JP6853615B2 - サーバ装置、不具合診断システム及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、不具合診断システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サーバ装置不具合診断システム及びプログラムに関する。
従来、製品の利用者がその製品の故障や不具合を発見した場合、マニュアル等を確認し必要に応じてサポート窓口に問合せを行う。
しかしながら、製品の利用者が、不具合であることを認識したり、サポート窓口に不具合の状況を的確に伝えたりすることは困難である。
また、故障の発生が想定される機器は、モニターやランプ、ブザーなど、自身の状態を利用者等に通知する機能を有している。
しかしながら、通知される情報は限られているため、利用者の誤解などにより、正確な状態がサポート窓口に伝わらない虞がある。
従って、製品の利用者をサポートすべく、製品によっては、ウェブ上で質問を順次提示して回答させることで、不具合内容を特定して対処方法を提供する知識データベースを備える技術が知られている。例えば、上記の知識データベースを備え、故障の症状を訴える利用者が入力した文言を分析して質問を繰り返すことで、故障内容を特定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−76549号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、テキスト情報のみでやり取りが行われるため、利用者が質問内容を誤解したり回答内容が不明確であったりする虞があり、依然として不具合の内容を特定することは困難であった。また、不具合内容の特定が困難であることから、利用者や不具合対応を行うサービスマンの負担が大きくなるという問題がある。
本発明の課題は、製品の不具合診断の精度を向上させるとともに、製品の利用者やサービスマンの負担を軽減することができるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、所定の検出手段を有した端末装置と通信接続可能なサーバ装置であって、前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段と、前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段と、を備え、前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に、構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る不具合診断システムは、所定の検出手段を有した端末装置と、当該端末装置と通信接続可能なサーバ装置と、を備えた不具合診断システムであって、前記サーバ装置は、前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段と、前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段と、を備え、前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に、構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、所定の検出手段を有した端末装置と通信接続可能なコンピュータを、前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段、前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段、として機能させ、前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に機能することを特徴とする。
本発明によれば、製品の不具合診断の精度を向上させるとともに、製品の利用者やサービスマンの負担を軽減することができる。
本実施形態に係る不具合診断システムの概略構成を示す接続図である。 本実施形態に係る不具合診断システムを構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 各種テーブルの一具体例を示す図である。 診断対象製品3の概略構成を示す正面図である。 診断対象製品から出力されたブザー音の音声データを解析する処理の一例を示すフローチャートである。 診断対象製品の発光部を含む撮像データを解析する処理の一例を示すフローチャートである。 診断対象製品の不具合を診断する処理の一例を示すフローチャートである。 知識データベースの全体構造の一例を示す図である。 質問/指示内容の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る不具合診断システム100の構成について説明する。
不具合診断システム100は、図1に示すように、サーバ装置1と、複数のクライアント端末(端末装置)2と、診断対象製品3と、を備えて構成されている。この不具合診断システム100において、サーバ装置1とクライアント端末2とは、通信ネットワークNにより互いに通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、インターネット等を含む通信ネットワークである。なお、クライアント端末2の台数は特に限定されない。
サーバ装置1は、PC、WS(Work Station)等の情報機器であり、クライアント端末2から送信された回答情報に基づいて、診断対象製品3の不具合を診断する不具合診断サーバである。
サーバ装置1は、図2に示すように、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、通信部15と、を備えて構成されている。
