JP6832807B2 - 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム - Google Patents
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Description
この特許文献1に示された電磁誘導機器は、被加熱物を加熱する加熱コイルと、加熱コイルに供給する電力を誘導加熱調理器から電磁誘導作用によって受電する受電コイルと、受電コイルから加熱コイルに通電可能に接続する加熱コイル接続手段を備え、加熱コイルを流れる電流と受電コイルを流れる電流とによるそれぞれの発生磁界の干渉を抑制するように接続されたものである。
この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器を図1及び図2を用いて説明する。
なお、誘導加熱調理器200のトッププレート201の上に鍋又はフライパンなどの金属製調理器が載置され、電磁誘導を使い、金属製調理器に収容された被加熱物が加熱調理される。
第1の発熱手段を構成する発熱体A7は器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置され、器具本体2の内壁3の底面3aを含む底面周囲を加熱する。発熱体A7の熱は載置プレート5と載置プレート5を含む被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を直接加熱する。
第2の発熱手段の一部を構成する発熱体C9は器具本体2の内壁3の右側面3cの外側に配置され、器具本体2の内壁3の右側面3cを含む右側面周囲を加熱する。発熱体C9の熱は被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
第2の発熱手段の一部を構成する発熱体D10は器具本体2の内壁3の左側面3dの外側に配置され、器具本体2の内壁3の左側面3dを含む左側面周囲を加熱する。発熱体D10の熱は被加熱物6の周囲に伝わり、被加熱物6を輻射熱で加熱する。
発熱体A〜D7〜10はシーズヒーター又はランプヒーターなどの輻射発熱体が好適であるが、被加熱物6を加熱できるものであれば輻射発熱体に限られるものではない。
電源接続手段12は電力供給開始を検知し、電力の供給を始め、非接触給電調理器100の操作を可能にする。電源接続手段12は電源通電部12aと電力検知部12bとを有する。電源通電部12aは、受電コイル1の出力端に電気的に接続される入力側の固定接点12a1と、出力側の固定接点12a2と、これら固定接点12a1、12a2間を接続する可動接点12a3とを有しており、常開接点である。電力検知部12bは電力供給開始信号を受けて、電源通電部12aを通電状態となす。この実施の形態1では電力供給開始信号は受電コイル1が電力を受けた状態を示し、電力検知部12bは受電コイル1が電力を受けたことにより、電源通電部12aの可動接点12a3が固定接点12a1と固定接点12a2とに電気的に接続される。電源通電部12aと電力検知部12bはリレーによって構成される。
なお、実施の形態1において、第2の発熱手段は3つの発熱体B〜D8〜10を有するものとしたが、発熱体B〜D8〜10のうちの少なくとも1つを有するものであれば良い。この場合、第2の発熱体接続手段も第2の発熱手段に対応させて発熱体接続手段B15、C16、D17のうちの少なくとも1つを有するものであれば良い。
非接触給電調理器100の受電コイル1が誘導加熱調理器200のトッププレート201の下に配置された給電コイル202と対向するように、非接触給電調理器100を誘導加熱調理器200のトッププレート201の上に設置する。誘導加熱調理器200の給電コイル202を通電すると、誘導加熱調理器200の給電コイル202と非接触給電調理器100の受電コイル1とが電磁結合し、受電コイル1が給電コイル202からの電力の供給を受ける。非接触給電調理器100は受電コイル1と給電コイル202との電磁誘導を利用して非接触で電力供給を受けることになる。
なお、電力供給開始信号は電源スイッチの投入によって発生しても良いし、受電コイル1に給電コイル202からの電力を受けると、電源接続手段12が電力供給開始を検知して発生しても良い。いずれにしても、電源スイッチの投入もしくは電源接続手段12が電力供給開始を検知することにより、非接触給電調理器100に電力の供給が始まり、非接触給電調理器100の操作が可能になる。
以下に、発熱体A〜D7〜10の全ての発熱体が選択された場合について説明する。
一方、発熱体選択手段13は発熱体操作信号を受け、この発熱体操作信号に基づき発熱体A〜D7〜10を選択し、制御するための選択信号A〜Dを出力する。発熱体A〜D7〜10の全ての発熱体が選択された場合であるので、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dから発熱体A〜D7〜10が選択された旨及び発熱体A〜D7〜10への供給電力の内容を示す選択信号A〜Dを発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bへ出力する。
このように、被加熱物6は色々な方向からの熱によって加熱されるため、均一な加熱が行われる。
選択されなかった発熱体は、発熱体操作信号により、発熱体選択手段13における選択部A〜D13a〜13dから発熱体A〜D7〜10が選択された旨を示す選択信号A〜Dが発熱体接続手段A〜D14〜17の制御部A〜D14b〜17bへ出力されない。その結果、発熱体通電部A〜D14a〜17aにおける電気的接続はなされない状態を維持する。
もし、温度検知手段A18における温度センサA18aがモニターした温度が設定値以上になると、検知情報出力部A18bが発熱体接続手段A14の制御部A14bに温度異常を示す情報を出力する。温度異常を示す制御情報を制御部A14bが受けると、発熱体通電部A14aの通電を遮断する。つまり、制御部A14bは発熱体通電部A14aにおける可動接点14a3を出力側の固定接点14a2から開放させる。
これにより、発熱体A7は発熱を停止する。このようにして、発熱体A7の過剰な加熱を防止できる。
これにより、発熱体B8は発熱を停止する。このようにして、発熱体B8の過剰な加熱を防止できる。
これにより、発熱体C9は発熱を停止する。このようにして、発熱体C9の過剰な加熱を防止できる。
これにより、発熱体D10は発熱を停止する。このようにして、発熱体D10の過剰な加熱を防止できる。
また、内壁3は底面3a及び天面3b並びにこれら底面3a及び天面3bと連なる右側面3c及び左側面3dとにより、4面を密閉することによって囲う形にしているので、暖かい空気が逃げにくく、内壁3の一対の対向する側面である前側面及び後側面を開口として、一方向に貫通した構造をとっているので、被加熱物6を載置プレート5への載置及び被加熱物6の載置プレート5からの取出しが容易であるという効果も奏する。
