JP6841252B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱源で沸き上げた高温湯を貯えるための貯湯タンクを備える貯湯式給湯機に関する。
特許文献1には、貯湯タンクの中間部から取り出される中間温度の中温水を給湯に利用する貯湯式給湯システムに関する技術が開示されている。このシステムは、具体的には給湯用混合弁と、三方弁とを備えている。給湯用混合弁は、高温配管から供給される高温水と、水源から供給される低温水又は中温配管から供給される中温水を混合することで、給湯先へ供給する湯を温度調節する。また、三方弁は、中温水が給湯用混合弁へ供給される中温水利用状態と低温水が給湯用混合弁へ供給される中温水非利用状態とを切り替える。
特許文献1の技術によれば、貯湯タンク内の中温水を利用することによって、貯湯タンクの下部の低温水の温度上昇が抑制される。これにより、沸き上げ効率の低下が防がれる。また、貯湯タンク内の中温水を給湯に利用することによって、高温水の使用が抑えられる。
特開2017−190884号公報
上記特許文献1の技術では、三方弁を切り替えることによって、中温水利用状態と中温水非利用状態とが切り替えられる。中温水利用状態では、中温水非利用状態と異なる水経路となる。このため、中温水利用状態では、給湯用混合弁の開度に対する実際の混合比の特性が、中温水非利用状態である場合と異なる特性になる可能性がある。給湯用混合弁の制御では、上記の特性を用いてその開度を演算することにより、給湯先へ供給する湯を温度調節することがある。この場合、中温水利用状態と中温水非利用状態とで異なる演算が必要となり、制御仕様の複雑化が課題となる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンク内の中温水を利用する際の制御仕様を簡素化することのできる貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部口に連通する高温配管と、上部口よりも低位の中間口で貯湯タンクに連通する中温配管と、水源の水を貯湯タンクへ供給する給水配管と、中間口よりも低位の下部口又は給水配管の途中に連通する低温配管と、貯湯タンクから中温配管を通って供給される中温水が流入する中温入口と、低温配管を通って供給される低温水が流入する低温入口と、水出口とを有し、中温入口を水出口へ連通させる中温位置と、低温入口を水出口へ連通させる低温位置とに流路を切り替え可能な切替弁と、貯湯タンクから高温配管を通って供給される高温湯が流入する湯側入口と、切替弁の水出口からの水が流入する水側入口と、湯側入口から流入した高温湯と水側入口から流入した水とが混合した湯が出る湯出口とを有し、湯側入口から流入する高温湯と水側入口から流入する水の混合比を調整可能な混合弁と、を備える。低温配管、中温配管及び切替弁は、給水配管から中温配管及び中温位置に切り替えられた切替弁を通って混合弁の水側入口に至る第一経路と、給水配管から低温配管及び低温位置に切り替えられた切替弁を通って混合弁の水側入口に至る第二経路との圧力損失が同等になるように構成されている。
本発明の貯湯式給湯機によれば、貯湯タンク内の中温水を利用する際の制御仕様を簡素化することのできる貯湯式給湯装置を提供することが可能となる。
実施の形態1の貯湯式給湯機の構成を示す図である。 実施の形態1の混合弁の構成を示す図である。 混合弁のボール弁体を回転させるステップ数に対する混合比の特性を示す特性図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の貯湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の追いだき運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の第一経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の第二経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。 中温水利用状態での第四流路切替弁の内部構造を示す概念図である。 中温水非利用状態での第四流路切替弁の内部構造を示す概念図である。 継手部の内部構造を示す概念図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の構成の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
