JP5982252B2 - プログラム生成システム - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械等の制御対象機器を制御するための加工プログラムを生成するプログラム生成システムに関する。
一般的に、数値制御装置付きの工作機械や、この数値制御装置の操作盤から離れた場所から工作機械の状態を表示する装置が良く知られている。
例えば、特許文献1には、工作機械の加工エリア内の動作状況を、ビデオカメラ、マイクロフォン、温度計、振動計等の少なくとも1つにより画像信号、音声信号、温度信号、振動信号等の少なくとも1つの動作状況信号として計測するとともに、この動作状況信号を診断データ化し、この診断データを数値制御装置に接続した電話回線から、ネットワーク、インターネット上の任意の場所に設置したコンピュータや携帯電話等に送信する工作機械のための情報通信システムが提案されている。
特開2002−312011号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、診断データを電話回線から、コンピュータや携帯電話等に送信するので、工作機械等の制御対象機器を制御するための加工プログラムを、コンピュータや携帯電話等から数値制御装置へ送信することはできなかった。
そのため、ユーザは、数値制御装置に接続された操作端末に直接入力することにより、加工プログラムを生成する必要があった。
この加工プログラムは、工作機械の仕様に依存するため、特に、複数種類の工作機械が設置されている場合、それぞれの操作端末にユーザが直接入力することにより、対象の工作機械に応じた加工プログラムを作成する必要があり、作業負担が大きかった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、加工プログラムを作成する際のユーザの作業負担を低減するプログラム生成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラム生成システムの第1の特徴は、制御対象機器を制御する数値制御装置と、前記数値制御装置に無線通信で接続された端末とを備えたプログラム生成システムであって、前記端末は、前記制御対象機器にて加工される加工品の加工品基準の位置座標におけるCADデータを含む前記加工品に関する情報である加工品関連情報を生成する加工品関連情報生成手段と、前記生成された加工品関連情報を前記数値制御装置に送信する送信手段と、を有し、前記数値制御装置は、前記送信された加工品関連情報を受信した場合に、前記受信した加工品関連情報と、前記制御対象機器の位置座標を含む機械情報とに基づいて、前記制御対象機器を制御するための加工プログラムを生成する加工プログラム生成手段と、を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラム生成システムの第2の特徴は、前記加工品関連情報は、前記CADデータと、前記加工品の加工に使用される工具の工具情報と、前記工具を用いた加工作業内容とを含み、前記加工プログラム生成手段は、前記送信された加工品関連情報に含まれる前記CADデータと、前記工具情報と、前記加工作業内容とに基づいて、前記加工される加工品基準の位置座標における加工手順を示すCLデータを生成し、前記生成したCLデータを、前記制御対象機器基準の位置座標の加工手順に変換することにより、前記加工プログラムを生成することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラム生成システムの第3の特徴は、前記端末と、前記数値制御装置とは、IEEE802.11規格準拠の無線通信により接続されていることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラム生成システムの第4の特徴は、前記端末は、タブレット型の端末装置である。
本発明のプログラム生成システムによれば、加工プログラムを作成する際のユーザの作業負担を低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの構成を示した構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの機能構成を示した構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムにおける加工プログラム生成処理の処理手順を示したシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末5における加工品関連情報生成処理の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの端末が備える入出力パネルに表示された加工メニュー画面