JP6856224B2 - コマ玩具 - Google Patents
コマ玩具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6856224B2 JP6856224B2 JP2018130450A JP2018130450A JP6856224B2 JP 6856224 B2 JP6856224 B2 JP 6856224B2 JP 2018130450 A JP2018130450 A JP 2018130450A JP 2018130450 A JP2018130450 A JP 2018130450A JP 6856224 B2 JP6856224 B2 JP 6856224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toy
- toy body
- top toy
- rotating shaft
- grounding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
このコマ玩具では、高速回転時には回転軸が接地するため、安定した回転が維持され、低速回転時では接地面積が大きい逆円錐台状の軸部が接地するため大きく動き回る。
玩具本体と、
前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に設けられた接地部材と、
前記玩具本体に相手方のコマ玩具からの下向きの外力が作用しない通常回転時には付勢力によって前記玩具本体を遊戯面に対して上昇状態に保持し、前記玩具本体に下向きの外力が作用した際に付勢力に抗して前記玩具本体を前記遊戯面に対して下降させるスプリングと、を備え、
前記接地部材は、前記玩具本体が上昇状態にあるとき当該玩具本体に対して回転フリーであり、前記玩具本体が下降状態にあるときに前記玩具本体の一部と当接して当該玩具本体と一体的に回転することを特徴とする。
図1に示したコマ玩具1は、軸部10、フライホイール30及び胴部40を備えている。このコマ玩具1は、例えば、互いの衝突による衝撃力でコマ玩具1を、図2に示すように、軸部10と、フライホール30と、胴部40とに分解させて遊ぶバトルゲームに使用される。
1.軸部10
軸部10は、図3及び図4に示すように、回転軸11を含む下部アッセンブリAと、その下部アッセンブリAの上部に固定設置されるハット形の胴部据付部品12と、胴部据付部品12の内部に上下動可能に収容された環状押圧部品13とを備えている。
回転軸ホルダ15は円筒状に形成され、この回転軸ホルダ15と上の介装部材20との間には隙間があり、回転軸ホルダ15は軸方向(上下方向)に摺動自在となっている。回転軸ホルダ15の上端部には半径方向外方に張り出すフランジ15cが形成されている。このフランジ15cは、回転ホルダ15が下降した際に、枠体14の孔14の壁に形成された段部14bに当接する(図5(B)参照)。これによって回転軸ホルダ15の下方への抜けが防止されている。
また、図5(B)に示すように、回転軸ホルダ15と介装部材20との間にはスプリング17が設けられ、このスプリング17によって回転軸ホルダ15は枠体14の下方に向けて付勢されている。
回転ホルダ15の中央の孔15aの壁には回転軸11が取り付けるためのスプライン15bが形成されている。
また、回転軸11の下端部には半径方向外方に張り出すフランジ11bが形成されている。そして、この回転軸11は環状接地部材16の中央の孔16cに下方から挿入されている。環状接地部材16の孔16cの壁には段部16bが形成され、この段部16bが回転軸11のフランジ11bによって支持されている。
一方、遊戯面が湾曲しているとき、或いはコマ玩具1が遊戯面に対して傾いたときには、回転軸11の下端のみならず環状接地部材16も接地する。この状態でも、接地している回転軸11に対して枠体14がスプリング17の付勢力によって付勢され、枠体14は上昇位置にあるので、環状接地部材16は回転フリーの状態にある。したがって、傾いたコマ玩具1は環状接地部材16によって支えられるが、環状接地部材16は回転軸11に対して回転フリーのため、コマ玩具1は大きくは動かない。
他方、相手方のコマ玩具1aによって胴部40に下方の外力が作用すると、接地している回転軸11に対して枠体14がスプリング17の付勢力に抗して下降する。すると、図5(B)に示すように、枠体14の第1噛合部が環状接地部材16の第2噛合部に噛合し、環状接地部材16の下面と回転軸11の下端が同じ高さとなる。このとき、枠体14は回転しているので環状接地部材16も同時に回転することになる。その結果、回転軸11から離れた部分(環状接地部材16の接地部分)が強く遊戯面を蹴ることになるので、コマ玩具1は大きく動き回ることになる。
この結合部品18は介装部品20の直上に位置し、結合部品18の柱状部18aに介装部品20の柱状部20aが下方から嵌まり込んでいる。この結合部品18の板18bは枠体14の凹部14dに嵌め込まれ、枠体14をねじにて胴部据付部品12に取り付ける際に、枠体14と胴部据付部品12との間で挟持・固定される。
フライホイール30は、図6及び図7に示したように、円環状に形成されている。フライホイール30の底面には軸部10のフランジ12bを収容する環状段部30aが形成されている。フライホイール30の上面には上方に向けて張り出す2個の突出部31が形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部12cを収容する凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
