JP6831439B2 - 第1の歯付きホイール・セットがその上に枢動可能に装着されているサポートに対する第1の歯付きホイール・セットの位置決めを調節するためのシステム、および、そのようなシステムを含む時計 - Google Patents

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Description

本発明は、サポートに対する第1の歯付きホイール・セットの位置を調節するためのシステムであって、第1の歯付きホイール・セットは、それが枢動することができるように、サポート上に装着されている、システムに関する。とりわけ、本発明は、ホイールによって担持されているピニオンの角度位置を調節するためのシステムであって、ピニオンは、ホイールとともにホイール・セットを形成している、システムに関する。本発明は、さらに、そのような調節システムを含む時計に関する。
腕時計などのような時計のための従来の日付表示機構は、本質的に、日付リングを含み、「1」から「31」の日付表示が、日付リングの外周部上に設置されている。この日付リングは、1日に1ステップだけ前進する。31未満の日を有する月の終わりにおいて、ウォッチの所有者は、2月には、日付表示「28」から、または、うるう年の場合には、日付表示「29」から、日付表示「1」へ、日付リングを前進させなければならず、また、31未満の日を有する1年の中の他の月に関して、日付表示「30」から日付表示「1」へ、日付リングを前進させなければならない。
31未満の日を有するそれぞれの月の終わりに所有者による介入を必要とする日付表示機構は、単純な日付表示機構と称される。2月から3月へ通過するときに、所有者による介入を1年に1回だけ必要とする日付表示機構は、半永久的な日付表示機構と称される。最後に、31未満の日を有する月の最後の日の日付表示から、うるう年を含むそれに続く月の最初の日の日付表示へ自然に通過する日付表示機構は、永久的な日付表示機構と称される。
単一のリングを含む日付表示機構であって、「1」から「31」の日付表示が単一のリングの外周部周りに分配されている、日付表示機構は、限られた数のパーツを含むという利点を有している。したがって、それらは、機械的なまたは電気機械的なウォッチの時計学的ムーブメントの中へ組み込むために、よりコスト効率が良く容易である。しかし、日付リング上の31個の日付表示のそれぞれを再現するために、12°よりも少し小さい角度セクタだけしか利用可能でない。したがって、日付表示のサイズは、日付リングの寸法によって必然的に限定され、それは、これらの日付表示を読みにくくする可能性がある。
表示部材がリングであり、31個の日付表示がリング上に設置されている、日付表示機構と並んで、いわゆる「大型の日付」カレンダ表示機構も知られており、それは、また、機械的なまたは電気機械的な時計に装備することが意図されている。これらの大型の日付カレンダ表示機構がそのように呼ばれているのは、日付表示がより大きいスケールで表示されることをそれらが可能にするからであり、それは、日付の読み取りを容易にし、また、そのような機構を装備している時計の美観の観点から、紛れもない利点を構成する。
大型の日付カレンダ表示機構は、従来から、第1の日付インジケータを含み、第1の日付インジケータ上には、「0」から「9」の日付の1の位コンポーネントの表示が設置されている。これらの10個の数字は、考えられる大型の日付表示機構の動作モードに依存するシーケンスにしたがって、第1の日付インジケータ上に再現されている。これらの日付表示機構は、第2の日付インジケータによって補完され、第2の日付インジケータ上には、「0」から「3」の日付の10の位コンポーネントの表示が再現されている。したがって、第2の日付インジケータに対する第1の日付インジケータの位置決めを適切に調節することによって、「01」から「31」の日付表示のすべてが、第1の日付インジケータによって担持されている日付の1の位コンポーネントの表示と、第2の日付インジケータによって担持されている日付の10の位コンポーネントの表示とを組み合わせることによって、構成され得る。第1の日付インジケータは、日付の1の位コンポーネントの表示だけを担持しているので、および、第2の日付インジケータは、日付の10の位コンポーネントの表示だけを担持しているので、追加的なスペースは、これらの表示を再現するために利用可能であり、それは、したがって、サイズがより大きくなることが可能である。したがって、大型の日付カレンダ・インジケータ・デバイスの読み取りがより容易にされ、そのような日付インジケータ・デバイスを装備している時計の美観が、著しく改善される。
