JP6827168B2 - 脱臭装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の上部や壁面に設置され、室内空気を浄化する脱臭装置に関するものである。
従来の脱臭装置は、ケーシング内に室内ファンと空気清浄ユニットを有し、化粧パネルに形成された吸込口から室内ファンの作用により吸い込まれた被処理空気を空気清浄ユニットで浄化した後、化粧パネルに形成された吹出口から室内に再び吹き出すものであった。(例えば下記特許文献1)。
従来の脱臭装置の構成を図13に示す。
図13に示す脱臭装置101は、ケーシング本体102と化粧パネル103とを有するケーシング104を備えている。ケーシング104内には、室内ファン105、空気清浄ユニット106などが設けられている。
ケーシング本体102は下側が開放された略直方体の箱状に形成されている。
化粧パネル103は、矩形の板状に形成されており、ケーシング本体102の下側を覆うように取り付けられる。
化粧パネル103には、1つの吸込口107と4つ吹出口108が形成されている。
吸込口107は矩形状に形成され、化粧パネル103の中央部に形成されている。
吸込口107にはスリット状に形成された吸込グリル109が嵌め込まれている。
吹出口108は、化粧パネル103の各辺に沿うように形成されている。
室内ファン105はケーシング本体102の中央付近に配置され、吸込口107の上側に位置している。
空気清浄ユニット106は、吸込グリル109と室内ファン105の間の空間に収納されている。
空気清浄ユニット106は、吸込グリル109を通じて吸い込まれた被処理空気を浄化する。
上記構成により、吸込グリル109を通過した被処理空気は空気清浄ユニット106に流入し、空気清浄ユニット106にて浄化される。
空気清浄ユニット106で浄化された被処理空気は室内ファン105に吸い込まれ、清浄化された空気が室内へ供給される。
特開2013−138980号公報
このような空気清浄ユニット等を本体内に備える従来の脱臭装置においては、機器の設置スペースの制約等から、化粧パネルに形成された吸込口と空気清浄ユニットの流入部との距離が近くなる。これに伴い空気清浄ユニットへの流入面積に対して、実際に空気が流入する面積が小さくなるため、流入部での圧力損失が大きくなる傾向があるという課題を有していた。
また、流入面積が小さいため、流入した空気が空気清浄ユニット内部全域に行き渡らず、一部分のみを空気が通過することにより、圧力損失が大きくなるという課題と、空気清浄効率が低下する傾向があるという課題を有していた。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであり、圧力損失を抑制し、空気清浄効果である吸着効率の低下を抑制した脱臭装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る脱臭装置は、外郭を形成する筐体と、中央に設けられた円形平面部と前記円形平面の外周に設けられた吸込口と前記吸込口のさらに外周に設けられた吹出口とを有し前記筐体の一面に配されるルーバーと、前記吸込口を介して前記筐体の内部に空気を吸い込むと共に前記吹出口を介して前記吸込んだ空気を筐体外に排出する送風機と、前記ルーバーと前記送風機との間に設けられ前記吸込口から吸込まれた空気を浄化するフィルターユニットと、前記ルーバーと前記フィルターユニットとの間に前記吸込口から吸込まれた空気を攪拌する攪拌空間とを備え、前記フィルターユニットは、逆円錐台形状を有し、前記逆円錐台形状の底面を前記ルーバーにおける円形平面部に対向させ、前記逆円錐台形状の天面を前記送風機側に配置し、前記逆円錐台形状の側面を前記攪拌空間に対面させて配置し、前記側面に流入部を、前記天面に流出部を形成し、吸着剤と、前記吸着剤を覆って収納するメッシュ袋と、を備え、前記攪拌空間は、前記逆円錐台形状の側面周囲に渡って略ドーナツ形状を有して設けられ、前記メッシュ袋は、少なくとも前記フィルターユニットの流入部の面に配置されたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、前記攪拌空間で前記フィルターユニットへの流入する空気の流入面積を確保でき、圧力損失を抑制できるという効果を得ることができる。