胴部40は、図2に示すように、全体として円盤状に形成されている。図8に示すように、胴部40の下面には円形凹部40aが形成されている。そして、その円形凹部40aの中央には円筒壁41が下方に向けて突出形成されている。この円筒壁41の下端には内方に張り出す爪42が2個形成されている。爪42は、軸線を挟んで対峙する2箇所に1個ずつ設けられ、爪42、42の間には切欠き43が形成されている。また、爪42におけるコマ玩具1の回転方向後端部の下面には放射方向に延びる複数本の歯から構成される起伏部44が形成されている。
可動部材47のアーム47bと上記固定胴部46との間にはアーム47bを半径方向内方に付勢するスプリング49が設けられている。そして、コマ玩具1が高速回転しているときには、遠心力の作用によってスプリング49の付勢力に抗してアーム47bが半径方向外方に動作し、衝突面が固定胴部46の固定ブレード46aよりも半径方向内方に引っ込み、反対にコマ玩具1が低速回転しているときには、スプリング49の付勢力が遠心力に打ち勝ってアーム47bが半径方向内方に動作し、衝突面が固定胴部46の固定ブレード46aよりも半径方向外方に動作する。なお、ここではスプリング49としてコイルスプリングを用いたが、軸46dにトーションスプリングを巻回し、その一端を可動部材47に、他端を固定胴部46に掛けるようにしてもよいことは勿論である。このようにすれば、外部からスプリングが見えないようにすることができるとともに、スプリングが外れにくくなる。
すなわち、コマ玩具1が高速回転しているときには摩擦力の小さい固定ブレード46aの衝突部が相手方のコマ玩具に衝突する。このときには、相手方のコマ玩具と接触しても、回転エネルギの損失を少なく抑えることができる。
一方、コマ玩具1が低速回転しているときには摩擦力の大きい可動ブレード48の衝突部で相手方のコマ玩具に衝突する。そのときには、可動ブレード48の衝突部が相手方のコマ玩具の胴部を強くグリップする。その結果、反対方向に回転している相手方のコマ玩具が自分のコマ玩具1よりも比較的回転速度が大きいときには、相手方のコマ玩具1の回転エネルギを効果的に自分のコマ玩具1の回転エネルギとすることができる。
低速回転時のこのような効果は、摩擦材が軟質性且つ弾性を有する場合に,特に、発揮される。すなわち、摩擦材が軟質性且つ弾性を有する場合には、衝突した際に当該摩擦材が変形し、相手方のコマ玩具のとの接触時間が長くなるので力積が大きくなり、相手方のコマ玩具から回転エネルギをより多く得ることができる。
軸部10の突起12cを下方からフライホイール30の凹部32に合致させて、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。
そして、フライホイール30の舌片33を下方から胴部40の弧状スリット46c(図10参照)の一端部に挿入する。この状態は、軸部10の爪180aと胴部40の切欠き43が上下で合致する状態である。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19の付勢力に抗して環状押圧部品13が下がり、軸部10の爪180aが胴部40の爪42よりも上方に相対的に押し上げられる。すると、胴部40の爪42が軸部10の爪180aの下側に潜り込む。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に所定方向(コマ玩具1の回転方向とは反対の方向)に回転させると、爪180aと爪42とが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、軸部10の爪180aの下面と胴部40の爪42の上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪180aの下面と胴部40の爪42の上面とが当接された状態が結合状態である(図12参照)。これにより、凸条20と起伏部44が噛合して、コマ玩具1が組み立てられる。
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
孤状スリット46cを利用して回転付勢力を付与するランチャーによって発射されたコマ玩具1は、所定の遊戯面で所定方向に回転され、相手方のコマ玩具に衝突すると、衝突による衝撃力によって、胴部40には軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向の力が作用し、それによって、胴部40が軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向に相対的に回転する。すると、胴部40の下面の起伏部44と凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして結合解除位置に達すると、胴部40の切欠き43と軸部10の爪180aが合致するため係止が解除され、軸部10内のスプリング19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。同時に、スプリング19の付勢力によってフライホイール30が軸部10から離反する。
つまり、回転初期の高速回転時には硬質の固定胴部46が相手方のコマ玩具と接触し、回転後期の低速回転になると軟質で弾性を有する可動ブレード48が相手方のコマ玩具と接触することになる。
10 軸部
11 回転軸
14 枠体
17 スプリング
19 スプリング
30 フライホイール
40 胴部
46 固定胴部
46a 固定ブレード
47 可動部材
48 可動ブレード
Claims (3)
- 玩具本体と、
前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に設けられた接地部材と、
前記玩具本体に相手方のコマ玩具からの下向きの外力が作用しない通常回転時には付勢力によって前記玩具本体を遊戯面に対して上昇状態に保持し、前記玩具本体に下向きの外力が作用した際に付勢力に抗して前記玩具本体を前記遊戯面に対して下降させるスプリングと、を備え、