それにもかかわらず、「大型の日付」タイプの日付表示機構は、所与の月の「31」からそれに続く月の「01」へ通過するときに、問題をもたらす。より具体的には、日付表示「31」を形成するために使用される日付の1の位コンポーネント「1」の表示は、日付表示「01」がそれとともに形成される日付の1の位コンポーネント「1」の表示と同じである。結果として、日付表示「31」から日付表示「01」への通過の間に、日付の1の位コンポーネント「1」の表示は、変化されないままでなければならず、一方、日付の10の位コンポーネントの表示は、値「3」から値「0」へ通過する。換言すれば、31日を有する月の終わりからそれに続く月の最初の日へ通過するときに、第1の日付インジケータ(日付の1の位コンポーネントの表示が、第1の日付インジケータ上に設置されている)は、静止したままでいなければならない。この目的に到達するために、時計学的ムーブメント(それは、通常の環境下において、大型の日付表示機構が毎日前進することを可能にする)は、31日を有する月の最後の日からそれに続く月の最初の日へ通過するときに、第1の日付インジケータを駆動することを防止されなければならない。
この問題を克服するためにしばしば提案される解決策は、時計学的ムーブメントの出力と、少なくとも1つの歯の日付の1の位コンポーネントの表示を担持する日付インジケータとの間の、キネマティック・チェーン(kinematic chain)の中に位置付けされているホイールのうちの1つを剥奪することから構成されており、「31」から「01」へ通過するときに、このホイールが、時計学的ムーブメントによって駆動されても、順にピニオンを駆動しないようになっており、ホイールは、ピニオンと係合されており、また、ホイールは、日付の1の位コンポーネントのインジケータを駆動することに寄与する。この期間の間にピニオンが静止したままであることを考えると、時計学的ムーブメントと日付の1の位コンポーネントの表示を担持する第1の日付インジケータとの間の運動学的リンケージは中断され、日付の1の位コンポーネント「1」の表示は、変化されないままとなる。
しかし、この解決策は、完全ではない。その理由は、31日を有する月の最後の日からそれに続く月の最初の日の終わりへの通過を分離する24時間の間に、および、残りの時間にその駆動を確保するホイールとピニオンがもはや係合されていない間に、ピニオンの位置の維持、ひいては、日付の1の位コンポーネントの表示を担持している第1の日付インジケータの位置の維持が、もはや確保されないからであり、それは、受け入れることができない。その理由は、時計の目盛り盤の中に作製された開口(開口を通して、日付表示が見える)の中の日付の1の位コンポーネントの表示の適切な位置決めに関して、保証が与えられることができないからである。そのうえ、ホイールが回転するときに、および、ホイールがピニオンと再び噛み合うことができる位置に見出されるときに、ピニオンは、適当に位置決めされることができず、また、ホイールは、このピニオンと再係合することができず、それは、機構が妨害されることを結果として生じさせる。したがって、ピニオンの正しい割り出しが、とりわけ、このピニオンが通常はそれを駆動するホイールと係合されていない期間の間に、一定に保証されることが必須である。
上述の理由のために、ホイールとピニオンとの間の精密な角度位置決めを確保するために、すべての必要な対策がとられなければならない。
本発明の目的は、第1の歯付きホイール・セットの角度位置がサポート(第1の歯付きホイール・セットは、それが枢動することができるように、サポート上に装着されている)に対して調節されることを可能にする機構を提供することによって、上述の問題を克服することである。とりわけ、本発明は、ホイールに対するピニオンの角度位置を調節するための機構に関する(ピニオンは、ホイールとともにホイール・セットを形成する)。
この目的を果たすために、本発明は、サポートに対する第1の歯付きホイール・セットの角度位置を調節するためのシステムであって、第1の歯付きホイール・セットは、それが枢動することができるように、サポート上に装着されており、調節システムは、調節部材を含み、調節部材は、サポートに対する第1の歯付きホイール・セットの角度位置に対して作用が加えられることを可能にする、システムを開示している。
本発明の1つの特定の実施形態によれば、第1の歯付きホイール・セットは、ピニオンであり、サポートは、ホイールであり、ピニオンが、ホイール上に摩擦により装着されており、ホイール・セットを形成するようになっている。
本発明の別の実施形態によれば、調節部材は、歯付きホイール・セットであり、歯付きホイール・セットの角度位置は、調節可能になっており、歯付きホイール・セットは、第1の歯付きホイール・セットと係合されており、第1の歯付きホイール・セットの角度位置が調節されることになっている。
本発明は、さらに、本発明による調節システムを含む時計に関する。
