JP6850719B2 - スケジューリング装置、スケジューリング方法及び記憶媒体 - Google Patents

スケジューリング装置、スケジューリング方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、スケジューリング装置およびスケジューリング方法に関する。
工場などの生産現場では、限られたリソースで多数の作業を効率よく実行するために、作業順序を決定するスケジューリングが重要である。
生産現場のスケジューリングに関する技術として、特許文献1が知られている。特許文献1には、工程の編成案の生成結果を用いて工程レイアウト案を生成し、工程設計案が目標値を満たしていないときには工程編成案と工程レイアウト案のいずれか一方を更新することによって適正な工程設計を行うものである。
特開2004−355147号公報
実際の生産現場では、限られたスペースを有効に活用するため、複数の設備(または機械)が一つの作業スペースを空間的、時間的に共有して使用される場合がある。このような生産現場では、1スケジューリング期間の間に設備のレイアウトを動的に変更する必要があり、作業スペース内に任意の数の機械や設備をフレキシブルに配置する必要がある。上記特許文献1ではこのような動的かつ柔軟な設備のレイアウトを含むスケジューリングを考慮していない。
そこで、本発明は、動的かつ柔軟な設備のレイアウトを含むスケジューリング装置および方法を提供することを目的とする。
本発明は、プロセッサとメモリを有して、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを第1の空間と第2の空間で実施するスケジュールを生成するスケジューリング装置であって、前記第1の空間は、移動可能な設備を複数配置可能で、かつ、前記設備のレイアウトを変更可能で、前記配置された設備で並列的に可動作業を実施可能であって、前記第2の空間は、固定されたレイアウトで設備を配置し、前記設備に応じた固定作業を実施可能であって、前記メモリは、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを含み、前記工程毎に使用する設備と作業時間が設定された作業予定情報と、複数の前記設備について、前記設備のサイズと、当該設備が可動作業と固定作業のいずれを実施可能であるかを予め設定した設備情報と、を格納し、前記プロセッサは、前記作業予定情報と設備情報を読み込んで、前記ジョブの工程毎に前記可動作業と固定作業のいずれであるかを判定し、前記プロセッサは、前記工程が前記可動作業であれば、前記設備情報から当該工程が使用する設備のサイズを取得し、前記作業予定情報から工程の作業時間を取得して、前記第1の空間のレイアウトの制約と他のジョブの前記第1の空間の設備と利用時間を第1の条件として、前記サイズと作業時間に適用し、前記プロセッサは、前記工程が前記固定作業であれば、前記第2の空間の設備を使用する他のジョブの利用時間を第2の条件として、当該工程の作業時間に適用し、前記プロセッサは、前記第1の条件と第2の条件を満たすように当該工程が使用する設備の開始時刻と終了時刻を算出し、前記第1の空間のレイアウトとスケジュールの組み合わせを生成する。
本発明によれば、動的かつ柔軟な設備のレイアウトを考慮したスケジューリングを行うことで、工場などの作業現場の作業効率の向上を可能とするスケジューリング装置を提供することができる。
本発明の実施例1を示し、工場と機械の一例を示す平面図である。 本発明の実施例1を示し、スケジューリング装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1を示し、作業一覧の一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、設備テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、コストテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、スケジュールテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、ガントチャートとレイアウト変遷図の関係を示す図である。 本発明の実施例1を示し、可動作業スペースの一例を示す平面図である。 本発明の実施例1を示し、スケジューリング装置で行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例1を示し、スケジュールテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、ガントチャートとレイアウト変遷図の関係を示す図である。 本発明の実施例3を示し、スケジューリング装置で行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例3を示し、優先条件の設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施例1を示し、ガントチャートの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実施例では、スケジューリング装置の例として、動的かつ柔軟な施設レイアウトを考慮したスケジューリング装置の例を説明する。
