以下の説明では、例示的な方法、パラメータなどが記載される。しかし、そのような説明の目的は、本開示の範囲を制限することではなく、例示的な実施形態の説明を提供することであることを理解されたい。
デバイスの使用に関する情報を提示する及び/又はデバイスの使用を制御するための効率的な方法並びにインターフェースを提供する電子デバイスが必要とされている。そのような技術は、そのようなデバイスを使用する及び/又はそのようなデバイスのユーザの使用を制御することを所望するユーザへの認識的負担を低減することができる。更に、そのような技術は、通常であれば冗長なユーザ入力に対して浪費される、プロセッサ及びバッテリの電力を低減することができる。
以下の説明では、様々な要素を説明するために「第1」、「第2」などの用語を使用するが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、1つの要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、説明されている様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチは第2のタッチと称することができ、同様に、第2のタッチは第1のタッチと称し得る。第1のタッチ及び第2のタッチは共にタッチであるが、同じタッチではない。
本明細書で説明される様々な実施形態の説明で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであって、限定することを意図するものではない。説明される様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲で使用されるように、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈がそうではないことを明確に示さない限り、複数形もまた含むことが意図される。本明細書で使用されるように、用語「and/or(及び/又は)」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上の任意のすべての可能な組合せを指し、かつこれを含むことをもまた理解されたい。用語「includes(含む)、「including(含む)」、「comprises(含む)」、及び/又は「comprising(含む)」は、本明細書で使用されるとき、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
任意選択的に、用語「if(〜場合に)」は、文脈に応じて「when(〜時に)」、「upon(〜すると)」、「in response to determining(〜と判定したことに応じて)」、又は「in response to detecting(〜を検出したことに応じて)」を意味すると解釈される。同様に、語句「if it is determined(〜と判定される場合)」又は「if(a stated condition or event)is detected((述べられる条件又はイベント)が検出される場合)」は、任意選択で、文脈に依存して「upon determining(〜と判定すると)」、「in response to determining(〜と判定したことに応じて)」、「upon detecting(the stated condition or event)((述べられる条件又はイベント)を検出すると)」、又は「in response to detecting(the stated condition or event)((述べられる条件又はイベント)を検出したことに応じて)」を意味するものと解釈される。
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインターフェース及びそのようなデバイスを使用するための関連するプロセスの実施形態が説明される。一部の実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、モバイル電話機などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態には、California州CupertinoのApple Inc.のiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)及びiPad(登録商標)デバイスが挙げられるが、これらに限定されない。タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を備えたラップトップ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも、任意選択的に、使用される。いくつかの実施形態では、デバイスがポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を備えたデスクトップコンピュータであることもまた理解されたい。
以下の議論では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスが説明される。しかし、電子デバイスが物理キーボード、マウス及び/又はジョイスティックなどの、1つ以上の他の物理ユーザインターフェースデバイスを任意選択的に含むことを理解されたい。
このデバイスは、一般的に、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、ビデオ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションをサポートする。
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインターフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーションごとに、及び/又はそれぞれのアプリケーション内で、任意選択的に、調節及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の(タッチ感知面などの)物理アーキテクチャは、ユーザにとって直観的かつ透過的なユーザインターフェースを備える様々なアプリケーションを、任意選択的にサポートする。
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、一部の実施形態による、タッチ感知ディスプレイシステム112を備えるポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれる場合があり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として既知であるか又は呼ばれる場合もある。デバイス100は、(1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を任意選択的に含む)メモリ102、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インターフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力制御デバイス116及び外部ポート124を含む。デバイス100は、1つ以上の光センサ164を任意選択的に含む。デバイス100は、デバイス100(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)上の接触の強度を検出するための、1つ以上の接触強度センサ165を任意選択的に含む。デバイス100は、デバイス100上に触知出力を生成する(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などの、タッチ感知面上に触知出力を生成する)ための、1つ以上の触知出力生成器167を、任意選択的に含む。これらの構成要素は、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して任意選択的に通信する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるとき、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指接触)の力若しくは圧力(単位面積当りの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力の代替物(代用物)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの異なる値を含み、より典型的には、何百もの(例えば、少なくとも256個の)異なる値を含む値範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組合せを使用して判定(又は、測定)される。例えば、タッチ感知面の下に又はこれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々な点における力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値は、接触の力の推定値を判定するために組み合わされる(例えば、加重平均)。同様に、スタイラスの感圧性先端部は、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触領域のサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化が、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として、任意選択的に用いられる。いくつかの実装形態では、接触の力又は圧力に対する代替的測定値は、強度閾値を超えているかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替的測定値に対応する単位で説明される)。いくつかの実装形態では、接触の力又は圧力に対する代替的測定値は、推定される力又は圧力に変換され、推定される力又は圧力は、強度閾値を超えているかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定された圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することによって、アフォーダンスを表示するための(例えば、タッチ感知ディスプレイ上で)、及び/又は、ユーザ入力を受信するための(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又はノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的制御部を介して)、面積が制限されている、低減されたサイズのデバイス上で別途ユーザによってアクセスすることができないことがある追加的なデバイス機能へのユーザのアクセスが可能となる。
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるとき、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの前の位置に対するデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)のデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又はデバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素がタッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況において、物理的変位によって生成された触知出力は、デバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性における認識された変化に相当する触感として、ユーザによって解釈される。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、任意選択的に、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として解釈される。いくつかの場合、ユーザの動作により物理的に押された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がない時でさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の実施例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。よって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」、「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものとして説明されるとき、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの説明された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一実施例に過ぎず、デバイス100は、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を任意選択的に有し、2つ以上の構成要素を任意選択的に組み合せて、又は構成要素の異なる構成若しくは配置を任意選択的に有することを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの双方の組合せで実装される。
メモリ102は、高速ランダムアクセスメモリを任意選択的に含み、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリもまた任意選択的に含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
周辺機器インターフェース118を使用して、本デバイスの入力及び出力周辺機器を、CPU120及びメモリ102に接続することができる。1つ以上のプロセッサ120は、デバイス100のための様々な機能を実行するため並びにデータを処理するために、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる、又は実行する。いくつかの実施形態では、周辺機器インターフェース118、CPU120及びメモリコントローラ122は、チップ104などの単一チップ上に任意選択的に実装される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
RF(radio frequency)(無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に、又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module)(SIM)カード、及びメモリなどを含むがこれらに限定されない、それらの機能を実行するための周知の回路を含む。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web)(WWW)とも称されるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network)(LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network)(MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、他のデバイスと無線通信によって通信する。RF回路108は、近距離通信無線などによる近距離通信(NFC)(near field communication)フィールドを検出するための周知の回路を任意選択的に含む。無線通信は、複数の通信規格、通信プロトコル、及び通信技術のうちのいずれかを、任意選択的に使用し、それらの通信規格、通信プロトコル、及び通信技術としては、移動通信用のグローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM(登録商標))、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケット接続(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケット接続(high-speed uplink packet access、HSUPA)、Evolution,Data−Only(EV−DO)、HSPA、HSPA+、2重セルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC−HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離無線通信(near field communication、NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W−CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy(BTLE)、Wireless Fidelity(Wi−Fi)(登録商標)(例えば、IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n、及び/又はIEEE 802.11ac)、ボイスオーバーインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi−MAX、電子メール用のプロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/又はポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能メッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンス利用拡張向けセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、及び/又はショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、あるいは本文書の出願日現在までにまだ開発されていない通信プロトコルを含めた任意の他の好適な通信プロトコルが挙げられるが、これらに限定されない。
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインターフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インターフェース118からオーディオデータを受信し、そのオーディオデータを電気信号に変換し、その電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。オーディオ回路110はまた、マイクロフォン113により音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、オーディオデータを処理のために周辺機器インターフェース118に送信する。オーディオデータは任意選択で、周辺機器インターフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取得され、並びに/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108へ送信される。一部の実施形態では、オーディオ回路110はヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を更に備える。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば、片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えば、マイクロフォン)の双方を有するヘッドセットなどの、取り外し可能なオーディオ入出力周辺機器と、の間のインターフェースを提供する。
I/Oサブシステム106は、周辺機器インターフェース118に、タッチスクリーン112及び他の入力制御デバイス116などのデバイス100の入出力周辺機器を結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び他の入力若しくは制御デバイスのための1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、電気信号を、他の入力制御デバイス116から受信/他の入力制御デバイス116に送信する。他の入力制御デバイス116は、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイアル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを任意選択的に含む。いくつかの代替的実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに連結される(又は、いずれにも連結されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量調節のためのアップ/ダウンボタンを任意選択的に含む。1つ以上のボタンは、プッシュボタン(例えば、図2の206)を任意選択的に含む。
2005年12月23日に出願された、米国特許第7,657,849号である米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」(この特許は、その全体が本明細書において参照により組み込まれる)に記載されているように、任意選択的に、プッシュボタンの素早い押圧により、タッチスクリーン112のロックを解除するか、又はデバイスのロック解除にタッチスクリーン上のジェスチャを用いる処理を任意選択的に開始する。プッシュボタン(例えば、206)をより長く押圧することにより、任意選択的にデバイス100の電源をオンオフする。ボタンのうちの1つ以上の機能は、任意選択的に、ユーザカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想ボタン又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インターフェース及び出力インターフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、電気信号を、タッチスクリーン112から受信かつ/又はタッチスクリーン112に送信する。タッチスクリーン112は、ユーザに視覚出力を表示する。視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ及びこれらの任意の組合せ(総称して「グラフィック」と称する)を任意選択的に含む。一部の実施形態では、任意選択的に、視覚出力の一部又はすべてはユーザインターフェースオブジェクトに対応する。
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触感の接触に基づくユーザからの入力を受け付けるタッチ感知面、センサ、若しくはセンサのセットを有している。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、その検出された接触をタッチスクリーン112上に表示されたユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ又は画像)との対話に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
タッチスクリーン112は任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術が使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、静電容量技術、抵抗性技術、赤外線技術、及び表面超音波技術、並びに、タッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定するための他の近接センサアレイ又は他の要素を含むが、これらに限定されない、現在公知の若しくは後日に開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及び任意の移動又はその中断を、任意選択的に検出する。例示的な実施形態では、California州CupertinoのApple Inc.によるiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)において見られるような、投影型相互静電容量感知技術が使用されている。
タッチスクリーン112の一部の実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、以下の米国特許、第6,323,846号(Westermanら)、第6,570,557号(Westermanら)、及び/又は第6,677,932号(Westerman)、及び/又は米国特許出願公開第2002/0015024(A1)号に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似する。これらの文献は、それぞれその全体が本明細書において参照により組み込まれている。しかし、タッチスクリーン112は、デバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは、視覚出力を提供しない。
タッチスクリーン112の一部の実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、以下の出願で説明されている。(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の同第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の同第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の同第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の同第11/038,590号、「Mode−Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の同第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の同第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の同第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch−Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の同第11/367,749号、「Multi−Functional Hand−Held Device」。これらの出願のすべては、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超える映像解像度を有する。一部の実施形態では、タッチスクリーンは約160dpiのビデオ解像度を有する。ユーザは、スタイラス、指などの任意の好適な物体又は付属器を使用して、タッチスクリーン112と任意選択的に接触する。一部の実施形態では、ユーザインターフェースは、主として指に基づく接触及びジェスチャによって機能するように設計され、タッチスクリーン上の指の接触面積が広いことにより、スタイラスに基づく入力よりも精度が低いことがある。一部の実施形態では、デバイスは、指に基づく粗い入力を正確なポインタ/カーソル位置又はユーザの望むアクションを実行するためのコマンドに変換する。
一部の実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化させるためのタッチパッド(図示せず)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されたタッチ感知面の拡張部である。
デバイス100はまた、様々な構成要素に電力を供給するための電力システム162を含む。電力システム162は任意選択で、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配と関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
デバイス100はまた任意選択で、1つ以上の光センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に接続された光センサを示す。光センサ164は、電荷結合デバイス(CCD)又は相補的金属酸化物半導体(CMOS)フォトトランジスタを、任意選択的に含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通して投影された、環境からの光を受光し、その光を、画像を表現するデータに変換する。撮像モジュール143(カメラモジュールとも称する)と併用して、光センサ164は、静止画像又はビデオを任意選択的にキャプチャする。一部の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを静止画像及び/又は映像取得のためのビューファインダとして有効化するように、光センサは、デバイスの前面のタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置されている。一部の実施形態では、任意選択的に、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見るのと同時に、そのユーザの画像をテレビ会議のために得るように、デバイスの前面に光センサが配置されている。一部の実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内のレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、それにより、テレビ会議並びに静止画像及び/又はビデオ画像の取得の双方のために、単一の光センサ164を、タッチスクリーンディスプレイと共に使用する。
デバイス100はまた、1つ以上の接触強度センサ165を任意選択的に含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された、接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、電気容量式力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量式タッチ感知面又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(又は圧力)を測定するために使用するセンサ)を、任意選択的に含む。接触強度センサ165は、周辺環境から接触強度情報(例えば、圧力情報又は圧力情報の代用物)を受信する。一部の実施形態において、少なくとも1つの接触強度センサが、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)に配置されているか、又は、それに近接している。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサが、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置されている。
デバイス100はまた、1つ以上の近接センサ166を任意選択的に含む。図1Aは、周辺機器インターフェース118と結合された近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に接続される。近接センサ166は、任意選択的に、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、同第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で説明されるように任意選択的に機能を果たし、これらの出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。一部の実施形態において、多機能デバイスがユーザの耳の近くに配置されている場合(例えば、ユーザが電話通話を行っている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにし無効にする。
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に連結された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、スピーカ又は他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などの、エネルギを直線運動に変換する電気機械デバイスを、任意選択的に含む。接触強度センサ165は、触覚フィードバックモジュール133から触覚フィードバック生成命令を受信し、デバイス100のユーザが感知できる触知出力をデバイス100上で生成する。一部の実施形態において、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)に配置されているか、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は横方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に動かすことによって、触知出力を生成する。一部の実施形態において、少なくとも1つの触知出力生成器センサが、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置されている。
デバイス100はまた、1つ以上の加速度計168を任意選択的に含む。図1Aは、周辺機器インターフェース118に結合された加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に任意選択的に結合される。加速度計168は、任意選択的に、米国特許出願公開第20050190059号、「Acceleration−based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び同第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」で説明されるように機能するものであり、これらの文献の双方は、全体が参照により本明細書に組み込まれる。一部の実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、縦長表示又は横長表示でタッチスクリーンディスプレイ上に表示される。デバイス100は任意選択で、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計(図示せず)並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦向き又は横向き)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機(図示せず)を含む。
いくつかの実施形態では、メモリ102に記憶されたソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System)(GPS)モジュール(又は命令セット)135及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、一部の実施形態において、図1A及び図3に示すように、メモリ102(図1A)又はメモリ370(図3)は、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、以下の1つ以上を含む:現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合、どのアプリケーションがアクティブかを示す、アクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占領しているかを示す、表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力制御デバイス116から取得される情報を含む、センサ状態、並びに、デバイスの位置及び/又は姿勢に関する位置情報。
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin(登録商標)、RTXC(登録商標)、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X(登録商標)、iOS(登録商標)、WINDOWS(登録商標)、又はVxWorks(登録商標)などの組み込みオペレーティングシステム)は、一般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶デバイス制御、電力管理など)を制御及び管理するための様々なソフトウェアコンポーネント及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus)(USB)、FIREWIRE(登録商標)など)は、直接的に、又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LANなど)を通して間接的に、他のデバイスに連結するように適応している。一部の実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じか、若しくは同様のマルチピン(例えば、30ピン)コネクタ、及び/又は互換性のあるマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
接触/動きモジュール130は、(ディスプレイコントローラ156と連携して)タッチスクリーン112及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を任意選択的に検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたか否かを判定すること(例えば、指を下ろすイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するか否かを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したか否かを判定すること(例えば、指を上げるイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データにより表される接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、並びに/又は加速度(大きさ及び/又は方向における変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたか否かを判定するための(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したか否かを判定するための)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。一部の実施形態では、少なくとも強度閾値のサブセットは、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって判定されず、デバイス100の物理ハードウェアを変更することなく調節されてもよい)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのハードウェアを変更することなく、広範囲の予め定義された閾値のうちのいずれかに設定されてもよい。加えて、一部の実装形態では、デバイスのユーザには、強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するためのソフトウェア設定が提供される(例えば、個々の強度閾値を調整することによって、及び/又はシステムレベルのクリック「強度」パラメータで一度に複数の強度閾値を調整することによって)。
接触/動きモジュール130は、ユーザによるジェスチャ入力を任意選択的に検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターン(例えば、検出される接触の異なる動き、タイミング、及び/又は強度)を有する。したがって、ジェスチャは、特定の接触パターンの検出によって任意選択的に検出される。例えば、指のタップジェスチャを検出することは、(例えば、アイコンの位置での)指を下ろすイベントを検出し、続いてその指を下ろすイベントと同じ位置(又は、実質的に同じ位置)で指を上げる(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の実施例として、タッチ感知面上での指のスワイプジェスチャを検出することは、指を下ろすイベントを検出し、続いて、1つ以上の、指をドラッグするイベントを検出し、その後、続いて指を上げる(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的効果(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚特性)を変更するための構成要素を含めた、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリングして表示するための、様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書で使用されるように、用語「グラフィック」は、テキスト、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインターフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、ビデオ、アニメーションなどを含むがこれらに限定されない、ユーザに対して表示することができる任意のオブジェクトを含む。
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることとなるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックは任意選択で、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次いで、ディスプレイコントローラ156に出力するスクリーンの画像データを生成する。
触覚フィードバックモジュール133は、デバイス100とのユーザ対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の位置で触知出力を生成するために、触知出力生成器(単数又は複数)167によって使用される命令を生成するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。
テキスト入力モジュール134は任意選択的に、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
GPSモジュール135は、デバイスの位置を判定し、この情報を、様々なアプリケーションでの使用のために提供する(例えば、位置に基づく電話での使用のために電話138へ、写真/ビデオメタデータとしてカメラ143へ、並びに、天気ウィジェット、ローカルイエローページウィジェット及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの、位置に基づくサービスを提供するアプリケーションへ)。
アプリケーション136は、以下のモジュール(若しくは命令セット)、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを任意選択的に含む。
●連絡先モジュール137(場合により、アドレス帳又は連絡先リストとも呼ぶ)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(instant messaging)(IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又はビデオ画像用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●ビデオプレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダモジュール148、
●天気ウィジェット149−1、株価ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラーム時計ウィジェット149−4、辞書ウィジェット149−5及びユーザによって取得された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149−6のうちの1つ以上を任意選択的に含む、ウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149−6を作成するためのウィジェット作成モジュール150、
●検索モジュール151、
●ビデオプレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを統合した、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154及び/又は
●オンラインビデオモジュール155。
任意選択的にメモリ102内に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA(登録商標)対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、連絡先モジュール137は、(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192に記憶される)アドレス帳又は連絡先リストを管理するために任意選択的に用いられ、それには、アドレス帳に名前(単数又は複数)を加えること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、メールアドレス(単数又は複数)、住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前と関連付けること、画像を名前と関連付けること、名前を分類かつ並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始する及び/又は容易にすること、などが含まれる。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、電話モジュール138は、任意選択的に、電話番号に対応する一連の文字を入力し、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号にアクセスし、入力された電話番号を修正し、対応する電話番号をダイアルし、会話を行い、そして、会話が完了した際に接続を切るか又は電話を切るために、使用する。上述のように、無線通信は、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを任意選択的に使用する。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、テレビ会議モジュール139は、ユーザの指示に従って、ユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始し、遂行し、終了するための、実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、ユーザの指示に応じて、電子メールを作成し、送信し、受信し、管理するための、実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又はビデオ画像を有する電子メールを作成及び送信することを非常に容易にする。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージングモジュール141は、インスタントメッセージに対応する文字列を入力し、前に入力された文字を修正し、(例えば、電話ベースのインスタントメッセージのためのショートメッセージサービス(SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(MMS)プロトコルを使用して、又はインターネットベースのインスタントメッセージのためのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用して)対応するインスタントメッセージを送信し、インスタントメッセージを受信し、受信されたインスタントメッセージを参照する実行可能命令を含む。一部の実施形態では、送信及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるような、グラフィック、写真、オーディオファイル、ビデオファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書において使用するとき、「インスタントメッセージング」とは、電話ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)及びインターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)の双方を指す。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動作モジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニングサポートモジュール142は、(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー消費目標を有する)トレーニングを生成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びにトレーニングデータを表示し、記憶し、送信する実行可能命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ(単数又は複数)164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、カメラモジュール143は、静止画像若しくは(ビデオストリームを含む)ビデオをキャプチャしてメモリ102にそれらを記憶する、静止画像若しくはビデオの特性を変更する、又はメモリ102から静止画像若しくはビデオを削除する、実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134及びカメラモジュール143と連携して、画像管理モジュール144は、静止画像及び/又はビデオ画像を配置し、修正し(例えば、編集し)又は別の方法で操作し、ラベルを付け、削除し、(例えば、デジタルスライドショー又はアルバムにおいて)提示し、記憶するための、実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び、テキスト入力モジュール134と連携して、ブラウザモジュール147は、ウェブページ又はそれらの一部、並びにウェブページにリンクされた添付及び他のファイルを検索し、リンク付けし、受信し、表示することを含むユーザの指示に従い、インターネットを閲覧する実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、カレンダモジュール148は、ユーザの指示に従い、カレンダ及びカレンダに関連付けられたデータ(例えば、カレンダ項目、to doリストなど)を作成し、表示し、変更し、記憶する実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と併せて、ウィジェットモジュール149は、ユーザによって任意選択的にダウンロードされて使用されるミニアプリケーション(例えば、天気ウィジェット149−1、株価ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラーム時計ウィジェット149−4、及び辞書ウィジェット149−5)、又はユーザによって作成されるミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149−6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language)(ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets)(カスケーディングスタイルシート)ファイル及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language)(拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、ウィジェット作成モジュール150は、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定箇所をウィジェットに変える)ために、ユーザによって使用する。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、検索モジュール151は、ユーザの指示に従い、1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定の検索語句)と一致する、メモリ102内のテキスト、音楽、音、画像、ビデオ、及び/又は他のファイルを検索するための、実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108及びブラウザモジュール147と連携して、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152は、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びにビデオを(タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を任意選択的に含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、メモモジュール153は、ユーザの指示に従って、メモ、to doリストなどを作成し、管理するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、地図モジュール154は、任意選択的に、ユーザの指示に従い、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転方向、特定の位置又はその近くの店舗及びその他の対象とする地点のデータ、並びに他の位置ベースのデータ)を受信し、表示し、変更し、及び記憶するために、使用する。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140及びブラウザモジュール147と連携して、オンラインビデオモジュール155は、ユーザがH.264などの1つ以上のファイル形式のオンラインビデオにアクセスし、閲覧し、(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードにより)受信し、(例えば、タッチスクリーン上で又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上で)再生し、特定のオンラインビデオへのリンクを含む電子メールを送信し、別の方法で管理することが可能となる命令を含む。一部の実施形態では、特定のオンラインビデオへのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンラインビデオアプリケーションの追加の説明は、2007年6月20日に出願された米国特許仮出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日に出願された米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」に見出すことができ、これらの出願の内容はその全体が本明細書において参照により組み込まれている。
上記で特定されたモジュール及びアプリケーションのそれぞれは、1つ以上の上記の機能を実行するための実行可能命令セット、並びに本出願に記載の方法(例えば、本明細書に記載の、コンピュータにより実行される方法及び他の情報処理方法)に対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施される必要はなく、それゆえ、様々な実施形態では、任意選択的に、これらのモジュールの様々な部分集合を組合せるか、又は他の方式で再編成する。例えば、ビデオプレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組合せて、単一のモジュール(例えば、図1Aのビデオ及び音楽プレーヤモジュール152)とする。いくつかの実施形態では、メモリ102は、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを任意選択的に記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
一部の実施形態では、デバイス100は、デバイス上で予め定義された機能の組の動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じて排他的に実行されるデバイスである。デバイス100の動作のための一次入力制御デバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することによって、デバイス100上の物理的な入力制御デバイス(プッシュボタン、ダイアルなど)の数が任意選択で削減される。
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じて排他的に実行される予め定義された機能の組は任意選択で、ユーザインターフェース間のナビゲーションを含む。一部の実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされるとき、デバイス100上で表示される任意のユーザインターフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。そのような実施形態では、「メニューボタン」はタッチパッドを使用して実施される。いくつかの他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドの代わりに、物理プッシュボタン又は他の物理入力制御デバイスである。
図1Bは、いくつかの実施形態に従った、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又はメモリ370(図3)は、イベントソート部170(例えば、オペレーティングシステム126内)及び対応するアプリケーション136−1(例えば、上述のアプリケーション137〜151、155、380〜390のうちのいずれか)を含む。
イベントソート部170は、イベント情報を受信し、イベント情報が配信されるアプリケーション136−1及びアプリケーション136−1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソート部170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1には、アプリケーションがアクティブ又は実行中の時、タッチ感知ディスプレイ112上に表示される現在のアプリケーションビュー(単数又は複数)を示す、アプリケーション内部状態192が含まれる。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソート部170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソート部170によって使用される。
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136−1が実行を再開するときに使用される再開情報、アプリケーション136−1によって表示されているか又は表示の準備がされている情報を示すユーザインターフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136−1の前の状態又はビューに戻ることを可能にするための状態待ち行列及びユーザが行った前のアクションのリドゥ/アンドゥ待ち行列、のうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
イベントモニタ171は、周辺機器インターフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、マルチタッチジェスチャの一部としての、タッチ感知ディスプレイ112上のユーザタッチ)の情報を含む。周辺機器インターフェース118は、I/Oサブシステム106又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168及び/若しくは(オーディオ回路110を通じて)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インターフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インターフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インターフェース118はイベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インターフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回るかつ/又は所定の期間よりも長い入力を受信すること)が存在するときのみ、イベント情報を送信する。
いくつかの実施形態では、イベントソート部170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示した際に、1つ以上のビュー内のどこにおいてサブイベントが発生したかを判定するためのソフトウェア手続きを提供する。ビューは、制御部及びユーザがディスプレイ上で見ることが可能な他の要素で構成される。
アプリケーションに関連付けられたユーザインターフェースの別の態様は、本明細書においてアプリケーションビュー又はユーザインターフェースウィンドウと呼ばれる場合があるビューのセットであり、それらの中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに任意選択的に対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルのビューは任意選択で、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントの組は任意選択で、タッチに基づくジェスチャを開始する初期のタッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて判定される。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層において編成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理するべき階層内の最下位のビューとしてヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、最初のサブイベント(例えば、イベント又は潜在的なイベントを形成するサブイベントのシーケンスにおける最初のサブイベント)が発生する最下位レベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定されると、ヒットビューは、典型的には、それがヒットビューとして特定された、同一のタッチ又は入力ソースに関連するすべてのサブイベントを受信する。
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含むすべてのビューはアクティブに関わっているビューであると判定し、したがって、すべてのアクティブに関わっているビューは、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントがある特定のビューに関連付けられた領域に完全に限定されたとしても、階層の上位のビューは、依然としてアクティブに関わっているビューであり続ける。
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えば、イベント認識部180)に送出する。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態において、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、対応するイベント受信部182により取得されるイベント情報をイベント待ち行列に記憶する。
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソート部170を含む。あるいは、アプリケーション136−1が、イベントソート部170を含む。更に他の実施形態では、イベントソート部170は、独立型のモジュール、又は接触/動きモジュール130などの、メモリ102に記憶された別のモジュールの一部である。
いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1は、それぞれがアプリケーションのユーザインターフェースのそれぞれのビュー内で発生するタッチイベントを処理する命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136−1のそれぞれのアプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインターフェースキット(図示せず)又はアプリケーション136−1が方法及び他の特性を継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソート部170から受信されたイベントデータ179のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を任意選択的に、利用若しくは呼び出す。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上は、1つ以上の対応するイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、それぞれのアプリケーションビュー191に含まれる。
それぞれのイベント認識部180は、イベントソート部170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、イベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。一部の実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択でサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
イベント受信部182は、イベントソート部170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動に関する情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択で、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへの、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ばれる)に関する対応する情報を含む。
イベント比較部184は、イベント情報を予め定義されたイベント又はサブイベント定義と比較し、比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定し、又はイベント若しくはサブイベントの状態を判定若しくは更新する。一部の実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えば、イベント1(187−1)、イベント2(187−2)などのイベントの定義(例えば、予め定義された一連のサブイベント)を含む。いくつかの実施形態では、イベント187におけるサブイベントは、例えば、タッチの始め、タッチの終わり、タッチの移動、タッチの停止及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187−1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階の間の表示されたオブジェクト上の第1のタッチ(タッチの開始)、所定の段階の間の第1のリフトオフ(タッチの終了)、所定の段階の間の表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチの開始)、及び所定の段階の間の第2のリフトオフ(タッチの終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187−2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグ操作である。ドラッグ操作は、例えば、所定の段階の間の表示されたオブジェクト上のタッチ(又は、接触)、タッチ感知ディスプレイ112を横断するタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチの終了)を含む。一部の実施形態において、イベントはまた、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
一部の実施形態において、イベント定義187は、それぞれのユーザインターフェースオブジェクトに関するイベントの定義を含む。一部の実施形態において、イベント比較部184は、サブイベントに関連付けられたユーザインターフェースオブジェクトを判定するヒットテストを実行する。例えば、3つのユーザインターフェースオブジェクトがタッチ感知ディスプレイ112上に表示されるアプリケーションビューにおいて、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、3つのユーザインターフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定するためのヒットテストを行う。表示された各々のオブジェクトがそれぞれのイベント処理部190と関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を使用して、どのイベント処理部190をアクティブ化するべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、サブイベント及びヒットテストのトリガとなるオブジェクトと関連付けられたイベント処理部を選択する。
一部の実施形態では、それぞれのイベント187についての定義はまた、一連のサブイベントがイベント認識部のイベントタイプに対応するか否かが判定されるまで、イベント情報の配信を遅延させる遅延アクションを含む。
それぞれのイベント認識部180が一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判断した場合、それぞれのイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部がもしあれば、そのイベント認識部が進行中のタッチに基づくジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。一部の実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が相互にどのように対話するか又は対話することが可能とされているかについて示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。一部の実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるとき、イベントと関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントと関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、それぞれのヒットビューにサブイベントを送信(及び送信を延期する)することとは異なる。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識されたイベントと関連付けられたフラグをスローし、フラグと関連付けられたイベント処理部190は、フラグをキャッチし、予め定義された処理を実行する。
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなくサブイベントに関するイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベント処理部又はアクティブに関わっているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関わっているビューと関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、予め定められた処理を実行する。
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136−1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新する、又はビデオプレーヤモジュールで使用されるビデオファイルを記憶する。一部の実施形態において、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136−1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新たなユーザインターフェースオブジェクトを作成する、又はユーザインターフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む、又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、それぞれのアプリケーション136−1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の議論はまた、入力デバイスで多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、そのすべてがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、単一若しくは複数のキーボードの押圧若しくは保持に任意選択的に適合されたマウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上でのタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による指示検出された眼球運動、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組合せは、任意選択的に、認識されることになるイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用される。
図2は、いくつかの実施形態に従った、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、ユーザインターフェース(user interface)(UI)200内に1つ以上のグラフィックを、任意選択的に表示する。本実施形態、並びに後述する実施形態において、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には、正確な縮尺率では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には、正確な縮尺率では描かれていない)を用いて、グラフィック上でジェスチャを行うことにより、グラフィックのうちの1つ以上を選択することができる。一部の実施形態では、ユーザが1つ以上のグラフィックとの接触を断った際に、その1つ以上のグラフィックの選択が生じる。一部の実施形態では、ジェスチャは、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上方向へ及び/又は下方向へ)、並びに/又は、デバイス100と接触した指のローリング(右から左へ、左から右へ、上方向へ及び/若しくは下方向へ)を、任意選択的に含む。いくつかの実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、グラフィックを選択しない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップであるとき、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは任意選択で、対応するアプリケーションを選択しない。
デバイス100はまた、「ホーム」又はメニューボタン204などの、1つ以上の物理ボタンも任意選択的に含む。前述のように、メニューボタン204は、デバイス100上で任意選択的に、実行するアプリケーションのセット内の任意のアプリケーション136へのナビゲーションに任意選択的に、使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されたGUIにおけるソフトキーとして実施されている。
一部の実施形態において、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスへの電源をオン/オフしてデバイスをロックするためのプッシュボタン206、音量調整ボタン(単数又は複数)208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、ボタンを押し下げて、既定の時間隔にわたってボタンを押し下げた状態で保持することによってデバイス上の電源をオン/オフし、ボタンを押し下げて、既定の時間間隔が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックし、及び/又は、デバイスのロックを解除する、若しくは、ロック解除処理を開始するように、任意選択的に用いられる。代替実施形態では、デバイス100はまた、マイクロフォン113を通して、一部の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力を受ける。デバイス100はまた、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出するための1つ以上の接触強度センサ165、及び/又は、デバイス100のユーザに対する触知出力を生成するための1つ以上の触知出力生成器167も、任意選択的に含む。
図3は、いくつかの実施形態に従った、ディスプレイ及びタッチ感知面を備える例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディア再生デバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、典型的には、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク若しくは他の通信インターフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることがある)を、任意選択的に含む。デバイス300は、典型的にはタッチスクリーンディスプレイであるディスプレイ340を含む、入出力(I/O)インターフェース330を含む。I/Oインターフェース330はまた、キーボード及び/又はマウス(又は他のポインティングデバイス)350並びにタッチパッド355、デバイス300上に触知出力を生成するための(例えば、図1Aを参照して上述された触知出力生成器(単数又は複数)167と同様の)触知出力生成器357、センサ359(例えば、光センサ、加速度センサ、近接センサ、タッチ感知センサ及び/又は図1Aを参照して上述された接触強度センサ(単数又は複数)165と同様の接触強度センサ)を任意選択的に含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、また、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを任意選択的に含む。メモリ370は、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102に記憶されたプログラム、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットに類似する、プログラム、モジュール及びデータ構造を記憶する。更に、メモリ370は任意選択で、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388及び/又はスプレッドシートモジュール390を任意選択的に記憶するが、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、これらのモジュールを任意選択的に記憶しない。
上記で特定された図3の要素のそれぞれは任意選択的に、前述のメモリデバイスのうち1つ以上に記憶される。上記で特定されたモジュールのうちのそれぞれは、上述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で特定されたモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施される必要はなく、それゆえ、様々な実施形態では、任意選択的に、これらのモジュールの様々なサブセットを組合せる、又は他の方式で再編成する。いくつかの実施形態では、メモリ370は、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを任意選択的に記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
次に、例えば、任意選択的に、ポータブル多機能デバイス100上に実行するユーザインターフェースの実施形態に注意を向ける。
図4Aは、一部の実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューに関する例示的なユーザインターフェースを示す。同様のユーザインターフェースは、デバイス300上に任意選択的に実施される。一部の実施形態では、ユーザインターフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラー及びWi−Fi信号などの無線通信(単数又は複数)のための信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetoothインジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●下記などの、頻繁に利用されるアプリケーション用のアイコンを含むトレー408、
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138用のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140用のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされる、ブラウザモジュール147用のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされる、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称されるビデオ及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422、及び
●下記などの、その他のアプリケーション用のアイコン、
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141用のアイコン424、
○「カレンダ」とラベル付けされた、カレンダモジュール148用のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144用のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143用のアイコン430、
○「オンラインビデオ」とラベル付けされる、オンラインビデオモジュール155用のアイコン432、
○「株価」とラベル付けされる、株価ウィジェット149−2用のアイコン434、
○「地図」とラベル付けされる、地図モジュール154用のアイコン436、
○「天気」とラベル付けされる、天気ウィジェット149−1用のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされる、アラーム時計ウィジェット149−4用のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされる、トレーニングサポートモジュール142用のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされる、メモモジュール153用のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136に関する設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされる、設定アプリケーション若しくはモジュール用のアイコン446。
図4Aに示されるアイコンのラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル付けされる。他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。一部の実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコンに関するラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を備えるデバイス(例えば、図3のデバイス300)上の、例示的なユーザインターフェースを示す。デバイス300はまた、タッチ感知面451上の接触の強度を検出するための1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)及び/又はデバイス300のユーザに対して触知出力を生成するための1つ以上の触知出力生成器357を任意選択的に含む。
