JP6833189B1 - 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム - Google Patents

電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6833189B1
JP6833189B1 JP2020074198A JP2020074198A JP6833189B1 JP 6833189 B1 JP6833189 B1 JP 6833189B1 JP 2020074198 A JP2020074198 A JP 2020074198A JP 2020074198 A JP2020074198 A JP 2020074198A JP 6833189 B1 JP6833189 B1 JP 6833189B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
distance
display target
target area
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020074198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021174010A (ja
Inventor
著 澤幡
著 澤幡
智明 横塚
智明 横塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Celsys Inc
Original Assignee
Celsys Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2020074198A priority Critical patent/JP6833189B1/ja
Application filed by Celsys Inc filed Critical Celsys Inc
Priority to CN202180007825.4A priority patent/CN114930400B/zh
Priority to PCT/JP2021/002487 priority patent/WO2021210233A1/ja
Priority to KR1020227022925A priority patent/KR102467919B1/ko
Priority to EP21789321.3A priority patent/EP4060619A4/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6833189B1 publication Critical patent/JP6833189B1/ja
Publication of JP2021174010A publication Critical patent/JP2021174010A/ja
Priority to US17/664,871 priority patent/US11798212B2/en
Priority to US18/461,505 priority patent/US20230410395A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0483Interaction with page-structured environments, e.g. book metaphor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • G06F40/106Display of layout of documents; Previewing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/186Templates
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】複数の部分領域(コマ)を含むマンガなど、複数のコンテンツを有する電子書籍を携帯端末等の表示画面に表示する態様を改善する技術を提供する。【解決手段】第1のコンテンツと第2のコンテンツとを、直交座標系のY軸に沿って距離Dで表示画面に配置する方法であって、第1のコンテンツの領域から第1の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち第2のコンテンツ側にある第1の表示対象外の領域を特定することと、第2のコンテンツの領域から第2の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち第1のコンテンツ側にある第2の表示対象外の領域を特定することと、複数の総幅を算出することであって、総幅の各々は、同一のX座標における第1の表示対象外の領域のY軸方向の幅と、第2の表示対象外の領域のY軸方向の幅との和である、複数の総幅を算出することと、複数の総幅と所定の基準に基づいて距離Dを決定することと、を含む。【選択図】図21

Description

本発明は、電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラムに関する。
複数の部分領域(コマ)を含むマンガなど、複数のコンテンツを有する書籍を携帯端末等の表示画面に表示させる技術が存在する。
例えば、コマ・データによって表される漫画コマ画像の表示順序を表すコマ番号データを記憶し、コマ番号データに基づいて、コマ・データによって表される漫画コマ画像を表示装置の表示画面に1コマずつ表示する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
また、1ページ分のコマを画面上に表示し、表示されたコマの中の所定のコマに対して、フェードイン処理又はフェードアウト処理の何れかを行なう技術が存在する(例えば、特許文献2参照)。
また、台紙を分割して複数の図形のコマを形成するためのコマ確定手段と、このコマ確定手段により形成された複数のコマを表示する技術が存在する(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−279396号公報 特開2002−259111号公報 特開2004−342002号公報
開示の技術は、複数の部分領域(コマ)を含むマンガなど、複数のコンテンツを有する電子書籍を携帯端末等の表示画面に表示する態様を改善することで、より読みやすい電子書籍の提供を行うことを目的とする。
開示の技術によって、コンピュータが、第1のコンテンツと、第2のコンテンツとを、相互に直交するX軸及びY軸で構成される直交座標系の前記Y軸に沿って、距離Dで、表示画面に配置する方法であって、前記第1のコンテンツは第1の表示対象を含み、前記第2のコンテンツは第2の表示対象を含み、当該方法は、前記第1のコンテンツの領域から前記第1の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち前記第2のコンテンツ側にある第1の表示対象外の領域を特定することと、前記第2のコンテンツの領域から前記第2の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち前記第1のコンテンツ側にある第2の表示対象外の領域を特定することと、複数の総幅を算出することであって、前記総幅の各々は、同一のX座標における前記第1の表示対象外の領域の前記Y軸方向の幅と、前記第2の表示対象外の領域の前記Y軸方向の幅との和である、複数の総幅を算出することと、前記複数の総幅と、所定の基準に基づいて、前記距離Dを決定することと、を含む、方法が提供される。