図1は、本発明の実施例1を示し、スケジューリング装置を適用する工場の一例を示す平面図である。
工場100は、作業者が歩行したり、物品、機械(または設備)10−1〜10−6を運搬するための通路101と、固定作業を行う固定作業スペース102−1〜102−3と、可動作業を行う可動作業スペース(フリースペース)103を有する。倉庫104には、可動作業スペース103で作業するための機械10−2、10−4、10−6が格納されている。なお、以下の説明では、機械10−1〜10−6の全体について説明するときには、「−」以降を省略した符号「10」を用いる。他の構成要素の符号についても同様である。
本実施例1において、固定作業は、機械10を固定作業スペース102で機械10のレイアウトを固定して所定の作業を実施する。例えば、固定作業スペース102−1には、機械(#1)10−1が所定のレイアウトで固定されており、機械10−1で対応可能な作業が実施される。
一方、可動作業は、可動作業スペース103に倉庫104から1以上の機械10−2、10−4、10−6を移動して配置し、可動作業スペース103に配置した機械10で対応可能な作業を実施する。可動作業スペース103は、機械10を自由にレイアウト可能なフリースペースである。
そして、可動作業は可動作業スペース103が許す限り(スペース制約条件)機械10−2、10−4、10−6を配置して、他のジョブと同時に作業を実施可能であり、装置に関する制約条件(装置制約条件)はない。すなわち、可動作業用の機械10−2、10−4、10−6は、それぞれ複数用意されている例を示す。
なお、本実施例1におけるスペース制約条件とは、1以上の機械10を可動作業スペース103に配置する際に、同時に配置可能な機械10の大きさ(または面積)と、機械10の数の制約条件である。
また、装置制約条件とは、固定作業スペース102の1つの機械10は1つのジョブに占有されて、複数のジョブで共有できないといいう制約条件を示す。
一方、固定作業は、固定作業スペース102−1〜102−3に設置された機械10で対応可能な所定の作業しかできないので、スペース制約条件はないものの、装置制約条件が存在する。
なお、本実施例1では、ジョブは、1以上の工程を予め設定した時系列で接続した作業の定義であり、各工程で使用する機械10(あるいは作業の種類)と処理時間が定義される。各工程は、可動作業または固定作業の少なくとも一方を含む。そして、工場100では複数のジョブを並列的に実施することができる。
また、本実施例1では、1つの工程で、可動作業スペース103と固定作業スペース102を併用することを許容する。すなわち、1つの工程で可動作業スペース103を使用している可動作業の期間に、部品(あるいは製品)を他の固定作業スペース102の固定作業で処理してから、再び可動作業スペース103へ戻ることを許容する。この場合、図示はしないが、ガントチャート410には、ひとつの工程で複数の機械10の番号が混在して表示される。
同様に、1つの工程で固定作業スペース102の機械10を使用している固定作業の期間に、部品(あるいは製品)を可動作業スペース103の機械10へ移動して可動作業を実施してから、再び固定作業スペース102へ戻ることを許容する。
また、本実施例1において、可動作業スペース103の可動作業と、固定作業スペース102の固定作業は、空間的に重複しない作業を示す。
図2は、可動作業スペース103のレイアウトを考慮してジョブのスケジュールを算出するスケジューリング装置200の機能的要素を含むブロック図である。スケジューリング装置200は、CPU201と、メモリ202と、ストレージ装置203と入力装置204と、出力装置205を含む計算機である。入力装置204は、マウスやキーボードやタッチパネルを含む。出力装置205は、ディスプレイを含む。
メモリ202には、作業時間特定部211と、利用時間特定部212と、スケジュール決定部213と、出力部215と、入力部214と、を保持する。作業時間特定部211〜出力部215は、具体的には、例えば、コンピュータ上のメモリ202(記憶デバイス)に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより実現する機能である。
CPU201は、各機能部のプログラムに従って処理することによって、所定の機能を提供する機能部として稼働する。例えば、CPU201は、作業時間特定プログラムに従って処理することで作業時間特定部211として機能する。他のプログラムについても同様である。さらに、CPU201は、各プログラムが実行する複数の処理のそれぞれの機能を提供する機能部としても稼働する。計算機及び計算機システムは、これらの機能部を含む装置及びシステムである。
ストレージ装置203には、作業一覧300と、スケジュールテーブル400と、設備テーブル310と、コストテーブル320のテーブルが格納される。各テーブルの詳細については後述する。
図3は、本実施例1のスケジューリングを行う作業一覧300の一例を示す。作業一覧300は、工場100で実施予定のジョブの工程と所要時間を定義したテーブルで、予め設定された作業予定情報である。スケジューリング装置200は、作業一覧300を入力してスケジューリングを実施する。
