JP6835195B2 - 表示装置、車両 - Google Patents

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本発明は、表示装置、車両に関する。
車両に搭載され、運転者の視界に虚像を表示する表示装置(所謂ヘッドアップディスプレイ)が知られている。このような表示装置では、背景の輝度を考慮して、表示する虚像の輝度を調整している。例えば、フロントウインドシールドの前方の所定角度領域を検出領域とする車両外照度センサで、表示装置が表示する虚像に対しての背景輝度を取得し、その値を用いて虚像の輝度を決定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の技術では、虚像を視る運転者の目線の先は水平よりも下側にあるが、車両外照度センサが取り込む範囲は水平よりも上側である。この構成では、例えば、虚像の位置に壁や停車している車等の物体がある場合、虚像の背景の輝度情報を取り込むことができるが、虚像の奥に壁や車等の物体が何もない場合、虚像より更に奥の背景は空となってしまう。
運転者から視た虚像の背景は道路面上なので、後者の場合、全く違った背景の情報を取得することになる。そのため、正確性の高い背景の輝度情報を得られず、虚像の輝度を適切に調整することが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、虚像の輝度を適切に調整可能な表示装置を提供することを課題とする。
本表示装置は、車両の搭乗者の前方に虚像を表示する表示装置であって、輝度情報取得部から取得した前記車両の前方の輝度情報に基づいて、表示する画像の輝度を調整する輝度調整部と、前記輝度調整部により輝度が調整された画像を搭乗者の視界に虚像として表示する画像表示部と、を有し、前記輝度情報取得部は、受光部の前方に配置した上すぼまり形状の開口部を介して光を取込むことを要件とする。
開示の技術によれば、虚像の輝度を適切に調整可能な表示装置を提供できる。
第1の実施の形態に係る表示装置を例示する模式図である。 第1の実施の形態に係る表示装置を例示するブロック図である。 画像表示部の構成を例示する図である。 輝度情報取得部の光取込角度範囲を例示する図である。 俯角と虚像の背景に重なる路面の距離との関係を例示する図である。 自車両の上方から輝度情報取得部を視た図である。 輝度情報取得部の構成を例示する図である。 輝度情報取得部の垂直方向の角度特性を例示する図である。 輝度情報取得部の構成を例示する垂直方向の断面図(その1)である。 輝度情報取得部の構成を例示する垂直方向の断面図(その2)である。 水平方向の光取込角度範囲を例示する図である。 輝度情報を取得する領域を台形にする例を示す図である。 輝度情報取得部の構成を例示する正面図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
[表示装置の概要]
図1は、第1の実施の形態に係る表示装置を例示する模式図である。図1を参照するに、表示装置1は、自車両120に搭載されており、所定の画像を運転者130の前方のフロントガラス125に投影し、運転者130の視界に虚像110として重畳して表示する機能を有する、所謂ヘッドアップディスプレイである。表示装置1は、自車両120のインテリアデザインに準拠して任意の位置に配置してよく、例えば、自車両120内のダッシュボード上に配置することができる。表示装置1を自車両120のダッシュボード内に埋め込んでもよい。なお、輝度情報取得部60は、虚像110の背景の輝度情報を取得して表示装置1に受け渡す部分である。
図2は、第1の実施の形態に係る表示装置を例示するブロック図である。図2を参照するに、表示装置1は、画像処理部20と、画像表示部40とを有する。
画像処理部20は、輝度情報取得部60から入手した輝度情報に基づいて表示画像に所定の画像処理を施し、画像表示部40に出力する機能を有する。
具体的には、画像処理部20は、輝度調整部21と、画像出力部22とを有する。画像処理部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、メインメモリ等を含む構成とすることができる。この場合、画像処理部20の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現できる。但し、画像処理部20の一部又は全部は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。又、画像処理部20は、物理的に複数の装置等により構成されてもよい。
