JP2002116806A - 工作機械の対話型数値制御装置へのデ−タ入力方法 - Google Patents

工作機械の対話型数値制御装置へのデ−タ入力方法

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JP2002116806A
JP2002116806A JP2000310019A JP2000310019A JP2002116806A JP 2002116806 A JP2002116806 A JP 2002116806A JP 2000310019 A JP2000310019 A JP 2000310019A JP 2000310019 A JP2000310019 A JP 2000310019A JP 2002116806 A JP2002116806 A JP 2002116806A
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Masahiro Nogawa
正裕 野川
Yuichi Kiyama
裕一 木山
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 予め60対話型数値制御装置の対
話ソフトと同じ対話ディスプレイ画面を有するフォルダ
−またはファイルを有するパソコンの該画面を開き、該
画面にCAD装置70より転送されるワ−クの図面用ウ
インドウを開き、該ウインドウに転送された図面上のワ
−クの加工位置をマウスでクリックすることによりその
クリックされた位置の座標をワ−クの加工位置座標デ−
タ入力項目84に入力させ、対話型数値制御装置60の
ディスプレイ画面よりパソコンの前記ワ−クの加工位置
座標デ−タが入力されたフォルダ−またはファイルを呼
び出すことにより、対話型数値制御装置60のディスプ
レイ画面62のワ−クの加工位置座標デ−タ入力項目に
前記パソコンのデ−タが転送されることを特徴とするN
C工作機械の対話型数値制御装置60へのデ−タ入力方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削装置、切削装
置などの工作機械の数値制御装置のディスプレイ画面に
表示されるワ−クの加工条件デ−タ入力項目、たとえば
加工位置座標デ−タ、研削量、ドレッシング量等のデ−
タ入力項目にデ−タを入力する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】砥石によりテ−ブル上に設けられたワ−
クを研削するNC研削装置は知られている(特開昭55
−83567号、同59−59349号、同61−17
3851号、特開平4−13552号、特開2000−
135675号、特許第2694189号、特許第30
23018号)。
【0003】図15、図16および図17にNC平面研
削機械1の一例を示す。図中、2はワ−ク、3は左右方
向(X軸方向)に往復移動可能なテ−ブル、4は電磁チ
ャック、5は前後方向(Z軸方向)に往復移動可能なサ
ドル、6は砥石装置、7は砥石を垂直方向(Y軸方向)
に移動する昇降機構を備えたコラム、8は砥石軸頭、9
は砥石軸に備えられた砥石、Mは砥石軸回転駆動モ−タ
−、10は操作盤、11はベッド、12は研削液供給ノ
ズル、13は制御装置、14は軸装置、15はサ−ボモ
−タである。
【0004】砥石軸頭8の鉛直方向(Y軸方向)昇降動
力は、サ−ボモ−タ15から歯車16、送りネジ17、
ネジ受け18を介して砥石軸頭8に伝えられる。テ−ブ
ル3とワ−ク2との相対位置関数は既知とする(例え
ば、ハイデンハイン社のスケ−ルをテ−ブルに取り付
け、テ−ブル上に取り付けたリミットスイッチにワ−ク
左端が触れる位置をワ−ク基準原点とし、テ−ブル左端
反転位置をテ−ブル原点とする。
【0005】19は、関数発生器、20は研削量設定
器、21はパルス発生回路、22は駆動回路である。関
数発生器19には、予め研削量設定器20(例えば対話
型制御装置)により、研削すべきワ−ク形状に対応する
関数式が設定されている。この関数式は変数として位置
検出信号Aを用いるものである。従って、関数発生器1
9には入力される位置検出信号Aに対応する研削量信号
Bを演算し、連続的に出力する。研削量信号Bは、次ぎ
のパルス発生回路21に与えられる。パルス発生回路2
