以下に、本願に係る表示プログラム、表示方法、端末装置、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る表示プログラム、表示方法、端末装置、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図1の例では、表示システム1は、端末装置100と情報処理装置20とを有する。
端末装置100は、ユーザにより使用される情報処理装置である。例えば、端末装置100は、ユーザが携帯する端末装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。端末装置100には,所定のコードの読み取りにより決済可能な電子決済サービス(以下「電子決済サービスSA1」ともいう)を利用するためのユーザ向けのアプリ(以下「電子決済アプリAP1」ともいう)がインストール済みであるものとする。端末装置100は、端末装置100にインストールされた電子決済アプリAP1を実行する。図1に示す端末装置100は、ユーザID「U1」で識別されるユーザ(ユーザU1)によって利用されるものとする。
コード決済サービスSA1の決済方法には、「スキャン支払い」と「コード支払い」の二種類の決済方法がある。「スキャン支払い」は、店舗に設置してあるQRコード(Quick Response Code)(登録商標)をユーザの端末装置100によって読み取る決済方法である。以下では、電子決済サービスSA1における「スキャン支払い」において読み取り対象となるQRコード(登録商標)を「店舗のQRコード(登録商標)」と記載する。「コード支払い」は、ユーザの端末装置100に表示されたバーコードまたはQRコード(登録商標)を店舗の端末装置に読み取らせる決済方法である。「コード支払い」の場合にユーザの端末装置100に表示されるバーコードまたはQRコード(登録商標)には、端末装置100を利用するユーザを識別する識別情報が含まれる。店舗の端末装置は、端末装置100に表示されたバーコードまたはQRコード(登録商標)を読み取ることにより、端末装置100を利用するユーザを識別する識別情報を取得する。以下では、電子決済サービスSA1における「コード支払い」において読み取り対象となるバーコードを「ユーザを識別するバーコード」と記載する。また、電子決済サービスSA1における「コード支払い」において読み取り対象となるQRコード(登録商標)を「ユーザを識別するQRコード(登録商標)」と記載する。図1に示す例では、電子決済アプリAP1のトップ画面にユーザを識別するバーコードが表示されている。また、ユーザU1のユーザID「U1」がユーザを識別するバーコードに含まれているものとする。
また、端末装置100には、実施形態に係る表示プログラムがインストール済みであるものとする。端末装置100は、端末装置100にインストールされた表示プログラムを実行する。端末装置100は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを取得する。そして、端末装置100は、取得したデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。
ここで、「デザイン」とは、コンテンツと言い換えることができる。例えば、「デザイン」は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインのデータを指す。例えば、「デザイン」は、コンテンツ表示領域に適用される画像のデータを指す。また、以下では、デザインID「DS1」により特定されるデザインを「デザインDS1」とする場合がある。このように、以下では、「デザインDS*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのデザインはデザインID「DS*」により特定されるデザインであることを示す。例えば、「デザインDS2」と記載した場合、そのデザインはデザインID「DS2」により特定されるデザインである。
情報処理装置20は、ユーザが利用する端末装置100に表示されるコンテンツ表示領域であって、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを提供するサーバ装置である。
ここから、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の流れについて説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図1に示す例では、あらかじめユーザU1によってコンテンツ表示領域AR1に適用されるデザインDS1が選択されているものとする。まず、端末装置100は、ユーザU1によって電子決済アプリAP1が起動されたか否かを判定する(ステップS1)。言い換えると、端末装置100は、ユーザU1によって電子決済アプリAP1が立ち上げられたか否かを判定する。
端末装置100は、電子決済アプリAP1が起動されたと判定した場合、ユーザU1によって選択されたデザインが存在するか否かを判定する(ステップS2)。端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザU1によって選択されたデザインDS1を取得する。また、端末装置100は、所定時間(例えば5分間)ごとにユーザU1を識別するバーコードを生成する。そして、端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が存在すると判定すると、その時点で最新のバーコードであるバーコードCD1を取得する。なお、端末装置100は、情報処理装置20によって生成されたバーコードを情報処理装置20から取得してもよい。
続いて、端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1と最新のバーコードCD1とを取得すると、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が適用されたコンテンツ表示領域AR1に含まれるコード表示領域CR1に最新のバーコードCD1が配置されて電子決済アプリAP1のトップ画面に表示されるように制御する。端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が適用されたコンテンツ表示領域AR1を、端末装置100の電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する(ステップS3)。端末装置100は、ユーザU1を識別するバーコードCD1が配置されるコード表示領域CR1を含むコンテンツ表示領域AR1を、端末装置100の電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する。
なお、端末装置100は、端末装置100を利用するユーザU1によって選択されたデザインが存在しないと判定した場合、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する。
上述したように、端末装置100は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを取得する。そして、端末装置100は、取得したデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。これにより、端末装置100は、例えば、ユーザが電子決済アプリAP1を立ち上げる度に、ユーザが選択したデザインを端末装置100の画面の一部に表示することができる。すなわち、端末装置100は、ユーザが電子決済アプリAP1を利用する度に、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。また、端末装置100は、ユーザに対して、デザインを選択したり、デザインを変更したりする楽しみを与えることができる。したがって、端末装置100は、端末装置を利用するユーザの興趣性を向上させることができる。
なお、図1では、端末装置100が、電子決済アプリAP1のトップ画面に表示されるコンテンツ表示領域AR1にユーザU1によって選択されたデザインDS1を適用する例について説明したが、電子決済アプリAP1の決済画面に表示されるコンテンツ表示領域にユーザU1によって選択されたデザインDS1を適用してもよい。
具体的には、端末装置100は、図1に示すように、ユーザがボタンを選択すると端末装置100の画面を決済画面に遷移させるボタンである支払うボタンB2を端末装置100の画面に表示する。端末装置100は、ユーザU1によって支払うボタンB2が選択されたか否かを判定する。
端末装置100は、ユーザU1によって支払うボタンB2が選択されたと判定した場合、ユーザU1によって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザU1によって選択されたデザインDS1を取得する。また、端末装置100は、所定時間(例えば5分間)ごとにユーザU1を識別するバーコードを生成する。そして、端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が存在すると判定すると、その時点で最新のバーコードであるバーコードCD1を取得する。なお、端末装置100は、情報処理装置20によって生成されたバーコードを情報処理装置20から取得してもよい。
続いて、端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1と最新のバーコードCD1とを取得すると、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が適用されたコンテンツ表示領域AR1に含まれるコード表示領域CR1に最新のバーコードCD1が配置されて電子決済アプリAP1の決済画面に表示されるように制御する。端末装置100は、ユーザU1によって選択されたデザインDS1が適用されたコンテンツ表示領域AR1を、端末装置100の電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。端末装置100は、ユーザU1を識別するバーコードCD1が配置されるコード表示領域CR1を含むコンテンツ表示領域AR1を、端末装置100の電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
なお、端末装置100は、端末装置100を利用するユーザU1によって選択されたデザインが存在しないと判定した場合、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
〔2.表示システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る表示システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る表示システムの構成例を示す図である。図2に示すように、表示システム1には、情報処理装置20と、端末装置100とが含まれる。これらの各種装置は、ネットワークN(例えば、インターネット)を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した表示システム1には、任意の数の情報処理装置20と任意の数の端末装置100とが含まれていてもよい。
端末装置100は、図1に示した表示処理を行う情報処理装置である。端末装置100は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信を情報処理装置20に要求する。端末装置100は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを情報処理装置20から取得する。
情報処理装置20は、ユーザが利用する端末装置100に表示されるコンテンツ表示領域であって、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインに関する要求を、端末装置100から受け付ける。情報処理装置20は、受け付けた要求に応じて、デザインを送信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、撮像部130と、記憶部140と、制御部150と、出力部160とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報処理装置20との間で情報の送受信を行う。