作業一覧300は1つ以上のジョブ301と、各ジョブの1つ以上の作業302、303、304を一つのエントリに有する。ジョブ301には、ジョブを特定するための識別子が格納される。
作業順序302〜304はジョブの各工程で用いる機械10を識別する番号(#1〜#6)を格納する。また、作業順序302〜304には当該工程がその機械10を利用する処理時間が図中括弧内に設定される。なお、本実施例1では、一つのジョブが3つの工程(作業順序302〜304)を含む例を示したが、3つに限定されるものではなく、また、各ジョブ301の工程数(作業順序の数)は同一でなくても良い。
なお、作業一覧300は、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを含んで、工程毎に使用する機械10と作業時間が設定された情報であれば、上記に限定されるものではない。
図4は、設備テーブル310の一例を示す図である。設備テーブル310は、工場100が有する機械10の概要を予め設定された情報である。
設備テーブル310は、機械10を特定するための識別子が格納される機械NO311と、当該機械10が可動と固定のいずれであるかを格納する可動/固定312と、機械10の幅313と、機械10の奥行き314を、ひとつのエントリに含む。
可動/固定312は、「可動」であれば倉庫104から可動作業スペース103へ移動可能な機械10を示し、「固定」であれば固定作業スペース102に固定された機械10を示す。
なお、図中「固定」の機械10については、スペース制約条件が適用されないので、幅313と、奥行き314は空欄とした。
図5は、工場100のコストテーブル320の一例を示す図である。コストテーブル320は、工場100の作業スペース間を移動するコストが予め設定された情報である。
コストテーブル320は、移動元の作業スペース(または機械番号#)を格納するFROM321と、移動先の作業スペース(または機械番号#)を格納するTO322と、移動に要するコスト323をひとつのエントリに含む。
FROM321とTO322には、可動作業スペース103から各機械#1、#3、#5の固定作業スペース102までの移動に要するコスト323と、固定作業スペース102間の移動に要するコスト323が設定される。移動に要するコスト323は、例えば、時間に関する指標や、人員に関する指標を用いることができる。
図6は、スケジューリングの途中経過を表すスケジュールテーブル400の一例を示す図である。スケジュールテーブル400は、スケジュールの生成過程でスケジューリング装置200の各機能部で利用されるテーブルである。
スケジュールテーブル400は、ジョブの識別子を格納するジョブ401と、各工程で使用する機械10の機械番号(#1〜#6)と開始時刻と終了時刻を格納する作業順序402〜404をひとつのエントリに含む。以下の説明では、機械10を識別する場合には、機械番号#を用いる。
図6の例では、ジョブ2の最初の工程は、機械#1を用いて時刻t0に開始し、時刻t1で終了する。ジョブ2の2番目の工程は、機械#4を用いて時刻t1に開始され、時刻t3に終了する。図中、開始時刻および終了時刻が空欄の工程「#2()」などは、まだスケジュールが決定していない工程である。
図8は、前記図6に示したスケジューリング途中経過における、時刻t2のときの可動作業スペース103の利用状況を示す。時刻t2のとき、可動作業スペース103では、倉庫104から移動した機械#4(10−4)が配置され可動作業がジョブ2により処理されている。
本実施例1では、機械10の幅を通路101に沿った方向の寸法とし、機械10の奥行きを通路101と直交する方向の寸法とする。なお、本実施例1では、可動作業スペース103に配置可能な機械10の幅の最大値(または制限値)を「8」とする。したがって、複数の機械#2、#4、#6を同時間帯に配置する場合、幅の和が「8」を超えないようにスケジューリングする。機械10の幅の総和の制限が、上述のスペース制約条件となる。
なお、奥行きについても所定の最大値(「4」とする)が設定されて上記と同様にスペース制約条件となる。また、機械10の幅と奥行きは、寸法の小さい方を幅としてもよい。
図7は、図6に対応してスケジューリングの途中経過を表すガントチャート410とレイアウト変遷図420の関係を示す図である。ガントチャート410は縦軸がジョブ、横軸が時刻を示し、各工程で使用する機械番号が設定される。レイアウト変遷図420は縦軸が機械10の幅を示し、横軸が時刻を示す。なお、ガントチャート410とレイアウト変遷図420は、出力装置205に表示される。
図6のスケジュールテーブル400及びガントチャート410では、ジョブ2の最初の工程が機械#1を使用する固定作業スペース102で時刻t0から開始され、時刻t1で終了する。
ガントチャート410では、ジョブ2の2番目の工程が可動作業スペース103で機械#4を使用して時刻t1から開始され、時刻t3で終了する。また、ジョブ1の最初の工程が機械#1を使用して固定作業スペース102で時刻t1から開始され、時刻t2で終了する。
レイアウト変遷図420は、時刻t1〜t3の期間で、幅=「6」の機械#4が可動作業スペース103に配置され。その他の時刻では、まだ、可動作業スペース103に配置する機械10が決定されていないことを示す。