1.貯湯式給湯機の構成
図1は、実施の形態1の貯湯式給湯機の構成を示す図である。なお、図中において、制御部と各機能部品とを接続するリード線は省略する。実施の形態1の貯湯式給湯機1は、貯湯ユニット100と、加熱手段としてのヒートポンプユニット200とを有している。貯湯ユニット100は、配管103,131および図示しない電気配線を介してヒートポンプユニット200と接続されている。また、貯湯ユニット100は、配管145,146を介して浴槽300と接続されている。
実施の形態1の貯湯式給湯機1は、ヒートポンプユニット200にて沸き上げられた湯を貯湯ユニット100内の貯湯タンク101内に貯留する。貯湯タンク101の内部では、温度による密度差によって、上層側が高温で低層側が低温になる温度成層を形成することができる。貯湯タンク101内に貯留した湯は、例えば台所又は洗面所の蛇口、シャワー、浴槽300などの給湯端末に供給される。
貯湯ユニット100内には、貯湯タンク101のほか、追いだき熱交換器121、第一流路切替弁105、第二流路切替弁108、第三流路切替弁127、第四流路切替弁161、熱源循環ポンプ129、風呂循環ポンプ124、給湯混合弁115a、風呂混合弁115b、制御部102、及びこれらの機器を接続する配管類が更に内蔵されている。追いだき熱交換器121は、貯湯タンク101から供給される熱源水と浴槽300から循環する浴水との間で熱交換を行うことにより、浴水を加熱するためのものである。熱源循環ポンプ129は、熱源水等の湯水を循環させるためのものである。風呂循環ポンプ124は、浴水を循環させるためのものである。給湯混合弁115aおよび風呂混合弁115bは、貯湯タンク101の上部から供給される高温水と給水配管139、低温配管141から供給される低温水又は中温配管112から供給される中温水との混合比を調整可能に構成されている。なお、以下の説明では、給湯混合弁115aと風呂混合弁115bを特に区別しないときには、単に「混合弁115」と称する。
第一流路切替弁105は、入口となるbポート及びdポートと、出口となるaポート及びcポートとを有する流路切替手段である。第二流路切替弁108は、入口となるfポートと、出口となるeポート、gポート及びhポートとを有する流路切替手段である。第三流路切替弁127は、入口となるiポート及びkポートと、出口となるjポートを有する流路切替手段である。第四流路切替弁161は、入口となるmポート及びnポートと、出口となるlポートを有する流路切替手段である。
ヒートポンプユニット200は、詳細な図示を省略するが、空気の熱を吸収して水を加熱して湯とすることのできる冷凍サイクルを搭載している。ヒートポンプユニット200は、具体的には、湯水の出入り口となる流入口206および流出口205と、高温冷媒と湯水との熱交換を行う沸き上げ用熱交換器203と、流入口206と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管202と、流出口205と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管204と、冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機、膨張弁、送風ファン等の動作を制御する制御部201と、を有している。制御部201は、貯湯ユニット100内の制御部102と通信可能に接続されている。
浴槽300には、浴槽アダプタ301が設けられている。浴槽アダプタ301には、配管145,146の一端がそれぞれ接続されている。配管145の他端は、貯湯ユニット100の風呂戻り口152に接続されている。配管146の他端は、貯湯ユニット100の風呂往き口153に接続されている。
貯湯タンク101には、複数の湯水の出入口が設けられている。貯湯タンク101の上部領域には、第一上部口101aと第二上部口101bとが設けられている。貯湯タンク101の下部領域には、第一下部口101cと第二下部口101dと入水口101eとが設けられている。また、貯湯タンク101の上部領域より低位且つ下部領域よりも高位に位置する中間部領域には、第一中間口101fと第二中間口101gとが設けられている。
貯湯タンク101の外面には、第一温度センサ164と第二温度センサ165が設けられている。第一温度センサ164は貯湯タンク101の中間部領域に配置され、第二温度センサ165は貯湯タンク101の上部領域に配置されている。第一温度センサ164及び第二温度センサ165は、それぞれの位置での水温を検出する。
