JP6860924B2 - バレル槽 - Google Patents

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Description

本発明は、バレル槽に関するものである。
特許文献1には、バレル研磨機に用いられるバレル槽として、一面が開放された方形の筒状をなすバレルタンクの内面を、ライニングで覆って保護するものが開示されている。バレルタンクの内周面は複数の平面部によって構成され、ライニングは、複数の平面部と個別に対応するように複数枚に分割されている。バレルタンクにライニングを取り付けた状態では、ライニングの弾性力によって隣り合うライニングの側縁部同士が強く当たり合うことにより、ライニングが取付け状態に保持されている。
実開平6−61451号公報
上記のバレル槽では、ライニングが、バレルタンクを構成する複数の平面部と個別に対応するように複数枚に分割されている。そのため、ライニングの取付け作業や交換作業の際には、複数枚のライニングを1枚ずつ装着したり取り外したりしなければならず、作業性が良くないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性の向上を図ることを目的とする。
本発明は、
概ね平板状をなす複数の外壁部を周方向に連ねた多角形断面の外筒部を有し、前記外筒部の軸線方向における少なくとも一方の端面が着脱口として開放された缶体と、
概ね平板状をなす複数の内壁部を周方向に連ねた多角形断面の内筒部と、前記内筒部の軸線方向における基端側端部を閉塞する底壁部とを有し、前記着脱口から前記缶体内に収容される箱形の保護部材と、
前記外筒部の断面視における頂点内周部に取り付けられ、前記缶体に対して着脱可能な支持部材と、
前記支持部材の内面に形成され、前記内筒部の断面視における頂点外周部を嵌合させることで、前記外筒部と前記内筒部の周方向への相対変位を規制可能な嵌合部とを備え、
前記保護部材を前記着脱口から前記缶体内に収容する過程では、前記嵌合部と前記頂点外周部とが摺接することを特徴とする。
缶体に保護部材を収容すると、缶体の内周が保護部材で覆われて保護される。保護部材を箱形としたので、缶体に対して保護部材を着脱する際の作業性が良い。また、缶体において2つの外壁部の側縁部同士が連なる頂点内周部は、双方の外壁部が相手側の外壁部によって補強される形状をなすので、外筒部においては最も剛性が高く変形が生じ難い部位である。同様に、保護部材において2つの内壁部の側縁部同士が連なる頂点外周部は、双方の内壁部が相手側の内壁部によって補強される形状をなすので、内筒部において最も剛性が高く変形が生じ難い部位である。剛性の高い頂点内周部と頂点外周部を嵌合させたので、バレル研磨時に発生する強い力により保護部材が缶体に対して周方向へ相対変位することを規制できる。また、嵌合部が摩耗したときに、支持部材を交換することで、缶体に対する保護部材の相対変位を規制する機能を維持できる。
実施例1のバレル槽の正面図 バレル槽の平面図 図1のX−X線断面図 図3の部分拡大平断面図 図2のY−Y線断面図 缶体の平面図 保護部材の平面図 保護部材の底面図 保護部材の側断面図
本発明は、前記嵌合部の内面と前記頂点外周部の外面が、曲面を含んでいて面当たり状態で当接していてもよい。この構成によれば、嵌合部の内面と頂点外周部の外面が曲面を含んで構成されているので、嵌合部の内面と頂点外周部の外面における応力集中に起因する摩耗を回避できる。また、嵌合部と頂点外周部との接触面積が大きく確保されるので、缶体に対する保護部材の周方向への相対変位を規制する機能に優れている。
本発明は、前記保護部材が合成樹脂材料からなり、前記保護部材には、前記内筒部の開口部の開口縁から径方向外方へ張り出した形態であり、前記開口部を閉塞する蓋と前記外筒部との間で挟み付けられるフランジ部が形成されており、前記フランジ部にはリング状の開口側芯金が一体化されていてもよい。この構成によれば、保護部材がバレル研磨時に熱膨張しても、開口側芯金の剛性により、フランジ部が波打つように変形する虞はない。したがって、蓋とフランジ部との間を密閉状態に保つことができる。また、開口側芯金は保護部材の開口部の開口縁部に一体化されているので、内筒部の頂点外周部のうち開口部の開口縁部の近傍部分は、バレル研磨時に径方向へ熱膨張しようとしても、その熱膨張は開口側芯金の剛性によって抑制される。したがって、保護部材の開口部の開口縁部の近傍においては、頂点外周部が嵌合凹部に対して過度に押し付けられる虞がない。
