JP6842570B2 - 油圧作動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ポンプにより発生した圧油により作動する工具を有する工具ユニットと、工具ユニットに対して着脱自在となっておりこの工具ユニットの油圧ポンプに設けられた回転部材を回転駆動させるためのモータを有する駆動ユニットとを備えた油圧作動装置に関する。
従来から、レスキューの用途に可搬型の油圧作動装置を利用することが行われており、その一例が日本国公開特許公報の特開2010−280011号公報に記載されている。特開2010−280011号公報に記載された油圧作動装置は、バッテリー、このバッテリーから給電される電動モータおよびこの電動モータにより駆動される油圧ポンプを有する油圧発生ユニットと、油圧発生ユニットに着脱可能であり、当該油圧発生ユニットにより発生する圧油により駆動される先端工具を有するヘッドユニットとから構成されている。ヘッドユニットに設けられる先端工具として、カッター、スプレッダーなどの様々な種類のものが用意されており、ヘッドユニットを交換することにより多種多様な作業に対応することができる。また、油圧発生ユニットとヘッドユニットとを分離可能とすることにより、可搬性を向上させ、現場での作業員の負荷を軽減することができる。
可搬型の油圧作動装置を、電動モータを有する駆動ユニットと、駆動ユニットに対して着脱自在でありかつ駆動ユニットの電動モータにより回転駆動される油圧ポンプおよび当該油圧ポンプが発生した油圧により動作する先端工具とを有するヘッドユニット(工具ユニット)とから構成することも考えられる。この場合には、駆動ユニットとヘッドユニットとの間に、駆動側回転軸から従動側回転軸にトルクを伝達する着脱自在のトルク伝達継手を設ける必要がある。
レスキュー用途を考慮すると、トルク伝達継手の結合および分離を迅速に行う必要がある。ここで、かみあい式(キー/キー溝式、ドッグクラッチ式等)のトルク伝達継手は、結合時に駆動側回転軸と従動側回転軸との回転位相合わせをしなければならず、結合作業に時間がかかる。トルク伝達継手として磁気継手を用いた場合には、分離操作が面倒になることや、構造が複雑化してコスト高になる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、工具ユニットの従動側回転軸(第1回転軸)と駆動ユニットの駆動側回転軸(第2回転軸)とを容易に結合および分離することができ、かつ、低コストで実現可能な回転トルクの伝達手段(伝達継手)を備えた油圧作動装置を提供することを目的としている。
本発明の油圧作動装置は、第1回転軸が回転することにより圧油を発生させる油圧ポンプ、および前記油圧ポンプにより発生した圧油により作動する工具を有する工具ユニットと、モータおよび前記モータによって回転させられる第2回転軸を有しており、前記工具ユニットに対して着脱自在となっている駆動ユニットと、を備え、前記工具ユニットの前記第1回転軸および前記駆動ユニットの前記第2回転軸のうちのいずれか一方の先端には連結部が設けられているとともに他方の先端には前記連結部に連結される被連結部が設けられており、前記連結部は、前記第1回転軸または前記第2回転軸と一体的に回転するガイド軸および前記ガイド軸の周囲に設けられた複数の係合部を有しており、前記被連結部は、前記ガイド軸が挿入されるガイド穴および前記ガイド穴の周囲に設けられ各前記係合部が係合される被係合部を有していることを特徴とする。
本発明の油圧作動装置においては、前記係合部は凸部であり、前記被係合部は、前記凸部が嵌められる凹部であってもよい。
この場合、各前記凸部の先端は、前記ガイド軸の長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸の長手方向に直交する面に対して傾斜していてもよい。
また、各前記凹部の間に凸部がそれぞれ設けられており、各前記凸部の先端は、前記ガイド穴の長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド穴の長手方向に直交する面に対して傾斜していてもよい。
本発明の油圧作動装置においては、前記係合部は凹部であり、前記被係合部は、前記凹部に嵌められる凸部であってもよい。
本発明の油圧作動装置は、一端が前記工具ユニットに着脱自在となっているとともに他端が前記駆動ユニットに着脱自在となっているトルク伝達用連結具を更に備え、前記トルク伝達用連結具は、可撓性を有する棒状のシャフトおよび前記シャフトの外周面を覆う、可撓性を有するカバーを有しており、前記シャフトが前記カバー内で回転することによって前記駆動ユニットの前記モータにより発生した回転トルクが前記第2回転軸を介して前記工具ユニットの前記第1回転軸に伝達されるようになっており、前記シャフトおよび前記カバーが可撓性を有するため前記トルク伝達用連結具を曲げることができるようになっており、前記トルク伝達用連結具の両端には、前記工具ユニットの前記第1回転軸および前記駆動ユニットの前記第2回転軸のうちのいずれか一方の先端に設けられた前記連結部が連結される被連結部、および他方の先端に設けられた前記被連結部に連結される連結部がそれぞれ設けられていてもよい。
本発明の実施の形態による油圧作動装置において工具ユニットおよび駆動ユニットが分離しているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図である。 図1に示す油圧作動装置において工具ユニットと駆動ユニットとが連結されているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図である。 図1および図2に示す油圧作動装置における工具ユニットの構成の詳細を、その一部を断面図で示す側面図である。 図3に示す工具ユニットの上面図である。 図1に示す油圧作動装置における駆動ユニットの構成の詳細を、その一部を断面図で示す側面図である。 図1に示す油圧作動装置における工具ユニットの被取付部に設けられた被連結部および駆動ユニットの取付部に設けられた連結部の構成の一例を示す斜視図である。 図1に示す油圧作動装置における工具ユニットの被取付部に設けられた被連結部および駆動ユニットの取付部に設けられた連結部の構成の他の一例を示す斜視図である。 図1に示す油圧作動装置においてトルク伝達用連結具により工具ユニットと駆動ユニットとが連結されているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図である。 図8に示す油圧作動装置におけるトルク伝達用連結具の構成の詳細を示す側断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態による油圧作動装置は、レスキュー等の用途に使用されるものであり、スプレッダー等の先端工具により鉄筋等の対象物を切断したり扉等の対象物をこじ開けたりすることができるものである。