開示の技術によれば、複数の部分領域(コマ)を含むマンガなど、複数のコンテンツを有する電子書籍を携帯端末等の表示画面に表示する態様を改善することで、より読みやすい電子書籍を提供することができる。
図1は、漫画のコマの配置の例を示す図である。 図2は、漫画のコンテンツを示す図である。 図3は、漫画のコンテンツを示す図である。 図4Aは、2つのコンテンツを縦に並べたときの表示対象外の領域の幅の総和を示す図である。 図4Bは、総和を表したグラフである。 図5は、複数の総和を、その値が小さい順に並び替えたグラフである。 図6は、図5のうち複数の総和の値が小さい部分のグラフである。 図7は、所定の基準と複数の総和との関係を示すグラフである。 図8は、所定の基準と総和との差を示すグラフの一例を示した図である。 図9は、所定の基準と総和との差を示すグラフの他の例を示した図である。 図10は、所定の基準と総和との差を示すグラフの他の例を示した図である。 図11は、所定の基準と総和との差を示すグラフの他の例を示した図である。 図12は、所定の基準と総和との差を示すグラフの他の例を示した図である。 図13Aは、コンテンツ間の距離の一例を示した図である。 図13Bは、コンテンツ間の距離の他の例を示した図である。 図14は、コンテンツ間の距離の他の例を示した図である。 図15Aは、一方のコンテンツの表示対象の領域が他方のコンテンツの表示対象外の領域によって隠されてしまう例を示した図である。 図15Bは、コンテンツ間の距離の下限値を設定した例を示した図である。 図16Aは、コンテンツの境界が水平でない例を示した図である。 図16Bは、コンテンツの境界が同じ形状である例を示した図である。 図17は、コンテンツの境界の形状が合っていない例を示した図である。 図18Aは、コンテンツAの境界の形状を補正した例を示した図である。 図18Bは、コンテンツAの境界の形状を補正した例を示した図である。 図18Cは、コンテンツAの境界の形状を補正した例を示した図である。 図18Dは、コンテンツAの境界の形状を補正した例を示した図である。 図19Aは、コンテンツBの境界の形状を補正した例を示した図である。 図19Bは、コンテンツBの境界の形状を補正した例を示した図である。 図19Cは、コンテンツBの境界の形状を補正した例を示した図である。 図19Dは、コンテンツBの境界の形状を補正した例を示した図である。 図20Aは、コンテンツAのみの境界の形状を補正した例を示した図である。 図20Bは、コンテンツAのみの境界の形状を補正した例を示した図である。 図20Cは、コンテンツAのみの境界の形状を補正した例を示した図である。 図20Dは、コンテンツAのみの境界の形状を補正した例を示した図である。 図21は、実施形態の処理フローの例を示す図である。 図22は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図23は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図24は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図25は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図26は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図27は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。 図28は、実施形態のハードウェア構成の例を示す図である。 図29は、実施形態の処理ブロック図の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
図1は、漫画のコマの配置10の例を示す図である。コマ1乃至コマ8におけるコマの符号は、漫画のストーリーの順番を示している。漫画のコマの配置10は、紙媒体に印刷された漫画と同様に、1頁内にコマ1の左隣に空き領域がある場合には、左隣にコマ2を配置する。コマ2の左隣は空き領域がないため、コマ1及びコマ2の下段にコマ3及びコマ4が並置されている。このように、1頁内に漫画の各コマを配置する場合には、図1のような配置が行われる例が多い。
しかしながら、携帯端末などの、表示領域が小さい画面では、このようなコマの配置10の全体を表示すると、各コマの表示が小さくなってしまう。このため、携帯端末において、漫画をストーリー順に表示させる場合には、例えば、各コマを縦に一列に並べ替えて配置し直すことが要求される場合がある。縦一列に各コマを配置し直せば、縦スクロールにより、各コマを順次表示させることができる。しかも、各コマが表示画面に大きく表示されるようになるため、読みやすくなる。
このように漫画のコマを縦に並べる場合には、読みやすいように各コマの間隔を調節することが望ましい。例えば、コマ3には、吹出し9が付随している。この場合、コマ3及び吹出し9と、コマ3及び吹出し9の下に配置し直されるコマ4との間隔は、吹出し9を考慮して決定されることが望ましい。
以下の説明では、コマ及びそのコマに付随する吹出しなどの表示の対象となるオブジェクトを表示対象と呼ぶ。そして、以下の実施形態で、コンテンツとは、表示対象の領域と表示対象外の領域とを含む領域で構成される。
このようにコンテンツを縦に並べる際に、隣接する表示対象どうしの間隔をより適切な間隔となるように、コンテンツを配置する実施形態を例示して説明する。
なお、実施形態では、コンテンツを縦に並べる例を示すが、コンテンツを横に並べる場合にも、実施形態に示された手法を同様に適用することができることは言うまでもない。
図2は、漫画のコンテンツ20を示す図である。コンテンツ20は、表示対象の領域24と、表示対象外の領域22及び領域26とを含んでいる。表示対象の領域24は、図1における吹き出し9を含むコマ3を有する。
本実施形態では、吹き出し9を含むコマ3のように表示の対象となる領域を表示対象の領域と呼ぶ。そして、表示対象の領域と表示対象外の領域とで構成される一塊をコンテンツと呼ぶ。
図3は、漫画のコンテンツ30を示す図である。コンテンツ30は、表示対象の領域34と、表示対象外の領域32とを含んでいる。表示対象の領域34は、図1におけるコマ4を有する。
図2及び図3に示されるように、各々のコンテンツには、表示対象の領域と表示対象外の領域が含まれる。各々のコンテンツの表示対象が比較的小さい場合には、表示対象外の領域を比較的広くなるようにすることで、各々のコンテンツの大きさが略同じ大きさになるようにしてもよい。コンテンツは、ピクセルで構成された画像であってもよいし、ベクターデータで構成された画像であってもよいし、これらが混在している画像であってもよいことは言うまでもない。
なお、以下に示す実施形態では、複数のコンテンツを重ねて配置する場合に、コンテンツに含まれる表示対象外の領域が、他のコンテンツの表示対象の領域を覆い隠すことを避けるために、表示対象外の領域は、表示対象の領域よりも背面に位置するようにしたり、表示対象外の領域は、透明にしたりすることが望ましい。
図4Aは、コンテンツ20及びコンテンツ30を縦(Y軸方向)に並べたときの表示対象外の領域の縦方向の幅の総和を示す図である。図4Aに示す実施形態では、コンテンツを縦に並べた例を用いて説明するが、以下に述べる手法は、2つのコンテンツを横に並べる場合にも同様に適用できることは言うまでもない。ここで、Y軸はコンテンツを順に配置する方向を示し、X軸はY軸に直交する軸である。
コンテンツ20とコンテンツ30とを、距離Dcを隔てて縦に並べる際に、この距離Dcを適切な距離とすることで、表示対象の領域24と表示対象の領域34とが適切な距離を隔てて配置される。以下の実施形態では、この距離Dcを決定する例を示す。
