JP6831537B2 - チャットシステム、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信するチャットシステムおよびそのプログラムに関する。
従来、複数のユーザー端末間でチャットサーバやボタン電話装置を介してチャットを行うチャットシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−207286号公報
しかしながら、上述した従来のチャットシステムは、テキストのみを入力してチャットでやり取りする構成であったため、受信側のユーザーが受信したテキストを見て、送信側のユーザーが何を求めているかを理解するのが困難な場合や、テキストを入力して返信することが煩わしいという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、送信側ユーザーが受信側ユーザーに何を求めているかを明確にするとともに、受信側ユーザーがテキスト入力せずに意思表示自在なチャットシステムを提供することである。
本請求項1に係る発明は、第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信するチャットシステムにおいて、前記第1チャットユーザーの端末が、前記チャット画面に、第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルとしての申請書類を表示するとともに、予め承認、決裁ルートが所定のアクションボタンとしての承認ボタンに設定されて、前記第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンとしての申請書類の内容の申請を承認する承認ボタンと、前記申請書類の内容の申請を否認する否認ボタンと申請書類に隣接して表示し、前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示された承認ボタンまたは否認ボタンが押されると、前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容が、前記承認ボタンまたは否認ボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示され、前記承認ボタンが第2チャットユーザーによって押されたとき、承認ボタンの承認、決裁ルートについての設定に基づいて、初めて次の承認者である第3チャットユーザーの端末へ申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとのデータが送られ、前記第3チャットユーザーの端末のチャット画面に、申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとが、互いに隣接して表示される構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信するチャットシステムのプログラムにおいて、前記第1チャットユーザーの端末のチャット画面に、第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルとしての申請書類を表示するとともに、予め承認、決裁ルートが所定のアクションボタンとしての承認ボタンに設定されて、前記第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンとしての申請書類の内容の申請を承認する承認ボタンと、前記申請書類の内容の申請を否認する否認ボタンと申請書類に隣接して表示する送信側表示ステップと、前記第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信する第1送信ステップと、前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に申請書類、承認ボタンおよび否認ボタンを表示する受信側表示ステップと、前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示された承認ボタンまたは否認ボタンが押されると、前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容のデータを、前記第2チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第1チャットユーザーの端末に送信する第2送信ステップと、前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容を、前記承認ボタンまたは否認ボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示するアクション表示ステップと、前記承認ボタンが第2チャットユーザーによって押されたとき、承認ボタンの承認、決裁ルートについての設定に基づいて、初めて次の承認者である第3チャットユーザーの端末へ申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとのデータを送信する第3送信ステップと、前記第3チャットユーザーの端末のチャット画面に、申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとを互いに隣接して表示する第3チャットユーザー側表示ステップとをコンピュータに実行させることにより、前述した課題を解決するものである。
本発明のチャットシステムは、複数のチャットユーザーの端末と、チャット用サーバとを備えていることにより、チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して他のチャットユーザーの端末に送信することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のチャットシステムによれば、受信側である第2チャットユーザーの端末のチャット画面にテキストまたは電子ファイルとアクションボタンとがセットで表示されるため、受信したテキストまたは電子ファイルについて発信側の第1チャットユーザーがどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザーは理解することができ、さらに、アクションボタンを押すか否かの選択をして必要に応じてアクションボタンを押して所定のアクションを実行することができる。
つまり、第2チャットユーザーは、テキストを入力する必要がなく、アクションボタンを押すだけで、容易に意思表示することができる。
そして、アクションボタンが押されたとき、アクションボタンが押された旨と所定のアクション内容が返信されるため、テキストまたは電子ファイルの発信元である第1チャットユーザーは受信側である第2チャットユーザーの意思を確認することができる。
また、I/Oの結果を待たずに処理を進めるチャット用サーバを介してチャット上でやりとりが行われて、電子メールで行った場合と比べてレスポンスが早いため、やり取り開始から終了までの時間を大幅に短縮することができる。
さらに、電子ファイルついてりん議などするワークフローアプリケーションソフトなどの操作が複雑な専用のアプリケーションソフトを必要としないため、ユーザーは専用のアプリケーションソフトと比べて簡単に操作することができる。
