JP6836916B2 - 簡易建物 - Google Patents
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Description
図6に示すように、本実施の形態にかかる簡易建物1は、躯体3に設置されるテラスである。躯体3は掃出し窓5を備える外壁である。
簡易建物1は、左右の柱7、7と、各柱7、7に固定する竿取付具9とを備えている。
各柱7、7は、屋根11の前側を支持しており、上端が屋根11の桁13に固定されている。
竿取付具9は、布団干し用の竿15を取り付けるものであり、左右の各柱7に略同じ高さで固定されている。
各竿取付具9は、略同じ構成であるから、以下の説明では一方の柱7に取り付ける竿取付具9についてのみ説明する。
台座17は上下方向に長く形成していると共に中空Sを有し、中空Sの柱7側には柱7に当接する底部25が設けてあり、底部25に中空Sを介して対向する側には竿保持具19を取り付ける基台27が設けてある。
基台27には裏板21が配置される上下に長い溝29が形成されている。溝29の開口には溝29を狭めるように左右から対向する側に突設した取付片31、31が設けてある。
また、図4に示すように、台座17においてその上端部と下端部とには、基台27の溝底29aと底部25とに連通するねじ挿通孔33が形成されている。このねじ挿通孔33は台座17を柱7に取り付けるための孔であり、図4に示すように、ねじ挿通孔33に挿通されるねじ35を、柱7の内側面7aに埋め込まれたターンナット37に螺合して台座17が柱7に固定されている。
基台27の表面には、溝29の左右に台座側目印42が形成してある。台座側目印42は、上下に所定間隔をあけて複数設けてある。各台座側目印は、水平方向に形成した溝条である。
ボルト23は、手の指で締め付け自在なサムスクリューボルトである。
尚、台座17の上端と下端にはそれぞれ端部キャップ51がねじ55で固定されている。
ボルト装着部43には、各々ボルト23の軸23aを挿通するボルト軸挿通孔47が形成されている。
竿保持部45には、左右方向から竿15を通して保持する竿保持孔49が形成されている。
竿保持部45には、竿保持孔49の内周面で台座17側に竿保持具側目印48が形成されている。竿保持具側目印48は左右方向の溝条である。
そして、図1に示すように、竿保持具19は所定位置でボルト23、23の軸23aを台座17の溝底29aに形成された係止孔39に挿入されて係止してある。
尚、図1に示すように、竿15には両端に小口キャップ15bが取り付けてある。
図6に示すように、左右の柱7、7を各々立設し、柱7、7と躯体3の間に屋根11を施工する。柱7、7の上端は、屋根11の桁13に固定する。
次に、図2に示すように、竿取付具9を組み立てる。竿取付具9の組み立ては、図2(a)に示すように、台座17の溝29に裏板21を上から挿入し、溝29の左右に設けてある取付片31を裏板21と共同して挟むように竿保持具19を配置し、竿保持具19の上下に設けた各ボルト装着部43にボルト23の軸23aを挿通して、裏板21に螺合するが、裏板21を貫通して軸23aの先端が裏板21から飛び出さない程度に螺合して、裏板21と竿保持具19を締め付ける。尚、台座17の上下端では端部キャップ51をねじ55で止める。
図2(b)(c)に示すように、ボルト23で裏板21と竿保持具19を締め付けた状態では、竿保持具19は裏板21と共に上下に移動自在としてある。そして、図4に示すように、台座側目印42を、一番上にある竿保持具側目印48と一致する位置に配置して、ボルト23を更に締め付けて、ボルト23の軸を台座17の溝底29aに形成してある係止孔39に係止する。これにより、竿保持具19を台座17に対して動かない。
図5に示すように、竿15は、小口キャップ15bを外して竿保持具19の竿保持孔49に挿通した後、竿15の端に小口キャップ15bを装着する。
竿15において、左右の小口キャップ15bを外し、左右の各竿保持具19から竿15を抜き取る。
その後、左右の各竿取付具9の一方について、上下の各ボルト23を緩めて台座17の溝底29aに形成されている係止孔39からボルト23の軸23aを外して、図2(b)に示すように、竿保持具19を裏板21と共に上下動自在な状態にする。
次に、任意の位置に竿保持具19を移動して、竿保持具側目印48を台座側目印42に合わせる。この位置で、竿保持具19のボルト軸挿通孔47は、台座17の溝底に形成してある係止孔39と一致するので、その位置で上下いずれか一方のボルト23を締め付けてボルト23の軸23aを係止孔39に挿入することにより係止する。同様に、他方のボルト23も締め付けてボルト23の軸23aを係止孔39に係止する。
そして、左右の竿取付具の他方についても、一方の台座側目印42と同じ高さの台座側目印42に竿保持具側目印48を合わせて、竿保持具19を台座17に固定する。
以上のようにして、左右の各竿保持具19の位置を合わせた後、各竿保持具19の竿保持孔49に竿15を挿入し、竿15の各端に小口キャップ15bを装着する。
本実施の形態にかかる簡易建物1よれば、左右の柱7、7に、台座17を取り付けることで簡単に竿取付具9を増設できる。また、竿保持具19と裏板21で台座17の取付片31、31を挟んで上下にスライドし、所定位置にスライドしたところでボルト23を係止孔39に係止することで高さ調整が自在にできる。
竿保持具19には竿保持具側目印48を設けており、台座17には複数の台座側目印42を設けて、竿保持具19をスライドして竿保持具側目印48を台座側目印42に合わせた位置で、竿保持具19と裏板21を止めているボルト23の軸23aが台座17の係止孔39に一致する構成としてあるから、高さ調整が容易にできる。
左右の竿取付具9において、竿保持具19を固定するボルト23は、サムスクリューボルトであるから、手で容易にボルト23を緩めたり締め付けたりできるので、竿保持具19の位置変更が治具を用いないで簡単にできる。
例えば、簡易建物1は、カーポートやサンルーム等であってもよく、簡易建物の目的や種類は制限されない。
7 柱
9 竿取付具
15 竿
17 台座
19 竿保持具
21 裏板
23 ボルト
31 取付片
Claims (1)
- 左右の柱と、各柱に配置する竿取付具とを備え、竿取付具は、台座と、竿保持具と、裏板と、ボルトからなり、台座は、柱に固定するものであり、裏板が配置される上下に長い溝と、溝を狭めるように左右から対向する側に突設して上下方向に設けた取付片と、台座の溝底に上下に間隔をあけて設けた複数の係止孔とを有し、竿保持具と裏板は台座の取付片を挟んでボルトで固定され且つ上下方向にスライド自在に取り付けてあり、ボルトを所定の係止孔に係止して竿保持具を台座に固定してあることを特徴とする簡易建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017009596A JP6836916B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 簡易建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017009596A JP6836916B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 簡易建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018119276A JP2018119276A (ja) | 2018-08-02 |
JP6836916B2 true JP6836916B2 (ja) | 2021-03-03 |
Family
ID=63044865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017009596A Active JP6836916B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 簡易建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6836916B2 (ja) |
-
2017
- 2017-01-23 JP JP2017009596A patent/JP6836916B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018119276A (ja) | 2018-08-02 |
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