JP6861984B2 - 搬送設備 - Google Patents

搬送設備 Download PDF

Info

Publication number
JP6861984B2
JP6861984B2 JP2016220495A JP2016220495A JP6861984B2 JP 6861984 B2 JP6861984 B2 JP 6861984B2 JP 2016220495 A JP2016220495 A JP 2016220495A JP 2016220495 A JP2016220495 A JP 2016220495A JP 6861984 B2 JP6861984 B2 JP 6861984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
traveling
transport path
drive
traveling body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016220495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018075287A (ja
Inventor
晴紀 石野
晴紀 石野
吉田 利浩
利浩 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishino Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishino Seisakusho Co Ltd filed Critical Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2016220495A priority Critical patent/JP6861984B2/ja
Publication of JP2018075287A publication Critical patent/JP2018075287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6861984B2 publication Critical patent/JP6861984B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Description

本発明は、搬送路を走行する走行体を利用して注文を行った客に飲食物等を提供する搬送設備に関する。
厨房エリアから飲食客エリアに設けられる複数の客席まで延設される注文搬送路を走行可能な走行体に容器を載置して、厨房と客席との間を往復させることにより注文を行った客に飲食物を提供できるようにした搬送設備が設置されている。
特許文献1に開示されている飲食物搬送装置(搬送設備)は、飲食物が盛り付けられた容器(以下、飲食物と記載する)を循環搬送する無端状の循環搬送路の内側に配設され、厨房エリアから飲食客エリアに亘って延びる注文搬送路(搬送路)と、客席から注文された飲食物を載置して注文搬送路の搬送面上を往復走行可能な走行体と、を備え、厨房エリアにおいて客席から注文された飲食物を走行体に載置し、飲食物を載置した状態の搬送体を走行路に沿って指定の客席まで走行させることにより、注文を受けた客席に飲食物を提供できるようになっている。
また、注文搬送路は、搬送面の下方の両端部に設けられ駆動モータにより水平方向に回動する駆動部スプロケット及びテンション部スプロケットと、駆動部スプロケット及びテンション部スプロケットに掛け渡される無端状のベルト体と、ベルト体に取り付けられるベルトブラケットと、該ベルトブラケットの上端に固着される第2磁性体と、から主に構成されている。走行体の基台部には、第1磁性体が設けられており、該第1磁性体と上述した第2磁性体とが搬送面を挟んで互いの磁力により引き合うことにより、走行体は、ベルト体と駆動連結され、注文搬送路に沿って搬送面上を走行できるようになっている。
特許第5431978号公報(第3頁、第4図)
このような特許文献1にあっては、1本の注文搬送路において1台の走行体により客席への飲食物の提供が行われており、厨房と各客席の間で1台の走行体を何度も往復走行させる必要があるため、走行体の動作効率が悪くなってしまっていた。また、注文搬送路を複数設置しようとすると、搬送設備が大きくなるため、店内のスペースを効率的に利用できなくなる。そこで、例えば1本の注文搬送路において2台の走行体を走行させようとすると、注文搬送路のベルト体に駆動連結された2台の走行体は、ベルト体の駆動に合わせて注文搬送路を同期して走行してしまうため、1本の注文搬送路において2台の走行体を個別に走行させることができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、1本の搬送路において複数の走行体を個別に走行させることができる搬送設備を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の搬送設備は、
