JP6839079B2 - 美容フェイスマスク用シート - Google Patents

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Description

本発明は、顔面に化粧料をパックする美容フェイスマスクに用いる美容フェイスマスク用シートに関する。
従来から、化粧水、乳液等の化粧料をパック剤として顔面に付与するのに、シートに化粧料を含浸又は塗布した美容フェイスマスクが用いられており、化粧料を含浸又は塗布する美容フェイスマスク用シートとしては、様々な繊維シートが提案されていた。例えば、特許文献1には、基材繊維として、植物繊維、動物繊維、再生繊維及び半合成繊維からなる群より選ばれる親水性繊維を用いた繊維シートを有するパック化粧料が記載されている。特許文献2には、顔面パック用シートの素材として、天然繊維や化学繊維を用い、編物、織物、不織布、紙等の構造にした顔面パック用シートが記載されている。そして、各種繊維素材の中でも、吸水性の高いセルロース繊維を用いることが好まれていた。例えば、特許文献3には、保湿性を高めるためにレーヨン繊維からなる保湿性不織布シートを用いることが提案されている。特許文献4には、フェイスマスクに用いる木綿シートが提案されている。
特開2007−39438号公報 特開2002−142861号公報 特開2009−299211号公報 特開2010−275643号公報
しかしながら、従来の美容フェイスマスクシートにおいて、シートに含浸又は塗布された化粧料の肌への移行をさらに改善することが求められていた。
本発明は、上記を鑑み、肌への化粧料の移行を向上させることができる美容フェイスマスク用シートを提供する。
本発明は、美容フェイスマスク用シートであって、前記美容フェイスマスク用シートは、スパンレース不織布で構成されており、前記スパンレース不織布は、スパンレース不織布の全体重量に対して、不溶性コラーゲン繊維3〜50重量%と、コットン及びレーヨン繊維からなる群から選ばれる一種以上の繊維50〜97重量%を含むことを特徴とする美容フェイスマスク用シートに関する。
本発明によれば、不溶性コラーゲン繊維を含むスパンレース不織布を美容フェイスマスク用シートとして用いることで、肌への化粧料の移行を向上させることができる。
〔図1〕図1は、参考例1〜3及び比較例1〜3のスパンレース不織布を用いて肌にモデル化粧料を付与した後の角質水分量の変化率を示したグラフである。
〔図2〕図2は、実施例4、5及び比較例4のスパンレース不織布を用いて肌にモデル化粧料を付与した後の角質水分量の変化率を示したグラフである。
〔図3〕図3は、参考4、実施例7〜8及び比較例5のスパンレース不織布を用いて肌にモデル化粧料を付与した後の角質水分量の変化率を示したグラフである。
本発明の発明者らは、美容フェイスマスクにおいて、肌への化粧料の移行を向上させることについて鋭意検討した。その結果、不溶性コラーゲン繊維1〜100重量%と、コットン及びレーヨン繊維からなる群から選ばれる一種以上の繊維0〜99重量%を含むスパンレース不織布(水流交絡不織布ともいう。)を美容フェイスマスクシートとして用いることで、化粧料の肌への移行が向上することを見出し、本発明に至った。具体的には、従来は、美容フェイスマスクシートに吸水性が高いレーヨン繊維や木綿繊維を用いることで角質水分量を高めていたが、本願では、美容フェイスマスクシートに不溶性コラーゲン繊維を含ませることにより、該美容フェイスマスクシートにて肌に水分を付与した場合、水分の肌への移行が向上し、従来よりも角質水分量の変化率が大幅に向上することを見出した。これは、不溶性コラーゲン繊維の液吸収性が高いこと、液を吸収したコラーゲン繊維はドレープ性が高く肌に良く張り付くこと、及び液の肌への放出が良好であること等に起因していると推測される。本発明の実施形態において、「不溶性コラーゲン繊維」とは、水に溶解しないコラーゲン繊維を意味する。