制御部11は、サーバ装置1の動作を中央制御する。具体的には、制御部11は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部14に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、サーバ装置1の各部を統括制御する。
操作部12は、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、利用者からの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部11へと出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
記憶部(記憶手段)14は、HDD(Hard disk drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部11から読み書き可能に記憶する。また、記憶部14は、診断対象製品3毎に、当該診断対象製品3の不具合を診断するための指示内容を知識データベースとして記憶する(図8及び図9参照)。また、記憶部14は、診断対象製品3の不具合を診断する際に使用する複数のテーブルを記憶する。具体的には、記憶部14は、図3に示すように、製品情報テーブルT1と、音フィルターテーブルT2と、操作音/警告音テーブルT3と、LED位置情報テーブルT4と、LED通知内容テーブルT5と、を記憶する。
製品情報テーブルT1は、各診断対象製品3で装着されているデバイスを、各診断対象製品3の製品型番391と対応付けて管理するためのテーブルである。例えば、図3に示す例では、製品型番「xxx」に対して、装着デバイス「ブザー(スピーカー)、LED、ディスプレイ、操作ボタンA〜C(操作ボタン321〜323)、リモコン」が関連付けられている。
音フィルターテーブルT2は、各診断対象製品3で使用されている周波数を、各診断対象製品3の製品型番391と対応付けて管理するためのテーブルである。例えば、図3に示す例では、製品型番「xxx」に対して、周波数「3.0KHz、3.5KHz、4.0KHz、4.5KHz」が関連付けられている。
操作音/警告音テーブルT3は、各診断対象製品3で出力される音声の種別毎に、「周波数」及び当該周波数が出力される「時間長」、並びに「繰り返し回数」を対応付けて管理するためのテーブルである。例えば、図3に示す例では、種別「ボタンA操作音」に対して、周波数1「4.0KHz」、周波数1の時間長1「1秒」、繰り返し回数「なし」が関連付けられている。即ち、ボタンA操作音は、4.0KHzの音声が1秒出力されるものである。また、種別「エラー音1」に対して、周波数1「4.5KHz」、周波数1の時間長1「1秒」、周波数2「0.0KHz(無音)」、周波数2の時間長2「1秒」、繰り返し回数「10回」が関連付けられている。即ち、エラー音1は、「4.5KHzの音声出力を1秒、無音1秒」の組み合わせが10回繰り返されるものである。
LED位置情報テーブルT4は、各診断対象製品3の製品型番391毎に、発光部37(LED)が複数備えられている場合に各々を識別するための「LED番号」と、LEDの配置位置を示す「座標(x,y)」と、LEDの「大きさ」と、LEDが発光可能な「色」と、を対応付けて管理するためのテーブルである。例えば、図3に示す例では、製品型番「xxx」に対して、LED番号「1」、座標(x,y)「2,3」、色「無色、緑、赤」が関連付けられている。即ち、製品型番「xxx」のLED番号「1」のLEDは、座標(x,y)=(2,3)の位置に配置され、無色、緑色、赤色の光を発することができる。
LED通知内容テーブルT5は、各診断対象製品3の発光部37(LED)から発光される光によって示される通知内容毎に、「色1」、「点灯状態1」、「時間1」、「色2」、「点灯状態2」及び「時間2」を対応付けて管理するためのテーブルである。例えば、図3に示す例では、通知内容「状態A」に対して、色1「緑」、点灯状態1「点灯」が関連付けられている。即ち、状態Aは、緑色の光が常時点灯している状態を示している。また、通知内容「状態B」に対して、色1「赤」、点灯状態1「点灯」、時間1「1秒」、色2「赤」、点灯状態2「消灯」、時間2「1秒」が関連付けられている。即ち、状態Bは、赤色の光が1秒間隔で点滅している状態を示している。
通信部15は、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
クライアント端末2は、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス、携帯電話機等の各利用者が所持して使用する携帯端末である。クライアント端末2は、不具合診断アプリケーションを使用して取得した回答情報をサーバ装置1に送信し、サーバ装置1から送信された診断結果を受信する。
クライアント端末2は、図2に示すように、制御部21と、操作部22と、表示部23と、記憶部24と、通信部25と、音声入力部26と、撮像部27と、リモコン送信部28と、を備えて構成されている。
制御部21は、クライアント端末2の動作を中央制御する。具体的には、制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部24に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、クライアント端末2の各部を統括制御する。
また、制御部21は、記憶部24に記憶された不具合診断アプリケーションを実行することにより、サーバ装置10と協働して、診断対象製品3の不具合を診断する機能を実現する。