1は研削量信号Bを信号処理して制御パルス信号Cに変
換し、駆動回路22に出力する。駆動回路22は、現在
のテ−ブル位置において研削すべき量に応じてサ−ボモ
−タ15を回転させる結果、砥石9は適性な高さ位置に
設定される。以上の動作は、操作盤10からの運転指令
により制御回路13を介して行われ
【0006】図18にワ−クの研削サイクル図の一例を
示す。総研削代は、例えば粗研削代と精研削代に振り分
けられ(この図では中研削はゼロ)、粗研削ではテ−ブ
ル反転1回毎の切り込み代は大きく取られる。精研削で
はテ−ブル反転1回毎の切り込み代は粗研削時の取り代
量より小さい。砥石は加工原点の研削開始点位置までワ
−ク面から後退され、操作盤10のボタンを押して粗研
削が開始される。
【0007】NC工作機械において、1990年代前半
に、コンピュ−タ制御工作機械(CNC)が登場し、文
字や図形を表示する機能を利用して作成された図形対話
型ソフトを内蔵し、ディスプレイ画面と操作盤を備える
対話型数値制御装置(CNC装置)が使用されるように
なった。ワ−クの研削に当たって、作業者は図形対話型
ソフトを内蔵し、ディスプレイ画面と操作盤を備える対
話型数値制御装置のディスプレイ画面に表示された指示
に基づき、加工条件デ−タを入力する。
【0008】図形対話型数値制御装置としては、例えば
ファナック株式会社よりファナックシリ−ズ(商品名)
が、米国ライトハウス(Lighthouse)社からはUnidexシ
リ−ズ(商品名)で販売されている。図形対話型数値制
御装置用の対話型ソフトとしては、マクロ言語やC言語
を使用したソフト、例えばファナック株式会社より旋盤
用にファナック ス−パ−CAP T(商品名)が、マ
ニシングセンタ用にファナック ス−パ− CAPM
(商品名)が、研削機械用にファナック ス−パ− C
AP G(商品名)が一般用に販売されている。また、
(株)岡本工作機械製作所よりCNC研削機械用の対話
型ソフト EDELAC Win(商品名)が販売されている。
【0009】図5から図14に、NC研削機械に用いる
CNC装置用図形対話ソフトの研削サイクルの画面を示
す。図5は初期画面で、CNC装置に設定されているメ
ニュ−一覧を表示する。この初期画面より設定開始ソフ
トキィを押し、下段メニュ−3の基準距離設定のソフト
キィを押すと図6の画面に変化する。ここでドレス点か
ら見てワ−クの基準になる位置までの距離を座標値で入
力する。ついで、総合メニュ−のソフトキィを押すと、
前記図5の画面に戻る。
【0010】メニュ−5の研削サイクルデ−タを選択す
るため下段メニュ−のソフトキィを押し、研削サイクル
デ−タのソフトキィが現れたらこのソフトキィを押す
と、図5に示す総合メニュ−画面が現れ、5の研削サイ
クルデ−タ画面を選択し、ついで該デ−タの一番上に記
載の研削サイクル選択に対応する研削サイクル選択のソ
フトキィを押すと図7に示される研削サイクル選択画面
が現れる。
【0011】図7の研削サイクル選択画面で複合研削サ
イクルに対応するソフトキィを押すと図8に示す研削工
程設定画面が現れる。該画面で研削方式を設定(画面で
は一面毎仕上げ方式0)し、ついでカ−ソルを合わせ、
プランジ/平面研削キィで加工方法を選択後、研削方法
を設定する。
【0012】図8に示す画面でカ−ソルで一溝仕上げ方
式を選択後、中研削代および精研削代を操作盤よりキィ
入力し、次の設定へのソフトキィを押すと図9に示す定
寸デ−タ設定画面が現れるので、ワ−クの図面を見なが
ら定寸点(Xi座標,Zi座標)と総研削代を操作盤より
キィ入力するか、CAD図面から座標デ−タを取り込
む。定寸点入力はワ−ク基準位置をゼロ(原点)として
設定する。なお、粗研削代は、次式から算出される。 粗研削代=総研削代−(中研削代+精研削代) 入力後、次の設定へのソフトキィを押すと図10に示す
研削条件設定(共通切削条件)画面が現れる。
【0013】図10の画面で複合研削の研削条件を操作
盤よりキィ入力する。入力は、先の研削工程設定画面で
使用した番号(図9では番号10)のデ−タだけ工程別
の研削条件を設定する。入力し、設定終了後、次の設定
へのソフトキィを押すと図11に示す研削条件設定(研
削条件番号:1〜5)画面が現れるので条件番号毎の研
削加工条件デ−タを操作盤よりキィ入力する。