本発明は、前記保護部材が合成樹脂材料からなり、前記底壁部に底面側芯金が一体化されていてもよい。この構成によれば、内筒部の頂点外周部のうち底壁部の近傍部分は、バレル研磨時における径方向への熱膨張が底面側芯金によって抑制される。したがって、保護部材の底壁部の近傍においては、頂点外周部が嵌合部に対して過度に押し付けられることを防止できる。
本発明は、前記外筒部の軸線方向における他方の端面に形成され、前記缶体の内部と外部を連通させる連通口を備えていてもよい。この構成によれば、保護部材を缶体から外す際に、連通口から保護部材を着脱口側へ押すことができるので、作業性が良い。
本発明は、前記嵌合部が、前記外筒部の軸線方向における全長に亘って連続して延びた形態であってもよい。この構成によれば、複数の嵌合部を外筒部の軸線方向に分断して配置する場合に比べると、嵌合部の成形が容易である。
本発明は、前記缶体には、前記保護部材に係止することで、前記保護部材を前記缶体に収容した状態に保持可能なストッパが取り付けられていてもよい。この構成によれば、缶体内に保護部材を収容した状態でバレル槽を反転させたような場合に、保護部材が不用意に缶体から落下することを防止できる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図9を参照して説明する。尚、以下の説明において、上下の方向については、図1,5,9にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。平面視とは、対象物の上方から対象物を下向きに視ること、と定義する。また、バレル研磨時におけるバレル槽Aの回転中心軸を、軸線Pと定義する。
<バレル槽A>
バレル槽Aは、バレル研磨機(図示省略)に用いられるものである。バレル槽Aの内部に図示しないマス(ワークや研磨石等)を投入した状態でバレル槽Aを遊星回転させることで、ワークが研磨されるようになっている。バレル槽Aは、バレル本体10と、蓋47と、固定部材51とを備えて構成されている。バレル本体10は、上面が概ね正六角形の投入排出口として開放された角筒状をなしている。バレル本体10は、金属製の1つの缶体11と、金属製の3つの受け部材30,31と、合成樹脂製の1つの保護部材35とを備えて構成されている。
<缶体11>
図3に示すように、缶体11は、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属材料からなる平面視正六角形の外筒部12を有する。外筒部12は、60°ピッチで配した略方形をなす6つの外壁部13からなる。6つの外壁部13は、概ね同じ形状をなし、周方向に連ねて一体化した形態である。外筒部12の軸線Pと直角に切断した平面視断面形状は、外筒部12の上端から下端に亘って同じ形状である。
図5,6に示すように、缶体11の上面の全領域は、缶体11(外筒部12)の内部を外部へ開放する正六角形の着脱口14として開口している。缶体11の下面の全領域は、缶体11(外筒部12)の内部を外部へ開放する正六角形の連通口15として開口している。連通口15は、外筒部12の下端部に取り付けた正六角形の底板(図示省略)で閉塞することが可能である。底板を外すことにより、缶体11の内部が連通口15を介して外部と連通した状態となる。
図3,6に示すように、平面視において、外筒部12は、周方向に隣り合う2つの外壁部13の側縁部同士が鈍角をなして連なる6つの頂点部16を有している。頂点部16のうち外筒部12の内部空間に臨む部分を、頂点内周部17と定義する。図4に示すように、各頂点内周部17の周方向における中央部には、夫々、外筒部12の中空内に臨む受け面18が形成されている。受け面18は、軸線Pから頂点内周部17に延ばした径方向線に対して直交する平面からなる。
受け面18の周方向における両端部には、平面視形状が弧状をなす一対の規制凹部19が形成されている。各頂点内周部17の周方向における両端部には、一対の規制凹部19の間に配され、且つ一対の規制凹部19に隣接する一対の係止リブ20が形成されている。また、外壁部13の内面のうち各頂点内周部17と周方向に隣接する側縁部には、その隣接する頂点内周部17側に向けて周方向に開口した溝部21が形成されている。
<支持部材22>
支持部材22は、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属材料からなり、缶体11の軸線Pと平行に延びた細長い板状をなしている。図4に示すように、支持部材22は、本体部23と、一対の弾性片29とを有する単一部材である。支持部材22は、各頂点内周部17の内面に当接した状態で取り付けられる。したがって、1つの外筒部12(缶体11)には、6つの支持部材22が取り付けられる。
