JP2015077266A - 調理器用のヒーター構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 加熱効率が高く、省電力化に適したヒーター構造の提供を目的とする。【解決手段】 金属製のケース体と、当該ケース体の内部に配設したシーズヒーターとを備え、前記シーズヒーターをケース体の加熱面側の内面に熱伝導セメントで接合してあり、前記シーズヒーターとケース体の断熱面側の内面との間に断熱材を配設したことを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は調理器に加熱手段として用いられているヒーター部の構造に関する。
例えば、特許文献1に鉄板を裏面からヒーターで加熱したグリドルを開示するように調理器の分野においては、調理庫内を加熱したり、鉄板等の調理板を加熱するのに各種ヒーターが取り付けられている。
特許文献1では鉄板を加熱するヒーターが、そのまま鉄板の裏面に配置されているのでヒーターから発生する熱は鉄板の加熱の他にグルドルの底面の空間等、調理に必要がない部分にも放射されるので、その分だけ加熱効率にムダが生じ消費電力も大きいものになる問題があった。
また、調理庫内に過熱蒸気を噴射させ、その過熱蒸気を再過熱するのにヒーターを用いることがあるが、その場合も調理庫内に面した部分のみ加熱すれば充分であり、加熱効率の向上が求められていた。
特許文献1では鉄板を加熱するヒーターが、そのまま鉄板の裏面に配置されているのでヒーターから発生する熱は鉄板の加熱の他にグルドルの底面の空間等、調理に必要がない部分にも放射されるので、その分だけ加熱効率にムダが生じ消費電力も大きいものになる問題があった。
また、調理庫内に過熱蒸気を噴射させ、その過熱蒸気を再過熱するのにヒーターを用いることがあるが、その場合も調理庫内に面した部分のみ加熱すれば充分であり、加熱効率の向上が求められていた。
本発明は加熱効率が高く、省電力化に適したヒーター構造の提供を目的とする。
本発明に係るヒーター構造は、金属製のケース体と、当該ケース体の内部に配設したシーズヒーターとを備え、前記シーズヒーターをケース体の加熱面側の内面に熱伝導セメントで接合してあり、前記シーズヒーターとケース体の断熱面側の内面との間に断熱材を配設したことを特徴とする。
ここで、前記ケース体はパネル形状であり、加熱面側の内面に沿って複数のシーズヒーターを配設してあるのが好ましい。
このようにすると、複数のシーズヒーターをそれぞれ電気制御することで加熱面の温度制御が細かく行える。
ここで、前記ケース体はパネル形状であり、加熱面側の内面に沿って複数のシーズヒーターを配設してあるのが好ましい。
このようにすると、複数のシーズヒーターをそれぞれ電気制御することで加熱面の温度制御が細かく行える。
本発明は金属製のケース体からなるヒーターにおいてケース体の加熱面側の内面にシーズヒーターを熱伝導セメントで接合したので、シーズヒーターの熱がケース体の加熱面全体に伝導し、加熱面の加熱温度が均一になる。
また、加熱面以外は断熱材で断熱されているのでムダな熱放射を抑えることができ省電力となる。
また、加熱面以外は断熱材で断熱されているのでムダな熱放射を抑えることができ省電力となる。
図1は調理庫の底部に配置し、その底部への熱損失を抑え調理庫の内部に向けて加熱するヒーターの構造例を示す。
ヒーター10は鉄製のパネル形状からなるケース体11となっている。
ケース体11の上面部11aが加熱面であり、この部分の加熱性が向上するようになっている。
なお、この上面部11aは調理器の用途の応じて形状を設計すればよい。
例えば直接的に鉄板焼きが出来るようにプレート皿状になっていてもよく、過熱蒸気型の調理器の場合に蒸気の再加熱面として上面部を形成するのがよい。
図2に示した製造例に基づいてヒーター構造を説明する。
図2(a)に示すように上面部11aを下にして両側の側面部11bと先端部11dとからなるケース部材の内面(上面部11a側の内面)に沿って熱伝導セメントを塗り、その上に3本のシーズヒーター12〜14と温度センサー17を接合する。
熱伝導セメントは非金属性、無機質の高熱伝導率をもったペースト状の水性セメントであり接着性を有する。
組立完成後に加熱することでセメントとして硬化する。
なお、熱伝導セメントは加熱面の内面全体に塗布するのがよい。
本実施例では3本のシーズヒーターの位置決め用に凹部16a〜16dを有するブラケット16を用いた例になっている。
次に図2(b)に示すように断熱材18を上からかぶせ、下面部11cとなるプレートを溶接しケース体11とした。
ケース体11の後部からは図1に示すようにシーズヒーターのゴム被覆部12a〜14aを介して引き出したリード線12b,12c,13b,13c,14b,14cに電源部を接続使用する。
このような構造にしたことによりシーズヒーターの熱が熱伝導セメントを介して、ケース体11の上面部11a全体に伝熱され、均一な温度からなる加熱面となる。
一方、ケース体11の下面部11c等は断熱材18にて熱伝導が抑えられているので熱損失が低減する。
なお、シーズヒーターはニクロム線を絶縁粉末を介して金属製のさやにて包み込んだものであり、規格品を安価に入手できるので本発明に係るヒーターも安価に製造できる。
ヒーター10は鉄製のパネル形状からなるケース体11となっている。
