JP6844175B2 - 放射線検出装置 - Google Patents
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Description
図1および図2を用いて、本発明の一実施形態に係る放射線検出装置100の構造の概要を説明する。
カソード電極の幅:350μm
カソード電極のピッチ:400μm
アノード電極のピッチ:縦方向及び横方向に400μm
アノード電極の個数:およそ60000個
カソード電極とアノード電極との間隔:およそ100μm
図3を用いて、本発明の一実施形態に係る放射線検出装置の動作原理を説明する。図1および図2で示した放射線検出装置100の構成をアルゴンやキセノンなどの希ガスと、エタン、メタンなどの常温でガスのアルカンもしくは二酸化炭素を含む消光作用を有するガス(クエンチングガス)との混合ガスで封入されたチャンバー111内に配置する。どちらか単体のガスでも良く、また二種以上の混合ガスでも良い。それぞれのカソード電極104とアノード電極106の間に高電圧を印加することで、電場が形成される。カソード電極104はGNDに接続されており、ドリフト電極110とカソード電極104との間にも電圧が印加され、電場が形成される。
図4は、本発明の実施形態1に係るピクセル電極20を用いた放射線検出装置200の一例を示す平面図である。なおピクセル電極20の構造がわかりやすいよう、ドリフト電極110とチャンバー111は省略する。
図6を用いて本発明の実施形態2にかかるピクセル電極について説明する。なおピクセル電極のカソード電極104、およびアノード電極106の接続するアノード電極パターン108の長さおよび形状以外は本発明の実施形態1と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
図7を用いて本発明の実施形態3にかかるピクセル電極について説明する。なおピクセル電極のカソード電極104、およびアノード電極106の接続するアノード電極パターン108の長さおよび形状以外は本発明の実施形態1または2と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
図8を用いて本発明の実施形態4にかかるピクセル電極について説明する。なおピクセル電極のカソード電極104、およびアノード電極106の接続するアノード電極パターン108の長さおよび形状以外は本発明の実施形態1乃至3と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
図9を用いて本発明の実施形態5にかかるピクセル電極について説明する。なおピクセル電極のカソード電極104、およびアノード電極106の接続するアノード電極パターン108の長さおよび形状以外は本発明の実施形態1乃至4と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
本実施形態においては、本発明の放射線検出装置の別の例について説明する。実施形態1乃至5と同様の構成を有しているので、同様の構成については改めて説明はしない。
10、20、30、40、50、60:ピクセル電極
100、200、300、400、500、600:放射線検出装置
101:ピクセル電極部
102:絶縁部材
104:カソード電極
104a:カソード電極104の接続端子
105:開口部
106:アノード電極(=124:リード配線+126:層間接続部+108:アノード電極パターン)
106a:アノード電極106の接続端子
108:アノード電極パターン
109a、109b:接続端子部
110:ドリフト電極
111:チャンバー
124:リード配線(=106a:アノード電極106の接続端子)
126:層間接続部
150:容器モジュール
152a、b:ドリフトケージ
1000:コンプトンカメラ
1002:シンチレータと光電子増倍管からなる検出モジュール
Claims (16)
- 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記絶縁部材の第1面に配置される前記複数の第2電極間の長さをPとするとき、前記複数の第1電極は、前記複数の接続端子とは反対の端部が、前記複数の接続端子から他端の方向へ最端の前記開口部の中心から少なくとも0.5P以上引き延ばされることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記絶縁部材の第1面に配置される前記複数の第2電極間の長さをPとするとき、前記複数の第2電極は、前記複数の接続端子とは反対の端部が、前記複数の接続端子から他端の方向へ最端の前記絶縁部材の第1面での露出部中心から少なくともP以上引き延ばされることと、
前記複数の第2電極の他端は、半円で形成されることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記複数の第2電極は、前記複数の接続端子とは反対の端部が、前記複数の接続端子から他端の方向へ前記絶縁部材の第1面に配置される複数の第1電極の最端からさらに引き延ばされることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記複数の第2電極の他端は、円弧で形成されることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記複数の第1電極の他端は、円弧で形成されることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記複数の第1電極の他端は、多角形で形成されることを特徴とする放射線検出装置。 - 絶縁部材と、
前記絶縁部材の第1面に配置された、複数の開口部を有する複数の第1電極と、
前記絶縁部材の前記第1面の反対側の第2面上に配置され、前記絶縁部材を貫通し、前記複数の第1電極の前記複数の開口部のそれぞれにおいて先端が露出する複数の第2電極と、
前記複数の第1電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
前記複数の第2電極のそれぞれがその一端に有する複数の接続端子と、
を有するピクセル電極を備える放射線検出装置であって、
前記複数の第1電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記第1面の1辺に配置し、前記複数の第2電極の前記複数の接続端子を前記絶縁部材の前記1辺に隣り合う他辺に配置し、
前記複数の第1電極の他端は、半円で形成されることを特徴とする放射線検出装置。 - 前記絶縁部材の第2面に配置される前記複数の第2電極間の長さをPとするとき、前記複数の第2電極は、前記複数の接続端子とは反対の端部が、前記複数の接続端子から他端の方向へ最端の前記絶縁部材の第1面での露出部中心から少なくともP以上引き延ばされることと、
前記複数の第2電極の他端は、半円で形成されることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。 - 前記複数の第2電極は、前記複数の接続端子とは反対の端部が、前記複数の接続端子から他端の方向へ前記絶縁部材の第1面に配置される複数の第1電極の最端からさらに引き延ばされることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
- 前記複数の第2電極の他端は、円弧で形成されることを特徴とする請求項1、3、及び9の何れか一に記載の放射線検出装置。
- 前記複数の第1電極の他端は、円弧で形成されることを特徴とする請求項1乃至4および8乃至10の何れか一に記載の放射線検出装置。
- 前記複数の第1電極の他端は、多角形で形成されることを特徴とする請求項1乃至4および8乃至10の何れか一に記載の放射線検出装置。
- 前記複数の第1電極の他端は、半円で形成されることを特徴とする請求項1乃至4および8乃至10の何れか一に記載の放射線検出装置。
- 前記絶縁部材の前記第1面に対向して配置された第3電極を備えることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一に記載の放射線検出装置。
- チャンバーを備えることを特徴とする請求項1乃至14の何れか一に記載の放射線検出装置。
- 前記チャンバー内にガスが存在することを特徴とする請求項15に記載の放射線検出装置。
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