本発明に係る脱臭装置の外観斜視図。 本発明の係る脱臭装置のルーバーを示す外観斜視図。 本発明に係る脱臭装置のフレーム内部を示す概略図。 本発明に係る脱臭装置のフィルターユニットを取り外した状態のフレーム内部を示す概略図。 本発明に係る脱臭装置のフィルターユニットを示す概略図。 本発明に係る脱臭装置のフィルターユニットの分解状態を示す概略図。 本発明に係る脱臭装置の吸着フィルター(1枚)を示す概略図。 本発明に係る脱臭装置の内部構造を示す概略断面図。 本発明に係る脱臭装置のルーバーを取り外した状態の内部構造を示す概略図 本発明に係る脱臭装置のルーバー側からみた概略図。 本発明に係る脱臭装置のフィルターユニットの内部に円筒状の風路を設けた場合の内部構造を示す概略断面図。 本発明に係る脱臭装置のフィルターユニットの内部に上下を貫通する円筒状の風路を設けた場合の内部構造を示す概略断面図。 従来の脱臭装置の構成を示す概略断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態)
図1に示すように、脱臭装置1は、外郭を形成する筐体としてのフレーム2とフレーム2の下面にルーバー3を備えている。脱臭装置1は、設置時には例えば天井に配置され、フレーム2を天井板から上方に格納し、ルーバー3を室内側に対向させて天井板と略同一平面上に設けられる。天井のみでなく、壁に配置される場合もある。壁に配置される場合には、室内を基準としてフレーム2を壁板の外側に格納し、壁板と略同一平面上にルーバー3が設けられる。
まず、図2を用いてルーバー3の概略構成について説明する。なお、図2(a)はルーバー3の表面側、図2(b)はルーバー3の内側を示している。ここで表面側とは室内側に対向する面を、内側とはフレーム2側に対向する面を指す。
ルーバー3は、円形平面部4と、変向部8と、吸込口5と、外周ルーバー3bと、吹出口6とを備える。
円形平面部4は、ルーバー3の中央に円形の平面板として設けられる。円形平面部4は、スリット等は設けられておらず、すなわち空気を通過させない。円形平面部4の外周側には、変向部8が設けられている。
変向部8は、円形平面部4と同軸に形成され、ドーナツ形状を有する。変向部8は、中央の開口部に円形平面部4を位置させることで変向部8と円形平面部4の外周との間に吸込口5を形成する。変向部8は、外周端を形成する平面が円形平面部4とほぼ同一平面上に設けられ、内周端を形成する平面は円形平面部4よりもフレーム2側に位置して構成されている。つまり、変向部8と円形平面部4の外周との間に形成される吸込口5は、円形平面部4と同一平面状ではなく、円形平面部4の外周端を内周側の基準として、外周方向に向かうにつれて漸次フレーム2側に向かう傾斜構造を有している。変向部8は、内周端にてフレーム2側に向けて起立する円形の仕切部7が設けられている。
仕切部7は、変向部8の内周端部全周にわたって設けられている。仕切部7は、後述のフレーム2に設けられた仕切壁に接続することで、ルーバー3近傍での吸込口5と吹出口6との空間的独立を維持する。仕切部7には複数の連結リブ9(連結リブ9a)が放射状に形成されている。変向部8の外周には、外周ルーバー3bが設けられている。
連結リブ9aは円形平面部4の外周端と仕切部7の内周端とを連結している。
吸込口5は、円形平面部4の外周に、円形平面部4から外周側に向けて同一幅で全周にわたって設けられている。吸込口5は、上述のように開口として設けられており、さらに連結リブ9aによって等間隔で複数の開口に分割されている。変向部8の傾斜構造によって、吸い込む空気が変向部8の外周から内周に向かって導かれ、吸込口5の吸い込み面に対して略垂直に、フレーム2内部に吸い込まれる。
外周ルーバー3bは、円形平面部4と同軸に形成され、ドーナツ形状を有する。外周ルーバー3bは、中央の開口部に円形平面部4と変向部8とを位置させることで変向部8の外周との間に吹出口6を形成する。外周ルーバー3bは、平面が円形平面部4とほぼ同一平面上に設けられている。外周ルーバー3bは、内周端からフレーム2側に向けて傾斜して起立する外周仕切部7bを備える。
外周仕切部7bは、外周ルーバー3bの内周部全周にわたって設けられている。外周仕切部7bは、起立した先端に向かうほどに円形平面部4に傾斜して設けられている。外周仕切部7bは、後述のフレーム2の外周壁に接続することで、フレーム2内部からの空気をスムーズに外部に排出する。外周仕切部7bには、複数の連結リブ9bが放射状に形成されており、変向部8と外周ルーバー3bとを連結する。
