JP6837337B2 - 押出機への液状添加剤の供給方法 - Google Patents

押出機への液状添加剤の供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6837337B2
JP6837337B2 JP2017004896A JP2017004896A JP6837337B2 JP 6837337 B2 JP6837337 B2 JP 6837337B2 JP 2017004896 A JP2017004896 A JP 2017004896A JP 2017004896 A JP2017004896 A JP 2017004896A JP 6837337 B2 JP6837337 B2 JP 6837337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extruder
liquid additive
pipe
hopper
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017004896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018114618A (ja
Inventor
田尻 敏之
敏之 田尻
道生 吉國
道生 吉國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Engineering Plastics Corp filed Critical Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Priority to JP2017004896A priority Critical patent/JP6837337B2/ja
Publication of JP2018114618A publication Critical patent/JP2018114618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6837337B2 publication Critical patent/JP6837337B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

本発明は、押出機への液状添加剤の供給方法に関し、詳しくは、押出機に供給される原料樹脂に添加される液状添加剤の供給方法、及び樹脂組成物の製造方法に関する。
原料樹脂に各種の添加剤を配合して樹脂組成物を製造するためには、原料樹脂と共に添加剤を押出機に供給し、溶融混練して樹脂組成物のペレットとする方法が広く行われている。添加剤は粒状、粉状や液状のものがある。
これらの添加剤を均一に分散させる方法としては、ヘンシェルミキサーやスーパーミキサー等の混合機に添加剤を投入し、高速回転羽根を回転させて混合する方法が一般的であるが、この方式は、添加のタイミングやスピードが適正ではないと原料樹脂やその他の添加剤が凝集しやすく、また、粉体の添加剤又はパウダー状の原料樹脂と同時に添加する場合には粉体を凝集させたり均質な混合がし難い問題点があった。
このような問題を解決するために、特許文献1には、混合機の上壁面に一定の角度で放射状に枝分かれしたパイプ状の液状添加剤添加用ノズルが提案されているが、押出機のホッパーにこのようなノズルを設置するのは現実的ではない。また、特許文献2では、液状添加剤供給管の供給口にガスを吹き付けることが提案されているが、液状添加剤供給管にガスを吹き付けるだけでは、上述したような問題点を解消するには十分とはいえない。
特開2002−177755号公報 特開平08−276486号公報
本発明の目的(課題)は、上記従来技術の問題点に鑑み、押出機のホッパーノズルへの固体付着がなく、安定した定量液注が可能であり、供給押出機のトルク変動やベントアップがなく、樹脂ストランドの乱れや切れ等がない押出機への液状添加剤の供給方法及び樹脂組成物の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を達成すべく、鋭意検討を重ねた結果、押出機の開口部に、内管と外管からなる供給管の内管から液状添加剤を滴下し、外管から特定の量の空気又は窒素ガスを下方に流すことにより上記課題を解決できることを見出した。
本発明の押出機への液状添加剤の供給方法は、押出機の開口部に、内管と外管からなる供給管の内管から液状添加剤を滴下し、外管から55L/分以上の量の空気又は窒素ガスを下方に流すことを特徴とする。
この際、供給管の内管の下端部が外管の下端部位置より上方にあることが好ましい。
また、押出機は二軸押出機であることが好ましく、合成樹脂ペレット及び粉体原料がホッパーから押出機の開口部に供給される。
そして、本発明の樹脂組成物の製造方法は、合成樹脂と液状添加剤を押出機に供給し、溶融混練して樹脂組成物を製造するに際し、内管と外管からなる供給管の内管から液状添加剤を滴下し、外管から55L/分以上の量の空気又は窒素ガスを下方に流すことを特徴とする
本発明の押出機への液状添加剤の供給方法及び樹脂組成物の製造方法は、押出機のホッパーノズルへの固体付着がなく、安定した定量液注が可能であり、供給押出機のトルク変動やベントアップがなく、樹脂ストランドの乱れや切れ等がなく、ポリカーボネート樹脂ペレットを製造することができる。