また、電子ファイルの申請書類の内容が承認者としての第2チャットユーザーによって確認されたときに、第2チャットユーザーによって承認か否認かが選択されるため、チャット上でワークフローアプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
さらに、電子ファイルの申請書類が承認者としての第2チャットユーザーによって確認されたときに、次のステップの承認者としての第3チャットユーザーへ申請内容が送られるため、チャット上でワークフローの次のステップに進むことができる。
つまり、第3チャットユーザーの端末に対する送信に、タイムラグを発生させ、第2チャットユーザーが承認ボタンを押したことをトリガーとして、第3チャットユーザーの端末に、申請書類と承認ボタンおよび否認ボタンとがセットで表示される。
本請求項2に係る発明のチャットシステムのプログラムによれば、上記請求項1にかかる発明が奏する効果と同様、受信側である第2チャットユーザーの端末のチャット画面にテキストまたは電子ファイルとアクションボタンとがセットで表示されるため、受信したテキストまたは電子ファイルについて発信側の第1チャットユーザーがどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザーは理解することができ、さらに、アクションボタンを押すか否かの選択をして必要に応じてアクションボタンを押して所定のアクションを実行することができる。
つまり、第2チャットユーザーは、テキストを入力する必要がなく、アクションボタンを押すだけで、容易に意思表示することができる。
そして、アクションボタンが押されたとき、アクションボタンが押された旨と所定のアクション内容が返信されるため、テキストまたは電子ファイルの発信元である第1チャットユーザーは受信側である第2チャットユーザーの意思を確認することができる。
また、I/Oの結果を待たずに処理を進めるチャット用サーバを介してチャット上でやりとりが行われて、電子メールで行った場合と比べてレスポンスが早いため、やり取り開始から終了までの時間を大幅に短縮することができる。
さらに、電子ファイルついてりん議などするワークフローアプリケーションソフトなどの操作が複雑な専用のアプリケーションソフトを必要としないため、ユーザーは専用のアプリケーションソフトと比べて簡単に操作することができる。
また、電子ファイルの申請書類の内容が承認者としての第2チャットユーザーによって確認されたときに、第2チャットユーザーによって承認か否認かが選択されるため、チャット上でワークフローアプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
さらに、電子ファイルの申請書類が承認者としての第2チャットユーザーによって確認されたときに、次のステップの承認者としての第3チャットユーザーへ申請内容が送られるため、チャット上でワークフローの次のステップに進むことができる。
つまり、第3チャットユーザーの端末に対する送信に、タイムラグを発生させ、第2チャットユーザーが承認ボタンを押したことをトリガーとして、第3チャットユーザーの端末に、申請書類と承認ボタンおよび否認ボタンとがセットで表示される。
本発明の第1実施例であるチャットシステムを示す概念図。 (A)〜(C)は本発明の第1実施例のワークフロー機能を示す図。 (A)〜(C)は本発明の第2実施例の掲示板サイト機能を示す図。 (A)〜(C)は本発明の第3実施例の安否確認機能を示す図。 (A)〜(C)は本発明の第4実施例の顧客関係管理機能を示す図。
本発明のチャットシステムは、第1チャットユーザーの端末が、チャット画面に、第1チャットユーザーによって入力されたテキストまたは第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルを表示するとともに、第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンをテキストまたは電子ファイルに隣接して表示し、第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示されたアクションボタンが押されると、アクションボタンのアクション内容が、アクションボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示される構成であることにより、受信したテキストまたは電子ファイルについて発信側の第1チャットユーザーがどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザーは理解することができ、さらに、アクションボタンを押すか否かの選択をして必要に応じてアクションボタンを押して所定のアクションを実行するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、チャットシステムのプログラムは、第1チャットユーザーの端末のチャット画面に、第1チャットユーザーによって入力されたテキストまたは第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルを表示するとともに、第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンを電子ファイルに隣接して表示する送信側表示ステップと、第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信する第1送信ステップと、第2チャットユーザーの端末のチャット画面にテキストまたは電子ファイルおよびアクションボタンを表示する受信側表示ステップと、第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示されたアクションボタンが押されると、アクションボタンのアクション内容のデータを、第2チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第1チャットユーザーの端末に送信する第2送信ステップと、アクションボタンのアクション内容を、アクションボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示するアクション表示ステップとをコンピュータに実行させることにより、受信したテキストまたは電子ファイルについて発信側の第1チャットユーザーがどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザーは理解することができ、さらに、アクションボタンを押すか否かの選択をして必要に応じてアクションボタンを押して所定のアクションを実行するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、チャットユーザーの端末は、パーソナルコンピュータ端末、タブレット端末、携帯電話端末、スマートフォン端末などのサーバを介して通信自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、電子ファイルは、文書ファイル、画像ファイル、音声ファイルなど、デジタルファイルであれば如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の第1実施例であるチャットシステム100について、図1および図2に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるチャットシステム100を示す概念図であり、図2(A)は、本発明の第1実施例のワークフロー機能を示す図であって、発信側の第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図であり、図2(B)は、受信側の第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bを示す図であり、図2(C)は、受信側の第2チャットユーザー(田中さん)がアクションボタン150を押したときの第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図である。
