JP6832148B2 - 計測パーソナルエリアネットワーク内で使用されるリモート表示デバイス - Google Patents

計測パーソナルエリアネットワーク内で使用されるリモート表示デバイス Download PDF

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Description

本願は、2015年12月18日に出願された米国特許出願第14/975,449号(発明の名称「マルチモード計測ユーザインターフェースデバイス」)の一部継続出願に基づくものであり、ここに本明細書の一部を構成するものとして当出願の開示を援用する。
本開示は、精密計測に関し、より具体的には、計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスであって、複数の寸法計測測定デバイスから得た測定値を表示するよう構成されたデバイスに関する。
フライス盤や旋盤等の様々な製造装置には、工作機械やワークピース(加工対象物)の位置を計測するためのリニアスケール又は他の寸法計測測定デバイスが設けられている。例えば、ミツトヨ製AT116又はAT715モデルのリニアスケールは、誘導センサを用いて絶対位置を検出し、絶対位置を示す信号を出力可能である。この種のリニアスケールは、DRO(デジタル読出、Digital Read Out)システムを介して、複数の位置計測値を通信可能である。典型的なDROシステムには、計測位置を示すデジタルディスプレイを有するものもある。例えば、ミツトヨ製KAカウンタシステムは、DROパッケージの一部として構成され、フライス盤又は旋盤に接続されたリニアスケールの位置を表示可能である。
市販の様々な手持ち式又は携帯型寸法計測測定デバイス(例えば、ノギス、マイクロメータ又はデジタル「ダイヤル」インジケータ)は、デスクトップコンピュータ等の外部デバイスに、データを出力可能である。RS−232C通信等の有線システムや、Bluetoothを利用した無線システムその他の無線通信技術を介して、データを出力可能である。例えば、ミツトヨ製ABSデジマチックノギスCD−15CXモデル等のノギスは、ミツトヨ製U−WAVE無線データ通信システムを使用して、ミツトヨ製MeasurLinkソフトウェアがインストールされたコンピュータと通信可能である。手持ち式又は携帯型計測ツールに装着された外部送信機ユニットにより、無線接続機能を実現可能である。この種のシステムの例が、特許文献1及び特許文献2に開示される。
米国特許第4,930,096号 米国特許第6,502,057号
操作者にとっての利便性、スピード及び自由度をさらに向上する(例えば、ワークピースの製造時に寸法検査を行う)ため、システムの能力を向上したり、加えて/あるいは、各寸法計測測定デバイスと通信して各寸法計測測定デバイスから得た測定値を表示するモードを改善することが望まれる。
この「課題を解決するための手段」では、以下の「発明を実施するための形態」に詳細に記載された各構想のなかから選択した構想を単純化したものを紹介する。この「課題を解決するための手段」は、「特許請求の範囲」の主題の重要な特徴を特定するためのものではなく、「特許請求の範囲」の範囲を特定するのに用いられるものでもない。
本発明の一形態に係るリアルタイムの測定値を表示するリモート表示デバイスは、計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスとして動作するよう構成される。計測パーソナルエリアネットワークは、寸法計測ユーザインターフェースデバイス及び1以上の寸法計測測定デバイス(例えば、ノギス、マイクロメータ、ゲージ、ダイヤルインジケータ、旋盤、リニアスケール等)をさらに有する。各種実装形態において、測定デバイスの各々は、変位センサ又はポジションセンサのうち少なくとも何れか一方を有してもよい。寸法計測ユーザインターフェースデバイス及びリモート表示デバイスは、変位センサ又はポジションセンサを有さなくてもよい。寸法計測ユーザインターフェースデバイスは、ユーザインターフェースディスプレイを有し、ユーザインターフェースディスプレイは1以上の寸法計測測定デバイスから受信したリアルタイムの測定値を表示し、ユーザインターフェースディスプレイは少なくとも1つの制御インターフェースを有し、制御インターフェースは計測パーソナルエリアネットワークに接続された複数のデバイスに制御命令を送信するよう動作可能である。
本発明の一形態に係るリモート表示デバイスは、制御部と、第1のディスプレイと、ユーザインターフェース部と、通信部とを有する。各種実装形態において、制御部は、リモート表示デバイスを、リモート表示デバイスは、第1のモード(例えば、スレーブモード)又は第2のモード(例えば、独立モード)で動作可能に構成する。スレーブモードにおいて、リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した制御命令に応答して、1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう構成される。独立モードにおいて、リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから制御命令を受信することなく、1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう設定可能である。
本開示によれば、システムの能力を向上したり、加えて/あるいは、各寸法計測測定デバイスと通信して各寸法計測測定デバイスから得た測定値を表示するモードを改善することができる。
マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示すブロック図である。 計測モードで動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図である。 図2のマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図であり、付加的な特徴を示す。 コンビネーションモードで動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図である。 計算モードで動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図である。 モデルインタラクションモードで動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図である。 セットアップ制御モードで動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスを示す模式図である。 リモート表示デバイスを示すブロック図である。 計測パーソナルエリアネットワークを示す図である。 リモート表示デバイスにリアルタイムの測定値を表示する測定デバイスを選択する動作を示す図である。 リモート表示デバイスにリアルタイムの測定値を表示する測定デバイスを選択する動作を示す図である。 リモート表示デバイスにリアルタイムの測定値を表示する測定デバイスを選択する動作を示す図である。 リモート表示デバイスの設定可能表示フォーマットアレンジメントのユーザインターフェースを示す図である。 リモート表示デバイスの各種表示フォーマットアレンジメントを示す図である。 異なる複数の表示フォーマットアレンジメントを示すユーザインターフェースの図であって、異なる複数の表示フォーマットアレンジメントは、計測パーソナルエリアネットワーク内の異なる複数の測定デバイスに対して、それぞれ選択されたものである。 リモート表示デバイスの動作を示すルーチンの一実装例を示すフローチャートである。
図1は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100を示すブロック図である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100は、信号処理制御部101と、ユーザ入力インターフェース部102と、通信部103とを有する。
信号処理制御部101は、ユーザ入力インターフェース部102及び通信部103を用いて、計測モード110と、コンビネーションモード120と、計算モード130と、モデルインタラクションモード140と、セットアップ制御モード150とを提供するように、マルチモード計測ユーザインターフェースデバイス100の動作を制御する。信号処理制御部101は、メモリ160と、プロセッサ170とをさらに有する。計測モード110は、計測モード処理111を有する。コンビネーションモード120は、コンビネーションモード処理121を有する。計算モード130は、計算モード処理131を有する。モデルインタラクションモード140は、モデルインタラクションモード処理141を有する。セットアップ制御モード150は、セットアップ制御モード処理151を有する。
ユーザ入力インターフェース部102は、計測モード表示112と、コンビネーションモード表示122と、計算モード表示132と、モデルインタラクションモード表示142と、セットアップ制御モード表示152とを有する。計測モード表示112は、計測値表示及び選択エレメント113を有する。コンビネーションモード表示122は、コンビネーション表示及び選択エレメント123を有する。計算モード表示132は、計算値表示及び選択エレメント133を有する。モデルインタラクションモード表示142は、モデルインタラクション表示及び選択エレメント143を有する。セットアップ制御モード表示152は、セットアップ制御表示及び選択エレメント153を有する。
通信部103は、様々な無線通信手段(例えば、Bluetooth、Wi−Fi及びクラウドベースのデータインフラストラクチャ)により、複数種類の寸法計測測定デバイスと通信可能に構成すればよい。各種の実装形態において、このような通信は、計測パーソナルエリアネットワークの一部として行えばよい。なお、寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と、1以上の測定デバイスとは、計測パーソナルエリアネットワーク内の複数のデバイスを構成する。その際、図2乃至図7に概略を示すように、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100は、複数のモードで、複数の計測デバイスから得たデータを表示し関係づける、利便性が高く多目的な手段を提供可能である。
図2は、計測モード(例えば、計測モード110)で動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200を示す模式図である。計測モード(例えば、計測モード110)は、計測モード処理(例えば、計測モード処理111)を有する。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と同様又は同一である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200は、信号処理制御部201と、ユーザ入力インターフェース部202と、通信部203とを有する。
