JP2013182419A - 画像レイアウトシステム、画像編集装置およびページレイアウト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 対象物のサイズが予め揃っていなくとも、画像に含まれる対象物の位置とサイズを揃えて複数の画像を自動整列することができる画像レイアウトシステムを提供する。
【解決手段】画像編集装置3は、自動整列の対象となる画像毎に、画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、第1の基準点と対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定したこれらの基準点を画像に付加して記憶する。ページレイアウト装置2は、画像を自動整列する規則を示す整列規則情報と、対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報をユーザに設定させるパラメータ設定手段20と、画像に付加されている第1の基準点と第2の基準点間の長さがスケール情報に適合するように画像を拡大/縮小する処理と、第1の基準点を整列規則情報から求めた配置位置に配置する処理を画像毎に行う画像レイアウト手段21を備えている。
【選択図】図2
【解決手段】画像編集装置3は、自動整列の対象となる画像毎に、画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、第1の基準点と対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定したこれらの基準点を画像に付加して記憶する。ページレイアウト装置2は、画像を自動整列する規則を示す整列規則情報と、対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報をユーザに設定させるパラメータ設定手段20と、画像に付加されている第1の基準点と第2の基準点間の長さがスケール情報に適合するように画像を拡大/縮小する処理と、第1の基準点を整列規則情報から求めた配置位置に配置する処理を画像毎に行う画像レイアウト手段21を備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の画像を自動整列するための技術に関し、更に詳しくは、画像に含まれる対象物を基準として、複数の画像を自動整列するための技術に関する。
DTPソフトウェア(DTP: DeskTop Publishing)により、通信販売のカタログ冊子やショッピングサイトのような、複数の画像を1ページに掲載するコンテンツを作成する場合、各々の画像毎に位置等を揃える作業が必要になるが、この作業は面倒なため、DTPソフトウェアの中には、複数の画像を自動整列する機能を備えたものが市販されている。
しかし、画像には、画像の対象となる対象物(例えば、商品)以外の背景も含まれるため、画像の位置等を揃えても、画像に含まれる対象物の位置等が揃うとは限らず、複数の画像を自動整列する際は、画像に含まれる対象物の位置等が揃うように自動整列できることが望まれる。
画像に含まれる対象物の位置が揃うように複数の画像をレイアウトする手法として、特許文献1では、対象物に設定している基準点を所定の配置位置に合わせることで、対象物の位置を揃えてレイアウトする手法が開示されている。しかし、この手法では、対象物の位置を揃えて複数の画像をレイアウトすることはできるが、対象物のサイズが予め揃っていなければ、対象物のサイズを揃えて複数の画像をレイアウトすることはできなかった。
そこで、本発明は、対象物のサイズが予め揃っていなくとも、画像に含まれる対象物の位置とサイズを揃えて複数の画像を自動整列することができる画像レイアウトシステムを提供することを目的とし、更に、この画像レイアウトシステムに必要な装置も提供する。
上述した課題を解決する第1の発明は、複数の画像を自動整列する画像レイアウトシステムであって、この画像レイアウトシステムには、画像編集装置とページレイアウト装置が含まれる。
前記画像編集装置は、画像の位置を揃えるための基準点として、自動整列の対象となる画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、画像のサイズを揃えるための基準点として、前記第1の基準点と対になり、前記対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第1の基準点と前記第2の基準点を前記画像に付加して記憶する基準点設定手段を備える。
また、第1の発明において、前記ページレイアウト装置は、画像の位置を揃えるために、ページレイアウト上に配置された前記画像を自動整列させる規則を示す整列規則情報と、画像のサイズを揃えるために、前記対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報を自動整列のパラメータとしてユーザに設定させるパラメータ設定手段を備える。
また、ページレイアウト装置は、ページレイアウト上に配置された前記画像を対象とし、画像のサイズを揃えるために、前記第1の基準点と前記第2の基準点間の長さが前記スケール情報に適合するように、縦横比を固定した状態で画像を拡大/縮小する処理と、画像の位置を揃えるために、前記整列規則情報を参照して前記第1の基準点の配置位置を求め、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させる処理を行う画像レイアウト手段を備える。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載した画像レイアウトシステムにおいて、前記画像編集装置の前記基準点設定手段は、画像の角度を揃えることができるように、前記第1の基準点と対になり前記対象物の軸線を示す第3の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第3の基準点を前記画像に付加して記憶する。
