JP6844365B2 - 電力変換装置、制御システム - Google Patents

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電源システムに適用される電力変換装置、並びに電力変換装置及び電源システムを備える制御システムに関する。
特許文献1には、主蓄電装置と、主蓄電装置とインバータとを電気的に接続する主給電配線と、主給電配線に接続された第1DC/DCコンバータ及び第2DC/DCコンバータとを備える制御システムが開示されている。第1DC/DCコンバータと第2DC/DCコンバータとの出力側は、共通のサブ配線により接続されている。そして、サブ配線には複数の機器が電気的に接続されており、サブ配線を通じて第1DC/DCコンバータ及び第2DC/DCコンバータから機器へ給電される。
特開2016−101057号公報
特許文献1に記載された制御システムでは、サブ配線の第1端が第1DC/DCコンバータに接続されており、第2端が第2DC/DCコンバータに接続されている。そして、サブ配線に印加される電圧は、第1DC/DCコンバータの出力電圧と第2DC/DCコンバータの出力電圧とに応じて設定される。そのため、サブ配線に接続されている各機器群は同じ電圧により給電される。
サブ配線から各機器群へ供給される電圧が同じ値となる場合、各機器に供給する電圧を異ならせた状態でサブ配線に各機器を並列接続できず、サブ配線から給電できる機器に制約が伴う。また、異なる電圧に対応できるよう変圧装置を介在させてサブ配線と機器とを接続する場合、制御システムの体格を肥大させるおそれがある。
本発明は、上記課題を鑑みたものであり、機器に対して適した電圧を供給することができる電力変換装置、及び制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために第1の発明に係る電力変換装置では、主蓄電装置と、前記主蓄電装置に接続された主供給配線と、を備える電源システムに適用される。電力変換装置は、前記主供給配線に接続され、前記主蓄電装置の出力電圧を降圧する第1DC/DCコンバータと、前記主供給配線に接続され、前記主蓄電装置の出力電圧を降圧する第2DC/DCコンバータと、前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第2DC/DCコンバータの出力側とを接続し、第1機器及び第2機器が接続されるサブ配線と、を備えている。また、前記サブ配線において前記第1機器との接続点及び前記第2機器との接続点の間に設けられており、前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第2DC/DCコンバータの出力側との前記サブ配線を介した接続状態を導通状態と遮断状態との間で切り換える主切替部と、を備えている。
上記のように構成された電力変換装置では、第1DC/DCコンバータの出力側と第2DC/DCコンバータの出力側とのサブ配線を介した電気的な接続状態を主切替部が導通状態から遮断状態に切り替える。そのため、第1DC/DCコンバータの出力電圧が第2機器に印加されることなく第1機器に印加される。また、第2DC/DCコンバータからの出力電圧が第1機器に印加されることなく第2機器に印加される。その結果、異なる出力電圧により第1機器と第2機器とに給電することが可能となる。これにより、第1機器及び第2機器それぞれに対して適した電圧を供給することができる。
ここで、導通状態と遮断状態との切り替えは、例えば、第2の発明のように、主切替部による前記第1DC/DCコンバータと前記第2DC/DCコンバータとの前記導通状態と前記遮断状態との切替えを制御する開閉制御部により実施することができる。
第3の発明では、前記サブ配線に接続された副蓄電装置を備える。上記構成により、副蓄電装置からサブ配線に印加される電圧によりサブ配線の電圧値の変動が抑制される。そのため、第1機器群又は第2機器群へ供給される電力の変動を抑制することができる。
第4の発明では、前記主切替部による前記導通状態と前記遮断状態との間の切り替えの際、前記第1DC/DCコンバータと前記第2DC/DCコンバータとのそれぞれの出力電圧を一致させるよう前記第1DC/DCコンバータの出力電圧指令値と前記第2DC/DCコンバータの出力電圧指令値とを制御する電圧制御部を備える。
主切替部の両端の電圧差が大きいと、導通状態と遮断状態との切替えに際し、この主切替部に電流が流れ、スイッチングロスの要因となる場合がある。そのため、上記構成では、主切替部による導通状態と遮断状態との切り替えの際、第1DC/DCコンバータと第2DC/DCコンバータとのそれぞれの出力電圧を一致させるよう第1DC/DCコンバータの出力電圧指令値と第2DC/DCコンバータの出力電圧指令値とを制御することとした。この場合、主切替部に流れる電流を低減し、スイッチングロスを抑制することができる。
第5の発明では、前記サブ配線に接続された副蓄電装置と、前記副蓄電装置の端子間電圧を検出する電圧検出部と、を備え、前記電圧制御部は、前記第1DC/DCコンバータと前記第2DC/DCコンバータとのそれぞれの出力電圧を検出された前記端子間電圧に一致させるよう前記第1DC/DCコンバータの出力電圧指令値と前記第2DC/DCコンバータの出力電圧指令値とを制御する。
上記構成により、第1DC/DCコンバータの出力電圧と第2DC/DCコンバータの出力電圧が副蓄電装置の端子間電圧となるよう制御されることで、主切替部に流れる電流を低減することができる。その結果スイッチングロスを抑制することができる。
第6の発明では、前記第1機器よりも前記第1DC/DCコンバータ側で前記サブ配線に設けられ、閉状態とされることで前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第1機器とを電気的に接続し、開状態とされることで前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第1機器との電気的な接続を遮断する第1機器用切替部を備える。
上記構成により、第1DC/DCコンバータの出力側と第1機器との電気的な接続を切り替えることができる。そのため、例えば、第1DC/DCコンバータに異常が生じた場合に、第1DC/DCコンバータと第1機器との電気的な接続を遮断することで、第1機器群を保護することができる。
ここで、第1DC/DCコンバータが故障した場合の、第1DC/DCコンバータと第1機器との電気的な接続の遮断は、例えば、第7の発明のように、第1機器用制御部による第1機器用切替部の制御により実施することができる。
第8の発明では、前記第2機器よりも前記第2DC/DCコンバータ側で前記サブ配線に設けられ、閉状態とされることで前記第2DC/DCコンバータの出力側と前記第2機器とを電気的に接続し、開状態とされることで前記第2DC/DCコンバータの出力側と前記第2機器との電気的な接続を遮断する第2機器用切替部を備える。