操作部22は、ホームボタン等からなるキー入力部と、表示部23と一体的に形成されたタッチパネルと、を備え、利用者からの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部21へと出力する。
表示部23は、LCD、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)などのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部23は、不具合診断アプリケーションが起動されると、サーバ装置1から送信された不具合診断用の各種指示や診断結果を表示する。
記憶部24は、HDD、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。また、記憶部24は、診断対象製品3の不具合を診断する機能を実現するための不具合診断アプリケーションを記憶する。
通信部25は、アンテナや通信回路を備え、制御部21による制御の下で外部機器との間の無線通信を行う。具体的には、通信部25は、基地局で中継されることで、通信ネットワークNを介してデータ通信を行う。
音声入力部(音声入力手段;情報取得手段)26は、マイクなどを備え、外部からの音声を取得して音声データを生成する。音声入力部26は、例えば、診断対象製品3の音声出力部36から出力されたブザー音(警告音、エラー音)の音声データ、診断対象製品3の操作部32(操作ボタン321〜323)の操作音の音声データなどを生成する。
撮像部(撮像手段;情報取得手段)27は、利用者操作に従って被写体を撮像して画像データ(静止画像データ、動画像データ)を生成する。撮像部27は、例えば、診断対象製品3全体の撮像データ、診断対象製品3の製品名ラベル部39の撮像データ、診断対象製品3の表示部33の撮像データなどを生成する。
リモコン送信部(コマンド送信手段)28は、診断対象製品3のリモコン受信部38と赤外線通信を行って操作信号(例えば、保守用コマンド)を送信する。
診断対象製品3は、不具合診断システム100において、不具合の有無や状態等を診断可能とするための機能を有する製品である。
診断対象製品3は、図2及び図4に示すように、制御部31と、操作部32と、表示部33と、記憶部34と、音声出力部36と、発光部37と、リモコン受信部38と、製品名ラベル部39と、を備えて構成されている。本実施形態では、音声出力部36、発光部37、表示部33、操作部32、リモコン受信部38が、本発明のデバイスとして機能する。
制御部31は、診断対象製品3の動作を中央制御する。具体的には、制御部31は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部34に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、診断対象製品3の各部を統括制御する。
操作部(操作手段)32は、押下操作に呼応してそれぞれ異なる操作音を発生させる複数の操作ボタン321〜323などを備え、利用者からの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部31へと出力する。
表示部(表示手段)33は、LCDなどのディスプレイを備え、制御部31から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
記憶部34は、HDD、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部31から読み書き可能に記憶する。
音声出力部36は、スピーカーなどを備え、動作音、例えば、各種エラー(不具合)の発生に対応するブザー音(警告音)等を外部に向けて出力する。また、音声出力部36は、利用者により操作部32の操作ボタン321〜323が操作された場合に、操作された操作ボタン321〜323に対応する操作音を外部に向けて出力する。
発光部(発光手段)37は、LED(Light Emitting Diode)などを備え、外部に向けて発光する。発光部37は、LEDの発光色、点灯状態(点灯又は点滅)、点滅の間隔等により、診断対象製品3の状態を示すことができる。
リモコン受信部38は、クライアント端末2のリモコン送信部28と赤外線通信を行って当該リモコン送信部28から送信された操作信号を受信する。受信された操作信号は、制御部31に出力される。
製品名ラベル部39は、製品情報としての製品型番391及びシリアル番号392を備えて構成されている。例えば、利用者がクライアント端末2の撮像部27を操作して製品名ラベル部39(製品型番391及びシリアル番号392)を撮影することで、製品名ラベル部39の撮像データが生成される。
次に、本実施形態に係る不具合診断システム100の動作について、図5〜図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、診断対象製品3の音声出力部36から出力されたブザー音の音声データを解析する処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。この処理は、クライアント端末2の音声入力部26により、音声出力部36から出力されたブザー音の音声データが生成されたことを契機として開始される。
まず、クライアント端末2の制御部21は、音声入力部26により生成されたブザー音の音声データをFFT(Fast Fourier Transform)変換(高速フーリエ変換)する(ステップS101)。これにより、ブザー音の音声データが、音の周波数の時間的変化に変換される。
次に、制御部21は、サーバ装置1から音フィルターテーブルT2を取得し、当該取得された音フィルターテーブルT2を参照して、ステップS101でFFT変換された音声データから、診断対象製品3で使用されている周波数の音声データのみを抽出する(ステップS102)。