画像処理部20は、輝度情報取得部60から輝度情報を取得可能に構成されている。輝度情報取得部60からの輝度情報は、画像処理部20の輝度調整部21に入力される。輝度調整部21は、輝度情報取得部60から得た輝度情報(外光の明るさ情報)に基づいて、表示画像の輝度を調整する。例えば、輝度情報取得部60から得られる輝度情報と適切な輝度との関係を補正テーブル等として予めROM等に記憶しておき、記憶した情報に基づいて、輝度調整部21が外光の明るさに対応した適切な輝度の調整値を選択する。輝度調整部21が選択した輝度の調整値は画像出力部22に出力される。
画像出力部22は、輝度調整部21による輝度の調整結果(輝度調整部21から入手した輝度の調整値)に基づいて、画像表示部40に適切な光量制御を行うよう命令する。例えば、画像表示部40に、光源であるレーザの光量制御を行うよう命令する。
なお、表示画像とは、運転者130の視界に虚像110として重畳して表示する画像である。表示画像は、例えば、自車両120に搭載された車速センサから取得した車速情報に基づいて生成した、車速を数値等で表示した画像(例えば、60km/h等)である。或いは、予めROM等に記憶されていた画像であってもよい。
画像表示部40は、画像処理部20から入手した輝度が調整された画像を、運転者130の視界に虚像110として重畳して表示する機能を有する。画像表示部40は、内部で生成した中間像をミラーやレンズ等で拡大虚像表示し、運転者130の視点から所定の距離感を持って画像を表示することができるモジュールである。画像表示部40の実現形態としてはパネル投射型やレーザ走査型等があるが、本実施の形態では何れの形態を用いてもよい。以下、レーザ走査型の画像表示部40の例について説明する。
図3は、画像表示部の構成を例示する図である。図3を参照するに、画像表示部40は、大略すると、光源部41と、光偏向器42と、第1ミラー43と、被走査面44と、第2ミラー45とを有する。
なお、図3において、Aはアイボックス(虚像認識可能領域)を示している。アイボックスとは、虚像を認識できる運転者130の視点位置の範囲である。運転者130が頭部を左右上下に動かすと虚像が見えなくなる範囲が定まるが、このとき、虚像の見える範囲(領域)がアイボックスである。つまり、運転者130は、アイボックスAの範囲から虚像110を視認可能である。
光源部41は、例えば、RGBに対応した3つのレーザ光源、カップリングレンズ、アパーチャ、合成素子、レンズ等を備えており、3つのレーザ光源から出射されたレーザ光を合成して光偏向器42の反射面に向かって導く。光偏向器42の反射面に導かれたレーザ光は、光偏向器42により2次元的に偏向される。
光偏向器42としては、例えば、直交する2軸に対して揺動する1つの微小なミラーや、1軸に揺動又は回動する2つの微小なミラー等を用いることができる。光偏向器42は、例えば、半導体プロセス等で作製されたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)とすることができる。光偏向器42は、例えば、圧電素子の変形力を駆動力とするアクチュエータにより駆動することができる。
光偏向器42により2次元的に偏向された光束は、第1ミラー43に入射し、第1ミラー43により折り返されて被走査面44に2次元像を描画する。被走査面44は、第1ミラー43で反射された光束が入射して2次元像が形成される透過性を有する面である。被走査面44から射出された光束は、第2ミラー45及び半透過鏡49により拡大表示される。第2ミラー45としては、例えば、凹面ミラーを用いることができる。画像表示部40は、レンズやプリズム等の透過型光学素子を具備してもよい。
半透過鏡49は、可視域の透過率が10〜70%程度である鏡であり、第2ミラー45により折り返された光束が入射する側に、例えば、誘電体多層膜或いはワイヤーグリッド等が形成された反射面を有する。半透過鏡49の反射面は、レーザが出射する光束の波長帯を選択的に反射するものとすることができる。すなわち、RGBに対応した3つのレーザからの出射光を包含する反射ピークや反射バンドを有するものや、特定の偏向方向に対して反射率を強めるように形成されたものとすることができる。