次に、貯湯ユニット100が備える弁類及び配管類について説明する。給水配管139の上流は、水源から引き込まれた給水口151に接続されている。給水配管139の途中には、第三温度センサ163が設けられている。第三温度センサ163は、水源から供給される低温水の温度を検出する。給水配管139の下流側は、給水配管138及び低温配管141に分岐している。給水配管138は、貯湯タンク101の入水口101eに接続されている。水源から供給される低温水が給水配管138から貯湯タンク101の入水口101eに流入することで、貯湯タンク101内は満水状態に維持される。
配管134の上流は、貯湯タンク101の第一下部口101cに接続されている。配管134の下流は、排水栓135に接続されている。排水栓135は、配管137により排水口149に接続されている。通常使用時には貯湯タンク101内は常に湯水で満水状態に維持される。しかしながら、貯湯タンク101内の湯水を排水する必要のある非常時には、排水栓135が開かれる。これにより、貯湯タンク101内の湯水は、配管134、排水栓135、配管137を経由して排水口149から排水される。
配管136は、排水栓135と、第三流路切替弁127のiポートとを接続している。配管128は、第三流路切替弁127のjポートと、熱源循環ポンプ129の吸入口とを接続している。配管130は、熱源循環ポンプ129の吐出口と、HP往き口148とを接続している。配管131は、HP往き口148とヒートポンプユニット200の流入口206とを接続している。配管103は、ヒートポンプユニット200の流出口205と、HP戻り口147とを接続している。配管104は、HP戻り口147と、第一流路切替弁105のbポートを接続している。配管106は、第一流路切替弁105のaポートと、第二流路切替弁108のfポートとを接続している。配管132は、配管130の途中から分岐して第一流路切替弁105のdポートに接続されている。配管133は、第一流路切替弁105のcポートと、貯湯タンク101の第二下部口101dとを接続している。
配管107は、第二流路切替弁108のhポートと、貯湯タンク101の第二中間口101gとを接続している。配管110は、第二流路切替弁108のeポートと、追いだき熱交換器121の熱源水の入口とを接続している。配管126は、追いだき熱交換器121の熱源水の出口と、第三流路切替弁127のkポートとを接続している。配管111は、貯湯タンク101の第二上部口101bと、配管110の途中とを接続している。高温配管113は、貯湯タンク101の第一上部口101aと給湯混合弁115a及び風呂混合弁115bの湯側入口であるBポートとをそれぞれ接続している。配管109は、第二流路切替弁108のgポートと、高温配管113の途中とを接続している。
給水配管139は、給水口151と、減圧弁140の上流側とを接続している。低温配管141は、減圧弁140の下流側と第四流路切替弁161のnポートとを接続している。給水配管138は、低温配管141の途中と貯湯タンク101の入水口101eとを接続している。中温配管112は、第四流路切替弁161のmポートと、貯湯タンク101の第一中間口101fとを接続している。配管162は、第四流路切替弁161のlポートと、給湯混合弁115a及び風呂混合弁115bの水側入口であるAポートとをそれぞれ接続している。配管144は、給湯混合弁115aの湯出口であるCポートと給湯口150とを接続している。
図2は、実施の形態1の混合弁115の構成を示す図である。この図に示すように、混合弁115は、回転可能なボール弁体171とボディ172とを有するボールバルブとして構成されている。
図3は、混合弁115のボール弁体171を回転させるステップ数に対する混合比の特性を示す特性図である。この図に示す特性は、混合弁115のAポートが全開であるときのボール弁体171の位置を0ステップとし、ボール弁体171を1000ステップで90°回転させた場合の例である。この図に示す特性では、ステップ数が0のときには、AポートからCポートへと流れる低温水の混合比が100%となりBポートからCポートへと流れる湯の混合比が0%となっている。そして、ステップ数が大きくなるにつれてAポートからCポートへと流れる水の混合比が減少するとともに、BポートからCポートへと流れる湯の混合比が増大している。そして、ステップ数が1000のときには、BポートからCポートへと流れる湯の混合比が100%となりAポートからCポートへと流れる水の混合比が0%となっている。このように、混合弁115では、ボール弁体171が回転移動することにより、湯と水の混合比が徐々に変化する。