また更に、温度検知手段A〜D18〜21はそれぞれ対応した発熱体A〜D7〜10の周囲温度をモニターし、設定値と比較判定しているので、発熱体A〜D7〜10の過剰な加熱を防止できるという効果も奏する。
この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100を、図3を用いて説明する。
この発明の実施の形態2に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3及び4の形状を直方体としたのに対し、内壁3の天面3bを上に湾曲された形状にし、外壁4は実施の形態1に示した外壁と同様に直方体としたものである。器具本体2の全体形状は直方体であるが、内壁3に囲われた加熱室がドーム型の形状になる。内壁3の天面3bを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体B8の形状も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図3中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態3に係る非接触給電調理器100を、図4を用いて説明する。
この発明の実施の形態3に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3及び4の形状を直方体としたのに対し、内壁3及び外壁4の天面3b及び天面4bを上に湾曲された形状にし、器具本体2の全体形状をドーム型の形状にした点で異なる。内壁3及び外壁4の天面3b及び天面4bを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の天面3bの外側に配置される発熱体B8の形状も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図4中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100を、図5を用いて説明する。
この発明の実施の形態4に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における器具本体2の内壁3の形状を直方体としたのに対し、内壁3の底面3aを上に湾曲された形状にした点で異なる。内壁3の底面3aを上に湾曲された形状にしたことに伴い、器具本体2の内壁3の底面3aの外側に配置される発熱体A7の形状、及び載置プレート5も、上に湾曲された形状にしている。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図4中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
しかも、載置プレート5を上に湾曲された曲面形状にすることで被加熱物6を加熱しながら余分な油分などを取り除くことができ、器具本体2及び載置プレート5のメンテナンス性も向上する。
この発明の実施の形態5に係る非接触給電調理器100を、図6を用いて説明する。
この発明の実施の形態1に係る非接触給電調理器100が主として内壁3の底面3a、天面3b、右側面3c、及び左側面3dの4面それぞれに対応して発熱体A〜D7〜10を配置したものについて説明したが、実施の形態5に係る非接触給電調理器100は、内壁3の底面3a、天面3bの2面に発熱体A、B7、8を配置したものである。その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図6中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100を、図7を用いて説明する。
この発明の実施の形態6に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、発熱体A〜D7〜10それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図7中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100を、図8を用いて説明する。
この発明の実施の形態7に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、底面3aと天面3bの外側に配置される発熱体A7及び発熱体B8それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図8中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100を、図9を用いて説明する。
この発明の実施の形態8に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100における発熱体A〜D7〜10が内壁3の配置された面3a〜3dと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、右側面3cと左側面3dの外側に配置される発熱体C9及び発熱体D10それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図9中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
この発明の実施の形態9に係る非接触給電調理器100を、図10を用いて説明する。
この発明の実施の形態9に係る非接触給電調理器100は、実施の形態5に係る非接触給電調理器100における発熱体A7及び発熱体B8が内壁3の配置された面3a、3bと同じ大きさの1つの発熱体にて構成したものであるのに対して、底面3aと天面3bの外側に配置される発熱体A7及び発熱体B8それぞれを、内壁3に沿って周方向に2分割された発熱体にて構成した点が異なる。
その他の点については、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と同様である。なお、図10中、図1及び図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
例えば、図11に示すように、発熱体A〜Dを全体として内壁3に沿って周方向にn個配した構成(実施の形態10)にしてもよく、また、図12に示すように、発熱体A〜Dそれぞれを内壁3の奥行き方向にm個配した構成(実施の形態11)にしてもよい。
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100を、図13を用いて説明する。
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100は、実施の形態1に係る非接触給電調理器100に対して、器具本体2の形状が異なり、器具本体の形状が異なることにより、発熱体の配置が異なったものである。なお、図13中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
以下、実施の形態1に係る非接触給電調理器100と異なっている点を中心に説明する。
内壁3における開口された天面と外壁4における開口された天面との間には空間2aを閉塞する天面体23が設けられている。
この発明の実施の形態12に係る非接触給電調理器100は、器具本体2の内壁3の側面3e、3fの外側にも発熱体E31及び発熱体F32を配置している。発熱体E31及び発熱体F3に対応した発熱体接続手段E及び発熱体接続手段Fと、温度検知手段E及び温度検知手段Fと、発熱体選択手段13における選択部E及び選択部Fが設けられている。これら手段は側面3c及び3dに対応して設けた手段と同様な考え方に基づいて設けられる。
補助器具24は内壁3の天面3Bに配置される。補助器具24は器具本体2から取り外しができる。補助器具24はこの実施の形態11では焼き網であり、焼き網の上にも被加熱物を載置して加熱できる。
この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムを、図14から図16を用いて説明する。
この発明の実施の形態13に係る非接触給電調理器システムは、基本的には実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100を複数個組み合わせたものである。図14は2つの非接触給電調理器100を直列接続する例を示す。
非接触給電調理器100は接続端子からなる組合せ接続手段25a〜25dを備えている。なお、実施の形態1から11に係る非接触給電調理器システムは、基本的には組み合わせ使用できるように組合せ接続手段25a〜25dを備えているが、単体のみとして使用する場合は、特段、組合せ接続手段25a〜25dを備えてなくも良い。
組合せ接続手段25bは、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25bは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25cは、前側面体22aにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25cは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25dは、後側面体22bにおける上端部に配置されている。組合せ接続手段25dは電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
なお、図15は非接触給電調理器100を上面から見た場合の接続端子を示す概念図である。
この場合も、非接触給電調理器100における外壁4の右側面4cと非接触給電調理器100における外壁4の左側面4dとを密着させることにより、3者の電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムを、図18及び図19を用いて説明する。
この発明の実施の形態14に係る非接触給電調理器システムは、基本的には実施の形態1から11に示した非接触給電調理器100を、図18に示すように2つの非接触給電調理器100を並列接続したものである。
この場合も、非接触給電調理器100における前側面体22aと非接触給電調理器100における後側面体22bとを密着させることにより、3者の電力供給手段11同士が受電コイル1と通電可能になり、その結果、自動的に連動操作が可能となる。
また、複数の非接触給電調理器100が並列接続されるため、電力供給手段11によって複数の非接触給電調理器100における加熱順序を決めることも可能となる。
この発明の実施の形態15に係る非接触給電調理器システムを、図21を用いて説明する。
この発明の実施の形態15に係る非接触給電調理器システムは、実施の形態13に係る非接触給電調理器システム及び実施の形態14に係る非接触給電調理器システムにおける組合せ接続手段25a〜25dはそれぞれ外壁4の右側面4cにおける上端部、外壁4の左側面4dにおける上端部、前側面体22aにおける上端部、後側面体22bにおける上端部の中央に配置したものであるのに対して、さらに、組み合わせ接続手段25a1〜25d1及び組み合わせ接続手段25a1〜25d1を配置したものである。
組合せ接続手段25b1は、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25b1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25c1は、前側面体22aにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25c1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25d1は、後側面体22bにおける下端部に配置されている。組合せ接続手段25d1は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25b2は、器具本体2の外壁4の左側面4dにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25b2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
組合せ接続手段25c2は、前側面体22aにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25c2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの入力側の固定接点12a1に接続されている。
組合せ接続手段25d2は、後側面体22bにおける中央部に配置されている。組合せ接続手段25d2は電力供給手段11の電源接続手段12における電源通電部12aの出力側の固定接点12a2に接続されている。
すなわち、組合せ接続手段25aから組合せ接続手段25d、組合せ接続手段25a1から組合せ接続手段25d1、組合せ接続手段25a2から組合せ接続手段25d2のいずれか一つが形成すればよく、7通りの組み合わせいずれでも良い。
Claims (13)