半透過鏡49は、例えば、自車両120のフロントガラス125(図1参照)と一体化することができる。画像表示部40を自車両120において運転者130の前方に配置することにより、半透過鏡49の反射面で反射された光束は、運転席にいる運転者130のアイボックスAの範囲内にある眼球へ入射する。そして、被走査面44の2次元像が、半透過鏡49の反射面よりも前方の所定の位置に拡大された虚像110として運転者130に視認される。
図3に示すレーザ走査型の画像表示部40の場合、画像出力部22の命令により、輝度調整部21が調整した輝度の調整値に基づいて、光源部41を構成するレーザ光源の光量制御が行われる。これにより、適切な輝度の表示画像が運転者130の視界に虚像110として重畳して表示される。
[輝度情報取得部の光取込角度範囲]
ところで、虚像110の背景の明るさは、昼間と夜等で変るため、表示装置1で形成する虚像110の明るさも背景の明るさに応じて輝度を調整する。輝度情報取得部60は、輝度の調整に必要な輝度情報を取得して表示装置1に受け渡す部分であり、自車両120の室内や室外に配置される。或いは、自車両120の室内において、表示装置1と一体化されている場合もある。つまり、図1〜3に示した表示装置1は輝度情報取得部60を有していないが、表示装置1が輝度情報取得部60を有する構成としてもよい。
背景の明るさを精度よく取得するには、輝度情報取得部60の光取込角度範囲を適切に設定する必要がある。ここでは、自車両120の室内において表示装置1の上部に輝度情報取得部60が一体化されている場合を例にして、輝度情報取得部60の光取込角度範囲について説明する。
図4は、輝度情報取得部の光取込角度範囲を例示する図であり、自車両120の側面から視た図である。図4に示すように、輝度情報取得部60は、自車両120に乗車した運転者130のアイボックスAの下限よりも低い位置に配置されている。
又、輝度情報取得部60の受光部(後述のフォトセンサ62)から視た垂直方向の光取込角度範囲(以下、単に、垂直方向の光取込角度範囲とする)の上限は、水平(図4のH)よりも下側である。又、垂直方向の光取込角度範囲の下限は、輝度情報取得部60の受光部よりも自車両120の前方側に位置する遮光領域Sよりも上側(図4のLよりも上側)である。言い換えれば、垂直方向の光取込角度範囲は、最大でθm以内に制限されている。なお、本明細書において、光取込角度範囲とは、均一な輝度の背景のときに最大値の50%の光量になる角度範囲をいう。
又、遮光領域Sとは、輝度情報取得部60の受光部よりも自車両120の前方側に位置して、輝度情報取得部60の受光部への入射光を遮る領域であり、例えば、ボンネット、ワイパー、ダッシュボード等である。図4では、一例として、ボンネットの先端部分が遮光領域Sとなる場合を示している。
自車両120から視た虚像110の角度は、多くの場合水平方向(図4のHの方向)から少し下向きの角度に設定されている。具体的には、俯角(図4のθf)と呼ばれる0でない角度に設定されており、下方向に1度から5度の範囲を含むあたりに設定することが適切である。
前述のように、垂直方向の光取込角度範囲は図4のHよりも下側でLよりも上側であることが好ましい。これに加え、俯角θfが下方向に1度から5度の範囲を含むあたりに設定されている点を考慮すると、垂直方向の光取込角度範囲の上限θuは、水平より下側に1度乃至2度程度とすることが最も望ましい。この理由を、図5を参照して、より詳しく説明する。
図5は、俯角と虚像の背景に重なる路面の距離との関係を例示する図である。図5において、破線は、運転者130の目の位置(V1とする)から視た虚像110の背景の路面までの距離と、その位置の運転者130から視た俯角との関係を示している。なお、V1の位置は運転者や車両によって異なるが、ここでは一例として、V1の高さは、代表的な値である地上高1300mmとした。
又、実線は、表示装置1の輝度情報取得部60の受光部から路面までの距離と、輝度情報取得部60の受光部から視た俯角との関係を示している。なお、輝度情報取得部60の受光部の高さはV1の高さより低いので、ここでは一例として、輝度情報取得部60の受光部の高さは、地上高1000mmとした。