なお、コンテンツ20とコンテンツ30との境は水平となっている(X軸に平行な線で対面している)が、必ずしもコンテンツ20とコンテンツ30との境は水平となっていなくてもよいことは言うまでもない。また、図4Aの例では、各々のコンテンツは、長方形となっているが、コンテンツは、長方形以外であってもよい。コンテンツが長方形以外の例は、図16Aないし図20Dを用いて後述する。
以下に述べる実施形態では、隣接するコンテンツの境が、略同じ形状であればよい。この例については、図16Bを用いて後述する。
図4Aにおいて、コンテンツ20とコンテンツ30との横方向(X軸方向)の相対的な位置関係は、コンテンツ同士の中心をX軸に対して一致させるようにする(中央合わせにする)ことが望ましい。このようにすることによって、表示対象の領域24及び表示対象の領域34の中央がX軸方向に略揃うこととなる。このようにすることによって、コンテンツ20とコンテンツ30とが配置された画面を縦にスクロールする場合に、2つのコンテンツの中央がY軸と略揃うこととなり、2つのコンテンツが、より見やすく順番に表示されることとなる。なお、複数のコンテンツのX軸方向の位置合わせは、上記の例に限られるものではなく、コンテンツを右又は左にそろえるようにしてもよい。あるいは、コンテンツの中の表示対象を右又は左にそろえるようにしてもよい。あるいは、コンテンツの中の表示対象の面積重心をX軸にそろえるようにしてもよい。
図4Aにおいて、より適切な距離Dcを求めるために、まず、表示対象外の領域のうち、相対するコンテンツ側に対面している表示対象外の領域に注目し、同じX軸の値における表示対象外の領域のY軸方向の幅の和を求める。例えば下記のようになる。
Wbg(x1)=wa1+wb1
Wbg(x2)=wa2+wb2
Wbg(x3)=wa3+wb3
ここで、Wbg(x1)は、x1におけるコンテンツ20の表示対象外の領域のY軸方向の幅wa1と、x1におけるコンテンツ30の表示対象外の領域のY軸方向の幅wb1との和である。Wbg(x2)及びWbg(x3)についても、同様に求めることができる。
Wbgは、総幅の一例である。
なお、コンテンツ30は、表示対象の左右両側にも表示対象外の領域が存在するため、wb1は表示対象外の領域の最大幅の値となっている。
図4Bは、X軸にX軸方向の位置、Y軸にWbgの値をプロットしたグラフ42である。
図5は、Wbgをピクセル単位で値の小さい順にソートしたものをWbgsとし、ソート後の順番をindexの値とし、X軸にindexを設定し、Y軸にWbgsを設定して描き直したグラフ52である。図5のグラフ52は、ソートした結果であるから、必ず単調増加になる。
以下に詳細に述べるように、X軸がゼロから予め定められたFrangeまでのWbgの値に注目してコンテンツの距離Dcが決定されることが望ましい。なお、Frangeは、オペレータの指示に基づいて変更されてもよい。すなわち、indexを示すX軸のゼロからFrangeまでは、Wbgが小さい値を持ち、表示対象の領域24と表示対象の領域34との距離が小さい値となっている。したがって、Frangeが小さいと、値の小さい総和Wbgが優先的に使用されることとなる。逆に、Frangeが大きな値になると、値の小さい総和Wbgが優先的に使用されることの度合いは、減少することとなる。
したがって、X軸のゼロからFrangeまでの、グラフ52の値に着目することで、表示対象間の距離が狭い部分を着目することができる。表示対象間の距離が短くなりすぎると(あるいは長くなりすぎると)、表示対象の間隔が不自然に見える度合いが増すこととなる。X軸のゼロからFrangeまでの、グラフ52の値に着目することで、マンガのコマの間隔が自然な間隔になるように配置できる。
以下に示す実施形態は、図4Aに示すコンテンツ20とコンテンツ30との距離Dcを適切な値にすることで、表示対象の領域24と表示対象の領域34との間隔を適正な間隔にすることができる。
Frangeの値を調節することで、様々な分布を持つWbgの集合のうち、小さい値を持つWbgの集合の大きさを調節することができる。Frangeが小さければ小さいほど、Wbgのうちの小さい値のWbgをより優先することとなる。
図6は、図5のグラフ52のうち、X軸がFrangeまでを切り出したグラフ62を示している。以下の実施形態では、X軸がゼロからFrangeまでを切り出したグラフ62の形状に応じて、距離Dcを決定する処理の例を説明する。
なお、表示対象外の領域の輪郭がベクターデータで構成されている場合には、離散量ではなく連続量として処理してもよいし、あるいはピクセルの代わりに、ピクセル幅に相当する単位距離を用いて、例えばindexが1増加する場合の単位距離を定めることで、輪郭がピクセルで構成されている場合と同様の処理を行ってもよい。
図7は、所定の基準と複数の総和との関係を示すグラフである。あらかじめ定められた基準値Dstd72は、indexが、ゼロからFrangeまでの間の望ましい基準の値の一例を示している。曲線Dstd72はX軸の値indexの関数であり、indexがゼロのときFminの値を持ち、indexがFrangeのときFmaxの値を持つ直線の例が示されている。
一例として、Dstd72は傾きが1の直線であり。Fmin=20ピクセル、Fmax=100ピクセル、Frange=Fmax-Fmin=80ピクセルのように設定される。なお、この例は、一例であって、コンテンツのピクセル解像度によって変動することは言うまでもない。
図7の曲線Dstd72は、2つの表示対象がユーザにとって近すぎない距離で見える限界を示す一例である。なお、2つの表示対象がユーザにとって近すぎない距離で見える限界は、ユーザ毎の主観的な感覚に依存するため、図7の曲線Dstd72は一例であって、これに限られるものではない。
図8は、所定の基準である曲線Dstd82と総和Wbgs84との差を示すグラフの一例を示した図である。
本実施形態では、Dstd-Wbgsが最大になるindexの値imaxを求める。そして、下記の式(1)のように、imaxにおける基準値Dstd(imax)と、imaxにおける表示対象外の領域のY軸方向の幅の総和Wbgs(imax)との差をDcとする。

Dc=Dstd(imax)-Wbgs(imax) 式(1)
コンテンツの距離をDcにすることは、Wbgs84(あるいは Wbg42)がWbgs(imax)になる箇所での2つの表示対象どうしの距離をDstd(imax)にすることに相当する。このように、コンテンツの距離をD c することによって、2つのコンテンツの各々の表示対象どうしの距離を、ユーザにとって違和感のない距離にすることができる。なお、コンテンツの距離Dcについての具体例は、図13Aなどを用いて後述する。
図9は、所定の基準である曲線Dstd92と総和Wbgs94との差を示すグラフの一例を示した図である。図9のようにWbgsの傾きが急になる状態は、2つの表示対象の向き合った側の表示対象の領域に突き出た部分が存在し、その突き出た部分が鋭角的な場合に発生する。すなわち、この場合には、Dstd-Wbgsが最大になるindexの値imaxの値は小さくなり、Dstd(imax)の値も小さくなる。
なお、突き出た部分が鋭角的な場合であっても、突き出た部分の大きさによって、配置間隔の基準値は変化する。突き出た部分の範囲がFrangeと同程度以上に大きい場合は、図9のようにindexが0からFrangeまでの全域においてWbgsの傾きは急になる。そのためDstd(imax)の値は小さくなる。
図9の場合には、imaxの値が零のときにDstd(imax)-Wbgs(imax)の値が最大となる。この場合に、式(1)を適用してコンテンツの距離をDcにすれば、Wbgs94(あるいは Wbg42)がWbgs(imax)になる箇所での2つの表示対象どうしの距離をDstd(imax)にすることに相当する。図9の場合には、Dstd(imax)=Fminであるから、2つの表示対象が最も接近した箇所での間隔が、Fminとなり、2つの表示対象が重なる状態は発生しない。
