JP6854163B2 - 絶縁カバー接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁カバー接続構造及び接続カバーに関する。
発電所で発電された電力は、電線を通じて各所に送電される。電線は、上下方向に間隔を置いて交差するように配置される場合がある(以下においては、上方に位置する電線を第1の電線といい、下方に位置する電線を第2の電線という)。第1の電線の架線工事を行う際、安全性の観点からは、第2の電線を非活線状態(電線に電圧が印加されていない状態)とすることが好ましい。
しかしながら、例えば発電所の起動電源を確保する必要がある等の事情により、第2の電線が活線状態で第1の電線の架線工事を行う必要がある場合がある。第2の電線が活線状態で第1の電線の架線工事を行う際に第1の電線が垂れ下がって第2の電線に接触した場合、非活線状態となっている第1の電線と活線状態となっている第2の電線との電位差に起因して、電気事故や感電災害が生じるおそれがある。
このような電気事故や感電災害を防止するための工法として、従来から吊金工法による対策、防護ネットによる対策がなされている。しかしながら、これらの対策自体が、第2の電線と接近することにより、実施できない場合がある。
このような電気事故や感電災害を防止するためのその他の工法として、ケーブルジャンパ工法がある。ケーブルジャンパ工法においては、第2の電線を絶縁被覆されたケーブルでジャンパ化することにより、第1の電線と第2の電線とが接触した場合の電気事故の発生を防止する。また、電線を支持する鉄塔のジャンパ線において、鳥獣類が鉄塔に持ち込んだ営巣材が接触すること等により発生する地絡事故を防止する絶縁カバーとして、例えば特開2014−42365号公報(特許文献1)に記載の絶縁カバーが知られている。
特開2014−42365号公報
ジャンパ線に使用する絶縁カバーを活用し、第1の電線が垂れ下がって第2の電線と接触する可能性のある範囲を防護するには、数10メートルの範囲にわたって絶縁カバーを取り付ける必要がある。そのための方策として、絶縁カバーの長尺化を図ること又は短尺の絶縁カバーを複数用いることが考えられる。
絶縁カバーの取り付けにおいては、作業者は、絶縁カバーを空中で第2の電線に取り付けなければならない。絶縁カバーが長尺化されると、作業者が空中で取り扱うことが困難となる。そのため、絶縁カバーを長尺化する場合、作業者が絶縁カバーを第2の電線に取り付けることが困難となる。
本願の発明者らが見出した知見によると、絶縁カバーは、その端部において、絶縁性能が低くなる。そのため、短尺の絶縁カバーを複数配置して数10メートルの範囲をカバーする場合、絶縁性能が不十分な箇所が生じてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、作業性を維持しつつ、絶縁性能を確保することが可能な絶縁カバー接続構造及び接続カバーを提供するものである。
本発明の一態様に係る絶縁カバー接続構造は、絶縁性の第1絶縁カバーと、絶縁性の第2絶縁カバーと、絶縁性の接続カバーとを備える。第1絶縁カバーは、電線の周囲に配置される。第2絶縁カバーは、電線の延在方向において第1絶縁カバーに隣接して配置される。第2絶縁カバーは、電線の周囲に配置される。接続カバーは、第1絶縁カバーと第2絶縁カバーとが隣接する部分の周囲に配置される。
上記の絶縁カバー接続構造において、接続カバーの端と第1絶縁カバー及び第2絶縁カバーの外周面とに接して配置され、かつ防水性材料により構成される防水部とをさらに備えていてもよい。防水性材料は、防水混和物であってもよい。
上記の絶縁カバー接続構造において、防水部の外周面と第1絶縁カバーの外周面との距離及び防水部の外周面と第2絶縁カバーの外周面との距離は、接続カバーの端から離れるにつれて小さくなっていてもよい。
上記の絶縁カバー接続構造において、電線の延在方向における接続カバーの長さ及び電線の延在方向における防水部の長さの合計は、70cm以下であってもよい。
上記の絶縁カバー接続構造は、接続カバー及び防水部の外周面上に巻き回される絶縁性の絶縁テープをさらに備えていてもよい。
上記の絶縁カバー接続構造は、絶縁テープ上に巻き回され、耐紫外線性の保護テープをさらに備えていてもよい。
上記の絶縁カバー接続構造において、第1絶縁カバー及び第2絶縁カバーの各々は、電線の周囲に配置される管状形状の管状部と、管状部の外周面の一部を覆う外装部とを有していてもよい。管状部には、管状部の内周面から外装部により覆われる管状部の外周面に向かって管状部を貫通し、かつ電線の延在方向に沿って延在する第1開口部が設けられていてもよい。外装部には、外装部の管状部の外周面と対向する第1面から第1面の反対面である第2面に向かって外装部を貫通し、電線の延在方向に沿って延在する第2開口部が設けられていてもよい。第1開口部と第2開口部とは、電線の延在方向に平行な断面において互いに重なり合わないように配置されていてもよい。