【0014】入力し、加工条件デ−タ設定終了後、次の
設定へのソフトキィを押すと図12に示す自動研削起動
画面が現れ、表示された条件が正しいか確認後、正しけ
れば自動研起動ソフトキィを押すと複合研削サイクルの
起動が可能となる。
【0015】複合研削サイクルが起動されると画面が自
動加工中の画面に切り変わる(図13参照)。設定条件
番号の工程毎に画面表示の条件が表示される。また、座
標は、現在自動研削加工中の座標に逐次切り変わる。自
動研削終了後、ワ−クの研削量を補正するときは、図1
3の画面上の条件変更へのソフトキィを押すと図14に
示す補正研削起動画面が現れるので、補正研削量等の条
件を操作盤より入力し、補正研起動ソフトキィを押すと
補正研削が開始され、図13の画面に切り変わる。な
お、画面中のドレス条件の設定については、図5に示す
総合メニュ−画面のメニュ−1のドレッサデ−タ、メニ
ュ−2のドレス点設定、メニュ−3の基準距離設定およ
びメニュ−4のドレス通路デ−タを用いて予め設定して
おく。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記図6および図10
に示された画面から理解されるように、従来の対話型制
御装置では、作業者は、図面100を見ながらワ−クの
加工位置の座標値(Yi,Zi)をCNC装置60の操作
盤61のキィ入力でデ−タを設定していた(図4参
照)。従って、CNC工作機械1の自動加工中は、CN
C装置60の画面は、図14に示すワ−クの加工状態を
表示しており、次回のワ−クの加工条件の設定をするこ
とができなかった。本発明の第1目的は、ワ−クの自動
加工前または加工中であっても外部機器のパソコンで次
回の加工条件の設定をなすことができる図形対話型ソフ
トの提供にある。
【0017】本発明の第2目的は、ワ−クの加工位置の
座標値(Yi,Zi)入力をCADで作成された図面画面
より直接、CNC装置のワ−ク位置座標記入項に入力で
きる図形対話型ソフトの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、工
作機械の対話型数値制御装置のディスプレイ画面に表示
されるワ−クの加工条件デ−タ入力項目にデ−タを入力
する方法であって、予め前記対話型数値制御装置の対話
ソフトと同じ対話ディスプレイ画面を有する外部機器で
あるパソコンのフォルダ−またはファイルの画面にワ−
クの加工条件デ−タ入力項目にデ−タを入力しておき、
対話型数値制御装置のディスプレイ画面より前記外部機
器のパソコンの前記ワ−クの加工条件デ−タが入力され
たフォルダ−またはファイルの画面を呼び出すことによ
り、対話型数値制御装置のディスプレイ画面のワ−クの
加工条件デ−タ入力項目に前記パソコンのデ−タが転送
されされることを特徴とする、工作機械の対話型数値制
御装置へのデ−タ入力方法を提供するものである。
【0019】対話型数値制御装置の図形対話ソフトと同
じ対話画面をパソコン画面上で表示し、デ−タを入力
し、次ぎに対話型数値制御装置にRS−232ケ−ブル
で該デ−タを転送することにより対話型数値制御装置上
の図形対話ソフトにデ−タが入力されるので、自動加工
中、または自動加工前にこれらデ−タをパソコン上で設
定しておけばNC工作機械の稼動効率を上げることがで
きる。パソコン上でファイルやフォルダ、あるいはフロ
ッピィ ディスクやフラッシュメモリに保管することが
できるので管理が容易となる。
【0020】本発明の請求項2は、上記入力方法におい
て、加工条件デ−タが加工位置座標デ−タであり、外部
機器であるパソコン画面のワ−クの加工位置座標デ−タ
入力が、予め前記対話型数値制御装置の対話ソフトと同
じ対話ディスプレイ画面を有するフォルダ−またはファ
イルを有する外部機器であるパソコンの該画面を開き、
該画面に外部機器のCAD装置より転送されるワ−クの
図面用ウインドウを開き、該ウインドウに転送された図
面上のワ−クの加工位置をマウスでクリックすることに
よりそのクリックされた位置の座標を加工条件デ−タ入
力項目のワ−クの加工位置座標デ−タ入力項目欄に入力
させ、対話型数値制御装置のディスプレイ画面より前記
外部機器であるパソコンの前記ワ−クの加工位置座標デ
−タが入力されたフォルダ−またはファイルを呼び出す
ことにより、対話型数値制御装置のディスプレイ画面の