低温配管141の途中には、低温配管141を流れる低温水に圧力損失を付与する流体抵抗部180が設置されている。また、低温配管141の途中には、当該低温配管141を構成する複数の配管部を接合するための継手部181が設置されている。なお、流体抵抗部180及び継手部181の構成については、その詳細を後述する。
第四流路切替弁161のlポート、mポート及びnポートは、それぞれ水出口、中温入口及び低温入口として機能する。貯湯タンク101の第一中間口101fから中温配管112を通って供給される中温水は、第四流路切替弁161のmポートに流入する。当該中温水よりも温度の低い低温水は、第四流路切替弁161のnポートに流入する。本実施の形態では、給水口151から給水配管139、低温配管141を通って供給される低温水が第四流路切替弁161のnポートに流入する。第四流路切替弁161は、「中温位置」と「低温位置」とに流路を切り替え可能である。「低温位置」では、低温入口であるnポートが水出口であるlポートへ連通し、中温入口であるmポートが遮断される。「低温位置」のときには、低温配管141からの低温水が配管162へ流れる。以下の説明では、給水配管139から低温配管141を通って混合弁115のAポートへ流れる経路を「第一経路」と称する。
一方、「中温位置」では、中温入口であるmポートが水出口であるlポートへ連通し、低温入口であるnポートが遮断される。「中温位置」のときには、中温配管112からの中温水が配管162へ流れる。以下の説明では、給水配管139から中温配管112を通って混合弁115のAポートへ流れる経路を「第二経路」と称する。
給湯混合弁115aは、貯湯タンク101から高温配管113を通って供給される高温湯と、第四流路切替弁161のlポートからの水とを混合し、温度調節する。その温度調節された湯は、配管144に流入する。配管144を通る湯は、給湯口150から蛇口、シャワーなどに供給される。
風呂混合弁115bは、貯湯タンク101から高温配管113を通って供給される高温湯と、第四流路切替弁161のlポートからの水とを混合し、温度調節する。その温度調節された湯は、配管119に流入する。配管119を通る湯は、配管120及び配管125から浴槽300に供給される。
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、制御手段としての制御部102を備える。制御部102は、上述した制御部201、各アクチュエータ及び各センサと電気的に接続されている。貯湯式給湯機の運転は、制御部102により制御される。
2.貯湯式給湯機による貯湯運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、ヒートポンプユニット200で加熱された湯を貯湯タンク101に流入させる貯湯運転を実行できる。図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機の貯湯運転時の回路構成図である。貯湯運転では、以下のようになる。
ヒートポンプユニット200及び熱源循環ポンプ129が運転される。貯湯タンク101の第一下部口101cから取り出された水が、配管134、排水栓135、配管136、第三流路切替弁127、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130、HP往き口148及び配管131を通って流入口206からヒートポンプユニット200内に導かれる。ヒートポンプユニット200内で加熱された高温の湯は、流出口205から配管103、HP戻り口147、配管104、第一流路切替弁105、配管106、第二流路切替弁108、配管110、及び配管111を通って、第二上部口101bから貯湯タンク101に流入する。貯湯運転は、典型的には、深夜電力時間帯を中心に実施され、翌日に使用される分の湯を貯湯タンク101に貯える。
3. 貯湯式給湯機による追いだき運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、上記の貯湯運転によって貯湯タンク101に貯留された高温水を熱源水として、浴槽300内の浴水を加熱する追いだき運転を実行できる。図5は、実施の形態1の貯湯式給湯機の追いだき運転時の回路構成図である。追いだき運転では、以下のようになる。
