JP6830847B2 - 止水板の取付用基部構造 - Google Patents
止水板の取付用基部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6830847B2 JP6830847B2 JP2017068830A JP2017068830A JP6830847B2 JP 6830847 B2 JP6830847 B2 JP 6830847B2 JP 2017068830 A JP2017068830 A JP 2017068830A JP 2017068830 A JP2017068830 A JP 2017068830A JP 6830847 B2 JP6830847 B2 JP 6830847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- water stop
- stop plate
- mounting
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 102
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Special Wing (AREA)
Description
また、開口を構成する枠に、ある程度高さのある凹凸が形成されている場合も、確実な固定ができない場合がある。
建物の壁に設けられた開口の前方から水が侵入することを防止する止水板の取付基部構造であって、
前記止水板を支持する支持面を有する支持部と、
前記支持面に接続された固定部と、
を具備し、
前記固定部が、前記壁の前方及び/又は後方に固定されるとともに、前記支持面が、前記開口内に配置されること、
を特徴とする止水板の取付用基部構造を提供する。
前記固定部に設けられた係合部と、
前記壁に固定され、前記係合部を着脱自在に係合可能な固定具と、
を具備し、
前記固定具を前記係合部に係合させることにより前記固定部が前記壁に対して着脱自在に固定されることが望ましい。
前記固定部が固定面を有し、
前記係合部が、前記固定面の一部を切り欠いて形成された切り欠きで構成されていることが望ましい。
前記固定具が、前記切り欠きに挿通可能な突設部を具備することが望ましい。
前記突設部が、外れ止め部を具備することが望ましい。
本実施形態における止水板1の取付用基部構造は、例えば有事の際に発生した洪水等の大量の水が、図6に示すように、建物の出入口等に設けられた開口51から矢印で示す方向(向き)に当該建物内部に侵入することを防止する止水板1の取付用基部構造であって、少ない部品で構成され、容易に短時間で確実な取付けを可能とするものである。
次に、取付板3の構造を説明する斜視図である図1を参照しながら、取付板3について説明する。図1に示すとおり、取付板3は、取付板3を支持するための支持部11と、自身を壁55側に固定するための固定部13と、で構成されている。また、支持部11は、止水板1に直接当接する支持面15と、該支持面15を補強して支持部11の剛性を向上させる補強面16と、を具備し、固定部13は、固定面17と、該固定面17を補強して固定部13の剛性を向上させる2つのリブ18と、を具備している。支持面15と固定面17とは略垂直の位置関係にあり、したがって、支持部11と固定部13も略垂直の位置関係にある。なお、支持部15と固定部13は、ある程度の剛性をもった厚みで形成されていれば、当該補強面やリブを設けないことも可能である。
図2(b)及び(c)に示すとおり、支持部11が具備する支持面15と、補強面16と、は略矩形の板であって、互いの長辺を合わせて双方が接続されている。支持面15の短辺寸法は、使用する止水板1が備える固定用押圧部81の幅寸法より大きく、長辺寸法は、当該固定用押圧部81の高さ寸法より大きいことが望ましい。なお、本実施形態における止水板の取付用基部構造に適した止水板1の詳細については後述する。
図2(a)及び(b)に示すとおり、固定部13が具備する固定面17と、2つのリブ18と、は双方とも概ね略矩形の板であって、固定面17の上下に配置した長辺それぞれに、リブ18が接続されている。固定面17の短辺寸法は、後述する固定具5が備えた突設部21の直径に所定のクリアランスを加えた大きさで、長辺寸法は、壁55に対した当該固定具5の配設個数及び配設位置(固定具5が複数個の場合はそれぞれの位置及び配設間隔等)により決定することが望ましい。なお、リブ18は固定面17の長辺寸法と略同寸法の長辺を有するが、短辺寸法は比較的短いものであってよい。
次に、図3(a)及び(b)を用いて固定具5の構造について詳細に説明する。図3(a)及び(b)は、固定具5の構造を示す図あって、図3(a)は、固定具5の構造を示す側面方向の断面図であり、図3(b)は、固定具5の構造を示す上面図である。
続いて、図4〜図7を用いて止水板1の固定方法について詳細に説明する。図4は、壁55に固定具5を固定する手順を示す模式図であり、図5は、壁55に固定した固定具5に取付板3を係合させる手順を示す模式図であり、図6は、固定具5に係合した取付板3に止水板1を配置する手順を示す模式図であり、図7は、止水板1の固定する手順を示す模式図である。
まず、図4に示すとおり、固定ボルト57を用いて壁55に固定具5を固定する。止水板1を取付ける開口51を形成する左右の壁55に対し、固定ボルト57を挿入するためのボルト用孔59を形成する。本実施形態では、片側の壁55に2つの固定具5を固定するため、合計4つのボルト用孔59を形成する。このように開口を形成する壁の左右の一方において複数の固定具5を用いると、例えばトグル機構を用いた、止水板を床に圧接する(下方向に変位させる)方向にも力がかかる固定方式の固定用押圧部81で止水板を固定する場合、取付板3には上向きの力がかかり回転しようとするが、固定具5が複数設けられることで、取付板3の回転を防止することができ、好ましい。