本発明の実施形態において、美容フェイスマスク用シートは、スパンレース不織布で構成されている。スパンレース不織布であることにより、柔軟で毛羽立ちが少なく、肌触りが良好になるうえ、肌への密着性が良好である。また、美容フェイスマスク用シートに化粧水等の化粧料を含浸せて肌へ貼り付けた場合、水平保持及び垂直保持での液垂れが少なく、化粧料の保持性が良好である。
前記スパンレース不織布は、スパンレース不織布の全体重量に対して、不溶性コラーゲン繊維1〜100重量%と、コットン及びレーヨン繊維からなる群から選ばれる一種以上の繊維0〜99重量%を含む。不溶性コラーゲン繊維のみで構成する、或いはコットン及びレーヨン繊維に不溶性コラーゲン繊維を混綿することにより、美容フェイスマスク用シートの化粧料の保持性が高くなり、肌への化粧料の移行も向上する。例えば、該美容フェイスマスクシートにて肌に水分を付与した場合、肌への水分(化粧料)の移行が向上し、角質水分量が高くなる。また、不溶性コラーゲン繊維のみで構成する、或いはコットン及びレーヨン繊維に不溶性コラーゲン繊維を混綿することにより、美容フェイスマスク用シートが肌に密着しやすい。
肌への化粧料の移行及び肌への密着性を高める観点から、前記スパンレース不織布は、スパンレース不織布の全体重量に対して、不溶性コラーゲン繊維を3重量%以上含むことが好ましく、10重量%以上含むことがより好ましく、20重量%以上含むことがさらに好ましい。
美容フェイスマスク製造時における美容フェイスマスク用シートの初期吸水を高める観点から、前記スパンレース不織布は、スパンレース不織布の全体重量に対して、コットン及び/又はレーヨン繊維を50重量%以上含むことが好ましく、70重量%以上含むことがより好ましい。
前記不溶性コラーゲン繊維としては、特に限定されず、公知の不溶性コラーゲン繊維を用いることができる。例えば、前記不溶性コラーゲン繊維は、コラーゲン原料を溶解処理し、可溶化して得られた可溶化コラーゲン溶液を紡糸して得られた可溶化コラーゲン繊維を不溶化することで得ることができる。
コラーゲン原料としては、牛、豚、馬、鹿、兎等の動物の皮を用いることができる。好ましくは、牛等の動物から得られるフレッシュな床皮や塩漬けした生皮を用いる。このようなコラーゲン原料に含有されるコラーゲンは、部分的に架橋している不溶性のコラーゲンであるために、架橋を切断する可溶化処理が施される。可溶化処理の方法としては、公知のアルカリ可溶化法や酵素可溶化法等を用いることができる。
可溶化処理することで水に溶解可能になったコラーゲンは、例えば塩酸水溶液、酢酸水溶液、乳酸水溶液等の酸の水溶液でコラーゲン(固形分)濃度が1〜15重量%、好ましくは2〜10重量%程度であり、pH2〜4.5の範囲のコラーゲンの紡糸液に調製される。なお、得られたコラーゲンの紡糸液は、必要に応じて減圧攪拌下で脱泡を施し、水不溶分である細かいゴミを除去するために濾過を行ってもよい。コラーゲンの紡糸液を、例えば、紡糸ノズルやスリットを通して無機塩水溶液や有機溶媒に吐出し、凝固することにより可溶化コラーゲン繊維を形成することができる。得られた可溶化コラーゲン繊維を、例えば、有機架橋剤及び/又は金属化合物で架橋して不溶化することで不溶性コラーゲン繊維を得ることができる。有機架橋剤としては、例えば、ホルムアルデヒド等のアルデヒド化合物、エピクロロヒドリン等のエポキシ化合物等の有機架橋剤を用いることができる。金属化合物としては、例えば、ジルコニウム塩、アルミニウム塩等を用いることができる。
前記不溶性コラーゲン繊維としては、例えば、株式会社カネカ製の再生コラーゲン繊維「ULTIMA(登録商標)」等の市販のものを用いてもよい。
前記レーヨン繊維としては、特に限定されず、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨン、及びリヨセル等の溶剤紡糸されたレーヨン等を用いることができる。