これらの特徴により、本発明は、第1の歯付きホイール・セットの角度位置がサポートに対して精密に調節されることを可能にするシステムを提供する(第1の歯付きホイール・セットは、それが枢動することができるように、サポート上に装着されている)。したがって、最適な噛み合いが、第1の歯付きホイール・セットと第2の歯付きホイール・セット(第1の歯付きホイール・セットは、第2の歯付きホイール・セットと噛み合っている)との間で保証され得、その後に、ホイール・セットのすべての正しい位置決めが保証され得、ホイール・セットは、第1および第2のホイール・セットが含まれているキネマティック・チェーンの中で、第1のホイール・セットの上流および下流に配設されており、また、第2のホイール・セットの上流および下流にそれぞれ配設されている。この目的を果たすために、本発明は、キー・タイプの調節部材を使用することを開示しており、調節部材の角度位置は、たとえば、スクリュードライバによって、調節可能になっている。この調節部材は、第1のホイール・セットを担持するサポート上で、または、別個のサポート上で、それが枢動することができるように装着されており、この調節部材は、第1のホイール・セットと係合されており、調節部材を枢動させることによって、この第1のホイール・セットの角度位置が調節され得るようになっている。
本発明は、さらに、時計の時計学的ムーブメントによるキネマティック・チェーンを介して駆動される大型の日付カレンダ表示機構であって、時計は、この大型の日付カレンダ表示機構を装備しており、この大型の日付カレンダ表示機構は、第1の日付インジケータおよび第2の日付インジケータを含み、「0」から「9」の日付の1の位コンポーネントの表示が、第1の日付インジケータ上に設置されており、「0」から「3」の日付の10の位コンポーネントの表示が、第2の日付インジケータ上に設置されており、それによって、「01」から「31」の日付表示のすべてが、第1の日付インジケータによって担持されている、日付の1の位コンポーネント「0」から「9」の表示と、第2の日付インジケータによって担持されている、日付の10の位コンポーネント「0」から「3」の表示とを組み合わせることによって取得され得、第1の日付インジケータは、31日を有するある月の最後の日からそれに続く月の最初の日の終わりへの通過を分離する24時間の期間の間に静止したままになっており、キネマティック・チェーンは、ホイールを含み、ホイールは、時計学的ムーブメントと連続的に係合されており、ホイールは、歯を備えた周囲部を有しており、歯を介して、ホイールは、ピニオンと噛み合っており、ピニオン自身は、日付の1の位コンポーネントの第1のインジケータを駆動することに寄与しており、ホイールは、その周囲部に沿った1つのポイントにおいて、歯を欠いており、31日を有する付きの最後の日からそれに続く月の最初の日の終わりへの通過を分離する24時間の期間の間に、ホイールが、ピニオンと噛み合わないようになっており、したがって、ピニオンは、第1の日付インジケータと同様に、静止したままになっており、大型の日付カレンダ表示機構は、中間ホイールと係合されている1の位駆動ピニオンをさらに含み、1の位駆動ピニオンは、1の位駆動ホイール上に摩擦により装着されており、1の位駆動ピニオンは、1の位駆動ホイールとともに1の位駆動ホイール・セットを形成しており、歯付き調節部材は、1の位駆動ホイールによって担持されており、調節部材の角度位置は、調節可能になっており、歯付き調節部材は、1の位駆動ピニオンと係合されている、大型の日付カレンダ表示機構に関する。
本発明の別の実施形態によれば、デュアル・ジャンパは、それが軸周りに枢動することができるように装着されており、デュアル・ジャンパは、第1の端部において、第1のビーク(beak)を含み、デュアル・ジャンパは、第1のビークを介して、第1の日付インジケータの歯部と係合されており、また、デュアル・ジャンパは、第2の端部において、第2のビークを含み、デュアル・ジャンパは、第2のビークを介して、中間ピニオンの歯部と係合されており、デュアル・ジャンパは、それが第1の日付インジケータおよびピニオンと係合されるように、弾性的に保持されている。
これらの特徴により、本発明は、大型の日付カレンダ表示機構であって、日付の1の位コンポーネントのインジケータを駆動することに寄与するピニオンの位置が、精密に調節され、この1の位駆動ピニオンと中間ホイール(このピニオンは、中間ホイールと係合されている)との間の最適な噛み合いを保証するようになっている、大型の日付カレンダ表示機構を提供する。