図5より、10m以上先の路面が背景となるとすると、運転者から視た俯角は水平より下側8度以内に収まっていることが分かる。これに対して、輝度情報取得部60の受光部から同じ距離の路面を視たときの、輝度情報取得部60の受光部から視た俯角は、常に運転者が見下ろす角度より低く、10m先の路面を視るとすると、水平より下側5.5度程度となることが分かる。
更に、水平より1度下向きの角度では、ちょうど60m先の路面、2度下向きの角度では25m〜30m先の路面の輝度情報を取得できることが分かる。走行時に虚像110を重畳させる背景の距離は、おおよそ25m〜60m程度である。従って、大半の走行状態において走行情報やナビ情報を表示することを想定した場合、輝度情報取得部60の受光部の垂直方向の光取込角度範囲の上限は、前述のように、水平より下側に1度乃至2度程度とすることが最も望ましいという結論に至る。
又、垂直方向の光取込角度範囲が下側に大きくなると(例えば、8度〜10度程度)、自車両120の前方側に位置する遮光領域Sで光が蹴られてしまう。この場合、背景の輝度ではない情報が取得されるため、垂直方向の光取込角度範囲の下限を、自車両120の前方側に位置する遮光領域Sよりも上側に制限している。
俯角が大きくなる側では、大抵は、自車両120のボンネットによって光が遮られることが多いため、垂直方向の光取込角度範囲の下限は、光がボンネットで遮られる角度より上側に設定することが望ましい。自車両120の形にも依存するので、この値は一意的に決まらないが、あらゆる車両に適用するために、なるべくなら下限値を大きくしないことが良く、θdの値を5〜6度程度に設定することが望ましい。
すなわち、垂直方向の光取込角度範囲θvは、数度程度、具体的には3度から5度、大きくても10度程度とすることが望ましい。特に、ボンネットの近くをよぎって取り込まれる光線は、ボンネットの曲面の法線に対して、大きな角度で入射する光線となる場合があり、このような光は反射角度が大きいので反射率が高く、正しくない輝度情報が検出される要因となる。このような正しくない輝度情報の検出を防止するために下限値を設けることは、正しい輝度情報を得るために特段の効果がある。
虚像110の位置は、大抵は、水平方向より下側に見えるように背景と重なり合うので、図4の構成を採用することで、虚像110の背景の適切な輝度を検出でき、表示装置1において虚像110の明るさ、すなわち輝度を適切に設定できる。
図6は、自車両の上方から輝度情報取得部を視た図であり、輝度情報取得部の受光部から視た水平方向の光取込角度範囲(以下、単に、水平方向の光取込角度範囲とする)を示している。虚像110が現われる範囲は、横長の画面であることが多いため、背景の輝度情報を得るための水平方向の光取込角度範囲θhは横長とすることが望ましい。
又、輝度情報取得部60の受光部は光に対する感度特性を有しているので、取込角度が狭い場合(例えば、数度の場合)、特に夜の情報を正しく取り込めないおそれがある。この点からも、水平方向の光取込角度範囲θhは広い方が望ましい。
そこで、輝度情報取得部60の水平方向の光取込角度範囲θhは、垂直方向の光取込角度範囲の望ましい値(θv=3度から8度程度)より広くしている。具体的には、水平方向の光取込角度範囲θhは、10度より大きく90度より小さい値であることが望ましい。
このように、水平方向の光取込角度範囲を広げることによって、横長の画面に対応した背景の輝度情報を得られる。又、輝度情報取得部60の受光部への光の取込量を増やし、輝度情報取得部60の受光部に入射する光の絶対量が少ないという問題を解決することができる。
[輝度情報取得部の構成]
図7は、輝度情報取得部の構成を例示する図であり、図7(a)は垂直方向の断面図、図7(b)は正面図(光入射側から視た図)である。
図7に示すように、輝度情報取得部60において、基板61上に設けられたフォトセンサ62と、一定の大きさの開口部63xを有した開口部材63が、フォトセンサ62と開口部63xとの位置関係を一定に保つようにケース64に保持されている。基板61には信号線65が接続され、輝度情報取得部60の外部との電気信号の授受を可能としている。
