JP6850579B2 - 下地材及び壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、柱にボードを固定するための下地材、及び下地材を具備する壁構造の技術に関する。
従来、柱にボードを固定するための下地材、及び下地材を具備する壁構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、柱(構造体)にボード(板材)を固定するための下地材が記載されている。特許文献1に記載の下地材は、柱に固定される固定板と、ボードが連結される連結板と、を具備している。当該下地材によって、柱の間にボードを固定することができる。
特開2009−180060号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、下地材を介してボードを柱に固定すると、当該柱とボードの間にほとんど隙間が形成されない。耐火性、遮音性等の観点からは、柱とボードとを離間して配置したい場合も想定されるが、このような場合、特許文献1に記載の技術(下地材)では対応することができない。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、柱とボードとを離間した状態で固定することができる下地材を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、下地材は、壁の端面を形成する第一ボード、及び前記端面を挟むように互いに対向して配置されることで前記壁の側面を形成する一対の第二ボードを固定するための下地材であって、前記柱と当接する柱側当接部、及び前記柱から離間した位置で前記第一ボード及び前記一対の第二ボードと当接するボード側当接部を有し、前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのそれぞれと固定されるボード固定部と、前記柱と固定される柱固定部と、を具備し、前記柱固定部は、前記ボード固定部に対して立設された一対の板状部を具備し、前記一対の板状部及び前記柱側当接部が、矩形断面を有する前記柱の3つの側面に当接した状態で、前記柱固定部が前記柱に固定されるものである。
また、前記柱固定部は、前記ボード固定部とは別部材により形成されるものである。
このような構成により、種々の寸法の柱に下地材を適用することができる。
また、前記一対の板状部は、前記柱側当接部に対して垂直に立設するように、かつ互いに平行となるように配置されるものである。
また、前記ボード固定部は、周方向において少なくとも一部が分断された筒状に形成されるものである。
このような構成により、当該ボード固定部の内部に他の部材を容易に収容することができる。
また、前記ボード固定部は、複数の側面を有する角筒状に形成され、前記ボード側当接部は、前記複数の側面のうち一の側面である。
このような構成により、ボード固定部とボードとを面で当接させることで、当該ボード固定部とボードとを安定して固定することができる。
また、前記柱側当接部は、前記複数の側面のうち、前記一の側面と対向する他の側面である。
このような構成により、ボード固定部と柱とを面で当接させることで、当該ボード固定部と柱とを安定して固定することができる。また、ボード固定部の対向する一対の側面にボードと柱をそれぞれ当接させることで、当該ボードと柱とを確実に離間させることができる。
また、前記ボード固定部は、前記複数の側面のうち前記一の側面と直交する他の側面が、前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのうち前記一の側面に当接されたボードと直交するように配置される他のボードと当接されるものである。
このような構成により、互いに直交するように配置される複数のボードを柱に固定することができる。
また、壁構造は、柱と、ボードと、前記柱と当接する柱側当接部、及び前記柱から離間した位置で前記ボードと当接するボード側当接部を有し、前記ボードと固定されるボード固定部、並びに前記柱と固定される柱固定部を具備する下地材と、を具備し、前記ボードは、壁の端面を形成する第一ボード、及び前記端面を挟むように互いに対向して配置されることで前記壁の側面を形成する一対の第二ボードを含み、前記ボード固定部は、前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのそれぞれと固定され、前記柱固定部は、前記ボード固定部に対して立設された一対の板状部を具備し、前記一対の板状部及び前記柱側当接部が、矩形断面を有する前記柱の3つの側面に当接した状態で、前記柱固定部が前記柱に固定されるものである。
このような構成により、柱とボードとを離間した状態で固定することができる。