吹出口6は、変向部8の外周側、すなわち吸込口5の外周に開口として設けられ、連結リブ9bによって等間隔で複数の開口に分割されている。吹出口6は、変向部8の傾斜構造と、外周仕切部7bの傾斜とにより、吹き出す空気を円形平面部4の中心軸に対して外周側に向けて導く外広がり構造を有している。
以上がルーバー3の概略構成である。
次に図3、図4を用いてフレーム2内部の概略構成について説明する。
なお、図3はフレーム2からルーバー3を取り外した状態、図4はフレーム2内部に取り付けられているフィルターユニット10を取り外した状態を示している。
フレーム2の内部には吸込口5から流入した空気が流れる流入風路13と吹出口6から排出される空気が流れる吹出風路14をそれぞれ独立して形成するための仕切壁11が備えられており、仕切壁11の内側の区画にフィルターユニット10が取り付けられる。なお、仕切壁11は、フレーム2にルーバー3が取り付けられた際、仕切壁11の端面とルーバー3の仕切部7が当接する位置に設けられている。
フィルターユニット10の上方、すなわち空気の流れにおける下流側には送風機12が配置されている。
送風機12はターボファンである。送風機12としては、シロッコファンなど、他の遠心送風機を用いても良い。送風機12は、モータに給電されてモータの回転軸が回転することにより、この回転軸に固定されたファンが回転する。ファンの回転により、ファン中央から給気を行い外周側に排気を行う。つまり、吸込口5、流入風路13を介してフレーム2内に空気を吸い込み、吹出風路14、吹出口6を介して空気を排出する。
フィルターユニット10が取り付けられている仕切壁11の内側の区画は、ルーバー3の吸込口5から吸込まれ送風機12へ流入する空気が流れる流入風路13、仕切壁11の外側の区画は、送風機12から吹出されルーバー3の吹出口6から排出される空気が流れる吹出風路14が形成される。
また、流入風路13の一画には脱臭装置1の操作部15が、吹出風路14の一画には脱臭装置1の運転状態等を表示するための表示部16が設けられている。
表示部16は、LED17を備えており、停止時には消灯し、運転時には点灯する。LED17は、例えば所定の運転時間が経過し、フィルターユニット10の掃除など、メンテナンス時期を知らせる際に点滅する。
操作部15は、脱臭装置1の運転、停止を切り替えるスイッチ18、フィルターユニット10のお手入れなどを行った後、LED17の点滅をリセットするためのボタン19を備えている。
また、脱臭装置1の内部には図示しない静電霧化手段を備えている。
静電霧化手段は、放電電極と、放電電極に対向して配置された対向電極と、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加する高圧印加部と、放電電極を冷却する冷却部を備えている。放電電極を冷却部によって冷却することにより、放電電極の先端に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加しマイナスの電荷を集中させることにより、マイナスに帯電した帯電微粒子水を生成し霧化するものであり、除菌効果や脱臭効果を有する帯電微粒子水を得る手段である。
脱臭装置1の内部の静電霧化手段で生成されたマイナスに帯電した帯電微粒子水の放出口20は吹出風路14に配置されており、静電霧化手段で生成され、放出口20より放出されたマイナスに帯電した帯電微粒子水は吹出口6から室内に供給される。
次に図5、図6、図7を用いてフィルターユニット10の概略構成について説明する。
なお、図5(a)はフィルターユニット10の上方からの斜視図、(b)は下方からの斜視図、図6はフィルターユニット10の分解図、図7は1枚の吸着フィルター21の斜視図である。
フィルターユニット10は、図5に示すように、その天面の面積が大きく、底面の面積が小さい逆円錐台形状を有する。フィルターユニット10は、図6に示すように、外郭を形成し、天面が開放されたケース22と、ケース22の天面に取り付けられるふた23と、ケース22の内部に収納される吸着フィルター21から構成される。