の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの端末が備える入出力パネルに表示された設定入力画面の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの端末が備える入出力パネルに表示された位置設定画面の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの端末が備える入出力パネルに表示された加工内容確認画面の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置が適用されたプログラム生成システムの構成を示した構成図である。
以下、本発明に係るプログラム生成システムの実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システムの構成を示した構成図である。
図1に示すように、プログラム生成システム1は、制御対象機器である工作機械2と、工作機械2を制御する数値制御装置3の本体(図示しないが工作機械の制御盤内に内蔵)と、数値制御装置3本体と電気的に接続され機械操作者による情報入力や機械状態の表示などを行うペンダント操作箱3aと、ペンダント操作箱3aと接続された無線LANルータ4と、無線LANルータ4により数値制御装置3との間で無線ネットワーク通信を行う端末5とを備えている。
工作機械2は、門型マシニングセンタであり、固定配置のベッド101と、ベッド101上に配置されてX軸方向に軸移動するワークテーブル103と、ベッド101上をY軸方向に跨いで固定配置された門型固定フレーム105と、門型固定フレーム105に設けられてベッド101上をY軸方向に延在するクロスレール107と、クロスレール107にY軸方向に軸移動可能に設けられた主軸頭109と、主軸頭109に上下方向(Z軸方向)に軸移動可能に設けられたラム111とを備えている。
また、ラム111の先端には、主軸113が取り付けられる。主軸113の先端には、ボールエンドミル等の工具115が交換可能に装着される。なお、ラム111には、主軸113を回転駆動させるモータが内蔵されている。
そして、門型固定フレーム105のX軸方向手前側には、上述した数値制御装置3のペンダント操作箱3aが設けられている。
数値制御装置3は、端末5からの送信された加工品関連情報に基づいて、加工プログラムを生成し、加工プログラムに基づいて工作機械2を制御する。
無線LANルータ4は、例えば、IEEE802.11規格や、Wifi(登録商標)などを利用して、数値制御装置3と、端末5とを無線ネットワーク接続する。
端末5は、ポータブル端末装置であり、無線LANルータ4により数値制御装置3との間で無線ネットワーク通信を行う。
このようなプログラム生成システム1において、数値制御装置3において、ペンダント操作箱3aからユーザが操作を行うことにより、加工プログラムが実行され、これにより工作機械2が、主軸113の先端に取り付けられた工具115を用いて、ワークテーブル103上に配置された加工品を加工する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システム1の機能構成を示した構成図である。
図2に示すように、プログラム生成システム1は、数値制御装置3と、無線LANルータ4と、端末5とを有している。これらの構成のうち、無線LANルータ4については、上述したので、説明を省略する。
端末5は、タブレット型の端末装置であり、本体部51と、入出力パネル52とを備えている。
入出力パネル52は、前面に配置された感圧式あるいは静電式の透明なタッチパネルと、このタッチパネルの裏面に配置され、本体部51からの指示に基づいて各種表示画面を表示する有機EL(electroluminescence)ディスプレイや液晶ディスプレイ(いずれも図示せず)などのディスプレイとを有している。利用者は、ディスプレイの表示画面を見ながら、タッチパネルの表面を指などで直接触れることで、各種操作を行うことができる。
本体部51は、入出力制御部511と、加工品関連情報記憶部512と、基本情報記憶部513と、加工品関連情報生成部514と、送信部515とを備える。
入出力制御部511は、入出力パネル52へ各種画面を表示したり、ユーザ操作に基づいて入出力パネル52から入力された入力信号を受け付けたりする。
加工品関連情報記憶部512は、加工品関連情報生成部514により生成された加工品関連情報を記憶する。
基本情報記憶部513は、対話プログラムや、加工工程に関する基本情報や、工具リスト等の情報が記憶されている。
加工品関連情報生成部514は、数値制御装置3にて加工される加工品基準の位置座標におけるCADデータを含む加工品に関する情報である加工品関連情報を生成する。