また、前記ボード固定部は、中空状に形成され、前記ボード固定部の内部に配置される断熱材又は遮音材をさらに具備するものである。
このような構成により、断熱性又は遮音性を高めることができる。
柱とボードとを離間した状態で固定することができる。また、一対の板状部の間に柱を挟持して固定することができる。
一実施形態に係る壁の構造を示す斜視図。 壁の構造を示す平面断面図。 柱と面材を固定した状態の下地材を示す平面断面図。 下地材を示す後方分解斜視図。 下地材を示す前方分解斜視図。 下地材に面材が固定される様子を示す平面断面図。 下地材が柱に固定される様子を示す平面断面図。 下地材が柱に固定された状態を示す平面断面図。 柱固定部の位置を調節する様子を示した平面図。 変形例に係る下地材を示す後方分解斜視図。
以下では、図中の矢印に基づいて、前後方向、左右方向及び上下方向を定義して説明を行う。
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係る下地材100を具備する壁1の構造(壁構造)について説明する。
本実施形態において例示する壁1は、集合住宅等の住戸が連続する建築物における界壁として用いることを想定している。壁1は、主として柱11、スタッド12、ランナー13、面材14、下地材100及びグラスウール15を具備する。なお、図1においては、面材14及びグラスウール15の図示を省略している。
柱11は、建物の基礎2と梁3との間に亘るように配置される。スタッド12(間柱)は、柱11の間に適宜設けられる。スタッド12の上下両端部は、それぞれランナー13を介して基礎2及び梁3に固定される。当該柱11及びスタッド12には、面材14(図2参照)が固定される。
面材14は、壁1の内側に配置される石膏ボード14a及び外側に配置される強化石膏ボード14bを具備する。強化石膏ボード14bは、耐火性能を強化するために、ガラス繊維等が混入された石膏ボード(網入り強化石膏ボード)である。強化石膏ボード14bの厚みは、石膏ボード14aの厚みよりも大きくなるように形成される。
面材14は、柱11及びスタッド12を側方から覆うように配置され、柱11及びスタッド12に適宜固定される。この際、面材14は、ビス等によってスタッド12に固定される。また、面材14は、下地材100を介して柱11に固定される。壁1の内部には、断熱材及び遮音材としてグラスウール15が充填される。
下地材100は、図2に示すように壁1の端部において、柱11に面材14を固定する際に利用される。以下では、当該下地材100の構成について具体的に説明する。
図3から図5までに示す下地材100は、上述の如く、面材14を柱11に固定する際に用いられるものである。なお、図4及び図5においては、説明の便宜上、下地材100の長手方向長さ(上下方向長さ)を実際よりも短く図示している。下地材100は、主として面材固定部110及び柱固定部120を具備する。
面材固定部110は、面材14が固定される部分である。面材固定部110は、中空状に形成される。具体的には、面材固定部110は、長手方向を上下方向に向け、矩形断面を有する略角筒状に形成される。面材固定部110の前後幅は、例えば20mm以上になるように形成される。面材固定部110の左右幅は、前後幅に比べて大きくなるように(平面視で略扁平状に)形成される。また面材固定部110の左右幅は、柱11の左右幅よりも大きくなるように形成される。面材固定部110は、例えば、厚さが0.5mmの鉄板により形成される。
面材固定部110には、前側面111、後側面112、左側面113、右側面114及び分断部115が形成される。
前側面111及び後側面112は、それぞれ面材固定部110の前後の側面である。前側面111及び後側面112は、互いに前後に対向するように配置される。左側面113及び右側面114は、それぞれ面材固定部110の左右の側面である。左側面113及び右側面114は、互いに左右に対向するように配置される。
分断部115は、面材固定部110を周方向の一部において分断する部分である。分断部115は、前側面111の左右中央において、上下に亘って形成される。当該分断部115によって、前側面111は左右に分断される。
柱固定部120は、下地材100を柱11に固定するための部分である。柱固定部120は、主として左側固定部121及び右側固定部122を具備する。なお、左側固定部121と右側固定部122は左右対称であるため、以下では主に左側固定部121の形状等について詳細に説明する。
左側固定部121の長手方向(上下方向)長さは、面材固定部110の長手方向長さと同一となるように形成される。左側固定部121は、例えば、厚さが0.5mmの鉄板により形成される。左側固定部121には、連結部121a及び立設部121bが形成される。