前記繊維の単繊維繊度は、特に限定されないが、例えば、肌触りが良好であるという観点から、10dtex以下であることが好ましく、5dtex以下であることがより好ましい。また、前記繊維の繊維長は、特に限定されないが、例えば、スパンレース不織布の製造時の取扱い性の観点から、26〜75mmであることが好ましく、38〜51mmであることがより好ましい。
前記スパンレース不織布は、目付が20〜100g/mであることが好ましく、20〜90g/mであることがより好ましく、30〜85g/mであることがさらに好ましく、40〜80g/mであることがさらにより好ましい。目付が上記の範囲内であると、顔面への貼付時の取扱い性が良好であるとともに、顔面へのフィット性も良好になる。また、化粧料を保持する保液性及び化粧料の肌への移行も向上する。
前記スパンレース不織布は、厚みが0.1〜1mmであることが好ましく、より好ましくは0.2〜0.6mmである。厚みが上記の範囲内であると、顔面への貼付時の取扱い性が良好であるとともに、顔面へのフィット性も良好になる。また、化粧料の保持性及び化粧料の肌への移行も向上する。本発明の実施形態において、不織布の厚みは、JIS L 1913:2010に準じて測定したものである。
前記スパンレース不織布は、単層不織布であってもよく、積層不織布であってもよい。単層不織布の場合は、不溶性コラーゲン繊維と、コットン及び/又はレーヨン繊維を混綿して繊維ウェブを作製した後、一般的なスパンレース法(水流交絡法ともいう。)により繊維間を交絡することができる。積層不織布の場合は、例えば、不溶性コラーゲン繊維からなる繊維ウェブと、コットン及びレーヨン繊維からなる群から選ばれる一種以上の繊維からなる繊維ウェブを作製し、これらの繊維ウェブ(繊維層)が積層した後、一般的なスパンレース法により繊維間を交絡することができる。前記スパンレース不織布が不溶性コラーゲン繊維からなる場合は、不溶性コラーゲン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製した後、一般的なスパンレース法により繊維間を交絡することができる。
前記美容フェイスマスク用シートに化粧料を含浸又は塗布することが好ましい。化粧料としては、特に限定されず、公知のものを用いることができる。例えば、各種有効成分を含む化粧水や化粧液を用いることができる。有効成分としては、例えば、保湿剤、紫外線防止剤、美白剤等が挙げられる。
前記保湿剤としては、保湿効果があるものであればよく、特に限定されない。例えば、グリセリン、セラミド、セラミド誘導体、ヒアルロン酸、コラーゲン等が挙げられる。
前記紫外線防止剤としては、紫外線防止効果があるものであればよく、特に限定されない。例えば、ケイ皮酸系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、安息香酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線剤、ジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤等が挙げられる。
前記美白剤としては、美白効果があるものであればよく、特に限定されない。例えば、エラグ酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、ビタミンE誘導体、コウジ酸、アルブチン、プラセンタエキス等が挙げられる。
前記化粧料において、有効成分の含有量は特に限定されないが、例えば、0.01〜20重量%であることが好ましく、0.1〜15重量%であることがより好ましい。前記有効成分は、一種で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
本発明の実施形態において、美容フェイスマスク用シートに含浸又は塗布された化粧料の肌への移行は、モデル化粧料としてグリセリンを10重量%含むグリセリン水溶液を含浸させた美容フェイスマスク用シートを肌(前腕内側部)に貼付けた後の水分補給性を評価することで確認することができる。水分補給性は、具体的には、美容フェイスマスク用シートを貼付ける前の角質水分量(初期角質水分量)に対する美容フェイスマスク用シートを除去した後の角質水分量の経時的変化率に基づいて判断する。角質水分量の変化率の値が高いほど、保湿成分の肌への移行が多いことを意味する。
