JP6857809B2 - 電極箔の製造方法およびコンデンサの製造方法 - Google Patents

電極箔の製造方法およびコンデンサの製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、電極箔の製造方法およびコンデンサの製造方法に関する。
コンデンサ素子の陽極体として、弁作用金属を含む金属箔が用いられる。コンデンサ素子の容量を増加させるため、金属箔の主面の全部または一部に、エッチングが施される。例えば、特許文献1は、帯状の金属箔の主面において、幅方向の両方の端辺を含む領域にマスキング部材として被膜を形成し、上記主面の被膜で覆われていない領域に、エッチングを行うことを教示している。
特開2005−340794号公報
エッチング工程の後、エッチングされた領域(エッチング部)を化成処理する工程が行われる。化成処理によって、エッチング部に誘電体層が形成される際、エッチング部が収縮する場合がある。マスキング部材が、金属箔の長手方向に沿った両方の端辺を含むように配置されている場合、金属箔の表面において、エッチング部は、未エッチング部に挟まれるように形成される。この場合、エッチング部が収縮すると、エッチング部(特に、その中央部)に生じるシワおよび/または反りの程度が大きくなり易い。エッチング部にシワおよび/または反りがあると、化成処理の後にエッチング部に形成される固体電解質層や陰極引出層が不均一になったり、コンデンサ素子をコンデンサに配置する際に不具合が生じたりする。そのため、安定した品質を備えるコンデンサを得ることが困難となる。
本開示の第一の局面は、部分的にエッチングされた電極箔を製造する方法であって、帯状の金属箔を準備する第1工程と、前記金属箔の少なくとも一方の主面の一部を覆うように、マスキング部材を配置する第2工程と、前記第2工程の後、エッチング液中において、前記金属箔に前記マスキング部材を介して電極を対向させた状態で、前記金属箔と前記電極との間に電流を流して、前記金属箔の前記主面を部分的にエッチングする第3工程と、を備え、前記マスキング部材は、帯状であり、前記第2工程において、前記マスキング部材は、前記金属箔の長手方向に沿うように、かつ、前記金属箔の両方の端辺から離間するように配置されている、電極箔の製造方法に関する。
本開示の第二の局面は、上記の方法により製造される電極箔を準備する準備工程と、エッチングされた前記電極箔の前記主面に誘電体層を形成した後、前記誘電体層に電解質を接触させる工程と、を備える、コンデンサの製造方法に関する。
本開示によれば、シワおよび/または反りの少ない電極箔を得ることができるため、これを用いるコンデンサは、高い品質を備える。
本開示の実施の形態に係る電解エッチング工程によりエッチングされた電極箔を模式的に示す上面図。 本開示の実施の形態に係る電解エッチング工程によりエッチングされた電極箔を模式的に示す断面図。 本開示の実施の形態に係る電解エッチング工程に使用される電解エッチング装置を模式的に示す説明図。 電解エッチング工程における、金属箔、マスキング部材および電極の位置関係を示す模式図。 電極箔の裁断位置を模式的に示す上面図。 連結体を模式的に示す上面図。 本開示の実施の形態に係るコンデンサに用いられるコンデンサ素子を模式的に示す断面図。 本開示の一実施形態に係るコンデンサを模式的に示す断面図。
本開示の電極箔の製造方法は、部分的にエッチングされた電極箔を製造する方法であって、帯状の金属箔を準備する第1工程と、金属箔の少なくとも一方の主面の一部を覆うように、マスキング部材を配置する第2工程と、第2工程の後、エッチング液中において、金属箔にマスキング部材を介して電極を対向させた状態で、金属箔と電極との間に電流を流して、金属箔の前記主面を部分的にエッチングする第3工程と、を備える。マスキング部材は、帯状であり、第2工程において、金属箔の長手方向に沿うように、かつ、金属箔の両方の端辺から離間するように配置される。
第3工程により、図1に示すように、電極箔10には、マスキング部材4で覆われていた領域と覆われていなかった領域との境界付近を始点として、電極箔10の端辺T1またはT2を含み、表面がエッチングされたエッチング領域10Eと、2つのエッチング領域10Eに挟まれた、エッチングされていない未エッチング領域10Nとが形成される。図1では、便宜的に、未エッチング領域10Nを、ハッチングを付して示す。