上記構成により、第2DC/DCコンバータの出力側と第2機器との電気的な接続を切り替えることができる。そのため、例えば、第2DC/DCコンバータに異常が生じた場合に、第2DC/DCコンバータと第2機器との電気的な接続を遮断することで、第2機器群を保護することができる。
ここで、第2DC/DCコンバータが故障した場合の、第2DC/DCコンバータと第2機器との電気的な接続の遮断は、例えば、第9の発明のように、第2機器用制御部による第2機器用切替部の制御により実施することができる。
第10の発明では、前記第1DC/DCコンバータが前記第1機器に出力する出力電圧を第1出力電圧とし、前記第2DC/DCコンバータが前記第2機器に出力する出力電圧を第2出力電圧とした場合に、前記第1出力電圧は、前記第1DC/DCコンバータの電力変換効率が所定値以上となる第1電圧範囲に含まれており、前記第2出力電圧は、前記第2DC/DCコンバータの電力変換効率が前記所定値以上となる第2電圧範囲に含まれている。
上記構成により、第1DC/DCコンバータと第2DC/DCコンバータとの電力変換効率を所定値以上とした状態で、第1機器と第2機器とのそれぞれに適正な電力を供給することができる。その結果、高い電力変換効率で電力変換装置を動作させることができる。
また、本発明に係る電力変換装置と、電源システムとを備える制御システムを実現することができる。
第1実施形態に係る制御システムの構成図。 出力電圧と各DDCの電力変換効率との関係を説明するグラフ。 HV−ECUにより実施される電力供給制御を説明するフローチャート。 平滑コンデンサをプリチャージする場合の各ラインに流れる電流を説明する図。 第1機器群及び第2機器群を給電する際の各ラインに流れる電流を説明する図。 図3のステップS19においてHV−ECUにより実施される処理を説明するフローチャート。 各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフ。 各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフ。 第3実施形態に係る制御システムの構成図。 第3実施形態において、HV−ECUにより実施される処理を説明するフローチャート。 各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフ。 第4実施形態に係る制御システムの構成図。 HV−ECUにより実施される給電遮断処理を説明するフローチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る制御システム100の構成図である。制御システム100は、車両に搭載されている。また、この実施形態において、制御システム100が搭載される車両は、走行動力源として、内燃機関であるエンジンと、走行用モータとを備えるハイブリット車両である。
制御システム100は、主蓄電装置に相当する第1蓄電池50と、パワーコントロールユニット(PCU)40と、第1DC/DCコンバータ30と、第2DC/DCコンバータ35と、を備えている。以下では、第1DC/DCコンバータ30を第1DDC30と記載し、第2DC/DCコンバータ35を第2DDC35と記載する。この第1実施形態では、電源システムは、第1蓄電池50と、PCU40とを備えており、電力変換装置は、第1DDC30と第2DDC35とを備えている。
制御システム100には、第1モータ11、第2モータ12、第1機器群60、及び第2機器群65が接続されている。そして、制御システム100は、第1蓄電池50により供給される電力に基づいて、各モータ11,12、第1機器群60、及び第2機器群65に給電する。
第1蓄電池50は、制御システム100における主たる電力源として機能する。本実施形態では、第1蓄電池50は、リチウムイオン蓄電池である。具体的には、第1蓄電池50は、複数のリチウムイオン蓄電池のセルを組み合わせた組電池であり、例えば、200V〜400Vの端子間電圧を生じさせる。
PCU40は、第1蓄電池50から供給される電力を変換して、各モータ11,12に給電する。PCU40は、平滑コンデンサ41と、第1蓄電池50から供給される電圧を昇圧するコンバータ42と、コンバータ42から出力される直流電圧を交流電圧に変換するインバータ43とを備えている。コンバータ42の入力側は、第1蓄電池50のプラス側端子と繋がる第1高圧ラインHL1、及び第1蓄電池50のマイナス側端子と繋がる第2高圧ラインHL2に接続されている。また、平滑コンデンサ41は、第1高圧ラインHL1と第2高圧ラインHL2との間においてコンバータ42に並列接続されている。そして、インバータ43は、入力側でコンバータ42の出力側と接続され、出力側でモータ11,12にそれぞれ接続されている。
各モータ11,12は、インバータ43によって変換された交流電圧により駆動する。本実施形態において、第1モータ11は、車両の走行用モータである。また、第1モータ11は、車両の走行中において車両の運動エネルギを利用して回生発電する機能を有している。また、第2モータ12は、エンジンを始動させるためのスタータの機能と、オルタネータとしての発電機能とを有している。また、インバータ43は、交流電流を直流電流に整流する整流機能を備えている。インバータ43は、車両の制動時には、回生発電によって第1モータ11から出力された交流電流を直流電流に整流する。整流された直流電流が各高圧ラインHL1,HL2を通じて第1蓄電池50に供給されることにより、第1蓄電池50が充電される。
第1高圧ラインHL1には、第1リレーSMR1が設けられ、第2高圧ラインHL2には、第2リレーSMR2が設けられている。各リレーSMR1,SMR2が閉状態に制御されることで、第1蓄電池50とPCU40との間が電気的に接続される。これにより、第1蓄電池50からPCU40への給電が可能とされる。一方、各リレーSMR1,2が開状態に制御されることで、第1蓄電池50とPCU40との電気的な接続が遮断される。
第1DDC30は、双方向型の昇降圧コンバータであり、第1駆動部31と、第1駆動部31の動作を制御する第1制御部32と、を備えている。
第1駆動部31は、複数の半導体スイッチを備え、各半導体スイッチのオン・オフを切り替えることで、入力電圧に対する降圧動作又は昇圧動作を実施する。第1駆動部31の第1入出力端子Tio1は、第1高圧ラインHL1と繋がる第3高圧ラインHL3に接続されている。また、第2入出力端子Tio2は、第2高圧ラインHL2に繋がる第4高圧ラインHL4に接続されている。また、第3入出力端子Tio3は、第1サブ配線SL1に接続され、第4入出力端子Tio4は、第2サブ配線SL2に接続されている。
