JP6863125B2 - 蛍光体ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光体ホイールに関する。
プロジェクター等の異なる色彩の光を利用して投影を行う装置では、単一色の励起光を照射する励起光源と、励起光源から入射される励起光を拡散して透過させる拡散板と励起光を受けて励起光と異なる色彩の蛍光を発する蛍光体層とを備える蛍光体ホイールとを備え、回転する蛍光体ホイールの拡散板と蛍光体層とに対して個別に励起光を照射して、複数の色彩の光を取り出して投影画像を形成していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−068528号公報
上記特許文献1の蛍光体ホイールは、ホイール板の同一円周帯域を分割して、円弧状の蛍光体層と円弧状の拡散板とが嵌め込まれた透過部分とから構成されている。
このような構造の蛍光体ホイールは、高速回転する際に生じる遠心力により、拡散板等の透過部材が位置ズレや脱落を生じて蛍光体ホイールとして正しく機能しなくなるという課題があった。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、透過部材の位置ズレや脱落を防ぐことか可能な蛍光体ホイールを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明に係る一の蛍光体ホイールは、一方の面から他方の面に貫通した開口部を有し、回転状態で使用されるホイール板と、前記開口部に配置される透過部材と、を備え、前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における端部側の二点を含む複数の接点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持され、前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分が閉塞された構造、且つ前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、前記透過部材の前記縁部が、前記開口部の前記縁部よりも径の大きな円弧状であることを特徴とする。
本発明に係る他の蛍光体ホイールは、一方の面から他方の面に貫通した開口部を有し、回転状態で使用されるホイール板と、前記開口部に配置される透過部材と、を備え、前記透過部材は、該透過部材の外周部において前記ホイール板の回転半径方向の内側となる領域の少なくとも一部は、前記ホイール板の前記開口部に接触しておらず、該透過部材の外周部において前記ホイール板の回転半径方向の外側となる端部側の二点を含む複数の接点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持されることを特徴とする。
本発明によれば、透過部材がホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における二点を含む複数の接点で、ホイール板の開口部に接触して支持されていることから、蛍光体ホイールの高速回転時にも透過部材の位置ズレや脱落の発生を効果的に低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係る蛍光体ホイールの正面図である。 蛍光体ホイールの分解斜視図である。 図1に示されたV−V線に沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。 ホイール板の正面図である。 拡散板の正面図である。 図6(A)は拡散板が円周方向に偏ることなく半径方向外側に寄せて配置された状態を示す拡散板及びホイール板の正面図、図6(B)は拡散板が円周方向に偏った状態で半径方向外側に寄せて配置された状態を示す拡散板及びホイール板の正面図である。 二種類の蛍光体層が形成された蛍光体ホイールを示した正面図である。 三種類の蛍光体層が形成された蛍光体ホイールを示した正面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、プロジェクターの投光系に組み込まれる蛍光体ホイール10の平面図、図2は蛍光体ホイール10の分解斜視図、図3は図1のV−V線に沿った断面図である。
[蛍光体ホイールの概略構成]
この蛍光体ホイール10は、プロジェクターの光源から発せられる所定の色(所定波長帯域)の励起光をそれよりも収束性の低い同色の光に変換することと、その励起光を異なる色(異なる波長帯域)の光に変換することとを行うものである。
蛍光体ホイール10は全体的に円板形状であり、その中心を貫通する中心孔にスピンドルモーターにより回転駆動が行われる回転軸が固定装備され、回転軸を介して回転力が付与される。