エッチング領域10Eは、図2に示すように、表面にエッチング部Eを備え、内部に未エッチング部Nを備える。エッチング部Eは、エッチング領域10Eと未エッチング領域10Nとの境界Bを始点として、厚み方向に徐々に深くなる。強度の観点から、エッチング領域10Eにおける未エッチング部Nの厚みdは、2μm以上であることが好ましい。なお、図2は、電解エッチング工程によりエッチングされた電極箔10の一部を模式的に示す断面図である。マスキング部材4で覆われていた領域と覆われていなかった領域との境界と、上記境界Bとは、おおよそ対応している。
第3工程の後、エッチング領域10Eには、化成処理が施される。化成処理によって、エッチング領域10Eに形成された凹凸の表面に誘電体層が形成される。このとき、エッチング領域10Eは収縮する。つまり、エッチング領域10Eと未エッチング領域10Nとの間で収縮率に差が生じるため、収縮するエッチング領域10Eには、シワおよび/または反りが生じやすい。特に、エッチング領域が、未エッチング領域で挟まれている場合、エッチング領域に生じるシワの程度が大きくなり易い。しかし、本実施の形態では、エッチング領域10Eは、未エッチング領域10Nで挟まれた領域ではなく、その一方の端辺T(T1およびT2)は解放されている。つまり、エッチング領域10Eでの収縮が阻害され難くなるため、エッチング領域10Eに生じるシワおよび/または反りの程度が小さくなる。
端辺T1またはT2から未エッチング領域10Nまでの最短距離L1およびL2は、特に限定されない。エッチング領域10Eは、コンデンサにおいて静電容量を発現する領域であるため、上記最短距離L1およびL2は、必要となる静電容量に応じて、適宜設定すれば良い。
以下、本実施形態に係る製造方法について、図面を参照しながら説明する。図3は、電解エッチング工程に使用される電解エッチング装置5を模式的に示す説明図である。図4は、電解エッチング工程における、金属箔1、マスキング部材4および電極2の位置関係を示す模式図である。図4では、便宜上、マスキング部材4を、ハッチングを付して示している。
(第1工程)
第1工程では、帯状の金属箔1を準備する。
金属箔1は、金属(第1金属)を含む。第1金属としては、チタン、タンタル、アルミニウムおよびニオブ等の弁作用金属が挙げられる。金属箔1は、一種、または二種以上の上記弁作用金属を含んでいても良い。金属箔1は、合金または金属間化合物の形態で、第1金属を含んでいても良い。金属箔1の厚みは特に限定されない。金属箔1の厚みは、例えば、15μm以上、300μm以下である。
(第2工程)
第2工程では、帯状であって、金属箔1の両方の端辺T1およびT2から離間した領域である第1領域R1(図4参照)を覆うように、金属箔1の長手方向Dに沿って、帯状のマスキング部材4を配置する。図4において、領域R2は、マスキング部材4で覆われなかった領域(第2領域R2)である。なお、マスキング部材4の配置は、これに限定されない。例えば、複数の第1領域R1を、複数の帯状のマスキング部材4で覆っても良い。
マスキング部材4は、特に限定されず、樹脂などの絶縁体であっても良いし、導電性材料を含む導電体であっても良い。マスキング部材4として絶縁体を使用する場合、電解エッチングの信頼性を高めるために、電極2の表面の第1領域R1に対向する領域を、マスク(図示せず)しても良い。マスキング部材4として導電体を使用する場合、第3工程において、マスキング部材4と金属箔1とは電気的に接続される。そのため、金属箔1のマスキング部材4との境界付近に電流が集中する現象が抑制される。電流の集中が抑制されることにより、エッチング領域10Eにおける過剰なエッチングを抑制することができる。ここで、電気的に接続しているとは、マスキング部材4と金属箔1との間で、電子の移動が起こり得る状態であることを言う。
マスキング部材4が絶縁体である場合、樹脂としては、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を用いれば良い。熱硬化性樹脂として、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド等が例示できる。熱可塑性樹脂として、アクリル樹脂、ポリエステル等が例示できる。