図10は、所定の基準である曲線Dstd102と総和Wbgs104との差を示すグラフの一例を示した図である。図10のようにWbgsの傾きが緩やかになる状態は、2つの表示対象の向き合った側の表示対象の領域に突き出た部分が存在ないか、又はその突き出た部分が鋭角的でない場合に発生する。すなわち、この場合には、Dstd-Wbgsが最大になるindexの値imaxの値は図9の場合よりも大きくなり、Dstd(imax)の値も大きくなる。この場合に、式(1)を適用してコンテンツの距離をDcにすれば、Wbgs104(あるいは Wbg42)がWbgs(imax)になる箇所での2つの表示対象どうしの距離をDstd(imax)にすることに相当する。図10の場合には、Dstd(imax)=Fmaxであるから、2つの表示対象が最も接近した箇所での間隔は、Fmin よりも大きくなる。
図11は、所定の基準である曲線Dstd112と総和Wbgs114との差を示すグラフの一例を示した図である。突き出た部分の範囲がFrangeよりも小さい場合は、図11のようにWbgs114の曲線の傾きが、indexが増加するにつれて穏やかになる。すなわち突き出た部分の範囲がFrangeよりも小さい場合は、indexが小さい領域でのみWbgsの傾きは急になり、indexが大きい領域ではWbgsの傾きは緩やかになる。図11の場合、imaxの値は大きくなり、Dstd(imax)の値は大きくなる。図11の場合には、Dstd(imax)=Fmaxであるから、2つの表示対象が最も接近した箇所での間隔は、Fminよりも大きくなる。
図12は、所定の基準である曲線Dstd122と総和Wbgs124との差を示すグラフの一例を示した図である。図12は、Dstd(imax)-Wbgs(imax) の値が負になる場合を示している。Dstd(imax)<Wbgs(imax)すなわちDstd(imax)-Wbgs(imax)<0であるから、式(1)によって計算されるコンテンツの距離Dcは、負の値となる。
図13Aは、コンテンツ間の距離Dcの一例を示した図である。
図13Bは、コンテンツ間の距離の他の例を示した図である。
図13Aと図13Bとを比較するとわかるように、表示対象外の領域の幅が変っても、式(1)を適用して求められたDcの値が、表示対象外の領域の幅の変化に応じて変わる。このため、Dcを使って2つのコンテンツを配置した結果を示す図13Aと図13Bとで、表示対象領域の間隔は変わらない。
上記の理由は以下のとおりである。すなわち、表示対象外の領域の縦幅をwだけ増加させると、例えば図8のWbgsの曲線の位置がwだけ上に移動するだけであり、imaxの値は変わらない。この場合には、Dcの値はwだけ減少する。その結果、表示対象外の領域の縦幅が増減しても、コンテンツどうしの間隔をDcにして配置すると、表示対象どうしの間隔はwの増減に影響されない。
なお、既に述べたように、図13Bのように、2つのコンテンツを重ねて配置する場合に、コンテンツに含まれる一方の表示対象外の領域が、他方のコンテンツの表示対象の領域を覆い隠すことを避けるために、表示対象外の領域は、表示対象よりも背面に位置するようにしたり、表示対象外の領域は、透明にしたりすることが望ましい。
図14は、コンテンツ間の距離の他の例を示した図である。図12において説明したように、コンテンツの配置間隔Dc値が負となっている。負の値を持つDcを使って、コンテンツ20とコンテンツ30とが配置されている。図12に示したように、表示対象の領域24と表示対象の領域34との間隔は、最も狭い箇所でもFmin以上になるので、この例のような場合でも、表示対象の領域24と表示対象の領域34とには重なりは発生しない。
<変形例1>
変形例として、コンテンツの配置間隔Dcの下限値を設ける方法がある。予めコンテンツの配置間隔Dcの下限値Dminを設定しておく。そして、Dc<Dminとなった場合にはDc=Dminに補正するようにしてもよい。例えば、Dmin>0に設定すれば、コンテンツどうしに重なりは発生しなくなる。
<変形例2>
他の変形例として、コンテンツの配置間隔Dcの上限値を設ける方法がある。予めコンテンツの配置間隔Dcの上限値Dmaxを設定しておく。そして、Dc>Dmaxとなった場合にはDc=Dmaxに補正するようにしてもよい。Dmaxの設定により、コンテンツどうしの間隔が開きすぎないようにすることができる。
図15Aは、一方のコンテンツの表示対象の領域34が他方のコンテンツの表示対象外の領域26によって隠されてしまう例を示した図である。このように、表示環境によっては、一方のコンテンツの表示対象の領域34が、他方のコンテンツの表示対象外の領域26によって隠されてしまうことがある。
図15Bは、コンテンツ間の距離の下限値を設定した例を示した図である。図15Aのような表示環境では、図15Bに示されるように、下限値Dminを設定することで一方のコンテンツの表示対象の領域34が、他方のコンテンツの表示対象外の領域26によって隠されてしまうことを避けることができる。
図16Aは、コンテンツの境界が水平でない例を示した図である。
図16Bは、コンテンツの境界が同じ形状である例を示した図である。
図16A及び図16Bのように、コンテンツの境界162が水平でない場合であっても、隣接するコンテンツの境界が略同じ形状であれば、既に述べた実施形態の手法を使うことができる。
図17は、コンテンツ20の表示対象外の領域170の境界172の形状と、コンテンツ30の表示対象外の領域176の境界174の形状とが合っていない例を示した図である。コンテンツの境界の形状が合っていない場合には、以下に示す実施形態を用いて形状を修正してから、既に述べた実施形態の手法を適用することができる。
図18A、図18B、図18C及び図18Dは、コンテンツ20の境界の形状を補正した例を示した図である。
図18Aは、コンテンツ20の境界が水平となるように、表示対象外の領域170に領域182を加えた例を示している。
図18Bは、コンテンツ20の境界が水平となるように、表示対象外の領域170に領域183を加えると共に、表示対象外の領域170から領域184を取り除いた例を示している。
図18Cは、コンテンツ20の境界が水平となるように、表示対象外の領域170から領域185を取り除いた例を示している。
図18Dは、コンテンツ20の境界が水平となるように、表示対象外の領域170に領域186を加えた例を示している。
図19A、図19B、図19C及び図19Dは、コンテンツ30の境界の形状を補正した例を示した図である。
図19Aは、コンテンツ30の境界が水平となるように、表示対象外の領域176に領域191を加えた例を示している。
図19Bは、コンテンツ30の境界が水平となるように、表示対象外の領域176に領域192を加えると共に、表示対象外の領域176から領域193を取り除いた例を示している。
図19Cは、コンテンツ30の境界が水平となるように、表示対象外の領域176に領域194を加えると共に、表示対象外の領域176から領域195を取り除いた例を示している。
図19Dは、コンテンツ30の境界が水平となるように、表示対象外の領域176に領域196を加えた例を示している。
上記の図17のコンテンツ20及びコンテンツ30の境界の形状を、図18A乃至19D のように修正することで、既に述べた実施形態の手法を適用できるようになる。図18A乃至図18Dに示す修正後のコンテンツと、図19A乃至図19Dに示す修正後のコンテンツとの、いずれを組み合わせても、図13A又は図13Bに示したように、2つのコンテンツを配置した結果、2つの表示対象領域の間隔は同じとなる。
