JP6860026B2 - 歯車回転検出装置及びマンコンベヤ - Google Patents

歯車回転検出装置及びマンコンベヤ Download PDF

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本発明は、歯車回転検出装置及びマンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、歯車と、歯車の回転を検出する検出部とを備えている(例えば、特許文献1及び2)。そして、検出部は、回転する歯車の歯に基づいて、オンオフ信号を出力している。
ところで、歯車に対して検出部の位置が適切でなかったり、検出部が劣化や損傷したりした際には、歯車の回転に伴って、検出部がオンオフ信号を適切に出力していない場合がある。斯かる場合には、歯車の回転状況(例えば、回転速度、回転方向)を正確に把握することができない。
特開2012−126467号公報 特開2013−142014号公報
そこで、課題は、検出部がオンオフ信号を適切に出力していることを判定できる歯車回転検出装置及びマンコンベヤを提供することである。
歯車回転検出装置は、歯車の回転を検出するために、前記歯車の歯に基づいてオンオフ信号を出力する検出部と、前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さが設定値であるか否かを判定するパルス長さ判定部と、を備える。
また、歯車回転検出装置は、前記歯車の回転速度が一定であるか否かを判定する速度判定部を備え、前記パルス長さ判定部は、前記速度判定部が前記歯車の回転速度が一定であると判定した後に、前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さが設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。
また、歯車回転検出装置においては、前記検出部は、第1検出部及び第2検出部の、少なくとも二つ備えられ、前記歯車回転検出装置は、前記第1検出部が出力する第1オンオフ信号及び前記第2検出部が出力する第2オンオフ信号がそれぞれオンである第1状態と、前記第1オンオフ信号がオンで且つ前記第2オンオフ信号がオフである第2状態と、前記第1オンオフ信号及び前記第2オンオフ信号がそれぞれオフである第3状態と、前記第1オンオフ信号がオフで且つ前記第2オンオフ信号がオンである第4状態とのうち、少なくとも一つの状態の時間の長さが設定値であるか否かを判定する状態長さ判定部を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、回転する歯車と、前記の歯車回転検出装置と、を備える。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの要部概要図である。 図2は、図1のII領域拡大図である。 図3は、同実施形態に係る検出部が出力する信号波形を示す図である。 図4は、同実施形態に係るマンコンベヤのブロック図である。
以下、マンコンベヤ及び歯車回転検出装置における一実施形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、躯体に固定される構造部2と、人を搬送する搬送部3と、人につかまれる手摺を有する欄干部1aとを備えている。また、マンコンベヤ1は、搬送部3及び欄干部1a(手摺ベルト)を駆動させる駆動部4と、マンコンベヤ1の全体を制御する制御装置5とを備えている。
構造部2は、上下階の間に掛け渡されるようにして、躯体に固定されている。また、構造部2は、上方の端部と下方の端部とに、それぞれ機械室2aを備えている(図1においては、上方の機械室2aのみ図示している)。そして、構造部2は、各構成1a,3〜5を支持している。なお、構造部2の構成は、特に限定されないが、例えば、構造部2は、トラス構造又はケタ構造とすることができる。
搬送部3は、無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)3aと、走行部3aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えている。走行部3aは、幅方向(図1の紙面に対して垂直方向)に離れて一対設けられている(図1においては、一つのみ図示している)。そして、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置され、それぞれの走行部3aに対して回転可能に接続されている。