(入力部120)
入力部120は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部120は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部120は、端末装置100に設けられたボタンや、端末装置100に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(撮像部130)
撮像部130は、バーコードやQRコード(登録商標)を撮像するカメラ機能を実現する。撮像部130は、レンズ等の光学系と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子と、を有する。かかる撮像部130は、入力部120を介してユーザから受け付けた操作に従って、例えば、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を撮像する。
(記憶部140)
記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部140は、例えば、表示プログラム等を記憶する。また、記憶部140は、図3に示すように、デザイン情報記憶部141とアプリ情報記憶部142とを有する。
(デザイン情報記憶部141)
デザイン情報記憶部141は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインに関する各種情報を記憶する。具体的には、デザイン情報記憶部141は、コンテンツ表示領域に適用される画像のデータを記憶する。例えば、デザイン情報記憶部141は、デザインである画像(静止画像や動画像)のデータを記憶する。図4を用いて、実施形態に係るデザイン情報記憶部の一例について説明する。図4は、実施形態に係るデザイン情報記憶部の一例を示す図である。図4に示す例では、デザイン情報記憶部141は、「デザインID」、「デザイン」といった項目を有する。
「デザインID」は、デザインを識別するための識別情報を示す。「デザイン」は、デザインである画像(静止画像や動画像)のデータを示す。例えば、「デザイン」には、静止画像や動画像(アニメーションを含む)、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
(アプリ情報記憶部142)
アプリ情報記憶部142は、電子決済アプリAP1に関する各種情報を記憶する。図5を用いて、実施形態に係るアプリ情報記憶部の一例について説明する。図5は、実施形態に係るアプリ情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す例では、アプリ情報記憶部142は、「ユーザID」、「デザインID」、「コンテンツ情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、電子決済アプリAP1を利用するユーザを識別するための識別情報を示す。「デザインID」は、ユーザによって選択されたデザインを識別するための識別情報を示す。「コンテンツ情報」は、電子決済アプリAP1に関するコンテンツに関する情報を示す。例えば、「コンテンツ情報」には、電子決済アプリAP1のトップ画面に相当するコンテンツC1に関する情報が格納される。また、コンテンツC1にデザインが適用される前のコンテンツXに関する情報が格納される。また、電子決済アプリAP1の決済画面に相当するコンテンツC11に関する情報が格納される。また、コンテンツC11にデザインが適用される前のコンテンツYに関する情報が格納される。また、「コンテンツ情報」には、コンテンツそのものや、コンテンツの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。
(制御部150)
制御部150は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部150は、要求部151と、選択部152と、取得部153と、表示部154とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部150の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(要求部151)
要求部151は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信を情報処理装置20に要求する。具体的には、要求部151は、入力部120によって受け付けられたユーザの要求操作に従って、コンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信要求を情報処理装置20に送信する。例えば、要求部151は、ユーザを識別するバーコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信を要求する。例えば、要求部151は、コンテンツ表示領域に変更可能に適用される複数のデザインの一覧に関する配信要求を情報処理装置20に送信する。また、要求部151は、情報処理装置20からデザインを取得する。要求部151は、デザインを取得すると、取得したデザインをデザイン情報記憶部141に格納する。
(選択部152)
選択部152は、ユーザによるデザインの選択を受け付ける。具体的には、選択部152は、表示部154により画面に表示された複数のデザインの一覧の中から、端末装置100を利用するユーザによって選択されるデザインの選択を受け付ける。例えば、選択部152は、ユーザによって所定のデザインが選択されると、ユーザによって選択されたデザインの設定を確定する確定ボタンを含む画面であって、選択されたデザインがコンテンツ表示領域に適用されたプレビュー画面に相当するコンテンツを画面に表示する。選択部152は、入力部120によってユーザによる確定ボタンの選択操作が受け付けられると、デザイン情報記憶部141を参照して、ユーザによって選択されたデザインのデザインIDを取得する。選択部152は、ユーザによって選択されたデザインのデザインIDを取得すると、取得したデザインのデザインIDをユーザIDと対応付けてアプリ情報記憶部142に格納する。
なお、選択部152は、所定の基準に基づいてデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、所定の基準に基づいて複数のデザインからデザインを選択してもよい。
(取得部153)
取得部153は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを取得する。具体的には、取得部153は、一次元コードまたは二次元コードである所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。より具体的には、取得部153は、バーコードである所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。
また、取得部153は、コンテンツ表示領域のうち、コード表示領域以外に適用されるデザインを取得する。図1に示す例では、取得部153は、コンテンツ表示領域AR1のうち、コード表示領域CR1以外に適用されるデザインDS1を取得する。
また、取得部153は、選択部152によってユーザによる選択が受け付けられたデザインを取得する。取得部153は、取得部153は、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインを取得する。具体的には、取得部153は、複数のデザインのうち、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインを取得する。例えば、取得部153は、アプリ情報記憶部142を参照して、選択部152によってユーザによる選択が受け付けられたデザインを取得する。
(表示部154)
表示部154は、取得部153により取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。表示部154は、取得部153により取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、コード表示領域に一次元コードが配置されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。表示部154は、コード表示領域にバーコードが配置されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。表示部154は、コンテンツ表示領域のうち、コード表示領域以外にデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。表示部154は、電子決済のアプリケーションに関する情報が表示された画面の一部にコンテンツ表示領域を表示する。
また、表示部154は、選択部152によってユーザによる選択が受け付けられたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。表示部154は、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
具体的には、表示部154は、ユーザによって電子決済アプリAP1が起動されたか否かを判定する。言い換えると、表示部154は、ユーザによって電子決済アプリAP1が立ち上げられたか否かを判定する。
表示部154は、電子決済アプリAP1が起動されたと判定した場合、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。
表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザによって選択されたデザインを取得する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。また、表示部154は、所定時間(例えば5分間)ごとにユーザを識別するバーコードを生成する。そして、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、その時点で最新のバーコードであるバーコードを取得する。なお、表示部154は、情報処理装置20によって生成されたバーコードを情報処理装置20から取得してもよい。
続いて、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインと最新のバーコードとを取得すると、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域に含まれるコード表示領域に最新のバーコードが電子決済アプリAP1のトップ画面に配置されて表示されるように制御する。表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する。表示部154は、ユーザを識別するバーコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する。
なお、表示部154は、表示部154を利用するユーザによって選択されたデザインが存在しないと判定した場合、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1のトップ画面の一部に表示する。
また、表示部154は、図1に示すように、ユーザがボタンを選択すると画面を決済画面に遷移させるボタンである支払うボタンB2を画面に表示する。表示部154は、ユーザによって支払うボタンB2が選択されたか否かを判定する。
具体的には、表示部154は、ユーザによって支払うボタンB2が選択されたか否かを判定する。表示部154は、ユーザによって支払うボタンB2が選択されたと判定した場合、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。
