JP6839440B2 - ガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置 - Google Patents

ガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置に関する。
従来、収容物(検知対象物)に水素やヘリウムなどのガスを充填し、漏れ出したガスのガスセンサによる検出に基づいて漏れの有無を判定する装置には、ガスを検出するガスセンサを1つだけ備えたものがある。また、特許文献1には、ガスの濃度を測定するために、複数のガスセンサを二次元平面上に配列したガスセンサアレイを備える装置が開示されている。この装置では、ガスセンサアレイにより匂い・ガス流の濃度変化を多点計測する。
特開2000−171424号公報
上記特許文献1のガスセンサアレイを収容物からのガス漏れの検出に利用する場合、複数のガスセンサでガス漏れを検知できるので、ガスセンサが一つの場合と比較して、短時間でガス漏れの検知を行うことが可能である。しかしながら、収容物の表面形状は必ずしも平坦面ではないため、複数のガスセンサの間で、収容物の表面とガスセンサとの位置関係にずれが生じる可能性がある。この場合、複数のガスセンサの間でガスの検出精度にばらつきが生じる、すなわち、ガス漏れ位置や漏れたガスの濃度の検出精度が低くなってしまう、という問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、短時間で精度よくガス漏れを検知することができるガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置を提供することである。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、検知対象物におけるガスの流出を検出するガスセンサアレイであって、複数のガスセンサと、配列された前記複数のガスセンサを支持するベース部と、前記複数のガスセンサのそれぞれに対応し、前記検知対象物に当接してエアを吸入することで、対応する前記ガスセンサに前記エアを導入する複数のガス導入部と、複数の前記ガス導入部の位置を前記ベース部に対して個別に変位させる変位部と、を備えることを特徴とするガスセンサアレイである。
また、本発明の一態様は、前記ガスセンサアレイと、前記ガスセンサアレイで検出されたガス量に基づいて、前記検知対象物におけるガス漏れを検知する検知部と、を備えることを特徴とするガス漏れ検知装置である。
本発明に係るガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置によれば、短時間で精度よくガス漏れを検知することができる。
第1実施形態に係るガス漏れ検知装置の斜視図である。 第1実施形態に係るガス漏れ検知装置の構成図である。 第1実施形態に係るプローブ及びガスセンサアレイの断面図である。 第1実施形態に係るガスセンサモジュールの断面図である。 第1実施形態に係るガスセンサアレイでガスを検知する状態を示す図である。 第2実施形態に係るガス漏れ検知装置の斜視図である。 第2実施形態に係るガス漏れ検知装置の構成図である。 第2実施形態に係るプローブ及びガスセンサアレイの断面図である。 第2実施形態に係るガスセンサモジュールの断面図である。 第2実施形態に係るガスセンサアレイでガスを検知する状態を示す図である。
以下、本発明を適用したガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置の実施形態について説明する。以下の第1実施形態及び第2実施形態では、検知対象としてのガスが水素を含む混合ガスである場合の例について説明する。なお、検知対象となるガスは、水素を含む混合ガス以外のガスであってもよい。また、各実施形態において、共通する要素、部材等について、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化することがある。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るガス漏れ検知装置1は、プローブ2及びガスセンサアレイ3を備えている。プローブ2には、コントローラ11がシャフト部12を介して接続されている。コントローラ11は、略直方体を成しており、ユーザが把持可能な大きさとされている。ユーザは、コントローラ11を把持してガス漏れ検知を行うことができる。