前記接地部材は、前記玩具本体が上昇状態にあるとき当該玩具本体に対して回転フリーであり、前記玩具本体が下降状態にあるときに前記玩具本体の一部と当接して当該玩具本体と一体的に回転することを特徴とするコマ玩具。 - 前記玩具本体は前記接地部材の他に回転軸を備え、前記回転軸は前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に構成され、前記接地部材は、前記回転軸を取り囲む環状接地部材から構成され、前記回転軸は前記接地部材の下面から出没可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
- 前記玩具本体における前記接地部材に当接する部分には第1の噛合部が形成され、前記接地部材における前記玩具本体に当接する部分には前記第1噛合部に噛合する第2噛合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018130450A JP6856224B2 (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | コマ玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018130450A JP6856224B2 (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | コマ玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020005960A JP2020005960A (ja) | 2020-01-16 |
JP6856224B2 true JP6856224B2 (ja) | 2021-04-07 |
Family
ID=69149546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018130450A Active JP6856224B2 (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | コマ玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6856224B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113877217B (zh) * | 2021-10-29 | 2023-09-26 | 奥飞娱乐股份有限公司 | 一种陀螺游戏装置 |
-
2018
- 2018-07-10 JP JP2018130450A patent/JP6856224B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020005960A (ja) | 2020-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6431629B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP5990354B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP6184576B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP5959773B1 (ja) | コマ玩具 | |
US10500511B2 (en) | Spinning top toy | |
JP6377211B1 (ja) | コマ玩具 | |
US9566529B1 (en) | Toy top | |
KR20180042787A (ko) | 팽이 완구 | |
JP2018126411A (ja) | コマ玩具 | |
JP5584306B2 (ja) | 玩具コマ | |
JP6856224B2 (ja) | コマ玩具 | |
JP6261786B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP6618970B2 (ja) | コマ玩具 | |
JP6889445B2 (ja) | コマ玩具 | |
JP6232153B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP6516587B2 (ja) | コマ玩具 | |
JP6644338B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP5959711B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP6346976B1 (ja) | コマ玩具 | |
JP6498218B2 (ja) | 変形玩具 | |
JP6526893B1 (ja) | マグネット矢及びこのマグネット矢を備えた的当て遊技具 | |
KR200289735Y1 (ko) | 화약을 내장한 팽이 완구 | |
JP6915811B2 (ja) | コマ玩具 | |
CN110270105B (zh) | 陀螺合体和具有其的玩具 | |
US6550767B2 (en) | Children's toy |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201118 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201118 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6856224 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |