JP6856224B2 - コマ玩具 - Google Patents

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Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
従来、コマ玩具を使用した遊びとして、コマ玩具同士を互いに衝突させ、その衝撃力によって相手方のコマ玩具の回転を止めて倒したり、相手方のコマ玩具を遊戯盤の外に弾き飛ばしたり分解させたりするものが考えられている。
ところで、このような遊びに使用されるコマ玩具においては、遊びに変化を持たせるため、相手方のコマ玩具に与える衝撃力を増強したり、相手方のコマ玩具から受ける衝撃を和らげたりするなどの各種の工夫が成されている。
その一例として、軸心部の回転軸の周りに底面が逆円錐台状に形成された環状接地部材を設け、高速回転時に回転軸を環状接地部材から突出させて、低速回転時に回転軸を環状接地部材内に没入させる構造のコマ玩具が考えられている(特許文献1参照)。
このコマ玩具では、高速回転時には回転軸が接地するため、安定した回転が維持され、低速回転時では接地面積が大きい逆円錐台状の軸部が接地するため大きく動き回る。
実用新案登録第3092120号公報
しかしながら、このコマ玩具によれば、バトル中における回転速度変化によってコマ玩具の動きが変化するものの、バトルの状況に応じての変化に乏しく、物足りないという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、バトルの状況に応じて動きが変化するコマ玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、
玩具本体と、
前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に設けられた接地部材と、
前記玩具本体に相手方のコマ玩具からの下向きの外力が作用しない通常回転時には付勢力によって前記玩具本体を遊戯面に対して上昇状態に保持し、前記玩具本体に下向きの外力が作用した際に付勢力に抗して前記玩具本体を前記遊戯面に対して下降させるスプリングと、を備え、
前記接地部材は、前記玩具本体が上昇状態にあるとき当該玩具本体に対して回転フリーであり、前記玩具本体が下降状態にあるときに前記玩具本体の一部と当接して当該玩具本体と一体的に回転することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記玩具本体は前記接地部材の他に回転軸を備え、前記回転軸は前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に構成され、前記接地部材は、前記回転軸を取り囲む環状接地部材から構成され、前記回転軸は前記接地部材の下面から出没可能に構成されていることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記玩具本体における前記接地部材に当接する部分には第1の噛合部が形成され、前記接地部材における前記玩具本体に当接する部分には前記第1噛合部に噛合する第2噛合部が形成されていることを特徴とする。
第1の手段によれば、相手方のコマ玩具によって玩具本体が下方向の外力を受けると、それに伴って玩具本体が下降して、玩具本体と接地部材とが当接して玩具本体と接地部材とが一緒に回転する。その結果、バトルの状況に応じてコマ玩具の動きが変化し興趣性の高いコマ玩具が実現できる。このような構造は、例えば、当接部に摩擦係数の高い部材を設けることにより実現できる。
また、第2の手段によれば、回転軸の中心から離れた接地部材が強く遊戯面を蹴ることになるので、大きくコマ玩具が動作することになる。
第3の手段によれば、玩具本体が下降したときに、玩具本体の第1噛合部と接地部材の第2噛合部が噛合するので、確実に、玩具本体の回転力が環状接地部材に伝達される。
実施形態に係るコマ玩具の斜視図である。 コマ玩具の分解斜視図である。 コマ玩具の軸部の斜視図である。 コマ玩具の軸部の分解斜視図である。 コマ玩具の軸部の縦断面図である。 コマ玩具のフライホイールを上方から視た斜視図である。 コマ玩具のフライホイールの下方から視た斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から視た斜視図である。 コマ玩具の胴部の分解斜視図である。 コマ玩具の胴部本体から可動部材を取り外した状態の平面図である。 コマ玩具の可動部材の動作を説明するための平面図である。 コマ玩具の胴部と軸部との結合構造を示した部分断面図である。 コマ玩具の衝突の様子を示した側面図である。 図13の衝突後のコマ玩具の動きを説明するための平面図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(全体構成)