本実施形態では、第3高圧ラインHL3は、第1リレーSMR1よりもPCU40側で第1高圧ラインHL1に接続されている。また、第4高圧ラインHL4は、第2リレーSMR2よりもPCU40側で第2高圧ラインHL2に接続されている。また、各サブ配線SL1,SL2の内、第2サブ配線SL2は、グランドに接続されている。
第1制御部32は、第1駆動部31の各半導体スイッチを駆動させる。第1制御部32は、第1駆動部31の出力電圧を出力電圧指令値に制御すべく、各半導体スイッチの1スイッチング周期に対するオン期間の比であるデューティ比を制御する。以下、第1DDC30の出力電圧指令値を第1電圧指令値V1*と記載する。第1制御部32が、第1駆動部31を降圧動作させることで、第3高圧ラインHL3を通じて第1入出力端子Tio1に供給された入力電圧は降圧されて、第3入出力端子Tio3から第1サブ配線SL1に供給される。一方、第1制御部32が、第1駆動部31を昇圧動作させることで、第1サブ配線SL1を通じて第3入出力端子Tio3に供給された入力電圧は昇圧され、第1入出力端子Tio1から第3高圧ラインHL3に供給される。
第2DDC35は、単方向型の降圧コンバータであり、入力電圧を降圧する第2駆動部36と、第2駆動部36の動作を制御する第2制御部37と、を備えている。
第2駆動部36は、複数の半導体スイッチを備え、各半導体スイッチのオン・オフを切り替えることで、第1蓄電池50から供給される入力電圧を降圧して出力する。第2駆動部36の第1入力端子Ti1は、第1高圧ラインHL1と繋がる第5高圧ラインHL5に接続されている。また、第2入力端子Ti2は、第2高圧ラインHL2に繋がる第6高圧ラインHL6に接続されている。第2駆動部36の第1出力端子To1は、第1サブ配線SL1に接続され、第2出力端子To2は、第2サブ配線SL2に接続されている。
本実施形態では、第5高圧ラインHL5は、第1リレーSMR1よりも第1蓄電池50側で第1高圧ラインHL1に接続されている。また、第6高圧ラインHL6は、第2リレーSMR2よりも第1蓄電池50側で第2高圧ラインHL2に接続されている。そのため、各リレーSMR1,2が開状態に制御された場合でも、第1蓄電池50と第2DDC35との電気的な接続が維持される。本実施形態では、各高圧ラインHL1〜HL6が主供給配線に相当する。
第2制御部37は、第2駆動部36の各半導体スイッチを駆動させる。第2制御部37は、第2駆動部36の出力電圧を出力電圧指令値に制御すべく、各半導体スイッチの1スイッチング周期に対するオン期間の比であるデューティ比を制御する。以下、第2DDC35の出力電圧指令値を第2電圧指令値V2*と記載する。第2制御部37によるデューティ比の制御により、第1入力端子Ti1に供給された入力電圧は降圧され、第1出力端子To1を通じて第1サブ配線SL1に供給される。
各サブ配線SL1,SL2には、この各サブ配線SL1,SL2を通じて給電される第1機器群60と、第2機器群65とが接続されている。第1機器群60の各正極側端子は、第1サブ配線SL1に接続された第1給電配線SP1に接続されている。また、第2機器群65の各正極側端子は、第1給電配線SP1よりも第2DDC35側で第1サブ配線SL1に接続された第2給電配線SP2に接続されている。そして、各機器群60,65の負極側端子は、第2サブ配線SL2に接続された第3給電配線SP3に接続されている。
第1機器群60と第2機器群65とは、定格電圧が同じ範囲内となるが、各サブ配線SL1,SL2を通じて給電される電圧に応じて効率が異なる。本実施形態では、第1機器群60の効率が高い電圧の範囲を第1電圧範囲とし、第2機器群65の効率が高い電圧の範囲を第2電圧範囲としている。第1電圧範囲は、第2電圧範囲よりも低圧側に位置している。本実施形態では、第1電圧範囲の最大値は、第2電圧範囲の最小値よりも低い値となっている。各機器群60,65は、例えば、オーディオ機器、ナビゲーション装置、パワースライドドア、パワーバックドア、メータ等である。
図2は、出力電圧と各DDC30,35の電力変換効率との関係を説明するグラフである。図2では、横軸を各DDC30,35の出力電圧[V]とし、縦軸を各DDC30,35の電力変換効率[%]としている。このうち、RV1が第1機器群60の第1電圧範囲であり、RV2が第2機器群65の第2電圧範囲である。また、ηtが、電力変換効率が効率閾値Thη以上となる範囲として定められたターゲット範囲である。
第1DDC30の電力変換効率は、第1電圧範囲RV1内の出力電圧を出力する場合に、ターゲット範囲ηtとなる。また、第2DDC35の電力変換効率は、第2電圧範囲RV2内の出力電圧を出力する場合に、ターゲット範囲ηtとなる。
図1の説明に戻り、第1サブ配線SL1には、第1サブ配線SL1を介した第1DDC30と第2DDC35との電気的な接続状態を導通状態と遮断状態とに切り替えるロードスイッチ70(以下、ロードSW70)が設けられている。本実施形態では、ロードSW70は、第1サブ配線SL1において、第1給電配線SP1の接続点と、第2給電配線SP2の接続点との間に設けられている。ロードSW70は、例えば、ソース同士又はドレイン同士が接続された一対のNチャンネルMOSFETにより構成される。
ロードSW70が閉状態に制御されることで、第1DDC30の第3入出力端子Tio3と第2DDC35の第1出力端子To1とが第1サブ配線SL1を介して電気的に接続される導通状態となる。また、ロードSW70が開状態に制御されることで、第3入出力端子Tio3と第1出力端子To1との第1サブ配線SL1を介した電気的な接続が遮断された遮断状態となる。ロードSW70が主切替部に相当する。
各サブ配線SL1,SL2には、副蓄電装置に相当する第2蓄電池55が接続されている。第2蓄電池55のプラス側端子は第1サブ配線SL1に接続され、マイナス側端子は第2サブ配線SL2に接続されている。本実施形態では、第2蓄電池55のプラス側端子及びマイナス側端子は、ロードSW70よりも第1DDC30側で各サブ配線SL1,SL2に接続されている。そのため、第1サブ配線SL1には、各DDC30,35の出力電圧及び第2蓄電池55の端子間電圧の少なくともいずれかが印加される。以下では、第1蓄電池50の端子間電圧を第1端子間電圧Vb1rと記載し、第2蓄電池55の端子間電圧を第2端子間電圧Vb2rと記載する。
本実施形態において、第2蓄電池55の蓄電容量は、第1蓄電池50の蓄電容量よりも小さい。また、第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rは、第1蓄電池50の第1端子間電圧Vb1rよりも低い。例えば、第2蓄電池55の端子間電圧は、12Vとなっている。
また、制御システム100は、HV−ECU10を備えている。HV−ECU10は、各リレーSMR1,2を開状態から閉状態に切り替えることで、第1蓄電池50からPCU40を通じた各モータ11,12への電力供給を可能にする。HV−ECU10は、車両の電源投入状態がIGONであり、かつユーザがブレーキを操作した場合に、各リレーSMR1,2を開状態から閉状態に切り替える。