ユーザ入力インターフェース部202は、計測モード表示212を有する。計測モード表示212は、計測値表示及び選択エレメント213を有する。
計測モード110は、ユーザ入力インターフェース部202に、複数の寸法計測測定デバイスから得た複数の計測値を表示する。より具体的には、計測モード表示212は、複数種類の測定デバイス(例えば、旋盤、ノギス、マイクロメータその他の測定デバイス)から得た複数の計測値を表示する。図2に示すように、計測値表示及び選択エレメント213は、旋盤Xの計測値表示及び選択エレメント213Aと、旋盤Yの計測値表示及び選択エレメント213Bと、ノギスの計測値表示及び選択エレメント213cと、マイクロメータの計測値表示及び選択エレメント213dとを有する。各計測値表示及び選択エレメントは、それぞれ、各測定デバイスから得た計測値を表示する。旋盤Xの計測値表示及び選択エレメント213Aと、旋盤Yの計測値表示及び選択エレメント213Bと、ノギスの計測値表示及び選択エレメント213cと、マイクロメータの計測値表示及び選択エレメント213dとは、それぞれ、ゼロセット選択エレメント214a、214b、214c、214dを有する。ゼロセット選択エレメント214a、214b、214c、214dは、各計測値をゼロにセットする。ゼロセット選択エレメントは、例えば、ユーザにとって、旋盤ツールで切断すべき相対位置を決めるための補助となり得る。
別の実施形態において、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200は、例えば、タッチ画面を有するタブレットデバイスでもよい。別の実施形態において、携帯型のタッチ画面でもよく、通信部203は無線通信(例えば、Bluetooth技術)可能でもよい。これにより、仕事環境周辺で移動可能な、利便性が高いユーザインターフェースとなり得る。
図3は、図2のマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200を示す模式図であり、付加的な特徴を示す。図3に示すように、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200は、インジケータの計測値表示及び選択エレメント213eと、公差範囲表示エレメント213fとを、付加的に有する。インジケータの計測値表示及び選択エレメント213eは、インジケータで得られた計測値をアナログ表示するようなアナログダイヤルインジケータの構成に従った表示を提供する。公差範囲表示エレメント213fは、計測値が特定の公差以内か否かを示す、すなわち、「合格/不合格(Go/No Go)」検査ツールの役割を持つ。図3に示すように、公差範囲表示エレメント213fには、インジケータの計測値表示及び選択エレメント213eと同じ値のインジケータの信号が入力される。公差範囲表示エレメント213fに示すように、計測値=0.900mmは、丸印中のチェックマーク(「合格」を示す)に示すように、公差範囲=1.00mm+/−0.20mm以内である。別の実施形態において、チェックマークは、緑色の丸印中に表示してもよい。計測値が公差範囲外の場合、公差範囲表示エレメント213fは、赤色の丸印中にバツ印(「不合格」を示す)を表示してもよい。勿論、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス200は、他のタイプの「合格/不合格」検査ツールをカスタマイズにより提供してもよい。例えば、ステップ高さを測定するため、2個のインジケータを用いてもよい。同様の公差範囲表示エレメントを用いて、ステップ高さの特定の公差を表示してもよい。
図4は、コンビネーションモード(例えば、コンビネーションモード120)で動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス400を示す模式図である。コンビネーションモード(例えば、コンビネーションモード120)は、コンビネーションモード処理(例えば、コンビネーションモード処理121)を有する。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス400は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と同様又は同一である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス400は、信号処理制御部401と、ユーザ入力インターフェース部402と、通信部403とを有する。
ユーザ入力インターフェース部402は、コンビネーションモード表示422を有する。コンビネーションモード表示422は、コンビネーション表示及び選択エレメント423を有する。コンビネーション表示及び選択エレメント423は、旋盤Yの表示及び選択エレメント423aと、ノギスの表示及び選択エレメント423bと、インジケータの表示及び選択エレメント423cと、プロット表示エレメント423dとを有する。
コンビネーションモードは、2個の測定デバイスから得た複数の値のグラフを描画する。2個の測定デバイスは、表示及び選択エレメント423a〜423cにより選択すればよい。より具体的には、プロット表示エレメント423dは、旋盤Yの複数の位置に対応する複数のインジケータ値のグラフを描画する。ユーザは、ワークピースに係合する位置でインジケータを旋盤のキャリッジに装着し、旋盤のキャリッジを動かせばよい。その間、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス400は、旋盤Yの信号及びインジケータの信号を通信部403を介して受信し、そして、各信号を一連の座標424としてプロット表示エレメント423dに表示してもよい。
別の実施形態において、コンビネーションモードは、曲線又は直線照合を行ってもよい。例えば、プロット表示エレメント423dに示すように、一連の座標424に照合した曲線425を表示してもよい。照合曲線425は、特性として丸みを帯びたワークピースの直径を判断するのに有用と考えられる。プロット表示エレメント423dは、直径=15.3375mmを示す。
図5は、計算モード(例えば、計算モード130)で動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス500を示す模式図である。計算モード(例えば、計算モード130)は、計算モード処理(例えば、計算モード処理131)を有する。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス500は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と同様又は同一である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス500は、信号処理制御部501と、ユーザ入力インターフェース部502と、通信部503とを有する。
ユーザ入力インターフェース部502は、計算モード表示532を有する。計算モード表示532は、計算値表示及び選択エレメント533を有する。計算値表示及び選択エレメント533は、第1のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533aと、第2のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533bと、平均計算値表示及び選択エレメント533cと、計算値表示及び選択エレメント533dとを有する。第1のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533aと、第2のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533bと、平均計算値表示及び選択エレメント533cとは、それぞれ、数値入力ボタン534a、534b、534cを有する。
ユーザは、計算値表示及び選択エレメント533dを用いて、数式を作ることができる。計算値表示及び選択エレメント533dは、ユーザが数値入力ボタン534a、534b、534cを用いて選択した数値を入力することができる。例えば、ユーザは、平均値を求めたい第1のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533aと第2のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533bとを選択すればよい。数値入力ボタン534aを選択すると、計算値表示及び選択エレメント533dに、数値「[インジケータ1]」が表示される。数値「[インジケータ1]」は、第1のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533aに入力された、第1の電子インジケータから得た数値を示す。数値入力ボタン534bを選択すると、計算値表示及び選択エレメント533dに、数値「[インジケータ2]」が表示される。数値「[インジケータ2]」は、第2のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533bに入力された、第2の電子インジケータから得た数値を示す。次いで、平均の計算の数式及び計算結果を、例えば、平均計算値表示及び選択エレメント533cに表示することができる。この計算結果は、第1のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533aの数値や第2のインジケータ計算値表示及び選択エレメント533bの数値と同様のデータ源(仮想的ではあるが)としても用いることができる。
図6は、モデルインタラクションモード(例えば、モデルインタラクションモード140)で動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス600を示す模式図である。モデルインタラクションモード(例えば、モデルインタラクションモード140)は、モデルインタラクションモード処理(例えば、モデルインタラクションモード処理141)を有する。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス600は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と同様又は同一である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス600は、信号処理制御部601と、ユーザ入力インターフェース部602と、通信部603とを有する。