他方では、31日を有する月から、それに続く月の最初の日の終わりへ通過する間に、1の位駆動ピニオンは、時計学的ムーブメントから解除されなければならず、日付の1の位コンポーネントのインジケータが、この期間の間に静止したままになるようになっている。効果的には、日付の1の位コンポーネントのインジケータに担持されているマーキング「1」は、31日を有する月の終わりに日付表示「31」を構成するために使用されるとともに、それに続く月の始まりに日付表示「01」を構成するために使用される。したがって、日付の1の位コンポーネントのインジケータが、この時間の経過の間に静止したままになっており、時計の目盛り盤の中に作製された開口を通して見える日付表示が正確になるようになっていることが重要である。結果として、連続的に動作する時計学的ムーブメントが日付の1の位コンポーネントのインジケータを駆動することができないように、1の位駆動ピニオンは、解除されていなければならない。
しかし、1の位駆動ピニオンが通常の環境の下でそれを駆動するホイールから瞬間的に解除されるという事実は、この1の位駆動ピニオンの位置決めがこの期間の間に確保されることができないという限りにおいて、問題を生成させることが容易に理解される。結果として、ホイールが回転するときに、および、ホイールが1の位駆動ピニオンと再び噛み合うことができる位置に見出されるときに、この1の位駆動ピニオンは、適当に位置決めされることができず、また、ホイールは、このピニオンと再係合することができず、それは、機構が妨害されることを結果として引き起こす。したがって、1の位駆動ピニオンの正しい割り出しが、とりわけ、このピニオンが通常はそれを駆動するホイールと係合されていない期間の間に、一定に保証されることが必須である。
本発明の特定の実施形態によれば、デュアル・ジャンパが設けられており、そのデュアル・ジャンパは、その端部のうちの1つにおいて、1の位駆動ピニオンの歯部と係合されているというのは、このためである。同様に、デュアル・ジャンパは、日付の1の位コンポーネントのインジケータの歯部と係合されており、時計の目盛り盤の中に作製された開口の中での日付の1の位コンポーネントの表示の正しい位置決めを連続的に保証するようになっている。
デュアル・ジャンパは、それが枢動するようにヒンジ接続されているので、それは、第1の日付インジケータの歯部によって押し戻されるときに、1の位駆動ピニオンとのその係合から解放され、その逆もまた同様であることに留意されたい。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、本発明による歯付きホイール・セットの角度位置を調節するためのシステムの1つの例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むときに、より良好に理解されることになり、前記例は、単なる図示の目的のために提供されており、本発明の範囲を限定することを意図していない。
図1Aは、本発明によるホイール・セットの角度位置を調節するためのシステムの原理を示す概略図である。 図1Bは、本発明によるホイール・セットの角度位置を調節するためのシステムの原理を示す概略図である。 本発明による調節システムを含む大型の日付カレンダ表示機構を装備している腕時計タイプの時計の上面図である。 日付の10の位コンポーネントのインジケータが透明に示されている、本発明による調節システムを装備している大型の日付カレンダ表示機構の平面図である。 日付の10の位コンポーネントのインジケータを駆動するキネマティック・チェーンをより具体的に見ることができる、図3の中の大型の日付カレンダ表示機構の斜視図である。 日付の10の位コンポーネントのインジケータが省略されていることを除いて、図3のものと同一の図である。 日付表示機構の解放を1日に1回制御するカム駆動機構を明らかにする、大型の日付カレンダ表示機構の下方からの斜視図である。 本発明による調節システムのより大きいスケールの斜視図である。 調節部材のより大きいスケールの図である。
本発明は、第1の歯付きホイール・セットとサポート(第1の歯付きホイール・セットは、それが回転することができるように、サポート上に装着されている)との間の精密な角度位置を確保し、この第1の歯付きホイール・セットと第2の歯付きホイール・セット(第1の歯付きホイール・セットは、第2の歯付きホイール・セットと係合されている)との間の最適な噛み合いを保証するようになっていることからなる一般的な発明的な思想から引き出された。この結果を実現するために、本発明は、サポート(第1の歯付きホイール・セットが、サポート上に装着されている)に対する第1の歯付きホイール・セットの角度位置を精密に調節することを提案する。この目的のために、調節部材が設けられており、調節部材の位置は、スクリュードライバなどのようなツールによって調節され得、また、調節部材は、第1の歯付きホイール・セットと噛み合っている。したがって、調節部材を作動させることによって、第1の歯付きホイール・セットの角度位置は、非常に精密に調節され得る。