駆動部4は、駆動源(例えば、モータ)4aと、駆動源4aの駆動を伝達する環状のチェーン4bと、チェーン4bに巻き掛けられる歯車(鎖歯車)4cとを備えている。そして、駆動部4は、ステップ3bが反転するように、走行部3aが巻き掛けられる回転部(例えば、鎖歯車)4dと、歯車4cと回転部4dとにそれぞれ連結される回転軸4eとを備えている。
これにより、歯車4c及び回転部4dは、互いに一体となって、回転軸4eを中心に回転する。なお、回転軸4eは、例えば、図示していない軸受によって、構造部2に回転可能に接続されている。また、駆動部4は、例えば、緊急時等の際に、歯車4cと機械的に係合することによって、歯車4cの回転を停止させる停止装置4fを備えている。
ところで、マンコンベヤ1においては、一般的に、幅方向の寸法が制限されたり、幅方向を小型化することが求められたりするため、回転軸4eの端部の外側には、十分な空間が存在していない。したがって、回転軸4eの端部に、歯車4cの回転を検出する手段(例えば、エンコーダ)を設置することはできない。
そこで、マンコンベヤ1は、図2に示すように、歯車4cの回転を検出する第1検出部6及び第2検出部7と、検出部6,7を支持する支持部1bと、検出部6,7を支持部1bに固定する固定手段1cとを備えている。このように、検出部6,7は、歯車4cの外周部の近傍に配置されている。なお、支持部1bは、構造部2(図1参照)に固定されており、また、歯車4cに対する検出部6,7の固定位置は、固定手段1cによって、変更可能である。
そして、検出部6,7は、回転する歯車4cの歯に基づいてオンオフ信号を出力する。なお、検出部6,7は、特に限定されないが、例えば、所謂、近接センサとすることができ、また、例えば、各種のセンサ(反射型光電センサ、透過型光電センサ)とすることもできる。そして、歯車4cが回転し、歯車4cの歯が検出部6,7に近づいたり離れたりすることによって、検出部6,7は、オンとオフとを切り替えるオンオフ信号を出力している。
なお、図3に示すように、第1検出部6が出力する第1オンオフ信号のオンオフ切り替えタイミングと、第2検出部7が出力する第2オンオフ信号のオンオフ切り替えタイミングとが、異なるように、第1検出部6及び第2検出部7は、それぞれ配置されている。図3において、T5は、オンオフ信号におけるオンの1パルス時間の長さを示し、T6は、オンオフ信号におけるオフの1パルス時間の長さを示している。
これにより、第1オンオフ信号及び第2オンオフ信号の両方がオンである第1状態と、第1オンオフ信号がオンで且つ第2オンオフ信号がオフである第2状態と、第1オンオフ信号及び第2オンオフ信号の両方がオフである第3状態と、第1オンオフ信号がオフで且つ第2オンオフ信号がオンである第4状態とが、存在している。図3において、T1〜T4は、それぞれ第1〜第4状態の時間の長さを示している。
そして、制御装置5(具体的には、後述する演算部5c(図4参照))は、第1オンオフ信号及び第2オンオフ信号に基づいて、歯車4cの回転状況を演算する。例えば、制御装置5(演算部5c)は、第1及び第2検出部6,7のオンオフ信号に基づいて、歯車4cの回転速度及び回転方向を演算する。なお、回転方向は、第1状態の次の状態が第2状態であるか第4状態であるかによって、演算される。
ところで、歯車4c(図1及び図2参照)に対して検出部6,7(図2参照)の位置が適切でない場合には、検出部6,7は、歯車4cの回転に伴って、オンオフ信号を適切に出力できない。斯かる場合は、例えば、検出部6,7を新設したり、更新したりする場合だけでなく、歯車4cが検出部6,7に対して位置ずれしたり、検出部6,7が歯車4cに対して位置ずれしたりする場合も挙げられる。
特に、停止装置4f(図1参照)と歯車4cとが機械的に係合することによって、停止装置4fが歯車4cの回転を停止させた場合には、歯車4cに大きな力が加えられる。これにより、歯車4cが検出部6,7に対して位置ずれする可能性がある。また、検出部6,7が劣化したり、検出部6,7が損傷したりした場合には、歯車4cに対して検出部6,7の位置が適切であっても、検出部6,7は、歯車4cの回転に伴って、オンオフ信号を適切に出力できない。
そこで、図4に示すように、マンコンベヤ1は、歯車4c(図1及び図2参照)の回転を検出するために、歯車回転検出装置10を備えている。歯車回転検出装置10は、各情報が入力される入力部10aと、歯車4cの回転速度を検出する速度検出部10bと、各情報を出力する出力部10cとを備えている。なお、歯車回転検出装置10は、制御装置5及び検出部6,7を少なくとも含んでいる。