美容フェイスマスク用シートを所定の形状に切断して前記化粧料を含浸又は塗布することで、化粧料が含浸又は塗布された美容フェイスマスク用シートを作製することができる。化粧料が含浸又は塗布された美容フェイスマスク用シートは、顔面の一部又は全体に貼り付けて化粧料を肌に付与する美容フェイスマスクとして用いることができる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例において、下記繊維を用いた。
(1)不溶性コラーゲン繊維:下記の製造例1で作製したものを用いた。
<不溶性コラーゲン繊維の製造例1>
牛の床皮を原料とし、アルカリで可溶化した皮片に30重量%に希釈した過酸化水素水溶液を投入後、乳酸水溶液で溶解し、pH3.5、固形分7.5重量%に調整した原液を作製した。原液を減圧下で撹拌脱泡機((株)ダルトン製、8DMV型)により撹拌脱泡処理し、ピストン式紡糸原液タンクに移送し、さらに減圧下で静置して、脱泡を行った。かかる原液をピストンで押し出した後、ギアポンプ定量送液し、孔径10μmの焼結フィルターで濾過後、孔径0.07mm、孔長0.5mm、孔数1000の紡糸ノズルを通し、硫酸ナトリウム20重量%を含有してなる25℃の凝固浴(ホウ酸及び水酸化ナトリウムでpH11に調整)へ紡出速度5m/分で吐出した。次に、得られた再生コラーゲン繊維を、エピクロロヒドリン1.7重量%、水酸化ナトリウム0.0246重量%、及び硫酸ナトリウム(東ソー(株)製の中性無水芒硝を使用)17重量%を含有した水溶液に25℃で4時間浸漬した後、さらに反応液温度を43℃に昇温して2時間浸漬した。反応終了後に反応液を除去後、25℃の水を用いて3回バッチ水洗を行った。この後、硫酸アルミニウム(日本軽金属(株)製の硫酸バンドを使用)5.0重量%、クエン酸三ナトリウム塩(扶桑化学工業(株)製精製クエン酸ナトリウムMを使用)0.9重量%、水酸化ナトリウム1.2重量%を含有した水溶液に30℃で浸漬し、反応開始から2時間後、3時間後および4時間後にそれぞれ5重量%水酸化ナトリウム水溶液を反応液に添加した。その後、25℃の水を用いて3回バッチ水洗を行った。水洗した繊維をプルロニック型ポリエーテル系静電防止剤からなる油剤を満たした浴槽に浸漬して油剤を付着させた。50℃に調整した熱風対流式乾燥機を用いて緊張下で乾燥させ、単繊維繊度2dtexの不溶性コラーゲン繊維(トウ)を得た。ギアクリンパーでクリンプを付与したトウをロータリーカッターで繊維長51mmにカットすることで単繊維繊度2dtex、繊維長51mmの不溶性コラーゲン繊維を得た。
(2)レーヨン繊維:ダイワボウレーヨン株式会社社製、製品名「CORONA」、繊度1.7dtex、繊維長51mm
(3)コットン:丸三産業社製、晒し綿
(4)ウール:明和製、品名「60Sウール毛」
参考例1)
上述した不溶性コラーゲン繊維を用い、不溶性コラーゲン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製し、一般的な水流交絡法により繊維間を交絡し、乾燥させることでスパンレース不織布(目付:40g/m2、厚み0.51mm)を作製した。
参考例2)
スパンレース不織布の目付が60g/m2、厚みが0.66mmになるようにした以外は、参考例1と同様にしてスパンレース不織布を作製した。
参考例3)
スパンレース不織布の目付が80g/m2、厚みが0.71mmになるようにした以外は、参考例1と同様にしてスパンレース不織布を作製した。
(比較例1)
上述したレーヨン繊維を用い、レーヨン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製し、一般的な水流交絡法により繊維間を交絡し、乾燥させることでスパンレース不織布(目付:40g/m、厚み0.53mm)を作製した。
(比較例2)