送信部515は、加工品関連情報生成部514により生成された加工品関連情報を数値制御装置3に送信する。
数値制御装置3は、ペンダント操作箱3aと数値制御装置本体3bとを備えている。
ペンダント操作箱3aは、上述したように、工作機械2と電気的に接続されており、ユーザによる加工プログラムの実行操作の受付や機械状態の表示などを行う。
数値制御装置本体3bは、工作機械2の制御盤内に備えられており、加工プログラムを実行することにより、工具115を用いて工作物を切削する等、工作物に対する工具経路、その他加工に必要な作業の工程などを、それに対応する数値情報で指令する数値制御を行う。
また、数値制御装置本体3bは、加工品関連情報記憶部301と、CAM303と、機械情報記憶部305と、ポストプロセッサ307と、加工プログラム記憶部311と、機械制御部309とを備える。
加工品関連情報記憶部301は、端末5から送信された加工品関連情報を記憶する。
CAM303は、加工品関連情報記憶部301に記憶された加工品関連情報に含まれるCADデータと、工具情報と、加工作業内容とに基づいて、加工される加工品基準の位置座標における加工手順を示すCL(Cutter Location)データを生成する。
機械情報記憶部305は、工作機械2の所定の1点を基準点とした位置座標を含む機械情報を記憶する。
ポストプロセッサ307は、CAM303により生成されたCLデータを、機械情報記憶部305に記憶された機械情報に基づいて、工作機械2基準の位置座標の加工手順に変換することにより、工作機械2を制御するための、加工プログラムを生成する。
加工プログラム記憶部311は、ポストプロセッサ307により生成された加工プログラムを記憶する。
機械制御部309は、工作機械2を制御する。具体的には、ユーザの操作によりペンダント操作箱3aから加工プログラムの実行が要求されると、機械制御部309は、実行が要求された加工プログラムを加工プログラム記憶部311から読み出し、この読み出した加工プログラムに従って、工作機械2が行う動作を数値情報で指令することにより制御する。
≪作用≫
次に、本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システム1の作用を説明する。
(加工プログラム生成処理)
図3は、本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システム1における加工プログラム生成処理の処理手順を示したシーケンス図である。
図3に示すように、入出力制御部511は、ユーザの操作により、対話プログラムの実行が要求されたか否かを判定する(ステップS101)。
ステップS101において、対話プログラムの実行が要求されたと判定された場合(YESの場合)、加工品関連情報生成部514は、基本情報記憶部513に記憶された対話プログラムを読み出し実行することにより、加工品関連情報生成処理を実行する(ステップS103)。この加工品関連情報生成処理の実行により、加工品関連情報が生成されるが、詳細は後述する。
次に、加工品関連情報の送信が要求されたか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、ユーザにより、入出力パネル52から、加工品関連情報の送信操作が行われたか否かを判定する。
ステップS105において、加工品関連情報の送信が要求されたと判定された場合(YESの場合)、送信部515は、ステップS103において生成された加工品関連情報を、数値制御装置3へ送信する(ステップS107)。
数値制御装置3は、加工品関連情報を受信すると、受信した加工品関連情報を加工品関連情報記憶部301に記憶する(ステップS109)。
次に、CAM303は、加工品関連情報記憶部301に記憶された加工品関連情報に基づいて、加工される加工品基準の位置座標における加工手順を示すCLデータを生成する(ステップS111)。
そして、ポストプロセッサ307は、CAM303により生成されたCLデータと、機械情報記憶部305に記憶された機械情報とに基づいて、生成したCLデータを、工作機械2の位置座標の加工手順に変換することにより、加工プログラムを生成する(ステップS113)。
ポストプロセッサ307は、生成した加工プログラムを加工プログラム記憶部311に記憶する(ステップS115)。
このように、端末5からユーザが加工品関連情報の送信要求操作を行うことにより、数値制御装置3に、工作機械2を制御するための加工プログラムが生成される。
このとき、端末5から送信される加工品関連情報には、工作機械2にて加工される加工品基準の位置座標におけるCADデータ等の加工品に関する情報が含まれており、工作機械2に特有の機械情報が含まれていないので、どのような工作機械にも適用できる。そのため、複数種類の工作機械が設置されている場合、それぞれのペンダント操作箱3aにユーザが直接入力して対象の工作機械に応じた加工プログラムを作成する必要はなく、作業負担を大幅に低減することができる。