ワ−クの加工条件デ−タ入力項目に前記パソコンの加工
位置座標デ−タが転送されることを特徴とする。
【0021】CADで作成される図面は、基準点を決
め、座標を利用して作成されているので、CADあるい
はCAD/CAMで作成された図面をパソコンに転送
(呼び込み)させ、パソコン画面上のオブジェクト(C
AD図面)の加工位置をマウスでクリックするとマウス
座標(Xi,Zi)が画面に表示されるとともに、CAD
作成図面の原点を対話型数値制御装置の図形対話ソフト
のワ−クの基準点に合わせる補正がなされ、補正された
座標(Yi,Zi)値が、表のワ−クの加工位置座標デ−
タ入力項目に入力される。
【0022】パソコンの前記ワ−クの加工位置座標デ−
タが入力されたフォルダ−またはファイルを対話型数値
制御装置のディスプレイ画面より呼び出すことにより、
対話型数値制御装置のディスプレイ画面のワ−クの加工
位置座標デ−タ入力項目に前記パソコンのデ−タが入力
(転送)される。
【0023】本発明の請求項3は、前記の工作機械が研
削機械であることを特徴とする。NC研削機械はもとよ
りNC切削機械、NC旋盤、NC穿孔機でもCNC装置
への定寸座標等の加工条件デ−タ入力に利用可能であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明をさらに
詳細に説明する。図1は本発明を実施する装置のブロッ
ク図、図2はパソコン表示画面とCNC装置表示画面と
の相関を示す図、図3はパソコン表示画面とCNC装置
表示画面にデ−タを入力する過程を示す説明図である。
【0025】図1において、1はNC研削機械、60は
CNC(Computer Numerical Control)装置、61は
CNC装置の操作盤、62は表示画面、70はCAD/
CAM装置、71はマウス、72は画面、80はパソコ
ン、81はマウス、82は画面、83は入力部、90は
RS−232Cケ−ブルである。CAD/CAM装置7
0は、CAD/CAMソフト、例えば富士通のUnigraph
ics、CADAM社のBMIを搭載し、入力部71、7
3、制御部(メインプロセッサおよびポストプロセッ
サ)、表示部72、送信部74を有する。パソコン80
には、成形研削プログラミングソフト、例えば(株)岡本
工作機械製作所の図形対話ソフトが搭載される。
【0026】図2においては、パソコン80の画面82
に表示されたものが、CNC装置60の画面に表示され
た対話ソフト画面と同一であることを示す図であり、前
記図9に示す加工条件デ−タ設定画面が表示されてい
る。画面の定寸点Y、定寸点Z、前後移動量、総研削
代、中研削代、精研削代の数値は、パソコンの入力部8
3のキィより入力する。
【0027】図3は別の態様の入力方法を示すもので、
図3において、(a)は、CADデ−タを呼び込み表示
させるソフトを搭載したパソコン80のオブジェクト管
理画面82にCAD/CAM装置70で作成された図面
を読み込んだ状態を示す。(b)は、パソコン80のオ
ブジェクト管理画面82でプロパティを右クリックし、
表示されたダイアログボックスから定寸デ−タ設定を選
んでクリックすると定寸点X=、定寸点Y=を記入する
ユニットデ−タ欄84が表示された画面にウィンドウが
開かれ、このウインドウ内に前記CAD/CAM装置7
0より送信された図面85が呼び込まれる。
【0028】この図面85の右端上部隅を始点1(ワ−
ク基準位置)とし、左端上部隅(終点10)に向けて刃
物の加工位置の各コ−ナ−部Pi(番号1,2,3,
4,5,6,7,8,9,10)をマウス81でクリッ
クしていくと、画面82右隅のショットカバ−欄のマウ
ス座標欄(X=,Y=)にマウス座標が表示されるとと
もに、パソコンの制御部でCAD図面上のクリックされ
た点Pi座標(PYi,Px i)をCNC装置のソフトのワ
−クの位置座標に一致させる補正を行った値であるワ−
ク加工開始位置座標(Yi,Zi)値が、表84のワ−ク
の加工位置座標デ−タ入力項目1,2,3,4,5,
6,7,8,9,10番号の横に入力されていく。この
補正は、CAD図面原点座標をワ−ク基準点座標1に合
わせる補正である。
【0029】入力終了後、画面のファイルメニュ−をク
リックし、ドロップダウンメニュ−の送信コマンドをク
リックして現れた送信先メニュ−よりCNC装置をクリ
