JP6848486B2 - 装置 - Google Patents

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Description

本発明は、置に関し、さらに詳しくは、主剤と硬化剤からなる塗料による長時間の塗装作業を可能とすると共に、平滑な塗装面を形成することが可能な置に関する。
スプレー式の塗装装置は作業能率の高さと均一な塗面が比較的容易に得られることから広く使用されている。塗料の種類により、いろいろなタイプのスプレー塗装装置が存在する。例えば、不飽和ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ塗料などのような反応形塗料を塗装するには、ポットライフ、すなわち可使用時間の問題から塗料は主剤と硬化剤の2成分で構成されているため、2液定比率ポンプを使用してスプレーガンの直前の塗料輸送経路でスタティックミキサーのようなラインミキサーを通して連続的に2液を定比率で混合し、一般的なスプレーガンで塗装を行う方法が採用されるか、あるいはミキシング機構をスプレーガンの内部に設けた内部混合式のスプレーガンが使用される。
上記二つの方式は塗装作業の硬化が始まってしまうので、長時間作業に不向きである。この欠点を補うスプレー方式として一丁のガンに二個のスプレーノズルを設けた2頭式スプレーガンにより主剤と硬化剤を別々に噴霧した状態で混合する方式がある。図8は従来の2頭式スプレーガンの主要部の構成を示す断面図である。尚、図8ではノズル部分のみを示し、それ以外は図示を省略している。図示された2頭式スプレーガン100は、概略として、第一のガン101と第二のガン102を備えており、第一のガン101と第二のガン102は、第一のガン101のノズル103から吐出される主剤Mと第二のガン102のノズル104から吐出される硬化剤Hが途中で交差するように互いに所定の傾斜角度を有して配置されている。これにより、第一のガン101から吐出された主剤Mと第二のガン102から吐出された硬化剤Hは途中で混ざり合った状態で被塗装面に到達するようになっている。このように、2頭式スプレーガン100は内部で主剤Mと硬化剤Hが混合する心配がないことから長時間安定して塗装作業を続けることができる。
主剤と硬化剤からなる塗料を2頭式スプレーガン以外で塗装する他の例としては、例えば、特許文献1に示された塗装方法がある。この塗装方法は、ノズルから塗料主剤を飛ばして基材上に塗布し、次に、基材に塗布した塗料主剤上に硬化剤をインクジェットにより吐出して塗布することで、基材上に塗料主剤と硬化剤とが反応硬化した盛り上がり塗装層を形成するものである。
特開2008−183487号公報
しかしながら、上記2頭式スプレーガンの使用条件として、主剤の吐出量と硬化剤の吐出料が1:1でなければならない。この条件を守らないと混合噴霧の状態が不安定となり、一様な塗膜を得ることができない。塗料の種類により主剤と硬化剤の適正混合比には様々なものがあり、2頭式スプレーガンでは対応できない場合がある。また、上記特許文献1による塗装方法は立体感のある盛り上がり塗装層を形成するものであり、塗装面に対して塗膜を平滑に塗装することは全く考慮されていない。また、主剤と硬化剤さらには硬化促進剤を同じパターンとなるように塗布することが条件となっている。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、主剤と硬化剤からなる塗料を用いて長時間の塗装を可能とすると共に、平滑な塗装面を形成することが可能な2液型塗装装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、主剤吐出孔を開閉する弁を備えた主剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の主剤吐出用ノズル列と、硬化剤吐出孔を開閉する弁を備えた硬化剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の硬化剤吐出用ノズル列と、前記主剤吐出孔を開閉する弁及び前記硬化剤吐出孔を開閉する弁の開閉を行うアクチュエータと、前記主剤吐出用ノズルに主剤を供給する内部主剤供給路及び前記硬化剤吐出用ノズルに硬化剤を供給する内部硬化剤供給路が設けられたノズルヘッドと、加圧された主剤を前記ノズルヘッドに供給する主剤供給手段と、加圧された硬化剤を前記ノズルヘッドに供給する硬化剤供給手段と、前記アクチュエータの駆動制御及び前記ノズルヘッドの位置制御を行うコントローラとを備え、前記複数の主剤吐出用ノズル列と前記複数の硬化剤吐出用ノズル列は、交互に配置されており、前記コントローラは、前記主剤吐出用ノズル列から被塗装面に吐出される主剤ドットの位置と前記硬化剤吐出用ノズル列から吐出される硬化剤ドットの位置が重なるように、且つ、前記被塗装面に吐出された主剤ドットの直径の1/10以下の間隔で主剤ドットが吐出されるように前記ノズルヘッドの位置と前記アクチュエータの駆動を制御する装置を提供する。
本発明に係る2液型塗装装置によれば、主剤と硬化剤をそれぞれ別系統でインクジェット方式により被塗装面に吐出するようにしたので、主剤と硬化剤が内部で混合されることなく長時間の塗装作業が可能となるという効果がある。また、被塗装面に吐出された主剤ドットの直径の1/10以下の間隔で主剤ドットを吐出するようにしたので複数の主剤ドットの一部が重なるようにして塗膜が形成されるので平滑な塗装面を形成することができるという効果がある。
本発明に係る2液型塗装装置の好ましい一実施形態の全体構成を示す構成図である。 ノズルヘッドの内部構成を示す断面図である。 主剤吐出用ノズル列の配置を示す説明図である。 主剤吐出用ノズル及び硬化剤吐出用ノズルを備えたノズルヘッドの断面図である。 ノズルヘッドの背面構成を示す斜視図である。 主剤ドットの吐出状態を示す説明図である。 主剤ドットの重なりを示す説明図である。 従来の2頭式スプレーガンの主要部の構成を示す断面図である。
[2液型塗装装置の構成]
本発明に係る2液型塗装装置について、好ましい一実施形態に基づいて以下詳細に説明する。図1は本発明に係る2液型塗装装置の好ましい一実施形態の全体構成を示す構成図、図2はノズルヘッドの内部構成を示す断面図である。図示された2液型塗装装置1は、概略として、床面等に設置された基台2と、基台2に取り付けられ、図示しないモータや油圧によってアームを上下・左右に可動させることにより先端部3(頭部)を任意の位置へ配置可能なロボットアーム4と、ロボットアーム4の先端部3に取り付けられ、主剤M及び硬化剤Hを被塗装物200(例えば自動車の車体)へ吐出するノズルヘッド5と、主剤供給チューブ6を介してノズルヘッド5へ主剤Mを供給する主剤用タンク8と、硬化剤供給チューブ7を介してノズルヘッド5へ硬化剤Hを供給する硬化剤用タンク9と、主剤用タンク8及び硬化剤用タンク9のそれぞれに配管11を介して加圧空気を供給するエアーコンプレッサ10と、アクチュエータ制御信号ケーブル12を介してノズルヘッド5の動作を制御すると共にロボットアーム制御信号ケーブル13を介してロボットアーム4の動作を制御するコントローラ14を備えて構成されている。尚、主剤供給チューブ6と硬化剤供給チューブ7さらにアクチュエータ制御信号ケーブル12はケーブルハーネス15として一つにまとめられ、また、アクチュエータ制御信号ケーブル12とロボットアーム制御信号ケーブル13も同様にケーブルハーネス16として一つにまとめられている。
コントローラ14は、図示しないマイクロコンピュータ、ROM・ハードディスク等の記憶装置、入出力インターフェース、ディスプレィ、電源ユニット等を備えて構成され、ROMに格納されたプログラムに従って動作し、後述するような処理を実行する。
[ノズルヘッドの構成]
ノズルヘッド5は、図2に示すように、概略として、略矩形状に形成された基板50と、基板50の表面に複数(本実施形態では12個)の主剤吐出用ノズル20,20を一方向(図2では縦方向)に一列に配列した主剤吐出用ノズル列53と、同様にして基板50の表面に複数(本実施形態では12個)の硬化剤吐出用ノズル30,30を一方向(図2では縦方向)に一列に配列した硬化剤吐出用ノズル列55を備えており、主剤吐出用ノズル列53と硬化剤吐出用ノズル列55は交互に複数列が配置されている。