ユーザ入力インターフェース部602は、モデルインタラクションモード表示642を有する。モデルインタラクションモード表示642は、モデルインタラクション表示及び選択エレメント643を有する。モデルインタラクション表示及び選択エレメント643は、モデル表示及び選択エレメント643aを有する。モデル表示及び選択エレメント643aは、ワークピースのモデルを入力することができる。別の実施形態において、モデルは、ワークピースの2次元図や、CAD(Computer Aided Design)モデルとしてもよい。ユーザは、モデルに注釈を付加することができる。注釈の例として、「公差内の数値」644との注記や、通信部603から入力された計測値から実際に得た数値が挙げられる。注釈は、例えば、タッチ画面のキーパッドや音声入力により付加すればよい。
図7は、セットアップ制御モード(例えば、セットアップ制御モード150)で動作するマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス700を示す模式図である。セットアップ制御モード(例えば、セットアップ制御モード150)は、セットアップ制御モード処理(例えば、セットアップ制御モード処理151)を有する。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス700は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス100と同様又は同一である。マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス700は、信号処理制御部701と、ユーザ入力インターフェース部702と、通信部 703とを有する。
ユーザ入力インターフェース部702は、セットアップ制御モード表示752を有する。セットアップ制御モード表示752は、セットアップ制御表示及び選択エレメント753を有する。セットアップ制御表示及び選択エレメント753は、モード選択エレメント753aと、計測デバイス選択エレメント753bとを有する。モード選択エレメント753aは、マルチモード計測ユーザインターフェースデバイス700が動作するモード(例えば、計測モード110、コンビネーションモード120、計算モード130又はモデルインタラクションモード140)を選択するのに用いることできる。図7に示す実施形態によれば、左又は右へのスワイプジェスチャに応じて、選択可能な複数のモード間をスクロールするようにすれば、セットアップ制御モード表示752の全画面をモード選択エレメント753aとして使用することができる。勿論、これは例示に過ぎず限定するものでは無く、モード選択エレメント753aに有用となり得る別の選択構造は多数考えられる。例えば、ドロップダウンメニューやリストボックスである。測定デバイス選択エレメント753bは、1以上の測定デバイスを選択するのに用いてもよい。選択された1以上の計測ツールの計測値データが、通信部703から入力される。別の実施形態において、測定デバイス選択エレメント753bは、「デバイス」マークが付いたエリアを有してもよい。「デバイス」マークがあるときは、デバイス選択メニュー754がユーザに提示される。デバイス選択メニュー754は、マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス700に入力可能な複数の測定デバイスを示す。
図8は、リモート表示デバイス800を示すブロック図である。詳細は図9を参照して後述するが、リモート表示デバイス800は、計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスとして動作するよう構成してもよい。計測パーソナルエリアネットワークは、他にも、寸法計測ユーザインターフェースデバイスと、複数の寸法計測測定デバイス(例えば、デジタルノギス、デジタル「ダイヤル」ゲージ、ハイトゲージ、マイクロメータ、インジケータ等)とを有してもよい。リモート表示デバイス800が計測パーソナルエリアネットワーク内で動作するとき、リモート表示デバイス800は、上記複数の測定デバイスのうち1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示してもよい。図8に示すように、リモート表示デバイス800は、メモリ部815、制御部820、表示部825、ユーザインターフェース部830、電源部840及び通信部845を有する。リモート表示デバイス800の各部は、1以上の電力及び信号バス接続部により、又は、個別専用の各接続部により、相互接続すればよい。各種信号の相互接続は、無線及び/又は光学的手段等により行えばよい。
メモリ部815は、記録媒体を有する。記録媒体は、各種オペレーティングインストラクション又はルーチン、データ等を保持するのに用いてもよい。各種実装例において、メモリ部815は、ROM及び/又はRAMメモリを有してもよい。メモリ部815は、制御部820と一体的であってよい、謂わば、不可分であってよい。制御部820は、リモート表示デバイス800の全般的な動作を制御し、出力を表示部825に供給する。詳細は図9を参照して後述するが、各種実装形態において、制御部820は、少なくとも第1のモード(例えば、スレーブモード)又は第2のモード(例えば、独立モード)の一方でリモート表示デバイス800を動作させてもよい。スレーブモードにおいて、リモート表示デバイス800は、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから通信部845を介して(例えば、無線で)受信した制御命令に応答して、1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示する。独立モードにおいて、リモート表示デバイス800は、寸法計測ユーザインターフェースデバイスからの制御命令を受信することなく、1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示する。
ユーザインターフェース部830は、リモート表示デバイス800の動作をユーザに制御させる(例えば、タッチ画面、制御ボタン等)。実装形態によっては、ユーザによる入力は、さらに、オプションの音声認識部(図示せず)を介して供給してもよい。音声認識部(図示せず)は、マイクと、対応する信号を制御部820に供給可能な回路を有すればよい。音声コマンドを記録及び処理する技術は、米国特許第8,676,90号及び第8,978,263号に詳細に記載されており、ここに本明細書の一部を構成するものとして本特許の開示を援用する。
各種実装形態において、電源部840は、リモート表示デバイス800が有する他の各部位を動作させるための電力を供給する内蔵の電源を有してもよい。通信部845は、適当な信号調整及び/又はインターフェースプロトコル回路と、所望のコネクタ構成(1又は複数)を有してもよい。これにより、計測パーソナルエリアネットワーク内の他の各デバイスと、リモート表示デバイス800との間のインターフェースとなる。通信部845が有する各部位は、制御部820と一体的であってよい、謂わば、不可分であってよい。通信部845は、有線又は無線の送受信部をさらに有してもよい。送受信部は、リモート表示デバイス800と組み合わせて使用可能な他の各デバイスとの間で、情報を送受信するのに用いられる。このようなデバイスは、リモート表示デバイス800がリモートで生成した各種プログラムや各種命令等を供給してもよい。各種プログラムや各種命令等は、制御部820による制御の下、通信部845を介してダウンロードしたり実行可能であったりしてもよい。
図9は、計測パーソナルエリアネットワーク(metrology personal area network (MPAN))900を示す図である。図9に示すように、計測パーソナルエリアネットワーク900は、リモート表示デバイス910、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920及び複数の寸法計測測定デバイス930を有する。各種実装形態において、リモート表示デバイス910は、図8のリモート表示デバイス800と同様又は同一でよい。寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、図1乃至7を参照して上述した1以上のマルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイスと同様又は同一でよい。リモート表示デバイス910は、第1のディスプレイ912を有してもよい。寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、ユーザインターフェースディスプレイ922を有してもよい。各測定デバイス930は、独自のデバイスディスプレイを有してもよい。
各種実装形態において、リモート表示デバイス910のサイズ及び能力には、制限がある場合がある。例えば、第1のディスプレイ912(例えば、外周に外枠914を有する場合がある)は、比較的小さいことがある(例えば、直径2インチ以下程度)。ベース部材916は、リモート表示デバイス910を直立したまま保つ必要がある場合もある。加えて/あるいは、ベース部材916は、通信用の入力ポート又は他の各種機構、及び/又は、他の各種の物理的な支持構造等の取り付け機構を有する場合もある。各種ボタン918(例えば、マニュアル制御ボタン等)が設けられる場合もある(例えば、ディスプレイ912上のユーザインターフェースに表示される各種オプションを切り替える又はスクロールする及び/又は選択するためのボタン。例えば、異なる測定デバイスの何れか、及び/又は、異なる表示フォーマットアレンジメントの何れかを選択するためのボタン等)。
リモート表示デバイス910は、計測パーソナルエリアネットワーク900内のデバイスとして動作し、リアルタイムの測定値(例えば、1以上の寸法計測測定デバイス930から取得した値)をディスプレイ912に表示するよう構成される。測定デバイス930−1乃至930−Nは、それぞれ、少なくとも1つの変位センサを有する。各種実装形態において、測定デバイス930−1乃至930−Nは、各種のデバイスでよい(例えば、ノギス、マイクロメータ、ゲージ、ダイヤルインジケータ、旋盤、リニアスケール等)。図9に示すように、測定デバイス930−1、930−2、930−3及び930−Nは、それぞれ、「デバイス1」、「デバイス2」、「デバイス3」及び「デバイスN」と示す。当然ながら、各種実装形態において、「デバイスN」の表記は、計測パーソナルエリアネットワーク900にさらに別の測定デバイス930が含まれてもよいことを意味する(例えば、「デバイス4」、「デバイス5」等)。