本発明の一態様に係る接続カバーは、絶縁性であり、電線の周囲に配置される複数の絶縁性の絶縁カバーが電線の延在方向において相互に隣接する部分の周囲に配置するためのものである。本発明の一態様に係る接続カバーは、電線に印加される7000Vを超える電圧を絶縁可能に構成される。
本発明によると、作業性を維持しつつ、絶縁性能を確保することが可能となる。
第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の側面模式図である。 図1のII−IIにおける断面図である。 図1のIII−IIIにおける断面図である。 図1のIV−IVにおける断面図である。 第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法を示す工程図である。 第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造を用いた瞬時絶縁抵抗試験の模式図である。 第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の側面模式図である。 図7の領域VIIIにおける拡大図である。 図8のIX−IXにおける断面図である。 図8のX−Xにおける断面図である。 第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法を示す工程図である。 第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造を用いた長時間絶縁抵抗試験の模式図である。
以下に、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。なお、各図中同一又は相当部分には同一符号を付している。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(第1実施形態)
以下に、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の構成について説明する。
図1は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の側面模式図である。図1に示すように、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、第1絶縁カバー1と、第2絶縁カバー2と、接続カバー3とを有している。
第1絶縁カバー1は、電線4の周囲に配置されている。第1絶縁カバー1は、電線4の延在方向に沿って延在している。第1絶縁カバー1は、絶縁性である。
第1絶縁カバー1は、7000Vを超える絶縁耐圧を有していることが好ましい。第1絶縁カバー1は、77kVの電圧が電線4に印加される(電線4の対地電圧が46.5kVとなる)場合に、電線4の絶縁性を確保できるように構成されていることが好ましい。第1絶縁カバー1は、絶縁性材料により構成されている。第1絶縁カバー1に用いられる絶縁性材料は、例えばシリコーン樹脂、エチレンプロピレンゴムである。なお、第1絶縁カバー1に用いられる材料はこれに限られるものではない。第1絶縁カバー1に用いられる材料には、絶縁性、可撓性を有する材料を適宜用いることができる。
第1絶縁カバー1は、長さL1を有している。長さL1は、電線4の延在方向における第1絶縁カバー1の長さである。長さL1は、好ましくは4m以下である。これにより、作業者が電線4に第1絶縁カバー1を取り付ける際の作業性を確保することができる。
電線4は、好ましくは特別高圧送電線路に用いられる電線であってもよい。ここで、特別高圧送電線路とは、7000Vを超える電圧が印加される送電線路をいう。
図2は、図1のII−IIにおける断面図である。図3は、図1のIII−IIIにおける断面図である。図2及び図3に示すように、第1絶縁カバー1は、管状部11と、外装部12とを有していてもよい。
管状部11は、電線4の延在方向に沿って延在する管状形状を有している。管状部11の電線4の延在方向に直交する断面における形状は、環状形状である。管状部11の電線4の延在方向に直交する断面における形状は、楕円環形状であってもよい。管状部11の電線4の延在方向に直交する断面における形状は、多角形環形状であってもよい。管状部11は、電線4の延在方向に垂直な断面視において、第1端11aと、第2端11bとを有している。第1端11aは、管状部11の電線4の延在方向に垂直な断面視における一方の端である。第2端11bは、第1端11aの反対側の端である。
管状部11は、第1端11aと第2端11bとが対向するように湾曲している。管状部11は、第1ロック機構11cを有している。第1ロック機構11cは、嵌め合い突起11caと、嵌め合い溝11cbとにより構成されている。