図20A、図20B、図20C及び図20Dは、コンテンツ20のみの境界の形状を補正して、コンテンツ30の境界の形状と合わせた例を示した図である。
図20Aは、コンテンツ20の境界が、図17のコンテンツ30の境界174と略同じになるように、表示対象外の領域170に領域201を加えた例を示している。
図20Bは、コンテンツ20の境界が、図17のコンテンツ30の境界174と略同じになるように、表示対象外の領域170に領域202を加えた例を示している。
図20Cは、コンテンツ20の境界が、図17のコンテンツ30の境界174と略同じになるように、表示対象外の領域170に領域204を加えると共に、表示対象外の領域170から領域203を取り除いた例を示している。
図20Dは、コンテンツ20の境界207が、図17のコンテンツ30の境界174と略同じになるように、表示対象外の領域170に領域205を加えた例を示している。なお、この場合、図17のコンテンツ30の幅よりも外側に位置するコンテンツ20の境界208及び境界206については、任意の形状であってよい。コンテンツ20の境界208及び境界206の形状は、図17のコンテンツ30の外側に位置する境界の形状であるため、表示対象の領域24と表示対象の領域34との距離の決定に寄与しないからである。
図17のコンテンツ30と、図20A乃至図20Dの修正後のコンテンツ20のいずれとを組み合わせても、図13A及び図13Bに示したように、2つのコンテンツを配置した結果の表示対象の領域の間隔は同じものになる。
<変形例3>
コンテンツの各々の大きさは、必ずしも似通った大きさであるとは限られず、各コンテンツの大きさが甚だしく異なる場合もある。そのような場合には、当該コンテンツに拡縮を加えてから本手法を適用してもよい。例えば、大きいコンテンツと小さいコンテンツとが混ざっている場合に、小さいコンテンツを小さいままに表示すると、画面上のコンテンツのバランスが悪くなり、コンテンツが見にくくなることがある。このような場合には、コンテンツに拡縮を掛けて大きさを揃えることにより、よりユーザにとって見やすい大きさにコンテンツを変化させてもよい。しかし、コンテンツのサイズがすべて同じ大きさに揃うように拡縮すると、小さいコンテンツに極端な拡大が掛かり、見苦しくなる場合もある。このような場合には、拡大率の制限を掛けて見やすいバランスになるよう調整してもよい。このように適切に拡縮をかけてから、本発明の手法を適用してもよい。
<変形例4>
コンテンツの表示対象外の領域の形状は、動的に変化してもよい。例えば、表示画面の大きさに応じて、吹き出し(及びその中の文字)の大きさが変化するようにしてもよい。この場合には、表示対象の領域又は表示対象外の領域の形状も変化する。したがって、表示対象の領域又は表示対象外の領域の形状の変化に応じて、距離Dcを決定するようにしてもよい。
<処理フロー>
図21は、実施形態の処理フローの例を示す図である。実施形態の処理フローの概略を以下に説明する。処理フローは、コンピュータによって実行される。
[ステップS2102]第1のコンテンツと第2のコンテンツを特定する。各々のコンテンツは、表示対象の領域と表示対象外の領域とを含む。
[ステップS2104]第2のコンテンツ側にある第1の表示対象外の領域を特定する。
[ステップS2106]第1のコンテンツ側にある第2の表示対象外の領域を特定する。
[ステップS2108]複数の総幅を算出する。すなわち、図4Aで述べたように、総幅とは、例えば、計算式Wbg(x1)=wa1+wb1を用いてWbg(x1)を算出された幅を意味する。
[ステップS2110]複数の総幅と、所定の基準に基づいて、コンテンツ間の距離Dを決定する。例えば、既に述べたように以下の式(1)により距離が決定される。
Dc=Dstd(imax)-Wbgs(imax) 式(1)
このステップの詳細は、後述する。
[ステップS2112]第1及び第2のコンテンツを配置する。この2つのコンテンツ間の間隔は、既に決定された距離Dcが用いられる。
[ステップS2114]電子書籍を出力する。電子書籍は、携帯端末などによって表示される。
なお、以上のステップは、電子書籍を生産するコンピュータによって実行されてもよい。生産された電子書籍は、例えば携帯端末などに、ネットワークを介して配信されてもよいし、あるいは記憶媒体を介して伝達されてもよい。携帯端末は、複数のコンテンツと複数のコンテンツ間の距離とを含む電子書籍の情報を用いて、各コンテンツを画面に表示する。
あるいは、以上のステップは、電子書籍を表示する携帯端末によってなされてもよい。この場合には、電子書籍は、各々のコンテンツ間の距離を含まなくてもよい。コンテンツ間の距離は、表示画面を含む携帯端末などによって決定されてもよい。あるいは、各コンテンツ間の距離を含む電子書籍の情報のうち、各コンテンツ間の距離に代えて、上記ステップによって携帯端末が新たな距離を決定してもよい。
以上のステップで述べた距離Dは、例えば図7で述べたFrangeの値、基準となる曲線Dstd72の形状、Fmin、Fmaxなどを、オペレータ等の指示に基づき変化させることにより変化させることができる。あるいは、以上ステップで述べた距離は、変形例1で述べたコンテンツ間の距離の下限値Dmin、又は変形例2で述べたコンテンツ間の距離の下限値Dmaxをオペレータ等の指示に基づき設定することにより、変化させることができる。
あるいは、変形例3で述べたように、コンテンツの拡縮がなされてもよい。また、変形例4で述べたように、コンテンツの表示対象外の領域の形状が動的に変化する場合には、動的に変化する形状に応じて距離Dが変更されてもよい。
図22は、コンテンツ間の距離Dを決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2202]値の小さい総幅を優先して、距離Dを決定する。例えば、図7において述べたように、総幅Wbgが零からFrangeの値までの値の小さな総幅Wbgを考慮して、距離Dcの決定に用いることで、このステップが実行される。
図23は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2302]所定の分布関数と複数の総幅の分布との比較の結果に基づいて、距離Dを決定する。例えば、図7を用いて説明したように、所定の分布関数である曲線Dstd72と、複数の総幅の分布である曲線Wbgs74とを比較することにより、コンテンツ間の距離Dcを決定することができる。
図24は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2402]総幅の値を縦軸にして、複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数が、急峻な傾きを有するほど、基準の値を小さくする。例えば、図5を用いて述べたように、総和Wbgをピクセル単位で値の小さい順にソートしたものをWbgsとし、ソート後の順番をindexの値とし、X軸にindexを設定し、Y軸にWbgsを設定して描き直したグラフ52を得る。
そして、図9を用いて述べたように、図9の例の場合には、Wbgsの傾きが急になる状態であり、Dstd-Wbgsが最大になるindexのimaxの値は小さくなり、Dstd(imax)の値も小さくなる。このDstd(imax)の値は距離Dcを決定する基準となる。
図25は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2502]総幅Wbgの値を縦軸にして、複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数Wbgsが、急峻な傾きを有する領域の大きさに応じて、基準の値を変更する。