以下の実施例のうちのいくつかはタッチスクリーンディスプレイ112上での入力(タッチ感知面とディスプレイとが組み合わされている場合)を参照して説明されるが、一部の実施形態では、デバイスは、図4Bに示されるように、ディスプレイとは別個のタッチ感知面上での入力を検出する。一部の実施形態では、このタッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の主軸(例えば、図4Bの453)に対応する主軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を、ディスプレイ上のそれぞれの場所に対応する場所(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)にて検出する。このように、タッチ感知面がディスプレイとは別個のものである場合、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されたユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにそれらの移動)が、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bでの450)上のユーザインターフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインターフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
更に加えて、以下の実施例は、主に指入力(例えば、指の接触、指のタップジェスチャ、指のスワイプジェスチャ)を参照して説明されるが、いくつかの実施形態では、それらの指入力のうちの1つ以上は、別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスに基づく入力又はスタイラス入力)で置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、マウスクリックと任意選択的に置き換えられ(例えば、接触の代わりに)、その後、スワイプの経路に沿って(例えば、接触の移動の代わりに)カーソルの移動が行われる。別の例として、タップジェスチャは任意選択で、カーソルがタップジェスチャの位置の上に位置する間のマウスクリックと置き換えられる(例えば、接触の検出、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスは任意選択で同時に使用され、又はマウス及び指の接触が任意選択で同時に使用されることを理解されたい。
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A〜図4B)に関して記載した特徴のうちの一部又はすべてを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以後、タッチスクリーン504とする、を有する。タッチスクリーン504の代わりに、又はそれに追加して、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及びデバイス300と同様に、一部の実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出するための1つ以上の強度センサを有する。タッチスクリーン504(又は、タッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表現する出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインターフェースは、タッチの強度に基づいてタッチに応答することができ、これは、異なる強度のタッチは、デバイス500上で異なるユーザインターフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
タッチ強度を検出して処理するための例示的な技術は、例えば、関連出願である、2013年5月8日出願の「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」と題された国際特許出願第PCT/US2013/040061号(国際公開第2013/169849号として公開)、及び2013年11月11日出願の「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」と題された同第PCT/US2013/069483号(国際公開第2014/105276号として公開)にみられ、これらの文献のそれぞれは、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
一部の実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び入力機構508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合には、物理的なものとすることができる。物理入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。かかるアタッチメント機構は、含まれる場合には、例えば、デバイス500を、帽子、アイウェア、イヤリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、腕時計バンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどに、取り付けることを可能にする。これらのアタッチメント機構は、ユーザによってデバイス500が着用されることを可能にする。
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A、図1B及び図3に関して記載した構成要素の一部又はすべてを含むことができる。デバイス500は、I/O部514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/O部514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイ504は、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に、強度センサ524(例えば、接触強度センサ)と、を有し得る。更に、I/O部514は、Wi−Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラー及び/又は他の無線通信技術を使用して、アプリケーション及びオペレーティングシステムのデータを受信するための通信ユニット530に接続し得る。デバイス500は、入力機構506及び/又は入力機構508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば、回転可能入力デバイス、又は押下可能かつ回転可能な入力デバイスである。入力機構508は、任意選択的に、一部の実施例では、ボタンである。
入力機構508は、任意選択的に、一部の実施例では、マイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538及び/又はこれらの組合せなどの、様々なセンサを含むものであり、それらのすべては、I/O部514に動作可能に接続できる。
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、プロセス700、900、1100、及びプロセス1300(図7、図9、図11、及び図13)を含めた、以下に説明する技術を実行させることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置若しくはデバイスによって、又はこれらと関連して使用するためのコンピュータ実行可能命令を有形的に収容又は記憶することができる、任意の媒体とすることができる。いくつかの例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体には、磁気的記憶装置、光学的記憶装置及び/又は半導体記憶装置を挙げることができるが、これらに限定されない。そのような記憶装置の例には、磁気ディスク、CD、DVD又はBlu−ray技術に基づく光ディスク、及び、フラッシュ、ソリッドステートドライブなどの永続的ソリッドステートメモリが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の構成要素又は追加的構成要素を、複数の構成で含み得る。
本明細書において使用するとき、用語「アフォーダンス」は、デバイス100、300及び/又は500(図1A、図3及び図5A〜図5B)のディスプレイ画面上に任意選択的に表示されるユーザ対話式のグラフィカルユーザインターフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン及びテキスト(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、任意選択的に、アフォーダンスを構成する。
本明細書において使用するとき、用語「フォーカスセレクタ」は、ユーザが対話しているユーザインターフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の位置マーカを含む一部の実現例において、タッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355、又は図4Bのタッチ感知面451)上で入力(例えば、押圧入力)が検出された時に、カーソルが特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインターフェース要素)の上にある時、カーソルは「フォーカスセレクタ」として機能し、特定のユーザインターフェース要素が、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインターフェース要素との直接的な対話を可能にする、タッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aでのタッチ感知ディスプレイシステム112、又は図4Aでのタッチスクリーン112)を含む一部の実現例では、タッチスクリーン上で検出される接触が「フォーカスセレクタ」としての役割を果たすことにより、入力(例えば、接触による押圧入力)が、タッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインターフェース要素)の場所で検出されると、その特定のユーザインターフェース要素が、検出された入力に従って調節される。いくつかの実現形態では、タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動なしに、(例えば、タブキー又は矢印キーを使用してフォーカスを1つのボタンから別のボタンに移動させることによって)ユーザインターフェースの1つの領域からユーザインターフェースの別の領域にフォーカスが移動され、それらの実現形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインターフェースの異なる領域の間のフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタによってとられる具体的な形態とは関わりなく、フォーカスセレクタは、全般的に、ユーザの意図したユーザインターフェースとの対話を通信するために(例えば、ユーザが対話することを意図しているユーザインターフェースの要素をデバイスに示すことによって)、ユーザによって制御されるユーザインターフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、押圧入力がタッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で検出されたときに、対応するボタンの上にあるフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触又は選択ボックス)の位置は、(デバイスのディスプレイ上に示されている他のユーザインターフェース要素ではなく)対応するボタンをユーザがアクティブ化しようとしていることを示すものである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用するとき、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく接触の特性を指す。一部の実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、予め定義された数の強度サンプル、あるいは予め定義されたイベントに対する(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度における増大を検出する前若しくは後、及び/又は接触の強度における減少を検出する前若しくは後)所定の期間の間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)に収集された強度サンプルのセットに任意選択的に基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均値(mean value)、接触の強度の平均値(average value)、接触の強度の上位10%値、接触の強度の最大値の半分の値、接触の強度の最大値の90%の値など、のうちの1つ以上に基づく。いくつかの実施形態では、特性強度を判定するために、(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるとき)接触の持続期間が使用される。一部の実施形態では、動作がユーザによって実行されたか否かを判定するために、特性強度を1つ以上の強度閾値のセットと比較する。例えば、1つ以上の強度閾値のセットは、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この実施例では、第1の閾値を越えない特性強度を有する接触の結果として第1の動作が実行され、第1の強度閾値を越え、第2の強度閾値を越えない特性強度を有する接触の結果として第2の動作が実行され、第2の閾値を越える特性強度を有する接触の結果として第3の動作が実行される。一部の実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較が、第1の動作又は第2の動作のいずれを実行するかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するか否か(例えば、各動作を実行するのか、又は各動作の実行を見合わせるのか)を判定するために使用される。
図5Cは、複数の強度センサ524A〜524Dによる、タッチ感知ディスプレイ画面504上での複数の接触552A〜552Eの検出を示す。図5Cは、追加的に、強度単位に関して、強度センサ524A〜524Dの現在の強度測定値を示す強度図を含む。この例では、強度センサ524A及び524Dの強度測定値は、それぞれ、9強度単位であり、強度センサ524B及び524Cの強度測定値は、それぞれ、7強度単位である。一部の実現例では、合計の強度は、複数の強度センサ524A〜524Dの強度測定値の和であり、この例では、32強度単位である。一部の実施形態では、各接触には、合計の強度の一部分である、それぞれの強度が割り当てられる。図5Dは、力の中心554からの接触552A〜552Eの距離に基づく、接触552A〜552Eへの合計の強度の割り当てを示す。この例では、接触552A、552B及び552Eのそれぞれに、合計の強度のうちの8強度単位の接触の強度が割り当てられ、接触552C及び552Dのそれぞれに、合計の強度のうちの4強度単位の接触の強度が割り当てられる。より一般的には、一部の実現例では、各接触jは、所定の数学関数Ij=A・(Dj/ΣDi)に従って、合計の強度Aの一部分である、それぞれの強度Ijが割り当てられ、ここで、Djは、力の中心からそれぞれの接触jまでの距離であり、ΣDiは、力の中心からすべてのそれぞれ接触(例えば、i=1から最後まで)までの距離の和である。図5C〜図5Dを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似又は同一の電子デバイスを使用して行うことができる。一部の実施形態では、接触の特性強度は、接触の1つ以上の強度に基づく。一部の実施形態では、強度センサを使用して、単一の特性強度(例えば、単一の接触の単一の特性強度)を判定する。強度図は、表示されるユーザインターフェースの一部分ではないが、読み手のために、図5C〜図5Dに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、ジェスチャの一部は、特性強度を判定する目的で特定される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、接触の強度が増加する、開始位置から遷移して終了位置まで達する連続的なスワイプ接触を受け取る。この実施例では、終了位置における接触の特性強度は、任意選択的に、連続的なスワイプ接触全体ではなく、そのスワイプ接触の一部分のみ(例えば、終了位置におけるスワイプ接触の部分のみ)に基づく。一部の実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムをそのスワイプ接触の強度に適用する。例えば、平滑化アルゴリズムは任意選択で、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。一部の状況では、それらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を判定する目的で、スワイプ接触の強度における小幅な上昇又は低下を除去する。
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押圧強度閾値、深い押圧強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けする。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値は、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることと一般的に関連付けられた操作をデバイスが実行する強度に対応する。一部の実施形態では、深い押圧強度閾値は、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることと典型的に関連付けられた操作とは異なる操作をデバイスが実行する強度に対応する。一部の実施形態では、軽い押圧強度閾値を下回る(例えば、かつ、それを下回ると接触がもはや検出されないわずかな接触検出強度閾値を上回る)特性強度で接触が検出される場合、デバイスは、軽い押圧強度閾値又は深い押圧強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、タッチ感知面上の接触の移動に従って、フォーカスセレクタを移動させる。全般的には、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインターフェース図の異なるセット間でも一貫している。
軽い押圧強度閾値を下回る強度から、軽い押圧強度閾値と深い押圧強度閾値との間の強度への接触の特性強度の増大は、「軽い押圧」入力と呼ばれる場合がある。深い押圧強度閾値を下回る強度から、深い押圧強度閾値を上回る強度への接触の特性強度の増大は、「深い押圧」入力と呼ばれる場合がある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押圧強度閾値との間の強度への接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれる場合がある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれる場合がある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロより大きい。
本明細書で説明される一部の実施形態では、1つ以上の操作は、それぞれの押圧入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又はそれぞれの接触(又は、複数の接触)で実行されるそれぞれの押圧入力を検出したことに応じて実行され、それぞれの押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る接触(又は、複数の接触)の強度における増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの動作は、押圧入力強度閾値を上回る、それぞれの接触の強度の増大(例えば、それぞれの押圧入力の「ダウンストローク」)の検出に応じて実行される。いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及び後続の押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、後続の押圧入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」)の検出に応じて実行される。
図5E〜図5Hは、図5Eの軽い押圧強度閾値(例えば、「ITL」)未満の強度から図5Hの深い押圧強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度に至る、接触562の強度の増加に対応する押圧入力を含む、ジェスチャの検出を示す。接触562によって行われたジェスチャは、タッチ感知面560上で検出される。その際、所定の領域574に表示されたアプリケーションアイコン572A〜572Dを含む、表示されたユーザインターフェース570上において、カーソル576が、アプリ2に対応するアプリケーションアイコン572B上に表示される。一部の実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知ディスプレイ504上で検出される。強度センサは、タッチ感知面560上における接触の強度を検出する。デバイスは、接触562の強度が、深い押圧強度閾値(例えば、「ITD」)を上回ってピークに達したと判定する。接触562は、タッチ感知面560上で維持されている。ジェスチャの検出に応じて、かつジェスチャ中の、深い押圧強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度を有する接触562に応じて、図5F〜図5Hに示すように、アプリ2に関して最近開いた文書の縮小表現578A〜578C(例えば、サムネイル)を表示する。一部の実施形態では、1つ以上の強度閾値と比較される、強度は、接触の特性強度である。接触562の強度図は、表示されるユーザインターフェースの一部分ではないが、読み手のために、図5E〜図5Hに含まれていることに留意されたい。
一部の実施形態では、表現578A〜578Cの表示には、アニメーションを含む。例えば、表現578Aは、最初、図5Fに示すように、アプリケーションアイコン572Bの近くに表示されている。アニメーションが進行するにつれて、図5Gに示すように、表現578Aは上方へ移動し、アプリケーションアイコン572Bの近くに表現578Bが表示される。次いで、図5Hに示すように、表現578Aが上方へ移動し、表現578Aに向けて表現578Bが上方へ移動し、アプリケーションアイコン572Bの近くに表現578Cが表示される。表現578A〜578Cは、アイコン572Bの上方にアレイを形成する。一部の実施形態では、アニメーションは、図5F〜図5Gに示すように、接触562の強度に応じて進行し、ここで、接触562の強度が深い押圧強度閾値(例えば、「ITD」)に向けて増加するにつれて、表現578A〜578Cが現れ、そして上方へ移動する。一部の実施形態では、アニメーションの進行が基づいている強度は、接触の特性強度である。図5E〜図5Hを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似又は同一の電子デバイスを使用して行うことができる。
いくつかの実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある不測の入力を回避するために、強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押圧入力強度閾値との既定の関連性を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値よりもX強度単位低いか、又は、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%若しくは何らかの妥当な比率である)。したがって、いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る対応する接触の強度の増大、及び後続の、押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、対応する動作は、そのヒステリシス強度閾値を下回る、後続の対応する接触の強度の減少(例えば、対応する押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて、実行される。同様に、一部の実施形態では、押圧入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押圧入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、ヒステリシス強度以下の強度への、後続の接触の強度の減少を検出する場合にのみ検出され、対応する動作は、その押圧入力の検出(例えば、状況に応じて、接触の強度の増大、又は接触の強度の減少)に応じて、実行される。
説明を容易にするために、押圧入力強度閾値に関連付けられた押圧入力に応じて、又はその押圧入力を含むジェスチャに応じて実行される動作の説明は、押圧入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押圧入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応じて、任意選択的にトリガされる。更に加えて、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて動作が実行されるとして説明される実施例では、その動作は、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る、接触の強度の減少を検出したことに応じて任意選択的に実行される。
本明細書で使用する時、「インストール済みアプリケーション」とは、電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び/又は500)にダウンロードされており、かつ、そのデバイス上で起動される(例えば、開かれた状態になる)準備が整っているソフトウェアアプリケーションを指す。一部の実施形態では、ダウンロードされたアプリケーションは、ダウンロードされたパッケージからプログラム部分を抽出して、その抽出部分をコンピュータシステムのオペレーティングシステムと統合するインストールプログラムによって、インストール済みアプリケーションになる。
本明細書において使用するとき、用語「開いているアプリケーション」又は「実行中のアプリケーション」は、(例えば、デバイス/グローバル内部状態157及び/又はアプリケーション内部状態192の一部としての)状態情報が保持されている、ソフトウェアアプリケーションを指す。開いているか又は実行中のアプリケーションは、任意選択的に、以下のタイプのアプリケーションのうちのいずれか1つである。
●そのアプリケーションが使用されているデバイスのディスプレイ画面上に、現時点で表示されている、アクティブなアプリケーション、
●現時点で表示されていないが、そのアプリケーションに関する1つ以上のプロセスが1つ以上のプロセッサによって処理されている、バックグラウンドアプリケーション(又はバックグラウンドプロセス)、及び
●稼働していないが、メモリ(それぞれ、揮発性及び不揮発性)内に記憶された、そのアプリケーションの実行を再開するために使用することが可能な状態情報を有する、中断又は休止状態のアプリケーション。
本明細書において使用するとき、用語「閉じているアプリケーション」は、状態情報が保持されていない(例えば、閉じているアプリケーションに関する状態情報がデバイスのメモリに記憶されていない)ソフトウェアアプリケーションを指す。したがって、アプリケーションを閉じることは、そのアプリケーションに関するアプリケーションプロセスを停止及び/又は除去すること、並びに、そのアプリケーションに関する状態情報をデバイスのメモリから除去することを含む。一般的には、第1のアプリケーション中に第2のアプリケーションを開いても、第1のアプリケーションが閉じられることはない。第2のアプリケーションが表示され、第1のアプリケーションの表示が停止されると、第1のアプリケーションはバックグラウンドアプリケーションになる。
ここで、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインターフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に着目する。
ユーザインターフェース及び関連プロセス
使用メトリックダッシュボードユーザインターフェース
ユーザは、電子デバイス及び/又は電子デバイスの使用に関する情報を見ることを含めて、多くの異なる方法で電子デバイスと対話する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスにおける動作に関連付けられた1つ以上のメトリックの視覚的インジケーションを表示し、それによって、ユーザが電子デバイスの使用に関する情報を見ることを可能にする。後述する実施形態は、1つ以上の動作を実行するための電子デバイスの使用に関連付けられた使用のメトリックのインジケーションを電子デバイスが提示する方法を提供する。デバイスとの双方向作用を強化することにより、動作を実行するためにユーザが必要な時間の量を低減し、したがって、デバイスの電力使用量を低減してバッテリ駆動デバイスに対して電池寿命を増大する。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図6A〜図6UUは、本開示のいくつかの実施形態に従った、電子デバイスが使用のメトリックのインジケーションを提示する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図7A〜図7Sを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。
図6Aは、図5A〜図5Hを参照して説明するようなタッチスクリーン504を有する例示的なデバイス500を示す。タッチスクリーン504は、様々なコンテンツを含む1つ以上のユーザインターフェースを任意選択的に表示する。図6Aに示す実施例では、タッチスクリーン504は、電子デバイス500の使用に関する情報を見てそれに対する限度を設定するための制限設定ユーザインターフェースを表示する。図6Aでは、制限設定ユーザインターフェースは、デバイス使用のインジケーション602、並びに、制限付き使用モード(例えば、「デバイス休止時間」604a)に関する設定、1つ以上のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に関する設定(例えば、「アプリ限度」604b)、現在実施されているあらゆる使用制限にかかわらず機能が常に許可された設定(例えば、「常に許可」604c)、電子デバイス500のコンテンツ及びプライバシー設定に関する設定(例えば、「コンテンツ及びプライバシー」604d)、使用設定を変更するためにパスワードを必要とすることに関する設定(例えば、「変更するためにパスワードを必要とする」604e)、電子デバイスでどの動作が実行されているかを記録することを停止する設定(例えば、「使用データを記録することを停止する」604f)、様々な動作を実行するための電子デバイスの使用に関する記憶されたデータを削除する設定(例えば、「使用データを削除する」604g)、及びクラウドベースのユーザアカウントにサインインする設定(例えば、「iCloudにサインインする」604h)などのデバイス使用に関する多数の設定を表示する。図に示すように、デバイス使用のインジケーション602は、電子デバイスがいくつかのアプリケーション又はアプリケーションカテゴリ(例えば、ニュースアプリ、ゲームカテゴリ、及びメールアプリ)のそれぞれにアクセスするために使用された時間の量の視覚的インジケーションを含む。インジケーション602は、全体の「上映時間(screentime)」使用限度のうちのどれくらいが残っているか(例えば、「残り3時間」)のインジケーションを更に含む。全体使用限度を含む使用限度は、図8A〜図9Kを参照して以下により詳細に説明する。電子デバイス500はまた、合計デバイス使用のインジケーション(例えば、「4時間の使用」)及び平均日次使用に対する1日のデバイス使用の比較(例えば、「平均を30分下回る」)を表示する。
図6Bは、電子デバイス500がクラウドベースのユーザアカウントにサインインしたときの制限設定ユーザインターフェースを示す。制限設定ユーザインターフェースは、ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500のニックネームのインジケーション606、及びグループ又は家族のクラウドベースのアカウントの一部である他のユーザに関連付けられたデバイスのインジケーション(例えば、John Jr.のiPhone608a及びJaneのiPhone608b)を含む。家族のクラウドベースのアカウントは、他の電子デバイスに関連付けられた個々の複数のユーザアカウント(例えば、「John Jr.のiPhone」及び「JaneのiPhone」)を含む。いくつかの実施形態では、家族のクラウドベースのアカウントは、「親」ユーザ及び「子供」ユーザを含み、親ユーザが子供ユーザに関連付けられた様々な統計及び/又は設定を見る及び/又は制御することができる。ここで示したように、かつ図6V〜Wを参照して以下により詳細に説明するように、親デバイス(例えば、電子デバイス500などの)は、1つ以上の子供デバイスに関する使用情報を提示することができる。親デバイスは、更に、図8A〜図11Iを参照して以下に説明するように、子供デバイスの使用限度及びデバイス休止時間設定を制御することができる。図6C〜図6Dでは、ユーザは、制限設定ユーザインターフェースをスクロールして(例えば、接触603により)、クラウドベースのユーザアカウントに関連付けられた複数の他の電子デバイスのインジケーション(例えば、JohnのiPad610a、Apple TV610b、及びJohnのApple Watch610c)、「使用データを記録することを停止する」設定604f、及び「使用データを削除する」設定604gを見せる。「私のデバイス」リストにリストアップされた他のデバイスは、電子デバイス500に関連付けられた同じユーザアカウントに関連付けられている。図6TT〜図6UUを参照して以下に説明するように、電子デバイス500は、別々に又は合わせて、関連付けられたデバイスのうちの1つ以上に関連付けられた使用のメトリックを表示することができる。
図6Eは、使用ウィジェット612a、カレンダウィジェット612b、及び天気ウィジェット612cを含むウィジェットユーザインターフェースを示す。使用ウィジェット612aは、様々なアプリケーション及びカテゴリの使用のインジケーション(例えば、ニュースアプリ、メールアプリ、及びゲームカテゴリ)を含むデバイス使用のインジケーション602、及び更に使用情報を表示するように選択可能なアフォーダンス614を含む。
図6Fは、ユーザがアフォーダンス614を選択している(例えば、接触603により)ことを示す。アフォーダンス614を選択したことに応じて、使用ウィジェット612aは、図6Gに示すように、拡大して追加情報を表示する。拡大した使用ウィジェット612aは、1日の合計デバイス使用のインジケーション616、どれくらい1日のデバイス使用が1日の平均デバイス使用から外れているかのインジケーション618、経時的なアプリケーション又はアプリケーションカテゴリによるデバイス使用を示すグラフ620、及び電子デバイス上の使用限度設定のインジケーション(例えば、ニュースアプリ限度622a及びゲームカテゴリ限度622b)を含む。グラフ620は、どのアプリケーション(例えば、ニュースアプリ又はメールアプリ)又はアプリケーションカテゴリ(例えば、ゲームカテゴリ)がそれぞれの時間内に使用されたかを示す色分けされた区画によりその時間内のデバイス使用を示す、1日の中の各時間に対するバーを含む。図6Gに示すように、超えている使用限度のインジケーション(例えば、ニュースアプリ使用限度622a)は、どのくらいそのアプリケーション(例えば、ニュースアプリケーション)が使用限度を超えて使用されたかのインジケーションを含む。同様に、到達していない使用限度のインジケーション(例えば、ゲームカテゴリ622b)は、そのアプリケーションカテゴリ(例えば、ゲームカテゴリ)に関する使用の差及び使用限度のインジケーションを含む。図6H〜図6Iは、ユーザが拡大した使用ウィジェットをスクロールして、1日のアプリケーション使用の表現624a〜624e、過去数日間のそれぞれの日に受信した通知の平均数のインジケーション626、及びどのくらい頻繁にユーザが過去1日又は過去数日にわたってデバイスの「ピックアップ」を開始したかのインジケーション628を含む追加情報を見せる(例えば、接触603により)ことを示す。図に示すように、アプリケーション使用のインジケーション624a〜624eは、それぞれのアプリケーションの使用の相対量を示す異なるサイズで提示された、それらのアプリケーションに対するアプリケーションアイコンである。例えば、ニュースアプリケーションのインジケーション624aは、最も大きく、このアプリケーションが最も使われたことを示す。同様に、メールアプリケーションのインジケーション624b及びゲームAのアプリケーションのインジケーション624cは、これらのアプリケーションの使用の量に従って、ニュースアプリケーションのインジケーション624aより小さい。
図6Jは、本開示のいくつかの実施例に従った、デバイス500によって生成された使用通知630を示す。いくつかの実施形態では、通知630などの使用通知は、定期的に予定された間隔(例えば、1日当たり1回、1週間当たり1回など)で電子デバイス500によって生成される。使用通知は、デバイス使用のインジケーション602、デバイス使用に関する情報を更に見る(例えば、ダッシュボードユーザインターフェースで)オプション(例えば、「見る」632a)、及びデバイス使用に関する情報を更に見ることなく通知を却下するオプション(例えば、「却下」632b)を含む。図6Kでは、ユーザは、デバイス使用に関する情報を更に見るために「見る」632aを選択する(例えば、接触603により)。これに応じて、電子デバイス500は、図6Lに示すように、使用ダッシュボードユーザインターフェースを提示する。
使用ダッシュボードユーザインターフェースは、図6Gを参照して上述したような経時的なアプリケーション又はアプリケーションカテゴリによるデバイス使用を示すグラフ620、当日中のデバイス上の最長使用セッションのインジケーション634、当日中の制限付き使用モード(例えば、「デバイス休止時間」)中のデバイス使用の量のインジケーション636、並びに使用限度が設定されたアプリケーション及びカテゴリの使用のインジケーション622a及び622bを含む。使用ダッシュボードユーザインターフェースは、1日638a又は1週間638bに対する使用のメトリックのインジケーションを見るためのトグルスイッチを更に含む。図6Lに示すように、使用ダッシュボードユーザインターフェースは、当日に関する使用のメトリックを現下に表示する。使用限度を有するアプリケーションの使用のインジケーション622a及び622bは、任意選択的に、それぞれのアプリケーション又はカテゴリに関する情報を見て、そのアプリケーション又はカテゴリに対する使用限度設定を更新するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンス640a及び640bに視覚的に関連付けられる。例えば、アフォーダンス640aは、ニュースアプリケーションに対する使用限度設定を編集するように選択可能である。図6Lに示すように、使用限度を超えている(例えば、ニュースアプリの使用限度622a)とき、対応するアフォーダンス640aは、使用限度を超えていることを示す異なる色又はパターンを有する。同様に、いくつかの実施形態では、使用限度に到達するのに近い(例えば、閾値時間の量又は時間パーセント内である)とき、関連付けられたアフォーダンスは、視覚特性を有する。加えて、使用限度を示す棒グラフは、使用限度内に所与のアプリケーション又はカテゴリにアクセスするために電子デバイスが使用された時間の量に対応する異なって着色された部分(例えば、ニュースアプリのインジケーション622a及びゲームカテゴリのインジケーション622bの両方に示すような)、所与のアプリケーション又はカテゴリが使用限度を超えて使用された時間の量(例えば、ニュースアプリのインジケーション622aに示すような)、及びアプリケーション又はカテゴリに対する使用限度の残っている時間の量(ゲームカテゴリのインジケーション622bに示すような)を含む。
図6M〜図6Nは、ユーザが使用ダッシュボードユーザインターフェースをスクロールして(例えば、接触603により)、図6Oに示すように、追加の使用のメトリックのインジケーションを見せることを示す。図に示すように、使用ダッシュボードユーザインターフェースは、使用限度が設定されていないアプリケーション(例えば、メール)の使用量のインジケーション642、及び対応するアプリケーションに関する情報を見てそのアプリケーションに対する使用限度設定を更新するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンス640cを含む。
図6P〜図6Qは、ユーザが使用ダッシュボードユーザインターフェースをスクロールして(例えば、接触603により)、図6Rに示すように、追加の使用のメトリックのインジケーションを見せることを示す。図6Rは、1日中の受信した通知のグラフ644、1日の間に受信した通知の数のインジケーション646、最も通知を受信した時間のインジケーション648、及び電子デバイス上にインストールされた様々なアプリケーション(例えば、今日通知を生成したすべてのアプリケーション、又は上位の設定した数の今日通知を生成したアプリケーション)によっていくつの通知が生成されたかのインジケーション650a〜650dを含む使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。グラフ644は、当日の各時間中にいくつの通知を電子デバイスが提示したかを示す複数のバーを含む。ユーザインターフェースは、インジケーション650a〜650dに視覚的に関連付けられた複数のアフォーダンス652a〜652dを更に含み、これらのアフォーダンスは、通知のインジケーションが表示されている対応するアプリケーションに対する通知設定を表示するように選択可能である。例えば、アフォーダンス652aは、iMessageアプリに対する通知設定を編集するように選択可能である。通知のインジケーション650a〜650dは、アプリケーションの名前(例えば、「iMessageアプリ」、「電子メールアプリ」、「ニュースアプリ」、及び「ウォータトラッカアプリ」)、1日中のそれぞれのアプリケーションによっていくつの通知が生成されたかの数、及び他のアプリケーションに対してそのアプリケーションによって生成された通知の相対数を示すように配置されたドットを含む。
図6S〜図6Tは、ユーザが使用ダッシュボードユーザインターフェースをスクロールして(例えば、接触603により)、図6Uに示すように、追加の使用のメトリックのインジケーションを見せることを示す。
図6Uは、1日のデバイス「ピックアップ」(以下により詳細に説明するような)のインジケーション654、1日のデバイスピックアップの間の平均時間のインジケーション656、1日中のデバイスピックアップのグラフ658、デバイス休止時間中のデバイスピックアップの数のインジケーション660(デバイス休止時間は、図10A〜図11Iを参照して以下により詳細に説明する)、最大デバイスピックアップを有する1日の中の時間及びその時間間隔内のピックアップの数のインジケーション662、並びに複数のアプリケーションのそれぞれと対話するためにユーザが電子デバイスをピックアップした回数のインジケーション664a及び664bを含む使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。
インジケーション656によって示された1日のデバイスピックアップの間の平均時間は、1日の最初のピックアップと1日の最後のピックアップとの間の平均時間として計算される。いくつかの実施形態では、この平均は、デバイス休止時間以外の最初のピックアップとデバイス休止時間以外の最後のピックアップとの間のピックアップを含む。いくつかの実施形態では、平均は、それらのピックアップのうちの1つ以上がデバイス休止時間中に行われたか否かにかかわらず、1日のすべてのピックアップの間のピックアップを含む。
1日中のデバイスピックアップのグラフ658は、各時間内のデバイスピックアップの数を示す1日の各時間に対するバーを含む。図6Uに示すように、グラフは、デバイス休止時間中に行われるピックアップをデバイス休止時間以外で行われるピックアップと視覚的に区別し、デバイス休止時間のグリフ698−22でこの区別を更に示す。
ユーザが電子デバイスをピックアップして664a〜bで対話するアプリケーションは、デバイスをピックアップした際にユーザが対話する最初のアプリケーションに基づいて判定される。例えば、ユーザがデバイスを起動して直ちに起動時に電子デバイスに提示された第1のアプリケーションを閉じ、その後第2のアプリケーションを開いて第2のアプリケーションで動作を実行する場合、第2のアプリケーションが、ユーザが電子デバイスをピックアップして対話するアプリケーションである。別の実施例として、デバイスがスリープモードにある間に第1のデバイスに関連付けられた通知を提示し、ユーザが入力を提供してその通知を見て第1のアプリケーションと対話する場合、第1のアプリケーションが、ユーザが電子デバイスをピックアップして対話するアプリケーションである。
本明細書で使用するとき、デバイス「ピックアップ」は、ユーザが電子デバイスをロック解除すること、デバイスを起動すること、及び電子デバイスの動作を開始する他のアクションなどの多数の種類のユーザ注目イベントを包含する。いくつかの実施形態では、ユーザ入力が電子デバイスにアイドル状態(例えば、電子デバイスとユーザが対話していない及び/又は電子デバイスのディスプレイがオフである、スリープモード、ロック状態、低電力モードなど)を出させるとき、ユーザ注目イベントが検出される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスで最後のユーザ入力が受信されてから所定の時間の量が経過したことに応じて、アイドル状態に入る。任意選択的に、電子デバイスは、アイドル状態に入る要求に対応するユーザ入力(例えば、電子デバイスの電源ボタン又はロックボタンを押すこと)に応じて、アイドル状態に入る。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、アイドル状態の間に画像を表示しない。いくつかの実施形態では、アイドル状態の間に電子デバイス上にロックスクリーンが表示される。ユーザ注目イベントに対応するユーザ入力は、任意選択的に、電子デバイスのボタンが押されること、アイドル状態を終了するためのユーザアクション(例えば、デバイスを持ち上げること)、ロック解除入力(例えば、パスコードを入力すること、又はバイオメトリックを提供すること)、及び電子デバイスの機能(例えばウィジェットユーザインターフェース、カメラアプリケーション、ダッシュボードユーザインターフェース、表示された通知のインジケーションに関連付けられたアプリケーションのユーザインターフェースを表示すること)にアクセスするためのタッチ入力のうちの1つ以上である。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、深度カメラ及び顔認識技術を用いてユーザがユーザの電子デバイスを見たときを判定して、ユーザが電子デバイスを見たことに応じてロック解除することができる(例えば、電子デバイスは、ユーザが電子デバイスに注目しているという判定に応じてロック解除する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、通知(例えば、ディスプレイをオンにするように要求するユーザ入力なしにディスプレイがオンになって通知を表示する)に応じて、アイドル状態を出て、注目イベントが、デバイスになんらかの他のアクション(例えば、デバイスをロック解除すること、ディスプレイを更新してアプリケーション又はオペレーティングシステムのユーザインターフェースを表示すること)を実行させる。すなわち、通知のインジケーションは、任意選択的に、それがデバイスにアイドル状態を出させても、ユーザ注目イベントではない。いくつかの実施形態では、注目イベントのメトリックは、ユーザが電子デバイスの使用を開始する(例えば、ユーザの電話機を「確認する」)回数を示す。
図6Vは、制限設定ユーザインターフェースを示す。図に示すように、制限設定ユーザインターフェースは、電子デバイス500が関連付けられた家族アカウントの一部であるユーザに関連付けられた電子デバイスのインジケーション608a(「John Jr.のiPhone」)を含む。インジケーションは、John Jr.のiPhoneが電子デバイス500によって制御された少なくとも1つの使用限度により多くの時間を追加することを要求したというインジケーションを更に含む。図6Vでは、ユーザは、インジケーション608aを選択する(例えば、接触603により)。
ユーザの選択に応じて、図6Wに示すように、電子デバイスは、John Jr.のiPhoneに関連付けられた使用ダッシュボードユーザインターフェースを表示する。ユーザインターフェースは、図6L〜図6Nで上述したのと同様に、John Jr.のiPhoneに実施された全体使用限度を除去する要求のインジケーション666、デバイス使用のインジケーション666、John Jr.のiPhoneに対する全体上映時間の使用限度のインジケーション680、John Jr.のiPhoneの最長使用セッションの持続時間のインジケーション670、John Jr.のiPhone上のデバイス休止時間中の使用量のインジケーション672、John Jr.のiPhone上で使用限度が設定されているアプリケーションの使用のインジケーション674a〜b、及びJohn Jr.のiPhoneの使用限度が設定されていないアプリケーションの使用のインジケーション676を含む。
インジケーション666は、電子デバイス500が他の電子デバイス(例えば、John Jr.のiPhone)から他の電子デバイス上で実施された使用限度の時間の量を増加する要求を受信したことに応じて提示される。図6Bを参照して上述したように、電子デバイス500及びJohn Jr.のiPhoneは、任意選択的に、電子デバイス500がJohn Jr.のiPhoneの使用設定を管理することができる家族アカウントに関連付けられる。インジケーション666は、要求を「拒否する」、追加の時間を「1時間与える」、又はJohn Jr.のiPhoneに設定された制限を変更するために更にオプションを見るために「設定に移動」する選択可能なアフォーダンスを含む。使用限度により多くの時間を追加する、子供デバイスからの親デバイスへの要求、及び使用限度全般に関する更なる詳細は、図9A〜図10AAAを参照して後述する。
使用ダッシュボードユーザインターフェースは、関連付けたアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに関する情報を見るため及び/又はアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに関連付けられた使用限度を変更するように選択可能な複数のアフォーダンス678a〜cを更に含む。ユーザインターフェースに示すように、ゲームAのアプリに関連付けられたアフォーダンス678aは、ゲームAのアプリに対する使用限度に到達していることを示すように陰影をつけられている。同様に、ソーシャルメディアカテゴリに関連付けられたアフォーダンス678aは、ソーシャルメディアカテゴリに対する使用限度に到達するのに近いことを示すように陰影をつけられている。いくつかの実施形態では、他の視覚的インジケーションが可能である。
図6Xは、制限設定ユーザインターフェースを示す。図6Yでは、ユーザは、デバイス500上の使用制限設定を変更するためにパスワード(又はパスコード若しくはバイオメトリックなどの他の認証)を必要とする設定604eを選択する(例えば、接触603により)。選択に応じて、電子デバイスは、パスワードを設定するユーザ入力を受け付けるためのキーパッド682を提示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザが使用設定を変更するための認証用のパスワード若しくはパスコードの長さ又はバイオメトリック入力(例えば、顔認識)を使用するオプションを選択することができるフルキーボード又はユーザインターフェースを提示する。電子デバイス500の1つ以上の使用制限設定を変更するために必要な認証は、任意選択的に、電子デバイス500をロック解除するために必要な認証とは異なる。
ユーザがパスワードを設定した後で、電子デバイスは、図6AAに示すように、パスワードトグルスイッチ604eを更新して、使用制限設定を変更するためにパスワードを必要とすることを示す。図6BBでは、ユーザは、電子デバイス500上で設定されている使用限度を変更するためにインジケーション604bを選択する。入力に応じて、電子デバイスは、図6CCに示すように、ユーザに設定を変更することを可能にする前に上述したパスワード(又は他の認証方法)を要求するキーパッド682を提示する。
図6DDは、ユーザがデバイス使用のインジケーション602を選択している(例えば、接触603により)ことを示す。選択に応じて、電子デバイス500は、図6EEに示すように、使用ダッシュボードユーザインターフェースを提示する。図6FFに示すように、次に、ユーザは、1週間にわたる使用のメトリックを見るトグルスイッチ638bを選択する(例えば、接触603により)。入力に応じて、電子デバイス500は、図6GGに示すように、使用ダッシュボードユーザインターフェースを更新して、過去1週間にわたる使用のメトリックのインジケーションを表示する。
図6GGは、過去1週間にわたる複数の使用のメトリックを提示している使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。使用ダッシュボードユーザインターフェースは、1週間にわたる1日当たりの平均デバイス使用のインジケーション684、より長い期間(例えば、先月又は今まで)にわたる平均使用と比較した1週間の間の各日の日次の使用の平均した様子のインジケーション686、1つ以上のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリの日次の使用を示すグラフ688、1週間の間の最長使用セッションの持続時間のインジケーション690、デバイス休止時間中の平均日次デバイス使用のインジケーション692、及び1週間の間の各日に対する、使用限度が設定された1つ以上のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリの平均使用のインジケーション694a〜694bを含む。グラフ688は、多数の色分けされたアプリケーション又はアプリケーションカテゴリに関する各日に対する電子デバイス500の使用を示す、1週間の各日に対するバーを含む。図に示すように、グラフ688は、任意選択的に1週間の間(例えば、月曜日から金曜日まで)と週末(例えば、土曜日及び日曜日)で異なる、全体デバイス使用限度のインジケーション(例えば、グラフ688にわたって延びる水平線)を含む。例えば、図6GGに示すように、月曜日から金曜日までの全体デバイス使用限度は、任意選択的に、土曜日及び日曜日の全体デバイス使用限度より低い。
図に示していないが、ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、一部のメトリックを1週間にわたる集約で表示して(例えば、合計、平均など)、及び他のメトリックを1週間の最大又は最小として表示して、1週間にわたる本明細書で説明する任意の他のメトリックのインジケーションを含むことを理解されたい。例えば、図6Rに戻って、1日の通知の数646は、任意選択的に、1週間にわたる各日の通知の平均数に置き換えられ、所与の日の中で最も通知を受信した間隔648は、1週間の間に最も通知を受信した間隔(例えば、1日又は1日の中の1時間)に置き換えられる。別の実施例として、図6Uに戻って、1日の休止時間中のデバイスピックアップの数660は、任意選択的に、1週間にわたる1日当たりのデバイス休止時間中のデバイスピックアップの平均数に置き換えられ、1日の最大ピックアップの時間662は、任意選択的に、1週間の間の最も通知を受信した異なる間隔(例えば、1日又は1日の中の1時間)に置き換えられる。
図6HHは、ユーザがゲームカテゴリに関連付けられたアフォーダンス640bを選択している(例えば、接触603により)ことを示す。入力に応じて、電子デバイス500は、図6IIに示すように、カテゴリ設定ユーザインターフェースを提示する。カテゴリ設定ユーザインターフェースは、アプリケーションのカテゴリに対する使用限度を実施する又は実施しないためのトグルスイッチ690、アプリケーションのカテゴリに対する使用限度のインジケーション692、通知及びブロック設定を有する限度を実施するオプション694a、通知設定を有する限度を実施するオプション694b、使用限度に関連付けられた口頭警告を提示するためのトグルスイッチ696、並びに使用限度を適用するアプリケーションのカテゴリに含まれたそれぞれのアプリケーションの使用の複数のインジケーション698a〜dを含む。
トグルスイッチ690は、ユーザが時間の量、通知スタイル、及び含まれたアプリケーションなどの使用限度のパラメータを保存しながら、カテゴリ使用限度の実施を停止することを可能にする。このようにして、ユーザは、トグルスイッチを戻してオンにして、再度使用限度のパラメータを入力する必要なしに再度使用限度を実施し始めることができる。通知及びブロック694aの設定及び通知694bの設定、並びに使用限度設定の他の詳細は、図8A〜図9Kを参照して後述する。使用限度に関連付けられた口頭警告を提示するためのトグルスイッチ696は、電子デバイス500が、使用限度に到達するのに近い又は到達したことを示す通知などの使用限度に関連付けられた通知を話すことを可能にする。
図6IIに示すように、ユーザは、ゲームカテゴリ内のゲームAのアプリケーションに関連付けられたアフォーダンス640aを、この特定のアプリケーションに関する追加情報及び設定を提示するように選択する(例えば、接触603により)。これに応じて、電子デバイス500は、図6JJに示すように、ゲームAの使用に関する情報及びゲームAに対する使用限度を設定するための設定を有するユーザインターフェースを提示する。
図6JJは、ゲームAの使用量のインジケーション698−2、ゲームAの平均使用のインジケーション698−4、1日のデバイス休止時間中のゲームAの使用のインジケーション698−6、1日の間のゲームAによって生成された通知の数のインジケーション698−8、ゲームAに対する使用限度を更新するための設定689−10、ゲームAに関する情報698−12、及び当日の経時的なゲームAの使用のグラフ698−14(例えば、それぞれが当日の各時間内のゲームAの使用を表現する複数のバーとして表示された)を示す。図に示すように、ユーザは、使用限度の時間の量、及び限度に到達するとどのように電子デバイス500が動作するかを設定することを含めて、ゲームAに対する使用限度を生成することができる。使用限度は、図8A〜図9Kを参照してより詳細に説明する。ユーザインターフェースは、そのアプリケーションアイコン、年齢レーティング、カテゴリ、開発業者、及び電子デバイス上のアプリストア内のゲームAを見るためのリンクなどのゲームAに関する情報の概要698−12を更に含む。図6JJに示すユーザインターフェースは、図6HH〜図6IIに示すカテゴリ設定ユーザインターフェースからアクセス可能であるが、個々のアプリケーション用の同様なユーザインターフェースは、ユーザが個々のアプリケーションに関連付けられた設定アフォーダンス(例えば、ニュースアプリに関連付けられた640a、辞書アプリに関連付けられた678cなど)を選択すると、使用のメトリックのダッシュボードユーザインターフェース(例えば、図6L〜図6O、図6W、及び図6EE〜図6HHに示すような)からアクセス可能である。
図6KKは、図6Rを参照して説明したものなどの通知に関する使用のメトリックを提示する使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。図6LLは、ユーザがニュースアプリ通知設定に関連付けられたアフォーダンス652cを選択している(例えば、接触603により)ことを示す。これに応じて、電子デバイス500は、図6MMに示すように、ニュースアプリ用の通知設定ユーザインターフェースを提示する。通知設定ユーザインターフェースは、ニュースアプリからの通知を許可するためのトグルスイッチ698−16、サイレントモードでニュースアプリに関する通知を提示するためのトグルスイッチ698−18、及びどの種類の通知のインジケーションをニュースアプリが提示するかを変更するためのオプション698−20を含む。通知が「オン」の場合に電子デバイスで通知が受信されたときに通知の1つ以上のインジケーション(例えば、テキスト又は画像などの視覚的インジケーション、サウンド又は口頭の語句などのオーディオインジケーション、及び/又は触覚若しくは他の触知フィードバックなど)を提示するのと対照的に、「通知を許可する」トグルスイッチ698−16をオフにトグルすることにより、アプリケーションに通知を電子デバイス500のどこにも提示させなくする。「サイレント通知」のトグルスイッチ698−18をオンにトグルすることにより、図12Iを参照して以下に例示するように、電子デバイス500に通知が受信されたときに通知のインジケーションを提示する(例えば、通知が許可されている場合に電子デバイスが行うように)ことを見合わさせるが、通知が許可されていない場合のデバイスの挙動とは異なり、電子デバイスで受信した複数の通知のインジケーションを含む通知履歴ユーザインターフェース内に通知のインジケーションを提示する。「許可された通知」設定698−20を変更することにより、電子デバイス500に、アプリケーションで受信したすべての通知、制限された数の通知、又は非常に重要な通知のみを提示させる。
図6NNは、上述した使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。図6OOは、ユーザがインスタントメッセージングアプリケーションを15分間使用した後の使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。アプリケーション使用に応じて、電子デバイス500は、ユーザインターフェースを更新して、インスタントメッセージングアプリケーションの使用をデバイス使用のグラフ620内にアプリケーション又はアプリケーションカテゴリごとに経時的に表示する。合計デバイス使用のインジケーション616及び平均使用と比較した電子デバイスの使用のインジケーション618も更新される。
図6PPは、ユーザがインスタントメッセージングアプリケーションを別の15分間使用して、インスタントメッセージングアプリケーションの合計使用を30分にした後の使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。追加の使用に応じて、電子デバイス500は、インスタントメッセージングアプリケーション及び電子メールアプリケーションをメッセージングカテゴリに結合する(例えば、メッセージングカテゴリ内のアプリケーションの合計使用がカテゴリ使用閾値を満たすという判定に従って)。メールアプリ及びIMアプリがメッセージングカテゴリに結合されると、グラフ620が更新されて、メッセージングカテゴリ内の複数のアプリケーション(例えば、メールアプリ又はIMアプリ)のうちの1つの使用を示すメッセージングカテゴリに関連付けられた色又はパターンを含む。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、それらのアプリケーションの結合された使用が所定のカテゴリ使用閾値を満たす又は上回るときに、カテゴリに結合される。
図6QQでは、ユーザが電子デバイス500を使用してインスタントメッセージングアプリケーションを別の30分間使用し、アプリケーションの合計使用を60分にした後で、ダッシュボードユーザインターフェースは再度更新される。追加の使用に応じて、電子デバイス500は、インスタントメッセージングアプリケーション及び電子メールアプリケーションを分離する(例えば、インスタントメッセージングアプリケーションの使用がアプリケーション使用閾値を満たすという判定に従って)。すなわち、グラフ620は更新されて、それらをメッセージングカテゴリに結合するのと対照的に、IMアプリ及びメールアプリの使用を別々に示す別個の色又はパターンを含む。いくつかの実施形態では、結合されたカテゴリ内の個々のアプリケーションの使用が、所定のアプリケーション使用閾値を満たす又は上回るときに、アプリケーションは分離される。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、所与のアプリケーション(又はカテゴリ)に関する使用内のアプリケーション使用のみを含まないで、所与のアプリケーション(又はカテゴリ)に関する使用内の所与のアプリケーションに対応するウェブリソース(例えば、ウェブページ)の使用も含む。例えば、図6RRは、ユーザがインスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたウェブサイトに30分間アクセスした後の使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。図に示すように、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたウェブサイトにアクセスすることにより、電子デバイス500が今度はインスタントメッセージングアプリケーションが合計1.5時間使用されたことを示すように、インスタントメッセージングアプリケーションの使用に向かって集計する。この数値は、ネイティブインスタントメッセージングアプリケーションの1時間の使用、及び30分のウェブブラウジングアプリケーションを使用したインスタントメッセージングアプリケーションの関連付けられたウェブサイトへのアクセスを含む。このようにして、合計使用は、任意選択的に、単なるネイティブアプリケーションの使用以外で追跡される。
図6SSは、ユーザが制限設定ユーザインターフェース内の「Apple TV」のインジケーション610bを選択している(例えば、接触603により)ことを示す。選択に応じて、電子デバイスは、図6TTに示すように、Apple TVに関連付けられた使用のメトリックを含む使用ダッシュボードユーザインターフェースを提示する。このようにして、ユーザは、ユーザのデバイスの別の使用に集中することができる。図6TTの使用ダッシュボードユーザインターフェースは、1日のデバイス使用のインジケーション616、平均使用と比較した1日の使用の様子のインジケーション618、1日中のアプリケーション及びアプリケーションカテゴリのデバイスの使用のグラフ620、最長使用セッションの持続時間のインジケーション634、休止時間中のデバイス使用のインジケーション636、並びに使用限度が設定されたアプリケーション及びアプリケーションのカテゴリの使用のインジケーション622a〜622bを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、任意選択的に、本明細書で説明するような通知及びデバイスピックアップなどの、他の電子デバイスに関連付けられた追加の使用のメトリックを表示する。図6TTに示す使用ダッシュボードユーザインターフェース内に提示されたメトリックは、図6Lを参照して上述した同様の使用のメトリックに類似している。
図6UUは、ユーザアカウントに関連付けられた複数の電子デバイス(例えば、Apple TV及びJohnのiPhoneを含むJohnのデバイスのすべて)に関する集約の使用のメトリックを含む使用ダッシュボードユーザインターフェースを示す。このようにして、ユーザは、ユーザのデバイスの複数(例えば、すべて)にわたるユーザの使用を見ることができる。図6UUの使用ダッシュボードユーザインターフェースは、1日の複数の電子デバイスの結合された使用のインジケーション616、平均使用と比較した1日の使用の様子のインジケーション618、1日中のアプリケーション及びアプリケーションカテゴリのデバイスの結合された使用のグラフ620、すべてのデバイスにわたる最長使用セッションの持続時間のインジケーション634、休止時間中のすべてのデバイスの合計使用のインジケーション636、並びに使用限度が設定されたアプリケーション及びアプリケーションのカテゴリの使用のインジケーション622a〜622cを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、任意選択的に、本明細書で説明するような通知及びデバイスピックアップなどの、複数の電子デバイスに関連付けられた追加の使用のメトリックを表示する。図6UUに示す使用ダッシュボードユーザインターフェース内に提示されたメトリックは、図6Lを参照して上述した同様の使用のメトリックに類似している。
図7A〜図7Sは、本開示のいくつかの実施形態に従った、使用のメトリックのインジケーションを提示する方法700を示す流れ図である。方法700は、任意選択的に、図1A〜図1B、図2〜図3、図4A〜図4B、及び図5A〜図5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法700の一部の動作が任意選択的に組み合わされ、かつ/又は、一部の動作の順序が任意選択的に変更される。
後述するように、方法700は、電子デバイス500に関連付けられた1つ以上の使用のメトリックのインジケーションを提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインターフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインターフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインターフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイスと通信する電子デバイス(例えば、電子デバイス500)(例えば、タッチスクリーンを含むモバイルデバイス、キーボード、マウス、トラックパッド、及びタッチスクリーンのうちの1つ以上を含むコンピュータ、又はテレビ及び入力デバイス(例えば、リモートコントローラ)と通信するセットトップボックス)で、ディスプレイで、図6L〜図6Uに示す使用のメトリックのダッシュボードユーザインターフェースなどの、第1の使用のメトリック(例えば、パーセント値のバー、パイチャートなどの第1の使用限度のどれくらいが使われたかを示すメトリック)の視覚的インジケーション、及び第2の使用のメトリック(例えば、第2の使用限度のどれくらいが使われたかを示すメトリック)の視覚的インジケーションを含むダッシュボードユーザインターフェース(例えば、デジタルヘルスダッシュボード)を表示する(702)。第1の使用のメトリックは、任意選択的に、図6Lなどの、電子デバイスの第1の動作(例えば、上映時間、特定のアプリケーション又はアプリケーションの特定のカテゴリを使用する時間、通知を受信すること、注目イベントなど)に関連付けられる(704)。一実施例として、第1のメトリックは、任意選択的に、当日の間にユーザによってデバイスが使用された「上映時間」の量のインジケーションである。いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Lなどの、第1の所定の期間(例えば、1時間、1日、又は1週間)の間の第1の動作を実行する電子デバイスの使用の第1の定量化(例えば、時間の量又は回数)を含む(706)。第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、任意選択的に、グラフ又はチャートなどの視覚的な図表を含む。いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、使用のメトリックを示す表示された数(例えば、「3時間の上映時間」)である。第2の使用のメトリックは、任意選択的に、図6Lなどの、第1の動作とは異なる電子デバイスの第2の動作(例えば、上映時間、特定のアプリケーション又はアプリケーションの特定のカテゴリを使用する時間、通知を受信すること、注目イベントなど)に関連付けられる(708)。一実施例として、第2の使用のメトリックは、任意選択的に、ユーザが特定のアプリケーションと対話するために電子デバイスを使用して過ごした時間の量のインジケーションである。いくつかの実施形態では、第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Lなどの、第2の所定の期間(例えば、1時間、1日、又は1週間)の間の第2の動作を実行する電子デバイスの使用の第2の定量化(例えば、時間の量又は回数)を含む(710)。いくつかの実施形態では、第2の使用のメトリックは、第1の使用のメトリックとは、異なる動作、異なる種類の動作、使用の異なる定量化、及び/又は異なる期間(いくつかの実施形態では、同じ期間)、並びに、いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックと同じ期間に関連付けられる。例えば、特定のアプリケーションと対話するために電子デバイスを使用してどのくらいの時間をユーザが過ごしたかの視覚的インジケーションは、任意選択的に、特定のアプリケーションを含むアプリケーション及び/又はアプリケーションカテゴリごとに分解されたデバイス使用の合計上映時間を示すグラフを含む。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェース内に第1の使用のメトリックの視覚的インジケーション及び第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションを表示している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図6M〜図6Nなどの、第1の使用のメトリック及び第2の使用のメトリックとは異なる第3の使用のメトリック(例えば、第3の使用のメトリックは、第1の使用のメトリック及び/又は第2の使用のメトリックとは、異なる動作、異なる種類の動作、使用の異なる定量化、及び/又は異なる期間(いくつかの実施形態では、同じ期間)に関連付けられる)の視覚的インジケーションを表示する要求に対応する入力を受信する(712)。例えば、過去1週間にわたる合計上映時間及び特定のアプリケーションを使用して過ごした時間を見るユーザ入力に応じて、電子デバイスは、ディスプレイを更新して、過去1週間にわたる合計上映時間及び特定のアプリケーションと対話するために電子デバイスを使用して過ごした時間を提示する(例えば、過去1日にわたるのとは対照的に、したがって、ユーザが異なる期間にわたるメトリックを見ることができる)。別の実施例として、1日にわたる電子デバイスによって受信した通知の数を見る入力に応じて(例えば、ダッシュボードユーザインターフェースを介してスワイプダウンするユーザ入力に応じて)、電子デバイスは、1日の各時間内に電子デバイスで受信した通知の数を示すチャート及び異なるアプリケーションによっていくつの通知が生成されたかに関する詳細を表示するように更新する。いくつかの実施形態では、入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、図6M〜図6Nなどの、第3の使用のメトリックの視覚的インジケーションを含むようにダッシュボードユーザインターフェースを更新する(714)(例えば、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーション及び第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションを表示することを停止して又は停止することなく)。例えば、第3の使用のメトリックの視覚的インジケーションを表示する入力は、任意選択的に、第3の使用のメトリックの視覚的インジケーションの視覚的インジケーションをディスプレイ上に前に表示されていなかった表示に任意選択的にスクロールさせる、ダッシュボードユーザインターフェースを介してスクロールする入力である。複数の使用のメトリックの複数の視覚的インジケーションを同時に表示して、ユーザが追加の使用のメトリックの追加の視覚的インジケーションを見ることができる上述した方法により、電子デバイスがデバイス使用の異なるメトリックをユーザに効率的に視覚的に通信することができ、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザがユーザにとって最も意味のある使用のメトリックを見ることができるようにデバイス使用を伝達する1つより多くの方法を提供することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図6Dなどの、ユーザアカウント(例えば、個人データ及び/又は複数の電子デバイスでの設定にアクセスするためのユーザID)に関連付けられた複数の電子デバイスのうちの1つである(716)。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、図6UUなどの、ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイスを含む複数の電子デバイスの第1の動作に関連付けられた第1の対応する使用のメトリック(例えば、第1の使用のメトリック又は第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(718)(例えば、第1の使用のメトリックは、第1の動作を実行するためのユーザアカウントに関連付けられた電子デバイスのすべての使用を追跡する)。いくつかの実施形態では、使用の第1の定量化は、図6UUに示すように、第1の所定の期間の間に第1の動作を実行する電子デバイスを含む複数の電子デバイスの使用の集約を含む(720)(例えば、例えば、第1の使用のメトリックが特定のアプリケーション又はアプリケーションの特定のグループを動作させて過ごした時間の量である場合、使用の第1の定量化は、所定の期間の間にユーザアカウントに関連付けられたすべてのデバイスにわたる特定のアプリケーション又はアプリケーションの特定のグループを動作させて過ごした合計時間の量である)。使用のメトリックをユーザに関連付けられた複数の電子デバイスに関連付ける上述した方法は、電子デバイスがユーザのデバイスのすべてにわたり一貫した正確な使用データをユーザに提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化して、デバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザがそれぞれのデバイスに関する使用データを個々に確認する必要なしに、ユーザの使用データをすべてのデバイスに関するメトリックの単一のセットとして提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6TTに示すように、第2の電子デバイスの第1の動作ではなく電子デバイスの第1の動作に関連付けられた第2の対応する使用のメトリック(例えば、第3の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(722)(例えば、電子デバイスは、複数のデバイスにわたって集約された使用のメトリックを表示することから、それぞれのデバイスに関する使用のメトリックを別々に表示することに、そのようにするためのユーザ入力(例えば、ユーザのアカウントに関連付けられたデバイスのリストから特定のデバイスを選択するユーザ入力)に応じて、切り替える)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザアカウントに関連付けられた複数の電子デバイスのそれぞれに関する使用のメトリックの視覚的インジケーションを同時に表示する。使用のメトリックをユーザに関連付けられた複数の電子デバイスに関連付ける上述した方法は、電子デバイスがユーザのデバイスのすべてにわたり一貫した正確な使用データをユーザに提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化して、デバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザがそれぞれのデバイスに関する使用データを個々に確認する必要なしに、ユーザの使用データをすべてのデバイスに関するメトリックの単一のセットとして提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェース内に第1の使用のメトリックの視覚的インジケーション及び第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションを表示している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図6F〜図6Gなどの、第1の使用のメトリック及び第2の使用のメトリックをより詳細に表示する要求(例えば、ダッシュボードユーザインターフェース内の第1の使用のメトリック及び/又は第2の使用のメトリックの選択などの、第1の使用のメトリック及び/又は第2の使用のメトリックに関する情報を更に表示する要求(例えば、「概要」から「詳細ビュー」にトグルする))に対応する入力を受信する(724)。いくつかの実施形態では、入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、図6Gに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースを更新して、第1の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーション(例えば、第1の視覚的インジケーションに含まれたものより第1の使用のメトリックでの又はそれに関する情報を多く含む視覚的インジケーション)、及び第2の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーション(例えば、第1の視覚的インジケーションに含まれたものより第2の使用のメトリックでの又はそれに関する情報を多く含む視覚的インジケーション)を表示する(726)。第1の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーション及び第2の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーションは、図6DD〜図6EEに示すように(例えば、1日にわたる1時間のビンでメトリックを示す)、任意選択的に、第1の所定の期間の間の複数の期間のそれぞれの期間の間の第1の動作を実行する電子デバイスの使用の定量化の第1の対応する視覚的インジケーション(730)を含む(728)。いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーションは、図6Gに示すように、経時的なグラフ若しくはチャート(例えば、線グラフ、棒グラフ、それぞれの時間間隔に対する複数の円グラフ)及び第1の所定の期間の間の複数の期間のそれぞれの期間の間の第2の動作を実行する電子デバイスの使用の定量化の第2の視覚的インジケーション(732)(例えば、1日にわたる1時間のビンでメトリックを示す)である又はそれに含まれる。いくつかの実施形態では、第2の使用のメトリックの第2の視覚的インジケーションは、経時的なグラフ若しくはチャート(例えば、線グラフ、棒グラフ、それぞれの時間間隔に対する複数の円グラフ)である又はそれに含まれる。複数の期間のそれぞれに対する使用のそれぞれのインジケーションは、任意選択的に、第1の動作(例えば、第1のアプリケーション又は第1のアプリケーションのグループでの情報を提示する)及び第2の動作(例えば、第2のアプリケーション又は第2のアプリケーションのグループでの情報を提示する)のインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、詳細ビューは、第1の動作(例えば、第1のアプリケーション又は第1のアプリケーションのグループでの情報を提示する)及び第2の動作(例えば、第2のアプリケーション又は第2のアプリケーションのグループでの情報を提示する)を実行する電子デバイスによる使用の定量化を伝達する異なる色若しくは他の視覚的インジケーションを使用するグラフ又はチャートを含む。