上記蛍光体ホイール10は、円形のホイール板20と、ホイール板20の一方の面に装備された蛍光板30と、ホイール板20の他方の面に装備された押さえ板40と、ホイール板20に装備された透過部材としての拡散板50とを備えている。
なお、上記蛍光体ホイール10、ホイール板20、蛍光板30、押さえ板40及び拡散板50については、図1における紙面表側の面を表面、その反対側の面を裏面というものとする。
[ホイール板]
図4はホイール板20の平面図である。
ホイール板20は、銅板、アルミニウム板、ステンレス板その他の金属製の円板である。
ホイール板20は、その中心部に表面から裏面に貫通する中心孔21が形成されている。この中心孔21は前述した蛍光体ホイール10の中心孔を構成するものであり、蛍光体ホイール10の使用時には回転軸が挿入される。
また、ホイール板20の中心孔21の片側には、重量のバランスをとるための貫通孔23,24が表面から裏面に貫通形成されている。また、その内の一つの貫通孔23は蛍光体ホイール10の組み付け作業の際に位置合わせに使用される。
また、ホイール板20の外周近傍には、表面から裏面に貫通した開口部22が形成されている。この開口部22の内側には拡散板50が配置される。
この開口部22は、内側に配置される拡散板50に対して蛍光体ホイール10の回転半径方向の外側となる部分が閉塞された構造であり、拡散板50の回転半径方向の外側には閉塞部221が設けられている。
なお、ホイール板20の回転円周方向は蛍光体ホイール10全体の回転円周方向と一致しており、ホイール板20の回転半径方向は蛍光体ホイール10全体の回転半径方向と一致している。以下の説明では、ホイール板20の回転円周方向を単に「回転円周方向」といい、ホイール板20の回転半径方向を単に「回転半径方向」というものとする。
また、後述する拡散板50について「回転円周方向」、「回転半径方向」という場合には、拡散板50が図6(A)の状態でホイール板20に装備された状態におけるホイール板20の回転円周方向及びホイール板20の回転半径方向を示すものとする。
また、後述する蛍光板30及び押さえ板40について「回転円周方向」、「回転半径方向」という場合には、蛍光板30、押さえ板40がホイール板20に同心で組み付けられた状態におけるホイール板20の回転円周方向及びホイール板20の回転半径方向を示すものとする。
開口部22は、図4における紙面の左右方向について対称となる形状であり、その縁部が、回転半径方向外側に窪んだ凹状円弧部222と、回転半径方向外側に凸となる凸状円弧部223と、凹状円弧部222の両端部に個別に連なる第一直線部224,第二直線部225と、凸状円弧部223の両端部に個別に連なる第三直線部226,第四直線部227とから構成されている。
上記凹状円弧部222は、ホイール板20と同心であって当該ホイール板20の外周の半径よりを幾分小さい半径R1の円弧により形成されている。
一方、凸状円弧部223も円弧により形成されているが、その半径は、凹状円弧部222と同程度或いはそれよりも大きくても、小さくても良い。また、凸状円弧部223はホイール板20と同心ではなくとも良い。
第一直線部224及び第二直線部225は、凹状円弧部222の回転円周方向の中心部における接線に直交する方向に沿っている。
第三直線部226及び第四直線部227は、凹状円弧部222の回転円周方向の中心部における接線に平行な方向に沿っている。
[拡散板]
図5は拡散板50の平面図である。
拡散板50は、励起光を拡散透過させるものである。例えば、拡散板50は、無色透明なガラス等からなる透光板の内部に微粒子又は細孔が分散したものであるか、又は無色透明な透光板の表面に微小凹凸を形成したものである。従って、拡散板50を透過した励起光の収束性は、拡散板50を透過する前の励起光よりも低くなる。
拡散板50は、図5に示すように、ホイール板20の開口部22の内側に配置されることから、拡散板50の外縁部の形状は、開口部22の内縁部の形状に近似している。また、拡散板50は、その加工精度を考慮して、開口部22の内側に配置した状態で周囲に隙間ができる形状及び寸法に設定されている。
さらに、拡散板50は、図5における紙面の左右方向について対称となる形状であり、その外縁部が、回転半径方向の外側に凸となる凸状円弧部52と、回転半径方向の外側に窪んだ凹状円弧部53と、凸状円弧部52の両端部に個別に連なる第一直線部54,第二直線部55と、凹状円弧部53の両端部に個別に連なる第三直線部56,第四直線部57とから構成されている。なお、これらの境界となる角部はいずれも面取り加工が施されており、拡散板50の割れや欠けの発生低減が図られている。
上記凸状円弧部52は、ホイール板20の開口部22の凹状円弧部222の半径R1より大きい半径R2の円弧により形成されている(R1<R2)。