また、前記ページレイアウト装置の前記パラメータ設定手段は、画像の角度を揃えることができるように、自動整列のパラメータの一つとして、前記対象物の角度を示すレイアウト角度をユーザに設定させ、前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、画像の角度を揃えることができるように、前記第1の基準点と前記第3の基準で定義される軸線と定められた座標軸がなす角度が前記レイアウト角度になるように前記画像を回転させる処理を行うことを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明又は第2の発明に記載した画像レイアウトシステムにおいて、前記整列規則情報と前記スケール情報の設定を容易にするために、前記ページレイアウト装置の前記パラメータ設定手段は、前記整列規則情報として、第1の補助線と、前記第1の補助線上のレイアウト原点と、前記第1の基準点の間隔となるオフセット値をユーザに設定させ、更に、前記スケール情報として、前記第1の補助線と平行な第2の補助線をユーザに設定させ、前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、前記画像を自動整列する順番、レイアウト原点及びオフセット値から配置位置を算出し、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させた後、前記第2の補助線上に前記第2の基準点がなるように画像を拡大/縮小することを特徴とする。
更に、第4の発明は、第2の発明又は第3の発明に記載した画像レイアウトシステムにおいて、基準点の設定数を減らすことができるように、前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、前記第3の基準点が設定されていない場合、前記第2の基準点を前記第3の基準点として利用することを特徴とする。
更に、第5の発明は、第1の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成する画像編集装置で、第6の発明は、第2の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成する画像編集装置である。
更に、第7の発明は、第1の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成するページレイアウト装置で、第8の発明は、第2の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成するページレイアウト装置で、第9の発明は、第3の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成するページレイアウト装置で、第10の発明は、第4の発明に記載した画像レイアウトシステムを構成するページレイアウト装置である。
上述した発明によれば、対象物のサイズが予め揃っていなくとも、画像に含まれる対象物の位置とサイズを揃えて、複数の画像を自動整列することができる画像レイアウトシステム等を提供することができる。
詳しくは、自動整列の対象となるそれぞれの画像は、整列規則情報から求められた配置位置に第1の基準点がくるように自動整列して配置され、この際、画像のサイズは、第1の基準点と第2の基準点間の長さがスケール情報に適合するように正規化される。
ここから、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、これから説明する実施形態は、本発明の1実施形態にしか過ぎず、本発明は、これから説明する実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
図1は、本実施形態に係る画像レイアウトシステム1の構成を説明する図で、図2は、本実施形態に係る画像レイアウトシステム1の各装置に備えられる機能を説明する図である。
図1に図示したように、本実施形態に係る画像レイアウトシステム1は、ディスプレイ、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス)などが接続された汎用のコンピュータで実現される装置で、PhotoShop(登録商標)のような画像編集ソフトウェアが実装された画像編集装置3と、ディスプレイ、キーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウス)などが接続された汎用のコンピュータで実現される装置で、InDesign(登録商標)やQuarkXpress(登録商標)など、カタログやチラシなどのページをレイアウトするDTPソフトウェア(DTP: Desktop Publishing)が実装されたページレイアウト装置2とから少なくとも構成される。
図2に図示したように、画像編集ソフトウェアのプラグインによって備えられる機能として、画像編集装置3は、自動整列の対象となる画像毎に、画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、第1の基準点と対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点と、第1の基準点と対になり対象物の軸線を示す第3の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定したこれらの基準点を画像に付加して記憶する基準点設定手段30を備える。