制御装置5は、各部6,7,10a,10bからの各情報を取得する取得部5aと、各情報を記憶する記憶部5bと、各情報を演算する演算部5cと、各部4a,4f,10cを制御する制御部5dとを備えている。そして、制御装置5は、検出部6,7がオンオフ信号を適切に出力しているか否かを判定するために、速度判定部5e、パルス長さ判定部5f、及び状態長さ判定部5gを備えている。
入力部10aは、例えば、ボタン、スイッチ、マウス、及びキーボード等のうち、少なくとも一つを備えている。そして、入力部10aには、例えば、自動運転と手動運転とを切り替えるための情報や、判定に用いる情報等を入力することができる。
出力部10cは、例えば、表示灯、ブザー、外部装置(端末、中央監視装置等)へ情報を送信する送信部等のうち、少なくとも一つを備えている。そして、出力部10cは、例えば、判定の結果(正常、異常)を出力することができる。
演算部5cは、例えば、取得部5aで取得した情報と、記憶部5bで記憶されている情報とに基づいて、演算する。そして、制御部5dは、例えば、取得部5aで取得した情報、演算部5cが演算した情報、又は各判定部5e,5f,5gが判定した情報(判定結果)に基づいて、各部4a,4f,10cを制御する。
パルス長さ判定部5fは、図3及び図4に示すように、オンオフ信号のオン、オフの1パルス時間の長さT5,T6が設定値であるか否かを判定する。例えば、パルス長さ判定部5fは、オンの1パルス時間の長さT5の絶対値が設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。
これにより、オンオフ信号のオン、オフの1パルス時間の長さT5,T6が設定値である場合には、検出部6,7がオンオフ信号を適切に出力している、と判定することができる。したがって、検出部6,7のオンオフ信号によって、例えば、演算部5cは、歯車4cの回転状況(例えば、回転速度)を正確に演算することができる。
なお、パルス長さ判定部5fの構成は、特に限定されない。例えば、パルス長さ判定部5fは、オフの1パルス時間の長さT6の絶対値が設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。また、例えば、パルス長さ判定部5fは、オンオフ信号のオン、オフの1パルス時間の長さT5,T6の絶対値がそれぞれ設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。
また、例えば、パルス長さ判定部5fは、オンオフ信号のオフ、オフの1パルス時間の長さT5,T6の相対値(例えば、デューティ比T5/(T5+T6)、オンオフ比T5/T6等)が設定値であるか否かを判定してもよい。また、例えば、パルス長さ判定部5fは、第1及び第2検出部6,7の両方のオンオフ信号に基づいて、判定する、という構成でもよく、第1検出部6又は第2検出部7の一方のみのオンオフ信号に基づいて、判定する、という構成でもよい。
状態長さ判定部5gは、第1〜第4状態の時間の長さT1〜T4が設定値であるか否かを判定する。例えば、状態長さ判定部5gは、第1〜第4状態の時間の長さT1〜T4の絶対値がそれぞれ設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。
これにより、第1〜第4状態の時間の長さT1〜T4が設定値である場合には、第1及び第2検出部6,7がオンオフ信号を適切に出力している、と判定することができる。したがって、第1及び第2検出部6,7のオンオフ信号によって、例えば、演算部5cは、歯車4cの回転状況(例えば、回転方向、回転速度)を正確に演算することができる。
なお、状態長さ判定部5gの構成は、特に限定されない。例えば、状態長さ判定部5gは、第1〜第4状態の時間の長さT1〜T4の相対値(例えば、T1/(T1+T2+T3+T4)、T1/T2等)が設定値であるか否かを判定する、という構成でもよい。また、例えば、状態長さ判定部5gは、第1〜第4状態の時間の長さT1〜T4のうち1〜3つの長さを用いて、判定する、という構成でもよい。
また、各判定部5f,5gが判定する際に用いる、各時間の長さT1〜T6の設定値は、上限値及び下限値の両方を有する範囲であってもよく、上限値のみを有する範囲であってもよく、また、下限値のみを有する範囲であってもよい。また、例えば、設定値は、記憶部5bに記憶されており、入力部10aに入力されることによって、変更可能であってもよい。