フォトセンサ62は、ケース64に入射した光を受光し、電気信号(アナログ信号)に変換する機能を有する。つまり、フォトセンサ62は、自車両120の周囲環境の外光の明るさ(輝度情報)を検知することができる。フォトセンサ62としては、例えば、光励起型のフォトダイオードや、強誘電体結晶の永久双極子モーメントを利用した焦電検出器等を用いることができる。
フォトセンサ62は、光を受光する受光領域を備えており、受光領域の縦方向においては、上限62aの位置と、下限62bの位置が存在している。このとき、上限62aの位置から距離dだけ離れた位置に開口幅Dyの開口部63xがあるとすると、概略としてtanθ=Dy/dを満たすθが光取込範囲となる。図7(a)では光線aと光線aの範囲である。同様に、下限62bの位置では、光線bとbの範囲となる。上限62aと下限62bの範囲内に連続して受光領域があるので、光線bから光線aの範囲が光取込範囲となる。
このように、図7に示す輝度情報取得部60では、受光部であるフォトセンサ62の前方に配置した開口部63xにより垂直方向の光取込角度範囲を制限している。開口部63xを配置した簡易な構成であるため、より安価な輝度情報取得部60が実現できる。
次に、輝度情報取得部60の具体的な角度特性について説明する。ここでは、水平方向の角度を0度、それから下向きをマイナスとし、輝度情報取得部60から−8度の俯角で見下ろしたときに自車両120と干渉する状況を想定する。又、図7のdを20mm、Dyを1.5mm、フォトセンサ62の受光領域を0.5mm角とする。
このとき、計算上の最大取込角度は5.7度となる。これは幾何光学的に見積もった結果であり、この範囲外の光は、完全に遮断されるはずであるが、実際には光の回折や、フォトセンサ62内での散乱等があり、光取込角度範囲を超えても取り込まれる光が存在する。光取込角度範囲とは、このような光を除いた、背景の輝度を決定するために必要な光を取り込む範囲である。
実際に、図7の輝度情報取得部60を試作し、開口部63xから数m離れた位置で、数mmの点光源を開口部63xに対して横断するように走査し、垂直方向の角度特性を取得した。その結果を、図8に示す。図8において、横軸は取り込み角度、縦軸はその角度で入射したときの受光量(輝度情報)であり、最大値を100とした。
前述のように、光取込角度範囲とは、均一な輝度の背景のときに最大値の50%の光量となる範囲である。従って、図8では、W1(−1.4度〜―5.7度の範囲)が垂直方向の光取込角度範囲となる。W1が−8度から0度程度の範囲に入るように、輝度情報取得部60全体を下側に傾けて設置すればよい。これにより、垂直方向の光取込角度範囲は図4のHよりも下側でLよりも上側となる。
同様に、水平方向に関しては、その開口幅Dxを15mmとすると、計算上の最大取込角度は42.4度となる。これよりも幅を広げたい場合には、開口幅Dxを広げる、距離dを小さくする、受光領域が広いフォトセンサを選択する等の様々な手段を採用して適宜設計すればよい。このように、図7に示す輝度情報取得部60は、非常に簡単な構成で光の取込角度を制限できる点で好適である。
但し、図7は輝度情報取得部60の一例を示したもので、必ずしも図7の例に限定されるものではない。例えば、ケース64は表示装置1の筐体と一体としてもよいし、筐体の一部にしてもよい。又、開口部材63は、ケース64と一体としてもよい。フォトセンサ62と開口部63xがあれば、取込角度を制限できる。
このように、第1の実施の形態では、輝度情報取得部60を運転者130のアイボックスAの下限よりも低い位置に配置し、輝度情報取得部60のフォトセンサ62から視た垂直方向の光取込角度範囲の上限を水平よりも下側としている。又、垂直方向の光取込角度範囲の下限をフォトセンサ62の前方側に位置する自車両120の遮光領域Sよりも上側としている。
これにより、表示装置1では、従来の表示装置のように、水平方向よりも上側を含んだ明るさを検出することがないため、虚像の奥の物体の有無にかかわらず、常に運転者から視た虚像の背景の輝度を正しく取得できる。又、自車両120の遮光領域Sに光が蹴られることがないため、蹴られにより背景の輝度でない誤った情報が取得されることもない。そのため、水平よりも下側に現われる虚像110の、正確性の高い背景の輝度情報を検出することができる。その結果、虚像110の輝度を、自車両120の前方の明るさに応じて適切に調整することが可能となり、視やすい適切な明るさの虚像110を得ることができる。