マスキング部材4が導電体である場合、マスキング部材4に含まれる導電性材料としては、特に限定されず、上記の弁作用金属、銀、銅、鉄、錫、鉛、亜鉛、シリカ、ニッケル、金、白金、パラジウム、ジルコニウム、タングステン、コバルト、モリブデン等の金属、黒鉛、カーボンブラック等の炭素材料、および、導電性高分子等が例示できる。
マスキング部材4が導電体である場合、電解エッチング工程中、マスキング部材4と金属箔1とは電気的に接続される。よって、金属箔1のエッチング効率および上記のような電流の集中を抑制する観点から、マスキング部材4の抵抗値(マスキング部材の電気抵抗率×マスキング部材の厚み)は、例えば、金属箔1の厚み方向の抵抗値とほぼ同じであることが好ましい。マスキング部材4の上記抵抗値と金属箔1の上記抵抗値とが同じになるように調整し易い点、および、後述するように、金属箔1と物理的に接続させ易い点で、マスキング部材4は、金属(第2金属)を含んでいても良い。マスキング部材4に含まれる第2金属は、特に限定されず、金属箔1に含まれる第1金属と同じ金属元素であっても良いし、異なる金属元素であっても良い。なお、マスキング部材4は導電体であるため、マスキング部材4の電極に対向する表面もエッチングされ得る。
マスキング部材4により金属箔1の第1領域R1を覆う方法は、特に限定されない。例えば、樹脂(導電性材料を含んでいても良い)からなるマスキング部材4の材料を、長手方向Dに沿って、金属箔1の第1領域R1に帯状に塗工しても良いし、予め帯状に成型されたマスキング部材4を、金属箔1の第1領域R1を覆うように配置しても良い。生産性の観点から、マスキング部材4は、予め帯状に成型されたシート状物であってもよい。シート状のマスキング部材4としては、第2金属を含む金属箔(第2金属箔)や、上記樹脂を用いて成形された導電性テープ等が挙げられる。導電性テープは、接着性を備えていても良い。
マスキング部材4の厚みは、電極2とマスキング部材4との距離を考慮して、適宜設定すれば良い。特に、マスキング部材4が、樹脂を塗工することにより形成される被膜である場合、マスキング部材4の厚みは、例えば、15μm以上、100μm以下である。第4工程において、マスキング部材4が除去され易くなるためである。また、マスキング部材4がシート状物である場合、その厚みは、例えば15μm以上、300μm以下である。第4工程において、シート状のマスキング部材4が、剥離され易くなるためである。
マスキング部材4がシート状物である場合、マスキング部材4と金属箔1とは、接触していても良いし、接触していなくても良い。電解エッチング工程における、マスキング部材4の位置ずれを防止する観点から、マスキング部材4と金属箔1とは、物理的に接続されていても良い。マスキング部材4が、第2金属箔である場合、マスキング部材4と金属箔1とは、溶接されることによって、物理的さらには電気的に接続されていることが好ましい。この場合、マスキング部材4と金属箔1との接合部における抵抗値が小さいため、電流の集中を抑制し易い。また、金属箔1とマスキング部材4とは、冷間圧接または加締めにより、物理的に接続されていても良い。
(第3工程)
エッチング領域10Eを形成する工程は、例えば、図3に示す電解エッチング装置5により行われる。金属箔1は、複数のロール6を介して搬送される。電解エッチング工程は、搬送される金属箔1に対して行われる。
電解エッチング工程では、金属箔1に、帯状のマスキング部材4を介して電極2を対向させた状態で、金属箔1と電極2との間に電流を流して、金属箔1の第1領域以外の第2領域をエッチングする。このとき、マスキング部材4は、金属箔1の長手方向Dに沿うように、かつ、金属箔1の長手方向Dに沿った両方の端辺T1およびT2から離間している第1領域R1を覆うように、配置されている。なお、図3では、搬送される金属箔1の第1領域R1に、すでにマスキング部材4が配置されている(図4参照)。
金属箔1と電極2との間に流れる電流は、図3のように交流であっても良いし、直流であっても良い。また、エッチングは、金属箔1の両方の主面に対して行われても良いし、一方の主面のみに対して行われても良い。金属箔1の両方の主面にエッチングを行う場合、マスキング部材4は、金属箔1の各主面と、各主面に対向するように配置された2つの電極2との間に、それぞれ配置しても良い。この場合、図2のように、エッチング領域10Eでは、両方の主面に、エッチング部Eが形成され、各エッチング部Eの間に未エッチング部Nが形成される。つまり、エッチング領域10Eの厚さ方向において、エッチング部E、未エッチング部N、エッチング部Eが、この順で配置される。