搬送路に沿って設けられる搬送駆動ラインと、物品を載置して前記搬送路に沿って走行可能な複数の走行体と、を備え、前記搬送駆動ラインを駆動させることにより前記走行体を前記搬送路に沿って走行させる搬送設備であって、
前記搬送路は、該搬送路の延伸方向に沿って設けられるレール部を有し、
前記搬送駆動ラインは、前記搬送路の幅方向に複数本配置され個別に駆動可能となっており、
各前記走行体は、磁性部材を備え、それぞれ別々の前記搬送駆動ラインに吸着可能となっており、各前記搬送駆動ラインの駆動により共通の前記レール部に案内されて走行するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、各走行体は、個別に駆動される複数本の搬送駆動ラインにそれぞれ別々に吸着されることから、1本の搬送路において複数の走行体を複数の搬送駆動ラインの駆動に合わせてそれぞれ個別に走行させることができる。また、各走行体は各搬送駆動ラインの駆動により共通のレール部に案内されて走行するようになっているので搬送路の幅を小さくできる。
前記搬送路における前記複数の走行体の走行を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記複数の走行体の現在位置を検出可能な検出手段を備え、前記検出手段の検出に基づき前記搬送路において先行する走行体と後続の走行体の走行を制御することを特徴としている。
この特徴によれば、検出手段により検出される先行する走行体の現在位置に基づき、後続の走行体が移動可能であるかどうかを判定することができ、1本の搬送路において先行する走行体と後続の走行体とが衝突しないように走行を制御することができる。
前記搬送駆動ラインは、駆動部と、該駆動部により駆動され前記搬送路に沿って延びるベルトと、前記ベルトの駆動に応じて前記搬送路に沿って移動可能な移動体と、を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、移動体に走行体の磁性部材を吸着させることにより、ベルトの駆動に合わせて走行体を搬送路に沿って走行させることができるため、搬送駆動ラインを簡素に構成することができる。
前記検出手段は、前記駆動部の回転数を検出することを特徴としている。
この特徴によれば、駆動部の回転数を検出することにより、ベルトの駆動範囲、すなわち、初期停止位置に対する走行体の現在位置を推察することができるため、検出手段を簡素に構成することができる。
前記制御部は、前記検出手段により前記複数の駆動部の相対的な回転数を検出し、該検出に基づいて前記先行する走行体と前記後続の走行体の接近を報知する報知手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、制御部は、検出手段により検出される複数の駆動部の相対的な回転数に基づいて、先行する走行体と後続の走行体の接近を把握して報知手段により報知することができるため、1本の搬送路において先行する走行体と後続の走行体の衝突を防ぐことができる。
前記制御部は、前記報知手段からの報知を受けて前記複数の駆動部を停止させることを特徴としている。
この特徴によれば、制御部は、先行する走行体と後続の走行体の接近を報知手段から報知された時点で先行する走行体と後続の走行体の走行を停止させて、衝突を回避することができる。
前記制御部は、前記先行する走行体と前記後続の走行体とを互いに接近する方向に同時に走行させないように前記複数の駆動部の駆動を制御可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、先行する走行体と後続の走行体が互いに接近する方向に同時に走行することがないため、走行体同士が衝突しないように走行を制御しやすい。
実施例における搬送設備の走行体が注文搬送路上の搬送位置に停止した状態を示す上面図である。 注文搬送路の内部の構造を示す上面図である。 (a)は、走行体の第1磁性体が注文搬送路の第1搬送駆動ラインと駆動連結している状態を示す断面図であり、(b)は、走行体の第1磁性体が注文搬送路の第2搬送駆動ラインと駆動連結している状態を示す断面図である。 注文搬送路上を走行する走行体の構造を示す上面図である。 制御装置を示す概略図である。 後続の走行体が第2搬送位置から先行する走行体に衝突せずに飲食客エリア側に向かって走行する様子を示す上面図である。 先行する走行体が後続の走行体に衝突せずに厨房エリアの第1搬送位置まで走行する様子を示す上面図である。 搬送設備の変形例であり、右方側の直線搬送路を2台の走行体が衝突せずに走行する様子を示す上面図である。 搬送設備の変形例であり、左方側の直線搬送路を2台の走行体が衝突せずに走行する様子を示す上面図である。 搬送設備の変形例であり、左右の直線搬送路を2台の走行体がそれぞれ走行する様子を示す上面図である。
本発明に係る搬送設備を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る搬送設備につき、図1から図10を参照して説明する。以下、図1の紙面上側を搬送設備の正面側(前方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