表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザによって選択されたデザインを取得する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。また、表示部154は、所定時間(例えば5分間)ごとにユーザを識別するバーコードを生成する。そして、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、その時点で最新のバーコードであるバーコードを取得する。なお、表示部154は、情報処理装置20によって生成されたバーコードを情報処理装置20から取得してもよい。
続いて、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインと最新のバーコードとを取得すると、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域に含まれるコード表示領域に最新のバーコードが電子決済アプリAP1の決済画面に配置されて表示されるように制御する。表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。表示部154は、ユーザを識別するバーコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
なお、表示部154は、表示部154を利用するユーザによって選択されたデザインが存在しないと判定した場合、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
次に、図6を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図6に示す例では、取得部153は、デザインに応じてコード表示領域の位置が変動するコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。また、表示部154は、取得部153により取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。図6の(A)に示す例では、取得部153は、コンテンツ表示領域AR1に対して相対的に左下方に配置されたコード表示領域CR1を含むコンテンツ表示領域AR1に適用されるデザインDS1を取得する。図6の(B)に示す例では、取得部153は、コンテンツ表示領域AR2に対して相対的に中央下方に配置されたコード表示領域CR2を含むコンテンツ表示領域AR2に適用されるデザインDS2を取得する。図6の(C)に示す例では、取得部153は、コンテンツ表示領域AR3に対して相対的に中央に配置されたコード表示領域CR3を含むコンテンツ表示領域AR3に適用されるデザインDS3を取得する。表示部154は、取得部153により取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。
(出力部160)
出力部160は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部160は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部160とは一体化される。また、以下の説明では、出力部160を画面と記載する場合がある。
〔4.表示処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る表示処理の手順について説明する。図7は、第1の実施形態に係る表示処理手順を示すフローチャートである。図7に示す例では、端末装置100は、電子決済アプリAP1が起動されたか否かを判定する(ステップS101)。端末装置100は、電子決済アプリAP1が起動されていないと判定した場合(ステップS101;No)、電子決済アプリAP1が起動されるまで待機する。
一方、端末装置100は、電子決済アプリAP1が起動されたと判定した場合(ステップS101;Yes)、端末装置100を利用するユーザによって選択されたデザインであって、コンテンツ表示領域に適用されるデザインが存在するか否かを判定する(ステップS102)。
端末装置100は、端末装置100を利用するユーザによって選択されたデザインが存在しないと判定した場合(ステップS102;No)、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する(ステップS104)。一方、端末装置100は、端末装置100を利用するユーザによって選択されたデザインが存在すると判定した場合(ステップS102;Yes)、ユーザによって選択されたデザインがコンテンツ表示領域に適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する(ステップS103)。
〔5.情報処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図8に示す例では、端末装置100は、図1に示すように、ユーザがボタンを選択すると端末装置100の画面をデザインの選択画面に遷移させるボタンであるきせかえボタンB1を端末装置100の画面に表示する。端末装置100は、きせかえボタンB1が選択されたか否かを判定する。端末装置100は、きせかえボタンB1が選択されたと判定すると、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信を情報処理装置20に要求する(ステップS11)。端末装置100は、コンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインの配信要求を情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、デザインの配信要求を受け付けると、配信要求に応じてユーザに応じたデザインを決定する(ステップS12)。例えば、情報処理装置20は、ユーザに人気のあるデザインをユーザの人気が高い順に上位から所定の数だけ選択する。例えば、情報処理装置20は、人気ランキング1位のプロ野球チーム「AAAAA」に関するデザインDS1を選択する。また、情報処理装置20は、人気ランキング2位の東京の建築に関するデザインDS2を選択する。また、情報処理装置20は、人気ランキング3位のデフォルトのデザインDS3を選択する。情報処理装置20は、デザインを選択すると、選択したデザインを端末装置100に送信するデザインとして決定する。なお、情報処理装置20は、デザインを決定すると、決定したデザインをユーザに対してレコメンドする順番を決定する。例えば、情報処理装置20は、ユーザに人気のデザインを人気の高い順にレコメンドすることを決定する。
続いて、情報処理装置20は、デザインを決定すると、決定したデザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を端末装置100に送信する(ステップS13)。また、情報処理装置20は、ユーザに対してレコメンドする順番を決定すると、レコメンドする順番に関する情報を端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20からデザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を取得する。端末装置100は、デザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を取得すると、取得したデザインをデザイン情報記憶部141に格納する。また、端末装置100は、ユーザに対してレコメンドする順番とデザインIDとを対応付けてデザイン情報記憶部141に格納してもよい。
続いて、端末装置100は、デザイン情報記憶部141を参照して、デザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を取得する。端末装置100は、デザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を取得すると、取得したデザインの一覧が端末装置100の画面に表示されるように制御する。また、端末装置100は、取得したデザインの一覧がレコメンド順に上から順番に端末装置100の画面に表示されるように制御する。端末装置100は、デザインDS1、デザインDS2、デザインDS3を取得すると、取得したデザインの一覧を画面に表示する(ステップS14)。
表示部154は、複数のデザインのうち、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。表示部154は、画面に表示された複数のデザインから、端末装置100を利用するユーザの選択に基づいて、デザインを選択する。端末装置100は、画面に表示された複数のデザインから、ユーザU1によって選択されたプロ野球チーム「AAAAA」に関するデザインDS1を選択する。
続いて、端末装置100は、デザインDS1を選択すると、選択したデザインの設定を確定する確定ボタンを含む画面であって、選択したデザインDS1がコンテンツ表示領域AR1に適用されたプレビュー画面を端末装置100に表示する。端末装置100は、ユーザU1によって確定ボタンが選択されると、デザインDS1を取得する。端末装置100は、デザインDS1を取得すると、取得したデザインDS1をユーザIDと対応付けてアプリ情報記憶部142に格納する。
〔6.情報処理装置の構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る情報処理装置20の構成について説明する。図9は、実施形態に係る情報処理装置20の構成例を示す図である。図9に示すように、情報処理装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
(通信部21)
通信部21は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部21は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部22)
記憶部22は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部22は、図9に示すように、デザイン情報記憶部221とユーザ情報記憶部222と決済情報記憶部223と位置情報記憶部224とを有する。
(デザイン情報記憶部221)
デザイン情報記憶部221は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインに関する各種情報を記憶する。図10を用いて、実施形態に係るデザイン情報記憶部の一例について説明する。図10は、実施形態に係るデザイン情報記憶部の一例を示す図である。図10に示す例では、デザイン情報記憶部221は、「デザインID」、「デザイン」といった項目を有する。
「デザインID」は、デザインを識別するための識別情報を示す。「デザイン」は、デザインに関する情報を示す。例えば、「デザイン」には、コンテンツ表示領域に適用されるデザインである画像(静止画像や動画像)、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
(ユーザ情報記憶部222)
ユーザ情報記憶部222は、ユーザに関する各種情報を記憶する。図11を用いて、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例について説明する。図11は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図11に示す例では、ユーザ情報記憶部222は、「ユーザID」、「登録日時」、「生年月日」、「電子マネー残高」、「銀行口座」、「クレジットカード番号」、「アカウントアイコン」、「デザインID」といった項目を有する。