(加工品関連情報生成処理)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る端末5における加工品関連情報生成処理の処理手順を示したフローチャートである。
図4に示すように、加工品関連情報生成処理の実行が要求されると、入出力制御部511が、入出力パネル52に、加工メニュー画面を表示させる(ステップS201)。
図5は、入出力パネル52に表示された加工メニュー画面の一例を示した図である。
図5に示すように、加工メニュー画面600は、加工品に用いられる材であるワーク材の材質を決定するためのワーク材質設定欄601と、単位系を決定するための単位系設定欄602と、加工プログラムのプログラム名称を決定するためのプログラム名入力欄603とを備えている。これらワーク材質設定欄601と、単位系設定欄602と、プログラム名入力欄603とは、前準備設定に用いられる。
また、加工メニュー画面600は、加工メニューボタン605を備えている。この加工メニューボタン605は、例えば、ドリル加工、ポケット加工、平面加工、側面加工、輪郭加工など様々な加工項目のボタンが割り付けられており、加工項目の設定に用いられる。
さらに、加工メニュー画面600は、選択又は入力されたCADデータ等を表示する表示領域606と、加工内容を表示する加工内容表示欄607と、加工に関する設定を終了するための終了ボタン608とを備える。
図4に戻り、ユーザ操作により、加工品関連情報生成部514は、前準備設定が設定されたか否かを判定する(ステップS203)。具体的には、加工品関連情報生成部514は、ユーザ操作により、加工メニュー画面600から、ワーク材質設定欄601と、単位系設定欄602と、プログラム名入力欄603とに、設定又は入力された場合、前準備設定が設定されたと判定する。
ステップS203において、前準備設定が設定されたと判定された場合(YESの場合)、設定された前準備設定情報を加工品関連情報記憶部512に記憶させる(ステップS205)。
次に、加工品関連情報生成部514は、ユーザ操作により、加工項目が選択されたか否かを判定する(ステップS207)。具体的には、加工品関連情報生成部514は、加工メニューボタン605からいずれか1つのボタンが押下操作された場合、加工項目が選択されたと判定する。
ステップS207において、加工項目が選択されたと判定された場合(YESの場合)、入出力制御部511は、入出力パネル52に、選択された加工項目に対応する設定入力画面を表示させる(ステップS209)。
図6は、入出力パネル52に表示された設定入力画面の一例を示した図である。
図6に示すように、設定入力画面700は、選択された加工項目に対する加工品の情報を入力するための設定入力欄701と、設定された加工品や工具の状態を表示する表示領域702と、自動的に工具を選択するための工具自動ボタン703と、入力された内容を設定する設定ボタン704とを備えている。
ユーザは、設定入力欄701から、各種入力値を入力し、工具自動ボタン703を押下操作すると、設定入力欄701から入力された各種入力値に対して最適な工具が選択される。
そして、ユーザが、設定ボタン704を押下操作すると、加工品関連情報生成部514は、選択された加工項目の設定入力が完了したと判定し(ステップS211:YES)、入出力制御部511は、入出力パネル52に、位置設定画面を表示させる(ステップS213)。
図7は、入出力パネル52に表示された位置設定画面の一例を示した図である。
図7に示すように、位置設定画面800は、面座標、加工深さ、穴径などの加工基本情報を入力するための加工位置基本情報入力欄801と、加工する位置座標を入力するための位置座標入力欄802と、加工品や入力された位置座標を表示する表示領域803と、入力された内容を設定する設定ボタン804とを備えている。ここで、位置座標入力欄802から入力された位置座標は、加工品基準の位置座標である。即ち、加工品の1点を基準としたときの位置座標を示している。
ユーザは、加工位置基本情報入力欄801から、加工位置基本情報を入力し、位置座標入力欄802から、加工する位置座標を入力し、設定ボタン804を押下操作すると、加工品関連情報生成部514は、選択された加工項目の位置設定入力が完了したと判定し(ステップS215:YES)、入出力制御部511が、入出力パネル52に、加工メニュー画面600を表示させる。
次に、加工品関連情報生成部514は、全設定が終了したか否かを判定する(ステップS217)。具体的には、ユーザにより、加工メニュー画面600の終了ボタン608が押下操作されると、加工品関連情報生成部514は、全設定が終了したと判定する。