コントローラ11には、図2に示すように、制御回路13、吸引ポンプ14、流量計15、及び電源部16が設けられている。制御回路13は、例えば、CPUなどの演算装置やROM、RAMなどの記憶装置を備え、制御回路基板に搭載されている。制御回路13は、多芯ケーブル46などを介してガスセンサアレイ3、吸引ポンプ14、流量計15、及び電源部16に接続されている。また、コントローラ11の外側と流量計15、吸引ポンプ14とプローブ2の内側とは、それぞれ配管47を介してエアを流通可能とした状態で接続されている。
制御回路13は、吸引ポンプ14を作動させたり、ガスセンサアレイ3から送信される情報に基づいて、ガス漏れの検知を行ったりする。吸引ポンプ14は、制御回路13の作動信号に基づいて、プローブ2内のエアを吸引する。流量計15は、配管47内に流れるエアの流量を計測する。電源部16は、制御回路13、ガスセンサアレイ3、吸引ポンプ14、及び流量計15に電力を供給する。
また、図1に示すように、コントローラ11には、入出力インターフェイス17が設けられている。入出力インターフェイス17は、例えばタッチパネル付き液晶で構成されている。入出力インターフェイス17が操作されると、操作に応じた操作情報が制御回路13に送信される。制御回路13では、送信された操作情報に基づいて、吸引ポンプ14を作動させたり、後述するヒータ37(図4参照)を加熱させたりする。また、制御回路13は、ガス漏れを検知した場合のガス漏れ情報を入出力インターフェイス17に送信する。入出力インターフェイス17は、送信されたガス漏れ情報に応じた警報などを表示する。
図3に示すように、プローブ2は、プローブ筐体21を備えている。プローブ筐体21には、取付部21Aが設けられており、取付部21Aには、図2に示すシャフト部12が取り付けられている。プローブ筐体21の内側は、配管47を介して吸引ポンプ14と連通しており、配管47は、シャフト部12の内側に配されている。取付部21Aには、シール材41が設けられている。このシール材41によって、プローブ筐体21の内側をシャフト部12の内側に対して密閉している。
プローブ筐体21の内側にはガスセンサアレイ3が設けられている。ガスセンサアレイ3は、ベース部としてのベース基板5と、ベース基板5に搭載された複数(本実施形態では5個)のガスセンサモジュール4と、を備えている。複数のガスセンサモジュール4は、直線方向に配列されてガスセンサアレイ3を構成している。なお、図3には図示しないが、ベース基板5及びベース基板5を支持する支持部材の少なくとも一方には通気口が設けられている。
図4に示すように、ベース基板5におけるガスセンサモジュール4を搭載する位置には、接続部23が設けられている。接続部23は、電極23A及び導電材23Bを備えて構成されている。さらに、ベース基板5の表面であって接続部23の下側には表面配線24が設けられ、ベース基板5の裏面には裏面配線25が設けられている。接続部23及び表面配線24は、直接電気的に接続されている。表面配線24及び裏面配線25は、図示しない基板貫通配線を介して電気的に接続されている。また、図示しないが、裏面配線25は、多芯ケーブル46の配線が電気的に接続されている。
ガスセンサモジュール4は、パッケージ31、ガスセンサ32、及び吸入管33を備えている。パッケージ31は、パッケージ本体34とパッケージ蓋35とを備えている。パッケージ本体34は、上方が開口しており、パッケージ本体34には、ガスセンサ32が搭載されている。ガスセンサ32は、ダイボンド材26によってパッケージ本体34の底面に固定されている。ガスセンサ32は、ベース基板5上に複数配列されている。すなわち、ベース基板5は、配列された複数のガスセンサ32を支持している。
ガスセンサ32は、接触燃焼式ガスセンサであり、基板36、ヒータ37、熱電素子38、及び触媒40を備えている。ヒータ37及び熱電素子38は基板36に搭載されており、図示しない基板貫通配線やワイヤ等を介して多芯ケーブル46に電気的に接続されている。N型半導体とP型半導体が直列接続された熱電素子38の温接点は、触媒40の近傍に配設され、冷接点は基板36上に配設される。
ヒータ37は、制御回路13から供給される駆動電流によって昇温し、触媒40を加熱する。触媒40近傍に水素と酸素が存在すると、触媒40の表面で水素と酸素が反応して水が生成され、反応熱が発生する。この反応熱により触媒40の温度が上昇する。温接点が触媒40の近傍に、冷接点が基板36上の配設されている熱電素子38は、触媒40の温度と基板36の温度との温度差を電圧に変換し、出力電圧として制御回路13に送信する。制御回路13はガス漏れ検知を行う検知部であり、制御回路13では、送信された出力電圧に基づいて、触媒40の温度を計測し、計測した触媒40の温度からガスの濃度(ガス量)を検出し、ガス漏れの有無を判定する。
