JP6842592B1 - メッセルシールド装置およびそれを用いたオープンピット工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッセルシールド装置が計画と異なった方向に進むことによる地下埋設構造物の埋設工事の長期化を防止することができるとともに、フロントメッセルにより水道管等が破壊されず地下埋設構造物の埋設工事の安全性を確保できるメッセルシールド装置およびそれを用いたオープンピット工法を提供する。【解決手段】フロントメッセル40が地山を貫入しながら前方方向に移動される際に、油圧センサーによりフロントメッセルを前方方向へ押圧する押圧力が測定され、その油圧センサーにより測定された押圧力が所定の押圧力以上の場合に、フロントメッセルの前方方向の移動駆動を停止させるので、フロントメッセルの先方方向に大きな岩が存在していても、その大きな岩等に衝突することによるメッセルシールド装置1の進行方向の曲がりを防止することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、フロントフレームとテールフレームとの間に中間ジャッキが連結され、ボックスカルバート等の地下埋設構造物を埋設するメッセルシールド装置およびそれを用いたオープンピット工法に関する。
従来より、フロントフレームとテールフレームとの間に中間ジャッキが連結され、ボックスカルバート等の地下埋設構造物を埋設するメッセルシールド装置が知られている。この種のメッセルシールド装置100として、複数の縦材と横材よりなる枠体の間に、複数の切梁を配設した剛構造のフロントフレーム111とテールフレーム112が備えられている(図10、図11参照)。そして、フロントフレーム111とテールフレーム112の両側に複数のフロントメッセル113及びテールメッセル114が摺動自在に配列され、そのフロントフレーム111と各フロントメッセル112間には圧入ジャッキ115が配設されている。そして、圧入ジャッキ118が伸長操作されることにより、フロントメッセル113及びテールメッセル114が掘進方向の地山へ貫入し、すべての圧入ジャッキ118が収縮操作されることによりフロントフレーム111が掘進方向に掘進される。そして、中間ジャッキ116の収縮操作により、テールフレーム112がフロントフレーム111側に引き寄せられるというものであった(たとえば、特許文献1)。ここで、図10は従来のメッセルシールド装置の平面図であり、図11は図10のA−A図である。
特開2001−288985号公報
しかしながら、従来のメッセルシールド装置100では、圧入ジャッキ115によりフロントメッセル113を前方方向に移動させる際に、フロントメッセル113の先方方向に大きな岩等があれば、その岩等とフロントメッセル113が衝突し、その岩等に衝突したフロントメッセル113を先方方向に移動させることができなくなる。このように、その岩等に衝突してフロントメッセル113が先方方向に移動できない場合には、岩等に衝突していない他のフロントメッセル113が先方方向に移動するため、メッセルシールド装置100が計画と異なった方向に移動することになるという問題が生じていた。このように、メッセルシールド装置100が計画と異なった方向に進んでしまうと、メッセルシールド装置100を計画進行方向に修正するために、工事を長期間中止せざるを得ないという問題が生じるものであった。
また、前方方向に移動させたフロントメッセル113の先方方向に水道管やガス管(以下、「水道管等」という。)が存在する場合、フロントメッセル113を前方方向に移動させることにより、その水道管等が破壊される可能性があった。このように、フロントメッセル113により水道管が破壊されると、地下埋設構造物を埋設するために掘削された穴に破壊された水道管から水が溢れだし、その水道管から溢れだした水を穴から排出等させる必要があるために、工事を長期間中止せざるを得なくなるとともに、近隣が断水状態になり近隣住民に迷惑をかけるという問題が生じる。