このようにして、加工メニュー画面600、設定入力画面700、位置設定画面800からユーザが入力することにより、工作機械2にて加工される加工品基準の位置座標におけるCADデータと、加工品の加工に使用される工具の工具情報と、工具を用いた加工作業とが、加工内容として設定される。
ステップS217により、全設定が終了したと判定された場合(YESの場合)、入出力制御部511は、入出力パネル52に、加工内容確認画面を表示させる(ステップS219)。
図8は、入出力パネル52に表示された加工内容確認画面の一例を示した図である。
図8に示すように、加工内容確認画面900は、加工メニュー画面600、設定入力画面700、位置設定画面800から設定されることにより、加工項目毎に割り当てられた作業NO.、作業名、番号、工具名、面角度、形状NO.等の加工内容を一覧表示する加工内容表示欄901と、加工内容が実行されることにより完成された加工品を表示する表示領域902とを備えている。各作業NO.に割り付けられた加工内容は、作業NO.の順に実行されることを示している。面角度とは、ワークテーブル103に配置された加工品のX軸に対しての補正角度のことをいう。
ユーザは、例えば、ドラックアンドドロップ操作などにより、一覧表示された加工内容の順位を変更することもできる。
また、加工内容確認画面900は、加工品関連情報記憶部512に、過去に保存した加工内容を含む加工品関連情報を読み出すためのデータ読出ボタン903と、加工品関連情報記憶部512に、加工品関連情報を記憶するためのデータ保存ボタン904と、数値制御装置3の加工品関連情報記憶部301から加工品関連情報を読み出すためのデータ入力ボタン905と、数値制御装置3に、加工品関連情報を送信するためのデータ出力ボタン906とを備える。
ユーザは、加工内容確認画面900から、データ保存ボタン904を押下操作すると、加工品関連情報生成部514は、加工品関連情報の記憶が要求されたと判定し(ステップS221:YES)、加工品関連情報を加工品関連情報記憶部512に記憶する(ステップS223)。
また、ユーザが、加工内容確認画面900から、データ出力ボタン906を押下操作すると、図3のステップS107に示したように、送信部515は、数値制御装置3に、加工品関連情報を送信する。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るプログラム生成システム1によれば、工作機械2を制御する数値制御装置3と、数値制御装置3に無線通信で接続された端末5とを備え、端末5が、工作機械2にて加工される加工品基準の位置座標におけるCADデータを含む加工品に関する情報である加工品関連情報を生成する加工品関連情報生成部514と、生成された加工品関連情報を数値制御装置3に送信する送信部515と、を有し、数値制御装置3が、送信された加工品関連情報を受信した場合に、受信した加工品関連情報と、工作機械2の位置座標を含む機械情報とに基づいて、工作機械2を制御するための加工プログラムを生成するCAM303及びポストプロセッサ307を有するので、例えば、複数種類の工作機械が設置されている場合、それぞれのペンダント操作箱3aにユーザが直接入力して対象の工作機械に応じた加工プログラムを作成する必要はなく、作業負担を大幅に低減することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第1の実施形態では、制御対象機器である工作機械2と、工作機械2を制御する数値制御装置3の本体(図示しないが工作機械の制御盤内に内蔵)と、数値制御装置3本体と電気的に接続され機械操作者による情報入力や機械状態の表示などを行うペンダント操作箱3aと、ペンダント操作箱3aと接続された無線LANルータ4と、無線LANルータ4により数値制御装置3との間で無線ネットワーク通信を行う端末5とを備えたプログラム生成システム1を例に挙げて説明した。
本発明の第2の実施形態では、無線ネットワーク通信に加え、有線で構築された社内LANをさらに用いて、数値制御装置3との間でネットワーク通信を行う端末を更に備えたプログラム生成システム1Aを例に挙げて説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るプログラム生成システム1Aの構成を示した構成図である。
図9に示すように、プログラム生成システム1Aは、制御対象機器である工作機械2と、工作機械2を制御する数値制御装置3と、社内ネットワーク9と接続され互いに通信を行うハブ6と、ハブ6に接続された無線LANルータ4と、無線LANルータ4による社内ネットワーク9を介して数値制御装置3との間でネットワーク通信を行うポータブル装置である端末5と、同様に、無線LANルータ4による社内ネットワーク9を介して数値制御装置3との間でネットワーク通信を行うパーソナルコンピュータである端末7とを備えている。なお、工作機械2と、数値制御装置3と、無線LANルータ4と、端末5とは、本発明の第1の実施形態が備えるそれぞれ同一符号が付された構成と同一であるので、説明を省略する。