図11を用いて説明したように、突き出た部分の範囲がFrangeよりも小さい場合の処理がなされる。この場合、Wbgs114の曲線の傾きが、indexが増加するにつれて穏やかになる。すなわち突き出た部分の範囲がFrangeよりも小さい場合は、indexが小さい領域でのみWbgsの傾きは急になり、indexが大きい領域ではWbgsの傾きは緩やかになる。この場合、imaxの値は大きくなり、Dstd(imax)の値は大きくなる。このような状態が発生するか否かは、突き出た部分の範囲(すなわち突き出た部分の領域の大きさ)と、Frangeの値との大小比較による。この大小に応じて、Dstd(imax)の値は変化することとなる。このDstd(imax)の値は距離Dcを決定する基準となる。
図26は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2602]所定の分布関数の値から、総幅の値を縦軸にして複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数の値を引いた関数の最大値に基づいて、距離Dを決定する。
図8ないし図12において述べたように、所定の分布関数の値Dstdから、総幅の値を縦軸にして複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数Wbgsを引いた値Dstd-Wbgsが最大になるindexのimaxを求める。そしてこのimaxの値におけるDstd(imax)の値を、距離Dcが決定される基準とする。
図27は、コンテンツ間の距離を決定する処理フローの例を示す図である。
[ステップS2702」距離Dを、所定の最大値又は所定の最小値の制限により定める。
変形例1及び図15Bにおいて述べたように、コンテンツ間の距離の下限値Dminを設定することで一方のコンテンツの表示対象の領域34が、他方のコンテンツの表示対象外の領域26によって隠されてしまうことを避けることができる。
また、変形例2で述べたように、予めコンテンツの配置間隔Dcの上限値Dmaxを設定しておいてもよい。Dmaxの設定により、コンテンツどうしの間隔が開きすぎないようにすることができる。
図28は、実施形態のハードウェア構成の例を示す図である。
ハードウェア構成は、CPU2801、本実施形態のプログラム及びデータが格納されるROM2802及びRAM2803、ネットワークインターフェース2805、入力インタフェース2806、表示インタフェース2807、外部メモリインタフェース2808を有する。これらのハードウェアは、バス2804によって相互に接続されている。
ネットワークインターフェース2805は、ネットワーク2815に接続されている。ネットワーク2815には、有線LAN、無線LAN、インターネット、電話網などがある。入力インタフェース2806には、入力部2816が接続されている。表示インタフェース2807には、表示部2817が接続される。外部メモリインタフェース2808には、記憶媒体2818が接続される。記憶媒体2818は、RAM、ROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、メモリーカード、USBメモリ等であってもよい。
図29は、実施形態の処理ブロック図の例を示す図である。
以下に示す処理は、電子書籍を生産するコンピュータによって実現されてもい。あるいは、コンテンツを受け取った携帯端末において実現されてもよい。
コンテンツ特定部2902は、複数のコンテンツを受け取り、複数のコンテンツの各々を特定する。
表示対象外領域特定部2904は、コンテンツに含まれる表示対象外の領域を特定する。
総幅算出部2906は、2つの隣接するコンテンツの間における表示対象外の領域のY軸方向(例えばコンテンツのスクロール方向)の総幅Wbgを算出する。
距離決定部2908は、2つの隣接するコンテンツの間の距離Dcを決定する。距離Dcを決定する種々の実施形態及び変形例については、既に図を用いて説明したとおりである。
コンテンツ配置部2910は、コンテンツ間の決定された距離Dcを用いて、コンテンツを配置する。なお、電子書籍のデータにコンテンツ間の距離Dcを各コンテンツと紐づけて格納するしておくだけでもよい。電子書籍が表示装置に表示される段階で、このコンテンツ間の距離Dcが用いられて、コンテンツが表示画面に配置されるようにしてもよい。なお、既に述べたように、コンテンツ間の距離Dcは、表示対象の大きさが動的に変化する場合には、その変化に応じて変更されてもよい。また、コンテンツ間の距離Dcは、上限値Dmax又は下限値Dminが設けられてもよい。
電子書籍出力部2912は、距離Dcで配置された複数のコンテンツを含む電子書籍を出力する。出力された電子書籍は、記憶媒体に記憶されてもよい。あるいは、電子書籍は、通信回線を通じて、表示画面を持つ携帯端末などに配信されてもよい。或いは、電子書籍は、複数のコンテンツを受け取った携帯端末などの表示装置を持つコンピュータで生成され、生成された電子書籍がコンピュータの表示装置に表示されるようにしてもよい。
上述の実施形態を実現するプログラムは、図28に示されるハードウェア構成を備えるコンピュータにより実行され得る。また、実施形態のプログラムは、コンピュータに実行させる方法として、インプリメントされてもよい。プログラムは図28のROM2802、RAM2803又は記憶媒体2818(非一時的な(nontransitory)記憶媒体)などに記憶されてもよい。
本明細書及び図面に開示された動作フローの各ステップは、矛盾の無い限り順番を入れ換えて実行されてもよい。また、複数のステップが同時に実行されてもよい。各ステップは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現されてもよい。また各ステップの一部は、オペレーティングシステムあるいはハードウェアにより実現されてもよい。
また、各フローは排他的なものではなく、矛盾の無い限り組み合わせることができる。
実施形態は、ハードウェアの装置としてインプリメントされ得る。
以上の実施形態は、請求項に記載された発明を限定するものではなく、例示として取り扱われることは言うまでもない。
2902 コンテンツ特定部
2904 表示対象外領域特定部
2906 総幅算出部
2908 距離決定部
2910 コンテンツ配置部
2912 電子書籍出力部

Claims (9)

  1. コンピュータが、第1のコンテンツと、第2のコンテンツとを、相互に直交するX軸及びY軸で構成される直交座標系の前記Y軸に沿って、距離Dで、表示画面に配置する方法であって、前記第1のコンテンツは第1の表示対象を含み、前記第2のコンテンツは第2の表示対象を含み、
    当該方法は、
    前記第1のコンテンツの領域から前記第1の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち前記第2のコンテンツ側にある第1の表示対象外の領域を特定することと、
    前記第2のコンテンツの領域から前記第2の表示対象の領域を除いた表示対象外の領域のうち前記第1のコンテンツ側にある第2の表示対象外の領域を特定することと、
    複数の総幅を算出することであって、前記総幅の各々は、同一のX座標における前記第1の表示対象外の領域の前記Y軸方向の幅と、前記第2の表示対象外の領域の前記Y軸方向の幅との和である、複数の総幅を算出することと、
    前記複数の総幅と、所定の基準に基づいて、前記距離Dを決定することと、
    を含む、方法。
  2. 前記距離Dを決定することは、
    前記複数の総幅のうち、値の小さい総幅を優先して使用して、前記距離Dを決定する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記距離Dを決定することは、