一方、凹状円弧部53の円弧の半径は、図6(A)の配置状態で凸状円弧部223に接触しない範囲で、任意の大きさを選択可能である。
第一直線部54及び第二直線部55は、凸状円弧部52の回転円周方向の中心部における接線に直交する方向に沿っている。
第三直線部56及び第四直線部57は、凸状円弧部52の回転円周方向の中心部における接線方向に沿っている。
また、拡散板50の、凸状円弧部52の回転円周方向の中心部における接線に平行な方向の幅Wは、図6(A)の配置状態における同方向の開口部22の幅より幾分狭くなっている。
また、拡散板50の、凸状円弧部52の回転円周方向の中心部における接線に直交する方向の幅Hは、図6(A)の配置状態における同方向の開口部22の幅より幾分狭くなっている。
これらにより、開口部22内において、拡散板50の凸状円弧部52を凹状円弧部222側に寄せた場合に、図6(A)に示すように、拡散板50は、その外周については、凸状円弧部52の両端部の二点P1,P2で凹状円弧部222に接触した状態となる。
なお、ホイール板20に対する垂直方向については、拡散板50は、蛍光板30と押さえ板40とによって両側から保持される。
蛍光体ホイール10は高速回転状態で使用されるので、ホイール板20の開口部22内において、拡散板50はその凸状円弧部52は開口部22の凹状円弧部222側に寄せられる方向に遠心力を受ける。
従って、拡散板50は、凸状円弧部52の両端部の二点P1,P2で凹状円弧部222に接触した状態で開口部22内に配置されていると、一点で接触している状態に比べて格段に拡散板50の配置を安定して維持することができる。
また、拡散板50は、ホイール板20の開口部22内において、回転円周方向に偏る余地がある。図6(B)は拡散板50が開口部22内において回転円周方向の片側に偏った状態を示している。このような場合でも、拡散板50は、凸状円弧部52の両端部の点P1,P2と第二直線部55と第四直線部57の境界の点P3で凹状円弧部222に接触した状態となるので、一点で接触している状態に比べて格段に拡散板50の配置を安定して維持することができる。
なお、図6(B)は拡散板50が図示右側に偏った場合を例示したが図示左側に偏った場合も同様である。
また、拡散板50は、前述したように、蛍光板30と押さえ板40とによって両側から保持されているが、拡散板50の平面の一部を蛍光板30と押さえ板40のいずれか一方又は両方に接着により固定しても良い。かかる接着の際には、拡散板50は、開口部22内において図6(A)又は図6(B)のように、二点以上で開口部22に接触するように配置することが望ましい。これにより、拡散板50が回転時に遠心力を受けた場合でも、接着剤が剥離しにくくなり、接着剤の使用量も低減できる。
さらに、これにより、蛍光板30又は押さえ板40と拡散板50が重なり合う接着領域を狭くすることができるので、拡散板50が励起光を入射させることができる面積を広く確保することができる。
[押さえ板]
図1〜図3に示すように、押さえ板40は、ホイール板20の裏面側に対して接着により固定される。
押さえ板40は、銅板、アルミニウム板、ステンレス板その他の金属製の円板であって、ホイール板20と外径がほぼ等しく設定されている。
押さえ板40は、その中心部に表面から裏面に貫通する中心孔41が形成されている。この中心孔41は前述した蛍光体ホイール10の中心孔を構成するものであり、蛍光体ホイール10の使用時には回転軸が挿入される。押さえ板40の中心孔41は、ホイール板20の中心孔21と同径であり、押さえ板40とホイール板20とは同心で接着される。
また、押さえ板40の中心孔41を中心として、当該押さえ板40の直径方向の両端部には、円弧状の切り欠き42,43が個別に形成されている。
切り欠き42,43は、いずれも、押さえ板40の外周部から中心側に向かって回転半径方向について一定の幅であって、回転円周方向について一体の角度範囲で切り欠かれることで形成されている。これらの切り欠き42,43は、その形成幅及び形成角度範囲が同一であり、回転時の重量バランスがとられている。
また、押さえ板40とホイール板20とは、一方の切り欠き42とホイール板20の開口部22とが中心軸方向から見て重合するように相互の組付けが行われる。
そして、切り欠き42の回転円周方向の角度範囲は、開口部22の回転円周方向の角度範囲よりも幾分狭く設定されている。
この切り欠き42により、押さえ板40とホイール板20を組み付けた状態で、押さえ板40は、中心軸方向から見て、開口部22の回転円周方向の両端部を遮蔽し、開口部22の回転円周方向の中央部は遮蔽しない。
そして、開口部22の回転円周方向の両端部を遮蔽する、押さえ板40の切り欠き42の回転円周方向の両外側部分が、開口部22内に配置される拡散板50の回転円周方向両端部を裏面側から支えた状態となる。