「ユーザID」は、電子決済アプリAP1を利用するユーザを識別するための識別情報を示す。「登録日時」は、ユーザが電子決済アプリAP1に登録した日時を示す。「生年月日」は、ユーザの生年月日を示す。「電子マネー残高」は、ユーザの電子マネー残高を示す。「銀行口座」は、ユーザが電子決済アプリAP1にチャージする電子マネーの引き落とし口座に指定しているユーザの銀行口座を示す。「クレジットカード番号」は、ユーザが電子決済アプリAP1の支払元として登録しているクレジットカードの番号を示す。クレジットカード番号「-」は、ユーザがクレジットカードを登録していないことを示す。「アカウントアイコン」は、ユーザが電子決済アプリAP1に登録しているアカウントアイコンを示す。アカウントアイコン「-」は、ユーザがアカウントアイコンを登録していないことを示す。例えば、アカウントアイコンは、ユーザが登録した画像である。例えば、アカウントアイコンは、ユーザが登録したユーザの画像である。「デザインID」は、ユーザによって選択されたデザインを識別するための識別情報を示す。
(決済情報記憶部223)
決済情報記憶部223は、電子決済アプリAP1による決済に関する各種情報を記憶する。図12を用いて、実施形態に係る決済情報記憶部の一例について説明する。図12は、実施形態に係る決済情報記憶部の一例を示す図である。図12に示す例では、決済情報記憶部223は、「決済ID」、「ユーザID」、「店舗名」、「決済金額」、「日時」といった項目を有する。
「決済ID」は、電子決済アプリAP1による決済に関する決済情報を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、電子決済アプリAP1利用して決済を行ったユーザを識別するための識別情報を示す。「店舗名」は、ユーザの電子決済アプリAP1による決済先の店舗の名称を示す。「決済金額」は、決済の金額を示す。「日時」は、決済が行われた日時を示す。
(位置情報記憶部224)
位置情報記憶部224は、電子決済アプリAP1を利用するユーザの位置に関する各種情報を記憶する。図13を用いて、実施形態に係る位置情報記憶部の一例について説明する。図13は、実施形態に係る位置情報記憶部の一例を示す図である。図13に示す例では、位置情報記憶部224は、「位置ID」、「ユーザID」、「位置情報」、「日時」といった項目を有する。
「位置ID」は、電子決済アプリAP1を利用するユーザの位置に関する位置情報を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「位置情報」は、電子決済アプリAP1を利用するユーザの位置に関する位置情報を示す。例えば、「位置情報」は、ユーザが位置する緯度や経度に関する情報である。また、「位置情報」は、「東京都港区…」といった具体的な住所に関する情報であってもよい。「日時」は、位置情報が取得された日時を示す。
(制御部23)
制御部23は、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部23は、受付部231と、決定部232と、送信部233とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部23の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受付部231)
受付部231は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインの配信要求を端末装置100から受け付ける。受付部231は、デザインの配信要求を端末装置100から受信する。具体的には、受付部231は、ユーザが利用する端末装置100に表示されるコンテンツ表示領域であって、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインに関する要求を、端末装置100から受け付ける。より具体的には、受付部231は、コンテンツ表示領域に変更可能に適用される複数のデザインの一覧に関する配信要求を端末装置100から受信する。なお、受付部231は、端末装置100の画面に表示された複数のデザインの中からユーザによって選択されたデザインに関する配信要求を端末装置100から受信してもよい。
(決定部232)
決定部232は、所定の基準に基づいて、デザインを決定する。決定部232は、所定の基準に基づいて複数のデザインからデザインを選択する。決定部232は、ユーザに応じたデザインを決定する。具体的には、決定部232は、受付部231によって複数のデザインの一覧に関する配信要求が受け付けられると、配信要求に応じてユーザに応じた複数のデザインを決定する。例えば、決定部232は、ユーザ情報記憶部222を参照して、各デザインを選択しているユーザの数を算出する。続いて、決定部232は、算出したユーザの数が多い順に上位から所定の数のデザインを選択する。続いて、決定部232は、デザインを選択すると、選択したデザインを端末装置100に送信するデザインとして決定する。なお、決定部232は、デザインを決定すると、決定したデザインをユーザに対してレコメンドする順番を決定する。例えば、決定部232は、決定したデザインをユーザの数が多い順にユーザに対してレコメンドすることを決定する。
また、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの選択に基づいて、デザインを決定してもよい。例えば、決定部232は、端末装置100の画面に表示された複数のデザインから、端末装置100を利用するユーザによって選択されたデザインを選択する。続いて、決定部232は、受付部231によって複数のデザインの中からユーザによって選択されたデザインに関する配信要求が受け付けられると、デザイン情報記憶部221を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。決定部232は、ユーザによって選択されたデザインを取得すると、取得したデザインをユーザIDと対応付けてユーザ情報記憶部222に格納する。
(送信部233)
送信部233は、決定部232により決定されたデザインを送信する。具体的には、送信部233は、受付部231による要求の受け付けに応じて、決定部232により決定されたデザインを送信する。より具体的には、送信部233は、決定部232によってデザインが決定されると、決定されたデザインを端末装置100に送信する。例えば、送信部233は、受付部231による複数のデザインの一覧に関する配信要求の受け付けに応じて、決定部232により決定された複数のデザインを端末装置100に送信する。送信部233は、決定部232により決定されたレコメンド順と各デザインとを対応付けた情報を端末装置100に送信する。
なお、送信部233は、受付部231によるユーザの選択に基づくデザインに関する配信要求に応じて、決定部232により決定されたデザインを送信してもよい。例えば、送信部233は、ユーザ情報記憶部222を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。続いて、送信部233は、ユーザによって選択されたデザインを端末装置100に送信する。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る表示システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、表示システム1の他の実施形態について説明する。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
〔7−1.二次元コードを含むコンテンツ表示領域へのデザイン表示処理〕
図1では、端末装置100が、ユーザを識別するバーコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域にユーザによって選択されたデザインを適用する例について説明したが、店舗のQRコード(登録商標)が配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域にユーザによって選択されたデザインを適用してもよい。具体的には、取得部153は、一次元コードまたは二次元コードである所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。例えば、取得部153は、QRコード(登録商標)である所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。そして、表示部154は、取得したデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。
具体的には、表示部154は、ユーザによって支払うボタンB2が選択されたか否かを判定する。表示部154は、ユーザによって支払うボタンB2が選択されたと判定した場合、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインが存在するか否かを判定する。
表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザによって選択されたデザインを取得する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。また、表示部154は、ユーザを識別するQRコード(登録商標)を取得する。
続いて、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインとユーザを識別するQRコード(登録商標)とを取得すると、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域に含まれるコード表示領域にユーザを識別するQRコード(登録商標)が電子決済アプリAP1の決済画面に配置されて表示されるように制御する。表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。表示部154は、ユーザを識別するQRコード(登録商標)が配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
なお、表示部154は、店舗のQRコード(登録商標)が配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示してもよい。例えば、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが存在すると判定すると、ユーザによって選択されたデザインを取得する。例えば、表示部154は、アプリ情報記憶部142を参照して、ユーザによって選択されたデザインを取得する。また、表示部154は、撮像部130によって検知された店舗のQRコード(登録商標)を取得する。続いて、表示部154は、ユーザによって選択されたデザインと店舗のQRコード(登録商標)とを取得すると、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域に含まれるコード表示領域に店舗のQRコード(登録商標)が電子決済アプリAP1の決済画面に配置されて表示されるように制御する。表示部154は、ユーザによって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。表示部154は、店舗のQRコード(登録商標)が配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
なお、表示部154は、表示部154を利用するユーザによって選択されたデザインが存在しないと判定した場合、デフォルトのデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
〔7−2.広告に関するデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、ユーザに対してデザインをレコメンドしてもよい。情報処理装置20は、ユーザに対してレコメンドするデザインを選択してもよい。具体的には、情報処理装置20は、店舗の店員へ見せる広告のデザインをユーザに対してレコメンドするデザインとして選択してもよい。
より具体的には、決定部232は、コンテンツ表示領域に適用される広告のデザインを選択する。決定部232は、電子決済アプリAP1の決済画面に相当するコンテンツC11に表示されるコンテンツ表示領域AR11に表示されるデザインとして、店舗の店員へ見せる広告のデザインを選択する。続いて、送信部233は、決定部232によって選択された広告のデザインを端末装置100に送信する。取得部153は、情報処理装置20から広告のデザインを取得する。表示部154は、ユーザによって選択された広告のデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。