図1乃至図9は、本実施の形態による油圧作動装置を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による油圧作動装置において工具ユニットおよび駆動ユニットが分離しているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図であり、図2は、図1に示す油圧作動装置において工具ユニットと駆動ユニットとが連結されているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図である。また、図3は、図1および図2に示す油圧作動装置における工具ユニットの構成の詳細を、その一部を断面図で示す側面図であり、図4は、図3に示す工具ユニットの上面図である。また、図5は、図1に示す油圧作動装置における駆動ユニットの構成の詳細を、その一部を断面図で示す側面図である。また、図6および図7は、それぞれ、図1に示す油圧作動装置における工具ユニットの被取付部に設けられた被連結部および駆動ユニットの取付部に設けられた連結部の構成の様々な例を示す斜視図である。また、図8は、図1に示す油圧作動装置においてトルク伝達用連結具により工具ユニットと駆動ユニットとが連結されているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図であり、図9は、図8に示す油圧作動装置におけるトルク伝達用連結具の構成の詳細を示す側断面図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態による油圧作動装置は、回転部材41(後述)を回転させることにより圧油を発生させる油圧ポンプ40および油圧ポンプ40により発生した圧油により作動する工具30を有する工具ユニット10と、モータ62を有する駆動ユニット60とを備えており、駆動ユニット60のモータ62により発生した回転トルクが工具ユニット10の回転部材41に伝達されるようになっている。また、本実施の形態による油圧作動装置では、図1に示すように、工具ユニット10および駆動ユニット60を互いに離間させることができるようになっている。このような油圧作動装置の各構成部材の詳細について以下に説明する。
まず、工具ユニット10の構成の詳細について図3および図4を用いて説明する。図3に示すように、工具ユニット10は、油圧ポンプ40と、当該油圧ポンプ40により発生した圧油により動作するスプレッダー等の工具30とを一体化して構成されるものである。工具30は、圧油により開閉する一対のブレード32を有しており、閉じたブレード32の先端部を扉等の対象物の小さな隙間に挿入し、この状態でブレード32を開くことにより、当該隙間を大きくすることができるようになっている。このようにして、例えば、要救助者が閉じこめられた空間を塞いでいて、通常の手段ではもはや開くことができなくなってしまった扉をこじ開けることができるようになる。また、狭い隙間を工具30のブレード32により油圧で強制的に広げることができるので、重量物を持ち上げる用途にも本実施の形態の油圧作動装置を使用することが可能である。例えば、一方のブレード32を堅固な土台の上に置き、他方のブレード32を持ち上げようとする物の下面に当てた状態でブレード32を開くことにより、当該物を持ち上げることができる。なお、本実施の形態の油圧作動装置における工具ユニットの工具はスプレッダーに限定されることはなく、油圧ポンプにより発生した圧油により作動するものであれば工具ユニットの工具としてスプレッダー以外のもの(例えば、鉄筋等を切断するためのカッター等)が用いられてもよい。
図3等に示すように、工具30は、ベース部31と、各々がベース部31に対して軸32aを中心として回転自在となっている一対のブレード32と、各ブレード32を作動させる一対の作動部材34と、後述するピストンロッド38に取り付けられた取付部材36とを有している。各作動部材34の先端部分には軸34aが設けられており、各ブレード32は軸34aを中心として各作動部材34に対して回転するよう当該軸34aに取り付けられている。また、各作動部材34の基端部分には軸34bが設けられており、各作動部材34は軸34bを中心として取付部材36に対して回転するようになっている。そして、図3に示す状態からピストンロッド38によって取付部材36が図3における左方向に押動されると、各作動部材34が取付部材36によって図3における左方向に押動されることによりこれらの作動部材34は取付部材36に対して軸34bを中心として互いに離間する方向に回転する。このことにより、軸34aを中心として各作動部材34に対して回転するよう設けられた各ブレード32は、各作動部材34によって押動されることにより軸32aを中心として互いに離間する方向に回転する。このようにして各ブレード32が図3に示す状態から矢印方向に開かれるようになる。一方、各ブレード32が開かれている状態でピストンロッド38が図3における右方向に摺動し、このピストンロッド38に取り付けられている取付部材36が図3における右方向に移動すると、各作動部材34が取付部材36により図3における右方向に引っ張られることにより各ブレード32は互いに近づく方向に軸32aを中心として回転する。このことにより、各ブレード32が閉じられて図3に示すような状態になる。
図3等に示すように、油圧ポンプ40は、油室49と、後述する棒状の回転部材41の先端に取り付けられた偏心部42と、偏心部42が回転することにより上下運動するピストン43とを有している。ここで、偏心部42は、回転部材41の軸線に対して偏心しており、当該偏心部42の外周面にはニードルローラベアリング等のベアリングが取り付けられている。また、ピストン43は、図示しないバネによってベアリングの外周面に向けて常時押し付けられている。このため、回転部材41が回転すると偏心部42およびベアリングが回転部材41の軸線に対して偏心回転運動することによりピストン43が上下運動し、油室49から工具30に向かって圧油が送られ、当該工具30が作動するようになる。
また、図3等に示すように、油圧ポンプ40の油室49から工具30に圧油を送ったり工具30から油室49に戻り油を戻したりするための油路44が工具ユニット10の内部に設けられている。油路44は第1油路44a、第2油路44b、第3油路44cおよび第4油路44dを有しており、第1油路44aおよび第2油路44bは切換バルブ48の芯体48aにより区画されるようになっている。また、第1油路44aおよび第3油路44cは互いに連通しているとともに、第3油路44cおよび第4油路44dも切換バルブ48の芯体48aにより区画されるようになっている。また、切換バルブ48の芯体48aの内部にも油路が形成されており、当該芯体48aが図3に示すような位置にあるときには芯体48aの内部に形成されている油路によって第3油路44cおよび第4油路44dが連通するようになる。なお、切換バルブ48の芯体48aが図3に示すような位置にあるときには当該芯体48aによって第1油路44aおよび第2油路44bが遮断される。一方、図3に示す状態から作業者が切換バルブ48を回転させることによって芯体48aが90°回転すると、芯体48aの内部に形成されている油路によって第1油路44aおよび第2油路44bが連通するようになる。なお、この場合には切換バルブ48の芯体48aによって第3油路44cおよび第4油路44dが遮断される。