図9は、スケジューリング装置200で行われるスケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図6のスケジューリング途中経過における、ジョブ1の2番目の作業のスケジューリングを行う処理の例を示す。なお、スケジューリング処理が開始される前に、設備テーブル310と、コストテーブル320がストレージ装置203に登録されているものとする。
以下の説明では、各機能部(プログラム)を処理の主体として説明するが、CPU201またはスケジューリング装置200が処理の主体となっても良い。
図9において、入力部214は、作業一覧300を受け付けて、作業時間特定部211が作業一覧300から、ジョブ1の2番目の工程で機械#2を利用する作業の作業時間を、図3に示すように、「3h」と取得する(ステップS301)。
次に、スケジュール決定部213は、設備テーブル310を読み込んで、機械#2の可動/固定312の値が「可動」であるか否かを判定する(ステップS302)。機械#2が「可動」であればスケジュール決定部213は対象作業が可動作業と判定してステップS303へ進み、「固定」であれば固定作業と判定してステップS304に進む。
図4に示すように機械#2で行う工程は可動作業であるため、利用時間特定部212は、機械#2を倉庫104から移動させて可動作業スペース103を利用する時間を特定する(ステップS303)。
より具体的には、図6のスケジュールテーブル400に示すように、時刻t2において、ジョブ1の1番目の工程は終了しているため、2番目の工程を開始することが可能である。しかし、図8に示すように、可動作業スペース103にはジョブ2の2番目の工程で機械#4が配置されており、ジョブ1の2番目の工程で機械#2を可動作業スペース103に配置する余地がない場合を考える。
利用時間特定部212は、設備テーブル310を参照してジョブ2の2番目の工程で使用される機械#4の奥行き314を取得し、可動作業スペース103の奥行きの最大値(=4)を超えたか否かを判定する。
利用時間特定部212は、奥行き=2.5の機械#2は可動作業スペース103の奥行き最大値=4を超えないので可動作業スペース103に配置できると判定する。
利用時間特定部212は、設備テーブル310を参照してジョブ2の2番目の工程で使用される機械#4の幅313を取得し、ジョブ1の2番目の工程で使用する機械#2の幅313を取得し、2つの機械10の幅の和が、可動作業スペース103の最大値(=8)を超えたか否かを判定する。
利用時間特定部212は、2つの機械10の幅の和が最大値を超えている場合には、2つの機械10を同じ時間帯で可動作業スペース103に配置できないと判定する。一方、利用時間特定部212は、2つの機械10の幅の和が最大値以下の場合には、2つの機械10を同じ時間帯で可動作業スペース103に配置できると判定する。
本実施例1では、通路101に沿った機械10の幅方向で、複数の機械10を配置する例を示すが、機械10の奥行き方向で、複数の機械10を配置する場合でも同様である。 利用時間特定部212は、時刻t1〜t3では、幅=6の機械#4が可動作業スペース103に配置されるので、幅=3の機械#2では、2つの機械の幅の和が最大値=8を超えるので、スペース制約条件によって機械#2、#4を同じ時間帯に配置できないと判定する。
このため利用時間特定部212は、ジョブ1の2番目の工程は、ジョブ2の2番目の工程が終了する時刻t3から、可動作業スペース103で機械#2を用いて作業を開始することが可能となる、と判定する。
利用時間特定部212は、作業一覧300から取得したジョブ1の2番目の工程の作業時間が「3h」であるため、ジョブ1の2番目の工程の終了時刻を算出し、時刻t6を出力する。
スケジュール決定部213はジョブ1の2番目の工程のスケジュールを開始時刻t3、終了時刻t6であると決定する(ステップS305)。そして、スケジュール決定部213は、決定したジョブ1の2番目の工程の内容をスケジュールテーブル400に格納する。
次に、図9、図10および図11を用いて、ジョブ3の2番目の工程のスケジューリングを行う場合の処理の例を示す。図10、図11はスケジューリング途中経過を示すものであり、ジョブ3の1番目の作業は時刻t6に終了している。
図9において、初めに、作業時間特定部211は、ジョブ3の2番目の工程で機械#1を利用する作業時間を、図3に示す作業一覧300から「1h」を取得する(ステップS301)。
次に、スケジュール決定部213が、設備テーブル310を読み込んで、機械#1の可動/固定312の値が「可動」であるか否かを判定する(ステップS302)。機械#1が「固定」であるので、スケジュール決定部213は対象作業が固定作業と判定してステップS304へ進む。
スケジュール決定部213は、対象作業が固定作業であるジョブ3の2番目の工程の作業開始の時刻と終了時刻を決定する(ステップS304)。より具体的には、図10、図11に示すように、ジョブ3の1番目の工程は時刻t6に終了するため、ジョブ3の2番目の工程は時刻t6から作業を開始することが可能となる。