また、決定部232は、ユーザが決済画面を店員に提示した場合、ユーザに対して所定の割引クーポンやポイントを付与することを決定してもよい。例えば、決定部232は、決済情報記憶部223のユーザIDとユーザ情報記憶部222のユーザIDとに基づいて、決済を行ったユーザのデザインIDを特定する。続いて、決定部232は、デザイン情報記憶部221を参照して、特定したデザインIDが広告のデザインであるか否かを判定する。続いて、決定部232は、ユーザが広告のデザインが適用されたコンテンツ表示領域を含む決済画面を店員に提示したと判定した場合、ユーザに対して所定の割引クーポンやポイントを付与することを決定する。
なお、上記では情報処理装置20がデザインを選択する例について説明したが、端末装置100がデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、電子決済アプリAP1の決済画面に相当するコンテンツC11に表示されるコンテンツ表示領域AR11に店舗の店員へ見せる広告のデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、ユーザに対してコンテンツ表示領域に適用される広告のデザインをレコメンドする。続いて、取得部153は、ユーザによって選択された広告のデザインを取得する。表示部154は、ユーザによって選択された広告のデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、電子決済アプリAP1の決済画面の一部に表示する。また、表示部154は、ユーザが決済画面を店員に提示した場合、ユーザに対して所定の割引クーポンやポイントを付与することを決定してもよい。
〔7−3.決済履歴に基づくデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、ユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。具体的には、情報処理装置20は、ユーザの電子決済アプリAP1による決済履歴に基づいて、デザインを自動変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを決定する。決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済回数または決済金額に関する情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを決定する。例えば、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報を取得する。例えば、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済回数または決済金額に関する情報を取得する。例えば、決定部232は、決済情報記憶部223を参照して、ユーザの電子決済アプリAP1による決済回数または決済金額に関する情報を取得する。
なお、上記では情報処理装置20が端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報を取得する例について説明したが、端末装置100が利用情報を取得してもよい。具体的には、選択部152は、端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済回数または決済金額に関する情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。より具体的には、要求部151は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1の利用に関する利用情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。例えば、要求部151は、ユーザの電子決済アプリAP1による決済回数または決済金額に関する情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、利用情報の配信要求を端末装置100から受け付ける。具体的には、情報処理装置20は、決済回数または決済金額に関する情報の配信要求を受け付ける。情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、決済情報記憶部223を参照して、配信要求の要求元となるユーザの電子決済アプリAP1による決済回数または決済金額に関する情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、決済回数または決済金額に関する情報を取得すると、取得した決済回数または決済金額に関する情報を端末装置100に送信する。
〔7−3−1.ゴールドカードに相当するデザインの表示処理〕
決定部232は、利用情報を取得すると、取得した利用情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、決定部232は、決済回数または決済金額に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。より具体的には、決定部232は、決済回数または決済金額が所定の基準を満たす場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、決済回数または決済金額が所定の基準を満たすか否かを判定する。続いて、決定部232は、決済回数が所定の回数を上回る場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。また、決定部232は、決済金額が所定の金額を上回る場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインとして、ゴールドカードに相当するデザインを選択する。例えば、決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20からゴールドカードに相当するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20からゴールドカードに相当するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が決済金額に基づいてゴールドカードに対応するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が決済金額に基づいてゴールドカードに対応するデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から利用情報を取得する。具体的には、取得部153は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済回数または決済金額に関する情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から決済回数または決済金額に関する情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によって利用情報が取得されると、取得部153により取得された利用情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、選択部152は、決済回数または決済金額に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。より具体的には、選択部152は、決済回数または決済金額が所定の基準を満たす場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、決済回数または決済金額が所定の基準を満たすか否かを判定する。例えば、選択部152は、決済回数が所定の回数を上回る場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。また、選択部152は、決済金額が所定の金額を上回る場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインとして、ゴールドカードに相当するデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−3−2.アラートを通知するデザインの表示処理〕
決定部232は、決済金額が所定の金額を超える場合に、アラートを通知するデザインを選択する。例えば、決定部232は、決済金額がユーザにより設定された予算の金額を超える場合に、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、決定部232は、アラートを通知するデザインとして、赤色のデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20からアラートを通知するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20からアラートを通知するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が決済金額に基づいてアラートを通知するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が決済金額に基づいてアラートを通知するデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、決済金額が所定の金額を超える場合に、アラートを通知するデザインを選択してもよい。例えば、選択部152は、決済金額がユーザにより設定された予算の金額を超える場合に、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、選択部152は、アラートを通知するデザインとして、赤色のデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
あるいは、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションにチャージにされた残高に関する残高情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションにチャージにされた残高に関する残高情報を取得する。例えば、決定部232は、決済情報記憶部223を参照して、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高に関する残高情報を取得する。続いて、決定部232は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージされた残高情報を取得すると、取得した残高情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、決定部232は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高に基づいて、デザインを選択する。より具体的には、決定部232は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高が所定の基準を満たす場合、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、決定部232は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高が所定の金額を下回る場合に、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、決定部232は、アラートを通知するデザインとして、赤色のデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20からアラートを通知するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20からアラートを通知するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が残高情報に基づいてアラートを通知するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が残高情報に基づいてアラートを通知するデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、ユーザの電子決済のアプリケーションにチャージにされた残高に関する残高情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、要求部151は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高に関する残高情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、残高情報の配信要求を受け付ける。情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、ユーザ情報記憶部222を参照して、配信要求の要求元となるユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高情報を取得すると、取得したユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高情報を端末装置100に送信する。