第1の使用のメトリックに関する情報を更に表示する上述した方法は、電子デバイスが使用の概要及び使用の詳細ビューを表示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザがそれらを見ることを所望しない場合に詳細を隠すことにより、及び必要とされるときに詳細を表示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6HH〜図6IIに示すように、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションに視覚的に関連付けられた(例えば、隣に表示された)、第1の使用のメトリックに関連付けられた1つ以上の設定を変更するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能な第1のアフォーダンス(例えば、選択可能なアイコン)(736)を更に含む(734)(例えば、第1の使用のメトリックは、電子デバイスが第1のアプリケーション又はアプリケーションの第1のグループを実行するために使用された時間の量であり、設定ユーザインターフェースは、第1のアプリケーション又はアプリケーションの第1のグループに対する使用限度を設定するためのオプション(方法900などの)を含む)。加えて又は代わりに、第1の使用のメトリックは、任意選択的に、第1のアプリケーション又はアプリケーションの第1のグループによって生成された通知の数であり、設定ユーザインターフェースは、第1のアプリケーション又はアプリケーションの第1のグループに対する通知設定を変更するためのオプションを含む。いくつかの実施形態では、図6HH〜図6IIなどの、第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションに視覚的に関連付けられた(例えば、隣に表示された)、第2の使用のメトリックに関連付けられた1つ以上の設定を変更するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能な第2のアフォーダンス(例えば、選択可能なアイコン)(738)(例えば、第2の使用のメトリックは、電子デバイスが第2のアプリケーション又はアプリケーションの第2のグループを実行するために使用された時間の量であり、設定ユーザインターフェースは、第2のアプリケーション又はアプリケーションの第2のグループに対する使用限度を設定するためのオプション(方法900などの)を含む)。加えて又は代わりに、第2の使用のメトリックは、任意選択的に、第2のアプリケーション又はアプリケーションの第2のグループによって生成された通知の数であり、設定ユーザインターフェースは、第2のアプリケーション又はアプリケーションの第2のグループに対する通知設定を変更するためのオプションを含む。いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、少なくとも第1の使用のメトリック及び第2の使用のメトリックを示すグラフ又はチャート(例えば、棒グラフ、線グラフ、パイチャートなど)、並びに少なくとも第1の使用のメトリック及び第2の使用のメトリックのリストを含む。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、グラフ又はチャート内及びリスト内に追加の使用のメトリックを含む。いくつかの実施形態では、第1のアフォーダンス及び第2のアフォーダンスは、リストに含まれた第1の使用のメトリック及び第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションの隣にそれぞれ表示される。いくつかの実施形態では、設定ユーザインターフェースは、第1の期間(例えば、1日)全体にわたる選択されたアプリケーション又はカテゴリの使用の視覚的インジケーション、制限付き使用モード(例えば、就寝時刻又はデバイス休止時間)中の使用のインジケーション、特定のアプリケーションの平均使用のインジケーション、アプリケーションによって生成された通知のインジケーション、特定のアプリケーションに対する使用限度を設定するためのアフォーダンス、及びアプリケーションに関するストア情報の概要(例えば、レーティング、カテゴリ、開発業者、アプリストア内のアプリケーションへのリンク)を含む。追加又は代替のメトリックが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザがアプリケーションのカテゴリに関連付けられたアフォーダンスを選択すると、それぞれのアプリケーションに対して、対応するメトリックが表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザがアプリケーションのカテゴリに関連付けられたアフォーダンスを選択したことに応じて、単一のアプリケーションに関するメトリックを表示するように選択可能なアフォーダンスを表示する。第1及び第2の使用のメトリックを表示している間に設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンスを表示する上述した方法は、電子デバイスに、ユーザが、使用のメトリックを見ている間に使用のメトリックに関連付けられた設定にナビゲートする方法を提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、表示されたメトリックに関連付けられた設定を変更するためのユーザのワークフローを簡略化することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の所定の期間は、図6FFに示すように、当日である(740)(例えば、第1の使用のメトリックは、当日中に第1の動作を実行するための電子デバイスの使用の定量化である)。いくつかの実施形態では、当日は、電子デバイスの現在のタイムゾーンの午前12時00分に開始するとして定義される。いくつかの実施形態では、当日は、電子デバイスでの現在時刻の24時間前などの、なんらかの他の24時間の間隔として定義される。第3の使用のメトリックは、任意選択的に、電子デバイスの第1の動作に関連付けられる(742)(例えば、第3の使用のメトリックは、第1の使用のメトリックに関連付けられ、かつなんらかの他の方法(例えば、使用の定量化、時間間隔など)において異なる電子デバイスの同じ動作に関連付けられる)。いくつかの実施形態では、第3の使用のメトリックの視覚的インジケーションは図6GGに示すように、当日の前の1週間の間の第1の動作を実行するための電子デバイスの使用の第3の定量化を含む(744)(例えば、電子デバイスは、1週間(例えば、当日を含む過去七日、特定の日(例えば、日曜日又は月曜日)で開始する当日を含む1週間)にわたる電子デバイスの第1の動作に関連付けられた使用のメトリックを表示する)。いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、グラフ若しくはチャート(例えば、線グラフ、棒グラフ、バーチャート、又はパイチャート)である又はそれに含まれる。例えば、第1の使用のメトリックは、任意選択的に、電子デバイスが第1のアプリケーション又は第1のアプリケーションのグループに関連付けられた情報を提示するために使用された時間の量であり、ダッシュボードは、それぞれのアプリケーション又はアプリケーションのグループを表現する区画に分解された各日に関するデバイス使用を含むグラフ又はチャートを表示する。ダッシュボードユーザインターフェースを更新して1週間にわたる第1の使用のメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスがより長い期間にわたる使用のメトリックを提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、同時に追加情報を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、ディスプレイ上に情報を表示していることに関連付けられた第1の対応する使用のメトリック(例えば、第1の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含み(746)(例えば、第1の動作は、図6Lに示すように、ディスプレイ使用又は「上映時間」(例えば、すべてのアプリケーションにわたる)である。いくつかの実施形態では、第1の動作は、電子デバイスと通信するスピーカを使用してサウンド(例えば、音楽又は他のメディア、通話中などの口頭のサウンドなど)を再生することなどの、情報を提示する他の方法を更に包含する)、第1の対応する使用のメトリックは、図6Lに示すように、電子デバイスが第1の所定の期間の間に情報を表示するために使用された時間の量を含む(748)(例えば、第1のメトリックは、電子デバイス上ですべてのアプリケーションにわたる情報を表示するための電子デバイスの合計使用(例えば、電子デバイス上の合計アプリケーション上映時間)である)。いくつかの実施形態では、合計使用のメトリックは、電子デバイスに関連付けられた1つ以上のスピーカがオーディオコンテンツを提示するために使用された時間、及び電子デバイスの他の出力デバイスが情報を提示するために使用された時間を更に含む。合計使用は、任意選択的に、指定された期間(例えば、1日、24時間周期、1週間、又は別のユーザ指定期間)にわたる使用時間の量として提示される。いくつかの実施形態では、合計使用は、任意選択的に、テキスト(例えば、デバイスが使用された時間の量を示すテキスト)及び/又はグラフ若しくはチャートなどのグラフィックでユーザに提示される。インジケーションは、任意選択的に、合計デバイス使用を電子デバイスのユーザによる使用限度設定のパーセント(例えば、4時間の使用限度の50%)又は割合(例えば、4時間の使用限度うちの2時間)として表すパーセント値バーを含む。いくつかの実施形態では、全体のディスプレイ又はデバイス使用を示す第1のメトリックを提示している間に、電子デバイスは、電子デバイスが様々なアプリケーション又はアプリケーションのグループに関連付けられた情報を表示又は提示するために使用された時間の量を示す1つ以上の使用のメトリック(例えば、第2の使用のメトリックを含む)を更に提示する。例えば、全体デバイス上映時間の視覚的インジケーションは、任意選択的に、どれくらいの時間デバイスが複数のアプリケーション又はアプリケーションのグループのそれぞれに関連付けられた情報を表示又は提示したかのインジケーションを含む。情報を提示するためにデバイスが使用された時間の量の視覚的インジケーションを提示する上述した方法は、電子デバイスがユーザにデバイスが使用された時間の量を視覚的に伝達することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、ユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ上に情報を表示することは、図6Lに示すように、1つ以上の第1のアプリケーション(例えば、図6Lなどの、特定のアプリケーション又はアプリケーションのグループ、いくつかの実施形態では、アプリケーショングループは、ユーザが定義する又はシステム若しくは第三者によって定義される)でディスプレイ上に情報を表示すること(例えば、又は電子デバイスと通信する異なる出力デバイスで提示すること(例えば、電子デバイスと通信するスピーカでサウンド、メディア、又はスピーチを再生すること))を含む(750)。第1の対応する使用のメトリックは、図に6L示すように、任意選択的に、第1の所定の期間の間に1つ以上の第1のアプリケーションで情報を表示するために電子デバイスが使用された時間の量を含む(752)(例えば、第1の使用のメトリックは、1つ以上の第1のアプリケーションに関連付けられた上映時間である)。いくつかの実施形態では、使用限度は、図6Lに示すように、1つ以上の第1のアプリケーションに対して設定される(754)(例えば、1つ以上の第2のアプリケーションにアクセスする前に1つ以上の第1のアプリケーションを所与の期間(例えば、1日)に情報を提示するために使用することができる時間の量が制限される)。第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Lに示すように、任意選択的に、1つ以上の第1のアプリケーションに対する使用限度(例えば、デバイスの1つ以上のアプリケーションへのアクセスを制限することなくデバイスが情報を提示することになる最大時間の量)のインジケーションを更に含み、第1の使用限度のインジケーションは、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションに視覚的に関連付けられる(746)(例えば、視覚的インジケーションは、使用限度と比較したデバイスが情報を提示するために使用された時間の量を視覚的に比較する)。いくつかの実施形態では、第1のメトリックの視覚的インジケーションは、グラフである。例えば、視覚的インジケーションは、任意選択的に、バーチャートであり、バーチャートのサイズは、使用限度を表現する。いくつかの実施形態では、使用限度は、ユーザによって予め定義される。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、使用限度に到達するのに近いときのインジケーション(例えば、使用限度に到達するのに近いことを示すテキスト又はアイコン)、及び/又は、使用限度を超えている程度を定量化するインジケーションを任意選択的に含む、使用限度を超えているときのインジケーションを提示する。例えば、使用限度がバーチャートによって表現されているとき、バーチャートの一部分は、任意選択的に、使用限度を超えている使用量を示す。ユーザは、任意選択的に、1つ以上のアプリケーション、アプリケーションの1つ以上のグループに対する使用限度、及び/又はデバイスに対する全体使用限度を設定する。したがって、いくつかの実施形態では、1つ以上の第1のアプリケーションは、任意選択的に、1つのアプリケーション、複数のアプリケーション、又は電子デバイス上でアクセス可能なすべてのアプリケーションを含む。ここで説明する使用限度は、任意選択的に、方法900を参照して説明する使用限度と同じ又は類似である。第1のメトリックを電子デバイスの使用限度と比較する上述した方法は、電子デバイスが、1つ以上の使用制限が実施されることになる前にどれくらいの時間ユーザが電子デバイスを使用して情報を提示し続けることができるかを伝達することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、ユーザのデバイス使用をユーザ自身の使用限度と比較する必要がない)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、1つ以上の第2のアプリケーション(例えば、図6Nに示すような、特定のアプリケーション又はアプリケーションのグループ、いくつかの実施形態では、アプリケーショングループは、ユーザが定義する又はシステム若しくは第三者によって定義される)でディスプレイ上に情報を表示すること(例えば、又は電子デバイスと通信する異なる出力デバイスで提示すること(例えば、電子デバイスと通信するスピーカでサウンド、メディア、又はスピーチを再生すること))に関連付けられた第2の対応する使用のメトリック(例えば、第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(758)。いくつかの実施形態では、図6Nに示すように、使用限度は、1つ以上の第2のアプリケーションに対して設定されず(760)、第2の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、任意選択的に、1つ以上の第2のアプリケーションの使用限度のインジケーションを含まない(例えば、それが存在しないため)(762)。第2の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、任意選択的に、使用限度のインジケーションなしに、電子デバイスが1つ以上の第2のアプリケーションで情報を表示するために使用された時間の量を示す。いくつかの実施形態では、1つ以上の第2のアプリケーションに対して使用限度が設定されていないが、1つ以上の第2のアプリケーションの一部又はすべての使用は、任意選択的に、1つ以上の第2のアプリケーションのすべてと厳密には異なる範囲を有する使用限度によって制限される。例えば、1つ以上の第2のアプリケーションは、任意選択的に、電子デバイスでアクセス可能なアプリケーションのすべてを含み、1つ以上の第1のアプリケーションは、任意選択的に、アプリケーションの特定のカテゴリ(例えば、ゲーム)に属するアプリケーションを含む。この実施例では、任意選択的に電子デバイスで設定された全体使用限度(例えば、すべてのアプリケーションにわたる最大デバイス使用量を設定する使用限度)は存在しないが、1つ以上の第2のアプリケーションの一部(例えば、1つ以上の第1のアプリケーション)は、使用限度(例えば、1つ以上の第1のアプリケーションの使用限度)に従う。同様に、1つ以上の第2のアプリケーションは、任意選択的に、特定のアプリケーション(例えば、特定のゲームアプリケーション)を含み、1つ以上の第1のアプリケーションは、任意選択的に、アプリケーションの特定のカテゴリ(例えば、ゲーム)に属するアプリケーションを含む。この実施例では、任意選択的に特定の第2のアプリケーションに対して設定された使用限度は存在しないが、1つ以上の第1のアプリケーションが第2のアプリケーションを含むため、第2のアプリケーションの使用は、1つ以上の第1のアプリケーションの使用限度によって制限される。アプリケーション使用のメトリックを表示している間にアプリケーション使用に関連付けられた使用限度を示す上述した方法は、電子デバイスが、1つ以上の使用制限が実施されることになる前にどれくらいの時間ユーザがアプリケーションを使用して情報を提示し続けることができるかを伝達することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、ユーザのアプリケーション使用をユーザ自身の使用限度と比較する必要がない)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の第1のアプリケーションで情報を表示する電子デバイスの使用量が、1つ以上の第1のアプリケーションの使用限度の閾値量(例えば、パーセント値量(例えば、25%、10%、5%など)又は時間の絶対量(例えば、30分、15分、5分など)内であるという判定に従って(764)、図6Wに示すように、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、1つ以上の第1のアプリケーションの使用限度に到達するのに近いという視覚的インジケーション(例えば、使用限度に到達するのに近いことを示すテキスト又はアイコンを表示すること、又は、使用のメトリックの第1の視覚的インジケーションに視覚特性が適用される(例えば、視覚的インジケーション又は視覚的インジケーションの一部の色又はサイズの変化))を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の使用のメトリックのそれぞれの視覚的インジケーションは、対応する使用のメトリックに関連付けられた1つ以上の設定を変更するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンスを含む。アフォーダンスは、任意選択的に、閾値量内である対応する使用のメトリックに関連付けられた使用限度を示す視覚特性(例えば、異なる色)で表示される。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、使用限度を超えていると、使用限度を超えている程度を定量化するインジケーションを任意選択的に含むインジケーションを提示する。例えば、使用限度がバーチャートによって表現されているとき、バーチャートの一部分は、任意選択的に、使用限度を超えている使用量を示す。使用のメトリックを表示している間に使用限度に到達するのに近いときを示す上述した方法は、電子デバイスが、1つ以上の使用制限が実施されることになる前にどれくらいの時間ユーザが1つ以上の動作を実行し続けることができるかを伝達することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、ユーザの使用をユーザ自身の使用限度と比較する必要がない)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Lに示すように、電子デバイスが複数のアプリケーショングループのそれぞれを使用して情報を提示するために使用された時間の量のインジケーションを含み(766)、それぞれのアプリケーショングループは、電子デバイス上でアクセス可能な1つ以上のアプリケーションを含む(例えば、アプリケーショングループは、単一のアプリケーション(例えば、電子メールアプリケーション、ソーシャルネットワーキングアプリケーション、ゲームアプリケーション、インターネットブラウザなど)又は複数のアプリケーションを含むカテゴリ(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ、ゲームカテゴリ、ニュースカテゴリ、ユーザが選択した複数のアプリケーションを含むユーザが定義したカテゴリなど)のいずれかである)。視覚的インジケーションは、任意選択的に、それぞれのアプリケーションカテゴリで合計デバイス時間のどれくらいが使用されたかの視覚表現を含む。いくつかの実施形態では、合計デバイス使用のメトリックは、グラフ又はチャートとして表示され、グラフ又はチャートは、それぞれのアプリケーションカテゴリに対するセグメントを含む(例えば、複数の「スライス」を有する円グラフ、複数の区画を有するバーチャート、複数のバーを有する棒グラフ)。合計使用は、任意選択的に、使用限度と比較される(例えば、パイチャートのパイ全体は、固定された使用限度を表現する、バーチャートの長さは、固定された使用限度を表現する、など)。いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6Lに示すように、電子デバイスが第1のアプリケーショングループを使用して情報を提示するために使用された時間の量に関連付けられた第2の対応する使用のメトリック(例えば、第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(768)(例えば、合計デバイス使用のメトリック内の第1のアプリケーショングループのデバイス使用を提示することに加えて、第1のアプリケーショングループが使用された時間の量を伝達する別個のメトリックが提示される)。第2の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Lに示すように、任意選択的に、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションとは別個の第2の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションを含む(770)(例えば、全体デバイス使用の視覚的インジケーションの一部として(例えば、グラフ又はチャートの一部として)提示されることに加えて、第1のアプリケーショングループの使用は、追加の方法で提示される)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーショングループの使用の視覚的インジケーションは、第1のアプリケーショングループが使用された時間の量を示すテキストを含む。任意選択的に、第1のアプリケーショングループの使用を示す長さを有するバー、第1のアプリケーショングループの使用を示す位置を有するドット、又は第1のアプリケーショングループの使用の別の視覚表現などの、合計デバイス使用の視覚的インジケーションとは別個のグラフィックが表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、どれくらいの時間電子デバイスが複数のアプリケーション及び/若しくはアプリケーションのグループのそれぞれを使用して情報を提示するために使用されたかを示すグラフ又はチャート、並びに複数のアプリケーション及び/若しくはアプリケーションのグループのそれぞれを使用して過ごした時間の量のテキストインジケーションを提示する。複数のアプリケーショングループのそれぞれに関するデバイス使用を提示する上述した方法は、電子デバイスがデバイス使用に関する詳細情報をユーザにグラフィック的に提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザからの更なる入力なしに、表示されたメトリックとともに表示されたメトリックに関する詳細を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6Lに示すように、電子デバイス上でアクセス可能な(例えば、インストールされた、又はネットワーク接続を介してアクセスされる)1つ以上の第1のアプリケーション(例えば、個々のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリ)を実行することに関連付けられた第1の対応する使用のメトリック(例えば、第1の使用のメトリック)の視覚的インジケーション(774)を含む(772)。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、電子デバイス上でアクセス可能な(例えば、インストールされた、又はネットワーク接続を介してアクセスされる)1つ以上の第2のアプリケーション(例えば、図6Lに示すような、個々のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリ。いくつかの実施形態では、アプリケーションのカテゴリは、ユーザによって定義される。いくつかの実施形態では、アプリケーションのカテゴリは、アプリストア、発行元などによって定義される)を稼働することに関連付けられた第2の対応する使用のメトリック(例えば、第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーション(776)を含む。したがって、図6Lに示すように、第1の動作に関連付けられた使用のメトリックは、任意選択的に、第1の所定の期間の間に電子デバイスが1つ以上の第1のアプリケーションを実行する(例えば、表示する)ために使用された時間の量であり、第2の動作に関連付けられた使用のメトリックは、任意選択的に、第1の所定の期間の間に電子デバイスが1つ以上の第2のアプリケーションを稼働する(例えば、表示する)ために使用された時間の量である。アプリケーション及び/又はアプリケーションのグループを実行するための使用のメトリックを提示する上述した方法は、電子デバイスがどのアプリケーションが電子デバイス上で実行されるかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の第1のアプリケーションは、図6Lに示すように、同じカテゴリ(例えば、ユーザが定義したカテゴリ又はシステムで定義されたアプリケーションのカテゴリ)に属する複数のアプリケーションである(778)。いくつかの実施形態では、カテゴリは、アプリストア、アプリケーションの発行元若しくは配給業者、又はユーザ以外の別の関係者によって定義される。新しいアプリケーションが電子デバイスに導入される(例えば、アプリストアからダウンロードされる)と、新しいアプリケーションが関連付けられたカテゴリに対して設定された使用限度は、任意選択的に、新しいアプリケーションに自動的に適用される。第1のメトリックは、任意選択的に、そのカテゴリ内のアプリケーションのグループに関する合計使用の定量化である。1つ以上の第2のアプリケーションは、図6Lに示すように、任意選択的に、1つのアプリケーションである(780)(例えば、第2のメトリックは、任意選択的に、個々のアプリケーションに関する使用の定量化である)。いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、個々のアプリケーションに関する1つ以上のメトリックと同時に、アプリケーションのグループに関する1つ以上のメトリックの混成を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザは、どのアプリケーションがそれら自身のメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させるべきか、及びアプリケーションのどのグループがグループメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させるべきかを定義する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、どのアプリケーションが個々のアプリケーションメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させるべきか、及びどのアプリケーショングループがグループメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させるべきかを判定する。例えば、所定のアプリケーション使用閾値を上回る使用を有するアプリケーションは、任意選択的に、アプリケーションメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させることになり、所定のカテゴリ閾値を上回る使用を有するアプリケーションのカテゴリ(いくつかの実施形態では、アプリケーション使用閾値を上回る使用を有する個々のアプリケーションなしに、かつ、いくつかの実施形態では、アプリケーション使用限度を上回る使用を有する1つ以上の個々のアプリケーションを有しても)は、カテゴリメトリックをダッシュボードユーザインターフェース内に提示させることになる。ダッシュボードユーザインターフェース内に個々のアプリケーション及びアプリケーションカテゴリに関するメトリックを同時に提示する上述した方法は、電子デバイスがどのように電子デバイスが使用されているかを意味のある方法で示す使用のメトリックを提示する(例えば、類似の粒度でメトリックを表示することにより)ことを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、カテゴリメトリック及びアプリケーションメトリックの混成を同時に提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックは、図6RRに示すように、ネイティブアプリケーションの使用及びネイティブアプリケーションに関連付けられたウェブリソースの使用(例えば、ウェブアプリケーションを使用した又はウェブページを見る)(例えば、ユーザがブラウザアプリケーションを使用して電子デバイスのアプリケーション(例えば、ウェブサイトに関連付けられた特定のソーシャルネットワーキングアプリケーション)に関連付けられたウェブサイト(例えば、特定のソーシャルネットワーキングウェブサイト)にアクセスするとき、ウェブサイトにアクセスするためのブラウザアプリケーションを使用する使用)を表現する(782)。例えば、第1の使用のメトリックがソーシャルメディアのメトリックである場合、第1のメトリックは、電子デバイス上でウェブブラウザを使用してソーシャルメディアプラットフォームにアクセスするためのデバイス使用、及び電子デバイス上にインストールされたソーシャルメディアアプリケーションを実行するためのデバイス使用を含む。電子デバイスのブラウジングアプリケーションを使用してウェブページにアクセスするためのデバイス使用をウェブページに関連付けられたアプリケーション又はカテゴリに関連付けられた使用のメトリックの一部として含める上述した方法は、電子デバイスがそれぞれの使用のメトリックのアプリケーション又はカテゴリに関連付けられたデバイス使用を正確に追跡することを可能にし、それにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ウェブ使用を適切な使用のメトリック(単数又は複数)と結合することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図6PPに示すように、1つ以上の第1のアプリケーションの複数の第1のアプリケーション(例えば、ユーザが定義した又はシステムで定義された同じカテゴリに属する複数のアプリケーション)の合計使用が、所定のカテゴリ使用閾値(例えば、所定のカテゴリ使用閾値は、絶対閾値(例えば、第1の期間(例えば、1日、1週間など)の間の複数の第1のアプリケーションが動作を実行する(例えば、情報を提示する、通知を生成するなど)ために使用された所定の時間の量(例えば、30分、1時間、2時間など)又は回数(例えば、5回、10回、50回など))、又は第1の期間の間の合計デバイス使用のパーセント値閾値(例えば、5%、10%、25%など)である)を上回るという判定に従って(784)、ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、複数の第1のアプリケーションに関する結合された使用のメトリック(例えば、複数の第1のアプリケーションのいずれかに関する個々の使用のメトリックを含まずに)を含む(例えば、複数の第1のアプリケーションの合計使用がカテゴリ閾値を上回るとき、複数の第1のアプリケーションの合計使用は、グループとして、第1のメトリックとしてダッシュボードユーザインターフェース内に提示される)。いくつかの実施形態では、図6PPに示すように、1つ以上の第1のアプリケーションの複数の第1のアプリケーションの合計使用が所定のカテゴリ使用閾値を上回らない(例えば、同じカテゴリに属する複数のアプリケーションの合計使用が閾値未満である)という判定に従って(786)、ダッシュボードユーザインターフェースは、複数の第1のアプリケーションに関する結合された使用のメトリックを含まずに、複数の第1のアプリケーションのそれぞれのアプリケーションに関する使用のメトリックを含む(例えば、複数のアプリケーションの合計使用が閾値を満たさないとき、カテゴリ内の1つ以上のアプリケーションの使用は、任意選択的に、別個の使用のメトリック(例えば、第1及び/又は第2の使用のメトリックを含む)として提示される)。アプリケーションのグループに関するメトリックを選択的に提示する上述した方法は、電子デバイスが最も通常実行されるアプリケーションのカテゴリに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、アプリケーションのグループの合計使用が閾値を上回るときにアプリケーションのグループに関する結合されたメトリックを提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図6QQに示すように、1つ以上の第1のアプリケーション(例えば、1つ以上の第1のアプリケーションは、ユーザが定義した又はシステムで定義された同じカテゴリに属する複数のアプリケーションである)の単一の第1のアプリケーションの使用が、アプリケーション使用閾値(例えば、所定のアプリケーション使用閾値は、絶対閾値(例えば、第1の期間の間の第1のアプリケーションが動作を実行する(例えば、情報を提示する、通知を生成するなど)ために使用された所定の時間の量(例えば、30分、1時間、2時間など)又は回数(例えば、5回、10回、50回など))、又は第1の期間の間の合計デバイス使用のパーセント値閾値(例えば、5%、10%、25%など)である)を上回るという判定に従って(788)、ダッシュボードユーザインターフェースは、単一の第1のアプリケーションに関する使用のメトリックを(例えば、複数の第1のアプリケーションに関する結合された使用のメトリックの代わりに又はそれに加えて)含む(例えば、第1のアプリケーションの使用がアプリケーション閾値を上回るとき、第1のアプリケーションの使用は、第1のメトリックとしてダッシュボードユーザインターフェース内に提示される)。いくつかの実施形態では、図6QQに示すように、1つ以上の第1のアプリケーションの単一の第1のアプリケーションの合計使用が所定のアプリケーション使用閾値を上回らない(例えば、単一の第1のアプリケーションの使用が閾値未満である)という判定に従って(790)、ダッシュボードユーザインターフェースは、複数の第1のアプリケーションに関する使用のメトリックを含む(例えば、単一の第1のアプリケーションの使用が閾値を満たさないとき、複数の第1のアプリケーションの使用は、グループとして、第1のメトリックとしてダッシュボードユーザインターフェース内に提示される)。ここでのアプリケーション使用閾値は、任意選択的に、方法900を参照して説明するアプリケーション使用限度と同じ又は類似である。アプリケーションに関するメトリックを提示する上述した方法は、電子デバイスが最も通常実行されるアプリケーションに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、グループのアプリケーションの使用が閾値を上回るときにアプリケーションに関するメトリックを提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6KKに示すように、電子デバイスで1つ以上の通知を受信することに関連付けられた第1の対応する使用のメトリック(例えば、第1の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(792)(例えば、ダッシュボードユーザインターフェースは、所与の時間の量(例えば、1時間、1日、1週間など)の間に電子デバイスで受信した通知の数を示す通知のメトリックを含む)。1つ以上の通知は、任意選択的に、無線又は有線接続を介して異なる電子デバイスから受信される。1つ以上の通知は、任意選択的に、電子デバイス上にインストールされたアプリケーションによって生成される。ダッシュボードユーザインターフェース内に通知のメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが通知を受信するためのデバイス使用を効率的かつ明確に伝達することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、通知使用データを自動的に収集することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスが電子デバイスで1つ以上の通知を受信することは、図6Rに示すように、電子デバイスの1つ以上の第1のアプリケーション(例えば、システムで定義された又はユーザが定義した同じカテゴリ内の複数のアプリケーションなどの、特定のアプリケーション又はアプリケーションのグループ)に関連付けられた通知を受信すること(例えば、メッセージングアプリケーションから新しいメッセージ通知を受信すること)を含む(794)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、受信したそれぞれの通知のインジケーションを提示する(例えば、画像を表示する、振動又は触覚及び/若しくは触知出力を生成する、サウンドを再生するなど)。第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、任意選択的に、第1の所定の期間(例えば、1日、1週間、1か月など)の間の電子デバイスの1つ以上の第1のアプリケーションに関連付けられた受信した通知(例えば、システムで定義された又はユーザが定義した同じカテゴリ内の複数のアプリケーションなどの、特定のアプリケーション又はアプリケーションのグループ)の数を示す表示された数を含む(796)。いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6Rに示すように、電子デバイスの1つ以上の第2のアプリケーションに関連付けられた通知を受信すること(例えば、助言アプリケーションから助言通知を受信すること)に関連付けられた第2の対応する使用のメトリック(例えば、第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(798)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、受信したそれぞれの通知のインジケーションを提示する(例えば、画像を表示する、振動又は触覚及び/若しくは触知出力を生成する、サウンドを再生するなど)。第2の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Rに示すように、任意選択的に、第1の所定の期間(例えば、1日、1週間、1か月など)の間の電子デバイスの1つ以上の第2のアプリケーションに関連付けられた受信した通知の数を示す表示された数を含む(798−2)。アプリケーション又はアプリケーションのグループに関連付けられた通知のメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスがどのアプリケーションが最も通知を生成するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、どのアプリケーションがデバイスを使用して最も頻繁に通知を提示させるかをユーザが認識するように、アプリケーションデータを通知のメトリックの一部として提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザが受信することを所望するより多くの通知を生成するアプリケーションの通知設定を変更することにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6LL〜図6MMに示すように、1つ以上の第1のアプリケーションの通知設定を変更するための設定ユーザインターフェース(例えば、すべての通知を許可する、一部の通知を許可する(例えば、優先度、時間帯、又はなんらかの他のメトリックに基づいて)、又はアプリケーション若しくはアプリケーションのグループに関する通知を許可しないオプション)を表示するように選択可能な第1のアフォーダンス(798−6)を更に含む(798−4)。いくつかの実施形態では、第1のアフォーダンスは、図6LL〜図6MMに示すように、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションに視覚的に関連付けられる(例えば、隣に表示される)(例えば、通知のメトリックが、通知設定を変更するためのアフォーダンスと同時に表示される)。及び、1つ以上の第2のアプリケーションの通知設定を変更するための設定ユーザインターフェース(例えば、すべての通知を許可する、一部の通知を許可する(例えば、優先度、時間帯、又はなんらかの他のメトリックに基づいて)、又はアプリケーション若しくはアプリケーションのグループに関する通知を許可しないオプション)を表示するように選択可能な第2のアフォーダンス(798−8)。第2のアフォーダンスは、任意選択的に、第2の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションに視覚的に関連付けられる(例えば、隣に表示される)(例えば、通知のメトリックが通知設定を変更するためのアフォーダンスと同時に表示される)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、それぞれのアプリケーション又はアプリケーションのグループに関するカスタマイズ可能な通知設定を含む。電子デバイスは、任意選択的に、電子デバイス上のアプリケーションのすべてに影響を及ぼす通知設定を更に含む。アプリケーション又はアプリケーションのグループに関連付けられた通知のメトリックを表示している間に通知設定を表示するように選択可能なアフォーダンスを表示する上述した方法は、電子デバイスがユーザが現在見ているメトリックに関連付けられた設定を変更するためのオプションを提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、通知のメトリックを見ている間に通知設定をアクセス可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、通知のメトリックを見た後で通知設定を変更することにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6LLに示すように、第1の所定の期間(例えば、1日、1週間、1か月など)の間の複数の時間間隔のそれぞれの間(例えば、各時間中、各日中など)に受信した通知の数のインジケーションを含むチャート(例えば、線グラフ、バーチャートなど)を含む(798−10)。経時的に受信した通知のチャートを提示する上述した方法は、電子デバイスが、所定の期間の間にどれだけの通知が受信されたか、及び各間隔内にどれだけの通知が受信されたかのインジケーションを同時に提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、更なるユーザ入力なしに関連情報を一緒に表示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、図6Uに示すように、ユーザ注目イベントを検出することに関連付けられた対応する使用のメトリック(例えば、第1のメトリック又は第2の使用のメトリック)の視覚的インジケーションを含む(798−12)(例えば、ダッシュボードユーザインターフェースは、ユーザが電子デバイスとの双方向作用を開始する回数を示すメトリックを含む)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザ注目イベントに関連する1つ以上のメトリックを示すユーザ注目イベント(例えば、「デバイスピックアップ」)ダッシュボードを提示する。ユーザ注目イベントダッシュボードは、任意選択的に、所定の期間(例えば、1日、1週間など)全体にわたるピックアップの間の平均時間、所定の期間全体にわたるピックアップの合計数、最も多くのユーザ注目イベントを有する所定の期間内の時間帯(例えば、1日の中の1時間、又は1週間の中の1時間若しくは1日)、制限付き使用モード中のピックアップの数、及び他のメトリックなどのメトリックを含む。いくつかの実施形態では、ユーザ入力が電子デバイスにアイドル状態(例えば、電子デバイスとユーザが対話していない及び/又は電子デバイスのディスプレイがオフである、スリープモード、ロック状態、低電力モードなど)を出させるとき、ユーザ注目イベントが検出される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスで最後のユーザ入力が受信されてから所定の時間の量が経過したことに応じて、アイドル状態に入る。任意選択的に、電子デバイスは、アイドル状態に入る要求に対応するユーザ入力(例えば、電子デバイスの電源ボタン又はロックボタンを押すこと)に応じて、アイドル状態に入る。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、アイドル状態の間に画像を表示しない。いくつかの実施形態では、アイドル状態の間に電子デバイス上にロックスクリーンが表示される。ユーザ注目イベントに対応するユーザ入力は、任意選択的に、電子デバイスのボタンが押されること、アイドル状態を終了するためのユーザアクション(例えば、デバイスを持ち上げること)、ロック解除入力(例えば、パスコードを入力すること、又はバイオメトリックを提供すること)、及び電子デバイスの機能(例えばウィジェットユーザインターフェース、カメラアプリケーション、ダッシュボードユーザインターフェース、表示された通知のインジケーションに関連付けられたアプリケーションのユーザインターフェースを表示すること)にアクセスするためのタッチ入力のうちの1つ以上である。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、深度カメラ及び顔認識技術を用いてユーザがユーザの電子デバイスを見たときを判定して、ユーザが電子デバイスを見たことに応じてロック解除することができる(例えば、電子デバイスは、ユーザが電子デバイスに注目しているという判定に応じてロック解除する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、通知(例えば、ディスプレイをオンにするように要求するユーザ入力なしにディスプレイがオンになって通知を表示する)に応じて、アイドル状態を出て、注目イベントが、デバイスになんらかの他のアクション(例えば、デバイスをロック解除すること、ディスプレイを更新してアプリケーション又はオペレーティングシステムのユーザインターフェースを表示すること)を実行させる。すなわち、通知のインジケーションは、任意選択的に、それがデバイスにアイドル状態を出させても、ユーザ注目イベントではない。いくつかの実施形態では、注目イベントのメトリックは、ユーザが電子デバイスの使用を開始する(例えば、ユーザの電話機を「確認する」)回数を示す。ユーザ注目イベント(例えば、デバイスピックアップ)に関連付けられたメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、どれくらい頻繁にユーザが電子デバイスと対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザの電話機をそれほど頻繁でなくしたがってより効率的に使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Uに示すように、ユーザ注目イベントの間の時間(例えば、ユーザ注目イベント(例えば、電子デバイスのボタンが押されること、アイドル状態を終了するためのユーザアクション(例えば、デバイスを持ち上げること)、ロック解除入力(例えば、パスコードを入力すること、又はバイオメトリックを提供すること)、電子デバイスの機能(例えばウィジェットユーザインターフェース、カメラアプリケーション、ダッシュボードユーザインターフェース、表示された通知のインジケーションに関連付けられたアプリケーションのユーザインターフェースを表示すること)にアクセスするためのタッチ入力)の間の平均時間)の視覚的インジケーションを含む(798−14)。いくつかの実施形態では、ユーザ注目イベントの間の時間は、第1の所定の期間(例えば、1日、1週間など)内の期間の間のユーザ注目イベントの間の平均時間として計算され、この期間は、第1の所定の期間の間の最も早いユーザ注目イベント(例えば、1日、1週間、又は他の所定の期間の最初の注目イベント)及び第1の所定の期間の間の最後のユーザ注目イベント(例えば、1日、1週間、又は他の所定の期間の最後の注目イベント)で開始する。ユーザ注目イベント(例えば、デバイスピックアップ)の間の平均時間を示すメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、どれくらい頻繁にユーザが電子デバイスと対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザの電話機をそれほど頻繁でなくしたがってより効率的に使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Uに示すように、第1の所定の期間の間(例えば、1日、1週間など)のユーザ注目イベント(例えば、電子デバイスのボタンが押されること、アイドル状態を終了するためのユーザアクション(例えば、デバイスを持ち上げること)、ロック解除入力(例えば、パスコードを入力すること、又はバイオメトリックを提供すること)、電子デバイスの機能(例えば、ウィジェットユーザインターフェース、カメラアプリケーション、ダッシュボードユーザインターフェース、表示された通知のインジケーションに関連付けられたアプリケーションのユーザインターフェースを表示すること)にアクセスするためのタッチ入力)の合計数の視覚的インジケーションを含む(798−16)。ユーザ注目イベント(例えば、デバイスピックアップ)の数を示すメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、どれくらい頻繁にユーザが電子デバイスと対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザの電話機をそれほど頻繁でなくしたがってより効率的に使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Uに示すように、最高数の検出されたユーザ注目イベントを有する時間間隔(例えば、1日の中の1時間、1週間の中の1時間又は1日など)の視覚的インジケーションを含み(798−18)、この時間間隔は、第1の所定の期間内の複数の時間間隔のうちの1つ(例えば、1日の中の時間のすべてと比較した最もユーザ注目イベントが検出された1日の中の1時間、又は1週間の中の時間若しくは日のすべてと比較した最もユーザ注目イベントが検出された1週間の中の1日若しくは1時間)である。最も多いユーザ注目イベント(例えば、デバイスピックアップ)を有する時間間隔を示すメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、いつユーザが電子デバイスと最も対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザの電話機をそれほど頻繁でなくしたがってより効率的に使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、注目イベントを検出すること(798−20)は、図6Uに示すように(例えば、ディスプレイは、アイドル状態の間、ロックスクリーン(例えば、電子デバイスにアクセス可能な任意のアプリケーションのユーザインターフェースを表示することなくデバイスがロック解除される前に表示されるオペレーティングシステムのユーザインターフェース)、スクリーンセーバー(例えば、電子デバイスにアクセス可能な任意のアプリケーションのユーザインターフェースを表示することなく表示される画像)を表示する、又はオフである(例えば、画像を表示しない))、検出したユーザ入力が電子デバイスのアイドル状態を出る要求に対応するという判定に従って(798−22)、ユーザ入力を注目イベントとして識別することを含む(例えば、注目イベントは、1つ以上の起動基準を満たすデバイスの動き(例えば、ウェイクするために持ち上げる)、タッチ入力(例えば、ロックスクリーン上に表示された画像を選択するタッチ入力、ウィジェットユーザインターフェース、カメラユーザインターフェース、又はオペレーティングシステム若しくは1つ以上のアプリケーションの別のユーザインターフェースを表示するためのスワイプ入力)、電子デバイスに含まれたボタンの作動(例えば、電源ボタン、ロック解除ボタン、ホームボタン、若しくは別のボタンを押すこと、又はスイッチをトグルすること)、又はユーザのバイオメトリック入力(例えば、指紋、ユーザの顔の画像、又は別のバイオメトリック入力(例えば、デバイスをロック解除するための))の検出のうちの1つである)。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、深度カメラ及び顔認識技術を用いてユーザがユーザの電子デバイスを見たときを判定して、ユーザが電子デバイスを見たことに応じてロック解除することができる(例えば、電子デバイスは、ユーザが電子デバイスに注目しているという判定に応じてロック解除する)。いくつかの実施形態では、図6Uに示すように、検出されたユーザ入力が電子デバイスのアイドル状態を出る要求に対応しない(例えば、電子デバイスがアイドル状態ではない、又は検出されたユーザ入力が誤っている(例えば、大きな人体の接触、ユーザがデバイスを持ち上げることに対応しないデバイスの動き、など))という判定に従って(798−24)、電子デバイスは、ユーザ入力を注目イベントとして識別することを見合わせる(例えば、ユーザ入力を注目イベント以外の入力として処理する、又は誤ったユーザ入力を処理することを見合わせる)。様々なユーザ注目イベントを検出してその検出を記録する上述した方法は、電子デバイスが、どれくらい頻繁にユーザが電子デバイスと対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、ユーザの電話機をそれほど頻繁でなくしたがってより効率的に使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の対応する使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6Uに示すように、電子デバイスの制限付き使用モード(例えば、「デバイス休止時間」又は「就寝時刻」)中の検出された注目イベントの数の視覚的インジケーションを含む(798−26)(例えば、電子デバイスは、制限付き使用モード中に電子デバイスがユーザ注目イベントを検出した回数を示すメトリックを表示する)。ここで説明する制限付き使用モードは、任意選択的に、方法1100を参照して説明する制限付き使用モードと同じ又は類似である。制限付き使用モード中の注目イベントの数を示すメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、制限された時間の間にどれくらい頻繁にユーザが電子デバイスと対話するかに関する情報を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザにとって意味のある方法で使用情報を伝達することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより(例えば、制限されたモード以外で、したがってより効率的にユーザの電話機を使用するようにユーザに促すことにより)、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図6K〜Lに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースを表示する前に、電子デバイスは、ダッシュボードユーザインターフェースに関連付けられた通知(例えば、日次又は週次の「デジタルヘルス」通知)のインジケーションを提示し(798−28)、この通知は、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンス(例えば、ソフトボタン又は他のユーザインターフェース要素)を含む。いくつかの実施形態では、この通知は、過去1日、過去1週間、又は別の期間にわたるデバイス使用の視覚的インジケーションを含む。インジケーションは、任意選択的に、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能である。ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、アフォーダンスを選択するユーザ入力を検出したことに応じて表示される(例えば、電子デバイスは、1週間の開始又は1日の開始での1つ以上の使用のメトリックの概要を含む「デジタルヘルス」通知を提示する)。いくつかの実施形態では、週次の「デジタルヘルス」通知は、前の週に関する全体デバイス使用の概要を含んで、1週間の開始に提示される。概要は、任意選択的に、デバイスが複数のアプリケーション及び/又はアプリケーションのカテゴリのそれぞれを使用して情報を提示するために使用された時間の量の視覚的インジケーション、及び全体デバイス使用を前の週と比較するインジケーション(例えば、平均週次使用を上回る又は下回るパーセント)を含む。いくつかの実施形態では、日次の「デジタルヘルス」通知は、前の日に関する全体デバイス使用の概要を含んで、1日の開始に提示される。概要は、任意選択的に、デバイスが複数のアプリケーション及び/又はアプリケーションのカテゴリのそれぞれを使用して情報を提示するために使用された時間の量の視覚的インジケーション、及び全体デバイス使用を前の日と比較するインジケーション(例えば、平均日次使用を上回る又は下回るパーセント)を含む。他の時間間隔が可能である(例えば、月次使用など)。「デジタルヘルス」通知の選択に応じてダッシュボードユーザインターフェースを表示する上述した方法は、電子デバイスが、ユーザの使用のメトリックを確認するようにユーザに注意して、メトリックの概要を含む通知からより詳細なメトリックを提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、使用の概要を通知として、及び使用に関するより詳細を提示するためのユーザ入力に応じてより詳細を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図6E〜Iに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースを表示する前に、電子デバイスは、ウィジェットユーザインターフェースを表示し(798−30)、ウィジェットユーザインターフェースは、1つ以上のウィジェットを含み、それぞれのウィジェットは、電子デバイス上でアクセス可能な(例えば、インストールされた、又はネットワーク接続を介してアクセス可能な)アプリケーションの二次ユーザインターフェースを含む(例えば、それぞれのウィジェットは、アプリケーションに関連付けられたテキスト及び/又は画像を含むユーザインターフェースオブジェクト(例えば、ウィンドウ)(例えば、現在の温度を表示する天気ウィジェット、ライブイベントに対するスコアを表示するスポーツウィジェット、最近のイベントのヘッドラインを表示するニュースウィジェット、及び/又はアプリケーションに関連付けられたコンテンツを表示する任意のユーザインターフェースオブジェクト)を含む)。いくつかの実施形態では、アプリケーションに対応するウィジェットのコンテンツは、アプリケーションによって動的に更新される。1つ以上のウィジェットは、任意選択的に、ダッシュボードユーザインターフェースに関連付けられたメトリックウィジェット(例えば、デジタルヘルスダッシュボード及び/又はデジタルヘルス設定に関連付けられたウィジェット)を含む。いくつかの実施形態では、メトリックウィジェットは、図6E〜図6Iに示すように、対応する使用のメトリックの視覚的インジケーション(例えば、電子デバイスが複数のアプリケーション又はアプリケーションのグループのそれぞれを使用して過去1週間にわたって情報を提示するために使用された合計時間を示すバーチャート)を含む(798−32)。いくつかの実施形態では、他の期間及び/又は動作が可能である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、期間にわたる使用を前の使用と比較するインジケーション(例えば、1週間の平均使用を上回る又は下回るパーセント値)を更に含む。いくつかの実施形態では、図6E〜図6Iに示すように、メトリックウィジェットは、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能であり(798−34)(例えば、ウィジェットは、拡大して第2のメトリックなどのより多くのメトリックを含む、又は、電子デバイスは、設定アプリケーション内にダッシュボードユーザインターフェースを提示する)、ダッシュボードユーザインターフェースは、任意選択的に、メトリックウィジェットを選択するユーザ入力を検出したことに応じて表示される(798−36)(例えば、ダッシュボードユーザインターフェースは、ユーザがメトリックウィジェットを選択したこと又はメトリックウィジェットを拡大したことに応じて表示される)。本明細書で説明するウィジェットユーザインターフェースは、任意選択的に、方法900、1100、及び1300を参照して説明するウィジェットユーザインターフェースと同じ又は類似である。メトリックウィジェットの選択に応じてダッシュボードユーザインターフェースを表示する上述した方法は、電子デバイスが、上位レベルのユーザインターフェース(例えば、ウィジェットユーザインターフェース)内の使用のメトリック(例えば、第1の使用のメトリック)のうちの1つを提示して、ユーザがメトリックウィジェットを見ている間により詳細なメトリックを見る入力を入力する方法を提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、使用の概要をウィジェットとして、及び使用に関するより詳細を提示するためのユーザ入力に応じてより詳細を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図6DD〜図6EEに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースを表示する前に、電子デバイスは、電子デバイスの使用設定ユーザインターフェース(例えば、デバイス使用に関連付けられた設定ユーザインターフェース、又は電子デバイスのオペレーティングシステムの設定ユーザインターフェースであり、かつ電子デバイス上の任意の特定のアプリケーションの設定ユーザインターフェースでない「デジタルヘルス」設定ユーザインターフェース)を表示する(798−38)。使用設定ユーザインターフェースは、任意選択的に、デバイス使用に関連付けられた設定を変更するためのユーザインターフェースを表示するように選択可能な1つ以上のソフトボタンを含む。いくつかの実施形態では、設定は、制限付き使用モード(例えば、デバイス休止時間又は就寝時刻モード)でデバイスを動作させるための1つ以上の時間間隔、1つ以上のアプリケーション、アプリケーションのカテゴリ、又は全体デバイス使用に対する使用限度(例えば、「許容量」)、1つ以上のホワイトリストに登録されたアプリケーション(例えば、電話、メッセージング、地図など)又はアプリケーションの機能(例えば、特定の連絡先からの着信又は通話を受けること)、並びに/又は1つ以上のプライバシー及びコンテンツ設定を設定することを含む。いくつかの実施形態では、使用設定ユーザインターフェースは、図6DDに示すように、対応する使用のメトリックの視覚的インジケーション(798−40)(例えば、電子デバイスが複数のアプリケーション又はアプリケーションのグループのそれぞれを使用して過去1週間にわたって情報を提示するために使用された合計時間を示すバーチャート)を含む。いくつかの実施形態では、他の期間及び/又は動作が可能である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、期間にわたる使用を前の使用と比較するインジケーション(例えば、1週間の平均使用を上回る又は下回るパーセント値)を更に含む。ユーザ設定ユーザインターフェースは、任意選択的に、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンス(798−42)(例えば、選択されると電子デバイスに表示を更新させてダッシュボードユーザインターフェースを提示させる、選択可能な画像又は選択可能なテキスト)を含む。いくつかの実施形態では、第1の使用のメトリックの視覚的インジケーションは、図6DD〜図6EEに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能である。いくつかの実施形態では、ダッシュボードユーザインターフェースは、アフォーダンスを選択するユーザ入力(例えば、ユーザが第4の使用のメトリックの視覚的インジケーションが表示されたタッチスクリーン上の位置にタッチする)を受信したことに応じて表示される(例えば、電子デバイスの設定アプリケーションは、電子デバイスの1つ以上の使用設定を変更するための使用設定ユーザインターフェースを含む)。使用設定ユーザインターフェースは、任意選択的に、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するように選択可能な第4の使用のメトリックの視覚的インジケーションを含む。いくつかの実施形態では、第4の使用のメトリックは、デバイスが所定の期間(例えば、当日、今週など)にわたって、その期間の間に使用された複数のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリのそれぞれに関する情報を提示するために使用された時間の量である。視覚的インジケーションは、任意選択的に、1つ以上の使用制限なしに電子デバイスが情報を提示することができる最大時間の量を定義する、電子デバイスに対して設定された使用限度又は「許容量」を更に示す。使用設定ユーザインターフェース内の視覚的インジケーションの選択に応じてダッシュボードユーザインターフェースを表示する上述した方法は、電子デバイスが、電子デバイスの使用のメトリック及び1つ以上の使用設定を同時に提示して、ユーザが使用設定を見ている間により詳細なメトリックを見る入力を入力する方法を提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、使用に関するより詳細を提示するためのユーザ入力に応じて、設定ユーザインターフェース内の使用の概要及びより詳細を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用設定ユーザインターフェースは、図6Bに示すように、他の電子デバイスから受信した(例えば、ネットワーク接続(例えば、有線又は無線接続)を介して)1つ以上の要求の1つ以上の視覚的インジケーションを含む(798−44)。いくつかの実施形態では、電子デバイス及び他の電子デバイスは、図6Cに示すように、他の電子デバイス上で実施される1つ以上の使用制限を変更する(例えば、他の電子デバイスに対する全体使用限度(例えば、「許容量」)を除去する若しくは増加する、他の電子デバイスに対するアプリケーション若しくはアプリケーションカテゴリ固有の使用限度(例えば、「許容量」)を除去する若しくは増加する、又は他の電子デバイスが制限付き動作モード(例えば、デバイス休止時間又は「就寝時刻」モード)を出ることを許可する要求)ためのグループ又は家族アカウントに関連付けられる。いくつかの実施形態では、視覚的インジケーションはそれぞれ、要求を示す表示された画像又は表示されたテキストを含む。いくつかの実施形態では、テキストのインジケーションは、要求が受信されたことを単に示す、又はその要求に関する詳細(例えば、他のデバイスの識別情報、要求に関連付けられた特定の制限、要求を行なったユーザの識別情報)を含む。視覚的インジケーションは、任意選択的に、要求を承認する又は拒否するための1つ以上のオプションを表示するように選択可能である。他のデバイスの1つ以上の使用制限を変更する要求の視覚的インジケーションを表示する上述した方法は、電子デバイスが、要求及び使用のメトリックを同時に提示して、ユーザに他のデバイスの使用設定を変更する方法を提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、1つのユーザインターフェース内に電子デバイス及び他の電子デバイスに対する使用設定を提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス及び1つ以上の他の電子デバイスは、図6Bに示すように、ユーザグループアカウント(例えば、家族共有グループ)に関連付けられる(798−46)。いくつかの実施形態では、ユーザグループアカウントに関連付けられた電子デバイスは、ファイル(例えば、文書、写真など)及びアプリケーションへのアクセスを共有することができる(例えば、ユーザグループアカウント内のユーザがアプリケーションを購入してそれをダウンロードする場合、他の電子デバイスは、別々にそれを購入することなくそのアプリケーションをダウンロードすることができる)。ユーザグループアカウントは、任意選択的に、親ユーザ及び子供ユーザを含み、親ユーザに関連付けられた電子デバイスが、子供ユーザに関連付けられた1つ以上のデバイスの1つ以上の設定(例えば、コンテンツ、プライバシー、使用、及び他の設定)を制御することができる。使用設定ユーザインターフェースは、図6V〜図6Wに示すように、任意選択的に、1つ以上の他の電子デバイスに関連付けられた1つ以上のアフォーダンス(例えば、選択可能なテキスト又は画像)を含み(798−48)、1つ以上のアフォーダンスは、ダッシュボードユーザインターフェースを更新して、電子デバイスに関連付けられた使用のメトリックの視覚的インジケーションを表示することを停止する(798−50)ため、及び選択されたアフォーダンスに関連付けられた他の電子デバイスに関連付けられた1つ以上の使用のメトリック(例えば、他の電子デバイスに関連付けられた1つ以上の使用のメトリック)の1つ以上の視覚的インジケーションを表示する(798−52)(例えば、他の電子デバイスで情報を提示する、他の電子デバイスで通知を受信する、他の電子デバイスでユーザ注目イベントを検出する、など)ために選択可能である(例えば、タッチ入力、マウス入力、キーボード入力、音声入力などにより)。いくつかの実施形態では、親は、子供のデバイスのそれぞれに関するダッシュボードユーザインターフェースを見て、子供デバイスの使用を監視し、1つ以上の使用制限(例えば、使用限度(例えば、「許容量」))又は子供デバイスが制限付き使用モード(例えば、デバイス休止時間又は「就寝時刻」)に入る時間を設定することができる。電子デバイスは、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類(例えば、親、子供などとして)又はデバイスが設定されたときに選択されたオプションに基づいて、どの許可(例えば、メトリックを見る及び/又は使用限度及び制限付き動作期間を設定するための)をそれぞれのユーザアカウントに与えるべきかを判定する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、設定ユーザインターフェース内に、ユーザグループアカウントに関連付けられたそれぞれの電子デバイスに関連付けられた使用のメトリック(例えば、合計デバイス使用又は上映時間)を表示する。任意選択的に、それぞれの親デバイスは、子供デバイスのそれぞれに関連付けられたメトリックを表示するが、子供デバイスは、任意選択的に、ユーザグループアカウントに関連付けられた任意の他のデバイスに関連付けられたメトリックを表示せず、親デバイスは、任意選択的に、ユーザグループアカウントに関連付けられた他の親ユーザアカウント(単数又は複数)に関連付けられた電子デバイスに関連付けられたメトリックを表示しない。ユーザグループアカウント内の他のデバイスに関連付けられた1つ以上のメトリックを表示する上述した方法は、電子デバイスが、ユーザグループ内の複数のデバイスに関する使用情報への容易なアクセスを提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザが他のデバイスの1つ以上の使用設定を変更することができる設定ユーザインターフェースを提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用設定ユーザインターフェースは、図6Aに示すように、電子デバイスに関する使用データを削除する(例えば、情報を提示する、通知を受信する、ユーザ注目イベントを検出するなどの時間又は回数などのデバイス使用に関するデータ、いくつかの実施形態では、すべての使用データを削除することにより、電子デバイスの使用のメトリックをリセットさせる)ために選択可能なアフォーダンスを含む(798−54)。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上の入力デバイスで使用データを削除するように選択可能なアフォーダンスを選択するユーザ入力を受信すること(798−56)(例えば、アフォーダンスが表示されたタッチスクリーン上の位置でタッチを受信すること、マウス又はキーボード入力でアフォーダンスの選択を受信すること、など)、及びに入力を受信したことに応じて使用データを削除すること(798−58)を更に含む。すべての使用データを削除するオプションを提示する上述した方法は、電子デバイスが、使用のメトリックを、そのようにするユーザ要求に応じてリセットすることを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、データが削除された後で収集されたデータのみを示す使用のメトリックを提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用設定ユーザインターフェースは、図6Aに示すように、電子デバイスに関する使用データ(例えば、情報を提示する、通知を受信する、ユーザ注目イベントを検出するなどの時間又は回数などのデバイス使用に関するデータ)を記録することを停止するように選択可能なアフォーダンスを含む(798−60)。いくつかの実施形態では、データ収集が停止されると、使用のメトリックは、更新することを停止するが、それらの現在の状態に保持される。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上の入力デバイスで使用データを記録することを停止するように選択可能なアフォーダンスを選択するユーザ入力を受信すること(798−62)(例えば、アフォーダンスが表示されたタッチスクリーン上の位置でタッチを受信すること、マウス又はキーボード入力でアフォーダンスの選択を受信すること、など)、及び入力を受信したことに応じて電子デバイスに関する使用データを記録することを停止する(例えば、すべての使用データを削除して、又は削除することなく)こと(798−64)を更に含む。使用データを記録することを停止するオプションを提示する上述した方法は、電子デバイスが、使用のメトリックにデータが反映されるユーザ制御を提供することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、ユーザが定義した期間を除外した使用のメトリックを提示することにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図6Y〜図6CCに示すように、電子デバイスの1つ以上の使用設定を設定又は変更するために、ダッシュボードユーザインターフェースを表示するため、又はデバイス使用に関連付けられた設定を変更するための認証クレデンシャル(例えば、電子デバイスをロック解除するためのパスコード又は電子デバイスでユーザアカウントにログインするためのパスコードとは異なるパスコード)を要求する(798−66)(例えば、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスで、パスコードを要求するように選択可能なアフォーダンスを選択するユーザ入力を受信する(例えば、アフォーダンスが表示されたタッチスクリーン上の位置でタッチを受信する、マウス又はキーボード入力でアフォーダンスの選択を受信する、など))。いくつかの実施形態では、入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、パスコードを設定するためのユーザインターフェースを提示する(例えば、電子デバイスは、ユーザが使用データのパスコードを入力することを要求するテキスト、及びパスコードを入力するためのソフトキーパッドを表示する)。パスコードが要求されている間に(例えば、パスコードを設定したこと又はアクティブ化したことに応じて)、電子デバイスは、任意選択的に、1つ以上の入力デバイスで、デバイス使用に関連付けられた設定を変更するための設定ユーザインターフェースを表示するように選択可能なアフォーダンスのうちの1つを選択するためのユーザ入力を受信する(例えば、アフォーダンスが表示されたタッチスクリーン上の位置でタッチを受信する、マウス又はキーボード入力でアフォーダンスの選択を受信する、など)。ユーザ入力に応じて、電子デバイスは、任意選択的に、パスコードを入力するプロンプトを提示する(例えば、デバイス使用に関する設定を変更するためにパスワードが必要であることを示すメッセージを表示する又は話す)。任意選択的に、デバイスは、ユーザがパスワードを入力することができるソフトキーパッドを表示する。入力されたパスコードがパスコードと一致する(例えば、ユーザが正しいパスコードを入力する)という判定に従って、電子デバイスは、任意選択的に、設定のうちの1つ以上を変更する機能を有する使用設定ユーザインターフェースを提示する。入力されたパスコードがパスコードと一致しない(例えば、ユーザが正しくないパスコードを入力する)という判定に従って、電子デバイスは、任意選択的に、設定のうちの1つ以上を変更する機能を有する使用設定ユーザインターフェースを提示することを見合わせる(例えば、正しいパスコードなしに、電子デバイスは、ユーザがデバイス使用に関する設定を変更することを許可しない)。任意選択的に、デバイスは、現在の設定のインジケーション(例えば、1つ以上の使用限度又はデバイスが制限付き使用モードで動作する期間のインジケーション)を提示する。デバイス使用に関連付けられた1つ以上の設定を変更するためにパスワードを必要とするオプションを提示する上述した方法は、電子デバイスが、デバイス使用に関連付けられた1つ以上の設定の無許可の変更を防止することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、正しいパスコードに応じて電子デバイスで変更を行うことを可能にする)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用設定ユーザインターフェースは、コンテンツのペアレンタルガイダンスレーティングに関連付けられた設定(例えば、特定のペアレンタルガイダンスレーティングを有するコンテンツ(例えば、アプリケーション、音楽、ビデオなど)へのアクセスを制限する設定)を変更するように選択可能な1つ以上のアフォーダンス(798−70)、及びデータプライバシーに関連付けられた設定(例えば、図6Aに示すように、指定した種類のデータ(例えば、位置、連絡先、カレンダデータ、助言、写真、無線接続、マイクロフォンなど)を共有することを制限する設定)を変更するように選択可能な1つ以上のアフォーダンス(798−72)を含む(798−68)。ペアレンタルガイダンス設定及びデータプライバシー設定と使用設定を同時に表示する上述した方法は、電子デバイスが、共有ユーザインターフェース内に関連した設定を提示することを可能にし、これにより、ユーザとデバイスとの間の双方向作用を簡略化してデバイスの操作性を強化し(例えば、類似の設定を合わせて提示する)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
図7A〜図7Sにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書で説明される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法900、1100、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図7A〜図7Sに関して上記した方法700にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700を参照して上述した使用のメトリックのダッシュボードユーザインターフェース、使用のメトリック、通知のメトリック、デバイスピックアップのメトリック、使用制限設定などは、任意選択的に、本明細書で説明する他の方法(例えば、方法900、1100、1300、及び1500)を参照して本明細書で説明する使用のメトリックのダッシュボードユーザインターフェース、使用のメトリック、通知のメトリック、デバイスピックアップのメトリック、使用制限設定などの特性のうちの1つ以上を有する。簡潔にするために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A〜図1B、図3、図5A〜図5Hに関連して説明したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図7A〜図7Sを参照して上述した動作は、図1A〜図1Bに示した構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作702、798−30、及び798−38、並びに受信する動作714、724、798−56、及び798−62は、任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190により実行される。イベントソート部170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1の接触がユーザインターフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連するイベント処理部190をアクティブ化する。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176若しくはオブジェクト更新部177を任意選択的に利用する又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいてどのように実施され得るかは明らかであるだろう。
アプリケーション及びカテゴリの使用限度
ユーザは、電子デバイスと、デバイス上でアクセス可能なアプリケーションを使用することを含めて多くの異なる方法で対話する。いくつかの状況では、ユーザが特定の期間の間の特定のアプリケーションの使用を監視して制限することは困難である。後述する実施形態は、電子デバイスが使用限度を実施して、特定のアプリケーションに関連付けられたアプリケーション使用限度に到達しているなど、特定のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する制限基準が満たされると使用限度に到達していると判定し、それによって、ユーザが制限することを所望する特定のアプリケーションのユーザの使用を制限する方法を提供する。特定のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対して電子デバイス上で使用限度を設定することにより、電子デバイスが、特定のデバイス動作のユーザの使用を効率的に制限することを可能にし、ユーザがそのような使用限度を設定する簡単な方法を提供して、これにより、デバイスの使用をより効率的にする(例えば、ユーザは、ユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによって提供されるデバイスへの入力(例えば、別の方法でユーザの使用を監視するための入力)を低減する)。例えば、使用限度が設定されているという理解により、ユーザは、制限された動作をより賢明にかつ効率的に使用して、使用限度下ですべての必要なタスクを実行することができる。使用限度に到達している場合、デバイスは、ユーザが制限付き動作を使用することを制限し、それによって、ユーザが知らずに使用限度を超えてデバイス上で意図するより多くの時間を過ごすことを防止し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図8A〜図8NNNは、本開示のいくつかの実施形態に従った、電子デバイス上で使用限度が設定、構成、又は実施される例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図9A〜図9Kを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。