車両の電源投入状態は、例えば、電子キーを携帯するユーザが車両のプッシュSWを操作することで、イグニッションオフ(IGOFF)、アクセサリーオン(ACCON),イグニッションオン(IGON)の各状態に順番に移行する。ここで、IGOFFは、各リレーSMR1,2が共に開状態となっており、かつ不図示のACリレーが開状態となった電源投入状態である。ACCONは、第1機器群60及び第2機器群65への電力を供給させる電源投入状態である。IGONは、各リレーSMR1,2を開状態から閉状態に移行させる要求を出力する電源投入状態である。
HV−ECU10は、車両の電源投入状態がReadyONである場合に、ユーザのアクセルの操作量に応じて第1モータ11の駆動に必要な指令トルクを算出する。HV−ECU10は、走行用モータMGのトルクを指令トルクに制御すべく、PCU40を制御する。
HV−ECU10は、車載ネットワークインタフェース14を介して各DDC30,35と通信可能に接続されている。HV−ECU10は、車載ネットワークインタフェース14を通じて、各DDC30,35に第1電圧指令値V1*や第2電圧指令値V2*を送信することができる。車載ネットワークインタフェース14としては、例えば、CAN(Controller Area Network)や、LIN(Local Interconnect Network)といった周知のインタフェースを用いることができる。以下では、車載ネットワークインタフェース14を、車載NIF14と記載する。
制御システム100は、第1電圧センサ21と、電圧検出部に相当する第2電圧センサ22と、第3電圧センサ23とを備えている。第1電圧センサ21は、第1蓄電池50のプラス側端子とマイナス側端子とに並列接続されており、第1端子間電圧Vb1rを検出する。第2電圧センサ22は、第1サブ配線SL1と第2サブ配線SL2との間で第2蓄電池55に並列接続されており、第2端子間電圧Vb2rを検出する。第3電圧センサ23は、第1高圧ラインHL1と第2高圧ラインHL2との間で、平滑コンデンサ41と並列接続されており、平滑コンデンサ41の端子間電圧Vcrを検出する。
制御システム100は、第1DDC30の出力電流Ioutを検出するための電流センサ24を備えている。図1では、電流センサ24は、第1サブ配線SL1において、第1給電配線SP1との接続点よりも第1DDC30側に接続されており、出力電流Ioutを検出する。各センサ21〜24の出力結果は車載NIF14を通じてHV−ECU10に出力される。
次に、HV−ECU10により実施される電力供給制御を図3のフローチャートを用いて説明する。図3のフローチャートで示す処理は、HV−ECU10により所定の制御周期で繰り返し実施される。図3では、ステップS13,S19が開閉制御部に相当する。
ステップS11では、車両の電力投入状態としてReadyONが要求されているか否かを判定する。車両の電源投入状態がIGONであり、かつユーザによるブレーキ操作を検出している場合、ReadyONが要求されていることを判定する。
ReadyONが要求されていると判定すると、ステップS12に進み、平滑コンデンサ41のプリチャージが必要であるか否かを判定する。平滑コンデンサ41の充電電荷が小さく平滑コンデンサ41の端子間電圧Vcrが低いと、各リレーSMR1,SMR2を閉状態に切り替えた場合に、PCU40内部に突入電流が流れるおそれがある。例えば、平滑コンデンサ41の端子間電圧Vcrがコンデンサ閾値Thc未満となっている場合、平滑コンデンサ41の端子間電圧Vcrをコンデンサ閾値Thc以上にするプリチャージが必要であると判定する。一方、プリチャージが必要でないと判定した場合、ステップS18に進む。
平滑コンデンサ41のプリチャージが必要であると判定すると、ステップS13に進み、ロードSW70を閉状態に制御する。ロードSW70が閉状態に制御されることで、第1DDC30の第3入出力端子Tio3と第2DDC35の第1出力端子To1とが第1サブ配線SL1を通じて電気的に接続される。
ステップS14では、第2DDC35を降圧動作させる。具体的には、第2駆動部36を降圧動作させるための第2電圧指令値V2*を、車載NIF14を通じて第2制御部37に出力する。
ステップS15では、第1DDC35を昇圧動作させる。具体的には、第1駆動部31を昇圧動作させるための第1電圧指令値V1*を、車載NIF14を通じて第1制御部32に出力する。
図4は、平滑コンデンサ41をプリチャージする場合の各ラインに流れる電流を説明する図である。図4では、便宜上、図の一部を省略して示している。ステップS13〜S15の処理により、第2DDC35は第1高圧ラインHL1及び第5高圧ラインHL5を介して第1蓄電池50から供給される入力電圧を降圧する。また、第1DDC30は第1サブ配線SL1を介して第2DDC35から供給される第2出力電圧V2rを昇圧する。そのため、第3高圧ラインHL3を介して平滑コンデンサ41に電流が流れ込み、平滑コンデンサ41がプリチャージされる。
ステップS16では、平滑コンデンサ41のプリチャージが終了したか否かを判定する。例えば、平滑コンデンサ41の端子間電圧Vcrがコンデンサ閾値Thc以上となっている場合に、プリチャージが終了したと判定する。これ以外にも、ステップS15の処理を実施してからの経過時間により、プリチャージが終了したと判定してもよい。一方、プリチャージが終了していないと判定すると、ステップS17を経由しつつ、ステップS16においてプリチャージが終了したと判定するまで待機する。ステップS16において終了したと判定した場合、ステップS18に進む。
次に、ステップS18〜S21により、第1機器群60及び第2機器群65への給電を開始する。図5は、第1機器群60及び第2機器群65を給電する際の各ラインに流れる電流を説明する図である。
ステップS18では、各リレーSMR1,SMR2を閉状態に制御する。そのため、第1蓄電池50とPCU40とが高圧ラインHL1,HL2を介して電気的に接続される。
ステップS19では、ロードSW70を開状態に制御する。そのため、第1DDC30の第3入出力端子Tio3と第2DDC35の第1出力端子To1との第1サブ配線SL1を介した電気的な接続が解除される。
ステップS20では、第2DDC35を降圧動作させる。具体的には、第2駆動部36を降圧動作させるための第2電圧指令値V2*を、車載NIF14を通じて第2制御部37に出力する。そのため、図5に示すように、第1蓄電池50から供給された入力電圧は、第5高圧ラインHL5を介して第2DDC30の第1入力端子Ti1に供給される。そして、第2DDC35の降圧動作により変換された第2出力電圧V2rは、第1出力端子To1から第1サブ配線SL1に供給される。そして、第2出力電圧V2rは、第2給電配線SP2を介して第2機器群65に供給され、第2機器群65が給電される。