図1に示したコマ玩具1は、軸部10、フライホイール30及び胴部40を備えている。このコマ玩具1は、例えば、互いの衝突による衝撃力でコマ玩具1を、図2に示すように、軸部10と、フライホール30と、胴部40とに分解させて遊ぶバトルゲームに使用される。
(細部構成)
1.軸部10
軸部10は、図3及び図4に示すように、回転軸11を含む下部アッセンブリAと、その下部アッセンブリAの上部に固定設置されるハット形の胴部据付部品12と、胴部据付部品12の内部に上下動可能に収容された環状押圧部品13とを備えている。
下部アッセンブリAは、回転軸11、環状接地部材16、回転軸ホルダ15、介装部材20及び枠体14を備えている。枠体14の下側には回転軸11と環状接地部材16が設けられ、枠体14の孔14aの内部には上方から回転軸ホルダ15が設置され、回転軸ホルダ15の上には介装部材20が設置されている。
回転軸ホルダ15は円筒状に形成され、この回転軸ホルダ15と上の介装部材20との間には隙間があり、回転軸ホルダ15は軸方向(上下方向)に摺動自在となっている。回転軸ホルダ15の上端部には半径方向外方に張り出すフランジ15cが形成されている。このフランジ15cは、回転ホルダ15が下降した際に、枠体14の孔14の壁に形成された段部14bに当接する(図5(B)参照)。これによって回転軸ホルダ15の下方への抜けが防止されている。
また、図5(B)に示すように、回転軸ホルダ15と介装部材20との間にはスプリング17が設けられ、このスプリング17によって回転軸ホルダ15は枠体14の下方に向けて付勢されている。
回転ホルダ15の中央の孔15aの壁には回転軸11が取り付けるためのスプライン15bが形成されている。
この回転軸ホルダ15には回転軸11が保持されている。回転軸11の下端面は逆円錐形に形成されている。回転軸11の上部にはスプライン11aが形成され、このスプライン11aが回転軸ホルダ15のスプライン15bに圧入されている。これによって、回転軸11が回転軸ホルダ15に結合・保持されている。なお、回転軸11は回転軸ホルダ15に設けられたリベットに保持されていてもよい。
また、回転軸11の下端部には半径方向外方に張り出すフランジ11bが形成されている。そして、この回転軸11は環状接地部材16の中央の孔16cに下方から挿入されている。環状接地部材16の孔16cの壁には段部16bが形成され、この段部16bが回転軸11のフランジ11bによって支持されている。
環状接地部材16は、下端面が逆円錐台形に形成され、全体として皿形に形成されている。この環状接地部材16は、上記回転軸11に対してその軸方向及び周方向に摺動自在に保持されている。また、環状接地部材16の外側の環状部の上面には放射方向に延在する歯16aが全周に亘って多数形成されている。この多数の歯16によって第2噛合部が構成されている。一方、上記枠体14における前記第2噛合部に対向する位置には、放射方向に延在し全周に亘って多数形成された歯14bによって構成される第1噛合部が形成されている。この第1噛合部と第2噛合部とは枠体14が下降した際に噛合する。この噛合によって、環状接地部材16は枠体14と一体化される。
このように構成された軸アッセンブリAによれば、図5(A)に示すように、コマ玩具1が遊戯面に対して正立した通常回転時においては、接地している回転軸11に対して枠体14がスプリング17の付勢力によって付勢され、枠体14は上昇位置にある。この状態では、回転軸11の下端だけが遊戯面に接している。したがって、コマ玩具1はその場で回転し易くなる。
一方、遊戯面が湾曲しているとき、或いはコマ玩具1が遊戯面に対して傾いたときには、回転軸11の下端のみならず環状接地部材16も接地する。この状態でも、接地している回転軸11に対して枠体14がスプリング17の付勢力によって付勢され、枠体14は上昇位置にあるので、環状接地部材16は回転フリーの状態にある。したがって、傾いたコマ玩具1は環状接地部材16によって支えられるが、環状接地部材16は回転軸11に対して回転フリーのため、コマ玩具1は大きくは動かない。
他方、相手方のコマ玩具1aによって胴部40に下方の外力が作用すると、接地している回転軸11に対して枠体14がスプリング17の付勢力に抗して下降する。すると、図5(B)に示すように、枠体14の第1噛合部が環状接地部材16の第2噛合部に噛合し、環状接地部材16の下面と回転軸11の下端が同じ高さとなる。このとき、枠体14は回転しているので環状接地部材16も同時に回転することになる。その結果、回転軸11から離れた部分(環状接地部材16の接地部分)が強く遊戯面を蹴ることになるので、コマ玩具1は大きく動き回ることになる。