ックすると、パソコンの画面82上の表84に入力され
た定寸デ−タは、図3の(c)に示されるようにCNC
装置60の画面61上に転送される。
【0030】CNC装置60の画面(図9参照)よりパ
ソコンに保存されたファイルまたはフォルダから入力さ
れた定寸デ−タ(Yi,Zi)を呼び込む場合は、画面の
検索ソフトキィ(図3参照)を押すと、パソコン80で
該当するファイルまたはフォルダを検索するシステムが
稼動し、パソコン80より該当するデ−タがCNC装置
60の画面(図9参照)に送信される。
【0031】NC研削機械でワ−クが研削され、次ぎの
ワ−クの研削を開始する際、CNC装置60の初期画面
(図5参照)よりパソコンに保存された次ぎのワ−クの
加工メニュ−を保存したファイルまたはフォルダを呼び
込む場合は、図5画面の設定開始ソフトキィを押した
後、検索ソフトキィを押し、図示されていないが画面上
に操作盤61でファイル名またはフォルダ名を入力し、
再び検索ソフトキィを押すと、パソコン80で該当する
ファイルまたはフォルダを検索するシステムが稼動し、
パソコン80より該当するファイルまたはフォルダがC
NC装置60に送信されると、CNC装置60の画面は
ファイル名またはフォルダ名が記載(図示されていな
い)された図12に示す自動研削起動画面に変わり、こ
の画面で自動起動キィを押すとNC研削機械によるワ−
クの自動研削を開始することができる。
【0032】以上、NC研削機械のCNC装置への加工
条件デ−タ入力について本発明を説明したが、本発明の
入力方法はNC研削機械(平面研削盤、円筒研削盤、内
面研削盤)は勿論のこと、NC切削機械、NC旋盤、N
C穿孔機、NC放電加工機等の工作機械のCNC装置へ
の定寸デ−タ等の加工条件デ−タ入力に利用できること
は勿論である。
【0033】また、実施例では、ケ−ブル90を用いて
パソコン80に保存されたファイル、フォルダをCNC
装置60へ送信した例を示したが、これらデ−タを保存
するファイル、フォルダをフロッピィ ディスク、CD
ディスク、MOディスク、メモリカ−ドに保存し、CN
C装置60の入力部にこれらディスクやカ−ドを差し込
み、ファイルまたはフォルダデ−タを読み込むようにし
てもよい。
【0034】さらに、パソコン80に(株)岡本工作機
械製作所のソフトEDELAC WinのようにCADソフトが
搭載されているときは、該CADソフトをパソコン画面
82に呼び出し、画面上にワ−ク図面作成後、このワ−
ク図面が表示されている画面上にウインドウを開き、ウ
インドウ内にワ−クの定寸記入画面(図3b参照)をC
NC装置60より呼び込み、ついで、この図面85の右
端上部隅を始点1とし、左端上部隅(終点10)に向け
て各コ−ナ−部(番号1,2,3,4,5,6,7,
8,9,10)をマウス81でクリックしていくことに
よりウインドウ内のワ−クの定寸記入表84に定寸数値
を入力していってもよい。
【0035】このEDELAC Winソフトは、CAD/CA
Mシステム(OSは米国マイクロソフト社のWindow(登
録商標)、CAD外部読み込みは米国Autodesk社のDXF
(登録商標)/米国CADAM社のBMI(登録商標)/IGESフ
ァイル、NC文:CAD外部出力は米国Autodesk社のDX
F/IGESファイル)を装備する。
【0036】
【発明の効果】本発明のCNC装置への定寸デ−タ等の
加工条件デ−タの入力方法は、CNC装置の外部機器の
パソコンで予め入力したデ−タを送受信することができ
る図形対話ソフトを有するので、予めパソコンに入力さ
れたデ−タをCNC装置へ送信して入力することにより
NC工作機械の稼動効率を高めることができる。また、
CNC装置で入力した加工条件デ−タをパソコンに受信
し、設定された加工条件デ−タをパソコン画面上で確
認、修正できる。
【0037】また、NC研削機械によるワ−クの自動研
削中に次回研削加工の設定をCNC装置の外部機器のパ
ソコンで行うことができ、かつ、パソコンでデ−タの保
存ファイル名またはフォルダ名で保存管理できるので管
理が容易である。画面操作のデバックをパソコン画面上
で行える。および、ワ−ク形状デ−タ(位置座標)がC
ADデ−タより直接、パソコンに入力できるので、座標