次に、制御部21は、ステップS102で抽出された音声データの周波数及び当該周波数が出力された時間長を取得するとともに、サーバ装置1から操作音/警告音テーブルT3を取得し、当該取得された操作音/警告音テーブルT3を参照して、音声の種類を特定する(ステップS103)。
これにより、音声出力部36から出力されたブザー音の種類を特定することができる。
なお、ここでは、音声出力部36から出力されたブザー音の音声データを解析する処理を例示して説明しているが、操作ボタン321〜323の操作音の音声データを解析する場合も、同様の処理により解析することができる。
次に、診断対象製品3の発光部37を含む診断対象製品3全体の撮像データ(動画像データ)を解析する処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。この処理は、クライアント端末2の撮像部27により、診断対象製品3全体の撮像データが生成されたことを契機として開始される。
まず、クライアント端末2の制御部21は、サーバ装置1から診断対象製品3の輪郭情報及びLED位置情報テーブルT4を取得する(ステップS201)。
次に、制御部21は、診断対象製品3全体の撮像データに対して、手振れ補正を行う(ステップS202)。なお、手振れ補正処理には、従来公知の技術を適用することができる。
次に、制御部21は、ステップS201で取得された診断対象製品3の輪郭情報を参照して、ステップS202で手振れ補正が行われた撮像データから、診断対象製品3の輪郭を抽出する(ステップS203)。
次に、制御部21は、ステップS203で抽出された輪郭と、ステップS201で取得されたLED位置情報テーブルT4と、に基づいて、診断対象製品3が備えるLEDの色、点灯状態及び時間変化を取得する(ステップS204)。ここで、時間変化とは、点灯状態が変化する間隔、即ち、点滅の間隔のことである。
次に、制御部21は、ステップS204で取得されたLEDの色、点灯状態及び時間変化を、通信部25を介してサーバ装置1に送信する(ステップS205)。
サーバ装置1の制御部11は、記憶部14に記憶されたLED通知内容テーブルT5を取得し、ステップS205でクライアント端末2から送信されたLEDの色、点灯状態及び時間変化を参照して、LEDの通知内容を特定する。
これにより、発光部37の通知内容を特定することができる。
次に、診断対象製品3の不具合を診断する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。この処理は、クライアント端末2にインストールされた不具合診断アプリケーションが利用者により起動されたことを契機として開始される。
まず、クライアント端末2の制御部21は、診断対象製品3の製品名ラベル部39の撮影を促す指示を表示部24に表示させる(ステップS301)。この指示を確認した利用者が撮像部27を操作して製品名ラベル部39を撮影すると、製品名ラベル部39の撮像データが生成される。
次に、制御部21は、生成された製品名ラベル部39の撮像データに対してOCR(Optical Character Recognition)処理(光学式文字読取処理)を実行し、製品型番391及びシリアル番号392を取得する(ステップS302)。具体的には、制御部21は、製品名ラベル部39の撮像データに対してOCR処理を実行してテキストを取得し、予め定義された予約語に続く文字列を抽出することで、正確な製品型番391及びシリアル番号392を取得する。
即ち、制御部21は、本発明の製品情報取得手段として機能する。
なお、操作部22による手動入力により製品型番391及びシリアル番号392を取得するようにしてもよい。
次に、制御部21は、ステップS302で取得された製品型番391及びシリアル番号392を、通信部25を介してサーバ装置1に送信する(ステップS303)。
即ち、制御部21は、本発明の製品情報送信手段として機能する。
サーバ装置1の制御部11は、ステップS303でクライアント端末2から送信された製品型番391及びシリアル番号392を取得する(ステップS401)。即ち、制御部11は、本発明の第1取得手段として機能する。
次に、制御部11は、ステップS401で取得された製品型番391及びシリアル番号392に基づいて診断対象製品3を特定する(ステップS402)。
次に、制御部11は、記憶部14に記憶された製品情報テーブルT1を取得し、ステップS402で特定された診断対象製品3が有する機能や装着しているデバイスを特定する(ステップS403)。
次に、制御部11は、ステップS403で特定された診断対象製品3が有する機能や装着デバイスに基づいて、対応する指示内容を記憶部14に記憶された知識データベースから読み出す(ステップS404)。即ち、制御部11は、読出手段として機能する。
知識データベースは、図8及び図9に示すように、一の質問/指示に対する回答毎に、その回答に適した質問/指示が順次用意されたツリー構造をなしている。例えば、図9に示す例では、質問/指示1−1が示す指示は「ディスプレイ撮影」であり、クライアント端末2の表示部23での表示内容は「ディスプレイを撮影してください」である。また、質問/指示1−1に対する回答(ディスプレイ(表示部33)の撮像データの解析結果)がエラー1の場合は次の質問/指示が「1−1−1」となり、エラー2の場合は次の質問/指示が「1−1−2」となり、なしの場合は次の質問/指示が「1−1−3」となる。
上記のように、質問/指示に対して順次回答していくことで、最終的に不具合内容を特定することができるようになっている。
次に、制御部11は、ステップS404で読み出された指示内容を、次の指示として、通信部15を介してクライアント端末2に送信する(ステップS405)。