スパンレース不織布の目付が60g/m、厚みが0.60mmになるようにした以外は、比較例1と同様にしてスパンレース不織布を作製した。
(比較例3)
スパンレース不織布の目付が80g/m、厚みが0.55mmになるようにした以外は、比較例1と同様にしてスパンレース不織布を作製した。
参考例1〜3及び比較例1〜3のスパンレース不織布を用いた場合の水分補給性を下記のように角質水分量の変化率を測定算出することで評価した。この結果を下記表1に示した。また、角質水分量の変化率の結果を図1に示した。
(水分補給性の評価1)
各不織布から2.5cm×2.5cmの正方形の試験片を切り取り、得られた試験片をモデル化粧料として用いた濃度が10重量%のグリセリン水溶液に30分間浸漬した。浸漬後の試験片の表面の水分を切り、被験者の前腕の内側部に10分間接触させた後、試験片を取り除いた。被験者は、39〜49歳までの健康で肌に異常のない日本人女性8名とした。試験片を接触する前に、肌の角質水分量(初期角質水分量)を測定した。また、試験片を除去した直後を0分とし、15分経過後、30分経過後、60分経過後及び120分経過後の肌の角質水分量を測定した。その後、下記式に基づいて、初期角質水分量に対する各経過時間における角質水分量の変化量(各経過時間の角質水分量−初期角質水分量)の割合、すなわち、角質水分量の変化率を算出した。角質水分量は、肌角層水分量測定装置「SKICON−200EX」(株式会社ヤヨイ)を用いて測定した。測定は各測定部位で5回ずつ行い、最大値と最小値を除いて平均した値を測定値とした。水分補給性試験は、温度20±2℃、相対湿度50±10%の条件下で行った。
角質水分量の変化率=(各経過時間後の角質水分量−初期角質水分量)/初期角質水分量×100%
上記表1の結果及び図1から、参考例1〜3のコラーゲン繊維からなるスパンレース不織布に上述したモデル化粧料を含浸させて肌にパックした場合の方が、比較例のレーヨン繊維からなるスパンレース不織布を用いた場合より、モデル化粧料を付与した後、各測定時間において、角質水分量の変化率が高く、水分補給性に優れることが分かった。参考例1〜3のコラーゲン繊維からなるスパンレース不織布を用いると、モデル化粧料を含浸した該不織布(美容フェイスマスク用シート)の肌へのパック実施後、肌への化粧料の移行が高くなっていることが分かった。
(実施例4)
上述した不溶性コラーゲン繊維及びコットンを、下記表2に示す配合割合で混綿して繊維ウェブを作製し、一般的な水流交絡法により繊維間を交絡し、乾燥させてスパンレース不織布(目付:40g/m、厚み0.34mm)を作製した。
(実施例5)
上述した不溶性コラーゲン繊維及びコットンを、下記表2に示す配合割合で混綿して繊維ウェブを作製した以外は、実施例4と同様にして、スパンレース不織布(目付:40g/m、厚み0.36mm)を作製した。
(比較例4)
上述したコットンを用い、コットン100重量%からなる繊維ウェブを作製し、一般的な水流交絡法により繊維間を交絡し、乾燥させてスパンレース不織布(目付:40g/m、厚み0.33mm)を作製した。
実施例4、5及び比較例4のスパンレース不織布を用いた場合の水分補給性を下記のように角質水分量の変化率を測定算出することで評価した。この結果を下記表2に示した。また、角質水分量の変化率の結果を図2に示した。
(水分補給性の評価2)
各不織布から2cm×2cmの正方形の試験片を切り取り、得られた試験片をモデル化粧料として用いた濃度が10重量%のグリセリン水溶液に30分間浸漬した。浸漬後の試験片の表面の水分を切った後、被験者の前腕の内側部に10分間接触させた後、試験片を取り除いた。被験者は、20〜59歳までの健康で肌に異常のない日本人女性5名とした。試験片を接触する前に、肌の角質水分量(初期角質水分量)を測定した。また、試験片を除去した直後を0分とし、10分経過後、20分経過後、30分経過後、60分経過後及び90分経過後の肌の角質水分量を測定した。その後、下記式に基づいて、初期角質水分量に対する各経過時間における角質水分量の変化量(各経過時間の角質水分量−初期角質水分量)の割合、すなわち、角質水分量の変化率を算出した。角質水分量は、肌角層水分量測定装置「SKICON−200EX」(株式会社ヤヨイ)を用いて行った。測定は各測定部位で5回ずつ行い、最大値と最小値を除いて平均した値を測定値とした。水分補給性試験は、温度20±1℃、相対湿度50±5%の条件下で行った。
