JP6858038B2 - 硬さ試験機及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、硬さ試験機及びプログラムに関する。
従来、ビッカース硬さ試験法、ヌープ硬さ試験法など、平面形状が多角形の圧子を試料の表面に押し付け、試料表面に生じるくぼみの対角線の長さから硬さを測定する押し込み式の硬さ試験法がよく知られており、金属材料の機械的性質の評価に多く用いられている
(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平8−122238号公報 特開平10−123038号公報
硬さ試験機による硬さ試験の際には、撮像手段によって撮像されたくぼみを作業者が読み取ることとなるが、この際には、例えば、モニタ上に、平行関係を保ちつつ近接離間可能な一対の計測ラインを、直交する2方向に沿って夫々表示し、当該計測ラインを動かして対角線の長さを計測する。
この際には、くぼみの対角線長さの計測は、例えば、図6(b)に示したように、計測ラインの各々をくぼみの頂点の各々に重なるように配置した上で、平行に引かれた計測ラインの間隔を計測することによって行われる。
したがって、試験用の圧子は、当該圧子によって形成されるくぼみの対角線が、モニタ上において、当該モニタの縦方向又は横方向と平行となり、当該対角線の長さを計測する計測ラインと直交するように取り付けられる必要があるが、硬さ試験機に圧子を取り付ける際に、一度でこのように圧子を取り付けることは困難であり、回転方向の傾きが発生してしまう可能性が高い。そして、このような傾きが発生した場合、傾きを矯正するためには、一度くぼみづけ作業を行った上で、撮像された画像のくぼみ形状を確認しながら、圧子を回転させて調整する必要がある。
しかし、圧子の交換の度に調整作業を行うことは非常に手間が掛かる。また、手作業による完全な調整は困難であり、完全に調整しきれずに僅かでも傾きが残った場合には、実際の対角線長さよりも対角線長さを短く読み取ってしまうこととなり、この場合、硬さ値は本来の値よりも大きく算出されてしまう。
本発明は、圧子交換時の調整作業の手間を省きつつ、くぼみの傾きによる計測誤差を生じさせない正確な測定を行うことを可能とした硬さ試験機及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
試料の表面に圧子により所定の試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみの寸法を計測することにより前記試料の硬さを測定する硬さ試験機において、
撮像手段を制御してくぼみが形成された試料の表面を撮像させ、当該試料の表面の画像データを取得する撮像制御手段と、
前記撮像制御手段により取得された前記画像データに基づいて、前記試料の表面に形成されたくぼみの頂点座標を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記頂点座標に基づいて、基準線に対する前記くぼみの傾き角及び前記くぼみの中心座標を算出する算出手段と、
前記算出手段よって算出された前記傾き角に基づいて、前記画像データによる画像と共に表示される計測ラインと、当該計測ラインが長さを計測する線分と、が直交するように前記画像データ又は前記計測ラインのデータを補正して前記画像データによる画像と前記計測ラインとを表示手段に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の硬さ試験機において、
前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された前記傾き角に基づいて、前記中心座標を中心として画像データによる画像を回転させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の硬さ試験機において、
前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された前記傾き角に基づいて、前記中心座標を中心として前記計測ラインを回転させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
試料の表面に圧子により所定の試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみの寸法を計測することにより前記試料の硬さを測定する硬さ試験機のコンピュータを、
撮像手段を制御してくぼみが形成された試料の表面を撮像させ、当該試料の表面の画像データを取得する撮像制御手段、
前記撮像制御手段により取得された前記画像データに基づいて、前記試料の表面に形成されたくぼみの頂点座標を抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された前記頂点座標に基づいて、基準線に対する前記くぼみの傾き角及び前記くぼみの中心座標を算出する算出手段、
前記算出手段よって算出された前記傾き角に基づいて、前記画像データによる画像と共に表示される計測ラインと、当該計測ラインが長さを計測する線分と、が直交するように前記画像データ又は前記計測ラインのデータを補正して前記画像データによる画像と前記計測ラインとを表示手段に表示する表示制御手段、
として機能させるプログラムである。
