JP6836752B2 - 減震デッキ、ラックの減震構造および収納物荷崩れ防止構造 - Google Patents
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Description
前記内側器具の外周において前記内側器具の4壁に対応して前壁、後壁および両側壁の4壁がそれぞれ設けられ、かつ前記内側器具に対し前後両側方向に相対的に移動可能に設けられた外側器具と、
前記内側器具の4壁の各外面と、前記外側器具の4壁の各内面との各間にそれぞれ配置され、かつゴム弾性を有する振動吸収体とを備え、
前記内側器具および前記外側器具のいずれか一方の器具に加わった振動が、前記振動吸収体によって吸収されることによって他方の器具に伝達するのが抑制されるよう構成されていることを特徴とする減震デッキ。
前記他方の器具にその両側壁間に架橋するようにスライド軸が固定され、
前記スライド軸が前記スライド溝に溝長さ方向および軸方向に沿ってそれぞれ移動自在に収容されている前項1または2に記載の減震デッキ。
前記前後振動吸収体は、前記内側器具の前壁および後壁の各外面と、前記外側器具の前壁および後壁の各内面との各間に設けられるとともに、
前記左右振動吸収体は、前記内側器具の両側壁の各外面と、前記外側器具の両側壁の各内面との各間に設けられ、
前記前後振動吸収体と前記左右振動吸収体とが一体に形成されている前項1〜4のいずれか1項に記載の減震デッキ。
前記外側器具が前記ベースの外周および上方を覆うよう配置されるベースカバーによって構成されている前項1〜6のいずれか1項に記載の減震デッキ。
前記複数の内側器具構成体の各間にゴム弾性を有する振動吸収体が設けられ、
前記内側器具構成体のうち前端の内側器具構成体は、前方への移動が禁止されるとともに、後端の内側器具構成体は、後方への移動が禁止されるように構成されている前項8に記載の減震デッキ。
前項1〜10のいずれか1項に記載の減震デッキにおける前記一方の器具が設置面に固定されるとともに、前記他方の器具に前記ラックの底面が固定されて、前記ラックが前記減震デッキを介して設置面に支持されていることを特徴とするラックの減震構造。
前項1〜10のいずれか1項に記載の減震デッキにおける前記一方の器具が、設置面としての前記棚板に固定されて、前記他方の器具上に収納物が載置可能に構成されていることを特徴とするラックの収納物荷崩れ防止構造。
図1はこの発明の第1実施形態である減震デッキD1の構造を説明するための図、図2はその減震デッキD1の分解斜視図、図3および図4はその減震デッキD1の要部を示す断面図である。なお本実施形態においては、発明の理解を容易にするため、減震デッキD1の長さ方向を「前後方向(X方向)」と称し、水平面内において前後方向に直交する方向を「両側方向、幅方向、左右方向(Y方向)」と称するようにしている。この前後方向および両側方向は、減震デッキD1に対して使用される方向であり、減震デッキD1の前後方向および両側方向は、水平面内であればいずれの向きに配置しても良い。参考までに本実施形態の減震デッキD1は、前後方向および左右方向にそれぞれ対称形状となっており、前後の向きまたは左右の向きを変えても同じ構成となる。
図8はこの発明の第2実施形態である減震デッキD2を説明するための図である。同図に示すようにこの減震デッキD2においては、ベース1の外周面およびベースカバー2の内周面間に設けられる前後振動吸収体41と左右振動吸収体42とが別体に設けられている点が、上記図1〜図4に示す第1実施形態の減震デッキD1に対し実質的に相違している。
図9〜図11はこの発明の第3実施形態である減震デッキD3を説明するための図である。これらの図に示すように、この第3実施形態の減震デッキD3が、上記第1および第2実施形態の減震デッキD1,D2に対し大きく相違している点は、第1および第2実施形態の減震デッキD1,D2においては、内側器具がベース1を兼用しているのに対し、本第3実施形態の減震デッキD3においては、内側器具構成体1a、1aとベース1bとが別部材によって構成されている点である。
1a:内側器具構成体
1b:ベース
11:前壁
12:後壁
13:側壁
15:スライド溝
2:ベースカバー(外側器具)
21:前壁
22:後壁
23:側壁
31:スライド軸
41:前後振動吸収体
42:左右振動吸収体
9:ラック
90:床面(設置面)
95:棚板(設置面)
96:収納物
97:荷台(設置面)
D1,D2,D3:減震デッキ
Claims (12)
- 前壁、後壁および両側壁の4壁が設けられた内側器具と、