嵌め合い突起11ca及び嵌め合い溝11cbのいずれか一方は、第1端11aに設けられている。嵌め合い突起11ca及び嵌め合い溝11cbの他方は、第2端11bに設けられている。嵌め合い溝11cbは、嵌め合い突起11caの形状をかたどった溝である。嵌め合い突起11ca及び嵌め合い溝11cbは、電線4の延在方向に沿って設けられている。嵌め合い突起11caは、嵌め合い溝11cbに係合されている。これによって、電線4の延在方向に沿って延在する管状部11の管状形状が形成される。
管状部11は、電線4の周囲に配置されている。管状部11の内周面と電線4の外周面との間には、間隔が設けられていることが好ましい。すなわち、電線4の外周面と管状部11の内周面との間は、離間していることが好ましい。管状部11には、第1開口部11dが設けられている。第1開口部11dは、外装部12により覆われている管状部11の部分に設けられる。
第1開口部11dは、電線4の延在方向に沿って複数設けられていてもよい。第1開口部11dの各々は、間隔を置いて配置されている。管状部11は、第1開口部11dにおいて開口している。すなわち、第1開口部11dは、管状部11の内周面から外装部12により覆われている管状部11の外周面に向かう方向に、管状部11を貫通している。第1開口部11dは、電線4の延在方向に沿って延在している。
外装部12は、電線4の延在方向に沿って延在している。外装部12は、管状部11の外周面の一部を覆っている。外装部12は、第1面12aと、第2面12bとを有している。第1面12aは、外装部12の管状部11の外周面と対向している面である。第2面12bは、第1面12aの反対側の面である。第1面12aは、管状部11の外周面との間に間隔を置いて配置されている。
外装部12は、第1端12cにおいて、管状部11の外周面と一体に成型されている。外装部12は、第2端12dにおいて、管状部11の外周面と一体に成型されていない。
外装部12は、第2ロック機構12eを有している。第2ロック機構12eは、嵌め合い突起12eaと、嵌め合い溝12ebとにより構成されている。外装部12の第2端12d及び管状部11の外周面のいずれか一方には、嵌め合い突起12eaが設けられている。外装部12の第2端12d及び管状部11の外周面の他方には、嵌め合い溝12ebが設けられている。嵌め合い突起12ea及び嵌め合い溝12ebは、電線4の延在方向に沿って延在している。嵌め合い溝12ebは、嵌め合い突起12eaの形状をかたどった溝である。嵌め合い突起12eaは、嵌め合い溝12ebに係合されている。これにより、外装部12は、電線4の延在方向に沿って管状部11の外周面の一部を覆っている。
外装部12には、第2開口部12fが設けられている。第2開口部12fは、電線4の延在方向に沿って複数設けられていてもよい。第2開口部12fは、第1面12aから第2面12bに向かう方向に外装部12を貫通している。第2開口部12fは、電線4の延在方向に沿って延在している。第2開口部12fは、電線4の延在方向に平行な断面において、第1開口部11dと重ならない位置に配置されている。
第2絶縁カバー2は、電線4の延在方向において第1絶縁カバー1と隣接して配置されている。第2絶縁カバー2は、第1絶縁カバー1と同様の構成を有している。すなわち、第2絶縁カバー2は、電線4の周囲に配置されている。第2絶縁カバー2は、電線4の延在方向に沿って延在している。
第2絶縁カバー2は、絶縁性である。第2絶縁カバーは、絶縁性材料により構成されている。第2絶縁カバーには、例えば、シリコーン、エチレンポリピレンゴム等が用いられる。第2絶縁カバー2は、7000Vを超える絶縁耐圧を有していてもよい。第2絶縁カバー2は、77kVの電圧が電線4に印加される(電線4の対地電圧が46.5kVとなる)場合に、電線4の絶縁性を確保できるように構成されていることが好ましい。第2絶縁カバー2の電線4の延在方向における長さL2は、好ましくは4m以下である。
第2絶縁カバー2は、図示していないが、管状部21と、外装部22とを有していてもよい。管状部21は、電線4の周囲に間隔を置いて配置され、かつ電線4の延在方向に沿って延在する管状形状を有している。管状部21には、管状部21の内周面から外装部22により覆われている管状部21の外周面に向かって管状部21を貫通し、かつ電線4の延在方向に沿って延在する第1開口部21dが設けられている。
外装部22は、電線4の延在方向に沿って延在して管状部21の外周面の一部を覆っている。外装部22には、外装部22の管状部21の外周面と対向する第1面22aから第1面22aの反対面である第2面22bに向かって外装部22を貫通し、かつ電線4の延在方向に沿って延在する第2開口部22fを有している。第1開口部21dと第2開口部22fとは、電線4の延在方向に平行な断面において互いに重なり合わないように配置されている。
接続カバー3は、第1絶縁カバー1と第2絶縁カバー2とが隣接している部分の周囲に配置されている。接続カバー3は、電線4の延在方向に沿って延在している。