詳細は図10乃至13を参照して後述するが、リアルタイムの測定値は、リモート表示デバイス910のディスプレイ912に、各種の表示フォーマットアレンジメント(例えば、場合によっては、デジタル値、合格/不合格値、計算値、グラフ表示等を有する)で表示すればよい。表示フォーマットアレンジメントの一例において、ディスプレイ912は、測定値9.0(例えば、「デバイス1」から得た測定データに対応する)を示す。ディスプレイ912の表示フォーマットアレンジメントの具体例は、図12の表示フォーマットアレンジメント1240を参照して後で詳述する。各種実装形態において、サイズ、場所、方向、色、単位等に関して、表示フォーマットアレンジメントを変更及び/又はカスタマイズしてもよい。各種実装形態において、特定の表示フォーマットアレンジメントにおいては、ディスプレイに少なくとも1つの番号又は文字(少なくとも1つの測定デバイス930が測定したワークピースを表す)を表示してもよい。
実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、少なくとも1つのビジュアルインジケータ(例えば、測定特性として数値表記でないインジケータを意味する)を表示してもよい。一例は、ディスプレイの周囲を「回転」するポインタ(例えば、詳細は後述するが、図12の表示フォーマットアレンジメント1230)である。実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、ユーザが変更した機能表示(例えば、「寸法>3mmなら、NG」又は「出力=3.14159×寸法」等)を表示してもよい。実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、測定値をグラフィカル又は「疑似アナログ」に表示してもよい(例えば、詳細は図12の表示フォーマットアレンジメント1220を参照して後述する)。実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、1以上の測定デバイス930から得たワークピースの複数の測定値を統計的に表示してもよい(例えば、詳細は図12の表示フォーマットアレンジメント1280を参照して後述する)。
実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、計算モード又はコンビネーション表示モードのうち少なくとも1つを利用してもよい(図1乃至7を参照して説明したような)。例えば、計算モードにおいて、少なくとも2つの測定デバイス930から得た各測定値に基づき、数値を計算すればよい。コンビネーション表示モードにおいて、少なくとも2つの測定デバイス930から得た各数値のグラフを描画すればよい。実装形態によっては、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントにおいて、測定デバイス930のデバイスディスプレイを正確に反映及び/又は再現して(模して)もよい(例えば、画面の形状、画素特性等の観点から)。実装形態によっては、測定デバイス930の内部的特性をダウンロードしてもよい。あるいは、識別子をダウンロードして、対応する表示フォーマットアレンジメントを呼び出したり、加えて/あるいは、特定の表示フォーマットアレンジメントオプション及び表示フォーマットアレンジメントで表示する他の特性を供給したり起動及び/又は解除してもよい。実装形態によっては、測定デバイスのデバイスディスプレイとは異なる表示フォーマットアレンジメントとしてもよい(例えば、「合格/不合格」値、計算値、グラフ表示等を有する)。実装形態によっては、リモート表示デバイスは、別のリモート表示デバイスから表示フォーマットアレンジメントを複製する複製機能に基づき、表示フォーマットアレンジメントを設定してもよい。
上述のように、各種実装形態において、リモート表示デバイス910は、少なくとも第1のモード(例えば、スレーブモード)又は第2のモード(例えば、独立モード)の一方で動作する。スレーブモードにおいて、リモート表示デバイス910は、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920から受信した制御命令に応答して、リモート表示デバイス910のディスプレイ912に、1以上の測定デバイス930から得たリアルタイムの測定値を表示する。独立モードにおいて、リモート表示デバイス910は、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920からの制御命令を受信することなく(例えば、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920が利用不可、あるいは、計測パーソナルエリアネットワーク900内に存在しない等の場合)、ディスプレイ912に、1以上の測定デバイス930から得たリアルタイムの測定値を表示する。
各種実装形態において、リアルタイムの測定値を表示する1以上の測定デバイス930は、各種の要因に従って、複数の利用可能な測定デバイス930一式の中から、自動的に選択すればよい。例えば、選択した送信距離(例えば、3メートル以内等)以内に存在する測定デバイスがどれか、あるいは、リモート表示デバイス910の最も近くに存在する測定デバイスがどれかに応じて、1以上の測定デバイス930を自動的に選択すればよい。別の例として、最近最もアクティブに測定値を取得している測定デバイスがどれかに応じて、測定デバイス930を自動的に選択すればよい。
各種実装形態において、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、ユーザインターフェースディスプレイ922を有してもよい。場合によっては、リモート表示デバイス910にリアルタイムの測定値を表示するのに加えて、ユーザインターフェースディスプレイ922は、複数の測定デバイス930から得たリアルタイムの測定値を表示してもよい。各種実装形態において、各測定デバイス930は、測定値を生成する変位センサ又はポジションセンサを有してもよい。しかしながら、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920及びリモート表示デバイス910は、それ自体、変位センサ又はポジションセンサを何ら有しなくてもよい。図9の例において、ユーザインターフェースディスプレイ922は、表示エリア922−1、922−2、922−3及び922−Nに、それぞれ、4つの選択した測定デバイス930−1、930−2、930−3及び930−Nから得たリアルタイムの測定値923−1、923−2、923−3及び923−Nを数値として表示する。各表示エリア922−1、922−2、922−3及び922−Nは、それぞれ、ゼロセット選択エレメント925−1、925−2、925−3及び925−Nをさらに有する。ゼロセット選択エレメントは、各計測値をゼロにセットする。ゼロセット選択エレメントは、例えば、ユーザにとって、旋盤ツールで切断すべき相対位置を決めるための補助となり得る。寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、少なくとも1つの制御インターフェースをさらに有する。制御インターフェースは、リモート表示デバイス910、各測定デバイス930及び/又は計測パーソナルエリアネットワーク900に接続された他の各種デバイスに、各種制御命令を送信するよう動作可能である。
各種実装形態において、各測定デバイス930は、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920に、リアルタイム測定データ(例えば、リアルタイムの測定値を有する及び/又は対応する)を送信してもよい。その後、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、少なくとも、リモート表示デバイス910に、少なくとも一部の測定デバイスから得た測定データを送信してもよい。リモート表示デバイス910は、さらに/又は、各測定デバイス930からリモート表示デバイス910に直接送信された測定データを、受信してもよい。より具体的には、測定デバイス930−1乃至930−Nは、通信リンク960−1乃至960−N(例えば、無線リンク)を利用して、リアルタイム測定データを、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920に送信すればよい。加えて/あるいは、測定デバイス930−1乃至930−Nは、通信リンク970−1乃至970−N(例えば、無線リンク)を利用して、リアルタイム測定データを、リモート表示デバイス910に送信すればよい。寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、通信リンク950(例えば、無線リンク)を利用して、各種制御命令、リアルタイム測定データ等を、リモート表示デバイス910に送信すればよい。さらに、リモート表示デバイス910は、通信リンク950を利用して、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920と通信(例えば、命令を認証する、ステータス又は他のリクエストに応答する、データを送信する等)すればよい。さらに、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、通信リンク960−1乃至960−Nを利用して、測定デバイス930−1乃至930−Nそれぞれに、各種制御命令を送信すればよい。各種実装形態において、リモート表示デバイス910の能力には、制限がある場合がある(例えば、計測パーソナルエリアネットワーク900内の他の各デバイスに各種制御命令を送信する能力を有しない場合がある等)。
各種実装形態において、計測パーソナルエリアネットワーク900が寸法計測ユーザインターフェースデバイス920を有するとき、リモート表示デバイス910は、自動的にスレーブモードで動作するよう構成してもよい。さらに、リモート表示デバイス910は、計測パーソナルエリアネットワーク900が1以上の測定デバイス930を有し、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920を有さないとき、自動的に独立モードで動作するよう構成してもよい。各種実装形態において、スレーブモードにおいて、リモート表示デバイスは、第1の表示フォーマットアレンジメントオプション一式に従って設定可能であってよい。独立モードにおいて、リモート表示デバイスは、第2の表示フォーマットアレンジメントオプション一式に従って設定可能であってよい。第1の表示フォーマットアレンジメントオプション一式は、第2の表示フォーマットアレンジメントオプション一式よりも、広範囲である。より具体的には、場合によっては、リモート表示デバイス910の能力には、制限がある場合がある。このため、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920は、各表示フォーマットアレンジメントに適用する追加的な複数のオプションを提供可能としてもよい。各種の表示フォーマットアレンジメント例は、図10乃至13を参照して、後で詳述する。