図1に示されるように、搬送設備1は、例えば回転寿司店等の飲食店において利用されるものとして説明する。搬送設備1は、調理が行われる厨房エリアKから飲食客が飲食を行う飲食客エリアDに亘って直線状に延びる1本の注文搬送路2(搬送路)と、この注文搬送路2に沿って走行可能な走行体3A,3Bと、から主に構成され、走行体3A,3Bに注文された寿司等の飲食物が盛り付けられた容器7(物品)をそれぞれ載置して、厨房エリアKの調理場40と飲食客エリアDの客席との間において注文搬送路2上で往復させることにより飲食客に飲食物を配膳できるようになっている。
飲食客エリアDにおいては、注文搬送路2を囲むように飲食テーブル4,4,…及び飲食カウンタ5と、飲食テーブル4及び飲食カウンタ5で飲食客が着座するための飲食シート6,6,…とが配設されている。これら飲食テーブル4,4,…、飲食カウンタ5及び飲食シート6,6,…によって客席が構成されている。尚、説明の便宜上、飲食テーブル4,4,…及び飲食カウンタ5には、それぞれの客席ID(席番)を丸囲み数字で記載する。
また、飲食客エリアDの客席には、各飲食テーブル4と、飲食カウンタ5の各飲食シート6に対応して注文端末10が設置されており、飲食客は、各客席から注文端末10を操作することにより、厨房エリアK側に設けられた制御装置9(制御部,図5参照)に飲食物の注文情報を送信できるようになっている。このとき、制御装置9には、飲食物の注文情報と一緒に各注文端末10が有する客席IDが送信されるようになっている。尚、各注文端末10は、飲食物の注文メニュー等を表示可能なディスプレイを備えており、ディスプレイは画面上で注文や精算等の操作が可能なタッチパネルとなっている。
さらに、飲食客エリアDの客席には、各飲食テーブル4と、飲食カウンタ5の各飲食シート6に対応して客席操作スイッチ8が設置されている。客席操作スイッチ8は、各客席まで走行してきた走行体3A,3Bを厨房エリアKに返却するための返却スイッチとしての役割を有している。また、客席操作スイッチ8には、スピーカが設けられ、走行体3A,3Bの到着等をブザー等により飲食客に報知できるようになっている。
厨房エリアKにおいて、注文搬送路2を挟んで両側には、飲食物の調理等が行われる調理場40が並設されている。
尚、厨房エリアKにおいては、調理場40で調理された飲食物を調理人から受け取るために走行体3Aが停止する第1搬送位置41と、同じく走行体3Bが停止する第2搬送位置42とが注文搬送路2上にそれぞれ設定されている。また、注文搬送路2上において、第1搬送位置41は、第2搬送位置42よりも前方側(飲食客エリアD側)に設定されており、走行体3Aは、走行体3Bに先行して注文搬送路2上を飲食客エリアD側に向かって走行できるようになっている。
また、厨房エリアKの調理場40には、客席に設けられる各注文端末10から受注した飲食物の注文情報を制御装置9から調理人に認識させるための厨房端末11が設置されている。厨房端末11は、注文搬送路2の第1搬送位置41及び第2搬送位置42の近傍に設置され、各注文端末10から受注した飲食物の注文情報を表示するタッチパネル機能を有するディスプレイを備えている。
詳しくは、厨房端末11のディスプレイには、各注文端末10から受注した注文情報が時系列順に表示されるようになっている。また、それぞれの注文情報毎に発車ボタンが表示されるようになっており、調理人は、この発車ボタンを操作することにより、制御装置9に対して注文情報に対応する飲食物を載置した走行体3A,3Bを指定の客席IDを有する注文先の客席に向けて走行させる発車操作を行うことができる。
次いで、搬送設備1を構成する注文搬送路2及び走行体3A,3Bについて説明する。尚、走行体3A,3Bの構造は同一であるため、走行体3Aについてのみ説明し、走行体3Bの説明は省略する。
図2及び図3に示されるように、注文搬送路2は、アルミニウムやステンレス等の金属製の板材から構成され、板材の押圧形成により断面視上向き略コ字状を成すベース部材21と、断面視上向き凸状を成し、ベース部材21を上方から被覆するように嵌合される被覆部材22と、から主に構成され、被覆部材22の上面には、注文搬送路2における搬送面2aが形成されている。尚、注文搬送路2を構成する板材は、金属製のものに限らず、樹脂製や木製等のものであってもよい。
注文搬送路2の搬送面2aの左右中央には、注文搬送路2の延伸方向に亘って上向き凸状のレール部25が突設されている。尚、これによれば、レール部25が構成された被覆部材22の下面側には、下方に向かって開口する断面視下向きコ字状の搬送溝26,26が形成されている。
図2及び図3(a)に示されるように、注文搬送路2を構成するベース部材21と被覆部材22により構成される注文搬送路2の内部には、注文搬送路2の延伸方向に亘って延び、走行体3Aを走行させるための第1搬送駆動ライン23(搬送駆動ライン)と、走行体3Bを走行させるための第2搬送駆動ライン24(搬送駆動ライン)とが左右方向に並列に配置されている。尚、第1搬送駆動ライン23と第2搬送駆動ライン24の構造は略同一であるため、第1搬送駆動ライン23の構造についてのみ説明し、第2搬送駆動ライン24の構造の説明は省略する。