パッケージ蓋35は、パッケージ本体34の上方の開口部を閉塞している。パッケージ蓋35の側部には、排気口35Aが形成されており、パッケージ31内のエアを外部(プローブ筐体21の内側)に排出する。パッケージ蓋35の上部には、吸入管接続部35Bが形成されており、吸入管接続部35Bに吸入管33が接続されている。
吸入管33は、先端部33Aとガスセンサ32との間に配置されている。吸入管33は、可撓性を有するフレキシブル管であり、長さ方向に伸縮可能である。吸入管33の先端部33Aはガス導入部であり、吸入管33における先端部33Aの長さ方向の位置が変位可能である。また、吸入管33の先端部33Aの向きが変化可能とされている。すなわち、吸入管33は、吸入管33における先端部33Aの位置をベース基板5に対して変位させる変位部として機能する。吸入管33及び吸入管33の先端部33Aは、複数のガスセンサ32のそれぞれに対応している。
吸入管33は、パッケージ31の内部と連通しており、吸入管33から吸入されたエアは、パッケージ31内に導入される。吸入管33の先端部33Aには、ガス透過性フィルタ42が設けられている。ガス透過性フィルタ42は、検知対象のガス、例えば水素を透過可能とされているとともに、埃や塵などを捕捉して除去可能である。また、ガス透過性フィルタ42は、スポンジ状の多孔質材であり、緩衝性を備える緩衝部材である。先端部33Aは、ガス漏れ検知を行う際に、検知対象物に対して直接またはガス透過性フィルタ42を介して当接する当接部である。
また、プローブ筐体21の内面とパッケージ蓋35の間には、シール材43が介在されている。プローブ筐体21は、取付部21Aに設けられたシール材41及びプローブ筐体21の内面とパッケージ蓋35の間に介在されるシール材43によって、内部の気密性が保たれ、外気と遮断されている。
次に、本実施形態に係るガス漏れ検知装置1によるガス漏れの検知手順について説明する。本実施形態に係るガス漏れ検知装置1において、例えば図2に示すワークW1から漏れる水素を検出する手順について説明する。ガス漏れの検知対象となるワークW1には、ボンベB1からトレーサーガスGが供給される。トレーサーガスGの成分は、水素3.9%、空気96.1%である。また、ワークW1の形状は、略卵型であり、表面が全体的に凸となる曲面形状をなしている。
ボンベB1から供給されたトレーサーガスGは、ワークW1の中に充填される。ここで、ワークW1が損傷等して微小な穴が開いていたりすると、その穴からトレーサーガスGが流出する。ガス漏れ検知装置1は、トレーサーガスGのワークW1からの流出を検知するとともに、ワークW1におけるトレーサーガスGのガス漏れ位置を判断可能とする。
ガス漏れ検知装置1によってワークW1のガス漏れ検知を行う際には、図2に示す入出力インターフェイス17を操作して、吸引ポンプ14及びヒータ37を作動させる。吸引ポンプ14を作動させると、吸引ポンプ14の吸引力によって配管47の内部が減圧になり、パッケージ31内のエアを吸引する。パッケージ31は、シール材41,43によって密閉されており、パッケージ蓋35には排気口35Aが形成されているので、吸引ポンプ14の吸引力は、吸入管33内に作用する。吸入管33の先端部33Aの周囲におけるエアは、吸入管33内に作用した吸引力によって吸入管33内に流入する。ここにワークW1から漏れ出したトレーサーガスGが含まれる場合、このトレーサーガスGが吸入管33に導入される。
次に、図5に示すように、ワークW1の側面にガスセンサアレイ3における複数のガスセンサモジュール4の先端部、すなわち吸入管33の先端部33Aを当接させる。ワークW1の側面にガスセンサモジュール4を当接させることで、吸入管33の先端部33AがワークW1に当接する。吸入管33は、可撓性を有しているので、ワークW1の表面形状に合わせて伸縮するとともに、先端部33Aの向きが変化する。このように、吸入管33が変形することにより、ワークW1の表面が曲面形状を成していても、吸入管33の先端部33Aが好適にワークW1の表面に沿って配置される。
ワークW1に吸入管33の先端部33Aが当接すると、吸入管33の先端部33Aの近傍のエアがガス透過性フィルタ42を介して吸入管33に吸引される。このとき、ワークW1からガス漏れが生じており、ガス漏れが生じている箇所の近傍にガスセンサアレイ3の吸入管33が配置されていると、図5に示すように、ワークW1から漏れ出したトレーサーガスGが吸入管33内に吸引される。