また、図3等に示すように、ピストンロッド38の外側には第2油室46が設けられており、この第2油室46は第5油路44eを介して第4油路44dに連通している。
また、図3等に示すように、工具30から油圧ポンプ40の油室49に戻り油を戻すための戻り油路44fが設けられている。ここで、第2油路44bおよび戻り油路44fは切換バルブ48の芯体48aにより区画されるようになっており、当該芯体48aが図3に示すような位置にあるときには芯体48aの内部に形成されている油路によって第2油路44bおよび戻り油路44fが連通するようになる。また、第4油路44dおよび戻り油路44fも切換バルブ48の芯体48aにより区画されるようになっており、図3に示す状態から作業者が切換バルブ48を回転させることによって芯体48aが90°回転すると、芯体48aの内部に形成されている油路によって第4油路44dおよび戻り油路44fが連通するようになる。
図3に示すように、ピストンロッド38の内部には第1油室45が設けられており、この第1油室45は第2油路44bに連通している。より詳細には、ピストンロッド38の基端部分にはフランジ47が設けられており、第2油路44bから工具30に送られた圧油はフランジ47よりも右側の領域に入るとともにピストンロッド38の内部に設けられている第1油室45にも入るようになっている。このため、図3に示す状態から切換バルブ48の芯体48aが90°回転させられた後に油圧ポンプ40が作動し、第2油路44bから第1油室45やフランジ47よりも右側の領域に圧油が送られるとフランジ47やピストンロッド38が図3や図4における左方向に押動されるようになっている。このようにしてピストンロッド38が図3や図4における左方向に押動されると、工具30における一対のブレード32が図3における矢印方向に開くようになる。なお、この際に、第2油室46から第5油路44e、第4油路44dおよび戻り油路44fを順に経て戻り油が油圧ポンプ40の油室49に戻されるようになる。
また、上述したように、ピストンロッド38の外側には第2油室46が設けられており、この第2油室46は第5油路44eを介して第4油路44dに連通している。このため、切換バルブ48の芯体48aが図3に示すような位置にあるときに油圧ポンプ40が作動すると、第3油路44c、第4油路44dおよび第5油路44eを順に経て第2油室46に圧油が送られることによりフランジ47が図3や図4における右方向に押動され、よってピストンロッド38もピストンロッド38が図3や図4における右方向に押動されるようになる。このようにしてピストンロッド38が図3や図4における右方向に押動されると、工具30における一対のブレード32が閉じるようになる。なお、この際に、第1油室45から第2油路44bおよび戻り油路44fを順に経て戻り油が油圧ポンプ40の油室49に戻されるようになる。
また、工具ユニット10の基端部分には、後述する駆動ユニット60が取り付けられる被取付部50が設けられている。このような被取付部50の構成の詳細については後述する。
次に、駆動ユニット60の構成の詳細について図5を用いて説明する。図5に示すように、駆動ユニット60の内部には電動モータ等のモータ62が設けられており、当該モータ62によりこのモータ62に取り付けられた回転軸62aが回転させられるようになっている。また、駆動ユニット60には作業者が手で把持するための把持部65が設けられており、この把持部65には、当該把持部65を手で握った作業者の指により操作されるスイッチ66が形成されている。このようなスイッチ66は、モータ62を作動させるための操作部として機能するようになっている。また、駆動ユニット60の下側端部には、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池等の二次電池からなるバッテリー64が設けられており、作業者によりスイッチ66が操作されると、バッテリー64からモータ62に電力が供給されるようになっている。また、駆動ユニット60の先端部分には、工具ユニット10の被取付部50に取り付けられる取付部67が設けられている。このような取付部67の構成の詳細については後述する。
次に、工具ユニット10の被取付部50および駆動ユニット60の取付部67の構成の詳細について図3乃至図6を用いて説明する。なお、図6は、図1に示す油圧作動装置における工具ユニット10の被取付部50に設けられた被連結部52および駆動ユニット60の取付部67に設けられた連結部68の構成の一例を示す斜視図である。
図3および図6等に示すように、工具ユニット10における回転部材41の基端部分には、駆動ユニット60の連結部68が連結される円筒形の被連結部52が取り付けられており、また、駆動ユニット60の連結部68は、モータ62により回転させられる回転軸62aの先端部分に取り付けられている。図6に示すように、連結部68は、回転軸62aと一体的に回転する円柱形状のガイド軸68aおよびこのガイド軸68aの周囲に設けられた複数(例えば、12個)の凸形状の係合部68b(凸部)を有している。ここで、各係合部68bは、ガイド軸68aの外周面に沿って並ぶよう配置されている。また、各係合部68bはその先端が円錐形状となるような先細の尖ったものとなっている。すなわち、各係合部68bの先端は、ガイド軸68aの長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸68aの長手方向に直交する面に対して傾斜している。一方、被連結部52は、ガイド軸68aが挿入されるガイド穴52aおよびガイド穴52aの周囲に設けられ各係合部68bが係合される複数(例えば、12個)の被係合部52b(凹部)を有している。ここで、図6に示すように、被連結部52の各被係合部52bは、ガイド穴52aの外周縁に沿って並ぶよう配置されており、各被係合部52bは互いに隣接している。なお、係合部68bの数と被係合部52bの数が同一となっていてもよく、あるいは係合部68bの数が被係合部52bの数よりも少なくなっていてもよい。例えば被係合部52bの数が12個であるのに対し係合部68bの数が6個となっていてもよい。ただ、係合部68bの数が複数である場合には、ある係合部68bが折れてしまい連結部68から分離してしまった場合でも別の係合部68bが被係合部52bに係合されることにより連結部68と被連結部52との連結を維持することができるようになる。