取得部153は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から残高情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によってユーザの電子決済アプリAP1にチャージされた残高情報が取得されると、取得部153により取得された残高情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、選択部152は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高に基づいて、デザインを選択する。より具体的には、選択部152は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高が所定の基準を満たす場合、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、選択部152は、ユーザの電子決済アプリAP1にチャージにされた残高が所定の金額を下回る場合に、ユーザに対してアラートを通知するデザインを選択する。例えば、選択部152は、アラートを通知するデザインとして、赤色のデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−3−3.ユーザがよく行く店舗に関するデザインの表示処理〕
決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済先の店舗に関する店舗情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済先の店舗に関する店舗情報を取得する。より具体的には、決定部232は、決済情報記憶部223を参照して、ユーザの電子決済アプリAP1による決済先の店舗に関する店舗情報を取得する。決定部232は、決済先の店舗に関する情報を取得すると、取得した決済先の店舗に関する情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、決定部232は、決済先の店舗の種類に基づいて、デザインを選択する。より具体的には、決定部232は、決済先の店舗に対する飲食店の割合が所定の閾値を超える場合、飲食に関連するデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から飲食に関連するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から飲食に関連するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が店舗情報に基づいて飲食に関連するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が店舗情報に基づいて飲食に関連するデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済先の店舗に関する店舗情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、要求部151は、ユーザの電子決済アプリAP1による決済先の店舗に関する店舗情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、店舗情報の配信要求を受け付ける。
情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、決済情報記憶部223を参照して、配信要求の要求元となるユーザの電子決済アプリAP1による決済先の店舗に関する店舗情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、店舗情報を取得すると、取得した店舗情報を端末装置100に送信する。
取得部153は、ユーザの電子決済アプリAP1による決済先の店舗に関する店舗情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から店舗情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によって決済先の店舗に関する情報が取得されると、取得部153により取得された決済先の店舗に関する情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、選択部152は、決済先の店舗の種類に基づいて、デザインを選択する。より具体的には、選択部152は、決済先の店舗に対する飲食店の割合が所定の閾値を超える場合、飲食に関連するデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−3−4.送金先に関するデザインの表示処理〕
決定部232は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1による送金先に関する送金情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、決定部232は、電子決済アプリAP1による送金履歴に関する送金情報を取得する。より具体的には、決定部232は、決済情報記憶部223を参照して、ユーザの電子決済アプリAP1による送金先に関する送金情報を取得する。決定部232は、送金情報を取得すると、取得した送金情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、決定部232は、送金情報に基づいて、送金先のユーザに対する最初の送金から現在までの経過期間を判定する。続いて、決定部232は、判定した経過期間が所定の期間(例えば、1年間)を超える場合、送金先のユーザと友達になって所定の期間(例えば、1年間)が経過したことを通知するデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から送金先に関するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から送金先に関するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が送金情報に基づいて送金先に関するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が送金情報に基づいて送金先に関するデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1による送金先に関する送金情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、要求部151は、電子決済アプリAP1による送金履歴に関する送金情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、送金情報の配信要求を受け付ける。
情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、決済情報記憶部223を参照して、配信要求の要求元となるユーザの送金情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、送金情報を取得すると、取得した送金情報を端末装置100に送信する。
取得部153は、送金情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から送金情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によって送金情報が取得されると、取得部153により取得された送金情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択する。具体的には、選択部152は、送金情報に基づいて、送金先のユーザに対する最初の送金から現在までの経過期間を判定する。続いて、選択部152は、判定した経過期間が所定の期間(例えば、1年間)を超える場合、送金先のユーザと友達になって所定の期間(例えば、1年間)が経過したことを通知するデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−4.アプリの登録日時に対応するデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、ユーザの電子決済のアプリケーションへの登録日時に関する情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。具体的には、情報処理装置20は、ユーザの電子決済アプリAP1による登録日時に基づいて、デザインを自動変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションへの登録日時が所定の基準を満たす場合、登録日時に対応するデザインを選択する。決定部232は、ユーザ情報記憶部222を参照して、ユーザの電子決済アプリAP1への登録日時に関する登録情報を取得する。決定部232は、登録情報を取得すると、取得した登録情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、決定部232は、登録日時が所定の基準を満たす場合、登録日時に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、ユーザによる電子決済アプリAP1への登録日時から所定の期間(例えば、100日間)が経過した場合に、ユーザに対して電子決済アプリAP1への登録に対する感謝を通知するデザインを選択する。例えば、決定部232は、感謝を通知するデザインとして、「ありがとう!登録から100日目」といったメッセージを含むデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から感謝を通知するデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から感謝を通知するデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が登録情報に基づいて感謝を通知するデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が登録情報に基づいて感謝を通知するデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、ユーザの電子決済のアプリケーションへの登録日時に関する情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、要求部151は、端末装置100を利用するユーザの電子決済アプリAP1への登録日時に関する登録情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、登録情報の配信要求を受け付ける。情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、ユーザ情報記憶部222を参照して、配信要求の要求元となるユーザの電子決済アプリAP1への登録日時に関する登録情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、登録情報を取得すると、取得した登録情報を端末装置100に送信する。