ケース22は、フレーム2に取り付けられる際、操作部15に位置する逆円錐台形状の一部が窪んでおり、側面には流入部24としての複数の開口を備え、底面にも複数の開口を備えている。ケース22の外周部には、つめ25a、つめ25bが設けてあり、フレーム2に取り付けられる際、つめ25a、つめ25bがフレーム2と勘合することでフレーム2に固定される。つめ25aが設けてあるケース22の外周面26は、つめ25aの左右に切り込み27が設けられているため、外周面26を内側に押し込むことでつめ25aが内側に移動し、フレーム2との勘合が解除され、フィルターユニット10が取り外しできる構造となっている。
ふた23は、円盤状であり、中央部にフィルターユニット10の内側に窪んだ凹部28と凹部28の外周に流出部29としての複数の開口を備えている。
凹部28は、フィルターユニット10が装着された際、上方に位置する送風機12の羽根ボス部分との干渉を避けるように形成されている。凹部28の底面はメッシュ状に構成されており、凹部28の底面を介してフィルターユニット10と連通している。
吸着フィルター21は、5層の吸着フィルター21aがメッシュ袋30に包まれて構成される。1枚の吸着フィルター21aは、図7に示すように、格子状の樹脂製ネットからなる基材31に吸着剤として光再生可能な粒状の活性炭32が接着剤にて接着固定されている。基材31が格子状であるため活性炭32は互いに間隔を有した状態で基材31に固定されている。
活性炭32は、光再生可能であるものを利用する。フィルターユニット10内部に活性炭32を充填しすぎると圧力損失が高くなるため、所定の通風量が確保できるよう、活性炭32の充填量が調整されている。光再生可能である活性炭32の利用は、所定の運転時間が経過した際、フィルターユニット10を取り外し、天日干し等により光で活性炭32の再生を行うことで吸着性能を回復させ、脱臭装置としての機能を継続維持させるためである。
吸着剤として光再生可能な活性炭を用いたが、光再生ができない活性炭を用いても脱臭装置としての効果に差異はなく、使用環境等に応じて、吸着フィルターの交換等を行うことで脱臭装置としての機能は継続できる。また、活性炭32に代えて、ゼオライトなどの高い吸着作用を示す粒状材料を用いても良い。
上述のように構成されたフィルターユニット10は、逆円錐台形状における底面をルーバー3における円形平面部4に対向させ、天面を送風機12側に向け、側面を攪拌空間に対向させて配置される。なお、攪拌空間については後述する。
続いて、フィルターユニット10及びルーバー3がフレーム2に取り付けられた状態における脱臭装置1の動作について説明する。
脱臭装置1は、図8、図9に示すように、逆円錐台形状をなすフィルターユニット10がフレーム2に取り付けられることで、フィルターユニット10の側面と、円形平面部4と、仕切壁11とに囲まれた攪拌空間33が形成される。
攪拌空間33は、円形平面部4と同軸に形成され、フィルターユニット10の側面周囲にフィルターユニット10の側面と仕切壁11によって略ドーナツ状に形成される。なお、攪拌空間33を略ドーナツ状と表現したのは、流入風路13の一部をなす攪拌風路に操作部15が設けられているため、ドーナツ形状の一部が分断された状態であるためである。よって、操作部15を備えない場合、或いは他の位置に設けた場合には、攪拌空間33はドーナツ状となる。攪拌空間33は、複数に分割された吸込口5から脱臭装置1の内部に吸込まれた空気を混合、攪拌するために設けられた空間である。なお、ルーバー3に設けた吸込口5の幅に対して、フィルターユニット10の側面に設けた流入部24の高さが大きいため、吸込口5から吸い込まれた空気は攪拌空間33にて広がり、流入部24へ流れることにもなる。
図8、図9、図10の破線矢印は空気の流れを示しており、ルーバー3の複数に分割された吸込口5から脱臭装置1の内部に吸込まれた空気は、攪拌空間33で混合、攪拌され、また攪拌空間33内に広がる。そして混合、攪拌された空気は、フィルターユニット10の側面の流入部24全面からフィルターユニット10内に流入し、フィルターユニット10内で空気中の臭気等が活性炭32に吸着除去される。
フィルターユニット10を通過、流出した空気は送風機12に吸い込まれた後、送風機12の吹出部から吹出風路14へ送風され、ルーバー3の吹出口6より室内に供給される。
上記空気の流れにおいて、ルーバー3の吸込口5から脱臭装置1の内部に吸込まれた空気は、攪拌空間33で混合、攪拌されて広がるため、フィルターユニット10の流入部24の全面を利用してフィルターユニット10内に吸い込まれる。つまり、フィルターユニット10内部全域を通過することになるため、フィルターユニット10流入時、通過時の圧力損失を抑制することができる。