基板50には、主剤注入口57が設けられており、主剤流通路54を介して主剤Mが各主剤吐出用ノズル列53,53へ供給され、主剤吐出用ノズル20,20から吐出されるようになっている。尚、主剤注入口57には主剤用タンク8から伸びる主剤供給チューブ6が連結されている。同様に、基板50には、硬化剤注入口58が設けられており、硬化剤流通路56を介して硬化剤Hが各硬化剤吐出用ノズル列55,55へ供給され、硬化剤吐出用ノズル30,30から吐出されるようになっている。尚、硬化剤注入口58には硬化剤用タンク9から伸びる硬化剤供給チューブ7が連結されている。
本実施形態では、一つの主剤吐出用ノズル列53を構成する各主剤吐出用ノズル20,20の中心の縦方向の間隔(p1)は14mmであり、同様に、一つの硬化剤吐出用ノズル列55を構成する各硬化剤吐出用ノズル30,30の中心の間隔は14mmである。そして、隣り合う主剤吐出用ノズル列53の中心と硬化剤吐出用ノズル列55の中心とはそれぞれ横方向に10mmの間隔を有して配置されている。すなわち、主剤吐出用ノズル列53,53同士の間の間隔p2は20mmとなる。また、各主剤吐出用ノズル列53,53同士はそれぞれ縦方向に0.9mmズレて配置されており、硬化剤吐出用ノズル列55,55同士も同様にそれぞれ縦方向に0.9mmの間隔を有して配置されている。ここで、図3は主剤吐出用ノズル列53,53の配置を示す説明図である。尚、図3では硬化剤吐出用ノズル列55,55は示していない。図3に示すように、主剤吐出用ノズル列53,53について着目すると、横方向(X軸方向)に隣り合う主剤吐出用ノズル20,20は上述のようにそれぞれ縦方向に0.9mmズレて配置されているため横方向に隣り合う主剤吐出用ノズル20,20は縦方向(Y軸方向)に角度θの傾斜を有して配置されている。尚、本実施形態では、図2に示すように、主剤吐出用ノズル列53,53の間には硬化剤吐出用ノズル列55,55がそれぞれ配置されており、硬化剤吐出用ノズル列55,55も主剤吐出用ノズル列53,53と同様にして配置されている。
[主剤吐出用ノズルと硬化剤吐出用ノズルの構成]
図4は主剤吐出用ノズル及び硬化剤吐出用ノズルを備えたノズルヘッドの断面図である。主剤吐出用ノズル20と硬化剤吐出用ノズル30はほぼ同一の構成を備えており、流通する媒体が主剤Mか硬化剤Hかの相違である。そのため、ここでは主剤吐出用ノズル20の構成について説明する。主剤吐出用ノズル20は、概略として、ノズルヘッド5を構成する基板50の下側表面に吐出孔51を有すると共に、吐出孔51と連通するようにして形成された液溜部21aと、吐出孔51を開閉する弁22aと、図4における液溜部21aの上部側に設けられた上部空間に収納されて弁22aを吐出孔51に向かって往復動させるアクチュエータ23aと、アクチュエータ23aの進出後退する軸部24aを軸支すると共に上部空間の気密性を維持するシール部25aを備えて構成されている。そして、液溜部21aは主剤流通路54と連通しており、液溜部21aに主剤Mが供給されるようになっている。同様に、硬化剤吐出用ノズル30は、液溜部21bと、弁22bと、アクチュエータ23bと、シール部25bとを備え、液溜部21bは硬化剤流通経路56と連通しており、液溜部21bに硬化剤が供給されるようになっている。
[ノズルヘッドの背面構成]
図5はノズルヘッドの背面構成を示す斜視図である。ノズルヘッド5の背面側には、ケーブルハーネス15の端部から引き出された主剤供給チューブ6と硬化剤供給チューブ7がそれぞれ取り付けられており、主剤供給チューブ6は主剤流通路54に接続され、硬化剤供給チューブ7は硬化剤流通路56に接続されている。また、ケーブルハーネス15の端部から引き出されたアクチュエータ制御信号ケーブル12の端部に設けられたコネクタ59が基板50の背面に設けられてノズルヘッド5の背面から露出しているソケット60に取り付けられており、アクチュエータ23a,23bへの制御信号等の伝達が行われる。
[主剤吐出用ノズル及び硬化剤吐出用ノズルの動作]
次に、図4に基づいて主剤吐出用ノズル20及び硬化剤吐出用ノズル30の動作を説明する。上述のように主剤吐出用ノズル20と硬化剤吐出用ノズルは同一構成であるので、ここでは主剤吐出用ノズル20の動作についてのみ説明する。通常、ノズル孔51は弁22aによって閉じられているので、液溜部21a内に主剤Mが溜まっていても主剤Mがノズル孔51から吐出されることはない。この状態でアクチュエータ23aが駆動されると、軸部24a及び弁22aが上昇して弁22aとノズル孔51との間に隙間が生じ、液溜部21a内の主剤Mがエアーコンプレッサ10の加圧によってノズル孔51から主剤滴が吐出する。設定時間が経過するとアクチュエータ23aの通電が断たれ、軸部24a及び弁22aが下降して弁22aがノズル孔51を塞ぎ、ノズル孔51からの吐出が停止する。同様にして硬化剤hも硬化剤吐出用ノズル30,30から吐出され、被塗装物200の表面に吐出された主剤mと硬化剤hとが混合して図4に示すように塗膜62が形成される。