続いて、図5に示すとおり、壁55に固定した固定具5に取付板3を係合させる。まず、取付板3の固定面17を壁55の壁面と略平行に配置し、更に係合部19の開口に固定具5の突設部21を挿入しつつ取付板3を壁面に沿って所定の位置までスライドさせる。この時、取付板3が脱落等を起こさない様、当該取付板3と、固定具5と、の係合状態を入念に確認する。取付板3は、支持面15の一部(実施例では裏面後側の端部)が枠53に当接するまでスライドさせると、支持面15と枠53との当接部分が支えとなり、止水板を設置した際安定するため、より好ましい。左右の壁55に固定した固定具5それぞれに対して取付板3を係合させることにより、当該工程の手順が完了する。なお、本実施例では、図6に示すとおり、開口の左右両側の壁55にはそれぞれ取付板3が支持面15を略平行に対向した状態で設けられている。
次に、図6に示すとおり、固定具5を介して壁55に固定した取付板3に止水板1を配置する。本実施形態で使用する止水板1は、略平行な表面及び裏面を備えた略矩形の板部材を主部品として構成されたものであって、当該板部材は止水板としての機能を果たす範囲の種々の材料を用いて形成されている。樹脂製であっても金属製であってもよく、また、例えば中央部が樹脂製で周縁部が金属製であってもよい。更に、左右の端部及び下端部にはゴム材料等が備えられ、水漏れを起こす隙間の発生を防止する機構を備えている。
ここで、図8を用いてその他の係合部の形状について説明する。図8は、その他の係合部の形状を示す正面図である。図8に示すとおり、係合部は例えば以下の8種の形状としてもよい。なお、当該説明では係合部の長辺方向を略水平に配置した状態とする。
次に、図9を用いてその他の固定具の形状、及び固定具5のその他の配置について説明する。図9は、その他の固定具の形状、及び固定具5のその他の配置を示す正面図である。図9に示すとおり、固定具は例えば以下の形状、及び配置としてもよい。
次に、図10を用いて固定具と、固定面と、におけるその他の固定態様について説明する。図10(a)(b)(c)は、固定具と、固定面と、におけるその他の固定態様を示す図であって、図10(a)は、L字型の固定具115Bを用いた固定態様を示す模式図であり、図10(b)は、コ字型の固定具115Cを用いた固定態様を示す模式図であり、図10(c)は、ビス125を用いた固定態様を示す模式図である。
3 取付板
5 固定具
11 支持部
13 固定部
15 支持面
16 補強面
17 固定面
18 リブ
19 係合部
21 突設部
23 外れ止め部
25 中空孔
27 貫通孔
51 開口
53 枠
55 壁
57 固定ボルト
59 ボルト用孔
61 レバー
63 スリット
65 垂直部
67 水平部
69 孔部
71 スリット部
81 固定用押圧部
115A 固定具
115B 固定具
115C 固定具
117A 固定面
117B 固定面
117C 固定面
119A 係合部
119B 係合部
119C 係合部
119D 係合部
119E 係合部
119F 係合部
119G 係合部
119H 係合部
121 突設部
123 外れ止め部
125 ビス
127 溝
129 挿通孔
Claims (5)
- 建物の壁に設けられた開口の前方から水が侵入することを防止する止水板の取付基部構造であって、
前記止水板は左右に可動する固定用押圧部を備え、
前記止水板の固定用押圧部を支持する支持面を有する支持部と、
前記支持面に接続された固定部と、
を具備し、
前記固定部が、前記壁の前方及び/又は後方に固定されるとともに、前記支持面が、前記開口内に配置されること、
を特徴とする止水板の取付用基部構造。
- 前記固定部に設けられた係合部と、
前記壁に固定され、前記係合部を着脱自在に係合可能な固定具と、
を具備し、
前記固定具を前記係合部に係合させることにより前記固定部が前記壁に対して着脱自在に固定されること、
を特徴とする請求項1に記載の止水板の取付用基部構造。 - 前記固定部が固定面を有し、
前記係合部が、前記固定面の一部を切り欠いて形成された切り欠きで構成されていること、
を特徴とする請求項2に記載の止水板の取付用基部構造。 - 前記固定具が、前記切り欠きに挿通可能な突設部を具備すること、
を特徴とする請求項3に記載の止水板の取付用基部構造。 - 前記突設部が、外れ止め部を具備すること、
を特徴とする請求項4に記載の止水板の取付用基部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068830A JP6830847B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 止水板の取付用基部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068830A JP6830847B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 止水板の取付用基部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018168654A JP2018168654A (ja) | 2018-11-01 |