回転軸ホルダ15の上に設置される介装部品20は、図4に示すように、柱状部20aと、柱状部20aの下端に付設された2つのL字状の板20bを備えている。このL字状の板20bは、枠体14の孔14aの内周の突起14cに載置される。この介装部品20の上には結合部品18が設置される。
結合部品18は、図4に示すように、下方に口を開く柱状部18aと、柱状部18aの下端に付設された短冊状の板18bとを備えている。各板18bにはねじ挿入孔18cが形成されている。また、結合部品18の柱状部18aの上部には半径方向外方に張り出す爪180aが2個形成されている。
この結合部品18は介装部品20の直上に位置し、結合部品18の柱状部18aに介装部品20の柱状部20aが下方から嵌まり込んでいる。この結合部品18の板18bは枠体14の凹部14dに嵌め込まれ、枠体14をねじにて胴部据付部品12に取り付ける際に、枠体14と胴部据付部品12との間で挟持・固定される。
胴部据付部品12は、図4に示すように、円筒部12aと、円筒部12aの下端から半径方向外方へ張り出すフランジ12bを有している。そして、円筒部12a及びフランジ12bに亘って、直径方向に2個突起12cが形成され、それらを結ぶ直径に対して90度周方向にずらした位置に孔12dが形成されている。この胴部据付部品12の内部には環状押圧部品13が下方から収容されている。
環状押圧部品13は、図4に示すように、円周壁13aと円環状天井壁13bとによって形成されている。円筒壁13aの下端には、半径方向外側に張り出す2個の脚部13cが突設され、円環状天井壁13bの内周面の直径方向2カ所に切欠き13dが形成されている。また、円環状天井壁13bには凸状20が2個形成されている(図3参照)。
この環状押圧部品13は、図3に示すように、脚部13cがそれに対応する胴部据付部品12の円筒部12a及びフランジ12bの孔12dから露出するように組み付けられる。この孔12dは脚部13cの上下方向の移動を許容するが、孔12dの上縁で上方への移動を規制する。環状押圧部品13は、図5(A)、(B)に示すように、スプリング19によって上方に付勢され、常態では、環状押圧部品13の上端面は胴部据付部品12の上端と略同一高さ位置となる。
2.フライホイール30
フライホイール30は、図6及び図7に示したように、円環状に形成されている。フライホイール30の底面には軸部10のフランジ12bを収容する環状段部30aが形成されている。フライホイール30の上面には上方に向けて張り出す2個の突出部31が形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部12cを収容する凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
3.胴部40
胴部40は、図2に示すように、全体として円盤状に形成されている。図8に示すように、胴部40の下面には円形凹部40aが形成されている。そして、その円形凹部40aの中央には円筒壁41が下方に向けて突出形成されている。この円筒壁41の下端には内方に張り出す爪42が2個形成されている。爪42は、軸線を挟んで対峙する2箇所に1個ずつ設けられ、爪42、42の間には切欠き43が形成されている。また、爪42におけるコマ玩具1の回転方向後端部の下面には放射方向に延びる複数本の歯から構成される起伏部44が形成されている。
胴部40は、図9に示すように、下層を構成する軸部結合部材45と、軸部結合部材45の上に設置された環状の固定胴部46と、固定胴部46の円周方向に等間隔に付設された3個の可動部材47と、固定胴部46の中央の孔を塞ぐ円板状の表面カバー50とを備えている。なお、固定胴部64には複数のメタルパーツが円周方向に等間隔にかしめ等によって取り付けられている。