本発明は、それに限定されないが、大型の日付カレンダ表示機構に関しとりわけ興味深い。大型の日付カレンダ表示機構では、この日付表示機構の正しい動作を保証するために、31日を有する月の最後の日からそれに続く月の最初の日へ通過するときに、時計学的ムーブメントと日付の1の位コンポーネントのインジケータとの間の機械的なリンクが中断されなければならない。しかし、この時間の経過の間に、中間ピニオンは、通常はそれを駆動する駆動ホイールともはや係合されていない。したがって、この中間ピニオンの角度位置の割り出しは、もはや確保されない。それにもかかわらず、大型の日付カレンダ表示機構の完璧な動作を保証するために、本発明は、中間ピニオンが属するキネマティック・チェーンの中に含まれるホイール・セットの角度位置を精密に調節することを提供し、このキネマティック・チェーンの異なるホイール・セット同士の間の最適な噛み合いを保証するようになっている。
本発明は、「大型の日付」タイプの日付表示機構を参照して説明されることになり、ピニオンが噛み合うホイールに対するピニオンの角度位置を調節する問題が当てはまる。しかし、そのような大型の日付カレンダ表示機構の例は、単なる例示目的のためだけに与えられており、本発明の範囲を限定することを意図していないこと、および、第1のホイール・セットが噛み合っている別のホイール・セットに対する第1のホイール・セットの角度位置を調節するための本発明による調節システムが、別のものに対する1つのホイール・セットの正しい角度位置決めを確保する問題にさらされる任意のタイプの時計学的機構において使用され得ることを理解することが重要である。
本特許出願に添付の図1Aおよび図1Bに概略的に示されているように、本発明による調節システム1は、サポート2を含み、第1の歯付きホイール・セット4がサポート2上に装着されており、それが回転することができるようになっている。この第1の歯付きホイール・セット4は、第2の歯付きホイール・セット6と噛み合っている。本発明の目的のうちの1つは、2つの歯付きホイール・セット4および6の間の最適な噛み合いを保証するために、第2の歯付きホイール・セット6に対する第1の歯付きホイール・セット4の角度位置が精密に調節されることを可能にすることである。この目的のために、本発明による調節システム1は、調節部材8を含み、調節部材8は、それがサポート2上で枢動することができるように装着されている。本発明の特定の実施形態によれば、調節部材8は、第1の歯付きホイール・セット4がその上に装着されているサポートとは異なるサポート上に装着され得る。この調節部材8は、歯付きセクタ10を含み、歯付きセクタ10を介して、調節部材8は第1の歯付きホイール・セット4と噛み合っている。たとえば、スクリュードライバによって、この調節部材8を一方の方向にまたは他方の方向に枢動させることによって、第1の歯付きホイール・セット4の位置は、第2の歯付きホイール・セット6に対して精密に調節され得る。
単なる例として、本発明による調節システム1は、腕時計などのような時計14(図2を参照)に適合する大型の日付表示機構12の中へ一体化さ得る。この時計14は、目盛り盤16を含み、開口18が作製されており、開口18を通して、大型の日付表示20を見ることができる。
図3を参照すると、大型の日付表示機構12は、中間センタ・ホイール22を含むように示されており、中間センタ・ホイール22は、従来から、時計学的ムーブメント(図示せず)のモーション・ワークによって駆動されるアワー・ホイールに剛性に接続されている。この中間センタ・ホイール22は、カム駆動ホイール24と噛み合っており、カム駆動ホイール24は、1日当たり1回転駆動される。そして、このカム駆動ホイール24は、カム・ホイール26を駆動し、カム・ホイール26上に、カム28が固定されている。
カム駆動ホイール24およびカム・ホイール26は、ピン30によって互いに運動学的に接続されており、ピン30は、カム・ホイール26の中へ押し込まれており、ピン30は、カム駆動ホイール24の中に作製された長楕円形の孔部32を自由に通過している(図6を参照)。カム駆動ホイール24が回転するときには、それは、長楕円形の孔部32の内側縁部32aに当接しているピン30により、カム・ホイール26を駆動する。カム28は、プロファイル28aを有しており、プロファイル28aの1つのポイントにおいて、不連続部28bが設けられている。スプリング36によって弾性的に応力を受けている解放レバー34は、ビーク38を含み、ビーク38を介して、解放レバー34は、カム28のプロファイル28aを辿る。