また、被連結部52の先端面における各被係合部52b(凹部)の外周縁は当該被連結部52の先端面に対して約45°面取りされている。このような構成の連結部68および被連結部52によれば、連結部68を被連結部52に連結しようとした際にガイド軸68aをガイド穴52aに挿入した後にこのガイド軸68aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込むと各係合部68bが各被係合部52bに挿入されるようになる。また、上述した形状の各係合部68bおよび各被係合部52bによれば、ガイド軸68aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込む際に、各被係合部52bに対して各係合部68bの位置がずれていた場合でも、各係合部68bの先端に設けられたテーパ面が各被係合部52bの外周縁に接触すると各被係合部52bに対する各係合部68bの位置のずれが矯正されるよう連結部68が被連結部52に対して回転する。このため、ガイド軸68aがガイド穴52aの奥まで押し込まれると、各係合部68bが各被係合部52bの内部に完全に挿入されるようになる。そして、各係合部68bが各被係合部52bの内部に完全に挿入されると、駆動ユニット60の回転軸62aおよび工具ユニット10の回転部材41が一体的に回転するようになり、このため駆動ユニット60のモータ62による回転トルクが工具ユニット10の回転部材41に確実に伝達されるようになる。
このように、図3乃至図6に示すような工具ユニット10の被取付部50および駆動ユニット60の取付部67の構成によれば、被連結部52に対する連結部68の回転位相がいかなる回転位相となっていても、連結部68のガイド軸68aを被連結部52のガイド穴52aに差し込む際に連結部68の各係合部68bを被連結部52の各被係合部52bに係合させることができる。通常、回転軸同士の動力伝達可能な連結は、キーおよびキー溝等の両回転軸の相対回転を禁止する構造を介して行わなければならないため、両回転軸の回転位相を一致させる作業が必要である。これに対し、本実施の形態の油圧作動装置では上述した形状の連結部68および被連結部52を用いることにより回転位相合わせの作業が不必要となっている。このため、工具ユニット10に対する駆動ユニット60の連結作業を大幅に簡略化することができる。
また、本実施の形態の油圧作動装置には、駆動ユニット60の連結部68が工具ユニット10の被連結部52に連結された状態を維持するために、工具ユニット10と駆動ユニット60とを回転部材41や回転軸62aの軸線方向に関して固定するロック機構が設けられている。以下、このようなロック機構について説明する。
図5に示すように、駆動ユニット60の取付部67において、連結部68の周りには、当該連結部68から間隔を空けて設けられた第1リング部材69aが配設されている。また、第1リング部材69aの周りには第2リング部材69bが配設されている。さらに、第2リング部材69bの周りには第3リング部材69cが配設されている。ここで、第2リング部材69bは取付部67に対して不動に固定されているのに対し、第1リング部材69aおよび第3リング部材69cはそれぞれ第2リング部材69bに対して回転軸62aの軸線方向に沿ってスライド可能となっている。
より詳細には、図5に示すように、第1リング部材69aは、第2リング部材69bの内部で回転軸62aの軸線方向に沿ってスライド可能となっている。また、第1リング部材69aは、バネにより図5における左方向に付勢されるようになっている。なお、第2リング部材69bにはボルト69dが取り付けられており、第1リング部材69aの図5における左方向の変位はボルト69dの先端部分により制限されるようになっている。
第3リング部材69cは、第2リング部材69bの外周面に沿って回転軸62aの軸線方向に沿ってスライド可能となっている。また、第3リング部材69cは、バネにより図5における左方向に付勢されるようになっている。なお、第2リング部材69bの外周面にはストッパが設けられており、第3リング部材69cの図5における左方向の変位はストッパにより制限されるようになっている。また、第3リング部材69cの外周面には、作業者が当該第3リング部材69cをスライドさせるためのフランジ69eが設けられている。
また、第2リング部材69bには、円周方向に沿って複数の孔が間隔を空けて形成されており、各孔の内部には長円形断面を有するピン69fが収容されている。そして、工具ユニット10と駆動ユニット60とを分離した状態から、駆動ユニット60に設けられた連結部68のガイド軸68aを工具ユニット10に設けられた被連結部52のガイド穴52a内に差し込んでいくと、工具ユニット10の被取付部50に設けられた押込部材51により、第1リング部材69aが図5における右方向に押し込まれる。そして、ピン69fが、押込部材51の表面に形成された窪み51aと一致すると、ピン69fが窪み51aの中に押し込まれる。このピン69fを窪み51aの中に押し込む力は、バネにより図5における左方向に付勢されている第3リング部材69cの先端部分にある傾斜面がピン69fを押すことにより生じる。なお、傾斜面はピン69fを窪み51aの中に押し込んだ後にピン69fを乗り越え、ストッパと衝突する。このように、ピン69fが窪み51aの中に挿入されることにより、工具ユニット10と駆動ユニット60とが回転部材41や回転軸62aの軸線方向に関して固定されるようになる。
図2に示す連結状態から図1に示す分離状態に移行させるには、第3リング部材69cのフランジ69eを持って、第3リング部材69cをバネの力に逆らって図5における右方向に移動させる。すると、ピン69fが窪み51aの中から抜け出すことができる状態になる。これに伴い、第1リング部材69aがバネの力により工具ユニット10の被取付部50に設けられた押込部材51を第2リング部材69bの中から図5における左方向に押し出す。これに伴い、窪み51aの内表面である傾斜面がピン69fを外側に押し出す。これにより駆動ユニット60に設けられた連結部68のガイド軸68aが工具ユニット10に設けられた被連結部52のガイド穴52aから抜け出し、図1に示す分離状態になる。
なお、本実施の形態による油圧作動装置は上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、ガイド軸およびこのガイド軸の周囲に設けられた複数の係合部を有する連結部が駆動ユニットの回転軸の先端に取り付けられる代わりに、ガイド穴およびこのガイド穴の周囲に設けられた複数の被係合部を有する被連結部が駆動ユニットの回転軸の先端に取り付けられていてもよい。この場合には、ガイド軸およびこのガイド軸の周囲に設けられた複数の係合部を有する連結部が工具ユニットの回転部材の基端部分に取り付けられるようになる。