本発明の液状添加剤の供給方法に用いる押出機への供給装置の一例を示す断面図である。
以下、本発明の押出機への液状添加剤の供給方法及び樹脂組成物の製造方法について、図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の液状添加剤の供給方法に用いる押出機への供給装置の一例を示す断面図である。図1中、1は押出機であり、2は押出機のバレルである。このバレル2内にはスクリュー3が挿入されており、図1の例では、2本のスクリューから構成される二軸押出機となっており、スクリューの基部(図示せず)は回転駆動装置(図示せず)に接続され、順方向又は逆方向に噛合いながら回転するようになっている。
そして、スクリュー3の上方には開口部4が設けられ、開口部4の上にはホッパー5が載置され、ペレット又はパウダー状の、合成樹脂や各種添加剤が、別途所定の量に計量された上で、図1中11として投入される。
ホッパー5の内部には、液状添加剤供給ノズル6が取り付けられている。液状添加剤供給管6は、内部に内管7と、内管7の外側に外管8を有しており、液状添加剤9が内管7から供給され、内管の下端7aより好ましくは液滴10となって押出機開口部4に供給される。液状添加剤は加圧して内管から供給してもよい。ホッパー5に投入されたペレット状あるいは紛体状の、合成樹脂やその他紛体状添加剤は、ホッパー5内を下方に移動し開口部4に投入される。
外管8からは空気又は窒素ガス12が送られており、内管7と外管8の間を下向き流として供給される。外管からの空気又は窒素ガス12の量は55L/分以上、好ましくは100L/分以上、より好ましくは200L/分以上の量とする。このような量で供給することで、液状添加剤9は内管下端7aや外管下端8aの近傍に付着し固着することが防止され、所望の成分割合での均質で安定した配合がスタートから終了時点まで可能となる。更に気流の速度が上がることにより、液体が気流に随伴し、真っ直ぐ下に落下する。それによりホッパー周囲への飛散が防止され、所定量が正確に押出機に入るようになる。
内管7の内径は、0.5〜2cmが好ましく、より好ましくは0.8〜1.5cmである。また、外管8の直径は、ホッパー口の径13よりも小さいことが好ましく、2〜8cmが好ましく、より好ましくは2.5〜6cmである。
外管下端8aは内管下端7aより下方まで延びていることが好ましく、外管下端8aと内管下端7aの距離は好ましくは1〜10cmである。
また、外管下端8aは、開口部4の上面から5〜30cm高い位置にあることが好ましい。これより高すぎる位置に設置すると、開口部4の壁面Aに液状添加剤が付着して固化しやすく、開口部4の上面に近すぎると、液状添加剤の液滴10が押出機のバレル2側からの気流により外側に逃げやすくなり、供給不良を起こしやすい。
液状添加剤供給ノズル6は、図1では押出機1の供給口の中央真上に鉛直に配置されているが、中央からずれて配置されていてもよく、また斜めに傾斜して置かれてもよい。
使用する原料熱可塑性樹脂は、その種類に特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂であれば何れでもよい。本発明での使用に適した熱可塑性樹脂として、結晶性熱可塑性樹脂や非晶性熱可塑性樹脂を挙げることができ、具体的には、ポリカーボネート樹脂;ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂;ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、AS樹脂等のスチレン系樹脂;ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂;ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミドMXD6等のポリアミド系樹脂;ポリオキシメチレン樹脂;ポリフェニレンサルファイド樹脂;メタクリル系樹脂;ポリフェニレンエーテル樹脂;ポリスルホン樹脂;ポリエーテルスルホン樹脂;ポリアリレート樹脂;ポリエーテルイミド樹脂;ポリアミドイミド樹脂;ポリイミド系樹脂;ポリエーテルケトン樹脂;ポリエーテルエーテルケトン樹脂;ポリエステルカーボネート樹脂;液晶ポリマー等を例示することができる。
本発明で使用される添加剤は液状の添加剤である。液状添加剤としては、液状のもの、あるいは融点以上に加熱して使用時に液体になっているものであれば、何れの添加剤も使用できる。
液状添加剤の具体例としては、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール;ポリテトラフルオロエチレン等の含フッ素樹脂のディスパージョン;流動パラフィン;ポリジメチルシロキサン等のポリオルガノシロキサン;縮合リン酸エステル等の難燃剤等が好ましく挙げられる。
液の粘度は0.1〜1000センチポアズであることが好ましく、より好ましくは10〜200センチポアズである。
ホッパー5の底部は押出機1の開口部4の上面で押出機に接続されており、液状添加剤の液滴10は、熱可塑性樹脂の他の添加剤のペレット又は紛体と共に、押出機1に供給される。押出機としては一軸または二軸押出機が好ましく、またベント付き又はベントなしの何れでもよいが、ベント付きのものが好ましい。