第1搬送駆動ライン23は、厨房エリアK側の端部に設けられる駆動モータ12(駆動部,図5参照)と、該駆動モータ12の駆動によって水平方向に回動する駆動部スプロケット13と、飲食客エリアD側の端部に設けられる従動部スプロケット14と、駆動部スプロケット13及び従動部スプロケット14に掛け渡される無端状のベルト体15(ベルト)と、から主に構成されている。
尚、駆動モータ12の駆動により駆動部スプロケット13が反時計回りに回動することにより、第1搬送駆動ライン23の左方側に配置される右ベルト部15bが厨房エリアKから飲食客エリアDに向けて駆動されるようになっている。
また、従動部スプロケット14は、ベルト体15の駆動に従動して回動するようになっている。尚、駆動部スプロケット13は、ベルト体15にテンションを与えるためのテンション調整部16を備え、テンション調整部16を作動させて駆動部スプロケット13の前後方向の位置を調整することにより、ベルト体15の張力を調整できるようになっている。尚、従動部スプロケット14がテンション調整部16を備えていてもよい。
図2に示されるように、注文搬送路2のベース部材21の底面21aには、第1搬送駆動ライン23の延伸方向に沿って所定間隔離間する複数のベルトガイド200,200,…が設けられている。各ベルトガイド200には、上方に開口するガイド溝20a,20aが左右方向に離間して設けられることにより、上向きE字状構造を成すガイド部20が形成されている(図3(a)参照)。さらに、ガイド部20のガイド溝20a,20aには、無端状に構成されるベルト体15の左ベルト部15aと右ベルト部15bがそれぞれ配置されるようになっており、ガイド溝20a,20aによってベルト体15の左右方向の揺動が防止されている。
図3(a)に示されるように、ガイド部20の右方側のガイド溝20aに配置されるベルト体15の右ベルト部15bには、挟持板18により左右方向から挟持されることによりベルトブラケット17が取り付けられている。ベルトブラケット17の上面17aには、強磁性を有する金属や永久磁石等で構成された第2磁性体19(移動体)が固着されている。
第2磁性体19は、ベルト体15が駆動されることにより、搬送溝26内を注文搬送路2の延伸方向に亘って移動するようになっている。
尚、第2搬送駆動ライン24においては、ガイド部20の左方側のガイド溝20aに配置されるベルト体15の左ベルト部15aに対して挟持板18によりベルトブラケット17が取り付けられている。また、第2搬送駆動ライン24においては、駆動モータ12の駆動により駆動部スプロケット13が時計回りに回動することにより、第2搬送駆動ライン24の左方側に配置される左ベルト部15aが厨房エリアKから飲食客エリアDに向けて駆動され、ベルトブラケット17の上面17aに固着される第2磁性体19が搬送溝26内を注文搬送路2の延伸方向に亘って移動できるようになっている。
ベルトブラケット17の左右両端部には、被覆部材22の下面22aに下方から当接する補助ローラ37,37が設けられている。補助ローラ37,37は、ベルト体15の駆動に伴い第2磁性体19と一体となって移動できるように、前後方向に回動可能に枢支されている。これによれば、第2磁性体19が搬送溝26に下方から当接することがなくなるとともに、ベルト体15の上方への浮き上りを防ぐことができる。
このように、第2磁性体19は、ベルトブラケット17に設けられる補助ローラ37,37により、被覆部材22の下面22aをガイドされることにより、ベルト体15の駆動に伴い注文搬送路2の延伸方向に滑らかに移動できるようになっている。
尚、図3(a)に示されるように、注文搬送路2において、第1搬送駆動ライン23と第2搬送駆動ライン24の各第2磁性体19は、搬送溝26,26間に緩衝部材27が設けられることにより、互いの磁力が干渉しないように左右方向に所定間隔離間した状態で配置されている。
図3及び図4に示されるように、走行体3Aは、注文搬送路2の搬送面2a上を走行する台車部30と、該台車部30に上方から取り付けられ、飲食物が載置された容器7を載置するためのトレー部32と、から主に構成されている。
図3(a)に示されるように、トレー部32には、上面に飲食物が盛り付けられた容器7等を載置するための載置凹部32aが形成されており、該載置凹部32aに容器7(説明の便宜上、図示を省略する)を載置することによって、容器7がトレー部32から脱落しないように保持できるようになっている。
図3に示されるように、台車部30は、走行体3Aの前後略中央に配置される基台部31と、該基台部31の前方及び後方の2箇所に取り付けられ、水平方向に回動可能に枢支された断面視下向きコ字状のローラブラケット33,33と、から主に構成されている。
前後のローラブラケット33,33の左右両端部には、走行体3Aが注文搬送路2の搬送面2a上を走行するための荷重ローラ34,34がそれぞれ枢支されている。