1日に1度、真夜中近くに、解放レバー34は、カム28のプロファイル28aの不連続部28bに沿って落ち、カム28のプロファイル28aの不連続部28bによって画定される角度だけ、カム・ホイール26を瞬時に枢動させる。長楕円形の孔部32の寸法は、ピン30によって妨げられることなく、カム・ホイール26がその瞬時の枢動移動を実施することを可能にするのに十分になっていることに留意されたい。
カム・ホイール26は、日付駆動ホイール40を駆動し、日付駆動ホイール40は、フィンガ42を担持しており、フィンガ42を介して、日付駆動ホイール40は、1日に1度、1ステップだけ、31歯のホイール44の前進を制御する(図4を参照)。そのうえ、プログラミング・ホイール46は、31歯のホイール44に固定されている。そして、31歯のホイール44は、駆動ホイール48と噛み合っており、駆動ホイール48自身は、中間ホイール・セット52の中間ピニオン50と係合されている。最後に、中間ホイール・セット52の中間ホイール54は、1の位駆動ホイール・セット58の1の位駆動ピニオン56と噛み合っており、1の位駆動ホイール・セット58の1の位駆動ホイール60は、日付の1の位コンポーネントのインジケータを駆動する。単なる図示の目的のために、および、本発明を限定することを意図する目的のためではなく、日付の1の位コンポーネントのこのインジケータは、リング62の形態をとっている。この1の位インジケータ・リング62は、表示「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、および「9」を担持しており、それらは、日付の1の位コンポーネントの表示に対応しており、ある月の「31」からそれに続く月の「1」へ通過するときを除いて、1日に1ステップだけ前進する。
プログラミング・ホイール46は、4つの歯46a、46b、46c、および46dを備えており、4つの歯46a、46b、46c、および46dを介して、このプログラミング・ホイール46は、10日ごとに1ステップだけ、4歯のスター64を駆動し、日付の10の位コンポーネントのインジケータが、4歯のスター64に固定されている。単なる図示の目的のために、および、本発明を限定することを意図する目的のためではなく、日付の10の位コンポーネントのこのインジケータは、ディスク66の形態で設計されている。10の位インジケータ・ディスク66は、表示「0」、「1」、「2」、および「3」を担持しており、それらは、日付の10の位コンポーネントの表示に対応している。
上記に特定されているように、1の位インジケータ・リング62は、ある月の「31」からそれに続く月の「1」へ通過するときを除いて、1日に1ステップだけ前進する。この通過の間に、1の位インジケータ・リング62は、静止したままでいなければならない。より具体的には、日付の1の位コンポーネントのインジケータによって担持されているマーキング「1」は、31日を有する月の終わりに日付表示「31」を構成するために使用されるとともに、それに続く月の始まりに日付表示「01」を構成するために使用される。したがって、1の位インジケータ・リング62が、この時間の経過の間に静止したままになっており、時計14の目盛り盤16の中に作製された開口18を通して見える日付表示が正確になるようになっていることが重要である。
これを実現するために、駆動ホイール48の31歯の歯部68の2つの歯は欠けており、空のスペース69を残している(図5を参照)。したがって、駆動ホイール48の31歯の歯部68の歯を欠いているこの部分が、中間ピニオン50の歯部70に面しているときには、この中間ピニオン50の角度位置は、もはや適当に確保されておらず、それは、キネマティック・チェーンの終わりにおいて、時計14の目盛り盤16の中に作製された開口18の中に、1の位インジケータ・リング62によって担持された表示「1」を正しく位置決めすることをもはや保証しない。当然のことながら、この問題は、受け入れることができない。
本発明によれば、本発明による調節システム1を大型の日付表示機構12に装備することが想定されるのはこのためである。この目的のために、第1の歯付きホイール・セット(その角度位置が調節されることになる)として作用する1の位駆動ピニオン56は、サポートとして作用する1の位駆動ホイール60上に摩擦により装着されている。単なる例として図7Aに示されている実施形態では、1の位駆動ピニオン56は、軸56aを含み、軸56aを介して、それは、2つの平行なアーム60aと60bとの間に摩擦により装着されており、2つの平行なアーム60aおよび60bは、1の位駆動ホイール60の直径に沿って実質的に延在している。本発明による調節システム1は、調節部材72によって完了され、調節部材72は、それが1の位駆動ホイール60上で枢動することができるように装着されている。