[2液型塗装装置の動作]
次に、本発明に係る2液型塗装装置1の動作塗装方法について図1〜図7を参照して説明する。図6は主剤ドットの吐出状態を示す説明図、図7は主剤ドットの重なりを示す説明図である。
初めに、主剤M及び硬化剤Hの吐出量(吐出比)、塗装領域や形状やその他必要なデータをコントローラ14に入力する。入力されたデータに基づいてコントローラ14内のマイクロコンピュータは主剤M及び硬化剤Hの吐出量を適宜に算出する。主剤M及び硬化剤Hの吐出量はアクチュエータ23a,23bの動作時間、すなわち弁22a,22bの開閉時間とエアーコンプレッサ10が主剤用タンク8及び硬化剤用タンク9に供給する加圧空気の圧力によって決定される。そして、コントローラ14は、エアーコンプレッサ10を駆動させて主剤用タンク8及び硬化剤用タンク9に加圧空気を供給すると共に、ロボットアーム制御信号ケーブル13を介してロボットアーム4を動作させ、ノズルヘッド5を被塗装物100の塗装開始位置へ移動させる。
次いで、コントローラ14は、ノズルヘッド5をX軸方向(横方向)に移動させながら必要な主剤吐出用ノズル20,20のアクチュエータ23a,23aをそれぞれ駆動して吐出孔51,51から主剤ドットmを吐出させる。これにより、主剤吐出用ノズル列53,53に対応した主剤Mのドット61の列が被塗装面に付着する(図6参照)。そして、コントローラ14は、ノズルヘッド5のX軸方向への移動に応じて被塗装面に吐出された主剤Mのドット61の直径dに対してX軸方向に1/10以下の間隔Dで重なるようにさらに主剤ドットmを吐出する(図7参照)。これを繰り返すことで被塗装面200の表面に主剤Mのドット61が横方向にいくつも重なった状態で塗装面が形成される。
ノズルヘッド5のX軸方向へ移動による塗装が終了したら、コントローラ14は、ノズルヘッド5をY軸方向(縦方向)へ移動させ、再びX軸方向への移動による塗装を開始する。このときコントローラ14は、例えば図3に示す一番左側の主剤吐出用ノズル列53の一番下側の主剤吐出用ノズル20を第1ノズル、その右隣の主剤吐出用ノズル20を第2ノズルとした場合、ノズルヘッド5がY軸方向へ移動して再びX軸方向への塗装が行われた際に第1ノズル及び第2ノズル以外の主剤吐出用ノズル20,20がその間を埋めていくことで既に塗装が完了しているX軸方向の主剤Mのドット61の直径dに対してY軸方向にも1/10以下の間隔で重なるようにしてさらに主剤ドットmを吐出する。これにより、主剤ドットmはX軸方向及びY軸方向で主剤ドットmの直径dに対してそれぞれ1/10以下で重なるようにして塗装が行われるので均一の塗装面を得ることができる。硬化剤Hについても、同様にして硬化剤吐出用ノズル30,30から吐出が行われ、その際、硬化剤吐出用ノズル列55,55から吐出される硬化剤ドットhの位置は主剤吐出用ノズル列53,53から吐出される主剤ドットmの位置と重なるようにして塗装が行われる。尚、硬化剤Hの吐出量は主剤Mの吐出量と同一である必要はなく、被塗装面に吐出された主剤ドットmを確実に硬化可能な量であればよい。また、硬化剤Hは主剤ドットmに位置と重なるように吐出されればよいのであって、全ての主剤ドットmの位置と重なるように硬化剤ドットhを吐出する必要はなく、被塗装面に吐出された主剤ドットmを確実に硬化可能な量であればよい。
そして、上述した一連の動作を繰り返しながらX軸方向及びY軸方向への塗装行うことにより、被塗装物200の被塗装領域全域に見た目に均一で平滑な塗装を施すことができる。尚、被塗装領域の端部付近においてアクチュエータ23a,23bの全てを動作させると被塗装領域の外に主剤M及び硬化剤Hが吐出されてしまうので、これに対してはコントローラ14が被塗装領域の外側に位置するアクチュエータ23a,23bに対して駆動しないように制御する。