また、フロントメッセル113によりカス管が破壊されると、そのガス管から溢れ出されたガスに火が引火すると、ガス爆発を生じる危険性を有するものであった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、メッセルシールド装置が計画と異なった方向に進むことによる地下埋設構造物の埋設工事の長期化を防止することができるとともに、フロントメッセルにより水道管等が破壊されず地下埋設構造物の埋設工事の安全性を確保できるメッセルシールド装置およびそれを用いたオープンピット工法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、フロントフレームとテールフレームとの間に中間ジャッキが連結され、ボックスカルバート等の地下埋設構造物を埋設するメッセルシールド装置であって、フロントフレームの左右両側にそれぞれ左右同一高さで上下方向に複数個設けられ、上方または下方から順次前方方向に移動されるフロントメッセルと、複数個設けられたフロントメッセルのそれぞれに対応して設けられ、フロントメッセルを前後方向に移動させる圧入ジャッキと、フロントメッセルが地山を貫入しながら前方方向に移動される際に、フロントメッセルを前方方向へ押圧する油圧力を前記フロントメッセルの個々に測定する押圧力測定手段と、テールフレームの左右両側に前記フロントメッセルとそれぞれ同一高さで上下方向に複数個設けられたテールメッセルと、を有し、フロントフレームは、左右両側の複数個のフロントメッセルのそれぞれの高さ毎に分解可能であり、テールフレームは、左右両側の複数個のフロントメッセルとそれぞれ同一高さに設けられたテールメッセルのそれぞれの高さ毎に分解可能であり、押圧力測定手段により測定された押圧力が所定の押圧力以上の場合に、フロントメッセルの前方方向の移動駆動を停止させ、油圧力が所定の油圧力以上と測定され停止されたフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外されることを特徴とするものである。
本発明によれば、油圧力が所定の油圧力以上と測定され停止されたフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外されるので、水道管やガス管に衝突したフロントメッセルより下部のメッセルシールド装置を水道管やガス管の下部を前方方向に進行させることができ、地下埋設構造物の埋設工事を中断することなく、続行させることができる。
本発明のうち第の態様に係るものは、第の態様に係るメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法であって、フロントメッセルが上方または下方から順次前方方向に移動されることにより、フロントメッセルが前方の地山に順次貫入されるフロントメッセル地山貫入工程と、フロントメッセル地山貫入工程の実行中に、フロントメッセルが押圧される油圧力が測定されるフロントメッセル押圧力測定工程と、フロントメッセル押圧力測定工程により測定された油圧力が所定の油圧力以上の場合に、フロントメッセルの前方方向の移動駆動を停止させるフロントメッセル移動停止工程と、フロントメッセル移動停止工程によりフロントメッセルが停止された後に、その停止されたフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外されるメッセルシールド装置上部取外工程と、を有し、メッセルシールド装置上部取外工程は、フロントメッセルが水道管またはガス管に衝突することにより、フロントメッセルの押圧力が所定の油圧力以上になった場合に実行されることを特徴とするものである。
本発明によれば、フロントメッセルが水道管またはガス管に衝突することにより、フロントメッセルの押圧力が所定の油圧力以上になった場合に、その水道管またはガス管に衝突したフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外されるので、水道管やガス管に衝突したフロントメッセルより下部のメッセルシールド装置を水道管やガス管の下部を前方方向に進行させることができ、地下埋設構造物の埋設工事を中断することなく、続行させることができる。
本発明によれば、メッセルシールド装置が計画と異なった方向に進むことによる地下埋設構造物の埋設工事の長期化を防止することができるとともに、フロントメッセルにより水道管等が破壊されず地下埋設構造物の埋設工事の安全性を確保できる。
本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置の施工状況を示す概略図である。 同メッセルシールド装置の斜視図である。 同メッセルシールド装置の平面図である。 (a)同メッセルシールド装置の前面図である。(b)同メッセルシールド装置の後面図である。 図4(a)のB−B断面図ある。 本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置のシステム構成図である。 同メッセルシールド装置を用いたオープンピット工法のフローチャートである。 同オープンピット工法のメッセルシールド装置前方移動工程のフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法のメッセルシールド装置前方移動工程のフローチャートである。 