また、図6に示すような形状の連結部68および被連結部52の代わりに、ガイド軸およびこのガイド軸の周囲に設けられた複数の凹部からなる被係合部を有する連結部と、ガイド穴およびこのガイド穴の周囲に設けられた複数の凸部からなる係合部を有する被連結部とがそれぞれ用いられるようになっていてもよい。
また、変形例に係る油圧作動装置において、図6に示すような形状の連結部68および被連結部52の代わりに、図7に示すような形状の連結部68mおよび被連結部52mが用いられるようになっていてもよい。
より詳細には、変形例に係る油圧作動装置において、工具ユニット10における回転部材41の基端部分には、駆動ユニット60の連結部68mが連結される円筒形の被連結部52mが取り付けられており、また、駆動ユニット60の連結部68mは、モータ62により回転させられる回転軸62aの先端部分に取り付けられている。図7に示すように、連結部68mは、回転軸62aと一体的に回転する円柱形状のガイド軸68aおよびこのガイド軸68aの周囲に設けられた複数(例えば、6個)の凸形状の係合部68p(凸部)を有している。ここで、各係合部68pは、ガイド軸68aの外周面に沿って並ぶよう配置されている。また、各係合部68pはその先端が山型となるような先細の尖ったものとなっている。すなわち、各係合部68pの先端は、ガイド軸68aの長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸68aの長手方向に直交する面に対して傾斜している。また、各係合部68pの間には凹部68qがそれぞれ形成されている。一方、被連結部52mは、ガイド軸68aが挿入されるガイド穴52aおよびガイド穴52aの周囲に設けられ各係合部68pが係合される複数(例えば、6個)の被係合部52q(凹部)を有している。ここで、図6に示すように、被連結部52の各被係合部52qは、ガイド穴52aの外周縁に沿って並ぶよう配置されている。また、各被係合部52qの間には凸部52pが形成されている。各凸部52pはその先端が山型となるような先細の尖ったものとなっている。すなわち、各凸部52pの先端は、回転部材41の長手方向に対して傾斜するとともに当該回転部材41の長手方向に直交する面に対して傾斜している。なお、係合部68pの数と被係合部52qの数が同一となっていてもよく、あるいは係合部68pの数が被係合部52qの数よりも少なくなっていてもよい。例えば被係合部52qの数が6個であるのに対し係合部68pの数が3個となっていてもよい。ただ、係合部68pの数が複数である場合には、ある係合部68pが折れてしまい連結部68mから分離してしまった場合でも別の係合部68pが被係合部52qに係合されることにより連結部68mと被連結部52mとの連結を維持することができるようになる。
このような構成の連結部68mおよび被連結部52mによれば、連結部68を被連結部52に連結しようとした際にガイド軸68aをガイド穴52aに挿入した後にこのガイド軸68aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込むと各係合部68pが各被係合部52qに嵌まるようになる。また、上述した形状の各係合部68pおよび各被係合部52qによれば、ガイド軸68aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込む際に、各被係合部52qに対して各係合部68pの位置がずれていた場合でも、各係合部68bにおける山型形状の先端が各凸部52pにおける山型形状の先端に接触すると各被係合部52qに対する各係合部68pの位置のずれが矯正されるよう連結部68mが被連結部52mに対して回転する。このため、ガイド軸68aがガイド穴52aの奥まで押し込まれると、各係合部68pが各被係合部52qの内部に完全に嵌まるようになる。そして、各係合部68pが各被係合部52qの内部に完全に嵌まると、駆動ユニット60の回転軸62aおよび工具ユニット10の回転部材41が一体的に回転するようになり、このため駆動ユニット60のモータ62による回転トルクが工具ユニット10の回転部材41に確実に伝達されるようになる。
このように、図7に示すような連結部68mおよび被連結部52mの構成によれば、被連結部52mに対する連結部68mの回転位相がいかなる回転位相となっていても、連結部68mのガイド軸68aを被連結部52mのガイド穴52aに差し込む際に連結部68mの各係合部68pを被連結部52mの各被係合部52qに係合させることができる。通常、回転軸同士の動力伝達可能な連結は、キーおよびキー溝等の両回転軸の相対回転を禁止する構造を介して行わなければならないため、両回転軸の回転位相を一致させる作業が必要である。これに対し、本実施の形態の油圧作動装置では上述した形状の連結部68mおよび被連結部52mを用いることにより回転位相合わせの作業が不必要となっている。このため、工具ユニット10に対する駆動ユニット60の連結作業を大幅に簡略化することができる。
また、本実施の形態の油圧作動装置では、工具ユニット10および駆動ユニット60を直接連結させるのではなく、可撓性を有するトルク伝達用連結具70を介して工具ユニット10および駆動ユニット60を連結することができるようになっている。図8は、図1に示す油圧作動装置においてトルク伝達用連結具70により工具ユニット10と駆動ユニット60とが連結されているときの状態を、その一部を断面図で示す側面図であり、図9は、図8に示す油圧作動装置におけるトルク伝達用連結具70の構成の詳細を示す側断面図である。このようなトルク伝達用連結具70の構成の詳細について以下に説明する。
図8および図9に示すように、トルク伝達用連結具70は、可撓性を有する棒状のシャフト74と、シャフト74の外周面を覆う、可撓性を有する保護カバー72とを有している。ここで、棒状のシャフト74は、例えば特殊硬鋼線を右巻、左巻交互に数層巻いた構成のものであり、回転トルクを伝達するとともに可撓性を有するものとなっている。なお、棒状のシャフト74はこのような構成のものに限定されることはなく、ステンレス等の他の金属材料から構成されていてもよい。また、棒状のシャフト74として、金属材料以外の材料のものが用いられてもよい。また、シャフト74および保護カバー72が可撓性を有するためトルク伝達用連結具70を曲げることができるようになっている。また、トルク伝達用連結具70における保護カバー72の一端には、工具ユニット10の基端部分に設けられた被取付部50に着脱自在に取り付けられる取付部80が設けられている。また、保護カバー72の他端には、駆動ユニット60の先端部分に設けられた取付部67に着脱自在に取り付けられる被取付部90が設けられている。