エッチング液3としては、電解エッチングに用いられる公知のエッチング液を使用できる。エッチング液3として、例えば、硫酸、硝酸、リン酸および/またはシュウ酸と塩酸とを含む水溶液が挙げられる。水溶液には、キレート剤等の各種添加剤が含まれていても良い。エッチング液3の塩酸の濃度、その他の酸の濃度および温度は特に限定されず、所望のエッチングピットの形状やコンデンサの性能に応じて適宜設定すれば良い。エッチング液3に対する塩酸の濃度は、例えば、1モル/L以上、10モル/L以下であり、その他の酸の濃度は、例えば、0.01モル/L以上、1モル/L以下である。電解エッチング工程中のエッチング液3の温度は、例えば、15℃以上、60℃以下である。
交流電源を用いる場合、電流波形や周波数も特に限定されない。交流電源の周波数は、例えば、1Hz以上、500Hz以下ある。電極箔1と電極2との間に流れる電流の密度も特に限定されず、例えば、0.01/cm以上、10A/cm以下である。
金属箔1が複数の第1領域を有し、これら複数の第1領域を覆うように複数のマスキング部材4を配置する場合、得られる電極箔10には、例えば、未エッチング領域10Nに挟まれるエッチング領域10Eが形成される。しかし、同時に、解放された端辺T1およびT2を備えるエッチング領域10Eも形成される。そのため、従来の方法と比べて金属箔10のエッチング領域10Eにおける、シワの発生および/または反りの程度を、抑制することができる。さらに、後述する誘電体層は、エッチング領域10Eに形成される。電極箔10は、長手方向Dに沿った端辺Tにエッチング領域を備えるため、帯状の電極箔に対して、容易に誘電体層を形成することができる。
(第4工程)
第4工程では、マスキング部材4が除去される。マスキング部材4が金属箔1と物理的に接続している場合、マスキング部材4を電極箔10から剥離することによって、マスキング部材4を除去する。
(第5工程)
部分的にエッチングされた電極箔10は、後述する電解質との接触工程の前に、所望の形状に裁断されても良い。電極箔10は、例えば、エッチング領域10Eを長手方向Dに分断するように裁断される。例えば、図5に示すように、電極箔10を、長手方向Dに沿って、金属箔1の幅方向に互いに反対側に延出した櫛歯型に裁断する。すなわち、裁断によって、エッチング領域10Eが、櫛歯における複数の舌片状の歯を構成するように、電極箔10を裁断する。この場合、櫛歯型に裁断されたエッチング領域10Eはそれぞれ、その一端が、未エッチング領域10Nに接続し、他端が、電極箔10の幅方向に向かって延出する。そして、各エッチング領域10Eで形成された櫛歯は、未エッチング領域10Nを櫛の柄として共有するように、互いに逆方向を向いている。このとき、2つの櫛歯型のエッチング領域10Eは、未エッチング領域10Nの長手方向Dに延びる未エッチング領域10Nの中心線Lに対して線対称となるように、裁断されることが好ましい。中心線Lとは、未エッチング領域10Nの短手方向を2等分する直線である。なお、本実施の形態では、第5工程において、エッチング領域10Eを裁断して櫛歯型を形成したが、これに限定されない。例えば、エッチング領域10Eとともに未エッチング領域10Nの一部を裁断しても良い。
上記のように裁断された電極箔10は、図6に示すように、第5工程の後、さらに未エッチング領域10Nにおける所定の位置(図6における破線)で裁断されて、個片化した複数の電極箔11となる。すなわち、第5工程は、個片化される前の複数の電極箔11が、2列になって長手方向Dに並設された連結体11Cを作製する工程である。このように、未エッチング領域10Nを長手方向に帯状に形成し、図6に示すように個片化する場合、得られる個片化された電極箔11の未エッチング領域10Nの端面は、エッチング部Eを含まないため、得られる電極箔11の未エッチング領域10Nにおける機械的強度が高まる。