ところで、歯車4cの回転速度が変化している場合には、第1及び第2検出部6,7のオンオフ信号が不安定である。そこで、パルス長さ判定部5f及び状態長さ判定部5gは、正確に判定するために、速度判定部5eが歯車4cの回転速度が一定であると判定した後に、それぞれ判定している。
速度判定部5eは、速度検出部10bからの情報に基づいて、歯車4cの回転速度が一定であるか否かを判定する。なお、歯車4cの回転速度が一定とは、所定時間に亘って、完全に同じである場合だけでなく、略同じである場合(例えば、パルス長さ判定部5f及び状態長さ判定部5gが適切に判定できる程度の誤差を有する場合)も含む。
そして、速度検出部10b及び速度判定部5eの構成は、特に限定されない。例えば、速度検出部10bは、駆動源4aであるモータの回転速度を変えるためのインバータであって、モータに供給する電力の周波数の情報を制御装置5に出力し、速度判定部5eは、当該周波数が一定になったことによって、歯車4cの回転速度が一定となったと判定する、という構成でもよい。
また、例えば、速度検出部10bは、駆動源4aに電力を供給する電力供給部であって、電力を供給していることの情報を制御装置5に出力し、速度判定部5eは、所定時間連続して電力が供給されたことによって、歯車4cの回転速度が定格速度で一定となっていると判定する、という構成でもよい。また、例えば、速度検出部10bは、回転軸4eに取り付けられたエンコーダであって、速度検出部10bは、エンコーダからの情報に基づいて歯車4cの回転速度を演算することによって、判定する、という構成でもよい。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、回転する歯車4cと、歯車回転検出装置10と、を備える。
そして、本実施形態に係る歯車回転検出装置10は、歯車4cの回転を検出するために、前記歯車4cの歯に基づいてオンオフ信号を出力する検出部6,7と、前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さT5,T6が設定値であるか否かを判定するパルス長さ判定部5fと、を備える。
斯かる構成によれば、パルス長さ判定部5fは、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さT5,T6が設定値であるか否かを、判定する。そして、当該1パルス時間の長さT5,T6が設定値である場合には、検出部6,7がオンオフ信号を適切に出力している、と判定することができる。
また、本実施形態に係る歯車回転検出装置10は、前記歯車4cの回転速度が一定であるか否かを判定する速度判定部5eを備え、前記パルス長さ判定部5fは、前記速度判定部5eが前記歯車4cの回転速度が一定であると判定した後に、前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さT5,T6が設定値であるか否かを判定する、という構成である。
斯かる構成によれば、速度判定部5eが、歯車4cの回転速度が一定であるか否かを、判定する。そして、歯車4cの回転速度が一定になった後に、パルス長さ判定部5fは、オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さT5,T6が設定値であるか否かを、判定する。
また、本実施形態に係る歯車回転検出装置10においては、前記検出部6,7は、第1検出部6及び第2検出部7の、少なくとも二つ備えられ、前記歯車回転検出装置10は、前記第1検出部6が出力する第1オンオフ信号及び前記第2検出部7が出力する第2オンオフ信号がそれぞれオンである第1状態と、前記第1オンオフ信号がオンで且つ前記第2オンオフ信号がオフである第2状態と、前記第1オンオフ信号及び前記第2オンオフ信号がそれぞれオフである第3状態と、前記第1オンオフ信号がオフで且つ前記第2オンオフ信号がオンである第4状態とのうち、少なくとも一つの状態の時間の長さT1〜T4が設定値であるか否かを判定する状態長さ判定部5gを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、状態長さ判定部5gは、第1〜第4状態のうち、少なくとも一つの状態の時間の長さT1〜T4が設定値であるか否かを、判定する。そして、少なくとも一つの状態の時間の長さT1〜T4が設定値である場合には、第1及び第2検出部6,7の両方がオンオフ信号を適切に出力している、と判定することができる。