この調節部材72は、歯付きセクタ74を含み、歯付きセクタ74を介して、それは、1の位駆動ピニオン56の歯部と噛み合っている(図7Bを参照)。たとえば、スクリュードライバによって、一方の方向にまたは他方の方向に、調節部材72を回転させることによって、1の位駆動ピニオン56の角度位置は、精密に調節され得、この1の位駆動ピニオン56が、それを駆動する中間ホイール54と最適に噛み合うようになっている。1の位駆動ピニオン56と1の位駆動ホイール60との間に存在する摩擦力は、1の位駆動ピニオン56が1の位駆動ホイール60を駆動することができるように十分に高くなっており、1の位駆動ピニオン56自身が中間ホイール54によって回転されるときに、1の位駆動ホイール60が回転するようになっているが、しかし、1の位駆動ピニオン56の角度位置が調節されることができるように十分に小さくなっていることを理解されたい。最後に、1の位駆動ホイール60は、この1の位インジケータ・リング62の内側歯部68と噛み合うことによって、1の位インジケータ・リング62を駆動する。
繰り返しになるが、大型の日付表示機構1の動作を改善するために、この機構は、デュアル・ジャンパ76をさらに備え得、デュアル・ジャンパ76は、それが中心O周りに枢動するように配置されている。このデュアル・ジャンパ76は、第1のビーク76aおよび第2のビーク76bを備えており、第1のビーク76aを介して、デュアル・ジャンパ76は、中間ピニオン50の歯部70と係合しており、第2のビーク76bを介して、デュアル・ジャンパ76は、1の位インジケータ・リング62の内側歯部78と係合している。デュアル・ジャンパ76は、それが、スプリング80によって、中間ピニオン50の歯部70に対抗して、および、1の位インジケータ・リング62の内側歯部78に対抗して、弾性的に重みを掛けるように保持されている。中間ピニオン50が1ステップだけ前進するときには、デュアル・ジャンパ76は、その枢動中心O周りに枢動し、そのビーク76aは、この中間ピニオン50の歯部70の2つの連続する歯の間のギャップから、それに続くギャップへ通過することによって脇へ退く。同時に、デュアル・ジャンパ76の第2のビーク76bは、1の位インジケータ・リング62の内側歯部78の2つの歯の間のギャップから解放され、それに続くギャップの中へ落ちる。デュアル・ジャンパ76の幾何学的な構成、および、その枢動中心Oの位置決めは、デュアル・ジャンパ76が枢動するときに、それが、中間ピニオン50の歯部70から、および、1の位インジケータ・リング62の内側歯部78から、同時に解放されるようになっている。したがって、ある月の終わりにおいて、日付表示「31」から、それに続く月の日付表示「1」へ通過するときに、中間ピニオン50は、駆動ホイール48と係合されていないけれども、デュアル・ジャンパ76のビーク76aによって適切な位置に保持され、時計14の目盛り盤16の中に作製された開口18の内側に、日付表示「1」が適当に中心を合わせられなくなるリスクが存在しないようになっている。
中間ピニオン50は、中間ホイール54とともに中間ホイール・セット52の一部を形成しており、中間ピニオン50は、中間ホイール54と回転方向に連結されている。そして、この中間ホイール54は、1の位インジケータ・リング62の1の位駆動ホイール・セット58の1の位駆動ピニオン56に噛み合っている。この1の位駆動ピニオン56は、1の位駆動ホイール60と回転方向に連結されており、1の位駆動ホイール60は、この1の位インジケータ・リング62の内側歯部78と噛み合うことによって、1の位インジケータ・リング62を駆動する。
本発明は、上記に説明されている実施形態に限定されないことが明らかであり、また、さまざまな簡単な代替例および修正例が、添付の特許請求の範囲によって定義されているような本発明の範囲から離れることなく、当業者によって考えられ得ることが明らかである。とりわけ、駆動ホイール48の歯部68の歯の数は、31歯とは異なることが可能であること、および、省略される歯の数は、2つとは異なることが可能であり、たとえば、1つまたは3つに等しいことが可能であることに留意されたい。
1 調節システム
2 サポート
4 第1の歯付きホイール・セット
6 第2の歯付きホイール・セット
8 調節部材
10 歯付きセクタ
12 大型の日付表示機構
14 腕時計
16 目盛り盤
18 開口
20 大型の日付表示
22 中間センタ・ホイール
24 カム駆動ホイール
26 カム・ホイール
28 カム
28a カムプロファイル
28b 不連続部
30 ピン
32 長楕円形の孔部
32a 内側縁部
34 解放レバー
36 スプリング
38 ビーク
40 日付駆動ホイール
42 フィンガ
44 31歯のホイール
46 プログラミング・ホイール
46a、46b、46c、46d 歯