なお、押さえ板40の切り欠き42の回転円周方向の両外側部分と拡散板50の回転円周方向両端部との間に接着剤を塗布して接着しても良い。
[蛍光板]
図1〜図3に示すように、蛍光板30は、ホイール板20の表面側に対して接着により固定される。
蛍光板30は、銅板、アルミニウム板、ステンレス板その他の金属製の円板であって、ホイール板20よりも外径が幾分小さく設定されている。蛍光板30の表面は、鏡面研磨加工、銀蒸着加工その他の鏡面加工が施されており、反射面が形成されている。
蛍光板30は、その中心部に表面から裏面に貫通する中心孔31が形成されている。この中心孔31は前述した蛍光体ホイール10の中心孔を構成するものであり、蛍光体ホイール10の使用時には回転軸が挿入される。蛍光板30の中心孔31は、ホイール板20の中心孔21と同径であり、蛍光板30とホイール板20とは同心で接着される。
また、蛍光板30の外周には円弧状の切り欠き32が形成されている。切り欠き32は、蛍光板30の外周部から中心側に向かって回転半径方向について一定の幅であって、回転円周方向について一定の角度範囲で切り欠かれることで形成されている。
この切り欠き32の中心孔31を挟んで反対側には、切り欠き32よりも中心孔31に近い位置に、円弧状の貫通孔33が表面から裏面に貫通して形成されている。この貫通孔33は、切り欠き32に対して回転時の重量バランスをとるために形成されている。
蛍光板30とホイール板20とは、切り欠き32とホイール板20の開口部22とが中心軸方向から見て重合するように相互の組付けが行われる。
そして、切り欠き32の回転円周方向の角度範囲は、開口部22の回転円周方向の角度範囲よりも幾分狭く設定されている。また、この蛍光板30の切り欠き32は、回転半径方向の幅と回転円周方向の角度範囲とが、前述した押さえ板40の切り欠き42と概ね等しくなっている。
従って、この切り欠き32により、蛍光板30とホイール板20を組み付けた状態で、蛍光板30は、中心軸方向から見て、開口部22の回転円周方向の両端部を遮蔽し、開口部22の回転円周方向の中央部は遮蔽しない。
そして、開口部22の回転円周方向の両端部を遮蔽する、蛍光板30の切り欠き32の回転円周方向の両外側部分が、開口部22内に配置される拡散板50の回転円周方向両端部を表面側から支えた状態となる。
なお、蛍光板30の切り欠き32の回転円周方向の両外側部分と拡散板50の回転円周方向両端部との間にも接着剤を塗布して接着しても良い。
また、蛍光板30の表面の外周近傍であって、切り欠き32以外の回転円周方向の角度範囲の全体には、円弧帯状の蛍光体層34が形成されている。この蛍光体層34は、回転中心線方向から見て、切り欠き32とほぼ同じ同一円周帯域上に形成されている。
蛍光体層34は、透光性バインダー(例えば、セラミックバインダー、樹脂バインダー、シリコーンバインダー)に蛍光体を分散させたものである。
なお、上記蛍光体層34の形成範囲について、蛍光板30の表面側に円弧帯状の凹部を形成し、その内側に蛍光体層34の形成しても良い。その場合、凹部の底面に鏡面加工を施す必要がある。
光源から所定の色(所定波長帯域)の励起光が蛍光体層34に入射すると、蛍光体層34は励起光によって励起されて、励起光と異なる色の蛍光を発する。励起光の波長帯域は特に限定するものではないが、励起光が単色の可視光であることが好ましい。蛍光体層34から発する蛍光の色は励起光の色と異なるのであれば、その蛍光の波長帯域は特に限定するものではないが、単色の可視光となる蛍光体を選択することが好ましい。具体的には、励起光の色は光の三原色のうち何れかの色であり、蛍光体層34から発する蛍光の色は光の三原色のうち他の色となる蛍光体を選択する。例えば、励起光は青色の波長帯域の光であり、蛍光体層34から発する蛍光は緑色の波長帯域の光となる蛍光体を選択する。
なお、この蛍光体層34は、切り欠き32を除いた円周帯状の全域に形成されているが、切り欠き32を除いた円周帯状の一部の範囲に形成されていても良い。
その場合、蛍光板30の表面における切り欠き32及び蛍光体層34を除いた円周帯状の範囲については、反射防止層が形成されていることが好ましい。
また、図7に示すように、蛍光体層34が回転円周方向に二つに分けられ、二つに分けられた蛍光体層34A,34Bのうち第一蛍光体層34Aの蛍光色と第二蛍光体層34Bの蛍光色が異なる蛍光体を選択してもよい。回転中心線方向から見て、第一蛍光体層34Aと第二蛍光体層34Bは、回転中心線を中心とした同一円周上に配置されているとともに、互いに回転円周方向にずれて配置されている。蛍光体層34A,34Bから発する蛍光の色は励起光の色と異なるのであれば、それらの蛍光の波長帯域は特に限定するものではないが、単色の可視光であることが好ましい。