ケース体11の上面部11aが加熱面であり、この部分の加熱性が向上するようになっている。
なお、この上面部11aは調理器の用途の応じて形状を設計すればよい。
例えば直接的に鉄板焼きが出来るようにプレート皿状になっていてもよく、過熱蒸気型の調理器の場合に蒸気の再加熱面として上面部を形成するのがよい。
図2に示した製造例に基づいてヒーター構造を説明する。
図2(a)に示すように上面部11aを下にして両側の側面部11bと先端部11dとからなるケース部材の内面(上面部11a側の内面)に沿って熱伝導セメントを塗り、その上に3本のシーズヒーター12〜14と温度センサー17を接合する。
熱伝導セメントは非金属性、無機質の高熱伝導率をもったペースト状の水性セメントであり接着性を有する。
組立完成後に加熱することでセメントとして硬化する。
なお、熱伝導セメントは加熱面の内面全体に塗布するのがよい。
本実施例では3本のシーズヒーターの位置決め用に凹部16a〜16dを有するブラケット16を用いた例になっている。
次に図2(b)に示すように断熱材18を上からかぶせ、下面部11cとなるプレートを溶接しケース体11とした。
ケース体11の後部からは図1に示すようにシーズヒーターのゴム被覆部12a〜14aを介して引き出したリード線12b,12c,13b,13c,14b,14cに電源部を接続使用する。
このような構造にしたことによりシーズヒーターの熱が熱伝導セメントを介して、ケース体11の上面部11a全体に伝熱され、均一な温度からなる加熱面となる。
一方、ケース体11の下面部11c等は断熱材18にて熱伝導が抑えられているので熱損失が低減する。
なお、シーズヒーターはニクロム線を絶縁粉末を介して金属製のさやにて包み込んだものであり、規格品を安価に入手できるので本発明に係るヒーターも安価に製造できる。
10 ヒーター
11 ケース体
11a 上面部
11b 側面部
11c 下面部
12 シーズヒーター
13 シーズヒーター
14 シーズヒーター
15 熱伝導セメント
16 ブラケット
17 センサー
18 断熱材
11 ケース体
11a 上面部
11b 側面部
11c 下面部
12 シーズヒーター
13 シーズヒーター
14 シーズヒーター
15 熱伝導セメント
16 ブラケット
17 センサー
18 断熱材
Claims (2)
- 金属製のケース体と、当該ケース体の内部に配設したシーズヒーターとを備え、
前記シーズヒーターをケース体の加熱面側の内面に熱伝導セメントで接合してあり、
前記シーズヒーターとケース体の断熱面側の内面との間に断熱材を配設したことを特徴とする調理器用のヒーター構造。 - 前記ケース体はパネル形状であり、加熱面側の内面に沿って複数のシーズヒーターを配設してあることを特徴とする請求項1記載の調理器用のヒーター構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216167A JP2015077266A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 調理器用のヒーター構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216167A JP2015077266A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 調理器用のヒーター構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015077266A true JP2015077266A (ja) | 2015-04-23 |
Family
ID=53009286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013216167A Pending JP2015077266A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 調理器用のヒーター構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015077266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101804023B1 (ko) * | 2015-12-17 | 2017-12-01 | 김찬한 | 호퍼의 동결을 방지하는 동결방지장치와 그 방법 |
KR102261778B1 (ko) * | 2021-01-07 | 2021-06-08 | 자이글주식회사 | 확장 사용이 가능한 가열장치 |
-
2013
- 2013-10-17 JP JP2013216167A patent/JP2015077266A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101804023B1 (ko) * | 2015-12-17 | 2017-12-01 | 김찬한 | 호퍼의 동결을 방지하는 동결방지장치와 그 방법 |
KR102261778B1 (ko) * | 2021-01-07 | 2021-06-08 | 자이글주식회사 | 확장 사용이 가능한 가열장치 |
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