48 駆動ホイール
50 中間ピニオン
52 中間ホイール・セット
54 中間ホイール
56 1の位駆動ピニオン
58 1の位駆動ホイール・セット
60 1の位駆動ホイール
60a、60b 平行なアーム
62 1の位インジケータ・リング
64 4歯のスター
66 10の位インジケータ・ディスク
68 歯部
56a 軸
69 空のスペース
70 歯部
72 調節部材
74 歯付きセクタ
76 デュアル・ジャンパ
76a 第1のビーク
76b 第2のビーク
O 枢動中心
78 内側歯部
80 スプリング

Claims (4)

  1. サポート(2)に対する第1の歯付きホイール・セット(4)の角度位置を調節するためのシステムであって、前記第1の歯付きホイール・セット(4)は、それが枢動することができるように、前記サポート(2)上に装着されており、前記調節システムは、調節部材(8)を含み、前記調節部材(8)は、前記第1の歯付きホイール・セット(4)の角度位置に対して作用が加えられることを可能にし、前記サポート(2)に対する前記第1の歯付きホイール・セット(4)の前記角度位置を調節するようになっており、
    前記第1の歯付きホイール・セット(4)は、ピニオンであり、前記サポート(2)は、ホイール(60)であり、前記ピニオンが、前記ホイール(60)上に摩擦により装着されており、ホイール・セットを形成するようになっていることを特徴とする、
    システム。
  2. 前記調節部材(8)は、歯付きのセクタ(10)を有するホイール・セットであり、前記歯付きのセクタ(10)の角度位置は、調節可能になっており、前記歯付きのセクタ(10)は、前記第1の歯付きホイール・セット(4)と係合されており、前記第1の歯付きホイール・セット(4)の前記角度位置が調節されることになっていることを特徴とする、請求項に記載の調節システム。
  3. 請求項1または2に記載の調節システムを含む時計。
  4. 時計(14)の時計学的ムーブメントによるキネマティック・チェーンを介して駆動される大型の日付カレンダ表示機構であって、前記時計(14)は、この大型の日付カレンダ表示機構(12)を装備しており、この大型の日付カレンダ表示機構(12)は、第1の日付インジケータ(62)および第2の日付インジケータ(66)を含み、「0」から「9」の日付の1の位コンポーネントの表示が、前記第1の日付インジケータ(62)上に設置されており、「0」から「3」の前記日付の10の位コンポーネントの表示が、前記第2の日付インジケータ(66)上に設置されており、それによって、「01」から「31」の日付表示のすべてが、前記第1の日付インジケータ(62)によって担持されている、前記日付の前記1の位コンポーネント「0」から「9」の前記表示と、前記第2の日付インジケータ(66)によって担持されている、前記日付の前記10の位コンポーネント「0」から「3」の前記表示とを組み合わせることによって取得され得、前記第1の日付インジケータ(62)は、31日を有するある月の最後の日からそれに続く月の最初の日への通過を分離する24時間の期間の間に静止したままになっており、前記キネマティック・チェーンは、ホイール(48)を含み、前記ホイール(48)は、前記時計学的ムーブメントと連続的に係合されており、前記ホイール(48)は、歯部(68)を備えた周囲部を有しており、前記歯部(68)を介して、前記ホイール(48)は、ピニオン(50)と噛み合っており、前記ピニオン(50)自身は、前記日付の前記1の位コンポーネントの前記第1のインジケータ(62)を駆動することに寄与しており、前記ホイール(48)は、その前記周囲部に沿った1つのポイント(69)において、歯を欠いており、31日を有する付きの最後の日から前記それに続く月の最初の日の終わりへの通過を分離する前記24時間の期間の間に、前記ホイール(48)が、前記ピニオン(50)と噛み合わないようになっており、したがって、前記ピニオン(50)は、前記第1の日付インジケータ(62)同様に、静止したままになっており、前記大型の日付カレンダ表示機構(12)は、中間ホイール(54)と係合されている1の位駆動ピニオン(56)をさらに含み、前記1の位駆動ピニオン(56)は、1の位駆動ホイール(60)上に摩擦により装着されており、前記1の位駆動ピニオン(56)は、前記1の位駆動ホイール(60)とともに1の位駆動ホイール・セット(58)を形成しており、調節部材(72)は、前記1の位駆動ホイール(60)によって担持されており、前記調節部材(72)の角度位置は、調節可能になっており、前記調節部材(72)は、前記1の位駆動ピニオン(56)と係合されている、大型の日付カレンダ表示機構。
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