前記内側器具の外周において前記内側器具の4壁に対応して前壁、後壁および両側壁の4壁がそれぞれ設けられ、かつ前記内側器具に対し前後両側方向に相対的に移動可能に設けられた外側器具と、
前記内側器具の4壁の各外面と、前記外側器具の4壁の各内面との各間にそれぞれ配置され、かつゴム弾性相当の弾性を有する振動吸収体とを備え、
前記内側器具および前記外側器具のいずれか一方の器具に加わった振動が、前記振動吸収体によって吸収されることによって他方の器具に伝達するのが抑制されるよう構成され、
前記一方の器具の両側壁に前後方向に延びるスライド溝が形成されるとともに、
前記他方の器具にその両側壁間に架橋するようにスライド軸が固定され、
前記スライド軸が前記スライド溝に溝長さ方向および軸方向に沿ってそれぞれ移動自在に収容されていることを特徴とする減震デッキ。 - 前記振動吸収体は、中空状に形成されている請求項1に記載の減震デッキ。
- 前記スライド溝は、その中間部が低位置で前後両端部が高位置となる円弧状に形成されている請求項1または2に記載の減震デッキ。
- 前記振動吸収体は、前後方向の振動を吸収する前後振動吸収体と、両側方向の振動を吸収する左右振動吸収体とを備え、
前記前後振動吸収体は、前記内側器具の前壁および後壁の各外面と、前記外側器具の前壁および後壁の各内面との各間に設けられるとともに、
前記左右振動吸収体は、前記内側器具の両側壁の各外面と、前記外側器具の両側壁の各内面との各間に設けられ、
前記前後振動吸収体と前記左右振動吸収体とが一体に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の減震デッキ。 - 前記一方の器具が前記内側器具によって構成されるとともに、前記他方の器具が前記外側器具によって構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の減震デッキ。
- 前記内側器具が設置面に固定されるベースによって構成されるとともに、
前記外側器具が前記ベースの外周および上方を覆うよう配置されるベースカバーによって構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の減震デッキ。 - 設置面に固定されるベースに前記内側器具が取り付けられている請求項1または2に記載の減震デッキ。
- 前記内側器具は、前後に並んで配置される複数の内側器具構成体によって構成されるとともに、各内側器具構成体がベース上に前後方向に沿ってスライド自在にそれぞれ取り付けられ、
前記複数の内側器具構成体の各間にゴム弾性相当の弾性を有する振動吸収体が設けられ、
前記内側器具構成体のうち前端の内側器具構成体は、前方への移動が禁止されるとともに、後端の内側器具構成体は、後方への移動が禁止されるように構成されている請求項7に記載の減震デッキ。 - 前記内側器具および前記外側器具は、その前後方向が両側方向に対し長くなるように細長形状に形成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の減震デッキ。
- 設置面上に設置されるラックの減震を図るためのラックの減震構造であって、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の減震デッキにおける前記一方の器具が設置面に固定されるとともに、前記他方の器具に前記ラックの底面が固定されて、前記ラックが前記減震デッキを介して設置面に支持されていることを特徴とするラックの減震構造。 - 前記減震デッキがその前後方向が前記ラックの奥行き方向に一致するように配置されている請求項10項に記載のラックの減震構造。
- ラックの棚板に収納された収納物の落下を防止するためのラックの収納物荷崩れ防止構造であって、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の減震デッキにおける前記一方の器具が、設置面としての前記棚板に固定されて、前記他方の器具上に収納物が載置可能に構成されていることを特徴とするラックの収納物荷崩れ防止構造。
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JP2017043715A Active JP6836752B2 (ja) | 2016-06-30 | 2017-03-08 | 減震デッキ、ラックの減震構造および収納物荷崩れ防止構造 |
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JP2018009694A (ja) | 2018-01-18 |
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