追いだき運転では、熱源循環ポンプ129と風呂循環ポンプ124が運転される。その結果、貯湯タンク101の第二上部口101bから流出する高温水は、配管111、配管110を通って追いだき熱交換器121に導かれる。一方、浴槽300側の経路では、風呂循環ポンプ124を運転することで、浴槽300に張られた浴水が、配管145、風呂戻り口152、配管125、追いだき熱交換器121、配管120、風呂往き口153、配管146で構成される循環回路を循環する。追いだき熱交換器121では、高温の熱源水の熱が浴水に伝達される。これにより、熱源水は中温水になるとともに浴水が温められる。追いだき熱交換器121から導出された中温水は、配管126、第三流路切替弁127、配管128、熱源循環ポンプ129、配管132、第一流路切替弁105、配管106、第二流路切替弁108、配管107を通って第二中間口101gから貯湯タンク101内に戻される。この追いだき運転は、浴槽300に張られた浴水の温度低下を温度センサで検知することで制御部102により自動的に実施、または、ユーザーが任意に実施できる構成となっている。
4.貯湯式給湯機による給湯運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、設定温度の湯を給湯口150又は浴槽300へ給湯する給湯運転を実行できる。給湯運転では、給湯用流量センサ143が水流を検出すると、制御部102は、給湯混合弁115aの湯出口から配管144へ流れる湯の温度が給湯設定温度となるように、給湯混合弁115aでの混合比を調整する。また、風呂用温度センサ118が水流を検出すると、制御部102は、風呂混合弁115bの湯出口から配管119へ流れる湯の温度が湯はり設定温度となるように、風呂混合弁115bでの混合比を調整する。
ここで、給湯運転では、第四流路切替弁161を操作することにより、第一経路を利用した給湯運転と第二経路を利用した給湯運転とを切り替えることができる。図6は、実施の形態1の貯湯式給湯機の第一経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。なお、図6では給湯口150を給湯先とする給湯運転を例示している。第一経路を利用した給湯運転では、第四流路切替弁161が「低温位置」にされることにより、給水口151から給水配管139、低温配管141へ流出した低温水と、貯湯タンク101の第一上部口101aからの高温湯とが、給湯混合弁115aにて混合される。混合された湯は、配管144を通って給湯口150へと供給されて給湯に利用される。低温水利用給湯運転であれば、幅広い設定温度に対応した給湯運転を行うことができる。以下の説明では、第一経路を利用した給湯運転を実行している状態を、「中温水非利用状態」と称する。
中温水非利用状態では、具体的には、以下の式(1)に基づいて給湯混合弁115aの開度を調整する。なお、式(1)において、Strは給湯混合弁115aの開度を示し、Tsは給湯設定温度を示し、Thは第二温度センサ165によって検出される高温水温度を示し、Twは第三温度センサ163によって検出される低温水温度を示している。また、α及びγは、中温水非利用状態での給湯混合弁115aのAポートとBポートの圧力バランスを調整するための変数である。
Str=(Ts−Tw)/(Th−Tw)×α+γ ・・・(1)
図7は、実施の形態1の貯湯式給湯機の第二経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。なお、図7では給湯口150を給湯先とする給湯運転を例示している。第二経路を利用した給湯運転では、第四流路切替弁161が「中温位置」にされることにより、貯湯タンク101の第一中間口101fから中温配管112へ流出した中温水と、貯湯タンク101の第一上部口101aからの高温湯とが、給湯混合弁115aにて混合される。混合された湯は、配管144を通って給湯口150へと供給されて給湯に利用される。追いだき運転が行われると、貯湯タンク101内の中温水の量が増大してしまう。本実施の形態であれば、貯湯タンク101から中温配管112へ流出する中温水を給湯に利用可能であるので、貯湯タンク101内の中温水の量を低減できる。このため、ヒートポンプユニット200への入水温度を低くすることができ、ヒートポンプユニット200の運転効率を向上できる。以下の説明では、第二経路を利用した給湯運転を実行している状態を、「中温水利用状態」と称する。