    所定の分布関数と、前記複数の総幅の分布との比較の結果に基づいて、前記距離Dを決定する、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記所定の基準は、前記第1の表示対象領域と前記第2の表示対象領域との距離の目標値となる基準であって、
    前記距離Dを決定することは、
    前記総幅の値を縦軸にして、前記複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数が、急峻な傾きを有するほど、前記基準を小さくする、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記所定の基準は、前記第1の表示対象領域と前記第2の表示対象領域との距離の目標値となる基準であって、
    前記距離Dを決定することは、
    前記総幅の値を縦軸にして、前記複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数が、急峻な傾きを有する領域の大きさに応じて、前記基準を変更する、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記距離Dを決定することは、
    所定の分布関数の値から、前記総幅の値を縦軸にして前記複数の総幅を小さい順に横軸方向に等間隔に並べてプロットした関数の値を引いた関数の最大値に基づいて、前記距離Dを決定する、
    請求項3乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記距離Dを決定することは、
    前記距離Dを、所定の最大値又は所定の最小値の制限により定める、
    請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の方法。
  8. 請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の方法により前記距離Dが決定された前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツを含む電子書籍データ前記コンピュータが生産する方法。
JP2020074198A 2020-04-17 2020-04-17 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム Active JP6833189B1 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020074198A JP6833189B1 (ja) 2020-04-17 2020-04-17 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム
PCT/JP2021/002487 WO2021210233A1 (ja) 2020-04-17 2021-01-25 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム
KR1020227022925A KR102467919B1 (ko) 2020-04-17 2021-01-25 전자서적의 콘텐츠 생성방법 및 컴퓨터 판독 가능 매체
EP21789321.3A EP4060619A4 (en) 2020-04-17 2021-01-25 CONTENT GENERATING METHOD AND PROGRAM FOR ELECTRONIC BOOK
CN202180007825.4A CN114930400B (zh) 2020-04-17 2021-01-25 用于电子书的内容生成方法和计算机可读介质
US17/664,871 US11798212B2 (en) 2020-04-17 2022-05-25 Content generation method for electronic books and computer-readable medium
US18/461,505 US20230410395A1 (en) 2020-04-17 2023-09-06 Content generation method for electronic books and computer-readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020074198A JP6833189B1 (ja) 2020-04-17 2020-04-17 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6833189B1 true JP6833189B1 (ja) 2021-02-24
JP2021174010A JP2021174010A (ja) 2021-11-01

Family

ID=74665116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020074198A Active JP6833189B1 (ja) 2020-04-17 2020-04-17 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US11798212B2 (ja)
EP (1) EP4060619A4 (ja)
JP (1) JP6833189B1 (ja)
KR (1) KR102467919B1 (ja)
CN (1) CN114930400B (ja)
WO (1) WO2021210233A1 (ja)

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259111A (ja) 2001-03-02 2002-09-13 Square Co Ltd 電子マンガ閲覧プログラム、記録媒体、閲覧方法及び装置
JP2002279396A (ja) 2001-03-19 2002-09-27 Square Co Ltd 漫画閲覧装置およびその制御方法,ならびに漫画閲覧のためのプログラムおよびプログラム記録媒体
JP2004246866A (ja) 2003-01-21 2004-09-02 Toshiba Corp 記憶装置、データ等書き込み装置及び書き込み方法
JP2004342002A (ja) 2003-05-19 2004-12-02 Celsys:Kk マンガ用枠線描画装置と電子的記憶媒体
US7310786B2 (en) * 2005-02-03 2007-12-18 Springsoft, Inc. IC compaction system
JP4522280B2 (ja) * 2005-02-04 2010-08-11 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP4345737B2 (ja) * 2005-11-14 2009-10-14 セイコーエプソン株式会社 デジタルコンテンツ作成システム、デジタルコンテンツ作成方法およびプログラム
US7590955B1 (en) * 2006-06-28 2009-09-15 Cadence Design Systems, Inc. Method and system for implementing layout, placement, and routing with merged shapes
JP4321602B2 (ja) * 2007-02-14 2009-08-26 セイコーエプソン株式会社 文書編集支援装置、プログラムおよび記憶媒体