このとき、ジョブ1およびジョブ2が機械#1を利用する工程は既にスケジュールが決定しており、機械#1の作業終了時刻がどちらも時刻t6よりも早いため、時刻t6でジョブ3の2番目の工程を開始しても、機械#1の利用が重複することはない。
したがって、スケジュール決定部213は、装置制約条件を受けることなくジョブ3の2番目の工程の作業開始時刻をt6と決定し、作業終了時刻はt7に決定する(ステップS304)。そして、スケジュール決定部213は、ジョブ3の2番目が機械#1で作業開始時刻t6と終了時刻t7をスケジュールテーブル400に格納する(ステップS305)。
スケジューリング装置200は、入力された作業一覧300の全てのジョブの全ての工程について、ステップS301〜S305の処理を繰り返して、後述する図14のようにスペース制約条件と装置制約条件を満たすスケジュールとレイアウトの組み合わせを生成する。これにより、スケジュールテーブル400は、図10、図11で示すようになる。
図14は、スケジューリング装置200が作業一覧300を入力としてスケジューリングを行った結果を示すガントチャート410である。
まず、ジョブ1は、時刻t1〜t2で機械#1を使用する1番目の工程となる固定作業がスケジュールされる。時刻t2〜t3は可動作業スペース103のスペース制約によって、ジョブ1は可動作業スペース103を確保できない。
次に、時刻t3〜t6では、機械#2を可動作業スペース103に配置して2番目の工程となる可動作業がスケジュールされる。時刻t3〜t6では、ジョブ3の最初の工程が機械#6で同時にスケジュールされるが、機械#2の幅=3、機械#6の幅=4、で同時に可動作業スペース103を利用する機械10の幅の総和が最大値の8以下であるので、スペース制約を満たす。
最後に3番目の工程が時刻t6〜t7で、装置制約を満たしているので、機械#5を使用した固定作業がスケジュールされる。
ジョブ2は、時刻t0〜t1で機械#1を使用する1番目の工程となる固定作業がスケジュールされる。次に、時刻t1〜t3ではスペース制約条件を満たしているので、機械#2を可動作業スペース103に配置してジョブ2の2番目の工程となる可動作業がスケジュールされる。最後にジョブ2の3番目の工程は、時刻t3〜t5で、機械#5を使用した固定作業がスケジュールされる。
ジョブ3は、時刻t3〜t6で機械#6を使用する1番目の工程となる可動作業がスケジュールされる。時刻t3〜t6ではジョブ1の2番目の工程が機械#2で可動作業スペース103を同時に使用するスケジュールとなるが、上述のようにスペース制約条件を満たしているので、実行可能なスケジュールとなる。
次に、時刻t6〜t7では機械#1を使用する装置制約条件を満たしているので、ジョブ3の2番目の工程となる固定作業がスケジュールされる。最後にジョブ3の3番目の工程は、時刻t7〜t8で、機械#5を使用する装置制約条件を満たしているので固定作業がスケジュールされる。
なお、スケジュール決定部213は、図5に示したコストテーブル320を参照して、固定作業の機械10間または固定作業の機械10と可動作業スペース103間の移動のコスト323を取得して、複数のスケジュールを算出して、コスト323の総和が最小となるスケジュールを選択しても良い。
なお、上記実施例1では、可動作業について、スペース制約条件が存在し、装置制約条件がない例を示したが、可動作業用の機械10−2、10−4、10−6がそれぞれ一つしかない場合がある。この場合には、可動作業にスペース制約条件と装置制約条件を適用することができる。
以上のように、本実施例1では、可動作業のスケジュールの作成時に、可動作業スペース103の利用可能時刻を考慮することで、動的かつ柔軟な施設レイアウトを考慮したスケジューリングを行うことが可能となり、作業効率が向上するという効果を奏する。
このように、本実施例1に係るスケジューリング装置200は、作業一覧300と設備テーブル310を読み込んで、可動作業と固定作業を判別し、可動作業であれば、当該工程が使用する機械10のサイズと工程の作業時間に基づいて、可動作業スペース103のレイアウトの制約条件と他のジョブの可動作業スペース103の使用時間を第1の条件として、前記サイズと前記作業時間に適用し、前記固定作業であれば、固定作業スペース102の機械10を使用する他のジョブの利用時間を第2の条件として、当該工程の作業時間に適用し、第1の条件と第2の条件を満たすように、当該工程が使用する設備の開始時刻と終了時刻を算出し、スケジュールと可動作業スペース103のレイアウトの組み合わせを生成する。
係る特徴により、生産作業や補修作業の効率を向上させることが可能となる。
本実施例2は、本発明のスケジューリング装置200の別の例を示す。本実施例2では、可動作業スペース103で複数の機械10を配置する際に、通路101への機械10の出し入れを考慮するものである。その他の構成は、前記実施例1と同様である。
スケジューリング装置200が可動作業スペース103に可動作業の機械10を配置するときに、可動作業を可動作業スペース103の通路101に対して奥まった場所に配置した場合、前記可動作業と通路との間に別の可動作業の機械10が配置されることがある。
このような場合、通路101側から奥まった場所に配置した機械10の可動作業が終了したときに、通路101側の機械10の工程が継続している場合には、工程が完了した可動作業用の機械10の撤去が困難となる恐れがある。