ステップS21では、第1DDC35を降圧動作させる。具体的には、第1駆動部31を降圧動作させるための第1電圧指令値V1*を、車載NIF14を通じて第1制御部32に出力する。そのため、図5に示すように、第1蓄電池50から供給された入力電圧は、第3高圧ラインHL3を介して第1DDC30の第1入出力端子Tio1に供給される。そして、第1DDC30の降圧動作により変換された第1出力電圧V1rは、第3入出力端子Tio3から第1サブ配線SL1に供給される。そして、第1出力電圧V1rは、第1給電配線SP1を介して第1機器群60に供給され、第1機器群60が給電される。
ステップS21の処理が終了すると、図3の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
ロードSW70が第1DDC30の出力側と第2DDC35の出力側との電気的な接続を導通状態から遮断状態に切り替えることで、第1DDC30からの第1出力電圧V1rが第2給電配線SP2に印加されることなく第1給電配線SP1に印加される。また、第2DDC35からの第2出力電圧V2rが第1給電配線SP1に印加されることなく第2給電配線SP2に印加される。その結果、第1機器群60と第2機器群65とに適した電圧を供給することが可能となる。
・ロードSW70よりも第1DDC30側で第1サブ配線SL1に接続された第2蓄電池55を備える。上記構成により、第2蓄電池55の端子間電圧により第1サブ配線SL1の電圧値の変動が抑制される。そのため、第1機器群60へ供給される電力の変動を抑制することができる。
・第1機器群60へ供給する第1DDC30の第1出力電圧V1rは、第1DDC30の電力変換効率が効率閾値Thη以上となる第1電圧範囲RV1に含まれており、第2機器群65へ供給する第2出力電圧V2rは、第2DDCの電力変換効率が効率閾値Thη以上となる第2電圧範囲RV2に含まれている。上記構成により、高い電力変換効率で、第1DDC30と第2DDC35とを動作させることができる。また、第1及び第2出力電圧V1r,V2rを、それぞれ第1及び第2機器群60,65の効率が高い範囲に設定することで、高い電力変換効率で、第1機器群60と、第2機器群65とを動作させることができる。
(第2実施形態)
この第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
第1DDC30と第2DDC35との出力電圧差が大きいと、ロードSW70の開閉の際、ロードSW70に電流が流れやすくなりスイッチング損失が生じる。そのため、この第2実施形態では、HV−ECU10は、ロードSW70の開閉を制御する場合に、ロードSW70のスイッチング損失を抑制する制御を実施する。
図6は、図3のステップS19においてHV−ECU10により実施される処理である。図6では、ステップS32〜S38が電圧制御部に相当する。
ステップS31では、第2電圧センサ22の検出値を第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rとして取得する。
ステップS32では、第1DDC30の第1電圧指令値V1*をステップS31で取得した第2端子間電圧Vb2rと比較する。
第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも大きい場合、ステップS33に進む。ステップS33では、第1電圧指令値V1*を第2端子間電圧Vb2rよりも小さい値に設定する。具体的には、第2端子間電圧Vb2rから補正値ΔV1を引いた値を、第1電圧指令値V1*に設定する。
ステップS33において、第1電圧指令値V1*を第2端子間電圧Vb2rよりも小さい値に設定したことで、第1DDC30の第1出力電圧V1rが低下する。そして、第1出力電圧V1rが第2端子間電圧Vb2rよりも小さな値となることで、第1DDC30から第1機器群60への給電が停止され、第2蓄電池55により第1機器群60が給電される。第1DDC30から第1機器群60への給電停止を判断するために、ステップS34では、電流センサ24の検出結果に基づいて、第1サブ配線SL1に流れる出力電流Ioutが第2蓄電池55から第1DDC30への向きに流れているか否かを判定する。出力電流Ioutが第2蓄電池55から第1DDC30の向きに流れていない場合、第1出力電圧V1rが第2端子間電圧Vb2r以下となっていないため、ステップS33に戻る。
出力電流Ioutが第2蓄電池55から第1DDC30へ流れている場合、ステップS35では、ステップS33で設定した第1電圧指令値V1*を第2DDC35の第2電圧指令値V2*として設定する。そのため、第2電圧指令値V2*は、ステップS31で取得した第2端子間電圧Vb2r以下の値となる。
ステップS39では、ロードSW70を閉状態から開状態へ制御する。図7は、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも大きい場合の各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフである。なお、図7では、第1出力電圧V1rが第2出力電圧V2rよりも高い例を示している。
時刻t1において、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも低い値に設定されることで、時刻t1−t2の期間では、第1出力電圧V1rが低下する。また、第2蓄電池55により第1給電配線SP1を介して第1機器群60が給電される。そのため、第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rが低下する。また、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも小さい値となるよう制御されているため、第2端子間電圧Vb2rの低下に合わせて、第1電圧指令値V1*が低下する。
時刻t2で、第2電圧指令値V2*が第1電圧指令値V1*と同じ値に設定されることで、第2出力電圧V2rが変化する。その結果、第1出力電圧V1rと第2出力電圧V2rとが同じ値に近づき、ロードSW70の両端子間の電圧差が低くなる。時刻t3で、ロードSW70が閉状態から開状態へ制御される。時刻t3−t4では、ロードSW70の両端子間の電圧差が低い値となっているため、ロードSW70に流れる電流が抑制される。その結果、スイッチングロスが低減される。
図6の説明に戻り、ステップS32において、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2r以下である場合、ステップS36に進む。ステップS36では、第1電圧指令値V1*を第2端子間電圧Vb2rよりも大きい値に設定する。具体的には、第2端子間電圧Vb2rに補正値ΔV2を足した値を、第1電圧指令値V1*に設定する。