US7904862B2 (en) * 2007-12-26 2011-03-08 Cadence Design Systems, Inc. Method and mechanism for performing clearance-based zoning
JP2011118833A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sony Corp マンガ作成装置、マンガ作成方法及びマンガ作成プログラム
KR101864454B1 (ko) * 2011-08-04 2018-06-04 삼성전자주식회사 이미지 처리 장치에서 이미지를 합성하는 장치 및 방법
JP5817400B2 (ja) * 2011-09-30 2015-11-18 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
KR20130064514A (ko) * 2011-12-08 2013-06-18 삼성전자주식회사 전자기기의 3차원 사용자 인터페이스 제공 방법 및 장치
US8595662B1 (en) * 2011-12-30 2013-11-26 Cadence Design Systems, Inc. Methods, systems, and articles of manufacture for implementing a physical design of an electronic circuit with automatic snapping
US20170235473A1 (en) * 2014-08-11 2017-08-17 Huawei Technologies, Co., Ltd. Method and Apparatus for Loading Application Program View, and Electronic Terminal
JP2017219954A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 岡田 泰成 ホームページの作成を支援する方法、プログラム、記録媒体、および装置
JP6911314B2 (ja) * 2016-09-27 2021-07-28 カシオ計算機株式会社 印刷装置、制御方法及びプログラム
US10078723B1 (en) * 2016-09-30 2018-09-18 Cadence Design Systems, Inc. Method and apparatus for design rules driven interactive violation display
US20180321821A1 (en) * 2017-05-08 2018-11-08 Skillcad, Inc. Method and apparatus for batch layout objects selection and editing via a graphic-based layout editor
US20210073458A1 (en) 2017-12-27 2021-03-11 Optim Corporation Comic data display system, method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
KR102467919B1 (ko) 2022-11-16
US20230410395A1 (en) 2023-12-21
US20220284645A1 (en) 2022-09-08
US11798212B2 (en) 2023-10-24
KR20220100730A (ko) 2022-07-15
CN114930400B (zh) 2023-06-13
EP4060619A4 (en) 2023-05-17
CN114930400A (zh) 2022-08-19
EP4060619A1 (en) 2022-09-21
WO2021210233A1 (ja) 2021-10-21
JP2021174010A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321549B2 (ja) 文書作成システム、文書作成方法、プログラムおよび記憶媒体
JP5811847B2 (ja) 携帯情報端末および表示制御方法
US7747947B2 (en) Document creation system and related methods
US20060087556A1 (en) Stereoscopic image display device
CN109992226A (zh) 图像显示方法、装置及拼接显示屏
KR20180063243A (ko) 표시 제어 방법, 단말, 정보처리 장치 및 프로그램
CN102650985B (zh) 一种显示画面的动态排版方法
EP3054423B1 (en) Apparatus and method for processing animation
JPWO2008015978A1 (ja) 映像表示装置および映像表示方法
CN114579223A (zh) 一种界面布局方法、电子设备和计算机可读存储介质
US8122351B2 (en) Document edit device and storage medium
KR100818718B1 (ko) 화상 처리 장치, 및 화상 처리 프로그램이 기록된 컴퓨터판독가능한 기록 매체
CN106502396B (zh) 虚拟现实系统、基于虚拟现实的交互方法及装置
JP6833189B1 (ja) 電子書籍のコンテンツ生成方法及びプログラム
CN114913265A (zh) 一种面向平显的多线宽线段无失真绘制方法
CN106445276A (zh) 桌面图标的处理方法和装置
CN109933383A (zh) 调整游戏app运行帧率的方法及设备
EP2843624A1 (en) Image processing device, image processing device control method, program, and information storage medium
JP5893142B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4827659B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム
JP3231029B2 (ja) レンダリング方法及び装置、ゲーム装置、並びに立体モデルをレンダリングするためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN106558019B (zh) 图片排列方法及装置
JP4361118B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN110989958A (zh) 一种在拼接墙上开多边形窗口的方法和相关装置
EP1258836B1 (en) Image forming method, and computer program for forming image

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200417

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200629

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200721

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6833189

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250