本発明の第1実施例であるチャットシステム100は、図1に示すように、チャットユーザーの端末の一例であるスマートフォン端末110A、110B、110Cと、チャット用サーバ120とを備えている。
また、スマートフォン端末110A、110B、110Cの表示部には、チャット画面111A、111B、111Cが表示される。
そして、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aに表示されたチャット画面111Aにおいて入力されたチャットデータを、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aからチャット用サーバ120を介して他の第2チャットユーザー(田中さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cに送信するように構成されている。
なお、送信対象は、第1チャットユーザーのスマートフォン端末110Aの記憶部や共有サーバに予め登録された1人または複数のユーザーや複数のユーザーから構成されるグループである。
さらに、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(森本さん)によって入力されたテキスト140(例えば図4参照)または第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された電子ファイル130を表示するとともに、第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された所定のアクションボタン150をテキスト140または電子ファイル130に隣接して表示するように構成されている。
そして、例えば、他の第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bに表示されたアクションボタン150が押されると、アクションボタン150のアクション内容が、アクションボタン150の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aに表示されるように構成されている。
本実施例では、図2(A)〜図2(C)に示すように、チャットシステム100がワークフローシステムとして機能することをについて説明する。
第1チャットユーザー(森本さん)がチャット機能を使用しているとき、第1チャットユーザー(森本さん)は、チャット画面111Aにテキスト140を入力する、または、電子ファイル130を選択することができるように構成されている。
ここでは、図2(A)に示すように、第1チャットユーザー(森本さん)が、スマートフォン端末110Aの記憶部または共有サーバの記憶部にある申請書類の一例として経費精算の文書ファイル「申請書」131を選択したとする。
すると、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された文書ファイル「申請書」131を表示する。
このとき、第1チャットユーザー(森本さん)がテキスト入力することで、いくつかの所定のアクションボタン150が、候補として挙げられて入力箇所に表示される。
そして、第1チャットユーザー(森本さん)が所定のアクションボタン150を選択する。
ここでは、第1チャットユーザー(森本さん)が「承認」、「否認」をテキスト入力し、候補として挙げられたアクションボタン150としての承認ボタン151および否認ボタン152を選択したとする。
すると、送信側表示ステップとして、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aが、第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された承認ボタン151および否認ボタン152を、文書ファイル「申請書」131に隣接して表示するように構成されている。
そして、第1送信ステップとして、第1チャットユーザー(森本さん)が送信ボタン(図示せず)を押すことにより、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とがチャットデータとして第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して他の第2チャットユーザー(田中さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cに送信される。
これにより、図2(B)に示すように、受信側表示ステップとして、第2チャットユーザー(田中さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cのチャット画面111B、111Cに、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とがセットで表示される。
その結果、受信した文書ファイル「申請書」131について、発信側の第1チャットユーザー(森本さん)がどんなアクションを望んでいるかを、受信側である他の第2チャットユーザー(田中さん)や第3チャットユーザーは理解することができる。
さらに、第2チャットユーザー(田中さん)や第3チャットユーザーは、アクションボタン150である承認ボタン151または否認ボタン152を押すか否かの選択をし、必要に応じてアクションボタン150である承認ボタン151または否認ボタン152を押して所定のアクションを実行することができる。
第2チャットユーザー(田中さん)が表示された承認ボタン151を押すと、第2送信ステップとして、アクションボタン150のアクション内容として「第2チャットユーザー(田中さん)が承認した」旨が、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して他の第1チャットユーザー(森本さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cへ送信される。
これにより、図2(C)に示すように、アクション表示ステップとして、「第2チャットユーザー(田中さん)が承認した」旨が、アクションボタン150の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cのチャット画面111A、111Cに表示される。
その結果、文書ファイル「申請書」131の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)は受信側である他の第2チャットユーザー(田中さん)の意思を確認することができる。
さらに、I/Oの結果を待たずに処理を進めるチャット用サーバ120を介してチャット上でやりとりが行われて、電子メールで行った場合と比べてレスポンスが早い。
その結果、やり取り開始から終了までの時間を大幅に短縮することができる。
また、電子ファイル130ついて稟議などするワークフローアプリケーションソフトなどの操作が複雑な専用のアプリケーションソフトを必要としない。
その結果、ユーザーは専用のアプリケーションソフトと比べて簡単に操作することができる。
つまり、チャット上でワークフローアプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
そして、第3チャットユーザーが、次の承認・決裁者である場合、第2チャットユーザー(田中さん)が承認ボタン151を押したときに、第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cのチャット画面111Cにも、「第2チャットユーザー(田中さん)が承認した」旨が、表示されるので、これが表示された後に、第3チャットユーザーが、承認ボタン151を押してもよい。
また、第1の変形例として、予め承認、決裁ルートを最初の承認ボタン151に設定することにより、第2チャットユーザー(田中さん)よって承認ボタン151が押されたときに、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とのデータが、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して次の承認・決裁者である第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cへ送られるように構成してもよい。
これにより、第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cのチャット画面111Cに、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とが、互いに隣接してセットで表示される。
その結果、チャット上でワークフローの次のステップに進むことができる。
また、第2の変形例として、予め承認、決裁ルートを最初の承認ボタン151に設定することにより、第2チャットユーザー(田中さん)よって承認ボタン151が押されたときに、初めて第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cのチャット画面111Cに、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とがセットで表示されるように構成してもよい。
つまり、第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cに対する送信に、タイムラグを発生させ、第2チャットユーザー(田中さん)が承認ボタン151を押したことをトリガーとして、第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cに、文書ファイル「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とをセットで表示するように構成してもよい。
なお、承認、決裁を得て一連のワークフローが終了するとき、最後の承認・決裁ボタンが押されることにより、チャットシステム100が、ワークフローアプリケーションソフトを運用しているサーバに一連のワークフローの経過情報データをアーカイブとして保存するように構成してもよい。
また、本実施例では、チャットユーザーがチャット画面111A〜111Cに対して入力する際、テキスト入力したが、音声を入力してスマートフォン端末110A〜110Cにより音声をテキストに変換してもらってもよい。
さらに、申請書類の一例として文書ファイル「申請書」131を選択したが、「申請書」131に代えて報告書や稟議書でもよい。
言い換えると、申請書類の概念には、「申請書」131だけでなく、報告書や稟議書も含まれる。
このようにして得られた本発明の第1実施例であるチャットシステム100は、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(森本さん)によって入力されたテキスト140または第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された電子ファイル130としての「申請書」131を表示するとともに、第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された所定のアクションボタン150としての承認ボタン151および否認ボタン152を「申請書」131に隣接して表示し、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bに表示されたアクションボタン150としての承認ボタン151または否認ボタン152が押されると、承認ボタン151または否認ボタン152のアクション内容が、承認ボタン151および否認ボタン152の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aに表示される構成であることにより、受信した「申請書」131について発信側の第1チャットユーザー(森本さん)がどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザー(田中さん)は理解することができ、さらに、承認ボタン151または否認ボタン152を押すか否かの選択をして必要に応じて承認ボタン151または否認ボタン152を押して所定のアクションを実行することができ、「申請書」131の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)は受信側である第2チャットユーザー(田中さん)の意思を確認することができる。
また、やり取り開始から終了までの時間を電子メールで行った場合と比べて大幅に短縮することができる。
さらに、ユーザーは専用のアプリケーションソフトと比べて簡単に操作することができる。
さらに、電子ファイル130が、「申請書」131であり、アクションボタン150が、「申請書」131の内容の申請を承認する承認ボタン151と、「申請書」131の内容の申請を否認する否認ボタン152とであることにより、チャット上でワークフローアプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
また、承認ボタン151が第2チャットユーザー(田中さん)によって押されたとき、次の承認者である第3チャットユーザーの端末へ「申請書」131と承認ボタン151と否認ボタン152とのデータが送られ、第3チャットユーザーのスマートフォン端末110Cのチャット画面111Cに、「申請書」131と承認ボタン151と否認ボタン152とが、互いに隣接して表示される構成であることにより、次のステップの承認者としての第3チャットユーザーへ申請内容が送られるため、チャット上でワークフローの次のステップに進むことができる。