従来のメッセルシールド装置の平面図である。 図10のA−A図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置について、図面を参照にしながら説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置の施工状況を示す概略図である。なお、本実施形態では、地下埋設構造物としてボックスカルバート2を布設する場合について説明するが、地下埋設構造物はボックスカルバート2に限定されず、他の地下埋設構造物であってもよい。ここで、ボックスカルバート2は、道路下に埋設され、下水道や雨水排水管などに使用される構造物である。
図1に示すように、地盤が掘削され、その掘削された地盤の底面が固められ、その固められた地盤上に、自走機能を持つメッセルシールド装置1を用いて、ボックスカルバート2などの地下埋設構造物を布設される。そして、ボックスカルバート2が布設された後は、その掘削された地盤を埋めてもとの状態に戻される。
次に、本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置について、図2〜図5を参照にしながら説明する。ここで、図2は本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置の斜視図であり、図3は同メッセルシールド装置の平面図であり、図4(a)は同メッセルシールド装置の前面図であり、図4(b)は同メッセルシールド装置の後面図であり、図5は図4(a)のB−B断面図である。
メッセルシールド装置1は、フロントフレーム10とテールフレーム20との間に中間ジャッキ30が連結され、ボックスカルバート2を埋設するものである(図5参照)。このフロントフレーム10は、縦柱材11と横補強材12とから一体構成された左右の枠体の間に切梁13が配設されている(図3、図5参照)。また、テールフレーム20の前方に延設された水平梁21は、フロントフレーム10の後方に延設された支持梁14に載置され、テールフレーム20が沈降するのを抑止する構成になっている。フロントフレーム10とテールフレーム20の両側には、フロントメッセル40とテールメッセル41が摺動自在に配列され、フロントメッセル40とテールメッセル41の間はピンで連結されている。このフロントメッセル40は、フロントフレーム10の左右両側にそれぞれ上下方向に4個設けられている。具体的には、左右両側に設けられたフロントメッセル40は、左右の上下方向の高さが同じで、上下方向に4個設けられている。また、テールメッセル41についても、テールフレーム20の左右両側に4個のフロントメッセル40とそれぞれ同一高さで上下方向に4個設けられている。なお、本実施形態では、フロントメッセル40(テールメッセル41も同様)を左右それぞれに上下方向に4個設けたが、これに限らず、左右それぞれに上下方向に3個〜6個(好ましくは、4個〜5個)などの複数個設けるようにしてもよい。
フロントフレーム10とそれぞれのフロントメッセル40間は圧入ジャッキ15で連結されている(図5参照)。この圧入ジャッキ15は、左右それぞれに4個設けられたフロントメッセル40のそれぞれに対応して設けられ、フロントメッセル40を前後方向に移動させることができる。具体的には、この左右の圧入ジャッキ15(15a、15b)には、油圧ポンプ31(31a、31b)により送油され、左右の圧入ジャッキ15(15a、15b)がそれぞれ操作されることにより、左右のフロントメッセル40を前後方向に移動させることができる(図6参照)。この油圧ポンプ31(31a、31b)は、モータ34(34a、34b)により作動される。ここで、図6では、右側に「a」を付し、左側に「b」を付して、区別して表示させている。また、圧入ジャッキ15には、通常時において、油圧ポンプ31から15MPaの油圧力で送油されている。このように、圧入ジャッキ15は、通常時において、フロントメッセル40を15MPaの油圧力で押圧している。また、左右の油圧ポンプ31(31a、31b)と圧入ジャッキ15(15a、15b)の間には、手動切換弁32(32a、32b)が設けられ、作業者により手動切換弁32が操作されることにより、圧入ジャッキ15の押引(押付または引込)の切り替えが可能となる。すなわち、圧入ジャッキ15が押し付けられる方向に手動切換弁32が操作されることにより、フロントフレーム10が前方方向に押し付けられる。また、圧入ジャッキ15が引き込まれる方向に手動切換弁32が操作されることにより、フロントフレーム10が後方方向に引き込まれる。