- 底面及び天面並びにこれら底面及び天面と連なる2つの側面を有し、前記2つの側面が存在しない底面と天面との間に位置する対向する一対の面に開口が形成された内壁と、この内壁の底面及び天面並びに2つの側面と空間を介して対向配置される底面及び天面並びに2つの側面を有する外壁とを具備する器具本体、
この器具本体の内壁の底面の内側に配置され、被加熱物が載置される載置プレート、
前記器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面の少なくとも一つの面の外側に配置される第2の発熱手段、
この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段
を備えた非接触給電調理器。 - 前記器具本体の内壁の天面が上に湾曲された形状であることを特徴とする請求項1記載の非接触給電調理器。
- 前記載置プレートは、前記器具本体からとり外し可能に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の非接触給電調理器。
- 前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁の天面の外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
- 前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面それぞれに配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
- 底面及びこの底面と連なる側面を有し、天面が開口した内壁と、この内壁の底面及び側面と空間を介して対向配置される底面及び側面を有し、天面が開口した外壁とを具備する器具本体、
この器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
前記器具本体の内壁の側面の外側に配置され第2の発熱手段、
この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段、
前記器具本体における内壁の天面に配置される補助器具
を備えた非接触給電調理器。 - 前記電力供給手段は、
前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記受電手段で受けた電力を通電する電源接続手段と、
発熱体操作信号を受けて前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を選択する選択信号を出力する発熱体選択手段とを具備することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。 - 前記第1の発熱手段と前記器具本体の内壁の底面との間に配置される第1の温度検知部を具備し、この第1の温度検知部にて検知した温度情報に基づき前記第1の発熱体接続手段に制御情報として出力する第1の温度検知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載の非接触給電調理器。
- 前記第2の発熱手段と前記器具本体の前記第2の発熱手段が配置された面との間に配置される第2の温度検知部を具備し、この第2の温度検知部にて検知した温度情報に基づき前記第2の発熱体接続手段に制御情報として出力する第2の温度検知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
- 前記器具本体の内壁の底面が上に湾曲された形状であることを特徴とする請求項1から 請求項9のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。
- 前記第1の発熱手段は、前記器具本体の内壁の底面と対向する平面上に配置された複数の発熱体を具備し、
前記第2の発熱手段は、前記器具本体の内壁における配置された面と対向する平面上に配置された複数の発熱体を具備していることを請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の非接触給電調理器。 - 請求項1から請求項5に係る非接触給電調理器が複数個組み合わされ、
前記複数の非接触給電調理器は、前記器具本体の側面同士が接続され、
前記複数の非接触給電調理器の電力供給手段が連動して動作する非接触給電調理器システム。 - 非接触給電調理器が複数個組み合わされた非接触給電調理器システムであって、
前記複数の非接触給電調理器のそれぞれは、
底面及び天面並びにこれら底面及び天面と連なる2つの側面を有する内壁と、この内壁の底面及び天面並びに2つの側面と空間を介して対向配置される底面及び天面並びに2つの側面を有する外壁とを具備する器具本体、
この器具本体の内壁の底面の内側に配置され、被加熱物が載置される載置プレート、
前記器具本体の外壁の底面の内側に配置され、給電コイルと対向する位置に設置されると、前記給電コイルからの電磁誘導作用により電力が供給される受電コイルを具備する受電手段、
前記器具本体の内壁の底面の外側に配置される第1の発熱手段、
この第1の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第1の発熱手段への通電を行う第1の発熱体接続手段、
前記器具本体の内壁の天面及び2つの側面の少なくとも一つの面の外側に配置される第2の発熱手段、
この第2の発熱手段と電気的に接続され、選択信号を受けて前記第2の発熱手段への通電を行う第2の発熱体接続手段、
前記受電手段と前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段とに電気的に接続され、前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に前記選択信号を出力し、前記選択信号にて選択した前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段を介して前記受電手段からの電力を、選択された前記第1の発熱体接続手段及び前記第2の発熱体接続手段に接続された前記第1の発熱手段及び前記第2の発熱手段に供給するための電力供給手段
を備え、
前記複数の非接触給電調理器は、前記器具本体の側面同士が接続され、
前記複数の非接触給電調理器の電力供給手段が連動して動作する非接触給電調理器システム。
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JP2017142641A JP6832807B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | 非接触給電調理器及び非接触給電調理器システム |
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