押出機として二軸押出機を用いる場合は、材料を少量ずつ押出機のシリンダー内に供給していく飢餓的材料供給法と呼ばれる飢餓供給(飢餓フィード)を行うことが好ましい。
押出機のスクリューのL/Dとしては、10〜80が好ましく、より好ましくは15〜70、より好ましくは20〜60である。
熱可塑性樹脂の他の添加剤、液状添加剤は、押出機内で溶融混練され、ストランドとして押出された後、カッターにてカットされて、熱可塑性樹脂組成物のペレットとなる。
このように液状添加剤を押出機へ供給することにより、押出機のホッパーノズルへの固体付着がなく、安定した定量液注が可能となり、押出機のトルク変動やベントアップがなく、樹脂ストランドの乱れや切れの発生をなくすことができる。
以下、実施例を示して本発明について更に詳細に説明する。
実施例1
ポリカーボネート樹脂(フレーク状、三菱エンジニアリングプラスチックス社製、「ユーピロンH4000」、平均粒径900μm)99.5質量部を、二軸押出機(東芝機械社製、「TEM37BS」)の根本ホッパーに重量式フィーダー(クボタ社製、CE−W2)でフィードした。ポリプロピレングリコール(日油社製、「ユニオールD−2000」)を、チューブポンプ(東京理化器械社製、「PR−1000」)を使用して、液状添加剤供給ノズル6の内管7から0.5質量部を滴下しながら、液状添加剤供給ノズル6の外管8に100L/分の流量の空気をフィードした。
上記原料のトータルのフィード量は70kg/hr、押出機のスクリュー回転数は500rpm、押出機バレルの設定温度は250℃とし、2時間運転した。
運転終了後、スクリュー、フィーダー、チューブポンプを止め、根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物の付着はなく、二重管の内管の先端にも固形物の付着は見られなかった。
実施例2
実施例1において、ポリカーボネート樹脂のフィード量を99.0質量部、ポリプロピレングリコールのフィード量を1.0質量部とした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例3
ポリカーボネート樹脂のフィード量を99.7質量部、ポリプロピレングリコールのフィード量を0.3質量部とした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例4
二重管の外管に200L/分のエアーをフィードした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例5
二重管の外管に60L/分のエアーをフィードした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例6
ポリプロピレングリコールをポリテトラメチレングリコール(三菱化学社製、「ポリテトラメチレングリコール1000」)に替えた以外は実施例1同様にして、運転を行った。尚、ポリテトラメチレングリコールは50℃に加温して、液添した。
実施例7
ポリテトラメチレングリコールのフィード量を0.1質量部、ポリカーボネート樹脂のフィード量を99.9質量部とした以外は実施例6と同様にして、運転を行った。
実施例8
ポリテトラメチレングリコールのフィード量を2.0質量部、ポリカーボネート樹脂のフィード量を98.0質量部とした以外は実施例6と同様にして、運転を行った。
実施例9
ポリプロピレングリコール「ユニオールD−2000」をポリプロピレングリコール(昭和化学社製、「ポリプロピレングリコール1000」)に替えた以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例10
ポリプロピレングリコールを水に替えた以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例11
ポリプロピレングリコール0.5質量部を、ポリプロピレングリコール0.5質量部と水0.5質量部の混合物に替えた以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
比較例1
二重管の外管へのエアーのフィード量を10L/分にした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物が付着し、二重管の内管の先端にも固形物の付着が見られ、閉塞する可能性があった。
比較例2
二重管の外管を外しエアーも止めた以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物が付着し、二重管の内管の先端にも固形物の付着が見られ、閉塞する可能性があった。
比較例3
二重管の外管へのエアーのフィード量を30L/分にした以外は実施例1と同様して、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物の付着が僅かに有り、二重管の内管の先端にも固形物の付着が僅かに見られた。然しながらそれにより、根本ホッパーや内管が閉塞する程ではなかった。
実施例12
ポリプロピレングリコールをディスパージョンタイプのポリテトラフルオロエチレン(ダイキン工業社製、「ポリフロンD−210C」、ポリテトラフルオロエチレン:60質量%、水:40質量%)とした以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
実施例13
実施例1において、ポリカーボネート樹脂(「ユーピロンH4000」)99.5質量部と拡散材としてモメンティグ・パフォーマンス・マテリアル・ジャパン社製のTSR9003(ポリメチルシルセスオキサンシリコーン系微粒子)0.5質量部を、二軸押出機の根本ホッパーにフィードし、ポリプロピレングリコールをディスパージョンタイプのポリテトラフルオロエチレン(「ポリフロンD−210C」)にした以外は同様にして、運転を行った。
実施例14
実施例1において、ポリカーボネート樹脂(「ユーピロンH4000」)99.5質量部とABS樹脂(日本エイアンドエル社製、「SXH−330」、粉体状)20.0質量部を、二軸押出機の根本ホッパーにフィードし、ポリプロピレングリコールをリン酸エステル系難燃剤(ADEKA社製、「FP−600」)に変更し供給量を10質量部とした以外は同様にして、運転を行った。
実施例15
ポリブチレンテレフタレート樹脂(ペレット、三菱エンジニアリングプラスチックス社製、「ノバデュラン5008」)を79.5質量部、タルク(林化成社製、「タルカンPK−C」、平均粒径11μm)20質量部を押出機根本ホッパーにフィードした。シリコーンオイル(信越化学工業社製、「信越シリコーンKF−96−200cs」)0.5質量部を、チューブポンプを用いて二重管液添ノズルから滴下しながら、二重管の外部管に100L/分のエアーをフィードした。それ以外は実施例1と同様にして、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物の付着は無く、二重管の内部管の先端にも固形物の付着は見られなかった。
実施例16
エアーのフィード量を60L/分とした以外は実施例15と同様にして、運転を行った。
比較例4
エアー量を10L/分とした以外は実施例15と同様にして、運転を行った。根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物が付着し、二重管の内管の先端にも固形物の付着が見られ。閉塞する可能性があった。
比較例5
二重管の外管を外してエアーも止めた以外は実施例15と同様にして、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物が付着し、二重管の内管の先端にも固形物の付着が見られ、閉塞する可能性があった。
比較例6
エアー量を30L/分とした以外は実施例15と同様にして、運転を行った。
根本ホッパーの図1中のA部と液状添加剤供給ノズル6の内管7の下端部(図1のB部)を観察した。根本ホッパー周辺に固形物の付着は僅かに有り、二重管の内管の先端にも固形物の付着は僅かに見られた。然しながらそれにより、根本ホッパーや内管が閉塞する程ではなかった。
以上の評価結果を以下の表1以下に示す。
以下の表中、根本ホッパー固形物不着と液添ノズル先端固形物不着の観察結果は、以下の通りである。
○:全くない
△:僅かに有り
×:有り
1:押出機
2:バレル
3:スクリュー
4:開口部
5:ホッパー
6:液状添加剤供給ノズル
7:内管
8:外管
9:液状添加剤

Claims (4)

  1. 押出機に液状添加剤を供給する方法であって、ホッパ−の底部が押出機の開口部の上面に接続されており、ホッパーの内部には液状添加剤供給管が取り付けられており、該液状添加剤供給管は、内径が0.5〜2cmの内管と、直径が前記開口部の径より小さい2.5〜8cmの外管からなり、外管の下端は内管の下端より下方まで延び、外管の下端と内管の下端の距離が1〜10cmである供給管を、外管の下端が押出機の開口部の上面から5〜30cm高い位置に設け、供給管の内管から液状添加剤を滴下し、外管から55L/分以上の量の空気又は窒素ガスを下方に流すことを特徴とする押出機への液状添加剤の供給方法。
  2. 押出機が二軸押出機である請求項1に記載の押出機への液状添加剤の供給方法。
  3. 合成樹脂ペレット及び粉体原料がホッパーから押出機給される請求項1または2に記載の押出機への液状添加剤の供給方法。
  4. 合成樹脂と液状添加剤を押出機に供給し、溶融混練して樹脂組成物を製造するに際し、ホッパ−の底部が押出機の開口部の上面に接続されており、ホッパーの内部には液状添加剤供給管が取り付けられており、該液状添加剤供給管は、内径が0.5〜2cmの内管と、直径が前記開口部の径より小さい2.5〜8cmの外管からなり、外管の下端は内管の下端より下方まで延び、外管の下端と内管の下端の距離が1〜10cmである供給管を、外管の下端が押出機の開口部の上面から5〜30cm高い位置に設け、供給管の内管から液状添加剤を滴下し、外管から55L/分以上の量の空気又は窒素ガスを下方に流すことを特徴とする樹脂組成物の製造方法。
JP2017004896A 2017-01-16 2017-01-16 押出機への液状添加剤の供給方法 Active JP6837337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004896A JP6837337B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 押出機への液状添加剤の供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004896A JP6837337B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 押出機への液状添加剤の供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018114618A JP2018114618A (ja) 2018-07-26