可動作業の機械10の配置を可動作業スペース103の通路101に面した場所に限定するなどの制約が設けられることがある。このような場合、可動作業スペース103の通路101に面する辺のどこからどこまでを可動作業が利用するのかを決定すると、前記可動作業用の機械10の配置場所が一意に決定される。
図11の下部に示すレイアウト変遷図420において、図中縦方向が可動作業スペース103の幅方向の利用範囲を表し、横方向が可動作業の機械10で可動作業スペース103を専有する時間を表す。図11のレイアウト変遷図420では、幅=0が固定作業スペース102−1側とする。
図11の例では、機械#4の可動作業は、可動作業スペース103の幅0から6までを占有して、時刻t1から時刻t3まで専有する。
そして、機械#2の可動作業は、可動作業スペース103の幅0から3までを占有して、時刻t3から時刻t6まで専有する。機械#6の可動作業は可動作業スペース103の幅3から7までを占有して、時刻t3から時刻t6まで専有する。
このように、本実施例2に係るスケジューリング装置200は、変更できる領域のレイアウトを、幅または奥行きの大きさを一方の軸とし、可動作業の作業時間と他方の軸とを用いて出力装置205に表示することを特徴とする。係る特徴により、可動作業の配置スケジュールをスケジューリング装置200の利用者が容易に把握可能な形で提示することができ、作業効率を向上させることが可能である。
本実施例では、図12から図14を用いて、本発明のスケジューリング装置200の別の例を示す。
図12は本実施例3のスケジュールを生成する処理の一例を示すフローチャートである。
初めに、入力部214を介して優先条件の設定を行う(ステップS901)。優先条件入力画面の一例を図13に示す。優先条件入力画面1000には、複数の優先条件1001が表示され、スケジューリング装置200の利用者は入力装置204を介して所望の優先条件を選択することができる。
優先条件1001のうち「作業時間」は、作業時間が最小のスケジュールを優先することを示す。同様に「レイアウト利用期間」は、可動作業スペース103の利用開始から終了までの利用期間が最小のスケジュールを優先することを示す。「移動コスト」は、各工程間で移動コストが最小のスケジュールを優先することを示す。
なお、「レイアウト使用面積」の場合、可動作業スペース103の使用効率が最大のスケジュールを優先しても良い。可動作業スペース103の使用効率としては、機械10を配置した面積と、機械10を配置していない空き領域の面積の比や、空き領域の面積で表すことができる。
図13の例では、作業時間が優先条件として選択されている。優先条件の設定方法は本実施例3で提示した方法に限定されるものではない。例えば優先条件と優先条件が満たすべき設定値を入力する項目を備えていてもよい。または、優先条件を一つ選択するのではなく、優先条件の優先順位を設定する項目を備えていてもよい。
次に、スケジュール決定部213は、スケジュールを生成する(ステップS902)。スケジュール決定部213は、複数の可動作業が同一の機械10を利用する場合、機械10の利用順序を決定する必要があり、機械10の利用順序により複数のスケジュールが生成されうる。
スケジュールの生成手法は公知または周知の手法を利用することが可能であり、例えばGiffler and Thompsonのアルゴリズムなどが利用可能である。Giffler and Thompsonのアルゴリズムなどでは、作業の開始時刻や終了時刻を計算する必要がある。可動作業が可動作業スペース103を利用する場合の開始時刻および終了時刻の計算は、前記実施例1の図9の処理で算出される。
スケジュールの生成回数が予め設定された第1の閾値を超えた場合(ステップS903)、または生成したスケジュールの優先条件の値が予め設定された第2の閾値以下の場合(ステップS904)、スケジュール決定部213は算出されたスケジュールを決定する(ステップS905)。
優先条件を満たさない場合、スケジュール決定部213は、再度スケジュールの生成を行う(ステップS902)。スケジュール生成の反復条件は、予め定められた値を用いてもよいし、入力部214によりスケジューリング装置200の利用者により設定してもよい。
また、スケジュール決定部213は本実施例3に記載の方法に限定されるものではなく、例えば繰り返し回数が第1の閾値を超えないなかで生成されたスケジュールのうち、最も優先条件の値が小さいものを選択してもよい。
最後に、出力部215は、決定されたスケジュールと可動作業スペース103のレイアウトの表示を行う(ステップS906)。表示するスケジュールの一例を図11に、表示するレイアウトの一例を図14のガントチャート410に示す。
ガントチャート410はジョブ1〜3毎の工程を示すスケジュール表で、各工程が各機械10を利用する時間を示している。図14に示したレイアウトの一例は図11に示したものと同様である。スケジュールの表示方法は本実施例3に記載の方法に限定されるものではなく、例えば複数の候補をスケジューリング装置200の利用者が比較できるように表示してもよい。