この圧入ジャッキ15(15a、15b)および手動切換弁32の操作は、後述する制御ユニット18(制御手段)の上部に設置された操作板(図示略)により行われる。また、左右のそれぞれの圧入ジャッキ15(15a、15b)と油圧ポンプ31(31a、31b)の間には、圧入ジャッキ15(15a、15b)に送られる油圧力を測定する油圧センサー33(押圧力測定手段)が備えられている。このように、油圧センサー33は、圧入ジャッキ15に送られる油圧力を測定することにより、フロントメッセル40を前方方向に押圧する押圧力をそれぞれのフロントメッセル40について測定することができる。なお、本実施形態では、油圧センサー33により、フロントメッセル40が前方方向に押圧する押圧力を測定したが、これに限らず、油圧センサー以外の押圧力測定手段を用いて、フロントメッセル40を前方方向に押圧する押圧力を測定してもよい。また、本実施形態では、圧入ジャッキ15をフロントメッセル40に対応して4個設けたが、これに限らず、フロントメッセル40が4個以外の複数個設けられる場合は、圧入ジャッキ15もフロントメッセル40と同数の複数個設けられる。ここで、図6は、本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置のシステム構成図である。
フロントフレーム10の底部には、ボトムジャッキ16を介してボトムメッセル17が摺動自在に配されている(図5参照)。さらに、テールフレーム20の底部には、そり体22が配されている。ここで、ボトムジャッキ16(16a、16b)も油圧ポンプ(31a、31b)により送油され、作業者により手動切換弁32(32a、32b)が操作されることにより、ボトムジャッキ16(16a、16b)の押引(押付または引込)の切り替えが可能となる。
圧入ジャッキ15が操作されることによりフロントメッセル40が開削方向へ掘進され、ボトムジャッキ16が操作されることによりボトムメッセル17が開削方向へ掘進され、中間ジャッキ30の収縮によりテールフレーム20がフロントフレーム10方向に引き寄せられる。また、フロントメッセル40が前方方向に移動することにより、フロントメッセル40とピンで結合されたテールメッセル41も前方方向に移動される。
圧入ジャッキ15、ボトムジャッキ16、および中間ジャッキ30などの制御は、フロントフレーム10上部に搭載された制御ユニット18(制御手段)により行われる。
テールフレーム20は、縦柱材23と横補強材24とから一体構成された枠体25にテールメッセル41が支持され、枠体25の前方には平面コ字形の切梁26が横補強材24に合わせて多段構成として配され、切梁26と横補強材24の接合部には補強材28が設けられている(図3、図5参照)。対向する枠体25の間にはボックスカルバート2を吊り込むための吊込空間27が形成されている(図3参照)。この吊込空間27は空間の上方および後方が開放されている。
次に、メッセルシールド装置1の動作作用について説明する。
メッセルシールド装置のフロントメッセル40の始動時には、油圧ポンプ31から送られてきた15MPaの油圧力で圧入ジャッキ15が駆動され、その圧入ジャッキ15によりフロントメッセル40が前方方向に移動される。具体的には、メッセルシールド装置1を前方方向に真っすぐ移動させる場合は、左右それぞれ上下方向に4個設けられたフロントフレーム41の左右上端のフロントメッセル40から左右の同一高さのフロントメッセル40が同時に駆動され、地山を貫入しながら前方方向に左右同一長さ移動させる。そして、フロントフレーム10が前方方向に移動駆動されているときには、左右の油圧センサー33(33a、33b)により、フロントメッセル40を駆動させる圧入ジャッキ15に送られる油圧ポンプ31からの油圧力が測定される。この油圧センサー33により測定された油圧ポンプ31から送られる油圧力は、圧入ジャッキ15によりフロントメッセル40を前方方向へ押圧する押圧力となる。なお、本実施形態では、メッセルシールド装置1を前方方向に真っすぐ移動させたが、これに限らず、メッセルシールド装置1を右方向または左方向に曲がるように移動させてもよい。この場合は、フロントフレーム41の左右上端のフロントフレーム41から左右の同一高さのフロントメッセル40が駆動され、そして、左右のフロントメッセル40は前方方向に異なる長さ移動することとなる。また、本実施形態では、左右上端のフロントメッセル40から駆動させたが、これに限らず、左右下端のフロントメッセル40から左右の同一高さのフロントメッセル40を駆動させるようにしてもよい。