中温水利用状態では、具体的には、以下の式(2)に基づいて給湯混合弁115aの開度を調整する。なお、式(2)において、Strは給湯混合弁115aの開度を示し、Tsは給湯設定温度を示し、Thは第二温度センサ165によって検出される高温水温度を示し、Tmは第一温度センサ164によって検出される中温水温度を示している。また、β及びσは、中温水利用状態での給湯混合弁115aのAポートとBポートの圧力バランスを調整するための変数である。
Str=(Ts−Tm)/(Th−Tm)×β+σ ・・・(2)
ここで、中温水利用状態において中温水の温度が高くなると、高温配管113を通って供給される高温湯との混合比を調整したとしても設定温度の湯を生成できない場合が生じる。そこで、制御部102は、第一温度センサ164にて検知された中温水の温度に基づいて、給湯運転における経路を切り替える。具体的には、制御部102は、中温水利用状態において、検知された中温水の温度が予め定められた基準温度以上となった場合に、第四流路切替弁161の流路を中温位置から低温位置へと切り替える。その結果、給湯運転中の経路が第二経路から第一経路へと切り替えられて、中温水利用状態から中温水非利用状態へと切り替わる。これにより、混合弁115の水側入口に供給される水の温度を低下させることができるので、幅広い設定温度の湯を生成可能となる。
なお、第四流路切替弁161を切り替える際の基準温度は、幅広い設定温度の湯を生成可能な中温水の温度として、予め定められた値が用いられる。なお、設定温度が低いほど設定温度の湯を生成可能な中温水の温度の上限値は低くなる。また、中温水に混合される高温湯の温度が高いほど、設定温度の湯を生成可能な中温水の温度の上限値は低くなる。そこで、基準温度は、設定温度又は第二温度センサ165によって検知される高温湯の温度に応じて可変させてもよい。
5.本実施の形態の特徴
次に、本実施の形態の特徴について説明する。本実施の形態の貯湯式給湯機1では、第一温度センサ164にて検知された中温水の温度に基づいて、中温水利用状態と中温水非利用状態を切り替えることが行われる。ここで、中温水非利用状態にて利用される第一経路と、中温水利用状態にて利用される第二経路とは、給水配管139から混合弁115の水側入口までに流通する経路が異なる。これらの経路の圧力損失に差があると、混合弁115のAポートとBポートの圧力バランスについても、経路毎に差が生じる。この場合、上式(1)おける変数α、γと上式(2)における変数β、σとを個別に設定する必要があり、制御仕様の複雑化及び開発負荷の増大が課題となる。
本実施の形態1の貯湯式給湯機では、上記の課題を流体抵抗部180の構成によって解決している。すなわち、流体抵抗部180は、低温配管141を流れる低温水に圧力損失を付与する構造を有している。このような構造は、例えば、内径を絞る絞り構造によって実現することができる。流体抵抗部180は、中温水非利用状態にて利用される第一経路と中温水利用状態にて利用される第二経路との圧力損失が同等になるように、絞り構造の絞り度合が決定されている。第一経路と第二経路の圧力損失が同等か否かは、混合弁115のAポートの圧力が、中温水利用状態と中温水非利用状態とで同等か否かによっても判断することができる。このような流体抵抗部180の構造によれば、中温水非利用状態のときに利用される上式(1)と中温水利用状態のときに利用される上式(2)において、共通の変数を用いることができる。これにより、混合弁115の弁開度と実際の混合比との関係が、第四流路切替弁161による切り替えによらず一定となる。これにより、貯湯タンク内の中温水を利用する際の制御仕様の簡素化を図り、変数の適合に要する開発負荷を軽減することができる。
6.流体抵抗部の変形例
ところで、流体抵抗部180の構造は、上記の絞り構造を備えた構造に限られない。すなわち、流体抵抗部180は、第一経路と第二経路の圧力損失が同等となるように圧力損失を付与するものであれば、その配置及び構造に限定はない。実施の形態1の貯湯式給湯機1では、例えば以下のように構成された流体抵抗部180を採用することもできる。
流体抵抗部180は、第四流路切替弁161から給水配管139へ向かう流体の流れを阻害する逆止弁構造を更に備えていてもよい。これにより、流体抵抗部180は、圧力損失を調整する機能の他、第四流路切替弁161のnポートから給水配管139への逆流を防止する機能を果たすことが可能となる。