角質水分量の変化率=(各経過時間後の角質水分量−初期角質水分量)/初期角質水分量×100%
上記表2の結果及び図2から、実施例4及び5のコットンにコラーゲン繊維を混綿したスパンレース不織布に上述したモデル化粧料を含浸させて肌にパックした場合の方が、比較例4のコットン100重量%からなるスパンレース不織布を用いた場合より、モデル化粧料を付与した後、各測定時間において、角質水分量の変化率が高く、水分補給性に優れ、肌への化粧料の移行が向上していることが分かった。
参考例4
上述した不溶性コラーゲン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製し、一般的な水流交絡法により繊維間を交絡し、乾燥させてスパンレース不織布(目付:60g/m2、厚み0.65mm)を作製した。
(実施例7及び8)
上述した不溶性コラーゲン繊維及びレーヨン繊維を、下記表3に示す配合割合で混綿して繊維ウェブを作製した以外は、参考例4と同様にして、下記表3に示す目付及び厚みを有するスパンレース不織布を作製した。
(比較例5)
上述したレーヨン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製した以外は、参考例4と同様にして、スパンレース不織布(目付:60g/m2、厚み0.52mm)を作製した。
(比較例6)
上述した不溶性コラーゲン繊維及びウールを、下記表3に示す配合割合で混綿して繊維ウェブを作製した以外は、参考例4と同様にして、スパンレース不織布(目付:60g/m2、厚み0.97mm)を作製した。
(比較例7)
上述したレーヨン繊維100重量%からなる繊維ウェブを作製し、一般的なニードルパンチ法により繊維間を交絡させてニードルパンチ不織布(目付:60g/m、厚み1.02mm)を作製した。
参考例4、実施例〜8及び比較例5の不織布を用いた場合の水分補給性を下記のように角質水分量の変化率を測定算出することで評価した。この結果を下記表3に示した。また、角質水分量の変化率の結果を図3に示した。
(水分補給性の評価3)
各不織布から2cm×2cmの正方形の試験片を切り取り、得られた試験片をモデル化粧料として用いた濃度が10重量%のグリセリン水溶液に30分間浸漬した。浸漬後の試験片の表面の水分を切った後、被験者の前腕の内側部に10分間接触させた後、試験片を取り除いた。被験者は、20〜59歳までの健康で肌に異常のない日本人女性10名とした。試験片を接触する前に、肌の角質水分量(初期角質水分量)を測定した。また、試験片を除去した直後を0分とし、10分経過後、20分経過後、30分経過後、60分経過後及び90分経過後の肌の角質水分量を測定した。その後、下記式に基づいて、初期角質水分量に対する各経過時間における角質水分量の変化量(各経過時間の角質水分量−初期角質水分量)の割合、すなわち、角質水分量の変化率を算出した。角質水分量は、肌角層水分量測定装置「SKICON−200EX」(株式会社ヤヨイ)を用いて行った。測定は各測定部位で5回ずつ行い、最大値と最小値を除いて平均した値を測定値とした。水分補給性試験は、温度20±1℃、相対湿度50±5%の条件下で行った。
角質水分量の変化率=(各経過時間後の角質水分量−初期角質水分量)/初期角質水分量×100%
上記表3及び図3から、参考例4のコラーゲン繊維100重量%からなるスパンレース不織布、実施例7及び8のコラーゲン繊維とレーション繊維を混綿したスパンレース不織布に上述したモデル化粧料を含浸させて肌にパックした場合の方が、比較例5のレーヨン繊維100重量%からなるスパンレース不織布を用いた場合より、モデル化粧料を付与した後、各測定時間において、角質水分量の変化率が高く、水分補給性に優れ、肌への化粧料の移行が向上していることが分かった。