本発明によれば、圧子交換時の調整作業の手間を省きつつ、くぼみの傾きによる計測誤差を生じさせない正確な測定を行うことを可能とした硬さ試験機及びプログラムを提供することができる。
実施形態に係る硬さ試験機の全体構成を示す斜視図である。 実施形態に係る硬さ試験機の試験機本体を示す模式図である。 実施形態に係る硬さ試験機の硬さ測定部を示す模式図である。 実施形態に係る硬さ試験機の制御構造を示すブロック図である。 実施形態に係る硬さ試験機のくぼみ形成後の動作を示すフローチャートである。 (a)は、実施形態に係る硬さ試験機がビッカース硬さ試験機である場合の傾き角等の一例を示す図である。(b)は、実施形態に係る硬さ試験機がビッカース硬さ試験機である場合のモニタ上における対角線長さの測定の一例を示す図である。 (a)は、実施形態に係る硬さ試験機がヌープ硬さ試験機である場合の傾き角等の一例を示す図である。(b)は、実施形態に係る硬さ試験機がヌープ硬さ試験機である場合のモニタ上における対角線長さの測定の一例を示す図である。 (a)は、実施形態に係る硬さ試験機がマルテンス硬さ試験機である場合の傾き角等の一例を示す図である。(b)は、実施形態に係る硬さ試験機がマルテンス硬さ試験機である場合のモニタ上における正三角形の一辺の長さの測定の一例を示す図である。 変形例に係る硬さ試験機における、計測ラインの表示角度等の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、図1におけるX方向を左右方向とし、Y方向を前後方向とし、Z方向を上下方向とする。また、X−Y面を水平面とする。
(構成の説明)
硬さ試験機100は、例えば、圧子14aの平面形状が矩形状に形成されたビッカース硬さ試験機であり、図1及び図2に示すように、試験機本体10と、制御部6と、操作部7と、モニタ8と、を備えている。
試験機本体10は、試料Sの硬さ測定を行う硬さ測定部1と、試料Sを載置する試料台2と、試料台2を移動させるXYステージ3と、試料Sの表面に焦点を合わせるためのAFステージ4と、試料台2(XYステージ3、AFステージ4)を昇降する昇降機構部5と、を備えている。
硬さ測定部1は、図3に示すように、試料Sの表面を照明する照明装置11と、試料Sの表面を撮像するCCDカメラ12と、圧子14aを備える圧子軸14と、対物レンズ15と、回転することにより圧子軸14と対物レンズ15との切り替えが可能なターレット16と、を備えている。
照明装置11は、光を照射することにより試料Sの表面を照明するものであり、照明装置11から照射される光は、レンズ1a、ハーフミラー1d、ミラー1e、対物レンズ15を介して試料Sの表面に到達する。
CCDカメラ12は、試料Sの表面から対物レンズ15、ミラー1e、ハーフミラー1d、ミラー1g、及びレンズ1hを介して入力された反射光に基づき、当該試料Sの表面や圧子14aにより試料Sの表面に形成されるくぼみを撮像して画像データを取得し、複数フレームの画像データを同時に蓄積、格納可能なフレームグラバ17を介して、制御部6に出力する。
これにより、CCDカメラ12は、撮像手段として機能する。
圧子軸14は、制御部6が出力する制御信号に応じて駆動される負荷機構部(図示省略)により、試料台2に載置された試料Sに向け移動され、先端部に備えた圧子14aを試料Sの表面に所定の試験力で押し付ける。
対物レンズ15は、それぞれ異なる倍率からなる集光レンズであり、ターレット16の下面に複数保持されており、ターレット16の回転により試料Sの上方に配置されることで、照明装置11から照射される光を一様に試料Sの表面に照射させる。
ターレット16は、下面に圧子軸14と複数の対物レンズ15を取り付け、Z軸方向を中心に回転することにより、当該圧子軸14と複数の対物レンズ15の中の何れか一つを切り替えて試料Sの上方に配置可能なように構成されている。つまり、圧子軸14を試料Sの上方に配置することで試料Sの表面にくぼみを形成し、対物レンズ15を試料Sの上方に配置することで、当該形成されたくぼみを観察することが可能となる。
試料台2は、上面に載置される試料Sを試料固定部2aで固定する。
XYステージ3は、制御部6が出力する制御信号に応じて駆動する駆動機構部(図示省略)により駆動され、試料台2を圧子14aの移動方向(Z軸方向)に垂直な方向(X軸,Y軸方向)に移動させる。
AFステージ4は、制御部6が出力する制御信号に応じて駆動され、CCDカメラ12が撮像した画像データに基づき試料台2を微細に昇降させ、試料Sの表面に焦点を合わせる。
昇降機構部5は、制御部6が出力する制御信号に応じて駆動され、試料台2(XYステージ3、AFステージ4)を上下方向に移動させることで、試料台2と対物レンズ15との間の相対距離を変化させる。
操作部7は、キーボード71、マウス72等により構成されており、硬さ試験を行う際のユーザによる入力操作を実行させる。そして、操作部7により所定の入力操作がなされると、その入力操作に応じた所定の操作信号が制御部6に出力される。
モニタ8は、例えば、LCDなどの表示装置により構成されており、操作部7において入力された硬さ試験の設定条件、硬さ試験の結果、CCDカメラ12が撮像した試料Sの表面や試料Sの表面に形成されるくぼみの画像等を表示する。
これにより、モニタ8は、表示手段として機能する。