第5工程は、少なくとも第3工程の後に行えば良い。第5工程は、第4工程の前に行っても良いし、第4工程の後に行っても良い。また、第5工程は、後述する誘電体層を形成した後、行っても良い。さらに、誘電体層の表面に固体電解質層を形成する場合には、誘電体層を形成した後、固体電解質層を形成する前あるいは固体電解質層を形成した後、第5工程を行っても良い。また、第4工程も同様に、後述する誘電体層を形成した後に行っても良いし、固体電解質層を形成した後であっても良い。
[コンデンサ素子]
電極箔10を備えるコンデンサ素子は、例えば、以下のようにして製造される。すなわち、コンデンサ素子20は、上記電解エッチング工程を含む方法により製造される電極箔を準備する準備工程と、電極箔10の少なくとも一方のエッチングされたエッチング領域10Eの表面に、誘電体層を形成した後、電解質を接触させる層形成工程と、を備える方法により製造される。
実施の形態に係るコンデンサ素子20の断面を、図7に示す。図7では、電極箔10のエッチング領域10Eに、誘電体層22および固体電解質層23が、順次形成されている。固体電解質層23は、さらに陰極引出層24によって覆われる。陰極引出層24は、図示しない陰極端子との接続に用いられる。
(準備工程)
準備工程では、電極箔10を準備する。電極箔10は、上記第1工程から第3工程を含む方法により、製造される。準備工程は、上記第4工程および/または第5工程を含んでいても良い。
(層形成工程)
層形成工程では、まず、エッチング領域10Eに、誘電体層22が形成される。
誘電体層22は、エッチング領域10Eの表面を、化成処理等により陽極酸化することにより形成される。陽極酸化は、公知の方法により形成され得る。なお、誘電体層22の形成方法はこれに限定されず、エッチング領域10Eに、誘電体として機能する絶縁性の層を形成できれば良い。
次いで、誘電体層22の一部を覆うように、電解質の一例として固体電解質層23が形成される。固体電解質層23は、例えば、マンガン化合物や導電性高分子を含む。導電性高分子として、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリンおよびこれらの誘導体などを用いることができる。
導電性高分子を含む固体電解質層23は、例えば、原料モノマーを誘電体層22上で化学重合および/または電解重合することにより、形成することができる。あるいは、導電性高分子が溶解した溶液、または、導電性高分子が分散した分散液を、誘電体層22に塗布することにより、形成することができる。
続いて、固体電解質層23の表面に、陰極引出層24が形成される。陰極引出層24は、例えば、カーボン層と、カーボン層の表面に形成された金属(例えば、銀)ペースト層と、を有している(いずれも図示せず)。このような陰極引出層24は、カーボンペーストおよび銀ペーストを順次、塗布することにより形成される。
カーボン層は、固体電解質層23の少なくとも一部を覆うように形成されている。カーボン層は、黒鉛等の導電性炭素材料を含む組成物により構成される。金属ペースト層は、例えば、銀粒子と樹脂とを含む組成物により構成される。なお、陰極引出層24の構成は、これに限られない。陰極引出層24は、集電機能を有していれば良い。
[コンデンサ]
図8は、複数のコンデンサ素子20A〜20Cを備えるコンデンサ30を模式的に示す断面図である。図8のように、各コンデンサ素子20は積層されて、コンデンサ30内に配置される。
以下、本開示に係るコンデンサ30の構成について、詳細に説明する。なお、本実施の形態のコンデンサ30はコンデンサ素子20を3つ備えているが、用いられるコンデンサ素子20の数は限定されない。コンデンサ30は、少なくとも1つのコンデンサ素子20を備える。
コンデンサ30は、積層されたコンデンサ素子20A〜20Cと、コンデンサ素子20A〜20Cを封止する外装体31と、電極箔10と電気的に接続する陽極端子32と、陰極引出層24と電気的に接続する陰極端子33と、を備える。このようなコンデンサ30は、任意のコンデンサ素子20の所定の位置に、それぞれ陽極端子32または陰極端子33を接合して、コンデンサ素子20A〜20Cの積層体を外装体31で封止することにより、製造される。
各コンデンサ素子20は、例えば、未エッチング領域10N(図示せず)が、加締め部材34により一体的に加締められることによって接合され、互いに電気的に接続されている。コンデンサ素子20同士の接合方法はこれに限定されず、レーザー溶接や抵抗溶接によって接合されても良い。
(外装体)