連結部121aは、面材固定部110に対して連結(固定)される部分である。連結部121aは、その板面を前後に向けて配置される。
立設部121bは、柱11に対して連結(固定)される部分である。立設部121bは、連結部121aの右端部から前方に向かって延びるように形成(立設)される。連結部121a及び立設部121bは、矩形板状の部材を適宜屈曲させることで一体的に形成される。
左側固定部121は、連結部121aを面材固定部110の前側面111(より詳細には、左右に分断された前側面111のうち、左側)に当接され、ビス等により適宜固定される。
右側固定部122は、左側固定部121と左右対称に形成される。すなわち、右側固定部122にも、左側固定部121と同様に、連結部122a及び立設部122bが形成される。右側固定部122は、連結部122aを面材固定部110の前側面111(より詳細には、左右に分断された前側面111のうち、右側)に当接され、ビス等により適宜固定される。
なお、左側固定部121及び右側固定部122を面材固定部110に固定する際には、当該左側固定部121と右側固定部122との左右の間隔(より詳細には、立設部121bと立設部122bとの左右の間隔)が、柱11の左右幅と略同一となるように、予め調節される。
以下では、上述の如く構成された下地材100によって、面材14を柱11に固定する方法について説明する。なお、以下では図2に示すように、壁1の端部において柱11に固定される面材14のうち、当該壁1の端面(後端面)を形成する面材14(柱11の後方に配置される面材14)を面材14R、当該壁1の左右側面を形成する面材14(柱11の左右に配置される面材14)を面材14Sと、それぞれ称する。
まず、図6に示すように、下地材100の内部、すなわち、面材固定部110の中空部分にグラスウール15が充填される。グラスウール15は、面材固定部110の上下端部だけでなく、分断部115からも充填することができる。本実施形態においては、面材固定部110の前後幅は例えば20mm以上となるように形成されているため、当該面材固定部110に充填されるグラスウール15も例えば20mm以上の厚さ(前後幅)を確保することができる。
次に、図6に示すように、グラスウール15が充填された下地材100に面材14Rが固定される。この際、面材14Rは、面材固定部110の後側面112に当接され、ビス等により適宜固定される。面材固定部110の側面のうち、比較的広い後側面112に面材14Rを当接させるため、当該面材14Rを下地材100に安定して固定させることができる。
次に、図7に示すように、面材14Rが固定された下地材100が、柱11に固定される。この際、柱固定部120の間(左側固定部121と右側固定部122との間)に柱11が挿入される。図8に示すように、柱11は、柱固定部120の内側において、面材固定部110の前側面111に当接される。この状態で、ビス等により柱固定部120(左側固定部121及び右側固定部122)が柱11に左右から適宜固定される。
このように、面材固定部110の前側面111に柱11を当接させ、後側面112に面材14Rを当接させることで、当該柱11と面材14Rとを一定の間隔(面材固定部110の前後幅)で離間させた状態で、当該面材14Rを柱11に固定することができる。またこの際、下地材100の内部にはグラスウール15が充填されているため、当該部分(下地材100)において断熱性及び遮音性の向上を図ることもできる。
次に、図3に示すように、下地材100に左右の面材14Sが固定される。この際、左右の面材14Sは、面材固定部110の左側面113及び右側面114にそれぞれ当接され、ビス等により適宜固定される。
このように、面材固定部110の左側面113及び右側面114に左右の面材14Sを当接させることで、柱11と左右の面材14Sとを一定の間隔で離間させることができる。このように、下地材100によって、柱11と3つの面材14(面材14R及び左右の面材14S)との間に一定の間隔を確保することができる。
また、本実施形態においては、面材固定部110と柱固定部120(左側固定部121と右側固定部122)とは別部材により形成されている。これにより、図9に示すように、左側固定部121と右側固定部122との左右の間隔を適宜調節した上で、当該左側固定部121および右側固定部122を面材固定部110に固定することができる。このように、下地材100が適用される柱11の大きさ(左右幅)に応じて左側固定部121と右側固定部122との間隔を調節することで、種々の寸法の柱11に対して当該下地材100を用いることができる。これによって、下地材100の汎用性を向上させることができる。また、柱11の寸法に応じて異なる寸法の下地材100を製作する必要がなくなり、コストの削減を図ることができる。
以上の如く、本実施形態に係る下地材100は、
柱11に面材14R(ボード)を固定するための下地材100であって、
前記柱11と当接する前側面111(柱側当接部)、及び前記柱11から離間した位置で前記面材14と当接する後側面112(ボード側当接部)を有し、前記面材14Rと固定される面材固定部110(ボード固定部)と、
前記柱11と固定される柱固定部120と、
を具備するものである。
このように構成することにより、柱11と面材14R(ボード)とを離間した状態で固定することができる。
また、前記柱固定部120は、
前記面材固定部110に対して立設された一対の立設部121b及び立設部122b(板状部)を具備する。
このように構成することにより、一対の立設部121b及び立設部122bの間に柱11を挟持して固定することができる。
また、前記柱固定部120は、
前記面材固定部110とは別部材により形成されるものである。
このように構成することにより、種々の寸法の柱11に下地材100を適用することができる。
また、前記面材固定部110は、
周方向において少なくとも一部が分断された筒状に形成されるものである。
このように構成することにより、当該面材固定部110の内部に他の部材を容易に収容することができる。例えば、断熱材や遮音材を、分断された部分から当該面材固定部110の内部に容易に収容することができる。
また、前記面材固定部110は、
複数の側面を有する角筒状に形成され、
前記ボード側当接部は、
前記複数の側面のうち一の側面(後側面112)である。
このように構成することにより、面材固定部110と面材14Rとを面で当接させることで、当該面材固定部110と面材14Rとを安定して固定することができる。
また、前記柱側当接部は、
前記複数の側面のうち、前記一の側面(後側面112)と対向する他の側面(前側面111)である。
このように構成することにより、面材固定部110と柱11とを面で当接させることで、当該面材固定部110と柱11とを安定して固定することができる。また、面材固定部110の対向する一対の側面に面材14Rと柱11をそれぞれ当接させることで、当該面材14Rと柱11とを確実に離間させることができる。
また、前記面材固定部110は、
前記複数の側面のうち前記後側面112と直交する他の側面(左側面113及び右側面114)が、前記面材14Rと直交するように配置される面材14S(他のボード)と当接されるものである。
このように構成することにより、互いに直交するように配置される複数の面材14(面材14R及び面材14S)を柱11に固定することができる。すなわち、下地材100は、1つの面材14Rだけでなく、当該面材14Rと直交する他の面材14Sの下地も兼ねることができる。
また、本実施形態に係る壁1の構造(壁構造)は、
柱11と、
面材14R(ボード)と、
前記柱11と当接する前側面111(柱側当接部)、及び前記柱11から離間した位置で前記面材14Rと当接する後側面112(ボード側当接部)を有し、前記面材14Rと固定される面材固定部110(ボード固定部)、並びに前記柱11と固定される柱固定部120を具備する下地材100と、
を具備するものである。
このように構成することにより、柱11と面材14R(ボード)とを離間した状態で固定することができる。
また、前記面材固定部110は、
中空状に形成され、
本実施形態に係る壁構造は、
前記面材固定部110の内部に配置されるグラスウール15(断熱材又は遮音材)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、断熱性又は遮音性を高めることができる。
なお、面材14(面材14R及び面材14S)は、ボードの実施の一形態である。
また、前側面111は、柱側当接部の実施の一形態である。
また、後側面112は、ボード側当接部の実施の一形態である。
また、面材固定部110は、ボード固定部の実施の一形態である。
また、立設部121b及び立設部122bは、板状部の実施の一形態である。
また、グラスウール15は、断熱材及び遮音材の実施の一形態である。
なお、本実施形態においては、下地材100の面材固定部110は略角筒状に形成されるものとしたが、当該形状は限定するものではない。例えば、図10に示す変形例のように、面材固定部110を左右に分割することも可能である。すなわち、変形例に示す面材固定部110は、左側固定部110L及び右側固定部110Rに分割される。このように構成することで、当該左側固定部110Lと右側固定部110Rとの隙間から面材固定部110の内部にグラスウール15を容易に充填させることができる。