但し、本実施の形態では、輝度情報取得部60を運転者130のアイボックスAの下限よりも低い位置に配置する例を示したが、これには限定されない。輝度情報取得部60は、水平より下側の輝度を取得することが可能な任意の位置に配置することができ、この場合も上記と同様の効果を得ることができる。
又、本実施の形態では、垂直方向の光取込角度範囲の下限を輝度情報取得部60の受光部よりも自車両120の前方側に位置する遮光領域Sよりも上側とする例を示したが、これには限定されない。例えば、輝度情報取得部60を自車両120のボンネットの先端に配置することも可能であり、この場合、遮光領域S自体が存在しないため、『遮光領域Sよりも上側』という要件は不要となる。
〈第1の実施の形態の変形例1〉
第1の実施の形態の変形例1では、輝度情報取得部の他の例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例1において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図9は、輝度情報取得部の構成を例示する垂直方向の断面図(その1)である。図9に示すように、輝度情報取得部60Aでは、フォトセンサ62と開口部63xの中心を偏芯させている。具体的には、フォトセンサ62の受光領域の縦方向の下限62bが、開口部63xの上端より上になっていることが好ましい。
つまり、最大取込角度の上限は、光線bとなり、水平よりも下側になる。又、フォトセンサ62の受光領域の縦方向の上限62aと、開口部63xの下端を結ぶ光線aが、自車両120の本体部分より上側を通過する下側最大(下限の)光線となるようにすればよい。
このように、開口部63xをフォトセンサ62よりも垂直方向において下側に配置することにより、基板61や、開口部63xは、表示装置1の基準に対して垂直の状態で組み立てられるため、組み立て性が向上し、組み付けコストが低減できる。又、寸法を決め易く精度を保ちやすい、組み付け作業性が改善される、組み付けバラツキを抑えることができる等のメリットがある。
〈第1の実施の形態の変形例2〉
第1の実施の形態の変形例2では、輝度情報取得部の更に他の例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例2において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図10は、輝度情報取得部の構成を例示する垂直方向の断面図(その2)である。図10に示すように、輝度情報取得部60Bでは、開口部材63の代わりにフォトセンサ62の前方に集光部材66を配置している。そして、集光部材66により、自車両120の前方の輝度情報を得たい領域の像をフォトセンサ62の受光領域に結像させて垂直方向の光取込角度範囲を制限している。
集光部材66は、正のパワーを有していれば、集光部材66に取り込まれる有効径で取込範囲が一意的に決まる。フォトセンサ62の受光領域と背景の輝度情報を得たい領域とを略共役関係としているので、仮想的な絞りレンズ67を前方に設けることができる。なお、距離dはフォトセンサ62の受光領域と集光部材66の先端部との距離、距離dはフォトセンサ62の受光領域と仮想的な絞りレンズ67との距離を示している。
集光部材66の設計によって距離dや絞りレンズ67の仮想絞りの大きさを設定でき、その選択できる値の自由度が高まる。具体的には、距離dの短縮や、絞りレンズ67の仮想絞りの大きさを広げることが可能となる。
又、距離dを短縮することは、輝度情報取得部の小型化に寄与し、表示装置1の筐体の近傍に設置しやすくなる。又、仮想絞りの大きさを広げることにより、取込の光量を増やすことが可能となり、より検出精度を向上させることができる。
〈第1の実施の形態の変形例3〉
第1の実施の形態の変形例3では、輝度情報取得部の水平方向の取込角を非対称にする例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例3において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図11は、本実施の形態に係る輝度情報取得部の水平方向の光取込角度範囲について説明する図である。図11に示すように、本実施の形態では、輝度情報取得部60の水平方向の光取込角度範囲を絞り込んでいる。輝度情報取得部60は、運転者130の目線の高さより低い位置に配置されているが、対向車220のヘッドライト225が直接運転者130の目に入ってこなくても、輝度情報取得部60へと向かう光が多くなる場合がある。