即ち、制御部11は、本発明の指示内容送信手段として機能する。
クライアント端末2の制御部21は、ステップS405でサーバ装置1から送信された次の指示を取得し(指示内容取得手段)、当該取得された次の指示を表示部24にテキスト表示させる(ステップS304)。そして、この指示を確認した利用者により、各種の操作(処理)が行われる。
例えば、次の指示が表示部33(ディスプレイ)の撮影を促す指示であった場合は、自動的に撮像部27を起動し、利用者操作により表示部33を撮影させる。そして、生成された表示部33の撮像データに対してOCR処理を実行し、指示内容に対する「回答情報」として表示部33の表示内容を取得する。
また、次の指示が発光部37(LED)の撮影を促す指示であった場合は、自動的に撮像部27を起動し、利用者操作により表示部33を含む診断対象製品3全体を撮影させる。そして、生成された診断対象製品3全体の撮像データに対して解析処理(図6参照)を実行し、「回答情報」として発光部37の通知内容を取得する。
また、次の指示が操作部32の操作ボタン321〜323の操作音の録音を促す指示であった場合は、自動的に音声入力部26を起動し、利用者操作により操作ボタン321〜323の操作音を録音させる。そして、生成された操作ボタン321〜323の操作音の音声データに対して解析処理(図5参照)を実行し、「回答情報」として操作された操作ボタン321〜323を特定する。
また、次の指示がブザー音(警告音、エラー音)の録音を促す指示であった場合は、自動的に音声入力部26を起動し、利用者操作によりブザー音を録音させる。そして、生成されたブザー音の音声データに対して解析処理(図5参照)を実行し、「回答情報」としてブザー音の種別を特定する。
また、次の指示が文字(テキスト)での回答入力を促す指示であった場合は、表示部23上に自動的に図示しないテキストボックスを表示させ、利用者操作により回答をテキスト入力させる。そして、「回答情報」として入力された文字内容を取得する。
また、次の指示がリモコン送信を促す指示であった場合は、自動的にリモコン送信部28からコマンド(保守用コマンド)を赤外線通信により送信させる。ここでは、リモコン送信部28によるコマンド送信の完了を「回答情報」とする。
上記のように、制御部21は、ステップS304で表示された指示内容(次の指示)に基づいて、情報取得手段(音声入力部26、撮像部27)によりデバイスに係る情報を回答情報として取得する(ステップS305)。
即ち、制御部21は、本発明の回答情報取得手段として機能する。また、制御部21は、回答情報取得手段として、指示内容に基づいて所定の情報取得手段を起動し、当該起動された情報取得手段により回答情報を取得する。また、制御部21は、回答情報取得手段として、指示内容を示すテキストを表示手段(表示部24)に表示させる。
次に、制御部21は、ステップS305で取得された回答情報を、通信部25を介してサーバ装置1に送信する(ステップS306)。具体的には、制御部21は、表示部33の撮影を促す指示に対する表示部33の表示内容、発光部37の撮影を促す指示に対する発光部37の通知内容、操作ボタン321〜323の操作音の録音を促す指示に対する操作された操作ボタン321〜323の特定結果、ブザー音の録音を促す指示に対するブザー音の種別の特定結果、文字での回答入力を促す指示に対する入力された文字内容、リモコン送信を促す指示に対するリモコン送信部28によるコマンド送信の完了等を送信する。
即ち、制御部21は、本発明の回答情報送信手段として機能する。
サーバ装置1の制御部11は、ステップS306でクライアント端末2から送信された回答情報を取得することで、本発明の第2取得手段として機能する(ステップS406)。
次に、制御部11は、ステップS406で取得された回答情報に基づいて、記憶部14に記憶された知識データベースを参照して、当該回答情報に対応する指示内容(次の指示)が存在するか否かを判定する(ステップS407)。
次の指示が存在すると判定した場合(ステップS407:YES)は、ステップS405へと移行して、当該次の指示をクライアント端末2に送信する。
一方、次の指示が存在しないと判定した場合(ステップS407:NO)は、最後の指示に対する回答情報を取得したと判定し、取得された全ての回答情報に基づいて診断対象製品3の不具合を診断する(ステップS408)。即ち、制御部11は、本発明の診断手段として機能する。
次に、制御部11は、ステップS408での診断結果をクライアント端末2に送信する(ステップS409)。即ち、制御部11は、本発明の診断結果送信手段として機能する。
クライアント端末2の制御部21は、ステップS409でサーバ装置1から送信された診断結果を表示部24に表示させる(ステップS307)。
これにより、利用者は、診断対象製品3の不具合の診断結果を把握することができる。
以上のように、本実施形態に係る不具合診断システム100のサーバ装置1によれば、クライアント端末2から送信される診断対象製品3の製品情報に対応する指示内容をクライアント端末2に送信し、クライアント端末2から送信される当該指示内容に基づいて情報取得手段(音声入力部26、撮像部27)により取得された情報である回答情報に基づいて診断対象製品3の不具合を診断し、診断された不具合の内容をクライアント端末2に送信する。
従って、複数の情報取得手段により診断対象製品3の不具合を特定するための材料を取得することができるので、診断対象製品3の不具合診断の精度を向上させることができる。また、不具合診断の精度が向上することにより、利用者への対処法の案内やサービスマンによる保守部品の手配などを効率的に行うことができるので、製品の利用者やサービスマンの負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、回答情報として、診断対象製品3の操作部32(操作ボタン321〜323)の操作音の音声データや診断対象製品3から発せられる動作音(ブザー音等)の音声データを取得し、当該音声データに基づいて、診断対象製品3の不具合を診断する。