また、ローラブラケット33,33の下面33aには、左右一対の軌道ローラ35,35が水平方向に回動可能にそれぞれ枢支されている。軌道ローラ35,35は、左右方向に所定間隔離間しており、前述した注文搬送路2の搬送面2aの左右略中央に形成されるレール部25の左右寸法よりも若干長寸に形成されている。そのため、走行体3Aを搬送面2a上に荷重ローラ34,34を介して載置された状態において、軌道ローラ35,35は、走行体3Aの前後においてレール部25を左右から挟むように近接配置されるようになっている。
これによれば、軌道ローラ35,35がレール部25に左右から当接することにより走行体3Aの左右方向の揺動を防ぐことができるとともに、軌道ローラ35,35によって搬送面2a上における走行体3Aの走行路が規定されるようになっている。
また、基台部31には、左右方向に延びる前後一対の移動ガイド溝38,38が設けられ、該移動ガイド溝38,38には、第1磁性体39,39(磁性部材)が取り付けられている。第1磁性体39,39は、移動ガイド溝38,38に沿って左右方向に移動可能な断面視下向きコ字状の移動部材38a,38aに嵌合されている。
次いで、注文搬送路2上において走行体3Aを走行させるための仕組みについて説明する。図3(a)に示されるように、走行体3Aの第1磁性体39,39を移動ガイド溝38,38の左方側(第1搬送駆動ライン23側)に片寄せした状態となるように配置する。これにより、第1磁性体39,39と第1搬送駆動ライン23の第2磁性体19とが注文搬送路2の搬送面2aを挟んで上下に対向配置され、互いの磁力によって引き合うことにより、走行体3Aと注文搬送路2の第1搬送駆動ライン23とが駆動連結される。
この状態で第1搬送駆動ライン23のベルト体15が駆動されることにより、第1磁性体39,39及び第2磁性体19の磁力によって駆動連結された走行体3Aを、注文搬送路2に沿って走行させることができる。
また、1本の注文搬送路2において、第1搬送駆動ライン23と第2搬送駆動ライン24とは、個別に駆動することができるため、図3(a)に示されるように、走行体3Aの第1磁性体39,39と第1搬送駆動ライン23の第2磁性体19とを駆動連結するとともに、図3(b)に示されるように、走行体3Bの第1磁性体39,39と第2搬送駆動ライン24の第2磁性体19とを駆動連結することにより、1本の注文搬送路2において、走行体3A,3Bを同時、あるいは異なるタイミングで個別に走行させることができる。
これによれば、1本の注文搬送路2において、走行体3Aと走行体3Bを個別に走行させることができるため、搬送設備1における客席に対する飲食物の配膳能力を高めることができる。
また、走行体3A,3Bは、第1磁性体39,39を移動ガイド溝38,38の左方側(第1搬送駆動ライン23側)、あるいは、右方側(第2搬送駆動ライン24側)にそれぞれ片寄せして配置した状態で、いずれも注文搬送路2の左右中央に設けられるレール部25に沿って走行することができるため、注文搬送路2の幅寸法が大きくならない。
尚、第1磁性体39,39と第2磁性体19は、どちらか一方を強磁性の金属により構成し、他方を永久磁石等により構成してもよく、また、両方を永久磁石等により構成してもよい。また、両方を永久磁石で構成する場合には、互いに異なる磁極を、注文搬送路2の搬送面2aを挟んで上下に対向配置させるものとする。
次いで、走行体3A,3Bの走行を制御する制御装置9について説明する。図5に示されるように、制御装置9は、各種処理を実行するための制御回路50と駆動モータ12の回転を制御する駆動制御部52とを備えている。制御回路50は、各注文端末10のディスプレイと、厨房端末11のディスプレイと、注文搬送路2の第1搬送駆動ライン23及び第2搬送駆動ライン24の駆動モータ12,12と、該駆動モータ12,12にそれぞれ取り付けられたロータリーエンコーダ53,53(検出手段)と接続されている。
また、制御回路50は、注文搬送路2上において走行体3A,3Bを走行させるための駆動モータ12,12の回転数をロータリーエンコーダ53,53によりそれぞれ測定可能となっている。さらに、制御回路50は、ロータリーエンコーダ53,53により測定された駆動モータ12,12の回転数から、それぞれ第1搬送位置41または第2搬送位置42に対する走行体3A,3Bの走行距離の算出を行うとともに、この走行距離から走行体3A,3Bの現在位置を把握することができる。そのため、制御装置9は、適宜、駆動制御部52から制御指令を送ることにより走行体3A,3Bの走行を制御できるようになっている。
また、制御装置9は、制御回路50に接続される記憶部51を備えている。記憶部51は、全ての注文端末10から受注した飲食物の注文情報や走行体3A,3Bの走行履歴等を記憶できるようになっている。
制御装置9は、1本の注文搬送路2上において、走行体3A,3Bが衝突しないように先行する走行体3Aと後続の走行体3Bとの走行を制御できるようになっている。具体的には、走行体3A,3Bを飲食客エリアDに向けて走行させる場合、制御装置9は、前述したロータリーエンコーダ53により測定された駆動モータ12の回転数から先行する走行体3Aの第1搬送位置41に対する現在位置を把握する。