ステップS36において、第1電圧指令値V1*を第2端子間電圧Vb2rよりも大きい値に設定したことで、第1出力電圧V1rが第2端子間電圧Vb2rよりも大きいな値となり、第2蓄電池55から第1機器群60への給電が停止される。そのため、ステップS37では、出力電流Ioutが第1DDC30から第2蓄電池55への向きで流れているか否かを判定する。出力電流Ioutが第1DDC30から第2蓄電池55への向きで流れていない場合、第1出力電圧V1rが第2端子間電圧Vb2r以上となっていないため、ステップS36に戻る。
出力電流Ioutが第2電流閾値Thi2以下となった場合、ステップS38では、ステップS36で設定した第1電圧指令値V1*を第2電圧指令値V2*として設定する。ステップS39では、ロードSW70を閉状態から開状態へ制御する。
図8は、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも小さい場合の、各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフである。
時刻t11において、第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも大きい値に設定されることで、第1出力電圧V1rが上昇する。時刻t11−t12において、第1出力電圧V1rが第2端子間電圧Vb2rよりも高い値となることで、第1DDC30により第2蓄電池55が充電される。図8では、時刻t12以後、第2端子間電圧Vb2rの上昇が開始する。第1電圧指令値V1*が第2端子間電圧Vb2rよりも大きい値となるよう制御されることで、第2端子間電圧Vb2rの上昇に合わせて、第1電圧指令値V1*が上昇する。
また、時刻t12では、第2電圧指令値V2*が第1電圧指令値V1*と同じ値に設定されることで、第2出力電圧V2rが上昇する。その結果、第1出力電圧V1rと第2出力電圧V2rとが同じ値に近づき、ロードSW70の両端子間の電圧差が低くなる。
時刻t13で、ロードSW70が閉状態から開状態へ制御される。時刻t13−t14の期間では、ロードSW70の両端子間の電圧差が低い値となっているため、ロードSW70に流れる電流が抑制される。その結果、ロードSW70におけるスイッチングロスが低減される。
ステップS37の処理が終了した場合、図3のステップS19に戻る。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・HV−ECU10は、ロードSW70による導通状態と遮断状態との切り替えの際、第1DDC30と第2DDC35とのそれぞれの出力電圧V1r,V2rを一致させるよう第1電圧指令値V1*と第2電圧指令値V2*とを制御することとした。この場合、ロードSW70の両端に生じる電圧差を低減し、開閉時におけるスイッチングロスを抑制することができる。
また、HV−ECU10は、各出力電圧V1r,V2rを第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rに一致させるよう第1電圧指令値V1*と第2電圧指令値V2*とを制御することとした。上記構成により、第1サブ配線SL1において第2蓄電池55が接続されている構成においても、ロードSW70に生じる電流を低減することができる。
(変形例)
電流センサ24は、第1DDC30における第1駆動部31の低圧側に備えられ、第1駆動部31の低圧側の電流値を検出するものであってもよい。この場合、ステップS34,S37の処理は以下のように実施される。電流センサ24により検出された第1駆動部31の低圧側の電流値に基づいて、第1駆動部31の高圧側に流れる電流値を算出する。そして、算出した電流値により第1サブ配線SL1に流れる出力電流Ioutの向きを判定する。また、電流センサ24は、第1DDC30における第1駆動部31の高圧側に備えられ、第1駆動部31の高圧側の電流値を検出するものであってもよい。
第1駆動部31が高圧側の電圧値を検出する電圧センサを備える場合、この電圧センサにより検出された検出値と、第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rとの電圧差に基づいて、第1サブ配線SL1に流れる出力電流Ioutの向きを判定してもよい。
図6のステップS35においてHV−ECU10は、第1DDC30の第1出力電圧V1rを取得し、第2DDC35の第2出力電圧V2rが第1出力電圧V1rとなるよう第2電圧指令値V2*を算出してもよい。
ロードSW70のスイッチングロスは、開状態から閉状態への制御の際にも生じ得る。そのため、図3のステップS13において、HV−ECU10はスイッチングロスを低減するための処理を実施するものであってもよい。この場合、図6のステップS39では、ロードSW70は開状態から閉状態へと制御される。
(第3実施形態)
この第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図9は、第3実施形態に係る制御システム100の構成図である。図9に示す制御システム100では、第1サブ配線SL1に第2蓄電池55が接続されていない構成が第1実施形態と異なる。
この第3実施形態においても、HV−ECU10は、ロードSW70を閉状態から開状態へ制御する場合に、ロードSW70のスイッチング損失を抑制する制御を実施する。
図10は、第3実施形態において、図3のステップS19で実施される処理を説明するフローチャートである。
ステップS41では、第1DDC35に設定されている第1電圧指令値V1*を取得する。
ステップS42では、第2DDC35の第2電圧指令値V2*をステップS41で取得した第1電圧指令値V1*として設定する。そのため、第1DDC30と第2DDC35とは同じ出力電圧指令値により動作することとなる。
ステップS43では、所定時間が経過するまで待機する。所定時間の経過後、第2出力電圧V2rがステップS42で設定された第2電圧指令値V2*に応じた値に変化する。ステップS44では、ロードSW70を閉状態から開状態へ制御する。
ステップS44の処理が終了した場合、図3のステップS19に戻る。
図11は、第3実施形態に係る、各出力電圧V1r,V2rと第2端子間電圧Vb2rとの変化を説明するグラフである。図11では、第1出力電圧V1rが第2出力電圧V2rよりも高い場合を例示している。
時刻t21において、第1電圧指令値V1*と第2電圧指令値V2*とが同じ値に設定されることで、時刻t21−t22の期間で、第2出力電圧V2rが上昇し、第1出力電圧V1rと第2出力電圧V2rとが近い値となる。