図4に示すように、吸入管33内に吸引されたトレーサーガスGはパッケージ31内に流入する。パッケージ31内にはガスセンサ32における触媒40が設けられ、触媒40はヒータ37の加熱によって活性化させられているので、パッケージ31内におけるエア中に含まれる酸素(O)と、トレーサーガスGに含まれる酸素(O)及び水素(H)が触媒40の表面で反応して水(HO)が生成され、反応熱が発生する。なお、結露による触媒40の表面での反応低下を防止するため、100℃より高い温度で触媒40をヒータ37で熱するのが好ましい。
水素と酸素の反応によって反応熱が発生すると、熱電素子38によって熱電変換が行われ、熱電素子38の出力電圧が増加する。トレーサーガスGの漏れ量が多いと触媒40表面での水素と酸素との反応が活発になり、触媒40の温度上昇が増大することから、熱電素子38の出力電圧が大きくなる。このため、制御回路13では、熱電素子38の出力電圧によってトレーサーガスG(水素)の濃度を検出し、ガス漏れを検知する。また、熱電素子38の出力電圧が大きくならずに定常状態であるときには、ガス漏れが生じていないことがわかる。そして、例えば熱電素子38の出力電圧が所定の規定値を超えた場合に、ワークW1にガス漏れの不具合があったと判断することができる。なお、ここでの規定値は、出力電圧に代えて、出力電圧から算出される触媒40の温度であってもよい。
ワークW1の1か所においてガス漏れの検知を行ったら、ワークW1の異なる位置にガス漏れ検知装置1を移動させて、同様のガス漏れの検知を行う。そして、複数回のガス漏れ検知装置1の移動を繰り返して、同様のガス漏れ検知を行うことにより、ワークW1の全体におけるガス漏れを検知する。以上により、ガス漏れ検知装置1によるワークW1のガス漏れ検知が終了する。
本実施形態に係るガス漏れ検知装置1は、複数のガスセンサモジュール4を備えている。このため、同時にワークW1の複数個所におけるガス漏れを検知することができるので、短時間でガス漏れを検知することができる。ところが、ワークW1の複数個所におけるガス漏れを同時に検知するにあたり、検知のための条件が複数のガスセンサモジュール4の間で異なると、正確なガス漏れの検知を行うことができないことがある。例えば、複数のガスセンサモジュール4において、ワークW1と吸入管33の先端部33Aとの間の距離が異なっていると、吸入管33に導入されるトレーサーガスGの量が変化してしまうことがある。例えば、ワークW1と吸入管33の先端部33Aとの間の距離が長い場合、ワークW1と吸入管33の先端部33Aとの間の距離が短い場合より吸入管33に対するトレーサーガスGの導入量が少なく、空気の導入量が多くなることがある。
例えば、吸入管が非変形性であるガスセンサアレイを備えるガス漏れ検知装置では、そのうちの一つのガスセンサモジュールにおける吸入管の先端部がワークに当接したとしても、他のガスセンサモジュールにおける吸入管の先端部はワークから離れてしまう懸念がある。特に、ワークの形状が複雑である場合には、吸入管の先端部がワークから離れてしまい、先端部がワークに当接した場合に出力電圧が所定の規定値を超える大きな漏れを規定値以下の小さな漏れであると誤判定してしまう懸念が高まる。
この点、本実施形態に係るガス漏れ検知装置1では、吸入管33が可撓性を有しており、ワークW1に対する長さ方向の位置が変位可能とされている。このため、図5に示すように、吸入管33の長さを調整したり、吸入管33の先端部33Aの向きを変えたりするなどして吸入管33を適宜変形させることにより、複数の吸入管33における先端部33AをワークW1に容易に当接させることができる。また、複数の吸入管33は、いずれも可撓性を有しているので、ワークW1の表面が曲面形状などの平面状でない複雑な形状であっても吸入管33の先端部33AをワークW1に当接させることができる。さらには、吸入管33の先端部33AのワークW1に対する向きが変位可能とされているので、ワークW1が複雑な形状であっても吸入管33の先端部33AをワークW1に確実に当接させることができる。吸入管33の先端部33AがワークW1に当接することにより、ワークW1から漏れ出したガスを吸入管33に導入しやすくすることができる。
したがって、ワークW1と吸入管33の先端部33Aとの距離を複数のガスセンサモジュール4の間で均一にすることができるので、吸入管33に対するガスの導入条件を複数のガスセンサモジュール4の間で一定にすることができる。したがって、ガス漏れの検知のための条件を一定にすることができるので、漏れたガスの濃度を精度よく検出することができる。また、複数のガスセンサモジュール4の間で出力電圧を比較することによりガス漏れ位置を精度よく特定できる。よって、本実施形態に係るガス漏れ検知装置では、ガス漏れ位置と漏れたガスの濃度の検出及びガス漏れの検知を短時間で精度よく行うことができる。