メッセルシールド装置1の最上段から2段目のフロントメッセル40の先方方向に岩が存在する場合に、最上段から2段目のフロントメッセル40の前方方向に移動させると、その最上段から2段目のフロントメッセル40が前方方向に移動され、そして、最上段から2段目のフロントメッセル40が岩と衝突することになる。このように、フロントメッセル40が岩と衝突すると、油圧センサー33により測定される油圧ポンプ31から送られる油圧力が増大することになる。すなわち、フロントメッセル40は岩が存在するために前方方向に移動させることができず、そのフロントメッセル40が強く押圧することになるので、そのフロントメッセル40に駆動力を与える圧入ジャッキ15に油圧ポンプ31から送られる油圧力が増大することになる。そして、油圧ポンプ31から圧入ジャッキ15に送られた油圧力が18MPa以上であると油圧センサー33により測定されると、その信号が油圧センサー15から制御ユニット18(制御手段)に送信され、制御ユニット18(制御手段)によりフロントメッセル40の前方方向の移動駆動が停止される。これにより、油圧ポンプ31から圧入ジャッキ15に送油されなくなり、フロントメッセル40が前方方向に移動しなくなる。そして、油圧センサー33により測定された油圧力が18MPa以上になったときには、制御ユニット18(制御手段)の上部に設置された異常発光ランプ(図示略)が発光するとともに、異常ブザー(図示略)により音が発せられる。これにより、フロントメッセル40が岩などに衝突したことを作業者に知らせることができる。なお、本実施形態では、油圧ポンプ31から圧入ジャッキ15に送られた油圧力が18MPa以上であると油圧センサー33により測定された場合に、フロントメッセル40の前方方向の移動駆動が停止されるようにしたが、これに限らず、圧力ポンプ15aから圧入ジャッキ15に送られた油圧力が所定の押圧力以上であると油圧センサー33により測定された場合に、フロントメッセル40の前方方向の移動駆動を停止させるようにしてもよい。また、本実施形態では、異常発光ランプ(図示略)および異常ブザー(図示略)を制御ユニット18(制御手段)の上部に設置されたが、これに限らず、メッセルシールド装置1の前方または後方の4つのいずれかの角部など目立つところに設置してもよい。
次に、本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法の施工手順について図7を用いて説明する。図7は本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法のフローチャートである。
まずS1において、掘削工程が実施される。この掘削工程では、これからボックスカルバ―ト2(地下埋設構造物)が埋設されるための穴をバックフォーを用いて掘削され、そして、その掘削された地盤の底面が固められ、その固められた地盤上まで、自走機能を持つメッセルシールド装置1を移動させる。そして、S2に進む。
S2において、メッセルシールド装置前方移動工程が実施される。このメッセルシールド装置前方移動工程では、メッセルシールド装置が前方方向に移動される。具体的には、次のS21〜S28の各工程が実施される(図8参照)ここで、図8は、本発明の第1実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法のメッセルシールド装置前方移動工程のフローチャートである。
S21において、フロントメッセル地山貫入工程が実施される。このフロントメッセル地山貫入工程では、圧入ジャッキ15が操作されることにより、フロントメッセル40が上方から順次前方方向に移動され、フロントメッセル40が前方の地山に順次貫入される。具体的には、上下4段からなるフロントメッセル40の上方から左右同時に順次、1段目→2段目→3段目→4段目とそれぞれ左右のフロントメッセル40が上方から順次前方方向に移動される。ここで、フロントメッセル40が前方方向に移動することにより、フロントメッセル40とピンで結合されたテールメッセル41も前方方向に移動される。なお、本実施形態では、フロントメッセル40が上方から順次前方方向に移動されたが、これに限らず、フロントメッセル40を下方から順次前方方向に移動させてもよい。そして、S22に進む。
S22において、フロントメッセル押圧力測定工程が実施される。このフロントメッセル押圧力測定工程では、フロントメッセル前方移動工程の実施中に、フロントメッセル40が押圧される油圧力が測定される。具体的には、油圧ポンプ31(31a、31b)から圧入ジャッキ15(15a、15b)にそれぞれ送油される油圧力が油圧センサー33(33a、33b)により測定される。ここで、油圧センサー33(33a、33b)は、左右の圧入ジャッキ15(15a、15b)にそれぞれ送油される油圧力が左右の個別に測定される。そして、S23に進む。