図8Aは、図5A〜図5Hを参照して説明するタッチスクリーン504を有する例示的なデバイス500を示す。タッチスクリーン504は、様々なコンテンツを含む1つ以上のユーザインターフェースを任意選択的に表示する。図8Aに示す実施例では、タッチスクリーン504は、デバイス500上で制限基準が満たされない(例えば、ユーザが定義した使用限度に到達していない、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上のユーザが定義した時間のウィンドウ以外)時にホーム画面802を表示する。いくつかの実施形態では、後述するように、所与のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に到達していると、制限基準が満たされる。図8Aでは、ホーム画面802は、図4Aを参照して上述したように、デバイス500上で異なるアプリケーションを起動する又は別の方法で表示するためのアイコン424、426、428、432、434、436、440、442、444、448、及び450を含む。
図8B〜図8Tは、本開示の実施例に従った、デバイス500上で使用限度を設定して定義する例示的な方法を示す。図8Bでは、タッチオブジェクト(例えば、ユーザの指、スタイラス、ホバリング入力オブジェクト、ホバリング入力デバイスなど)は、ホーム画面802から設定アプリケーション446を選択する(例えば、接触803を提供することにより)。接触803及び接触803と設定アプリケーションアイコンとの間の双方向作用は、単なる例示であることが理解される。特定のGUIオブジェクト及びテキストがこれらの図に示されているが、例示したGUIは、限定するものではないことが理解される。開示した方法は、本開示の範囲を逸脱することなく、図と異なるGUIオブジェクト及びテキストを表示することにより実行することができる。
図8Cでは、設定アプリケーションの選択に応じて、設定ユーザインターフェースが表示され、接触803は、デジタルヘルス設定804に関連付けられたアフォーダンスを選択する(例えば、タップにより)。デジタルヘルスアフォーダンス804の選択に応じて、図8Dに示すように、電子デバイス上にユーザが初期使用限度セットアップを実行したいかを尋ねるメッセージ806が表示される(例えば、使用限度がデバイス500上でまだセットアップされていないため)。メッセージ806は、使用限度セットアップを実行するアフォーダンス(例えば、「続ける」808a)及び使用限度セットアップを見合わせるアフォーダンス(例えば、「あとで」808b)を含む。ユーザは、「続ける」808aを803で選択することにより、使用限度セットアップを進める。いくつかの実施形態では、ユーザは、任意選択的に、メッセージ806を続けないことにより(例えば、「あとで」808bを選択することにより、ホーム画面802に戻ることにより)、初期使用限度セットアップを見合わせる。
図8Eは、図8Dの「続ける」808aの選択に応じてデバイス500によって任意選択的に表示される、例示的な制限付き使用モードセットアップユーザインターフェースを示す。いくつかの実施形態では、初期使用限度セットアップを実行している間に、図8Eの制限付き使用モードセットアップユーザインターフェースが表示される。例えば、図10A〜図10AAA及び図11A〜図11Iを参照してより詳細に後述するように、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間ウィンドウが、任意選択的に、制限付き使用モードセットアップユーザインターフェース内に最初にセットアップされる。制限付き使用モードの初期セットアップが完了した後で、ユーザは、「はい」810aを選択することにより(例えば、接触803により)、初期使用限度セットアップに進む。いくつかの実施例では、制限付き使用モードは、任意選択的に、初期使用限度セットアップの前にセットアップされない(例えば、「いいえ」810bを選択することにより、ホーム画面802に戻ることにより、なんらの時間ウィンドウを限度使用モードに関連付けないことにより)。制限付き使用モードの詳細は、図10A〜図10AAA及び図11A〜図11Iを参照して以下により詳細に説明する。本開示で説明する制限付き使用モードの任意の特徴は、任意選択的に、本開示の範囲を逸脱することなく、本明細書で説明する任意の使用限度の特徴と組み合わせて実施されることが理解される。
図8Fは、図8Eの「はい」810aの選択に応じてデバイス500によって任意選択的に表示される、1つ以上のアプリケーション又はカテゴリの使用限度を設定するための例示的な使用限度セットアップユーザインターフェース812を示す。例示的な使用限度セットアップユーザインターフェースは、複数の選択可能なアプリケーションのカテゴリ(例えば、「すべてのアプリ及びカテゴリ」814a、「ニュース」814b、「ゲーム」814c、「メール」814d、「ソーシャルメディア」814e、「ストリーミング」814f)を含む。いくつかの実施形態では、セットアップユーザインターフェースは、選択可能なアプリケーションを含み、それによって、ユーザが個々のアプリケーションに対する使用限度を設定することができる。このようにして、ユーザは、ユーザが使用を制限することを所望する、アプリケーションの1つ以上のカテゴリ、又は1つ以上の個々のアプリケーションを選択することができる。
図8Fでは、アプリケーションのそれぞれのカテゴリに関連付けられた例示的なアプリケーションは、それぞれの対応するカテゴリの下に表示される(例えば、「ソーシャルメディア」カテゴリ814e下の「ソーシャルアプリA」、「ソーシャルアプリB」、「ソーシャルアプリC」)。いくつかの実施形態では、ユーザは、「すべてのアプリ及びカテゴリ」814aを選択することにより、電子デバイス上のすべてのアプリケーション及びカテゴリに対する使用限度を設定することができる(例えば、全体「上映時間」限度)。いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザが選択するアプリケーション及びアプリケーションのカテゴリに対して使用限度を設定することができる。ユーザは、セットアップユーザインターフェースを去ることにより(例えば、「中止する」816bを選択することにより、ホーム画面802に戻ることにより、なんらのアプリケーション又はカテゴリを選択しないことにより)、初期使用限度セットアップを見合わせることができる。
使用限度セットアップユーザインターフェースは図に示すようにアクセスされるが、使用限度セットアップユーザインターフェースは、任意選択的に、本開示の範囲を逸脱することなく図示した実施形態とは異なる方法でアクセス可能であることが理解される。特定のアプリケーション及びカテゴリが図に示されているが、特定のアプリケーション及びカテゴリは、単なる例示であり、本開示の範囲を逸脱することなく異なるアプリケーション又はカテゴリが使用限度セットアップユーザインターフェース上に任意選択的に現れることが理解される。
図8G〜図8Jは、アプリケーションのカテゴリの選択、及びユーザが使用を制限することを所望する選択されたカテゴリに関連付けられたアプリケーションの選択の例示的な方法を示す。図8Gでは、ユーザは、アプリケーションのカテゴリ(例えば、そのカテゴリに対する使用限度を設定するためにソーシャルメディアカテゴリ814eを)を選択する(例えば、接触803により)。いくつかの状況では、ユーザは、アプリケーションの1つより多くのカテゴリを、それらの結合されたカテゴリに対する使用限度を設定するため、又はそれらのカテゴリのそれぞれに対する使用限度を設定するために、選択する。いくつかの実施例では、ユーザは、アプリケーションのカテゴリを選択しない。いくつかの実施例では、「すべてのアプリ及びカテゴリ」の選択は、任意選択的に、電子デバイス上のすべてのアプリケーション及びアプリケーションのカテゴリを選択する。
図8Hでは、アプリケーションのカテゴリ(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ)の選択に応じて、カテゴリ使用限度セットアップユーザインターフェース818が表示される。図に示すように、現在選択されたカテゴリに関連付けられたすべてのアプリケーション(例えば、ソーシャルアプリケーションA〜E 820a〜820e)が表示され、既定により選択される。いくつかの実施形態では、アプリケーションのいずれも選択されない。ユーザは、制限されることになる現在選択されたカテゴリのアプリケーションを選択する。図示したように、選択されたアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションB 820b)の選択(例えば、接触803による)は、前に選択されたアプリケーションを選択解除する(例えば、接触803を使用してソーシャルアプリケーションB 820bを選択解除することにより)。特定のGUIオブジェクトの選択を示すためにチェックマークが使用されているが、本開示の範囲を逸脱することなくインジケーションの選択の他の方法(例えば、ハイライト、カーソル)を使用することができることが理解される。
図8Iでは、前に選択されたソーシャルアプリケーションB 820bの選択に応じて、ソーシャルメディアアプリケーションB 820bが選択解除される。いくつかの実施形態では、アプリケーションが属するカテゴリに関連付けられた使用限度に到達した後でも、選択解除されたアプリケーションへのアクセスが提供される(例えば、選択解除されたアプリケーションは、以下により詳細に説明する「ホワイトリスト」アプリケーションであるため)。アプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションB 820b)を選択解除することにより、任意選択的に、それを対応する使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリの使用限度)によって制限されなくさせる。すなわち、ホワイトリストアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションB 820b)は、任意選択的に、ホワイトリストアプリケーションに関連付けられた使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ)に到達した後でアクセス可能である。
いくつかの実施形態では、非ホワイトリストアプリケーションの使用により、そのアプリケーションに関連付けられた使用限度に向かって集計する。例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 820aは、任意選択的に、図8Iの使用限度セットアップユーザインターフェース818上で選択される。ソーシャルメディアアプリケーションA 820aへのアクセスは、任意選択的に、ソーシャルメディアカテゴリの使用限度に到達した後で制限される。ソーシャルメディアカテゴリの使用限度に到達する前に、ソーシャルメディアアプリケーションAの使用により、任意選択的に、ソーシャルメディアカテゴリの使用限度に向かって集計する。
図8Iでは、現在選択されたカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)に対してアプリケーションの所望のセット(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 820a及びC〜E 820c〜820e)が選択されて制限される(例えば、選択されたカテゴリに関連付けられた使用限度に到達した後で、アプリケーションの選択されたセットのアプリケーションへのアクセスが制限される)と、ユーザは、アプリケーションのセットを確認して(例えば、接触803で「完了」822を選択することにより)次のセットアップユーザインターフェースに進む。
図8Jでは、任意選択的に図8Iの「完了」822の選択に応じてデバイス500によって表示される、使用限度セットアップユーザインターフェース812は、1つ以上の対応する使用限度によって実施するように選択されたアプリケーション及び/又はカテゴリを表示する(例えば、ソーシャルメディア814e)。ソーシャルメディアカテゴリに対して制限されることになるアプリケーションの所望の設定が選択された後で、ソーシャルメディアカテゴリの下に表示されたアプリケーションは、図8Jに示すように、更新されて、カテゴリ使用セットアップユーザインターフェース818上で選択されたアプリケーションの一部又はすべてを表示する。いくつかの実施形態では、選択されたアプリケーションの名前がカテゴリの下のスペース量を超える場合、選択されたアプリケーションの一部が表示されて、「他」が続く。他のカテゴリ(例えば、選択されていないカテゴリ)の下に表示されたアプリケーションは、任意選択的に、更新しない。すべての所望のアプリケーション及びカテゴリが選択されて、1つ以上の対応する使用限度によって実施されると、ユーザは、次のユーザインターフェースに進む(例えば、接触803を用いて「追加」を選択することにより)。
図8K〜図8Mは、カテゴリに関連付けられた使用限度を設定する例示的な方法を示す。ユーザは、アプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対して異なる時間で実施されることになる異なる使用限度を設定することができる。例えば、図8Kに示すように、図8Kの「追加」816aの選択に応じて、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824がデバイス500によって表示される。通知及びブロックオプション828a並びに通知オプション828bもまた、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824上に表示される。「通知」及び「通知及びブロック」モードで使用限度を実施する方法は、図8NN〜図8WWを参照して以下により詳細に説明する。図では通知オプション828bが選択されているが、ユーザは、それぞれの使用限度に対するいずれかのオプションを選択することができることが理解される。カテゴリ使用限度に関連付けられた既定の使用限度(例えば、「「2時間」)が表示される。いくつかの実施形態では、既定の使用限度は、電子デバイスによって自動的に判定される。ユーザは、任意選択的に、ユーザインターフェース上の「日をカスタマイズする」826を選択することにより、異なる日に対する使用限度(例えば、既定の使用限度とは異なる使用限度)をカスタマイズすることができる。
図8Kでは、接触803による「日をカスタマイズする」の選択が検出され、これに応じて、デバイス500は、図8Lに示すように、使用限度カスタマイズユーザインターフェースを表示する。図8Lに示すように、1週間の異なる日(例えば、月曜日836b、水曜日836d、及び木曜日836e)に対して異なる使用限度(例えば、1時間)が定義される。1週間の異なる日が示されているが、カスタム使用限度は、任意選択的に、任意の期間に対して定義されることが理解される。カスタマイズした使用限度が定義された後で、ユーザは、「完了」838を選択して、次のユーザインターフェースに進む。
図8Mは、カスタマイズした使用限度がセットアップされた後で(例えば、図8Lの「完了」838の選択の後で)表示される、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824を示す。カスタマイズした使用限度がセットアップされた後で、「日をカスタマイズする」826の下に、カスタマイズした使用限度が実施される期間が表示される。ユーザが「追加」830を選択すると、カスタマイズした使用限度がソーシャルメディアカテゴリ使用限度設定に追加される。例えば、図8Mに示すように、月曜日、水曜日、及び木曜日に1時間の使用限度が実施される。日曜日、火曜日、金曜日、及び土曜日に2時間の既定の使用限度が実施される。
図8Mで使用限度を設定した後で、デバイス500は、図8Nに示すように、任意選択的に、使用限度が設定されたことを確実にするために、デジタルヘルスパスコードセットアップユーザインターフェース840を表示する。いくつかの実施形態では、初期使用限度設定が設定された後で、電子デバイスは、デジタルヘルスパスコードセットアップユーザインターフェース840を表示して、パスコード入力ユーザインターフェース842上でデジタルヘルス設定(例えば、使用限度設定)に関連付けられたパスコードを入力することをユーザに促す。いくつかの実施形態では、パスコードは、デバイス500上のデジタルヘルス設定への無許可アクセス(例えば、親のデバイスパスコードを知っている子供による)を防止するために、電子デバイスの全般パスコード(例えば、一般的に、デバイスをロック解除するためのパスコード)とは異なる。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。
初期使用限度設定を終了した後で、図8Oに示すように、制限設定ユーザインターフェース844が表示される。制限設定ユーザインターフェース844は、図6A〜図6UU及び図7A〜図7Sを参照してより詳細に説明する。使用限度に関連付けられたカテゴリ内のアプリケーションの使用は、任意選択的に、使用バー848上に示される。関連付けられた使用限度を有するカテゴリ(例えば、「ソーシャルメディア」)は、「アプリ限度」846の下に表示される。例えば、図8Oでは、ソーシャルメディアカテゴリの使用はなく、ゆえに、使用バー848は、ソーシャルメディアカテゴリのアプリケーションが使用されていないことを示す。「アプリ限度」846の選択は、任意選択的に、アプリケーション使用限度設定を変更することができる図8Pのアプリケーション限度ユーザインターフェースの表示を引き起こす。
図8Pは、アプリケーション限度ユーザインターフェース850を示す。初期セットアップ中に追加された使用限度カテゴリ(例えば、「ソーシャルメディア」852a)は、図8Pのアプリケーション限度ユーザインターフェース850上に表示される。カスタマイズした使用限度及びそれらの関連付けられた期間は、「ソーシャルメディア」852aの下に表示される。ユーザインターフェースはまた、アプリ限度トグルスイッチ856を含む。図示したように、電子デバイスは、ボタンが「オン」にトグルされた場合に、定義された使用限度を実施する。反対に、電子デバイスは、ボタンが「オフ」にトグルされた場合に、定義された使用限度を実施しない。いくつかの実施形態では、電子デバイスが定義された使用限度を実施しないとき、定義された使用限度は、保持されて保存されるが、実施されない。定義された使用限度は、任意選択的に、アプリケーション限度のその後のアクティブ化で実施されることになる(例えば、アプリ限度トグルスイッチ856を「オン」にトグルすることにより)。いくつかの実施形態では、アプリケーション使用は、アプリケーション限度の再アクティブ化(例えば、アプリ限度トグルスイッチ856を一定期間の間「オフ」にトグルし、その後アプリ限度トグルスイッチ856を「オン」にトグルすることにより)の間に追跡されて保持される(例えば、アプリケーション使用の寄与は、アプリケーション限度のその後のアクティブ化に対してリセットされない)。いくつかの実施形態では、アプリケーション使用は、アプリケーション限度の再アクティブ化の間に追跡されず保持されない(例えば、アプリケーション使用の寄与は、アプリケーション限度のその後のアクティブ化に対してリセットされる)。ユーザは、図8Pに示すように、「限度を追加する」854を選択することにより、更にアプリケーション又はカテゴリ使用限度を追加することができる。いくつかの実施例では、「限度を追加する854」の選択は、任意選択的に、電子デバイスに使用限度セットアップユーザインターフェース812と同様のユーザインターフェースを表示させる。簡潔にするために、1つ以上のアプリケーション又はカテゴリ使用限度を追加することは、図8F〜図8Mで説明したのと同様であることが理解される。
図8Qは、追加のアプリケーション使用限度(例えば、「ゲームA」852c及び「ストリーミングアプリB」852g)及びカテゴリ使用限度(例えば、「すべて」852b、「ゲーム」852d、「ストリーミング」852e、「ストリーミング及びソーシャルメディア」852f)が追加された後の使用限度ユーザインターフェース850を示す。「すべて」852bは、電子デバイス上のすべてのアプリケーション及びカテゴリに関連付けられた電子デバイスの全体使用限度(例えば、全体「上映時間」限度)である。「ストリーミング及びソーシャルメディア」852fは、合同カテゴリ使用限度である。合同カテゴリ使用限度は、合同カテゴリに関連付けられたアプリケーションの使用を実施する。例えば、ストリーミング又はソーシャルメディアアプリケーションの使用は、任意選択的に、「ストリーミング及びソーシャルメディア」の合同使用限度852fによって実施される。
電子デバイスは、任意選択的に、同時使用限度を実施する。例えば、ユーザは、図に示すように、電子デバイス上で同時使用限度「ソーシャルメディア」852a及び「ストリーミング及びソーシャルメディア」852fをセットアップする。いくつかの実施形態では、使用限度に関連付けられたソーシャルメディアアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA)の使用は、両方の同時使用限度に寄与する。いくつかの実施形態では、同時使用限度のより保守的な限度が実施される。例えば、ソーシャルメディア使用限度に対して2時間が残っていて、かつストリーミング及びソーシャルメディア使用限度に対して3時間が残っている場合、ソーシャルメディアアプリケーションの使用は、任意選択的に、より保守的なソーシャルメディア使用限度によって制限される(すなわち、ソーシャルメディアアプリケーションの2時間の使用の後で)。別の実施例として、ソーシャルメディア使用限度に対して2時間が残っていて、かつストリーミング及びソーシャルメディア使用限度に対して1時間が残っている場合、ソーシャルメディアアプリケーションの使用は、任意選択的に、より保守的なストリーミング及びソーシャルメディア使用限度によって制限される(すなわち、ソーシャルメディアアプリケーションの1時間の使用の後で)。
図8Rは、カテゴリ使用限度設定ユーザインターフェース858を示す。カテゴリ使用限度設定ユーザインターフェース858は、図8H〜図8Iのカテゴリ使用限度セットアップユーザインターフェース818に表示された情報と実質的に同様な情報を含む。使用限度セットアップ中に前に選択されたアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 820a及びC〜E 820c〜820e)は、ユーザインターフェース858上に表示される。いくつかの実施形態では、ユーザは、カテゴリ使用限度設定ユーザインターフェース858上のアプリケーションを選択すること又は選択解除することにより、制限されることになるアプリケーションを再定義する。ユーザは、図8Rに示すように、「リネーム」862を選択することにより、カテゴリ使用限度の名前860(例えば、「ソーシャルメディア」)を変更し、これにより、任意選択的に、図8S及び図8Tに示すように、ソーシャルメディアカテゴリ限度の名前の変更となる。
具体的には、図8Sで、カテゴリ使用限度の名前860を変更したことに応じて(例えば、「ソーシャルメディア」から「Johnの楽しいこと」に)、ユーザインターフェース858上に更新された名前が表示される。カテゴリ使用限度設定に対する所望の更新が実行された後で、ユーザは、更新された設定を保存して、「完了」822を選択することにより、図8Tに示すように、アプリケーション限度ユーザインターフェース850に戻る。図8Tは、カテゴリ使用限度設定が更新された後のアプリケーション限度ユーザインターフェース850を示す。前のソーシャルメディアカテゴリ852aを「Johnの楽しいこと」に名前を変更したことに応じて、アプリケーション限度ユーザインターフェース850は、カテゴリ852aの更新された名前(例えば、「Johnの楽しいこと」)を表示する。
図8U〜図8EEは、本開示の実施例に従った、様々な制限に従ったアプリケーションの表現を表示する例示的な方法を示す。
図8Uでは、タッチスクリーン504は、デバイス500上で制限基準が満たされない時のホーム画面802を表示する(例えば、任意のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に到達していない)。いくつかの実施形態では、所与のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に到達していると、制限基準が満たされる。いくつかの実施形態では、方法1100を参照して説明するように、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に使用制限基準が満たされる。図8Uでは、ホーム画面802は、図4Aで上述したように、デバイス500上で異なるアプリケーションを起動する又は別の方法で表示するためのアプリケーションアイコン424、426、428、432、434、436、440(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションAに関連付けられた)、442(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションBに関連付けられた)、446、448、450、及び452を含む。図8Uに示すように、1つ以上のアプリケーションアイコンは、任意選択的に、アプリケーションに関連付けられた任意の未読通知をユーザに通知する通知インジケータ864を含む。例えば、図8Uの通知インジケータ864は、ソーシャルメディアアプリケーションA 440に3つの未読メッセージがあることを示す。いくつかの実施形態では、通知インジケータ864は、図8Uに示すように、適切なアイコンの上に(又は部分的に上に)重ね合わせたバッジである。
図8V〜図8Wでは、ホーム画面802が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触803の水平スワイプが検出され、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされない(例えば、使用限度に到達していない)時にデバイス500に検索ユーザインターフェース866を表示させる。検索ユーザインターフェース866は、任意選択的に、デバイス500からアクセス可能なコンテンツ(例えば、ウェブサイト、ニュース、電子メール、デバイス500上にインストールされたアプリケーション、デバイス500にダウンロードするために利用可能なアプリケーション、カレンダ項目など)が検索される、デバイス500のオペレーティングシステムのユーザインターフェースである。検索ユーザインターフェース866は、図8Wに示すように、任意選択的に、デバイス500からアクセス可能なコンテンツを検索する1つ以上の検索語句を入力するためのテキストフィールド868、デバイス500のオペレーティングシステムによってユーザに提案された(例えば、通常使用されるアプリケーション、最近使用されたアプリケーション、お気に入りのアプリケーション、現在稼働しているアプリケーションを提案する)アプリケーションを表示するための「アプリ提案」ユーザインターフェース870a、並びにデバイス500上にインストールされたアプリケーションに対応するウィジェット870b及び870c(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA及びBなどの対応するアプリケーションによって関連付けられ更新されるテキスト、画像(単数又は複数)、及び/又は任意の他のコンテンツを含む、ユーザインターフェースオブジェクト又はウィンドウ)を含む。図8Wに示すように、ソーシャルメディアアプリケーションA及びBは、「アプリ提案」に含まれており、それらの対応するウィジェットは、それらのアプリケーションに関連付けられた制限基準がデバイス500上で満たされないとデバイス500によって表示される。
図8Xでは、ユーザは、制限基準がデバイス500上で満たされない(例えば、使用限度に到達していない)時に、検索語句「ソーシャルメディア」をテキストフィールド868に入力している。テキストフィールド868に入力された検索語句「ソーシャルメディア」に応じて、デバイス500は、図8Xに示すように、検索語句「ソーシャルメディア」に関連する様々な検索結果を検索ユーザインターフェース866に表示する。例えば、デバイス500は、デバイス500上にインストールされたソーシャルメディアアプリケーション「ソーシャルアプリA」へのリンク874a、「ソーシャルアプリA」アプリに関するウェブサイトであるソーシャルメディアウェブサイト「ソーシャルアプリA」へのリンク874b、並びにアプリケーションの保存場所(例えば、App Store)からダウンロードするために利用可能な2つのソーシャルメディアアプリケーションへのリンク、「ソーシャルアプリF」へのリンク874c及び「ソーシャルアプリG」アプリケーションへのリンク874dを表示する。
図8Yは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときにデバイス500上に表示されたホーム画面802を示す。ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達したことに応じて、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440の外観は、更新されて、アプリケーションへのアクセスが制限されていることを反映する(例えば、アイコンがグレイアウトする、任意選択的に前に表示された通知バッジを置き換える制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)。いくつかの実施形態では、図8Yに示すように、制限バッジ876は、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440に少なくとも部分的に重ね合わさる。いくつかの実施形態では、制限バッジ876は、制限アプリケーションのアイコンに関連付けられたテキスト説明に少なくとも部分的に重ね合わさる。
図8Y〜図8Zでは、ホーム画面802が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触803の垂直スワイプが検出され、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされる(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している)時にデバイス500に図8Zの通知履歴ユーザインターフェース878を表示させる。通知履歴ユーザインターフェース878は、デバイス上のアプリケーションの通知に関連付けられた通知880a〜bを含む。いくつかの実施形態では、使用限度に到達しているという判定に応じて、使用限度に関連付けられたアプリケーションの通知の外観は、更新されて(例えば、通知がグレイアウトする)、関連付けられたアプリケーションが制限されることを示す。いくつかの実施形態では、更新された外観を有する通知は、選択可能ではない。いくつかの実施形態では、使用限度に到達しているという判定に応じて、使用限度に関連付けられたアプリケーションの通知は、通知履歴ユーザインターフェース878上に表示されない(例えば、抑制される)。通知履歴ユーザインターフェース878上で1つ以上の通知が抑制されると、電子デバイス500は、任意選択的に、制限アプリケーションに関連付けられた通知の代わりに非制限アプリケーションに関連付けられた1つ以上の他の通知を表示する。例えば、図8Zでは、ソーシャルメディアアプリケーションAに関連付けられた通知880aは、ソーシャルメディア使用限度カテゴリに到達したというデバイス500による判定に応じて、グレイアウトする(又は任意選択的に表示されない)が、音楽アプリケーションに関連付けられた通知800bは、音楽アプリケーションへのアクセスが制限されていないことを示す。
制限アプリケーションに関連付けられた表現の表示のそのような変更はまた、デバイス500によって他のユーザインターフェースでも行われる。例えば、図8AA〜図8BBでは、ホーム画面802が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触803の水平スワイプが検出され、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされる(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している)時にデバイス500に図8BBの検索ユーザインターフェース866を表示させる。検索ユーザインターフェース866は、図8V〜図8Wで説明したユーザインターフェースに実質的に類似している。
「アプリ提案」ユーザインターフェース870aは、デバイス500のオペレーティングシステムによってユーザに提案されたアプリケーションを表示する(例えば、通常使用されるアプリケーション、最近使用したアプリケーション、お気に入りのアプリケーション、現在稼働しているアプリケーションを提案する)。いくつかの実施形態では、使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に到達していると、制限されている提案されたアプリケーションの外観は、更新されて、それらの制限状態を示す(例えば、アイコンがグレイアウトする、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440がグレイアウトする)。いくつかの実施形態では、使用限度に到達していると、使用限度に関連付けられたアプリケーションは、「アプリ提案」ユーザインターフェース870a上に現れず、いくつかの実施形態では、制限基準が満たされていない他のアプリケーションの表現によって置き換えられる。
いくつかの実施形態では、使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に到達していると、図8BBに示すように、使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウィジェットの外観は、更新されて、それらの制限状態を示す(例えば、ウィジェットがグレイアウトする、ソーシャルメディアアプリケーションAに対応するウィジェット870bがグレイアウトする)。いくつかの実施形態では、使用限度に到達していると、使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウィジェットは、検索ユーザインターフェース866上に現れない。検索ユーザインターフェース866上でアプリケーションアイコン又はウィジェットが抑制されると、電子デバイス500は、任意選択的に、制限アプリケーションに関連付けられた通知の代わりに非制限アプリケーションに関連付けられた1つ以上の他のアイコン又はウィジェットを表示する。例えば、図8BBでは、ソーシャルメディアアプリケーションAに関連付けられたウィジェット870bは、ソーシャルメディア使用限度カテゴリに到達したというデバイス500による判定に応じて、グレイアウトする(又は任意選択的に表示されない)が、ホワイトリストソーシャルメディアアプリケーションB(例えば、図8Iの使用限度セットアップユーザインターフェース818上で選択されないアプリケーション)に関連付けられたウィジェット870cは、ソーシャルメディアアプリケーションBへのアクセスが制限されていないことを示す。
図8CCでは、ユーザは、制限基準がデバイス500上で満たされる(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している)時に、検索語句「ソーシャルメディア」をテキストフィールド868に入力している。テキストフィールド868に入力された検索語句「ソーシャルメディア」に応じて、デバイス500は、検索語句「ソーシャルメディア」に関連する様々な検索結果を検索ユーザインターフェース866に表示する。この時の間、到達している使用限度に関連付けられたアプリケーションへのアクセスは、制限される。例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していると、デバイス500は、デバイス500上にインストールされたソーシャルメディアアプリケーション「ソーシャルアプリA」への、更新された外観を有する(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコンがグレイアウトする)リンク874a、「ソーシャルアプリA」アプリに関するウェブサイトであるソーシャルメディアウェブサイト「ソーシャルアプリA」への、更新された外観を有する(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコンがグレイアウトする)リンク874bを表示する。いくつかの実施形態では、更新されたリンクの外観は、検索の時に(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているとき)ソーシャルメディアアプリケーションA及びソーシャルメディアアプリケーションAに対応するソーシャルメディアウェブサイトが制限されていることを示す。いくつかの実施形態では、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していると、制限されたソーシャルメディアカテゴリアプリケーション(例えば、非ホワイトリストソーシャルメディアカテゴリアプリケーション、ソーシャルメディアアプリケーションA及びC〜E)は、検索結果に現れない。検索ユーザインターフェース866上で1つ以上のリンクが抑制されると、電子デバイス500は、任意選択的に、制限アプリケーションに関連付けられた通知の代わりに非制限アプリケーションに関連付けられた1つ以上の他のリンクを表示する。例えば、図8CCでは、ソーシャルメディアアプリケーションAに関連付けられたリンク874bは、ソーシャルメディア使用限度カテゴリに到達したというデバイス500による判定に応じて、グレイアウトする(又は任意選択的に表示されない)が、インストールされていないソーシャルメディアアプリケーションF及びソーシャルメディアアプリケーションGに関連付けられたリンク874cは、これらのアプリケーションのインストールが制限されていないことを示す。
図8DDは、デバイス500上で制限基準が満たされる(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している)ウェブブラウザユーザインターフェース882を示す。図に示すように、ユーザは、ソーシャルメディアアプリケーションAに対応するウェブサイト(例えば、「www.socmeda.com」)にアクセスすることを試みる。いくつかの実施形態では、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している時の間にソーシャルメディアウェブサイトにアクセスする試みに応じて、図8DDに示すように、ウェブブラウザユーザインターフェース882のコンテンツ882−4は、デバイス500によってユーザから隠され、ユーザにソーシャルメディア使用限度に到達したことを通知するメッセージがデバイス500によって表示される。いくつかの実施形態では、使用限度に到達していると、使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウェブサイトの任意の様相(例えば、同じホームページURLを有するページ)は、ユーザに対して制限される。
図8EEは、デバイス500上で制限基準が満たされる(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している)別のウェブブラウザユーザインターフェース882を示す。図に示すように、ユーザは、ソーシャルメディアアプリケーションAに対応するウェブサイト(例えば、「www.socmeda.com」)にアクセスすることを試みる。いくつかの実施形態では、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達している時の間にソーシャルメディアウェブサイトにアクセスする試みに応じて、ウェブサイトのコンテンツ882−4は、デバイス500によって、ユーザにソーシャルメディア使用限度に到達したことを通知するメッセージ882−6と重ね合わされる。ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していると、図8EEに示すように、コンテンツ882−4上のユーザインターフェースオブジェクト(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションアイコンA、画像1及び2)の外観は、任意選択的に、更新されて(例えば、ユーザインターフェースオブジェクトがグレイアウトする)、ウェブサイトへのアクセスが制限されることを示す。いくつかの実施形態では、使用限度に到達していると、使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウェブサイトの任意の様相(例えば、同じホームページURLを有するページ)は、ユーザに対して制限される。
図8FF〜図8HHは、アプリケーションに関連付けられたカテゴリに対する制限基準が満たされる状況における、デバイス500上にアプリケーションをインストールする例示的な方法を示す。
図8FFは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときのホーム画面802を示す。ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達したことに応じて、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440の外観は、更新されて、アプリケーションへのアクセスが制限されていることを反映する(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)。図に示すように、ユーザは、App Storeアイコン448を選択して、App Storeに進む。
図8GGは、App Storeユーザインターフェース884を示す。App Storeユーザインターフェース884は、App Storeアイコン448の選択に応じて表示される。図に示すように、ユーザは、ソーシャルメディアアプリケーションFに関連付けられたリンク886(例えば、「入手」)を選択して、アプリケーションを電子デバイスに追加(例えば、ダウンロード、インストール)する。いくつかの実施形態では、App Storeの属性又はアプリケーションメタデータに基づいて、ソーシャルメディアアプリケーションFは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に関連付けられる。
図8HHは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときのホーム画面802を示す。App StoreからソーシャルメディアアプリケーションFを追加したことに応じて、ソーシャルメディアアプリケーションFのアイコン452は、ホーム画面802に追加される。ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していて、かつソーシャルメディアアプリケーションFがソーシャルメディアカテゴリ使用限度に関連付けられていると判定されるため、ソーシャルメディアアプリケーションFのアイコン452は、アプリケーションが制限されることを反映する(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876bがアイコンに重ね合わさる)。
図8II〜図8KKは、電子デバイスが制限付き使用モード(例えば、図10A〜図10AAA及び方法1100を参照してより詳細に説明する)にあるという判定に従って、アプリケーションへのアクセスを制限する例示的な方法を示す。
図8IIは、使用限度にまだ到達していないときのホーム画面802を示す。図8JJでは、メッセージ888(例えば、通知)が提示されて、ホーム画面802に重ね合わさる。メッセージ888は、制限付き使用モード(例えば、デバイス休止時間)が5分で開始することを示す。メッセージ888は、ユーザがメッセージ上の「却下」を選択する場合、表示することを停止する。いくつかの実施形態では、「却下」オプションがないと、メッセージは、一定の期間(例えば、5秒、30秒、又は1分)後に表示することを自動的に停止する。
図8KKは、就寝時刻制限(例えば、制限付き使用モード)が実施されているが、アプリケーション使用限度に到達していないときのホーム画面802を示す。例えば、図8KKは、任意選択的に、メッセージ888が提示された5分よりも後のホーム画面802を示す。就寝時刻制限が実施されているとき、就寝時刻制限によって制限されるように選択されたアプリケーションが制限される。いくつかの実施形態では、就寝時刻制限が実施されているとき、制限付きアプリケーションへのアクセスは、それらのアプリケーションに対する使用限度に到達していない場合でも、制限される。例えば、就寝時刻制限が任意選択的に実施されているとき、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、残り2時間を有している。就寝時刻制限は、任意選択的に、使用限度設定に優先する。すなわち、就寝時刻制限が実施されているとき、ソーシャルメディアカテゴリ(又は他の)使用限度に到達していないときでも、ソーシャルメディアカテゴリアプリケーション及び任意の他の非ホワイトリストアプリケーションが制限される。制限付きアプリケーションのアイコンの外観は、更新されて(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)、アプリケーションが制限されることを示す(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 440、ソーシャルメディアアプリケーションB 442、メッセンジャアプリケーション424、音楽アプリケーション450)。
図8LL〜図8PPは、アプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを提示してそのアプリケーションへのアクセスを提供する例示的な方法を示す。
図8LLは、使用限度に到達していないときにホーム画面802を表示しているデバイス500を示す。図8MMは、使用限度設定の「通知」オプション下で、使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に到達しているときにホーム画面802を表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、「通知」オプションは、図8Mを参照して、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824上で設定される。制限に関連付けられたアプリケーションアイコン(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 440)の外観は、更新されて、アプリケーションが制限されることを示す(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)。図に示すように、ユーザは、図8MMのソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440を選択することにより、ソーシャルメディアアプリケーションAを起動することを試みる。
制限付きアプリケーションを起動する試みに応じて(例えば、使用限度に到達しているとアプリケーションへのアクセスは制限される)、デバイス500は、図8NNに表示されるように、任意選択的に、制限通知ユーザインターフェース890によりホーム画面802を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。ホーム画面が表示されたときにアクション(例えば、ホーム画面からアプリケーションを起動すること)に応じて制限通知ユーザインターフェース890が表示されるが、通知ユーザインターフェース890は、使用限度に到達しているときにデバイスによって現在表示された任意のコンテンツ(例えば、アプリケーションのユーザインターフェース)の上に表示することができることが理解される。いくつかの実施形態では、デバイス500は、選択されたアプリケーションに関連付けられた使用限度に到達していることを示す説明890−1を表示する。いくつかの実施形態では、説明890−1は、図8NNに示すように、限度に到達していることをユーザに伝達するために、視覚的インジケーション(例えば、空の砂時計)を含む。制限通知ユーザインターフェース890はまた、任意選択的に、複数のアイコン890−2を含む。複数のアイコン890−2は、到達した使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に関連付けられたアプリケーションアイコン(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA及びC〜E)を含む。到達した使用限度が単一のアプリケーションのみに関連付けられていた場合、ユーザインターフェース890は、任意選択的に、その単一のアプリケーションに対するアイコンのみを含むことになる。
図8NNの制限通知ユーザインターフェース890は、「却下」アフォーダンス892を含む。図8NNで、却下アフォーダンス892の選択が検出される(例えば、却下アフォーダンス892上で検出された接触803によって)。却下アフォーダンス892の選択に応じて、デバイス500は、図8OOに示すように、制限通知ユーザインターフェース890上に却下アフォーダンス892を表示することを停止して、延長するアフォーダンス894及び無視するアフォーダンス896を表示する。
いくつかの実施形態では、ユーザが延長するアフォーダンス894を選択することにより、使用限度を超える既定の又はユーザが定義した時間の量(例えば、5分、15分、30分)の間、ユーザがアプリケーションの使用限度を超えて制限付きアプリケーションにアクセスすることができる(使用限度に対して設定された実際の時間を変更することなく、前に定義した使用限度が今後の日に実施され続けるように)(例えば、方法900を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、ユーザが無視するアフォーダンス896を選択することにより、ユーザがその特定の日の間使用限度の実施を見合わせることができる(使用限度に対して設定された実際の時間を変更することなく、前に定義した使用限度が今後の日に実施され続けるように)(例えば、方法900を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、一定期間の後(例えば、5秒、10秒、20秒)、又はユーザがホーム画面802に戻る(例えば、制限通知ユーザインターフェース890の任意の部分(説明890−1、延長するアフォーダンス894、及び無視するアフォーダンス896以外の)上でタップすることにより、電子デバイスのホームボタンを選択することにより)と、延長するアフォーダンス894及び無視するアフォーダンス896を表示することを停止する。
「通知」オプションに従って、親デバイス(例えば、家族アカウント上の親に関連付けられたデバイス)又は全く家族アカウントに関連付けられていないデバイス(例えば、スタンドアローンのデバイス)は、任意選択的に、ユーザにそのデバイス上の使用限度制限を延長する又は無視するための任意の認証(例えば、パスコード、バイオメトリック認証)を入力することを要求しない。そのように、図8OOの延長するアフォーダンス894又は無視するアフォーダンス896の選択に応じて、制限通知ユーザインターフェース890は、表示することを停止し、選択されたアプリケーションのユーザインターフェースが表示される。ユーザは、アフォーダンス選択によって定義された時間の量(例えば、15分、1日の残り)の間、延長された使用限度に関連付けられたアプリケーションへの制限されないアクセスを有する。使用限度が延長される又は無視されると、使用限度に関連付けられたアプリケーションのすべての他の様相(例えば、上述した制限されたユーザインターフェースオブジェクトのいずれか)もまた、延長される又は無視される。例えば、ユーザは、延長された又は無視された使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウィジェット、通知、及びウェブページを見る又はそれと対話することができる。例えば、図8PPに示すように、図8OOの延長するアフォーダンスの選択に応じて、制限通知ユーザインターフェース890は、表示することを停止し、ソーシャルメディアアプリケーションAのユーザインターフェース898が表示される。制限通知ユーザインターフェース890が表示することを停止した後で、ユーザは、追加の15分のソーシャルメディアカテゴリ使用時間を有する。いくつかの実施形態では、制限通知ユーザインターフェース890が表示することを停止した後で、かつ選択されたアプリケーションにアクセスする前に、グラフィカルユーザインターフェース(例えば、反転して再度動き始める砂時計890−1のアニメーションなどのリセットされた砂時計)がディスプレイ上に提示されて、その使用限度が延長されたことを示す。いくつかの実施形態では、到達した使用限度に関連付けられたアプリケーションの使用は、到達した限度を超えて追跡される(例えば、延長することにより、1日の残りの間無視することにより)。例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、任意選択的に、2時間である。ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達すると、ユーザは、任意選択的に、ソーシャルメディア使用を使用限度を超えて延長する。2時間の限度を超えるユーザのソーシャルメディア使用は、任意選択的に、デバイスによって追跡される。
図8QQ〜図8UUは、アプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを提示して、ローカル認証を使用してペアレンタルコントロールされた子供デバイス上でそのアプリケーションへのアクセスを提供する例示的な方法を示す。
図8QQは、使用限度に到達していないときにホーム画面802を表示しているペアレンタルコントロールされたデバイス500Aを示す。図8RRは、使用限度設定の「通知及びブロック」オプション下で、使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に到達しているときにホーム画面802を表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、「通知及びブロック」オプションは、図8Mを参照して、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824上で設定される。制限に関連付けられたアプリケーションアイコン(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 440)の外観は、更新されて、アプリケーションが制限されることを示す(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)。図に示すように、ユーザは、図8RRのソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440を選択することにより、ソーシャルメディアアプリケーションAを起動することを試みる。
制限付きアプリケーションを起動する試みに応じて(例えば、使用限度に到達しているとアプリケーションへのアクセスは制限される)、デバイス500Aは、図8SSに表示されるように、任意選択的に、制限通知ユーザインターフェース890によりホーム画面802を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。制限通知ユーザインターフェース890は、図8NNで説明したユーザインターフェースに実質的に類似している。
図8SSで、却下アフォーダンス892の選択が検出される(例えば、却下アフォーダンス892上で検出された接触803によって)。却下アフォーダンス892の選択に応じて、デバイス500Aは、図8TTに示すように、制限通知ユーザインターフェース890上に却下アフォーダンス892を表示することを停止して、ローカル認証要求アフォーダンス898−2及びリモート認証要求アフォーダンス898−4を表示する。
「通知及びブロック」オプション下で、ペアレンタルコントロールされた子供デバイス(例えば、家族アカウント上の子供に関連付けられたデバイス)は、そのデバイス上の使用限度制限を延長する又は無視するための認証(例えば、デバイス上のローカル認証(例えば、パスコード、バイオメトリック認証)、異なるデバイス(例えば、親デバイス)からのリモート認証)を入力するようにユーザに要求する。例えば、図8TTに示すように、ユーザは、ローカル認証要求アフォーダンス898−2を選択して、ソーシャルメディア使用限度の所望の延長のローカル認証(例えば、ペアレンタルコントロールされた子供デバイス500A上の認証)を要求する。
図8UUに示すように、図8TTのローカル認証要求アフォーダンス898−2の選択に応じて、デバイス500Aによって表示されたパスコード入力ユーザインターフェース842は、許可するユーザ(例えば、親)が直接、認証を入力するように促す。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。いくつかの実施形態では、使用限度を延長する又は無視するための認証するパスコードは、使用限度の無許可の延長を防止するために、電子デバイスのパスコードとは異なる。例えば、認証するパスコードは、任意選択的に、図8Nを参照して、デジタルヘルスパスコードである。いくつかの実施形態では、正しく入力された認証(例えば、正しいパスコード)に応じて、ユーザは、使用限度を超える選択されたアプリケーションへの追加のアクセスを認められる(例えば、15分、1日の残り)。使用限度が延長される又は無視されると、使用限度に関連付けられたアプリケーションのすべての他の様相(例えば、上述した制限されたユーザインターフェースオブジェクトのいずれか)もまた、延長される又は無視される。例えば、ユーザは、延長された又は無視された使用限度に関連付けられたアプリケーションに対応するウィジェット、通知、及びウェブページを見る又はそれと対話することができる。
使用限度を超えて使用を延長する要求が認証された後で、電子デバイスは、図8PP及びその対応する説明で説明したように、使用限度が延長された後の「通知」オプション下の電子デバイスと実質的に同様に動作する。
図8VV〜図8YYは、アプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを提示して、親デバイスからの認証クレデンシャルに基づいて、そのアプリケーションへのアクセスを提供する例示的な方法を示す。
制限付きアプリケーションを起動する試みに応じて(例えば、使用限度に到達しているとアプリケーションへのアクセスは制限される)、図8QQ及び図8RR並びにそれらの対応する説明に同様に示したように、子供デバイス500Aは、図8VVに表示されるように、任意選択的に、制限通知ユーザインターフェース890によりホーム画面802を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。制限通知ユーザインターフェース890は、図8NNで説明したユーザインターフェースに実質的に類似している。
図8VVで、却下アフォーダンス892の選択が検出される(例えば、却下アフォーダンス892上で検出された接触803によって)。却下アフォーダンス892の選択に応じて、デバイス500Aは、図8WWに示すように、制限通知ユーザインターフェース890上に却下アフォーダンス892を表示することを停止して、ローカル認証要求アフォーダンス898−2及びリモート認証要求アフォーダンス898−4を表示する。
「通知及びブロック」オプション下で、子供デバイス(例えば、家族アカウント上の子供に関連付けられたデバイス)は、そのデバイス上の使用限度制限を延長する又は無視するための認証(例えば、デバイス上のローカル認証(例えば、パスコード、バイオメトリック認証)、異なるデバイス(例えば、親デバイス)からのリモート認証)を入力するようにユーザに要求する。例えば、図8WWに示すように、ユーザは、リモート認証要求アフォーダンス898−4を選択して、ソーシャルメディア使用限度の所望の延長のリモート認証(例えば、親デバイス500B上の認証)を要求する。
例えば、図8XXに示すように、図8WWの子供デバイス500A上のリモート認証要求アフォーダンス898−2の選択に応じて、複数の延長アフォーダンス898−8a〜898−8dを含むメッセージ898−6が、親デバイス500B上に表示される。図8BBに示すように、いくつかの実施形態では、メッセージ898−6は、子供デバイス(例えば、John Jr.のデバイス)上の使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ)に到達していること及び子供ユーザが使用限度を超える追加の使用を要求していることを親ユーザに通知する。複数の延長アフォーダンス898−8a〜898−8dは、親ユーザに異なる使用限度延長オプション(例えば、15分だけ延長する、1日の残りの間延長する、延長をカスタマイズする、延長のための要求を拒否する)を与える。選択された延長オプションは、子供デバイス500Aに適用される。例えば、図8XXに示すように、親ユーザは、延長アフォーダンス898−8aを選択して、要求している子供ユーザに使用限度を超える追加の15分を与える。
いくつかの実施形態では、延長アフォーダンス898−8a〜898−8dのうちの1つの選択に応じて、図8YYに示すように、パスコード入力ユーザインターフェース842は、許可するユーザ(例えば、親)にリモート認証デバイス(例えば、親デバイス500B)上で認証を入力するように促す。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。いくつかの実施形態では、使用限度を延長する又は無視するために認証するパスコードは、使用限度の無許可の延長を防止するために、電子デバイスのパスコードとは異なる。例えば、認証するパスコードは、任意選択的に、図8Nを参照して、デジタルヘルスパスコードである。いくつかの実施形態では、親デバイス500Bでの正しく入力された認証(例えば、正しいパスコード)に応じて、子供デバイス500Aは、使用限度を超える選択されたアプリケーションへの追加のアクセスを認められる。追加のアクセスの量は、選択された延長アフォーダンスに依存する。いくつかの実施形態では、メッセージ898−6に応答するために、パスコードは必要とされない。いくつかの実施形態では、要求が認証された後で、子供デバイス500Aは、要求の結果のインジケーション(例えば、通知)を表示する(例えば、15分だけ延長する、1日の残りの延長、要求が拒否された)。
リモート認証デバイス(例えば、親デバイス500B)によって使用限度を超えて使用を延長する要求が認証された後で、電子デバイスは、図8PP及びその対応する説明で示したように、使用限度が延長された後の「通知」オプション下の電子デバイスと実質的に同様に動作する。
図8ZZ〜図8CCCは、アプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを提示して、親デバイスからの入力に基づいて、そのアプリケーションへのアクセスを提供する例示的な方法を示す。
制限付きアプリケーションを起動する試みに応じて(例えば、使用限度に到達しているとアプリケーションへのアクセスは制限される)、図8QQ及び図8RR並びにそれらの対応する説明で同様に説明したように、子供デバイス500Aは、図8ZZに表示されるように、任意選択的に、制限通知ユーザインターフェース890によりホーム画面802を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。制限通知ユーザインターフェース890は、図8NNで説明したユーザインターフェースに実質的に類似している。
図8ZZで、却下アフォーダンス892の選択が検出される(例えば、却下アフォーダンス892上で検出された接触803によって)。却下アフォーダンス892の選択に応じて、デバイス500Aは、図8AAAに示すように、制限通知ユーザインターフェース890上に却下アフォーダンス892を表示することを停止して、ローカル認証要求アフォーダンス898−2及びリモート認証要求アフォーダンス898−4を表示する。
「通知及びブロック」オプション下で、子供デバイス(例えば、家族アカウント上の子供に関連付けられたデバイス)は、そのデバイス上の使用限度制限を延長する又は無視するための認証(例えば、デバイス上のローカル認証(例えば、パスコード、バイオメトリック認証)、異なるデバイス(例えば、親デバイス)からのリモート認証)を入力するようにユーザに要求する。例えば、図8AAAに示すように、ユーザは、リモート認証要求アフォーダンス898−4を選択して、ソーシャルメディア使用限度の所望の延長のリモート認証(例えば、親デバイス500B上の認証)を要求する。
図8BBBに示すように、いくつかの実施形態では(例えば、図8VV〜図8YYの実施形態とは対照的に)、子供デバイス500A上のリモート認証要求アフォーダンス898−2の選択に応じて、制限通知ユーザインターフェース890は、表示することを停止し、メッセージユーザインターフェース898−10が表示される。例えば、子供と子供の親(単数又は複数)との間の会話(例えば、使用限度に到達することに必ずしも関連しない)の現在の状態を含むメッセージングユーザインターフェースが表示される(例えば、デバイス500B上のメッセージングアプリケーション内に)。図8BBBのメッセージングユーザインターフェース898−10は、メッセージ入力ユーザインターフェース898−12及びメッセージ送信アフォーダンス898−14を含む。使用限度を超える追加のアプリケーションアクセスのための要求を送信する前に、子供は、任意選択的に、子供の親との既存のメッセージング会話の一部として追加のアプリケーションアクセスのための要求とともにリモート認証デバイス(例えば、親デバイス500B)に送信されることになるメッセージを入力することができる(例えば、入力デバイス(例えば、キーボード)を使用して)。追加のアクセスのための要求及び付随するメッセージを送信するために、ユーザは、メッセージ送信アフォーダンス898−14を選択する。いくつかの実施形態では、子供ユーザは、メッセージを入力することなく、追加のアクセスのための要求を子供ユーザの親に送信することができる。
図8CCCでは、図8BBBのメッセージ送信アフォーダンス898−14の選択に応じて、メッセージングユーザインターフェース898−10は、子供の親への任意選択的にリッチメッセージ898−16として表現される追加のアクセスのための子供の要求により更新する。リモート認証要求を受信したデバイス(例えば、親デバイス500B)上で、リッチメッセージ898−16はまた、メッセージングユーザインターフェース898−10上に表示される。リッチメッセージ898−16は、任意選択的に、子供ユーザからの追加のアクセスのための要求、付随するメッセージ、及び複数の延長アフォーダンス898−18a〜898−18dを含む。
複数の延長アフォーダンス898−18a〜898−18dは、親ユーザに異なる使用限度延長オプション(例えば、15分だけ延長する、1日の残りの間延長する、延長をカスタマイズする、延長のための要求を拒否する)を与える。図8XX〜図8CCCで説明した延長アフォーダンスの選択と同様に、選択された延長オプションは、子供デバイス500Aに適用される。
いくつかの実施形態では、延長アフォーダンス898−18a〜898−18dのうちの1つの選択に応じて、図8YYで同様に説明したように、許可するユーザ(例えば、親)は、リモート認証デバイス(例えば、親デバイス500B)上で認証を入力するように促される。いくつかの実施形態では、使用限度を延長する又は無視するために認証するパスコードは、使用限度の無許可の延長を防止するために、電子デバイスのパスコードとは異なる。いくつかの実施形態では、親デバイスでの正しく入力された認証(例えば、正しいパスコード)に応じて、子供は、使用限度を超える選択されたアプリケーションへの追加のアクセスを認められる。追加のアクセスの量は、選択された延長アフォーダンスに依存する。いくつかの実施形態では、メッセージ898−16に応答するために、パスコードは必要とされない。
いくつかの実施形態では、要求が認証された後で、子供デバイス500Aは、要求の結果のインジケーション(例えば、メッセージングユーザインターフェース898−10上の新しいメッセージ、メッセージングユーザインターフェース898−10以外の通知)を表示する(例えば、15分だけ延長する、1日の残りの延長、要求が拒否された)。
リモート認証デバイス(例えば、親デバイス500B)によって使用限度を超えて使用を延長する要求が認証された後で、電子デバイスは、図8PP及びその対応する説明で説明したように、使用限度が延長された後の「通知」オプション下の電子デバイスと実質的に同様に動作する。
図8DDD〜図8GGGは、アプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを提示して、電子デバイスに入力された認証クレデンシャルに基づいて、そのアプリケーションへのアクセスを提供する例示的な方法を示す。
図8DDDは、使用限度設定の「通知及びブロック」オプション下で、使用限度(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)に到達しているときにホーム画面802を表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、「通知及びブロック」オプションは、図8Mを参照して、カテゴリ使用限度カスタマイズユーザインターフェース824上で設定される。制限に関連付けられたアプリケーションアイコン(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションA 440)の外観は、更新されて、アプリケーションが制限されることを示す(例えば、アイコンがグレイアウトする、制限バッジ876がアイコンに重ね合わさる)。図に示すように、ユーザは、ソーシャルメディアアプリケーションAのアイコン440を選択することにより、ソーシャルメディアアプリケーションAを起動することを試みる。
制限付きアプリケーションを起動する試みに応じて(例えば、使用限度に到達しているとアプリケーションへのアクセスは制限される)、デバイス500は、図8EEEに表示されるように、任意選択的に、制限通知ユーザインターフェース890によりホーム画面802を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。制限通知ユーザインターフェース890は、図8NNで説明したユーザインターフェースに実質的に類似している。
例えば、却下アフォーダンス892の選択が検出される(例えば、却下アフォーダンス892上で検出された接触803によって)。却下アフォーダンス892の選択に応じて、デバイス500は、図8FFFに示すように、制限通知ユーザインターフェース890上に却下アフォーダンス892を表示することを停止して、延長するアフォーダンス894及び無視するアフォーダンス896を表示する。
「通知及びブロック」オプション下で、ぺアレンタルコントロールなしのデバイス(例えば、家族アカウント内の成人(例えば、子供でない)に関連付けられたデバイス、又は家族アカウントに全く関連付けられていないデバイス(例えば、スタンドアローンのデバイス))は、使用限度制限を延長する又は無視するために、デバイス上で認証(例えば、パスコード、バイオメトリック認証)を入力するようにユーザに要求する。例えば、図8EEEに示すように、ユーザは、延長するアフォーダンス894を選択して、制限されたカテゴリに対する追加の15分の使用時間を要求する。
例えば、図8GGGに示すように、延長するアフォーダンス894の選択に応じて、パスコード入力ユーザインターフェース842は、認証を入力するようにユーザに促す。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。いくつかの実施形態では、使用限度を延長する又は無視するために認証するパスコードは、使用限度の無許可の延長を防止するために、電子デバイスのパスコードとは異なる。例えば、認証するパスコードは、任意選択的に、図8Nを参照して、デジタルヘルスパスコードである。いくつかの実施形態では、正しく入力された認証(例えば、正しいパスコード)に応じて、ユーザは、使用限度を超える選択されたアプリケーションへの追加のアクセスを認められる(例えば、15分、1日の残り)。
使用限度を超えて使用を延長する要求が認証された後で、電子デバイスは、図8PP及びその対応する説明で説明したように、使用限度が延長された後の「通知」オプション下の電子デバイスと実質的に同様に動作する。
図8HHH〜図8IIIは、使用限度の閾値に到達したことを警告するインジケーションを表示する例示的な方法を示す。
図8HHHは、デバイス500によって表示されたソーシャルメディアアプリケーションAのユーザインターフェース898を示す。図8HHHで、ソーシャルメディアアプリケーションが表示されている間に、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していない。図8IIIは、ソーシャルメディアアプリケーションAが表示されていて、かつソーシャルメディアカテゴリの閾値使用量に到達している(例えば、1時間55分、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度の90%)間のユーザインターフェース898を示す。閾値量に到達したことに応じて、デバイス500によって、ユーザインターフェース898の上部に通知898−20が提示されて、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に対する残り時間(例えば、5分)を示す。いくつかの実施形態では、メッセージは、一定の期間(例えば、5秒、30秒、又は1分)後に表示することを自動的に停止する。
図8JJJ〜図8KKKは、子供デバイス上の使用限度設定を変更する例示的な方法を示す。
図8JJJは、子供デバイスのアプリケーション限度ユーザインターフェース850を示す。ユーザは、ソーシャルメディアカテゴリ852aを選択することにより、ソーシャルメディアカテゴリに対する使用限度設定にアクセスすることを試みる。図8KKKに示すように、ソーシャルメディアカテゴリ852aの選択及びデバイスが子供デバイスであるという判定に従って、電子デバイスは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度設定を変更する又は見ることができる前に、認証を要求する(例えば、パスコード入力ユーザインターフェース842上でパスコードを入力することにより、認証クレデンシャルを提供することにより)。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。いくつかの実施形態では、使用限度設定を変更する又は見るために必要とされるパスコードは、使用限度設定への無許可アクセスを防止するために、電子デバイスのパスコードとは異なる。例えば、認証するパスコードは、任意選択的に、図8Nを参照して、デジタルヘルスパスコードである。
図8LLL〜図8NNNは、親デバイスから子供デバイスの使用限度設定を変更する例示的な方法を示す。
図8LLLは、子供デバイス500A及び親デバイス500Bを示す。子供デバイス500A及び親デバイス500Bは、同じ家族アカウントに属する。いくつかの実施形態では、子供及び親デバイスの指定は、初期家族アカウントセットアップ中に判定される。図8LLLの子供デバイス500Aは、使用限度設定(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度)が実施されているときのホーム画面802を表示する。一方で、図8LLLの親デバイス500Bは、子供デバイス500Aのアプリケーション限度ユーザインターフェース850を表示する。いくつかの実施形態では、子供デバイス500Aのアプリケーション限度ユーザインターフェース850は、本開示で説明する家族アカウントユーザインターフェースから親デバイス500B上でリモートでアクセスされる(例えば、図6A〜図6UU及び方法700を参照して説明するように)。親は、子供デバイスのソーシャルメディアカテゴリ使用限度設定を見る又は変更するために、ソーシャルメディアカテゴリ852aを選択する(例えば、接触805を用いて)。図8LLの親デバイス500B上に示すアプリケーション限度ユーザインターフェースは、本開示で説明するアプリケーション限度ユーザインターフェースと実質的に同様であることが理解される(例えば、図6A〜図6UU及び方法700を参照して説明するように)。
図8MMMは、親ユーザが親デバイス500B上で子供の使用限度設定を変更することを試みている間の子供デバイス500A及び親デバイス500Bを示す。図8LLLのソーシャルメディアカテゴリ852aの選択に応じて、親デバイス500Bは、子供デバイス500Aに対するソーシャルメディアカテゴリ使用限度設定を変更する又は見ることができる前に、認証を要求する(例えば、パスコード入力ユーザインターフェース842上でパスコードを入力することにより、認証クレデンシャルを提供することにより)。図では4桁の数字のパスコードが促されているが、異なる種類の認証クレデンシャルが任意選択的にデジタルヘルス設定を確実にするために使用されることが理解される(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)。いくつかの実施形態では、使用限度設定を変更する又は見るために必要とされるパスコードは、使用限度設定への無許可アクセスを防止するために、親デバイスのパスコードとは異なる。例えば、認証するパスコードは、任意選択的に、図8Nを参照して、デジタルヘルスパスコードである。いくつかの実施形態では、親デバイスから子供デバイスの使用限度設定を変更するために、パスコード(例えば、英数字のパスワード、バイオメトリック認証など)は必要とされない。子供の使用限度設定を変更する試みが親デバイス上で認証された後で、親ユーザは、任意選択的に、選択されたカテゴリに関連付けられた任意の使用限度設定を変更することができる。
例えば、図8NNNは、親が親デバイス500B上で子供の使用限度設定を変更するときの子供デバイス500A及び親デバイス500Bを示す。親が子供デバイス500Aのソーシャルメディア使用設定を変更した後で(例えば、本開示で説明する方法を用いて、図8NNNに示すように、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度が2時間から1時間に変更された)、親デバイスは、子供デバイスのアプリケーション限度ユーザインターフェース850を表示する。変更された使用限度設定(例えば、ソーシャルメディア852aの隣の1時間)は、図8NNNの親デバイス500B上でアプリケーション限度ユーザインターフェース上に表示される。一方で、子供デバイス500A上で、親が子供デバイス500Aのソーシャルメディア使用限度設定を変更した後で、メッセージ898−20(例えば、ポップアップ通知)がホーム画面802の上に提示されて、例えば、図8NNNに示すように、子供のソーシャルメディア使用限度設定(例えば、使用限度時間、カスタマイズした使用限度期間、使用限度の追加、使用限度の除去、使用限度の組合せ)が子供の親によって変更されたことを示す。いくつかの実施形態では、メッセージは、一定の期間(例えば、5秒、30秒、又は1分)後に子供デバイス上に表示することを自動的に停止する。いくつかの実施形態では、親デバイス500B上で実施された使用設定変更に応じて、これらの変更が子供デバイス500Aに対してより制限する又はより制限しないかにかかわらず(例えば、親が子供のソーシャルメディア使用限度を増加した又は低減したかにかかわらず)、通知898−20及び通知898−20内の適切な詳細が子供デバイス500A上に提示される。
図9A〜図9Kは、本開示のいくつかの実施形態に従った、使用限度(例えば、アプリケーション又はカテゴリに関連付けられた使用限度に到達しているという判定に従ってアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリを制限する)を設定して実施する方法900を示す流れ図である。方法900は、任意選択的に、図1A〜図1B、図2〜図3、図4A〜図4B、及び図5A〜図5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法900の一部の動作が任意選択的に組み合わされ、かつ/又は、一部の動作の順序が任意選択的に変更される。