また、吸入管33の先端部33Aの位置を変位させるために吸入管33の長さが変わると、ガスセンサアレイ3における複数のガスセンサ32とワークW1との個々の間では、距離が若干不均一となるが、複数の吸入管33及びパッケージ31の内側は通気状態にあり、内部の圧力は均一となっている。このため、ガスセンサ32の近傍におけるエア(及びガス)の流速は、ほぼ一定となっているので、酸素と水素とが反応する量は、水素の量にほぼ比例することになる。したがって、エアに含まれるトレーサーガスG(水素)の濃度を精度よく検出できるので、ワークW1のガス漏れを精度よく検知することができる。
また、本実施形態に係るガス漏れ検知装置1では、吸引ポンプ14によって吸入管33の先端部33Aの周囲におけるエアを吸引している。このため、吸入管33の先端部33Aの周囲におけるエアを吸入管33内、さらにはガス漏れ検知装置1内に効率的に導入することができるので、ガス漏れの検知時間を短くすることができる。
また、吸入管33の先端部33Aには、ガス透過性フィルタ42が取り付けられている。このため、吸入管33内ガスを導入しながら、埃などの混入を抑制することができるので、精度よくガス漏れを検知できるとともに、ガス漏れ検知装置1に不具合が生じることを抑制できる。
また、先端部33Aに設けられたガス透過性フィルタ42は、緩衝性を備えた緩衝部材である。このため、ガス透過性フィルタ42を介して吸入管33の先端部33AをワークW1に当接させたとしても、ワークW1やガス漏れ検知装置1の損傷を抑制することができる。さらに、ガス透過性フィルタ42が緩衝性を有するので、ワークW1の表面に沿って吸入管33を移動させたときにワークW1の形状に対する追従性を向上させることができる。したがって、吸入管33の先端部33AをワークW1に当接させた状態でガスセンサアレイ3を容易に移動させることができる。なお、先端部33AをワークW1に当接させたとしても一定量の大気が吸入管33内へ導入できるようにガス透過性フィルタ42の構造を設計すれば、水素5%、窒素95%などの酸素が含まれない混合ガスをトレーサーガスGとして選択することが可能となる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。図6に示すように、本実施形態に係るガス漏れ検知装置6は、プローブ7及びガスセンサアレイ8を備えている。プローブ7には、把手61が接続されており、把手61には、多芯ケーブル46を介してコントローラ64が電気的に接続されている。ユーザは、把手61を把持してガス漏れ検知を行うことができる。
コントローラ64には、図7に示すように、第1制御回路65が設けられている。第1制御回路65は、例えば、CPUなどの演算装置やROM、RAMなどの記憶装置を備え、第1制御回路基板に搭載されている。第1制御回路65には、電源部16が接続され、電源部16にはコンセント66が設けられている。電源部16には、コンセント66から得られる電気を充電可能である。また、電源部16は、第1制御回路65に電力を供給する。また、図6に示すように、コントローラ64には入出力インターフェイス17が設けられている。
把手61には、制御回路基板に搭載された第2制御回路67が設けられている。把手61は、棒状であり、ユーザが把持可能な太さとされている。第2制御回路67には、多芯ケーブル46を介してコントローラ64における第1制御回路65及びガスセンサアレイ8が接続されている。
図8に示すように、プローブ7は、プローブ筐体71を備えている。プローブ筐体71は、把手61と一体的に形成されている。把手61は中空形状をなしており、プローブ筐体71の内側と把手61の内側は、エアが流通可能となるように連通している(図7参照)。
プローブ筐体71の内側にはガスセンサアレイ8が設けられている。ガスセンサアレイ8は、ベース部としての基台80と、複数(本実施形態では19個)の弾性体81と、フレキシブル基板82と、基台80上に配された複数(本実施形態では19個)のガスセンサモジュール90と、を備えている。複数のガスセンサモジュール90は、面状に配列されてガスセンサアレイ8を構成している。
