JP6842344B2 - 自動車用表示装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、自動車用表示装置に表示される情報量が多くなると、運転者に周辺の安全性をスムーズに伝達できないおそれがある。
表示制御部は、表示部に安全エリアの表示を開始してから所定の広さの安全エリアが表示されるまでの推移速度を自動車の自動運転時と比較して手動運転時に遅くすることができる。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る自動車用表示装置を備えた自動車の構成を示す。この自動車は、自動運転と手動運転とを切り換え可能に構成されたものであり、運転席1と、運転席1の前方に配置されたインストルメントパネル2と、運転席1とインストルメントパネル2との間に配置されたステアリング3と、インストルメントパネル2に配置された自動車用表示装置4とを有する。
ステアリング3は、手動運転時に搭乗者Dが自動車を操舵するためのものであり、自動運転時には収納可能に形成されている。
図2示すように、自動車用表示装置4は、情報取得部5を有し、この情報取得部5に安全性算出部6、表示制御部7および表示部8が順次接続されている。また、安全性算出部6および表示制御部7には装置制御部9が接続され、この装置制御部9に運転制御部10が接続されている。
安全性算出部6は、情報取得部5で測定された周辺情報に基づいて自動車の走行における安全性を算出する。
表示部8は、自動車に搭乗した搭乗者Dに対して自動車の走行における安全性を表示するものであり、インストルメントパネル2において搭乗者Dに視認可能な位置に配置されている。
装置制御部9は、運転制御部10から入力される自動運転および手動運転の運転情報に基づいて自動車用表示装置4内の各部の制御を行うものである。
なお、安全性算出部6、表示制御部7、装置制御部9および運転制御部10は、CPUと、CPUに各種の処理を行わせるための動作プログラムから構成されるが、それらをデジタル回路で構成してもよい。
まず、図1に示すように、運転席1に座る搭乗者Dがステアリング3を操舵して自動車が手動運転される。この時、図2に示すように、情報取得部5が自動車の前方の周辺画像を測定し、その周辺画像情報が情報取得部5から安全性算出部6に順次出力される。また、装置制御部9が、自動車が手動運転であることを示す運転情報を運転制御部10から入力し、その運転情報が装置制御部9から安全性算出部6に出力される。
また、自動車Mが手動運転されている時は、自動車Mの進行速度なども不確定であるため、自動車Mの進行方向Sに遠い位置まで安全エリアR1が生成される。
このように、表示制御部7は、安全性算出部6で算出された安全性を一体的な表示形態とした安全エリアR1で示すことができる。
このようにして、表示部8には、手動運転に応じた広さの安全エリアR1が周辺画像と共に表示される。これにより、自動車Mを運転する搭乗者Dは、表示部8に表示された安全エリアR1を視認することで安全に運転を行うことができる。また、搭乗者Dは、表示部8に表示された安全エリアR1の境界線近傍を重点的に視認するだけで容易に安全性を確認することができるため、運転する搭乗者Dの負担を軽減することができる。さらに、安全性を安全エリアR1として一体的に示すことで、例えば安全性を個別に文字および記号などで示す場合と比較して搭乗者Dが確認する情報量を減らすことができ、運転する搭乗者Dの負担を軽減することができる。
この時、自動車Mが自動運転されている時は、運転制御部10の運転情報に基づいて自動車Mの進行速度が予測可能であるため、安全エリアR2は手動運転時の安全エリアR1と比較して自動車Mの進行方向Sに短い範囲に生成される。これにより、表示制御部7は、手動運転時の安全エリアR1と比較して安全エリアR2の情報量を減らして表示部8に表示させることができ、自動車Mを運転する搭乗者Dの負担を軽減することができる。
例えば、車線P1の側部側P2において歩行者Wが検出された位置が、自動運転により確実に危険を回避できる距離であれば、自動運転時の安全値より高い安全性を有することになり、その位置を安全エリアR2の内側にすることができる。
このように、安全エリアR2は、手動運転時の安全エリアR1と比較して、歩行者Wなどの注意情報が検出された位置を内側にする可能性を高めることができる。これにより、表示制御部7は、搭乗者Dが確認する安全エリアR2の情報量をさらに減らして表示部8に表示させることができる。