制御部6は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、記憶部63等を備えて構成され、記憶部63に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の硬さ試験を行うための動作制御等を行う機能を有する。
CPU61は、記憶部63に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM62に展開して実行することにより、硬さ試験機100全体の制御を行う。
RAM62は、CPU61により実行された処理プログラム等を、RAM62内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部63は、例えば、プログラムやデータ等を記憶する記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部63は、CPU61が硬さ試験機100全体を制御する機能を実現させるための各種データ、各種処理プログラム、これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部63は、例えば、XYステージ制御プログラム、自動合焦プログラム、くぼみ形成プログラム、撮像制御プログラム、抽出プログラム、算出プログラム、表示制御プログラムを格納している。
(動作の説明)
次に、本実施形態に係る硬さ試験機100の動作について説明する。
まず、CPU61は、記憶部63内に格納されたXYステージ制御プログラムを実行することにより、試料Sの表面の所定領域がCCDカメラ12の真下に位置するようにXYステージ3を移動させる。
次に、CPU61は、記憶部63内に格納された自動合焦プログラムを実行することにより、硬さ測定部1のCCDカメラ12によって得られる画像データに基づいて、AFステージ4を昇降させ、試料Sの表面に対する自動合焦を行う。
そして、CPU61は、記憶部63内に格納されたくぼみ形成プログラムを実行することにより、圧子14aを所定の試験力で試料Sの表面に押し付けてくぼみを形成する。
次に、本実施形態に係る硬さ試験機100のくぼみ形成後の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。この処理は、CPU61が記憶部63に格納されている各種プログラムを実行することにより実現される。
まず、CPU61は、記憶部63内に格納された撮像制御プログラムを実行することにより、CCDカメラ12を制御して試料Sの表面を撮像させ、試料Sの表面の画像データを取得する(ステップS1:撮像制御工程)。すなわち、CPU61は、本発明における撮像制御手段として機能する。
続いて、CPU61は、記憶部63内に格納された抽出プログラムを実行することにより、ステップS1で取得された試料Sの表面の画像データに基づいて、試料Sの表面に形成されたくぼみの領域を抽出の上、抽出された領域の輪郭に基づいて、くぼみの頂点座標を抽出する処理を行う(ステップS2:抽出工程)。すなわち、CPU61は、本発明における抽出手段として機能する。
続いて、CPU61は、記憶部63内に格納された算出プログラムを実行することにより、ステップS2で抽出された頂点座標に基づいて、矩形のくぼみの対角線の交点であるくぼみの中心座標、及び画像データをモニタ8に表示した際のモニタの縦方向又は横方向に沿う基準線BLからの対角線の傾き角を求める(ステップS3:算出工程)。すなわち、CPU61は、本発明における算出手段として機能する。
具体的には、例えば、図6(a)に示すように中心座標O及び基準線BLからの対角線の傾き角θが求められることとなる。
続いて、CPU61は、記憶部63内に格納された表示制御プログラムを実行することにより、ステップS3で算出されたくぼみの中心座標を中心として、ステップS3で算出された傾き角の分だけ、傾きを是正する方向に画像データを回転させた上で、当該画像データによる画像を、計測ラインL……と共にモニタ8に表示する(ステップS4:表示制御工程)。
計測ラインL……は、モニタ8の縦方向又は横方向に沿う基準線と平行となるように、各方向2本ずつ、操作部7による操作に応じて平行関係を保ちつつ近接離間可能に表示される。
具体的には、例えば図6(a)に示すようにくぼみが基準線BLから反時計回りにθ傾いている場合においては、画像データを、時計回りにθ回転させた上で、図6(b)に示すように、モニタ8に表示することとなる。
その後、作業者は、操作部7を用いて、モニタ8に表示された計測ラインL……を動かし、図6(b)に示した計測ラインL……の各々がくぼみの頂点の各々と重なる状態とした上で、平行に引かれた計測線の間隔を計測することで、対角線長さdv1及びdv2を計測する(ステップS5:計測工程)。
(効果の説明)
以上のように、実施形態に係る硬さ試験機100によれば、撮像された画像データを、くぼみの中心座標及びくぼみの対角線の基準線からの傾き角に応じて回転させることによって、圧子を調整せずとも、圧子によって形成されたくぼみの対角線と、計測ラインとの傾きを調整することができる。
これによって、圧子交換時の調整作業を廃止することができ、かつ、くぼみの傾きによる計測誤差を生じさせない正確な計測を行うことが可能となる。
(変形例)
上記実施形態では、硬さ試験機100として、圧子14aの平面形状が矩形状に形成されたビッカース硬さ試験機を例示して説明したが、硬さ試験機100は、ビッカース硬さ試験機には限られず、例えば、ヌープ硬さ試験機や、マルテンス硬さ試験機であってもよい。