画像編集装置3の基準点設定手段30は、ユーザに各基準点を設定させるとき、基準点を設定する画像をユーザに選択させ、ポインティングデバイスにより各基準点を画像上に設定させた後、ユーザが設定した各基準点の座標を画像に付加して記憶する。
なお、各基準点の座標を画像に付加して記憶する際、TIFFやJPEG、EPSのファイル形式では、画像そのもののデータとは別にコメント情報を組み込むことが可能なので、各基準点の座標をコメント情報として記憶するとよい。
図3は、基準点の設定例を説明する図である。図3(a)は、対象物をコーヒーカップ4bとした例で、コーヒーカップ4bを含む画像4aを点線で示している。図3(a)では、画像4aに含まれる対象物の原点となる第1の基準点4cを、コーヒーカップ4bの底面の左端に設定している。
また、対象物の特徴的な長さがコーヒーカップ4bの底面の長さになるように、第1の基準点4cと対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点4dをコーヒーカップ4bの底面の右端に設定している。更に、対象物の軸線がコーヒーカップ4bの上下方向になるように、第1の基準点4cと対になり対象物の軸線を示す第3の基準点4eをコーヒーカップ4bの飲み口の左端に設定している。
図3(b)は、対象物を筆記用具4gとした例で、筆記用具4gを含む画像4fを点線で示している。図3(b)では、画像4fに含まれる対象物の原点となる第1の基準点4hを筆記用具4gのペン先に設定している。また、対象物の特徴的な長さが筆記用具4gの長さになるように、第1の基準点4hと対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点4iを筆記用具4gの尻軸に設定している。なお、図3(b)では、第1の基準点4hと対になり対象物の軸線を示す第3の基準点を設定せず、第2の基準点4iを第3の基準点としても利用することで、対象物の軸線を筆記用具4gの軸線としている。
図2の説明に戻る。図2に図示したように、DTPソフトウェアのプラグインによって備えられる機能の1つとして、ページレイアウト装置2は、ページ上に配置された画像を自動整列する規則を示す整列規則情報と、対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報と、対象物の角度を示すレイアウト角度を自動整列のパラメータとしてユーザに設定させるパラメータ設定手段20を備える。
図4は、自動整列のパラメータの設定例を説明する図である。図4では、対象物を筆記用具5bとし、筆記用具5bを含む画像5aには、第1の基準点5cと第2の基準点5dが設定されている。
整列規則情報、スケール情報およびレイアウト角度をユーザに設定させる内容は任意であるが、図4では、整列規則情報として、第1の補助線5eと、第1の補助線5e上のレイアウト原点5fと、第1の基準点5cの間隔となるオフセット値Δdをユーザに設定させ、自動整列する順番、レイアウト原点5fおよびオフセット値Δdから、第1の基準点5cの配置位置を自動的に算出できるようにしている。また、スケール情報として、第1の補助線5eと平行な第2の補助線5gをユーザに設定させ、オフセット値Δdとレイアウト角度θはユーザに数値入力させるようにしている。
なお、これらの情報を設定する内容は一例にしが過ぎず、例えば、整列規則情報に関しては、画像毎にグリッドや座標をユーザに指定させるようにすることもできる。また、スケール情報に関しては、レイアウト角度と同様に数値入力させるようにすることもできる。
図2の説明に戻る。図2に図示したように、DTPソフトウェアのプラグインによって備えられる機能の1つとして、ページレイアウト装置2は、第1の基準点と第3の基準で定義される軸線と定められた座標軸がなす角度がレイアウト角度になるように画像を回転させる処理と、画像に付加されている第1の基準点と第2の基準点間の長さがスケール情報に適合するように、縦横比を固定した状態で画像を拡大/縮小する処理と、画像に付加されている第1の基準点を整列規則情報から求めた配置位置に配置する処理を画像毎に行うことで、複数の画像を自動整列する画像レイアウト手段21を備えている。
図5は、画像を自動整列する内容を説明する図である。図5において、対象物である筆記用具6bが含まれる画像6aには、図3(b)と同様に第1の基準点6cと、第3の基準点としての役割をも果たす第2の基準点6dが設定されている。
更に、図4を用いて説明したように、自動整列のパラメータとして、レイアウト原点6fが設定された第1の補助線6eおよび第2の補助線6gが設定され、数値入力により、オフセット値Δdとレイアウト角度θが入力されている。
図5の画像を自動整列する際、まず、図5(b)に図示したように、第1の基準点6cと第2の基準点6dで示される軸線と所定の座標軸(ここでは、x軸)がなす角度がレイアウト角度θになるように、画像6a全体を回転させる。
次に、図5(c)に図示したように、画像6aに対応する配置位置に第1の基準点6cが揃うように、画像6a全体を移動させる。なお、画像6aに対応する配置位置は、画像6aを自動整列する順番、オフセット値Δdおよびレイアウト原点6fから演算することができ、ここでは、画像6aを自動整列する順番を2番目としているため、画像に対応する配置位置は、レイアウト原点6fからオフセット値Δdだけ移動させた第1の補助線上6eの座標になる。
そして、図5(d)に図示したように、スケール情報である第2の補助線6g上に第2の基準点6dがくるように、画像6aに付加されている第1の基準点6cを拡大/縮小の原点とし、縦横比を固定した状態で画像を拡大/縮小する。