接続カバー3は、絶縁性である。接続カバー3は、絶縁性材料により構成されている。接続カバー3に用いられる絶縁性材料は、例えばシリコーン樹脂、エチレンプロピレンゴムである。なお、接続カバー3に用いられる材料はこれに限られるものではない。接続カバー3に用いられる材料には、絶縁性、可撓性を有する材料を適宜用いることができる。接続カバー3は、7000Vを超える絶縁耐圧を有していることが好ましい。接続カバー3は、77kVの電圧が電線4に印加される(電線4の対地電圧が46.5kVとなる)場合に、電線4の絶縁性を確保できるように構成されていることが好ましい。
図4は、図1のIV−IVにおける断面図である。接続カバー3は、第1部分31と、第2部分32とを有していてもよい。第1部分31は、電線4の延在方向に垂直な断面視において、第1絶縁カバー1(第2絶縁カバー2)の外周面に沿った形状を有している。第1部分31は、第1端31aと、第2端31bとを有している。第1端31aは、電線4の延在方向に垂直な断面視における第1部分31の一方の端である。第2端31bは、第1端31aの反対側の端である。第1部分31は、第1端31aにおいて嵌め合い突起31aaを有し、第2端31bにおいて嵌め合い突起31baを有している。嵌め合い突起31aa及び嵌め合い突起31baは、電線4の延在方向に沿って延在している。
第2部分32は、電線4の延在方向に垂直な断面視において、第1絶縁カバー1(第2絶縁カバー2)の外周面に沿った形状を有している。第2部分32は、第1端32aと、第2端32bとを有している。第1端32aは、電線4の延在方向に垂直な断面視における第2部分32の一方の端である。第2端32bは、第1端32aの反対側の端である。
第2部分32は、第1絶縁カバー1(第2絶縁カバー2)を挟んで第1部分31と対向するように配置されている。より具体的には、第2部分32は、第1端32aが第1端31aと対向し、第2端32bが第2端31bと対向するように配置されている。第2部分32は、第1端32aにおいて嵌め合い溝32aaを有し、第2端32bにおいて嵌め合い溝32baを有している。嵌め合い溝32aaは、嵌め合い突起31aaの形状をかたどった溝であり、嵌め合い溝32baは、嵌め合い突起31baの形状にかたどった溝である。嵌め合い溝32aa及び嵌め合い溝32baは、電線4の延在方向に沿って延在している。
嵌め合い突起31aaと嵌め合い溝32aaとは第3ロック機構33を構成し、嵌め合い突起31baと嵌め合い溝32baとは第4ロック機構34を構成している。嵌め合い突起31aaは、嵌め合い溝32aaに係合し、嵌め合い突起31baは、嵌め合い溝32baに係合している。これにより、接続カバー3は、第1絶縁カバー1と第2絶縁カバー2とが隣接している部分の周囲に配置されている。
なお、上記においては、第1端31aに嵌め合い突起31aaを設け、第2端31bに嵌め合い突起31baを設け、第1端32aに嵌め合い溝32aaを設け、第2端32bに嵌め合い溝32baを設けたが、第1端31aに嵌め合い溝32aaを設け、第2端31bに嵌め合い溝32baを設け、第1端32aに嵌め合い突起31aaを設け、第2端32bに嵌め合い突起31baを設けてもよい。
第1端31aに嵌め合い突起31aaを設け、第2端31bに嵌め合い溝32baを設け、第1端32aに嵌め合い溝32aaを設け、第2端32bに嵌め合い突起31baを設けてもよい。要するに、第1部分31と第2部分32とは、第1端31a及び第1端32a並びに第2端31b及び第2端32bにおいて相互に係合可能となっていればよい。
なお、上記においては、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造に用いられる第1絶縁カバー1、第2絶縁カバー2及び接続カバー3の数がそれぞれ1である場合について説明したが、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、上記の構成を繰り返し設けることにより、複数の第1絶縁カバー1、複数の第2絶縁カバー2及び複数の接続カバー3を用いて構成してもよい。
以下に、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法について説明する。
図5は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法を示す工程図である。第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法は、第1工程S1と、第2工程S2と、第3工程S3とを有している。
第1工程S1においては、第1絶縁カバー1の電線4への取付けが行われる。具体的には、第1に、管状部11が電線4の周囲に取り付けられる。第2に、嵌め合い突起11caの嵌め合い溝11cbへの係合が行われる。第3に、嵌め合い突起12eaの嵌め合い溝12ebへの係合が行われる。以上により、第1絶縁カバー1が電線4の周囲に配置されるように、第1絶縁カバー1の取付けが行われる。
