾性部材をシートで挟み込み、前記吸収性本体より肌とは反対の外側に位置する外側弾性部であって、前記端部領域の肌側の面とは反対側の面に対して接着された前記外側弾性部を備え、
前記上部領域において前記内側弾性部と対向するように前記外側弾性部に連設されるとともに、前記上部領域において前記内側弾性部が接着される前記外側シート部を備え、
前記上部領域および前記下部領域が重なった重複領域は、前記開口端に位置し、前記重複領域に位置する前記外側弾性部には、前記下部弾性部材が配置されていない使い捨ておむつ。 - 前記外側シート部は、前記外側弾性部を構成する前記シートと一体のシート要素である
請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前身頃を構成する第1外装体と、後身頃を構成する第2外装体と、前後方向における端部領域が前記第1外装体および前記第2外装体と重なる吸収性本体とを備え、胴周り方向における前記第1外装体の各端部および前記第2外装体の各端部同士が接合された使い捨ておむつの製造方法であって、
前記第1外装体と前記第2外装体のうちの少なくとも1つの外装体は、上部領域と下部領域とを備え、
前記上部領域は、前記胴周り方向に伸縮する上部弾性部材をシートで挟み込み、前記吸
収性本体より肌に近い内側に位置する内側弾性部を備え、
前記下部領域は、前記胴周り方向に伸縮する下部弾性部材をシートで挟み込み、前記吸収性本体より肌とは反対の外側に位置する外側弾性部を備えており、
前記下部領域において、前記下部弾性部材をシートで挟み込んで前記外側弾性部を構成する工程と、
前記外側弾性部および前記外側弾性部に連設した外側シート部に跨って前記端部領域を配置し接着する工程と、
前記上部弾性部材をシートで挟み込んで前記内側弾性部を構成し、前記外側弾性部が前記内側弾性部と対向するように、前記内側弾性部を、前記外側シート部に対して前記端部領域の上から重ね、前記端部領域を前記外側シート部と前記内側弾性部とで挟み込み、前記外側シート部と前記内側弾性部とを接着し、前記端部領域の肌に向き合う面に対して非接着とし、前記外側シート部に対して前記端部領域の周囲が前記端部領域における開口端が股下部を向くように接着される工程と、
前記第1外装体の胴周り方向の両端部と前記第2外装体の胴周り方向の両端部とを接合する工程とを備え、
前記上部領域と前記下部領域とを重ねる重複領域に設け、前記重複領域に前記開口端を位置させるようにし、前記重複領域に位置する前記外側弾性部には、前記下部弾性部材が配置されないようにする
使い捨ておむつの製造方法。
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