図9に示すように、トルク伝達用連結具70の取付部80において、棒状のシャフト74の端部には回転部材81が接続されており、この回転部材81の先端部分81aには連結部82が取り付けられている。より詳細には、取付部80の基端部分には開口が設けられており、この開口に保護カバー72が挿入されるようになっている。また、取付部80の開口に挿入された保護カバー72は複数(例えば、2つ)のネジ88により取付部80の開口の内部で固定されるようになっている。また、回転部材81の基端部分には孔が設けられており、この孔に棒状のシャフト74の先端が挿入されるようになっている。また、回転部材81の孔に挿入されたシャフト74は複数(例えば、4つ)のネジ81bにより回転部材81の孔の内部で固定されるようになっている。本実施の形態では、このような取付部80により、シャフト74の軸線方向に沿ってトルク伝達用連結具70が工具ユニット10に着脱可能となっている。
ここで、トルク伝達用連結具70の取付部80に設けられた連結部82の構成は、駆動ユニット60の取付部67に設けられた連結部68の構成と略同一となっている。具体的には、連結部82は、回転部材81と一体的に回転する円柱形状のガイド軸82aおよびこのガイド軸82aの周囲に設けられた複数(例えば、12個)の凸形状の係合部82b(凸部)を有している。ここで、各係合部82bはその先端が円錐形状となるような先細の尖ったものとなっている。すなわち、各係合部82bの先端は、ガイド軸82aの長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸82aの長手方向に直交する面に対して傾斜している。また、連結部82のガイド軸82aが被連結部52のガイド穴52aに挿入されるとともに連結部82の各係合部82bが被連結部52の各被係合部52bに係合されることによって連結部82が被連結部52に連結されるようになっている。このような構成の連結部82および被連結部52によれば、連結部82を被連結部52に連結しようとした際にガイド軸82aをガイド穴52aに挿入した後にこのガイド軸82aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込むと各係合部82bが各被係合部52bに挿入されるようになる。また、上述した形状の各係合部82bおよび各被係合部52bによれば、ガイド軸82aをガイド穴52aの奥側に向かって押し込む際に、各被係合部52bに対して各係合部82bの位置がずれていた場合でも、各係合部82bの先端に設けられたテーパ面が各被係合部52bの外周縁に接触すると各被係合部52bに対する各係合部82bの位置のずれが矯正されるよう連結部82が被連結部52に対して回転する。このため、ガイド軸82aがガイド穴52aの奥まで押し込まれると、各係合部82bが各被係合部52bの内部に完全に挿入されるようになる。そして、各係合部82bが各被係合部52bの内部に完全に挿入されると、トルク伝達用連結具70の回転部材81および工具ユニット10の回転部材41が一体的に回転するようになり、トルク伝達用連結具70の回転部材81から工具ユニット10の回転部材41に回転トルクが伝達されるようになる。
また、本実施の形態の油圧作動装置には、トルク伝達用連結具70の連結部82が工具ユニット10の被連結部52に連結された状態を維持するために、工具ユニット10とトルク伝達用連結具70とを回転部材41や回転部材81の軸線方向に関して固定するロック機構が設けられている。ここで、このようなロック機構は、工具ユニット10と駆動ユニット60とを固定するロック機構と略同一の構成となっている。
具体的に説明すると、トルク伝達用連結具70の取付部80において、連結部82の周りには、当該連結部82から間隔を空けて設けられた第1リング部材83が配設されている。また、第1リング部材83の周りには第2リング部材84が配設されている。さらに、第2リング部材84の周りには第3リング部材85が配設されている。ここで、第2リング部材84は取付部80に対して不動に固定されているのに対し、第1リング部材83および第3リング部材85はそれぞれ第2リング部材84に対して回転部材81の軸線方向に沿ってスライド可能となっている。
より詳細には、図9に示すように、第1リング部材83は、第2リング部材84の内部で回転部材81の軸線方向に沿ってスライド可能となっている。また、第1リング部材83は、バネにより図9における左方向に付勢されるようになっている。なお、第2リング部材84にはボルト86が取り付けられており、第1リング部材83の図9における左方向の変位はボルト86の先端部分により制限されるようになっている。
第3リング部材85は、第2リング部材84の外周面に沿って回転部材81の軸線方向に沿ってスライド可能となっている。また、第3リング部材85は、バネにより図9における左方向に付勢されるようになっている。なお、第2リング部材84の外周面にはストッパが設けられており、第3リング部材85の図9における左方向の変位はストッパにより制限されるようになっている。また、第3リング部材85の外周面には、作業者が当該第3リング部材85をスライドさせるためのフランジ85aが設けられている。
また、第2リング部材84には、円周方向に間隔を空けて複数の孔が形成されており、各孔の内部には長円形断面を有するピン84aが収容されている。そして、工具ユニット10とトルク伝達用連結具70とを分離した状態から、トルク伝達用連結具70における連結部82のガイド軸82aを工具ユニット10における被連結部52のガイド穴52a内に差し込んでいくと、工具ユニット10の被取付部50に設けられた押込部材51により、第1リング部材83が図9における右方向に押し込まれる。そして、ピン84aが、押込部材51の表面に形成された窪み51aと一致すると、ピン84aが窪み51aの中に押し込まれる。このピン84aを窪み51aの中に押し込む力は、バネにより図9における左方向に付勢されている第3リング部材85の先端部分にある傾斜面がピン84aを押すことにより生じる。なお、傾斜面はピン84aを窪み51aの中に押し込んだ後にピン84aを乗り越え、ストッパと衝突する。工具ユニット10に対するトルク伝達用連結具70の連結操作が終了した後の状態が図8に示されている。このようにしてピン84aが窪み51aの中に挿入されることにより、工具ユニット10とトルク伝達用連結具70とが回転部材41や回転部材81の軸線方向に関して固定されるようになる。
工具ユニット10およびトルク伝達用連結具70を連結状態から分離状態に移行させるには、第3リング部材85のフランジ85aを持って、第3リング部材85をバネの力に逆らって図9における右方向に移動させる。すると、ピン84aが窪み51aの中から抜け出すことができる状態になる。これに伴い、第1リング部材83がバネの力により工具ユニット10の被取付部50に設けられた押込部材51を第2リング部材84の中から図8における左方向に押し出す。これに伴い、窪み51aの内表面である傾斜面がピン84aを外側に押し出す。これによりトルク伝達用連結具70の連結部82のガイド軸82aが工具ユニット10の被連結部52のガイド穴52aから抜け出し、工具ユニット10およびトルク伝達用連結具70は分離状態になる。