第2工程S2においては、第2絶縁カバー2の電線4への取付けが行われる。上記のとおり第2絶縁カバー2は第1絶縁カバー1と同様の構成を有しているため、第2絶縁カバー2の取付けは、第1工程S1と同様の要領で行われる。第2工程S2においては、第2絶縁カバー2は、電線4の延在方向において第1絶縁カバーと隣接するように電線4に取り付けられる。
第3工程S3においては、接続カバー3の取付けが行われる。具体的には、第1に、第1部分31が、第1絶縁カバー1と第2絶縁カバー2とが隣接している部分上に配置される。第2に、嵌め合い突起31aaの嵌め合い溝32aaへの係合及び嵌め合い突起31baの嵌め合い溝32baへの係合が行われる。以上により、接続カバー3の第1絶縁カバー1と第2絶縁カバー2とが隣接している部分への取付けが行われる。
なお、第3工程S3が完了した後、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、作業者が後方へ移動し、第1工程S1ないし第3工程S3が再度繰り返されることにより、複数の第1絶縁カバー1、複数の第2絶縁カバー2及び複数の接続カバーが順次接続される。
以下に、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の効果について説明する。
第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、長尺の絶縁カバーを用いるのではなく、第1絶縁カバー1と第2絶縁カバー2とを接続カバー3を用いて接続しているため、作業性に問題は無い。
図6は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造を用いた瞬時絶縁抵抗試験の模式図である。図6に示すように、瞬時絶縁抵抗試験においては、第1絶縁カバー1、第2絶縁カバー2及び接続カバー3の外周面上には、汚損液8が供給される。汚損液8には、塩化ナトリウム(NaCl)水溶液が用いられる。
瞬時絶縁抵抗試験においては、接地電極9は、電線4の延在方向における接続カバー3の中央に位置する接続カバー3の外周面上又は電線4の延在方向における接続カバー3の端に隣接する第1絶縁カバー1の外周面上に配置される。
瞬時絶縁抵抗試験においては、電線4と接地電極9との間が導通する際に電線4に印加されている電圧(絶縁耐圧)を測定することにより、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の絶縁性能の評価を行った。この測定結果を表1に示す。
Figure 0006854163
表1に示すように、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造によると、いずれの測定箇所においても平均60kV以上の絶縁耐圧を示しており、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造が77kV送電線路での対地電圧46.5kVを超える電圧が印加される電線4に取り付けられる絶縁カバーに適応可能な絶縁性能を有することが示された。以上のように、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造によると、作業性を維持しつつ、絶縁性能を確保することが可能となる。
第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造において、第1絶縁カバー1は第1開口部11dが設けられた管状部11と第2開口部12fが設けられた外装部12とを有しており、第2絶縁カバー2は第1開口部21dが設けられた管状部21と第2開口部22fが設けられた外装部22とを有している場合、第1絶縁カバー1及び第2絶縁カバー2の内部から雨水等を外部に排出することができる。そのため、この場合には、第1絶縁カバー1及び第2絶縁カバー2が取り付けられる電線4の腐食を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
以下に、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の構成について説明する。なお、以下においては、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造と異なる点について主に説明し、重複する説明については繰り返さないものとする。
図7は、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の側面模式図である。図8は、図7の領域VIIIにおける拡大図である。図9は、図8のIX−IXにおける断面図である。図10は、図8のX−Xにおける断面図である。図7〜図10に示すように、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、第1絶縁カバー1と、第2絶縁カバー2と、接続カバー3とを有している。この点において、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造と共通している。