従って、音声の録音という簡易な操作で不具合を診断することができるので、利用者の負担を軽減することができる。また、音声を録音させることで、利用者に主観的な判断を行わせることなく診断材料を取得することができるので、不具合診断の正確性を確保することができる。
また、本実施形態では、回答情報として、診断対象製品3の表示部33の撮像データや発光部37を含む診断対象製品3全体の撮像データを取得し、当該撮像データに基づいて、診断対象製品3の不具合を診断する。
従って、所定部位の撮像という簡易な操作で不具合を診断することができるので、利用者の負担を軽減することができる。また、所定部位を撮像させることで、利用者に主観的な判断を行わせることなく診断材料を取得することができるので、不具合診断の正確性を確保することができる。
また、本実施形態では、回答情報として、音声データや撮像データの他に、従来のテキストデータを取得し、当該テキストデータに基づく診断を行うこともできる。
従って、より多面的な視点から診断材料を収集することができるので、不具合診断をより精密に行うことができる。
本実施形態に係る不具合診断システム100のクライアント端末2によれば、デバイスを有する診断対象製品3から当該デバイスに係る情報を取得する情報取得手段(音声入力部26、撮像部27)を備え、診断対象製品3の製品情報を取得してサーバ装置1に送信し、サーバ装置1から送信される当該製品情報に対応する指示内容に基づいて、情報取得手段によりデバイスに係る情報を回答情報として取得し、当該回答情報をサーバ装置1に送信する。
従って、サービスマンやサポート窓口を介することなく診断材料を取得することができるので、利用者や提供者側の負担を軽減することができる。また、利用者への対処法を案内することで、利用者による不具合対応を実行させることができる。
また、本実施形態では、取得された指示内容に基づいて所定の情報取得手段を起動し、当該起動された情報取得手段により回答情報を取得する。
従って、利用者の作業負担を軽減することができるので、より迅速に不具合対応を行うことができる。
また、本実施形態では、診断対象製品3に保守用のコマンドを送信するリモコン送信部28を備える。
従って、簡易な操作で診断対象製品3を保守することができるので、利用者や提供者側の負担を更に軽減することができる。
また、本実施形態では、取得された指示内容を示すテキストを表示部23に表示させる。
従って、利用者が指示内容を容易に認識することができるので、指示内容に基づいて実行される処理の正確性を確保することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、診断対象製品3が、本発明のデバイスとして、音声出力部36、発光部37、表示部33、操作部32及びリモコン受信部38を備える構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、音声出力部36、発光部37、表示部33、操作部32のうち、少なくともいずれか一つを備えていればよく、例えば、発光部37のみを備える構成であってもよい。
その場合、クライアント端末2は、上記のデバイスから情報を取得可能な構成を備えていればよい。即ち、診断対象製品3が音声出力部36や操作部32を備える構成であれば、クライアント端末2は音声入力部26を備えればよく、診断対象製品3が発光部37や表示部33を備える構成であれば、クライアント端末2は撮像部27を備えればよい。
また、上記実施形態では、入力されたテキストデータに基づいて診断対象製品3の不具合を診断するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、入力されたテキストデータに基づく診断を行わないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、クライアント端末2において、取得された指示内容に基づいて所定の情報取得手段(音声入力部26、撮像部27)を自動的に起動するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、所定の情報取得手段を自動的に起動する代わりに、所定の情報取得手段の起動を利用者に促す指示を表示部23に表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、クライアント端末2において、診断対象製品3に保守用のコマンドを送信するリモコン送信部28を備えるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、リモコン送信部28を備えないようにしてもよい。この場合、診断対象製品3のリモコン受信部38も不要となる。
また、上記実施形態では、クライアント端末2において、取得された指示内容を示すテキストを表示部23に表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、指示内容を示すテキストを表示部23に表示させないようにしてもよい。また、指示内容を表示部23に表示させる代わりに、図示しないスピーカーなどから音声出力させるようにしてもよい。或いは、表示部23に表示させると同時に、スピーカーから音声出力させるようにしてもよい。