取得部153は、ユーザの電子決済のアプリケーションへの登録日時に関する登録情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から登録情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によって登録情報が取得されると、取得部153により取得された登録情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、選択部152は、登録日時が所定の基準を満たす場合、登録日時に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、ユーザによる電子決済アプリAP1への登録日時から所定の期間(例えば、100日間)が経過した場合に、ユーザに対して電子決済アプリAP1への登録に対する感謝を通知するデザインを選択する。例えば、選択部152は、感謝を通知するデザインとして、「ありがとう!登録から100日目」といったメッセージを含むデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−5.位置情報に応じたデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。具体的には、情報処理装置20は、端末装置100を利用するユーザの位置情報に基づいて、デザインを自動変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報に基づいて、デザインを決定する。例えば、決定部232は、ユーザの位置情報に対応するデザインを選択する。決定部232は、記憶部22を参照して、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報を取得する。例えば、決定部232は、位置情報記憶部234を参照して、ユーザの位置情報を取得する。続いて、決定部232は、ユーザ情報を取得すると、取得したユーザ情報に基づいて、デザインを選択する。例えば、決定部232は、位置情報を取得すると、取得した位置情報に基づいて、デザインを選択する。例えば、決定部232は、位置情報が所定の基準を満たす場合、位置情報に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、位置情報が所定の緯度経度の範囲内に存在する場合、所定の緯度経度に対応する都市のデザインを選択する。例えば、決定部232は、都市デザインとして、東京やニューヨークといった都市ごとに異なる都市のデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から都市のデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から都市のデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が位置情報に基づいて都市のデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が位置情報に基づいて都市のデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、ユーザの位置情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。より具体的には、要求部151は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。例えば、要求部151は、端末装置100を利用するユーザの位置情報の配信要求を情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、ユーザ情報の配信要求を受け付ける。具体的には、情報処理装置20は、位置情報の配信要求を受け付ける。続いて、情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、記憶部140を参照して、配信要求の要求元となるユーザのユーザ情報を取得する。例えば、情報処理装置20は、配信要求を受け付けると、位置情報記憶部234を参照して、配信要求の要求元となるユーザの位置情報を取得する。続いて、情報処理装置20は、位置情報を取得すると、取得した位置情報を端末装置100に送信する。
取得部153は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20からユーザ情報を取得する。具体的には、取得部153は、ユーザの位置情報を取得する。取得部153は、情報処理装置20から位置情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153によってユーザ情報が取得されると、取得部153により取得されたユーザ情報に基づいて、デザインを選択する。具体的には、選択部152は、取得部153によって位置情報が取得されると、取得部153により取得された位置情報に基づいて、デザインを選択する。より具体的には、選択部152は、位置情報が所定の基準を満たす場合、位置情報に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、位置情報が所定の緯度経度の範囲内に存在する場合、所定の緯度経度に対応する都市のデザインを選択する。例えば、選択部152は、都市デザインとして、東京やニューヨークといった都市ごとに異なる都市のデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−6.日時情報に応じたデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報に対応するデザインを選択する。決定部232は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報を取得する。続いて、決定部232は、取得した日時情報に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、日時情報が所定の時間帯に属する場合、所定の時間帯に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、所定の時間帯に対応するデザインとして、朝の時間帯であれば朝焼けのデザイン、夕方の時間帯であれば夕焼けのデザインのように、時間帯毎に異なるデザインを選択する。また、決定部232は、日時情報が所定の期間に属する場合、所定の期間に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、所定の期間に対応するデザインとして、4月であれば桜のデザイン、10月であればお月見のデザインのように、期間毎に異なるデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から季節や時間帯に応じたデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から季節や時間帯に応じたデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が日時情報に基づいて季節や時間帯に応じたデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が日時情報に基づいて季節や時間帯に応じたデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153により取得された日時情報に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、日時情報が所定の時間帯に属する場合、所定の時間帯に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、所定の時間帯に対応するデザインとして、朝の時間帯であれば朝焼けのデザイン、夕方の時間帯であれば夕焼けのデザインのように、時間帯毎に異なるデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
また、選択部152は、日時情報が所定の期間に属する場合、所定の期間に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、所定の期間に対応するデザインとして、4月であれば桜のデザイン、10月であればお月見のデザインのように、期間毎に異なるデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔7−7.その他のデザインの表示処理〕
情報処理装置20は、端末装置100を利用するユーザの歩数情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの歩数情報に基づいて、デザインを選択する。決定部232は、端末装置100のセンサによって取得された歩数情報を取得する。続いて、決定部232は、取得した歩数情報に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、歩数情報が所定の歩数(例えば、1万歩)を上回る場合、所定の歩数に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、所定の歩数に対応するデザインとして、「1万歩おめでとう!」といったメッセージを含むデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から歩数に応じたメッセージを含むデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から歩数に応じたメッセージを含むデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20が歩数情報に基づいて歩数に応じたメッセージを含むデザインを選択する例について説明したが、端末装置100が歩数情報に基づいて歩数に応じたメッセージを含むデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、端末装置100を利用するユーザの歩数情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、端末装置100のセンサによって取得された歩数情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153により取得された歩数情報に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、歩数情報が所定の歩数(例えば、1万歩)を上回る場合、所定の歩数に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、所定の歩数に対応するデザインとして、「1万歩おめでとう!」といったメッセージを含むデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
また、情報処理装置20は、端末装置100を利用するユーザのカレンダー情報に基づいて、デザインを自動的に変更してもよい。