本発明の第1実施例であるチャットシステム100のプログラムは、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aに、第1チャットユーザー(森本さん)によって入力されたテキスト140または第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された電子ファイル130としての「申請書」131を表示するとともに、第1チャットユーザー(森本さん)によって選択された所定のアクションボタン150としての承認ボタン151および否認ボタン152を電子ファイル130に隣接して表示する送信側表示ステップと、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aに表示されたチャット画面111Aにおいて入力されたチャットデータを、第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aからチャット用サーバ120を介して第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bに送信する第1送信ステップと、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bに「申請書」131と承認ボタン151および否認ボタン152とを表示する受信側表示ステップと、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bに表示されたアクションボタン150としての承認ボタン151または否認ボタン152が押されると、承認ボタン151または否認ボタン152のアクション内容のデータを、第2チャットユーザー(田中さん)のスマートフォン端末110Bからチャット用サーバ120を介して第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aに送信する第2送信ステップと、承認ボタン151または否認ボタン152のアクション内容を、承認ボタン151および否認ボタン152の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aに表示するアクション表示ステップとをコンピュータに実行させることにより、受信した「申請書」131について発信側の第1チャットユーザー(森本さん)がどんなアクションを望んでいるかを受信側である第2チャットユーザー(田中さん)は理解することができ、さらに、承認ボタン151または否認ボタン152を押すか否かの選択をして必要に応じて承認ボタン151または否認ボタン152を押して所定のアクションを実行することができ、「申請書」131の発信元である第1チャットユーザー(森本さん)は受信側である第2チャットユーザー(田中さん)の意思を確認することができる。
また、やり取り開始から終了までの時間を電子メールで行った場合と比べて大幅に短縮することができる。
さらに、ユーザーは専用のアプリケーションソフトと比べて簡単に操作することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例であるチャットシステム100について、図3(A)〜図3(C)に基づいて説明する。
ここで、図3(A)は、本発明の第2実施例の掲示板サイト機能を示す図であって、発信側の第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図であり、図3(B)は、受信側の第2チャットユーザー(佐藤さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bを示す図であり、図3(C)は、受信側の第2チャットユーザー(佐藤さん)がアクションボタン150を押したときの第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図である。
第2実施例のチャットシステム100は、第1実施例のチャットシステム100の申請書類の電子ファイルを連絡書類の電子ファイルにしたものであり、多くの要素について第1実施例のチャットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
本実施例では、図3(A)〜図3(C)に示すように、チャットシステム100が電子掲示板システムとして機能することをについて説明する。
第1チャットユーザー(川田さん)がチャット機能を使用しているとき、第1チャットユーザー(川田さん)は、チャット画面111Aにテキスト140を入力する、または、電子ファイル130を選択することができるように構成されている。
ここでは、図3(A)に示すように、第1チャットユーザー(川田さん)が、スマートフォン端末110Aの記憶部または共有サーバの記憶部にある連絡書類の一例として文書ファイル「お知らせ」132を選択したとする。
すると、第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(川田さん)によって選択された文書ファイル「お知らせ」132を表示する。
このとき、第1チャットユーザー(川田さん)がテキスト入力することで、いくつかの所定のアクションボタン150が、候補として挙げられて入力箇所に表示される。
そして、第1チャットユーザー(川田さん)が所定のアクションボタン150を選択する。
ここでは、第1チャットユーザー(川田さん)が「了承」、「異議」をテキスト入力し、候補として挙げられたアクションボタン150としての了承ボタン153および異議ボタン154を選択したとする。
すると、送信側表示ステップとして、第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aが、第1チャットユーザー(川田さん)によって選択された了承ボタン153および異議ボタン154を、文書ファイル「お知らせ」132に隣接して表示するように構成されている。
そして、第1送信ステップとして、第1チャットユーザー(川田さん)が送信ボタン(図示せず)を押すことにより、文書ファイル「お知らせ」132と了承ボタン153および異議ボタン154とがチャットデータとして第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aから、チャット用サーバ120を介して他の第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cに送信される。
これにより、図3(B)に示すように、受信側表示ステップとして、第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cのチャット画面111B、111Cに、文書ファイル「お知らせ」132と了承ボタン153および異議ボタン154とがセットで表示される。
その結果、受信した文書ファイル「お知らせ」132について、発信側の第1チャットユーザー(川田さん)がどんなアクションを望んでいるかを、受信側である他の第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーは理解することができる。
さらに、第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーは、アクションボタン150である了承ボタン153または異議ボタン154を押すか否かの選択をし、必要に応じてアクションボタン150である了承ボタン153または異議ボタン154を押して所定のアクションを実行することができる。
第2チャットユーザー(佐藤さん)が表示された了承ボタン153を押すと、第2送信ステップとして、アクションボタン150のアクション内容として「第2チャットユーザー(佐藤さん)が了承した」旨が、第2チャットユーザー(佐藤さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して他の第1チャットユーザー(川田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cへ送信される。
これにより、図3(C)に示すように、アクション表示ステップとして、「第2チャットユーザー(佐藤さん)が了承した」旨が、アクションボタン150の発信元である第1チャットユーザー(川田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cのチャット画面111A、111Cに表示される。
その結果、文書ファイル「お知らせ」132の発信元である第1チャットユーザー(川田さん)は受信側である他の第2チャットユーザー(佐藤さん)の意思を確認することができる。
また、チャット上でサイト上掲示板アプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
このようにして得られた本発明の第2実施例であるチャットシステム100は、電子ファイル130が、連絡書類としての「お知らせ」132であり、アクションボタン150が、「お知らせ」132の内容を了承する了承ボタン153と、「お知らせ」132の内容に異議を唱える異議ボタン154とであることにより、チャット上でサイト上掲示板アプリケーションソフトと同様のことを実行することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第3実施例であるチャットシステム100について、図4(A)〜図4(C)に基づいて説明する。
ここで、図4(A)は、本発明の第3実施例の安否確認機能を示す図であって、発信側の第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図であり、図4(B)は、受信側の第2チャットユーザー(佐藤さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bを示す図であり、図4(C)は、受信側の第2チャットユーザー(佐藤さん)がアクションボタン150を押したときの第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図である。
第3実施例のチャットシステム100は、第1実施例のチャットシステム100の申請書類の電子ファイルを安否確認のテキスト141にしたものであり、多くの要素について第1実施例のチャットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
本実施例では、図4(A)〜図4(C)に示すように、チャットシステム100が安否確認システムとして機能することをについて説明する。
第1チャットユーザー(川田さん)がチャット機能を使用しているとき、第1チャットユーザー(川田さん)は、チャット画面111Aにテキスト140を入力する、または、電子ファイル130を選択することができるように構成されている。
ここでは、図4(A)に示すように、第1チャットユーザー(川田さん)が、テキスト140の一例として「大きな地震がありましたが、大丈夫ですか?」と安否確認のテキスト141を入力したとする。
ここで、災害が発生した場所を安否確認のテキスト141に含めてもよい。
すると、第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(川田さん)によって入力された安否確認のテキスト141を表示する。
このとき、第1チャットユーザー(川田さん)がさらにテキスト入力することで、いくつかの所定のアクションボタン150が、候補として挙げられて入力箇所に表示される。
そして、第1チャットユーザー(川田さん)が所定のアクションボタン150を選択する。
ここでは、第1チャットユーザー(川田さん)が「無事」、「要救助」をテキスト入力し、候補として挙げられたアクションボタン150としての無事ボタン155および要救助ボタン156を選択したとする。
なお、負傷したが救助は不要の旨の選択肢や、自宅か自宅外などの場所についての選択肢を加えてもよい。
すると、送信側表示ステップとして、第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aが、第1チャットユーザー(川田さん)によって選択された無事ボタン155および要救助ボタン156を、安否確認のテキスト141「大きな地震がありましたが、大丈夫ですか?」に隣接して表示するように構成されている。
そして、第1送信ステップとして、第1チャットユーザー(川田さん)が送信ボタン(図示せず)を押すことにより、安否確認のテキスト141と無事ボタン155および要救助ボタン156とがチャットデータとして第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aから、チャット用サーバ120を介して他の第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cに送信される。
これにより、図4(B)に示すように、受信側表示ステップとして、第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cのチャット画面111B、111Cに、安否確認のテキスト141「大きな地震がありましたが、大丈夫ですか?」と無事ボタン155および要救助ボタン156とがセットで表示される。
その結果、受信した安否確認のテキスト141について、発信側の第1チャットユーザー(川田さん)がどんなアクションを望んでいるかを、受信側である他の第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーは理解することができる。
さらに、第2チャットユーザー(佐藤さん)や第3チャットユーザーは、アクションボタン150である無事ボタン155または要救助ボタン156を押すか否かの選択をし、必要に応じてアクションボタン150である無事ボタン155または要救助ボタン156を押して所定のアクションを実行することができる。
第2チャットユーザー(佐藤さん)が表示された無事ボタン155を押すと、第2送信ステップとして、アクションボタン150のアクション内容として「第2チャットユーザー(佐藤さん)は無事である」旨が、第2チャットユーザー(佐藤さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して他の第1チャットユーザー(川田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cへ送信される。