なお、図5で説明した手順は一例にしか過ぎず、第1の基準点6cを第1の補助線6e上の任意の箇所に合わせた後、画像6aを回転、拡大/縮小してから、第1の基準点6cを配置位置に合わせるようにすることもできる。
ここから、複数の画像を自動整列する際の動作について説明する。図6は、複数の画像を自動整列する際の動作を説明するフロー図である。なお、基準点としては、第1の基準点、第2の基準点および第3の基準点を設定することもできるが、ここでは、第1の基準点と、第3の基準点としての役割をも果たす第2の基準点の2つを設定するものとする。
複数の画像を自動整列するとき、まず、自動整列の対象となる画像に基準点を設定する基準点設定工程P1が実施される。この基準点設定工程P1は、画像編集装置3の基準点設定手段30にて実施される工程で、この基準点設定工程P1において、ユーザは、画像編集装置3が記憶している画像の中から画像を選択した後(S1)、選択した画像に基準点を設定し(S2)、設定した基準点を画像に付加した状態で画像編集装置3に記憶させる(S3)。
図7は、第1の基準点を設定する内容を説明する図である。図7において、基準点を画像に設定するプラグインが組み込まれることで、画像編集ソフトウェアのツールバー7には、基準点の設定に係るメニューを表示させるための基準点ボタン70が表示されている。
ツールバー7の基準点ボタン70を選択すると、基準点の設定に係るメニューとして、第1の基準点の設定71、第2の基準点の設定72及び保存73が表示され、基準点の設定に係るメニューの中から第1の基準点の設定71を選択することで、第1の基準点を設定することが可能になり、図7では、画像7aに含まれる筆記用具7bのペン先に第1の基準点7cが設定されている。
図8は、第2の基準点を設定する内容を説明する図である。なお、図8では、図7と同じ符号を付している。
第1の基準点と同様に、基準点の設定に係るメニューの中から第2の基準点の設定72を選択することで、第2の基準点を設定することが可能になり、図8では、筆記用具7bの尻軸に第2の基準点7dが設定されている。
ユーザは、第1の基準点7cと第2の基準点7dを設定した後に、基準点の設定に係るメニューの中から保存73を選択することで、第1の基準点7cと第2の基準点7dの座標が画像7aに付加された状態で保存される。
図6の説明に戻る。自動整列の対象となる画像に基準点を設定する基準点設定工程P1が実施されると、自動整列に係るパラメータをユーザが設定するパラメータ設定工程P2が実施される。このパラメータ設定工程P2は、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20にて実施される工程で、このパラメータ設定工程P2において、ユーザは、ページレイアウト装置2を操作して、基準点が設定された画像を自動整列する際のパラメータを設定する(S4)。
なお、ここでは、整列規則情報として、第1の補助線と、第1の補助線上のレイアウト原点と、第1の基準点の間隔となるオフセット値を、スケール情報として、第1の補助線と平行な第2の補助線をそれぞれ設定し、更に、レイアウト角度を数値入力するものとする。
図9は、第1の補助線を設定する内容を説明する図である。複数の画像を自動整列するプラグインが組み込まれることで、DTPソフトウェアのツールバー8には、自動整列に係るメニューを表示させるための自動整列ボタン80が表示されている。
自動整列の対象となる画像8a1〜3はページ上におおまかに配置され、画像8a1の対象物は筆記用具8b1で、画像8a2の対象物は筆記用具8b2で、画像8a3の対象物は筆記用具8b3である。また、画像編集装置3によって、第1の基準点8c1と第2の基準点8d1が画像8a1に、第1の基準点8c2と第2の基準点8d2が画像8a2に、そして、第1の基準点8c3と第2の基準点8d3が画像8a3にそれぞれ設定されている。
自動整列に係るメニューの中からパラメータの設定81が選択されると、パラメータ設定の81に係るサブメニューとして、第1の補助線の設定83、第2の補助線の設定84、レイアウト原点の設定85、オフセット値の設定86及びレイアウト角度の設定87が表示される。
パラメータの設定81に係るサブメニューの中から第1の補助線の設定83が選択されると、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20は、ポインティングデバイスを用いて第1の補助線をページ上に設定できるようにし、図9では、ページの下側に第1の補助線8eがx軸と平行になるように設定されている。
図10は、第2の補助線を設定する内容を説明する図である。なお、図10では、図9と同じ符号を付している。
パラメータの設定81に係るサブメニューの中から第2の補助線の設定84が選択されると、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20は、ポインティングデバイスを用いて第2の補助線をページ上に設定できるようにし、図10では、第1の補助線8eの上側に、第1の補助線8eと平行になるように第2の補助線8gが設定されている。
図11は、レイアウト原点を設定する内容を説明する図である。なお、図11では、図10と同じ符号を付している。
パラメータの設定81に係るサブメニューの中からレイアウト原点の設定85が選択されると、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20は、ポインティングデバイスを用いて第1の補助線8e上にレイアウト原点を設定できるようにし、図11では、筆記用具8b1のペン先の近傍にレイアウト原点8fが設定されている。