このように、面材固定部110の形状は限定されるものではなく、柱11と面材14とを離間した状態で固定することができるものであればよい。例えば、面材固定部110は、略角筒状ではなく、円筒状等であってもよい。
また、下地材100の長手方向(上下方向)長さは限定するものではないが、一般的に容易に入手可能な素材の寸法に合わせることで、長手方向長さの調節が不要となり、製造コストの削減を図ることができる。
また、本実施形態においては、面材固定部110と柱固定部120とを別部材により形成するものとしたが、柱固定部120(左側固定部121と右側固定部122)の位置の調節が不要である場合には、当該面材固定部110と柱固定部120を一体的に形成することも可能である。
また、本実施形態においては、下地材100の内部に断熱材及び遮音材としてのグラスウール15を充填するものとしたが、グラスウール15に限らず、その他種々の材料を充填することが可能である。
また、本実施形態においては、下地材100(面材固定部110及び柱固定部120)は鉄板により形成されるものとしたが、当該下地材100の素材は鉄板に限るものではない。但し、耐火性確保の観点から、不燃材料により形成されることが好ましい。
1 壁
11 柱
14 面材
15 グラスウール
100 下地材
110 面材固定部
120 柱固定部

Claims (9)

  1. 柱に、壁の端面を形成する第一ボード、及び前記端面を挟むように互いに対向して配置されることで前記壁の側面を形成する一対の第二ボードを固定するための下地材であって、
    前記柱と当接する柱側当接部、及び前記柱から離間した位置で前記第一ボード及び前記一対の第二ボードと当接するボード側当接部を有し、前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのそれぞれと固定されるボード固定部と、
    前記柱と固定される柱固定部と、
    を具備し、
    前記柱固定部は、
    前記ボード固定部に対して立設された一対の板状部を具備し、
    前記一対の板状部及び前記柱側当接部が、矩形断面を有する前記柱の3つの側面に当接した状態で、前記柱固定部が前記柱に固定される、
    下地材。
  2. 前記柱固定部は、
    前記ボード固定部とは別部材により形成される、
    請求項1に記載の下地材。
  3. 前記一対の板状部は、
    前記柱側当接部に対して垂直に立設するように、かつ互いに平行となるように配置される、
    請求項2に記載の下地材。
  4. 前記ボード固定部は、
    周方向において少なくとも一部が分断された筒状に形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の下地材。
  5. 前記ボード固定部は、
    複数の側面を有する角筒状に形成され、
    前記ボード側当接部は、
    前記複数の側面のうち一の側面である、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の下地材。
  6. 前記柱側当接部は、
    前記複数の側面のうち、前記一の側面と対向する他の側面である、
    請求項5に記載の下地材。
  7. 前記ボード固定部は、
    前記複数の側面のうち前記一の側面と直交する他の側面が、前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのうち前記一の側面に当接されたボードと直交するように配置される他のボードと当接される、
    請求項5又は請求項6に記載の下地材。
  8. 柱と、
    ボードと、
    前記柱と当接する柱側当接部、及び前記柱から離間した位置で前記ボードと当接するボード側当接部を有し、前記ボードと固定されるボード固定部、並びに前記柱と固定される柱固定部を具備する下地材と、
    を具備し、
    前記ボードは、
    壁の端面を形成する第一ボード、及び前記端面を挟むように互いに対向して配置されることで前記壁の側面を形成する一対の第二ボードを含み、
    前記ボード固定部は、
    前記第一ボード及び前記一対の第二ボードのそれぞれと固定され、
    前記柱固定部は、
    前記ボード固定部に対して立設された一対の板状部を具備し、
    前記一対の板状部及び前記柱側当接部が、矩形断面を有する前記柱の3つの側面に当接した状態で、前記柱固定部が前記柱に固定される、
    壁構造。
  9. 前記ボード固定部は、
    中空状に形成され、
    前記ボード固定部の内部に配置される断熱材又は遮音材をさらに具備する、
    請求項8に記載の壁構造。
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