また、クライアント端末2の記憶部24に、情報取得手段(音声入力部26、撮像部27)の各々に対応するアプリケーション(例えば、音声入力アプリケーション、撮像アプリケーション)を記憶するようにし、クライアント端末2の制御部21が、サーバ装置1から送信された指示内容に基づいて所定のアプリケーションを起動するようにしてもよい。即ち、制御部21は、本発明のアプリケーション起動手段として機能する。この場合、アプリケーション起動手段により起動されたアプリケーションにより、デバイスに係る情報が回答情報として取得される。
その他、サーバ装置、クライアント端末及び診断対象製品を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
デバイスを有する診断対象製品から当該デバイスに係る情報を取得する情報取得手段を備える端末装置に通信接続されるサーバ装置であって、
前記診断対象製品の不具合を診断するための指示内容を当該診断対象製品毎に記憶する記憶手段と、
前記端末装置から送信される前記診断対象製品の製品情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により取得された製品情報に対応する指示内容を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された指示内容を前記端末装置に送信する指示内容送信手段と、
前記端末装置から送信される、前記指示内容送信手段により送信された指示内容に基づいて前記情報取得手段により取得された情報を回答情報として取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された回答情報に基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する診断手段と、
前記診断手段により診断された不具合の内容を前記端末装置に送信する診断結果送信手段と、
を備えるサーバ装置。
<請求項2>
前記第2取得手段は、前記回答情報として、前記診断対象製品の操作手段の操作音の音声データ又は前記診断対象製品から発せられる動作音の音声データを取得し、
前記診断手段は、前記診断対象製品の操作手段の操作音の音声データ又は前記診断対象製品から発せられる動作音の音声データに基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する請求項1に記載のサーバ装置。
<請求項3>
前記第2取得手段は、前記回答情報として、前記診断対象製品の表示手段を撮像した撮像データ又は前記診断対象製品の発光手段を撮像した撮像データを取得し、
前記診断手段は、前記診断対象製品の表示手段の撮像データ又は前記診断対象製品の発光手段の撮像データに基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する請求項1又は2に記載のサーバ装置。
<請求項4>
前記第2取得手段は、前記回答情報として、テキストデータを取得し、
前記診断手段は、前記テキストデータに基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する請求項2又は3に記載のサーバ装置。
<請求項5>
診断対象製品の不具合を診断するための指示内容を当該診断対象製品毎に記憶する記憶手段を備えるサーバ装置に通信接続される端末装置であって、
デバイスを有する前記診断対象製品から当該デバイスに係る情報を取得する情報取得手段と、
前記診断対象製品の製品情報を取得する製品情報取得手段と、
前記製品情報取得手段により取得された製品情報を前記サーバ装置に送信する製品情報送信手段と、
前記サーバ装置から送信される、前記製品情報送信手段により送信された製品情報に対応する指示内容を取得する指示内容取得手段と、
前記指示内容取得手段により取得された指示内容に基づいて、前記情報取得手段により前記デバイスに係る情報を回答情報として取得する回答情報取得手段と、
前記回答情報取得手段により取得された回答情報を前記サーバ装置に送信する回答情報送信手段と、
を備える端末装置。
<請求項6>
前記回答情報取得手段は、前記指示内容取得手段により取得された指示内容に基づいて所定の前記情報取得手段を起動し、当該起動された情報取得手段により前記回答情報を取得する請求項5に記載の端末装置。
<請求項7>
前記指示内容取得手段により取得された指示内容に基づいて、所定の前記情報取得手段に対応するアプリケーションを起動するアプリケーション起動手段を備え、
前記回答情報取得手段は、前記アプリケーション起動手段により起動されたアプリケーションにより前記デバイスに係る情報を回答情報として取得する請求項5に記載の端末装置。
<請求項8>
前記診断対象製品に保守用のコマンドを送信するコマンド送信手段を備える請求項5〜7のいずれか一項に記載の端末装置。
<請求項9>
前記回答情報取得手段は、前記指示内容取得手段により取得された指示内容を示すテキストを表示手段に表示させる請求項5〜8のいずれか一項に記載の端末装置。
<請求項10>
デバイスを有する診断対象製品から当該デバイスに係る情報を取得する情報取得手段を備える端末装置と、当該端末装置に通信接続されるサーバ装置と、からなる不具合診断システムであって、
前記サーバ装置は、
前記診断対象製品の不具合を診断するための指示内容を当該診断対象製品毎に記憶する記憶手段と、
前記端末装置から送信される前記診断対象製品の製品情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により取得された製品情報に対応する指示内容を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された指示内容を前記端末装置に送信する指示内容送信手段と、