具体的には、励起光の色、第一蛍光体層34Aから発する蛍光の色、第二蛍光体層34Bから発する蛍光の色は、光の三原色であって、互いに異なる蛍光体を選択する。例えば、励起光は青色の波長帯域の光であり、第一蛍光体層34Aから発する蛍光は緑色の波長帯域の光となる蛍光体を選択し、第二蛍光体層34Bから発する蛍光は赤色の波長帯域の光となる蛍光体を選択する。
さらに、図8に示すように、蛍光体層34が回転円周方向に三つ以上に分けられていても良い(図8は三つに分けられている場合を例示)。そして、各蛍光体層34D〜34Fは蛍光色が異なる蛍光体を選択してもよい。この場合も、回転中心線方向から見て、蛍光体層34D〜34Fは、回転中心線を中心とした同一円周上で回転円周方向にずれて配置される。また、各蛍光体層34D〜34Fから発する蛍光の波長帯域は特に限定するものではないが、励起光の色と異なり、各々が単色の可視光であることが好ましい。
[蛍光体ホイールの組み付け]
蛍光体ホイール10の組み付けについて説明する。
まず、蛍光板30の裏面を上方に向けた状態で、同じく裏面を上方に向けたホイール板20を同心となるように且つ開口部22と切り欠き32とが回転円周方向に適正な位置となるように重ね合わせ、蛍光板30の裏面とホイール板20の表面とを接着する。
そして、ホイール板20の開口部22内に、裏面を上方に向けた拡散板50を配置する。この時、開口部22の凹状円弧部222側に拡散板50の凸状円弧部52を寄せて、これらが凸状円弧部52の両端部の二点P1,P2で接触するように配置する(図6(A)参照)。また、必要であれば、拡散板50の表面の円周方向の両端部と蛍光板30の裏面の切り欠き32の円周方向両外側部分とを接着する。
そして、裏面を上方に向けたホイール板20に対して、裏面を上方に向けた押さえ板40を同心となるように且つ切り欠き42と開口部22とが円周方向に適正な位置となるように重ね合わせ、ホイール板20の裏面と押さえ板40の表面とを接着する。
また、必要であれば、拡散板50の裏面の円周方向の両端部と押さえ板40の表面の切り欠き42の円周方向両外側部分とを接着する。
これにより、蛍光体ホイール10の組付けが行われる。
なお、上記組付けは、蛍光板30、ホイール板20及び押さえ板40を、全て裏面を上方に向けた状態で、蛍光板30、ホイール板20、押さえ板40の順番で重ね合わせる場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、蛍光板30、ホイール板20及び押さえ板40を、全て表面を上方に向けた状態で、押さえ板40、ホイール板20、蛍光板30の順番で重ね合わせて組み付けても良い。
[蛍光体ホイールの使用動作]
蛍光体ホイール10の使用動作について説明する。蛍光体ホイール10の使用時には、前述したように、その中心孔に回転軸が固定装備され、スピンドルモーターにより回転駆動が行われる。そして、回転中の蛍光体ホイール10に対して、表面側から蛍光板30に垂直となる方向に沿った光軸で、蛍光体層34を含む円周帯状の領域内の所定の照射位置S(図1参照)に励起光が照射される。
蛍光体ホイール10の回転中に励起光が蛍光板30の開口部32を通過すると、その励起光が拡散板50に入射して、その拡散板50を拡散透過する。そのため、励起光が、拡散板50によって、励起光よりも収束性・指向性の低い透過光に変換される。その透過光の光軸(透過光の光軸とは、光度が最大となる向きに拡散板50から延びる仮想的な線である)は、励起光の光軸を延長させたものとなる。このとき、透過光の色と励起光の色は同じである(例えば、青色)。
また、蛍光体ホイール10の回転中に励起光が蛍光体層34に入射すると、蛍光体層34が励起光によって励起され、励起光と異なる色の蛍光が蛍光体層34から発する(例えば、緑色)。また、励起光の一部が蛍光体層34を透過しても、その励起光が蛍光板30の表面によって反射され、その反射光によって蛍光体層34が励起され、蛍光体層34から蛍光が発する。そのため、励起光が、蛍光体層34によって、励起光と色の異なる蛍光に変換される。蛍光体層34から発する蛍光は収束性・指向性の低い拡散光であるが、その蛍光の光軸(蛍光の光軸とは、光度が最大となる向きに蛍光体層34から延びる仮想的な線である)は蛍光体ホイール10に対して垂直であるとともに、励起光の光軸の反対向きである。
このように、回転する蛍光体ホイール10の蛍光体層34と拡散板50とに個別に励起光を入射させることにより、異なる色彩の蛍光を取り出すことができる。
[発明の実施形態の技術的効果]