S23において、油圧センサー33(33a、33b)により検出された油圧力が18MPa以上かが判断される。そして、油圧センサー33(33a、33b)により検出された油圧力が18MPa以上でないと判断された場合はS26に進み、油圧センサー33(33a、33b)により検出された油圧力が18MPa以上と判断された場合はS24に進む。この油圧センサー33(33a、33b)の油圧力が18MPa以上になった場合というのは、左右の少なくとも1つの油圧センサー33(33a、33b)の油圧力が18MPa以上になった場合のことである。なお、本実施形態では、油圧センサー33(33a、33b)により検出された油圧力が18MPa以上と判断したが、これに限らず、上述したように、油圧センサー33(33a、33b)により検出された油圧力が所定の油圧力以上と判断してもよい。本実施形態では、以下において、2段目のフロントメッセル40が岩に衝突することにより、油圧センサー33の油圧力が18MPa以上になった場合について説明する。
S24において、フロントメッセル移動停止工程が実施される。このフロントメッセル移動停止工程では、油圧センサー33(33a、33b)の油圧力が18MPa以上になった場合に、前方方向に移動駆動されているフロントメッセル40の前方方向の移動駆動を停止させる。具体的には、前方方向に移動駆動されている2段目のフロントメッセル40の移動駆動が停止される。このように、その岩に衝突して2段目のフロントメッセル40が先方方向に移動できない場合には、岩に衝突していない他の2段目のフロントメッセル40が先方方向に移動することにより、メッセルシールド装置1が計画と異なった方向に移動することになるが、上記のように、前方方向に移動駆動されている2段目のフロントメッセル40の移動駆動が停止されるので、その岩に衝突することによるメッセルシールド装置1の進行方向の曲がりを防止することができる。なお、本実施形態では、岩に衝突した2段目の左右のフロントメッセル40の移動駆動が停止されるとしたが、2段目のフロントメッセル40の移動駆動が停止された後に、前方方向に移動駆動されているフロントメッセル40をすべて後方に移動させてもよい。そして、S25に進む。
S25において、岩破壊工程が実施される。この岩破壊工程では、フロントメッセル40が衝突した岩が破壊される。このように、フロントメッセル40が衝突した岩が破壊されることにより、メッセルシールド装置1の前方方向の移動の障害がなくなり、メッセルシールド装置1を前方方向の計画通りの方向に移動させることができる。なお、岩破壊工程が完了すると、フロントメッセル地山貫入工程(S21)が再開されるが、図8では図示を省略している。そして、S26に進む。
S26において、フロントメッセル前方移動工程が完了したかが判断される。このフロントメッセル前方移動工程が完了したかは、上下4段のすべてのフロントメッセル40が前方方向に移動することにより完了と判断される。そして、S26において、「No」と判断された場合は、「YeS」と判断されるまでS21→S22→・・→S26の処理が行われ、「Yes」と判断された場合は、S27に進む。
S27において、ボトムメッセル地山貫入工程が実施される。このボトムメッセル地山貫入工程では、ボトムジャッキ16が操作されることにより、ボトムメッセル17が左右から順次前方方向に移動され、ボトムメッセル17が前方の地山に順次貫入される。具体的には、左右3個からなるボトムメッセル17の左右両端から左右同時に順次、左右両端1個目→2個目→3個目とそれぞれ左右のボトムメッセル17が左右両端から順次前方方向に移動される。そして、S28にすすむ。
S28において、中間ジャッキ収縮工程が実施される。この中間ジャッキ収縮工程では、フロントフレーム10とテールフレーム20の間の中間ジャッキ30が収縮されることにより、テールフレーム20がフロントフレーム10方向に引き寄せられる。これにより、メッセルシールド装置前方移動工程が終了する。そして、S3に進む。
S3において、ボックスカルバート設置工程が実施される。このボックスカルバート設置工程では、ボックスカルバート2が設置される。具体的には、クレーン51にボックスカルバート2が吊り下げられ、ボックスカルバート2が設置される(図1参照)。また、既にボックスカルバート2が設置される場合は、既に設置されているボックスカルバート2の端部と係合結合させて、ボックスカルバート2が設置される。そして、S4に進む。
S4において、すべてのボックスカルバート2が設置されたかが判断される。そして、S4において、「No」と判断された場合は、S5に進み、「YeS」と判断されるまでS5→S2→S3→S4の処理が行われ、「YeS」と判断された場合は、S6に進む。