なお、マンコンベヤ1及び歯車回転検出装置10は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1及び歯車回転検出装置10は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る歯車回転検出装置10は、速度判定部5eを備えている、という構成である。しかしながら、歯車回転検出装置10は、斯かる構成に限られない。例えば、歯車回転検出装置10は、速度判定部5eを備えていない、という構成でもよい。斯かる構成においては、演算部5cが、検出部6,7のオンオフ信号を歯車4cの回転速度に対応したオンオフ信号に演算し、パルス長さ判定部5f及び状態長さ判定部5gは、演算されたオンオフ信号に基づいて判定する、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係る歯車回転検出装置10においては、検出部6,7は、二つ備えられ、制御装置5は、状態長さ判定部5gを備えている、という構成である。しかしながら、歯車回転検出装置10は、斯かる構成に限られない。例えば、制御装置5は、状態長さ判定部5gを備えていない、という構成でもよい。また、例えば、検出部6,7は、一つ又は三つ以上備えられている、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る歯車4cは、チェーン4bが巻き掛けられる鎖歯車である。しかしながら、歯車回転検出装置10が回転を検出する歯車4cは、斯かる構成に限られない。例えば、歯車4cは、別の歯車やピニオンと噛み合う歯車でもよく、また、例えば、タイミングベルト(歯付きベルト)が巻き掛けられる歯車(タイミングプーリ、歯付きプーリ)でもよい。また、歯車は、走行部3aが巻き掛けられる鎖歯車である回転部4dでもよい。
(4)また、上記実施形態に係る歯車回転検出装置10は、マンコンベヤ1に備えられている、という構成である。しかしながら、歯車回転検出装置10は、斯かる構成に限られない。例えば、歯車回転検出装置10は、歯車4cを有する装置であれば、マンコンベヤ1以外の装置に備えられていてもよい。
1…マンコンベヤ、1a…欄干部、1b…支持部、1c…固定手段、2…構造部、2a…機械室、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、4…駆動部、4a…駆動源、4b…チェーン、4c…歯車、4d…回転部、4e…回転軸、4f…停止装置、5…制御装置、5a…取得部、5b…記憶部、5c…演算部、5d…制御部、5e…速度判定部、5f…パルス長さ判定部、5g…状態長さ判定部、6…第1検出部、7…第2検出部、10…歯車回転検出装置、10a…入力部、10b…速度検出部、10c…出力部

Claims (2)

  1. 歯車の回転を検出するために、前記歯車の歯に基づいてオンオフ信号を出力する検出部と、
    前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さが設定値であるか否かを判定するパルス長さ判定部と、
    前記歯車の回転速度が一定であるか否かを判定する速度判定部と、を備え
    前記パルス長さ判定部は、前記速度判定部が前記歯車の回転速度が一定であると判定した後に、前記オンオフ信号の、オン及びオフの少なくとも一方の1パルス時間の長さが設定値であるか否かを判定し、
    前記検出部は、第1検出部及び第2検出部の、少なくとも二つ備えられる、歯車回転検出装置であって、
    前記第1検出部が出力する第1オンオフ信号及び前記第2検出部が出力する第2オンオフ信号がそれぞれオンである第1状態と、前記第1オンオフ信号がオンで且つ前記第2オンオフ信号がオフである第2状態と、前記第1オンオフ信号及び前記第2オンオフ信号がそれぞれオフである第3状態と、前記第1オンオフ信号がオフで且つ前記第2オンオフ信号がオンである第4状態とのうち、少なくとも一つの状態の時間の長さが設定値であるか否かを判定する状態長さ判定部を備え、
    前記状態長さ判定部は、前記第1〜第4状態の時間の長さがそれぞれ設定値であるか否かを判定する、歯車回転検出装置
  2. 回転する歯車と、請求項1に記載の歯車回転検出装置と、を備える、マンコンベヤ。
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