流体抵抗部180は、中温配管112の内径よりも小径に構成された低温配管141として構成されていてもよい。この場合、第一経路と第二経路の圧力損失が同等となるように、中温配管112及び低温配管141の内径をそれぞれ決定すればよい。
流体抵抗部180は、第四流路切替弁161の内部に構成されていてもよい。図8は、中温水利用状態での第四流路切替弁161の内部構造を示す概念図である。また、図9は、中温水非利用状態での第四流路切替弁161の内部構造を示す概念図である。図8及び図9に示すように、第四流路切替弁161は、回転可能なボール弁体173とボディ174とを有するボールバルブとして構成されている。ボール弁体173には、中温水利用状態においてmポートとlポートを連通させる中温流路175が形成されている。また、ボール弁体173には、中温水非利用状態においてnポートとlポートを連通させる低温流路176が形成されている。低温流路176には、中温流路175よりも内径が絞られた流体抵抗部180が設けられている。流体抵抗部180における内径は、第一経路と第二経路の圧力損失が同等となるような値に決定すればよい。このような構成によれば、低温配管141に流体抵抗部180を設けることなく第一経路と第二経路の圧力損失を同等にすることができる。これにより、部品点数を減らして装置の構成を簡略化することができる。
流体抵抗部180は、継手部181の内部に構成されていてもよい。図10は、継手部の内部構造を示す概念図である。継手部181は、低温配管141を構成する1又は複数の配管部を接合するためのものである。継手部181は、低温配管141の配管部同士を接合する他、配管部と弁とを接合するためにも用いることもできる。この図に示すように、継手部181は、配管部よりも内径が絞られた流体抵抗部180を、その一部に備えている。流体抵抗部180における内径は、第一経路と第二経路の圧力損失が同等となるような値に決定すればよい。このような構成によれば、圧力損失を付与するための専用の部品を設置することなく第一経路と第二経路の圧力損失を同等にすることができる。これにより、部品点数を減らして装置の構成を簡略化することができる。
なお、流体抵抗部180は、上述した変形例を単独で採用した構成でもよいし、これらの変形例を組み合わせて採用した構成でもよい。
7. 貯湯式給湯機の変形例
実施の形態1の貯湯式給湯機1は、以下のように変形した態様を採用してもよい。
図11は、実施の形態1の貯湯式給湯機の構成の変形例を示す図である。この図に示す変形例の貯湯式給湯機1では、低温配管141が、第四流路切替弁161のnポートと貯湯タンク101の第三下部口101hとを連通する点を除き、図1に示す貯湯式給湯機1の共通の構成を備えている。図11に示す貯湯式給湯機1によれば、第一経路は、給水口151から給水配管139、貯湯タンク101の第三下部口101h、低温配管141、配管162を通って混合弁115のAポートへ流れる経路として構成される。この場合、第一経路と第二経路は、低温配管141と中温配管112の部分の経路以外は全て共通の経路となる。このような構成によれば、第一経路と第二経路の圧力損失を同等にすることが容易になる。
1 貯湯式給湯機、 100 貯湯ユニット、 101 貯湯タンク、 101a 第一上部口、 101b 第二上部口、 101c 第一下部口、 101d 第二下部口、 101e 入水口、 101f 第一中間口、 101g 第二中間口、 102 制御部、 103,104,106,107,109,110,111,119,120,125,126,128,130,131,132,133,134,136,137,144,145,146,162,202,204 配管、 105 第一流路切替弁、 108 第二流路切替弁、 112 中温配管、 113 高温配管、 115 混合弁、 115a 給湯混合弁、 115b 風呂混合弁、 118 風呂用温度センサ、 121 追いだき熱交換器、 124 風呂循環ポンプ、 127 第三流路切替弁、 129 熱源循環ポンプ、 135 排水栓、 138,139 給水配管、 141 低温配管、 140 減圧弁、 143 給湯用流量センサ、 147 HP戻り口、 148 HP往き口、 149 排水口、 150 給湯口、 151 給水口、 152 風呂戻り口、 153 風呂往き口、 161 第四流路切替弁、 164 第一温度センサ、 165 第二温度センサ、 171 ボール弁体、 172 ボディ、 173 ボール弁体、 174 ボディ、 180 流体抵抗部、 181 継手部、 200 ヒートポンプユニット、 201 制御部、 203 沸き上げ用熱交換器、 205 流出口、 206 流入口、 300 浴槽、 301 浴槽アダプタ