そして、制御装置9は、走行体3Aの現在位置に基づいて後続の走行体3Bが第2搬送位置42から移動可能と判定すると、走行体3Bを注文搬送路2上において第2搬送位置42から走行体3Aを追い越さない位置までの区間で走行させる(図6参照)。尚、制御装置9は、走行体3Aが、第1搬送位置41に停止している状態(図1参照)では、走行体3Bが第2搬送位置42から移動不可であると判定する。
また、走行体3Aを飲食客エリアD側から第1搬送位置41まで戻るように走行させる場合、制御装置9は、ロータリーエンコーダ53により測定された駆動モータ12の回転数から走行体3Bの現在位置が第2搬送位置42であるか否かを把握する。
そして、制御装置9は、走行体3Bの現在位置に基づいて走行体3Aが現在位置から移動可能と判定すると、走行体3Aを第1搬送位置41まで走行させる(図7参照)。尚、制御装置9は、走行体3Bが、第2搬送位置42に停止していない状態では、走行体3Aが飲食客エリアD側の現在位置から移動不可であると判定する。
これによれば、制御装置9は、1本の注文搬送路2において先行する走行体3Aと後続の走行体3Bが衝突しないように走行を制御することができる。
尚、制御装置9は、ロータリーエンコーダ53,53により駆動モータ12,12の相対的な回転数を検出し、該検出結果に基づいて先行する走行体3Aと後続の走行体3Bとの接近を把握する報知手段54を設けることにより、走行体3A,3Bの接近を把握した場合には、報知手段54が報知して注意喚起を行うとともに、駆動モータ12,12の駆動を停止させて走行体3A,3Bの衝突を回避させるようにしてもよい。
また、制御装置9は、注文搬送路2において先行する走行体3Aと後続の走行体3Bが互いに接近する方向に同時に走行させない、すなわち走行体3Aを飲食客エリアD側から第1搬送位置41まで戻るように走行させている際に、同時に走行体3Bが第2搬送位置42から飲食客エリアD側に向かって走行することがないように駆動モータ12,12の駆動を制御可能とすることにより、走行体3A,3B同士が衝突しないように走行を制御しやすくしてもよい。
次いで、搬送設備1の変形例について図8ないし図10を参照して説明する。尚、以下、変形例の説明においては、前述した搬送設備1に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8に示されるように、変形例の搬送設備101の注文搬送路102は、厨房エリアKから飲食客エリアDに亘って並行して延びる2本の直線搬送路102a,102bを備え、該直線搬送路102a,102bの厨房エリアK側の端部は連結搬送路102cにより厨房エリアK内で連結されることにより、1本の略U字状に構成される。
これにより、厨房エリアK側から見て右側の直線搬送路102aにおいては、走行体3Aを走行体3Bよりも先行して走行させることができるとともに、左側の直線搬送路102bにおいては、走行体3Bを走行体3Aよりも先行して走行させることができる(図9参照)ため、注文搬送路102上における走行体3A,3Bの配膳能力を高めることができる。
また、制御装置9は、前述したように走行体3A,3Bが第1搬送位置41及び第2搬送位置42に停止している状態を基準として走行を制御することにより、注文搬送路102上において、走行体3A,3Bのどちらが先行している場合であっても、先行する走行体と後続の走行体とが衝突しないように走行を制御することができる。
尚、図10に示されるように、右側の直線搬送路102aにおいて走行体3Aを走行させ、左側の直線搬送路102bにおいて走行体3Bを走行させる場合、例えば、走行体3A,3Bを第1搬送位置41及び第2搬送位置42でそれぞれ一旦停止させるように走行を制御することにより、走行体3A,3Bが衝突する虞がなくなるため、直線搬送路102a,102bから厨房エリアK側に向けて走行体3A,3Bが互いに接近する方向に同時に走行する場合もある。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、1本の注文搬送路2上において、2台の走行体3A,3Bが走行する態様として説明したが、これに限らず、注文搬送路上において、3台以上の複数の走行体が走行可能に構成してもよく、この場合、注文搬送路には、走行させる走行体の数に対応して複数本の搬送駆動ラインを設置されるものとする。
また、前記実施例では、第1搬送駆動ライン23と第2搬送駆動ライン24とは、同一構成であるものとして、説明したが、これに限らず、走行体3A,3Bがそれぞれ重複して停止できない位置(例えば、注文搬送路2上において、第1搬送駆動ライン23に対する第2搬送位置42及び第2搬送駆動ライン24に対する10番席の正面の位置)には、第1搬送駆動ライン23と第2搬送駆動ライン24がそれぞれ延びていなくてもよい。