当然ながら、場合によっては、使用時に測定デバイス930を見難い場合には、リモート表示デバイス910は、測定デバイス930から得た測定データを見るのに利用されることがある。例えば、物体の特定の寸法を測定するプロセスにおいては、測定デバイス930(例えば、ノギス)を利用するエリアが制限される(大きな物体の底面等)ことがある。この場合には、測定動作の最中に、(例えば、ノギスの)デバイスディスプレイを見ることが難しいことがある。リモート表示デバイスを見易い場所に配置して、測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示することで、この問題に対処することができる。
各種実装形態において、リモート表示デバイス910は、各種設定モードに従って設定可能でよい。例えば、後で詳述するように、リモート表示デバイス910の設定に、デバイス選択モード、ディスプレイタイプモード、リモートビューモード、ディスプレイプロパティモード、複数設定モード及び/又はセキュリティモードを利用してもよい。各種実装形態において、デバイス選択モードは、マニュアルモード、アクティブモード、優先モード又は複製モード等の各種モードに従って動作してもよい。詳細は図10A乃至10Cを参照して後述するが、マニュアルモードにおいて、一具体実装形態において、ユーザは、選択画面に表示された複数の測定デバイスのメニューを参照し、メニューから1以上の測定デバイスを選択することができるようにしてもよい。詳細は図11を参照して後述するが、アクティブモードにおいて、1つの測定デバイスから得た複数の測定値がアクティブ(動的)に変化するのに基づいて、1以上の測定デバイスを表示してもよい(例えば、最近動きのあった測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示する。あるいは、アクティブに測定データを更新し供給するリアルタイムの測定値を表示する)。図11を参照して後で詳述するように、優先モードにおいて、1つの測定デバイスを、優先測定デバイスとして選択してもよい。優先測定デバイスのリアルタイムの測定値は、プライマリ表示エリアに表示される。場合によっては、優先モードは、他の各モード(例えば、アクティブモード。アクティブモードにおいて、セカンダリ表示エリアに、最近アクティブな測定デバイスが動的にされる)と組み合わせて利用してもよい。
当然ながら、典型的には、1以上の測定デバイス930は、独自のデバイスディスプレイを有し、リアルタイムの測定値を表示する。このようなリアルタイムの測定値は、リモート表示デバイス910の第1のディスプレイ912に表示されるリアルタイムの測定値に対応するものであってよい。場合によっては、リアルタイムの測定値は、特定の測定デバイス930のデバイスディスプレイを再現した表示フォーマットアレンジメントに応じて、第1のディスプレイ912に表示される。場合によっては、リアルタイムの測定値は、特定の測定デバイスのデバイスディスプレイと異なる表示フォーマットアレンジメントに応じて、第1のディスプレイ912に表示される(例えば、詳細は図12を参照して後述する)。例えば、場合によっては、このような異なる各種の表示フォーマットアレンジメントは、合格/不合格値、計算値、グラフ値等を有してもよい。複製モードの一種において、リモート表示デバイス910は、寸法計測ユーザインターフェースデバイス920のユーザインターフェースディスプレイ922の少なくとも一部を複製してもよい(例えば、リアルタイムの測定値を有するように)。実装形態によって、リモート表示デバイス910は、ユーザインターフェースディスプレイ922の一部のみを複製したり、ユーザインターフェースディスプレイ922全体を複製するよう構成してもよい。
図10A乃至10Cは、ユーザインターフェース1010A乃至1010Cを示す図であり、マニュアル選択モードを示す。マニュアル選択モードにおいて、1以上の測定デバイスを、マニュアルで選択することができる。図10Aに示すように、ユーザインターフェース1010Aが設けられてもよい。後で詳述するように、ユーザインターフェース1010Aは、ユーザに各種選択動作を実行させることができる。各種実装形態において、ユーザインターフェース1010Aは、リモート表示デバイス、寸法計測ユーザインターフェースデバイス又は計測パーソナルエリアネットワーク内の他のデバイスに設けられればよい。詳細は図10Cを参照して後述するが、リモート表示デバイス910は、選択後、選択した各測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう構成される。
ユーザインターフェース1010Aには、スクロール可能リスト1012が設けられる。スクロール可能リスト1012は、選択可能な複数の測定デバイスを有する。選択可能な複数の測定デバイスについて、リアルタイムの測定値を表示してもよい。アロー(矢印)バー1014は、スクロール可能リスト1012の範囲を示す。アローバー1014は、ユーザがスワイプ又は他の動き(例えば、指を使って)によりスクロール可能リスト1012を上下にスクロールするような、インタラクティブな特性を有してもよい。ユーザは、スクロール可能リスト1012から1つの測定デバイスを選択したいとき、選択動作1015(例えば、指を使って)を行い、選択した測定デバイスを、選択済リスト1016に移動すればよい。当然ながら、このようなプロセスを通して、複数の測定デバイスを選択するのに加えて、ユーザは、選択した複数の測定デバイスを選択済リスト1016内で所望の順序に並び替えることも出来る。各種実装形態において、ユーザは、スクロール可能リスト1012から、測定デバイスを1つだけ選択してもよいし、複数の測定デバイスを選択してもよいし、あるいは、利用可能な測定デバイスを全て選択してもよい。ユーザは、選択済リスト1016で複数の測定デバイスの選択及び/又は並べ替えを終えると、選択完了を示す「終了」ボタン1018を選択すればよい。図10Bに示すように、ユーザインターフェース1010Bにおいて、選択済リスト1026が表示される。各種実装形態において、選択済リスト1026は、さらに別の構成とすることも出来る。例えば、選択した測定デバイスそれぞれについて、1以上の表示フォーマットアレンジメントをさらに選択してもよい(例えば、詳細は図13を参照して後述する)。
図10Cに示すように、ユーザインターフェース1010C(例えば、リモート表示デバイス910に設けられる)は、選択した複数の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値のリスト1036を表示する。各種実装形態において、ユーザインターフェース1010C上で、選択した複数の測定デバイスを特定の表記としてもよい。例えば、図10Cの具体例において、「データソース1」はユーザインターフェース1010Aの選択済リスト1016が有する「デバイス3」に対応し、「データソース2」は同じく「デバイス1」に対応し、「データソース3」は同じく「デバイスN」に対応する。ユーザインターフェース1010Cに示すように、リアルタイムの測定値の表示フォーマットアレンジメントは、数値表示である。当然ながら、各種実装形態において、特定の表記(例えば、「データソース1」、「データソース2」、「データソース3」等)は、リモート表示デバイス910のビューワに用いられるリストの理解を平易にするために利用されればよい。別の実装形態において、元の「デバイス3」、「デバイス1」、「デバイスN」等の表記をそのまま用いてもよいし、加えて/あるいは、元の表記とユーザインターフェース1010C上の表示とを組み合わせて利用してもよい(例えば、「データソース1/デバイス3」)。各種実装形態において、別の種類の表記を代替的又は追加的に利用してもよい(例えば、「ノギス1」、「ダイヤルゲージ1」等)。これにより、表示中のリアルタイムの測定値のデータソースがどの測定デバイスなのか、ユーザがより理解しやすくなる。
図11は、リモート表示デバイス910の設定可能表示フォーマットアレンジメント1105のユーザインターフェース1100を示す図である。表示フォーマットアレンジメント1105は、第1の測定デバイス1112(例えば、「デバイスX」と示す)から得たリアルタイムの測定値を表示する第1のディスプレイエリア1110と、第2の測定デバイス1122(例えば、「デバイスY」と示す)から得たリアルタイムの測定値を表示する第2の表示エリア1120とを有する。一実装形態において、第1のディスプレイエリア1110は、優先モードに従って動作すればよい。優先モードでは、優先測定デバイス(例えば、デバイスX)が常に表示エリア1110に表示される。一方、第2の表示エリア1120には、自動的に選択(変更し得る)されたデバイス(例えば、現状では「デバイスY」)を表示すればよい。
図11の具体例に示すように、表示エリア1120に表示する測定デバイスは、各種の要因に基づき選択し、変更すればよい。例えば、最近動きのあった測定デバイスはどれか、あるいは、アクティブに測定データを更新し供給する(例えば、最近測定に利用された)測定デバイスはどれか、に応じて、測定デバイスを選択すればよい。各種実装形態において、最近アクティブなデバイスが表示エリア1110に表示された優先デバイスと同じ場合、最近アクティブなデバイスを表示する表示エリア1120の表示を例外的とすればよい。その様な場合、表示エリア1120は、その次に最近アクティブなデバイスを表示すればよい。別の実装形態において、当然ながら、表示フォーマットアレンジメント1105は変更してよい(例えば、1つの測定デバイスだけ表示する、複数の測定デバイスを追加的に表示する、測定デバイスを表示する表示エリアを変更又は移動する等)。さらに別の各表示フォーマットアレンジメント及び対応する各変形例は、図12を参照して後で詳述する。
図12は、リモート表示デバイスの各種の表示フォーマットアレンジメント1210乃至1280を示す図である。図12に示すように、表示フォーマットアレンジメント1210は、数値を表示する。数値の方向1210A乃至1210Dの何れかをさらに選択してもよい。例えば、第1の方向1210Aは、回転無し(0度回転)を示し、第2の方向1210Bは90度回転を示し、第3の方向1210Cは180度回転を示し、第4の方向1210Dは270度回転を示す。各種実装形態において、方向の選択肢を追加的に設けてもよい。当然ながら、表示フォーマットアレンジメントの1以上のエレメントの方向を選択及び/又は調整することで、どのような表示フォーマットアレンジメントとしそれを見るかに関して、ユーザにとっての恣意性や自由度が益々向上する。
当然ながら、数値について異なる方向1210A乃至1210Dを選択可能であると示したが、何れの他の種類の各表示フォーマットアレンジメント又は各エレメントについても同様に、複数の方向を選択可能としてよい。各種実装形態において、所定の入力に基づき、方向を自動的に選択すればよい。例えば、重力に反応するセンサ、あるいは、リモート表示デバイスの現在の方向を判断するセンサを利用して、表示フォーマットアレンジメントの適当な方向を判断すればよい。別の例として、測定デバイスの種類、ユーザの嗜好等に基づくメタデータを利用して、適当な方向を判断すればよい。加えて、分析により、方向の調整が必要ない表示フォーマットアレンジメントを選択するかどうかを判断してもよい(例えば、後で詳述するように、「ユニバーサルな(誰がどこから見ても理解可能な)方向」表示フォーマットアレンジメント1250)。
図示のように、表示フォーマットアレンジメント1220は、縁1222、測定数値1224、ビジュアルインジケータ1226(例えば、数値以外で測定特性を表記するインジケータ)及びビジュアルインジケータ1228を有する。ビジュアルインジケータ1226は、測定値スケール目盛り1226′を有する疑似アナログの公差測定値表示を有し、ターゲット値(目標値)に対する測定値(又は測定値の変化)に応じた有無を個別に切り替えてもよい。ビジュアルインジケータ1228は、「公差内」測定値に相当するカラーゾーン1228″(例えば、緑色のゾーン)及び「公差外」測定値に相当する複数のカラーゾーン1228′(例えば、複数の赤色のゾーン)を有する公差測定値表示を有する。各カラーゾーンは、ターゲット値に対する測定値(又は測定値の変化)に応じた色の有無を個別に切り替えてもよい。
表示フォーマットアレンジメント1230は、数字付の目盛りを有する円形のスケールと、スケール上の測定値を指す疑似アナログポインタとを有するビジュアルインジケータを示す。ビジュアルインジケータは、ターゲット測定値(例えば、ターゲット値は公知の方法により設定すればよい)からの偏差を表す測定数値を、さらに表示する。さらに、ビジュアルインジケータは、公差内/公差外表示(例えば、ビジュアルインジケータ1228のような)を中央に有する。図示のように、表示フォーマットアレンジメント1240は、疑似アナログポインタエレメントを有する目盛り付の円形のスケールを中央に有する。疑似アナログポインタエレメントは、「回転」して測定値を示す。別の実装形態において、他の公知のメータ(計測器)及び/又はゲージのように、小型の疑似アナログポインタエレメント及び対応する小型の目盛り付の円形のスケール又は他のエレメントを設け、疑似アナログポインタエレメントがフル回転(360度回転)した回数に応じて、測定値の桁の大きさを示してもよい。
表示フォーマットアレンジメント1245は、グラフィカルな表示及び数値表示の両方を有する(例えば、中央にパーセントを示す。円形のうちパーセントに対応する部分が、色付き又は強調表示される)。例えば、パーセント(例えば、20%)は、ターゲット値に対する現在の測定値のパーセントを示せばよい。表示フォーマットアレンジメント1250は、アナログな「ターゲット」表示を有する。このターゲットにおいて、異なる複数のリングの強調表示又は色を異ならせることで、現在の測定値の、ターゲット値に対する近さを表示すればよい。上述のように、表示フォーマットアレンジメント1250は、「ユニバーサルな(誰がどこから見ても理解可能な)」方向であるので、特定分野へ応用するにあたり、特定の利益が有ると考えられる。即ち、ユーザは、リモート表示デバイスを見る場所や方向に拘わらず、測定値表示を適切に見て理解することができると考えられる。
表示フォーマットアレンジメント1255は、バーインジケータを有する。バーインジケータは、目盛り幅を強調表示又は異なる色で表示し、ターゲット値に対する現在の測定値を表示する。表示フォーマットアレンジメント1260は、「合格/不合格」表示に対応する複数のシンボルを示す。より具体的には、第1のエレメント1262(例えば、「親指を立てる」シンボル表示)を表示及び/又は強調表示(例えば、色を変えて)し、現在の測定値がターゲット値に対して「合格」と判断されるかを示せばよい。一方、第2のエレメント1264(例えば、「親指を下げる」シンボル表示)を表示及び/又は強調表示(例えば、色を変えて)し、ターゲット値に対して「不合格」と判断されることを示せばよい。表示フォーマットアレンジメント1270は、公差内/公差外表示(例えば、ビジュアルインジケータ1228と同様)及び合格/不合格表示(例えば、丸囲みのチェック印)を有するビジュアルインジケータを有する。ビジュアルインジケータは、リアルタイムの測定値を表示する数値と、ターゲット値からの偏差の公差の数値表示(例えば、1.0+/−0.20)とをさらに有する。
表示フォーマットアレンジメント1280は、統計的測定データの数値表示とともに、グラフィカルな表示を行う。一実装形態において、表示フォーマットアレンジメント1280は、1以上の測定デバイスから得た複数の測定値を、バーチャート又は他のグラフで表示してもよい(例えば、場合によっては、図1乃至7を参照して上述した各プロセスと類似する)。ディスプレイがタッチスクリーン型のディスプレイの場合、表示フォーマットアレンジメント1280は、「入力」及び「取消」の文字を付したタッチセンサ式の「ソフトウェア」制御ボタン表示をさらに有してもよい。
各種実装形態において、異なる複数の表示フォーマットアレンジメント(例えば、図12の表示フォーマットアレンジメント1210乃至1280)を計測パーソナルエリアネットワークの複数のロケーションに記録し、記録されたロケーションから、表示フォーマットアレンジメントを読み出してもよい。例えば、特定の各表示フォーマットアレンジメントは、リモート表示デバイス内に記録してもよいし、寸法計測ユーザインターフェースデバイスにリモートで記録してもよいし、独立したデータベース等に記録してもよい。各種実装形態において、メニューストラクチャは、複数の利用可能な表示フォーマットアレンジメントを読み出すためのコマンドを発行し、複数の利用可能な表示フォーマットアレンジメントを表示して選択するようにしてもよい。表示フォーマットアレンジメントが読み出される及び/又は変更されると、ユーザは、表示フォーマットアレンジメントをどこに記録(例えば、リモート表示デバイス、寸法計測ユーザインターフェースデバイス、データベース等に記録)するか選択可能であってよい。各種実装形態において、所定のセキュリティ設定を利用し、複数の表示フォーマットアレンジメントを保存してもよい。例えば、高セキュリティモードでは、ユーザによる変更は一切認められない。中セキュリティモードでは、ユーザは、一部のプロパティを変更可能だが、表示項目は変更できない。低セキュリティモードでは、ユーザは、表示フォーマットアレンジメントやリモート表示デバイスの設定を完全に変更制御可能である。
各種実装形態において、ユーザは、リモート表示デバイスに対して選択動作をすることで、表示フォーマットアレンジメントの各プロパティを変更してもよい。加えて、各種実装形態において、ユーザは、寸法計測ユーザインターフェースデバイス又は何れか1つの測定デバイスに対して選択動作(例えば、スワイプ、タップ等)をしてもよい。例えば、ノギス等の測定デバイスにおいて、ノギスのスライダを入力デバイスとして利用し、サイズ、ポジション、スケーリング(拡大/縮小)等を制御することにより入力値を動的に変化させてもよい。表示フォーマットアレンジメントにおいて設定可能なプロパティとしては、サイズ、ポジション、色、タイプ(形式)、エフェクト(例えば、点滅)、フォント、スケーリング等がある。さらに別の例として、強調表示モードにおいては、強調表示すべきリアルタイムの測定値の表示を、各種の技術により変更してもよい。例えば、リアルタイムの測定値を、リモート表示デバイスのユーザインターフェースの最上位に移動した上で、フォント又はサイズを拡大し、色を変更し、点滅表示する等である。これら各プロパティは、自動プロパティ選択モードで選択してもよい。自動プロパティ選択モードでは、どのプロパティが自動的に選択され得るかに基づいて、測定データを分析する(例えば、リモート表示デバイス及び/又は寸法計測ユーザインターフェースデバイスにより分析する)。
当然ながら、図12に示す各種の表示フォーマットアレンジメントは、例示的であり、限定的なものではでない(例えば、表示フォーマットアレンジメントの数は少なくても多くてもよい)。上述のように、リモート表示デバイスの表示フォーマットアレンジメントは、1以上の測定デバイスから得た測定データに対応するリアルタイムの測定値を表示するために選択されればよい。詳細は図13を参照して後述するが、各種実装形態において、異なる測定デバイスそれぞれに対して、異なる表示フォーマットアレンジメントを選択してもよい。
図13は、異なる複数の表示フォーマットアレンジメントを示すユーザインターフェース1322の図である。異なる複数の表示フォーマットアレンジメントは、計測パーソナルエリアネットワーク1300内の異なる複数の測定デバイスに対して、それぞれ選択されたものである。各種実装形態において、ユーザインターフェース1322(又はその一部)は、リモート表示デバイス又は寸法計測ユーザインターフェースデバイスに含まれてもよい(例えば、図9のユーザインターフェースディスプレイ922と同様)。ユーザインターフェース1322に示すように、表示エリア1322−1、1322−2及び1322−3は、それぞれ、異なる複数の測定デバイス(例えば、それぞれ「デバイス1」、「デバイス2」及び「デバイス3」)のリアルタイムの測定値を有する。
図13の具体例において、リアルタイムの測定値は、測定デバイス毎に選択された表示フォーマットアレンジメント1324−1、1324−2及び1324−3に表示される。より具体的には、「デバイス1」の表示フォーマットアレンジメント1324−1は、数値を有する(例えば、図12の表示フォーマットアレンジメント1210Aと同様)。「デバイス2」の表示フォーマットアレンジメント1324−2は、疑似アナログポインタエレメントを有する目盛り付の円形のスケールを中央に有する。疑似アナログポインタエレメントは、「回転」して測定値を示す。(例えば、図12の表示フォーマットアレンジメント1240と同様)。「デバイス3」の表示フォーマットアレンジメント1324−3は、各種エレメントのコンビネーションを有する(例えば、図12の表示フォーマットアレンジメント1270と同様)。ユーザインターフェース1322をサポートするユーザインターフェースデバイス1320は、通信リンク1350(例えば、無線リンク)を利用し、制御命令やリアルタイム測定データ等をリモート表示デバイス910に送信してもよい。リモート表示デバイス910は、さらに、通信リンク1350を利用し、ユーザインターフェースデバイス1320と通信(例えば、命令を認証する、ステータス又は他のリクエストに応答する、データを送信する等)すればよい。