第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、第1防水部5aと、第2防水部5bを有している。第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、絶縁テープ6をさらに有していてもよい。第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、保護テープ7をさらに有していてもよい。これらの点について、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造と異なっている。
第1防水部5a及び第2防水部5bは、防水性材料により構成されている。第1防水部5a及び第2防水部5bに用いられる防水性材料は、硬度が低く、変形能が高い材料であることが好ましい。第1防水部5a及び第2防水部5bに用いられる防水性材料は、好ましくは防水混和物である。
接続カバー3は、第1端3aと、第2端3bとを有している。第1端3aは、電線4の延在方向における接続カバー3の一方の端である。第2端3bは、第1端3aとは反対側の接続カバー3の端である。第1端3aは、第1絶縁カバー1側に位置している。第2端3bは、第2絶縁カバー2側に位置している。
第1防水部5aは、第1端3aに隣接する第1絶縁カバー1の外周面上において、第1端3aに接して配置されている。第2防水部5bは、第2端3bに隣接する第2絶縁カバー2の外周面上において、第2端3bに接して配置されている。このことを別の観点からいえば、第1防水部5aは、第1絶縁カバー1の外周面と接続カバー3の外周面との間に形成される段差に充填され、第2防水部5bは、第2絶縁カバー2の外周面と接続カバー3の外周面との間に形成される段差に充填されている。
第1防水部5aの外周面と第1絶縁カバー1の外周面との間の距離は、第1端3aから遠ざかるにつれて小さくなっていてもよい。第2防水部5bの外周面と第2絶縁カバー2の外周面との間の距離は、第2端3bから遠ざかるにつれて小さくなっていてもよい。すなわち、第1防水部5a及び第2防水部5bは、テーパ形状を有していてもよい。
絶縁テープ6は、第1防水部5a及び第2防水部5bの外周面並びに接続カバー3の外周面上に巻き回されている。絶縁テープ6は、1mmあたり25kVの絶縁耐圧を有していることが好ましい。絶縁テープ6は、巻き回された総厚さが2mm以上であること、すなわち50kV以上の絶縁耐圧を有することが好ましい。絶縁テープ6は、例えば第1防水部5a及び第2防水部5bの外周面並びに接続カバー3の外周面上に、1/2ラップで5層以上巻き回される。絶縁テープ6は、絶縁性である。より具体的には、絶縁テープ6は、ポリエチレンフィルム等の基材にブチルゴム等の自己融着層が形成されたテープ状の部材である。
保護テープ7は、耐紫外線性である。保護テープ7は、第1防水部5a及び第2防水部5bの外周面並びに接続カバー3の外周面上に巻き回された絶縁テープ6上に巻き回されている。保護テープ7は、好ましくは絶縁テープ6上に一層以上巻き回されている。保護テープ7は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)テープである。
電線4の延在方向における第1防水部5a、第2防水部5b及び接続カバー3の合計の長さL3は、70cm以下であることが好ましい。接続カバー3の長さL4、すなわち接続カバー3の第1端3aと第2端3bとの間の距離は、30cm以下であることが好ましい。
以下に、第2実施形態に絶縁カバー接続構造の製造方法について説明する。
図11は、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法を示す工程図である。図11に示すように、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法は、第1工程S1と、第2工程S2と、第3工程S3とを有している。この点において、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法と共通している。
第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法は、第4工程S4と、第5工程S5と、第6工程S6とをさらに有している。この点において、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法は、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の製造方法と共通している。