支持部材22を頂点内周部17に取り付けた状態では、本体部23の外面が受け面18に面当たり状態で当接する。本体部23の内面には、缶体11の軸線Pに向かって開口した形態の嵌合凹部24(請求項に記載の嵌合部)が形成されている。平面視において、嵌合凹部24は、周方向の中央部の曲面部25と、曲面部25の周方向における両端から周方向へ延出した平面部26とから構成されている。平面部26は、缶体11の軸線Pを中心とする周方向に対して交差する向きとなっている。
本体部23の外面の周方向における両端部には、一対の規制突部27が形成されている。一対の規制突部27が一対の規制凹部19に嵌合することで、缶体11(外筒部12)に対する支持部材22の周方向への相対変位が規制される。本体部23の外面には、一対の規制突部27の間に配され、且つ一対の規制突部27に隣接する一対の係止溝28が形成されている。一対の係止溝28が一対の係止リブ20に嵌合することで、缶体11(外筒部12)に対する支持部材22の周方向への相対変位が規制される。
一対の弾性片29は、本体部23の周方向両端縁(規制突部27)から周方向へ片持ち状に延出した形態である。弾性片29は、本体部23の外面に対して鈍角をなし、外壁部13と概ね平行をなす。弾性片29の径方向の厚さ寸法は、本体部23の厚さ寸法よりも小さい。したがって、弾性片29の剛性は本体部23よりも低い。一対の弾性片29の延出端部は、夫々、溝部21に収容されている。弾性片29の延出端部は、外筒部12の溝部21に対し径方向外側から弾性的に当接するので、その反力により、本体部23の外面が受け面18に対して弾性的に当接し、支持部材22が缶体11に対して取付け状態に保持される。
<受け部材30,31>
外筒部12(缶体11)の外面には、3つの受け部材30,31が取り付けられている。3つの受け部材30,31は、周方向において120°ピッチで配され、外壁部13の周方向における中央部と対応するように位置している。3つの受け部材30,31のうち2つの第1受け部材30には、外筒部12の外面から外方へ膨らむように湾曲した形状の取っ手32が形成されている。取っ手32を手で掴むことにより、バレル槽Aの取り扱いが容易となる。
1つの第2受け部材31は、外筒部12の軸線Pと平行な棒状をなす。各受け部材30,31のうち外筒部12の上端よりも高い位置には、アーム引掛け部33が形成されている。アーム引掛け部33は、受け部材30,31の外面のうち径方向内方に臨む面と、受け部材30,31の外面のうち平面視における反時計回り方向に臨む面において外部に開放されている。
各受け部材30,31の上端部のうちアーム引掛け部33より下方の位置には、夫々、受け部材30,31を径方向に貫通した形態のストッパ34が、ねじ込みにより取り付けられている。即ち、缶体11には、受け部材30,31を介すことにより、3つのストッパ34が120°ピッチで設けられている。3つのストッパ34は、上下方向において、缶体11(外筒部12)の上端より僅かに上方の位置(後述する保護部材35のフランジ部40と同じ高さ)に配されている。各ストッパ34は、受け部材30,31の内面から外筒部12(後述する保護部材35の開口側芯金42)の真上へ突出した抜止め位置と、外筒部12の外周面(開口側芯金42の外周縁)より径方向外方に退避した退避位置との間で移動させることができるようになっている。
<保護部材35>
保護部材35は、たとえば、ウレタン等の合成樹脂材料からなり、平面視形状が正六角形の有底角筒状をなしている。保護部材35は、缶体11の内部に収容されるようになっている。保護部材35の上面には、その全領域に亘って開口部35Eが形成されている。保護部材35を缶体11内に取り付けた状態では、保護部材35の開口部35Eが、バレル本体10の投入排出口として機能する。保護部材35は、マス(ワークや研磨石)の摺接に起因して缶体11の内周面(外壁部13の内面)が傷付くことを防止する保護機能と、マスが金属製の缶体11への摺接によって傷付くことを防止する保護機能とを兼ね備えている。
保護部材35は、内筒部36と、フランジ部40と、底壁部41とから構成されている。内筒部36は、周方向において60°ピッチで配した6つの略方形をなす内壁部37からなる。6つの内壁部37は、同一形状であり、周方向に鈍角状に連ねて一体化された形態である。