参考例1〜4、実施例4、5、7、8及び比較例1〜7の不織布の肌への垂直密着性及び垂直保持時の液保持性、並びに水平密着性及び水平保持時の液保持性を下記の評価し、その結果に上記表4に示した。
(肌への垂直密着性及び垂直保持時の液保持性)
各不織布から5cm×5cmの正方形の試験片(シート)を切り取り、試験片にモデル化粧料として用いた濃度が10重量%のグリセリン水溶液を飽和量になるまで含浸させた後、余剰液が垂れなくなるまで液切りをしたシートを被験者の前腕の内側部に貼り付け、前腕を垂直に保ちつつ10分間放置し、肌からのシート浮き上がりを観察し、垂直密着性を下記の3段階の基準で評価した。また、10分間放置する間に、シートからの液垂れの回数を記録して、垂直保持時の液保持性を評価した。液垂れの回数の少ないほど、液保持性に優れることになる。各不織布の被験者は5名とした。
非常に良い:全く浮き上がりが観察されない。
良い:端の一箇所が浮き上がってくることがある。
普通:端の数カ所が浮き上がってくることがある。
(肌への水平密着性及び水平保持時の液保持性)
各不織布から5cm×5cmの正方形の試験片(シート)を切り取り、試験片にモデル化粧料として用いた濃度が10重量%のグリセリン水溶液を飽和量になるまで含浸させた後約1時間放置した。その後、余剰液が垂れなくなるまで液切りをしたシートを被験者の前腕の内側部に貼り付け、前腕を水平に保ち、シートが肌から浮き上がってくるまでの時間を測定した。シート浮きまでの時間が長いほど、密着性に優れることになる。また、試験片が肌から浮き上がってくるまでの間に、シートからの液垂れの回数を記録して、水平保持時の液保持性を評価した。液垂れの回数の少ないほど、液保持性に優れることになる。各不織布の被験者は5名とし、平均値を取った。
上記表4の結果から分かるように、モデル化粧料を含浸した場合、参考例1〜のコラーゲン繊維からなるスパンレース不織布、実施例4及び5のコットンにコラーゲン繊維を混綿したスパンレース不織布の方が、コットンからなる不織布より、肌への垂直密着性及び水平密着性のいずれも高かった。また、参考例1〜のコラーゲン繊維からなるスパンレース不織布、実施例7及び8のレーヨン繊維にコラーゲン繊維を混綿したスパンレース不織布の方が、レーヨン繊維からなる不織布より、肌への垂直密着性及び水平密着性のいずれも高かった。
一方、モデル化粧料を含浸した場合、比較例6のコラーゲン繊維にウールを混綿したスパンレース不織布及び比較例7のコラーゲン繊維からなるニードルパンチ不織布は、垂直保持及び水平保持での液垂れが多く、美容フェイスマスク用シートとして用いることは困難であった。

Claims (4)

  1. 美容フェイスマスク用シートであって、
    前記美容フェイスマスク用シートは、スパンレース不織布で構成されており、
    前記スパンレース不織布は、不溶性コラーゲン繊維(但し、エステル化アテロコラーゲン、サクシニル化アテロコラーゲン、アシル化−サクシニル化アテロコラーゲン、アルカリ可溶化コラーゲンからなる群から選ばれた化学的に修飾されたコラーゲン由来の繊維を除く。)3〜50重量%と、コットン及びレーヨン繊維からなる群から選ばれる一種以上の繊維50〜97重量%のみからなることを特徴とする美容フェイスマスク用シート。
  2. 前記スパンレース不織布の目付が20〜100g/m2である請求項1に記載の美容フェイスマスク用シート。
  3. 前記スパンレース不織布は、単層不織布である請求項1又は2に記載の美容フェイスマスク用シート。
  4. 前記美容フェイスマスク用シートに化粧料が含浸又は塗布されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の美容フェイスマスク用シート。
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