また、送風機12として遠心送風機を搭載しているため、ルーバー3の複数に分割された吸込口5から吸込まれる空気は旋回成分をもった気流となって吸い込まれる。ここで複数に分割された吸込口5から吸い込まれた空気は、攪拌空間33が吸込口5と同心円状の略ドーナツ状をなしているため、攪拌空間33にてその風向が変向されることなく旋回成分を保持したままフィルターユニット10へと流入し、通過することになる。このため、フィルターユニット10流入時の圧力損失を抑制することができ、また、フィルターユニット10内部を垂直方向に空気が流れる場合よりも、通過距離が長くなるため、フィルターユニット10内を通過する空気に含まれる臭気成分等の吸着効率を向上させることができる。
また、吸着フィルター21を覆うメッシュ袋30がフィルターユニット10の流入部24に面するため、フィルターユニット10に流入する空気に含まれる埃などはメッシュ袋30で捕集され、フィルターユニット10内部の吸着剤への付着が抑制され、吸着剤の吸着効率の低下を抑制することができる。
また、図11に示すように、ふた23の中央部に設けた凹部28の底面を開放とし、フィルターユニット10内部に円筒状の風路34を形成している。このため、フィルターユニット10内部においても旋回成分が阻害されることなく、円筒状の風路34を通過し、フィルターユニット10から流出することができるため、圧力損失を抑制することができる。
なお、図12に示すように、フィルターユニット10の下面から上面に貫通した円筒状の風路34を設けることでも同様の作用効果を得ることができる。
本発明に係る脱臭装置は、圧力損失を抑制し、空気清浄効果である吸着効率の低下を抑制することができるので、室内空気の脱臭、除菌などに広く使用される脱臭装置等として有用である。
1 脱臭装置
2 フレーム
3 ルーバー
3b 外周ルーバー
4 円形平面部
5 吸込口
6 吹出口
7 仕切部
7b 外周仕切部
8 変向部
9,9a,9b 連結リブ
10 フィルターユニット
11 仕切壁
12 送風機
13 流入風路
14 吹出風路
15 操作部
16 表示部
17 LED
18 スイッチ
19 ボタン
20 放出口
21,21a 吸着フィルター
22 ケース
23 ふた
24 流入部
25 つめ
25a つめ
25b つめ
26 外周面
27 切り込み
28 凹部
29 流出部
30 メッシュ袋
31 基材
32 活性炭
33 攪拌空間
34 円筒状の風路

Claims (3)

  1. 外郭を形成する筐体と、
    中央に設けられた円形平面部と前記円形平面の外周に設けられた吸込口と前記吸込口のさらに外周に設けられた吹出口とを有し前記筐体の一面に配されるルーバーと、
    前記吸込口を介して前記筐体の内部に空気を吸い込むと共に前記吹出口を介して前記吸込んだ空気を筐体外に排出する送風機と、
    前記ルーバーと前記送風機との間に設けられ前記吸込口から吸込まれた空気を浄化するフィルターユニットと、
    前記ルーバーと前記フィルターユニットとの間に前記吸込口から吸込まれた空気を攪拌する攪拌空間とを備え
    前記フィルターユニットは、
    逆円錐台形状を有し、
    前記逆円錐台形状の底面を前記ルーバーにおける円形平面部に対向させ、
    前記逆円錐台形状の天面を前記送風機側に配置し、
    前記逆円錐台形状の側面を前記攪拌空間に対面させて配置し、
    前記側面に流入部を、
    前記天面に流出部を形成し、
    吸着剤と、
    前記吸着剤を覆って収納するメッシュ袋と、を備え、
    前記攪拌空間は、
    前記逆円錐台形状の側面周囲に渡って略ドーナツ形状を有して設けられ、
    前記メッシュ袋は、
    少なくとも前記フィルターユニットの流入部の面に配置された脱臭装置。
  2. 前記フィルターユニットは、
    前記天面から前記底面方向に向けて窪んだ凹部を有し、前記凹部の底面は開放されている請求項に記載の脱臭装置。
  3. 前記フィルターユニットは、
    前記天面から前記底面に貫通した貫通孔を有する請求項またはに記載の脱臭装置。
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