図3に示すように、平面視において、内筒部36は、周方向に隣り合う2つの内壁部37の側縁部同士が鈍角をなして連なる6つの頂点部38を有している。平面視において、内筒部36の軸線P(バレル研磨時の回転軸)を中心とする径方向(放射方向)の厚さ寸法は、各内壁部37の周方向における中央部で最小寸法となり、頂点部38において最大寸法となる。したがって、内筒部36の剛性は頂点部38が最も高い。さらに、内筒部36の頂点部38の内周には頂点部38の径方向の厚さを増大させる肉盛り部58が形成されているので、頂点部38の剛性が更に高められている。
内筒部36の頂点部38のうち内筒部36の外部空間に臨む部分を、頂点外周部39と定義する。図4に示すように、頂点外周部39の外面は、平面視において円弧形又は湾曲した形状をなし、円弧面のみ又は曲面のみによって構成されている。頂点外周部39の外面は、内壁部37の外面に対し接線状をなして滑らかに連なっている。
図5,9に示すように、フランジ部40は、内筒部36の上端縁(開口部35Eの開口縁)から径方向外方へ張り出した形態である。フランジ部40には、インサート成形により開口側芯金42が埋設された状態で一体化されている。図7に示すように、開口側芯金42の平面視形状は正六角形をなしている。図9に示すように、開口側芯金42はフランジ部40の下面に露出している。
フランジ部40には、周方向に120°ピッチで配された3つの切欠部43が形成されている。3つの切欠部43は、3つの内壁部37の周方向における中央部と対応する部位に配されている。各切欠部43は、フランジ部40の上面及び外周面に開放された形態である。切欠部43においては、開口側芯金42の上面が露出している。
底壁部41は、内筒部36の下面を全領域に亘って閉塞する形態であり、底壁部41の平面視形状は正六角形をなしている。底壁部41には、インサート成形により底面側芯金44が埋設された状態で一体化されている。底面側芯金44は、底壁部41の下面(保護部材35の外面)に露出している。図8に示すように、底面側芯金44は、平面視が正六角形をなす枠部45と、底壁部41の中心から120°ピッチで放射状に延びて枠部45に連なる3本の補強梁部46とから構成されている。
保護部材35を缶体11に収容した状態では、内筒部36が缶体11の外筒部12の内面を全領域に亘って覆い、底壁部41が、缶体11の下端面の連通口15において露出している。そして、6つの頂点外周部39が、夫々、6つの嵌合凹部24に個別に嵌合されることにより、保護部材35は、缶体11(外筒部12)に対し、周方向の相対回転と径方向の相対変位を規制された状態で取り付けられる。また、図3,4に示すように、6つの内壁部37の外面は、その周方向における両端部(周方向における両側縁部、つまり、支持部材22の嵌合凹部24に嵌合する頂点外周部39)を除き、缶体11の外壁部13の内面に対して軸線方向における全長に亘り隙間Sを空けて非接触の位置関係で略平行に対向する。
<蓋47>
蓋47は、バレル本体10の投入排出口を全領域に亘って開閉するものであり、図5に示すように、金属板材48と金属板材48の下面に固着されたゴムシート49とからなる二枚重ね構造である。図2に示すように、蓋47の外周縁には、周方向に120°の等角度ピッチを空けた3つの回転規制部50が形成されている。
<固定部材51>
図5に示すように、固定部材51は、金属製の固定具52と、金属製の押圧用ボルト56とを備えて構成されている。固定具52は、平面視円形をなす基部53と、3本のアーム部55とを備えて構成された単一部品である。3本のアーム部55は、基部53の外周面から120°の等角度ピッチを空けて径方向外方へ放射状に且つ片持ち状に延出した形態である。基部53の中心に形成した雌ネジ孔54には、押圧用ボルト56がねじ込み状態で貫通して取り付けられている。押圧用ボルト56の上端部には、合成樹脂製のハンドル57が一体回転し得るように固着されている。
<缶体11に支持部材22と保護部材35を取り付ける手順>
蓋47をバレル本体10から外した状態では、缶体11に支持部材22と保護部材35を取り付けることができる。支持部材22と保護部材35を取り付ける手順の一例としては、まず、6つの支持部材22を缶体11の6つの頂点内周部17に個別に取り付ける。その後、保護部材35を着脱口14から缶体11内に収容する。この間、6つの頂点外周部39が6つの支持部材22の嵌合凹部24に摺接する。また、上記とは別の取付け手順としては、まず、支持部材22の嵌合凹部24を保護部材35の6つの頂点外周部39の外面に密接させて一体化させる。その後、一体化させた保護部材35と6つの支持部材22を、着脱口14から缶体11内に収容する。