また、前記実施例では、走行体3A,3Bが備える第1磁性体39,39を移動ガイド溝38,38に沿って左右方向に移動させて、走行体3A,3Bにおける配置を片寄らせることにより、走行体3A,3Bを第1搬送駆動ライン23または第2搬送駆動ライン24に選択的に駆動連結させることができる態様として説明したが、これに限らず、走行体3A,3Bにおける第1磁性体39,39の配置を左右どちらか一方に片寄らせた状態で固定し、走行体3A,3B自体を水平方向に180度回転させることにより、第1搬送駆動ライン23または第2搬送駆動ライン24との駆動連結を選択できるようにしてもよい。
また、移動ガイド溝38,38は、例えば、第1搬送駆動ライン23または第2搬送駆動ライン24に対応するように左右に分割して設けられてもよい。
また、前記実施例では、1つの厨房端末11により、2台の走行体3A,3Bを一緒に操作する態様として説明したが、複数の走行体を専用の厨房端末によりそれぞれ操作できるようにしてもよい。
また、前記実施例では、走行体3A,3Bは、厨房エリアKにおいて注文搬送路2,102上に設定されている第1搬送位置41、あるいは第2搬送位置42にそれぞれ停止する態様として説明したが、厨房エリアKにおいて走行体が停止する注文搬送路上の搬送位置は、1台の走行体に対して複数設定されていてもよい。
また、前記実施例では、走行体3A,3Bは、第1搬送駆動ライン23及び第2搬送駆動ライン24において、それぞれ駆動モータ12の駆動を受けて移動する第2磁性体19に駆動連結されることにより、注文搬送路2上を走行できるものとして説明したが、走行体が注文搬送路上を走行できるものであれば、搬送駆動ラインの駆動方式等は自由に構成されてよく、例えば、搬送駆動ラインはリニアモータ等から構成されてもよい。さらに、走行体は、制御装置9と通信可能であれば自走式に構成されてもよい。
また、前記実施例では、搬送設備1が設置される飲食店として回転寿司店を例に挙げて説明したが、これに限らず、居酒屋等の他の業態の飲食店にも設置されてもよい。
1 搬送設備
2 注文搬送路(搬送路)
2a 搬送面
3A,3B 走行体
7 容器(物品)
9 制御装置
11 厨房端末
12 駆動モータ(駆動部)
15 ベルト体(ベルト)
19 第2磁性体(移動体)
21 ベース部材
22 被覆部材
23 第1搬送駆動ライン(搬送駆動ライン)
24 第2搬送駆動ライン(搬送駆動ライン)
25 レール部
26 搬送溝
30 台車部
31 基台部
34 荷重ローラ
35 軌道ローラ
38 移動ガイド溝
39 第1磁性体(磁性部材)
41 第1搬送位置
42 第2搬送位置
53 ロータリーエンコーダ(検出手段)
54 報知手段

Claims (7)

  1. 搬送路に沿って設けられる搬送駆動ラインと、物品を載置して前記搬送路に沿って走行可能な複数の走行体と、を備え、前記搬送駆動ラインを駆動させることにより前記走行体を前記搬送路に沿って走行させる搬送設備であって、
    前記搬送路は、該搬送路の延伸方向に沿って設けられるレール部を有し、
    前記搬送駆動ラインは、前記搬送路の幅方向に複数本配置され個別に駆動可能となっており、
    各前記走行体は、磁性部材を備え、それぞれ別々の前記搬送駆動ラインに吸着可能となっており、各前記搬送駆動ラインの駆動により共通の前記レール部に案内されて走行するようになっていることを特徴とする搬送設備。
  2. 前記搬送路における前記複数の走行体の走行を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記複数の走行体の現在位置を検出可能な検出手段を備え、前記検出手段の検出に基づき前記搬送路において先行する走行体と後続の走行体の走行を制御することを特徴とする請求項1に記載の搬送設備。
  3. 前記搬送駆動ラインは、駆動部と、該駆動部により駆動され前記搬送路に沿って延びるベルトと、前記ベルトの駆動に応じて前記搬送路に沿って移動可能な移動体と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の搬送設備。
  4. 前記検出手段は、前記駆動部の回転数を検出することを特徴とする請求項3に記載の搬送設備。
  5. 前記制御部は、前記検出手段により前記複数の駆動部の相対的な回転数を検出し、該検出に基づいて前記先行する走行体と前記後続の走行体の接近を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の搬送設備。
  6. 前記制御部は、前記報知手段からの報知を受けて前記複数の駆動部を停止させることを特徴とする請求項5に記載の搬送設備。
  7. 前記制御部は、前記先行する走行体と前記後続の走行体とを互いに接近する方向に同時に走行させないように前記複数の駆動部の駆動を制御可能であることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の搬送設備。