軸部結合部材45は金属又はプラスチックによって形成されている。軸部結合部材45は中央部分が周辺に比べて1段高い高台45aとなっている。この高台45aの下面には円筒壁41が形成されている。また、固定胴部46は金属又はプラスチックによって形成されている。この固定胴部46には固定ブレード(衝突部)46aが円周方向に複数設けられている。可動部材47は、長手方向中間部でリベット46bに嵌合する軸46dを中心に揺動可能となっている。そして、図11(A)に示すように、可動部材47の一方のアーム47aは可動ブレード(衝突部)48を構成し、この可動ブレード48の少なくとも衝突部は固定ブレード46aよりも摩擦力の大きいゴム等の摩擦材によって形成されている。摩擦材は硬質であってもよいが、軟質性で弾性があってもよい。また、可動部材47の他方のアーム47bは重りを構成し、アーム47aに比べて軸46c周りのモーメントが大きくなるように設定されている。この可動部材47は、揺動によって、衝突部が固定胴部46の固定ブレード46aよりも半径方向外側に突出する位置(図11(B))と半径方向内方に引っ込む位置(図11(A))とを取る。すなわち、可動ブレード48の衝突部は、可動部材47の揺動によって、コマ玩具1の軸を中心に固定ブレード46aの衝突部に外接する最小包含円の外方の第1位置と内方の第2位置とを取る。
可動部材47のアーム47bと上記固定胴部46との間にはアーム47bを半径方向内方に付勢するスプリング49が設けられている。そして、コマ玩具1が高速回転しているときには、遠心力の作用によってスプリング49の付勢力に抗してアーム47bが半径方向外方に動作し、衝突面が固定胴部46の固定ブレード46aよりも半径方向内方に引っ込み、反対にコマ玩具1が低速回転しているときには、スプリング49の付勢力が遠心力に打ち勝ってアーム47bが半径方向内方に動作し、衝突面が固定胴部46の固定ブレード46aよりも半径方向外方に動作する。なお、ここではスプリング49としてコイルスプリングを用いたが、軸46dにトーションスプリングを巻回し、その一端を可動部材47に、他端を固定胴部46に掛けるようにしてもよいことは勿論である。このようにすれば、外部からスプリングが見えないようにすることができるとともに、スプリングが外れにくくなる。
このように構成された胴部40を有するコマ玩具1によれば次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、コマ玩具1が高速回転しているときには摩擦力の小さい固定ブレード46aの衝突部が相手方のコマ玩具に衝突する。このときには、相手方のコマ玩具と接触しても、回転エネルギの損失を少なく抑えることができる。
一方、コマ玩具1が低速回転しているときには摩擦力の大きい可動ブレード48の衝突部で相手方のコマ玩具に衝突する。そのときには、可動ブレード48の衝突部が相手方のコマ玩具の胴部を強くグリップする。その結果、反対方向に回転している相手方のコマ玩具が自分のコマ玩具1よりも比較的回転速度が大きいときには、相手方のコマ玩具1の回転エネルギを効果的に自分のコマ玩具1の回転エネルギとすることができる。
低速回転時のこのような効果は、摩擦材が軟質性且つ弾性を有する場合に,特に、発揮される。すなわち、摩擦材が軟質性且つ弾性を有する場合には、衝突した際に当該摩擦材が変形し、相手方のコマ玩具のとの接触時間が長くなるので力積が大きくなり、相手方のコマ玩具から回転エネルギをより多く得ることができる。
(コマ玩具1の組立方法)
軸部10の突起12cを下方からフライホイール30の凹部32に合致させて、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。
そして、フライホイール30の舌片33を下方から胴部40の弧状スリット46c(図10参照)の一端部に挿入する。この状態は、軸部10の爪180aと胴部40の切欠き43が上下で合致する状態である。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19の付勢力に抗して環状押圧部品13が下がり、軸部10の爪180aが胴部40の爪42よりも上方に相対的に押し上げられる。すると、胴部40の爪42が軸部10の爪180aの下側に潜り込む。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に所定方向(コマ玩具1の回転方向とは反対の方向)に回転させると、爪180aと爪42とが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、軸部10の爪180aの下面と胴部40の爪42の上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪180aの下面と胴部40の爪42の上面とが当接された状態が結合状態である(図12参照)。これにより、凸条20と起伏部44が噛合して、コマ玩具1が組み立てられる。
(遊び方等)
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