外装体31は、例えば、絶縁性の樹脂により形成される。絶縁性の樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミドイミド、不飽和ポリエステル等が挙げられる。
(陽極端子)
陽極端子32は、未エッチング領域10Nに接合され、電極箔10と電気的に接続している。陽極端子32の材質は、導電性を有するものであれば、特に限定されない。陽極端子32は、導電性接着剤やはんだを介して未エッチング領域10Nと接合していても良いし、抵抗溶接やレーザー溶接により、未エッチング領域10Nに接合されても良い。導電性接着剤は、例えば、上記のような絶縁性材料と炭素粒子や金属粒子との混合物である。
(陰極端子)
陰極端子33は、陰極引出層24と電気的に接続している。陰極端子33の材質も、導電性を有するものであれば、特に限定されない。陰極端子33は、例えば、上記のような導電性接着剤35を介して、陰極引出層24に接合している。
なお、本実施の形態では、コンデンサとして、電解質に固体電解質を用い、コンデンサ素子を外装樹脂内に収容したコンデンサを用いて説明したが、これに限定されない。例えば、帯状の電極箔を有する陽極および陰極と、陽極および陰極の間に介在するセパレータと、電解質としてセパレータに含浸された電解液とを有するコンデンサ素子を備え、このコンデンサ素子を有底筒状のケースに収容した構成のコンデンサにおいて、陽極および陰極の少なくとも一方の電極箔に、本開示の電極箔を使用することができる。
本開示に係る方法により製造される電極箔およびコンデンサは、コンデンサ素子が優れた品質を備えるため、様々な用途に利用できる。
1:金属箔
2:電極
3:エッチング液
4:マスキング部材
5:電解エッチング装置
6:ロール
10:電極箔
10E:エッチング領域
10N:未エッチング領域
20、20A〜20C:コンデンサ素子
11:個片化された電極箔
11C:連結体
22:誘電体層
23:固体電解質層
24:陰極引出層
30:コンデンサ
31:外装体
32:陽極端子
33:陰極端子
34:加締め部材
35:導電性接着剤

Claims (7)

  1. 部分的にエッチングされた電極箔を製造する方法であって、
    帯状の金属箔を準備する第1工程と、
    前記金属箔の少なくとも一方の主面の一部を覆うように、マスキング部材を配置する第2工程と、
    前記第2工程の後、エッチング液中において、前記金属箔に前記マスキング部材を介して電極を対向させた状態で、前記金属箔と前記電極との間に電流を流して、前記金属箔の前記主面を部分的にエッチングする第3工程と、を備え、
    前記マスキング部材は、帯状の導電体であり、
    前記第2工程において、前記マスキング部材は、前記金属箔の長手方向に沿うように、かつ、前記金属箔の両方の端辺から離間するように配置されており、
    前記第3工程において、前記マスキング部材と前記金属箔とが電気的に接続されている、
    電極箔の製造方法。
  2. 前記第3工程の後、前記マスキング部材を除去する第4工程を備える、
    請求項1に記載の電極箔の製造方法。
  3. 前記第3工程の後、前記金属箔を裁断する第5工程をさらに備え、
    前記第5工程において、前記金属箔を、前記長手方向に沿って、前記金属箔の幅方向に互いに反対側に延出した櫛歯型に裁断する、
    請求項1または2に記載の電極箔の製造方法。
  4. 前記導電体が、第2金属を含む、
    請求項1〜3のいずれ一項に記載の電極箔の製造方法。
  5. 前記導電体の形状が、シート状であり、
    前記導電体の少なくとも一部が、前記金属箔に溶接されることにより、前記導電体と前記金属箔とが電気的に接続されている、
    請求項に記載の電極箔の製造方法。
  6. 前記第3工程において、前記導電体の前記電極に対向する表面がエッチングされる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の電極箔の製造方法。
  7. 請求項1に記載の方法により製造される電極箔を準備する準備工程と、
    エッチングされた前記電極箔の前記主面に誘電体層を形成した後、前記誘電体層に電解質を接触させる工程と、を備える、
    コンデンサの製造方法。
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