時刻t23で、ロードSW70が閉状態から開状態へ制御される。時刻t23−t24で、ロードSW70の両端子間の電圧差が低い値となっているため、ロードSW70に流れる電流が抑制される。その結果、スイッチングロスが低減される。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
第1サブ配線SL1において第2蓄電池55が接続されていない構成においても、ロードSW70に生じる電流を低減することができる。
(変形例)
図10のステップS42においてHV−ECU10は、第1DDC30の第1出力電圧V1rを取得し、第2DDC35の第2出力電圧V2rが第1出力電圧V1rに近い値となるよう第2電圧指令値V2*を算出してもよい。
ロードSW70のスイッチングロスは、開状態から閉状態への制御の際にも生じ得る。そのため、図3のステップS13において、HV−ECU10はスイッチングロスを低減するための処理を実施するものであってもよい。この場合、図10のステップS44では、ロードSW70は開状態から閉状態へと制御される。
(第4実施形態)
この第4実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図12は、第4実施形態に係る制御システム100の構成図である。図12に示す制御システム100では、第1サブ配線SL1における導通状態と非導通状態とを切り替える第1導通スイッチ71と、第2導通スイッチ72とを備えている。本実施形態では、第1導通スイッチ71が第1機器用切替部に相当し、第2導通スイッチ72が第2機器用切替部に相当する。以下、各導通スイッチ71,72を導通SW71,72と記載する。
第1導通SW71は、第1サブ配線SL1において、第1給電配線SP1の接続点よりも第1DDC30側に設けられている。第2導通SW72は、第1サブ配線SL1において、第2給電配線SP2の接続点よりも第2DDC35側に設けられている。また、各導通SW71,72は、HV−ECU10に接続されており、HV−ECU10により開状態と閉状態との切替えが制御される。
ロードSW70が閉状態に制御された状態で、第1導通SW71が閉状態に制御される場合、第1サブ配線SL1に対する第1給電配線SP1の電気的な接続が維持される。一方、ロードSW70が閉状態に制御された状態で、第1導通SW71が開状態に制御される場合、第1サブ配線SL1に対する第1給電配線SP1の電気的な接続が遮断される。
ロードSW70が閉状態に制御された状態で、第2導通SW72が閉状態に制御される場合、第1サブ配線SL1に対する第2給電配線SP2の電気的な接続が維持される。一方、ロードSW70が閉状態に制御された状態で、第2導通SW72が開状態に制御される場合、第1サブ配線SL1に対する第2給電配線SP2の電気的な接続が遮断される。
次に、第4実施形態において、HV−ECU10により実施される給電遮断処理を図13のフローチャートを用いて説明する。図13のフローチャートで示す処理は、HV−ECU10により所定の制御周期で繰り返し実施される。
ステップS51では、第1DDC30が故障しているか否かを判定する。例えば、第1DDC30の故障は、第1DDC30のショート故障である。このショート故障は、例えば、第1DDC30の回路の一部がショートし、第2蓄電池55と第1DDC30の一部とを含む閉回路が形成される故障である。第1DDC30がショート故障することで、上記閉回路に大電流が流れるおそれがある。そのため、第1DDC30のショート故障が生じた場合、上記閉回路に大電流が流れるのを防止する必要がある。例えば、第1DDC30がショート故障しているか否かの判定は、出力電流Ioutの値に応じて判定する。
第1DDC30の故障を判定した場合、ステップS52では、第1導通SW71を開状態に制御する。そのため、上記閉回路が形成されなくなる。なお、ステップS52の処理により、第1サブ配線SL1に対する第1給電配線SP1の電気的な接続が遮断される。その結果、第1DDC30による第1機器群60への給電が停止される。ステップS52が第1機器用制御部に相当する。
ステップS53では、第1機器群60に給電されていないことの通知処理を行う。この処理により、異常が生じていることが車両ユーザに通知される。
一方、ステップS51において、第1DDC30の故障を判定しない場合、ステップS54では、第2DDC35が故障しているか否かを判定する。例えば、第2DDC35の故障は、第1DDC30同様、ショート故障である。
第2DDC35の故障を判定した場合、ステップS55では、第2導通SW72を開状態に制御する。そのため、第1サブ配線SL1に対する第2給電配線SP2の電気的な接続が遮断される。その結果、第2DDC35による第2機器群65への給電が停止される。ステップS55が第2機器用制御部に相当する。
ステップS56では、第2機器群65が給電されていないことの通知処理を行う。ステップS54において、第2DDC30の故障を判定しない場合、図13の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
HV−ECU10は、第1DDC30の故障又は第2DDC35の故障を判定した場合は、第1DDC30から第1機器群60への給電、又は第2DDC35から第2機器群65への給電が停止される。そのため、各サブ配線SL1,SL2側に大電流が流れることを防止することができる。また、故障が生じているDDC30,35のいずれかによる各機器群60,65への給電が停止された状態で、故障が生じていないDDC30,35のいずれかと、第1蓄電池50とにより車両を走行させることができる。その結果、ユーザが車両を待避走行させることができる。
(変形例)
第1サブ配線SL1には、第1導通SW71又は第2導通SW72のいずれかが設けられる構成としてもよい。
(変形例)
第1及び第2機器用切替部としては、各導通SW71,72に代えて、ヒューズであってもよい。この場合、第1サブ配線SL1において、第1機器群60の接続点よりも第1DDC30側に設けられた第1ヒューズが、第1機器群60と1DDC30とを電気的に接続している状態が閉状態である。一方、第1ヒューズが溶断することが開状態である。同様に、第2機器群65の接続点よりも第2DDC35側に設けられた第2ヒューズが、第2機器群65と第2DDC35とを電気的に接続している状態が閉状態である。一方、第2ヒューズが溶断することが開状態である。
(その他の実施形態)
ロードSW70は、MOSFETにより構成されることに代えて、例えばIGBT等、他のものにより構成されていてもよい。要は、通電操作されていない場合に双方向の電流の流通を阻止し、通電操作されている場合に電流の流通を許可する構成であればよい。
制御システム100は、ハイブリッド車両以外の車両に搭載されるものであってもよい。
制御システム100は、車両以外の装置に搭載されるものであってもよい。