複数の弾性体81は、いずれも例えばゴム製であり、各ガスセンサモジュール90と基台80との間に配設されている。フレキシブル基板82は、少なくとも一部が可撓性を有する可撓性基板であり、複数の弾性体81と複数のガスセンサモジュール90との間に位置している。具体的には、複数の弾性体81の上にフレキシブル基板82が搭載され、フレキシブル基板82の上に複数のガスセンサモジュール90が搭載されている。フレキシブル基板82は、少なくとも隣り合う弾性体81の間(ガスセンサモジュール90の間)に位置する部分が可撓性を有していればよい。本実施形態では、前述した基台80が、上記した複数の弾性体81及びフレキシブル基板82を介して、複数のガスセンサモジュール90を支持している。
図9に示すように、フレキシブル基板82におけるガスセンサモジュール90を搭載する位置には、接続部23が設けられている。接続部23は、上記第1実施形態と同様の構成を有している。さらに、フレキシブル基板82の表面であって接続部23の下側には表面配線24が設けられている。図8に示すように、複数の表面配線24は、多芯ケーブル46に電気的に接続されている。
ガスセンサモジュール90は、パッケージ91及びガスセンサ94を備えている。パッケージ91は、パッケージ本体92とパッケージ蓋93とを備えている。パッケージ本体92は、上方が開口しており、パッケージ本体92には、ガスセンサ94が搭載されている。ガスセンサ94は、ダイボンド材26によってパッケージ本体92の底面に固定されている。パッケージ本体92及びパッケージ蓋93は、ユーザがガス漏れ検知装置6を検知対象物に押し付ける力では変形しない程度の剛性(非変形性)を有している。
ガスセンサ94は、フレキシブル基板82上に配列されて設けられている。ガスセンサ94は、熱伝導式ガスセンサであり、基板95、熱電素子96及びヒータ98を備えている。熱電素子96及びヒータ98は基板95に搭載されており、図示しない基板貫通配線やワイヤ等を介して多芯ケーブル46に電気的に接続されている。
ヒータ98は、第2制御回路67から供給される駆動電流によって昇温する。ヒータ98の熱は、パッケージ91内に導入されたエアによって奪われる。ヒータ98と基板95との温度差を熱電素子96により電圧に変換し、出力電圧として第1制御回路65に出力する。例えば、水素(H)の熱伝導率は大気に比べて大きいため、大気中の水素(H)濃度が大きい程、ヒータ98からの吸熱量が大きくなり、ヒータ98の温度は低下する。その結果、温度が高い場合の熱電素子96の出力をプラスとした場合には、熱電素子96の出力電圧が低下する。第1制御回路65はガス漏れ検知を行う検知部であり、第1制御回路65では、送信された出力電圧に基づいてガス漏れの有無を判定する。
ガスセンサモジュール90は、弾性体81の弾性的な変形によって変位可能とされている。フレキシブル基板82(特に隣り合う弾性体81の間の部位)は、弾性体81の変形に伴って変形するので、複数のガスセンサモジュール90と多芯ケーブル46との電気接続を維持することができる。
パッケージ蓋93は、パッケージ本体92の上方の開口部に取り付けられている。パッケージ蓋93は、焼結金属、メッシュ金属、多孔性セラミック等によって構成され、通気性を有している。このため、パッケージ91の内部は、大気圧とされている。パッケージ蓋93はガス導入部を構成し、弾性体81の変形に応じて、ワークW2に対する位置が変位可能であるとともに向きが変化可能である。
すなわち、弾性体81は、パッケージ蓋93を基台80に対して変位させる変位部として機能する。プローブ7は、ガス透過性フィルタ72を備えており、複数のガスセンサモジュール90(特にパッケージ蓋93)は、ガス透過性フィルタ72によって覆われている。ガス透過性フィルタ72は、可撓性を有している。パッケージ蓋93は、ガス漏れ検知を行う際に、検知対象物に対して直接またはガス透過性フィルタ72を介して当接する当接部である。
次に、本実施形態に係るガス漏れ検知装置6によるガス漏れの検知手順について説明する。本実施形態では、図7に示すワークW2から漏れ出したトレーサーガスGのガス漏れ検出について説明する。ワークW2は、表面が全体的に凹となる曲面形状を成すいわば鼓型を成している。ワークW2には、ボンベB2から、水素5%、窒素95%の組成のトレーサーガスGが供給される。
ガス漏れ検知装置6によってワークW2のガス漏れ検知を行う際には、図7に示すように、ガスセンサモジュール90を覆うガス透過性フィルタ72をワークW2の側面に当接させる。このとき、ガスセンサモジュール90は、ワークW2からの反力によって把手61の方向に力を受ける。ガスセンサモジュール90におけるパッケージ蓋93は、剛性を有しており、ガスセンサモジュール90は、弾性体81に支持されているので、図10に示すように、弾性体81は、把手61の方向に受けた力によって変形する。弾性体81の変形により、ガスセンサ94の向き及び位置が変化する。