いずれの手順においても、支持部材22を缶体11(外筒部12)に取り付ける際には、一対の弾性片29を一対の溝部21に嵌入し、一対の規制突部27を一対の規制凹部19に嵌合し、一対の係止溝28を一対の係止リブ20に嵌合する。缶体11に取り付けられた支持部材22は、一対の弾性片29が溝部21の内面に弾性的に当接することにより、本体部23の外面を受け面18に当接し、支持部材22が缶体11に取り付けられた状態に保持される。
缶体11に支持部材22と保護部材35を取り付ける際には、保護部材35の3つの切欠部43を缶体11(受け部材30,31)の3つのストッパ34と対応させる。そして、保護部材35は、フランジ部40(開口側芯金42)の下面が外筒部12の上端面に当接して載置された状態になる位置まで収容する。缶体11に支持部材22と保護部材35を取り付けると、保護部材35の6つの頂点外周部39と缶体11の6つの頂点内周部17が、支持部材22を介して個別に径方向に対向する位置関係となる。6つの内壁部37と6つの外壁部13が、個別に略平行をなし、且つ径方向に隙間Sを空けて対向した状態となる。
保護部材35を缶体11に取り付けた後、ストッパ34を時計回り方向へ回転させることにより退避位置から抜止め位置へ移動させる。すると、ストッパ34が開口側芯金42の上面に対し上から係止した状態となるので、保護部材35は、缶体11に対して上方への移動が規制される。また、支持部材22はフランジ部40(開口側芯金42)の下方に位置するので、支持部材22も、缶体11に対して上方への移動が規制される。これにより、保護部材35と支持部材22は、缶体11に取り付けた状態に保持される。したがって、缶体11と保護部材35を上下反転させても、保護部材35と支持部材22が缶体11から離脱して落下する虞はない。
<バレル本体10に蓋47を取り付ける手順>
保護部材35を缶体11に取り付けた状態では、バレル本体10に蓋47を取り付けることができる。蓋47を取り付ける際には、3つの回転規制部50を3つの受け部材30,31に個別に嵌合させ、蓋47をバレル本体10の上面に載置する。このとき、ゴムシート49が内筒部36の上面に当接する。次に、固定部材51を蓋47の上面に同心状に載置し、3本のアーム部55の延出端部を受け部材30,31のアーム引掛け部33に収容して嵌合させる。
この後、ハンドル57を摘んで平面視時計回り方向へ回転させ、押圧用ボルト56を基部53に対して下方へ相対変位させる。このとき、アーム部55が、アーム引掛け部33の内面のうち時計回り方向先端面に突き当たるので、固定具52が連れ回りすることはない。押圧用ボルト56の下端が蓋47の上面中央部に当接した状態で、ハンドル57を回転させて締め付けると、固定具52が蓋47に対して上方へ相対変位し、3本のアーム部55が、夫々、3つのアーム引掛け部33を下から押圧する。この押圧作用により、アーム引掛け部33からの下向きの反力が、固定具52と押圧用ボルト56を介して蓋47に作用するので、蓋47は、バレル本体10に対して上から押し付けられ、投入排出口を塞いだ状態で固定される。尚、蓋47の外周の回転規制部50が受け部材30,31に嵌合するので、押圧用ボルト56を締め付けるときに、蓋47が連れ回りすることはない。
<バレル研磨工程>
バレル研磨の際には、保護部材35の内部でマスが互いに摺接し合いながら流動するとともに、マスが保護部材35の内壁部37(内筒部36)の内周面に衝突する。この間、保護部材35には、内筒部36の内周面に作用する衝撃力により缶体11(外筒部12)に対して相対回転する方向の力が作用する。そのため、保護部材35の頂点外周部39が支持部材22の嵌合凹部24に対し周方向に相対変位しようとするとともに、支持部材22が缶体11に対して周方向へ相対変位しようとする。
しかし、支持部材22は、一対の規制突部27と一対の係止溝28を、夫々、缶体11(外筒部12)に形成した一対の規制凹部19と一対の係止リブ20に嵌合させているので、缶体11に対して周方向へ相対回転することはない。また、嵌合凹部24のうち曲面部25が曲面状の頂点外周部39の外面に対し面当たり状態で当接し、嵌合凹部24のうち周方向に離間した一対の平面部26が内壁部37の外周側縁部に対し面当たり状態で当接している。これらの面当たり状態で当接する領域の大部分は、周方向に対して傾斜しているので、支持部材22に対して保護部材35が相対回転することを規制する機能を発揮する。
しかも、頂点外周部39は、内筒部36のうち周方向において最も剛性の高い部位であるから、弾性変形を生じ難い。したがって、保護部材35(内筒部36)と支持部材22の接触面(頂点外周部39と嵌合凹部24)では、保護部材35と缶体11の相対回転に起因する摺動摩耗の発生が防止されるとともに、内筒部36(頂点外周部39)の弾性変形に起因する摺動摩耗の発生が防止されている。