図3,6,10,13の各処理をHV−ECU10以外の制御部が実施するものであってもよい。
第2蓄電池55に代えて、キャパシタを用いるものであってもよい。
第2蓄電池55の蓄電容量を第1蓄電池50の蓄電容量よりも小さくすることに代えて、第2蓄電池55と第1蓄電池50とを同じ蓄電容量とするものであってもよい。また、第1実施形態において、第2蓄電池55の蓄電容量が第1蓄電池50の蓄電容量よりも大きくてもよい。
高圧ラインHL1,HL2を切り替える構成としては、リレーSMR1,SMR2に限らない。また、高圧ラインHL1,HL2に各リレーSMR1,2を設けたことは一例に過ぎず、高圧ラインHL1,HL2に各リレーSMR1,2が設けられていなくともよい。
第2蓄電池55は、プラス側端子及びマイナス側端子が、ロードSW70よりも第2DDC35側で各サブ配線SL1,SL2に接続されていてもよい。
第1DDC30は、昇降圧型のコンバータ以外にも、降圧型のコンバータであってもよい。第2DDC35は、単方向型のコンバータ以外にも、双方向型のコンバータであってもよい。
ロードSW70を閉状態に制御する場合の制御システム100の処理は、平滑コンデンサ41に対するプリチャージに限定されない。
平滑コンデンサ41に対するプリチャージを、以下のように実施するものであってもよい。第1DDC30は、第2蓄電池55の第2端子間電圧Vb2rを昇圧し、第3高圧ラインHL3に出力する。そのため、第3高圧ラインHL3及び第1高圧ラインHL1を通じて平滑コンデンサ41が給電されることで、プリチャージが実施される。
10…HV−ECU、30…第1DC/DCコンバータ、35…第2DC/DCコンバータ、50…第1蓄電池、60…第1機器群、65…第2機器群、70…ロードSW、100…制御システム。

Claims (12)

  1. 主蓄電装置(50)と、前記主蓄電装置に接続された主供給配線(HL1〜HL6)と、を備える電源システムに適用され、
    前記主供給配線に接続され、前記主蓄電装置の出力電圧を降圧する第1DC/DCコンバータ(30)と、
    前記主供給配線に接続され、前記主蓄電装置の出力電圧を降圧する第2DC/DCコンバータ(35)と、
    前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第2DC/DCコンバータの出力側とを接続し、第1機器(60)及び第2機器(65)が接続されるサブ配線(SL1,SL2)と、
    前記サブ配線において前記第1機器との接続点及び前記第2機器との接続点の間に設けられており、前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第2DC/DCコンバータの出力側との前記サブ配線を介した接続状態を導通状態と遮断状態との間で切り換える主切替部(70)と、を備え
    前記遮断状態では、前記第1DC/DCコンバータの出力電圧が前記第2機器に印加されることなく第1機器に印加され、且つ前記第2DC/DCコンバータからの出力電圧が前記第1機器に印加されることなく前記第2機器に印加される、電力変換装置。
  2. 前記遮断状態では、前記第1機器と前記第2機器とが、互いに異なる出力電圧により給電される、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記主切替部による前記導通状態と前記遮断状態との切替えを制御する開閉制御部を備える請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記サブ配線に接続された副蓄電装置(55)を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記主切替部による前記導通状態と前記遮断状態との切り替えの際、前記第1DC/DCコンバータと前記第2DC/DCコンバータとのそれぞれの出力電圧を一致させるよう前記第1DC/DCコンバータの出力電圧指令値と前記第2DC/DCコンバータの出力電圧指令値とを制御する電圧制御部を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記サブ配線に接続された副蓄電装置(55)と、
    前記副蓄電装置の端子間電圧を検出する電圧検出部(22)と、を備え、
    前記電圧制御部は、前記第1DC/DCコンバータと前記第2DC/DCコンバータとのそれぞれの出力電圧を検出された前記端子間電圧に一致させるよう前記第1DC/DCコンバータの出力電圧指令値と前記第2DC/DCコンバータの出力電圧指令値とを制御する、請求項に記載の電力変換装置。
  7. 前記第1機器よりも前記第1DC/DCコンバータ側で前記サブ配線に設けられ、閉状態とされることで前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第1機器とを電気的に接続し、開状態とされることで前記第1DC/DCコンバータの出力側と前記第1機器との電気的な接続を遮断する第1機器用切替部(71)を備える請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  8. 前記第1DC/DCコンバータの故障を判定した場合に、前記第1機器用切替部を閉状態から開状態に切り替える第1機器用制御部を備える請求項に記載の電力変換装置。
  9. 前記第2機器よりも前記第2DC/DCコンバータ側で前記サブ配線に設けられ、閉状態とされることで前記第2DC/DCコンバータの出力側と前記第2機器とを電気的に接続し、開状態とされることで前記第2DC/DCコンバータの出力側と前記第2機器との電気的な接続を遮断する第2機器用切替部(72)を備える請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  10. 前記第2DC/DCコンバータの故障を判定した場合に、前記第2機器用切替部を前記閉状態から前記開状態に切り替える第2機器用制御部を備える請求項に記載の電力変換装置。
  11. 前記第1DC/DCコンバータが前記第1機器に出力する出力電圧を第1出力電圧とし、前記第2DC/DCコンバータが前記第2機器に出力する出力電圧を第2出力電圧とした場合に、
    前記第1出力電圧は、前記第1DC/DCコンバータの電力変換効率が所定値以上となる第1電圧範囲に含まれており、
    前記第2出力電圧は、前記第2DC/DCコンバータの電力変換効率が前記所定値以上となる第2電圧範囲に含まれている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の電力変換装置と、
    前記電源システムと、を備える制御システム。
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