孤状スリット46cを利用して回転付勢力を付与するランチャーによって発射されたコマ玩具1は、所定の遊戯面で所定方向に回転され、相手方のコマ玩具に衝突すると、衝突による衝撃力によって、胴部40には軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向の力が作用し、それによって、胴部40が軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向に相対的に回転する。すると、胴部40の下面の起伏部44と凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして結合解除位置に達すると、胴部40の切欠き43と軸部10の爪180aが合致するため係止が解除され、軸部10内のスプリング19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。同時に、スプリング19の付勢力によってフライホイール30が軸部10から離反する。
また、このコマ玩具1では、一定の回転速度以下では、図11(B)に示すように、スプリング49の付勢力で可動ブレード48が反時計方向に揺動された状態にあり、可動ブレード48がコマ玩具1の固定ブレード46aよりも外方に突出した状態にある。コマ玩具1の回転速度が所定の回転速度を超えると、遠心力によって、図11(A)に示すように、可動部材47が時計方向に揺動され、可動ブレード48が固定ブレード46aよりも内方に退避する。
つまり、回転初期の高速回転時には硬質の固定胴部46が相手方のコマ玩具と接触し、回転後期の低速回転になると軟質で弾性を有する可動ブレード48が相手方のコマ玩具と接触することになる。
また、上記実施形態のコマ玩具1によれば、図13に示すように、相手方のコマ玩具1aの衝突によって胴部40に下方の力が働くと、図5(B)に示すように、枠体14の第1噛合部と環状接地部材16の第2噛合部とが噛合し、環状接地部材16が枠体14と一緒に回転する。すると、コマ玩具1は環状接地部材16の底面が強く遊戯面を蹴るため、図14に示すように、大きく円弧を描いて公転する。したがって、瞬時に相手方のコマ玩具1aから離れ、相手のコマ玩具1aからの影響を避けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、摩擦力の大きいブレード48の方を動作させたが、摩擦力の小さいブレード46aを可動とし動作させるようにしてもよい。また、摩擦力の大きいブレード48と摩擦力の小さいブレード46aを一体化して所定の軸を中心にシーソ動作させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、環状接地部材16から回転軸11を突出させたが、枠体14が下降した際に回転軸を環状接地部材16内に没入させるようにしてもよい。かかる構造は、例えば、回転軸11と環状接地部材16 との間にスプリングを入れることによって実現できる。
1 コマ玩具
10 軸部
11 回転軸
14 枠体
17 スプリング
19 スプリング
30 フライホイール
40 胴部
46 固定胴部
46a 固定ブレード
47 可動部材
48 可動ブレード

Claims (3)

  1. 玩具本体と、
    前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に設けられた接地部材と、
    前記玩具本体に相手方のコマ玩具からの下向きの外力が作用しない通常回転時には付勢力によって前記玩具本体を遊戯面に対して上昇状態に保持し、前記玩具本体に下向きの外力が作用した際に付勢力に抗して前記玩具本体を前記遊戯面に対して下降させるスプリングと、を備え、
    前記接地部材は、前記玩具本体が上昇状態にあるとき当該玩具本体に対して回転フリーであり、前記玩具本体が下降状態にあるときに前記玩具本体の一部と当接して当該玩具本体と一体的に回転することを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記玩具本体は前記接地部材の他に回転軸を備え、前記回転軸は前記玩具本体に対して軸方向に動作可能に構成され、前記接地部材は、前記回転軸を取り囲む環状接地部材から構成され、前記回転軸は前記接地部材の下面から出没可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記玩具本体における前記接地部材に当接する部分には第1の噛合部が形成され、前記接地部材における前記玩具本体に当接する部分には前記第1噛合部に噛合する第2噛合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
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