<蓋47をバレル本体10から外す手順>
蓋47をバレル本体10から外す際には、ハンドル57を摘んで押圧用ボルト56を反時計回り方向(緩み方向)へ回転させればよい。押圧用ボルト56の回転により、蓋47に対する下向きの反力が解除されるので、固定具52を回転させてアーム部55の延出端部をアーム引掛け部33から外す。この後は、固定部材51と蓋47を一緒に、又は別々に持ち上げれば、蓋47がバレル本体10から外される。
<缶体11から保護部材35を取り出す手順>
保護部材35の内筒部36や底壁部41や頂点外周部39が、長年の使用や厳しい研磨条件によって摩耗した場合は、摩耗した保護部材35を缶体11から取り出して新しい保護部材35と交換する。蓋47をバレル本体10から外すと、保護部材35と支持部材22を缶体11から取り出すことができる。保護部材35を取り出す際には、ストッパ34を、反時計回り方向へ回転させることにより抜止め位置から径方向外方の退避位置まで移動させる。この後、フランジ部40に指を引っ掛けて保護部材35を缶体11から抜き取る。
このとき、バレル研磨時に発生する摩擦熱によって合成樹脂製の保護部材35が膨張し、頂点外周部39が、支持部材22の嵌合凹部24に対し径方向外方へ押圧した状態で密着している場合には、保護部材35が合成樹脂製であることから頂点外周部39に生じる摩擦抵抗が大きいので、保護部材35だけを缶体11から抜き取ることが難しい。しかし、支持部材22の本体部23と缶体11の受け面18とは金属同士の接触なので、本体部23と受け面18とが強く押圧し合っていても比較的摺動し易い。したがって、保護部材35と一緒に支持部材22が缶体11から抜き取られる。
尚、フランジ部40に指を引っ掛けて保護部材35を缶体11から引き抜くことが困難である場合は、缶体11の下面の連通口15から保護部材35の底壁部41を押せばよい。連通口15は缶体11の下面の全領域に亘って開口しているので、作業者は底壁部41を広い範囲に亘って押すことができる。これにより、保護部材35を着脱口14側へ押し動かすことができるので、保護部材35を缶体11から確実に取り出すことができる。
<実施例の作用及び効果>
上述のように本実施例のバレル槽Aは、缶体11と保護部材35とを備えて構成されている。缶体11は、概ね平板状をなす複数の外壁部13を周方向に連ねた多角形断面の外筒部12を有する。外筒部12の軸線P方向における一方の端面(上端面)は、保護部材35を缶体11に対して着脱するための着脱口14として開放されている。
保護部材35は、概ね平板状をなす複数の内壁部37を周方向に連ねた多角形断面の内筒部36と、内筒部36の軸線P方向における基端側端部(下端部)を閉塞する底壁部41とを有する。保護部材35は、全体として箱形をなし、着脱口14から缶体11内に収容される。缶体11に保護部材35を収容すると、缶体11の内周が保護部材35で覆われて保護される。保護部材35を箱形としたので、缶体11に対して保護部材35を着脱する際の作業性が良い。
外筒部12の断面視における頂点内周部17には、内筒部36の断面視における頂点外周部39を嵌合させることで、外筒部12と内筒部36の周方向への相対変位を規制可能な嵌合凹部24が設けられている。缶体11において2つの外壁部13の側縁部同士が連なる頂点内周部17は、双方の外壁部13が相手側の外壁部13によって補強される形状をなすので、外筒部12においては最も剛性が高く変形が生じ難い部位である。
同様に、保護部材35において2つの内壁部37の側縁部同士が連なる頂点外周部39は、双方の内壁部37が相手側の内壁部37によって補強される形状をなすので、内筒部36において最も剛性が高く変形が生じ難い部位である。剛性の高い頂点内周部17と頂点外周部39を嵌合させたので、バレル研磨時に缶体11に対して保護部材35が周方向へ相対変位することを規制できる。
また、嵌合凹部24の内面と頂点外周部39の外面は、いずれも曲面を含んで構成されており、互いに面当たり状態で当接する。この構成によれば、嵌合凹部24の内面と頂点外周部39の外面が曲面を含んで構成されているので、嵌合凹部24の内面と頂点外周部39の外面における応力集中に起因する摩耗を回避できる。また、嵌合凹部24と頂点外周部39との接触面積が大きく確保されるので、缶体11に対する保護部材35の周方向への相対変位を抑制する機能に優れている。
また、嵌合凹部24は、缶体11に対して着脱可能な支持部材22に形成されている。したがって、嵌合凹部24が摩耗したときには、支持部材22を交換することで、缶体11に対する保護部材35の相対変位を規制する機能を維持できる。
また、保護部材35は合成樹脂材料からなり、保護部材35には、内筒部36の開口部35Eの開口縁から径方向外方へ張り出した形態のフランジ部40が形成されている。フランジ部40は、開口部35Eを閉塞する蓋47と外筒部12との間で挟み付けられるようになっており、フランジ部40には、その全周に亘りリング状の開口側芯金42が一体化されている。この構成によれば、保護部材35がバレル研磨時に熱膨張しても、開口側芯金42の剛性により、フランジ部40が波打つように変形する虞はない。したがって、蓋47とフランジ部41との間を密閉状態に保つことができる。
また、開口側芯金42は、保護部材35の開口部35Eの開口縁部に一体化されているので、内筒部36の頂点外周部39のうち開口部35Eの開口縁部の近傍部分は、バレル研磨時に径方向へ熱膨張しようとしても、その熱膨張は開口側芯金42の剛性によって抑制される。したがって、保護部材35の開口部35Eの開口縁部の近傍においては、頂点外周部39が嵌合凹部24に対して過度に押し付けられる虞がない。
また、合成樹脂製の底壁部41には底面側芯金44が一体化されている。この構成によれば、内筒部36の頂点外周部39のうち底壁部41の近傍部分(下端部)が、バレル研磨時に径方向へ熱膨張しようとしても、その熱膨張は、底面側芯金44によって抑制される。したがって、保護部材35の底壁部41の近傍においては、頂点外周部39が嵌合凹部24に対して過度に押し付けられることを防止できる。
また、外筒部12の軸線Pと平行な方向における他方の端面(下端面)には、缶体11の内部と外部を連通させる連通口15が形成されていてもよい。この構成によれば、保護部材35を缶体11から外す際に、連通口15から保護部材35を着脱口14側へ押すことができるので、作業性が良い。
また、嵌合凹部24(支持部材22)は、外筒部12の軸線Pと平行な方向の全長に亘って連続して延びた形態である。この構成によれば、複数の嵌合凹部24を外筒部12の軸線P方向に分断して配置する場合に比べると、嵌合凹部24の成形が容易である。
また、缶体11には、保護部材35に一体化させた開口側芯金42に係止することで、保護部材35を缶体11に収容した状態に保持可能なストッパ34を設けられている。この構成によれば、缶体11内に保護部材35を収容した状態でバレル槽Aを上下反転させたような場合に、保護部材35が不用意に缶体11から落下することを防止できる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、支持部材の嵌合凹部の内面が、曲面と平面を含んで構成されているが、嵌合凹部の内面は、曲面のみで構成されていてもよく、互いに角度なして連なる複数の平面のみで構成されていてもよい。
(2)上記実施例では、頂点外周部の外面が曲面のみで構成されているが、頂点外周部の外面は、曲面と平面を含んで構成されていてもよく、互いに角度なして連なる複数の平面のみで構成されていてもよい。
(3)上記実施例では、頂点内周部の嵌合凹部と頂点外周部の外面が、面当たり状態で当接するが、嵌合凹部と頂点外周部の外面が、線接触又は点接触面するようにしてもよい。
(4)上記実施例では、支持部材(嵌合部)を金属製としたが、支持部材(嵌合部)は合成樹脂製であってもよい。
(5)上記実施例では、嵌合部が缶体とは別体の支持部材に形成されているが、嵌合部は、缶体の頂点内周部に一体に形成してもよい。
(6)上記実施例では、嵌合部が、外筒部の軸線方向における全長に亘って連続して延びた形態であるが、これに限らず、複数の嵌合部を外筒部の軸線方向に分断して配置してもよい。この場合、1つの支持部材に複数の嵌合部を形成してもよく、嵌合部が形成された複数の支持部材を、軸線方向に間隔を空けて缶体に取り付けてもよい。
(7)上記実施例では、開口側芯金をインサート成形によって保護部材と一体化させたが、開口側芯金とを保護部材を一体化させる手段は、ビス止めや接着等であってもよい。
(8)上記実施例では、保護部材の開口部の開口縁部に開口側芯金を設けたが、保護部材は開口側芯金を設けない形態としてもよい。
(9)上記実施例では、底面側芯金をインサート成形によって底壁部と一体化させたが、底面側芯金と底壁部を一体化させる手段は、ビス止めや接着等であってもよい。
(10)上記実施例では、保護部材の底面部に底面側芯金を設けたが、保護部材は底面側芯金を設けない形態としてもよい。