ヌープ硬さ試験機においては、CPU61は、例えば、図7(a)に示したように菱形のくぼみの中心座標O及び基準線BLからの傾き角θを求めた後、画像データを、時計回りにθ回転させる。
続いてCPU61は、画像データを、モニタの縦方向に沿う基準線と平行となる2本の計測ラインL、Lと共にモニタ8に表示し、作業者は、操作部7を用いて、計測ラインL、Lを動かし、図7(b)に示した計測ラインの各々がくぼみの左右の頂点の各々と重なる状態とした上で、計測ラインL、Lの間隔を計測することで、対角線長さdを計測する。
また、マルテンス硬さ試験機においては、CPU61は、例えば、図8(a)に示したように正三角形のくぼみの中心座標O及び基準線BLからの傾き角θを求めた後、画像データを、時計回りにθ回転させる。
続いてCPU61は、画像データを、モニタの縦方向に沿う基準線と平行となる2本の計測ラインL、Lと共にモニタ8に表示し、作業者は、操作部7を用いて、計測ラインL、Lを動かし、図8(b)に示した計測ラインL、Lの各々がくぼみの左右の頂点の各々と重なる状態とした上で、計測ラインL、Lの間隔を計測することで、正三角形の一辺の長さdを計測する。
また、ステップS4:表示制御工程においては、画像データに表示する計測ラインL……を、ステップS3で算出された傾き角に応じて、モニタの縦方向又は横方向に沿う基準線と平行な方向からくぼみの中心座標を中心として回転させることで、計測ラインL……と当該計測ラインL……が長さを計測する線分とが直交するようにしてもよい。例えば、図6(a)に示したように、くぼみの対角線が、画像データをモニタ8に表示した場合に、モニタ8の縦方向又は横方向に沿う基準線からθ反時計回り方向に傾いている場合には、図9に示したように、計測ラインL……を、くぼみの中心座標Oを中心として反時計回りにθ回転させて表示することとなる。
その他、硬さ試験機100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 硬さ試験機
12 CCDカメラ(撮像手段)
14a 圧子
61 CPU(撮像制御手段、抽出手段、算出手段、表示制御手段)
8 モニタ(表示手段)
S 試料
L 計測ライン
BL 基準線
θ、θ、θ 傾き角
、O、O 中心座標

Claims (4)

  1. 試料の表面に圧子により所定の試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみの寸法を計測することにより前記試料の硬さを測定する硬さ試験機において、
    撮像手段を制御してくぼみが形成された試料の表面を撮像させ、当該試料の表面の画像データを取得する撮像制御手段と、
    前記撮像制御手段により取得された前記画像データに基づいて、前記試料の表面に形成されたくぼみの頂点座標を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記頂点座標に基づいて、基準線に対する前記くぼみの傾き角及び前記くぼみの中心座標を算出する算出手段と、
    前記算出手段よって算出された前記傾き角に基づいて、前記画像データによる画像と共に表示される計測ラインと、当該計測ラインが長さを計測する線分と、が直交するように前記画像データ又は前記計測ラインのデータを補正して前記画像データによる画像と前記計測ラインとを表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする硬さ試験機。
  2. 前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された前記傾き角に基づいて、前記中心座標を中心として画像データによる画像を回転させることを特徴とする請求項1に記載の硬さ試験機。
  3. 前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された前記傾き角に基づいて、前記中心座標を中心として前記計測ラインを回転させることを特徴とする請求項1に記載の硬さ試験機。
  4. 試料の表面に圧子により所定の試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみの寸法を計測することにより前記試料の硬さを測定する硬さ試験機のコンピュータを、
    撮像手段を制御してくぼみが形成された試料の表面を撮像させ、当該試料の表面の画像データを取得する撮像制御手段、
    前記撮像制御手段により取得された前記画像データに基づいて、前記試料の表面に形成されたくぼみの頂点座標を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出された前記頂点座標に基づいて、基準線に対する前記くぼみの傾き角及び前記くぼみの中心座標を算出する算出手段、
    前記算出手段よって算出された前記傾き角に基づいて、前記画像データによる画像と共に表示される計測ラインと、当該計測ラインが長さを計測する線分と、が直交するように前記画像データ又は前記計測ラインのデータを補正して前記画像データによる画像と前記計測ラインとを表示手段に表示する表示制御手段、
    として機能させるプログラム。
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