第4工程S4においては、第1防水部5a及び第2防水部5bの形成が行われる。より具体的には、第1端3aに隣接する第1絶縁カバー1の外周面上において、第1端3aに接するように(第1絶縁カバー1の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差を充填するように)、第1防水部5aを構成する防水性材料が塗布される。また、第2端3bに隣接する第2絶縁カバー2の外周面上において第2端3bに接する(第2絶縁カバー2の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差を充填する)ように、第2防水部5bを構成する防水性材料が塗布される。
この際、第1防水部5a及び第2防水部5bを構成する防水性材料は、第1端3a及び第2端3bから離れるにつれて、第1防水部5aと第1絶縁カバー1の外周面との距離及び第2防水部5bと第2絶縁カバー2の外周面との距離が小さくなるように塗布されてもよい。
第5工程S5においては、第1防水部5a、第2防水部5b及び接続カバ−5の外周面上に絶縁テープ6が巻き回される。第6工程S6においては、第1防水部5a、第2防水部5b及び接続カバ−5の外周面上に巻き回された絶縁テープ6上に、保護テープ7が巻き回される。
なお、第5工程S5が完了した後、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造は、作業者が後方へ移動し、第1工程S1ないし第6工程S6が再度繰り返されることにより、複数の第1絶縁カバー1、複数の第2絶縁カバー2及び複数の接続カバーが順次接続される。
以下に、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の効果について説明する。
本願の発明者らが見出した知見によると、第1端3aに隣接する第1絶縁カバー1の外周面と接続カバー3の外周面により形成される段差(第2端3bに隣接する第2絶縁カバー2の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差)には、汚損液8が溜まりやすく、局所的に電界が高くなりやすい。その結果、当該部分において絶縁破壊が生じやすい。
図12は、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造を用いた長時間絶縁抵抗試験の模式図である。図12に示すように、長時間絶縁抵抗試験においては、第1絶縁カバー1、第2絶縁カバー2及び接続カバー3の外周面上には、汚損液8が供給される。長時間絶縁抵抗試験においては、接地電極9は、第1防水部5aの外周面上に巻き回された絶縁テープ6及び保護テープ7の上に配置される。
長時間絶縁抵抗試験においては、46.5kVの電圧を継続して印加した際に、どのくらいの時間で絶縁破壊が生じる(電線4と接地電極9との間が導通する)かを測定することにより、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造の長時間絶縁性能の評価を行った。なお、比較例として、第1実施形態に係る絶縁カバー接続構造の長時間絶縁性能の評価を同様の試験により行った。この測定結果を表2に示す。なお、第1防水部5a及び第2防水部5bを設ける場合、第1防水部5a、第2防水部5b及び接続カバー3の外周面には、絶縁テープ6及び保護テープ7が巻き回されている。
Figure 0006854163
表2に示すように、第1防水部5a及び第2防水部5bを設けない場合には、平均25秒で絶縁破壊が生じた。他方、第1防水部5a及び第2防水部5bを設けた場合、3時間経過時点においても、絶縁破壊は生じていなかった。このような結果から、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造によると、長時間絶縁性能を向上させることが可能となる。
第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造において、第1防水部5aの外周面と第1絶縁カバー1の外周面との間の距離は、第1端3aから遠ざかるにつれて小さくなっている場合(第2防水部5bの外周面と第2絶縁カバー2の外周面との間の距離は、第2端3bから遠ざかるにつれて小さくなっている場合)、第1端3aに隣接する第1絶縁カバー1の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差(第2端3bに隣接する第2絶縁カバー2の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差)に汚損液8が溜まりにくくなる。そのため、この場合には、長時間絶縁性能をさらに向上させることが可能となる。