(11)上記実施例では、缶体の奥端部に連通口を形成したが、缶体は連通口を有しない形態であってもよい。
(12)上記実施例では、缶体に、保護部材を収容状態に保持するためのストッパを設けたが、缶体はストッパを有しない形態であってもよい。
(13)上記実施例では、缶体の外筒部と保護部材の内筒部との間に径方向の隙間を設けたが、缶体の外筒部と保護部材の内筒部との間に径方向の隙間を設けない形態としてもよい。この場合でも、保護部材の剛性の高い頂点外周部と、剛性の高い頂点内周部に配した嵌合凹部との嵌合により、缶体に対する保護部材の周方向への相対変位を規制する機能が発揮される。
(14)上記実施例では、缶体の外筒部と保護部材の内筒部の平面視形状を正六角形としたが、缶体の外筒部と保護部材の内筒部の平面視形状は、頂点部の数が5つ以下の多角形でもよく、頂点部の数が7つ以上の多角形でもよい。
(15)上記実施例では、缶体の外筒部を構成する複数(6つ)の外壁部が、全て平板状をなしているが、複数の外壁部のうち少なくとも一部は、平面視において湾曲した板状をなしていてもよい。
(16)上記実施例では、保護部材の内筒部を構成する複数(6つ)内外壁部が、全て平板状をなしているが、複数の内壁部のうち少なくとも一部は、平面視において湾曲した板状をなしていてもよい。
(17)上記実施例では、外筒部を構成する複数の外壁部のうち、少なくとも一部の外壁部に、軽量化のための窓孔部を形成してもよい。
(18)上記実施例では、缶体の軸線方向における一方の端部のみを着脱口として開口させたが、缶体の軸線方向における両端部を、保護部材を着脱させるための着脱口として開口させてもよい。
A…バレル槽
P…軸線
11…缶体
12…外筒部
13…外壁部
14…着脱口
15…連通口
17…頂点内周部
22…支持部材
24…嵌合凹部(嵌合部)
34…ストッパ
35…保護部材
35E…開口部
36…内筒部
37…内壁部
39…頂点外周部
40…フランジ部
41…底壁部
42…開口側芯金
44…底面側芯金
47…蓋

Claims (7)

  1. 概ね平板状をなす複数の外壁部を周方向に連ねた多角形断面の外筒部を有し、前記外筒部の軸線方向における少なくとも一方の端面が着脱口として開放された缶体と、
    概ね平板状をなす複数の内壁部を周方向に連ねた多角形断面の内筒部と、前記内筒部の軸線方向における基端側端部を閉塞する底壁部とを有し、前記着脱口から前記缶体内に収容される箱形の保護部材と、
    前記外筒部の断面視における頂点内周部に取り付けられ、前記缶体に対して着脱可能な支持部材と、
    前記支持部材の内面に形成され、前記内筒部の断面視における頂点外周部を嵌合させることで、前記外筒部と前記内筒部の周方向への相対変位を規制可能な嵌合部とを備え、
    前記保護部材を前記着脱口から前記缶体内に収容する過程では、前記嵌合部と前記頂点外周部とが摺接することを特徴とするバレル槽。
  2. 前記嵌合部と前記頂点外周部の外面が、曲面を含んでいて面当たり状態で当接していることを特徴とする請求項1記載のバレル槽。
  3. 前記保護部材が合成樹脂材料からなり、
    前記保護部材には、前記内筒部の開口部の開口縁から径方向外方へ張り出した形態であり、前記開口部を閉塞する蓋と前記外筒部との間で挟み付けられるフランジ部が形成されており、
    前記フランジ部にはリング状の開口側芯金が一体化されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバレル槽。
  4. 前記保護部材が合成樹脂材料からなり、
    前記底壁部に底面側芯金が一体化されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバレル槽。
  5. 前記外筒部の軸線方向における他方の端面に形成され、前記缶体の内部と外部を連通させる連通口を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のバレル槽。
  6. 前記嵌合部が、前記外筒部の軸線方向における全長に亘って連続して延びた形態であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のバレル槽。
  7. 前記缶体には、前記保護部材に係止することで、前記保護部材を前記缶体に収容した状態に保持可能なストッパが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のバレル槽。
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