各種実装形態において、各測定デバイスについて表示フォーマットアレンジメントを選択すると、リモート表示デバイス910は、対応する1以上の測定デバイスのリアルタイムの測定値を表示すればよい。例えば、一実装形態において、リモート表示デバイス910は、「最近アクティブな」測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう設定してもよい。図13の具体例では、リモート表示デバイス910は、「デバイス2」(例えば、「デバイス2」は、最近アクティブな測定デバイス、又は、最近選択した測定デバイスである)から得たリアルタイムの測定値を表示している。従って、リモート表示デバイス910には、「デバイス2」用に指定された表示フォーマットアレンジメント1324−2に従って、リアルタイムの測定値が表示される。同様に、「デバイス1」又は「デバイス3」が現在選択されている場合は、それぞれ、表示フォーマットアレンジメント1324−1又は1324−3に従って、リアルタイムの測定値がリモート表示デバイス910に表示される。各種実装形態において、2以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値が、同時に表示される。一具体例で説明すると、場合によっては、「デバイス1」及び「デバイス3」用の表示フォーマットアレンジメント1324−1及び1324−3の両方が、同時に、リモート表示デバイス910に表示され得る。この点、図10A及び11を参照して上述した設定と同様である。
図12及び13を参照し、当然ながら、各種実装形態において、特定の測定デバイスの表示フォーマットアレンジメントは、マニュアルで又は自動的に選択すればよい。より具体的には、マニュアルモードでは、ユーザは、各測定デバイスについて表示フォーマットアレンジメントを選択すればよい(例えば、図12に示すような、各種表示フォーマットアレンジメントのメニューを利用して)。一実装形態において、ユーザは、マニュアル選択動作を行って(例えば、表示フォーマットアレンジメントをタップ又は長押しする)、指定の測定デバイスについて特定の表示フォーマットアレンジメントを選択すればよい。自動モードでは、特定の測定デバイスから得た測定データを分析し、測定デバイスにとって適当な表示フォーマットアレンジメントを判断すればよい。例えば、場合によっては、測定データがゆっくり変化する及び/又はほとんど変化しないときは、デジタル値又はアナログ値(例えば、アナログゲージ型ディスプレイのオートスケーリングを有する)の表示フォーマットアレンジメントを、過度なフリッカ(表示の点滅)の発生を防ぐために適切な解像度(レゾリューション)で表示するのが適当であると考えられる。一方、場合によっては、測定データが速く変化するときは、棒グラフや色変化表示等、アナログ的な動向表示特性をもつ表示フォーマットアレンジメントを表示するのが好ましい。その際、表示フォーマットアレンジメントは、その動向や他の適当な特性をモニタするのに適当な範囲及び/又は解像度で提供すればよい。一実装形態において、選択した測定デバイスのデバイスディスプレイを再現するように、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントを、自動的に選択してもよい。
図14は、リモート表示デバイスの動作を示すルーチン1400の一実装例を示すフローチャートである。判断ブロック1410において、計測パーソナルエリアネットワーク内に寸法計測ユーザインターフェースデバイスが有るか否かを判断する。計測パーソナルエリアネットワーク内に寸法計測ユーザインターフェースデバイスが無いと判断すると、後で詳述するように、ルーチンはブロック1440に遷移する。計測パーソナルエリアネットワーク内に寸法計測ユーザインターフェースデバイスが有ると判断すると、ルーチンは判断ブロック1420に遷移する。判断ブロック1420において、リモート表示デバイスが第1のモードで動作するか否かを判断する。リモート表示デバイスが第1のモードで動作する場合、ルーチンはブロック1430に遷移する。ブロック1430において、リモート表示デバイスは第1のモードで動作する。第1のモードで動作する際、リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した制御命令に応答して、計測パーソナルエリアネットワーク内の利用可能な1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう構成される。
判断ブロック1420において、リモート表示デバイスが第1のモードで動作しないと判断すると、あるいは、判断ブロック1410において、計測パーソナルエリアネットワーク内に寸法計測ユーザインターフェースデバイスが無いと判断すると、ルーチンはブロック1440に遷移する。ブロック1440において、リモート表示デバイスは第2のモードで動作する。第2のモードの一部として、リモート表示デバイスは、計測パーソナルエリアネットワーク内の利用可能な1以上の測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を表示するよう構成される。リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから制御命令を受信することなく、リアルタイムの測定値を、第1のディスプレイに表示する。
上述の様々な各実施形態は、さらに別の実施形態と組み合わせることができる。本明細書に記載した全ての米国特許及び米国特許出願を参照することにより、本発明の一部を構成する。必要に応じて、各特許文献の構想を採用して本実施形態の各態様を変更することができる。これにより、さらに別の実施形態を提供することができる。
上記説明に照らして本実施形態を多様に変更することが可能である。一般に、特許請求の範囲において使用する語句は、特許請求の範囲を、明細書及び特許請求の範囲に開示される具体的な実施形態に限定するものであると解釈されるべきでない。むしろ、考え得る全ての実施形態に加えて、特許請求の範囲の均等物の全範囲をも有すると解釈されるべきである。
特許請求の範囲に、排他的権利又は所有権を請求する本発明の各形態が記載される。
100…マルチモード寸法計測ユーザインターフェースデバイス
800、910…リモート表示デバイス
815…メモリ部
820…制御部
825…表示部
830…ユーザインターフェース部
840…電源部
845…通信部
900…計測パーソナルエリアネットワーク
920…寸法計測ユーザインターフェースデバイス
930…寸法計測測定デバイス

Claims (27)

  1. リアルタイム測定値を表示し、計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスとして動作するよう構成されたリモート表示デバイスであって、前記計測パーソナルエリアネットワークは寸法計測ユーザインターフェースデバイス及び1以上の寸法計測測定デバイスを少なくともさらに有し、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスは変位センサ又はポジションセンサを有さず、前記1以上の寸法計測測定デバイスの各々は少なくとも1つの変位センサ又はポジションセンサを有し、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスはユーザインターフェースディスプレイを有し、前記ユーザインターフェースディスプレイは前記1以上の寸法計測測定デバイスから受信したリアルタイムの測定値を表示し、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスは少なくとも1つの制御インターフェースを有し、前記制御インターフェースは前記計測パーソナルエリアネットワークに接続された前記リモート表示デバイス及び前記1以上の寸法計測測定デバイスに制御命令を送信するよう動作可能であり、
    前記リモート表示デバイスは、
    制御部と、
    第1のディスプレイと、
    ユーザインターフェース部と、
    通信部とを具備し、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、前記リモート表示デバイスを少なくとも第1のモードで動作させるよう構成され、前記第1のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した制御命令に応答して、前記1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示するよう構成される
    リモート表示デバイス。
  2. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、さらに、前記リモート表示デバイスを少なくとも第2のモードで動作させるよう構成され、前記第2のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから制御命令を受信することなく、前記1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示するよう構成される
    リモート表示デバイス。
  3. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、さらに、寸法計測ユーザインターフェースデバイスを有する計測パーソナルエリアネットワーク内に前記リモート表示デバイスが有るとき、自動的に、前記リモート表示デバイスを前記第1のモードで動作させるよう構成され、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、さらに、1以上の寸法計測測定デバイスを有し寸法計測ユーザインターフェースデバイスを有さない計測パーソナルエリアネットワークに前記リモート表示デバイスが有るとき、自動的に、前記リモート表示デバイスを前記第2のモードで動作させるよう構成される
    リモート表示デバイス。
  4. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記第1のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した前記制御命令に基づき、第1の表示フォーマットアレンジメントオプション一式に従って設定可能であり、
    前記第2のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、第2の表示フォーマットアレンジメントオプション一式に従って設定可能であり、前記第1の表示フォーマットアレンジメントオプション一式は前記第2の表示フォーマットアレンジメントオプション一式よりも広範囲である
    リモート表示デバイス。
  5. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リモート表示デバイスは、変位センサ又はポジションセンサを有さない
    リモート表示デバイス。
  6. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記第1のモードはスレーブモードを有し、前記スレーブモード中、前記リモート表示デバイスは、別のデバイスに制御命令を送信して制御する能力を有さない
    リモート表示デバイス。
  7. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    少なくとも何れか一方の前記第1又は第2のモード中、前記リアルタイムの測定値の少なくとも一部が前記第1のディスプレイにどのように表示されるかを判断するために、少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントが選択される