上記の実施の形態1では、表示制御部7が、自動運転時における安全性の表示形態を手動運転時と比較して情報量を減らして表示部8に表示させたが、手動運転時における安全性の表示形態を自動運転時と比較して情報量を減らして表示部8に表示させることもできる。
例えば、図6に示すように、表示制御部7は、手動運転時における安全エリアR1を自動運転時の安全エリアR2と比較して情報量を減らすように狭く形成して表示部8に表示することができる。なお、安全エリアR1およびR2を生成するための自動運転時および手動運転時における安全値は、実施の形態1と同様である。
上記の実施の形態1および2において、表示制御部7は、手動運転時において表示部8に安全エリアR1の表示を開始してから所定の広さの安全エリアR1が表示されるまでの推移速度を自動運転時の安全エリアR2の推移速度と比較して遅くすることができる。
例えば、図7(a)および(b)に示すように、自動車Mが交差点を曲がった直後では、安全性算出部6が自動車Mの進行方向Sに向かって安全性を順次算出する。そして、表示制御部7が、安全性算出部6で算出された安全性に基づいて安全エリアR1およびR2を表示部8に表示させる。
ここで、交差点を曲がるなどして安全エリアR1およびR2の表示が開始されるときの安全性は、自動運転時と比較して手動運転時に不確定要素の影響を大きく受けるおそれがある。そこで、表示制御部7が、手動運転時の安全エリアR1の推移速度L1を自動運転時の安全エリアR2の推移速度L2と比較して遅くすることで、手動運転時においても信頼性が高い安全エリアR1を表示することができる。
例えば、図8に示すように、実施の形態1の装置制御部9に運転情報記憶部41を新たに接続することができる。運転情報記憶部41は、自動車Mの自動運転時および手動運転時において搭乗者Dが自動車Mを操作した操作情報を記憶するものである。運転情報記憶部41は、例えば、制動および転舵などの危険回避行動を記憶することができる。
一方、表示制御部7は、運転情報記憶部41を検索して、実施の形態2のように手動運転時における安全性の表示形態を自動運転時と比較して情報量を減らして表示部8に表示した場合に危険回避行動が多い場合には、実施の形態1のように自動運転時における安全性の表示形態を手動運転時と比較して情報量を減らして表示部8に表示させる。
これにより、自動車Mを運転する搭乗者Dに応じた表示を行うことができる。
例えば、表示制御部7は、安全性を文字および記号などの表示形態で表示部8に表示することもできる。この時、表示制御部7は、表示のON/OFF、配色および透過度などにより自動運転および手動運転にそれぞれ応じた情報量に変更することができる。
Claims (5)
- 自動運転と手動運転とを切り換え可能な自動車の周辺情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部で取得された前記周辺情報に基づいて前記自動車の走行における安全性を算出する安全性算出部と、
前記自動車に搭乗した搭乗者に対して前記安全性に応じた安全エリアを表示する表示部と、
前記安全エリアを前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記表示制御部は、前記自動車の自動運転および手動運転にそれぞれ応じた広さで前記安全エリアを前記表示部に表示させる自動車用表示装置。 - 前記安全性算出部は、前記自動車の進行方向に向かって前記安全性を順次算出し、
前記表示制御部は、前記表示部に前記安全エリアの表示を開始してから所定の広さの前記安全エリアが表示されるまでの推移速度を、前記自動車の自動運転時と比較して手動運転時に遅くする請求項1に記載の自動車用表示装置。 - 前記表示制御部は、自動運転時における前記安全エリアを手動運転時よりも狭く前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の自動車用表示装置。
- 前記表示制御部は、手動運転時における前記安全エリアを自動運転時よりも狭く前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の自動車用表示装置。
- 前記安全性算出部は、前記自動車が走行している車線の車線側安全性と、前記車線の側部側の側部側安全性とを算出し、
前記表示制御部は、前記車線側安全性と前記側部側安全性により、前記自動車の自動運転時と手動運転時に応じた前記安全エリアを前記表示部に表示させる請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動車用表示装置。
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