Claims (10)

  1. 加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部口に連通する高温配管と、
    前記上部口よりも低位の中間口で前記貯湯タンクに連通する中温配管と、
    水源の水を前記貯湯タンクへ供給する給水配管と、
    前記中間口よりも低位の下部口又は前記給水配管の途中に連通する低温配管と、
    前記貯湯タンクから前記中温配管を通って供給される中温水が流入する中温入口と、前記低温配管を通って供給される低温水が流入する低温入口と、水出口とを有し、前記中温入口を前記水出口へ連通させる中温位置と、前記低温入口を前記水出口へ連通させる低温位置とに流路を切り替え可能な切替弁と、
    前記貯湯タンクから前記高温配管を通って供給される高温湯が流入する湯側入口と、前記切替弁の前記水出口からの水が流入する水側入口と、前記湯側入口から流入した高温湯と前記水側入口から流入した水とが混合した湯が出る湯出口とを有し、前記湯側入口から流入する高温湯と前記水側入口から流入する水の混合比を調整可能な混合弁と、を備え、
    前記低温配管、前記中温配管及び前記切替弁は、
    前記給水配管から前記中温配管及び前記中温位置に切り替えられた前記切替弁を通って前記混合弁の前記水側入口に至る第一経路と、前記給水配管から前記低温配管及び前記低温位置に切り替えられた前記切替弁を通って前記混合弁の前記水側入口に至る第二経路との圧力損失が同等になるように構成されていることを特徴とする貯湯式給湯機。
  2. 前記低温配管、前記中温配管及び前記切替弁は、前記混合弁の開度と前記混合比との関係が、前記切替弁による流路の切り替えによらず一定となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記低温配管の途中で圧力損失を付与する流体抵抗部を備え、
    前記流体抵抗部は、前記第一経路と前記第二経路の圧力損失が同等になるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記流体抵抗部は、前記切替弁から前記給水配管へ向かう流体の流れを阻害する逆止弁構造を含んで構成されていることを特徴とする請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記流体抵抗部は、内径を絞る絞り構造を含んで構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記低温配管は、
    配管部と、
    前記配管部を接合する継手部と、を含んで構成され、
    前記継手部は、前記配管部よりも小径な部分を含んで構成され、
    前記流体抵抗部は、前記継手部を含んで構成されることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記低温配管は、前記中温配管よりも内径が小径に構成され、
    前記流体抵抗部は、前記低温配管を含んで構成されることを特徴とする請求項3から請求項6の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記切替弁は、前記低温位置において前記低温入口から前記水出口へと至る低温流路の圧力損失が、前記中温位置において前記中温入口から前記水出口へと至る中温流路の圧力損失よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  9. 前記切替弁は、回転可能なボール弁体を有する弁として構成され、
    前記ボール弁体は、前記低温流路と前記中温流路とが内部に構成され、
    前記低温流路は、前記中温流路の内径よりも小径の流路を含んで構成されていることを特徴とする請求項8に記載の貯湯式給湯機。
  10. 前記低温配管は、前記下部口に連通するように構成され、
    前記低温配管及び前記中温配管は、圧力損失が同等になるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯機。
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