以下に説明するように、方法900は、電子デバイス上のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対して使用限度を設定して実施する方法を提供する。この方法は、ユーザがユーザの使用を監視する必要なしに、使用限度に到達しているときの電子デバイスの使用を低減する。バッテリ動作電子デバイスに関しては、1つ以上の使用限度に到達しているときにアプリケーションへのアクセスを制限することにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイスと通信する電子デバイス(例えば、デバイス500などのタッチスクリーンを含むモバイルデバイス、キーボード、マウス、トラックパッド、及びタッチスクリーンのうちの1つ以上を含むコンピュータ若しくはタブレットコンピュータ、タッチスクリーンを含むスマートウォッチなどの装着型デバイス、又はテレビ及び入力デバイス(例えば、リモートコントローラ)と通信するセットトップボックス)は、1つ以上の入力デバイスを介して、図8A〜図8M(例えば、ソーシャルメディアカテゴリに対する使用限度セットアップ)などの、電子デバイス上でアクセス可能なアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度を設定する一連の1つ以上の入力(例えば、デバイスを使用して又は特定の方法でデバイスを使用して(例えば、特定のアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション、SMS、電話、特定の旅行アプリケーション、電子メール)、アプリケーションの特定のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア、ストリーミングメディア、ゲーム、旅行、仕事、通信、決済、ニュース)、デバイスの特定の機能(例えば、オーディオ、カメラ、Bluetooth、Wi−Fi)、アプリケーションの特定の機能(例えば、電子デバイス上に記憶された1つ以上の連絡先と通信すること、など)を使用して)過ごすことができる最大時間の量(例えば、1時間、3時間、12時間)がデバイスへの1つ以上の入力によってデバイス上で設定される)を受信する(902)。いくつかの実施形態では、最大時間の量は、複数のセッション(例えば、ユーザによってアプリケーションが使用されない期間(例えば、デバイスがオフのとき、デバイスが休止しているとき、デバイスがネットワークから接続解除されているときなどを含む、ユーザがアプリケーションを実行するためにデバイスを使用していないとき)によって分離されたユーザによってアプリケーションが使用される期間)にわたって集約される。いくつかの実施形態では、使用限度は、電子デバイスの設定ユーザインターフェース(例えば、使用限度、及び電源設定、表示設定、電子メール設定などの電子デバイスの1つ以上の他の設定を設定するための設定アプリケーション)内で設定される。いくつかの実施形態では、使用限度は、電子デバイスと通信する(例えば、無線接続を介して)異なる電子デバイスで設定される。例えば、親デバイスは、任意選択的に、子供のデバイスに対する使用限度を設定するために使用される。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度が実施されている間に(904)(例えば、使用限度が実施されている、使用限度に関連付けられたアプリケーションのカテゴリの使用時間(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用時間)が電子デバイスによって監視されているとき)、電子デバイスは、図8MMなどの(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときにホーム画面からソーシャルメディアアプリケーションを起動することを試みること)、アプリケーションの第1のカテゴリの第1のアプリケーションを起動する要求(例えば、電子デバイスのユーザからのアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション)を起動する要求、電子デバイス上のアプリケーションからのデバイス上の特定の機能を実行する要求など)を受信する(906)。いくつかの実施形態では、内部タイマは、アプリケーションのそれぞれの特定のカテゴリ又はそれぞれのアプリケーションの使用時間に関連付けられる。いくつかの実施形態では、関連付けられた内部タイマは、アプリケーションが起動されると、開始する。いくつかの実施形態では、タイマは、アプリケーションがもはや使用されていない(例えば、アプリケーションが閉じられている、デバイスがオフにされる又は休止している、デバイスが接続解除されている)と、停止する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度が実施されている間に(904)、制限基準を満たすためにアプリケーションの第1のカテゴリに対する使用限度に到達しているという要件を含む、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされたという判定に従って(例えば、1つ以上のアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアアプリケーション)又は第1のカテゴリの1つ以上の動作のユーザの使用時間が設定された使用限度に到達すると判定すること)、電子デバイスは、図8NNなどの、アプリケーションの第1のカテゴリの第1のアプリケーションへのアクセスを制限する(908)(例えば、1つ以上のアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション)又は第1のカテゴリ(例えば、一般的にソーシャルメディアアプリケーション)の動作へのユーザのアクセスを制限する)(例えば、ソーシャルメディアの選択に応じて、ソーシャルメディアアプリケーションAが起動しない)。いくつかの実施形態では、起動するように要求されているアプリケーションの使用時間は、使用限度と比較される。いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリの使用限度に到達したと判定したことに応じて、アプリケーションを起動する要求は、アプリケーションを起動しない、又は使用限度に到達したことを示すダイアログを表示して、アプリケーションの起動を完了するための更なるユーザアクションを要求する。いくつかの実施形態では、ユーザからアプリケーションを制限することは、アプリケーションを稼働することを防止することとは異なる。例えば、ユーザから制限されているにもかかわらず、制限付きアプリケーション又は動作は、任意選択的に、ユーザ入力に依存せずにデバイス上で依然稼働している(例えば、オペレーティングシステムのタスクを実行するためにバックグラウンドで)。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度が実施されている間に(904)、制限基準が満たされていない(例えば、アプリケーションの第1のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディアアプリケーション)に対する使用限度に到達していない(例えば、1つ以上のアプリケーション又は第1のカテゴリの1つ以上の動作のユーザの使用時間が設定された使用限度に到達していないと判定すること))という判定に従って、電子デバイスは、図8PPなどの、第1のカテゴリの第1のアプリケーションへのアクセスを提供する(910)(例えば、アプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション)又は第1のカテゴリ(例えば、一般的にソーシャルメディアアプリケーション)の動作へのユーザのアクセスは、制限されない)。いくつかの実施形態では、起動するように要求されているアプリケーションの使用時間は、使用限度と比較される。いくつかの実施形態では、アプリケーションを起動する要求に応じて、アプリケーションは、通常のように起動する。ここで説明するアプリケーション使用限度は、任意選択的に、方法700及び1300を参照して説明するアプリケーション使用限度若しくは閾値と同じ又は類似である。アプリケーションのカテゴリに対して全体として使用限度を設定して、アプリケーションのそのカテゴリの個々のアプリケーションにわたってその使用限度を実施する上述した方法により、電子デバイスが、特定のデバイス動作のユーザの使用を効率的に制限することを可能にし、ユーザがそのような使用限度を設定する簡単な方法を提供して、これにより、デバイスの使用をより効率的にする(例えば、ユーザは、ユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによって提供されるデバイスへの入力(例えば、別の方法でユーザの使用を監視するための入力)を低減する)。使用限度が設定されているという理解により、ユーザは、制限された動作をより賢明にかつ効率的に使用して、使用限度下ですべての必要なタスクを実行することができる。使用限度に到達している場合、デバイスは、ユーザが制限付き動作を使用することを制限し、それによって、ユーザが知らずに使用限度を超えてデバイス上で意図するより多くの時間を過ごすことを防止し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限基準は、図8Iなどの、第1のアプリケーションが1つ以上の制限除外基準を満たさないという要件を更に含む(912)(例えば、使用限度が使われてしまっている場合でも使用するために利用可能なアプリケーションのリスト(例えば、ホワイトリスト)上の包含)(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションBは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度によって実施されるように選択されない)。いくつかの実施形態では、そのようなアプリケーションの使用により、使用限度に向かって集計しない(例えば、アプリケーションは第1のカテゴリに属するが、そのアプリケーションの使用により、そのカテゴリ及び/又は全体デバイス使用に対する使用限度に向かって集計しない)。いくつかの実施形態では、起動するように要求されているアプリケーションは、使用限度から除外されるアプリケーションのリストと比較される。上述した制限除外基準は、電子デバイスが、関連付けられた使用限度を有するカテゴリに属するアプリケーションの使用がその使用限度に向かって集計することから除外されるか否かを判定することを可能にし、これにより、特定のアプリケーションが除外されるべきか否か(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーションは、ユーザが家族及び友人と通信するためにそのアプリケーションが必要なため、任意選択的に除外される)を手動で判定するユーザの負担を低減し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされていないという判定に従って、電子デバイスは、図8Uなどの、第1のアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション用のアイコン)の表現(例えば、他のアプリケーションの他のウィンドウとともに、マルチタスクビュー内の第1のアプリケーションのアイコン、ウィジェット、ウィンドウ)を、第1の視覚特性で表示する(例えば、使用限度に到達していないときに、色で、不明瞭化しないでなど、電子デバイス上にインストールされたアプリケーション用の通常のアイコンを表示する(例えば、電子デバイスのホーム画面内に))(914)(例えば、アプリケーションアイコンの外観及び通知バッジは、アプリケーションが制限されないことを示す)。例えば、電子デバイスは、1つ以上のアプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションウィンドウを表示する(例えば、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェースビュー内に)、又は電子デバイスは、電子デバイスのホーム画面上にアプリケーションを起動するための1つ以上のアイコンを表示する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされたという判定に従って(例えば、使用限度に到達しており、かつ第1のアプリケーションがホワイトリスト上にないという判定に従って)、電子デバイスは、図8Y〜図8EEなどの、第1のアプリケーションの第1の表現を、第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性で表示する(例えば、ホワイトリスト上にないアプリケーションのアイコンの外観を変更する)(916)(例えば、アプリケーションアイコン、ウィジェット、通知、及びウェブサイトの外観は、そのアプリケーションが制限されることを示す)。いくつかの実施形態では、使用限度に到達しているとき、電子デバイスは、アプリケーションホワイトリストに含まれていないアプリケーションの様々な様相の外観を変更する。例えば、ホワイトリストに含まれていないアプリケーション用のアイコン(例えば、デバイスのホーム画面上のアイコン、特定のソーシャルメディアアプリケーションアイコン)は、アプリケーションが制限されるとき、陰影をつけられる。別の実施例として、アプリケーションホワイトリストに含まれていないアプリケーション用のアプリケーションアイコン上に含まれた通知バッジは、任意選択的に変更される(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーションのアイコン)。別の実施例として、いくつかの実施形態では、電子デバイスは、マルチタスク能力を有する。そのような実施形態では、電子デバイスは、任意選択的に、1つより多くのアプリケーションの視覚表現を同時に表示するユーザインターフェースを表示する(例えば、複数のアプリケーションからアイコンを同時に、複数のアプリケーションの現在のユーザインターフェースのスクリーンショットを同時に、表示するユーザインターフェースなど)。いくつかの実施形態では、上記のマルチタスクユーザインターフェース内のアプリケーションホワイトリストにない制限付きアプリケーション用の表現は、電子デバイスによって変更される(例えば、フェードアウトする若しくは陰影をつけられる、又は、アプリケーションホワイトリストに含まれているアプリケーションに対応する表現とは異なる視覚特性を有して表示されるように別の方法で変更される)。ここで説明するアプリケーション表現の外観の変化は、任意選択的に、方法1100及び1300を参照して説明するアプリケーション表現の外観の変化と同じ又は類似である。使用限度に到達しているときにアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、使用限度に到達しているときにどのアプリケーションがユーザがアクセスを有する又は有さないかのインジケーションを提供することにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの第1の表現を第2の視覚特性で表示することは、そのアプリケーションアイコンの右上部分に重ね合わせることなど、第1の表現上に、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを含む制限付き使用バッジを表示することを含む(918)(例えば、第1のアプリケーション(及び任意選択的に、使用限度に到達している他のアプリケーション)用のアプリケーションアイコンに追加される錠又はなんらかの他の制限記号の視覚的インジケーションを有するバッジ)。いくつかの実施形態では、バッジは、アプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの部分に重ね合わさる。いくつかの実施形態では、バッジは、図8AAなどの、アプリケーションアイコンの少なくとも一部に重ね合わさる(例えば、制限付き使用バッジは、ソーシャルメディアアプリケーションAに対する通知バッジを置き換える)。使用限度に到達しているときにアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、使用限度に到達しているときにユーザがアクセスを有さないアプリケーション上に制限付き使用バッジを表示することにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、ユーザがそのような制限付きアプリケーションにアクセスすることを試みる可能性を低減し、加えて、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、それによって、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの第1の表現を第1の視覚特性で表示することは、図8Uなどの、第1のアプリケーションで受信した通知のインジケーション(例えば、未読メッセージ、不在着信の数など)を含む通知バッジ(例えば、未読メッセージ、不在着信のインジケータなど)を有する第1の表現を表示することを含む(920)(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションAに対する通知バッジは、アプリケーションに関連付けられた未読メッセージの数を示す)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの第1の表現を第2の視覚特性で表示することは、図8AAなどの、制限付き使用バッジによって置き換えられた通知バッジを有する第1の表現を表示することを含む(例えば、インジケータをぼかす又はインジケータをグラフィックで置き換える)(922)(例えば、制限付き使用バッジは、ソーシャルメディアアプリケーションAに対する通知バッジを置き換える)。いくつかの実施形態では、上述した制限付き使用バッジは、上述したように、使用限度に到達しているときに、非ホワイトリストアプリケーション用のアプリケーションアイコンの通知バッジのインジケーションを置き換える。いくつかの実施形態では、通知バッジのインジケーションを上述した制限付き使用バッジで置き換えることにより、通知の数がもはやディスプレイ上に表示されないように、アプリケーションに関連付けられた通知の数を隠す。使用限度に到達しているときにアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、使用限度に到達しているときに、アプリケーション表現の通知のインジケーションをユーザがアクセスを有さないアプリケーション上の制限付き使用バッジで置き換えることにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、そのような通知が存在することを示さないことにより、ユーザが最近の通知を有する制限付きアプリケーションにアクセスすることを試みることを抑止し、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションが1つ以上の制限除外基準を満たさない(例えば、非ホワイトリストアプリケーション、第1のアプリケーションがホワイトリスト上にない、第1のアプリケーションが使用限度に到達した後で制限されるように構成されている)という判定に従って、かつ、第1のアプリケーションが使用されている間に(例えば、第1のアプリケーションの一次ユーザインターフェースが電子デバイス上に表示されている、又はユーザが第1のアプリケーションと別の方法で双方向作用している(例えば、第1のアプリケーションの二次ユーザインターフェースを介して))、電子デバイスは、第1のアプリケーションの使用をアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度に向かって集計する(924)(例えば、第1のアプリケーションを含むアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度に対する非ホワイトリストアプリケーションの使用の寄与を集計する)。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションが1つ以上の制限除外基準を満たす(例えば、ホワイトリストアプリケーション、第1のアプリケーションがホワイトリスト上にある、第1のアプリケーションが使用限度に到達した後でアクセス可能なように構成されている、ホワイトリスト目的のためのアプリケーションの使用(例えば、親と通信するために使用される電話アプリ又はメッセージングアプリ))という判定に従って、かつ第1のアプリケーションが使用されている間に、電子デバイスは、第1のアプリケーションの使用をアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度に向かって集計することを見合わせる(926)(例えば、第1のアプリケーションの使用が使用限度から除外されている(例えば、第1のアプリケーションがアプリケーションホワイトリストに含まれており、アプリケーションの第1のカテゴリに対する使用限度に到達した後で電子デバイスが第1のアプリケーションへのアクセスを提供するため、別の実施例として、第1のアプリケーションの使用がホワイトリスト目的のためであるため(例えば、親と通信するために使用される電話アプリ又はメッセージングアプリ))という判定に従って、その使用は、使用限度に向かって集計されない)。1つ以上の制限基準を満たすアプリケーション(例えば、ホワイトリストアプリケーション、使用限度に到達した後で制限されないアプリケーション)の使用を集計することを見合わせる上述した方法は、電子デバイスが、ホワイトリストアプリケーションを監視することなく、アプリケーションのカテゴリの使用限度を監視することを可能にし、これにより、電子デバイスが、ホワイトリストアプリケーション用の追加のカテゴリを追加する必要なしに、1つ以上のホワイトリストアプリケーション(例えば、使用限度に到達した後で制限されないアプリケーション)を含むアプリケーションのカテゴリをより良好に管理することを可能にし、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
第1のアプリケーションが使用されている間に(例えば、第1のアプリケーションの一次ユーザインターフェースが電子デバイス上に表示されている、又はユーザが別の方法で第1のアプリケーションと双方向作用している(例えば、第1のアプリケーションの二次ユーザインターフェースを介して))、電子デバイスは、任意選択的に、第1のアプリケーションが1つ以上の制限除外基準を満たすか否かに依存せずに、第1のアプリケーションの使用をアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度に向かって集計する(928)(例えば、第1のアプリケーションがホワイトリスト上にあるか否かに依存せずに、第1のアプリケーションの使用の寄与をアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度に向かって集計する)。例えば、ソーシャルメディアカテゴリ及び1時間の使用限度に関連付けられた特定のソーシャルメディアアプリケーションは、任意選択的に、ホワイトリストアプリケーションであり、その使用は、その使用限度に向かって集計される。任意選択的にホワイトリストでない異なるソーシャルメディアアプリケーションの使用もまた、任意選択的に、使用限度に向かって集計される。アプリケーションの使用を集計する上述した方法は、電子デバイスが、ホワイトリストアプリケーションを含むアプリケーションのカテゴリの使用限度を監視することを可能にし、これにより、ホワイトリストアプリケーション用の追加のカテゴリを追加する必要なしにカテゴリの使用限度がホワイトリストアプリケーションの使用を考慮するため、電子デバイスが、1つ以上のホワイトリストアプリケーション(例えば、使用限度に到達した後で制限されないアプリケーション)を含むアプリケーションのカテゴリをより良好に管理することを可能にし、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用限度は、図8Lなどの(例えば、2時間の既定のソーシャルメディアカテゴリ使用限度)、1つ以上の第1の実施期間の間のアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた第1の使用限度である(930)(例えば、平日の間のアプリケーションの第1のカテゴリに対する使用限度)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図8Lなどの(例えば、月曜日、水曜日、及び木曜日に対して1時間のソーシャルメディアカテゴリ使用限度)、1つ以上の第2の実施期間の間のアプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた第2の使用限度を設定する一連の1つ以上の第2の入力を受信する(932)(例えば、デバイスを使用して又は特定の方法(例えば、既定の時間以外の時間の間、特定のアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション、SMS,電話、特定の旅行アプリケーション、電子メール)を使用して)でデバイスを使用して過ごすことができる第2の最大時間の量(例えば、1時間、3時間、12時間)が設定される)(例えば、第1の使用限度(例えば、既定の使用限度)が月曜日から金曜日に実施される間に、第2の使用限度は、土曜日及び日曜日に実施される、第1の使用限度が就業時間以外で実施される間に、第2の使用限度は、就業/就学時間中に実施される、第1の使用限度が特定の日以外で実施される間に、第2の使用限度は、1週間の特定の日に実施される)。
いくつかの実施形態では、現在時刻が1つ以上の第1の実施期間内であるという判定に従って(例えば、現在時刻がユーザが定義した実施期間(例えば、1週間の特定の日、就業/就学時間、月曜日から金曜日)中であると判定すること)、図8Lに示すように、電子デバイスは、第1の使用限度を実施する(934)(例えば、ユーザが定義した実施期間中に第2の使用限度を実施する(例えば、アプリケーションの第1のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)のアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション)がアクセスされたときに第2の使用限度に向かって集計する、第2の使用限度に基づいてアプリケーションの第1のカテゴリのアプリケーションへのアクセスを提供する又は制限する))。
いくつかの実施形態では、現在時刻が1つ以上の第2の実施期間内であるという判定に従って(例えば、現在時刻がユーザが定義した実施期間以外(例えば、既定の期間、1週間の特定の日以外、就業/就学時間後、土曜日から日曜日)であると判定すること)、電子デバイスは、図8Lに示すように、第2の使用限度を実施する(936)(例えば、ユーザが定義した実施期間以外で第1の使用限度(例えば、既定の使用限度)を実施する(例えば、アプリケーションの第1のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)のアプリケーション(例えば、特定のソーシャルメディアアプリケーション)がアクセスされたときに第1の使用限度に向かって集計する、第1の使用限度に基づいてアプリケーションの第1のカテゴリのアプリケーションへのアクセスを提供する又は制限する))。異なる日にアプリケーションの第1のカテゴリに対する異なる使用限度を可能にする上述した方法は、電子デバイスが、定義された期間の間の特定のデバイス動作のユーザの使用を効率的に制限することを可能にして、ユーザが定義された期間の間のそのような使用限度を設定する簡単な方法を提供し、これにより、電子デバイスの使用をより効率的にし(例えば、ユーザの使用は、就学/就業時間、就業日、特定の日の間、特に制限される、第2の使用限度が設定されているという理解により、ユーザは、制限された動作をより賢明にかつ効率的に使用して、特定の期間(例えば、就学/就業時間、就業日)の間に第2の使用限度下ですべての必要なタスクを実行することができる、使用限度に到達している場合、デバイスは、ユーザが制限付き動作を使用することを制限して、それによって、特定の期間(例えば、就学/就業時間、就業日)の間にユーザが知らずに使用限度を超えてデバイス上で意図したより多くの時間を過ごすことを防止する)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図8Iなどの(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションBは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度によって実施されるように選択されていない)、アプリケーションの第1のカテゴリの第2のアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーションが、関連付けられた使用限度を有するソーシャルメディアカテゴリに関連付けられる)をアプリケーションの第1のカテゴリに対する使用限度から除外する要求に対応する入力を受信する(938)(例えば、第2のアプリケーションを除外する要求は、例えば、任意選択的に、設定ユーザインターフェース上で設定される。別の実施例として、特定のアプリケーションが使用限度に含まれていない場合、特定のアプリケーションは、任意選択的に、その使用限度から除外されることになる)。
第2のアプリケーションを使用限度から除外する要求に対応する入力を受信した後で、かつアプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされている間に(940)、電子デバイスは、任意選択的に、図8AAなどの(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときに、ソーシャルメディアアプリケーションBは、起動することを制限されない)、第2のアプリケーションを起動する要求を受信する(942)。いくつかの実施形態では、第2のアプリケーションを起動する要求を受信したことに応じて、電子デバイスは、図8AAなどの(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションBのアイコンの外観は、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときに更新しない)、第2のアプリケーションへのアクセスを提供する(944)(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションに関連付けられた使用限度に到達しているか否かにかかわらず、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーションへのアクセスは制限されない)。第1のアプリケーション(例えば、第1の特定のソーシャルメディアアプリケーション)及び第2のアプリケーション(例えば、第1の特定のソーシャルメディアアプリケーションとは異なる第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)は、ソーシャルメディアカテゴリに属するが、電子デバイスは、第1のアプリケーションの使用が制限されている間に、第2のアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)をカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)使用限度から除外することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、どのアプリケーションがそのようなカテゴリ使用限度から除外されるかを定義することができる。いくつかの実施形態では、ユーザ又は電子デバイスがアプリケーションに対する使用限度を定義しない場合、そのアプリケーションは除外される。カテゴリに関連付けられたアプリケーションをカテゴリの使用限度から除外する上述した方法は、電子デバイスが、使用限度によって使用が制限されるアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション)と使用限度によって使用が制限されないアプリケーション(例えば、第2のアプリケーション)とを区別することを可能にし、これにより、そのような制限から除外すべきアプリケーションに関する制限を扱うためのユーザの負担を低減し(例えば、第2のアプリケーションが使用限度を有するカテゴリに関連付けられているが、ユーザがそのアプリケーションが制限されることを所望しないため、第2のアプリケーションは、任意選択的に、ユーザによって使用限度から除外される)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用限度は、図8Qなどの(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度並びにストリーミング及びソーシャルメディアカテゴリ使用限度に関連付けられる)、アプリケーションの第1のカテゴリのアプリケーションとは異なるアプリケーションを含む、電子デバイス上でアクセス可能なアプリケーションの第2のカテゴリに更に関連付けられる(946)(例えば、使用限度は、2つ以上のカテゴリに関連付けられ、アプリケーションの両方のカテゴリに対する合計使用限度が設定され、2つ以上のカテゴリのそれぞれがアプリケーションの異なるグループを有するようになる(例えば、2つのグループは、アプリケーションの同じリストを有さない))。例えば、使用限度は、任意選択的に、ソーシャルメディア及びストリーミングのアプリケーションに関連付けられる。別の実施例として、使用限度は、任意選択的に、ソーシャルメディア及びメッセージングのアプリケーションに関連付けられる。特定のソーシャルメディアアプリケーションがソーシャルメディア及びメッセージングカテゴリの両方に関連付けられているが、ソーシャルメディアカテゴリ及びメッセージング内のアプリケーションのリストは、任意選択的に異なる。アプリケーションの第1のカテゴリ及びアプリケーションの第2のカテゴリを使用限度に関連付ける上述した方法は、電子デバイスが、2つのカテゴリのアプリケーションの使用を合同カテゴリ使用限度により制限することを可能にし、これにより、異なるグループに対する全体使用の合計が所望される場合に異なるグループの異なる使用限度を追跡するユーザの負担を低減し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリは、図8Qなどの(例えば、「すべて」の使用限度)、電子デバイス上でアクセス可能なすべてのアプリケーションを含む(948)(例えば、使用限度は、電子デバイス上のすべてのアプリケーション及びカテゴリに関連付けられ、電子デバイス上のすべてのアプリケーションに対する合計使用限度が設定されるようになる)。例えば、全体制限が任意選択的に設定される場合、第1及び第2の特定のソーシャルメディアアプリケーションの使用は、特定のアプリケーションがソーシャルメディアカテゴリに関連付けられていても、全体制限によって制限される。ここでの合計使用限度は、方法700を参照して説明する合計上映時間使用限度と同じ又は類似である。アプリケーションのすべてのカテゴリに対する全体使用限度を設定する上述した方法は、電子デバイスが、非ホワイトリストアプリケーションの使用を全体使用限度により制限することを可能にし(例えば、ユーザ上映時間限度を実施する)、これにより、全体使用限度が所望されるときにそれぞれのカテゴリに対する個々の限度を定義するユーザの負担を低減し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度は、図8Qなどの(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、「ソーシャルメディア」の既定の名前を有する)、1つ以上の分類基準に基づく第1の使用限度名を有する(950)(例えば、ユーザによって前に定義されたカテゴリ名、デバイスによって前に定義されたカテゴリ名)。いくつかの実施形態では、使用限度の既定の名前は、「ニュース」又は「ゲーム」又は「ニュース及びゲーム」などの、アプリケーションのそのカテゴリ内のアプリケーションのカテゴリに基づいて判定されたアプリケーションのカテゴリのデバイスが判定した名前である。電子デバイスは、任意選択的に、図8Rなどの(例えば、ユーザは、「リネーム」アフォーダンスを選択して、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度名を変更する)、使用限度名を第2の使用限度名に変更する一連の1つ以上の第2の入力を受信する(952)(例えば、一連の1つ以上の第2の入力は、任意選択的に、1つ以上の入力デバイス(例えば、電子デバイス、リモート入力デバイス)から受信される)。いくつかの実施形態では、一連の1つ以上の第2の入力に応じて、電子デバイスは、図8S〜図8Tなどの(例えば、ユーザは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度を「Johnの楽しいこと」に名前を変更する)、使用限度名を第2の使用限度名に変更する(954)(例えば、カテゴリ名は、ユーザによって再定義される)。いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザが定義した新しいカテゴリ名を入力することにより(例えば、ソフトキーボード、音声入力などを介して)、カテゴリ名(例えば、ユーザによって前に定義された名前、デバイスによって前に定義された名前)を変更することができる。例えば、ユーザは、システムで定義した異なる多数のカテゴリからのアプリケーション(例えば、ソーシャルメディアカテゴリに属する特定のソーシャルメディアアプリケーション、及びゲームカテゴリに属する特定のゲームアプリケーション)を含むカテゴリを生成して、それら自体のカテゴリ名(例えば、「制限付きアプリケーション」、「ソーシャルメディア及びゲーム」)を生成することができる。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、カテゴリ名を自動的に変更する。例えば、「ソーシャルメディア」と名付けられたカテゴリは、最初に、任意選択的に特定のソーシャルメディアアプリケーションを含む。特定のゲームアプリケーションは、任意選択的に、そのカテゴリに追加される。ゲームアプリケーションの追加に応じて、カテゴリ名は、任意選択的に、デバイスによって「ソーシャルメディア及びゲーム」に変更される。使用限度カテゴリ名を変更する上述した方法は、電子デバイスが、入力を受信して(例えば、ユーザから、リモート入力デバイスから)、入力に応じて、使用限度カテゴリ名を変更することを可能にし、これにより、使用限度を再度セットアップしなければならない代わりに、より適切な使用限度カテゴリ名が所望されるとき(例えば、新しいアプリケーションが使用限度に関連付けられる、新しく関連付けられたアプリケーションを含むようにより適切な名前が必要とされるとき)にユーザが使用カテゴリ名を変更することができ、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションは、図8Qなどの(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度並びにストリーミング及びソーシャルメディアカテゴリ使用限度に同時に関連付けられる)、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度及び第2の使用限度に同時に関連付けられる(956)(例えば、第1のアプリケーションは、2つの同時使用限度に関連付けられる)。例えば、ソーシャルメディアカテゴリは、任意選択的に、2つの使用限度に関連付けられる。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、ソーシャルメディアカテゴリ限度を含む、2時間の全体限度を有する、及び/又は電子デバイスは、任意選択的に、ソーシャルメディアカテゴリ内の特定のアプリケーションに対する使用限度(例えば、30分又はなんらかの他の量の)を有する。第2の使用限度は、任意選択的に、電子デバイスの全体使用限度、電子デバイスのアプリケーションのカテゴリ(アプリケーションの第1のカテゴリとは異なるが、第1のアプリケーションを含む)に対する使用限度、アプリケーションの第1のカテゴリの使用限度とは別個の第1のアプリケーション自体に対する使用限度などである。2つ以上の使用限度を同時に実施する上述した方法は、電子デバイスが、2つ以上の使用限度に対するアプリケーションの使用を監視することを可能にし、これにより、ユーザが制限することを所望するアプリケーションを2つ以上の使用限度のそれぞれに別々に関連付け、かつ2つ以上の使用限度のそれぞれを別々に監視するユーザの負担を低減し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションは、図8Qなどの(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度並びにストリーミング及びソーシャルメディアカテゴリ使用限度に同時に関連付けられ、最も保守的な使用限度が実施される)、第2の制限基準が満たされるためにアプリケーションの第1のカテゴリに対する使用限度に到達している、又は第2の制限基準が満たされるために第2の使用限度に到達しているのいずれかという要件を含む第2の制限基準に関連付けられる(958)(例えば、いくつかの実施形態では、最も保守的な限度(例えば、残っている時間が最も少ない使用限度)に到達していると第2の制限基準が満たされる)。いくつかの実施形態では、第2の制限基準が満たされているという判定に従って、電子デバイスは、図8Qなどの、第1のアプリケーションへのアクセスを制限する(960)(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度並びにストリーミング及びソーシャルメディアカテゴリ使用限度に同時に関連付けられ、最も保守的な使用限度が実施される)。
いくつかの実施形態では、第2の制限基準が満たされていないという判定に従って、電子デバイスは、図8Qなどの、第1のアプリケーションへのアクセスを提供する(962)(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度並びにストリーミング及びソーシャルメディアカテゴリ使用限度に同時に関連付けられ、いずれの使用限度にも到達していない)。例えば、第1のアプリケーションは、任意選択的に、2つの使用限度に関連付けられる。第1のアプリケーションは、任意選択的に、第1の使用限度(例えば、1時間又はなんらかの他の時間の量の)を任意選択的に有するソーシャルメディアカテゴリに属する。電子デバイスは、任意選択的に、全体限度(例えば、2時間又はなんらかの他の時間の量の、第2の使用限度)を有する。使用限度のうちの1つが満たされる場合(例えば、最も保守的な/制限する使用限度が満たされる場合)、他の使用限度が満たされない場合でも、電子デバイスは、任意選択的に、第1のアプリケーションへのアクセスを制限する。任意のデバイス使用なしに、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、任意選択的に残り1時間を有し、全体使用限度は、任意選択的に残り2時間を有する。この実施例では、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度は、ソーシャルメディアアプリケーションに対する残りが最も少ない使用限度である。別の実施例として、なんらかのデバイス使用の後で、全体使用限度は、任意選択的に残り30分を有し、ソーシャルメディアカテゴリは、任意選択的に残り1時間を有する(例えば、現在の実施期間の間ソーシャルメディアアプリケーションがここまで使われていないため)。この実施例では、全体使用限度は、任意選択的に、ソーシャルメディアアプリケーションに対する残りが最も少ない使用限度である。1つより多くの使用限度に関連付けられた任意のカテゴリ又はアプリケーションに対して、より保守的な残っている使用限度は、任意選択的に、第1のアプリケーションの使用を制限する。2つ以上の同時の使用限度の最も保守的な使用限度を実施する上述した方法は、電子デバイスが、2つ以上の使用限度に対するアプリケーションの使用を監視して、最も保守的な残っている使用限度を実施することを可能にし、これにより、ユーザが制限することを所望するアプリケーションを2つ以上の使用限度のそれぞれに別々に関連付けて、使用限度のうちのどれにより早く到達するかを別々に判定するユーザの負担を低減し、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされている間に(964)、電子デバイスは、図8Y〜図8EEなどの(例えば、ユーザは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときにソーシャルメディアアプリケーションAに対応するアプリケーション提案、ウィジェット、検索結果、及びウェブサイトを見る又はアクセスすることを試みている)、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベント(例えば、アプリケーションに関する通知の表示をトリガすることになるイベントの発生、アプリケーションに対応するウィジェットを表示する要求、ユーザインターフェースを共有するシステムを介してアプリケーションとコンテンツを共有する要求、アプリケーションに関連付けられたウェブサイトを見る要求、前の通知の履歴(アプリケーションの通知を含む)を見る要求、ピクチャインピクチャ(picture-in-picture)(PIP)モードでアプリケーションコンテンツを表示する要求、検索結果のアプリケーションを表示する要求、又はアプリケーションに関連付けられたメディア制御動作を表示する及び/若しくは実行する要求)を検出する(966)。第1のアプリケーションの補助機能は、第1のアプリケーションの一次ユーザインターフェースを表示することなく(例えば、アプリケーションウィンドウ又はアプリケーションの他の一次ビュー内にアプリケーションを起動することなく)実行するために利用可能な機能(例えば、双方向通知を表示すること、共有シートアクションを実行すること、ウィジェットを表示すること、通知履歴を表示すること、ブラウザ内にウェブサイトを表示すること、PIPモードでアプリケーションコンテンツを表示すること、検索結果のアプリケーションを表示すること、又はメディア制御動作を表示する及び/若しくは制御すること)である。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベントを検出したことに応じて、電子デバイスは、図8Y〜図8EEなどの(例えば、ソーシャルメディアアプリケーションAに対応するアプリケーション提案、ウィジェット、検索結果、及びウェブサイトは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているときに、ユーザにはアクセス可能でない)、補助機能を抑制する(968)(例えば、アプリケーションに関連付けられた通知生成機能、アプリケーションに関連付けられたウェブサイト(単数又は複数)の表示、共有シートアクション(単数又は複数)、PIPモードでのアプリケーションコンテンツの表示、及びアプリケーションに関連付けられた任意の他の機能(オペレーティングシステム機能を含む)を抑制する(例えば、アプリが検索結果に表れることを制限する、アプリケーションに関連付けられたウィジェットへのアクセスを制限する、アプリケーションが提案されたアプリケーションとして現れることを制限する))。いくつかの実施形態では、電子デバイスのホーム画面(又は電子デバイスの他のユーザインターフェース)からアプリケーションを起動することもまた、抑制される(例えば、制限される)。いくつかの実施形態では、補助機能は、イベントを検出したことに応じて機能が実行されることを防止することにより、抑制される。ここで説明する補助機能は、任意選択的に、方法1300を参照して説明する補助機能と同じ又は類似である。使用限度を超えているアプリケーションのオペレーティングシステムの異なる様相にわたって機能を抑制する上述した方法は、電子デバイスが電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、アプリケーションソース(例えば、電子デバイスにアプリケーションをブラウズ及び/又はダウンロードするためのアプリケーションストア)から、電子デバイス上での、アプリケーションソースによってアプリケーションの対応するカテゴリに関連付けられた第2のアプリケーションへのアクセスを追加する(970)(例えば、アプリストアから新しいアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)をダウンロードする、新しいアプリケーションにリモートでアクセスする、デバイス上に新しいアプリケーションをインストールする。いくつかの実施形態では、図8FF〜図8GGなどのアプリストアは、アプリケーションに関する発行元情報又はアプリストアによって行われたなんらかの他の判定(例えば、ニュースアプリケーションは、アプリストア内のニュースカテゴリの一部として指定される、ゲームは、アプリストア内のゲームカテゴリの一部として指定される、など)に基づいて、アプリケーションをアプリケーションの特定のカテゴリに関連付ける(例えば、ユーザは、App StoreユーザインターフェースからソーシャルメディアアプリケーションFを追加している)。
いくつかの実施形態では、対応するカテゴリが第1のカテゴリであるという判定に従って(例えば、アプリストアによって追加されたアプリケーションに指定されたカテゴリが電子デバイス上の使用限度を有する既存のカテゴリと同じであると判定すること)、電子デバイスは、図8HHなどの(例えば、新しく追加されたソーシャルメディアアプリケーションFは、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度内であると判定され、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達しているとき、新しく追加されたソーシャルメディアアプリケーションFへのアクセスは制限される)、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準に従って、第2のアプリケーションへのアクセスを制御する(972)(例えば、第1のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)の使用限度に到達している場合、電子デバイスは、任意選択的に、第2のアプリケーション(例えば、アプリケーションソースから追加された第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)へのユーザのアクセスも制限する)。したがって、電子デバイスは、第1のカテゴリ制限を後で追加された第2のアプリケーションに適用する。いくつかの実施形態では、アプリによって追加されたアプリケーションに指定されたカテゴリを判定することは、追加されたアプリケーションのアプリストア属性(例えば、ゲーム、ソーシャルメディア、ニュース、ストリーミング)に基づく。いくつかの実施形態では、この判定は、追加されたアプリケーションに関連付けられたメタデータに基づく。
いくつかの実施形態では、対応するカテゴリが第1のカテゴリではないという判定に従って(例えば、追加されたアプリケーションが第1のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディアとは異なるカテゴリ)に属さないと判定すること)、電子デバイスは、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準に従って第2のアプリケーションへのアクセスを制御することを見合わせる(974)(例えば、追加されたアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)の使用は、任意選択的に、第1のカテゴリ使用限度(例えば、ソーシャルメディア使用限度)に関連付けられない)。いくつかの実施形態では、追加されたアプリケーションは、追加されたアプリケーションが属するアプリケーションの別のカテゴリに対する異なる使用限度に基づいて制御される。いくつかの実施形態では、追加されたアプリケーションが電子デバイス上のいずれの使用限度にも該当しない場合、それは、電子デバイス上のいずれの使用限度によっても制御されない。1つ以上の分類基準(例えば、アプリストア分類、新しいアプリケーションのメタデータ)に基づいて追加されたアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)のカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)を判定して、新しいアプリケーション(例えば、第2の特定のソーシャルメディアアプリケーション)に対して判定されたカテゴリ(例えば、ソーシャルメディア)に関連付けられた使用限度を実施する上述した方法は、電子デバイスが、ユーザに新しいアプリケーションの分類を判定させることなく追加されたアプリケーションのユーザの使用を効率的に制限することを可能にし、これにより、デバイスの使用をより効率的にし(例えば、ユーザが追加されたアプリケーションのカテゴリを手動で判定する必要がない、ユーザが追加されたアプリケーションの使用限度を手動で判定する必要がない、ユーザが追加されたアプリケーションのユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力(例えば、別の方法でユーザの使用を監視するための入力)を低減する、使用限度に到達している場合、デバイスは、ユーザが追加されたアプリケーションを使用することを制限し、それによって、ユーザが知らずに使用限度を超えてデバイス上で意図するより多くの時間を過ごすことを防止する)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図8Eなどの(例えば、デバイス休止時間期間が設定される)、電子デバイス上の1つ以上のアプリケーションへのアクセスが制限される、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウは、電子デバイス上で定義される(976)(例えば、電子デバイスのユーザは、電子デバイスが、いくつかの実施形態ではアプリケーションのホワイトリスト上に含まれたアプリケーションを除く、電子デバイス上のすべてのアプリケーションへのアクセスを防止する又は防止することを試みる就寝時刻制限付き使用モードとして、1日のうちの時間(例えば、午後10時から午前5時まで)を定義する)。いくつかの実施形態では、ユーザは、単に、上記の時間のウィンドウを定義し、アクセスが制限されることになる任意の特定のアプリケーションを指定しない。そのような実施形態では、電子デバイスは、任意選択的に、制限付き使用モードの間ホワイトリストアプリケーションを除くすべてのアプリケーションの使用を制限すること又は制限することを試みることを既定とする。いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが定義されている間に(例えば、その定義された期間(単数又は複数)の間、制限付き使用モードが実施されるように設定されている、就寝時刻限使用モードが設定されている)第1のアプリケーションを起動する要求が受信されたという判定に従って、かつ制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に(例えば、電子デバイスが現在制限付き使用モードにある、電子デバイスが現在就寝時刻制限付き使用モードにある)、電子デバイスは、図8II〜図8KKなどの(例えば、デバイス休止時間設定がソーシャルメディアカテゴリ使用限度設定に優先する、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度に到達していないときにデバイス休止時間設定がソーシャルメディアアプリケーションを制限する)、アプリケーションの第1のカテゴリに対する制限基準が満たされているか否かに依存せずに第1のアプリケーションへのアクセスを制限する(978)(例えば、制限付き使用モードは、使用限度に優先する)。例えば、アプリケーションの第1のカテゴリの使用限度が満たされていない場合でも、アプリケーションの第1のカテゴリへのアクセスは、任意選択的に、制限付き使用モードの間、制限される。ここで説明する制限付き使用モードは、任意選択的に、方法1100を参照して説明する制限付き使用モードと同じ又は類似である。アプリケーション使用限度と併せて制限付き使用モード(例えば、就寝時刻制限付き使用モード)を実施する上述した方法は、電子デバイスが、使用限度に到達する前に(例えば、デバイス休止時間、指定された無活動時間(例えば、就寝時刻)中に)1つ以上のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリへのアクセスを制限することを可能にし、これにより、使用限度に到達していないことがあることにかかわらず、ユーザが制限活動時間(例えば就寝時刻)中のデバイス使用をより良好に管理することができ、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを制限することは、図8NN〜図8OOなどの(例えば、制限付きアプリケーションで進むための延長する及び無視するアフォーダンスを提供する「通知」オプション下の制限通知ユーザインターフェース)、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されることを示すインジケーションを提示すること(例えば、視覚的インジケーション(例えば、時間が終わったことを表現する砂時計、到達している使用限度に関連付けられた1つ以上のアプリケーションアイコン)をディスプレイ上に表示すること、電子デバイスに関連付けられたスピーカでサウンドを再生すること、アプリケーションが制限されることを示す触覚(単数又は複数)及び/又は触知出力(単数又は複数)など(例えば通知)を生成すること)を含む(980)。インジケーションは、認証クレデンシャルを必要とすることなく第1のアプリケーションへのアクセスを提供するように選択可能なアフォーダンスを含む(例えば、使用限度に到達しているときにユーザが制限付きアプリケーションにアクセスすることができるグラフィカルユーザインターフェース要素又はソフトボタン)。いくつかの実施形態では、異なるアプリケーションは、使用限度に到達しているときに実施される異なる制限オプションに関連付けられる。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、1つ以上のアプリケーションを「通知」制限オプションに関連付けることを可能にする。ユーザが「通知」制限に関連付けられたアプリケーションを起動することを試みる場合(例えば、使用限度に到達しているときに電子デバイスのホーム画面からそのアプリケーション用のアイコンを選択することにより、かつそのアプリケーションがアプリケーションホワイトリストに含まれていないことを仮定して)、電子デバイスは、任意選択的に、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、使用時間限度に到達しているため)ことを示すポップアップインジケーションを表示する。ポップアップ通知は、任意選択的に、選択されるとなんらの認証クレデンシャルを入力する必要なしにユーザがアプリケーションに進むことができる1つ以上のアフォーダンス(例えば、管理者又は他のクレデンシャルを入力する必要なしにアプリケーションを開く「どうしても進む」アフォーダンス)を含む。いくつかの実施形態では、許容限度を超えるアプリ使用は(例えば、時間の延長により承認された場合でも)、任意選択的に、方法700を参照して上述したダッシュボードユーザインターフェース内に示される(例えば、図6L〜図6P、図6EE〜図6HH、図6OO〜図6SS、及び図6UUに示すように)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを提供するためのアフォーダンスを選択したことに応じて、かつ第1のアプリケーションへのアクセスを提供する前に、ディスプレイ上の視覚的インジケーションは、第2の視覚的インジケーションに更新して、そのアクセスが提供されていることを示す。ここで説明する「通知」オプションは、任意選択的に、方法1100を参照して説明する「通知」オプションと同じ又は類似である。使用限度に到達しているときにアプリケーションが制限されることをユーザに通知するが、必要なときにそれにもかかわらずアプリケーションにアクセスするオプションをユーザに与える上述した方法は、電子デバイスが、ユーザが電子デバイス上で必要なタスクを実行することを可能にしている間に特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、これにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを制限することは、図8EEE〜図8GGGなどの(例えば、制限付きアプリケーションで進む前に認証を要求するための延長する及び無視するアフォーダンスを提供する「通知及びブロック」オプション下の制限通知ユーザインターフェース)、認証クレデンシャルを必要としながら第1のアプリケーションへのアクセスを提供するように選択可能なアフォーダンスを含む、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されることを示すインジケーションを提示すること(例えば、視覚的インジケーション(例えば、時間が終わったことを表現する砂時計、到達している使用限度に関連付けられた1つ以上のアプリケーションアイコン)をディスプレイ上に表示すること、電子デバイスに関連付けられたスピーカでサウンドを再生すること、アプリケーションが制限されることを示す触覚(単数又は複数)及び/又は触知出力(単数又は複数)など(例えば通知)を生成すること)を含む(982)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上のアプリケーションを「ブロック及び通知」制限オプションに関連付けることを可能にする。ユーザが「ブロック及び通知」制限に関連付けられたアプリケーションを起動することを試みる場合(例えば、使用限度に到達しているときに電子デバイスのホーム画面からそのアプリケーション用のアイコンを選択することにより、かつそのアプリケーションがアプリケーションホワイトリストに含まれていないことを仮定して)、電子デバイスは、アプリケーションを起動することをブロックして、任意選択的に、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、使用限度に到達しているため)ことを示すポップアップインジケーションを表示する。いくつかの実施形態では、ポップアップインジケーションは、アプリケーションにアクセスするために認証クレデンシャル(例えば、パスワード、パスコード、又は親デバイス/アカウントからの同意、指紋認証、顔認証(例えば、正常なバイオメトリック認証のために深度カメラを介した注目意識が必要とされる))を要求する。電子デバイスが家族アカウント内の子供デバイス(例えば、家族アカウント内の親又は管理者とは対照的に子供として指定されたユーザのデバイス)である場合、表示される通知は、任意選択的に、使用限度に到達しているときにアプリケーションにアクセスために家族アカウント内の成人/親デバイスからの許可を要求するためのアフォーダンスを含む。そのような場合では、通知内の要求の選択は、任意選択的に、家族アカウントに関連付けられた1つ以上(又はすべて)の親デバイスに通知が配信されることになり、許可が認められると(例えば、親デバイスの少なくとも1つ、又はパスコードにより子供デバイスで)、電子デバイスは、アプリケーションへのアクセスを許可する。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを提供するためのアフォーダンスを選択したことに応じて、かつ第1のアプリケーションへのアクセスを提供する前に、ディスプレイ上の視覚的インジケーションは、第2の視覚的インジケーションに更新して、そのアクセスが提供されていることを示す。ここで説明する「ブロック及び通知」オプションは、任意選択的に、方法1100を参照して説明する「ブロック及び通知」オプションと同じ又は類似である。使用限度に到達しているときにアプリケーションを起動することをブロックしてアプリケーションが制限されることをユーザに通知する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではない(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて、家族アカウント内の子供デバイスではない(例えば、家族アカウント内の親デイバスである))という判定に従って、アフォーダンスの選択は、図8EEE〜図8GGGなどの(例えば、制限付きアプリケーションで進む前に認証を要求するための延長する及び無視するアフォーダンスを提供する「通知及びブロック」オプション下の制限通知ユーザインターフェース)、第1のアプリケーションにアクセスするためにパスコードを入力する要求を引き起こす(984)。例えば、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されていないという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における親デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)、又は全く家族アカウントに関連付けられていないという判定に基づく。例えば、ポップアップ通知は、任意選択的に、選択されると適切な認証クレデンシャルが提供される場合にのみユーザがアプリケーションに進むことができる、1つ以上のアフォーダンスを含む。いくつかの実施形態では、アフォーダンスは、ユーザID、パスワード、パスコード、指紋認証、及び/若しくは顔認証(例えば、正常なバイオメトリック認証のために深度カメラを介した注目意識が必要とされる)用のソフトボタン又は入力フィールド(単数又は複数)のうちの1つ以上を含む。例えば、デバイスが家族アカウント内の子供デバイスではない(例えば、家族アカウント内の親デバイスである)、又は全く家族アカウントに関連付けられていない場合、電子デバイスは、任意選択的に、ユーザが、電子デバイスが関連付けられたユーザアカウント用のクレデンシャル(例えば、ユーザID及び/又はパスワード、パスコード)を入力することを要求する(例えば、デバイスが構成されたプロファイルに関連付けられたユーザID及び/又はパスワード若しくはパスコード)。いくつかの実施形態では、クレデンシャル(例えば、ユーザID及び/又はパスワード、パスコード)は、電子デバイスにアクセスするためのクレデンシャルとは異なる(例えば、デバイスを「ロック解除」する及び/又はデバイスにログインするために使用されるものとは異なるパスコード)。このようにして、デバイスのオーナー(例えば、親)でないユーザ(例えば、子供)は、ユーザが二次パスコードを入力しない場合にアプリケーション制限を回避することができないことになる。
いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスであるという判定に従って(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて)、アフォーダンスの選択は、図8TT〜図8CCCなどの(例えば、子供デバイス上の制限通知ユーザインターフェース上にローカルな認証要求アフォーダンス及びリモート認証要求アフォーダンスが表示され、アフォーダンスの選択に応じて、異なる対応するデバイス上で認証が要求される)、第1のアプリケーションにアクセスするためのパスコード(例えば、デバイスをロック解除する又はデバイス操作に関連付けられたユーザアカウントにアクセスするためのパスコードとは異なるぺアレンタルコントロールパスコード)を入力することを要求する第1のアフォーダンス、及び、選択されると親デバイスから第1のアプリケーションにアクセスすることを要求するプロセスを開始する(例えば、家族アカウント内の親デバイスからより多くの時間を要求するプロセスを開始する)第2のアフォーダンスをディスプレイに提示させる(986)。例えば、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における子供デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、このプロセスは、第1のアプリケーションへのアクセスを要求するメッセージを親デバイスに送信することになる(例えば、テキストメッセージ又は親デバイス上の任意の他の警告、親(単数又は複数))に関連付けられた電子メールアカウントへの電子メール要求)。このプロセスは、次に、親が子供デバイスに制限付きアプリケーションへのアクセスを認める(例えば、親は、使用限度に到達しているときに子供デバイスが制限付きアプリケーションにアクセスすることを許可することを選択することができる)、又は子供デバイスの制限付きアプリケーションへのアクセスを拒否することを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、パスコードを入力するためのアフォーダンス及び/又は第1のアプリケーションへのアクセスを要求するプロセスを開始するためのアフォーダンスを提示する。いくつかの実施形態では、パスコードは、電子デバイスをロック解除するためのパスコードとは異なるぺアレンタルコントロールパスコード又は使用パスコードである。このようにして、子供は、任意選択的に、制限付きアクセスモードを回避することができないが、親は、任意選択的に、電子デバイスが第1のアプリケーションにアクセスすることを許可するパスコードを入力することができる。ここで説明する追加の時間の要求は、方法1100の制限付き使用モードを参照して説明する追加の時間の要求と類似している。使用限度に到達しているときにアプリケーションが制限されることをユーザに通知するが、必要なときにそれにもかかわらずアプリケーションにアクセスするオプションをユーザに可能にする上述した方法は、電子デバイスが、ユーザが電子デバイス上で必要なタスクを実行することを可能にしている間に特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、これにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションの第1のカテゴリに関連付けられた使用限度が実施されている間に、使用限度の警告閾値に到達しているという判定に従って(例えば、使用限度の一定割合に到達している(例えば、90%、残り5分、1時間のうちの45分、使用限度に到達する5分前、10分前、1時間前、又は任意の期間前)ときに警告閾値に到達している)、電子デバイスは、図8IIIなどの(例えば、ソーシャルメディアカテゴリ使用限度が残り5分を有していることを示す通知がデバイス上に表示される)、使用限度の警告閾値に到達しているというインジケーション(例えば、テキスト、画像、サウンド、触覚及び/又は触知出力など)を表示する(988)(例えば、使用限度に到達しようとしている、及び閾値時間(例えば、90%、残り5分、1時間のうちの45分)に到達している、又は使用限度に到達するまでに特定の時間(例えば、5分、10分、1時間、又は任意の期間)が残っていることを示す通知)。いくつかの実施形態では、閾値時間は、ユーザによって定義される。いくつかの実施形態では、通知は、テキスト、画像(単数又は複数)、及び/又はサウンドを含む。複数の実施形態では、通知は、触覚及び/又は触知出力のインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザが通知を却下することができるボタンを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、一定時間の量の後で通知の表示を停止する。使用限度に到達しようとしている(例えば、使用限度の特定の割合(例えば、90%、残り5分、1時間のうちの45分)が使用されている)ことをユーザに通知する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザが時間を監視する必要がなく、デバイス上で現在実行しているタスクを終了する機会をユーザに提供し、使用限度に到達することを予期してデバイスを使用することを止めるようにユーザに促し、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力(例えば、使用限度設定を更新するための入力)を低減する)、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図8JJJなどの(例えば、ユーザは、ソーシャルメディアカテゴリ使用設定を見る又は変更することを試みている)、使用限度に関連付けられた1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力を受信する(990)(例えば、使用限度の開始/終了時間の変更、ホワイトリストの変更など)。いくつかの実施形態では、1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力を受信したことに応じて(992)、電子デバイスの1つ以上の入力デバイスを介して1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力が受信され、かつ電子デバイスが子供デバイスであるという判定に従って(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて)、電子デバイスは、図8JJJ〜図8KKKなどの(例えば、子供デバイス上の使用限度設定を変更することは、パスコードを必要とする)、1つ以上の使用限度設定変更を実行する前に認証を要求する(994)(例えば、使用限度設定の変更を行うためにパスコードを入力するように電子デバイスのユーザに要求する)。例えば、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における子供デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが家族アカウント内の子供デバイスである場合、本明細書で説明する使用限度設定又はプリファレンス又は規則などの任意のものは、子供デバイスでのパスワード又は他の認証クレデンシャルの入力に応じてのみ、子供デバイスで変更することができる(例えば、設定のうちの1つが変更されようとしていると判定した際に、電子デバイスは、変更が許可される前に認証されなければならないパスワードを入力するようにユーザに促す)。いくつかの実施形態では、認証クレデンシャルは、デバイスをロック解除するためのクレデンシャルと同じである(例えば、デバイスをロック解除するためのパスコード、指紋認証、及び/又は顔認証(例えば、正常なバイオメトリック認証のために深度カメラを介した注目意識が必要とされる))。いくつかの実施形態では、認証クレデンシャルは、デバイスをロック解除するためのクレデンシャルとは異なる(例えば、家族アカウント内の親のクレデンシャル)。いくつかの実施形態では、親デバイスは、子供デバイス上で実施されている上記の設定をリモートで変更することができる(例えば、任意選択的に、親デバイスでの親のクレデンシャルの入力により)。
いくつかの実施形態では、1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力を受信したことに応じて(992)、親デバイスを介して電子デバイス以外から1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力が受信されたという判定に従って(例えば、使用限度設定の変更が親デバイス上で行われた(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて、家族アカウント内の親デバイスである))、電子デバイスは、図8LLL〜図8NNNなどの(例えば、親デバイスが子供デバイスの使用限度設定を変更している)、1つ以上の使用限度設定変更を実行する(996)(例えば、追加のクレデンシャルを入力する必要なしに、使用限度設定の変更を行う)。例えば、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されていないという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における親デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、親デバイスである。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、親デバイスとは異なる(例えば、電子デバイスは、子供デバイスである)。いくつかの実施形態では、親デバイスは、子供デバイス上の使用限度設定の変更をリモートで行なう(例えば、インターネット、Bluetooth、又は他のネットワーク若しくはプロトコルを介して)。ここで使用限度が設定/変更される方法は、方法1100を参照して説明するような制限付き使用モードが設定/変更される方法と同じ又は類似している。使用限度設定を変更する機能を制限する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス以外から受信した1つ以上の使用限度設定変更を実行したことに応じて、電子デバイスは、図8NNNなどの(例えば、親デバイスによって子供デバイスの使用限度設定が変更されると、子供デバイス上で通知が表示される)、1つ以上の使用限度設定変更に関するインジケーション(例えば、視覚的インジケーション(例えば、テキスト及び画像のうちの1つ以上)、サウンドインジケーション、口頭インジケーション、並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力インジケーション)を提示する(998)(例えば、親デバイス(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて、家族アカウント内の親デバイスである)によって使用限度設定がリモートで変更されたという通知を提示する)。例えば、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されていないという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における親デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、親デバイスが子供デバイス上で実施されている上記の設定をリモートで変更する場合、子供デバイスは、そのようなリモート変更が行われたという通知、変更の詳細(例えば、親デバイスが使用限度を変更した、親デバイスが使用限度が実施される時間ウィンドウを午後10時から午前6時までを午後9時から午前7時までに変更した、など)を表示する。ここで子供デバイス上で生成される通知は、方法1100で説明する制限付き使用モードを参照して子供デバイス上で生成される通知と同じ又は類似である。使用限度設定を変更する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス以外の親デバイスから受信した、1つ以上の使用限度設定を変更するための1つ以上の入力を生成することは、図8MMMなどの(例えば、親デバイス上で子供デバイスの使用限度設定を変更するために、親デバイス上でパスコードが必要とされる)、親デバイス(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて、家族アカウント内の親デバイスである)での電子デバイス上で使用限度設定変更を行うための認証クレデンシャルの入力を必要とする(998−2)(例えば、親デバイスのデバイス(例えば、認証する成人のデバイス)から使用限度設定を変更する入力を受信したことに応じて、パスコード(例えば、任意選択的に親デバイス及び/又は子供デバイスにアクセスするための認証クレデンシャルとは異なる、デバイス使用限度パスコード又は他の認証クレデンシャル)が、使用限度設定変更を進めるために親デバイスで任意選択的に必要とされる)。例えば、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されていないという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における親デバイスに設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。親デバイスから使用限度設定を変更するために認証クレデンシャル(例えば、パスコード、指紋認証、顔認証)を要求する上述した方法は、電子デバイスが、認証クレデンシャルが入力された後でリモートデバイスによって使用限度を設定することを可能にし、これにより、親のデバイスへの無許可アクセスを防止し(例えば、子供が成人のデバイスへのアクセスを有して、成人のデバイスを使用して子供デバイスの使用限度設定を変更することがある)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
図9A〜図9Kにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書で説明される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、1100、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図9A〜図9Kに関して上記した方法900にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900を参照して上述した、電子デバイス上の使用限度、使用制限設定などは、本明細書で記載した他の方法(例えば、方法700、1100、1300、及び1500)を参照して本明細書で説明した、電子デバイス上の使用限度、使用制限設定などの特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A〜図1B、図3、図5A〜図5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図9A〜図9Kを参照して上述した動作は、図1A〜図1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作914、916、918、920、922、942、及び988、並びに、受信する動作902、906、932及び990は、任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190により実行される。イベントソート部170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1の接触がユーザインターフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176若しくはオブジェクト更新部177を任意選択的に利用する又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A〜図1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
制限付き使用モードユーザインターフェース
ユーザは、多くの異なる方法で、かつ昼間又は夜の間の様々な時間の間に電子デバイスと対話する。例えば、ユーザは、ユーザの朝の電車通勤の間に、又は1日の終わりにベッドで、電子デバイス上にインストールされたニュースアプリケーション上のニュースの更新を読むことができる。しかし、いくつかの状況では、ユーザが特定の期間の間の特定のアプリケーションの使用を監視して制限することは困難である。後述する実施形態は、電子デバイスが、特定の期間の間の特定のアプリケーションへのアクセスを効率的にかつ選択的に制限している方法を提供し、これにより、ユーザがユーザ自身の使用を監視する必要なしに、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減する。特定の期間の間のアプリケーションへのアクセスを制限することにより、更に、デバイスの電力使用を低減してバッテリ駆動デバイスの電池寿命を増加する。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図10A〜図10AAAは、本開示のいくつかの実施形態に従った、電子デバイスが特定の期間の間特定のアプリケーションへのアクセスを制限する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図11A〜図11Iを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。
図10Aは、図5A〜図5Hを参照して説明するようなタッチスクリーン504を有する例示的なデバイス500を示す。タッチスクリーン504は、様々なコンテンツを含む1つ以上のユーザインターフェースを任意選択的に表示する。図10Aに示す実施例では、タッチスクリーン504は、図6A〜図6Dを参照して上述したような、1つ以上のアプリケーション制限設定を定義するための「制限設定」グラフィカルユーザインターフェース1002を表示する。例えば、図10Aは、デバイス500がデバイス上の特定のアプリケーションへのアクセスを防止する又は防止することを試みる「デバイス休止時間」(例えば、制限付き使用モード)を定義するための選択可能なアフォーダンス1004を示す。図10Aは、選択可能なデバイス休止時間設定アフォーダンス1004が制限付き使用モードに関する情報(例えば、デバイス休止時間モードが毎日午後10時から午前6時まで自動的に有効にされること)を含むことを示す。いくつかの実施形態では、デバイス休止時間又は制限付き使用モードは、ユーザが定義した就寝時刻の時間の間のデバイス使用を低減するための就寝時刻制限付きモードである。
アフォーダンス1004は、ここで説明するように、制限付き使用モード設定又は規則を定義するように選択可能である。例えば、図10Bでは、デバイス休止時間設定アフォーダンス1004の選択が検出される(例えば、図10Bに示すように、デバイス休止時間設定アフォーダンス1004上で検出された接触1003のタップによって)。デバイス休止時間設定アフォーダンス1004の選択に応じて、デバイス500は、図10Cに示すように、「デバイス休止時間」グラフィカルユーザインターフェース1010を表示する。
図10Cは、例示的な制限付き使用モード設定又は規則を示す。デバイス休止時間画面1010は、図10Cに示すように、任意選択的に、制限付き使用モード設定の実施を有効にする又は無効にするためのトグルスイッチ入力アフォーダンス1011、制限付き使用モードの開始時間を定義するためのアフォーダンス1012、制限付き使用モードの終了時間を定義するための終了アフォーダンス1013、どの日に制限付き使用モード設定が実施されるかを定義するための日アフォーダンス1014、開始時間にどのようにデバイス500が制限付き使用モードを実施することになるか(例えば、図8LL〜図8GGGを参照して説明したように「通知及びブロック」オプション又は「通知」オプション下で)を定義するための休止時間アフォーダンス1015、制限付き使用モード警告を話すことを有効にする(例えば、声に出して制限付き使用モード警告又は通知を読む可聴音声で)ための口頭アフォーダンス1016、又は制限付き使用モード中にサイレントモード(例えば、デバイス500がロックされているときに来る着信及び警告の音を消すモード)を有効にするためのサイレントアフォーダンス1017を含む。例えば、トグルスイッチ入力アフォーダンス1011をオフにすることにより、任意選択的に、開始アフォーダンス1012、終了アフォーダンス1013、及び日アフォーダンス1014によって定義された時間及び日の中でも制限付き使用モード設定の実施を無効にすることになる。いくつかの実施形態では、トグルスイッチ入力アフォーダンス1011をオフにすることにより、デバイス休止時間画面1010上で定義された制限付き使用モード設定又は規則を保存することになり、トグルスイッチ入力アフォーダンス1011がオンの戻されたときにその設定が復元されるようになる。
いくつかの実施形態では、日アフォーダンス1014は、どの日に制限付き使用モード設定が実施されるかを定義するための別のユーザインターフェースを表示するように選択可能である。例えば、図10Dでは、日アフォーダンス1014の選択が検出される(例えば、図10Dに示すように、日アフォーダンス1014上で検出された接触1003のタップによって)。日アフォーダンス1014の選択に応じて、デバイス500は、図10Eに示すように、「日」グラフィカルユーザインターフェース1020を表示する。
図10Eは、どの日に制限付き使用モード設定が実施されるかを定義するための例示的な日グラフィカルユーザインターフェース1020を示す。日グラフィカルユーザインターフェース1020は、任意選択的に、1週間の毎日が同じ制限付き使用開始及び終了時間を有することを必要とする毎日アフォーダンス1022を含む(例えば、図10Cに示すように、デバイス休止時間画面1010内の開始アフォーダンス1012及び終了アフォーダンス1013によって定義されたように)。いくつかの実施形態では、日グラフィカルユーザインターフェース1020は、図10Eに示すように、1週間のそれぞれの日、月曜日から日曜日それぞれに対して異なる開始及び終了時間を定義するためのアフォーダンス1024a〜1024gを含む。毎日アフォーダンス1022を有効にすることにより、図10Eに示すように、任意選択的に、アフォーダンス1024a〜1024gを無効にすることにより、1週間の異なる日に対して異なる開始及び終了時間を定義するためにアフォーダンス1024a〜1024gをユーザが使用することを禁止する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図10Eに示すように、毎日アフォーダンス1022が有効にされているときにアフォーダンス1024a〜1024gを視覚的に不明瞭化する(例えば、アフォーダンスを変形すること、グレイアウトすること、フェードアウトすることにより)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、毎日アフォーダンス1022が有効にされているときにアフォーダンス1024a〜1024gを表示することを見合わせる。いくつかの実施形態では、毎日アフォーダンス1022を無効にすることにより、図10Fに示すように、アフォーダンス1024a〜1024gを有効にすることにより、1週間の異なる日に対して異なる開始及び/又は終了時間を定義するためにアフォーダンス1024a〜1024gをユーザが使用することができる(例えば、ユーザが毎日、開始及び/又は終了時間を定義することができる)。例えば、毎日アフォーダンス1022を無効にすることにより、図10Fに示すように、任意選択的に、ユーザが、アフォーダンス1024e及び1024fを介して金曜日及び土曜日に対して異なる制限付き使用モード開始及び終了時間を定義することができる。いくつかの実施形態では、毎日アフォーダンス1022を有効にすることにより、日グラフィカルユーザインターフェース1020上のアフォーダンス1024a〜1024gにより定義された異なる開始及び終了時間を保存することになり、次に毎日アフォーダンス1022が無効にされるときに、これらの設定が復元されるようになる。
いくつかの実施形態では、図10Gに示すように、制限設定ユーザインターフェース1002の常に許可アフォーダンス1006は、制限付き使用モード中に制限付き使用モード規則に従わないアプリケーションのリスト(例えば、アプリケーション使用ホワイトリスト)を定義するための別のユーザインターフェースを表示するように選択可能である。例えば、図10Gでは、常に許可アフォーダンス1006の選択が検出される(例えば、図10Gに示すように、常に許可アフォーダンス1006上で検出された接触1003のタップによって)。常に許可アフォーダンス1006の選択に応じて、デバイス500は、図10Hに示すように、「常に許可」グラフィカルユーザインターフェース1025を表示する。