また、本実施の形態の油圧作動装置では、トルク伝達用連結具70におけるシャフト74の他端に設けられた被取付部90は、工具ユニット10の被取付部50と略同一の構成となっている。具体的には、図8および図9に示すように、トルク伝達用連結具70の被取付部90において、シャフト74には回転部材91が取り付けられており、この回転部材91の先端部分には、駆動ユニット60の連結部68が連結される円筒形の被連結部94が取り付けられている。具体的には、被連結部94は、連結部68のガイド軸68aが挿入されるガイド穴およびガイド穴の周囲に設けられ各係合部68bが係合される複数(例えば、12個)の被係合部(凹部)を有している。
また、本実施の形態の油圧作動装置には、駆動ユニット60の連結部68がトルク伝達用連結具70の被連結部94に連結された状態を維持するために、駆動ユニット60とトルク伝達用連結具70とを回転軸62aや回転部材91の軸線方向に関して固定するロック機構が設けられている。ここで、このようなロック機構は、工具ユニット10と駆動ユニット60とを固定するロック機構と略同一の構成となっている。すなわち、トルク伝達用連結具70の被取付部90には、工具ユニット10の被取付部50に設けられている押込部材51と略同一の構成の押込部材92が設けられている。また、上述したように、駆動ユニット60の取付部67には、トルク伝達用連結具70の取付部80に設けられている各リング部材83、84、85と略同一の構成の各リング部材69a、69b、69cが設けられている。このことにより、駆動ユニット60とトルク伝達用連結具70とを回転軸62aや回転部材91の軸線方向に関して固定することができるようになる。
次に、本実施の形態による油圧作動装置の動作について説明する。なお、以下の説明では図6に示す連結部68および被連結部52が用いられる例について述べるが、図7に示す連結部68mおよび被連結部52mが用いられる場合にも同様の動作が行われるようになる。
まず、本実施の形態による油圧作動装置を使用しようとする作業者は、工具ユニット10、駆動ユニット60およびトルク伝達用連結具70が互いに分離された状態でこれらのユニット等をレスキュー等の現場に運搬する。なお、トルク伝達用連結具70を使用しない場合には工具ユニット10および駆動ユニット60のみをレスキュー等の現場に運搬してもよい。そして、作業者は現場において最初に工具ユニット10における工具30の各ブレード32の先端部を扉等の対象物の小さな隙間に挿入する。次に、作業者は、駆動ユニット60の取付部67に設けられた連結部68を工具ユニット10の被取付部50に設けられた被連結部52に連結させる。なお、図1乃至図7に示すように工具ユニット10と駆動ユニット60とを直接連結してもよく、また、図8および図9に示すようにトルク伝達用連結具70を介して工具ユニット10と駆動ユニット60とを連結してもよい。
このようにして、工具ユニット10と駆動ユニット60とが連結された後、図3に示すような芯体48aの状態から切換バルブ48を90°回転させる。その後、駆動ユニット60の把持部65を作業者が把持し、この作業者の指によりスイッチ66を操作すると、モータ62が作動するようになり、当該モータ62により回転軸62aが回転する。また、駆動ユニット60の回転軸62aの先端部分に取り付けられた連結部68が工具ユニット10の被連結部52に連結されているため、回転軸62aと同期して工具ユニット10の回転部材41も回転するようになる。なお、図8および図9に示すようにトルク伝達用連結具70を介して工具ユニット10と駆動ユニット60とが連結されている場合には、駆動ユニット60の回転軸62aが回転するとトルク伝達用連結具70の棒状のシャフト74や各回転部材81、91も同方向に回転するようになる。さらに、トルク伝達用連結具70の回転部材81の先端部分に取り付けられた連結部82が工具ユニット10の被連結部52に連結されているため、トルク伝達用連結具70の回転部材81が回転すると工具ユニット10の回転部材41も同方向に回転するようになる。
工具ユニット10において回転部材41が回転すると、当該回転部材41の先端に取り付けられた偏心部42およびベアリングが回転部材41の軸線に対して偏心回転運動することによりピストン43が上下運動し、油室49から第1油室45に向かって圧油が送られ、工具30が作動するようになる。具体的には、ピストンロッド38が図3や図4における左方向に押動されることにより、一対のブレード32が図3の矢印方向に開くようになる。
レスキュー等の現場において本実施の形態による油圧作動装置の使用が終了すると、作業者は切換バルブ48を90°回転させることにより芯体48aを図3に示す状態に戻す。その後、駆動ユニット60の把持部65を作業者が把持し、この作業者の指によりスイッチ66を操作すると、モータ62が作動するようになり、工具ユニット10の回転部材41も回転するようになる。このようにして回転部材41が回転すると、偏心部42およびベアリングが回転部材41の軸線に対して偏心回転運動することによりピストン43が上下運動し、油室49から第2油室46に向かって圧油が送られる。このことにより、ピストンロッド38が図3や図4における右方向に押動されることにより、一対のブレード32が閉じるようになる。その後、作業者は工具ユニット10からトルク伝達用連結具70や駆動ユニット60を取り外す。このようにして、使用後の油圧作動装置の各ユニット等を分離した状態で運搬することができるようになる。
以上のような構成からなる本実施の形態の油圧作動装置によれば、工具ユニット10の回転部材41(第1回転軸)および駆動ユニット60の回転軸62a(第2回転軸)のうちのいずれか一方の先端には連結部68、68mが設けられているとともに他方の先端には連結部68、68mに連結される被連結部52、52mが設けられている。連結部68、68mは、回転部材41または回転軸62aと一体的に回転するガイド軸68aおよびガイド軸68aの周囲に設けられた複数の係合部68b、68pを有している。被連結部52、52mは、ガイド軸68aが挿入されるガイド穴52aおよびガイド穴52aの周囲に設けられ各係合部68b、68pが係合される被係合部52b、52qを有している。このような油圧作動装置によれば、被連結部52、52mに対する連結部68、68mの回転位相がいかなる回転位相となっていても、連結部68、68mのガイド軸68aを被連結部52、52mのガイド穴52aに差し込む際に連結部68、68mの各係合部68b、68pを被連結部52、52mの各被係合部52b、52qに係合させることができる。通常、回転軸同士の動力伝達可能な連結は、キーおよびキー溝等の両回転軸の相対回転を禁止する構造を介して行わなければならないため、両回転軸の回転位相を一致させる作業が必要である。これに対し、本実施の形態の油圧作動装置では上述した形状の連結部68、68mおよび被連結部52、52mを用いることにより回転位相合わせの作業が不必要となっている。このため、工具ユニット10に対する駆動ユニット60の連結作業を大幅に簡略化することができる。