JP6837337B2 true JP6837337B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=62984888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004896A Active JP6837337B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 押出機への液状添加剤の供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6837337B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2592932A (en) * 2020-03-10 2021-09-15 Colormatrix Holdings Inc Polymeric materials
CN114272968A (zh) * 2021-12-10 2022-04-05 武汉佰起科技有限公司 一种液体检测样储存管

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018114618A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4343223B2 (ja) 繊維状充填剤の長さが制御された樹脂組成物ペレットの製造方法
WO2017179584A1 (ja) 樹脂組成物の製造方法および二軸混練押出機
JP6837337B2 (ja) 押出機への液状添加剤の供給方法
JP5324354B2 (ja) ポリカーボネート樹脂成形材料の製造方法
WO2006123824A1 (ja) 繊維状充填剤高濃度配合樹脂組成物の製造方法及び樹脂組成物ペレット
CN109789625A (zh) 在优选为塑料的材料挤出时的脱气
JP2018048227A (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP6126351B2 (ja) 原料供給装置及びそれを用いた樹脂組成物の製造装置、並びに樹脂組成物の製造方法
WO2020174793A1 (ja) スクリュー及び押出機
CN1192872C (zh) 熔体-成形聚合物组合物的方法
JP2008238626A (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP5356736B2 (ja) 液状可塑剤を含有する熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法、並びに上記熱可塑性樹脂組成物を用いた生分解性押出成形シートまたはフィルム
US20120295997A1 (en) Resin kneaded material and sheet
JP6714445B2 (ja) 混合材料製造装置および混合材料製造方法
JP2018183933A (ja) ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法
US10676603B2 (en) Method for producing resin composition
Cho et al. Melting and blending in a modular co-rotating/counter-rotating twin screw extruder
JP2012076275A (ja) 粉体原料供給装置及び熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP2009097137A (ja) 溶融紡糸方法および溶融紡糸装置
JP7215942B2 (ja) サイドフィーダー、押出機、および熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP5032244B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂組成物の製造装置およびその製造方法
TW201249627A (en) Method for manufacturing polysulfone pellets
JP5371253B2 (ja) 液状添加剤を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法
CN205522424U (zh) 一种辅助脱挥的聚碳酸酯改性试验装置
CN219259575U (zh) 活性焦持续上料融整切分设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6837337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250