入力ミスがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する装置のブロック図である。
【図2】 パソコン表示画面とCNC装置表示画面との
相関を示す図である。
【図3】 パソコン表示画面とCNC装置表示画面にデ
−タを入力する過程を示す説明図である。
【図4】 従来の、CNC装置への定寸デ−タ入力方法
を示す図である。
【図5】 CNC装置の図形対話型ソフトの自動研削加
工用総合メニュ−画面を示す図である。
【図6】 図形対話型ソフトの基準距離設定画面を示す
図である。
【図7】 図形対話型ソフトの総合メニュ−画面からの
ジャンプした総合メニュ−画面を示す図である。
【図8】 図形対話型ソフトの研削工程設定画面を示す
図である。
【図9】 図形対話型ソフトの定寸デ−タ設定画面を
示す図である。
【図10】 図形対話型ソフトの定寸デ−タ設定画面を
示す図である。
【図11】 図形対話型ソフトの研削条件設定画面を示
す図である。
【図12】 図形対話型ソフトの自動研削起動の設定画
面を示す図である。
【図13】 図形対話型ソフトの自動研削加工中のサイ
クル インフォメ−ションの表示画面を示す図である。
【図14】 図形対話型ソフトの補正研削起動設定画面
を示す図である。
【図15】 NC研削機械の斜視図である。
【図16】 NC研削機械の側面図である。
【図17】 NC研削機械のブロック図である。
【図18】 研削の自動サイクル線図を示す。
【符号の説明】 1 NC研削機械 2 ワ−ク 3 テ−ブル 7 コラム 9 砥石 60 CNC装置 61 操作盤 62 CNC装置の画面表示器 70 CAD/CAM装置 80 パソコン 84 定寸記入表 85 CAD作成ワ−ク図面 90 ケ−ブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の対話型数値制御装置のディス
    プレイ画面に表示されるワ−クの加工条件デ−タ入力項
    目にデ−タを入力する方法であって、 予め前記対話型数値制御装置の対話ソフトと同じ対話デ
    ィスプレイ画面を有する外部機器であるパソコンのフォ
    ルダ−またはファイルの画面にワ−クの加工条件デ−タ
    入力項目にデ−タを入力しておき、対話型数値制御装置
    のディスプレイ画面より前記外部機器のパソコンの前記
    ワ−クの加工条件デ−タが入力されたフォルダ−または
    ファイルの画面を呼び出すことにより、対話型数値制御
    装置のディスプレイ画面のワ−クの加工条件デ−タ入力
    項目に前記パソコンのデ−タが転送されされることを特
    徴とする、工作機械の対話型数値制御装置へのデ−タ入
    力方法。
  2. 【請求項2】 加工条件デ−タが加工位置座標デ−タで
    あり、外部機器であるパソコン画面のワ−クの加工位置
    座標デ−タ入力が、予め前記対話型数値制御装置の対話
    ソフトと同じ対話ディスプレイ画面を有するフォルダ−
    またはファイルを有する外部機器であるパソコンの該画
    面を開き、該画面に外部機器のCAD装置より転送され
    るワ−クの図面用ウインドウを開き、該ウインドウに転
    送された図面上のワ−クの加工位置をマウスでクリック
    することによりそのクリックされた位置の座標を加工条
    件デ−タ入力項目のワ−クの加工位置座標デ−タ入力項
    目欄に入力させ、対話型数値制御装置のディスプレイ画
    面より前記外部機器であるパソコンの前記ワ−クの加工
    位置座標デ−タが入力されたフォルダ−またはファイル
    を呼び出すことにより、対話型数値制御装置のディスプ
    レイ画面のワ−クの加工条件デ−タ入力項目に前記パソ
    コンの加工位置座標デ−タが転送されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の工作機械の対話型数値制御装置へ
    のワ−クの加工位置座標デ−タ入力方法。
  3. 【請求項3】 工作機械が研削機械であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の、工作機械の対話型数値
    制御装置へのデ−タ入力方法。
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