尚、ノズルヘッド5に配置する主剤吐出用ノズル列53,53及び硬化剤吐出用ノズル列55,55の配列、或いは主剤吐出用ノズル列53を構成する主剤吐出用ノズル20,20の配列及び硬化剤吐出用ノズル列55を構成する硬化剤吐出用ノズル30,30の配列については種々のパターンを採用することが可能であり、本実施形態のものに限定されるものではない。要するに、コントローラ14によって主剤ドットmを被塗装面に吐出された主剤ドットmの直径dに対してそれぞれ1/10以下で重なるようにして塗装が行われるように主剤吐出用ノズル20,20を制御することが重要である。
1 2液型塗装装置
2 基台
3 先端部
4 ロボットアーム
5 ノズルヘッド
6 主剤供給チューブ
7 硬化剤供給チューブ
8 主剤用タンク
9 硬化剤用タンク
10 エアーコンプレッサ
11 配管
12 アクチュエータ制御信号ケーブル
13 ロボットアーム制御信号ケーブル
14 コントローラ
15 ケーブルハーネス
16 ケーブルハーネス
20 主剤吐出用ノズル
21a,21b 液溜部
22a,22b 弁
23a,23b アクチュエータ
24a 軸部
25a シール部
25b シール部
30 硬化剤吐出用ノズル
50 基板
51 ノズル孔
52 連結路
53 主剤吐出用ノズル列
54 主剤流通路
55 硬化剤吐出用ノズル列
56 硬化剤流通路
57 主剤注入口
58 硬化剤注入口
59 コネクタ
60 ソケット
61 ドット
62 塗膜
200 被塗装物
M 主剤
H 硬化剤
m 主剤ドット
h 硬化剤ドット

Claims (2)

  1. 主剤吐出孔を開閉する弁を備えた主剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の主剤吐出用ノズル列と、
    硬化剤吐出孔を開閉する弁を備えた硬化剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の硬化剤吐出用ノズル列と、
    前記主剤吐出孔を開閉する弁及び前記硬化剤吐出孔を開閉する弁の開閉を行うアクチュエータと、
    前記主剤吐出用ノズルに主剤を供給する内部主剤供給路及び前記硬化剤吐出用ノズルに硬化剤を供給する内部硬化剤供給路が設けられたノズルヘッドと、
    加圧された主剤を前記ノズルヘッドに供給する主剤供給手段と、
    加圧された硬化剤を前記ノズルヘッドに供給する硬化剤供給手段と、
    前記アクチュエータの駆動制御及び前記ノズルヘッドの位置制御を行うコントローラと、
    を備え、
    前記複数の主剤吐出用ノズル列と前記複数の硬化剤吐出用ノズル列は、交互に配置されており、
    前記コントローラは、前記主剤吐出用ノズル列から被塗装面に吐出される主剤ドットの位置と前記硬化剤吐出用ノズル列から吐出される硬化剤ドットの位置が重なるように、且つ、前記被塗装面に吐出された主剤ドットの直径の1/10以下の間隔で主剤ドットが吐出されるように前記ノズルヘッドの位置と前記アクチュエータの駆動を制御する装置。
  2. 主剤吐出孔を開閉する弁を備えた主剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の主剤吐出用ノズル列と、
    硬化剤吐出孔を開閉する弁を備えた硬化剤吐出用ノズルを一列に配置した複数の硬化剤吐出用ノズル列と、
    前記主剤吐出孔を開閉する弁及び前記硬化剤吐出孔を開閉する弁の開閉を行うアクチュエータと、
    前記主剤吐出用ノズルに主剤を供給する内部主剤供給路及び前記硬化剤吐出用ノズルに硬化剤を供給する内部硬化剤供給路が設けられたノズルヘッドと、
    加圧された主剤を前記ノズルヘッドに供給する主剤供給手段と、
    加圧された硬化剤を前記ノズルヘッドに供給する硬化剤供給手段と、
    前記アクチュエータの駆動制御及び前記ノズルヘッドの位置制御を行うコントローラと、
    を備え、
    前記複数の主剤吐出用ノズル列と前記複数の硬化剤吐出用ノズル列は、交互に配置されており、
    前記コントローラは、前記主剤吐出用ノズル列から被塗装面に吐出される主剤ドットの位置と前記硬化剤吐出用ノズル列から吐出される硬化剤ドットの位置が重なるように前記ノズルヘッドの位置と前記アクチュエータの駆動を制御する装置。
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