上記蛍光体ホイール10は、拡散板50が、回転半径方向の外側となる外周部における二点又はこれらを含む複数の接点で、ホイール板20の開口部22に接触して支持されているので、一点で接触している状態に比べて格段に拡散板50の配置を安定して維持することができ、蛍光体ホイール10の高速回転時に拡散板50の位置ズレや脱落の発生を効果的に低減することが可能となる。
また、拡散板50の位置ズレや脱落の発生を抑えることができるので、拡散板50を接着等で固定する場合でも、接着剤の使用量も低減できる。そして、これにより、拡散板50の透過光が接着剤から受ける影響を低減することができ、良好な透過光を得ることが可能となる。さらに、接着剤の使用量低減により、蛍光板30又は押さえ板40と拡散板50が重なり合う接着領域を狭くすることができるので、拡散板50が励起光を入射させることができる面積を広く確保することができる。
また、ホイール板20の開口部22が、拡散板50に対してホイール板の回転半径方向の外側となる部分に閉塞部221を有する構造であるため、拡散板50の位置ズレや脱落の発生をより効果的に抑えることが可能である。
また、拡散板50の外側に閉塞部221を有するので、拡散板50を外部から保護し、その破損や位置ズレ等の発生を低減することが可能となる。
また、ホイール板20の開口部22が拡散板50に対してホイール板20の回転半径方向の外側となる部分の縁部に円弧状の凹状円弧部222を有し、拡散板50がホイール板20の回転半径方向の外側となる部分の縁部に円弧状の凸状円弧部52を有し、拡散板50の凸状円弧部52が開口部22の凹状円弧部222よりも径の大きな円弧状になっている。
このように、相対する凹状円弧部222と凸状円弧部52の一方の外径が大きくなるように加工することは、凹状円弧部222の外径と凸状円弧部52の外径とが一致するように加工する場合に比べて容易である。
従って、拡散板50の外周部が二点以上でホイール板20の開口部22に接触する構造を容易な加工で得ることができ、蛍光体ホイール10の製造の容易化を図ることが可能となる。
また、拡散板50の凸状円弧部52の径を開口部22の凹状円弧部222の径より大きくしたことにより、凸状円弧部52の円周方向の中心部における接線に直交する方向の幅Hを狭くすることができ、拡散板の形成材料からより多くの拡散板を取得することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、蛍光体ホイール10は、ホイール板20の表面側の蛍光板30に配置され蛍光体層34を備えているので、蛍光体ホイール10の表面側に励起光を入射することで色彩の異なる蛍光を得ることが可能となる。
[その他]
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、励起光の色、蛍光体層34から発する蛍光の色は一例であり、別の色であってもよい。例えば、励起光の色、蛍光体層34から発する蛍光の色は、光の三原色であって、互いに異なることが好ましい。
同様に、励起光の色、第一蛍光体層34Aから発する蛍光の色、第二蛍光体層34Bから発する蛍光の色も、別の色であってもよい。例えば、励起光の色、第一蛍光体層34Aから発する蛍光の色、第二蛍光体層34Bから発する蛍光の色は、光の三原色であって、互いに異なることが好ましい。
また、上記実施形態では、透過部材として、励起光を拡散透過させる拡散板50,50Cを例示しているが、拡散機能を有していないガラス板等の透過性材料からなる透過部材を蛍光体ホイールに使用する場合にも、前述した実施形態に記載の形状、構造的特徴、周囲の支持構造の特徴を適用可能である。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
一方の面から他方の面に貫通した開口部を有し、回転状態で使用されるホイール板と、
前記開口部に配置される透過部材と、
を備え、
前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における端部側の二点を含む複数の接点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持されることを特徴とする蛍光体ホイール。
<請求項2>
前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における端部側の二点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持されることを特徴とする請求項1記載の蛍光体ホイール。
<請求項3>
前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分が閉塞された構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光体ホイール。
<請求項4>