これにより、図4(C)に示すように、アクション表示ステップとして、「第2チャットユーザー(佐藤さん)は無事である」旨が、アクションボタン150の発信元である第1チャットユーザー(川田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cのチャット画面111A、111Cに表示される。
その結果、安否確認のテキスト141の発信元である第1チャットユーザー(川田さん)は受信側である他の第2チャットユーザー(佐藤さん)の無事を確認することができる。
また、チャット上で安否確認アプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
なお、相手の第2チャットユーザーにインフルエンザ等の感染症の疑いが有り、第2チャットユーザーが会社を欠勤や学校を欠席している場合、インフルエンザ等の感染症のマニュアルをチャット上で送るとともに、安否確認の無事ボタン155および感染ボタンを送るようにしてもよい。
このようにして得られた本発明の第2実施例であるチャットシステム100は、第1チャットユーザー(川田さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(川田さん)によって入力された安否確認のテキスト141を表示するとともに、第1チャットユーザー(川田さん)によって選択された所定のアクションボタン150を安否確認のテキスト141に隣接して表示する構成であり、アクションボタン150が、自己の無事を示す無事ボタン155と、助けを要する要救助ボタン156とであることにより、チャット上で安否確認アプリケーションソフトと同様のことを実行することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第4実施例であるチャットシステム100について、図5(A)〜図5(C)に基づいて説明する。
ここで、図5(A)は、本発明の第4実施例の顧客関係管理機能を示す図であって、発信側の第1チャットユーザー(村田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図であり、図3(B)は、受信側の第2チャットユーザー(中村さん)のスマートフォン端末110Bのチャット画面111Bを示す図であり、図3(C)は、受信側の第2チャットユーザー(中村さん)がアクションボタン150を押したときの第1チャットユーザー(村田さん)のスマートフォン端末110Aのチャット画面111Aを示す図である。
第4実施例のチャットシステム100は、第1実施例のチャットシステム100の申請書類の電子ファイルを顧客関係管理書類の電子ファイルにしたものであり、多くの要素について第1実施例のチャットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
本実施例では、図5(A)〜図5(C)に示すように、チャットシステム100が顧客関係管理システムとして機能することをについて説明する。
第1チャットユーザー(村田さん)がチャット機能を使用しているとき、第1チャットユーザー(村田さん)は、チャット画面111Aにテキスト140を入力する、または、電子ファイル130を選択することができるように構成されている。
ここでは、図5(A)に示すように、第1チャットユーザー(村田さん)が、スマートフォン端末110Aの記憶部または共有サーバの記憶部にある顧客関係管理書類の一例として文書ファイル「パンフレット」133を選択したとする。
すると、第1チャットユーザー(村田さん)のスマートフォン端末110Aが、チャット画面111Aに、第1チャットユーザー(村田さん)によって選択された文書ファイル「パンフレット」133を表示する。
このとき、第1チャットユーザー(村田さん)がテキスト入力することで、いくつかの所定のアクションボタン150が、候補として挙げられて入力箇所に表示される。
そして、第1チャットユーザー(村田さん)が所定のアクションボタン150を選択する。
ここでは、第1チャットユーザー(村田さん)が「見積書(作成)指示」、「(客先)訪問指示」、「(客先)提案指示」をテキスト入力し、候補として挙げられたアクションボタン150としての見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158および提案指示ボタン159を選択したとする。
すると、送信側表示ステップとして、第1チャットユーザー(村田さん)のスマートフォン端末110Aが、第1チャットユーザー(村田さん)によって選択された見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158および提案指示ボタン159を、文書ファイル「パンフレット」133に隣接して表示するように構成されている。
そして、第1送信ステップとして、第1チャットユーザー(村田さん)が送信ボタン(図示せず)を押すことにより、文書ファイル「パンフレット」133と見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158および提案指示ボタン159とがチャットデータとして第1チャットユーザー(村田さん)のスマートフォン端末110Aから、チャット用サーバ120を介して他の第2チャットユーザー(中村さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cに送信される。
これにより、図5(B)に示すように、受信側表示ステップとして、第2チャットユーザー(中村さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110B、110Cのチャット画面111B、111Cに、文書ファイル「パンフレット」133と見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158および提案指示ボタン159とがセットで表示される。
その結果、受信した文書ファイル「パンフレット」133について、発信側の第1チャットユーザー(村田さん)がどんなアクションを望んでいるかを、受信側である他の第2チャットユーザー(中村さん)や第3チャットユーザーは理解することができる。
さらに、第2チャットユーザー(中村さん)や第3チャットユーザーは、アクションボタン150である見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158または提案指示ボタン159を押すか否かの選択をし、必要に応じてアクションボタン150である見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158または提案指示ボタン159を押して所定のアクションを実行することができる。