JP2016220495A 2016-11-11 2016-11-11 搬送設備 Active JP6861984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220495A JP6861984B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 搬送設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220495A JP6861984B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 搬送設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018075287A JP2018075287A (ja) 2018-05-17
JP6861984B2 true JP6861984B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=62149716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220495A Active JP6861984B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 搬送設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6861984B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151342A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社石野製作所 注文飲食物搬送装置
JP2021090502A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 株式会社石野製作所 注文搬送設備

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003144293A (ja) * 2001-11-14 2003-05-20 F & F Food Service:Kk 加熱機構を備えた回転式飲食台
JP5480007B2 (ja) * 2010-05-10 2014-04-23 株式会社石野製作所 注文飲食物搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018075287A (ja) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8616366B2 (en) Food and drink conveying device
JP5102788B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP5070257B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP5238677B2 (ja) 飲食物搬送装置
WO2010082512A1 (ja) 飲食物搬送装置
US20100270123A1 (en) Conveying device
JP6861984B2 (ja) 搬送設備
JP6669353B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP5480007B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP6897915B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP6801875B2 (ja) 搬送設備
JP2021090502A (ja) 注文搬送設備
JP6756959B2 (ja) 搬送設備
JP6792228B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP5416609B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP6792227B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP5364597B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP2017035248A (ja) 飲食物搬送装置
JP2018061641A (ja) 注文飲食物搬送装置
JP5431978B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP5771477B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP5364598B2 (ja) 飲食物搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6861984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250