前記端末装置から送信される、前記指示内容送信手段により送信された指示内容に基づいて前記情報取得手段により取得された情報を回答情報として取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された回答情報に基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する診断手段と、
前記診断手段により診断された不具合の内容を前記端末装置に送信する診断結果送信手段と、
を備え、
前記端末装置は、
前記診断対象製品の製品情報を取得する製品情報取得手段と、
前記製品情報取得手段により取得された製品情報を前記サーバ装置に送信する製品情報送信手段と、
前記サーバ装置から送信される、前記製品情報送信手段により送信された製品情報に対応する指示内容を取得する指示内容取得手段と、
前記指示内容取得手段により取得された指示内容に基づいて、前記情報取得手段により前記デバイスに係る情報を回答情報として取得する回答情報取得手段と、
前記回答情報取得手段により取得された回答情報を前記サーバ装置に送信する回答情報送信手段と、
を備える不具合診断システム。
<請求項11>
デバイスを有する診断対象製品から当該デバイスに係る情報を取得する情報取得手段を備える端末装置に通信接続されるサーバ装置のコンピュータを、
前記端末装置から送信される診断対象製品の製品情報を取得する第1取得手段、
前記第1取得手段により取得された製品情報に対応する指示内容を、前記診断対象製品の不具合を診断するための指示内容を当該診断対象製品毎に記憶する記憶手段から読み出す読出手段、
前記読出手段により読み出された指示内容を前記端末装置に送信する指示内容送信手段、
前記端末装置から送信される、前記指示内容送信手段により送信された指示内容に基づいて前記情報取得手段により取得された情報を回答情報として取得する第2取得手段、
前記第2取得手段により取得された回答情報に基づいて前記診断対象製品の不具合を診断する診断手段、
前記診断手段により診断された不具合の内容を前記端末装置に送信する診断結果送信手段、
として機能させるためのプログラム。
100 不具合診断システム
1 サーバ装置
11 制御部(第1取得手段、読出手段、指示内容送信手段、第2取得手段、診断手段、診断結果送信手段)
12 操作部
13 表示部
14 記憶部(記憶手段)
15 通信部
2 クライアント端末(端末装置)
21 制御部(製品情報取得手段、製品情報送信手段、指示内容取得手段、回答情報取得手段、回答情報送信手段、アプリケーション起動手段)
22 操作部
23 表示部(表示手段)
24 記憶部
25 通信部
26 音声入力部(音声入力手段;情報取得手段)
27 撮像部(撮像手段;情報取得手段)
28 リモコン送信部(コマンド送信手段)
3 診断対象製品
31 制御部
32 操作部(操作手段;デバイス)
321〜323 操作ボタン
33 表示部(表示手段;デバイス)
34 記憶部
36 音声出力部(デバイス)
37 発光部(発光手段;デバイス)
38 リモコン受信部(デバイス)
39 製品名ラベル部
391 製品型番(製品情報)
392 シリアル番号(製品情報)

Claims (4)

  1. 所定の検出手段を有した端末装置と通信接続可能なサーバ装置であって、
    前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段と、
    前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段と、
    を備え、
    前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に、構成されていることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記受信手段が前記端末装置から多段階的に受信した回答情報に基づいて前記所定の製品の不具合を診断判定する判定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 所定の検出手段を有した端末装置と、当該端末装置と通信接続可能なサーバ装置と、を備えた不具合診断システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段と、
    前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段と、
    を備え、
    前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に、構成されていることを特徴とする不具合診断システム。
  4. 所定の検出手段を有した端末装置と通信接続可能なコンピュータを、
    前記端末装置から所定の製品に対しての不具合診断が要求された場合に、操作指示内容が製品毎に予め記憶されているデータテーブルに基づいて、前記所定の製品の不具合を診断するための操作指示内容を前記端末装置に送信する送信手段、
    前記端末装置に送信された操作指示内容に基づいたユーザ操作に反応して前記所定の製品が発する音情報または光情報であって前記端末装置が前記検出手段により検出した音情報または光情報を、前記端末装置から回答情報として受信する受信手段、
    として機能させ、
    前記データテーブルにおいて、回答情報毎に当該回答情報の受信に応じて前記端末装置に送信される操作指示内容が対応付けられてツリー構造状に複数の操作指示内容が記憶されていることにより、前記送信手段が操作指示内容を前記端末装置に多段階的に送信可能に、または、前記受信手段が回答情報を前記端末装置から多段階的に受信可能に機能することを特徴とするプログラム。
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