JP6830847B2 true JP6830847B2 (ja) | 2021-02-17 |
Family
ID=64020109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017068830A Active JP6830847B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 止水板の取付用基部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6830847B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101124456B1 (ko) * | 2011-03-22 | 2012-03-21 | (주)마이즈텍 | 침수방지 설치구조 |
JP5694054B2 (ja) * | 2011-05-27 | 2015-04-01 | 日工株式会社 | 防水板 |
JP6510860B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-05-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開口部の防水装置 |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017068830A patent/JP6830847B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018168654A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101963237B1 (ko) | 공동주택용 케이블 지지장치 | |
EP1552087B1 (en) | A system for screening off and a method of mounting thereof | |
US20120037552A1 (en) | Drain | |
US20160186450A1 (en) | Scaffold Deck System With Bracket-Supported Partial Length Planks For Creating An Opening To Accommodate Obstacles | |
JP2008527209A (ja) | 積層式相互係合型れんが用の台座要素 | |
US20200083839A1 (en) | Device and Method for Aligning a Solar Panel with Respect to a Roof-Mounted Installation Rail Prior to Installation | |
US3435568A (en) | Trench duct assembly with adjustable lid supporting members | |
KR101968114B1 (ko) | 슬라이딩 도어용 안내레일 | |
KR200474283Y1 (ko) | 선반 지지장치 | |
US11939774B2 (en) | Device for securing a panel in a groove by tightening wedges arranged on one side of the panel | |
JP6830847B2 (ja) | 止水板の取付用基部構造 | |
KR101989591B1 (ko) | 소음이 없고 하중에 대한 내구성이 우수한 중하중용 스틸 그레이팅 | |
CA3081842C (en) | System and method for constructing a railing | |
JP2009108487A (ja) | 免震フリーアクセスフロア用スライドパネル及びその設置構造 | |
JP6373659B2 (ja) | 安全誘導ポールと、その保管用コンテナ | |
JP6534346B2 (ja) | 浴室部材の締結構造 | |
US9677291B2 (en) | Turnbuckle clip for use with concrete forming products | |
US10184592B1 (en) | Gutter downspout extension holding device | |
EP3918151A1 (fr) | Insert de coffrage pour mur banché | |
KR102145064B1 (ko) | 몰탈 유출 방지용 조립식 보드 결합구조 | |
JP2005105560A (ja) | レール敷設構造 | |
KR101008685B1 (ko) | 마루바닥 시공용 높이조절장치 | |
JP3132984U (ja) | レベリングブロック | |
EP4397836A1 (fr) | Systeme de volet roulant destine a etre installe devant une menuiserie d'un batiment | |
JP3119713U (ja) | コンクリート型枠傾倒防止具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6830847 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |