JP6832807B2 - 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム - Google Patents

非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム Download PDF

Info

Publication number
JP6832807B2
JP6832807B2 JP2017142641A JP2017142641A JP6832807B2 JP 6832807 B2 JP6832807 B2 JP 6832807B2 JP 2017142641 A JP2017142641 A JP 2017142641A JP 2017142641 A JP2017142641 A JP 2017142641A JP 6832807 B2 JP6832807 B2 JP 6832807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
power supply
wall
connecting means
element connecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017142641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019023967A (ja
Inventor
倫子 木皿
倫子 木皿
椛島 山青
山青 椛島
山名 新二
新二 山名
瞳 南山
瞳 南山
祐美子 落合
祐美子 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017142641A priority Critical patent/JP6832807B2/ja
Publication of JP2019023967A publication Critical patent/JP2019023967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6832807B2 publication Critical patent/JP6832807B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

この発明は、電磁誘導方式により電力供給を受ける非接触給電調理器、及び非接触給電調理器を複数用いた非接触給電調理器システムに関する。
送電側となる誘導加熱調理器と電磁結合して電力供給を受ける、受電側となる電磁誘導機器が特許文献1(特開2014−154533号公報)に提案されている。
この特許文献1に示された電磁誘導機器は、被加熱物を加熱する加熱コイルと、加熱コイルに供給する電力を誘導加熱調理器から電磁誘導作用によって受電する受電コイルと、受電コイルから加熱コイルに通電可能に接続する加熱コイル接続手段を備え、加熱コイルを流れる電流と受電コイルを流れる電流とによるそれぞれの発生磁界の干渉を抑制するように接続されたものである。
また、特許文献1には受電コイルで受電した電力を、載置部の上方に備えた発熱体に発熱体接続手段を介して送電して供給する構成も示されている。そして、発熱体接続手段には発熱体通電選択手段を備え、発熱体通電選択手段を制御する発熱体制御手段を備えており、発熱体温度上昇を検知する発熱体温度検知手段を備え、発熱体温度検知手段で得られた温度情報に基づいて発熱体の通電を制御する構成が示されている。
特開2014−154533号公報
しかるに、特許文献1に示されたものにあっては、加熱コイルを用いているため、電磁誘導機器として大きくならざるを得ず、しかも、加熱コイルと発熱体との両者を使用しているため、融通性が乏しいという問題がある。
この発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、小型化も可能であり、かつ、幅広い被加熱物に対して調理可能であり、融通性に富んだ非接触給電調理器及び非接触給電調理器システムを得ることを目的とする。
この発明に係る非接触給電調理器は、底面及び天面並びに2つの側面を有し、2つの側面が存在しない底面と天面との間に位置する対向する一対の面に開口が形成された内壁と、この内壁と空間を介して対向配置される外壁とを具備する器具本体と、器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段と、器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段と、第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段と、器具本体の内壁の天面及び底面並びに2つの側面の少なくとも一つの面の外側に配置される第2の発熱手段と、第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段と、第1の接続手段及び第2の接続手段を選択し、選択した第1の接続手段及び第2の接続手段を介して受電手段からの電力を、選択された第1の接続手段及び第2の接続手段に接続された第1の発熱手段及び第2の発熱手段に供給する制御手段とを備える。
この発明によれば、第1の発熱手段と第2の発熱手段とを器具本体の内壁と外壁との間に配置し、制御手段が第1の発熱体接続手段と第2の発熱接続手段を選択して、受電手段からの電力を第1の発熱手段と第2の発熱手段に供給するようにしたので、小型化を可能し、かつ、被加工物に対して融通性が富むという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器100の基本構成を示す構成図。 この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器100の概念を示すブロック図。 この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100の器具本体2の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態3に係る非接触給電調理器100の器具本体2の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100の器具本体2の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態5に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A7及び発熱体B8との関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A〜Dとの関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A〜Dとの関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A〜Dとの関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態9に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A7及び発熱体B8との関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態10に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A〜Dとの関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態11に係る非接触給電調理器100における器具本体2と発熱体A〜Dとの関係を示す概略斜視図。 この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100の器具本体2の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムに係り、非接触給電調理器100を2つ直列使用した場合の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムの非接触給電調理器100を上面から見た場合の接続端子を示す概念図。 この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムに係り、上面から見た接続概念図。 この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムに係り、非接触給電調理器100を3つ直列使用した場合の上面から見た接続概念図。 この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムに係り、非接触給電調理器100を2つ並列使用した場合の概略を示す斜視図。 この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムに係り、上面から見た接続概念図。 この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムに係り、非接触給電調理器100を3つ並列使用した場合の上面から見た接続概念図。 この発明の実施の形態15に係る非接触給電調理器システムに係り、非接触給電調理器100を2つ並列使用した場合の概略を示す斜視図。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器を図1及び図2を用いて説明する。
非接触給電調理器100の受電コイル1が誘導加熱調理器200のトッププレート201の下に配置された給電コイル202と対向するように、非接触給電調理器100が誘導加熱調理器200のトッププレート201の上に設置されると、非接触給電調理器100の受電コイル1と誘導加熱調理器200の給電コイル202とが電磁結合し、受電コイル1が給電コイル202から電力の供給を受ける。すなわち、非接触給電調理器100の受電手段における受電コイル1が送電側となる給電コイル202と対向配置され、給電コイル202からの電磁誘導作用により電力が供給される。非接触給電調理器100は受電コイル1と給電コイル202との電磁誘導を利用して非接触で電力供給を受けることになる。
なお、誘導加熱調理器200のトッププレート201の上に鍋又はフライパンなどの金属製調理器が載置され、電磁誘導を使い、金属製調理器に収容された被加熱物が加熱調理される。
器具本体2は内壁3と、この内壁3と空間2aを介して対向配置される外壁4とを具備する。内壁3は底面3a及び天面3b並びにこれら底面3a及び天面3bと連なる2つの側面、つまり右側面3c、左側面3dを有する。残りの対向する一対の側面である前側面及び後側面は開口されている。外壁4は内壁3の底面3a、天面3b、右側面3cと左側面3dと空間2aを介して対向配置される底面4a及び天面4b並びに2つの側面、つまり右側面4cと左側面4dを有する。残りの対向する一対の側面である前側面及び後側面は開口されている。図示していないが、内壁3における開口された前側面及び後側面と外壁4における開口された前側面及び後側面との間にはそれぞれ空間2aを閉塞する側面体22a、22bが設けられている。
載置プレート5は器具本体2の内壁3の底面3aの内側に器具本体2から取り外し可能に配置され、被加熱物6が載置される。
第1の発熱手段を構成する発熱体A7は器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置され、器具本体2の内壁3の底面3aを含む底面周囲を加熱する。発熱体A7の熱は載置プレート5と載置プレート5を含む被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を直接加熱する。
第2の発熱手段の一部を構成する発熱体B8は器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置され、器具本体2の内壁3の天面3bを含む天面周囲を加熱する。発熱体B8の熱は被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
第2の発熱手段の一部を構成する発熱体C9は器具本体2の内壁3の右側面3cの外側に配置され、器具本体2の内壁3の右側面3cを含む右側面周囲を加熱する。発熱体C9の熱は被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
第2の発熱手段の一部を構成する発熱体D10は器具本体2の内壁3の左側面3dの外側に配置され、器具本体2の内壁3の左側面3dを含む左側面周囲を加熱する。発熱体D10の熱は被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
発熱体A〜D7〜10はシーズヒーター又はランプヒーターなどの輻射発熱体が好適であるが、被加熱物6を加熱できるものであれば輻射発熱体に限られるものではない。
電力供給手段11は電力供給開始信号及び発熱体操作信号を受け、発熱体A〜D7〜10に受電コイル1にて受けた電力を選択的に供給するためのものである。電力供給手段11は図2に示すように電源接続手段12と発熱体選択手段13とを具備する。
電源接続手段12は電力供給開始を検知し、電力の供給を始め、非接触給電調理器100の操作を可能にする。電源接続手段12は電源通電部12aと電力検知部12bとを有する。電源通電部12aは、受電コイル1の出力端に電気的に接続される入力側の固定接点12a1と、出力側の固定接点12a2と、これら固定接点12a1、12a2間を接続する可動接点12a3とを有しており、常開接点である。電力検知部12bは電力供給開始信号を受けて、電源通電部12aを通電状態となす。この実施の形態1では電力供給開始信号は受電コイル1が電力を受けた状態を示し、電力検知部12bは受電コイル1が電力を受けたことにより、電源通電部12aの可動接点12a3が固定接点12a1と固定接点12a2とに電気的に接続される。電源通電部12aと電力検知部12bはリレーによって構成される。
発熱体選択手段13は発熱体操作信号を受け、この発熱体操作信号に基づき発熱体A〜D7〜10を選択し、制御するための選択信号A〜Dを出力する。発熱体選択手段13は発熱体A〜D7〜10に対応して選択部A〜D13a〜13dを有する。各選択部A〜D13a〜13dは発熱体操作信号を受け、発熱体操作信号に応じてそれぞれが対応した選択信号A〜Dを出力する。発熱体操作信号はユーザが加熱する発熱体A〜D7〜10を自由に選択した結果の信号である。発熱体A〜D7〜10の選択は、発熱体A〜D7〜10を全て、発熱体A7だけなど、発熱体A〜D7〜10のうちの少なくとも一つを選択することが可能である。選択信号A〜Dはそれぞれ選択部A〜D13a〜13dから出力される信号であるが、全体としては発熱体選択手段13から出力される選択信号である。
第1の発熱体接続手段を構成する発熱体接続手段A14は発熱体A7と電気的に接続され、発熱体A7への通電を行う。発熱体接続手段A14は発熱体通電部A14aと制御部A14bとを有する。発熱体通電部A14aは、電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に電気的に接続される入力側の固定接点14a1と、発熱体A7と電気的に接続される出力側の固定接点14a2と、これら固定接点14a1、14a2間を接続する可動接点14a3とを有しており、常開接点である。制御部A14bは発熱体選択手段13における選択部A13aからの選択信号Aを受け、この選択信号Aが発熱体接続手段A14を選択していることを意味している場合、発熱体通電部A14aを断続的に通電状態となす。この実施の形態1では、選択信号Aが発熱体接続手段A14を選択していることを意味し、発熱体A7の供給電力の内容を示していると、発熱体通電部A14aの可動接点14a3が固定接点14a1と固定接点14a2とを発熱体A7の供給電力の内容に従い断続的に電気的に接続され、受電コイル1が受けた電力は、電源通電部12a及び発熱体通電部A14aを介して発熱体A7に供給される。発熱体通電部A14aと制御部A14bはリレーによって構成される。
第2の発熱体接続手段の一部を構成する発熱体接続手段B15は、発熱体B8と電気的に接続され、発熱体B8への通電を行う。発熱体接続手段B15は発熱体通電部B15aと制御部B15bとを有する。発熱体通電部B15aは、電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に電気的に接続される入力側の固定接点15a1と、発熱体B8と電気的に接続される出力側の固定接点15a2と、これら固定接点15a1、15a2間を接続する可動接点15a3とを有しており、常開接点である。制御部A15bは発熱体選択手段13における選択部B13bからの選択信号Bを受け、この選択信号Bが発熱体接続手段B15を選択していることを意味している場合、発熱体通電部B15aを断続的に通電状態となす。この実施の形態1では、選択信号Bが発熱体接続手段B15を選択していることを意味し、発熱体B8の供給電力の内容を示していると、発熱体通電部B15aの可動接点15a3が固定接点15a1と固定接点15a2とを発熱体B8の供給電力の内容に従い断続的に電気的に接続され、受電コイル1が受けた電力は、電源通電部12a及び発熱体通電部B15aを介して発熱体B8に供給される。発熱体通電部B15aと制御部B15bはリレーによって構成される。
第2の発熱体接続手段の一部を構成する発熱体接続手段C16は、発熱体C9と電気的に接続され、発熱体C9への通電を行う。発熱体接続手段C16は発熱体通電部C16aと制御部C16bとを有する。発熱体通電部C16aは、電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に電気的に接続される入力側の固定接点16a1と、発熱体C9と電気的に接続される出力側の固定接点16a2と、これら固定接点16a1、16a2間を接続する可動接点16a3とを有しており、常開接点である。制御部C16bは発熱体選択手段13における選択部C13cからの選択信号Cを受け、この選択信号Cが発熱体接続手段C16を選択していることを意味している場合、発熱体通電部C16aを断続的に通電状態となす。この実施の形態1では、選択信号Cが発熱体接続手段C16を選択していることを意味し、発熱体C9の供給電力の内容を示していると、発熱体通電部C16aの可動接点16a3が固定接点16a1と固定接点16a2とを発熱体C9の供給電力の内容に従い断続的に電気的に接続され、受電コイル1が受けた電力は、電源通電部12a及び発熱体通電部C16aを介して発熱体C9に供給される。発熱体通電部C16aと制御部C16bはリレーによって構成される。
第2の発熱体接続手段の一部を構成する発熱体接続手段D17は、発熱体D10と電気的に接続され、発熱体D10への通電を行う。発熱体接続手段D17は発熱体通電部D17aと制御部D17bとを有する。発熱体通電部D17aは、電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に電気的に接続される入力側の固定接点17a1と、発熱体D10と電気的に接続される出力側の固定接点17a2と、これら固定接点17a1、17a2間を接続する可動接点17a3とを有しており、常開接点である。制御部D17bは発熱体選択手段13における選択部D13dからの選択信号Dを受け、この選択信号Dが発熱体接続手段D17を選択していることを意味している場合、発熱体通電部D17aを断続的に通電状態となす。この実施の形態1では、選択信号Dが発熱体接続手段D17を選択していることを意味し、発熱体D10の供給電力の内容を示していると、発熱体通電部D17aの可動接点17a3が固定接点17a1と固定接点17a2とを発熱体D10の供給電力の内容に従い断続的に電気的に接続され、受電コイル1が受けた電力は、電源通電部12a及び発熱体通電部D17aを介して発熱体D10に供給される。発熱体通電部D17aと制御部D17bはリレーによって構成される。
なお、電源接続手段12は電源通電部12aと電力検知部12bとを有する構成としたが、受電コイル1の出力端と発熱体通電部A〜D14a〜17aにおける入力側の固定接点14a1〜17a1を電気的に直接接続する、単なる電源線でも良い。
以上の説明から明らかな如く、電力供給手段11は、受電コイル1を有する受電手段と発熱体接続手段A14を有する第1の発熱体接続手段及び発熱体接続手段B15、C16、D17を有する第2の発熱体接続手段とを電気的に接続し、第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を選択し、選択した第1の発熱体接続手段及び第2の発熱体接続手段を介して受電手段からの電力を、選択された第1の発熱体接続手段及び第2の発熱体接続手段に接続された発熱体A7を有する第1の発熱手段及び発熱体B〜D8〜10を有する第2の発熱手段に供給するためのものである。
なお、実施の形態1において、第2の発熱手段は3つの発熱体B〜D8〜10を有するものとしたが、発熱体B〜D8〜10のうちの少なくとも1つを有するものであれば良い。この場合、第2の発熱体接続手段も第2の発熱手段に対応させて発熱体接続手段B15、C16、D17のうちの少なくとも1つを有するものであれば良い。
第1の温度検知手段を構成する温度検知手段A18は第1の温度検知部を構成する温度センサA18aと、検知情報出力部A18bとを具備する。温度センサA18aは発熱体A7と器具本体2の内壁3の底面3aとの間に配置され、発熱体A7による周囲温度を検知し、検知した温度情報を出力する。検知情報出力部A18bは温度センサA18aからの温度情報を受け、この温度情報に基づいた制御情報を第1の発熱体接続手段を構成する発熱体接続手段A14の制御部A14bに出力する。この実施の形態1では検知情報出力部A18bからの制御情報は、温度センサA18aにて検知された温度が設定値以上になると、発熱体A7による過剰な加熱と判定し、その結果としての温度異常を示す情報である。この温度異常を示す制御情報を制御部A14bが受けると、発熱体通電部A14aの通電を遮断する。つまり、制御部A14bは発熱体通電部A14aにおける可動接点14a3を出力側の固定接点14a2から開放させる。
第2の温度検知手段の一部を構成する温度検知手段B19は第2の温度検知部の一部を構成する温度センサB19aと、検知情報出力部B19bとを具備する。温度センサB19aは第2の発熱手段の一部を構成する発熱体B8と発熱体B8が配置された器具本体2の内壁3の天面3bとの間に配置され、発熱体B8による周囲温度を検知し、検知した温度情報を出力する。検知情報出力部B19bは温度センサB19aからの温度情報を受け、この温度情報に基づいた制御情報を第2の発熱体接続手段を構成する発熱体接続手段B15の制御部B15bに出力する。この実施の形態1では検知情報出力部B19bからの制御情報は、温度センサB19aにて検知された温度が設定値以上になると、発熱体B8による過剰な加熱と判定し、その結果としての温度異常を示す情報である。この温度異常を示す制御情報を制御部B15bが受けると、発熱体通電部B15aの通電を遮断する。つまり、制御部B15bは発熱体通電部B15aにおける可動接点15a3を出力側の固定接点15a2から開放させる。
第2の温度検知手段の一部を構成する温度検知手段C20は第2の温度検知部の一部を構成する温度センサC20aと、検知情報出力部C20bとを具備する。温度センサC20aは第2の発熱手段の一部を構成する発熱体C9と発熱体C9が配置された器具本体2の内壁3の右側面3cとの間に配置され、発熱体C9による周囲温度を検知し、検知した温度情報を出力する。検知情報出力部C20bは温度センサC20aからの温度情報を受け、この温度情報に基づいた制御情報を第2の発熱体接続手段を構成する発熱体接続手段C16の制御部C16bに出力する。この実施の形態1では検知情報出力部C20bからの制御情報は、温度センサC20aにて検知された温度が設定値以上になると、発熱体C9による過剰な加熱と判定し、その結果としての温度異常を示す情報である。この温度異常を示す制御情報を制御部C16bが受けると、発熱体通電部C16aの通電を遮断する。つまり、制御部C16bは発熱体通電部C16aにおける可動接点16a3を出力側の固定接点16a2から開放させる。
第2の温度検知手段の一部を構成する温度検知手段D21は第2の温度検知部の一部を構成する温度センサD21aと、検知情報出力部D21bとを具備する。温度センサD21aは第2の発熱手段の一部を構成する発熱体D10と発熱体D10が配置された器具本体2の内壁3の左側面3dとの間に配置され、発熱体D10による周囲温度を検知し、検知した温度情報を出力する。検知情報出力部D21bは温度センサD21aからの温度情報を受け、この温度情報に基づいた制御情報を第2の発熱体接続手段を構成する発熱体接続手段D17の制御部D17bに出力する。この実施の形態1では検知情報出力部D21bからの制御情報は、温度センサD21aにて検知された温度が設定値以上になると、発熱体D10による過剰な加熱と判定し、その結果としての温度異常を示す情報である。この温度異常を示す制御情報を制御部D17bが受けると、発熱体通電部D17aの通電を遮断する。つまり、制御部D17bは発熱体通電部D17aにおける可動接点17a3を出力側の固定接点17a2から開放させる。
次に、このように構成された、この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器100の動作について説明する。
非接触給電調理器100の受電コイル1が誘導加熱調理器200のトッププレート201の下に配置された給電コイル202と対向するように、非接触給電調理器100を誘導加熱調理器200のトッププレート201の上に設置する。誘導加熱調理器200の給電コイル202を通電すると、誘導加熱調理器200の給電コイル202と非接触給電調理器100の受電コイル1とが電磁結合し、受電コイル1が給電コイル202からの電力の供給を受ける。非接触給電調理器100は受電コイル1と給電コイル202との電磁誘導を利用して非接触で電力供給を受けることになる。
このような状態で、器具本体2の内壁3の開口された側面から載置プレート5の上に被加熱物6を載置する。電源スイッチ(図示せず)を投入し、発熱体A〜D7〜10の少なくとも一つの発熱体を選択すると、電力供給開始信号及び発熱体操作信号が発生する。
なお、電力供給開始信号は電源スイッチの投入によって発生しても良いし、受電コイル1に給電コイル202からの電力を受けると、電源接続手段12が電力供給開始を検知して発生しても良い。いずれにしても、電源スイッチの投入もしくは電源接続手段12が電力供給開始を検知することにより、非接触給電調理器100に電力の供給が始まり、非接触給電調理器100の操作が可能になる。
以下に、発熱体A〜D7〜10の全ての発熱体が選択された場合について説明する。
電力供給開始信号を電力検知部12bが受けると、電源通電部12aを通電状態となる。つまり、電源通電部12aの可動接点12a3が固定接点12a1と固定接点12a2とに電気的に接続される。これにより、発熱体接続手段A〜D14〜17の発熱体通電部A〜D14a〜17aは電源通電部12aを介して受電コイル1と通電状態となり、受電コイル1からの電力を供給され得る状態になる。
一方、発熱体選択手段13は発熱体操作信号を受け、この発熱体操作信号に基づき発熱体A〜D7〜10を選択し、制御するための選択信号A〜Dを出力する。発熱体A〜D7〜10の全ての発熱体が選択された場合であるので、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dから発熱体A〜D7〜10が選択された旨及び発熱体A〜D7〜10への供給電力の内容を示す選択信号A〜Dを発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bへ出力する。
発熱体A〜D7〜10が選択された旨及び発熱体A〜D7〜10への供給電力の内容を示す選択信号A〜Dを受けた発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bそれぞれは対応の発熱体通電部A〜D14a〜17aを供給電力の内容に従った通電状態となす。つまり、発熱体通電部A〜D14a〜17aの可動接点14a3〜17a3が固定接点14a1〜17a1と固定接点14a2〜17a2とを供給電力の内容に従って電気的に断続接続される。これにより、発熱体A〜D7〜10は、発熱体接続手段A〜D14〜17の発熱体通電部A〜D14a〜17a及び電源通電部12aを介して受電コイル1と通電状態となり、受電コイル1から供給電力の内容に従った電力が供給される状態になる。
この結果、発熱体A〜D7〜10は発熱し、発熱体A7の熱は載置プレート5と載置プレート5を含む被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を直接加熱し、発熱体B〜D8〜10の熱は、発熱体B〜D8〜10が配置された内壁3の天面3b、右側面3c、左側面3dの周囲を加熱して被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
このように、被加熱物6は色々な方向からの熱によって加熱されるため、均一な加熱が行われる。
ユーザが発熱体A〜D7〜10の加熱状態を設定、つまり、供給電力の内容を設定することにより、設定された加熱状態を指示する発熱体操作信号に基づき、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dから発熱体A〜D7〜10を制御するための選択信号A〜Dを受けた発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bが発熱体通電部A〜D14a〜17aにおける電気的接続を断続的に行うことによって、発熱体A〜D7〜10には設定された供給電力の内容に従い受電コイル1から電力が供給される。発熱体通電部A〜D14a〜17aが断続的な電気的接続を行うことにより、発熱体A〜D7〜10へ供給する電力が制御され、発熱体A〜D7〜10の加熱状態を細やかに設定できる。
なお、上記した動作の説明では、発熱体A〜D7〜10の全ての発熱体が選択された場合としたが、被加熱物6の種類、調理の仕方、用途などによって、発熱体A〜D7〜10のいずれかを選択することもできる。
選択されなかった発熱体は、発熱体操作信号により、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dから発熱体A〜D7〜10が選択された旨を示す選択信号A〜Dが発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bへ出力されない。その結果、発熱体通電部A〜D14a〜17aにおける電気的接続はなされない状態を維持する。
一方、温度検知手段A〜D18〜21はそれぞれ対応した発熱体A〜D7〜10の周囲温度をモニターし、設定値と比較判定している。
もし、温度検知手段A18における温度センサA18aがモニターした温度が設定値以上になると、検知情報出力部A18bが発熱体接続手段A14の制御部A14bに温度異常を示す情報を出力する。温度異常を示す制御情報を制御部A14bが受けると、発熱体通電部A14aの通電を遮断する。つまり、制御部A14bは発熱体通電部A14aにおける可動接点14a3を出力側の固定接点14a2から開放させる。
これにより、発熱体A7は発熱を停止する。このようにして、発熱体A7の過剰な加熱を防止できる。
温度検知手段B19における温度センサB19aがモニターした温度が設定値以上になると、検知情報出力部B19bが発熱体接続手段B15の制御部B15bに温度異常を示す情報を出力する。温度異常を示す制御情報を制御部B15bが受けると、発熱体通電部B15aの通電を遮断する。つまり、制御部B15bは発熱体通電部B15aにおける可動接点15a3を出力側の固定接点15a2から開放させる。
これにより、発熱体B8は発熱を停止する。このようにして、発熱体B8の過剰な加熱を防止できる。
温度検知手段C20における温度センサC20aがモニターした温度が設定値以上になると、検知情報出力部C20bが発熱体接続手段C16の制御部C16bに温度異常を示す情報を出力する。温度異常を示す制御情報を制御部C16bが受けると、発熱体通電部C16aの通電を遮断する。つまり、制御部C16bは発熱体通電部C16aにおける可動接点16a3を出力側の固定接点16a2から開放させる。
これにより、発熱体C9は発熱を停止する。このようにして、発熱体C9の過剰な加熱を防止できる。
温度検知手段D21における温度センサD21aがモニターした温度が設定値以上になると、検知情報出力部D21bが発熱体接続手段D17の制御部D17bに温度異常を示す情報を出力する。温度異常を示す制御情報を制御部D17bが受けると、発熱体通電部D17aの通電を遮断する。つまり、制御部D17bは発熱体通電部D17aにおける可動接点17a3を出力側の固定接点17a2から開放させる。
これにより、発熱体D10は発熱を停止する。このようにして、発熱体D10の過剰な加熱を防止できる。
このように構成された実施の形態1に係る非接触給電調理器100は、電力供給手段11における発熱体選択手段13により、発熱接続手段14〜17を選択して、受電コイル1からの電力を発熱体7〜9に供給するようにしたので、小型化を可能し、かつ、被加熱物の加熱に対して融通性が富むという効果を奏する。
また、内壁3は底面3a及び天面3b並びにこれら底面3a及び天面3bと連なる右側面3c及び左側面3dとにより、4面を密閉することによって囲う形にしているので、暖かい空気が逃げにくく、内壁3の一対の対向する側面である前側面及び後側面を開口として、一方向に貫通した構造をとっているので、被加熱物6を載置プレート5への載置及び被加熱物6の載置プレート5からの取出しが容易であるという効果も奏する。
さらに、内壁3の底面3a、天面3b、右側面3c、及び左側面3dの4面それぞれに対応して発熱体A〜D7〜10を配置したものにあっては、特に、厚みがある被加熱物6は、上下左右に配置された発熱体A〜Dによって加熱されるため、均一に、かつ、効率的に加熱されるという効果も奏する。
また更に、温度検知手段A〜D18〜21はそれぞれ対応した発熱体A〜D7〜10の周囲温度をモニターし、設定値と比較判定しているので、発熱体A〜D7〜10の過剰な加熱を防止できるという効果も奏する。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100を、図3を用いて説明する。
この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3及び4の形状を直方体としたのに対し、内壁3の天面3bを上に湾曲された形状にし、外壁4は実施の形態1に示した外壁と同様に直方体としたものである。器具本体2の全体形状は直方体であるが、内壁3に囲われた加熱室がドーム型の形状になる。内壁3の天面3bを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体B8の形状も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図3中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、外観形状が直方体にも係らず、発熱体B8の形状が、上に湾曲された形状であるため、被加熱物6への加熱経過及び加熱状態をよりコントロールしやすくなる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る非接触給電調理器100を、図4を用いて説明する。
この発明の実施の形態3に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3及び4の形状を直方体としたのに対し、内壁3及び外壁4の天面3b及び天面4bを上に湾曲された形状にし、器具本体2の全体形状をドーム型の形状にした点で異なる。内壁3及び外壁4の天面3b及び天面4bを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体B8の形状も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図4中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、発熱体B8の形状が、上に湾曲された形状であるため、被加熱物6への加熱経過及び加熱状態をよりコントロールしやすくなる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100を、図5を用いて説明する。
この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3の形状を直方体としたのに対し、内壁3の底面3aを上に湾曲された形状にした点で異なる。内壁3の底面3aを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置される発熱体A7の形状、及び載置プレート5も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図4中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、発熱体A7の形状が、上に湾曲された形状であるため、被加熱物6への加熱経過及び加熱状態をよりコントロールしやすくなる。
しかも、載置プレート5を上に湾曲された曲面形状にすることで被加熱物6を加熱しながら余分な油分などを取り除くことができ、器具本体2及び載置プレート5のメンテナンス性も向上する。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る非接触給電調理器100を、図6を用いて説明する。
この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器100が主として内壁3の底面3a、天面3b、右側面3c、及び左側面3dの4面それぞれに対応して発熱体A〜D7〜10を配置したものについて説明したが、実施の形態5に係る非接触給電調理器100は、内壁3の底面3a、天面3bの2面に発熱体A、B7、8を配置したものである。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図6中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態5に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100より更なる小型化が可能であり、しかも、給電コイル202からの電力供給が少ない場合に適用しやすいものである。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100を、図7を用いて説明する。
この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、発熱体A〜D7〜10それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
すなわち、器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置される発熱体Aは図示左右方向に2分割された発熱体7a及び発熱体7bにて構成される。つまり、発熱体7a及び発熱体7bは底面3aと対向する平面上に配置される。器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体Bは図示左右方向に2分割された発熱体8a及び発熱体8bにて構成される。つまり、発熱体8a及び発熱体8bは天面3bと対向する平面上に配置される。器具本体2の内壁3の右側面3cの外側に配置される発熱体Cは図示上下方向に2分割された発熱体9a及び発熱体9bにて構成される。つまり、発熱体9a及び発熱体9bは右側面3cと対向する平面上に配置される。器具本体2の内壁3の左側面3dの外側に配置される発熱体Dは図示上下方向に2分割された発熱体10a及び発熱体10bにて構成される。つまり、発熱体10a及び発熱体10bは左側面3dと対向する平面上に配置される。
発熱体A〜Dをそれぞれ2分割したことに伴い、発熱体接続手段A〜D14〜17及び温度検知手段A〜D18〜21も、2分割した発熱体A〜Dに対応させて2個づつの発熱体接続手段A〜D及び温度検知手段A〜Dにて構成される。また、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dにおいても、2分割した発熱体A〜Dに対応させて2個づつの選択部A〜Dにて構成される。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図7中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、実施の形態1に係る非接触給電調理器100より細分化した加熱範囲にて被加熱物6を加熱できる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100を、図8を用いて説明する。
この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、底面3aと天面3bの外側に配置される発熱体A7及び発熱体B8それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
すなわち、器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置される発熱体Aは図示左右方向に2分割された発熱体7a及び発熱体7bにて構成される。器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体Bは図示左右方向に2分割された発熱体8a及び発熱体8bにて構成される。
発熱体A、Bをそれぞれ2分割したことに伴い、発熱体接続手段A14及び発熱体接続手段B15と温度検知手段A18及び温度検知手段B19も、2分割した発熱体A及び発熱体Bに対応させて2個づつの発熱体接続手段A及び発熱体接続手段Bと温度検知手段A及び温度検知手段Bにて構成される。また、発熱体選択手段13における選択部A13a及び選択部B13bにおいても、2分割した発熱体A及び発熱体Bに対応させて2個づつの選択部A及び選択部Bにて構成される。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図8中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、実施の形態1に係る非接触給電調理器100より細分化した加熱範囲にて被加熱物6を加熱できる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100を、図9を用いて説明する。
この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、右側面3cと左側面3dの外側に配置される発熱体C9及び発熱体D10それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
すなわち、器具本体2の内壁3の右側面3cの外側に配置される発熱体Cは図示上下方向に2分割された発熱体9a及び発熱体9bにて構成される。器具本体2の内壁3の左側面3dの外側に配置される発熱体Dは図示上下方向に2分割された発熱体10a及び発熱体10bにて構成される。
発熱体C、Dをそれぞれ2分割したことに伴い、発熱体接続手段C16及び発熱体接続手段D17と温度検知手段C20及び温度検知手段D21も、2分割した発熱体C及び発熱体Dに対応させて2個づつの発熱体接続手段C及び発熱体接続手段Dと温度検知手段C及び温度検知手段Dにて構成される。また、発熱体選択手段13における選択部C13c及び選択部D13dにおいても、2分割した発熱体C及び発熱体Dに対応させて2個づつの選択部C及び選択部Dにて構成される。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図9中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、実施の形態1に係る非接触給電調理器100より細分化した加熱範囲にて被加熱物6を加熱できる。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係る非接触給電調理器100を、図10を用いて説明する。
この発明の実施の形態9に係る非接触給電調理器100は、実施の形態5に係る非接触給電調理器100における発熱体A7及び発熱体B8が内壁3の配置された面3a、3bと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、底面3aと天面3bの外側に配置される発熱体A7及び発熱体B8それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
すなわち、器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置される発熱体Aは図示左右方向に2分割された発熱体7a及び発熱体7bにて構成される。器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体Bは図示左右方向に2分割された発熱体8a及び発熱体8bにて構成される。
発熱体A、Bをそれぞれ2分割したことに伴い、発熱体接続手段A14及び発熱体接続手段B15と温度検知手段A18及び温度検知手段B19も、2分割した発熱体A及び発熱体Bに対応させて2個づつの発熱体接続手段A及び発熱体接続手段Bと温度検知手段A温度検知手段及びBにて構成される。また、発熱体選択手段13における選択部A13a及び選択部B13bにおいても、2分割した発熱体A及び発熱体Bに対応させて2個づつの選択部A及び選択部Bにて構成される。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図10中、図1及び図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成された、この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態5に係る非接触給電調理器100と同様の効果を奏する他、実施の形態1に係る非接触給電調理器100より細分化した加熱範囲にて被加熱物6を加熱できる。
実施の形態6〜9において、発熱体A〜D7〜10それぞれを2分割としたものを示したが、2分割に限るものではなく、並列に3分割、横に並列に2つとこの2つと縦に並列に1つの3分割、縦横に2つの4分割など、3分割以上であっても良い。
例えば、図11に示すように、発熱体A〜Dを全体として内壁3に沿って周方向にn個配した構成(実施の形態10)にしてもよく、また、図12に示すように、発熱体A〜Dそれぞれを内壁3の奥行き方向にm個配した構成(実施の形態11)にしてもよい。
実施の形態12.
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100を、図13を用いて説明する。
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100に対して、器具本体2の形状が異なり、器具本体の形状が異なることにより、発熱体の配置が異なったものである。なお、図13中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
以下、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と異なっている点を中心に説明する。
器具本体2の内壁3は底面3a及びこの底面と連なる側面3c、3d、3e、3fを有する。内壁3の天面3bは開口している。器具本体2の外壁4は内壁3の底面3a及び側面3c、3d、3e、3fと空間を介して対向配置される底面4a及び側面4c、4d、4e、4fを有する。外壁4の天面4bが開口している。
内壁3における開口された天面と外壁4における開口された天面との間には空間2aを閉塞する天面体23が設けられている。
発熱体A7、発熱体C9及び発熱体D10と、それに対応した発熱体接続手段A14、発熱体接続手段C16及び発熱体接続手段D17と、温度検知手段A18、温度検知手段C20及び温度検知手段D21と、発熱体選択手段13における選択部A13a、選択部C13c及び選択部D13dは、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同じである。
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100は、器具本体2の内壁3の側面3e、3fの外側にも発熱体E31及び発熱体F32を配置している。発熱体E31及び発熱体F3に対応した発熱体接続手段E及び発熱体接続手段Fと、温度検知手段E及び温度検知手段Fと、発熱体選択手段13における選択部E及び選択部Fが設けられている。これら手段は側面3c及び3dに対応して設けた手段と同様な考え方に基づいて設けられる。
発熱体A7が第1の発熱手段に相当する。発熱体C9、発熱体D10、発熱体E31及び発熱体F32それぞれが第2の発熱手段の一部を構成する。
補助器具24は内壁3の天面3Bに配置される。補助器具24は器具本体2から取り外しができる。補助器具24はこの実施の形態11では焼き網であり、焼き網の上にも被加熱物を載置して加熱できる。
このように構成された、この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100にあっては、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様に、発熱体C9、発熱体D10、発熱体E31及び発熱体F32に受電コイル1からの電力を選択的に供給でき、載置プレート5に載置した被加熱物6を種類、用途等によって柔軟に加熱できるとともに、補助器具24の上に載置した被加熱物に対しても囲炉裏のような感覚で調理できるという効果を奏する。
実施の形態13.
この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムを、図14から図16を用いて説明する。
この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムは、基本的には実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100を複数個組み合わせたものである。図14は2つの非接触給電調理器100を直列接続する例を示す。
非接触給電調理器100は接続端子からなる組合せ接続手段25a〜25dを備えている。なお、実施の形態1から11に係る非接触給電調理器システムは、基本的には組み合わせ使用できるように組合せ接続手段25a〜25dを備えているが、単体のみとして使用する場合は、特段、組合せ接続手段25a〜25dを備えてなくも良い。
組合せ接続手段25aは、図15に示すように、器具本体2の外壁4の右側面4cにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25aは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25bは、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25bは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25cは、前側面体22aにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25cは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25dは、後側面体22bにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25dは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
なお、図15は非接触給電調理器100を上面から見た場合の接続端子を示す概念図である。
このように構成された2つの非接触給電調理器100において、図14に示すように、一方の非接触給電調理器100における外壁4の右側面4cと他方の非接触給電調理器100における外壁4の左側面4dとを密着させる。すると、図15に示すように一方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25aと他方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25bが電気的に接続され、一方の非接触給電調理器100における電力供給手段11と他方の非接触給電調理器100における電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
なお、図17に示すように、非接触給電調理器100を3つ直列に接続するようにしても良い。
この場合も、非接触給電調理器100における外壁4の右側面4cと非接触給電調理器100における外壁4の左側面4dとを密着させることにより、3者の電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
また、組合せ接続手段25a〜25dはそれぞれ外壁4の右側面4cにおける上端部、外壁4の左側面4dにおける上端部、前側面体22aにおける上端部、後側面体22bにおける上端部の中央に配置したが、それぞれの面の右側、左側のいずれに配置してもよく、また、右、中央、左全てに配置しても良い。
この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムにあっては、実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100と同様に単体での効果を奏する他、複数の非接触給電調理器100を連動して操作可能であるため、複数の被加熱物6を種類、用途に応じて適切に、かつ同時に加熱できるという効果を奏する。
実施の形態14.
この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムを、図18及び図19を用いて説明する。
この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムは、基本的には実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100を、図18に示すように2つの非接触給電調理器100を並列接続したものである。
すなわち、一方の非接触給電調理器100における前側面体22aと他方の非接触給電調理器100における後側面体22bとを密着させる。すると、図19に示すように一方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25cと他方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25dが電気的に接続され、一方の非接触給電調理器100における電力供給手段11と他方の非接触給電調理器100における電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
なお、図20に示すように、非接触給電調理器100を3つ並列に接続するようにしても良い。
この場合も、非接触給電調理器100における前側面体22aと非接触給電調理器100における後側面体22bとを密着させることにより、3者の電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムにあっては、実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100と同様に単体での効果を奏する他、複数の非接触給電調理器100を連動して操作可能であるため、複数の被加熱物6を種類、用途に応じて適切に、かつ同時に加熱できるという効果を奏する。
また、複数の非接触給電調理器100が並列接続されるため、電力供給手段11によって複数の非接触給電調理器100における加熱順序を決めることも可能となる。
実施の形態15.
この発明の実施の形態15に係る非接触給電調理器システムを、図21を用いて説明する。
この発明の実施の形態15に係る非接触給電調理器システムは、実施の形態13に係る非接触給電調理器システム及び実施の形態14に係る非接触給電調理器システムにおける組合せ接続手段25a〜25dはそれぞれ外壁4の右側面4cにおける上端部、外壁4の左側面4dにおける上端部、前側面体22aにおける上端部、後側面体22bにおける上端部の中央に配置したものであるのに対して、さらに、組み合わせ接続手段25a1〜25d1及び組み合わせ接続手段25a1〜25d1を配置したものである。
組合せ接続手段25a1は、器具本体2の外壁4の右側面4cにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25a1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25b1は、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25b1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25c1は、前側面体22aにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25c1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25d1は、後側面体22bにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25d1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25a2は、器具本体2の外壁4の右側面4cにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25a2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25b2は、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25b2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25c2は、前側面体22aにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25c2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25d2は、後側面体22bにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25d2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
この実施の形態15にあっても、実施の形態14と同様に2つの非接触給電調理器100を並列接続、すなわち、一方の非接触給電調理器100における前側面体22aと他方の非接触給電調理器100における後側面体22bとを密着させる。すると、一方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25cと他方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25d、一方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25c1と他方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25d1、一方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25c2と他方の非接触給電調理器100における組合せ接続手段25d2がそれぞれ電気的に接続され、一方の非接触給電調理器100における電力供給手段11と他方の非接触給電調理器100における電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
なお、上記した実施の形態15では、器具本体2の外壁4の右側面4c、器具本体2の外壁4の左側面4d、前側面体22a、後側面体22bにおける上端部、下端部、中央部に配置したが、下端部だけ、中央部だけでも良い。
すなわち、組合せ接続手段25aから組合せ接続手段25d、組合せ接続手段25a1から組合せ接続手段25d1、組合せ接続手段25a2から組合せ接続手段25d2のいずれか一つが形成すればよく、7通りの組み合わせいずれでも良い。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 受電コイル、2 器具本体、2a 空間、3 内壁、3a 底面、3b 天面、3c 右側面、3d 左側面、4 外壁、4a 底面、4b 天面、4c 右側面、4d 左側面、5 載置プレート、6 被加熱物、7〜10 発熱体、11 電力供給手段、12 電源接続手段、13 発熱体選択手段、14〜17 発熱体接続手段A〜D、18〜21 温度検知手段A〜D、24 補助器具、25a〜25d,25a1〜25d1,25a2〜25d2 組合せ接続手段、100 非接触給電調理器、200 誘導加熱調理器、202 給電コイル。

Claims (13)

  1. 底面及び天面並びにこれら底面及び天面と連なる2つの側面を有し、前記2つの側面が存在しない底面と天面との間に位置する対向する一対の面に開口が形成された内壁と、この内壁の底面及び天面並びに2つの側面と空間を介して対向配置される底面及び天面並びに2つの側面を有する外壁とを具備する器具本体、
    この器具本体の内壁の底面の内側に配置され、被加熱物が載置される載置プレート、
    前記器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
    前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
    この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
    前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面の少なくとも一つの面の外側に配置される第2の発熱手段、
    この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
    前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段
    を備えた非接触給電調理器。
  2. 前記器具本体の内壁の天面が上に湾曲された形状であることを特徴とする請求項1記載の非接触給電調理器。
  3. 前記載置プレートは、前記器具本体からとり外し可能に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の非接触給電調理器。
  4. 前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁の天面の外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  5. 前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面それぞれに配置されていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  6. 底面及びこの底面と連なる側面を有し、天面が開口した内壁と、この内壁の底面及び側面と空間を介して対向配置される底面及び側面を有し、天面が開口した外壁とを具備する器具本体、
    この器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
    前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
    この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
    前記器具本体の内壁の側面の外側に配置され第2の発熱手段、
    この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
    前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段、
    前記器具本体における内壁の天面に配置される補助器具
    を備えた非接触給電調理器。
  7. 前記電力供給手段は、
    前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記受電手段で受けた電力を通電する電源接続手段と、
    発熱体操作信号を受けて前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を選択する選択信号を出力する発熱体選択手段とを具備することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  8. 前記第1の発熱手段と前記器具本体の内壁の底面との間に配置される第1の温度検知部を具備し、この第1の温度検知部にて検知した温度情報に基づき前記第1の発熱体接続手段に制御情報として出力する第1の温度検知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  9. 前記第2の発熱手段と前記器具本体の前記第2の発熱手段が配置された面との間に配置される第2の温度検知部を具備し、この第2の温度検知部にて検知した温度情報に基づき前記第2の発熱体接続手段に制御情報として出力する第2の温度検知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  10. 前記器具本体の内壁の底面が上に湾曲された形状であることを特徴とする請求項1から 請求項のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  11. 前記第1の発熱手段は、前記器具本体の内壁の底面と対向する平面上に配置された複数の発熱体を具備し、
    前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁における配置された面と対向する平面上に配置された複数の発熱体を具備していることを請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
  12. 請求項1から請求項5に係る非接触給電調理器が複数個組み合わされ、
    前記複数の非接触給電調理器は、前記器具本体の側面同士が接続され、
    前記複数の非接触給電調理器の電力供給手段が連動して動作する非接触給電調理器システム。
  13. 非接触給電調理器が複数個組み合わされた非接触給電調理器システムであって、
    前記複数の非接触給電調理器のそれぞれは、
    底面及び天面並びにこれら底面及び天面と連なる2つの側面を有する内壁と、この内壁の底面及び天面並びに2つの側面と空間を介して対向配置される底面及び天面並びに2つの側面を有する外壁とを具備する器具本体、
    この器具本体の内壁の底面の内側に配置され、被加熱物が載置される載置プレート、
    前記器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
    前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
    この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
    前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面の少なくとも一つの面の外側に配置される第2の発熱手段、
    この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
    前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段
    を備え、
    前記複数の非接触給電調理器は、前記器具本体の側面同士が接続され、
    前記複数の非接触給電調理器の電力供給手段が連動して動作する非接触給電調理器システム。
JP2017142641A 2017-07-24 2017-07-24 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム Active JP6832807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017142641A JP6832807B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017142641A JP6832807B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019023967A JP2019023967A (ja) 2019-02-14
JP6832807B2 true JP6832807B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=65368980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017142641A Active JP6832807B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6832807B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019023967A (ja) 2019-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200085225A1 (en) Cooker and cooking appliance having same
CN104039033B (zh) 可增加加热范围的电磁感应加热装置
TWI495399B (zh) 可增加加熱範圍之電磁感應加熱裝置
AU2013248947B2 (en) Cooking apparatus and method for controlling a cooking apparatus
US8826809B2 (en) Cooking appliance
CN110178442A (zh) 感应加热烹饪设备
JP6832807B2 (ja) 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム
CN107543217B (zh) 电烹饪器及其控制方法和装置
CN208610569U (zh) 烹饪器具
CN107087974A (zh) 电磁炉用恒温锅具
CN204909009U (zh) 锅具及电磁炉
CN207561724U (zh) 分体式烹饪器具
JP6167282B2 (ja) 電磁誘導機器
JP6150702B2 (ja) 加熱調理器
JP6404851B2 (ja) 袋型調理システム
KR20200028213A (ko) 교류개폐기를 이용한 데크오븐
JP2015077266A (ja) 調理器用のヒーター構造
CN208740668U (zh) 烹饪器具及电磁炉炊具
CN214949239U (zh) 一种过温保护装置及炉灶
CN102406431A (zh) 控温准确的电热烹饪器具
CN211673840U (zh) 一种烹饪器具
EP3398399B1 (en) Heating assembly and method for controlling the same
JP7329734B2 (ja) 加熱調理器および加熱調理器における調理対象の判定方法
JP6975673B2 (ja) 加熱調理器
KR101331602B1 (ko) 전기조리장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201002

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20201002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6832807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250