S5において、前方掘削工程が実施される。この前方掘削工程では、ボックスカルバ―ト2(地下埋設構造物)の前方をバックフォーを用いて掘削される。そして、S2に進む。なお、本実施形態では、前方掘削工程(S5)がメッセルシールド装置前方移動工程(S2)と別々に実施されるように説明したが、これに限らず、メッセルシールド装置前方移動工程が実施されながら、前方掘削工程を実施してもよい。
S6において、地盤埋設工程が実施される。この地盤埋設工程では、ボックスカルバート2の上部から周辺に土が流し込まれるとともに、その掘削された地盤を埋めてもとの状態に戻される。これにより、オープンピット工法は終了する。
以上説明したように、フロントメッセル押圧力測定工程(S22)により測定された油圧力が18MP以上の場合に、フロントメッセル移動停止工程(S24)によりフロントメッセル40の前方方向の移動駆動を停止させるので、フロントメッセル40の先方方向に大きな岩が存在していても、その大きな岩に衝突することによるメッセルシールド装置の進行方向の曲がりを防止することができるとともに、フロントメッセル40が衝突した岩が破壊されることにより、メッセルシールド装置1を前方方向の計画通りの方向に移動させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態におけるメッセルシールド装置について、図面を省略して説明する。ここで、本発明の第1実施形態のメッセルシールド装置1では、フロントメッセル40の高さ毎にフロントフレーム10とテールフレーム20を分割できない構造であったが、第2実施形態のメッセルシールド装置(図示略)では、フロントメッセル40の高さ毎にフロントフレーム10とテールフレーム20を分割できる構造にしたところが異なる。以下においては、第1実施形態の同様の内容については省略して説明する。
左右両側に設けられたフロントメッセルは、左右の上下方向の高さが同じで、上下方向に4個設けられている。そして、フロントフレームとテールフレームは、それぞれのフロントメッセルの高さの位置で分割でき、その分割されたところはボルトで結合されている。そして、そのボルトを外すことによりそれぞれのフロントメッセルの高さの位置でフロントフレームとテールフレームを分割することができる。具体的には、最上段から2段目のフロントメッセルの高さで分割する際は、最上段から2段目のフロントメッセル下部の第2段のフロントフレームと第3段のフロントフレームおよび第2段のテールフレームと第3段のテールフレームの接合部分の結合ボルトが外されることにより、最上段から2段目のフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外すことができる。そして、最上段から2段目のフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレーム、テールメッセルおよびテールフレームが取り外された後に、最上段のフロントフレームの上部に搭載されていた制御ユニット18(制御手段)などが三段目のフロントフレームの上部に載置される。すなわち、各段のフロントフレームの上部には、平面形状の床板が設置され、その床板の上部に制御ユニット18(制御手段)など載置される。
次に、本発明の第2実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法の施工手順について図9を用いて説明する。図9は、本発明の第2実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法のメッセルシールド装置前方移動工程のフローチャートである。なお、本発明の第2実施形態におけるメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法は、第1実施形態におけるオープンピット工法では「岩破壊工程(S25)」を実施したところを、「メッセルシールド装置上部取外工程(S35)」にしたところが異なる。その他については、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。本実施形態では、最上段から2段目のフロントメッセルが水道管に衝突することにより、油圧センサーの油圧力が18MPa以上になった場合について説明する。