前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であって、
前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、
前記透過部材の前記縁部が、前記開口部の前記縁部よりも径の大きな円弧状であることを特徴とする請求項3記載の蛍光体ホイール。
<請求項5>
前記ホイール板の一方の面側に配置され、励起光が照射されるとその励起光と異なる色の蛍光を発する蛍光体層を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の蛍光体ホイール。
<請求項6>
前記透過部材は、光源からの励起光を拡散させる拡散板又は、前記励起光を透過させるガラス板からなる、
ことを特徴とする請求項1から5に記載の蛍光体ホイール。
10 蛍光体ホイール
20 ホイール板
21 中心孔
22 開口部
23,24 貫通孔
30 蛍光板
31 中心孔
32 開口部
33 貫通孔
34 蛍光体層
34A 第一蛍光体層
34B 第二蛍光体層
40 押さえ板
41 中心孔
50 拡散板(透過部材)
52 凸状円弧部
53 凹状円弧部
54 第一直線部
55 第二直線部
56 第三直線部
57 第四直線部
221 閉塞部
222 凹状円弧部
223 凸状円弧部
224 第一直線部
225 第二直線部
226 第三直線部
227 第四直線部
P1,P2,P3 接点
R1,R2 半径
S 照射位置

Claims (7)

  1. 一方の面から他方の面に貫通した開口部を有し、回転状態で使用されるホイール板と、
    前記開口部に配置される透過部材と、
    を備え、
    前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における端部側の二点を含む複数の接点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持され
    前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分が閉塞された構造、且つ前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、
    前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、
    前記透過部材の前記縁部が、前記開口部の前記縁部よりも径の大きな円弧状であることを特徴とする蛍光体ホイール。
  2. 一方の面から他方の面に貫通した開口部を有し、回転状態で使用されるホイール板と、
    前記開口部に配置される透過部材と、
    を備え、
    前記透過部材は、該透過部材の外周部において前記ホイール板の回転半径方向の内側となる領域の少なくとも一部は、前記ホイール板の前記開口部に接触しておらず、該透過部材の外周部において前記ホイール板の回転半径方向の外側となる端部側の二点を含む複数の接点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持されることを特徴とする蛍光体ホイール。
  3. 前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる外周部における端部側の二点で、前記ホイール板の前記開口部に接触して支持されることを特徴とする請求項記載の蛍光体ホイール。
  4. 前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分が閉塞された構造であることを特徴とする請求項又は記載の蛍光体ホイール。
  5. 前記ホイール板の前記開口部は、前記透過部材に対して前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であって、
    前記透過部材は、前記ホイール板の回転半径方向の外側となる部分の縁部が円弧状であり、
    前記透過部材の前記縁部が、前記開口部の前記縁部よりも径の大きな円弧状であることを特徴とする請求項記載の蛍光体ホイール。
  6. 前記ホイール板の一方の面側に配置され、励起光が照射されるとその励起光と異なる色の蛍光を発する蛍光体層を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の蛍光体ホイール。
  7. 前記透過部材は、光源からの励起光を拡散させる拡散板又は、前記励起光を透過させるガラス板からなる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の蛍光体ホイール。
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