このように、本実施例3に係るスケジューリング装置200は、作業時間、レイアウト利用時間または前記装置の移動コストのいずれか一つ以上を入力する入力部214を有し、スケジュール決定部213は、作業時間と、レイアウト利用時間またはレイアウトで用いる機械10の移動コストのいずれか一つ以上が小さくなる第四の条件を満たすスケジュールと可動作業スペース103のレイアウトの組み合わせを特定し、特定された前記優先したスケジュールとレイアウトの組み合わせを表示することを特徴とする。
係る特徴により、スケジューリング装置200の利用者の望む優良なスケジュールと可動作業スペース103のレイアウトを生成することが可能であり、さらにスケジューリング装置200の利用者はスケジュールとレイアウトを、図11で示したように、ガントチャート410とレイアウト変遷図420にて出力装置205の画面上で容易に把握することができ、作業効率を向上させることが可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、又は置換のいずれもが、単独で、又は組み合わせても適用可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、及び機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 工場
104 倉庫
200 スケジューリング装置
201 CPU
202 メモリ
203 ストレージ装置
204 入力装置
205 出力装置
211 作業時間特定部
212 利用時間特定部
213 スケジュール決定部
214 入力部
215 出力部
300 作業一覧
310 設備テーブル
320 コストテーブル
400 スケジュールテーブル

Claims (12)

  1. プロセッサとメモリを有して、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを第1の空間と第2の空間で実施するスケジュールを生成するスケジューリング装置であって、
    前記第1の空間は、移動可能な設備を複数配置可能で、かつ、前記設備のレイアウトを変更可能で、前記配置された設備で並列的に可動作業を実施可能であって、
    前記第2の空間は、固定されたレイアウトで設備を配置し、前記設備に応じた固定作業を実施可能であって、
    前記メモリは、
    1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを含み、前記工程毎に使用する設備と作業時間が設定された作業予定情報と、
    複数の前記設備について、前記設備のサイズと、当該設備が可動作業と固定作業のいずれを実施可能であるかを予め設定した設備情報と、を格納し、
    前記プロセッサは、前記作業予定情報と設備情報を読み込んで、前記ジョブの工程毎に前記可動作業と固定作業のいずれであるかを判定し、
    前記プロセッサは、前記工程が前記可動作業であれば、前記設備情報から当該工程が使用する設備のサイズを取得し、前記作業予定情報から工程の作業時間を取得して、前記第1の空間のレイアウトの制約と他のジョブの前記第1の空間の設備と利用時間を第1の条件として、前記サイズと前記作業時間に適用し、
    前記プロセッサは、前記工程が前記固定作業であれば、前記第2の空間の設備を使用する他のジョブの利用時間を第2の条件として、当該工程の作業時間に適用し、
    前記プロセッサは、前記第1の条件と第2の条件を満たすように当該工程が使用する設備の開始時刻と終了時刻を算出し、前記第1の空間のレイアウトとスケジュールの組み合わせを生成することを特徴とするスケジューリング装置。
  2. 請求項1に記載のスケジューリング装置であって、
    前記サイズは、前記設備の幅または奥行きの大きさであることを特徴とするスケジューリング装置。
  3. 請求項2に記載のスケジューリング装置であって、
    前記第1の条件は、前記サイズのうち少なくとも幅または奥行きの大きさと、前記可動作業の開始時刻と終了時刻とを用いて前記第1の空間のレイアウトを特定する条件であることを特徴とするスケジューリング装置。
  4. 請求項3に記載のスケジューリング装置であって、
    前記プロセッサの出力を表示する出力装置をさらに有し、
    前記プロセッサは、前記第1の条件で特定された前記第1の空間のレイアウトを、前記幅または前記奥行きの大きさを一方の軸とし、前記可動作業の開始時刻と終了時刻を他方の軸として前記出力装置に表示させることを特徴とするスケジューリング装置。
  5. 請求項1に記載のスケジューリング装置であって、
    複数の前記ジョブはそれぞれ異なる前記工程の組み合わせからなることを特徴とするスケジューリング装置。
  6. 請求項1に記載のスケジューリング装置であって、
    前記プロセッサは、さらに、前記ジョブの作業時間と、レイアウト利用期間または前記工程の移動コストのいずれか一つ以上が小さくなる第3の条件を満たすスケジュールと第1の空間のレイアウトの組み合わせを生成することを特徴とするスケジューリング装置。
  7. 請求項6に記載のスケジューリング装置であって、
    利用者からの入力を受け付ける入力装置をさらに有し、