この場合、背景の輝度情報が極端に上がってしまい、虚像の正しい輝度が決定できないおそれが生じる。又、ヘッドライト225が点灯していなくても、白色の車両や、黒っぽい車両では、外光の反射によって、背景の明るさが変る場合がある。これらの課題を解決する手段として、輝度情報取得部60の受光部から視た水平方向の光取込角度範囲を左右非対称とした。
一方通行という特別な道路以外は、通常、走行レーンは左右どちらかにシフトしており、走行車両の環境状況も左右非対称である。従って、虚像の明るさを決定するための背景の明るさに関しても、左右非対称とすることで、適切な明るさを設定することが可能となる。
例えば、自車両120が左側通行の場合、走行前方を中心として左側は背景が走行に応じて後方に流れていき、その背景の状態に追従して環境の明るさが変化する。これに対して、右側は対向車220が走行している影響が大きく、背景の状態変化に加えて対向車220があるが故の明るさの変化がある。虚像の明るさを決定する上で、この対向車220による明るさの変化がノイズとして検出される場合が多い。
そこで、環境の明るさ以外がノイズとして検出されることを防ぐために、水平方向の光取込角度範囲を非対称にし、ノイズ成分が多い取込範囲を少なくする。これにより、虚像の正確な輝度を決定するための背景輝度を精度よく検出することができる。
具体的には、図11に示すように、輝度情報取得部60の水平方向の取込角度について、対向車側の取込範囲を、対向車側とは反対側の取込範囲よりも狭くした。図11では、日本国では車が左側通行なので、自車両120の進行方向を基準とし、左側の取込範囲(角度)に対して、右側の取込範囲(角度)を狭め、対向車220のヘッドライト225から放たれる光線が輝度情報取得部60に直接入り込み難くする。
このようにすることで、対向車220のヘッドライト225の光線のうち、輝度情報取得部60へ向かう光線を低減でき、特に夜間走行において正しい背景の輝度を算出可能となる。なお、輝度情報取得部60の配置を左側に向けてもよいが、図9に示す輝度情報取得部60Aのように、フォトセンサ62と開口部63xの中心を偏芯させてもよい。但し、この場合、偏芯させるのは水平方向である。
〈第1の実施の形態の変形例4〉
第1の実施の形態の変形例4では、輝度情報を取得する領域を台形にする例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例4において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図12において、Eは虚像が表示される虚像表示領域、Eは輝度情報を取得する輝度情報取得領域を示している。虚像表示領域Eはフロントガラス125の下部に配置される。虚像の焦点位置は、フロントガラス125上ではなく、数m先の位置となるが、このとき、先すぼまりの画像を表示させることで、仮想3次元的な表示が可能となる。
つまり、自車両120より遠い背景に重畳される虚像として、上すぼまりの画像を表示することで、あたかも路面上に表示しているかのように見える。そこで、図12に示すように、虚像表示領域Eを略台形となるように設定し、そのときの輝度情報取得領域Eも虚像表示領域Eの表示範囲に準じて台形にすれば、より正しい背景輝度を算出することができる。
具体的には、図12に示すように、輝度情報取得領域Eに関し、虚像表示領域Eを含む背景の領域を、自車両120から遠いエリアでは取込範囲Lを狭くし、近い側では取込範囲Lを広くする略台形形状とすることができる。但し、輝度情報取得領域Eは、虚像表示領域Eを必ずしも全て含まなくてもよく、虚像表示領域Eの一部のみを被っていればよい。例えば、図12のように、自車両120に近い側で、虚像表示領域Eが輝度情報取得領域Eからはみ出してもよい。