第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造において、第1防水部5a、第2防水部5bを構成する防水性材料が防水混和物である場合には、防水混和物は硬度が低く変形能が高いため、第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造に変形が生じたとしても、第1端3aに隣接する第1絶縁カバー1の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差(第2端3bに隣接する第2絶縁カバー2の外周面と接続カバー3の外周面とにより形成される段差)と第1防水部5a(第2防水部5b)との間に隙間が生じにくい。そのため、この場合には、長時間絶縁性能をさらに向上させることができる。
第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造において、第1防水部5a、第2防水部5b及び接続カバー3の外周面に絶縁テープ6が巻き回されている場合、絶縁性能をさらに向上させることが可能となる。
絶縁テープ6が日光等に暴露された場合、日光に含まれる紫外線等により、その絶縁性能が劣化するおそれがある。第2実施形態に係る絶縁カバー接続構造において、絶縁テープ6上に保護テープ7が巻き回されている場合、保護テープ7により絶縁テープ6の日光に含まれる紫外線等による劣化を抑制することができる。そのため、この場合には、絶縁性能の経時変化を抑制することが可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 第1絶縁カバー、11 管状部、11a 第1端、11b 第2端、11c 第1ロック機構、11ca 嵌め合い突起、11cb 嵌め合い溝、11d 第1開口部、12 外装部、12a 第1面、12b 第2面、12c 第1端、12d 第2端、12e 第2ロック機構、12ea 嵌め合い突起、12eb 嵌め合い溝、12f 第2開口部、2 第2絶縁カバー、21 管状部、21d 第1開口部、22 外装部、22a 第1面、22b 第2面、22f 第2開口部、3 接続カバー、3a 第1端、3b 第2端、31 第1部分、31a 第1端、31aa 嵌め合い突起、31b 第2端、31ba 嵌め合い突起、32 第2部分、32a 第1端、32aa 嵌め合い溝、32b 第2端、32ba 嵌め合い溝、33 第3ロック機構、34 第4ロック機構、4 電線、5a 第1防水部、5b 第2防水部、6 絶縁テープ、7 保護テープ、8 汚損液、9 接地電極、L1,L2,L3,L4 長さ、S1 第1工程、S2 第2工程、S3 第3工程、S4 第4工程、S5 第5工程、S6 第6工程。

Claims (8)

  1. 電線の周囲に配置される絶縁性の第1絶縁カバーと、
    前記電線の延在方向において前記第1絶縁カバーに隣接するように前記電線の周囲に配置される絶縁性の第2絶縁カバーと、
    前記第1絶縁カバーと前記第2絶縁カバーとが隣接している部分の周囲に配置される絶縁性の接続カバーと
    前記接続カバーの端と前記第1絶縁カバー及び前記第2絶縁カバーの外周面とに接して配置され、かつ防水性材料により構成される防水部とを備える、絶縁カバー接続構造。
  2. 前記防水性材料は、防水混和物である、請求項に記載の絶縁カバー接続構造。
  3. 前記防水部の外周面と前記第1絶縁カバーの外周面との距離及び前記防水部の外周面と前記第2絶縁カバーの外周面との距離は、前記接続カバーの端から離れるにつれて小さくなる、請求項に記載の絶縁カバー接続構造。
  4. 前記電線の延在方向における前記接続カバーの長さ及び前記電線の延在方向における前記防水部の長さの合計は、70cm以下である、請求項に記載の絶縁カバー接続構造。
  5. 前記接続カバー及び前記防水部の外周面上に巻き回される絶縁性の絶縁テープをさらに備える、請求項に記載の絶縁カバー接続構造。
  6. 前記絶縁テープ上に巻き回され、耐紫外線性の保護テープをさらに備える、請求項に記載の絶縁カバー接続構造。
  7. 前記第1絶縁カバー及び前記第2絶縁カバーの各々は、
    前記電線の周囲に配置される管状形状の管状部と、
    前記管状部の外周面の一部を覆う外装部とを有し、
    前記管状部には、前記管状部の内周面から前記外装部により覆われる前記管状部の外周面に向かって前記管状部を貫通し、かつ前記電線の延在方向に沿って延在する第1開口部が設けられ、
    前記外装部には、前記外装部の前記管状部の外周面と対向する第1面から前記第1面の反対面である第2面に向かって前記外装部を貫通し、前記電線の延在方向に沿って延在する第2開口部が設けられ、
    前記第1開口部と前記第2開口部とは、前記電線の延在方向に平行な断面において互いに重なり合わないように配置される、請求項1〜のいずれか1項に記載の絶縁カバー接
    続構造。
  8. 前記接続カバーは、前記電線に印加される7000Vを超える電圧を絶縁可能に構成される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の絶縁カバー接続構造
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