また、本実施の形態の油圧作動装置においては、上述したように、係合部68b、68pは凸部であり、被係合部52b、52qは、凸部が嵌められる凹部である。なお、本実施の形態の油圧作動装置ではこのような例に限定されることはなく、連結部において凹部からなる係合部がガイド軸の周囲に複数配置されるとともに被連結部において凸部からなる被係合部がガイド穴の周囲に複数配置されるようになっていてもよい。
また、本実施の形態の油圧作動装置においては、上述したように、各係合部68b、68pとして用いられる各凸部の先端は、ガイド軸68aの長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸68aの長手方向に直交する面に対して傾斜している。このことにより、回転位相合わせの作業をより簡単に行うことができるようになる。また、各被係合部52qとしての各凹部の間にある各凸部52pは、ガイド穴52aの長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド穴52aの長手方向に直交する面に対して傾斜している。この場合でも、回転位相合わせの作業をより簡単に行うことができるようになる。
また、本実施の形態の油圧作動装置においては、上述したように、一端が工具ユニット10に着脱自在となっているとともに他端が駆動ユニット60に着脱自在となっており、駆動ユニット60のモータ62により発生した回転トルクを工具ユニット10の回転部材41に伝達するためのトルク伝達用連結具70が設けられている。トルク伝達用連結具70は、可撓性を有する棒状のシャフト74およびシャフト74の外周面を覆う、可撓性を有する保護カバー72を有しており、シャフト74が保護カバー72内で回転することによって駆動ユニット60のモータ62により発生した回転トルクが工具ユニット10の41回転部材に伝達されるようになっている。また、トルク伝達用連結具70の両端には、工具ユニット10の回転部材41および駆動ユニット60の回転軸62aのうちのいずれか一方の先端に設けられた連結部68が連結される被連結部94、および他方の先端に設けられた被連結部52に連結される連結部82がそれぞれ設けられている。このような油圧作動装置によれば、シャフト74および保護カバー72が可撓性を有するためトルク伝達用連結具70を曲げることができる。このため、レスキュー等の現場における狭隘な場所や二次災害が起こりそうな場所に工具ユニット10のみを設置するとともに、トルク伝達用連結具70を曲げることによって駆動ユニット60を狭隘な場所や二次災害が起こりそうな場所から離れた場所に設置し、工具ユニット10から離れた場所からトルク伝達用連結具70により当該工具ユニット10を遠隔操作することができるため、本実施の形態による油圧作動装置を狭隘な場所や二次災害が起こりそうな場所で使用することができるようになる。
なお、本発明による油圧作動装置は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、工具ユニット10に設けられるポンプは図示されたものに限定されることはない。本発明による油圧作動装置では、ポンプのある構成部材を回転駆動させることにより圧油を送り出すように構成された任意の形式のポンプを工具ユニット10に組み込むことが可能である。
また、工具ユニット10と駆動ユニット60との間の連結や、工具ユニット10とトルク伝達用連結具70との間の連結は、連結部のガイド軸を被連結部のガイド穴に挿入するような構成のものに限定されることはない。工具ユニット10と駆動ユニット60との間の連結や、工具ユニット10とトルク伝達用連結具70との間の連結は、上述した方法以外の様々な方法を用いることができる。

Claims (6)

  1. 第1回転軸が回転することにより圧油を発生させる油圧ポンプ、および前記油圧ポンプにより発生した圧油により作動する工具を有する工具ユニットと
    ータおよび前記モータによって回転させられる第2回転軸を有しており、前記工具ユニットに対して着脱自在となっている駆動ユニットと、
    を備え、
    前記工具ユニットの前記第1回転軸および前記駆動ユニットの前記第2回転軸のうちのいずれか一方の先端には連結部が設けられているとともに他方の先端には前記連結部に連結される被連結部が設けられており、
    前記連結部は、前記第1回転軸または前記第2回転軸と一体的に回転するガイド軸および前記ガイド軸の周囲に設けられた複数の係合部を有しており、
    前記被連結部は、前記ガイド軸が挿入されるガイド穴および前記ガイド穴の周囲に設けられ各前記係合部が係合される被係合部を有している、油圧作動装置。
  2. 前記係合部は凸部であり、前記被係合部は、前記凸部が嵌められる凹部である、請求項1記載の油圧作動装置。
  3. 各前記凸部の先端は、前記ガイド軸の長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド軸の長手方向に直交する面に対して傾斜している、請求項2記載の油圧作動装置。
  4. 各前記凹部の間に凸部がそれぞれ設けられており、各前記凸部の先端は、前記ガイド穴の長手方向に対して傾斜するとともに当該ガイド穴の長手方向に直交する面に対して傾斜している、請求項2または3記載の油圧作動装置。
  5. 前記係合部は凹部であり、前記被係合部は、前記凹部に嵌められる凸部である、請求項1記載の油圧作動装置。
  6. 一端が前記工具ユニットに着脱自在となっているとともに他端が前記駆動ユニットに着脱自在となっているトルク伝達用連結具を更に備え、
    前記トルク伝達用連結具は、可撓性を有する棒状のシャフトおよび前記シャフトの外周面を覆う、可撓性を有するカバーを有しており、前記シャフトが前記カバー内で回転することによって前記駆動ユニットの前記モータにより発生した回転トルクが前記第2回転軸を介して前記工具ユニットの前記第1回転軸に伝達されるようになっており、
    前記シャフトおよび前記カバーが可撓性を有するため前記トルク伝達用連結具を曲げることができるようになっており、
    前記トルク伝達用連結具の両端には、前記工具ユニットの前記第1回転軸および前記駆動ユニットの前記第2回転軸のうちのいずれか一方の先端に設けられた前記連結部が連結される被連結部、および他方の先端に設けられた前記被連結部に連結される連結部がそれぞれ設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の油圧作動装置。
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