図12は、オフセット値を設定する内容を説明する図である。なお、図12では、図11と同じ符号を付している。
パラメータ設定81に係るサブメニューの中からオフセット値の設定86が選択されると、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20は、オフセット値を入力するためのダイアログ8hを表示し、図12では、オフセット値として25mmが設定されている。
図13は、レイアウト角度を設定する内容を説明する図である。なお、図13では、図12と同じ符号を付している。
パラメータ設定81に係るサブメニューの中からレイアウト角度の設定87が選択されると、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20は、レイアウト角度を入力するためのダイアログ8iを表示し、図13では、レイアウト角度として70度が設定されている。
図6の説明に戻る。自動整列に係るパラメータをユーザが設定するパラメータ設定工程P2が実施されると、基準点が設定された画像を自動整列する画像レイアウト工程P3が実施される。この画像レイアウト工程P3は、ページレイアウト装置2の画像レイアウト手段21にて実施される工程で、この画像レイアウト工程P3において、ページレイアウト装置2の画像レイアウト手段21は、ページ上に配置され、基準点が設定された画像を、パラメータ設定工程`2で設定されたパラメータに従い自動整列して(S5)、図6の手順は終了する。
図14は、自動整列後のページを説明する図である。なお、図14では、図13と同じ符号を付している。また、図14では、説明を分かり易くするために基準点や補助線など、自動整列のために設定された図形を図示しているが、自動整列を実行するとこの図形は画面に表示されない。
自動整列に係るメニューの中から実行82が選択されると、ページレイアウト装置2の画像レイアウト手段21が作動し、ページレイアウト装置2の画像レイアウト手段21は、ページレイアウト装置2のパラメータ設定手段20が取得したパラメータに従い、基準点が設定された画像を自動整列する。
図14において、自動整列の対象となる画像8a1は、第1の基準点8c1と第2の基準点8d1で示される軸線と座標軸(ここでは、x軸)がなす角度がレイアウト角度θになるように、画像8a1が回転している。なお、他の画像8a2、3についても同様である。
また、自動整列の対象となる画像8a1〜3の配置位置は、画像を自動整列する順番、オフセット値Δdおよびレイアウト原点から演算され、配置位置は、第1の補助線8e上において、(自動整列する順番−1)×オフセット値Δdだけレイアウト原点8fから離れた位置になる。
自動整列は、レイアウト原点8fから近い順になされ、画像8a1の順番は1番目で、画像8a2の順番は2番目で、画像8a3の順番は3番目である。よって、画像8a1の配置位置はレイアウト原点8fになり、真ん中の画像8a2の配置位置は、レイアウト原点8fからオフセット値Δdだけ離れた第1の補助線8e上の位置になる。また、右の画像8a3の配置位置は、レイアウト原点8fからオフセット値Δdの2倍だけ離れた第1の補助線8e上の位置になる。
更に、自動整列の対象となる画像8a1のサイズは、画像8a1に設定された第2の基準点8d1が第2の補助線8g上になるように拡大/縮小されている。なお、他の画像8a2、3についても同様である。
1 画像レイアウトシステム
2 ページレイアウト装置
20 パラメータ設定手段
21 画像レイアウト手段
3 画像編集装置
30 基準点設定手段
2 ページレイアウト装置
20 パラメータ設定手段
21 画像レイアウト手段
3 画像編集装置
30 基準点設定手段
Claims (10)
- 複数の画像を自動整列する画像レイアウトシステムであって、
自動整列の対象となる画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、前記第1の基準点と対になり、前記対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第1の基準点と前記第2の基準点を前記画像に付加して記憶する基準点設定手段を、
備えた画像編集装置と、
ページレイアウト上に配置された前記画像を自動整列させる規則を示す整列規則情報と、前記対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報を自動整列のパラメータとしてユーザに設定させるパラメータ設定手段と、
ページレイアウト上に配置された前記画像を対象として、前記第1の基準点と前記第2の基準点間の長さが前記スケール情報に適合するように、縦横比を固定した状態で画像を拡大/縮小する処理と、前記整列規則情報を参照して前記第1の基準点の配置位置を求め、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させる処理を行う画像レイアウト手段と、
を備えたページレイアウト装置と、
から少なくとも構成されたことを特徴とする画像レイアウトシステム。 - 前記画像編集装置の前記基準点設定手段は、前記第1の基準点と対になり前記対象物の軸線を示す第3の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第3の基準点を前記画像に付加して記憶し、
前記ページレイアウト装置の前記パラメータ設定手段は、自動整列のパラメータの一つとして、前記対象物の角度を示すレイアウト角度をユーザに設定させ、前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、前記第1の基準点と前記第3の基準点で定義される軸線と定められた座標軸がなす角度が前記レイアウト角度になるように前記画像を回転させる処理を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載した画像レイアウトシステム。 - 前記ページレイアウト装置の前記パラメータ設定手段は、前記整列規則情報として、第1の補助線と、前記第1の補助線上のレイアウト原点と、前記第1の基準点の間隔となるオフセット値をユーザに設定させ、更に、前記スケール情報として、前記第1の補助線と平行な第2の補助線をユーザに設定させ、
前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、前記画像を自動整列する順番、レイアウト原点およびオフセット値から配置位置を算出し、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させた後、前記第2の補助線上に前記第2の基準点がくるように画像を拡大/縮小する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載した画像レイアウトシステム。 - 前記ページレイアウト装置の前記画像レイアウト手段は、前記第3の基準点が設定されていない場合、前記第2の基準点を前記第3の基準点として利用することを特徴とする、請求項2又は3に記載した画像レイアウトシステム。
- 複数の画像を自動整列するため画像を編集する画像編集装置であって、
自動整列の対象となる画像に含まれる対象物の原点を示す第1の基準点と、前記第1の基準点と対になり、前記対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第1の基準点と前記第2の基準点を前記画像に付加して記憶する基準点設定手段を、
備えたことを特徴とする画像編集装置。 - 前記基準点設定手段は、前記第1の基準点と対になり前記対象物の軸線を示す第3の基準点をユーザに設定させ、ユーザが設定した前記第3の基準点を前記画像に付加して記憶する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像編集装置。 - 対象物の原点を示す第1の基準点と、前記第1の基準点と対になり、対象物の特徴的な長さを示す第2の基準点が付加された複数の画像を自動整列するページレイアウト装置であって、
ページレイアウト上に配置された前記画像を自動整列させる規則を示す整列規則情報と、前記対象物の特徴的な長さを正規化する長さを示すスケール情報を自動整列のパラメータとしてユーザに設定させるパラメータ設定手段と、
ページレイアウト上に配置された前記画像を対象として、前記第1の基準点と前記第2の基準点間の長さが前記スケール情報に適合するように、縦横比を固定した状態で画像を拡大/縮小する処理と、前記整列規則情報を参照して前記第1の基準点の配置位置を求め、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させる処理とを行う画像レイアウト手段と、
を備えたことを特徴とするページレイアウト装置。 - 前記画像には、前記第1の基準点、前記第2の基準点に加え、前記第1の基準点と対になり前記対象物の軸線を示す第3の基準点が付加され、
前記パラメータ設定手段は、自動整列のパラメータの一つとして、前記対象物の角度を示すレイアウト角度をユーザに設定させ、
前記画像レイアウト手段は、前記第1の基準点と前記第3の基準点で定義される軸線と定められた座標軸がなす角度が前記レイアウト角度になるように前記画像を回転させる処理を行う、
ことを特徴とする請求項7に記載したページレイアウト装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記整列規則情報として、第1の補助線と、前記第1の補助線上のレイアウト原点と、前記第1の基準点の間隔となるオフセット値をユーザに設定させ、更に、前記スケール情報として、前記第1の補助線と平行な第2の補助線をユーザに設定させ、
前記画像レイアウト手段は、前記画像を自動整列する順番、レイアウト原点およびオフセット値から配置位置を算出し、前記第1の基準点がこの配置位置になるように前記画像を移動させた後、前記第2の補助線上に前記第2の基準点がくるように画像を拡大/縮小する、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載したページレイアウト装置。 - 前記画像レイアウト手段は、前記第3の基準点が設定されていない場合、前記第2の基準点を前記第3の基準点として利用することを特徴とする、請求項8又は9に記載したページレイアウト装置。
Priority Applications (1)
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JP2012045808A JP2013182419A (ja) | 2012-03-01 | 2012-03-01 | 画像レイアウトシステム、画像編集装置およびページレイアウト装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2012
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WO2020262392A1 (ja) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 富士フイルム株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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