    リモート表示デバイス。
  8. 請求項7に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リアルタイムの測定値が前記第1のディスプレイに表示される寸法計測測定デバイスのデバイスディスプレイを再現するために、前記少なくとも1つの表示フォーマットアレンジメントが自動的に選択される
    リモート表示デバイス。
  9. 請求項2に記載のリモート表示デバイスであって、
    少なくとも何れか一方の前記第1又は第2のモード中、
    複数の寸法計測測定デバイスのうちいずれの1以上の寸法計測測定デバイスが前記リモート表示デバイスの送信距離内に有るかに基づき、前記複数の寸法計測測定デバイスから前記1以上の寸法計測測定デバイスが自動的に選択され、前記送信距離は最大3メートルである
    リモート表示デバイス。
  10. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスは、複数の寸法計測測定デバイスのうちから選択される
    リモート表示デバイス。
  11. 請求項10に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記複数の寸法計測測定デバイスのうち何れの寸法計測測定デバイスが最近アクティブに測定値を取得しているかに基づき、前記1以上の寸法計測測定デバイスが自動的に選択される
    リモート表示デバイス。
  12. 請求項10に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記複数の寸法計測測定デバイスのうち何れの寸法計測測定デバイスが前記リモート表示デバイスの最も近くに存在するかに基づき、前記1以上の寸法計測測定デバイスが自動的に選択される
    リモート表示デバイス。
  13. 請求項10に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスの前記ユーザインターフェースディスプレイは、前記複数の寸法計測測定デバイスそれぞれから得たリアルタイムの測定値を表示し、
    前記リモート表示デバイスの前記第1のディスプレイは、前記選択された1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値のみ表示する
    リモート表示デバイス。
  14. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記第1のディスプレイは円形であり、円形の前記第1のディスプレイの直径は、2インチ以下である
    リモート表示デバイス。
  15. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    内蔵の電源
    をさらに具備するリモート表示デバイス。
  16. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスのうち少なくとも1つは、デバイスディスプレイを有し、前記デバイスディスプレイは、前記第1のディスプレイに表示されるリアルタイムの測定値に対応するリアルタイムの測定値を表示する
    リモート表示デバイス。
  17. 請求項16に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記デバイスディスプレイを再現した表示フォーマットアレンジメントに基づき、前記リアルタイムの測定値が前記第1のディスプレイに表示される
    リモート表示デバイス。
  18. 請求項16に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記デバイスディスプレイの表示フォーマットアレンジメントと異なる表示フォーマットアレンジメントであって、合格/不合格値、計算値又はグラフ値のうち少なくとも1つを有する表示フォーマットアレンジメントに基づき、前記リアルタイムの測定値が前記第1のディスプレイに表示される
    リモート表示デバイス。
  19. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リモート表示デバイスは、別のリモート表示デバイスから表示フォーマットアレンジメントを複製する複製機能に基づき、表示フォーマットアレンジメントを設定可能である
    リモート表示デバイス。
  20. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスから得た前記リアルタイムの測定値は、デジタル値、合格/不合格値、計算値又はグラフ値のうち少なくとも1つとして、前記第1のディスプレイに表示される
    リモート表示デバイス。
  21. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記リアルタイムの測定値が前記第1のディスプレイ上で表示される方向は、複数の利用可能な表示方向のうちから1つの表示方向が選択されたことに基づき、判断される
    リモート表示デバイス。
  22. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスは、複数の寸法計測測定デバイスを有する
    リモート表示デバイス。
  23. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスは、ノギス、マイクロメータ、ゲージ、ダイヤルインジケータ、旋盤又はリニアスケールのうち少なくとも1つを有する
    リモート表示デバイス。
  24. 請求項1に記載のリモート表示デバイスであって、
    前記第1のモードは、
    a)少なくとも2つの寸法計測測定デバイスから得た複数の測定値に基づき数値を計算する計算モード及び
    b)少なくとも2つの寸法計測測定デバイスから得た複数の値のグラフを描画するコンビネーション表示モード
    のうち少なくとも何れか一方を提供する
    リモート表示デバイス。
  25. 少なくとも1つの変位センサ又はポジションセンサをそれぞれ有する1以上の寸法計測測定デバイスを具備した計測パーソナルエリアネットワークであって、
    前記計測パーソナルエリアネットワークは、
    前記1以上の寸法計測測定デバイスから受信したリアルタイムの測定値を表示するユーザインターフェースディスプレイを有する寸法計測ユーザインターフェースデバイスと、
    リアルタイムの測定値を表示し、前記計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスとして動作するよう構成されたリモート表示デバイスとを具備し、
    前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスは、前記計測パーソナルエリアネットワークに接続された前記リモート表示デバイス及び前記1以上の寸法計測測定デバイスに制御命令を送信するよう動作可能な少なくとも1つの制御インターフェースを有し、
    前記リモート表示デバイスは、
    制御部と、
    第1のディスプレイと、
    ユーザインターフェース部と、
    通信部とを有し、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、前記リモート表示デバイスを少なくとも第1のモードで動作させるよう構成され、前記第1のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した制御命令に応答して、前記1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示するよう構成される
    計測パーソナルエリアネットワーク。
  26. 請求項25に記載の計測パーソナルエリアネットワークであって、
    前記リモート表示デバイスの前記制御部は、さらに、前記リモート表示デバイスを少なくとも第2のモードで動作させるよう構成され、前記第2のモードにおいて、前記リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから制御命令を受信することなく、前記1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示するよう構成される
    計測パーソナルエリアネットワーク。
  27. リアルタイムの測定値を表示するリモート表示デバイスの動作方法であって、前記リモート表示デバイスは、制御部と、第1のディスプレイと、ユーザインターフェース部と、通信部とを有し、前記リモート表示デバイスは、計測パーソナルエリアネットワーク内のデバイスとして動作するよう構成され、前記計測パーソナルエリアネットワークは1以上の寸法計測測定デバイスをさらに有し、前記寸法計測測定デバイスの各々は少なくとも1つの変位センサ又はポジションセンサを有し、前記動作方法は、
    前記計測パーソナルエリアネットワークが寸法計測ユーザインターフェースデバイスを有するかを判断し、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスは、ユーザインターフェースディスプレイを有し、前記ユーザインターフェースディスプレイは前記1以上の寸法計測測定デバイスから受信したリアルタイムの測定値を表示し、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスは少なくとも1つの制御インターフェースを有し、前記制御インターフェースは前記計測パーソナルエリアネットワークに接続された前記リモート表示デバイス及び前記1以上の寸法計測測定デバイスに制御命令を送信するよう動作可能であり、
    前記計測パーソナルエリアネットワークが寸法計測ユーザインターフェースデバイスを有すると判断すると、前記リモート表示デバイスを第1のモードで動作させ、前記第1のモードの一部として、前記リモート表示デバイスは、前記寸法計測ユーザインターフェースデバイスから受信した制御命令に応答して、前記1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示し、
    前記計測パーソナルエリアネットワークが寸法計測ユーザインターフェースデバイスを有しないと判断すると、前記リモート表示デバイスを第2のモードで動作させ、前記第2のモードの一部として、前記リモート表示デバイスは、寸法計測ユーザインターフェースデバイスから制御命令を受信することなく、1以上の寸法計測測定デバイスから得たリアルタイムの測定値を前記第1のディスプレイに表示する
    リモート表示デバイスの動作方法。
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