S35において、メッセルシールド装置上部取外工程が実施される。このメッセルシールド装置上部取外工程では、フロントメッセル移動停止工程(S24)によりフロントメッセルが停止された後に、その停止された2段目のフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外される。なお、本実施形態では、第1実施形態同様、油圧ポンプ31から圧入ジャッキ15に送られた油圧力が18MPa以上であると油圧センサー33により測定された場合に、フロントメッセルの前方方向の移動駆動が停止されるようにしたが、これに限らず、圧力ポンプ15aから圧入ジャッキ15に送られた油圧力が所定の押圧力以上であると油圧センサー33により測定された場合に、フロントメッセル40の前方方向の移動駆動を停止させるようにしてもよい。
このように、フロントメッセルが水道管またはガス管に衝突することにより、フロントメッセルの押圧力が1.8MPa以上になった場合に、その水道管またはガス管に衝突したフロントメッセルの高さ以上のフロントメッセルおよびフロントフレームとともに、テールメッセルおよびテールフレームが取り外されるので、水道管やガス管に衝突したフロントメッセルより下部のメッセルシールド装置を水道管やガス管の下部を前方方向に進行させることができ、地下埋設構造物の埋設工事を中断することなく、続行させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 メッセルシールド装置
2 ボックスカルバート
10 フロントフレーム
11 縦柱材
12 横補強材
13 切梁
14 支持梁
15 圧入ジャッキ
16 ボトムジャッキ
17 ボトムメッセル
18 制御ユニット
20 テールフレーム
21 水平梁
22 そり体
23 縦柱材
24 横補強材
25 枠体
26 切梁
27 吊込空間
28 補強材
30 中間ジャッキ
31 油圧ポンプ
32 手動切換弁
33 油圧センサー
40 フロントメッセル
41 テールメッセル
51 クレーン

Claims (2)

  1. フロントフレームとテールフレームとの間に中間ジャッキが連結され、ボックスカルバート等の地下埋設構造物を埋設するメッセルシールド装置であって、
    前記フロントフレームの左右両側にそれぞれ左右同一高さで上下方向に複数個設けられ、上方または下方から順次前方方向に移動されるフロントメッセルと、
    複数個設けられた前記フロントメッセルのそれぞれに対応して設けられ、該フロントメッセルを前後方向に移動させる圧入ジャッキと、
    前記フロントメッセルが地山を貫入しながら前方方向に移動される際に、前記フロントメッセルを前方方向へ押圧する油圧力を前記フロントメッセルの個々に測定する押圧力測定手段と、
    前記テールフレームの左右両側に前記フロントメッセルとそれぞれ同一高さで上下方向に複数個設けられたテールメッセルと、を有し、
    前記フロントフレームは、左右両側の複数個の前記フロントメッセルのそれぞれの高さ毎に分解可能であり、
    前記テールフレームは、左右両側の複数個の前記フロントメッセルとそれぞれ同一高さに設けられた前記テールメッセルのそれぞれの高さ毎に分解可能であり、
    前記押圧力測定手段により測定された押圧力が所定の押圧力以上の場合に、前記フロントメッセルの前方方向の移動駆動を停止させ、該油圧力が所定の油圧力以上と測定され停止された前記フロントメッセルの高さ以上の前記フロントメッセルおよび前記フロントフレームとともに、前記テールメッセルおよび前記テールフレームが取り外されることを特徴とするメッセルシールド装置。
  2. 前記フロントメッセルが上方または下方から順次前方方向に移動されることにより、該フロントメッセルが前方の地山に順次貫入されるフロントメッセル地山貫入工程と、
    該フロントメッセル地山貫入工程の実行中に、前記フロントメッセルが押圧される油圧力が測定されるフロントメッセル押圧力測定工程と、
    該フロントメッセル押圧力測定工程により測定された油圧力が所定の油圧力以上の場合に、前記フロントメッセルの前方方向の移動駆動を停止させるフロントメッセル移動停止工程と、
    前記フロントメッセル移動停止工程により前記フロントメッセルが停止された後に、該停止された前記フロントメッセルの高さ以上の前記フロントメッセルおよび前記フロントフレームとともに、前記テールメッセルおよび前記テールフレームが取り外されるメッセルシールド装置上部取外工程と、を有し、
    前記メッセルシールド装置上部取外工程は、前記フロントメッセルが水道管またはガス管に衝突することにより、該フロントメッセルの押圧力が所定の油圧力以上になった場合に実行されることを特徴とする請求項記載のメッセルシールド装置を用いたオープンピット工法。
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