検知対象となるワークW2は、表面が全体的に凹となる曲面形状を成している。このため、ワークW2の表面に倣い、外側に配置されたガスセンサモジュール90を支持する弾性体81は、内側に配置されたガスセンサモジュール90を支持する弾性体81よりも大きく縮み、かつ大きく外側を向くようにむように変形する。このように、弾性体81が変形することにより、ワークW2の表面が曲面形状を成していても、ガスセンサモジュール90が好適にワークW2の表面に沿って配置される。
ワークW2の表面に沿って配置されガス透過性フィルタ72を介したパッケージ91には、パッケージ91の周囲のエアが導入される。このとき、ワークW2からガス漏れが生じており、ガス漏れが生じている箇所の近傍にパッケージ91が配置されていると、図10に示すように、ワークW2から漏れ出したトレーサーガスGがパッケージ91内に導入される。
パッケージ91内にトレーサーガスGが導入されると、ガスセンサ94(図9参照)によってトレーサーガスGが検出されてガス漏れが検知される。ワークW2の1か所においてガス漏れの検知を行ったら、ワークW2の異なる位置にプローブ7を移動させて、同様のガス漏れの検知を行う。そして、複数回のプローブ7の移動を繰り返して、ワークW2の全体におけるガス漏れを検知し、ガス漏れ検知装置6によるワークW2のガス漏れ検知が終了する。
本実施形態に係るガス漏れ検知装置6は、複数のガスセンサモジュール90を備えているため、同時にワークW2の複数個所におけるガス漏れを検知することができるので、短時間でガス漏れを検知することができる。また、複数のガスセンサモジュール90は、それぞれ弾性体81によって支持されている。このため、トレーサーガスGを導入するパッケージ91の位置を変位させたり向きを変化させたりすることができる。したがって、ワークW2の表面が曲面形状などの平面状でない複雑な形状であってもパッケージ91をワークW2の表面形状に倣って配置させることができる。
したがって、ワークW2とパッケージ91との距離を複数のガスセンサモジュール90の間で均一にすることができるので、パッケージ91に対するガスの導入条件を複数のガスセンサモジュール90の間で一定にすることができる。したがって、ガス漏れの検知のための条件を一定にすることができるので、ガス漏れの位置と漏れたガスの濃度の検出及びガス漏れの検知を短時間で精度よく行うことができる。また、複数のガスセンサモジュール90の間で出力電圧を比較することにより、ガス漏れの位置と漏れたガスの濃度の検出及びガス漏れの検知を短時間で精度よく行うことができる。
また、複数のガスセンサモジュール90が設けられているフレキシブル基板82は可撓性を有する。このため、複数の弾性体81が個々に異なる態様で変形した場合でも、フレキシブル基板82は、弾性体81の変形に合わせて変形するので、ガスセンサモジュール90が傷ついたりフレキシブル基板82から外れたりしないようにすることができる。
また、複数のガスセンサモジュール90は、面状に配列されている。このため、ワークW2の外周に広い面がある場合でも、多くの箇所におけるガス漏れを同時に検知することができる。したがって、ガス漏れ検知装置6によってガス漏れを検知するための検知時間の短縮に貢献することができる。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記の各実施形態では、ガスセンサモジュール4,90にガス透過性フィルタ42,72が設けられているが、これらのガス透過性フィルタ42,72が設けられていなくてもよい。また、第1実施形態におけるガス透過性フィルタ42は、緩衝部材であるが、緩衝性を備えていないガス透過性フィルタであってもよい。また、第2実施形態におけるガス透過性フィルタ72が、緩衝部材であるガス透過性フィルタであってもよい。また、これらのガス透過性フィルタ42,72に代えて、第1実施形態における吸入管33または第2実施形態におけるパッケージ91に対するガス(エア)を透過する状態を維持した上で、緩衝部材を別途設けるようにしてもよい。
また、ガス透過性フィルタ42,72とともに、あるいはガス透過性フィルタ42,72に代えて、ワークW1,W2に対してスムーズな移動を可能とするためのガイド部材を設けてもよい。また、上記のガス漏れ検知装置1,6では、ガス透過性フィルタ42,72をワークW1,W2に当接させてガス漏れ検知を行っているが、ガス透過性フィルタ42,72またはガス漏れ検知装置1,6の他の部位をワークW1,W2に当接させることなく、吸入管33の先端部33Aまたはパッケージ蓋93をワークW1,W2に近接させてガス漏れ検知を行ってもよい。