図12の状態を実現するためには、例えば、図13に示すように、開口部63xの形状を上すぼまりの略台形とすればよい。なお、図13は、輝度情報取得部の構成を例示する正面図(光入射側から視た図)である。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記実施の形態では、運転者130の側に表示装置1を配置する例を示したが、これに代えて、或いはこれに加えて、助手席等の運転者130以外の搭乗者用の表示装置を設けてもよい。例えば、助手席の搭乗者用の表示装置を設け、助手席の搭乗者に近隣の店舗情報を虚像として表示する場合等が考えられる。このように、表示装置1は、車両の搭乗者(運転者も含む)の前方に虚像を表示することができる。
又、上記実施の形態では、画像表示部40において、3つのレーザを用いる例を示したが、単一のレーザを用いて単色の画像を形成する構成としてもよい。この場合には、合成素子等は不要である。
1 表示装置
20 画像処理部
21 輝度調整部
22 画像出力部
40 画像表示部
41 光源部
42 光偏向器
43 第1ミラー
44 被走査面
45 第2ミラー
49 半透過鏡
60、60A、60B 輝度情報取得部
61 基板
62 フォトセンサ
63 開口部材
63x 開口部
64 ケース
65 信号線
66 集光部材
67 絞りレンズ
110 虚像
120 自車両
125 フロントガラス
130 運転者
特開2011‐098634号公報

Claims (11)

  1. 車両の搭乗者の前方に虚像を表示する表示装置であって、
    輝度情報取得部から取得した前記車両の前方の輝度情報に基づいて、表示する画像の輝度を調整する輝度調整部と、
    前記輝度調整部により輝度が調整された画像を搭乗者の視界に虚像として表示する画像表示部と、を有し、
    前記輝度情報取得部は、受光部の前方に配置した上すぼまり形状の開口部を介して光を取込むことを特徴とする表示装置。
  2. 前記輝度情報取得部の前記受光部から視た垂直方向の光取込角度範囲の上限は、水平よりも下側であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記輝度情報取得部の受光部から視た水平方向の光取込角度範囲は、前記垂直方向の光取込角度範囲よりも広いことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  4. 前記輝度情報取得部の受光部から視た水平方向の光取込角度範囲を左右非対称としたことを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
  5. 前記水平方向の光取込角度範囲は、前記車両の進行方向に対する対向車側の範囲が、前記対向車側とは反対側の範囲より狭いことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  6. 前記車両に近い位置における光の取込範囲より、前記車両から遠い位置における光の込み範囲を狭くしたことを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の表示装置。
  7. 前記開口部は、前記受光部よりも垂直方向において下側に配置されていることを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の表示装置。
  8. 前記輝度情報取得部は、前記受光部の前方に配置した集光部材により、前記輝度情報を得たい領域の像を前記受光部に結像させて前記垂直方向の光取込角度範囲を制限することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の表示装置。
  9. 前記輝度情報取得部は、虚像認識可能領域より下側に設けられていることを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の表示装置。
  10. 前記垂直方向の光取込角度範囲の下限は、前記受光部の前方側に位置する前記車両の遮光領域よりも上側であることを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の表示装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載の表示装置を搭載した車両。
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