第2チャットユーザー(中村さん)が表示された訪問指示ボタン158を押すと、第2送信ステップとして、アクションボタン150のアクション内容として「第2チャットユーザー(中村さん)が訪問を指示した」旨が、第2チャットユーザー(中村さん)のスマートフォン端末110Bから、チャット用サーバ120を介して他の第1チャットユーザー(村田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cへ送信される。
これにより、図5(C)に示すように、アクション表示ステップとして、「第2チャットユーザー(中村さん)が訪問を指示した」旨が、アクションボタン150の発信元である第1チャットユーザー(村田さん)や第3チャットユーザーのスマートフォン端末110A、110Cのチャット画面111A、111Cに表示される。
その結果、文書ファイル「パンフレット」133の発信元である第1チャットユーザー(村田さん)は受信側である他の第2チャットユーザー(中村さん)の指示を確認することができる。
また、チャット上で顧客関係管理アプリケーションソフトと同様のことを実行することができる。
なお、顧客関係管理書類の一例として文書ファイル「パンフレット」133を選択したが、「パンフレット」133に代えて、見積書や企画書でもよい。
このようにして得られた本発明の第4実施例であるチャットシステム100は、電子ファイル130が、顧客関係管理書類としての「パンフレット」133であり、アクションボタン150が、顧客に対するアプローチの指示を示すボタンとしての見積書指示ボタン157、訪問指示ボタン158および提案指示ボタン159であることにより、チャット上で顧客関係管理アプリケーションソフトと同様のことを実行することができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ チャットシステム
110A・・・ (第1チャットユーザーの)スマートフォン端末
110B・・・ (第2チャットユーザーの)スマートフォン端末
110C・・・ (第3チャットユーザーの)スマートフォン端末
111A・・・ (第1チャットユーザーの)チャット画面
111B・・・ (第2チャットユーザーの)チャット画面
111C・・・ (第3チャットユーザーの)チャット画面
120 ・・・ チャット用サーバ
130 ・・・ 電子ファイル
131 ・・・ 「申請書」(申請書類)
132 ・・・ 「お知らせ」(連絡書類)
133 ・・・ 「パンフレット」(顧客関係管理書類)
140 ・・・ テキスト
141 ・・・ 安否確認のテキスト
150 ・・・ アクションボタン
151 ・・・ 承認ボタン
152 ・・・ 否認ボタン
153 ・・・ 了承ボタン
154 ・・・ 異議ボタン
155 ・・・ 無事ボタン
156 ・・・ 要救助ボタン
157 ・・・ 見積書指示ボタン(指示を示すボタン)
158 ・・・ 訪問指示ボタン(指示を示すボタン)
159 ・・・ 提案指示ボタン(指示を示すボタン)

Claims (2)

  1. 第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信するチャットシステムにおいて、
    前記第1チャットユーザーの端末が、前記チャット画面に、第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルとしての申請書類を表示するとともに、予め承認、決裁ルートが所定のアクションボタンとしての承認ボタンに設定されて、前記第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンとしての申請書類の内容の申請を承認する承認ボタンと、前記申請書類の内容の申請を否認する否認ボタンと申請書類に隣接して表示し、
    前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示された承認ボタンまたは否認ボタンが押されると、前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容が、前記承認ボタンまたは否認ボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示され
    前記承認ボタンが第2チャットユーザーによって押されたとき、承認ボタンの承認、決裁ルートについての設定に基づいて、初めて次の承認者である第3チャットユーザーの端末へ申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとのデータが送られ、前記第3チャットユーザーの端末のチャット画面に、申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとが、互いに隣接して表示される構成であることを特徴とするチャットシステム。
  2. 第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信するチャットシステムのプログラムにおいて、
    前記第1チャットユーザーの端末のチャット画面に、第1チャットユーザーによって選択された電子ファイルとしての申請書類を表示するとともに、予め承認、決裁ルートが所定のアクションボタンとしての承認ボタンに設定されて、前記第1チャットユーザーによって選択された所定のアクションボタンとしての申請書類の内容の申請を承認する承認ボタンと、前記申請書類の内容の申請を否認する否認ボタンと申請書類に隣接して表示する送信側表示ステップと、
    前記第1チャットユーザーの端末に表示されたチャット画面において入力されたチャットデータを、前記第1チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第2チャットユーザーの端末に送信する第1送信ステップと、
    前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に申請書類、承認ボタンおよび否認ボタンを表示する受信側表示ステップと、
    前記第2チャットユーザーの端末のチャット画面に表示された承認ボタンまたは否認ボタンが押されると、前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容のデータを、前記第2チャットユーザーの端末からチャット用サーバを介して第1チャットユーザーの端末に送信する第2送信ステップと、
    前記承認ボタンまたは否認ボタンのアクション内容を、前記承認ボタンまたは否認ボタンの発信元である第1チャットユーザーの端末のチャット画面に表示するアクション表示ステップと
    前記承認ボタンが第2チャットユーザーによって押されたとき、承認ボタンの承認、決裁ルートについての設定に基づいて、初めて次の承認者である第3チャットユーザーの端末へ申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとのデータを送信する第3送信ステップと、
    前記第3チャットユーザーの端末のチャット画面に、申請書類の電子ファイルと承認ボタンと否認ボタンとを互いに隣接して表示する第3チャットユーザー側表示ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするチャットシステムのプログラム。
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