端末7は、一般的なコンピュータで構成され、CPU、ハードディスクドライブなどの記憶装置、メモリ等を内蔵した本体部と、入力装置としてマウスやキーボードと、出力装置としてモニタとを備えている。
端末7は、端末5と同様に、備え付けられたモニタに各種画面を表示させることができ、キーボードやマウスなどの入力装置からの入力操作を受け付ける。
具体的には、端末7は、工作機械2にて加工される加工品基準の位置座標におけるCADデータを含む加工品に関する情報である加工品関連情報を生成し、生成された加工品関連情報を、無線LANルータ4,ハブ6による社内ネットワーク9を介して数値制御装置3に送信する。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係るプログラム生成システム1Aによれば、社内ネットワーク9で接続され、工作機械2に対して遠隔地に設置された端末7において、加工品関連情報を生成し、社内ネットワーク9を介して、数値制御装置3へ送信することにより、加工プログラムが生成されるので、ユーザは、例えば、居室などの好みの作業環境で加工品関連情報生成のための入力作業を行うことができるので、ユーザのストレスを低減することができる。
本発明は、工作機械を制御する数値制御装置を含む制御システムに適用できる。
1,1A…プログラム生成システム
2…工作機械
3…数値制御装置
3a…ペンダント操作箱
3b…数値制御装置本体
4…ルータ
5…端末
6…ハブ
7…端末
9…社内ネットワーク
51…本体部
52…入出力パネル
115…工具
301…加工品関連情報記憶部
303…CAM(加工プログラム生成手段)
305…機械情報記憶部
307…ポストプロセッサ(加工プログラム生成手段)
309…機械制御部
311…加工プログラム記憶部
511…入出力制御部
512…加工品関連情報記憶部
513…基本情報記憶部
514…加工品関連情報生成部
515…送信部

Claims (4)

  1. 制御対象機器を制御する数値制御装置と、前記数値制御装置に無線通信で接続された端末とを備えたプログラム生成システムであって、
    前記端末は、
    対話プログラムおよび加工工程に関する基本情報を記憶する基本情報記憶部と、
    前記対話プログラムを実行することにより前記基本情報に基づいて、前記制御対象機器にて加工される加工品の加工品基準の位置座標におけるCADデータを含む前記加工品に関する情報である加工品関連情報を生成する加工品関連情報生成手段と、
    前記加工品関連情報生成手段により生成された加工品関連情報を記憶する第1加工品関連情報記憶部と、
    前記第1加工品関連情報記憶部に記憶された加工品関連情報を前記数値制御装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記数値制御装置は、
    前記端末から送信された前記加工品関連情報を記憶する第2加工品関連情報記憶部と、
    前記制御対象機器の所定の1点を基準点とした位置座標を含む機械情報を記憶する機械情報記憶部と、
    前記第2加工品関連情報記憶部に記憶された加工品関連情報と前記機械情報とに基づいて、前記制御対象機器を制御するための加工プログラムを生成する加工プログラム生成手段と、を有する
    ことを特徴とするプログラム生成システム。
  2. 前記加工品関連情報は、前記CADデータと、前記加工品の加工に使用される工具の工具情報と、前記工具を用いた加工作業内容とを含み、
    前記加工プログラム生成手段は、
    前記送信された加工品関連情報に含まれる前記CADデータと、前記工具情報と、前記加工作業内容とに基づいて、前記加工される加工品基準の位置座標における加工手順を示すCLデータを生成し、前記生成したCLデータを、前記制御対象機器基準の位置座標の加工手順に変換することにより、前記加工プログラムを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム生成システム。
  3. 前記端末と、前記数値制御装置とは、
    IEEE802.11規格準拠の無線通信により接続されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム生成システム。
  4. 前記端末は、タブレット型の端末装置である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のプログラム生成システム。

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