図10Hに示すように、デバイス500は、ユーザが、常に許可グラフィカルユーザインターフェース1025から制限付き使用モード中に制限付き使用モード規則に従わないアプリケーションのリスト(例えば、図10Hに示すように、アプリケーションホワイトリスト1026)にアプリケーションを追加又はそれからアプリケーションを除去することを可能にする。例えば、図10Hは、ホワイトリスト1026上の電話アプリ1026a、メッセージングアプリ1026b、及びFaceTimeアプリ1026cを示す。いくつかの実施形態では、常に許可グラフィカルユーザインターフェース1025は、ユーザによって選択されるとデバイス500に対応するアプリケーションをホワイトリスト1027から除去させる(例えば、その特定のアプリケーションを制限付き使用モード規則に従わせる)、ホワイトリスト1026上にリストアップされた特定のアプリケーションに隣接する選択可能な除去アフォーダンス1027を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションは、恒久的にホワイトリスト1026上にあることになる。例えば、図10Hは、電話アプリ1026aをホワイトリスト1026から除去するための除去アフォーダンス1027なしの電話アプリ1026aを示し、したがって、デバイス500上で電話をかける又は通話を受けるためのアプリ1026aは、任意選択的に、恒久的にホワイトリスト1026上に含まれる。いくつかの実施形態では、常に許可グラフィカルユーザインターフェース1025は、ホワイトリスト1026上のアプリケーションが、だれでも、デバイス500に保存された連絡先、又はデバイス500上に保存された特定の連絡先との、その特定のアプリを介した通信に対して制限付き使用モード中に制限付き使用モード規則に従わないか否かを示す。例えば、図10Hは、制限付き使用モード中にだれでもとの電話アプリ1026aを介した通信が制限されないこと、制限付き使用モード中にデバイス500上に記憶されたすべての連絡先に対してメッセージアプリ1026bを介した通信が制限されない(が、デバイス500上の連絡先に記憶されていない他の連絡先に対して任意選択的に制限される)こと、及び特定の指定された連絡先に対してFaceTimeアプリ1026cを介した通信が制限されないことを示す。いくつかの実施形態では、ユーザは、図10K〜図10Sを参照して以下に詳細に説明するように、制限付き使用モード中のホワイトリストアプリを介したどの通信が制限付き使用モード規則に従わないかを変更することが許可される。
いくつかの実施形態では、図10Hに示すように、常に許可グラフィカルユーザインターフェース1025は、ホワイトリスト1026に追加することができるアプリケーション(例えば、アプリケーション1029a〜1029e)のリスト1028を含む。いくつかの実施形態では、リスト1028にリストアップされたアプリケーションは、デバイス500上にインストールされたすべてのアプリケーションを含む。図10Hは、ユーザがアプリケーション1029a〜1029eのいずれかをホワイトリスト1026に追加することを可能にする、アプリケーション1029a〜1029eのそれぞれに隣接する選択可能な追加アフォーダンス1029を含む。例えば、図10Iは、「アプリ5」の追加を示す(例えば、アプリケーション1029eに隣接する追加アフォーダンス1029上で検出された接触1003のタップにより)。アプリケーション1029eに隣接する追加アフォーダンス1029の選択に応じて、図10Jに示すように、アプリ5がホワイトリスト1026に追加される。
いくつかの実施形態では、アプリケーション1026a、1026b、1026c、1026d、及び1029eのうちの1つ以上は、制限付き使用モード中のそれらのアプリケーションに関連付けられた通信制限を変更するための別のユーザインターフェースを表示するように選択可能である。例えば、図10Kでは、電話アプリ1026aの選択が検出される(例えば、図10Kに示すように、ホワイトリスト1026内のアプリケーション1026aの入力上で検出された接触1003のタップによって)。ホワイトリスト1026内のアプリケーション2016aの入力の選択に応じて、デバイス500は、図10Lに示すように、任意選択的に、「電話」通信グラフィカルユーザインターフェース1030を表示する。電話通信グラフィカルユーザインターフェース1030は、任意選択的に、電話アプリによるどの通信が制限付き使用モード中に制限付き使用モード規則に従わないかを定義するための2つの選択可能なアフォーダンスを含む。例えば、図10Lは、ここで説明するように、選択されると制限付き使用モード中の電話アプリを介しただれでもとの通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)を許可する(例えば、相手の通信情報がデバイス500上に記憶されているか否かによらず)選択可能な「だれでも」オプション1032、選択されると制限付き使用モード中の電話アプリを介したデバイス500上に保存された任意の連絡先との通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)を許可する選択可能な「すべての連絡先」オプション1033、及び、選択されると制限付き使用モード中の電話アプリを介したどの連絡先との通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)が許可されるかをユーザが定義することができる選択可能な「指定された連絡先」オプション1034を表示する。
いくつかの実施形態では、指定された連絡先オプション1034は、制限付き使用モード中の電話アプリを介したどの連絡先との通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)が許可されるかを定義するための情報を表示するように選択可能である。例えば、図10Lでは、指定された連絡先オプション1034の選択が検出される(例えば、図10Lに示すように、指定された連絡先オプション1034上で検出された接触1003のタップによって)。指定された連絡先オプション1034の選択に応じて、デバイス500は、図10Mに示すように、選択されると制限付き使用モード中の電話アプリを介したどの連絡先との通信が許可されるかを定義する、デバイス500上に記憶された選択可能な連絡先(例えば、連絡先1037a、1037b、及び1037c)を含む許可された連絡先リスト1036を表示する。いくつかの実施形態では、指定された連絡先オプション1034の選択はまた、デバイス500に、選択されるとユーザが、デバイス500上でその後選択可能な連絡先として許可された連絡先リスト1036内に表示されることになる新しい連絡先を入力して記憶させることができる、選択可能な「連絡先を追加する」アフォーダンス1038を表示させる。例えば、図10Mでは、通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)は、制限付き使用モード中に電話アプリを介して、連絡先A及びBとのみ許可され、連絡先Cとは許可されない。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、ユーザが、昼間の時間(例えば、制限付き使用モード以外)の間の特定のアプリケーションを介した通信が許可される、昼間許可される連絡先の連絡先リスト、及び、夜間の時間の間(例えば、制限付き使用モード中)の同じアプリケーションを介した通信が許可される、夜間許可される連絡先の連絡先リストを定義することを可能にする(例えば、図10Mを参照して上述したように)。例えば、図10Nは、電話アプリ1026aの選択を検出することを示す(例えば、図10Nに示すように、ホワイトリスト1026内のアプリケーション1026aの入力上で検出された接触1003のタップによって)。ホワイトリスト1026内のアプリケーション2016aの入力の選択に応じて、デバイス500は、図10Oに示すように、「電話」通信グラフィカルユーザインターフェース1030を表示する。
いくつかの実施形態では、「電話」通信グラフィカルユーザインターフェース1030は、図10Oに示すように、選択可能な昼間アフォーダンス1039a及び選択可能な夜間アフォーダンス1039bを含む。例えば、図10Pでは、昼間アフォーダンス1039aの選択が検出される(例えば、図10Pに示すように、昼間アフォーダンス1039a上で検出された接触1003のタップによって)。昼間アフォーダンス1039aの選択に応じて、デバイス500は、図10Qに示すように、「昼間」グラフィカルユーザインターフェース1040を表示する。いくつかの実施形態では、昼間グラフィカルユーザインターフェース1040は、図10L〜図10Mを参照して上述したように、昼間の時間の間(例えば、制限付き使用モード以外)の電話アプリを介したどの連絡先(例えば、だれでも、すべての連絡先、又は指定された連絡先)との通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)が許可されるかを定義するため(例えば、昼間のホワイトリストを定義するため)に機能する。図10Rに示すように、夜間アフォーダンス1039bの選択が任意選択的に検出される(例えば、図10Rに示すように、夜間アフォーダンス1039b上で検出された接触1003のタップによって)。夜間アフォーダンス1039bの選択に応じて、デバイス500は、図10Sに示すように、「夜間」グラフィカルユーザインターフェース1042を表示する。いくつかの実施形態では、夜間グラフィカルユーザインターフェース1042は、図10L〜図10Mを参照して上述したように、就寝時刻の時間の間(例えば、制限付き使用モードの間)の電話アプリを介したどの連絡先(例えば、だれでも、すべての連絡先、又は指定された連絡先)との、又は通信(例えば、着呼及び発呼通信の両方)が許可されるかを定義するため(例えば、夜間のホワイトリストを定義するため)に機能する。いくつかの実施形態では、図10Q及び10Sに示すように、昼間及び夜間のホワイトリストは異なる。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、図10Tに示すように、子供デバイス(例えば、家族アカウント内の親又は管理者子供デバイスとは対照的に、子供として指定されたユーザのデバイス)である。デバイス500が子供デバイスである場合、制限設定グラフィカルユーザインターフェース1002上で1つ以上の制限設定を変更することは、任意選択的に可能にされない、及び/又は任意選択的に、パスコードを入力することを必要とする(又は、本開示で説明するような他の認証が必要とされる)。図10Tでは、パスコードアフォーダンス1008は、任意選択的に、子供デバイスに対して恒久的にオンにトグルされ、デバイス500のユーザが制限設定グラフィカルユーザインターフェース1002上で任意の変更を行うためにパスコードを入力することを要求する。例えば、図10Uでは、パスコードアフォーダンス1008がオンにトグルされている間に、デバイス休止時間設定アフォーダンス1004の選択が検出される(例えば、図10Uに示すように、デバイス休止時間設定アフォーダンス1004上で検出された接触1003のタップによって)。デバイス休止時間設定アフォーダンス1004の選択に応じて、デバイス500は、図10Vに示すように、任意のデバイス休止時間設定の変更を行なうことが許可される前に、ユーザがパスコードを入力するように要求するパスコードグラフィカルユーザインターフェース1044を表示する。いくつかの実施形態では、パスコードグラフィカルユーザインターフェース1044は、図10C〜図10Sを参照して上述したように、デバイス制限設定がユーザによって変更されるまでデバイス500によって表示されない(例えば、子供デバイスのユーザは、パスコードを入力する必要なしにデバイス休止時間及び常に許可設定を含めて制限設定を見ることができる)。いくつかの実施形態では、図10Vで要求されるパスコードは、デバイス500にログオン又はロック解除するためのパスコードとは異なる(例えば、制限設定に固有のパスコードである)。いくつかの実施形態では、制限設定の変更を行うために、パスコードの代わりにバイオメトリックが要求される(例えば、プロセス1100で後述するように)。
図10Wでは、デバイス500は、ユーザが使用限度1048(例えば、家族アカウントのメンバに関連付けられた使用限度、及び/又は家族アカウントに関連付けられたデバイスの使用限度)を見て、それらの家族の限度を変更することができる「家族」グラフィカルユーザインターフェース1046を表示している(例えば、図6C〜図6Dを参照して上述したように)。例えば、図10Wは、パパアカウント1049a、ママアカウント1049b、及び子供アカウント1049cに対する使用限度1048を示す。いくつかの実施形態では、家族設定グラフィカルユーザインターフェース1046は、制限設定インターフェース1002内に含まれる(例えば、図6C〜図6Dを参照して上述したように)。
いくつかの実施形態では、パパアカウント1049a、ママアカウント1049b、及び子供アカウント1049cのそれぞれは、それらのアカウントのそれぞれに関連付けられた制限設定を変更するための制限設定グラフィカルユーザインターフェースを表示するように選択可能である。例えば、図10Xでは、子供アカウント1049cの選択が検出される(例えば、図10Xに示すように、子供アカウント1049c上で検出された接触1003のタップによって)。子供アカウント1049cの選択に応じて、デバイス500は、図10Yに示すように、子供アカウント1049cに関連付けられた子供制限設定グラフィカルユーザインターフェース1002を表示する。
いくつかの実施形態では、デバイス500(例えば、親デバイス)が子供制限設定グラフィカルユーザインターフェース1002上で子供アカウント1049cに関連付けられた制限設定を変更するために、親は、パスコードを入力する(又は顔認識などの他の制限設定認証を提供する)ように要求される。例えば、図10Zでは、常に許可アフォーダンス1006の選択が検出される(例えば、図10Zに示すように、常に許可アフォーダンス1006上で検出された接触1003のタップによって)。常に許可アフォーダンス1006の選択に応じて、デバイス500は、図10AAに示すように、子供アカウントに関連付けられた任意の制限設定の変更を行なうことが可能にされる前に、ユーザがパスコードを入力するように要求するパスコードグラフィカルユーザインターフェース1044を表示する。いくつかの実施形態では、パスコードグラフィカルユーザインターフェース1044は、図10C〜図10Sを参照して上述したように、デバイス制限設定がユーザによって変更されるまでデバイス500によって表示されない(例えば、親デバイスのユーザは、パスコードを入力する必要なしにデバイス休止時間及び常に許可設定を含めて子供デバイスに対する制限設定を見ることができる)。いくつかの実施形態では、図10AAで要求されるパスコードは、デバイス500若しくは子供デバイスにログオン又はロック解除するためのパスコードとは異なる(例えば、制限設定に固有のパスコードである)。いくつかの実施形態では、制限設定の変更を行うために、パスコードの代わりにバイオメトリックが任意選択的に入力される(例えば、プロセス1100で後述するように)。
図10BBは、その制限設定の変更がリモートで変更される(例えば、図10W〜図10AAを参照して上述したように親デバイスによって)前の時にホーム画面1050を表示している子供デバイス500を示す。図10CCは、制限設定の変更がリモートで変更された(例えば、図10A〜図10S及び図10W〜図10BBを参照して上述したように親デバイスによって)後の時にホーム画面1050を表示している子供デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図10CCに示すように、子供デバイスのユーザにそのデバイス休止時間制限がリモートで変更されたことを示す通知1052を生成する。例えば、図10CCの通知1052は、新しい連絡先がデバイス500の昼間許可される連絡先リストに追加されたこと、及び制限付き使用モードの開始時間が家族アカウントに関連付けられた親によって(例えば、図10A〜図10Qを参照して上述したようにママによって)変更されたことを示す。
図10DDは、制限付き使用モードの開始時間前の時にホーム画面1050を表示しているデバイス500を示す。図10DDでは、ホーム画面1050は、図4Aを参照して上述したように、デバイス500上で異なるアプリケーションを起動する又は別の方法で表示するためのアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、454、446、450、及び452を含む。デバイスが制限付き使用モードにないため(かつ個々の若しくはカテゴリの使用限度が方法900を参照して説明したように設定されていない又は到達していないため)、ユーザは、制限なしにアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、454、446、450、及び452に関連付けられた任意のアプリケーションを起動することができる。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイスが制限付き使用モードに入る前に警告を表示することになる。例えば、図10EEに示すように、デバイス500は、デバイス休止時間(例えば、制限付き使用モード)が30分で開始することを示す通知1054を表示している。いくつかの実施形態では、通知1054は、ユーザによって選択されると通知1054を消させる通知1054を却下する選択可能なアフォーダンス1055を含むことになる。いくつかの実施形態では、通知1054は、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で自動的に消えることになる(例えば、ユーザ入力なしに閉じる)。
図10FFは、デバイス休止時間設定の「通知」オプション下の制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を表示しているデバイス500を示す(例えば、図8LL〜図8PP及び図10Dを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、親デバイス(例えば、家族アカウント上の親に関連付けられたデバイス)又はスタンドアローンのデバイス(例えば、任意の家族アカウントに関連付けられていないデバイス)とすることができる。デバイス500は、図10FFに表示されるように、任意選択的に、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050以外のグラフィカルユーザインターフェース(例えば、アプリケーショングラフィカルユーザインターフェース、通知履歴グラフィカルユーザインターフェースなど)を表示しており、デバイス500は、制限付き使用モードの開始でそのグラフィカルユーザインターフェースを視覚的に不明瞭化する(例えば、そのグラフィカルユーザインターフェースをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードが開始したことを示す説明1056、及び却下アフォーダンス1057を表示する。例えば、図10FFでは、却下アフォーダンス1057の選択が検出される(例えば、図10FFに示すように、却下アフォーダンス1057上で検出された接触1003のタップによって)。却下アフォーダンス1057の選択に応じて、デバイス500は、図10GGに示すように、却下アフォーダンス1057を表示することを停止して、延長するアフォーダンス1058及び無視するアフォーダンス1059を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザが延長するアフォーダンス1058を選択することにより、制限付き使用モードの開始を延長する既定の又はユーザが定義した時間の量(例えば、5分、15分、30分)の間、ユーザが制限付き使用モードの開始を遅延させることができる(制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように)(例えば、方法1100を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、ユーザが無視するアフォーダンス1059を選択することにより、ユーザがその特定の日の間制限付き使用モードの開始を見合わせることができる(制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように)(例えば、方法1100を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で、又はユーザがホーム画面1050上の任意の部分(説明1056、延長するアフォーダンス1058、及び無視するアフォーダンス1059以外の)上でタップすると、延長するアフォーダンス1058及び無視するアフォーダンス1059を表示することを停止する。「通知」オプション下で、親デバイス(例えば、家族アカウント上の親に関連付けられたデバイス)又はスタンドアローンのデバイス(例えば、任意の家族アカウントに関連付けられていないデバイス)は、ユーザにそのデバイス上の制限付き使用モードを延長する又は無視するための任意の認証(例えば、パスコード)を入力することを要求しない。例えば、図10HHは、「通知」オプション下でユーザが延長するアフォーダンス1058又は無視するアフォーダンス1059のいずれかを選択した後でホーム画面1050を表示している親デバイス500を示す。図10HHのデバイス500が制限付き使用モードにないため(例えば、それが延長されたため)、ユーザは、制限なしにアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、452、446、及び450に関連付けられた任意のアプリケーションを起動することができる。制限付き使用モードの開始を延長する又は無視することにより、任意選択的に、任意のアプリケーションを起動する、又は、そうでなければ制限されていた可能性がある任意のアプリケーション機能(例えば、それらのアプリに関連付けられたウィジェット又はウェブサイトにアクセスすること、通知を受信すること、それらのアプリをユーザに提案すること、など)を実行することができる。
図10IIは、デバイス休止時間設定の「通知及びブロック」オプション下の制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を表示しているデバイス500を示す(例えば、図8QQ〜図8GGG及び図10Dを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、親デバイス(例えば、家族アカウント上の親に関連付けられたデバイス)又はスタンドアローンのデバイス(例えば、任意の家族アカウントに関連付けられていないデバイス)とすることができる。デバイス500は、図10IIに表示されるように、任意選択的に、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050以外のグラフィカルユーザインターフェース(例えば、アプリケーショングラフィカルユーザインターフェース、通知履歴グラフィカルユーザインターフェースなど)を表示しており、デバイス500は、制限付き使用モードの開始でそのグラフィカルユーザインターフェースを視覚的に不明瞭化する(例えば、そのグラフィカルユーザインターフェースをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードが開始したことを示す説明1056、及び却下アフォーダンス1057を表示する。例えば、図10IIでは、却下アフォーダンス1057の選択が検出される(例えば、図10IIに示すように、却下アフォーダンス1057上で検出された接触1003のタップによって)。却下アフォーダンス1057の選択に応じて、デバイス500は、図10JJに示すように、却下アフォーダンス1057を表示することを停止して、延長するアフォーダンス1058及び無視するアフォーダンス1059を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザが延長するアフォーダンス1058を選択することにより、制限付き使用モードの開始を延長する既定の又はユーザが定義した時間の量(例えば、5分、15分、30分)の間、ユーザが制限付き使用モードの開始を遅延させることができる(制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように)(例えば、方法1100を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、ユーザが無視するアフォーダンス1059を選択することにより、ユーザがその特定の日の間制限付き使用モードの開始を見合わせることができる(制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように)(例えば、方法1100を参照して以下に説明するように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で、又はユーザがホーム画面1050上の任意の部分(説明1056、延長するアフォーダンス1058、及び無視するアフォーダンス1059以外の)上でタップすると、延長するアフォーダンス1058及び無視するアフォーダンス1059を表示することを停止する。「通知及びブロックオプション」下で、親デバイス(例えば、家族アカウント上の親に関連付けられたデバイス)又はスタンドアローンのデバイス(例えば、任意の家族アカウントに関連付けられていないデバイス)は、任意選択的に、ユーザにそのデバイス上の制限付き使用モードを延長する又は無視するための認証(例えば、パスコード)を入力することを要求する。例えば、「通知及びブロックオプション」下の図10JJの延長するアフォーダンス1058又は無視するアフォーダンス1059のいずれかの選択に応じて、デバイス500は、図10KKに示すように、制限付き使用モードを延長する又は無視することができる前に、ユーザにパスコードを入力するように要求するパスコードグラフィカルユーザインターフェース1044を表示する。いくつかの実施形態では、図10KKで要求されるパスコードは、デバイス500にログオン又はロック解除するためのパスコードとは異なる(例えば、制限設定に固有のパスコードである)。いくつかの実施形態では、制限設定の変更を行うために、パスコードの代わりにバイオメトリックが入力される(例えば、プロセス1100で後述するように)。
図10LLは、ユーザが「通知及びブロックオプション」下の図10KKのパスコードグラフィカルユーザインターフェース1044内で適切なパスコードを入力した後でホーム画面1050を表示しているデバイス500を示す。図10LLのデバイス500が制限付き使用モードにないため(例えば、それが延長されたため)、ユーザは、制限なしにアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、452、446、及び450に関連付けられた任意のアプリケーションを起動することができる。制限付き使用モードの開始を延長することにより、任意選択的に、任意のアプリケーションを起動する、又は、そうでなければ制限されていた可能性がある任意のアプリケーション機能(例えば、それらのアプリに関連付けられたウィジェット又はウェブサイトにアクセスすること、通知を受信すること、それらのアプリをユーザに提案すること、など)を実行することができる。
図10MMは、デバイス休止時間設定の制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を表示している子供デバイス500を示す(例えば、図10Dを参照して上述したように)。子供デバイス500は、図10MMに表示されるように、任意選択的に、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、子供デバイス500は、制限付き使用モードの開始でホーム画面1050以外のグラフィカルユーザインターフェース(例えば、アプリケーショングラフィカルユーザインターフェース、通知履歴グラフィカルユーザインターフェースなど)を表示しており、子供デバイス500は、制限付き使用モードの開始でそのグラフィカルユーザインターフェースを視覚的に不明瞭化する(例えば、そのグラフィカルユーザインターフェースをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードが開始したことを示す説明1056、及び却下アフォーダンス1057を表示する。例えば、図10MMでは、却下アフォーダンス1057の選択が検出される(例えば、図10MMに示すように、却下アフォーダンス1057上で検出された接触1003のタップによって)。却下アフォーダンス1057の選択に応じて、デバイス500は、図10NNに示すように、却下アフォーダンス1057を表示することを停止して、デバイス500上で制限付き使用モードが実施される前により多くの時間を要求する(例えば、制限付き使用モードの開始時間を延長する)ために選択可能なアフォーダンス1060、及び別のデバイス上(例えば、親デバイス上)でより多くの時間を要求するように選択可能なアフォーダンス1062を表示する(例えば、図8TT〜図8CCCを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、アフォーダンス1060又はアフォーダンス1062のいずれかを選択することにより、制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように、親が制限付き使用モードの開始を遅延することができる。例えば、図10OOでは、アフォーダンス1062の選択が検出される(例えば、図10OOに示すように、アフォーダンス1062上で検出された接触1003のタップによって)。アフォーダンス1026の選択に応じて、デバイス500は、別のデバイス上でより多くの時間を要求するためのプロセスを開始する(例えば、図8WW〜図8CCCを参照して上述したように)。例えば、別のデバイス上でより多くの時間を要求するためのプロセスは、図10PPに示すように、任意選択的に、メッセージングユーザインターフェース内でメッセージ1070(ユーザによって編集可能な)を、要求を拒否する(例えば、アフォーダンス1068a)、所定の期間の間制限付き使用モードの開始時間を延長する(例えば、アフォーダンス1068b及び1068c)、及び延長の期間をカスタマイズする(例えば、アフォーダンス1068d)ためのアフォーダンスとともに親デバイス(単数又は複数)に送信する(例えば、図8AAA〜図8CCCを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、別のデバイス上でより多くの時間を要求するためのプロセスは、図10QQに示すように、要求を拒否する(例えば、アフォーダンス1068a)、所定の期間の間制限付き使用モードの開始時間を延長する(例えば、アフォーダンス1068b及び1068c)、及び延長の期間をカスタマイズする(例えば、アフォーダンス1068d)ためのアフォーダンスを有するメッセージ1066を送信する。
図10RRは、制限付き使用モードの開始時間前の時にホーム画面1050を表示しているデバイス500を示す。図10RRでは、ホーム画面1050は、図4Aを参照して上述したように、デバイス500上で異なるアプリケーションを起動する又は別の方法で表示するためのアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、454、446、450、及び452を含む。デバイスが制限付き使用モードにないため、ユーザは、制限なしにアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、454、446、450、及び452に関連付けられた任意のアプリケーションを起動することができる。
図10SSは、制限付き使用モードの間にホーム画面1050を表示しているタッチスクリーン504を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、アプリケーション使用ホワイトリスト上に含まれたアプリケーションを除く、制限付き使用モード中のデバイス上のすべてのアプリケーションへのアクセスを防止する又は防止することを試みる。いくつかの実施形態では、制限付きアプリ(例えば、制限付き使用モード中の制限に従うアプリケーション使用ホワイトリスト上にないアプリケーション)に対応するアイコンは、制限付き使用モードの間、変更される。例えば、アイコン424、432、436、442、454、450、及び452は、図10SSに示すように、制限付きアプリに対応し、制限付き使用モードの間不明瞭化される(例えば、変形される、グレイアウトされる、フェードアウトされる、及び/又は視覚的に変更される)。いくつかの実施形態では、図10SSに示すように、プレースホルダ汎用インジケーション(例えば、錠アイコン)1070が、制限付きアプリケーションに対応するアイコンの上又は部分的に上に配置される。プレースホルダ汎用インジケーション(例えば、錠アイコン)1070は、任意選択的に、制限付きアプリに対応する任意の未読通知インジケーションを置き換える(例えば、図10SSに示すように)。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケータ(例えば、錠アイコン)は、制限付きアプリケーションのアプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される(例えば、アプリケーションの名前の隣に)。
いくつかの実施形態では、ホーム画面1050上に表示されたアイコンは、それらのアイコンに対応するアプリケーションを起動するように選択可能である(例えば、制限付き使用モード以外の通常動作中に)。制限付き使用モード中に、デバイス500は、「通知」オプション下の制限付きアプリケーションへのアクセスを防止することを試みる(例えば、図10C及び図10FFを参照して上述したように)。例えば、「通知」オプション下で、デバイス500(例えば、親デバイス又はスタンドアローンのデバイス)のユーザは、任意選択的に、制限付き使用モード中に制限付きアプリケーションに対応するアイコンを選択することができる。例えば、図10TTでは、アイコン424(制限付きメッセージアプリに対応する)の選択が検出される(例えば、図10TTに示すように、アイコン424上で検出された接触1003のタップによって)。アイコン424の選択に応じて、デバイス500は、図10UUに表示されたように、任意選択的に、ホーム画面1050を視覚的に不明瞭化する(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付き使用モードの間アメッセージアプリへのクセスが制限されることを示す説明1056、及び却下アフォーダンス1057を表示する。例えば、図10UUでは、却下アフォーダンス1057の選択が検出される(例えば、図10UUに示すように、却下アフォーダンス1057上で検出された接触1003のタップによって)。却下アフォーダンス1057の選択に応じて、デバイス500は、図10VVに示すように、却下アフォーダンス1057を表示することを停止して、進むアフォーダンス1072を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザが進むアフォーダンス1072を選択することにより、図10WWに示すように、ユーザが制限付き使用モード中に制限付きメッセージアプリにアクセスすることができる(例えば、方法1100を参照して後述するように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で、又はユーザがホーム画面1050上の任意の部分(説明1056及び進むアフォーダンス1072以外の)上でタップすると、進むアフォーダンス1072を表示することを停止する。
デバイス500(例えば、親又はスタンドアローンのデバイス)は、「通知及びブロック」オプション下で制限付き使用モード中に制限付きアプリケーションへのアクセスを防止することを試みる(例えば、図10C及び図10II〜図10LLを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、「通知及びブロック」オプション下で、デバイス500のユーザは、任意選択的に、制限付き使用モード中に制限付きアプリケーションに対応するアイコンを選択することができる。例えば、図10XXでは、アイコン424(制限付きメッセージアプリに対応する)の選択が検出される(例えば、図10XXに示すように、アイコン424上で検出された接触1003のタップによって)。アイコン424の選択に応じて、デバイス500は、図10YYに表示されたように、任意選択的に、ホーム画面1050を視覚的に不明瞭化して(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)、ユーザに制限付き使用モード中に制限付きメッセージアプリにアクセスするためのパスコードを入力するように要求するパスコードグラフィカルユーザインターフェース1044を表示する。いくつかの実施形態では、図10YYで要求されるパスコードは、デバイス500にログオン又はロック解除するためのパスコードとは異なる(例えば、制限設定に固有のパスコードである)。いくつかの実施形態では、制限設定の変更を行うために、パスコードの代わりにバイオメトリックが入力される(例えば、プロセス1100で後述するように)。
いくつかの実施形態では、子供デバイス500は、制限付き使用モード中に制限付きアプリケーションへのアクセスを防止することを試みる。いくつかの実施形態では、子供デバイス500のユーザは、制限付き使用モード中に制限付きアプリケーションに対応するアイコンを選択することができる。例えば、図10ZZでは、アイコン424(制限付きメッセージアプリに対応する)の選択が検出される(例えば、図10ZZに示すように、アイコン424上で検出された接触1003のタップによって)。アイコン424の選択に応じて、子供デバイス500は、図10AAAに示すように、任意選択的に、ホーム画面1050を視覚的に不明瞭化して(例えば、ホーム画面をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)、子供デバイス500上で制限付き使用モード中のメッセージアプリへのアクセスを要求する(例えば、親にデバイス500上で直接パスコードを入力するように要求することにより)ために選択可能なアフォーダンス1082、及び別のデバイス上で制限付き使用モード中のメッセージアプリへのアクセスを要求する(例えば、iMessage又は通知を介して親デバイスからアクセスを認めるように要求する)ために選択可能なアフォーダンス1084を表示する(例えば、図8TT〜図8CCC及び図10NN〜図10QQを参照して上述したように)。
図11A〜図11Iは、本開示のいくつかの実施形態に従った、制限付き使用モードの間電子デバイス上のアプリケーションへのアクセスを選択的に制限する方法1100を示す流れ図である。方法1100は、任意選択的に、図1A〜図1B、図2〜図3、図4A〜図4B、及び図5A〜図5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1100の一部の動作が任意選択的に組み合わされ、かつ/又は、一部の動作の順序が任意選択的に変更される。
後述するように、方法1100は、制限付き使用モードの間の電子デバイス上のアプリケーションへのアクセスを選択的に制限する方法を提供する。この方法は、ユーザがユーザの使用を監視する必要なしに、特定の期間の間の電子デバイスの使用を低減する。バッテリ動作電子デバイスに関しては、特定の期間の間のアプリケーションへのアクセスを制限することにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイスと通信する電子デバイス(例えば、タッチスクリーン504を含むデバイス500などのタッチスクリーンを含むモバイルデバイス、キーボード、マウス、トラックパッド、及びタッチスクリーン504などのタッチスクリーンのうちの1つ以上を含むコンピュータ若しくはタブレットコンピュータ、タッチスクリーンを含むスマートウォッチなどの装着型デバイス、又はテレビ及び入力デバイス(例えば、リモートコントローラ)と通信するセットトップボックス)(例えば、デイバス100、デバイス300、又はデバイス500などの携帯電話、タブレットコンピュータ、など)は、図10A〜図10Eなどの、電子デバイス上の1つ以上のアプリケーションへのアクセスが制限される制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウを定義するための一連の1つ以上の入力(例えば、電子デバイスの1つ以上の入力デバイスから、又は電子デバイスとは異なる第2の電子デバイスからの)を受信する(1102)。いくつかの実施形態では、制限付き使用モードは、就寝時刻制限付き使用モードである。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、子供デバイスであり、1つ以上の入力は、子供デバイスと通信(例えば、無線通信)し、かつそれに関連付けられた親デバイスから受信される(例えば、親デバイス及び子供デバイスの両方のユーザアカウントは、家族又は他のグループのアカウントに関連付けられる)。例えば、電子デバイスのユーザは、1日のうちの時間(例えば、午後10時から午前5時まで)を、電子デバイスが、いくつかの実施形態ではアプリケーションのホワイトリスト上に含まれたアプリケーションを除く電子デバイス上のすべてのアプリケーションへのアクセスを防止する又は防止することを試みる、就寝時刻制限付き使用モードとして定義する。いくつかの実施形態では、ユーザは、上記の時間のウィンドウを定義し、アクセスが制限される任意の特定のアプリケーションを指定しない。そのような実施形態では、電子デバイスは、任意選択的に、制限付き使用モード中のホワイトリストアプリケーションを除くすべてのアプリケーションの使用を制限すること又は制限することを試みることを既定とする。
制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが定義されている間に(1104)、かつ制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に、電子デバイスは、任意選択的に、1つ以上の入力デバイスを介して、図10TTなどの、電子デバイス上にインストールされた複数のアプリケーションの第1のアプリケーションを開始する入力を受信する(1106)(例えば、1つ以上の時間のウィンドウが実施されるときに電子デバイス上のアプリケーションを開く及び/又は使用するための入力(例えば、アプリケーションは、制限付き使用モードが実施されたときに使用されていた))。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションを開始するための入力を受信したことに応じて(1108)、第1のアプリケーションがアプリケーション使用ホワイトリスト)(例えば、制限付き使用モード中の制限付きアクセスに従わないアプリケーション(例えば、就寝時刻制限付き使用モード中に完全に又は部分的にアクセスすることができる)のリスト)に含まれていないという判定に従って、電子デバイスは、図10TT〜図10AAAなどの、第1のアプリケーションへのアクセスを制限する(1110)(例えば、アプリケーションを起動することを禁止する、アプリケーションの機能を制限する、又は、ユーザがアプリケーションを起動することを試みると就寝時刻制限を示すダイアログボックスを表示してユーザがアプリケーションに進むために更なる確認を要求するなど、アプリケーションを起動するためのユーザによる更なるアクションを要求する)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションを開始するための入力を受信したことに応じて、第1のアプリケーションがアプリケーション使用ホワイトリストに含まれているという判定に従って、電子デバイスは、図10Iなどの、第1のアプリケーションへのアクセスを提供する(1112)(例えば、制限付き使用モードが実施されていない場合のように通常どおりアプリケーションを起動する)。
いくつかの実施形態では、就寝時刻制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウは、電子デバイスのユーザによって予め設定される、又は、電子デバイスと通信する異なる電子デバイスのユーザによってリモートで設定される。いくつかの実施形態では、就寝時刻制限付き使用モード以外でアプリケーションが起動されると、就寝時刻使用制限は行なわれない(例えば、制限付き使用モードが実施されなかった場合のように通常どおりアプリケーションは起動される)。いくつかの実施形態では、特定の制限を有して、第1のアプリケーションへのアクセスが提供される(例えば、アプリケーションを起動することができるが、就寝時刻制限付きモードの間、機能を制限される)。例えば、電話アプリケーションは、任意選択的に、特定の連絡先(例えば、親戚)との通信に使用するためにホワイトリスト上にあり、電話アプリケーションは、他の連絡先との通信を制限して起動される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、制限付きアプリケーション(例えば、アプリケーション使用ホワイトリスト上にないアプリケーション)が稼働している間に制限付き使用モードに入り、制限付きアプリケーションは、「通知」制限オプション又は「ブロック及び通知」制限オプションに関連付けられる(例えば、更に詳細に後述するように)。例えば、「通知」制限オプション下で、電子デバイスは、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、就寝時刻制限が実施されているため)ことを示すポップアップインジケーションを稼働しているアプリケーションの上に表示し(例えば、稼働しているアプリケーションの表示を不明瞭化する)、このインジケーションは、任意選択的に、選択されるとユーザがアプリケーションを使用しつづけることができる1つ以上のアフォーダンスを含む。「通知及びブロック」制限オプション下で、電子デバイスは、ユーザがアプリケーションを使用することをブロックし(例えば、アプリケーションをぼかす)、任意選択的に、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、就寝時刻制限が実施されているため)というインジケーション及びアプリケーションを使用し続けるための認証クレデンシャル(例えば、パスワード、パスコード、バイオメトリック、又は親デバイス/アカウントからの同意)を要求するインジケーションを含むポップアップインジケーションを、稼働しているアプリケーションの上に表示する(例えば、稼働しているアプリケーションの表示を不明瞭化する)。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。本明細書で説明する制限付き使用モードは、任意選択的に、方法700、900、及び1300を参照して説明する制限付き使用モードと同じ又は類似である。就寝時刻制限付き使用モード中のアプリケーションへのアクセスを選択的に制限する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図10Fなどの、制限付き使用モード(例えば、就寝時刻制限付き使用モード)に関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウは、1週間の第1の日の第1の1つ以上の時間のウィンドウであり(1114)、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウは、第1の1つ以上の時間のウィンドウとは異なる、1週間の第1の日とは異なる1週間の第2の日の第2の1つ以上の時間のウィンドウである(例えば、異なる日は、制限付き使用モードに対して異なる設定(時間、使用制限など)を有することができる)(1116)。例えば、電子デバイスが電子デバイス上の特定のアプリケーションへのアクセスを防止する又は防止することを試みる就寝時刻制限付き使用モードに対する時間は、1週間の異なる日に対して異なって定義される(例えば、月曜日の午後10時から午前5時まで、土曜日の午後11時から午前6時まで、平日の午後9時から午前5時まで、週末の午後11時から午前7時まで)。1週間の異なる日に対して就寝時刻制限付き使用モードの異なる時間を定義する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、就寝時刻制限付き使用モードに対する時間を毎日更新する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力(例えば、就寝時刻制限付き使用モードに対する時間を更新するための入力)を低減する)、これにより、電子デバイスが電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが定義されている間に、電子デバイスでの現在時刻が制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの閾値時間前(例えば、制限付き使用モードの開始の5分前、10分前、1時間前、又は任意の期間前)であるという判定に従って、電子デバイスは、図10EEなどの、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが近づいているというインジケーション(例えば、テキスト、画像、サウンド、触覚及び/又は触知出力など)を提示する(1118)(例えば、制限付き使用モード(例えば、就寝時刻制限付き使用モード)が閾値時間(例えば、5分、10分、1時間、又は任意の期間)内に実施されようとしていることを示すインジケーション)。いくつかの実施形態では、閾値時間は、ユーザによって定義される。いくつかの実施形態では、通知は、テキスト、画像(単数又は複数)、及び/又はサウンドを含む。複数の実施形態では、通知は、触覚及び/又は触知出力のインジケーションを含む。制限付き使用モードがまもなく実施されることになることをユーザに通知する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザが時間を監視する必要がなく、デバイス上で現在実行しているタスクを終了する機会をユーザに提供し、制限付き使用モードを予期してデバイスを使用することを止めるようにユーザに促し、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力(例えば、就寝時刻制限付き使用モードに対する時間を更新するための入力)を低減する)、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが近づいているというインジケーションは、視覚的インジケーションを含み(1120)、この視覚的インジケーションは、図10EE〜図10QQなどの、制限付き使用モードの開始を制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウを過ぎて遅延させるためのアフォーダンスを含む(例えば、ユーザが制限付き使用モードの開始を遅延させることができる(例えば、制限付き使用モードに対して設定された実際の時間を変更することなく、制限付き使用モードが今後の日に前に定義した時間にトリガされ続けるように)。いくつかの実施形態では、アフォーダンスは、制限付き使用モードの開始を延長するための既定の時間の量(例えば、5分、15分、30分)を含む。いくつかの実施形態では、アフォーダンスは、ユーザが制限付き使用モードの開始時間を手動で変更することを可能にする(例えば、異なる開始時間を手動で入力する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザが、制限付き使用モードの開始を含めてそれまでにいつでも制限付き使用モードの開始を遅延させることを可能にする(例えば、ユーザが一定期間又は1日の残りの間制限付き使用モードを却下することができる)。制限付き使用モードの開始を遅延させることにより、任意選択的に、任意のアプリケーションを起動する、又は、そうでなければ制限されていた可能性がある任意のアプリケーション機能(例えば、それらのアプリに関連付けられたウィジェット又はウェブサイトにアクセスすること、通知を受信すること、それらのアプリをユーザに提案すること、など)を実行することができる。電子デバイスが家族アカウント内の子供デバイス(例えば、家族アカウント内の親又は管理者とは対照的に子供として指定されたユーザのデバイス)である場合、表示される通知は、任意選択的に、制限付き使用モードを延長する(例えば、制限付き使用モードの開始を15分、30分、1時間などだけ延長する)ために家族アカウント内の成人/親デバイスからの許可を要求するためのアフォーダンスを含む。そのような場合では、通知内の要求の選択は、任意選択的に、家族アカウントに関連付けられた1つ以上(又はすべて)の親デバイスに通知が配信されることになり、親デバイスの少なくとも1つで許可が認められると、電子デバイスは、制限付き使用モードの開始時間を延長する。いくつかの実施形態では、アフォーダンスは、ユーザが、電子デバイスが制限付き使用モードに入ることを防止することを可能にする。いくつかの実施形態では、許容限度を超えるアプリ使用は(例えば、時間の延長により承認された場合でも)、任意選択的に、方法700を参照して上述したダッシュボードユーザインターフェース内に示される(例えば、図6L〜図6P、図6EE〜図6HH、図6OO〜図6SS、及び図6UUに示すように)。ユーザが制限付き使用モードの開始を延長するためのアフォーダンスを提供する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザが時間を監視する必要がなく、デバイス上で現在実行しているタスクを終了するために制限付き使用モードの開始時間を延長する機会をユーザに提供し、制限付き使用モードを予期してデバイスを使用することを止めるようにユーザに促し、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力(例えば、就寝時刻制限付き使用モードに対する時間を更新するための入力)を低減する)、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウ以外で、アプリケーションホワイトリスト上に含まれていないアプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションアイコンは、図10RRなどの、第1の視覚特性で表示され(1122)(例えば、制限付き使用モード以外でアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションのアイコンを、色で、グレイアウトしないなど、通常に表示する)、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に、アプリケーションホワイトリスト上に含まれていないアプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションアイコンは、図10SSなどの、第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性で表示される(1124)(例えば、制限付き使用モードの間にアプリケーション使用ホワイトリスト上にないアプリケーションのアイコンを制限付き使用モード以外の間とは異なって表示する)。例えば、アプリケーションホワイトリスト上に含まれていないそれらのアプリケーションに対して、それらのアプリケーション用のアイコンは、任意選択的に、制限付き使用モードでグレイアウトされるように変更され(制限付き使用モード以外の色と比較して)、かつ/又は制限付き使用モードでそれらのアプリケーション用のアイコンの上に(又はその任意の部分の上に部分的に)プレースホルダ汎用インジケータが表示される。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケータ(例えば、錠アイコン)は、アプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される。いくつかの実施形態では、アプリケーションアイコンは、制限付き使用モードが実施されていないときに、それらのアプリケーションに関連付けられた通知の1つ以上の視覚的インジケーションを含む(例えば、そのアプリケーションで受信した未読通知の数を示すバッジがアイコンの一部に重ね合わさる)。そのような実施形態では、アプリケーションホワイトリストに含まれていないそれらのアプリケーションに対して、それらの視覚的インジケーションは、除去される、グレイアウトする、通知の数を除去される、プレースホルダ汎用インジケーション(例えば、錠アイコン)と置き換えられる、又はそれらのアプリケーションの通知状態(例えば、通知の数)がそれらのインジケーションによってもはや伝達されないように別の方法で変更される。いくつかの実施形態では、アプリケーション使用ホワイトリスト上にないすべてのアプリケーションは、錠アイコンを有して表示される(アプリケーションアイコンがアプリケーションに対する通知の視覚的インジケーションを以前含んでいた実施形態では、錠アイコンは、通知インジケーションを置き換える)。いくつかの実施形態では、アプリケーションホワイトリスト上のアプリケーション用のアイコンは、制限付き使用モード及び制限付き使用モード以外の両方の間、同じに表示される(例えば、色で、グレイアウトされない、自由にアクセス可能など)。制限付き使用モード中に制限されるアプリケーションを異なって表示する上述した方法は、ユーザがどのアプリケーションが制限されるかを判定することを可能にし、それにより、電子デバイスが、制限付き使用モード中にどのアプリケーションがユーザがアクセスを有する又は有さないかのインジケーションを提供することにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを制限することは、電子デバイスが、図10UUなどの、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されることを示すインジケーションを提示することを含む(1126)(例えば、視覚的インジケーションをディスプレイ上に表示すること、電子デバイスに関連付けられたスピーカでサウンドを再生すること、触覚(単数又は複数)及び/又は触知出力(単数又は複数)などを生成すること、アプリケーションが制限されることを示すこと(例えば、通知))。任意選択的に、インジケーションは、図10UU〜図10VVなどの、認証クレデンシャルを必要とすることなく第1のアプリケーションへのアクセスを提供するように選択可能なアフォーダンスを含む(1128)(例えば、制限付き使用モード中にユーザが制限付きアプリケーションにアクセスすることができるグラフィカルユーザインターフェース要素、リンク又はソフトボタン)。いくつかの実施形態では、異なるアプリケーションは、制限付き使用モード中に実施される異なる制限オプションに関連付けられる。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、1つ以上のアプリケーションを「通知」制限オプションに関連付けることを可能にする。ユーザが「通知」制限に関連付けられたアプリケーションを起動することを試みる場合(例えば、制限付き使用モード中に電子デバイスのホーム画面からそのアプリケーション用のアイコンを選択することにより、かつそのアプリケーションがアプリケーションホワイトリストに含まれていないことを仮定して)、電子デバイスは、任意選択的に、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、就寝時刻制限が実施されているため)ことを示すポップアップインジケーションを表示する。ポップアップ通知は、任意選択的に、選択されるとなんらの認証クレデンシャルを入力する必要なしにユーザがアプリケーションに進むことができる1つ以上のアフォーダンス(例えば、管理者又は他のクレデンシャルを入力する必要なしにアプリケーションを開く「1日の間無視する」アフォーダンス)を含む。制限付き使用モード中にアプリケーションが制限されることをユーザに通知するが、必要なときにそれにもかかわらずアプリケーションにアクセスするオプションをユーザに与える上述した方法は、電子デバイスが、ユーザが電子デバイス上で必要なタスクを実行することを可能にしている間に特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、これにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを制限することは、図10UUなどの、電子デバイスが第1のアプリケーションへのアクセスが制限されることを示すインジケーションを提示することを含む(1130)。任意選択的に、インジケーションは、図10VVなどの、認証クレデンシャルを必要とすると同時に、第1のアプリケーションへのアクセスを提供するように選択可能なアフォーダンスを含む(1132)(例えば、視覚的インジケーションをディスプレイ上に表示すること、電子デバイスに関連付けられたスピーカでサウンドを再生すること、触覚(単数又は複数)及び/又は触知出力などを生成すること、アプリケーションが制限されることを示すこと(例えば、通知))。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上のアプリケーションを「通知及びブロック」制限オプションに関連付けることを可能にする。ユーザが「通知及びブロック」制限に関連付けられたアプリケーションを起動することを試みる場合(例えば、制限付き使用モード中に電子デバイスのホーム画面からそのアプリケーション用のアイコンを選択することにより、かつそのアプリケーションがアプリケーションホワイトリストに含まれていないことを仮定して)、電子デバイスは、そのアプリケーションを起動することをブロックして、任意選択的に、アプリケーション使用が現在制限されている(例えば、就寝時刻制限が実施されているため)ことを示すポップアップインジケーションを表示する。いくつかの実施形態では、ポップアップインジケーションは、アプリケーションにアクセスするための認証クレデンシャル(例えば、パスワード、パスコード、バイオメトリック、又は親デバイス/アカウントからの同意)を要求する。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。電子デバイスが家族アカウント内の子供デバイス(例えば、家族アカウント内の親又は管理者とは対照的に子供として指定されたユーザのデバイス)である場合、表示される通知は、任意選択的に、制限付き使用モード中にアプリケーションにアクセスために家族アカウント内の成人/親デバイスからの許可を要求するためのアフォーダンスを含む。そのような場合では、通知内の要求の選択は、任意選択的に、家族アカウントに関連付けられた1つ以上(又はすべて)の親デバイスに通知が配信されることになり、許可が認められると(例えば、親デバイスの少なくとも1つ、又はパスコードにより子供デバイスで)、電子デバイスは、アプリケーションへのアクセスを許可する。いくつかの実施形態では、親は、親デバイスから子供デバイス上での制限付きアプリケーションへのアクセスを許可するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。制限付き使用モード中にアプリケーションを起動することをブロックしてアプリケーションが制限されることをユーザに通知する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施例では、電子デバイスが子供デバイスではない(例えば、家族アカウント内の子供デバイスではない(例えば、家族アカウント内の親デバイスである)、又は全く家族アカウントに関連付けられていない)という判定に従って、アフォーダンスの選択は、図10YYなどの、第1のアプリケーションにアクセスするためのパスコードを入力する要求を引き起こす(1134)。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスではないという判定は、電子デバイスが親デバイスであるという判定に基づく(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づく)。例えば、電子デバイスが親デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が親アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが親デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における親デバイスとして設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、パスコードを入力する要求は、選択されると適切な認証クレデンシャル(例えば、パスワード、パスコード、バイオメトリック、又は親デバイス/アカウントからの同意)が提供される場合のみユーザがアプリケーションに進むことができる1つ以上のアフォーダンスを任意選択的に含む、ポップアップ通知である。バイオメトリックを検出することは、任意選択的に、深度カメラ又は別のセンサでユーザの顔を検出することを含む。いくつかの実施形態では、アフォーダンスは、ユーザID、パスワード、及び/若しくはパスコード用のソフトボタン又は入力フィールド(単数又は複数)のうちの1つ以上を含む。例えば、デバイスが家族アカウント内の子供デバイスではない(例えば、家族アカウント内の親デバイスである)、又は全く家族アカウントに関連付けられていない場合、電子デバイスは、任意選択的に、ユーザが、電子デバイスが関連付けられたユーザアカウント用のクレデンシャル(例えば、ユーザID及び/又はパスワード、パスコード)を入力することを要求する(例えば、デバイスが構成されたプロファイルに関連付けられたユーザID及び/又はパスワード若しくはパスコード)。いくつかの実施形態では、クレデンシャル(例えば、ユーザID及び/又はパスワード、パスコード)は、電子デバイスにアクセスするためのクレデンシャルとは異なる(例えば、デバイスを「ロック解除」する及び/又はデバイスにログインするために使用されるものとは異なるパスコード)。このようにして、デバイスのオーナー(例えば、親)でないユーザ(例えば、子供)は、ユーザが二次パスコードを入力しない場合に制限付き使用モードを回避することができないことになる。
いくつかの実施例では、電子デバイスが子供デバイスであるという判定に従って(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて)、アフォーダンスの選択は、図10MM〜図10QQなどの、第1のアプリケーションにアクセスするためのパスコード(例えば、デバイスをロック解除する又はデバイス操作に関連付けられたユーザアカウントにアクセスするためのパスコードとは異なるぺアレンタルコントロールパスコード)を入力することを要求する第1のアフォーダンス、及び、選択されると親デバイスから第1のアプリケーションにアクセスすることを要求するプロセスを開始する(例えば、家族アカウント内の親デバイスからより多くの時間を要求するプロセスを開始する)第2のアフォーダンスをディスプレイに提示させる(1136)。例えば、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが子供デバイスであるという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における子供デバイスとして設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、このプロセスは、第1のアプリケーションへのアクセスを要求するメッセージを親デバイスに送信することになる(例えば、テキストメッセージ又は親デバイス上の任意の他の警告、親(単数又は複数)に関連付けられた電子メールアカウントへの電子メール要求)。このプロセスは、次に、親が子供デバイスに制限付きアプリケーションへのアクセスを認める(例えば、親は、制限付き使用モード中に子供デバイスが制限付きアプリケーションにアクセスすることを許可することを選択することができる)、又は子供デバイスの制限付きアプリケーションへのアクセスを拒否することを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、パスコードを入力するためのアフォーダンス及び/又は第1のアプリケーションへのアクセスを要求するプロセスを開始するためのアフォーダンスを提示する。いくつかの実施形態では、パスコードは、電子デバイスをロック解除するためのパスコードとは異なるぺアレンタルコントロールパスコード又は使用パスコードである。このようにして、子供は、任意選択的に、制限付きアクセスモードを回避することができないが、親は、任意選択的に、電子デバイスが第1のアプリケーションにアクセスすることを許可するパスコードを入力することができる。いくつかの実施形態では、親は、親デバイスから子供デバイス上での制限付きアプリケーションへのアクセスを許可するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。制限付き使用モード中にアプリケーションが制限されることをユーザに通知するが、必要なときにそれにもかかわらずアプリケーションにアクセスするオプションをユーザに可能にする上述した方法は、電子デバイスが、ユーザが電子デバイス上で必要なタスクを実行することを可能にしている間に特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、これにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図10Cなどの、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウを含む、1つ以上の制限付き使用モード制限の実施をアクティブにする又は非アクティブにするための一連の1つ以上の入力を受信する(1138)(例えば、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間の制限付き使用モード制限に従った電子デバイス上の制限付き使用モードの実施を手動でオン又はオフにする)。例えば、午後10時から午前7時までの時間(例えば、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウ)の間の使用制限を定義する制限付き使用モード規則の実施をオフにすることにより、午後10時から午前7時までの時間の間の使用制限を無効にする(例えば、休暇の間)。逆に、同じ制限付き使用モード規則の実施をオンにすることにより、午後10時から午前7時までの時間の間のそれらの使用制限を有効にする。いくつかの実施形態では、制限付き使用モード規則の実施は、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間又はそれ以外で、オン又はオフにトグルすることができる(例えば、電子デバイスが制限付きモードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間制限付き使用モードに入る(1つ以上の時間のウィンドウ以外の間オンにトグルされる場合)又は出る(1つ以上の時間のウィンドウの間オフにトグルされる場合)かを制御する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、制限付き使用モードの実施がオフにされたとき、制限付き使用モードが次にオンにされる間使用制限設定が維持されるように、使用制限設定(例えば、ユーザが定義した開始時間(単数又は複数)、終了時間(単数又は複数)、ホワイトリスト(単数又は複数)など)を記憶する。例えば、制限付き使用モード規則の実施がオンに戻されると(オフにされた後で)、電子デバイスは、任意選択的に、制限付き使用モードがオフにされる前にセットアップされた同じ制限付き使用モード規則に従って制限付き使用モード制限を実施する(例えば、制限付き使用モードがオンにトグルされて戻されると午後10時から午前7時までの時間の間制限付き使用モードを実施する)。いくつかの実施形態では、1つ以上の制限付き使用モード制限の実施がオンにされたという判定に従って、電子デバイスは、図10Cなどの、1つ以上の制限付き使用モード制限を実施する(1140)(例えば、制限付き使用モード以外で又は制限付き使用モードで(制限付き使用モード規則に従って)電子デバイスを動作させる)。例えば、制限付き使用モードの間、電子デバイスは、制限付きアプリケーションを起動することを禁止し、制限付きアプリケーションの機能を制限し、ユーザが制限付きアプリケーションを起動することを試みると就寝時刻制限を示してアプリケーションに進むためにユーザからの更なる確認を要求するダイアログボックスを表示するなど、制限付きアプリケーションを起動するためにユーザによる更なるアクションを要求するように動作する。いくつかの実施形態では、特定の制限を有して、第1のアプリケーションへのアクセスが提供される(例えば、アプリケーションを起動することができるが、就寝時刻制限付きモードの間、機能を制限される)。例えば、電話アプリケーションは、任意選択的に、特定の連絡先(例えば、親戚)との通信に使用するためにホワイトリスト上にあり、電話アプリケーションは、他の連絡先との通信を制限して起動される。
いくつかの実施形態では、1つ以上の制限付き使用モード制限の実施がオフにされたという判定に従って、電子デバイスは、図10C及び図10HHなどの、1つ以上の制限付き使用モード制限を実施することを見合わせる(1142)(例えば、電子デバイスの現在の状態(例えば、現在時刻)がそうでなければデバイスに制限付き使用モードで動作させていたであろうか否かに依存せずに、制限付き使用モードの実施がオフにされている間は電子デバイスを制限付き使用モード以外で動作させる)。例えば、制限付き使用モード以外で、電子デバイスは、制限付き使用モードが実施されていなかった場合のように通常どおりアプリケーションを起動することを可能にする。いくつかの実施形態では、就寝時刻制限付き使用モード以外でアプリケーションが起動されると、就寝時刻使用制限は行なわれない(例えば、制限付き使用モードが実施されなかった場合のように通常どおりアプリケーションは起動される)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、制限付き使用モードの実施をオン又はオフにトグルするためのトグルスイッチを提供する。したがって、現在時刻が1つ以上の制限付き使用の時間のウィンドウ内であるが制限付き使用モードがオフにされている場合でも、制限付き使用モードに関連付けられた制限は、実施されない。ユーザが制限付き使用モード規則を手動で実施する又は実施しないことができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードの実施をユーザが所望するようにカスタマイズすることを可能にし、これにより、電子デバイスの使用を選択的に低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションへのアクセスを制限することは、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されるという1つ以上の口頭インジケーションを提示することを含む(1144)(例えば、いくつかの実施形態では上述した視覚的通知(単数又は複数)に加えて、可聴音声がアプリケーションへのアクセスが制限されることを示す口頭通知)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、制限付き使用のインジケーションが話されることになるという判定に従って(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの指定に基づいて又は電子デバイス設定に基づいて)のみ、口頭通知を実行する。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、通知を視覚的に提供することに加えて又はその代わりに、ユーザが通知を音声で提供する(又はしない)ために選択する又は選択しないことができるオプションを提供する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、任意選択的に、制限付き使用のインジケーションが話されることにならないという判定に従って、口頭通知を実行しない(例えば、アプリケーションへのアクセスが制限されることを示す可聴音声なしに通知を表示する)。いくつかの実施形態では、通知は、任意選択的に、通知を読む音声なしに、サウンド(例えば、チャイム、アラート、音楽など)を含む。いくつかの実施形態では、本明細書で説明する通知のいずれかは、例えば、そのような通知を読む又は見ることができないユーザ(例えば、子供)に提供することを容易にするために、電子デバイスによって音声で生成する(例えば、電子デバイスのユーザに対して読む)ことができる。制限付き使用モード中にアプリケーションへのアクセスを制限している間に可聴通知を提供する上述した方法は、電子デバイスが、任意選択的に追加情報を表示していない間に、制限付き使用モードにある間に特定のアプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス上の電話アプリケーション(例えば、電子デバイス上の送受信の音声及び/又はビデオ通話を可能にするアプリケーション)は、アプリケーション使用ホワイトリストに恒久的に含まれる(1146)(例えば、電話アプリへのアクセスは、制限付き使用モード中に制限されない)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図10Hなどの、電子デバイス上にインストールされた電話アプリケーションを使用して実行される電話機能を有する(例えば、電話をかける、電話を受けることなどができる)(例えば、メッセージングアプリケーション、電子メールアプリケーション、ビデオアプリケーションなどの他のアプリケーションが電子デバイス上にインストールされる同じ方法で)。そのような実施形態では、電話アプリケーションは、任意選択的に、常に(例えば、恒久的に)アプリケーションのホワイトリストに含まれ、制限付き使用モード制限が電話アプリケーションに適用されないようになる。したがって、ユーザは、任意選択的に、制限付き使用モードが実施されているか否かにかかわらず、通常どおり電話アプリケーションを使用することができる。いくつかの実施形態では、電話アプリケーションは、特定の指定された連絡先に対してのみ、アプリケーション使用ホワイトリストに恒久的に含まれ(例えば、電話アプリケーションは、特定の連絡先に連絡するためにのみ自由に使用可能である)、他の連絡先と通信するための電話アプリケーションの使用は、制限することができる。制限付き使用モード中に他のアプリケーションへのアクセスを制限している間に電話動作へのアクセスを可能にする上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが定義されている間に、かつ制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に(例えば、制限付き使用モード(例えば、就寝時刻モード)の間に)、電話アプリケーションを使用する通信動作(例えば、通話、テキストメッセージ、電子メール、及び/又はビデオ会議動作)は、図10J〜図10Mなどの、だれでもに対して許容可能である(1148)(例えば、通信動作は、制限付き使用モード中に任意の特定の連絡先に対して制限されない)、又は電子デバイス上の複数の連絡先の1つ以上の指定された連絡先に対してのみ許容可能である(例えば、通信は、制限付き使用モード中に電子デバイス上に保存された連絡先、電子デバイス上の連絡先の指定されたグループ内の連絡先、又はホワイトリスト上の連絡先に対して制限される)。いくつかの実施形態では、制限なしに電話アプリケーションが通信することができる連絡先は、電子デバイスで定義することができる。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、制限付き使用モード中に制限なしに電話アプリケーションがすべての連絡先(例えば、「だれでも」設定)又は連絡先の指定されたサブセット(例えば、「連絡先」設定)と通信する(例えば、電話をかける、電話を受ける、など)ことができるための設定を提供する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、制限付き使用モード中に制限なしに電話アプリケーションが選ばれた個人のみ(例えば、電子デバイス上の連絡先、又は電子デバイス上の特定の連絡先のみ)と通信することができるユーザインターフェースを提供する。他の個人との通信は、任意選択的に、上述した方法で制限される(例えば、許可されない、ユーザID/パスワード、パスコード、バイオメトリック、又は親デバイスからの許可なしに許可されない、など)。ユーザが制限付き使用モード中の特定の連絡先への通信動作へのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、通信動作は、着呼及び発呼通信(例えば、発信及び/又は着信電話、電子メール、テキストメッセージ、及びビデオ会議通話)を含む(1150)。制限付き使用モード中に、電子デバイスは、制限付き使用モード中の通信に対して指定されていないだれでもからの通信を防止する(例えば、通話、テキストメッセージ、ビデオ会議要求などをブロックする)。ユーザが制限付き使用モード中の特定の連絡先への通信動作へのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスと通信する(例えば、無線又は有線接続を介して)別の電子デバイスから、図10CCなどの、第1の連絡先に関する連絡先情報(例えば、別の電子デバイス(例えば、親デバイス)からの)を受信する(1152)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図10Mなどの、制限付き使用モード中に第1の連絡先との通信を許可する(1154)(例えば、通信制限が設定されているときに(例えば、通信動作が制限付き使用モード中に電子デバイス上で指定された連絡先とのみに許可されているときに)第1の連絡先に対する通信動作の実行を可能にするように)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の連絡先に関する受信した連絡先情報を電子デバイス上に保存された複数の連絡先の中に自動的に保存する。任意選択的に、電子デバイス及び別の電子デバイスは、図10Wなどの、同じユーザグループアカウント(例えば、「家族」又は「家族共有」アカウント)に関連付けられる(1156)。いくつかの実施形態では、他の電子デバイスは、家族アカウント内の親のデバイスである。そのような実施形態では、親デバイスは、親の1つ以上の連絡先(例えば、名前、電話番号、電子メールアドレスなどの連絡先情報)を子供デバイスと共有することができる。例えば、親デバイスは、親デバイス上の「子供デバイスと共有」アフォーダンスの選択により子供のデバイスに親デバイス上の連絡先に関する連絡先情報を送信して保存することができる(例えば、子供の連絡先情報を指定する又は連絡先情報を送信する目標デバイスを指定する必要なしに)。いくつかの実施形態では、親は、子供デバイス上に連絡先情報を送信して保存するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。ユーザが制限付き使用モード中の特定の連絡先への通信動作へのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図10Mなどの、電子デバイス上の複数の連絡先の1つ以上の指定された連絡先(例えば、電子デバイス上に保存された連絡先、電子デバイス上の連絡先の指定されたグループ内の連絡先、又は制限付き使用モードが可能にされている間のホワイトリスト上の連絡先)は、カスタマイズ可能である(1158)(例えば、連絡先は、連絡先ホワイトリスト(例えば、制限付き使用モード中に通信動作が制限されない連絡先)に追加又はそれから除去することができる)。いくつかの実施形態では、連絡先ホワイトリストに含まれていない又はその上にない特定の連絡先は、電子デバイスによって制御可能である。例えば、電子デバイスの特定の連絡先は、制限付き使用モード中のそれらの連絡先との通信が制限されないように、「許容可能」又は「制限されない」として指定することができる(例えば、他の連絡先又は個人との通信は、任意選択的に、制限付き使用モード中に制限される)。いくつかの実施形態では、これらの「制限されない」連絡先は、電子デバイス自体で定義される(例えば、電子デバイス自体の設定ユーザインターフェース内で)。いくつかの実施形態では、これらの「制限されない」連絡先は、別のデバイスで定義される(例えば、現在のデバイスが家族アカウント内の子供デバイスである場合、家族アカウント内の親デバイスで子供デバイスに対して定義される)。いくつかの実施形態では、親は、親デバイスから子供デバイス上の「制限されない」連絡先を定義するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。ユーザが制限付き使用モード中の特定の連絡先への通信動作へのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間(例えば、制限付き使用モード(例えば、就寝時刻モード)の間)の通信動作が可能にされた電子デバイス上の複数の連絡先の1つ以上の指定された連絡先は、図10O〜図10Sなどの、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウ以外で通信動作が可能にされた第2の1つ以上の指定された連絡先(例えば、制限付き使用モード中に通信が制限されない昼間連絡先ホワイトリスト)とは異なる(1160)。いくつかの実施形態では、昼間連絡先ホワイトリストは、就寝時刻連絡先ホワイトリスト(例えば、制限付き使用モード中に通信動作が制限されない連絡先)とは異なる。例えば、制限付き使用モードが午後10時から午前6時までとなるように設定される場合、午後10時から午前6時までの間のアプリケーション及び/又は連絡先ホワイトリストは、任意選択的に、午前6時から午後10時までの間のアプリケーション及び/又は連絡先ホワイトリストとは異なる(例えば、異なるアプリケーション及び/又は連絡先を、2つの期間の間で異なる方法で制限することができる)。いくつかの実施形態では、特定の連絡先を、昼間連絡先ホワイトリスト及び就寝時刻連絡先ホワイトリストの両方にリストアップすることができる(例えば、連絡先は、任意選択的に、両方のホワイトリスト内で重ね合わさる)。いくつかの実施形態では、昼間連絡先ホワイトリストは、就寝時刻連絡先ホワイトリストと同じである。いくつかの実施形態では、昼間連絡先ホワイトリスト上にない連絡先との通信動作は、制限付き使用モード以外で制限される。いくつかの実施形態では、親は、昼間及び/又は就寝時刻連絡先ホワイトリストを親デバイスから設定又は更新することができる。いくつかの実施形態では、親は、親デバイスから子供デバイス上の昼間及び/又は就寝時刻連絡先ホワイトリストを設定又は更新するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。ユーザが制限付き使用モード中及びそれ以外の特定の連絡先への通信動作へのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図10I〜図10Jなどの、電子デバイス上にインストールされた複数のアプリケーションの第2のアプリケーションをアプリケーション使用ホワイトリストに追加するための入力を受信する(1162)。制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウが定義されている間に、かつ制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に、第2のアプリケーションがアプリケーション使用ホワイトリストに含まれているという判定に従って、電子デバイスは、図10Jなどの、第2のアプリケーションへのアクセスを提供する(1164)(例えば、アプリケーションを制限付き使用モード中に制限されないアプリケーションのリストに追加する)。いくつかの実施形態では、電子デバイス上にインストールされた任意のアプリケーションを、電子デバイス自体の設定ユーザインターフェース内で又は別のデバイスを介してかで、アプリケーションのホワイトリストに追加することができる(例えば、現在のデバイスが家族アカウント内の子供デバイスである場合、家族アカウント内の親デバイスで子供デバイスに対して定義される)。いくつかの実施形態では、親は、親デバイスから子供デバイス上のアプリケーションホワイトリストを設定又は更新するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。ユーザが制限付き使用モード中の特定のアプリケーションへのアクセスを選択的に制限することができる上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モードにある間に特定の通信アプリケーションの使用を効率的に制限することを可能にし、それにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図10Fなどの、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力を受信する(1166)(例えば、制限付き使用モードの開始/終了時間の変更、ホワイトリストの変更など)。1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力を受信したことに応じて(1168)、電子デバイスの1つ以上の入力デバイスを介して1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が受信され、かつ電子デバイスが子供デバイスであるという判定に従って(例えば、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの分類又は電子デバイス上で選択されたオプションに基づいて)、電子デバイスは、図10T〜図10Vなどの、1つ以上の制限付き使用モード設定変更を実行する前に認証を要求する(1170)(例えば、制限付き使用モードの変更を行うためにパスコードを入力するように電子デバイスのユーザに要求する)。例えば、1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が子供デバイスで受信されたという判定は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が子供アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が子供デバイスで受信されたという判定は、任意選択的に、電子デバイスがデバイスの設定における子供デバイスとして設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスが家族アカウント内の子供デバイスである場合、本明細書で説明する制限付き使用モード設定又はプリファレンス又は規則などの任意のものは、子供デバイスでのパスワード又は他の認証クレデンシャルの入力に応じてのみ、子供デバイスで変更することができる(例えば、設定のうちの1つが変更されようとしていると判定した際に、電子デバイスは、変更が許可される前に認証されなければならないパスワードを入力するようにユーザに促す)。いくつかの実施形態では、認証クレデンシャルは、デバイスをロック解除するためのクレデンシャルと同じである(例えば、デバイスをロック解除するためのパスコード)。いくつかの実施形態では、認証クレデンシャルは、デバイスをロック解除するためのクレデンシャルとは異なる(例えば、家族アカウント内の親のクレデンシャル)。いくつかの実施形態では、親デバイスは、子供デバイス上で実施されている上記の設定をリモートで変更することができる(例えば、任意選択的に、親デバイスでの親のクレデンシャルの入力により)。いくつかの実施形態では、親は、子供デバイス上の上記の設定をリモートで変更するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力を受信したことに応じて(1168)、1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が親デバイスを介して電子デバイス以外から受信されたという判定に従って(例えば、制限付き使用モードの変更が親デバイス上で行われた)、電子デバイスは、図10X〜図10CCなどの、1つ以上の制限付き使用モード設定変更を実行する(1172)(例えば、追加のクレデンシャルを入力する必要なしに制限付き使用モードの変更を行う)。例えば、1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が親デバイスを介して受信されたという判定は、任意選択的に、他のデバイスに関連付けられたユーザアカウント(例えば、デバイスに現在サインインしたユーザ)が親アカウントとして分類されているという判定に基づく。いくつかの実施形態では、1つ以上の制限付き使用モード設定を変更するための1つ以上の入力が親デバイスを介して受信されたという判定は、任意選択的に、他のデバイスがデバイスの設定における親デバイスとして設定されている(例えば、デバイスを最初にセットアップしている間に設定された)という判定に基づく。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、親デバイスである。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、親デバイスとは異なる(例えば、電子デバイスは、子供デバイスである)。いくつかの実施形態では、親デバイスは、子供デバイス上の制限付き使用モード設定の変更をリモートで行なう(例えば、インターネット、Bluetooth、又は他のネットワーク若しくはプロトコルを介して)。いくつかの実施形態では、親は、子供デバイス上の制限付き使用モード設定をリモートで変更するために、親デバイスでパスコードを入力することを要求される。制限付き使用モード設定を変更する機能を制限する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス以外から受信した1つ以上の制限付き使用モード設定変更を実行したことに応じて、電子デバイスは、図10CCなどの、1つ以上の制限付き使用モード設定変更に関するインジケーション(例えば、視覚的インジケーション(例えば、テキスト及び画像のうちの1つ以上)、サウンドインジケーション、口頭インジケーション、並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力インジケーション)を提示する(1174)(例えば、制限付き使用モード設定が親デバイスによってリモートで変更されたという通知を提示する)。いくつかの実施形態では、親デバイスが子供デバイス上で実施されている上記の設定をリモートで変更する場合、子供デバイスは、そのようなリモート変更が行われたという通知、変更の詳細(例えば、親デバイスが制限付き使用モードが実施される時間ウィンドウを午後10時から午前6時までを午後9時から午前7時までに変更した、など)等を表示する。制限付き使用モード設定を変更する上述した方法は、電子デバイスが、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウ以外で、電子デバイスは、図10RRなどの、電子デバイス上にインストールされたアプリケーションの1つ以上の表現(例えば、他のアプリケーションの他のウィンドウとともにマルチタスクビュー内の、アイコン、ウィジェット、第1のアプリケーションのウィンドウ)を表示する(1176)。例えば、電子デバイスは、1つ以上のアプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションウィンドウを表示する(例えば、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェースビュー内に)、又は電子デバイスは、電子デバイスのホーム画面上にアプリケーションを起動するための1つ以上のアイコンを表示する。1つ以上の表現は、第1の視覚特性で第1のアプリケーションの第1の表現を含む(例えば、色で、不明瞭化せずになど、制限付き使用モードにないときに電子デバイス上にインストールされたアプリケーション用の通常のアイコンを表示する(例えば、電子デバイスのホーム画面内に))。いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間(1178)(例えば、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの開始に応じて)、第1のアプリケーションがアプリケーション使用ホワイトリスト(例えば、制限付き使用モード中に制限付きアクセスに従わない(例えば、制限付き使用モード中に完全に又は部分的にアクセスすることができる)アプリケーションのリスト)に含まれていないという判定に従って、電子デバイスは、図10SSなどの、第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性で第1のアプリケーションの第1の表現を表示する(1180)(例えば、アプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観は、アプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観とは異なる)。いくつかの実施形態では、制限付き通知モードの間、電子デバイスは、アプリケーションホワイトリストに含まれていないアプリケーションの様々な様相の外観を変更する。例えば、ホワイトリストに含まれていないアプリケーション用のアイコン(例えば、デバイスのホーム画面上のアイコン)は、上述したように、制限付き使用モード中に陰影をつけられる、及び/又は、制限付き使用モードでそれらのアプリケーション用のアイコンの上に(又は、その任意の部分の上に部分的に)、プレースホルダ汎用インジケータが表示される。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケータ(例えば、錠アイコン)は、アプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される。別の実施例として、アプリケーションホワイトリストに含まれていないアプリケーション用のアプリケーションアイコン上に含まれた通知バッジは、上述したように、任意選択的に変更される。別の実施例として、いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスが任意選択的に1つより多くのアプリケーションの視覚表現を同時に表示するユーザインターフェースを表示するマルチタスク機能を有する(例えば、複数のアプリケーションからアイコンを同時に、複数のアプリケーションの現在のユーザインターフェースのスクリーンショットを同時に表示する、異なるアプリケーション用複数のアプリケーションウィンドウが同時に提示される、ユーザインターフェースなど)。いくつかの実施形態では、制限付き使用モードの間、上記のマルチタスクユーザインターフェース内のアプリケーションホワイトリストにないアプリケーション用の表現は、電子デバイスによって変更される(例えば、フェードアウトする若しくは陰影をつけられる、又は、アプリケーションホワイトリストに含まれているアプリケーションに対応する表現とは異なる視覚特性を有して表示されるように別の方法で変更される)。いくつかの実施形態では、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に(1178)(例えば、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの開始に応じて)、第1のアプリケーションがアプリケーション使用ホワイトリストに含まれているという判定に従って、電子デバイスは、図10SSなどの、第1の視覚特性で第1のアプリケーションの第1の表現を表示する(1182)(例えば、アプリケーションホワイトリスト上に含まれているアプリケーション用の表現の外観は、制限付き使用モードの間同じ視覚特性で表示し続けられる)。制限付き使用モード中にアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モード中にどのアプリケーションがユーザがアクセスを有する又は有さないかのインジケーションを提供することにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの第1の表現を第2の視覚特性で表示することは、図10SSなどの、第1の表現上に、第1のアプリケーションへのアクセスが制限されるというインジケーションを含む制限付き使用バッジを表示することを含む(1184)(例えば、それらのアプリケーションアイコン又はそれらのアプリケーションアイコンの任意の部分(単数又は複数)(例えば、アイコンの右上部分)に重ね合わさるなどアプリケーションアイコンに追加される錠又はなんらかの他の制限記号の視覚的インジケーションを有するバッジ)。いくつかの実施形態では、制限記号(例えば、錠アイコン)は、制限付きアプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される。いくつかの実施形態では、アプリケーションアイコンは、制限付き使用モードが実施されていないときに、それらのアプリケーションに関連付けられた通知の1つ以上の視覚的インジケーションを含む(例えば、そのアプリケーションで受信した未読通知の数を示すバッジがアイコンの一部に重ね合わさる)。そのような実施形態では、アプリケーションホワイトリストに含まれていないそれらのアプリケーションに対して、それらの視覚的インジケーションは、除去される、グレイアウトする、通知の数を除去される、プレースホルダ汎用インジケーション(例えば、錠アイコン)と置き換えられる、又はそれらのアプリケーションの通知状態(例えば、通知の数)がそれらのインジケーションによってもはや伝達されないように別の方法で変更される。制限付き使用モード中にアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モード中にユーザがアクセスを有さないアプリケーション上に制限付き使用バッジを表示することにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、ユーザがそのような制限付きアプリケーションにアクセスすることを試みる可能性を低減し、加えて、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、それによって、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図10RR〜図10SSなどの、第1の視覚特性で第1のアプリケーションの第1の表現を表示することは、第1のアプリケーションで受信した通知のインジケーション(例えば、未読メッセージの数、不在着信など)を含む通知バッジ(例えば、未読メッセージ、不在着信などのインジケータ)を有する第1の表現を表示することを含み(1186)、第2の視覚特性で第1のアプリケーションの第1の表現を表示することは、制限付き使用バッジによって置き換えられた通知バッジを有する第1の表現を表示することを含む(1188)(例えば、インジケータをぼかす、又はインジケータをグラフィックで置き換える)。いくつかの実施形態では、上述した錠バッジは、上述したように、制限付き使用モード時間ウィンドウ(単数又は複数)の間に、非ホワイトリストアプリケーション用のアプリケーションアイコンの通知バッジのインジケーションを置き換える。制限付き使用モード中にアプリケーションホワイトリスト上にないアプリケーションの表現の外観を選択的に変更する上述した方法は、電子デバイスが、制限付き使用モード中に、アプリケーション表現の通知のインジケーションをユーザがアクセスを有さないアプリケーション上の制限付き使用バッジで置き換えることにより、特定の期間の間特定のアプリケーションの使用を効率的にかつ選択的に制限することを可能にし、それにより、そのような通知が存在することを示さないことにより、ユーザが最近の通知を有する制限付きアプリケーションにアクセスすることを試みることを抑止し、それらの期間の間の電子デバイスの使用を低減し、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
図11A〜図11Iにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書で説明される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図11A〜図11Iに関して上記した方法1100にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100を参照して上述した、制限付き使用モード、使用制限設定などは、本明細書で記載した他の方法(例えば、方法700、900、1300、及び1500)を参照して本明細書で説明した、制限付き使用モード、使用制限設定などの特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A〜図1B、図3、及び図5A〜図5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図11A〜図11Iを参照して上述した動作は、図1A〜図1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作1122、1124、1176、1180、1182、1184、1186、及び1188、並びに、受信する動作1102、1106、1138、1152、1162、及び1166は、任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190により実行される。イベントソート部170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1の接触がユーザインターフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176若しくはオブジェクト更新部177を任意選択的に利用する又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A〜図1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
ユーザインターフェース内の補助アプリケーション機能を抑制する
ユーザは、多くの異なる方法で、かつ昼間又は夜の間の様々な時間の間に電子デバイスと対話する。例えば、ユーザは、ユーザの朝の電車通勤の間に、又は1日の終わりにベッドで、電子デバイス上にインストールされたニュースアプリケーション上のニュースの更新を読むことができる。しかし、いくつかの状況では、ユーザが特定の期間の間の特定のアプリケーションの使用を監視して制限することは困難である。後述する実施形態は、電子デバイスが特定のアプリケーションの補助機能を、それらのアプリケーションに関連付けられたアプリケーション使用限度に到達しているとき及び/又は電子デバイスが制限付き使用モードで動作する1つ以上の期間の間など、それらの特定のアプリケーションに対する制限基準が満たされると、抑制する方法を提供する。制限基準が満たされるとアプリケーションの補助機能を抑制することにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、したがって、デバイスの電力使用を低減して、バッテリ駆動デバイスに関して電池寿命を増大する。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図12A〜図12BBは、本開示のいくつかの実施形態に従った、電子デバイスが特定のアプリケーションの補助機能をそれらのアプリケーションに関連付けられたアプリケーション使用限度又は制限基準に到達すると抑制する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図13A〜図13Hを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。
図12Aは、図5A〜図5Hを参照して説明するタッチスクリーン504を有する例示的なデバイス500を示す。タッチスクリーン504は、様々なコンテンツを含む1つ以上のユーザインターフェースを任意選択的に表示する。図12Aに示す実施例では、タッチスクリーン504は、デバイス500上で制限基準が満たされない(例えば、ユーザが定義した使用限度に到達しておらず、かつ制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上のユーザが定義した時間のウィンドウ以外である)時にホーム画面1202を表示する。いくつかの実施形態では、方法700及び900を参照して上述するように、所与のアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に到達していると、制限基準が満たされる。いくつかの実施形態では、方法1100を参照して上述するように、制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上の時間のウィンドウの間に制限基準が満たされる。図12Aでは、ホーム画面1202は、図4Aを参照して上述したように、デバイス500上で異なるアプリケーションを起動する又は別の方法で表示するためのアイコン424、426、416、432、434、436、440、442、444、448、450、及び452を含む。図12Aに示すように、1つ以上のアプリケーションアイコンは、任意選択的に、アプリケーションに関連付けられた任意の未読通知をユーザに通知する通知インジケータ1204を含む。例えば、図12Aの通知インジケータ1204は、メッセージアプリ424に3つの未読メッセージがあることを示す。いくつかの実施形態では、通知インジケータ1204は、図12Aに示すように、適切なアイコンの上に(又は部分的に上に)重ね合わせたバッジである。
図12B〜図12Cでは、ホーム画面1202が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触1203の水平スワイプが検出され、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされない時にデバイス500に検索ユーザインターフェース1207を表示させる。検索ユーザインターフェース1207は、任意選択的に、デバイス500からアクセス可能なコンテンツ(例えば、ウェブサイト、ニュース、電子メール、デバイス500上にインストールされたアプリケーション、デバイス500にダウンロードするために利用可能なアプリケーション、カレンダ項目など)が検索される、デバイス500のオペレーティングシステムのユーザインターフェースである。検索ユーザインターフェース1207は、図12Cに示すように、任意選択的に、デバイス500からアクセス可能なコンテンツを検索する1つ以上の検索語句を入力するためのテキストフィールド1204、デバイス500のオペレーティングシステムによってユーザに提案された(例えば、通常使用されるアプリケーション、最近使用されたアプリケーション、お気に入りのアプリケーション、現在稼働しているアプリケーションを提案する)アプリケーションを表示するための「アプリ提案」ユーザインターフェース1208、及びデバイス500上にインストールされたアプリケーションに対応するウィジェット1210(例えば、対応するアプリケーションによって関連付けられ更新されるテキスト、画像(単数又は複数)、及び/又は任意の他のコンテンツを含むユーザインターフェースオブジェクト又はウィンドウ)を含む。例えば、図12Cでは、アプリ提案ユーザインターフェース1208は、写真アプリ428、トレーニングサポートアプリ442、メッセージアプリ424、及びソーシャルメディアAアプリ452、並びに「ソーシャルメディアアプリA」アプリケーションに対応するウィジェット1210a及び「連絡先」アプリケーションに対応するウィジェット1210bを含む。
図12Dでは、ユーザは、制限基準がデバイス500上で満たされない時に、検索語句「ソーシャルメディア」をテキストフィールド1204に入力している。テキストフィールド1204に入力された検索語句「ソーシャルメディア」に応じて、デバイス500は、検索語句「ソーシャルメディア」に関連する様々な検索結果を検索ユーザインターフェース1207に表示する。例えば、デバイス500は、デバイス500上にインストールされたソーシャルメディアアプリケーション「ソーシャルメディアA」へのリンク1212a、「ソーシャルメディアA」アプリに関するウェブサイトであるソーシャルメディアウェブサイト「ソーシャルメディアA」へのリンク1212b、並びにApp Store(例えば、アプリケーションの保存場所)からダウンロードするために利用可能な2つのソーシャルメディアアプリケーションへのアフォーダンス、「ソーシャルメディアB」をダウンロードするためのアフォーダンス1212c及び「ソーシャルメディアC」アプリケーションをダウンロードするためのアフォーダンス1212dを表示する。
図12Eは、制限基準がデバイス500上で満たされない時にデバイス500がホーム画面ユーザインターフェース1202を表示している間に、新しいメッセージがデバイス500で受信されていることを示す。いくつかの実施形態では、デバイス500でメッセージを受信するイベントは、デバイス500上に新しいメッセージに関する通知を表示する機能のアクティブ化に対応する。例えば、図12Fは、図12Eでメッセージを受信したことに応じて、メッセージアプリ424に関する新しいメッセージが受信されたことを示す通知1214を表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、新しいメッセージを受信するイベントは、アプリケーションアイコンの上の未読メッセージインジケータを更新することなどの、他の補助機能のアクティブ化に対応する。例えば、図12Fは、メッセージアプリ424に関する新しいメッセージを検出したことに応じて、今度はメッセージアプリ424内に4つの未読メッセージがある(新しく受信したメッセージを含めて)ことを反映するように、メッセージアプリ424上のインジケータ1204を更新しているデバイス500を示す。
図12Gは、メッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に関する新しいメッセージがデバイス500で受信されている時に、デバイス500上でメッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされる(例えば、ユーザが定義した使用限度に到達している及び/又は現在時刻が制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上のユーザが定義した時間のウィンドウの間である)時にホーム画面1202を表示しているタッチスクリーン504を示す。いくつかの実施形態では、制限付きアプリに対応するアイコンは、それらのアプリに対する制限基準が満たされている間、変更される。例えば、制限付きメッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対応するアイコン424及び452は、それらのアプリに対する制限基準が満たされている間、不明瞭化される(例えば、変形される、グレイアウトされる、フェードアウトされる、及び/又は視覚的に変更される)。図12Gは、メッセージアプリ424に関連付けられたインジケータ1204が、任意選択的に、不明瞭化されて、未読通知の数(例えば、メッセージアプリ424内の未読メッセージの数)がもはや見えないようになることを示す。いくつかの実施形態では、インジケータ1204は、図12Gに示すように、インジケータをプレースホルダ汎用インジケーション1206(例えば、錠アイコン)で置き換えることにより、不明瞭化される。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケーションは、制限付きアプリケーションが任意の未読通知を有するか否かにかかわらず、すべての制限付きアプリケーションに関連付けられたすべてのアイコンの上に(又は部分的に上に)重ね合わされる。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケータ(例えば、錠アイコン)は、制限付きアプリケーションのアプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される。
図12Hは、メッセージ及びソーシャルメディアAアプリでそれらのアプリケーションに対する制限基準が満たされている間に受信された2つの新しいメッセージに関する通知を表示することを見合わせることにより、制限付きアプリケーションに関する通知を抑制しているデバイス500を示す。図12Hは、メッセージアプリ424上のインジケータ1204を更新して、今度はメッセージアプリ内に5つの未読メッセージがある(新しく受信したメッセージを含めて)ことを反映することを見合わせているデバイス500を更に示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Hに示すように、プレースホルダ汎用インジケーション1206(例えば、錠アイコン)をそのアプリケーションに対する制限基準が満たされている間にメッセージが受信された制限付きアプリケーションに関連付けられたアイコンの上に(又は部分的に上に)重ね合わせて配置することになる。例えば、図12Hは、ソーシャルメディアAアプリ452の右上部分に重ね合わさる錠アイコン1206を示す。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケーションは、制限付きアプリケーションが任意の未読通知を有するか否かにかかわらず、すべての制限付きアプリケーションに関連付けられたすべてのアイコンの上に(又は部分的に上に)重ね合わされる。いくつかの実施形態では、プレースホルダ汎用インジケータ(例えば、錠アイコン)は、制限付きアプリケーションのアプリケーションアイコンに関連付けられたテキストの上に又はそれに隣接して配置される。
図12H〜図12Iでは、ホーム画面1202が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触1203の垂直スワイプが検出され(例えば、表示されていないタッチスクリーン504のエリアからホーム画面1202に対して下に)、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされている時にデバイス500に通知履歴インターフェース1220を表示させる。通知履歴インターフェース1220は、任意選択的に、デバイス500上に記憶された1つ以上のアプリケーションに対応する前に受信した通知を表示する、デバイス500のオペレーティングシステムのユーザインターフェースである。いくつかの実施形態では、デバイス500は、通知履歴インターフェース1220内に制限付きアプリケーションに関する抑制された通知を表示する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Iに示すように、通知履歴インターフェース1220内に表示された制限付きアプリケーションの通知を視覚的に不明瞭化する(例えば、通知をぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)。例えば、図12Iでは、デバイス500は、図12Gで受信されたが図12Hで抑制されていた、メッセージアプリ424に関連付けられた通知1222及びソーシャルメディアAアプリ452に関連付けられた通知1224を通知履歴インターフェース1220内に表示する。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、前に抑制された通知を、それらの通知に関連付けられたアプリケーションに対する使用限度がリセットされると(例えば、それらのアプリケーションに対する制限基準がもはや満たされない後で、例えば、アプリケーションに対する使用限度がもはや満たされない後で、又はデバイスの制限付き使用モードが終了した後で)、それらがちょうど受信されたかのように表示する。例えば、図12Jは、デバイス500上でメッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされる(例えば、ユーザが定義した使用限度に到達している、又は現在時刻が制限付き使用モードに関連付けられた1つ以上のユーザが定義した時間のウィンドウの間である)時に、かつ制限基準が満たされていた間にメッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に関する新しいメッセージがデバイス500で受信され抑制された後で、ホーム画面1202を表示しているタッチスクリーン504を示す(例えば、図12G〜図12Hを参照して上述したように)。図12Kは、メッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対する使用限度がリセットされたときに(例えば、それらのアプリケーションに対する制限基準がもはや満たされない時点で)ホーム画面1202を表示しているデバイスのタッチスクリーン504を示す。メッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対する使用限度がリセットされたこと、又はデバイス500に対する制限付き使用モードが終了したことに応じて、デバイス500は、任意選択的に、新しい通知として、それらのアプリケーションに対する制限基準が満たされていた間に前に抑制されていた、それらのアプリケーションに関連付けられた任意の通知を表示する。例えば、デバイス500は、任意選択的に、メッセージアプリ424に関連付けられた前に抑制されていた通知1222、及びソーシャルメディアAアプリ452に関連付けられた前に抑制されていた通知1224を、「新しい」通知として(例えば、それらがちょうど受信されたかのように)提示する。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、検索結果内の制限付きアプリケーションを抑制する、制限付きアプリケーションに関連付けられたウィジェットを抑制する、制限付きアプリケーションがアプリケーション提案グラフィカルユーザインターフェース内に現れることを抑制する、及び/又は制限付きアプリケーションに対応するウィンドウがマルチタスクグラフィカルユーザインターフェース内に現れることを抑制するなど、制限付きアプリケーション(例えば、制限基準が満たされるアプリケーション)に関連付けられた他の補助機能を抑制する。例えば、図12L〜図12Mでは、メッセージアプリ424及びソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされる時にホーム画面1202が表示されている間に接触1203の水平スワイプがタッチスクリーン504上で検出され(例えば、図12G〜図12Hを参照して上述したように)、これにより、デバイス500に、制限付きアプリケーションに関連付けられた補助機能が抑制された検索ユーザインターフェース1207を表示させる。検索ユーザインターフェース1207は、任意選択的に、デバイス500からアクセス可能なコンテンツを検索するために1つ以上の検索語句を入力するためのテキストフィールド1204、デバイス500のオペレーティングシステムによってユーザに提案されたアプリケーションを表示するための「アプリ提案」ユーザインターフェース1208、及びデバイス500上にインストールされたアプリケーションに対応するウィジェット1210を含む(例えば、図12Cを参照して上述したように)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Mに示すように、アプリ提案ユーザインターフェース1208内の制限付きアプリケーション、及び制限付きアプリケーションに関連付けられたウィジェットを抑制する。例えば、デバイス500は、図12Mに示すように、任意選択的にアプリ提案ユーザインターフェース1208内の制限付きアプリケーションを視覚的に不明瞭化する(例えば、制限付きアプリケーションをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)(例えば、制限付きソーシャルメディアAアプリ452を視覚的に不明瞭化する)こと、及び制限付きアプリケーションに関連付けられたウィジェットを視覚的に不明瞭化する(例えば、制限付きソーシャルメディアAアプリ452に関連付けられたウィジェット1210aを視覚的に不明瞭化する)ことにより、制限付きアプリに関連付けられたアプリケーション提案及びウィジェットを抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、任意選択的にアプリ提案ユーザインターフェース1208内の制限付きアプリケーションを表示せず、制限付きアプリケーションに関連付けられたウィジェットを表示せず(例えば、制限付きソーシャルメディアAアプリ452に関連付けられたソーシャルメディアAアプリ452及びウィジェット1210aを表示することを見合わせる)、代わりに他の制限されないアプリ(例えば、制限基準が満たされないアプリケーション)及び/又は制限されないアプリに関連付けられたウィジェットを表示することにより、制限付きアプリに関連付けられたアプリケーション提案及びウィジェットを抑制する。
図12Nでは、ユーザは、ソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準がデバイス500上で満たされる時に、検索語句「ソーシャルメディア」をテキストフィールド1204に入力している。テキストフィールド1204に入力された検索語句「ソーシャルメディア」に応じて、デバイス500は、検索語句「ソーシャルメディア」に関連する様々な検索結果を検索ユーザインターフェース1207に表示する。例えば、デバイス500は、任意選択的に、デバイス500上にインストールされたソーシャルメディアアプリケーション「ソーシャルメディアA」452へのリンク1212a、「ソーシャルメディアA」アプリに関するウェブサイトであるソーシャルメディアウェブサイト「ソーシャルメディアA」へのリンク1212b、並びにApp Store(例えば、アプリケーションの保存場所)からダウンロードするために利用可能な2つのソーシャルメディアアプリケーションへのリンク、「ソーシャルメディアB」へのリンク1212c及び「ソーシャルメディアC」アプリケーションへのリンク1212dを表示する。ソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされるため、図12Nに示すように、リンク1212a及びリンク1212bは、抑制される(例えば、視覚的に変更される又は不明瞭化される)。いくつかの実施形態では、リンク1212a及びリンク1212bは、図12Oに示すように、デバイス500によって表示されないことにより抑制される。リンク1212a及びリンク1212bを表示する代わりに、他の制限されないアプリ(例えば、制限基準が満たされないアプリケーション)へのリンクが、任意選択的に表示される。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付きアプリケーションに関連付けられたウェブサイトコンテンツを抑制するなど、制限付きアプリケーション(例えば、制限基準が満たされるアプリケーション)に関連付けられた他の補助機能を抑制する。例えば、図12Pは、ウェブサイトからウェブコンテンツを表示することを見合わせることにより制限付きソーシャルメディアAアプリ452に関連付けられたウェブサイト「www.socmeda.com」からウェブコンテンツを抑制しているウェブブラウザインターフェース1230を表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付きアプリケーションに関連付けられたウェブサイトのホームページだけでなく、ウェブサイトの任意の他のウェブページ(例えば、同じホームページURLを有するページ)もまた抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Pに示すように、ソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされるためウェブサイトが制限されることを説明するインジケーション1232(例えば、テキスト及び/又は画像)を表示する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Qに示すように、ウェブコンテンツ1236を不明瞭化して(例えば、ぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)、ウェブサイトが制限されることを説明するインジケーション1232を表示することにより、制限付きアプリケーションからのウェブコンテンツを抑制する。いくつかの実施形態では、ウェブブラウザインターフェース1230は、ウェブサイトのウェブアドレス(例えば、URL)を入力するためのURLフィールド1234を含む。デバイス500は、図12R〜図12Sに示すように、任意選択的に、制限付きアプリケーションに関連付けられたウェブサイトを抑制している間にユーザがウェブサイトアドレスをURLフィールド1234に入力することを可能にし、ユーザが別のウェブサイトにナビゲートすることを可能にする。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、ユーザがデバイス上にインストールされた1つ以上のアプリケーションを介してコンテンツを他者と共有することを可能にする。図12Tは、ウェブコンテンツを共有するように選択可能な共有アフォーダンス1236を任意選択的に含むウェブブラウザインターフェース1230内に、ウェブコンテンツを表示しているデバイス500を示す。例えば、図12Tでは、共有アフォーダンス1236の選択が検出される(例えば、図12Tに示すように、共有アフォーダンス1236上で検出された接触1003のタップによって)。共有アフォーダンス1236の選択に応じて、デバイス500は、図12Uに示すように、共有シートグラフィカルユーザインターフェース1240を表示する。いくつかの実施形態では、共有シートグラフィカルユーザインターフェース1240は、図12Uに示すように、ユーザが任意選択的にウェブコンテンツを共有するように選択する、デバイス500上にインストールされたアプリケーションの選択可能なアイコンを含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、共有シートグラフィカルユーザインターフェース1240内の制限付きアプリケーションのアイコンを抑制する。例えば、図12Uでは、デバイス500は、制限付きメッセージアプリのアイコン424及び制限付きソーシャルメディアAアプリのアイコン452を視覚的に不明瞭化することにより(例えば、アイコンをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更することにより)、共有シートグラフィカルユーザインターフェース1240内の制限付きメッセージアプリのアイコン424及び制限付きソーシャルメディアAアプリのアイコン452を抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、共有シートグラフィカルユーザインターフェース1240内に制限付きメッセージアプリのアイコン424及び制限付きソーシャルメディアAアプリのアイコン452を表示することを見合わせることにより(例えば、制限付きアプリケーションのアイコンを表示しないことにより)、かつ代わりに他の制限されないアプリ(例えば、制限基準が満たされないアプリケーション)を表示することにより、制限付きメッセージアプリのアイコン424及び制限付きソーシャルメディアAアプリのアイコン452を抑制する。
図12Vは、ビデオZアプリに対する制限基準が満たされない時にピクチャインピクチャ(PIP)インターフェース1250内にビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、PIPインターフェース1250は、図12Vに示すように、別のユーザインターフェースの上に(例えば、ホーム画面、別のアプリケーションの一次ユーザインターフェース、他のアプリケーションのユーザインターフェースの上に)表示される。いくつかの実施形態では、デバイス500は、そのアプリケーションに対する制限基準が満たされるときにピクチャインピクチャ(PIP)インターフェース1250内にアプリケーションコンテンツが表示されることを抑制する。例えば、図12Wは、ビデオZアプリに対する制限基準が満たされる時にPIPインターフェース1250内にビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示することを抑制することを示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12Wに示すように、コンテンツ及び/又はPIPインターフェース1250を視覚的に不明瞭化する(例えば、ぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更する)ことにより、PIPインターフェース1250内にビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示することを抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、PIPインターフェース1250内のビデオZアプリに関連付けられたコンテンツの表示を見合わせることにより、PIPインターフェース1250内にビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示することを抑制する。制限基準が満たされるときにPIPインターフェース1250がビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを現在表示している場合、デバイス500は、いくつかの実施形態では、PIPインターフェース1250内のコンテンツの表示を停止する(例えば、PIPウィンドウを閉じる)こと及び/又はPIPインターフェース1250を不明瞭化する(例えば、PIPウィンドウをグレイアウトする又はフェードアウトする)こと及び/又はビデオの再生を一時停止することにより、ビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示することを抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12X(例えば、PIPインターフェース1250を表示することを停止した後のデバイス500を示す)に示すように、コンテンツ及び/又はPIPインターフェース1250を視覚的に不明瞭化し、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後でPIPインターフェース1250を自動的に閉じることにより、PIPインターフェース1250内にビデオZアプリに関連付けられたコンテンツを表示することを抑制する。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付きアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツを制御するためのメディア制御インターフェースを抑制するなど、制限付きアプリケーション(例えば、制限基準が満たされるアプリケーション)に関連付けられた他の補助機能を抑制する。例えば、図12Y〜図12Zでは、ホーム画面1202が表示されている間にタッチスクリーン504上で接触1203の垂直スワイプが検出され(例えば、表示されていないタッチスクリーン504のエリアからホーム画面1202に対して上に)、これにより、デバイス500上で制限基準が満たされていない時にデバイス500にメディア制御インターフェース1260を表示させる。メディア制御インターフェース1260は、任意選択的に、デバイス500上の様々なアプリケーションからのコンテンツの再生を制御する、デバイス500のオペレーティングシステムのユーザインターフェースである。メディア制御インターフェース1260は、図12Zに示すように、任意選択的に、メディアコンテンツを制御するためのメディア制御ボタン1262、及びどのメディアコンテンツをメディア制御インターフェース1260が現在制御しているかを示すメディアコンテンツ情報1264を含む。例えば、図12Zは、音楽アプリを介して「ポップスター」による歌「ヒットソング」のメディア再生を制御しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限付きアプリケーション(例えば、制限基準が満たされるアプリケーション)に関連付けられたメディアコンテンツに対してメディア制御インターフェース1260を抑制する。例えば、図12AAは、デバイス500上で音楽アプリ、メッセージアプリ424、及びソーシャルメディアAアプリ452に対する制限基準が満たされる時にメディア制御インターフェース1260を表示し、音楽アプリに関連付けられたメディアコンテンツを制御するためのメディア制御インターフェース1260を抑制しているデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12AAに示すように、音楽アプリに関連付けられたメディアコンテンツの再生を停止し、メディアコンテンツボタン1262を無効にする(例えば、ボタンを使用して制限付きアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツを制御することを可能にしない)ことにより、デバイス500がメディア制御インターフェース1260を抑制することを抑制する。いくつかの実施形態では、デバイス500はまた、図12AAに示すように、メディア制御ボタン1262を視覚的に不明瞭化する(例えば、メディア制御ボタンをぼかす、グレイアウトする、又は視覚的に変更することにより)。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図12BBに示すように、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後でメディア制御インターフェース1260を自動的にリセットする。例えば、図12BBは、音楽アプリに関連付けられたメディアコンテンツをもはや再生していない(例えば、音楽アプリに関連付けられたメディアコンテンツ情報1264がもはや表示されない)デバイス500、及びメディア制御ボタン1262をもはや無効にしないデバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、制限基準が満たされた一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)後で、かつ/又はデバイス500がメディア制御インターフェース1260をリセットした一定期間後で、メディア制御インターフェース1260の表示を停止する。
図13A〜図13Hは、本開示のいくつかの実施形態に従った、特定のアプリケーションの補助機能をそれらのアプリケーションに関連付けられたアプリケーション使用限度又は制限基準に到達すると抑制する方法1300を示す流れ図である。方法1300は、任意選択的に、図1A〜図1B、図2〜図3、図4A〜図4B、及び図5A〜図5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1300の一部の動作が任意選択的に組み合わされ、かつ/又は、一部の動作の順序が任意選択的に変更される。
後述するように、方法1300は、特定のアプリケーションの補助機能を、それらのアプリケーションに関連付けられたアプリケーション使用限度に到達すると抑制する方法を提供する。この方法は、ユーザが特定のアプリケーションと対話する方法を制限することにより、電子デバイスの全体使用を低減する。バッテリ動作電子デバイスに関しては、電子デバイスの全体使用を低減することにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイスと通信する電子デバイス(例えば、タッチスクリーン504を含むデバイス500などのタッチスクリーンを含むモバイルデバイス、キーボード、マウス、トラックパッド、タッチスクリーン504などのタッチスクリーンのうちの1つ以上を含むコンピュータ若しくはタブレットコンピュータ、タッチスクリーンを含むスマートウォッチなどの装着型デバイス、又はテレビ及び入力デバイス(例えば、リモートコントローラ)と通信するセットトップボックス)は、電子デバイス上にインストールされた複数のアプリケーションの第1のアプリケーションを含む1つ以上のアプリケーションに対する制限を実施している(例えば、上映時間情報、特定のアプリケーションを使用する時間、特定のアプリケーションから受信した通知に関する情報、注目イベントに関する情報を維持し、かつ任意選択的に電子デバイスが許可する上記の量(例えば、使用限度、就寝時刻制限など)を制御している)間に、図12Cなどの、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベント(例えば、アプリケーションに関する通知の表示をトリガすることになるイベントの発生、アプリケーションに対応するウィジェットを表示する要求、システム共有ユーザインターフェースを介してアプリケーションとコンテンツを共有する要求、アプリケーションに関連付けられたウェブサイトを見る要求、前の通知(アプリケーションの通知を含む)の履歴を見る要求、ピクチャインピクチャ(PIP)モードでアプリケーションコンテンツを表示する要求、検索結果内のアプリケーションを表示する要求、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェースを見る要求、又はアプリケーションに関連付けられたメディア制御動作を表示及び/若しくは実行する要求)を検出する(1302)。第1のアプリケーションの補助機能は、第1のアプリケーションの一次ユーザインターフェースを表示することなく(例えば、アプリケーションウィンドウ又はアプリケーションの他の一次ビュー内にアプリケーションを起動することなく)実行するために利用可能な機能(例えば、双方向通知を表示すること、共有シートアクションを実行すること、ウィジェットを表示すること、通知履歴を表示すること、ブラウザ内にウェブサイトを表示すること、PIPモードでアプリケーションコンテンツを表示すること、検索結果内のアプリケーションを表示すること、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェース内にアプリケーションウィンドウを表示すること、又はメディア制御動作を表示及び/若しくは制御すること)である。いくつかの実施形態では、1つ以上のアプリケーションに対する使用限度は、一定期間にわたって(例えば、24時間周期、1週間、又は任意の他の期間にわたって)実施される。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベントを検出したことに応じて(1304)、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされた(例えば、アプリケーションに対するユーザが定義した使用の「限度」(例えば、使用限度又は許容量)に到達した)という判定に従って、電子デバイスは、図12Mなどの、補助機能を抑制する(1306)(例えば、アプリケーションに関連付けられた通知生成機能、アプリケーションに関連付けられたウェブサイト(単数又は複数)の表示、共有シートアクション(単数又は複数)、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェース内のアプリケーションに対応するウィンドウの表示、PIPモードでのアプリケーションコンテンツの表示、及びアプリケーションに関連付けられた任意の他の機能(オペレーティングシステム機能を含む)を抑制する(例えば、アプリが検索結果内に現れることを制限する、アプリケーションに関連付けられたウィジェットへのアクセスを制限する、アプリケーションが提案されたアプリケーションとして現れることを制限する、又はアプリケーションに対応するウィンドウがマルチタスクグラフィカルユーザインターフェース内に現れることを制限する))。いくつかの実施形態では、使用限度は、全体デバイス使用、アプリケーションの所与のカテゴリ内の複数のアプリケーションの使用、又は特定のアプリケーションに対して設定される。いくつかの実施形態では、アプリケーションを起動することもまた、抑制される(例えば、制限される)。いくつかの実施形態では、補助機能は、イベントを検出したことに応じて機能が実行されることを防止することにより、抑制される。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベントを検出したことに応じて(1304)、制限基準が満たされていないという判定に従って、電子デバイスは、図12Cなどの、アプリケーションの一次ユーザインターフェースを表示することなく、補助機能を実行する(1308)(例えば、アプリケーションからの通知の生成、共有シートアクション、アプリケーションに関連付けられたウェブサイトを表示すること、PIPモードでアプリケーションコンテンツを表示すること、アプリケーションに関連付けられたウィジェットを表示すること、マルチタスクグラフィカルユーザインターフェース内に現れることからアプリケーションに対応するウィンドウを表示することなどの、電子デバイス上の様々なアプリケーションに関連した機能の通常使用又は実行を可能にする)。本明細書で説明する制限及び補助機能は、任意選択的に、方法700、900、及び1100を参照して説明した制限付き使用モード、補助機能、及び/又はアプリケーション使用限度と同じ又は類似である。使用限度を超えているアプリケーションの機能を抑制する上述した方法は、電子デバイスが電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
補助機能は、任意選択的に、図12Fなどの、通知のアクティブ化に対応するイベントの発生に応じて、第1のアプリケーションに関連付けられた通知(例えば、アプリケーションによって生成された警告及び/又は通知)の第1のタイプのインジケーションを提示すること(例えば、ディスプレイ上に視覚的インジケーションを表示すること、電子デバイスに関連付けられたスピーカでサウンドを再生すること、触覚(単数又は複数)及び/又は触知出力(単数又は複数)を生成すること、など)を含む(1310)。いくつかの実施形態では、通知は、テキスト及び/又は画像を含む視覚的インジケーション(例えば、ウィンドウ、ポップアップボックス)を含む。加えて又は代わりに、通知は、任意選択的に、サウンド並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力のインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、使用限度を超えているアプリケーションに関連付けられた通知を抑制する。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザ視覚的インジケーション(例えば、テキスト及び/又は画像)の表示を見合わせること、又は通知の生成を見合わせることにより、抑制される。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザ視覚的インジケーションを不明瞭化する(例えば、視覚的インジケーション、テキスト、及び/又は画像を視覚的に変更する)ことにより、抑制される。いくつかの実施形態では、通知は、アプリケーションに関連付けられたサウンド並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力のインジケーションを実行することを見合わせることにより、抑制される。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションによって生成された通知を提示することを含む。制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられた通知を抑制する上述した方法は、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を低減することを可能にし(例えば、通知機能を実行しないこと、したがって、ユーザが通知及び/又は電子デバイスと対話するように促さないことにより)、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの補助機能のアクティブ化に対応するイベントを検出することは、図12Eなどの、第1のアプリケーションに関連付けられた通知のアクティブ化に対応するイベントの発生を検出することを含む(1312)(例えば、通知の提示をトリガすることになるイベントの発生を検出すること)。いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、図12G〜図12Hなどの、第1のアプリケーションによって生成された通知に応じて第1のタイプのインジケーションを提示することを見合わせることを含む(1314)(例えば、制限付きアプリケーションに関連付けられた通知を抑制する)。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザ視覚的インジケーション(例えば、テキスト及び/又は画像)の表示を見合わせること、又は通知の生成を見合わせることにより、抑制される。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザ視覚的インジケーションを不明瞭化する(例えば、視覚的インジケーション、テキスト、及び/又は画像を視覚的に変更する)ことにより、抑制される。いくつかの実施形態では、通知は、アプリケーションに関連付けられたサウンド並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力のインジケーションを実行することを見合わせることにより、抑制される。
いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、図12Fなどの、第1のアプリケーションによって生成された通知に応じて第1のタイプのインジケーションを提示することを含む(1316)(例えば、バナー、ポップアップ通知、又はロックスクリーン通知を表示する)。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションによって生成された通知を提示することを含む。制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられた通知を抑制し、制限基準が満たされないアプリケーションに関連付けられた通知を抑制しない上述した方法は、電子デバイスが、電子デバイスの使用を効率的にかつ選択的に低減することを可能にし(例えば、特定のアプリケーションに関する通知機能を実行しないこと、したがって、ユーザが通知及び/又は電子デバイスと対話するように促さないことにより)、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされるという判定に従って(1318)、電子デバイスは、図12Iなどの、通知履歴ユーザインターフェース(例えば、電子デバイスの1つ以上のアプリケーションによって前に生成された複数の通知の視覚的インジケーションを表示するためのユーザインターフェース)内に第1のタイプのインジケーションの視覚的インジケーション(例えば、画像、ウィンドウ、テキストなど)を含む(1319)。いくつかの実施形態では、通知履歴ユーザインターフェースは、第1のアプリケーション以外の1つ以上のアプリケーションによって生成された通知の1つ以上のインジケーションを更に含む(1319)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、通知履歴ユーザインターフェース内に、第1のアプリケーションによって生成された任意の抑制された通知の視覚的インジケーションを含む、複数のアプリケーションに関する通知履歴を表示する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションを含む複数のアプリケーションによって生成された通知は、電子デバイス上の複数のアプリケーションにより受信されていた通知を表示するため専用の通知履歴ユーザインターフェース(例えば、ウィンドウ)内に表示される(例えば、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされるという判定に従ってでも)。これにより、任意選択的に、ユーザが抑制されていたアプリケーションの通知を後でブラウズすることができる。いくつかの実施形態では、抑制されないアプリケーションからの通知の視覚的インジケーションは、抑制されたアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション)からの通知の視覚的インジケーションが通知履歴ユーザインターフェース内のみに提示されている間に、通知履歴ユーザインターフェース以外にも提示される(通知履歴ユーザインターフェース内に提示されることに加えて)。通知履歴内に制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられた抑制された通知(単数又は複数)を表示する上述した方法は、電子デバイスが、通知をプッシュすることなく(例えば、通知の生成の際にポップアップウィンドウ、サウンド、並びに/又は触覚及び/若しくは触知出力のインジケーションでユーザに通知を警告しないことにより)、そうでなければ抑制される通知を効率的に編成して表示することを可能にし、これにより、電子デバイスの全体使用を低減し(例えば、ユーザに通知及び/又は電子デバイスと対話するように促さないことにより)、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、抑補助機能を抑制することは、図12G〜図12Hなどの、第1のアプリケーションによって生成された通知に応じて第1のタイプのインジケーションを提示することを見合わせることを含む(1320)(例えば、そのアプリケーションに対する使用限度を既に超えている間にアプリケーションに関連付けられた任意の通知の新しいインジケーション(例えば、画像、サウンド、並びに触覚及び/又は触知出力)を能動的に提示しない)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの補助機能を抑制した後で、電子デバイスは、図12Kなどの、第1のアプリケーションに対する制限基準がもはや満たされないと判定する(1322)(例えば、第1のアプリケーションの使用がもはや第1のアプリケーションに対する使用限度を満たさない、デバイスがもはや制限付き使用(例えば、デバイス休止時間又は就寝時刻モード)にない、など)。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに対する制限基準がもはや満たされないと判定したことに応じて、電子デバイスは、図12Kなどの、第1のアプリケーションによって生成された通知に関するインジケーションを提示する(1324)(例えば、通知履歴ユーザインターフェース内に、及び/又は使用限度がリセットされるとそれらがちょうど受信されたかのように能動的に提示された「新しい」通知として、通知を表示する)。いくつかの実施形態では、そのアプリケーションに対する使用限度に到達している期間の間にアプリケーションによって生成された通知は、そのアプリケーションに対する使用限度がリセットされ、したがって、もはや超えていないと、ユーザに提示される。例えば、関連するアプリケーションに対する使用限度が1日当たりの限度である場合、その使用限度は、任意選択的に、次の日の午前0時にリセットする。そのような状況では、アプリケーションに対する使用限度が午前0時にリセットすると、電子デバイスは、任意選択的に、前に抑制された通知を、抑制されていなければ通知が前に提示されていたであろうユーザインターフェース内に表示する(例えば、デバイスのウェイク又はロックスクリーン上に)。いくつかの実施形態では、通知は、1度にすべて実行されることになる(例えば、すべての前に抑制された通知を含む1つの警告、ウィンドウ、又はポップアップボックス内に)、又は別々に/逐次表示されることになる。使用限度がリセットするとアプリケーションに関連付けられた通知を提示する上述した方法は、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を低減している間に、前に抑制された通知を効率的に提示することを可能にし、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
補助機能は、任意選択的に、図12Cなどの、第1のアプリケーションの二次ユーザインターフェースを含む1つ以上のアプリケーションの1つ以上の二次ユーザインターフェースを表示するウィジェットユーザインターフェースを表示することを含む(1326)(例えば、アプリケーションに対応するウィジェット)。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、アプリケーションに関連付けられたテキスト及び/又は画像を含むユーザインターフェースオブジェクト(例えば、ウィンドウ)を含む(例えば、現在の温度を表示する天気ウィジェット、ライブイベントに対するスコアを表示するスポーツウィジェット、最近のイベントのヘッドラインを表示するニュースウィジェット、及び/又はアプリケーションに関連付けられたコンテンツを表示するユーザインターフェースオブジェクト)。いくつかの実施形態では、アプリケーションに対応するウィジェットのコンテンツは、アプリケーションによって動的に更新される。いくつかの実施形態では、二次ユーザインターフェース(例えば、ウィジェット)は、他のアプリケーションの追加の二次ユーザインターフェース(それらの他のアプリケーションの一次ユーザインターフェースとは異なる)(例えば、ウィジェット)と同時に表示される(例えば、ウィジェットは、他のアプリケーションのウィジェットと同時に表示される)。いくつかの実施形態では、二次ユーザインターフェース(例えば、ウィジェット)は、第1のアプリケーションの一次ユーザインターフェースとは異なるウィジェットのユーザインターフェース内に表示される。補助機能のアクティブ化に対応するイベントは、任意選択的に、図12B〜図12Cなどの、ウィジェットユーザインターフェースを表示する要求を含む(1328)(例えば、電子デバイス上でウィジェットユーザインターフェースを表示するためのユーザからの入力)。いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、図12Mなどの、第1のアプリケーションの二次ユーザインターフェースを抑制している(例えば、スプラッシュ画面又は制限基準が満たされることを示すメッセージにより、表示していない又は不明瞭化している)間に、ウィジェットユーザインターフェースを表示することを含む(1330)(例えば、使用限度を超えた1つ以上のウィジェットを抑制する)。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、他のウィジェットを表示している間に、使用限度を超えたアプリケーションに関連付けられたウィジェットのユーザインターフェースオブジェクト(例えば、テキスト及び/又は画像)の表示を見合わせることにより、抑制される(例えば、ウィジェットは表示されない)。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、他のウィジェットを表示している間に、ユーザインターフェースオブジェクトを不明瞭化する(例えば、ユーザインターフェースオブジェクト、文字、及び/又は画像を視覚的に変更する)ことにより、抑制される。ウィジェットを不明瞭化することは、任意選択的に、アプリケーションに関連付けられたテキスト及び/又は画像(例えば、制限基準が満たされないときのウィジェットのコンテンツ)の代わりに、制限基準のインジケーションを表示することを含む。いくつかの実施形態では、すべてのウィジェットが抑制される。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションのウィジェットを含む1つ以上のアプリケーションの1つ以上のウィジェットを表示するウィジェットユーザインターフェースを表示することを含む。本明細書で説明するウィジェットユーザインターフェースは、任意選択的に、図8Wを参照して説明したウィジェットユーザインターフェースと同じ又は類似である。使用限度を超えているアプリケーションに対応するウィジェットを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたウィジェットに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、補助機能は、図12Cなどの、提案基準が満たされている第1のアプリケーションを含む1つ以上のアプリケーションの視覚的インジケーションを提案ユーザインターフェース内に提示することを含む(1332)(例えば、電子デバイス上でユーザへのアプリケーション提案を、例えば、電子デバイス上の特定のアプリケーションのユーザインターフェースとは対照的に、電子デバイスのシステム(例えば、オペレーティングシステム)ユーザインターフェース内に表示すること)。いくつかの実施形態では、ユーザに提案されたアプリケーションは、通常使用されるアプリケーション、最近使用されたアプリケーション、お気に入りのアプリケーション、現在稼働しているアプリケーションなどである。いくつかの実施形態では、提案されたアプリケーションは、電子デバイス上で実行された検索動作に応じて表示される。例えば、ユーザは、任意選択的に、1つ以上の文字を検索ボックスに入力して、1つ以上の文字を含む項目に関する検索を開始する。いくつかの実施形態では、検索は、電子デバイス上のすべてのインストールされたアプリケーション、アプリストア内でダウンロードするために利用可能なアプリケーション、ウェブサイト、電子デバイス上にインストールされたアプリケーションのコンテンツ上などで実行される(例えば、メッセージ、電子メールのコンテンツを検索する)。次に、検索結果は、任意選択的に、1つ以上の入力された文字を含むアプリケーション、ウェブサイト、及び/又はコンテンツのリストを含む。
補助機能のアクティブ化に対応するイベントは、任意選択的に、図12B〜図12Cなどの、提案ユーザインターフェース内に提案基準が満たされた1つ以上のアプリケーションの視覚的インジケーションを提示する要求を含む(1334)(例えば、電子デバイス上にアプリケーション提案を表示するためのユーザからの入力)。いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、任意選択的に、図12Mなどの、第1のアプリケーションの視覚的インジケーションを提示することなく提案ユーザインターフェースを提示することを含む(1336)(例えば、提案ユーザインターフェース内にアプリケーションを表示しない)。例えば、第1のアプリケーションは、第1のアプリケーションが通常使用される場合でも、通常使用されるアプリケーションとともに表示されないことになる。別の実施例では、第1のアプリケーションは、検索結果の表示を促す検索が第1のアプリケーションを包含するとしても、検索結果内に表示されないことになる。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションの視覚的インジケーションは、提案(又は検索結果)ユーザインターフェース内に表示される。しかし、それは、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされていることを示すために、不明瞭化される。いくつかの実施形態では、提案ユーザインターフェースは、抑制される(例えば、すべてのアプリケーションは、表示されない又は不明瞭化される)。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションの視覚的インジケーションを含む1つ以上のアプリケーションの視覚的インジケーションを含む提案ユーザインターフェースを提示することを含む(例えば、提案ユーザインターフェース内にアプリケーションを表示する)。使用限度を超えているアプリケーションの提案を抑制する上述した方法は、電子デバイスが電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、これにより、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
補助機能は、任意選択的に、図12Sなどの、ブラウザユーザインターフェース内に第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを表示することを含む(1338)(例えば、ウェブブラウザ内に第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツ又はウェブサイトを表示する)。いくつかの実施形態では、補助機能のアクティブ化に対応するイベントは、図12Rなどの、ブラウザユーザインターフェース内に第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを表示する要求を含む(1340)(例えば、ウェブブラウザ内に第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツ又はウェブサイトを表示するためのユーザからの入力)。いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、図12Pなどの、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツへのアクセスを防止することを含む(1342)(例えば、使用限度に到達しているアプリケーションに関連付けられたウェブサイトコンテンツを表示することを見合わせること)。例えば、ウェブサイトAに関連付けられたアプリケーションAに対する使用限度に到達している場合、ブラウザアプリケーション内のウェブサイトAの表示(又はウェブサイトAからのコンテンツ)は、防止されることになる。使用限度に到達していない場合、ウェブサイトAの表示は、任意選択的に、防止されないことになる。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、使用限度を超えているアプリケーションだけでなく、そのアプリケーションに関連付けられた任意のウェブサイトもまた抑制することになる。電子デバイスは、任意選択的に、制限基準が満たされるときに、ウェブサイトのコンテンツの代わりに、制限基準の視覚的インジケーション(例えば、ウェブページのコンテンツを不明瞭化するスプラッシュ画面又は他の画像)を提示する。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、ブラウザ内に第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを提示することを含む(例えば、ブラウザ内にウェブサイトを表示すること)。本明細書で説明するアプリケーションに関連付けられたウェブサイトは、任意選択的に、方法900を参照して説明するアプリケーションに関連付けられたウェブサイトと同じ又は類似である。使用限度を超えているアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたウェブサイトに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツへのアクセスを防止することは(1344)、図12Qなどの、第1のウェブサイトから第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツをロードすること(1346)を含む(例えば、使用限度を超えているアプリケーションに関連付けられたウェブサイトのコンテンツが電子デバイスによってロードされる(例えば、ローカルメモリにダウンロードされる))。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツへのアクセスを防止することは(1344)、図12Qなどの、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを表示することを見合わせること(1348)を含む(例えば、ウェブコンテンツが電子デバイスによってロードされるが表示されない)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、コンテンツの表示をブロックする及び/又はアプリケーションAに対する使用限度に到達しているためコンテンツがブロックされることを示す、なんらかのユーザインターフェース要素(例えば、ポップアップダイアログ又はスプラッシュ画面)をコンテンツの上に表示する。加えて又は代わりに、ウェブコンテンツは、任意選択的に、表示されるが不明瞭化される(例えば、変形される、グレイアウトされる、フェードアウトされる、及び/又は視覚的に変更される)。制限基準が満たされる(例えば、使用限度を超えている、又はデバイスが制限付きモードにある)アプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたウェブサイトに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電子デバイスが今後の使用のためにウェブコンテンツをキャッシュすることを可能にし、加えて、実行速度を向上すると同時に電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツへのアクセスを防止することは(1350)、図12Rなどの、ブラウザユーザインターフェース内に別のウェブサイトにナビゲートするため(例えば、他のウェブサイトにナビゲートするため、ウェブサイト内でナビゲートするため)の1つ以上のユーザインターフェース要素(例えば、1つ以上のグラフィカルユーザインターフェースボタン、テキスト入力フィールド)の表示を維持している間に、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを表示することを見合わせること(1352)を含む。いくつかの実施形態では、ブラウザのナビゲーション制御(例えば、ブラウザ上のURLフィールド又はボタン)は、制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられた特定のウェブコンテンツが制限されている間、動作可能なままである。いくつかの実施形態では、電子デバイス上の任意のアプリケーションに関連付けられていないウェブサイトは、電子デバイス上の1つ以上のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間、アクセス可能なままである。例えば、第1のアプリケーションに関連付けられたウェブサイトへのアクセスが制限されている間、ブラウザのナビゲーション制御は制限されず、任意選択的に、ユーザが他のウェブサイトにナビゲートすることができる。他のウェブサイトへのアクセスを可能にしている間に制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたウェブサイトに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間に、図12R〜図12Sなどの、ブラウザユーザインターフェース内の第2のウェブサイトから第2のウェブコンテンツを見る要求に対応する第2のイベントを検出する(1354)(例えば、任意選択的に第1のアプリケーションに関連付けられていない別のウェブサイトからコンテンツを表示することをトリガすることになるイベントの発生を検出する)。いくつかの実施形態では、第2のイベントは、ユーザが別のウェブサイトに関するURLをブラウザのアドレスフィールドに入力することである。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間にブラウザユーザインターフェース内の第2のウェブサイトから第2のウェブコンテンツを見る要求に対応する第2のイベントを検出したことに応じて(1356)、第2のウェブサイトが第1のアプリケーションに関連付けられているという判定に従って、電子デバイスは、図12Pなどの、第2のウェブコンテンツを表示することを見合わせる(1358)(例えば、制限基準が満たされる(例えば、使用限度に到達している、デバイスが制限付きアクセスモードにある、など)アプリケーション(単数又は複数)に関連付けられたすべてのウェブサイトからのウェブコンテンツへのアクセスを制限する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、コンテンツの表示をブロックする及び/又はアプリケーションAに対する使用限度に到達しているためコンテンツがブロックされることを示す、画像(例えば、ポップアップダイアログ又はスプラッシュ画面)をコンテンツの上に表示する。加えて又は代わりに、ウェブコンテンツは、任意選択的に、不明瞭化されて表示される(例えば、変形される、グレイアウトされる、及び/又は視覚的に変更される)。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間にブラウザユーザインターフェース内の第2のウェブサイトから第2のウェブコンテンツを見る要求に対応する第2のイベントを検出したことに応じて(1356)、第2のウェブサイトが第2のアプリケーションに関連付けられており、かつ第2のアプリケーションに対する制限基準が満たされないという判定に従って、電子デバイスは、図12Sなどの、第2のウェブコンテンツを表示する(1360)(例えば、制限基準が満たされない(例えば、使用限度に到達している、又はデバイスが制限付き使用モードにある、など)アプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを表示する)。いくつかの実施形態では、制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたウェブサイトのみが制限され、ユーザは、他のウェブサイトにナビゲートすることができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス上の任意のアプリケーションに関連付けられていないウェブサイトもまた、電子デバイス上の1つ以上のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間に、アクセス可能である。他のウェブサイトへのアクセスを可能にしている間に制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたウェブコンテンツを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたウェブサイトに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、補助機能は、図12Vなどの、1つ以上の他のユーザインターフェースに部分的に重ね合わさる、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェース内にメディアコンテンツを表示することを含む(1362)(例えば、別のユーザインターフェースの上に(例えば、ホーム画面、別のアプリケーションの一次ユーザインターフェース、又は他のアプリケーションのユーザインターフェースの上に)ピクチャインピクチャ(PIP)ウィンドウを表示すること)。補助機能のアクティブ化に対応するイベントは、任意選択的に、図12Vなどの、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェース内にメディアコンテンツを表示する要求を含む(1364)(例えば、PIPウィンドウ内で第1のアプリケーションからのコンテンツを見る要求など)。いくつかの実施例では、PIPウィンドウは、第1のアプリケーションからのコンテンツを既に表示しており、要求は、コンテンツを表示(例えば、表示するためのコンテンツを受信)し続けるためのものである。いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、図12Wなどの、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを抑制することを含む(1366)(例えば、PIPウィンドウを表示することを見合わせること、PIPウィンドウ内にコンテンツを表示することを停止すること)。例えば、アプリケーションAに対する使用限度に到達している場合、ユーザは、アプリケーションのPIPウィンドウを開始することを試みることによりアプリケーションAへの制限付きアクセスを回避することができないことになる(例えば、PIPウィンドウは表示されないことになる)。いくつかの実施形態では、アプリケーション用のPIPウィンドウは、アプリケーションに対する使用限度が満たされるときに現在表示されていることになり、電子デバイスは、PIPウィンドウを表示することを停止することにより、又は第1のアプリケーションのPIPウィンドウを別の方法で不明瞭化する(例えば、PIPウィンドウをグレイアウトする又はフェードアウトする)ことにより、この機能を抑制することになる。いくつかの実施形態では、PIPウィンドウは、電子デバイス上のメディア再生アプリケーションを使用して電子デバイス上でメディア(例えば、映画、TV番組、音楽など)を再生するウィンドウである。使用限度に到達していない場合、PIPウィンドウの表示は、任意選択的に、防止されないことになる(例えば、抑制されないことになる)。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションのPIPウィンドウを1つ以上の他のユーザインターフェースに部分的に重ね合わせて表示することを含む。使用限度を超えているアプリケーションに関連付けられたPIPウィンドウを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたPIPウィンドウに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを抑制することは(1368)、図12Wなどの、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示している間に第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされるという判定に従って(1370)(例えば、アプリケーションがPIPモードで使用されている間にアプリケーションに対する使用限度が満たされる)、第1の期間の間ピクチャインピクチャユーザインターフェースを不明瞭化すること(1372)を含む(例えば、PIPウィンドウを視覚的に変更すること及び/又はブロックすること)。いくつかの実施形態では、PIPウィンドウは、第1のアプリケーションからのコンテンツを表示し続けることになるが、コンテンツは、視覚的に変更されることになる(例えば、ぼかされる、グレイスケールで表示される、又は透かし模様を有して表示される)。いくつかの実施形態では、PIPウィンドウは、第1のアプリケーションからのコンテンツを表示することを停止ことになり、代わりに、他の情報(例えば、特定のアプリケーションに対する使用限度を超えているという視覚的インジケーション)を表示することになる。いくつかの実施形態では、表示される他の情報は、PIPウィンドウを閉じるためのアフォーダンス(例えば、グラフィカルユーザインターフェース要素又はソフトボタン)を含むことになる。
いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを抑制することは(1368)、図12Xなどの、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示している間に第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされるという判定に従って(1370)(例えば、アプリケーションがPIPモードで使用されている間にアプリケーションに対する使用限度が満たされる)、第1の期間の後でピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示することを停止すること(1374)を含む(例えば、PIPウィンドウは、一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で自動的に閉じられることになる)。例えば、PIPウィンドウのコンテンツは、フェードアウトされることになり、PIPウィンドウは、その期間の後で自動的に閉じることになる。
いくつかの実施形態では、この期間は、電子デバイスの設定においてユーザによって指定される。いくつかの実施形態では、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示していない間に第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされるという判定に従って、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスで、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示する要求に対応するユーザ入力を検出し(例えば、制限基準が満たされている間に第1のアプリケーションのPIPユーザインターフェースを表示するための入力を検出する)、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示する要求に対応するユーザ入力に応じて、かつ第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされている間に、電子デバイスは、第1のアプリケーションのピクチャインピクチャユーザインターフェースを表示することを見合わせ(例えば、そのアプリケーション用のPIPウィンドウが表示されている間に、第1のアプリケーションに対する制限基準が満たされる)、電子デバイスは、ウィンドウをウィンドウが後の時点で起動することを防止する。このようにして、電子デバイスのユーザは、一度その特定のアプリケーションに対する使用限度を超えると、特定のアプリケーションに対する制限を回避することができない。制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたPIPウィンドウを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたPIPウィンドウに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、補助機能は、図12Zなどの、第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御するための複数のアフォーダンス(例えば1つ以上のグラフィカルユーザインターフェースボタン)を表示することを含む(1376)(例えば、再生、一時停止、巻き戻し、早送り、スキップなどのボタンのうちの1つ以上を含むメディア制御ボタン)。いくつかの実施形態では、メディア制御ボタンは、メディア制御ユーザインターフェース上に表示される。いくつかの実施形態では、補助機能を実行することは、第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御するための1つ以上のグラフィカルユーザインターフェースボタン(例えば、ソフトボタン)を表示することを含む(例えば、再生、一時停止、巻き戻し、早送り、スキップなどのボタンのうちの1つ以上)。
補助機能のアクティブ化に対応するイベントは、任意選択的に、図12Y〜図12Zなどの、第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御するための複数のアフォーダンスを表示する要求を含む(1378)(例えば、電子デバイス上の第1のアプリケーションに関連付けられたメディアの再生を制御するメディア制御ボタンを見ることを要求するユーザ入力)。
いくつかの実施形態では、補助機能を抑制することは、図12AAなどの、複数のアフォーダンスが第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御することを防止することを含む(1380)。いくつかの実施形態では、メディア制御ボタンは、表示されることになるが、動作不能となることになる(例えば、ボタンは、それらに関連付けられたメディア制御機能を実行しないことになる)。例えば、メディア制御インターフェースは、再生ボタンを含むメディア制御ボタンとともに表示されることになるが、電子デバイスは、再生ボタンが選択されるとユーザが再生動作を実行することを防止することになる。いくつかの実施形態では、動作不能なメディア制御ボタンは、メディア制御ユーザインターフェース内で不明瞭化されることになる(例えば、視覚的に変更される)。いくつかの実施形態では、特定のメディア再生アプリケーション(例えば、映画再生アプリケーション、テレビ番組再生アプリケーション、又は音楽再生アプリケーション)に対する制限基準が満たされると、メディア再生アプリケーションの再生を制御するためのメディア再生制御へのアクセスは、電子デバイスによって抑制される。いくつかの実施形態では、これらのメディア再生制御は、アプリケーション自体又はアプリケーション自体以外のユーザインターフェース内(例えば、電子デバイス上で包括的にアクセス可能な電子デバイスのシステム又はオペレーティングシステムのユーザインターフェース内)に表示される。いくつかの実施形態では、メディア再生制御は、アプリケーションに対する使用限度に現在到達している限りは、メディア再生アプリケーションを使用して任意のメディアの再生を制御するためにそれらがもはや選択可能でないように、ブロックされる。いくつかの実施形態では、メディア制御ボタンは、メディア再生アプリケーション(例えば、第1のアプリケーション)に対する制限基準がみたされると、電子デバイスによって表示されることを防止されることにより(例えば、メディア制御ユーザインターフェースが表示されることを防止すること、又はメディア制御ボタンなしにメディア制御ユーザインターフェースを表示することにより)、抑制されることになる。いくつかの実施形態では、抑制されたメディア制御ユーザインターフェースは、電子デバイス上に一定期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の間表示されて、その期間の後で自動的に閉じる(例えば、表示されることを停止する)ことになる。制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたメディア制御ボタンを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたメディア制御ボタンに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、複数のアフォーダンスが第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御することを防止することは(1382)、図12AAなどの、第1の期間の間(例えば、5分、15分、1時間、又は任意のユーザが定義した期間の間)、複数のアフォーダンスをデバイスが複数のアフォーダンスに向けられたユーザ入力を無視する非アクティブ状態に(例えば、メディア制御ボタンがメディア制御ボタンのそれぞれに関連付けられたメディア機能のそれぞれを実行することができない状態に)することを含む(1384)。例えば、再生ボタンは、再生ボタンが凍結状態にあるとき、再生ボタン上の選択入力に応じてコンテンツを再生しないことになる。いくつかの実施形態では、凍結されたメディア制御ボタンは、ユーザにそれらが凍結されていることを示すように不明瞭化されることになる(例えば、視覚的に変更される)。いくつかの実施形態では、凍結状態のメディア制御ボタンが動作可能でなくても、それらは、メディアのタイトル、メディアの画像などを表示するなど、メディアが最近再生されていた(又は使用限度がリセットされた場合に潜在的にメディア制御ボタンによって制御することができる)ことを依然示すことになる。いくつかの実施形態では、この期間は、メディア制御ボタンに関連付けられた特定のアプリケーションの制限基準がもはや満たされないまでの残り時間である。いくつかの実施形態では、メディア制御がメディア再生アプリケーションの再生を制御している間に(例えば、メディア再生アプリケーションが電子デバイス上のメディアを生成している間に)特定のメディア再生アプリケーションに対する制限基準が満たされる場合、メディア制御は、制限基準が満たされるようになった時点で、それらの現在の状態で凍結され(例えば、メディアの現在の再生状態、メディアの識別情報(例えば、タイトル)などを示す)、ユーザからの双方向作用をブロックされる。いくつかの実施形態では、メディアの再生は、再生制御が凍結状態にされると、追加して停止される。いくつかの実施形態では、メディア制御は、凍結されたなんらかの期間(例えば、5秒、10秒、20秒)の後で、それらの既定の状態にリセットされる(例えば、メディアがメディア再生アプリケーションによって再生されていないことを示す、メディアのタイトルを示さない、など)。
いくつかの実施形態では、複数のアフォーダンスが第1のアプリケーションに関連付けられたメディアコンテンツの再生を制御することを防止することは(1382)、図12BBなどの、第1の期間の後で複数のアフォーダンスを非アクティブ状態から既定の状態にすることを含む(1386)(例えば、メディア制御ボタンを、メディア制御ボタンが任意のメディアが再生されていることを示さない、したがって、メディアの再生を制御しない既定の状態に戻す)。したがって、既定の状態でのいくつかの実施形態では、メディア制御ボタンは、メディアの現在の再生状態、メディアの識別情報(例えば、タイトル)などをもはや示さない。いくつかの実施形態では、この期間は、メディア制御ボタンに関連付けられた特定のアプリケーションに対する使用限度がリセットされるまでの残り時間である。いくつかの実施形態では、メディアコンテンツを制御するためのアフォーダンスが既定の状態にリセットされても、電子デバイスは、制限基準が満たされる任意のアプリケーションに関連付けられたメディアの提示を防止する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の期間の後で、メディア制御ボタンを既定の状態にする代わりに、メディア制御インターフェースを表示することを停止する。制限基準が満たされるアプリケーションに関連付けられたメディア制御ボタンを抑制する上述した方法は、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザは、アプリケーション及びアプリケーションに関連付けられたメディア制御ボタンに関するユーザ自身のデバイス使用を監視する必要がなく、したがって、ユーザによってデバイスに提供される入力を低減する(例えば、使用を監視するための入力が低減される))、これにより、電子デバイスが、電子デバイスの全体使用を効率的に低減することを可能にし、加えて、電力消費を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
図13A〜図13Hにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書で説明される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図13A〜図13Hに関して上記した方法1300にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100を参照して上述した、電子デバイス上の使用限度、制限付き使用モード、補助機能、使用制限設定などは、本明細書で記載した他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1500)を参照して本明細書で説明した、電子デバイス上の使用限度、制限付き使用モード、補助機能、使用制限設定などの特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A〜図1B、図3、図5A〜図5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図13A〜図13Hを参照して上述した動作は、図1A〜図1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、検出する動作1302、抑制する動作1306、及び実行する動作1308は、任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190によって実施される。イベントソート部170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1の接触がユーザインターフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176若しくはオブジェクト更新部177を任意選択的に利用する又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A〜図1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
制限設定のリモート管理
ユーザは、電子デバイスと、デバイス上でアクセス可能なアプリケーションを使用することを含めて多くの異なる方法で対話する。いくつかの状況では、管理者(例えば、親)は、制限されたデバイス(例えば、彼らの子供の電子デバイス)での制限設定をリモートで管理する。後述する実施形態は、電子デバイスが、制限されたデバイスのユーザに、パスコードにより制限されたデバイスで、又は許可するデバイス若しくは他のリモート管理者でのいずれかで、制限されたデバイスの1つ以上の使用制限設定を変更するために管理者に許可を要求することを可能にする方法を提供する。制限されたデバイスで管理者に使用制限設定を変更するための認証を要求することにより、電子デバイスが、別の関係者(例えば、親)によって認証が要求されるときにそのような変更を容易にする効率的な方法を提供することができる。この簡易化により、デバイスの操作性が向上し、ユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、これにより、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減して電子デバイスの電池寿命を向上する。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図14A〜図14Tは、本開示のいくつかの実施形態に従った、電子デバイスが別の電子デバイスによって任意選択的に提供される許可で制限設定を管理する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図15A〜図15Gを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。
図14Aは、図5A〜図5Hを参照して説明するタッチスクリーン504を有する例示的なデバイス500を示す。図14Aに示す電子デバイス500は、1つ以上の子供ユーザアカウント及び1つ以上の親ユーザアカウントを含む1つの家族内のユーザアカウントのグループに関連した子供アカウントなどの、制限されたアカウントに関連付けられる。いくつかの実施形態では、管理者又は親ユーザアカウントは、子供の電子デバイス500の1つ以上の制限設定(例えば、図10A〜図13Hを参照して上述した1つ以上の制限設定)を変更するための許可を有する。タッチスクリーン504は、様々なコンテンツを含む1つ以上のユーザインターフェースを任意選択的に表示する。図14Aに示す実施例では、タッチスクリーン504は、電子デバイスに対する初期制限設定が前に設定されていなかったときに、電子デバイスに対する初期制限設定が設定された(例えば、親デバイスによって)というインジケーション1498−26を表示する。インジケーション1498−26は、どの制限設定が設定されているか及びそれらの詳細(例えば、「月曜から木曜の午前6時から午後10時までのデバイス休止時間」及び「使用限度:ニュースアプリ、ゲームカテゴリ、及びソーシャルメディアカテゴリ」)に関する情報を含む。したがって、いくつかの実施形態では、デバイス500は、親デバイスがデバイス500に対する使用制限設定を最初に設定するときに、通知1498−26を表示する。
図14Bは、図6A〜図6C、図8O〜図8Q、及び図10A〜図10AAを参照して説明したものなどの、子供デバイス500上に表示された制限設定ユーザインターフェースを示す。制限設定ユーザインターフェースは、デバイス使用のインジケーション1402、及び上映時間データが子供デバイスに関連付けられた1つ以上の親デバイスと共有されているというインジケーション1408、並びに電子デバイスの様々な制限設定を変更するための複数のアフォーダンス1404a〜e(例えば、「デバイス休止時間」1404a、「アプリ限度」1404b、「常に許可」1404c、「コンテンツ及びプライバシー」1404d、及び「親デバイス上に全ウェブサイト閲覧データを含める」1404e)を含む。デバイス休止時間1404aは、図10A〜図11Iを参照してより詳細に上述した。アプリ限度1404bは、図8A〜図9Kを参照してより詳細に上述した。常に許可1404cは、図6A〜図13Hを参照してより詳細に上述した。次に、親デバイス上に全ウェブサイト閲覧データを含める1404eは、任意選択的に、親デバイスが、どのウェブサイトにウェブブラウジングアプリケーションにより子供デバイス500がアクセスするかに関する情報を提示することを可能にする。この機能をオフにすると、親デバイスは、任意選択的に、子供デバイス500によってどのウェブサイトがアクセスされたかに関する使用情報を提示しない。しかし、子供デバイス500上にインストールされたアプリケーションに関連付けられたウェブサイトにアクセスすることは、任意選択的に、電子デバイスをそのアプリケーションにアクセスするために使用することとして集計される(例えば、アプリケーションに関連付けられたウェブサイトにアクセスして過ごした時間は、そのアプリケーション又はアプリケーションのカテゴリに対する使用限度に向かって集計し、そのアプリケーション及び/又はカテゴリに関する使用データに含まれる)。上映時間データ(例えば、インジケーション1402によって示されるような)を親又は管理者デバイスと共有することはまた、デバイス休止時間を設定する機能、常に許可されるアプリケーション及び機能、共有及びプライバシー許可、コンテンツ購入設定、年齢制限付きコンテンツ消費設定などの、他の使用データ及び制限許可を共有することを含むこと、並びに、そのような設定はまた、任意選択的に本開示のリモート管理スキームに従うことを理解されたい。
図14Bに示すように、ユーザアカウントがデバイス500に関連付けられた子供の年齢は、子供の親と上映時間データを共有することが任意選択である閾値年齢を下回っている。したがって、電子デバイス500は、上映時間データを子供の親ともはや共有しないための設定を提示することなく、上映時間データが子供の親と共有されるというインジケーション1408を提示する。
図14Cでは、電子デバイス500は、1つ以上のデバイス休止時間設定を変更するためのアフォーダンス1404aでの接触1403を検出する。設定を変更する要求に応じて、電子デバイス500は、図14Dに示すように、認証ユーザインターフェースを提示する。図14Dに示すように、認証ユーザインターフェースは、リモートで管理アカウントから(例えば、親アカウント又は親デバイスから)設定を変更するための許可を求めるアフォーダンス1406、及び設定を変更するためのパスコードを入力するためのキーパッド1482を含む。いくつかの実施形態では、非管理者又は子供がパスコードを知ることなく管理者又は親がパスコードを知っていることができるように、制限設定を変更するためのパスコードは、電子デバイス500をロック解除するためのパスコードとは異なる。
図14Eでは、電子デバイス500は、制限設定を変更するために親の許可をリモートで要求するためのアフォーダンス1406での接触1403を検出する。制限設定を変更するための許可を要求する要求に応じて、電子デバイス500は、制限設定を変更するための許可を要求する信号を別の電子デバイス(例えば、管理者のユーザアカウント又は親のユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス)に送信する。
図14Fは、親のユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500を示す。電子デバイス500は、子供が子供の電子デバイスでの制限設定を変更するための許可を要求したというインジケーション1489−20を提示する。図14Fに示すように、いくつかの実施形態では、インジケーション1489−20は、どの制限設定を子供が変更することを試みているか(例えば、デバイス休止時間)に関する情報を含む。親は、子供の電子デバイスでの制限設定への子供のアクセスを承認する(例えば、インジケーション1498−20内の「許可」の選択により)、又は拒否する(例えば、インジケーション1498−20内の「拒否」の選択により)ことができる。親が制限設定を変更する子供の要求を拒否する場合、子供デバイスは、制限設定を変更することができない。親が子供の電子デバイスで制限設定にアクセスする子供の要求を承認する場合、子供の電子デバイスは、制限設定を変更するためのユーザインターフェースを提示する。いくつかの実施形態では、親が制限設定の変更を承認すると、子供デバイスは、1つ以上の制限設定が変更されるまで又は子供が所定の時間の量より長い間設定ユーザインターフェースを出るまで、単一のセッションの間(例えば、子供が制限設定ユーザインターフェースを出るまで)、所定の期間の間制限設定へのアクセスを認められる。
図14Gは、子供のユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500を示す。電子デバイス500は、図14Fの親がインジケーション1498−20内の「許可」を選択したことに応じて、又は図14Dのパスコードの正常な入力に応じてなど、デバイス休止時間に関連付けられた1つ以上の設定(1411〜1417)を変更するためのユーザインターフェース1410を提示する。図14Gに示すように、電子デバイス500は、デバイス休止時間開始時間を午後10時から午後11時に変更するための、接触1403及び任意選択的に更なるユーザ入力を検出する。上述したように、1つ以上の制限設定を変更するための親の認証は、任意選択的に、限定された時間の量の間有効である。したがって、電子デバイス500は、デバイス休止時間設定の変更をあと3分間行うことができるというインジケーション1450を提示する。上述したように、他の認証タイムフレーム及び基準が可能である。設定が変更された後で、制限設定ユーザインターフェースは、図14Hに示すように、更新されて変更された設定を反映する(例えば、「デバイス休止時間1404a」は、図14B〜図14Cに示すように月曜〜木曜の午後10時〜午前5時に設定されていたとき、月曜〜木曜の午後11時〜午前5時に設定される)。
子供が制限設定の変更を行なうとき、親デバイスは、任意選択的に、どの変更が行われたかを説明するインジケーションを提示する。図14Iは、親アカウントに関連付けられた電子デバイス500を示す。図14Iに示すように、電子デバイス500は、子供デバイスがデバイス休止時間を月曜〜木曜の午後10時〜午前5時から月曜〜木曜の午後11時〜午前5時に変更したというインジケーション1498−22を提示する。インジケーション1498−22は、変更を拒否する又は許可するためのアフォーダンスを含む。したがって、親デバイスは、任意選択的に、子供デバイスで行われた設定変更に優先することができる。親デバイスが子供デバイスによって行われた設定の変更を承認する場合、子供デバイスは、それらの変更に従って動作する。例えば、午後10時〜午前5時から午後11時〜午前5時へのデバイス休止時間の変更を承認することにより、子供デバイスは、午後10時に開始する制限付き使用モードで動作するのと対照的に、通常の非制限付きモードで午後11時まで動作する。
親が子供デバイスによって行われた設定変更を拒否する場合、子供デバイスは、任意選択的に、設定変更が拒否されたというインジケーションを提示する。図14Jは、子供のユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500を示す。電子デバイス500は、制限設定の変更が親によって拒否されたというインジケーション1498−24(例えば、「パパがデバイス休止時間設定変更を拒否しました」)を提示する。更に、親が子供デバイスで行われた設定変更を拒否すると、子供デバイスは、設定が変更される前の設定に従って動作し続ける。すなわち、子供デバイスは、任意選択的に、午後10時に開始する制限付き使用モードに遷移し続けることになる。
図14Kは、親ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500で提示された、子供のデバイス使用に関する使用ダッシュボードを示す。子供デバイス使用ダッシュボードは、図6L〜図6Uを参照して説明したものなどの、子供のデバイスの全体使用のインジケーション1416、子供のデバイスの使用がデバイスの平均使用と比較してどのようであるかのインジケーション1428、詳細なデバイス使用のメトリックを示すグラフ1424、1日の間の子供のデバイス上の最長セッションのインジケーション1434、デバイス休止時間中のデバイス使用のインジケーション1436、使用限度が設定されたアプリケーション及びアプリケーションのカテゴリの使用のインジケーション1422a〜b、使用限度が設定されていないアプリケーションの使用のインジケーション1442、並びに、ダッシュボードユーザインターフェース内に提示されたアプリケーション及びカテゴリに関連付けられた制限設定を変更するための複数のアフォーダンス1440a〜cを含む。
図14Kに示すように、ダッシュボードユーザインターフェースは、どれくらいの時間子供の電子デバイスがブラウザアプリケーションにアクセスするために使用されたかのインジケーション1442を含むが、どのウェブサイトが及びどれくらいの間アクセスされたかに関する詳細情報は含まない。しかし、使用のメトリックが提示されるアプリケーション及びカテゴリに関連付けられたウェブサイトにアクセスするためにブラウザアプリケーションを使用して過ごした時間は、任意選択的に、電子デバイスを関連付けられたアプリケーションにアクセスするために使用することとして集計する(例えば、ニュースアプリに関連付けられた1つ以上のウェブサイトにアクセスすることは、任意選択的に、ニュースアプリの使用のメトリック及び使用限度1422aに向かって集計する)。
図14Lは、子供ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500によって提示された制限設定ユーザインターフェースを示す。図14Lに示すように、設定「親デバイス上に全ウェブサイト閲覧データを含める」1404eは、アクティブにされている。この設定がアクティブにされると、管理者又は親の電子デバイスは、図14Mに示すように、任意選択的に、そのウェブサイトに子供デバイスがアクセスするかに関する情報をダッシュボードユーザインターフェース内に提示する。図14Mでは、ダッシュボードユーザインターフェースは、子供の電子デバイスがブラウザアプリケーションを使用した合計時間の量のインジケーション1442aに加えて、子供の電子デバイスがウェブサイトA及びウェブサイトBにそれぞれアクセスした時間の量のインジケーション1442b及び1442cを含む。
図14Nは、親ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500によって提示された子供制限設定ユーザインターフェースを示す。制限設定ユーザインターフェースは、図8LLL〜図8NNN及び図10Y〜図10AAを参照して説明したものなどの、子供デバイスの使用のインジケーション、及び子供デバイスの制限設定を変更するための複数のアフォーダンス1404a〜fを含む。子供の年齢が閾値年齢(例えば、13才)を上回っている場合、親は、任意選択的に、アフォーダンス1404fを選択することにより、子供の電子デバイスで子供の電子デバイスの制限設定を変更するために必要とされる上映時間パスワードを除去する及び/又は変更するオプションを有する。図14Oに示すように、子供の年齢が閾値年齢を下回るとき、親デバイスは、アフォーダンス1404gを選択することにより上映時間パスワードを変更する機能を有するが、上映時間パスワードは、除去することができない。
親が子供デバイスの制限設定を変更すると、子供デバイスは、任意選択的に、どの設定が変更されたかのインジケーションを提示する。図14Pは、子供ユーザアカウントに関連付けられた電子デバイス500で提示された制限設定変更のインジケーション1498−28を示す。インジケーション1498−28は、どの設定が変更されたか及びそれがどのように変更されたかに関する情報を含む(例えば、「パパが1時間の使用限度をブラウザアプリに追加した」)。
本明細書で説明するように、親デバイスは、任意選択的に、子供デバイスの上映時間データにアクセスして、子供デバイスの1つ以上の制限設定を変更することができる。上映時間データを共有することは、親又は管理者のデバイスで共有される多数のタイプの情報及び許可のうちの一実施例であることを理解されたい。ここ及び本説明全体を通して、上映時間データを共有することは、図6A〜図6UUを参照して上述した使用のメトリック(例えば、上映時間、通知、デバイスピックアップなど)のいずれかを見る機能、1つ以上の制限設定(例えば、デバイス休止時間及び/又は使用限度)を設定して更新する機能、1つ以上のコンテンツ及びプライバシー設定、コンテンツ購入設定、年齢制限付きコンテンツ消費設定などを設定する機能のうちの1つ以上を任意選択的に含むと理解される。
子供の年齢が所定の閾値(例えば、18才)を上回ると、子供デバイスは、任意選択的に、上映時間データを子供の親と共有することを停止する、及び/又は子供デバイス上の使用制限設定の制御を親デバイスから引き継ぐことができる。図14Qは、子供デバイス500で提示された、子供デバイスが上映時間データを子供の親と共有することを停止することができるというインジケーション1498−26を示す。インジケーション1498−26は、任意選択的に、子供の年齢が所定の閾値(例えば、18才)を上回ると表示される。子供の年齢がこの閾値を上回ると、子供デバイスの制限設定ユーザインターフェースは、任意選択的に、更新されて、上映時間データを子供の親と共有することを停止する設定を含む。図14Rは、子供の年齢が、上映時間データを子供の親と共有することが任意選択である閾値を上回るときに子供デバイス500で提示された制限設定ユーザインターフェースを示す。図14Rに示すように、設定ユーザインターフェースは、更新されて、アフォーダンス1404h(「上映時間共有をオフにする」)を含む。いくつかの実施形態では、子供デバイス500上の設定ユーザインターフェースは、子供の年齢が所定の閾値(例えば、18才)を下回るとき、アフォーダンス1404hを含んでいなかった。図14Sは、アフォーダンス1404hでの接触を検出している子供デバイス500を示す。
いくつかの実施形態では、上映時間データを子供の親と共有することを停止するこの要求に応じて、子供デバイスは、親デバイスからの上映時間データを共有することを停止するための許可を要求し、これは、任意選択的に、図14Dに示す認証ユーザインターフェースを表示することを含む。親は、任意選択的に、図14Fを参照して上述したように、子供デバイスでパスコード又は認証を提供することにより、又は親デバイスで要求を認証することにより、子供デバイスが上映時間データを共有することを停止する要求を承認することができる。上映時間データを共有することを停止するための許可が必要とされる場合、上映時間データは、任意選択的に、親が上映時間データを共有することを停止する設定変更を承認するまで、親デバイスと共有され続ける。いくつかの実施形態では、上映時間データを共有することを停止するための親の許可は、子供の年齢が年齢閾値(例えば、18才)を上回ると必要とされない。
図14Tに示すように、子供デバイス500がもはや使用データを子供の親と共有しないとき、制限設定ユーザインターフェースは、変更に従って更新される。図14Tでは、上映時間データが子供の親と共有されるというインジケーション1408、及び上映時間共有をオフにするためのアフォーダンス1404hは、制限設定ユーザインターフェース内にもはや提示されない。任意選択的に、親デバイス上に全ウェブサイト閲覧データを含めることをトグルするための設定1404eもまた、表示されることを停止する。いくつかの実施形態では、子供デバイスが上映時間データを親デバイスと共有することを停止した後で、子供デバイスのユーザは、認証入力(例えば、パスコード又は親デバイスからの承認)の必要なしに、子供デバイス上の使用制限設定(例えば、デバイス休止時間、使用限度、子供デバイス上にアプリを追加/除去する機能、コンテンツ購入設定の変更、年齢制限付きコンテンツを見ること、プライバシー設定など)を自由に変更できる。
図15A〜図15Gは、本開示のいくつかの実施形態に従った、別の電子デバイスによって任意選択的に提供される許可で制限設定を管理する方法1500を示す流れ図である。方法1500は、任意選択的に、図1A〜図1B、図1〜図3、図4A〜図4B、及び図5A〜図5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1500の一部の動作が任意選択的に組み合わされ、かつ/又は、一部の動作の順序が任意選択的に変更される。
後述するように、方法1500は、電子デバイス500(例えば、制限されたデバイス)に関連付けられた1つ以上の制限設定を別の電子デバイス(例えば、許可するデバイス)又はユーザアカウントの許可で更新する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインターフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインターフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインターフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、表示デバイス(例えば、ディスプレイ、タッチスクリーン、テレビ)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、タッチ感知面、リモートコントローラなど)と通信する第1の電子デバイス500(例えば、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットコンピュータ、コンピュータ、セットトップボックスなど)は、第1の電子デバイスの使用を制限する使用制限設定が第1の電子デバイスで実施されている間に(1502)(例えば、第1の電子デバイスで実施されている、方法700、900、1100、及び/又は1300を参照して説明したものなどの、1つ以上のアプリケーション、アプリケーションのカテゴリの使用、合計デバイス使用などを制限する使用限度、方法700、900、1100、及び/又は1300を参照して説明したものなどの、制限付き使用モード。いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスは、方法700、900、1100、及び/又は1300を参照して説明したものなどの、使用制限設定が許可するデバイス(例えば、1つ以上の子供又は制限されたアカウントを含む関連するアカウントのセット内の親アカウント又は管理者アカウントに関連付けられたデバイス)によって制御された、方法700、900、1100、及び/又は1300を参照して説明したものなどの、制限されたデバイス(例えば、1つ以上の親又は管理者アカウントを含む関連するアカウントのセット内の子供又は制限されたアカウントに関連付けられたデバイス)である)、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の電子デバイスで使用制限設定を変更する要求に対応する一連の1つ以上の入力(例えば、制限されたデバイス上で実施されている使用限度、制限付き使用モード設定などを変更するための制限されたデバイスでの入力。そのような使用制限設定は図14Cなどの許可するデバイスによって設定されている又は制御されている。いくつかの実施形態では、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更するためのこの入力は、制限されたデバイス上で実施されている使用制限設定に関する情報を表示する制限されたデバイス上の使用制限設定ユーザインターフェースで検出される)を受信する(1504)。
いくつかの実施形態では、一連の1つ以上の入力を受信したことに応じて、一連の1つ以上の入力が、第1の電子デバイスとは異なる、図14D〜図14Eなどの第2の電子デバイスから(又は第2の電子デバイスに関連付けられた管理者アカウントから。いくつかの実施形態では、許可のための要求は、管理者特権を有する複数のアカウント(例えば、家族内の複数の親)に送信される)使用制限設定を変更するための許可を要求する要求に対応する入力を含むという判定に従って(1506)(例えば、制限されたデバイスによって表示されるユーザインターフェースは、方法700、900、1100、及び/又は1300を参照して説明したものなどの、制限されたデバイスで設定を変更するためのパスコードを提供すること、又は許可するデバイスから使用制限設定を変更するための許可を要求すること、又は許可するデバイスに関連付けられた管理者アカウントから許可を要求することを含む、制限されたデバイスで使用制限設定を変更する複数の方法を提供する。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスは、許可するデバイスから使用制限設定を変更するための許可を要求する入力を検出する)、第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスに、図14D〜図14Fなどの、第1の電子デバイスで使用制限設定を変更するための許可のための要求を送信する(1508)(例えば、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更する試みが検出されたことを示す通知又は他のメッセージを許可するデバイスで表示させる要求。いくつかの実施形態では、許可するデバイス上のこの通知は、制限されたデバイスが変更することを試みている特定の使用制限設定を特定する、及び/又は制限されたデバイスがどのように使用制限設定を変更することを試みているかに関する情報(例えば、制限されたデバイスで検出された使用制限設定の新しい値)を含む。いくつかの実施形態では、変更を許可する許可するデバイスで検出された入力に応じて、許可するデバイスは、変更認証を制限されたデバイスに送信し、制限されたデバイスは、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更することを可能にされる。いくつかの実施形態では、変更を拒否する許可するデバイスで検出された入力に応じて、制限されたデバイスは、使用制限設定を変更することを可能にされず、使用制限設定は、使用制限設定を変更するための入力が検出される前にあったままになる)。
いくつかの実施形態では、図14D〜図14Fにあるように、使用制限設定を変更するための許可のための要求を第2の電子デバイスに送信した後で(1510)、許可する応答が第2の電子デバイスから受信されたという判定に従って(例えば、許可するデバイスのユーザは、許可するデバイスで受信した通知上に表示された「許可」アフォーダンスを選択する)、第1の電子デバイスは、図14G〜図14Hなどの使用制限設定を変更することを可能にされ(1512)、拒否する応答が第2の電子デバイスから受信されたという判定に従って(例えば、許可するデバイスのユーザは、許可するデバイスで受信した通知上に表示された「拒否」アフォーダンスを選択する)、第1の電子デバイスは、図14Iなどの使用制限設定を変更することを拒否される(1514)。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスのユーザは、制限されたデバイスでパスコードを入力する代わりに、許可するデバイスから応答が受信されない場合でも制限されたデバイスが使用設定を変更することを可能にすることができる。
制限されたデバイス上の使用制限設定の変更を許可するデバイスから制御する上述した方法は、電子デバイスが、別の関係者からの認証を要求するときにそのような変更を容易にする効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスが使用制限設定を変更することを可能にすることは、図14Gなどの、第1の電子デバイスが使用制限設定を変更することを可能にするための終了条件の検出まで、第1の電子デバイスが使用制限設定を変更することを可能にすることを含む(1516)(例えば、制限されたデバイスは、許可するデバイスから承認を受信した所定の期間(例えば、30秒、2分、5分)後の間使用制限設定を変更することを可能にされる、制限されたデバイスは、制限されたものがそのような変更が行われることになる設定ユーザインターフェースを出るまで使用制限設定を変更することを可能にされる(かつ任意選択的に、設定ユーザインターフェースを出た後で使用制限設定を変更することを可能にされる前に再度許可を要求しなければならない)、制限されたデバイスは、制限されたデバイスが設定変更を確認するまで使用制限設定を変更することを可能にされる(例えば、設定変更を実施する設定ユーザインターフェース内の「保存」又は「了解」又は「戻る」アフォーダンスの選択により)、制限されたデバイスは、制限されたデバイスが所定時間の量(例えば、30秒、2分、5分)より長い間設定ユーザインターフェースを出るまで使用制限設定を変更することを可能にされる)。
使用制限設定を変更するための承認に従って使用制限設定を変更するための制限されたデバイスの機能を様々な方法で制限する上述した方法は、電子デバイスが、そのような承認を無制限ではないように管理することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上して、ユーザとデバイスとのインターフェースを効率的にし(例えば、許可するデバイスが制限されたデバイス上の使用設定の変更を効率的に管理することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスが使用制限設定を変更することを可能にした後で、第1の電子デバイスは、図14Hなどの、使用制限設定を変更して、使用制限設定の変更に従って第1の電子デバイスの動作を変更する(1518)(例えば、方法700、900、1100、及び/又は1300で説明したように、使用設定の変更に従って制限されたデバイス上で実施されているアプリケーション又はアプリケーション使用限度を変更する、使用設定の変更に従って制限されたデバイス上のデバイス休止時間を変更する、など)。
更新された使用制限設定に従って制限されたデバイスを動作させる上述した方法は、電子デバイスが、そのような更新を実施する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、一連の1つ以上の入力を受信したことに応じて、一連の1つ以上の入力が、少なくとも図14Dに示すキーパッド1482でなどの認証クレデンシャルの入力に対応する入力を含むという判定に従って(1520)(例えば、方法700、900、1100、及び/又は1300で説明したような使用制限設定を変更するためのパスコード、バイオメトリック、又は他の認証クレデンシャル)、認証クレデンシャルが正常に認証されたことに従って(例えば、制限されたデバイスのユーザは、使用制限設定を変更するための正しいクレデンシャルを入力する)、第1の電子デバイスは、図14G〜図14Hなどの、使用制限設定を変更することを可能にされ(1522)、認証クレデンシャルが正常に認証されなかったことに従って(例えば、制限されたデバイスのユーザは、使用制限設定を変更するための正しくないクレデンシャルを入力する)、第1の電子デバイスは、図14Jなどの、第1の電子デバイスが使用制限設定を変更することを可能にすることを見合わせる(1524)。したがって、いくつかの実施形態では、制限されたデバイスは、許可するデバイスから認証を受信することの代わりに、制限されたデバイスで認証クレデンシャルが入力されたことに応じて、使用制限設定を変更することを可能にされる。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスで認証クレデンシャルが入力されると、許可のための要求は、許可するデバイスに送信されない。
使用制限設定を変更するために制限されたデバイスでパスコード又は他の認証入力を提供する上述した方法は、電子デバイスが、そのような変更を(例えば、ローカルで)可能にする効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザが代替の入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の電子デバイス上で見られた1つ以上のウェブサイトを特定する第1の電子デバイス上のウェブサイト閲覧行動の第2の電子デバイスとの共有を許可する又は許可しないための入力を受信する(1526)(例えば、図14Fを参照して上述したダイアログ1489−20と類似の方法で、許可するデバイスが制限されたデバイスのユーザが見た個々のウェブサイトの名前/識別情報を見ることを許可する又は許可しないこと(制限されたデバイスが個々のウェブサイト閲覧共有の共有を許可する又は許可しないにかかわらず、許可するデバイスが任意選択的に見ることができる、合計ウェブサイト閲覧時間と比較して)。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスのユーザは、制限されたデバイスのアカウントのユーザが所定の年齢(例えば、10才、13才、18才)を上回る場合、このウェブサイト閲覧データの共有を制御することのみでき、そうでなければ、このデータの共有を制御することはできない)。図14Fを参照して上述した許可する又は許可しないことと類似の方法で、第2の電子デバイスとのウェブサイト閲覧行動の共有を許可する又は許可しないための入力を受信したことに応じて(1528)、入力が第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動の第2の電子デバイスとの共有を許可するという判定に従って、第1の電子デバイスは、図14Mなどの、第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動を第2の電子デバイスと共有し(1530)(例えば、許可するデバイスは、制限されたデバイスのユーザによって見られた個々のウェブサイトの識別情報(例えば、ウェブアドレス、タイトル/名前など)及び/又はそれらの個々のウェブサイトを見て過ごした時間を見ることができる)、入力が第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動の第2の電子デバイスとの共有を許可しないという判定に従って、第1の電子デバイスは、図14Kなどの、第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動を第2の電子デバイスと共有することを見合わせる(1532)(例えば、許可するデバイスは、制限されたデバイスのユーザによって見られた個々のウェブサイトの識別情報(例えば、ウェブアドレス、タイトル/名前など)及び/又はそれらの個々のウェブサイトを見て過ごした時間を見ることができない)。
個々のウェブサイト使用情報の共有を制御する上述した方法は、電子デバイスが、使用制限の実施を依然容易にしながら、制限されたデバイスでプライバシーを維持する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動の第2の電子デバイスとの共有を許可しない設定が有効にされている間に、第1の電子デバイスは、図14Kなどの、第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上のウェブサイトを特定しないウェブサイト閲覧行動を第2の電子デバイスと共有する(1534)(例えば、許可するデバイスが制限されたデバイスからの個々のウェブサイト閲覧情報を見ることができなくても、許可するデバイスは、どのウェブサイトが見られたか、ウェブサイトが見られた時間帯、ウェブサイト閲覧の個々のセッションの持続時間、及び/又は見られた特定のウェブページ若しくはサブドメインを見ることができることなく、制限されたデバイス上でウェブサイトを見て過ごした合計時間の量などの制限されたデバイス上のウェブ使用全般に関する情報を見ることができ、代わりに、ウェブサイトが使用された時間の量がアプリケーション使用に集約される)。
全般ウェブ使用情報を許可するデバイスと共有し続ける上述した方法は、電子デバイスが、個々のウェブサイト使用情報が許可するデバイスと共有されないときでも、使用制限を実施する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイス上で見ていた1つ以上ウェブサイトを特定するウェブサイト閲覧行動の第2の電子デバイスとの共有を許可しない設定が有効にされている間に、第1の電子デバイスは、図14Kなどの、1つ以上のアプリケーション又はアプリケーションの1つ以上のカテゴリに対応するウェブサイト閲覧行動を第2の電子デバイスと共有する(1536)(例えば、第2の電子デバイスとの共有は、ウェブブラウザで実行されたウェブブラウジング行動に関する特定の情報を共有することなく、第1のアプリケーションの使用及第1のアプリケーションに関連付けられたウェブサイトにアクセスするためのウェブブラウザの使用に関する統計を集約し、第2のアプリケーションの使用及び第2のアプリケーションに関連付けられたウェブサイトにアクセスするためのウェブブラウザの使用に関する統計を集約する)(例えば、許可するデバイスが制限されたデバイスからの個々のウェブサイト閲覧情報を見ることができなくても、許可するデバイスは、アプリケーション(例えば、ESPNアプリに対応するESPNウェブサイト閲覧は、ESPNアプリの使用として許可するデバイス上に反映される)又はアプリケーションのカテゴリ(例えば、ソーシャルメディアアプリのカテゴリに対応するソーシャルメディアウェブサイト閲覧は、アプリのソーシャルメディアカテゴリ内の使用として許可するデバイス上に反映される)に対応するウェブサイトに関するウェブ使用に関する情報を見ることができる。更に、いくつかの実施形態では、それらのアプリケーション又はカテゴリに対する使用限度は、適用可能な場合に制限されたデバイスに依然課され、方法700、900、1100、及び/又は1300で説明したように、その閲覧が制限されたデバイス上で実施されているアプリケーション/カテゴリ限度によって制限されるときに、制限されたデバイス上のウェブサイト閲覧が制限されるようになる)。
アプリケーション/アプリケーションのカテゴリに対応するウェブサイト使用データを反映する上述した方法は、電子デバイスが、個々のウェブサイト使用情報が許可するデバイスと共有されないときでも、使用制限を実施する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢(例えば、10才、13才、15才)より低い年齢を有するという判定に従って、第2の電子デバイスは、図14Oなどの、使用制限設定を変更するための第1の電子デバイスでの認証のための要件を除去することを防止される(例えば、第2のデバイスは、除去することができない)(1538)(例えば、許可するデバイスは、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更するためにパスコード又は他の認証クレデンシャル若しくはアクション(許可するデバイスの承認などの)を制限されたデバイスで提供するという要件を除去することができない。いくつかの実施形態では、しかし、許可するデバイスは、制限されたデバイスで使用制限設定を変更するために制限されたデバイスで必要とされるパスコード又は他の認証クレデンシャルを変更することができる)。第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢(例えば、10才、13才、15才)より高い年齢を有するという判定に従って、第2の電子デバイスは、図14Nなどの、使用制限設定を変更するための第1の電子デバイスでの認証のための要件を除去することを可能にされる(1540)(例えば、許可するデバイスは、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更するためにパスコード又は他の認証クレデンシャル若しくはアクション(許可するデバイスの承認などの)を制限されたデバイスで提供するという要件を除去することができる。いくつかの実施形態では、許可するデバイスは、代わりに、制限されたデバイスで使用制限設定を変更するために制限されたデバイスで必要とされるパスコード又は他の認証クレデンシャルを依然変更することができる)。
許可するデバイスに制限されたデバイスからパスコード要件を除去するための制御された機能を提供する上述した方法は、電子デバイスが、個々のウェブサイト使用情報が許可するデバイスと共有されないときでも、使用制限を実施する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、使用制限設定を変更するための第1の電子デバイスでの認証のための要件が除去された後で、第1の電子デバイス及び第2の電子デバイスは、第1の電子デバイスが図14Gを参照して上述したような1つ以上の設定を変更することができるなど、第1の電子デバイスでの使用制限設定を含めて使用制限設定を変更することができる(1542)(例えば、パスコードが除去されると、許可するデバイス又は管理者アカウント及び制限されたデバイスの両方が、制限されたデバイス上で実施されている制限及び限度を変更することができる)。
パスコード要件が除去されると制限されたデバイス及び許可するデバイスの両方が使用制限設定を変更することを可能にする上述した方法は、電子デバイスが、許可するデバイスの制限されたデバイス上の使用制限設定に影響を及ぼす機能を維持しながら、そのような変更を容易にする効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢(例えば、15才、18才)より高い年齢を有するという判定に従って、第1の電子デバイスは、図14R〜図14Tなどの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止することができる(1544)(例えば、制限されたデバイスは、制限されたデバイスに関する使用情報を見るための、許可するデバイス又は管理者アカウントの機能を停止することができる。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスは、許可するデバイスから離脱することができ、許可するデバイスからの任意の認証に依存せずに、制限されたデバイスでの使用制限設定をオフにする又は別の方法で調整することができる)。第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢より低い年齢を有するという判定に従って、第2の電子デバイスは、図14Bなどの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止することができない(1546)(例えば、制限されたデバイスは、制限されたデバイスに関する使用情報を見るための、許可するデバイス又は管理者アカウントの機能を停止することができない)。
いつ制限されたデバイスが使用情報の許可するデバイスとの共有を停止することができるかを制御する上述した方法は、電子デバイスが、そのような機能を制御する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止することは、図14Fを参照して上述した方法と類似の方法で、第2の電子デバイスからの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための承認を必要とする(1548)(例えば、制限されたデバイスは、許可するデバイス又は管理者アカウントからのそのようにするための承認なしに、使用情報の許可するデバイスとの共有を停止することができない。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスが使用情報の許可するデバイスとの共有をオフにすることを試みると、許可するデバイスは、要求を、その要求を「許可する」又は「拒否する」ためのオプションとともに示す通知を表示する。許可するデバイスのユーザが「許可」を選択する場合、制限されたデバイスは、任意選択的に、使用情報を許可するデバイスと共有することを停止することができる。許可するデバイスのユーザが「拒否」を選択する場合、制限されたデバイスは、任意選択的に、使用情報の許可するデバイスとの共有を停止することができない)。
許可するデバイスとの使用情報共有を停止するための許可するデバイスの承認を必要とする上述した方法は、電子デバイスが、許可するデバイスによるそのような変更に対する制御の効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止することは、図14Tなどの、第2の電子デバイスからの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための承認を必要としない(1550)(例えば、制限されたデバイスは、許可するデバイス又は管理者アカウントからのそのようにするための承認なしに、使用情報の許可するデバイスとの共有を停止することができる。いくつかの実施形態では、アクションを承認する又は拒否するための許可するデバイスの機能なしにアクションが制限されたデバイスによって行われていることを示す、このアクションの通知が、許可するデバイスに送信される。いくつかの実施形態では、このアクションの通知は、許可するデバイスに送信されない)。
使用情報共有を停止するための許可するデバイスの承認を必要としない上述した方法は、電子デバイスが、そのような共有を停止する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢に到達したという判定に応じて(例えば、ユーザの誕生日及び現在の日付/時間に基づいて)、第1の電子デバイスは、図14Qなどの、第1の電子デバイスがデバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止することができることを示す通知を生成する(1552)(例えば、制限されたデバイスは、制限されたデバイスのユーザがユーザが使用情報の許可するデバイスとの共有を停止することができる年齢に到達すると、通知を表示して、ユーザが現在そのようなアクションを取ることができることをユーザが知るようになる)。
許可するデバイスとの情報の共有を変更することができるときに制限されたデバイスのユーザに対する通知を生成する上述した方法は、電子デバイスが、そのような変更を容易にする効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢より高い年齢を有するという判定に従って、図14R〜図14Sなどの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための制御が、第1の電子デバイス上で利用可能であり(1554)(例えば、使用情報の許可するデバイスとの共有を変更するためのアフォーダンス、ボタン、又はコントローラが表示され、制限されたデバイス上の使用制限設定ユーザインターフェース内で有効にされる)、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザが所定の年齢より低い年齢を有するという判定に従って、図14Bなどの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための制御が、第1の電子デバイス上で利用可能でない(1556)(例えば、使用情報の許可するデバイスとの共有を変更するためのアフォーダンス、ボタン、又はコントローラが制限されたデバイス上の使用制限設定ユーザインターフェース内に表示されない、又は、制限されたデバイス上の使用制限設定ユーザインターフェース内に表示されるが、有効にされない(例えば、グレイアウトされる))。
許可するデバイスとの情報の共有を変更するための制御を利用可能にする又はしない上述した方法は、電子デバイスが、そのような変更を行う機能に関する制限に適合しながら、そのような変更を容易にする効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのアカウントに関連付けられたユーザは、図14R〜図14Sなどの、所定の年齢より高い年齢を有する(1558)。図14Sなどの第1の電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための入力を受信し(1560)、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止するための入力を受信したことに応じて、第1の電子デバイスは、図14Tなどの、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止する(1562)(例えば、制限されたデバイスのユーザは、許可するデバイスとの使用情報の共有を停止するための、使用制限設定ユーザインターフェース内のボタン又はトグルスイッチを選択する)。いくつかの実施形態では、デバイス使用情報の第2の電子デバイスとの共有を停止した後で、第1の電子デバイスは、第1の電子デバイス上の使用制限設定を変更することができ、第2の電子デバイスは、図14Gを参照して上述した方法と類似の方法で第1の電子デバイス上の使用制限設定を変更することができない(1564)(例えば、許可するデバイス若しくは管理者アカウントとの使用情報共有及び/又は使用制限共有が無効にされると、前に制限されたデバイスは、前に制限されたデバイス上の使用制限設定を変更することができるが、許可するデバイス又は管理者アカウントは、前に制限されたデバイス上のそのような設定をもはや変更することができない。実質的に、制限されたデバイスは、任意選択的に、許可するデバイス/管理者アカウントによってもはや制限されない)。
前に制限されたデバイスがそのデバイス上の使用制限設定を変更することを可能にするが、許可するデバイスがそのようにすることを可能にしない上述した方法は、電子デバイスが、使用制限において許可するデバイスに依存せずに動作することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、図14Gなどの第1の電子デバイスが使用制限設定の変更を可能にされている間に(1566)、第1の電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、図14Gなどの、第1の電子デバイス上の1つ以上の使用制限設定を変更するための一連の1つ以上の入力を受信し(1568)(例えば、制限されたデバイス上の使用制限設定を変更するための許可するデバイスからの承認を受信した後で、制限されたデバイスのユーザは、制限されたデバイスに、制限されたデバイス上で実施されている1つ以上の使用限度を変更すること、制限されたデバイス上で実施されているデバイス休止時間設定を変更することなどの、使用制限設定を変更するための入力を提供する)、第1の電子デバイス上の1つ以上の使用制限設定を変更するための一連の1つ以上の入力を受信したことに応じて、第1の電子デバイスは、図14Iなどの、第1の電子デバイス上の1つ以上の使用制限設定の変更に関する情報を第2の電子デバイスに送信する(1570)(例えば、制限されたデバイスは、制限されたデバイスが行なうことを試みた使用制限設定の変更に関する情報(例えば、特定の使用限度変更、特定のデバイス休止時間変更などの、制限されたデバイスで試みたすべての変更に関する情報)を許可するデバイス又は管理者アカウントに送信する。いくつかの実施形態では、制限されたデバイスは、制限付き使用設定の変更を行い、変更を行うことと併せて、変更に関する情報を許可するデバイスに送信し、許可するデバイスは、任意選択的に、許可するデバイスのユーザが制限されたデバイスで行われた変更を見ることができるように、変更の通知を表示する。そのような実施形態では、通知は、任意選択的に、許可するデバイスのユーザが制限されたデバイスによって行われた変更を取り消す、拒否する、又は無効にすることができる機構を有さない。むしろ、そのような実施形態では、許可するデバイスは、任意選択的に、制限されたデバイスによって行われた変更のいずれかを覆すために、制限されたデバイスの使用制限設定の変更を手動で行なわなければならない。対照的に、いくつかの実施形態では、制限されたデバイスは、制限付き使用設定の変更を行わず、試みられた変更に関する情報を許可するデバイスに最初に送信し、許可するデバイスは、任意選択的に、許可するデバイスのユーザが制限されたデバイスで提案された変更を見ることができるように、試みられた変更の通知を表示する。そのような実施形態では、通知は、任意選択的に、許可するデバイスのユーザが制限されたデバイスによって試みられた変更を取り消す/拒否する/無効にする、又は承認することができる機構(例えば、選択可能なアフォーダンス)を有する)。
使用制限変更に関する情報を許可するデバイスに送信する上述した方法は、電子デバイスが、そのような変更を許可するデバイスに効率的に通信することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、デバイスがユーザからのより少ない入力で動作することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスでの1つ以上の使用制限設定がリモートで変更されたという判定に従って(例えば、第2の電子デバイス、又は管理者アカウントなどの第1の電子デバイスの使用制限設定を変更することを可能にされたユーザに関連付けられた別の電子デバイスによって)、第1の電子デバイスは図14Pなどの、第2の電子デバイスによる第1の電子デバイスでの1つ以上の使用制限設定の変更を示す通知を表示する(1572)(例えば、制限されたデバイスは、制限されたデバイス上の使用制限設定に許可するデバイスが行なった変更に関する情報を許可するデバイスから受信し、これに応じて、制限されたデバイスは、制限されたデバイス上に変更の詳細(例えば、使用限度の変更、デバイス休止時間など)を有する通知を表示し、制限されたデバイスのユーザが許可するデバイスによって行われた変更を見ることができるようになる)。
許可するデバイスによって行われた使用制限変更を有する通知を制限されたデバイスで表示する上述した方法は、電子デバイスが、そのような変更の情報を制限されたデバイスのユーザに提供する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
いくつかの実施形態では、リモートで変更されている第1の電子デバイスでの1つ以上の使用制限設定は、図14Aなどの、第1の電子デバイスで使用制限設定が前に実施されていなかったときに第1の電子デバイスでの初期使用制限設定の定義を含む(1574)(例えば、制限されたデバイスは、許可するデバイス又は管理者アカウントから、許可するデバイスが制限されたデバイス上で実施する初期使用制限に関する情報を、許可するデバイスがそれらの制限を実施するときに受信し、これに応じて、制限されたデバイスは、それらの初期制限の詳細(例えば、使用限度、デバイス休止時間など)を有する通知を制限されたデバイス上に表示し、制限されたデバイスのユーザが制限されたデバイス上で現在実施されている使用制限を見ることができるようになる。いくつかの実施形態では、通知は、制限されたデバイス上で現在実施されている制限のすべてに関する情報を含む(例えば、あらゆる使用限度、デバイス休止時間のあらゆる特性など)。いくつかの実施形態では、通知は、ゲームに関する合計限度(個々のゲームに関する限度とは対照的に)、上映時間の合計限度(上映時間の個々の限度とは対照的に)、デバイス休止時間の開始及び停止時間(デバイス休止時間に対して許可するデバイスによって定義された例外も含むことと対照的に)などの、制限されたデバイス上で現在実施されている主要制限の概要を代わりに含む)。
許可するデバイスによって行われた初期使用制限設定を有する通知を制限されたデバイスで表示する上述した方法は、電子デバイスが、そのような設定の情報を制限されたデバイスのユーザに提供する効率的な方法を提供することを可能にし、これにより、デバイスの操作性を向上してユーザとデバイスとのインターフェースをより効率的にし(例えば、ユーザがより少ない入力でデバイスと対話することを可能にすることにより)、加えて、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることにより、電力使用を低減してデバイスの電池寿命を向上する。
図15A〜図15Gにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書で説明される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書で説明する他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1300)に関して本明細書で説明する他のプロセスの詳細は、図15A〜図15Gに関して上述した方法1500にも類似の方法で適用可能であることを留意されたい。例えば、方法1500を参照して上述した別の電子デバイス又はユーザアカウントの許可で1つの電子デバイスで制限設定を更新する方法、使用制限設定などは、任意選択的に、本明細書で説明する他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1300)を参照して本明細書で説明する使用のメトリックのダッシュボードユーザインターフェース、使用のメトリック、通知のメトリック、デバイスピックアップのメトリック、使用制限設定などの特性のうちの1つ以上を有する。簡潔にするために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A〜図1B、図3、図5A〜図5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図15A〜図15Gを参照して上述した動作は、図1A〜図1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作1572、並びに受信する動作1504、1526、1560、及び1568は、任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190により実施される。イベントソート部170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1の接触がユーザインターフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベント処理部190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176若しくはオブジェクト更新部177を任意選択的に利用する又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A〜図1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
上述したように、本技術の一態様は、デバイス使用情報を制御する及び/又はそれをユーザに提示するための、様々なソースから入手可能なデータの収集及び使用である。本開示は、場合によっては、この収集されたデータは、特定の人を一意的に特定するか、又はその人に連絡するか、若しくはその人のロケーションを特定するために用いることができる個人情報データを含んでよいことを企図している。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、ロケーションベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、自宅の住所、ユーザの健康又はフィットネスのレベル(例えば、バイタルサイン測定値、服薬情報、運動情報)に関するデータ若しくは記録、誕生日、又は任意のその他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
本開示は、本技術で、そのような個人情報データの使用がユーザへの利益のために使用され得ることを認識している。例えば、個人情報データは、ユーザにとって意味のある方法でデバイス使用を提示する又は制御するために使用することができる。したがって、そのような個人情報データの使用は、ユーザにそのようなサービスのより個別の配信を可能にする。更に、ユーザを利する個人情報データに関するその他の使用もまた、本開示により意図されている。例えば、健康データ及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスついての洞察を提供するために使用されてもよく、あるいはウェルネスの目標を追求するために技術を使用して個人に積極的なフィードバックとして使用されてもよい。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶又はその他の使用に責任を負うエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守することとなることを企図する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための業界又は政府の要件を満たすか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し常に使用すべきである。このようなポリシーは、ユーザが容易にアクセスすることができ、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いて、共有又は販売されるべきではない。更に、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後にのみ実施すべきである。加えて、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じるべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。加えて、ポリシー及び慣行は、収集かつ/又はアクセスされる特定の種類の個人情報データに適合され、また、管轄権特有の考慮を含む、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、アメリカ合衆国において、ある健康データの収集又はアクセスは、例えば、Health Insurance Portability and Accountability Act(HIPAA)なのどの、連邦法及び/又は州法によって管理されてもよく、他の国における健康データは、他の規制及び政策の影響下にあってもよく、それに従って対処されるべきである。したがって、異なるプライバシー慣行を、各国の異なる個人データの種類に対して保つべきである。
前述のことがらにもかかわらず、本開示はまた、ユーザが、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを選択的に阻止する実施形態も企図している。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するために、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、デバイス使用に関する情報を提示する場合では、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することを可能にするように構成することができる。別の実施例では、ユーザは、そのような使用のデバイス使用及び/又は制御の判定に関して、ユーザベース又はデバイスベースの使用データを提供しないように選択することができる。「オプトイン」及び「オプトアウト」オプションを提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを企図している。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
更に、本開示の意図は、個人情報データを、意図しない又は不正なアクセス又は使用の危険性を最小にする方法で管理かつ取り扱うべきであることである。リスクは、データの収集を制限し、データがもはや必要ではなくなった時点でデータを削除することによって、最小化することができる。加えて、適用可能な場合には、ある健康関連アプリケーションにおいても、データ非特定化は、ユーザのプライバシーを保護するために使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって情報集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
したがって、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための個人情報データの使用を広範に網羅しているが、本開示は、それらの様々な実施形態がまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに実施されることも可能であることも企図している。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データのすべて又は一部分の欠如により、実施不可能となるものではない。例えば、ユーザに関連付けられたデバイスによって要求されるコンテンツ等の非個人情報データ若しくは必要最小限の個人情報、デバイスに利用可能な他の非個人情報、又は公的に入手可能な情報に基づいて、デバイス使用を推測することによって、デバイス使用情報を判定することができる。
説明を目的とした上述した説明は、特定の実施形態を参照して説明されてきた。しかしながら、上記の例示的な議論は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記教示を考慮して多くの修正及び変形が可能である。本発明の原理及びその実際的な応用を最良の形で説明し、それによって他の当業者が、想到される特定の用途に好適な様々な修正で本発明及び説明した様々な実施形態を最良の形で使用することを可能とするために、それらの実施形態が選択及び説明されている。