より具体的には、決定部232は、端末装置100を利用するユーザのカレンダー情報に基づいて、デザインを選択する。決定部232は、端末装置100に登録されたカレンダー情報を取得する。続いて、決定部232は、取得部153により取得されたカレンダー情報に対応するデザインを選択する。例えば、決定部232は、カレンダー情報に基づいて、ユーザの誕生日である場合には、誕生日を祝うデザインを選択する。例えば、決定部232は、誕生日を祝うデザインとして、「誕生日におめでとう!」といったメッセージを含むデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20から誕生日を祝うデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20から誕生日を祝うデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20がカレンダー情報に基づいて誕生日を祝うデザインを選択する例について説明したが、端末装置100がカレンダー情報に基づいて誕生日を祝うデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、端末装置100を利用するユーザのカレンダー情報に基づいて、コンテンツ表示領域に適用されるデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、端末装置100に登録されたカレンダー情報を取得する。続いて、選択部152は、取得部153により取得されたカレンダー情報に対応するデザインを選択する。例えば、選択部152は、カレンダー情報に基づいて、ユーザの誕生日である場合には、誕生日を祝うデザインを選択する。例えば、選択部152は、誕生日を祝うデザインとして、「誕生日におめでとう!」といったメッセージを含むデザインを選択する。取得部153は、選択部152によって選択されたデザインを取得する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
また、情報処理装置20は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインとして、端末装置100を利用するユーザのアカウントアイコンに基づくデザインを選択してもよい。
より具体的には、決定部232は、端末装置100を利用するユーザのアカウントアイコンに基づいて、デザインを選択する。決定部232は、ユーザ情報記憶部222を参照して、ユーザによって登録されたアカウントアイコンに関する情報(例えば、画像)を取得する。続いて、決定部232は、アカウントアイコンに関する情報を取得すると、アカウントアイコンに基づくデザインを選択する。決定部232は、デザインを選択すると、デザイン情報記憶部221を参照して、選択したデザインを取得する。送信部233は、決定部232によって取得されたデザインを端末装置100に送信する。
端末装置100は、情報処理装置20からアカウントアイコンに基づくデザインを取得する。取得部153は、情報処理装置20からアカウントアイコンに基づくデザインを取得する。表示部154は、取得されたデザインを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、取得部153によって取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
なお、上記では情報処理装置20がユーザのアカウントアイコンに基づいてアカウントアイコンに基づくデザインを選択する例について説明したが、端末装置100がユーザのアカウントアイコンに基づいてアカウントアイコンに基づくデザインを選択してもよい。具体的には、選択部152は、コンテンツ表示領域に適用されるデザインとして、端末装置100を利用するユーザのアカウントアイコンに基づくデザインを選択してもよい。具体的には、取得部153は、ユーザによって登録されたアカウントアイコンに関する情報(例えば、画像)を情報処理装置20から取得する。続いて、選択部152は、取得部153によってアカウントアイコンに関する情報が取得されると、アカウントアイコンに基づくデザインを選択する。続いて、表示部154は、選択部152によって選択されたアカウントアイコンを適用したコンテンツ表示領域が画面の一部に表示されるように制御する。表示部154は、選択部152によって選択されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置100は、取得部153と表示部154とを備える。取得部153は、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインを取得する。表示部154は、取得部153により取得されたデザインが適用されたコンテンツ表示領域を、端末装置100の画面の一部に表示する。
これにより、端末装置100は、例えば、ユーザが電子決済のアプリケーションを立ち上げる度に、ユーザが選択したデザインを端末装置100の画面の一部に表示することができる。すなわち、端末装置100は、ユーザが電子決済のアプリケーションを利用する度に、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。また、端末装置100は、ユーザに対して、デザインを選択したり、デザインを変更したりする楽しみを与えることができる。したがって、端末装置100は、端末装置を利用するユーザの興趣性を向上させることができる。
また、取得部153は、一次元コードまたは二次元コードである所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。表示部154は、コード表示領域に所定のコードが配置されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
これにより、端末装置100は、ユーザが一次元コードまたは二次元コードの読み取りによる決済を行う度に、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。
また、取得部153は、コンテンツ表示領域のうち、コード表示領域以外に適用されるデザインを取得する。表示部154は、コンテンツ表示領域のうち、コード表示領域以外にデザインが適用されたコンテンツ表示領域を画面の一部に表示する。
これにより、端末装置100は、電子決済の機能を妨げることなく、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。
また、取得部153は、デザインに応じてコード表示領域の位置が変動するコンテンツ表示領域に適用されるデザインを取得する。
これにより、端末装置100は、デザインに関わらず、電子決済の機能を提供することができる。
また、表示部154は、電子決済のアプリケーションに関する情報が表示された画面の一部にコンテンツ表示領域を表示する。
これにより、端末装置100は、ユーザが電子決済のアプリケーションを利用する度に、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。
また、取得部153は、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインを取得する。
これにより、端末装置100は、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを与えることができる。
また、取得部153は、複数のデザインのうち、端末装置100を利用するユーザが選択したデザインを取得する。
これにより、端末装置100は、ユーザに対してデザインを選択する楽しみを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置20は、受付部231と送信部233とを備える。受付部231は、ユーザが利用する端末装置100に表示されるコンテンツ表示領域であって、電子決済において読み取り対象となる所定のコードが配置されるコード表示領域を含むコンテンツ表示領域に変更可能に適用されるデザインに関する要求を、端末装置100から受け付ける。送信部233は、受付部231による要求の受け付けに応じて、デザインを送信する。
これにより、情報処理装置20は、例えば、ユーザが電子決済のアプリケーションを立ち上げる度に、端末装置100の画面の一部に表示に表示されるデザインを提供可能とする。すなわち、情報処理装置20は、ユーザが電子決済のアプリケーションを利用する度に、ユーザに対してお気に入りのデザインを見る楽しみを提供可能とする。また、情報処理装置20は、ユーザに対して、デザインを選択したり、デザインを変更したりする楽しみを提供可能とする。したがって、情報処理装置20は、端末装置を利用するユーザの興趣性を向上可能とする。
実施形態に係る情報処理装置20は、決定部232をさらに備える。決定部232は、所定の基準に基づいて、デザインを決定する。送信部233は、決定部232により決定されたデザインを送信する。また、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの選択に基づいて、デザインを決定する。
これにより、情報処理装置20は、所定の基準に基づく適切なデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
また、決定部232は、端末装置100を利用するユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報に基づいて、デザインを決定する。
これにより、情報処理装置20は、ユーザの電子決済のアプリケーションの利用に関する利用情報に応じて、ユーザ毎に異なる適切なデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
また、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションによる決済回数または決済金額が所定の基準を満たす場合、電子決済のアプリケーションの優良ユーザに対応するデザインを選択する。
これにより、情報処理装置20は、優良ユーザに対して、そのユーザが特別であることを示すゴールドカードのようなデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
また、決定部232は、ユーザの電子決済のアプリケーションへの登録日時が所定の基準を満たす場合、登録日時に対応するデザインを選択する。
これにより、情報処理装置20は、例えば、ユーザに対して登録から100日経ったことに対する電子決済サービスからの感謝のメッセージを含むデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
また、決定部232は、端末装置100を利用するユーザに関するユーザ情報に基づいて、デザインを決定する。また、決定部232は、ユーザの位置情報に対応するデザインを選択する。
これにより、情報処理装置20は、例えば、ユーザが訪れた都市に応じて、都市毎に異なるデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
また、決定部232は、コンテンツ表示領域を表示する日時を示す日時情報に対応するデザインを選択する。
これにより、情報処理装置20は、例えば、時間帯に応じて、時間帯毎に異なるデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。また、情報処理装置20は、例えば、季節に応じて、季節毎に異なるデザインを端末装置100に表示可能とすることができる。
〔9.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100および情報処理装置20は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、端末装置100および情報処理装置20の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の端末装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して端末装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100および情報処理装置20として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150または制御部23の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、表示部は、表示手段や表示回路に読み替えることができる。