    前記第3の条件のうち、前記作業時間、前記レイアウト利用期間または前記工程の移動コストのいずれか一つ以上を前記入力装置から受け付けることを特徴とするスケジューリング装置。
  8. 請求項7に記載のスケジューリング装置であって、
    前記プロセッサは、前記受け付けた前記第3の条件に基づいて前記作業時間、前記レイアウト利用期間または前記工程の移動コストのいずれかを優先したスケジュールとレイアウトの組み合わせを特定し、前記特定されたスケジュールとレイアウトの組み合わせを表示する出力装置を有することを特徴とするスケジューリング装置。
  9. 請求項1に記載のスケジューリング装置であって、
    前記プロセッサの出力を表示する出力装置をさらに有し、
    前記プロセッサは、一つ以上のスケジュールとレイアウトの組み合わせを特定し、前記特定された前記複数のスケジュールとレイアウトの組み合わせを前記出力装置に表示させることを特徴とするスケジューリング装置。
  10. 請求項1に記載のスケジューリング装置であって、
    前記工程は、可動作業と固定作業の混在を許容することを特徴とするスケジューリング装置。
  11. プロセッサとメモリを有する計算機で、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを第1の空間と第2の空間で実施するスケジュールを生成するスケジューリング方法であって、
    前記第1の空間は、移動可能な設備を複数配置可能で、かつ、前記設備のレイアウトを変更可能で、前記配置された設備で並列的に可動作業を実施可能であって、
    前記第2の空間は、固定されたレイアウトで設備を配置し、前記設備に応じた固定作業を実施可能であって、
    前記プロセッサは、前記メモリに格納された、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを含み、前記工程毎に使用する設備と作業時間が設定された作業予定情報と、複数の前記設備について、前記設備のサイズと、当該設備が可動作業と固定作業のいずれを実施可能であるかを予め設定した設備情報と、を読み込む第1のステップと、
    前記プロセッサは、前記作業予定情報と設備情報を読み込んで、前記ジョブの工程毎に前記可動作業と固定作業のいずれであるかを判定する第2のステップと、
    前記プロセッサは、前記工程が前記可動作業であれば、前記設備情報から当該工程が使用する設備のサイズを取得し、前記作業予定情報から工程の作業時間を取得して、前記第1の空間のレイアウトの制約と他のジョブの前記第1の空間の設備と利用時間を第1の条件として、前記サイズと前記作業時間に適用する第3のステップと、
    前記プロセッサは、前記工程が前記固定作業であれば、前記第2の空間の設備を使用する他のジョブの利用時間を第2の条件として、当該工程の作業時間に適用する第4のステップと、
    前記プロセッサは、前記第1の条件と第2の条件を満たすように当該工程が使用する設備の開始時刻と終了時刻を算出し、前記第1の空間のレイアウトとスケジュールの組み合わせを生成する第5のステップと、
    を含むことを特徴とするスケジューリング方法。
  12. プロセッサとメモリを有する計算機で、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを第1の空間と第2の空間で実施するスケジュールを生成させるためのプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記第1の空間は、移動可能な設備を複数配置可能で、かつ、前記設備のレイアウトを変更可能で、前記配置された設備で並列的に可動作業を実施可能であって、
    前記第2の空間は、固定されたレイアウトで設備を配置し、前記設備に応じた固定作業を実施可能であって、
    前記メモリに格納された、1以上の工程を時系列的に設定した1以上のジョブを含み、前記工程毎に使用する設備と作業時間が設定された作業予定情報と、複数の前記設備について、前記設備のサイズと、当該設備が可動作業と固定作業のいずれを実施可能であるかを予め設定した設備情報と、を読み込む第1のステップと、
    前記作業予定情報と設備情報を読み込んで、前記ジョブの工程毎に前記可動作業と固定作業のいずれであるかを判定する第2のステップと、
    前記工程が前記可動作業であれば、前記設備情報から当該工程が使用する設備のサイズを取得し、前記作業予定情報から工程の作業時間を取得して、前記第1の空間のレイアウトの制約と他のジョブの前記第1の空間の設備と利用時間を第1の条件として、前記サイズと前記作業時間に適用する第3のステップと、
    前記工程が前記固定作業であれば、前記第2の空間の設備を使用する他のジョブの利用時間を第2の条件として、当該工程の作業時間に適用する第4のステップと、
    前記プロセッサは、前記第1の条件と第2の条件を満たすように当該工程が使用する設備の開始時刻と終了時刻を算出し、前記第1の空間のレイアウトとスケジュールの組み合わせを生成する第5のステップと、
    を前記計算機に実行させるためのプログラムを格納した非一時的な計算機読み取り可能な記憶媒体。
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