また、吸入管33の先端部33Aまたはパッケージ蓋93は、ワークW1,W2に対する位置及び向きを調整可能とされているが、位置または向きのいずれかのみが調整可能とされていてもよい。また、ガスセンサとして、第1実施形態では接触燃焼式のガスセンサ32、第2実施形態では、熱伝導式のガスセンサ94を用いているが、第1実施形態において熱伝導式のガスセンサを用いてもよいし、第2実施形態で接触燃焼式のガスセンサを用いてもよい。また、第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、半導体式や電気化学式などの他の態様のガスセンサを用いてもよい。
また、上記実施形態では、温度計測を行うために、熱電素子38,96を用いているが、抵抗体や赤外線検出素子などを他の温度計測素子によって温度計測を行ってもよい。また、第1実施形態では、吸引ポンプ14によって吸入管33内のエアを吸引しているが、吸引ポンプを設けなくてもよい。また、第2実施形態では、吸引ポンプを設けていないが、吸引ポンプによってパッケージ91内のエアを吸引するようにしてもよい。また、接続部23の電極23A及び導電材23Bに代えて、脱着容易なコネクタを用いてもよい。また、ガス漏れ検知を行う際、ユーザがコントローラ11や把手61を把持する態様に代えて、第1実施形態におけるコントローラ11や第2実施形態における把手61をロボットが把持してもよい。
1,6…ガス漏れ検知装置、2…プローブ、3…ガスセンサアレイ、4…ガスセンサモジュール、5…ベース基板(ベース部)、7…プローブ、8…ガスセンサアレイ、11…コントローラ、13…制御回路(検知部)、14…吸引ポンプ、31…パッケージ、32…ガスセンサ、33…吸入管(変位部)、33A…先端部(ガス導入部)、34…パッケージ本体、35…パッケージ蓋、35A…排気口、35B…吸入管接続部、36…基板、37…ヒータ、38…熱電素子、40…触媒、41…シール材、42…ガス透過性フィルタ(緩衝部材)、43…シール材、64…コントローラ、65…第1制御回路(検知部)、67…第2制御回路、72…ガス透過性フィルタ、80…基台(ベース部)、81…弾性体(変位部)、82…フレキシブル基板(可撓性基板)、90…ガスセンサモジュール、91…パッケージ、92…パッケージ本体、93…パッケージ蓋(ガス導入部)、94…ガスセンサ、95…基板、96…熱電素子、98…ヒータ

Claims (8)

  1. 検知対象物におけるガスの流出を検出するガスセンサアレイであって、
    複数のガスセンサと、
    配列された前記複数のガスセンサを支持するベース部と、
    前記複数のガスセンサのそれぞれに対応し、前記検知対象物に当接してエアを吸入することで、対応する前記ガスセンサに前記エアを導入する複数のガス導入部と、
    複数の前記ガス導入部の位置を前記ベース部に対して個別に変位させる変位部と、
    を備えることを特徴とするガスセンサアレイ。
  2. 前記変位部は、
    対応する前記ガス導入部と前記ガスセンサとの間に配置され、可撓性を有する吸入管を含む請求項1に記載のガスセンサアレイ。
  3. 前記変位部は、
    前記複数のガスセンサと前記ベース部との間にそれぞれ配設された弾性体を含む請求項1または2に記載のガスセンサアレイ。
  4. 前記複数のガスセンサは、少なくとも一部が可撓性を有し、前記ガスセンサと前記弾性体との間に位置する可撓性基板上に配設されている請求項3に記載のガスセンサアレイ。
  5. 前記ガス導入部は、前記検知対象物に対する向き及び位置の少なくとも一方に対して変位可能である請求項1〜4にうちのいずれか1項に記載のガスセンサアレイ。
  6. 前記ガス導入部が、前記検知対象物に当接する当接部であり、
    前記当接部が緩衝部材を備える請求項1〜5うちのいずれか1項に記載のガスセンサアレイ。
  7. 前記ガス導入部が、前記検知対象物に当接する当接部であり、
    前記当接部にガス透過性フィルタが設けられている請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のガスセンサアレイ。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載のガスセンサアレイと、
    前記ガスセンサアレイで検出されたガス量に基づいて、前記検知対象物におけるガス漏れを検知する検知部と、
    を備えることを特徴とするガス漏れ検知装置。
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